P「ここ最近真面目に働いてくれてたのに……俺少し悲しいぞ」

杏「ふーんだ、プロデューサーが悪いんだい、杏との約束破ったじゃん！！」

P「約束ってなんだよ」

杏「大きい！休みを！くれると！言った！！」

P「あげたじゃん、三連休」

杏「三連休は大きな休みとは言わない！！」

P「叫ぶなうるさい、ほら口開けろ」

杏「ん……飴うめぇ」ｺﾛｺﾛ

P「いやーしかし何事かと思ったよ、いきなり駄目かもなんて言って」

杏「あれ？意外と成功しそうだった感じ？」ｺﾛｺﾛ

P「いや、さすがに余命3ヶ月は盛りすぎだって……」

杏「杏のこの年齢の割には小さい身体を見ても言えるの？」ｺﾛｺﾛ

P「おう、誰かお前の健康チェックをしてると思ってる、お前の身体の事なんぞ隅から隅までお見通しよ」

杏「……変態」ｺﾛ

P「変態言うな、仕事だ……ほれ飴追加だ」

杏「ん……うめぇ、まあしかしプロデューサーは杏が奥義の13を使わなかったことに感謝するんだね」ｺﾛｺﾛ

P「あれだけは止めてくれよ……マジで、俺クビになる」

杏「ふふふ、使って欲しくないのなら杏が要求してるものをちゃんと用意してもらうか」ｺﾛ

P「はい飴ちゃんどーん」ｻﾞﾊﾞｧ

杏「やたー！！……じゃなくて！！」

P「いや……まあね俺も何とか休みは作ってやりたいのよ？」

杏「じゃあ作ってよ、何か去年より凄く仕事増えてるじゃん」

P「あの年末の仕事あったじゃん……大御所さん指名の」

杏「うん、あの人はいい人だったね、飴くれたし」

P「予想以上に反響が大きくてさ……是非とも他の番組でも杏を使いたいって」

杏「断れば」

P「無理、潰れる、事務所が」

P「そういえばさ」

杏「んー？」

P「初めに言ってた『アイドル凄く楽しい』ってのは本心？」

杏「うぇ……それ聞いちゃう？」

P「まあ、気になるし」

杏「…………教えない」

P「いいじゃん教えてよ」

杏「八連休くれたら教えてあげる」

P「そういわずにさ、ね？ね？」

杏 ｽｩｰｰ

P「ねえ？ね……ん？」

杏「きゃあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!犯されるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！！」

P「ちょ、ま」

杏「だーれーかーたーすーけーてぇぇぇ！！」

P「おま！奥義13は卑怯だぞ！！」

杏「ふーんだ！しつこいプロデューサーが悪いんだい！！」

P「ちょ、俺がクビになったらどうすんのさ！」

杏「知るか！！杏が飼う！！」

P「はぁ？お前何言って」

杏「さーてもういっちょッ」

P「させるかぁ！！」ガシッ

杏「なっ、変なとこ掴むな！！」

P「このまま回れぃ！！」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

杏「ま、やめ！止めて????????」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

P「はっはー二度と奥義13を使わないって誓うか！！」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

杏「た、食べた飴が……飴がぁ????」ｸﾞﾙﾝｸﾞﾙﾝ

ｶﾞﾁｬ
早苗「ちょっと、今叫び声が、えぶしっ！」ﾄﾞｽｯ

杏「いてっ」

P「あっ」

早苗「ッッッ………………P君」

P「……はい」

早苗「正座」

P「…………はい」

杏「……今回はプロデューサーが全面的に悪い」

P「はい、返す言葉がございません」

杏「というわけで杏は誠意ある謝罪を期待します」

P「…………善処します」

杏「よろしい……ん？」

乃々「……」

P「……一応聞こう、どうした乃々」

乃々「もう……駄目かも知れない……んです…………けど…………」

P「よーし、懲りない乃々は俺に回されたいとみたぞ！もちろん円運動的な意味で！今から公園行くぞモリクボォ！」

乃々「」

杏「元気だなぁ……じゃ休みの件よろしくねプロデューサー」

P「その件だが実は既に3月まで予定は埋まってるんだ許せフタバァ！！」

杏「」


おわり