短めだと思います
設定破綻が苦手な人は回れ右してください
男「まずこのssにて注意していただきたいことが」
1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
とか思った人はブラウザの戻るを押してください。
2、メタ発言があります。ご容赦ください。
3、更新が遅くなります。
男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」
男「次から口調かわる」
男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」
>>1
代行乙です
アスカ「今日学校でプールやったのよ」
アスカ「気温高かったから水が気持ちよかったわ」
アスカ「男共の視線はきもかったけどねー」
アスカ「ま、あたしの水着姿なんだし、当然ね」
アスカ「てゆーか、早く帰ってシャワー浴びたいの我慢してまで来てやってんだから」
アスカ「感謝しなさいよね、バカシンジ」
アスカ「アスカ様が来たわよー、シンジ」
アスカ「今日家庭科でクッキー焼いたのよ」
アスカ「ほら見て、完璧な出来でしょ!」
アスカ「さっすがアスカ様よねー。このあたしに出来ないことなんてないわっ」
アスカ「……あーはいはい嘘ですよー。どうせほとんどヒカリが作りましたよー」
アスカ「余ったから持ってきてやったんだけど……」
アスカ「まあいいわ、あたしが全部食べてやるから。あんたはそこで匂いでも嗅いでなさい」
アスカ「もぐもぐ……あ、そうだ。明日はシンクロテストがあるから、ちょっと遅くなると思うわ」
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
アスカ「来たぞー」
アスカ「あれ、今日はもう来ないと思った?」
アスカ「来ると言ったらどんな手段を使っても来るわ。あたしは有言実行の女よ!」
アスカ「あ……そうね、大声はまずいわね。一応忍び込んでる身だし」
アスカ「にしても遅くなりすぎたから、もう閉まっちゃっててねー。どうにか日付変わる前に来れたけど」
アスカ「……今日はもう帰るわね。見つかっても面白くないし」
アスカ「明日寝坊したら、あんたのせいなんだからね」
アスカ「……おやすみ、バカシンジ」
くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
アスカ「最近料理始めたのよ」
アスカ「ミサトのやつ、よくまぁあんなまっずいレトルトばかりで生活できるわよね」
アスカ「まあ、この天才アスカ様が本気を出せば? 家事なんてお茶の子さいさいってやつよ、うん」
アスカ「……ほんとよ? 嘘じゃないんだからね?」
アスカ「……」
アスカ「ごめん、シンジの気に入ってたお皿割っちゃった」
アスカ「ついでにミサトの秘蔵のワインも割っちゃったけど、これはミサトに擦り付けたわ」
アスカ「ミサトが酔っ払って割ったのよ、って言ったら信じてた。いやよねー、酔っ払いって」
アスカ「お皿の方は、今度一緒に見に行きましょ。もっと良いやつ買ったげるわ」
アスカ「あっ、い、言っとくけどデートとかじゃないんだからねっ!?」
アスカ「勘違いしないでよバカシンジ!」
作者「おはつおめにかかります」
作者「このたびFate/zeroのSSを書かせていただこうと思いスレを立てた作者です」
セイバー「このスレタイだけではではStaynightかZeroか判断できませんね」
作者「はい。それを説明したかったのがご挨拶の本当の目的だったり…」
パァン
作者「はうっ!?」バタッ
切嗣「目標の殲滅に成功…」
セイバー「いったい何が!?まさかアサシンのサーヴァント!?」
作者「いや…魔術師の戦いに銃なんて…切嗣かな…」
作者「でも切嗣に殺されるなら本望かも(´∀`*)」
セイバー「何を言っているんですか…」
作者「だって好きなんだもん!!」
作者「う、それはそうと…次のレスからSSが始まります…どうかお楽しみいただければ幸いです…」パタリ
セイバー「マスター!!」スゥ(消滅)
アスカ「あーもー! まぁたツガイの繁殖期がきたわぁ」
アスカ「街中クリスマス一色よ。うざったいったらありゃしない」
アスカ「……こーなったら弐号機サンタで街に出撃してやろうかしら」
アスカ「パターン赤! サンタアスカです! とかマヤに言われちゃうのよっ」
アスカ「サンタとなったあたしは無敵よ! 全てを真っ赤に染めてやるわっ!」
アスカ「もちろんあんたは初号機トナカイよ! おあつらえ向きの角も生えてるんだから、使わなきゃ損よっ」
アスカ「ねっ、シンジ?」
アスカ「ったく、笑いなさいよ。冗談もわかんないのあんたって。つまんない男ね」
アスカ「……」
アスカ「覚えてる? あたしの誕生日」
アスカ「もう過ぎちゃったよ」
アスカ「……来年は、ちゃんと祝いなさいよね、バカシンジ」
他の作者、他のスレがどういうスタンスでやっていようと私とは関係ありません。
本作に関しては「本来もう書く筈のない作品を、頼まれたから書いてあげている」というのが実際の所です。
その上で、私は、読者からの反響をリアルタイムに作品に反映する方式でしか、SSを書く気がありません。
勘違いをしているのはそちらです。
以後、上のような書き込みは全て無視します。
続きを読みたい方は、今こそ申し出てください。
「今後は感想を書きます」という旨のコメントが、たった2件しか寄せられていない現状では、絶対にこのスレで連載はしません。
これは脅しと思って頂いて結構です。
「自分がコメントしなくても他の誰かがするから大丈夫」という考え方は通用しないと思ってください。
潜在的な需要がどれほどあろうと、つまりROM専の人が何人いようと、もはや一切考慮はしません。
ここまでの状況になって、なお書き込みの一件すらしたがらないような人は、読者でも何でもありません。
スレの状況を見る限り、もう無駄でしょうが、一応あと数日は待ちます。
現状が変わらなければ、新作の連載はmixiに限る事にします。
アスカ「今年もあとちょっとか」
アスカ「この一年、色々あったわね」
アスカ「来年も、やっぱり色々あるのかしらね」
アスカ「今日はエコヒイキ、じゃなくてレイも一緒に来たがってたわ」
アスカ「あんたと大晦日を過ごしたいんですって。さっすが無敵のシンジ様ーもてもてねー」
アスカ「でも残念だけど、碇司令に止められたらしくて来てないんだけどね。なんかあったのかしら?」
アスカ「そういえば、あんたのパパから、あんたにお年玉渡してくれって頼まれたわ。まったく、いきなり話しかけてくるから何事かと思ったわよ」
アスカ「じゃあ早くよこせって? 持ってないわよ。自分で渡しに来い、って怒鳴り散らしてやったわ」
アスカ「意外と素直に退散していったから、明日もしかしたら来るかもね、あんたのパパ」
アスカ「心配しなくても、わたしは空気を読んで席外すわよ。ちょっくら初詣行って、神様の野郎に喝入れてくるわ。ちゃんと仕事しろ、ってね」
アスカ「それにしてもあのぽち袋、かなりぱんぱんだったけど、いったいいくら入ってたのかしら」
アスカ「楽しみね、バカシンジ?」
アスカ「……」
アスカ「? 鐘の音?」
アスカ「……へー」
アスカ「これが噂に聞く除夜の鐘か……うん、悪くないわね」
アスカ「来年もよろしくね、バカシンジ」
アスカ「よっ、と」
アスカ「いつつ……ふぅ。悪いけど、今日は床に座らせてもらうわ」
アスカ「しばらく来れなくて悪かったわね。ていうか寂しかった? アスカ様に会えなくて寂しかった?」
アスカ「そんな顔で見るな。こっちだって色々大変だったんだから」
アスカ「こないだ来た使徒がなかなかやんちゃしてくれちゃってさー」
アスカ「一撃でネルフの特殊装甲全部消し飛ばして押し入ってくるわ、零号機の頭切り飛ばすわ」
アスカ「わたしも片腕落とされたわ」
アスカ「はぁ? 勝ったのかって? はっ、愚問ね」
アスカ「まあ……ちょっと無理して暴走しちゃって、2、3日生死の境を彷徨ってたわ。レイは大丈夫よ。間一髪で神経接続カットされたらしいから」
アスカ「……安心しなさい。一日くらいなら、あんたより長生きしたげる」
アスカ「にしても、エヴァの暴走って始めてだったけど、思ったより堪えるわね」
アスカ「うまいこと立てないから、ここまで這ってきたわ。文字通り這う這うの体よ。見つかったら軽くホラーだったでしょうね」
アスカ「目が覚めて気づいたら、ミサトが泣きながら抱きついてきてたわ」
アスカ「暑っ苦しかったけど、まあ……悪い気はしなかっ――!」
アスカ「いててて…………あー、いや、なんでもないわよ」
アスカ「言ったでしょ。あんたより半日くらいなら、生きといてあげるって」
アスカ「んー、まあ久々に来たんだし? 今日は泊まっていってあげるわ。襲わないでよ、エロシンジ」
アスカ「別に痛くて帰れそうにないってわけじゃないんだからね?」
アスカ「あんたが、寂しそうだから、仕方な……くよ……バカ……シン、ジ…………」
アスカ「……すー……すー…………」
アスカ「おにはーそとー!」
アスカ「ふくはーうちー!」
アスカ「おぉ……試しにやってみたけど、思いのほか気持ちいいわね、これ」
アスカ「さて、と。確か後は年の数足す一個だけ豆を貪り食らうんだっけ?」
アスカ「さすがに、落ちたのを食べる勇気はないわ……」
アスカ「しかぁし、ちゃんと別に用意してあるのよ! このアスカ様に死角はないわ!」
アスカ「ぽりぽり……」
アスカ「ぽりぽり……」
アスカ「……これで15個か」
アスカ「一応、あんたの分も持ってきたんだけど」
アスカ「ここ、置いとく」
アスカ「そうそう、エホーマキってのも作ってきたのよ。最初はこいつもまくのかと思ってたわ」
アスカ「……出来が悪くて悪かったわね。文句言うくらいならあんたが作りなさいよ、バカシンジ」
アスカ「いーもんっ! あんたにはやんないから!」
アスカ「確かこっち向きね。いざっ」
アスカ「もぐもぐ」
アスカ「もごもご」
アスカ「ふむ……我ながら美味ね」
アスカ「あ、喋っちゃいけないんだっけ? ま、いっか」
アスカ「あにゅあにゅ」
アスカ「そーいや、日本のバレンタインデーは、女が男にチョコを貢ぐ日だってね」
アスカ「ヒカリがあいつのことチラチラ見ながら言ってたわ」
アスカ「チョコはチョコでも、いろんな種類があるのよ」
アスカ「ほんめーチョコ、ぎりチョコ。ともチョコなんかもあるらしいわね」
アスカ「……あによ、あんた欲しいわけ? 俗なやつねー」
アスカ「こんなのお菓子会社の販促イベントでしょ」
アスカ「……」
アスカ「そ、そーいえば、最近お菓子に挑戦してるのよねー」
アスカ「……」
アスカ「今度ヒカリとレイとで、何か作ろうって話してたのよねー」
アスカ「……」
アスカ「……っあーもー! 分かったわよ! あんたの分も作ってやるわよ! 仕方なくなんだからねっ!?」
アスカ「今日は終業式だったわ」
アスカ「来年は受験だって皆嘆いてるみたい」
アスカ「あんたはどーすんの? 普通に考えて進学? あたしはまだどうするか決めてないわ」
アスカ「そんなことよりも今は目先の春休みの方が重要よっ!」
アスカ「なにしよっかなー」
アスカ「あ、でも休みに入ったらネルフの方が忙しくなるってリツコが言ってたなー……」
アスカ「あー、めんどくさー」
アスカ「今更シンクロテストになんの意味があるってのよ」
アスカ「あ、言ってなかったっけ? こないだ暴走してから、常時95%超えてるのよ」
アスカ「コツさえ掴めば、シンジにもレイにもできるでしょうね」
アスカ「テストの結果に一喜一憂してた自分があほらしいわ」
アスカ「悔しかったらあんたも自分で気付きなさい。こればっかりはプライバシーに引っかかるから、シンジにも話さないわよ」
アスカ「もちろん、他の誰にも言ってないわ。ここも盗聴はされてないから大丈夫」
アスカ「……だからテストやんのかなぁ」
アスカ「あー、めんどくさー」
アスカ「……」
アスカ「あたし、どうしたらいいのかな」
アスカ「最近ね、あたしが寝た後ミサト、夜に一人で泣いてるの」
アスカ「でも、普段はいつも通りなの」
アスカ「なにがあったのか、なんとなくだけど知ってる」
アスカ「でも、ミサトがあんなに弱かったんだっていうのは、知らなかった」
アスカ「ミサトは大人だから、強いんだって思ってた」
アスカ「あたし、どうしたらいいの」
アスカ「ミサトに、なにをしてあげたらいいの」
アスカ「ミサトに……なんて言ってあげたらいいの」
アスカ「教えてよ、バカシンジ」
アスカ「……」
アスカ「……」
アスカ「…………今日は、ちょっとしんどかったわ」
アスカ「あの使徒ね、物理的な攻撃してこないの」
アスカ「シンクロ率とか関係なかった」
アスカ「よくわかんないけど、頭の中ぐちゃぐちゃにしてくるの……」
アスカ「でも……でもね、ちゃんと耐えきってやったわ」
アスカ「あたしには、ママと……シンジがついてるもの」
アスカ「言ったでしょ? あんたより、一時間くらいは長生きしてあげるって」
アスカ「結局最後は、レイに持ってかれちゃった。なにしたのかは聞かされてないけど」
アスカ「ま、あたしが囮になってたおかげよね。危険な役目を負うのもエリートの義務ってやつよ」
アスカ「……」
アスカ「……今日、泊まってくから」
アスカ「びっくりしたわー、もうっ」
アスカ「いきなり背後から呼ぶんだもん。声掛けられるまで全く気づかなかったわよ」
アスカ「気配の消し方が素人じゃなかったわ。ほんとに元学者なの、あのじーさん」
アスカ「しかもその後司令室まで連れてかれてさー? なんか用があるって、司令が」
アスカ「で、びくびくしながら司令室行ったらよ、なんて言ったと思う? あんたのパパ」
アスカ「いつも通りの体勢で座ったまま、シンジは元気か、よ!?」
アスカ「もーあったまきたわよっ」
アスカ「当っ然っ、また怒鳴り散らしてやった」
アスカ「聞けば、お正月も結局来なかったらしいじゃないあんたのパパ! なんとあのぽち袋があのまま机に入ってたの!!」
アスカ「今回は怒鳴るだけじゃ済ませなかったわ! 床に正座させてやったわよ!」
アスカ「なんで副司令まで正座してたのか、よくわかんなかったけど……」
アスカ「小一時間くらい経ってからかな、正座解かせてやったらさ、あの二人」
アスカ「しびれたな」
アスカ「ああ」
アスカ「とか真顔で言って立てないでやんの! いい年したおっさんとじーさんがよっ!?」
アスカ「なんか気が抜けて、許してやったわ。ちゃんと、次はないわよって釘刺したけどね」
アスカ「聞いて聞いて! またびっくりすることがあったのよっ!」
アスカ「なんとあのジャージとヒカリが――」
アスカ「……あ、いや、まああたしが言うことじゃないか」
アスカ「今度ジャージが来たときにでも、自分で報告すんでしょ」
アスカ「あれでもあんたの親友だって公言してるわけだし」
アスカ「まーでも、ここまで言えばニブシンジでもさすがに分かるか」
アスカ「やっぱ馴初めはこないだのバレンタインだったって」
アスカ「お菓子会社もたまには使えるわね。販促でもなんでも、結果的にヒカリが幸せになれたんだから」
アスカ「……あたしもいちおー、あげたんだけど」ボソ
アスカ「っ! なっ、なんでもないわよバカシンジ! エロシンジ! ニブシンジ!!」
アスカ「最近さー? ヒカリがジャージとお昼食べるようになったのよ」
アスカ「だからあたし今、レイと食べてんのよね」
アスカ「以前までだったら考えられなかった構図よね。クラスのみんなも驚いてたわ」
アスカ「レイのやつね、あんたが作ってやんないもんだから、ずっと購買で買ってるんだけど」
アスカ「コッペパンかじりながら、じーっとあたしのお弁当見てくるの」
アスカ「無言の要求ってやつ?」
アスカ「だからなんとなく、あーんしてやったらあいつ」
アスカ「?」
アスカ「って顔で首かしげるのよ。なんか無性に恥ずかしくなって、強引に口ん中捻じ込んでやったわ」
アスカ「そしたらあいつさ、碇君の方がおいしい、って! どう思うっ!?」
アスカ「しかもンなこと言いつつ、もっと欲しいとか言って結局半分くらい食べられたわっ!!」
アスカ「……明日はちょい多めに持ってこうかしら」
アスカ「……」
アスカ「…………ふぇぇ」
アスカ「ぐすっ……」
アスカ「……シンジぃ」
アスカ「あたしが弱かったから……あたしのせいで」
アスカ「レイが……」
アスカ「あたしを助けて……レイが……レイが」
アスカ「レイが死んじゃったぁ!」
アスカ「ああああああああっ!」
アスカ「うぁあああっ!!」
アスカ「……」
アスカ「最近、またあの夢、見るようになったの……」
アスカ「あんたに、首を絞められてる夢」
アスカ「息ができなくて、骨の軋む音が頭に響いて」
アスカ「でも、あたしは何もしないの」
アスカ「あのときといっしょ」
アスカ「だって、あたしが本気で戦ったら、あんたを殺しちゃうかもしれない」
アスカ「いつもあんたのこと叩いてきたけど」
アスカ「エヴァで殴ったりしたら、あんた死んじゃうかもしれない」
アスカ「苦しくて、もがきたいけど、手が動いてくれないの」
アスカ「ああ、これは死んだなって思ったら、あんた止まってんの」
アスカ「あの時も、あんたが中から止めてくれたんでしょ?」
アスカ「さすが、無敵のシンジ様ね」
アスカ「……でも気づいたら、あんたは眠ってる」
アスカ「何度呼んでも、起きないの」
アスカ「バカシンジ」
アスカ「バカシンジ」
アスカ「バカシンジっ」
アスカ「バカシンジっ!」
アスカ「バカシンジっ!!」
アスカ「バカシンジ――!」
アスカ「……」
アスカ「なんとか言って……言いなさいよぉ……」
アスカ「バカシンジぃ…………」
アスカ「朗報よっ、シンジ!」
アスカ「なーんとっ、あのレイが生きてたのっ!!」
アスカ「ただ、最初に会った頃のエコヒイキみたいになっちゃってたけど」
アスカ「リツコが言うには、爆発による記憶喪失だって」
アスカ「なんか、わたしは三人目だーとか言ってたけど、記憶喪失が三回目ってことかしら? 難儀な脳みそしてるわね、あいつも」
アスカ「でもレイはレイよっ! その証拠にあたしのこともあんたのことも覚えてたわ!」
アスカ「なんとしても、どんな手を使っても元に戻してやるわよっ!」
アスカ「だからあんたも、さっさと起きて手伝いなさいね!」
アスカ「もう一年になるかしらね」
アスカ「あんたの髪も、大分伸びたわね。もっとしゃきっとしないと、どっから見ても立派な女の子よ?」
アスカ「でもこれはこれでアリ、か……いや、やっぱ変ね」
アスカ「しゃーない、あたしが切ってやるわよ。光栄に思いなさい」
アスカ「……」チョキチョキ
アスカ「……一ヶ月くらいだったっけ。前にあんたがエヴァに取り込まれてたの」
アスカ「みんな待ってんだから、そろそろただいましなさいよ、バカシンジ」
アスカ「……」チョキチョキ
アスカ「さ、こんなもんかしらね。ちょーっちバランス悪いかもだけど、我慢なさい」
アスカ「……」
アスカ「あたしも……待っててやってんだからね?」
アスカ「ずず……ほー」
アスカ「ほうじ茶はいいわね。日本人が生んだ文化の極みよ」
アスカ「って、なに言ってんのかしらあたし。あの変なやつのが伝染りかけてるのかしら」
アスカ「聞いてよ、今日なんとなく散歩しててさ」
アスカ「湖のほとり歩いてたら、なんか歌が聞こえてくんのよ。歌っていうか、鼻歌だったけど」
アスカ「気になって行ってみたら、うちの制服着たやつが石の上に座って湖眺めてるの」
アスカ「どことなく、雰囲気がレイと似てたわ」
アスカ「んで近づいてったら急に振り向いてさ」
アスカ「さっきみたいなこと言い出すのよ。初対面の人間相手によ?」
アスカ「あたしも、あ、これはやばいやつだって直感したから、ポマードって叫んでそっこー回れ右ダッシュしたわ」
アスカ「まあ、声はかっこ良くて、かなりイケメンだったから、ちょっと勿体無いことしたかしら?」
アスカ「……なによ、妬いてんの?」
アスカ「だったらとっとと起きて、しっかり掴まえとけバカシンジ」
アスカ「あんたがいないから、あたしが代わりにミサトのお弁当とか用意してあげてたんだけどさ」
アスカ「今はレイの分も作ってやってるの」
アスカ「まあ、記憶失くす前もおかず分けてやってたんだけどね」
アスカ「しばらくしてからかな、気づいたのよね」
アスカ「なんていうのかな、そう、ウサギ? ウサギね、草食なとこも含めて」
アスカ「小動物みたいなのよ。あんたが餌付けしてたのも頷けるわ」
アスカ「で、なんか最近あいつ妙にあたしに寄ってくるようになってさ」
アスカ「あたしも餌付け成功したかも」
アスカ「あんたのことも餌付けしてやるから、さっさと起きれあほー」
アスカ「……あたしを餌付けしたのは、あんたなんだからね」ボソ
アスカ「今日、またあの変なやつに遭遇したわ。しかもネルフで」
アスカ「待ち伏せされてたっぽい」
アスカ「正直一瞬自分がどこにいるのか分からなくなったわ。だってあんなのに侵入されてるんだもの」
アスカ「そんでまあ、こんなときのためにべっこう飴を忍ばせてたんだけどさ」
アスカ「なんか普通にありがとうって言って食べてたわ。やっぱ都市伝説よね、あれ」
アスカ「で、何の用よって聞いたらさ、なんて言ったと思うあいつ」
アスカ「僕は君たちと同じ仕組まれた子供」
アスカ「それと同時に最後の使徒でもある」
アスカ「シンジ君のいない世界に価値はない」
アスカ「だからシンジ君に一番近かった存在であるあたしの手で殺して欲しい」
アスカ「……って」
アスカ「いやーもうね、なんてゆーかね」
アスカ「キモいとか、悍ましいとか、怖いとか、あたしの頭がそーゆー名前の駅を特急列車で通過してってね」
アスカ「こう、ふつふつとしたモンが湧き上がってくんのよ」
アスカ「気づいたら全力でぶん殴ってたわ」
アスカ「……その後どうしたかって? 決まってんでしょ」
アスカ「説教よ」
アスカ「ネルフの硬い廊下に正座さしてね」
アスカ「終わったときには三時間くらい経ってたわ。さすがのあたしも疲れたし言うこと全部言ってやったから、それで解放してやったの」
アスカ「最後にあいつ」
アスカ「君がなんで怒っているのか分かったよ。やはりリリンは面白いね」
アスカ「って残してどっか歩いてったわ。千鳥足で」
アスカ「もしかしたら本当に使徒だったのかも」
アスカ「……なんて考えてたら突然」
アスカ「しびれたな」
アスカ「ああ」
アスカ「って背後から声がするのよっ」
アスカ「ぎょっとして振り向いたら、髭とじーさんが立ってるのっ」
アスカ「いつからいたのっ、って聞いたら」
アスカ「問題ない。くいっ」
アスカ「ってやって去って行ったわ」
アスカ「今考えてみたら、三時間も廊下で怒鳴り声上げてたのになぜか誰も現れなかったのよ。もしかしたら碇司令が人払いしてくれてたのかもね」
アスカ「……毎度思うけど、なにがしたいんだろ、あんたのパパ」
アスカ「そういや最近使徒来ないわねー」
アスカ「……そうね、来ない方が平和でいいわよね」
アスカ「あたしもさ、前まではエヴァに乗ることが自分の存在意義っていうか、パイロットでいるからママの娘でいられると思ってたの」
アスカ「いつからか、じゃあエヴァに乗らないあたしはなんなのって」
アスカ「使徒が来なければ、エヴァの在る必要がなくなる」
アスカ「エヴァがなければ、あたしはあたしじゃなくなっちゃう」
アスカ「そんな風に考えてたの」
アスカ「でもね、気づいたのよ」
アスカ「ミサトやリツコたち、レイがいて、ヒカリやクラスのやつらもいて」
アスカ「シンジがいて、あたしがいる。そんな日常」
アスカ「あたしはそれを手にして、それを守るためにエヴァに乗ってるんだって」
アスカ「それに気づかせてくれたのは、あんたなのよ?」
アスカ「バカシンジ」
アスカ「あと何体使徒が来たって、あんたはあたしが守ってやるわ」
アスカ「気が弱くて、うじうじしてて、ネクラで、優しいあんたを、今度はあたしが守る」
アスカ「だからさ、安心して帰ってきなさいよ」
アスカ「また一緒に日常しようよ……バカシンジ」
アスカ「報告があるわ」
アスカ「今日、副指令が全職員集めたの」
アスカ「碇司令が辞任後、失踪した」
アスカ「ネルフは解体されるかもしれないし、形態を変えて存続するかもしれないし、まだ先の見通しは立たないって」
アスカ「たぶん、事前に知ってたのは副指令だけだったんでしょうね」
アスカ「リツコが急に泣き出して、大変だったわ」
アスカ「もう、大人が泣くのは見たくなかったのに……」
アスカ「……そうねっ! 次に会ったら、三日三晩説教してやるわ! もちろん加持さんも!」
アスカ「でもま、あたしの説教が効いたのかしら。最後にここには来たみたいね」
アスカ「薔薇、ねぇ。あんたはどっちかっていうとチューリップって感じだけど」
アスカ「菊とか鉢ものとかを置いてかなかっただけ、良しとしてやるか」
アスカ「……」
アスカ「あんたにだけは教えといてあげる」
アスカ「あんたのパパがいなくならなかったら、たぶん戦自が攻めてきてただろうって」
アスカ「そうしたら、みんな死んでたかもしれないって」
アスカ「副指令があたしとレイにだけ教えてくれたわ。もしかしたら、ミサトたちあたりは薄々感づいてたのかもしれないけど」
アスカ「バカよね、みんな」
アスカ「バカよ……」
アスカ「帰ってきたら、あんたからもしっかり文句言ってやんのよ」
アスカ「あとちゃんと、おかえりって、言ってやるのよ」
アスカ「さっき、弐号機と零号機が正式に凍結されたわ」
アスカ「もう使徒は来ないんだって。何の根拠か知らんけども」
アスカ「初号機だけは凍結しないんだって。副指令の一存だってさ」
アスカ「なによ? 言われなくたって、ちゃんと弐号機に挨拶してきたわよ」
アスカ「おつかれさま。ありがとう。って」
アスカ「心なしか、笑ってるように見えたわ。あんなイカつい外見なのに、ね……」
アスカ「……うっさい! 泣くわけないでしょっ、バカっ!」
アスカ「うぇ……ふぇぇ」
アスカ「今日、また待ち伏せされたわ」
アスカ「そろそろ真剣に危機感持った方がいいのかしら」
アスカ「それにしてもまたわけ分かんないこと言ってたわね、あいつ」
アスカ「老人たちは沈黙させられた、とか」
アスカ「君はこれまで見てきた君と違う、とか」
アスカ「今度は君のことを幸せにしてあげたい、とか」
アスカ「一方的に言うだけ言ってどっか行っちゃったけど」
アスカ「思わず鳥肌立ったわ。だって言ってること意味不明でも完っ璧に口説かれてんじゃんあたし」
アスカ「お説教されてあたしに惚れたのかしら? とんだドMね」
アスカ「……」
アスカ「あたしはモテるんだぞー」
アスカ「さっさと起きないと、誰かに取られちゃうぞー」
アスカ「……」
アスカ「はぁ……」
「それはやだなぁ」
アスカ「ふぇ?」
アスカ「え……えっ?」
アスカ「シン、ジ……?」
シンジ「うん」
アスカ「え、あれ、うそ、え、あの、えええ?」
シンジ「どうしたの?」
アスカ「シンジ……シンジ!?」
シンジ「はい。碇シンジです」
アスカ「え、え、え、な、なんで……?」
シンジ「なんでって……」
シンジ「次の誕生日はちゃんと祝えって言ったの、アスカじゃないか」
アスカ「ほぇ……んな゛っ!?」
シンジ「あと、しっかり掴まえとかなきゃいけないし」
アスカ「え、それって、ももももしもしもしかしてあああああんた、ぜ、全部聞いて……」
シンジ「そうそう、餌付けしちゃった責任も、ちゃんと取らないとだよね」
アスカ「あ、あぅぅ……」
シンジ「アスカ」
アスカ「…………」
シンジ「ただいま」
アスカ「っ!!!」
アスカ「……お」
アスカ「おかえりっ! バカシンジっ!」
あー、えっと
とりあえず終わり
設定の都合上バル戦後からだったから、かなり短かったと思う
100まで行くとは思わなんだ
乙?どういうことや
>>106 108 110
ひんと
・バルディエル戦後
・>41 >44
・ご都合主義にはカヲル君で
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