千早「この泥棒猫…!」美希「…」 (20)

※このSSには一部アイドルや事務員達の険悪な描写があります。

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春香「結構可愛い服見つかったね、ちょっと買い過ぎちゃったかも」

千早「フフッ今日はありがとう、春香」

春香「なんのなんの!千早ちゃんのコーディネートは春香さんにおまかせですよ!」

千早「普段あまり気を使わないとこういう時困るわね、本当に助かったわ」

春香「私服チェックとインタビューだっけ?衣装さん用意してもいいって言ってたけど」

千早「そろそろ新しい服は欲しかったし…それにファンを騙すような事は…」

春香「そうだねー、でも私としては千早ちゃんとデートできたから満足ですっ」

千早「デートって…///もうっ変な事言わないの!」

春香「あー赤くなった千早ちゃんは可愛いなぁ」


千早「まったく…それにしても本当にいいお店だったわ、流石萩原さんのおススメね」

春香「雪歩は昨日真と来たんだっけ?」

千早「えぇ、そう言ってたわ」

春香「時間が合えば皆で遊びに来たいね!」

千早「今日は美希も一緒のハズだったけれど…仕事なら仕方がないわよね」

春香「そうだね…アレッ?美希?」

千早「えっ?だって昨日プロデューサーが仕事が入ったって言って…」

春香「ほら、あの後姿」


アハハハッ タノシイネッハニー コラックッツクナ! ヤナノー

千早「確かに美希ね、でもどうしてプロデューサーと…」

春香「…尾行してみますかいおやぶん?」

千早「何のモノマネかはわからないけれど、そういうのは良くないと思うわ」

千早「…プライベートな時間を邪魔しては…悪いもの」ギュッ

春香「千早ちゃん…」

千早「あっ…」

チュッ コラミキッ! エヘヘ マッタク…


千早「…」

春香「だ、大丈夫?」

千早「…自分の気持ちがやっとわかったわ」ギュッ

春香「千早ちゃん?」

千早「…」スッ

千早「美希」

美希「あっ千早さん!おまたせなの!仕事が早く終わったって今から連絡しようとしてたんだよ!」

パシィ

美希「…え?」

千早「…」

美希「ち、千早さん…?ど、どうして叩くの?」

バシィ

千早「…」

美希「痛いよ…」

千早「…ごめんなさい美希」

千早「でも一言、言わせて頂戴」



小鳥「このっ…泥棒猫…!!!!!!」


P「まーたこの鳥は声に出して妄想を…」

千早「いつもの事ですね」

美希「いつもの事なの」

春香「お茶入りましたよー」

前にも同じ酉で書いてるみたいなんで今更かもしれないが、数字4桁をキーにすんのはあんまり勧めない

春香「今日はまたなんというか…はいプロデューサーさん」

P「ありがと…うん美味い」ズズー

千早「本当ですね」ズズー

美希「雪歩っぽいお茶なの」ズズー

春香「えへへー雪歩に習ったのもあるけど…多分お茶の葉がいいからかも!」ズズー

P「なんかいいお店見つけたって言ってたな」

千早「そうだ…プロデューサー、前仰っていた仕事の件ですけれど…」

春香「例のアレね、私も手伝うよ!」

美希「ミキも手伝うのー!」

千早「ふふっありがとう二人とも、…という事ですので問題ありません」

>7 ありがとーちょっと変える



春香「私たちにこういうお仕事来るの珍しいから頑張っちゃいますよ!」

P「千早と春香は大丈夫っと…後は真か…」

美希「真クンなら今日雪歩とお買い物に行ってるから大丈夫って思うな」

P「雪歩か…じゃあ大丈…夫…か…?」

春香「雪歩って真相手だとちょっと偏りますもんね…」

千早「…二人は今行ってるのよね?」

美希「そのハズなの、お茶を買ったショッピングモールに行くって言ってたの」

千早「今電話して確認してみます…失礼します」ポパピプペ

アッ ハギワラサン… エェ エェ


P「千早はマジメだなぁ、それに引き換え…」チラッ

小鳥「千早『ごめんなさい春香…もう貴女とも今まで通りではいられないわ…』」

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春香「やっぱり千早ちゃんもプロデューサーさんの事を…」

千早「さっきの美希を見てやっと自覚できたわ」

千早「私の…初めての…この感情に…」

千早「私を邪魔するのならたとえ美希でも、春香でも許さない」

春香「だからって美希をぶつことは…」

千早「問題無いわ…だって…」

P「美希『ドッキリ大成功』」

      テッテレー

小鳥「ノォォォゥウ!ドッキリオチ!キンジラレタチカラ!」ガタタッ



P「悪は滅びた」キリッ

美希「さっすがハニーなの!」

小鳥「くっ!流石プロデューサーさん妄想に直接介入してくるとは!」

P「険悪なはるちはみきとかないわー見てるだけの俺とか無いわー」

春香「あははは…」

美希「ミキ達の仲はバッチリなの!」ギュッ

春香「あっちょっと美希!急に抱き付かないでよぉ!///」

P「うちの子達は皆仲が良くてたいへんよろしい」ウンウン

小鳥「はるみき…やっぱりいいわね…」

P「いい…」


千早「戻りました大丈夫そうです…あっ音無さんおかえりなさい」

小鳥「千早ちゃん何気に酷いわね」

美希「仕方ないって思うな」

春香「でも仕事はバッチリ進んでるんですよねプロデューサーさんもですけど」

P「会話しつつ事務仕事しつつ明日以降のスケジュールも考えてるぞ!」カタカタ

小鳥「同時作業できないと妄想できませんからね!」ッターン

美希「ビッグタスクってやつなの!」

春香「それをいうならマルチタスク?」

千早「…ノーズフェンシング」ボソッ

P「千早、美希…怒らないからどこの鳥にその漫画薦められたか言いなさい」

小鳥「面白いじゃないですかキン肉マン!」


P「面白い事に異論はないがこの子達の人生には不必要なんですよ!」

小鳥「偏見ですよ!さっきだってアシュタロス様に貰った私の妄想宇宙のタマゴを一個壊しちゃうし!」

P「やっぱりルシオラでしょ!」

小鳥「ですよね!」

春香「…二人が何の話してるのかわからない」

美希「時々変なシンクロするの」

千早「二人は同い年らしいから趣味が合うのかしら」

春香「そうなの!?」

千早「えぇ、この間聞いた限りだと同学年のハズよ」

美希「知らなかったの…ねぇハニー!今何歳だっけ?」

P「ん?2[ピヨー]歳だけど」

小鳥「ディーフェンス!ディーフェンス!」

P「フンフンフンフンフン!」

小鳥「あっ!痛い!突っつかないで下さいよ!」


春香「同い年はいいけど仲良すぎないかなあの二人…」

千早「気が付くとあの調子だものね…」

美希「むむむなの…」

P「なにが むむむ だ!」

美希「ねぇハニー!ハニーは小鳥の事どう思ってるの!?もう付き合ってるって事ないよね!?」

千早「…!けっほけっほ!」

春香「ちょっ!千早ちゃん大丈夫!?」

P「落ち着け美希、俺の好みは年下だぞ」

春香「!」ガタッ

千早「急に立ち上がってどうしたの春香!?」


小鳥「ピーヨピヨピヨ!ロリコンを自ら白状するとはとんだマヌケも居たもんピヨ!」

P「常識的な範囲でですよ、同い年でアラサーの音無さん」

小鳥「ぐぬぬ…」

美希「じゃあじゃあ美希は!?大丈夫だよね!」

P「そうだなぁ美希は素敵な女性だなあと10年したらな」

春香「わっ私も大丈夫ですよね!?」

P「はるるんマジお嫁さんにしたい後10年したら」

千早「え、えっと…私はその…」

P「ちーちゃん…無理しなくていいんだよ…結婚したい」

千早「もう!からかわないでくださいっ!///」

アレッ チハヤチャン10ネンハ!? ズルイノ! エッ?アレッ? ハッハッハ!

小鳥「いやー私をダシにアイドルとイチャつくプロデューサーさんをブンブン送りにしたい」

P「あんたは歌いなさいよぉ!ミス小鳥ィ!」

小鳥「あれそれどのシリーズでしたっけ」

P「ヨーロッパ最後の」

小鳥「あぁハイハイ」


美希「…むー、千早さんと春香の仕事の時間っぽいの」

千早「…そうね、水曜どうでしょうのネタは終わりの合図ね」

春香「…そうだね、慣れちゃった私達もどうかと思うけどこの事務所大丈夫かな」

P「大丈夫だ、問題ない」キリッ

小鳥「一番いい夫を頼む」キリッ

P「じゃあ春香と千早は送るから下で待っててくれ、ちょっと美希に話がある」

春香「はーい!」

千早「わかりました、それじゃ音無さん行ってきます」ガチャッ

美希「いってらっしゃいなの!二人ともまた明日ね!」


P「ん、明日?」

美希「さっき言ってた千早さんのお買い物のお手伝いするの!」

P「あー…そっかスマン、午前中に美希だけ軽い取材が入ってな」

美希「えー!聞いてないのー!」

P「二人には後で俺から言っとくし、本当に軽いから勘弁してくれ」

美希「むー…朝から一緒にお買い物楽しみだったのにな…」

P「…アレだ、仕事は俺が付いてるし終わったら春香達に合流できるように送るから」

美希「…早く終わったらちょっとショッピングも付き合ってくれる?」

P「しょーがねぇなぁ」

美希「やったー!ハニー大好きなの!」

P「まったく…んじゃ行ってきます」

美希「行ってらっしゃいなのハニー!」

小鳥「…」

美希「ん?どうしたの小鳥また面白い妄想?」

小鳥「…ふふふ、そうね」

   ・・・・・・
小鳥「ただの妄想よ」




お わ り

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月26日 (日) 23:25:30   ID: oBH6k-5O

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