千早?「プロプロプロプロプロ…」 P「どうした千早!」 (6)

千早「……」

千早?「プロプロプロプロ……」

P「そうかそうか。一人で寂しかったのか、ごめんな」ヨシヨシ

P「明日は仕事が休みだから、一緒にいような」

千早?「…」//コク

千早「ギギッ」ニコッ

P「……千早…」

千早「……あの」

千早「プロデューサー。少し、いいですか?」

P「ん? どうした千早」

千早「……。それは一体なんですか?」

P「それ?」

千早?「?」ギギ

P「……はっ!? 千早が二人いるだと!?」

千早「ああん?」

P「ああっちーちゃんの冷たい眼つきが気持ち良いよぅ!」ゾクゾク

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千早「もう一度だけ聞きますね?」

P「…はい…」ボロ

千早「それは?」

千早?「?」ギギ

P「あっしまった。今日は本物の千早が家に来る日だった」

千早「はい?」

P「ごめん。仕舞うのを忘れていたんだ。忘れてくれ」

千早「…まだ叩かれ足りないんですか?」

P「うん」

千早「……分かりました。では、今日はもう叩いてあげません」

P「!? そんな殺生なぁ! わ、分かった、ちゃんと話すから叩いてくれ!」

千早「(……なんだか複雑だわ…)」

千早「私のロボットですか。それはまあ…」

千早ロボ「ンアー」ゴクゴク

千早「……見れば、分かりますが」

P「うむ。ちなみに動力源はオイルを一滴落とした牛乳だ」

P「おいしいか? 千早」

千早ロボ「オイシイー」プハー

P「それはよかった」ニコ

千早「……は、はあ。まあ、そんなことはどうでもよいのですけれど」

P「あ、あのですね…」ボロボロ

P「ほら。家に一人でいると寂しいじゃん」

千早「はい」

P「(何気に即答するちーちゃん可愛い)」

P「で、だな…作ってみたんだ。千早そっくりのロボットを」

千早「……な、なるほど?」

千早ロボ「プロデューサー♪」

千早「(机の上で私の生首が揺れてる…)」

P「なんだいちーちゃん」

千早「……」

千早「あの、お願いですから、私の前でそれを千早とか、ちーちゃん呼ばわりするのはやめてください」

P「……仕方ないなあ」ブー

千早「(…私が悪いのかしら…)」

千早ロボ「プロデューサー♪ プロデューサー♪」ガタガタ



千早「ま、まあ、理由は分かりました…その、さみしいと言ってくれるのは、嬉しいですし」

P「うむ。俺はもう千早がいないと生きていけない」

千早「……」//

P「(真正面から言われて照れるちーちゃんまじプリティーですわ)」

千早「そ、そうですね。私も、プロデューサーの写真は、肌身離さず持ち歩いていますし…」//

P「……見つからないようにな」

P「悪かったな。なんか取り乱しちまって」

千早「い、いえ」

P「今日は本物の千早がいるんだもんな。この子は、ちょっと寝室に仕舞ってくるよ」ガタ

千早「はい」



千早ロボ「プロデューサ、キョウハヤサシクシテクダサイネ♪」



千早「……」

P「……」

千早「……プロデューサー」

P「……ハイ」

千早「……話がありますので、速やかにその子を置いて来てください」

P「……ハイ」

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