笑ってはいけないNERV24時(30)

アスカ「は?今から24時間笑ってはいけないですって?」

シンジ「朝早くなんなんですか…せっかく学校休みなのに…」

ミサト「はいそこブーブー言わなーい!最近使徒が来ないから平和ボケしてるあんた達チルドレンを叩き直す訓練よ!」

マリ「にゃーんで笑っちゃいけないのさ~?」

カヲル「どうせ司令の気まぐれってとこだろうねぇ。」

レイ「……」

ミサト「ここがあなた達の控え室よ!この部屋を跨いだ瞬間に開始。いいわね?」

ミサト「ちなみに笑ったらきつ~いお仕置きが待ってるから注意するように」

アスカ「えー…もー」ハイリ

ミサト&他チルドレン「……」


アスカ「ん?あんた達入りなさいよ?」

レイ「嫌」

アスカ「は?」


マリ「にゃはは♪」

カヲル「今笑ったね」

ミサト「いや、控え室に入った時点でだからマリはセーフよ」

シンジ「じゃあ、ルール適用されるのはアスカだけなんですね?」

マリ「にゃふふwww」

アスカ「ちょっ、おかしいじゃない!!入りなさいよあんた達!!」

レイ「嫌」

アスカ「…………」ウツムキ

アスカ「……分かったわ、じゃあナナヒカリあなた次にはいりなさいよ」

シンジ「嫌だよ」

アスカ「………プフッ」

デデーン アスカ アウト
ダダダッ

アスカ「!? いやっ、職員!? いや!」
ズバン!!!!

アスカ「痛ったあああ!!!!」

ミサト「あれがお仕置きだから」

カヲル「これはこれはリリンも恐ろしい事をするねぇ」

ミサト「ほら、あなた達も入らないと始まらないから!入った入った!!」

控え室

シンジ「ふぅ……アスカ痛そうだね」

アスカ「物凄く痛いわよ…コレキツいかも」

カヲル「ふと思った事言ってもいいかな?」

シンジ「どうしたの?」

カヲル「このルール、ファーストずるくないかい?」

レイ「なぜ」

マリ「確かに~!」

マリ「ファーストが笑った所見たことない!」

シンジ「あ、でも僕見た事あるよ?ヤシマ作戦の時…」

アスカ「マジ?」

カヲル「本当かい」

レイ「……」

シンジ「うん。ね?」

レイ「ええ…」

アスカ「なんで笑ったの?」

レイ「碇君が笑えよって言うから」

アスカ「っ……え?どゆこと?」

カヲル「……」クチビルカミー

レイ「碇君が駆けつけて鼻水垂らしながら『笑えよ』って」

シンジ「そんな言い方してないよ…。違うんだよ!僕はね?嬉しくてね?でもね?綾波がこんな時どんな顔すればいいか分からないって言うから…」

カヲル「なんて言ったんだい?」

シンジ「笑えばいいと思うよって」

カヲル「ふーん…」
カヲル「ふっw」
デデーン カヲル アウト

ズバァン
カヲル「いっ!!!」
カヲル「こぉれは…エグい…」

他チルドレン「………」

マリ「……で?どんな風に笑ったのかにゃ?」

レイ「普通に…」

アスカ「やってみなさいよ」

レイ「嫌。笑顔もダメだと思うから」

シンジ「分からないよ?」

アスカ「そうよ。笑顔と笑うのって違うし」

レイ「…」ニコ
デデーン レイ アウト

レイ「!?」

マリ「あーらら」

スパァン レイ「っ!!!!」

シンジ「ぅわっ」

レイ「…」サスサス

アスカ「まぁ、私から言わせればマリも笑ってるけどね」

シンジ「うん」

カヲル「そうだね」

マリ「えー?そうー?」

レイ「笑顔でダメならメガネの人もアウト。さっきからずっとニコニコしてる」

マリ「そう?こういう顔じゃない?」

マリ「にゃ……」

レイ「……」ジッ

シンジ「眼力…」

マリ「……www」 ウツムキ
アスカ「!… くひっw」
デデーン

アスカ「そういう無駄な事は言わなくていいのよ!!!ねぇ!!」
マリ「えひぇひぇ」
ズバズバァン!!!!

シンジ&カヲル&レイ「……」

マリ「あつつ……今の目力凄かったー…」

アスカ「もぉー…ナナヒカリそういうのって内で消費しなさいよぉ」

シンジ「だって…見てよ…」

レイ「! …」ムムッ

カヲル「ファーストそれ良くないよ。今振られたから目力出したよ。」

シンジ「あれ?そんな目力じゃなかったよね…」

レイ「…」ムムッ

シンジ「あー……」

カヲル「…」ニヤケ
デデーン カヲル アウト

カヲル「ええ!? 今のは笑ってないよ!?」ガタッ

ズバァン カヲル「ふぅあっ!!!……うーっ…」

シンジ「綾波、今のは良くないよ…」

レイ「ごめんなさい」

アスカ「ちょっとこれヤバくない?」

カヲル「内輪でやり合うのはやめないかい?」

マリ「そうだねー」

アスカ「エコヒイキかんっぜんに笑かしにきたじゃない?そういうのダメよね?」

レイ「…」

シンジ「ダメだね」

アスカ「わかった?」

レイ「……」

アスカ「聞いてる?」

アスカ「っ……」ウツムキ

シンジ「は、はやなみ?返事…www」
デデーン シンジ アウト

マリ「w……」

ズバァン シンジ「っ!!、 待って!マリ今笑った!」

マリ「ん?にゃんのこと?」

シンジ「いや完全に笑ってたよ!」

マリ「笑ってない!」

シンジ「今 w…って!」 デデーン シンジ アウト

シンジ「ええええ!?」

シンジ「痛い…痛い…」

マリ「そういうの良くないよーワンコくーん」

シンジ「だって完全に…」

カヲル「笑ってたね」

アスカ「こういうのが良くないのよ!誰が笑った笑ってないって指摘しあうのが!」

シンジ「分かったよ…」

カヲル「リリンも完璧じゃないからね、判定漏れもあるだろうし」


チルドレン「………」

シンジ「…最近本当に使徒来ないよね」

アスカ「来ないわよねー」

マリ「シンクロテストとか射撃訓練とかだけじゃ訛っちゃうにゃー」

カヲル「確かヤシマ作戦だっけ?シンジ君相当苦戦したみたいだけど」

シンジ「僕というか綾波もネルフ全体もね…。あの時の使徒、凄いんだよ…」

レイ「…」

アスカ「どんな感じだったの?」

シンジ「えっとね…普段はファァァァ って」

アスカ「は?」
カヲル「ファァァァ?」

レイ「…」プルプル

アスカ「どゆこと?」

シンジ「いやだから…こうファァァァって浮く…ねぇ綾波?」

レイ「…………ぷふ」
シンジ「くふふふふ」
デデーン シンジ レイ アウト

シンジ「本当なんだって! いたぁっ!!」
レイ「っ!!」ズバズバァン

カヲル「どんな感じなんだい?」

シンジ「いてて…だからふぁ…」

シンジ「ファァァァってんふふwww」 デデーン

カヲル「……」

シンジ「辞めよう。この話」

アスカ「あんたが勝手に自滅したんじゃない」

チルドレン「.………」

マリ「姫ってさ。」

アスカ「何よ」

マリ「ドイツから来たんでしょ?」

アスカ「そうだけど?」

マリ「なんかドイツ語で喋ってよ」

アスカ「…なんで」

マリ「いいじゃん…ほら…わ、私はドイツでーすって…くっw」デデーン

アスカ「あんた馬鹿にしてんでしょ?」

マリ「違うって!!私はた いってええ!!」ズバァン

マリ「違うんだよ。私はぁ、ただ姫がドイツ語喋ってる所を見たいだけにゃ」

アスカ「なんっか腹立つわね…」

カヲル「僕も見たいよ」
シンジ「うん」

アスカ「はー?…分かったわよ…でもいきなり喋れって言われても難しいからなんか指定して?」

シンジ「じゃあ、そうだね、ヘリコプターってドイツ語でなんて言うの?」

アスカ「HUBSCHRAUBER 」

カヲル「wwwwwwww」デデーン

バシィン カヲル「ぐあっ…」

マリ「箱は?」

アスカ「Eine Schachtel」

マリ「おー」

カヲル「w…僕コレダメだ」デデーン カヲル アウト

アスカ「何が」

カヲル「言う時の少しどう?っていうドヤ顔…ぁうあっ!!!!」パァァッン

シンジ「うわぁ…今の痛いよ…」

レイ「…」パチパチ

アスカ「で?他に喋って欲しいのは何よ?」

カヲル「ちょっ、本当にやめてくれないかい」

アスカ「Ein bisschen besser f?r das zweite Land zu sprechen」

シンジ「凄いね」

カヲル「…だから…そ、そのドヤ顔をやめ…っw」デデーン

マリ「ツボったねい」

ズバン カヲル「ぁ!!」

カヲル「あああ!! 痛い……」

シンジ「だから内輪でやり合うのは辞めようよ…」

アスカ「よく見たらお菓子とか飲み物とか用意されてるじゃない」テクテク

マリ「紅茶あるじゃん」トテトテ

アスカ「うん…何これ…リツコ茶、ミサト茶、ゲンドウ茶…何このティーバッグ」

シンジ「スポドリ飲も」 レイ「私も」

カヲル「ゲンドウ茶とか良さそうじゃないかい?」

アスカ「キショいからミサト茶にしとくわ」

マリ「にゃはは…」 デデーン マリ アウト
アスカ「え?」

マリ「姫さ、サラっと言わないで にゃっ!!!」パァン

アスカ「……」コポポポ

マリ「いてー…」

アスカ「ふー…」 ゴクッ

アスカ「っ! ……」

シンジ「…」 モグモグ

アスカ「くっ…ふふふふふwww」 デデーン アスカ アウト

シンジ「え? どうしたの?」

スッパァン アスカ「いやぁっ!! これ、この紅茶飲んでみなさい」

シンジ「ええ…なんなんだよ…」 ズズッ

シンジ「えっへへww」デデーンシンジアウト

マリ「ええ…」

シンジ「これラーメンのスープだ…」

アスカ「完璧に紅茶の口になってたからびっくりしちゃった…」

マリ「もはやお茶じゃないじゃん…」

レイ「他にも色々仕掛けられてると思う」

カヲル「…不意打ちに気をつけなきゃいけないね」

ガラッ ミサト「あなた達楽しんでる?」

マリ「中々にゃ~」
アスカ「ぜんっぜん楽しくないわよ!」

ミサト「今からあなた達には部屋を移動してもらって座学をしてもらうわよ!」

シンジ「えーーー」

カヲル「座学って何をやるんだい」

ミサト「まぁ、普段の勉強だけじゃなく様々な方面の先生をお呼びして講座を受けて知識を深めるって感じね。いい?移動の用意して!」

アスカ「もぉぉ…なんなのよ…」

レイ「嫌な予感する」

更衣室

シンジ「座学だからって学生服に着替えろってめんどくさいなぁ」ヌギヌギ

カヲル「・・・シンジ君、いい体してるね」

シンジ「え・・」アトズサリ

カヲル「ハハハ、冗談だよ」

カヲル「あっ」 デデーン カヲル アウト

ダダダダ

カヲル「やめてくれないかい!パンツ一枚は装甲がうすすg

ッパアアアン!!!!

女子更衣室

アアアアアアアアアッ!!!!!!

レイ「」ビクッ

アスカ「今のフィフスよね?・・・」

マリ「にゃぁぁ・・・」

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