咲「安価で末原先輩と遊びに出かける」(129)

~ 全国大会後 ~

咲「はぁ…全国大会優勝できたけど結局お姉ちゃんと仲直り出来なかったし毎日暇だなぁ…」

咲「そうだ! 姫松の末原先輩と夏休みの残りを使って旅行に行こう!」

咲「あの人いちいち私のツボにはまるリアクションしてくれるからお気に入りなんだよね…」ゾクゾク

咲「さっそくメールしよう」

咲「ええと」

咲「末原先輩、明日二人で>>4に行きませんか?と…」

UFJ

咲「やっぱりメールは面倒だし電話にしよう」

prrrr

ガチャッ

末原「なんや宮永」

咲「あ、お久しぶりです、末原先輩」

末原「「久しぶりやな。で、なんや?用が無いんならうちは忙しいかr」

咲「明日二人でUFJに行きませんか?」

末原「はぁ!? 急すぎるわ! 無理や!」

咲「なんでですか?」

末原「当たり前やろ?! 大体そんなんは色々準備してやn」

咲「とりあえず明日ユニバーサルシティ駅に集合で」

末原「はぁ!? こっちの話をきk」プツッ

ツーツーツー



咲「よしっ、… ふふ、明日が楽しみだね」

咲「おはようございます!末原先輩!」

末原「ははは… おはよう(律儀に集合時間ピッタリに来てしまう自分の性格が恨めしいわ…)」

咲「しっかり準備はしてきました?」

末原「はいはい、どうせ咲のことやから何も準備してないんやろ? ちゃんとおすすめのアトラクションのピックアップと周回ルートは…」

咲「え?」

末原「ん.? なんやねん?」

咲「準備って銀行強盗の準備ですよ?」

末原「はぁぁぁ!?」

咲「も~、それぐらい察してくださいよ。 私の麻雀のプレイスタイル忘れたんですか?」

末原「いやいや! 覚えとるけども!? 流石にそれはナナメ上を行きすぎやろうが!」

咲「はいはい、とりあえずそこの三井住友UFJからお金卸しますよ? 準備はいいですか?」

末原「ちょ待てy」

咲「おら! 手上に上げえや!」キョウコウトッパ

末原「こうなったらヤケクソや! 」トッコウ

末原「全員じぃっとしとかんかい!!」

~ 事後 ~

咲「ふふふ、大量ですね」

末原「あかん… 前科者になってまう…」カタカタ

咲「ばれなきゃ大丈夫ですよ」ホクホク

末原「ほんま何させてくれとんねん…」

咲「まぁまぁ、これで旅費は出来たじゃないですか」

末原「まぁお金は大量にあるな」

咲「次はどこに行きたいですか?」

末原「せやな、じゃあもうそろそろ家に帰ろうk」

咲「カン!」

末原「ぐふぅ!?」

咲「ふぅ、しょうがないですね、じゃあ今度は>>30に行きましょうか?」

末原「く、… 覚えとれよ…」ヨロヨロ

有珠山

咲「じゃあ今から関空で北海道に飛んでそこから有珠山でも観光しましょうか?」

末原「宮永、よぅ聞け」

咲「はい?」

末原「お前は行動に脈絡っちゅうもんを付けなあかんわ。考えてみぃ・ なんで朝8時から銀行強盗しt」

タクシーの運転主「どちらまで?」

咲「あ、関西空港までお願いします!」ムンズ

末原「大体全国の時かてそうや! お前は人の…」ズルズル

咲「はぁ、着きましたね! 北の大地北海道!」

末原「普段からなぁ… って… えっ!?」

咲「はい、末原先輩、寒いでしょうしこれでも飲んで温まって下さい」ホットレモン

末原「ちょお待て! いつの間に北海道に… って、ん、ありがとう…」ゴクゴク

咲「それじゃあ、今から気合入れて有珠山登山ですね! 頑張りましょう!」

末原「寒いし私はええわ…」

咲「札幌の好日山荘で登山グッズは買い揃えたんで大丈夫ですよ!」

末原「いやいや、実はわたし高所恐怖症で…」

咲「さぁ! 登山を楽しもうよ!」ガシッ

末原「いやや~!!」ズルズルズル

咲「山頂にとうちゃ~く!」

末原「はぁはぁ…」ゼェゼェ

咲「もう、息切れしすぎですよ?」

末原「う、うるさい… こちとら文化系クラブの三年なんや… ほんまもんの運動なんかここ何年も… してへんわ…」ゼェゼェ

咲「それより見てくださいよ! すっごく綺麗ですよここ!」

末原「はぁはぁ… 確かに、景色は綺麗やな…」ゼェゼェ

咲「もう、末原先輩疲れすぎですよ? キスでもしてあげましょうか? 疲れなんか吹っ飛びますよ?」

末原「お前の唇にはエリクサーかなんかが塗ってあんのか?」

咲「ふふふ、そうかもしれませんね~。じゃあ景色も堪能出来たことだし、下山しますか?」

末原「ちょっと待って… あと10分でええから休ませて…」フラフラ

咲「レッツゴー!」スタスタスタ

咲「あ、あと遅れた方が帰りの飛行機代払いの罰ゲームですから!」スタスタスタ

末原「あ、…」

末原「」

末原「めげるわ…」

末原「」ゼェゼェ

咲「お疲れさまでした、末原先輩。タオルどうぞ」

末原「頂くわ…」ハァハァ

咲「こうやって後輩にタオル渡されるシチュエーションって萌えません?」

末原「そうやな… お前にどうやってこの仕返ししたろうかって考えたら… 燃えてくるな」

咲「はいはい、北海道は満喫したし、次行きますよ?」

末原「北海道の『ほ』の字も満喫してへんし…、。ってか、まだ行くんか…?」

咲「当たり前じゃないですか! 次はもっと末原先輩とラブラブ出来るとこに行く予定なんで期待しといてください」

末原「もうなんでもええから、早く解放してください神様… うちはのんびり夏休みを過ごすしたいだけなんです…」ガタガタ

咲「じゃあ次は>>44に行きましょうか」

霞さんと遊び

咲「よし、ここは鹿児島の石戸さんの所に遊びにいきましょ…」

末原「ちょお待て」ガシッ

咲「はい? なんですか?」

末原「お前ここどこやねん?」

咲「? 北海道ですけど?」

末原「お前鹿児島て日本の北端から南端やぞ!?」

咲「? それがどうかしました?」

末原「さっきから言うとるけどもっと行動に脈絡を…クドクド

咲「そんなだから決勝でラス引いちゃうんですよ…」ボソッ

末原「!?」ビクッ

咲「グダグダ言ってないで早く行きましょうね~」ズルズルズル

末原「主将…善野監督…すんません…」ズーン

咲「はい鹿児島とうちゃ~く!」

末原「ふぁぁ…」

咲「ふふ、よく眠れました?」

末原「朝早かったからな…」

咲「ええっと…」キョロキョロ

咲「あっ! いた! 霞おねえちゃ~ん!」

霞「咲ちゃ~ん!」ボフッ

咲「霞お姉ちゃん会いたかったよ~」スリスリ

霞「ふふふ、咲ちゃん、わたしも会いたかったわよ」

末原「」

末原「なんやねん霞お姉ちゃんって…」ゲンナリ

霞「あ、あなたは…」

末原「全国大会ぶりやな、石戸霞さん」

霞「誰だったかしら?」

末原「」

霞「ふふ、冗談よ。末原恭子さんね?」

末原「ふ、ふふ… 相変わらず食えんやっちゃな~、あんたは…」

咲「はぁぁ… 霞お姉ちゃんのおっぱい暖かいしふかふかだし最高だよ~」モフモフ

霞「あ、ん… もう、咲ちゃん? あんまりおいたしちゃダメよ?」

咲「はーい!」

末原「」

末原「なんやろう、このえも知れぬ敗北感は…」

霞「末原さん」

末原「なんや」

霞「残念ながた咲ちゃんの真のお姉ちゃんはこのわたしよ?」バイ~ン

末原「なんやろう… 全然そんな権利なんかいらんのに今私が感じてる敗北感は一体なんなんや…?」

小蒔「その勝負私が引き受けました!」

末原「どっから湧いて出てきた!?」

小蒔「どっちが咲ちゃんのお姉ちゃんにふさわしいか白黒はっきりつけましょう!」フンスッ

咲「」…チャッ

霞「」コォォォ

小蒔「」…スゥスゥ

末原「で、結局麻雀かいな…」

末原「しかもなんか全員やばいオーラ出しとるし…」

末原「(張った… 147萬待ちや…)」

末原「リーチ!」カッ

霞「」ギラッ

小蒔「」ゴゴゴ…

咲「」……

末原「ヒィッ…」ガタガタ

末原「(なんで先制リーチ打ってこんなにビビらなあかんねん!)」

末原「頼む…っ! ツモってくれ…っ!」チャッ

末原「うっ…」タンッ打9萬

小蒔「ロン」

咲「小蒔おねえちゃ~ん!」イチャイチャ

小蒔「ふ、ふぁ…ダメですよ、咲ちゃん! こんな所でこんあ破廉恥な…」

咲「えへへ、小蒔お姉ちゃんカワイイ。チューしていい?」

小蒔「も、もぅ… 咲ちゃんは甘えん坊ですね…」

咲「駄目?」ゴッ

小蒔「(はぁ…9面の神が私に伝えています… この人を受け入れよ、と)」ドキドキ

小蒔「ん… おねえちゃんは初めてなので、… その、… 優しくお願いしますね…?」ドキドキ

咲「うん、小蒔、ちゃん… 行くよ?」

小蒔「は、はい…」ドキドキ



末原「で」

霞「なにかしら?」

末原「あれは止めんでいいんか?」

霞「ん~、9面の神には逆らえないのよね~…」

咲「あ~楽しかった」ホクホク

末原「そうか、そら良かったな」

咲「末原先輩は何してたんですか?」

末原「石戸さんと二人で桜島観光しに行っとったわ、せっかくやし」

咲「火山灰?」

末原「長渕や」

咲「む~、どうでもいいけど私と小蒔お姉ちゃんにはなんとも思わなかったんですか?」ゴゴゴ

末原「はぁっ? なんともって何をやねん?」

咲「もういいです! 罰としてもう一か所行きますからね!」

末原「もう勘弁してくれ…」

咲「>>65に行きます!」

ジャスコ

<(^o^)> 末原先輩!
 ( )    ジャコスいくの!?
  ||

\(^o^)> ジャコスいかないの!?

  ( )
   ||

┐(^o^)┌ なんだージャコスいかないのかぁ…
  ( )     ざんねん…
 ┘┘

<(^o^)/ えっ!?やっぱりいくの!?
 ( )     やっぱりジャコスいくの!?
  ||

      やったぁー!!ジャコスいけるんだ!!
  (^o^)/三  (^o^)/三  (^o^)/三  (^o^)/三  (^o^)/三

  /( )  三  /( )  三  /( )  三  /( )  三  /( )  三
    ||  三    ||  三    ||  三    ||  三    ||  三

      ゲームしていいよね!?クレーンゲームがやりたいな!

三\(^o^)  三\(^o^)  三\(^o^)  三\(^o^)  三\(^o^)  
三  ( )\  三  ( )\  三  ( )\  三  ( )\  三  ( )\
三  ||    三  ||    三  ||    三  ||    三  ||

末原先輩「やっぱジャスコはやめて>>72にしよか(うぜぇ…)」

姉帯さんとラブホ

末原「はぁ!? 姉帯さんってあの岩手のか?! なんで三人でら、…ラブホテルに行かなあかんねん!」

咲「いや…末原先輩が言ったんですよ?」

末原「あれは宮永がいきなり変な動きしよるから気が動転して…」

咲「はいはい、いいから行きますよ?」ズルズル

末原「いやや~!、まだ純潔を散らしとうない!」


~ 岩手 ~


末原「はぁ… もう移動だけで体力の限界なんやけど… 疲れた…」

咲「そうですね… 流石に私も疲れましたし、姉帯さんに会う前にとりあえずどこか休める所に…って、あれは?」



姉帯「おお~、宮永さんに末原さんじゃない! 全国大会ぶりだね~! こんばんは!」

末原「噂をすれば、なんとやら… やな」

咲「あ、あはは… こんにちは。姉帯さん」

姉帯「へぇ~! 二人は鹿児島からここまできたんだね~! 疲れたでしょ?」

末原「せやねん! こいつのせいで散々…」

咲「ポン!」

末原「ぐふッ…」ガクッ

咲「あはは、そうなんですよ~、それでこの盛岡駅の近くでどこか休める所知らないですか?」

姉帯「う~ん、、……… あっ! それだったらいいところ知ってるよ!」

咲「ほんとですか!?」

姉帯「うんっ! わたしはまだ入ったことないんだけどね~? トシさんに聞いた予約なしで入れるいい場所があるんだ!」

咲「よかった! じゃあ案内してもらっていいですか?」

姉帯「うん! お安い御用だよ~! って、…末原さん?」

咲「あ、末原先輩は長旅で疲れて眠っちゃったみたいです」

姉帯「そっか~、でもこんな所で寝てちゃ危ないし、私が背負って行くね?」ヒョイ

咲「はい、お願いします」

姉帯「いや~、それにしてもチャンピオンの宮永さんにこうやってまた会えるなんて光栄だよ~」

咲「あはは、そんな、チャンピオンなんてたまたまですよ~」

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姉帯「ここだよ~」

咲「これはどう見ても…」

姉帯「じゃあ受付済ましちゃおうか!」スタスタ



通行人「」ヒソヒソ

咲「姉帯さんが末原先輩を担いでラブホテルに入って行く… どう見ても拉致現場です、本当に(ry…」

~ ラブホテル ~

末原「はっ…!? ここはどこや!」

咲「おはよう、末原先輩」

末原「確か私は宮永にやられて…」

咲「し~っ」

末原「ん?」

姉帯「」スゥスゥ

咲「姉帯さん寝ちゃってるから静かにね?」ヒソヒソ

末原「あ、ああ、悪いな。で、ここどこやねん?」ヒソヒソ

咲「ラブホテルだよ?」

末原「何となくそんな気はしとったわ…… 夜も遅いしもう私も寝るで」

咲「駄目だよ? 末原先輩?」

末原「はぁ?」

咲「せっかくお金払ってラブホテルにきたんだからちゃんとそれなりのことはしよう?」

姉帯「んぅ…? 何か騒がしいな…」

「も、無理! 無理やって、宮永…! ん…はぁ…」

「ふふ、末原先輩、可愛い。もう、全国大会で人目見た時からこうしたかったんですよ?」

「も、ぅ… この… 変態!」

「変態でいいです。末原先輩のこんな可愛い所見られるなら変態で構いません」クチュクチュ

「やめ、やめて、… そこ舐められたら…っまた…」

「ふふ、じゃあかみかみしちゃいます」ハムッ

「も、あかん…! あかんって…!」

「私が何しても感じてくれるんですね? 末原先輩こそ変態です…」

「感じてへん…! 感じてへんからもうやめぇや…!ん…はぁ…」

「はいはい、もう、本当に末原先輩は可愛い。チューしましょう?」

「ふ、ふぁ…」


………


姉帯「(寝たふりしとこう…)」ドキドキ

~ 早朝 ~

姉帯「お、おはようございます!」ドキドキ

咲「ふぁぁ… おはようございます、姉帯さん」

末原「ふぁ… おはよう…」

姉帯「え、えぇぇと、その、わたしはお邪魔だし今日は宮守の皆と約束があるから帰るね! 二人ともありがとうねー!」ピュー

咲「うぅん… 姉帯さん帰っちゃいましたよ? 末原先輩」

末原「そうか… せっかく岩手まで来たんやから3人で遊んだりもしたかったけどなぁ…」ネムネム

咲「それより」

末原「うん?」

咲「ホテルのチェックアウトの時間までまだ2時間ぐらい余ってるんですよね…」

末原「さぁて、シャワーでも浴びてこよかn」ガシッ

咲「せっかくお金払ってるんだから楽しみましょう? 末原先輩?」

末原「いやや! もう腰が痛くて…」

…………

咲「ふぅ… 岩手も楽しかったですね? 末原先輩?」ツヤツヤ

末原「もうどうにでもしてくれ…」ゲッソリ

咲「むぅ、末原先輩は私と居て楽しくないんですか?!」

末原「う… まぁ、お前がもうちょっと行動を自重してくれたらそれなりにはなぁ…」

咲「一緒に一晩を共にした相手にお前ってなんですか! ちゃんと『咲』って呼んでください!」

末原「うう… 分かった分かった。咲?」

咲「はい!」ギュッ

末原「い、いきなり抱きついてくんな! 恥ずかしいわ!」

咲「ふふ、恥ずかしがり屋さんはあんな大声出せませんよ?」

末原「うっさいわ!(あかん… なんかだんだん咲に逆らえへんようになってきてる…)」

咲「ふふ… じゃあ最後に>>101に行って終わりにしましょうか?」

末原「流石に3日も家空けとるしな…」ゲンナリ

白糸台

咲「し、白糸台高校に、行きましょう…」

末原「なんや歯切れ悪いな」

咲「だって… わたし結局お姉ちゃんと仲直り出来なくて…」

末原「それなのに行きたいんか?」

咲「うん、だって、今でも私はお姉ちゃんのことが大好きだもん」

末原「咲…(なんや、なんか悔しいな…)」ズキズキ

咲「だから、大好きなお姉ちゃんにわたしの一番大好きなおもちy、じゃなかった。大好きな人のことを知って欲しいんだよ」

末原「おい」

咲「はい?」

末原「今なんかオモチャとか…」

咲「だから、末原先輩、頑張ってね?」

末原「頑張る?」

~ 白糸台高校 ~

照「」ゴゴゴゴ

菫「(すごい…照から今までにないほどの禍々しい殺気が…)」

咲「末原先輩! 頑張って!」

末原「えっとやな? チャンピオン。じゃなかった照、お義姉さん?」カタカタカタ

照「私はお前の姉ではない!」タツマキセンプウケンッ!

末原「ぐはっ!」

照「で、大事な妹を傷物にしてくれた覚悟は出来てるんだろうな?」ゴゴゴゴ



咲「あ、菫さん。お久しぶりです」

菫「久しぶりだな、咲ちゃん。元気にしてたか?」ナデナデ

咲「もう、くすぐったいですよぅ…」

菫「よしよし、相変わらず妹妹しているな君は。構いたくなるじゃないか」ナデナデ

咲「あっ… 角は弱いからダメです…っ」ゾクゾクゾク

末原「(うぅ…そもそも傷物にされたのは私の方なんですけど…)」

末原「(とか思ってる場合ちゃうな、これは…)」

照「」ゴゴゴゴゴ

末原「(咲はお姉ちゃんと仲直りしたい言うてた)」

末原「ここで私が逃げたら咲はまたお姉さんと仲直りする機会を失ってまう」

末原「(こんだけ舐められてても私は咲の先輩であり… 今は恋人や)」

末原「大事な人の一人も守れんで…」

照「死に急ぐか…」スッ

末原「姫松の大将背負ってられるかー!!」




咲「あ、ふぁ…いや、ダメです、菫さん…」

菫「ふふふ… いいじゃないか。それにそんな気持ち良さそうにしながら言っても説得力がないぞ?」

咲「ダメ…ダメぇ…」

菫「ふふ…君は本当にそそる反応をするな…」ゾクゾク

~ 数分後 ~

照「ふ、ふふ…なかなかやるじゃないか」ボロッ

末原「あんたもな… 流石や、チャンピオン」ボロッ

照「まだお前の名を聞いてなかったな。なんという?」

末原「名乗るほどのもんじゃないわ。姫松高校で大将やっとった」

照「ほぅ…(照魔境)」ゴッ

末原「ぐっ…」

照「これは…!?」

末原「気づいたか? チャンピオン」





末原「私は末原恭子。ただの凡人や」

末原「凡人の私なりにどこまでやれるんか」

末原「楽しみやっ!」ゴッ

照「くっ、速い!」

~ 数時間後 ~

末原「これで、もう最後や… 体が動かへん」

照「私も… もう動けない」

照「咲は、大事な私の妹だ…」

照「あなたになら咲のことを託せるだろう…」

照「咲のことを、よろしく、頼む…」

末原「チャンピオン、いや、照。私からもお願いや」

照「何?」

末原「咲と、仲直りしてやってくれへんか?」

照「もう喧嘩なんかしてない… でも、わたしは引っ込みがつかなくなって、それから咲を影で守ることにした」

末原「咲はな? あんたにわたしのことを認めさせるためにここに来たわけやない」

照「なら、なんで…?」

末原「あんたとまた笑って過ごしたいからここまでやってきたんや!」

末原「あんたが、照が笑ってくれへんと咲は誰にも本当の笑顔を見せてくれへんねん!」

照「分かった… 咲に謝ってくるよ。今までのこと、全部」

照「ありがとう、末原さん」ニコッ

末原「ありがとう、チャンピオン」

末原「(なんやかんやあったけど、私はやったで。咲)」チラッ


咲「駄目、本当にもうダメだってば、菫お姉ちゃん! ん… んぁ…」

菫「ここなら誰にも見られないよ? だからこうやって二人っきりでゆっくり楽しむことができる」

咲「も、ダメ、また… イっっちゃうよ…」ブルブルブル

菫「ふふふ、私は君の何かな? 咲ちゃん?」

咲「すみれおねえひゃんはわたしのこいびとでおねえちゃんでしゅぅぅ!!」

菫「ふふ、よく出来ました…」

咲「ふぁぁぁ………」


照「」

末原「」


おわり

         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは咲恭の旅行ssを書こうと思っていたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        いつのまにか照と末原先輩のダブルNTRになっていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか

   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

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