アニ「私の小さな反逆」(19)
この壁の中は退屈だ
そうを思ったのは任務に就いて間もない頃からずっと…
下らない人間と共に暮らすだなんて苦痛以外何物でもない
壁を眺める度にその気持ちは大きくなるばかり
アニ(本当に最低な所だ)
何を見ても聞いても…楽しい事は一つもない
ここの人間が笑っている所なんて吐き気がする
苛立ちが募るだけの退屈な日々
だから…
これは そんな私の 小さな反逆
ある日の休日…
アニ「ハァ…ハァ…ハァ!」タッタッタッ
アニ(しくじった。まさか憲兵が近くにいただなんて…)
憲兵ケン君「待て!そこの女!」タッタッタッ
アニ「クッ…誰が待てと言われて待つか!バカめ!」タッタッタッ
憲兵ペイ先輩「今日という今日は逃がさん!」バッ
アニ「!?先回りされた…仕方ないね」タッタッタッ
アニ「…スゥ」
アニ「ファイヤあああああああ!」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリ!
アニ「くらえ公僕!」ポイポイッ
憲兵ケン君「ぎゃー!ウンコばくだんです!先輩!」
憲兵ペイ先輩「怯むなー!…ぎゃー!ウンコ付いたー!くっせー!」
憲兵ケン君「うぶっええええ!口に入ったあああああ!」
憲兵ペイ先輩「撤退!撤退だ!すぐに洗浄および除菌しせばウンコ妖怪がうつるぞ!」ダダダダダダ!
憲兵ケン君「オロロロロロロ」ビチャビチャダダダダダダ!
アニ「フンッ…情けないね」モグモグ…
アニ「ウンコオイシイ」
【続く】
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