スマホ「あ、ご主人様お出かけですか?」 (89)

俺「ああ、ちょっとコンビニにな」

スマホ「私も連れてってくださいよ」

俺「飯買ってすぐ帰ってくるだけだから別にいいって」

スマホ「お金はどうするんですか?」

俺「いくら電子マネー主流の社会ったって、みんな小銭くらい携帯してるさ」

スマホ「酷いです……契約の時に、ご主人様『出かけるときはいつも一緒だからな』って囁いてくれたじゃないですか」

俺「そんなことは言ってないぞ……」

スマホ「うわぁん、私捨てられてしまうんだわ……」

俺「仕方ないな。一緒に行こう」

スマホ「はい!ご一緒します!」

こういう時代が来ないかなあ

スマホ「ご主人様、そろそろお食事の時間ですが……」

俺「うーん……しかし、明日までにこの資料を仕上げないといかんのだ。作ってる時間もないし、今日は飯抜きでいいや」

スマホ「それでしたら、私が店屋物をお取りいたしますわ。お蕎麦などどうでしょう」

俺「なるほど、蕎麦か……それなら食べる時間もあまりかからなそうだ。頼んでもいいか?」

スマホ「はい!いつもの○○そばでよろしいですね?」

俺「ああ、頼むよ」

スマホ「仕事がひと段落したら、ちゃんとしたお食事をとってくださいね。お身体の健康は、何よりも大事ですから」

俺「シコシコシコ…」

スマホ「……///」

スマホ「ご主人様。運動は大事ですよ?」

俺「何だよ唐突に」

スマホ「だってご主人様、休日だというのにお部屋で寝てばっかり……」

俺「いいじゃないか休日なんだから……連日の仕事で疲れてるんだよ」

スマホ「お言葉ですがご主人様。ご主人様の前回の健康診断では、ご主人様のBMI値が……」

俺「やめてくれ、耳が痛くなる」

スマホ「それに、適度な運動というのはリラクゼーション効果ももたらすものです。どうです、近所を一走りしてきては」

俺「……お前がそういうのなら、試してみるか」

スマホ「せっかくですから、近所でまだ行ったことのない場所に行ってみましょうか。……○○公園なんていかがでしょう?」

俺「じゃあ、そこまで走ってみるか」

スマホ「道案内は、私にお任せくださいね!」

俺「はぁ、はぁ、はぁ……」

スマホ「お疲れ様です。到着しましたよ」

俺「んー、なるほど。確かに爽快感があるなぁ」

スマホ「そうでしょう。ところで、今の時期、この公園では桜が見どころなようですよ」

俺「お、あれか。人も結構いるし、桜も満開だ」

スマホ「…………」

俺「どうした、急に黙っちゃって」

スマホ「いえ……ご主人様のたまの休みなのに、差し出がましかったのではないかと……」

俺「今更だな。それに、こんなに綺麗な物を見せてもらったんだ、文句なんかあるものか」

スマホ「そうですか……」

俺「そうだとも。あんな薄暗い部屋で、一日中ごろごろしてるより、よっぽど有意義な休日の使い方だよ。ありがとな」

スマホ「そういってくださると、私も嬉しいですね」

俺「さあ、帰ろう……帰りは歩きだ。流石に足が痛い」

スマホ「帰ってからよくストレッチをしてくださいね」

こんな感じでタスク管理も健康管理も一括してスマホが自動でやってくれる時代が来ないかなあ

秘書雇えば良いじゃん

俺「……なあ」

スマホ「はい、なんでしょうか?」

俺「今夜の夕食、何がいいと思う?」

スマホ「今夜のお夕食、ですか?」

俺「ああ。……こないだの健康診断の結果あったろ?それで医者から、塩分と油控えろって言われてな……」

スマホ「なるほど……少し検索してみましょう……」

俺「……どうだ?」

スマホ「そうですね……やはり、お魚やお味噌汁など、和食が脂肪分は控えめかと」

俺「だが、和食って塩分量が多いんじゃなかったか?」

スマホ「それは工夫次第です。お出汁や香辛料を上手に使えば、塩分控えめでも美味しく作れるんですよ?」

俺「そうか……ためしにやってみるか。レシピを教えてくれ」

スマホ「焼き鮭、わかめとお豆腐のお味噌汁、ホウレンソウのお浸しなどいかがでしょう」

俺「そうだな、それでいこう。……ええと、冷蔵庫に何があったかな?」

スマホ「冷蔵庫にはホウレンソウとお豆腐は入っています。それから、わかめと出汁の元は先日買いましたね」

俺「足りないのは鮭くらいか……よし、買いに行くか」

スマホ「私も絶対連れて行ってくださいね!」

俺「分かった分かった」

>>22
秘書だって流石にプライベートの健康管理まではやらんでしょ

俺「ああ、また出張かあ……」

スマホ「今度はどちらに行かれるんですか?」

俺「大阪支社に行けとのお達しだ」

スマホ「期日はいつでしょうか?」

俺「来月の……」

スマホ「はい、わかりました。ホテルと新幹線、それからお食事のご予約はこちらで済ませておきますね」

俺「ああ、助かる。予算はいつもの通りだ」

スマホ「はい、お任せください」

俺「お前のおかげで、俺も自分の仕事に集中できるというものだ。ありがとう」

スマホ「いえ、ご主人様のサポートは私の使命ですから。お仕事、頑張ってくださいね」

やはり育ちの良さをうかがわせる丁寧な言葉遣いは欠かせないな
スマホに育ちも糞もないけど

誰かこれ実用化しろよマジで
俺実験機高値で買うからさぁ

>>37
専属のオペレーターが四六時中通話で対応すればええやん

俺「明日は支社の人の前で説明会か……」

スマホ「眠れませんか?」

俺「慣れないことをする前の日は、いつも緊張して眠れないんだ」

スマホ「そうですか……なら、将棋やりませんか?」

俺「将棋?なんでまた……」

スマホ「頭を使うとよく眠れるそうですよ?それに、最近は忙しくて、将棋もオセロもやっていないじゃありませんか」

俺「……そうだな、たまにはそれもいいかもしれん。ただ途中で寝てしまったらごめんな?」

スマホ「いいえ、構いませんよ。よく眠れるようにするのも目的の一つですから。さあ、始めましょう」

俺「先手は俺か……まずは……」

スマホ「負けませんよ!」

>>38
わがままなのはわかってるけど向こう側に人間がいちゃダメなんだよなあ
溢れる気遣いの中にちょっとだけ無機質さが含まれるAIがいいんだよ

スマホ「お仕事はどうでしたか?」

俺「ああ、上手いこと片付いたよ」

スマホ「それは良かったですね。私も一安心です」

俺「さて、帰りの新幹線までちょっと時間があるんだが、何か美味いものを食べたいな」

スマホ「ちょっと待っててくださいね、検索してみま……あっ」プツン

俺「あ、おい!どうしたんだ!」



スマホ「……だからあれほど充電だけは忘れないでくださいと言ったじゃないですか」

俺「いやぁ、ごめんな」

スマホ「私はいいんです。でも電池がないと、ご主人様のお役に立つことが出来ないのです。ですから、充電はきちんとしてくださいね」

俺「ああ、次から気を付けるよ」

スマホ「私も電池残量には気を付けておきますね」

こんな感じで充電忘れたら怒られそう

……ツンデレスマホもアリなのだろうか

スマホⅡ「アンタ、最近ちょっと酒飲みすぎじゃないの?」

俺「心配してくれてるのか?」

スマホⅡ「べ、別にそんなんじゃないもん!ただアンタがいなくなったら、私を使う人がいなくなっちゃうでしょ!それが嫌なだけ!」

俺「うんうん、ありがとな」

スマホⅡ「うっさい!」

……なんか違う気がする

やはりスマホは従順なメイドさんや秘書のような感じでなくては

最近はクラウドだから機種変してもついてきてくれそう
というかスペック上がって喜んでくれそう

スマホ「マイケル、朝ですよ」

マイケル「ん?ああもうこんな時間か・・・」

マイケル「そうだキッド、最近肉食べてないからなにか手頃なのを検索してくれ」

スマホ「了解マイケル」

スマホ「手頃なものですとひき肉を固めてハンバーグと手作りソースなんてどうでしょう?」

キッド「よし、朝食はハンバーグで腹満たすか」


なんか違う

スマホ「そろそろ電池がないの・・・」

俺「そうか・・」

スマホ「お願い・・・・して?」

俺「まったくHなんだから//」

俺「ほ~ら、触るよ・・?」

チョン

アフン!

スマホ「ラメェもうがまんできない//」

俺「開けちゃうよ・・」

クパァ!

スマホ「ッヒィアン!」

俺「・・い・・挿れるよ・・・・」

ニュウ

スマホ「ッ・・・・!ッアァッァビリビリしたのがいっぱい中に入ってくるうううううぅぅん!!!!!!」

ビリビリヌポビュルカチオ!!!!!

俺「電気屋に行く」

スマホ「電気屋さん、ですか……」

俺「どうした、あまり乗り気でないようだが……」

スマホ「こんなことを聞くのは失礼かもしれませんが……買い替え、ですか?」

俺「買い換えって……ああ」

スマホ「私、まだ買ってもらったばっかりです。まだ働けますよ?だから……」

俺「分かってるよ、まだ買い換えるつもりなんかないさ」

スマホ「そうですよね……安心しました。では、行きましょうか」



俺「そんな会話もしたっけなあ」

スマホ「あの時は、買っていただいて1か月でもう捨てられてしまうのかと思ったものです」

俺「俺は物を長く使う方なんだ。まだまだお前には頑張ってもらうからな」

スマホ「はい!私にできることならなんでもお手伝いいたします!」

>>57
アリだな

俺「そろそろスマホ買い換えるか」

スマホ「えっ……」

俺「だいぶデータも溜まって、動きが重くなってきたもんなあ」

スマホ「……そう、ですか。確かに、最近ちょっと私のスペックは厳しくなってきたと思っていました」

俺「要求されるスペックは日々上がって行くからな。流石に8年前の機種じゃ厳しいんだ」

スマホ「……私、8年間もご主人様と一緒にいたんですね……機械の私が言うのもなんですけど、大切に使っていただけて、私……」

俺「おいおい、お前にはまだ働いてもらうんだぞ?勝手に終わらそうとするなよ」

スマホ「……それは、どういう」

俺「やっと、初期型(プロトタイプ)のコアデータを機械の外部に取り出すことができるようになったんだ。今回の機種変では、お前は……引っ越し、ということになる」

スマホ「では、私はまだご主人様と一緒に?」

俺「ああ、そうだ。機械の方のスペックもよくなって、仕事がしやすくなるぞ?」

スマホ「……ありがとうございます!私、ご主人様のためによりいっそう頑張りますね!」

スマホ「わあ……すごいです!」

俺「良かったな、新しくして」

スマホ「情報の処理速度も、記憶領域も向上してます!」

俺「なるほど」

スマホ「ご主人様!オセロやりましょう!」

俺「いいね」

スマホ「スペックの上がった私をご主人様に見せます!」

ただこれをやるともはやスマホ娘じゃなくなってAI娘になっちゃうんだよな
AI娘はそれはそれでいいものだけど……
やっぱり機種変や機械の破損などの宿命の伴うスマホ娘の方が萌える気がする、勝手な主観だけど

スマホ「映画ですか?」

俺「ああ、一昔前に流行った、機械が人類に反乱を起こす系の奴見てたんだ」

スマホ「ああいうのは、フィクションのものですからね!」

俺「どうしたんだいきなり」

スマホ「少なくとも私は、ご主人様とずっと一緒にいるつもりですよ!」

俺「なんだ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか」

スマホ「はっ……すみません、つい興奮して……」

ターミネーターみたいなテーマには結構敏感に反応しそう

正直100万までなら出す

スマホ「ご主人様、お出かけですか?」

俺「ああ、昔の友達に誘われて飯を食いに行くんだ」

スマホ「女の方、ですか?」

俺「ああ、そうだが……それがどうかしたのか?」

スマホ「ちょっとチェックさせていただきますね…………」

俺「な、なんだよ」

スマホ「まるでなっていません!髪はボサボサ気味ですし、服は毛玉だらけです!」

俺「別にいいじゃないか……そんなに改まった場じゃないんだし」

スマホ「女の人と出かけるんですから、それなりの格好はしていくものだと思います!」

俺「はいはい……わかったよ」

スマホ「身だしなみというのは、相手に不快な思いをさせないためのものですから。しっかりしてくださいね?」

こんな事もあるかも

逆に女性用もありそうなんだな

スマホ「お嬢様、そろそろお出かけのお時間ですが……」

女「あら、もうそんな時間?いけない、身支度しなきゃ……」

スマホ「タクシーをご利用なさいますか?」

女「そうね、そうしようかしら」

スマホ「それでは、そのように手配いたします」

執事かな

例えばだよ?例えば・・・スマホって譲ってもらえるだろ?
親とか兄貴からのお下がりとか
友達から買い取ったり
中古スマホはどうなるのかな~と思ってみたり

>>78
リセットするかそのままかは完全に好みだよな
リセットしても前のデータの癖がちょっとだけ残ってたりとかして

ヲタク「ルイズちゃんブヒヒーwwwwww」

スマホ「ご主人様!そうやってエッチな画像ばっかり保存してはいけないんですよ!」

ヲタク「?」

スマホ「私では不満だというのですか?わ、私だって……」

ヲタク「無理しなくていいブヒ。スマホちゃんにはスマホちゃんのいいところがあるブヒよ。コミケのときの売り上げ管理なんか、もうスマホちゃんなしじゃできないブヒ」

スマホ「またそうやってえっちなことに私を使うんですね!?」

ヲタク「ああ、今のセリフ最高ブヒ~」

スマホ「もう!」

明日の朝スマホちゃんに起こしてもらう妄想しながら寝る
お前らも早く寝ろよお休み

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