豊音「明日はセンター試験!」(155)

代行

ふんふむ代行ありがとうございます

~豊音家~

豊音「よーしついに明日はセンター試験だよー」

豊音「私の大学進学を後押ししてくれたお父さんやお母さん、おばあちゃんやおじいちゃんのためにも」

豊音「それになにより大切な仲間と楽しい大学生活を送るためにも頑張らないとね」ウンウン

豊音「10時か~、皆今頃何してるのかな?」

豊音「今週は学校がなくてみんなに会えてないから気になるよー」

豊音「もう寝ちゃったりしてるのかなぁ」

豊音「それにここ一週間はずっと携帯の電源落として勉強してたし」

豊音「久々に皆にメールしようかな?」

豊音「緊張して寝るに寝れないし…」ウーン

豊音「やっぱりまだ時間あるし世界史でも見直そうっと」ペラッペラッ

豊音「中世ヨーロッパ史と中国史が苦手だよー」

豊音「う~、モンゴル帝国がユーラシア大陸をず~~と支配してくれれば簡単だったのに」

豊音「チンギスハンももうちょっと頑張ってくれればよかったのに」プンスカ

豊音「でも得意なアメリカ史がたくさん出てくれれば大丈夫だよね、きっと」

豊音「大丈夫だよね…」

豊音「いやいやこんなところで弱気になったらダメダメ」

豊音「もっと強気にいかなくちゃ」フンス

豊音「文学部に進むんだから明日の文系科目さえ取れれば十分ボーダーは越えるはず」

豊音「模試はいつもBとCをうろうろしてたから明日の得意科目で点取らなきゃだね」

豊音「シロは何だかんだ毎回模試の判定A取ってるし」

豊音「塞は私と同じでBとCを彷徨ってる」

豊音「でも、理系科目が得意だから2次挽回型なんだよねー」

豊音「胡桃はコンスタントにBとって安定してるから大丈夫だろうし」

豊音「エイスリンさんは英語が抜群だから言うまでもなし…」

豊音「あれ?私が一番問題あるんじゃ…」

豊音「いやいや、さっきも言った通り強気にいかなくちゃ」

豊音「言霊ってあるぐらいだしね」ウンウン

豊音「あ、そうか叫べばいいんだ」

豊音「よ~し、すぅ・・・・・」

豊音「明日は頑張るぞおおおおおおおおおおおおお」

豊音「よしこれd」

豊音母「豊音ー!近所迷惑だよ!いい加減寝なさい!」

豊音「は、はーい」ションボリ

豊音「もう11時だし寝なきゃだね」

豊音「最後に皆にメールは…」

豊音「いや、やめとこう」

豊音「寝てるかもだし、明日に差し障りがあったらダメだしね」

豊音「さぁて、寝よう(皆頑張ろうね)」

豊音「ふわぁ~、よく寝た」

豊音「さて行く前の確認確認っと」

豊音「筆箱、お弁当、受験票・・・・」

豊音「うん、全部ある」

豊音「清澄の部長さんが言うには、確か朝食はバナナと牛乳がいいんだよね」

豊音「ホントにありがとうだよー」

豊音「よし、行ってきまーす」

豊音「会場着いたよ~」

豊音「うわぁ、たくさん人いるなぁ」

豊音「最近ずっと村にいたからちょっとびっくりするよ」

豊音「私がここにいるのも、全部麻雀部の皆が私を必要としてくれたからなんだよね…」

豊音「よし、大声出して気合入れよう」

豊音「すぅ…待ってろキャンパスライフううううううう!」

豊音(確かおととい見たTVではこう叫べって言ってたよー)

豊音「これでよしっっと」

塞「やっほ豊音、なに一人で叫んでんのよ?」

豊音「うわわ、塞…聞いてた?///」

塞「うん、待ってろキャンパスライフ!って」

豊音「う~////」

塞「ま、私だけじゃないんだけどね」

豊音「え?」

胡桃「馬鹿みたい」

シロ「センター…ダルい」

エイスリン「トヨネ、オハヨウ」

豊音「み、皆!?///あ、おはようエイスリンさん」ペッコリン

エイスイン「」カキカキ

シロ「?…これで宮守女子麻雀部全員集合だねって」

エイスリン「」ウンウン

豊音「そうだね、何かテンションマックスだよー」メラメラ

塞「それにしても今日は中々寝付けなかったなぁ、緊張して」

胡桃「いやいや緊張するのは私達の方だから」

胡桃「なんたって今日は塞の得意な”理系科目”なんだしさ」

塞「だからこそだよ今日の”数学”で沈んだら超ヤバイいし」

塞「だいたい昨日の”現代文”はなんなのよ」

塞「ゴ メ ン ナ サ イ ネじゃないわよ、登場人物にここまでイラっときたのは初めて」

胡桃「ま、”昨日”の国語は皆点数悪い感じだったからそんなに差はつかないんじゃない?」

エイスリン「」カキカキ

シロ「…でも英語で国語の失点を取り戻した自信はあるって?」

エイスリン「ガンバッタ」フンス

塞「エイスリンはいいよねー、英語が得意で」

塞「私は理系科目が強みなんだから今日取り戻さないとね」フンス

胡桃「はぁ、一番気が乗らない科目だけど頑張りますか」


ワイワイワイワイ

豊音「え?ちょ、ちょっと待って、皆何の話してるの?」

豊音「今日って文系科目じゃないの?」

塞「え?」

胡桃「え?」

エイスリン「what!?」

豊音「え?」汗ダラダラ

シロ「(またダルいことに巻き込まれそうだなぁ・・・)」

数分後…

塞「つまり…来る日を間違えたと…」

豊音「はい…」グスリ

胡桃「確かに昨日試験会場で全く見かけなかったし」

塞「いると絶対すぐ分かるしね…」

塞「それに豊音ったら完璧に音信不通だしさ」

豊音「うっ」

塞「センター試験前に一緒に勉強しよう、とか」

塞「会場はここに集合しようねってメール、全部返信来ないし」

現代文「僕の事をおこっていますか?」
塞「カンカン!」

豊音「それは…それはね、皆に迷惑かけたらいけないかなぁと思ってね」ウルウル

豊音「一週間前から携帯の電源ずっときってたんだよー」ウルウル

塞胡桃(う…)

豊音「グスッ、これじゃあ家族にも顔向けできないよぉ」ポロポロ

塞胡桃(これは…)

豊音「やっと村から出られて皆と楽しく遊べると思ったのに・・・・」ポロポロ

豊音「うわああああああああああああああん」

塞胡桃(・・見てるこっちもつらくなる)

シロ(ウーン…)

シロ「豊音…」ギュッ

豊音「シ、シロ?」

シロ「うーん、今回に関しては完璧に豊音の自業自得…」

豊音「ですよね…」シュン

シロ「でもまだ試験は終わってない…」

豊音「…」

シロ「…このまま帰ったらシコリが残ったままになっちゃうよ?」

豊音「…」

シロ「センターをやりきればまだ視野が広がるはずだから…」

シロ「あと半分しか教科ないけどさ…頑張ろうよ」

豊音「シロ…うん、そうだねやっぱり今日をやり終えないと…だね!」

シロ(…)

シロ「豊音…ちょっと屈んで」

豊音「?」

シロ「」ナデナデ

豊音「シ、シロ!?///」

豊音「急にどうしたの?」

シロ「ん…昔おばあちゃんがこういうときはこうしたた気持ちが落ち着くって言ってたから…」ナデナデ

シロ「どう豊音?」ナデナデ

豊音「うん、すっごく気持ちが落ち着いたよ!」パァー

豊音「シロ、ありがとう」(ニッコリ

塞(やれやれ、シロがたまに饒舌になったと思ったらこの垂らしっぷりですか)ハァ…

胡桃「もしかして妬いてる?ねぇねぇ」ボソッ

塞「な!?///…そ、そんなわけないでしょ」

塞「だ、誰が妬いてなんか!」

シロ豊音「?」

塞「///」カァーッ

塞「///ま、まぁでも豊音も元気が出たみたいだし、よかったじゃない」

胡桃(ふーん)

そしてまた数分後…


塞「何はともあれ頑張りましょうってことで!」」

塞「私はA棟だからこっちね、じゃああとで」

胡桃「私とエイスリンもc棟だからここでお別れね」

エイスリン「Good luck!」

豊音「私はDでシロがFだから私たちもお別れしなくちゃだね」

豊音「よし、またあとでねシロ」

シロ「…うん」

豊音(って気丈に振る舞ったけどやっぱりすごく気持ちが沈んじゃってるなぁ)

豊音(うぅ、周りの子皆頭良さそうだよぉ)

豊音(それに何だかみんなの視線が私に集まってる気がする)

豊音(昨日いなくて今日急に現れたからビックリしてるのかな)

豊音(いやいや、だから弱気になったらダメだって)

豊音(強い気を持ってないと少しの希望も無くなっちゃうし)

豊音(もうそろそろ開始かな?…集中集中っと)

……

塞「ふぅ、終わったーセンター終わったぞー」ヘヘーン

塞「数2Bの微分積分で少し時間かかったけど完答できたし」

塞「今回のセンター来てる、来てるよーーー」

胡桃「はいはい、昨日のあのどんよりした空気はどこいったんだか」ヤレヤレ

胡桃「ま、数学も生物も大体いつも通りできたから私も心配ないけどさ」

エリスリン「」カキカキ

シロ「…私も数学は大丈夫だって?」

エイスリン「ウン!」ニッコリ

塞「エイスリンとシロはいつも点数安定して良かったからね~、大丈夫だね」

胡桃「それはそうと…」

ワハハはこの時どうしてますかね?(小声

豊音「」ポケー

胡桃「もう魂が抜けてるんですが」

塞「一体何が…?」

シロ「…数Aと数1Aを間違えて解いたらしい」

塞胡桃(あーなるほど)

豊音「」ポケー

塞「ま、まぁセンターあるあるでよくあるしね」

塞「そんな時もあるよ、そんな時も」アセアセ

私立ならセンタースルーでも大丈夫だけどな
宮守連中は地元志向だろうけども

塞「だからそんな気を落とさずにさ、豊n」

豊音「ああやっぱり私って駄目だなぁ」

豊音「センターの日間違えるし、すべき問題も間違えるし」

塞「ちょ、豊n」

豊音「もうやだやだ何も考えたくない」

シロ(…面倒なことに巻き込まれないうちに今のうちに逃げておこう)

豊音「モウナニモカンガエナイナイモカンガエナイモウナニモカンガエタクナイ」

塞胡桃(豊音が壊れた!)

恒子「と、いうわけでやって来ましたーーーーー!」

恒子「高校生活最後の関門”セ ン タ ー 試 験”」

恒子「嬉々とした顔絶望した顔…、まさにここは天国と地獄ッ!」

恒子「今日はそんな受験生の”顔”をお伝えしたいと思います」

恒子「因みに私が来ているのは岩手県です」

恒子「なぜ、岩手なのか?…それはCMのあと!」

恒子「っという茶番はさておいてでは手始めにあの楽しそうにしている会話してる4人組に聞いてみましょう!」

恒子「おーっとあの5人は今年のインハイ出場校宮守女子の面々だーっ」

恒子「これはさぞかし面白そうな画がとれそうです」ニッコリ

塞「ふぅ、やっと落ち着いたか…」

胡桃「ゼェーゼェー、多分今年一番の体力使ったかも」

エイスリン「ツカレマシタ」

豊音「」

塞「これで少しはゆっくり出来るかな?」

恒子「はいはーい、すいません私たち○○放送の者なのですがインタビューいいですか?」

塞「え?私たちですか?う~んちょっといm」

恒子「ではインタビューの許可が出たので質問していきます」

塞「っておい」

恒子「”二日間”センター試験を戦い抜いた感想は?」

豊音「」グサッ

塞「わわっ、え、えーととても疲れました」アセアセ

恒子「ふむふむ、極度の緊張状態の中疲労困憊し動けないほどのエネルギーを使ったらしいです」

恒子「流石インハイ出場校、力の使いどころをよく心がけています!」

塞「いや、そこまでは言ってn」

恒子「それじゃ二問目の質問いくよ~」

塞「だから人の話を」

恒子「”皆さん確実に受けているであろう昨日の国語”はどうでしたか?」

恒子「予備校の予想平均点によるとかなり低いそうでしたが」

豊音「」グサッグサッ

塞「はぁ、こっちの意見は無視ってことですか」

塞「ええと、昨日の国語は全然できませんでした(適当)」

恒子「おっと、これは投げやりな答えが返ってきました」

恒子「では最後の質問です…」

恒子「えーと、そこの身長の大きな…えーと…あ…あね…」

恒子「亜熱帯さんに聞きます!」

胡桃「いや亜熱帯じゃなくて、姉t」

恒子「今日で試験が終わったわけですが―――」

胡桃「」

恒子「明日自己採点までの期間は何を考えながら過ごしますか?」

塞「い、今豊音にセンターの質問するのだけはやめて―――」

胡桃「そうそう、私が答えr」

豊音「センター?センター…アハハハハハハハ」

豊音「ハハハハハ、ミンナキエレバイイノニ」

豊音「モウミンナキエレバイインダキエロキエロ」ガッ

恒子「ってきゃあああああ」

塞「早く豊音止めないと、これはまずいことに」

胡桃「私はそっちおさえるから、エイちゃんは足お願い」

エイスリン「ウン」

プロデューサー「おいカメラ止めろおおおおおおおおおお」

豊音「ミンナキエレバミンナキエレバ・・・」

ワーワーギャーギャー

シロ「…ダルい」

豊音(次に私が目を覚ましたのは自室だった)

豊音(1日ほど寝ていたらしい)

豊音(暴れていたらしいが、記憶がない)

豊音(奇跡的にけが人はおらず処罰も何もなかったのが救いか)

豊音(結局センターは撃沈した)

豊音(みんなは普段の模試以上のいい点数が取れたらしい)

豊音(こうして私のセンター試験は終わった)

豊音(そして皆は2次試験でもいつも通りの実力を発揮し、何のも問題もなく通過した)

豊音(一方私はセンターの点数が響き…)

豊音(シロ達は晴れて四月から大学生活を送れるのだ)

豊音(私は皆が幸せになれるならそれだけで嬉しい)

豊音(しかし私にもまだ未練が残っているようだった)

豊音(私は親に頭を下げて浪人を志願した)

豊音(村から出る条件は現役合格だったためにそんなものは認められなかった)

豊音(でもトシさんのお力添えのおかげもあり、一浪でもOKということになった…)

そして…

一年後 4月

塞「集合場所は大学正門前だよね、何で誰もいないの?」

塞「時間も…うん15分過ぎてる」

塞「って遅すぎでしょ(ビシッ」

塞「胡桃たち何してんのよ」

胡桃「塞―、ごめん遅れちゃった」

塞「おそーい、今日は何もないんじゃなかったの?」

胡桃「私は何もなかったんだけどね、シロが…」

塞「シロがどうしたの?」

胡桃「出さなきゃ単位落としちゃうレポートの締切が今日らしくてね」

胡桃「そのことに今日気づいたらしくさっきまでエイちゃんと一緒に手伝ってたわけ」ヤレヤレ

塞「はぁ、シロは大学に入っても変わらないね、悠長って言うかマイペースって言うか」

塞「もうちょっとこう、キリッっとしないもんかな?」

胡桃「それはそうと、どうなの最近?」

塞「?何のこと?」

胡桃「だーかーらー、最近シロとはどうなのかなぁって」

塞「シロと!?いやいやいや何にもないよ何にも」アセアセ

塞「ま、まぁ時々一緒に美術館に行ったりごはん食べに行ったりはするかな///」テヘヘ

胡桃「へー」

胡桃「で、それ以上の関係にはならないんだ」

塞「それ以上って何よそれ以上って」

胡桃「つまるところ付き合ったりはしてないの?ってことよ」

塞「つ、付き合う!?///」

胡桃「そうそう、あれだけ一緒にいてまさか友達以上恋人未満なわけがないよねぇ?」

胡桃「それに誰がどう見ても塞がシロと一緒にいる時のあの恋する乙女の表情はそう解釈するよ」

塞「え?///い、いやぁ確かにシロはカッコイイし、面倒みないと心配だし、一緒にいると安心するし」

塞「それに以外と気が利くところがグッとくるっていうか魅かれるっていうか」

塞「その気がないわけでもないんだけど///…」(ゴニョゴニョ

胡桃(そういう塞も変わってないなぁ、ヘタレな部分が)

胡桃(よし、もうちょっとかまかけてみますか)クスクス

胡桃「はぁ、もうそんなんだからいつまでたっても付き合えないのよ」

胡桃「早く告白しちゃいなさいよ、シロが誰かに取られもしらないよ?」

塞「!?」

塞(…シロが好きになってはや4年…確かにこのままだと誰かに取られちゃう気がしてきたなぁ)

塞(ここで勇気を出さなきゃどこで出すのよ、女を見せろ臼沢塞!)

塞「…よし分かった、シロに告白する!」

胡桃(ちょっとからかっただけでこんな方向に進むなんて)

胡桃(塞も結構単純なんだね)

胡桃「よーし、もうちょっとでエイちゃんとシロが来るはずだから頑張ってね!」

塞「えええええええ、こんなところで告白するの!?」

塞「いやいやこういうのには雰囲気ってものが…」

胡桃「って言ってるそばから来たよ」

塞「あわわわ」

エイスリン「オクレマシタ」

シロ「…ごめん遅刻した、豊音はまだ来てないの?」

胡桃「ほら、塞早く」(ボソッ

塞「わかってる、ちょっとくらい呼吸を整えさせてよ」(ボソッ

シロ「?」

塞「…よし…シロ!」

シロ「ん?」

塞「私ね…今までずっとシロのことが!」

塞「好――――」

豊音「わー、皆ーーー久しぶりだよーーー」ワーイ

塞「」

エイスリン「トヨネ、ヒサシブリ」ハイタッチ

シロ「うん、元気そうでなにより」

豊音「ごめんね、電車が遅れて時間に遅れちゃって」

胡桃「ううん、私たちもいま来たところだから大丈夫、一人を除いて」(チラッ

塞「」ポケー

豊音「塞はどうしたの?」

胡桃「豊音は気にしなくていいよ~、なんもかんも政治が悪いってことだよ」ウンウン

豊音「へーそうなんだ」

豊音「あ、そういえば…はいお土産のまんじゅうだよー」

豊音「お母さんが持っていきなさいって」

胡桃「豊音ありがとう、いただきまーす」

エイスリン「マンジュウダイスキ!」

ワイワイ

塞「」(ポケー

シロ「…ねぇ塞」

塞「さっきのはナシナシ、何も聞かなかったことにして…お願い」

シロ「…わかった」

シロ「でも気持ちが落ち着いたらいつでも言っていいよ」

シロ「…私はずっと塞のそばにいるし待つのは慣れっこだしさ」

塞「シロ…うん、そのうちきっと」(ニッコリ

大学の食堂にて

塞「ってなわけで豊音、合格おめでとう!」パーン

豊音「ありがとうだよー」ウルウル

塞「ホントあの悲惨なセンターが今ではいい思い出だね」ハハッ

胡桃「ま、良かったじゃない二浪しなくて」

塞「あれれ~?そんな冷たいこと言っちゃっていいの?」

塞「つい2か月前まではそわそわして毎日近くの神社に行ってお参りしてたのはどこの誰かな~?」

胡桃「う、うるさいそこ///」

エイスリン「」カキカキ

シロ「…これでやっと宮守女子麻雀部集合だね?って」

エイスリン「ダイダンエン!」ウンウン

塞「そうだね~、これが一年ぶりの集合だね」シミジミ

シロ「…おかえり豊音」

豊音「ただいまだよー」ニッコリ               
                                   ―カン―

支援ありがとうございます、豊音は可愛いね

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