京太郎「麻雀なんて、所詮遊びだろ」 (96)

【注意】


・もうあり過ぎて困る京太郎スレ

・麻雀は初心者程度の知識しか無いので間違っているところあると思います、あったら指摘して下さると助かります。

・駄文、亀更新

・基本携帯から

・一回の更新で5レス前後ずつの更新予定

・一部百合があります

・sage進行



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391010850



京太郎「よ、咲」

咲「お昼に京ちゃん…ということは」

京太郎「察しがいいな、今日のレディースランチ旨そうなんだよ…頼めるか?」

咲「別にいいけど、その変わり私になんか奢ってよ?」

京太郎「学食の杏仁豆腐でどうだ?」

咲「いいよ、それで手を打つよ」

京太郎「よっしゃ、これで今日もレディースランチが食える!」



京太郎「んっ~~! やっぱりレディースランチは美味いな!」

咲「京ちゃん、美味しいのは分かったけど食べながら携帯いじるのは良く無いと思うよ」

京太郎「ん、あぁこれか…ごめんごめん、今しまう」

咲「携帯いじって何してたの?」

京太郎「ん、麻雀」

咲「……麻雀か、京ちゃんも麻雀するの?」

京太郎「まあ、することにはするけど…時間潰しくらいかな、そんな熱心に打つつもりは無いよ。時間の無駄だし」

咲「時間の…無駄……」

京太郎「あぁ、こんなのただの遊びだしな。人生一度きりの青春をこんな遊びの所為で棒に振るとか考えられないよ」

咲「……」

京太郎「あ、でも今のは言い過ぎか…実際、麻雀に青春かけてる人もいるわけだし」

咲「うん、そうだよね…一度きりの人生を麻雀で棒に振るなんておかしいよね…あはは、はは」

途中落ちすいません、20時あたりを投下目標としています。
次から地の文入るかもしれません、ごめんなさい。

遅れました、再開です。



咲「それじゃあ食べ終わったし、私先に教シツ戻るから」

京太郎「おう、転ばないように下向いて行くんだぞ」

咲「この前それやったら人にぶつかったよ!」

京太郎「え…本当にやったのかよ」

咲「うん」

京太郎「まあ…そのなんだ、頑張れ」

咲「うん、頑張るよ!」



咲が学食の食堂を出て行ったのを見計らって、俺は残りのレディースランチを急いで口に放り込む

京太郎「ご馳走様でした」

量が少ないおかげですぐに食べ終わり、席から立ち上がって食器を学食のおばちゃんの所に戻す。
こういう急いでる時に量が少ないレディースランチはやっぱり重宝するな

京太郎「さて、遅れない内にさっさと行くか」



「遅いぞ須賀」

京太郎「悪い悪い、ちょっと学食行っててさ」

昼下がり、旧校舎の一室で俺らは賭け麻雀をしている
ここには全自動卓や牌があってやるにはうってつけの場所なんだなこれが

「また例の幼馴染か?」

同級生の一人がこちらを向いて俺をからかう

「宮永さんだろ、いっつも夫婦漫才してる」

京太郎「そんなんじゃねーよ、婿さん違います」

「なんだそりゃ、まあいいや次打とうぜ」

京太郎「点数いくつだ?」

「一点10だな今は」

京太郎「んー、じゃあ今日はいいかな」

「ノリ悪いな…今月小遣い厳しいのか?」

京太郎「んにゃ、違う…10じゃ面白くねーだろ」

「まあな、須賀がいると点数上がるし一発狙いたかったんだけど…仕方ねーか」

京太郎「悪いな」



「ん、ツモ…8000オールかな?」

「あーマジだ、佐藤ついてんな」

「やっぱ須賀いると点数上がるな」

京太郎「んなもん気の所為だよ、俺が来たからって突然点数上がるもんじゃねーよ」

「そうか? だってこの前だってバンバン高い点出てたしなぁ」

「あれの所為で俺貯金パアだぜ、今月カツカツなんだよ」

「まあでも、賭け麻って言ったって俺らのはお遊びだからな…カイジとかみたいに身ぐるみ剥がされないだけマシだろ」

「じゃ、脱衣麻雀でもやるか」

京太郎「男同士の脱衣麻雀とか誰得だよ」

「だな」

こっからどうなるかだな



「脱衣麻雀で思い出したけどよ、あのなんだっけ……原村だっけ? あいつ脱いだからすごそうだよな」

「だよな、あれ俺狙ってんだよな」

京太郎「そんなに凄いのか、そいつ?」

「あぁ、巨乳だぜ巨乳」

「しかも美人でお家柄も良く、文武両道、品行方正、八方美人、こりゃ他と無い優良株だよな」

京太郎「ふーん」

「なんだ、興味無いのか?」

京太郎「いや別に本物を見ないことにはどうとも言えねぇかな…」

「また須賀のおもち病が始まったよ」

京太郎「おもち病って…巨乳好きは健全だろ」

「そうかもな、まあ会いたいなら麻雀部に行って見たらどうだ」

京太郎「麻雀部…」

「なんだ、興味あんのか?」

京太郎「まさか、麻雀なんてただの遊びだろ?」

今回はここまでです。
毎日少しずつ更新出来たらいいなと考えています。
途中二度もsageつけ忘れてしまい申し訳ない

>>13
期待ありがとうございます。

一日300レスとか300スレとか、過労死します。勘弁して

先にお風呂に入りますので少し遅れます。申し訳ない

かなり遅れまして申し訳ありません、再開です。



「そろそろ昼休みも終わるな…教室帰るか」

京太郎「おう、そうだな」

「麻雀部はこの旧校舎の中にあるぜ」

京太郎「なんだよ、んな事教えてどうしろって言うんだ?」

「視察行って来い、先輩方もいい人なら部活動として隠れないで賭け麻出来るだろ?」

京太郎「なんで俺なんだよ?」

「今日打たなかった罰でーす」

「まあ、仕方ないな」

京太郎「チッ……分かったよ、行けばいいんだろ行けば」

ー放課後ー


京太郎「……はぁ」

古びた旧校舎の中、ギシギシという木のきしむ音が一人寂しく廊下に響く

京太郎「本当に原村はいるんだろうなぁ…」

麻雀部の部室はすぐに見つかった
結構見やすい場所にあるな

京太郎「さて、鬼が出るか蛇が出るか…」

部室の扉をゆっくりと開いた



清澄高校麻雀部、その様子はーー。


「あー今日も暇ねぇ…」

「掃除もする気起きんしのお」

「日向ぼっこでもする?」

「昨日もした様な気がしますけど」

「和ー、部員の心当たりとか無いの?」

「優希はテニス部と考え中だそうです」


京太郎「……失礼しましたー」


俺はそっと扉を閉めた。



「すいません、そこの人」


彼女は俺から二歩くらい離れた場所に立ち止まると膝に手をつきながらこっちに話しかけて来た

俯いたその状態はちょうど胸が強調させられる様な形になり少しだけ興奮した

「……新入部員の方ですか?」

彼女が少し息が整ったのを見計らってこちらに言葉をかけて来た
嘘をつく意味は無いので素直に違う答えて家に帰る事にした

京太郎「いえ、違います。さようなら」

「え、ちょっと! 待ってくださいよ!」

帰ろうとした途端に肩を掴まれた、なんなんだこの人



「あの…その、麻雀に興味ありませんか」

京太郎「無いですね、さようなら」

「話だけでも」

京太郎「別にいいです、さようなら」

「そのすぐ帰ろうとするのやめてください、こっちが話してるんですよ! 聞いて下さいよ!」

なんだこのピンク、脳内までピンクなのか?
とりあえずこのまま帰ろうとしても帰れそうに無いので
彼女のおもちを見ながら話を聞く事にした



話なんて聞いている様で聞いていないものである
右から聞いたお話を左に受け流すこの単純作業を繰り返す事により意外と面倒な話でも割と早く終わる
今聞いた話を掻い摘んで説明すると

麻雀部は人数が足りなくて廃部の危機
兼部の幽霊部員でもいいから入って欲しい

という事だそうだ。
ま、どうでもいい話なのでとりあえず相槌だけうってさっさと帰る
速くしないと牌のお姉さんの麻雀講座を見逃してしまうしな

「という訳なんです、だからもし良かったら見て行くだけでも」

京太郎「はいはい」

と話に集中していなかったので要らない所で相槌をうってしまった
畜生…まあでもちょっと行ってぱっと帰ればいいだろう

「本当ですか! では、早速…麻雀のルールとか分かりますか?」

京太郎「まぁ、役ぐらいなら」


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月12日 (水) 17:59:22   ID: PbzOdyXV

完結してからまとめろよww

2 :  SS好きの774さん   2015年07月13日 (月) 01:47:53   ID: APudCtK4

ホントそれな

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