エレン「いいから黙って全部俺に投資しろ!!!」(9)

バキィィィィ!!!!!

エレン「ほべっ!!!」

ミカサ「………」←躾キック

ナイル「!?」

ダリス「!?」

ピクシス「!?」

エルヴィン「!?」

リヴァイ「え………」

アルミン「( ゚д゚)」

ガスガスドカドカ

エレン「ぐぁっ……ふぐっ……」(あれ?……なんで俺……ミカサに蹴られてるんだ?)

バキバキガスガス

ナイル「おい……よせ……」

ミカサ「?」じろっ

ナイル「危険だ……恨みを買って巨人化するかもしれないぞ…」(さっきまでイェーガーの弁護してなかったっけ?)

ミカサ「あなた達はエレンを解剖するんでしょ?」

ミカサ「エレンを虐めた人間は考えるべき……ホントにエレンを殺せるの?」

ナイル「…………」

内地の豚共「…………」

ニック「……………」

ミカサ「エレンは巨人の時に私を守るために巨人を20体以上薙ぎ倒した……エレンは知恵がある分他の巨人よりも厄介。違う?」

ミカサ「それでも私は強い。すごく強い。ので、私の敵ではない」


リヴァイ「」(おい、エルヴィン…どういうことだ!?俺が蹴りまくる予定だろ!?)

エルヴィン「」

リヴァイ「」(エルヴィン……なんてツラだてめぇ……)

アルミン(すみません!!止めたんですけど)

リヴァイ(てめぇら…エレンの馴染みか……)

エルヴィン「総統…ご提案があります」

エルヴィン「エレンの巨人の力は不確定な要素を多分に含んでおり。その危険は常に潜んでいます」

エルヴィン「そこでエレンが我々の管理下に置かれた暁には。その対策としてリヴァイ兵士長に行動を共にしてもらいます。彼ほど腕が立つ者ならいざという時にも対応できます」

ミカサ「!?」

ミカサ「待ってください!!!」

ミカサ「私はエレンの家族!!のて、エレンを制御することができる!!」

ダリス「ほう?できるのかリヴァイ?」

リヴァイ「殺すことだけなら間違いなく。問題はその中間が無いことにある」

ダリス「決まりだな」

ミカサ「わ、私の特技は肉を削ぐk…

ダリス「エレン・イェーガーは調査兵団に預ける」

ナイル「待ってください!」

ミカサ「!」

ナイル「エルヴィン……聞きたい」

ミカサ「そうです。そのチビではエレンを支配することはできません」

ナイル「いや、そうじゃない。」

ナイル「内地の問題はどうする?後目の前の状況も」

エルヴィン「我々の壁外調査は内地の安全によって成り立っているのは充分わかっている」

エルヴィン「なので、次回の壁外調査でエレンの有用性を証明する」

ダリス「わかったな?ナイル。これは決定事項だ」

ナイル「ならば今目の前の状況はどうする?イェーガーを踏みつけているコイツは!?」

ダリス「次の壁外調査の結果次第では再びここに戻ってもらうぞ?」

ナイル「無視!?」

エルヴィン「承知しています。」

ダリス「以上で特別兵法会議を閉会する」

調査兵団本部

ハンジ「いやぁ良かったね~エレンを憲兵団に取られなくて。予定とはちょっと違ったけどさ」

リヴァイ「エレン……気分はどうだ?」

エレン「あまり良くありません……」

エルヴィン「今回の彼女(ミカサ)と対峙してわかったことがある…」

ミケ「?」

エルヴィン「世の中やったもん勝ちということだ。おかげで都合よく周りを丸め込む事ができた」

エルヴィン「エレン、君に敬意を。これからよろしくな」

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