ルーク「問おう、あんたが俺のマスターか?」 (705)

「降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

おじいさまの用意した聖遺物なんていらない
わたしはわたしの力で勝ってみせるんだから

「告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」

バーサーカーである必要もない
今までのバーサーカー陣営は全部途中敗退だってことぐらい調べてある

「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

だからわたしはあの一節を唱えなかった
相性でバーサーカーが来たならそれはしょうがない、そのくらいの軽い気まぐれ

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」

その気まぐれが呼び出したのは

「――問おう、あんたが俺のマスターか?」

異形の剣を携えた、真紅の王子様だった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390226768


「ええそうよ。私がマスターのイリヤスフィール・フォン・アインツベルン」

あなたは?と聞く前に彼は答えた

「そうか、俺はルーク・フォン・ファブレ。この度はセイバーのサーヴァントとして召喚仕った…なーんてな。ちょっとかっこつけすぎたか」

「ルーク・フォン・ファブレ……って、古代音素文明の大英雄じゃない!」

「あー、多分名前が残ってるのは俺じゃない俺なんだけど、まあそうだな」

なにかぼそぼそ言っているがコレは幸運だ
呼ぶ予定だったヘラクレスよりは知名度は劣るだろうが、譜術と呼ばれる今とは全く違う魔法が行使されていた時代の大英雄でセイバー
弱いわけがない

「よろしくね、セイバー。わたしを全力で勝たせなさい」スッ

「ああ、任せてくれ」ギュッ

これが約束の握手。この先どうなるかはわからないけれど、このサーヴァントと一緒なら私がどうなっても必ず勝てる。そんな気がしていた


・どうしてもルーク×イリヤが書きたかったのでプロローグは書いてしまいましたが安価SSです。第5次の各陣営に安価で決まったサーヴァントが所属します
・基本的に主人公はイリヤです
・サーヴァント安価の他、適当な頻度で行動安価も取っていきますのでゆるりとお付き合いください
・基本的には他作品からのクロスオーバーを予定していますが史実の人でもfateの人でもなんでもどうぞ。うまく料理するつもり
・知らないキャラの場合、キャラ名でググった1ページ目の情報で口調その他が掴めなければ再安価とします
・複数の作品に同名キャラが出てくる場合は
水瀬伊織(XENOGLOSSIA)
のようにお書きください(上のは一例なんだからね!)
・某SSの影響を受けてはいますが私は格ゲーと特撮には疎いのでそこんとこよろしゅうなー


・では早速凛ちゃんさんの鯖
・クラスは基本私が決めますが複数のクラスに当てはまりそうなキャラなら選択肢安価をだします
安価↓三

すまねえ、テイルズプレイしてるのはファンタジアとアビスとイノセンスだけなんや(半端)
RMにでてるなら口調と技つかめるんだがアルヴィンは厳しいっす

というわけで再安価↓ニ

・それも知らなかったらどんどん安価下を見ていきます。知ってるのが来たら採用するのでじゃんじゃん書いてくれ
・もちろんテイルズ以外も可です


・チェスター採用します
・クラスはもちろんアーチャーです
・書き溜めしてくるので気長に待ってろ!
・今晩投下できるかはわからんので寝てしまうこと推奨


ルーク・フォン・ファブレ
音素(フォニム)という物質が天地を満たし、今とは全く異なった古代文明が築かれていた時代の大英雄
詳しい記録は残っていないのだが地球全体を襲った大災害をたった一人で食い止めた

……と、そう伝えられている
おとぎ話や神話でお目にかかる人物であり、聖杯戦争のために生まれ、育てられたわたしですら知っているのだ
正直、実在しているとは思ってもみなかったのだが

「なにか手伝えることは無いか?」

「おー、じゃあこの召喚陣の掃除を」

「リーゼリットぉ?イリヤスフィール様のサーヴァントに何をさせるおつもり?」

「あ、その……やっぱなんもない。心配無用」

「そ、そうか」

なんだかメイドたちとも妙に馴染んでるし。王族と聞いていたがずいぶん気さくなサーヴァントみたいだ。

「ねぇセイバー?」

「どうした、マスター?」

「セイバーは――

1 どんな宝具を持っているの?
2 何か明確な弱点はある?
3 なんでもない。寝るわ

安価↓四

・更新については基本的に21時~寝るまでになります
・息切れしないようにゆっくりやるつもり
・平日は書けない日もある
・休日は確実に書く
・口調間違いあったら遠慮なく指摘してくらはい
・テスト期間?知らない子ですね…


「どんな宝具を持っているの?」

これくらいは把握しておかなければならないでしょう
腰の剣だということは想像がつくけれど、この英雄についての武勲だとかそういう情報はあまり残っていないのだ。

「あー、それなんだが、ちょっとした手違いでな……」

「手違い?」

「俺が今腰に挿してる剣、こいつはいい剣だが、それだけなんだ。宝具じゃない」

セイバーなのに剣が宝具じゃない?そんなことがあっていいのかしら!?

「俺が今使える宝具は1つだけだな」

・セイバーのステータスが更新されます


【マスター】イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】ルーク・フォン・ファブレ
【性別】男性
【属性】渾沌・善
【ステータス】筋力A+ 耐久B 敏捷B+ 魔力C 幸運C
【クラス別スキル】
対魔力:B 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:C+ 貴族の嗜み。親友の機械マニアの影響で非生物である乗り物ならば種類を問わず動かすことが可能。
【保有スキル】
FOF変化:A 他者が行使した魔力の残滓を用いて剣技に属性を付加できる。
星の開拓者:EX 人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
魔力放出(音):- 体から第七音素属性の魔力を放出する。一時的な筋力と敏捷性の上昇とともに第七音素が持つ分解属性が手にしたものに宿り、宝具の発動も可能となる。
同位体:A 第七音素の集合体との一致度、型月における神性と同一の意味を持つ。セイバーは完全同位体のため神性で言うところのAランクに相当する。
頭痛持ち:C 出自による呪いに起因する、突発的な頭痛持ち。精神系スキルの成功率を低下させる。頭痛がおさまっている時ならば影響は特にない。
【宝具】
超振動(レイディアント・ハウル):対軍C~A
魔力放出(音)時のみ使用可能。第七音素による超振動を起こし周囲の音素を分解する。精密な制御を必要とするが再構築も可能。
ある程度威力のコントロールが出来、街1つ分を吹っ飛ばす威力が出せるが本人のトラウマから最大出力では使いたがらない。
??:? まだ開示されていない宝具です
??:? まだ開示されていない宝具です


「音素の分解と再構築か……あと2つの宝具は教えてくれないの?」

「教えてやりたいのはやまやまなんだけど、どうやらあの鍵はまだ現存してるみたいで呼び出せなかったんだ」

「現存する宝具!?じゃあそれを手に入れれば使えるってことね!」

「まあそうなんだけど、アレを使った秘奥義は燃費悪いし、アレが無くても俺は戦えるから問題ないさ」

なんだか使いたくないみたい
たしかに今持っている剣もかなりの魔力が練られたすごいものだとわかる
だけど宝具という切り札が複数あるなら持っておくに越したことはないでしょう

「セイバー、その現存する宝具の名前を言って」

「言ったところで手に入れるのは「いいから!」

「……ローレライの鍵、鍵って名前だけど剣だ」

「セラ、聞こえてた?」

「すぐに手配させます」

「アインツベルンの総力をあげて探し出しなさい」

「心得ております」

「そういうわけだからセイバー、宝具が届いたら使ってもらうからね!」

「マスターが平気ならいいんだけど、大丈夫なのか?」

「へーきへーき!こう見えてわたし、魔力だけなら世界でも指折りよ?」

今日はここまで

・ステータスに関しては弩チートになってますがイリヤがマスターなので仕方ないね
・3週位してネビリム先生も倒せるルークと思っていただければいいかと思います
・これでも負けるときは負けるはず。それが聖杯戦争
・1の好物は多作品クロスオーバーです。他のサーヴァントはテイルズということにこだわらないで自由に狙ってくださいね

・書き溜めしてるけどチェスターの宝具難しすぎワロタwwwwww

では明日か明後日に

>>1ちゃんの得意なのはジョジョとかゴッドイーターとか
・雑食な割に半端な食べ方してるのでジャンプ漫画全部いけるかと言われればそんなことはない
・ラノベにはまっていた時期もある
・ロボット物大好きなんだけどタカヤ・ノリコさんとかは聖杯の容量オーバーでござる(一瞬で決着つきそうなキャラはNG)
・テイルズは前書いた三作品P・A・I以外だとRMに出てるキャラならノリノリでいけるとは思います(原作ファンをがっかりさせちゃうかもだけど許せ)
・格ゲーは鉄拳以外書けない
・木曜洋画劇場は大好き

九時頃来ます

>ロボット

イデと∀とゲッターがアップを始めました

せんせー、バトルもの以外の作品キャラを安価でとって、宝具やらの>>1ちゃんの超解釈を見てみたいとかはアカンでしょうか?
某所で言うアンパンマンのアレみたいな感じの

スパーダ「俺自身が宝具になることだ」

ライダー 東方不敗 マスター・アジア
いけるな!

ちなみにファミコンのチェスターはクレスよりはるかに攻撃翌力高いんだぜ
術技一個もないが……でもテイルズの弓使いの中ではいちばんつよいんじゃねーかな

なのははあそこと被るんだよなぁ

英霊・岸波白野とかありですかね

ドーモ>>1ダヨー

>>69さんの言うとおりSFCのチェスターは歴代でも最強だと思っていますのでそれを踏まえたサーヴァント設定を練ってまいりましたよ
・しかし凛ちゃんさんと遭遇するのが速いか遅いかは安価次第でございます
>>63拾ってしまったらなんとか料理するので頑張れ?
>>64ゼンゼンカマワナイヨー
>>65セイバーモウイルヨー
>>66生身で戦える人なので拾えます
>>70エクストラは二作ともやったけど白野をどうすりゃいいってんだ……゙

ジャアユルリトハジメルヨー


・ここから実験的に日付表記をつけようと思います
・さっきまでのは0日目、前夜として扱います

聖杯戦争1日目 ~整い始める舞台~

「ふわぁ、よく寝た~」グーッ

「イリヤ、起きたか。朝食できてる」

「わかったわ」

食堂のテーブルにはセラと、何故かセイバー

「申し訳ございません、従者が主と同じテーブルに付くなど……」

「まーまーいいじゃねぇか、メシってのはみんなで食べたほうが美味しいぜ」

「おなか、へった」

テーブルにはポーチドエッグの乗ったサラダ、じゃがいものポタージュ、そしてチキンサンドイッチ、いちごの盛り合わせ
いい香りが鼻をくすぐる

「じゃあ、食べましょう!」


セイバーが用意したというチキンサンドイッチは美味しかった
彼いわくチキンを加えるのには結構な熟練度が必要らしい
本当に王族なのか、どんな旅をしたのか、聞きたいことはいっぱいあるけれど

「とりあえず――

1 偵察を頼むわね!
2 一緒にお出かけしましょう!
3 お城の中を探検しよう!

安価↓三


「一緒にお出かけしましょう!」

「へ? 一緒に、俺とか?」

「ええそうよ。せっかく日本くんだりまできたんだもの、いろいろ見て回りたいわ!」

「えっと、ちなみに一緒っていうのはまさか実体化してってことじゃあ「もちろんよ!」

「あのなーマスター、俺らサーヴァントの実体化ってのは結界の外じゃあみすみす居場所を知らせるようなもんなんだ」

「だからなあに?」

「端的にいうと俺と一緒にいるマスターが攻撃される可能性が高い。接近戦で負けるつもりはねぇが、アーチャーの狙撃やアサシンが厄介だ」

「むぅー、わたしはセイバーとお出かけしたいのにぃ」プクー

「……」

「……ダメ?」

「……はぁーっ、しゃーねえな。まあこんな真っ昼間から人前で襲ってくるアホもいないだろ」

「いいの?やったー!」

「あー、あと!最低限索敵と防御の魔術はしっかりやってくれよ!」

「はーい!どのお服着ようかなー」ダダダダ

「大丈夫なのか?このマスターは……」


1日目 午後 商店街

「ふんふふーん♪おっでかっけおっでかっけ~」クルリン

「おいおい、ちゃんと回り見て歩けよー」ハーイ!>

「ったく、どっかの王女様もこんなかんじで強引だったけな」
(俺まで着替えさせられてるし)

チョットアンタナニシテクレテンノヨ! ナニヨソッチガワルインジャナイノ!

「早速やらかしたか……しゃーねぇなっと」タッタッタ


「すみませんうちのマs、じゃなかった……妹がご迷惑をおかけしまして」

「本当よ!こんな小さい子野放しにしないでよね。あーもう卵落としちゃっ、た……?」

『おいマスター、様子が変だぞ』※念話

『黒髪、人間としては破格の魔力、それにちりちりするような殺気……』

『もしかして、“当たり”か?』

『そうね。しかもとびっきりの大物よ』

「あなた、その赤い目はアインツベルンの……」

「よくわかったわね。さすがは冬木のセカンドオーナーってところかしら」


「イリヤスフィール!」

「トオサカリン」


「こんな白昼堂々サーヴァントなんか連れて、ずいぶんとなめた真似してくれるじゃない」

「あら、わたしはただ日本観光をしたかっただけよ?セイバーと一緒のほうが楽しそうだったから、ついてきてもらったの!」

トオサカリンはセイバーのことをジロジロ眺めている
きっとわたしが選んだ服が様になりすぎていて感心しているに違いない

「で、御三家同士がであっちゃったわけだけど。どうする?今すぐ戦う?」

「わたしのセイバーが負けるはずないから、別にいいわよ」

「そう。なら場所を移しましょうか」クルッ


「いいえ、その必要はないわ。セイバー!」

「おう!」※換装

「チッ、バレてたか。アーチャー!」

トオサカリンは会話している間に人払いの魔術を使っていた
ノコノコついてこようとしたわたしを撃ち抜こうとでも思っていたのだろうが、魔術回路の塊であるわたしが気づかないわけがない

「セイバー!マスターは無視。今は防御に徹して!」

「りょう、かい!っていっても他のことする余裕がっ!そもそもねーぞこりゃ!」カンッカンッ

どこからともなく燃え盛る矢、冷気や電撃をまとった矢が襲い掛かってくる
セイバーはそれらを弾き、わたしに当てないようにするのが精一杯だ
トオサカリンは走って逃げていく。人気のあるところでの戦闘続行は困難だ

――ならば

「願望器としての機能を少し使うわ。セイバー、わたし今から無防備になっちゃうからしっかり守ってね」

「へ、願望器?なんだかよくわからねーけどやることはかわんねーっ!なっ!」カンカンカンッ

「わたしを狙っているアーチャーを見つける……矢の威力と方向から解を求める術式の構築……完了。セイバー、あそこ!」

「おっしゃあ!」ヒュンッ

「ちっ、まじかよ!紅蓮!」ドヒュン

「炎属性で紅蓮とは、おあつらえ向きだぜ!見てろよマスター!」


「吹き飛びな!紅蓮襲撃!」

「のわっ!ヤバイぜマスター。セイバーに位置がバレた!」

『撤退を。距離を話した後霊体化。できるわね?』

「了解っと、悪いが勝負はここまでだ。人払いもそろそろ切れるし、それじゃあな!」ゲキマッハ

「な、待ておい!……逃げ足早すぎだろ……」


「すまないマスター、アーチャーはとり逃しちまった」

「まだ聖杯戦争は始まったばかりだし、大丈夫よ。アーチャーの手の内も少しは知ることができたし収穫のほうが大きいわ
それより!トオサカリンの人払いが終わる前に移動しなくちゃ!」

「それもそうだな。急ごう!」

「まだまだ買いたいものあるしね~!」

「そこかよ!」

・アーチャーのステータスが更新されます

レイディアント・ハウルって対軍いけるのか?
ゲームで見た感じは対人ぽいが


【マスター】遠坂凛
【真名】不明
【性別】男性
【属性】不明
【ステータス】筋力C+++ 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運 D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:B
マスターからの魔力供給が無くなったとしても現界していられる能力。ランクBは二日程度活動可能。
【保有スキル】
千里眼:C 視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。
激マッハ野郎:A 生前の逸話により優れた脚力を持つ。戦闘における敏捷性とは必ずしも結びつかない。
苦労人:A 破天荒な人物に振り回されやすい性質。裏返すと過酷な状況にも耐えることができるスキル
弓兵の心得:A 特殊な矢を打ち出す技術。本来は技術であるがサーヴァントとして現界しているのでマスターの魔力は当然必要。
【宝具】
??:? まだ開示されていない宝具です
??:? まだ開示されていない宝具です


「結構買ったなあ」

「ニンジャのカタナよ!セイバーこれで戦ってみたら?」ブンブン

「ハハハ、そういう細身の刀は俺の親友が使ってたな」

「そうなの?そのお友達ってどんな人?」

「どんな人かぁ……まあ、俺にとっては兄貴みたいな存在だったかな」

「アニキ?よくわかんなーい」

「まあ、マスターも大人になったらわかるさ」

「大人かー……うん、わかったわ」

「じきに日が暮れる。とりあえずは荷物を置きに城に戻るけど、その後はどうする?」

「そうねえ――

1 疲れたから寝ましょう
2 トオサカリンに追撃をかけましょう
3 夜の校舎で窓ガラスを壊して回ってみたいわ!

>>93アグゼリュス崩壊の逸話からってことで一つ
このルークはアッシュの音素を引き継いだ全盛期ルークなのできっとやれるさ
実際イベントではかなりすごい超振動かましてるんで100人位なら巻き込めそう

安価↓四


「夜の校舎で窓ガラスを壊して回ってみたいわ!」

「んだそりゃ?反抗期か?」

「自由になれる気がする18の夜なのよ!」

「うっ、頭がいてえ……なんだかそれは違う曲だっていう幻聴が……ローレライもくだらんことでテレパスを送るんじゃねえ……」

「とにかく、お城に帰ったら夜の学校に出発よ!」

「なんでそんなテンション高いんだ……」


1日目 夜 穂村原学園

「やってきました!えっと、ホムラハラガクエン!」

「どんどんぱふぱふー」

「もう!セイバーったらやる気が無いわね!」

「いやいやマスターももう少し忍べよ!忍者刀持ってるんだし」

とまあふざけた感じで来たのだが、世界のオザキを追体験するついでに聖杯戦争の基本である遭遇戦にも学校というのはちょうどいい
まず夜になれば完全に人がいなくなるし、広い校庭や体育館などバトルフィールドには事欠かない
道中で他陣営に出会ったならセイバーの宝具を存分にふるえる学校におびき寄せて撃破してやろうと思っていたのだが

「俺達の前にすでに始めてるやつらがいるみたいだ」

「片方は昼間のアーチャー。マスターも一緒ね。もう片方は――

待望のサーヴァント安価です
張り切ってどうぞ!
安価↓六

・BWBW2やってないけど面白そうなキャラなのでN拾います
・クラスはライダーです
・鯖のステータスまとめるので次の投下まで少し時間かかります


「もう片方は、何なのアレは?幻想種!?」

「強そうだなあ、鍛えられた魔獣なんて戦いたくねえぜ」


「マスター、俺の特技はよく効く奴と効かねえ奴がいる。分析は任すぜ」

「わかったわ。魔力は大丈夫だからぶちかましなさい!」

「ボクのトモダチにそんなちんけな矢が通用するとでも思っているのかい?アーケオス!」

「ギャオース!」ガバッ

「ちんけとは言ってくれるじゃねえか!紅蓮!凍牙!轟天!」バシュバシュバシュ

「ギャオッ!ギャオース!」クルンドスッ

「アーチャー!凍牙は効いてるわ!」

「了解!しっかしこの俺が3発中2発外すとは、なかなかやるじゃねえか鳥野郎!」

「ボクには未来が見える。君たちが勝つことは無いよ」

「ぬかせ!いちいち狙うのも面倒だ、震天!」ドシュドシュドシュ

パキッ


結界も貼り息を潜めていたわたしたちとは違い、その音は誰もが聞くことのできる、つまり戦っている二者の耳にも届く音だった。

「誰だい、ボクたちの邪魔をするのは。アーケオス!」バサァッ

謎のサーヴァントは幻想種にまたがり人影を追っていった
鳥の幻想種に乗って行った、ということはおそらくあいつはライダーなのだろう
目撃者は消さなくてはならない、聖杯戦争における、一種のローカルルール

『おい、昼間の戦闘』※念話

『それは言わないお約束よ』

「まずいわね。アーチャー!追って!」

「あいよ!」ゲキマッハ

『あいつ本当に足速いなあ』

『足の速いアーチャーって正直厄介よねー』

トオサカリンもサーヴァントの後を追って校舎内に消えていった。
さて、わたしたちは――

1 ここで待機してライダーが出てきたらセイバーに追ってもらいましょう
2 ここで待機してアーチャー陣営に協力を申し込みましょう
3 夜の校舎窓ガラス壊してまわるぜ!

安価↓五

・今日は多分ここまでになります。気が向いたらこそこそ投下するかもだけど寝てしまうこと推奨
・雑談大歓迎ですがあまり激しい展開予想合戦とかはやめてくり。イリヤちゃんんも悲しみます。


「夜の校舎窓ガラス壊してまわるぜ!」

お、乗り気ね。セイバー

「俺が言った風にしてんじゃねーよ。どんだけその日本の歌手が好きなんだ?」

「言ってなかったかもしれないけどね、わたしお父さんが日本人で、その数少ない遺品に尾崎豊のアルバムがあったのよ
わたしの家は魔道の名門だからほとんど外にでることも許されなくて、そんなわたしの心を慰めてくれたのがオザキだったわ」

「まあ、軟禁状態の退屈さは俺もよーく知ってる。アレは辛いよなあ」

「きっとセイバーも聴いたら感動すると思うわよ。お城に戻ったら聴きましょう!」

「おう、楽しみにしてる……って、いい話で終わらそうとしてない?」

「さーさー、盗んだバイクでアイラブユー!」

「おいおい、二騎のサーヴァントがいる校舎に乗り込むのかよ……」

「セイバー!わたしを守りなさーい!」

「わかったわかった、わかったからもう少しゆっくり静かに歩いてくれ!」


はあ、はあ、はあ

アレは何だったんだ
この世のものとは思えない巨大な鳥と、それと互角に戦う狩人
人間が見ていいものではない、それだけは確信を持って言える
とっさに校舎の中に逃げ込んだが、撒けただろうか?

「やあ、こんばんは」

「ひぃっ」

「そんなに怯えなくてもいいじゃないか。ボクはN。突然で済まないが君を殺さなくてはならない」

殺す、殺す
その言葉はあまりにも非現実的すぎて

「言葉も出ないか。それではボクの求めている答えは期待できないね」


「さようなら」

・士郎さんはちゃんと出ますよ。
>>1ちゃんBLAZBLUE全く知らなかったけど某SSとても楽しめたから、これを通じていろんな作品の面白さをしってもらえるように書くつもりだよー
・ここまでの各陣営まとめ
剣 イリヤ×ルーク
弓 凛×チェスター
騎 ??×N
>>1ちゃんに質問とかあったらどしどしお願いね 可能な限り返します


ホントのほんとにここまで

オザキは何のクラスに該当しますか?

>>1がダイ大知ってたら
キャスターポップ
ランサーヒュンケル
バーサーカークロコダイン
辺り狙いたいな

デッドプールならバサカ枠確定?

萬斎の安倍晴明出てきたら面白くかき回してくれそうだな
アサシンには甲賀忍法帖から薬師寺天膳殿を推しておく

ドーモ>>1ダヨー

・家族が勝手に投稿して一気に自演臭くなったねごめんねナニガテンゼンドノダバーカ
・内心めちゃくちゃ焦ってますが酉消しといてよかったですにゃ
・今晩はほんの少し投稿します

ではまた夜に

ん?共通のパソコンとかだとありうるか。大変だな…

ルーク・スカイウォーカーだと思ったのにいいいいい

死神ディストは出るのかな? かな?

>>1チャンダヨー

>>167 オザキは若者たちのセイヴァー?わからんwww
>>171 ダイ大は読んでいない世代
>>173 忍ばないアサシンも有りかな
>>181 ワイのPC勝手に使われたかと思ったらお家Wi-Fiでスマホから投稿したんだって!データ通信に切り替えるようきつく叱っておいたよ!
>>183 正直すまんかった
>>185 頑張ってスナイプしてください

とりあえず書き上がった分置いときます。最後に安価あるのでそれ見てまた書き溜めスルヨー

あ、あと自分の中で説明不足だと思った点を補完しときます

・アーチャーの走り去る音「ゲキマッハ」及びスキル「激マッハ野郎」については原作での称号が関係しています。興味あったらググってください。
・セイバーの装備している剣は「フォニックソード」です。原作最強クラスの剣ですが特殊な能力はないです。見た目は結構派手なので検索してみて!
・ライダーの手持ちポケモンはBW最終決戦仕様です。アーケオスというのは始祖鳥のような派手な鳥です。
・ライダーは全盛期ということなので改心はしています。しかしいまいち改心後のセリフなどが調べても出てこなかったためリボンズ・アルマークのようなしゃべり方になっています。参考リンクとかあったら教えてくれると助かります。
・ルークは結構大人モードですが、アニスに接するときとか結構ちゃんとお兄さんやってたと思います。あと、アッシュと融合してますし短髪なりたての卑屈さもそんなにはない感じです。

じゃあ投下


「ヒャッハー!」パリーンパリーン

「その忍者刀ずいぶん丈夫だな……」

ドウシテ ドウシテエミヤクンガ…

「マスター、上から声がするぞ」

「ん?じゃあ次は上の階行ってみようか!」ブンブン

「なんでガラス割るのがメインになってるんだ……?」


「衛宮君……なんで私はこういうところで甘いのかしらね」

「ハロー、ミストオサカ。まるで片思いの相手が死んじゃったみたいな顔ね」

「イリヤスフィール!?どうしてここに!」※宝石構え

「おっと、そんないきなり臨戦態勢にならなくてもいいじゃない。わたしたちは今日は窓ガラスを割りに来ただけなんだから!」

「は?窓ガラス?なにかの術式に使うの?」

「いや、正真正銘単なる窓ガラスを割りに、だな。それ以上の意味が無いことは俺が保証する」

「はぁ~?」

「リンってば日本人のくせに尾崎豊も知らないの!?だっさーい」


らちがあかないのでセイバーがここに来た経緯を説明した

「あ、あんた、今聖杯戦争の真っ最中なのよ!?何を考えているの?」

「だって、やれる時にやりたいことやっちゃわないと、後で後悔しても遅いでしょ」

「そりゃあそうだけども……」

「特にわたしの場合はね……」ボソッ

「え、なに?よく聞こえなかった」

「なんでもないわ」

「お、こいつ目をさますぞ」

「まずい、急いで逃げるわよ!」

「セイバー!わたしを抱えてダッシュするのよ!」

「わかったわかった」


あれ、俺はさっき亀の化け物に岩で貫かれて死んだはずでは

「傷ひとつ無い。さっきのは夢、だったのか?」

夢にしては生々しく、かなり痛かったのだが
とりあえず家に帰って休むことにした


聖杯戦争2日め ~英雄激突~

「今日はもう寝るか……」

至って平凡な1日だったはずが、この世のものとは思えない戦いを目撃し、そして――

「刺されたん、だよな」

夢と思いたかったが俺の制服には修復不能なまでにぽっかりと大きな穴が開いていた
なぜ俺は今生きているのか、俺を刺した亀の化け物と緑の髪をした男は

「驚いた。まさかあの状況から生還しているとはね」

「なっ、強化!」

とっさに手近にあった新聞紙を丸めて魔力を通す
俺がじいさんから習ったほぼ唯一の魔術、強化
あの岩の刃を防げるかは分からないが、無いよりはマシだろう

「警戒するのも無理はないが、今度は問答無用で殺そうとは思っていないよ
ボクは今、君への興味がとても膨らんでいる。新しい可能性を君には感じるんだ。
さあ、あれだけの傷をどうやって治癒したんだい?ボクに教えてくれよ。
マスターの命令を遂行するのはその後でも遅くはない」ペラペラ

「ずいぶんと、早口なんだな」

ジリジリと距離を取る。とにかく室内にいるのはまずい
会話を続けながらコイツの気を反らせればいいんだが……


「イリヤスフィール、そしてセイバー。そちらに敵意がないのなら今回は戦わずに別れない?
私達のサーヴァントが戦ったらお互いに無事では済まないと思うの」

「うん、いいよー」

「な、いいのね?そんなにあっさり」

「うん、だってリンは今アーチャーにライダーを追いかけさせてるんだよね。
やるなら万全の状態を叩きのめさないと面白く無いしね、セイバーもそう思うでしょ?」

「状況にもよるけどな。でもまあ決闘っていうならお互い万全の状態で戦いたいとは思うぜ」

「(アーチャーがいないことはバレてたのか……)そう、じゃあ遠慮無く。私はこれからあのライダーを追うわ。あいつはなんというか、底が知れないもの」

「貸し1つね!(言ってみたかった)じゃあ、わたしたちはどうしよっか?」

「俺が決めていいのか?そうだな――

1 凛についていくか
2 御三家ってのはアインツベルンと遠坂と、もう一つはどこなんだ?
3 新都でバイクを盗んで騎乗スキルを試すか

※そろそろ選択肢次第でイリヤちゃんがピンチになったり、所属する同盟が変わったり、いろんなことが起きてきますので安価は慎重に選んでくださいね!慎重にだからな!

安価↓八
適当に雑談しながら埋めといてください。


某スレってどこのこと?
ワカメの鯖がNINJAだったスレなら知ってるけど

おーセリフNっぽい 2で

>>202の下の下ってことで、2番で書いてくるヨー
※ちなみに今回最悪の選択肢は3でした

>>205 べ、別に嬉しくなんか無いんだからね!


「御三家ってのはアインツベルンと遠坂と、もう一つはどこなんだ?」

「間桐ね、元々はマキリという魔術師が日本に帰化した家柄よ」

「リン、マキリは魔術師としての家系が途絶えているって聞いてるけど、今回マスターは出ているのかしら?」

「どうかしらね。マキリの党首である妖怪ジジイなら参加はできるはずだけど、あまり動きたがらないみたいだし……ああでも、あそこは養子をとったからマスターを出すことは可能なはずよ」

「なるほどな。御三家となるとやはり良いサーヴァントを引いている可能性が高い。一度様子を見ておくのも手じゃないか?」

「そうかもね。うん、じゃあ行ってみましょうか」

「じゃあ私は失礼するわね」スタスタ

「凛、アーチャーのやつに伝えてくれ。次は逃さねえってな」

「気が向いたら考えておくわ―」ヒラヒラ


「ここがあの女のハウスね」

「女かどうかわからんのに決め付けんなってーの」テイッ

「イタッ、なんかセイバーのツッコミが厳しくなってる気がするわ」

「すまんマスター。どうにも主従って感じが抜けてきちまってなぁ」

「そうだ、それ!」

「それ?どれだよ?」

「そのマスターって呼び方をやめて、イリヤって呼んでちょうだい!」

「別にいいけどよ……今後は気をつける」

「……ウレシイ」ボソッ


「人のお家を尋ねるときは呼び鈴かノッカーを鳴らすのよね!」ピンポーンピンポーン

「おい、今2時ぐらいだぞ。さすがに迷わk」

「え?なぁに?」ピポピポピポピポピポ

「ナンデモナイヨ」

「おいうるさいよ!今何時だと思ってるんだ!」ガチャ

「こんばんは!見たところあなたが魔術の才能ゼロなマキリの子孫ね」

「な、お前!いきなり押しかけて不躾すぎるんじゃないの!」

「ごめん、主の無礼は従者の責任だ。ほらイリヤもきちんと謝って」

「ぶぅー、ゴメンナサイ」

「いや、まあ謝るなら許してやらないこともないけど……」

「そうしてくれると助かるよ。こっちはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン、俺はサーヴァントのセイバーだ。
夜分にすまないがマキリのマスターがいたら会わせてもらえないか?」

「なるほどね、そういった要件か。いいとも、とりあえず入れよ」

『イリヤ、危険かもしれないが?』

『招かれているのだから入りましょう。大丈夫、セイバーなら守ってくれるでしょ?』

『わかったよ、期待には答えなくちゃな』

「じゃあお招きに預かるとするわね。いきましょセイバー」


2日め 日付変更→深夜 間桐家客間

「君らの城ほど立派じゃあないかもしれないが、久々の客だ。もてなさせてもらうよ」

「ありがとう、マキリのえっと」

「僕は間桐慎二。マキリっていうのはうちの古い名前か」

「ありがとうシンジ。そうよ、日本に来てから読み方を変えたって聞いたわ」

「いい茶葉を使ってるなあ。うまいよこれ」

「そ、そうか(緊張感無いなこいつら)……で、マスターに会わせてほしいって話だったっけ?」

「そう、寝てしまっていたら日を改めるけれど、できたら今会っておきたいわ」

「わかった、マスターは――

1 この僕さ
2 僕の義妹なんだ
3 うちの爺さんだ

安価↓五


「僕の義妹なんだ」

「イモウト?ああ、リンの言ってた養子ね!」

「リン……お前、遠坂と会ったのか?」

「ええ、一度戦闘もしたわ」
「なるほどねー、それにしても養子、養子か……ハハッ、コイツは傑作だ」

「どうしちゃったの、1人で盛り上がって」

「いやすまない、遠坂も複雑な心境ってやつだったんだろうねぇ。実は義妹の桜はあいつの実の妹なのさ」


「マジかよ!凛の血縁となるとかなり強いマスターなんじゃ……イリヤ、前情報では知らされてなかったのか?」

「そういえばそんなことも書いてあったかもしれないわ」ズズー

「おいおい……で、その桜とは会うことは可能か?」

「ん、多分その辺にいるんじゃないか?おーい、桜!」

トテトテトテ

「兄さん、こんな夜更けにどうしました?」

「いや、お前に客だそうだ。茶は出しておいたから適当に話せば?魔術とかよくわからないし、僕は寝るよ」テクテク

「あ、兄さん……あ、えーとお二人は」

「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンよ」

「サーヴァントのセイバーだ」

「ということは……聖杯戦争の。なるほど。どんなご用件でしょうか?」

「んーとね……」


『何も考えてないとか無しだからな?』

『失礼ね、考えてあるわよ』

「サクラのサーヴァントを見せてもらいたいなと思って」

「私がそれをすることにどんなメリットが有るのでしょう?」

「わたしもセイバーのステータスを少し開示するわ。それと、聖杯戦争でのスタンスが合うなら同盟を組んでもいいかなと思って」

「そうですか……反対する理由は無いようですね。わかりました。おいで――

・者共出逢え!鯖安価であるぞ!
・今まで書いてきた>>1の得意な作品から選んでくれるとテンション上がります
・知らない作品でも面白そうならNの時みたいにワンチャン有りますんで特に作品にこだわらず選んでください!
・個人的にはそろそろ悪役かライバル出身の鯖がほしいかなー
・エクストラクラスもあるかもよ!

鯖安価>>233

ここまでの感想いただけると、改善にもなりますしモチベにもつながるのでありがたいです。

サモンナイト アティ

お、とれたか良かった

感想というか意見だけど、台本形式じゃないなら誰の視点で話が進んでるかちょっと解りにくいかも
いきなりイリヤ以外の視点になったりするとちょっと混乱する

ごめん!サモンナイト3はかなり序盤で挫折したんで設定を把握できていないのだ(しかも男主人公だった)
1つ下のハスタでいいかな?否定的な意見が多ければアティ先生頑張って書くけど
意見聞きたいのでしばらく雑談オナシャス

>>240★と☆に注目してみるといいかもです

・場面転換はもう少しわかりやすくしてみます
・士郎視点とイリヤ視点の予定だったんだけど展開上変わる可能性が高いので色々工夫する
・ホモガキがわかないように自重します

今回わからなかったのは
蒼炎のカイト(PXZで少し触った)
白面の御方
アティ(序盤の海賊をかばいきれず挫折)
仮面ライダーウィザード(特撮は疎いのです)
深淵深きアルトリウス
ベクター(何のベクター?)
フロなんとかさん
鑢七実(能力の知識のみ。原作もアニメも未見。西尾なら戯言は得意)

殆どわからなくてワロタ……

再安価します
>>258-270
で書きやすそうなのを選びます
今まで書いた得意な作品から選ぶと選出されやすいかも!

戯言のいーちゃん

gdgdになっちゃってごめんね
やはり読者の皆様に委ねようと思うのでさっきの中から厳選した鯖を番号選択という形で安価だします

1 純白の魔砲使い
2 狂気に飲まれた槍使い
3 理性を失った気炎の主

>>278
kskは安価下とみなします

3把握
バーサーカーツナです(強そう)
鯖ステータス作成もあるので今日はここまでにしておきます
まだまだ鯖は残っているので取れなかった方も気を落とさず、引き続き読んでいただけると嬉しいです

かまってちゃんみたいであれですがここまでの感想や意見を書いてもらえると励みになりますのでよろしくお願いします


「おいで、バーサーカー」

「死ぬ気で実体化あああああああああああ!!!!」

つづく

今日はここまでですwww

ツナはまさか常時パンツ一丁じゃないよな…

残るは槍暗魔か
アサシン枠でブギーポップとか…>>1は知ってるかな?

キノとか出したいなぁ サモエド仮面知ってるならそっち狙うけど

ツナは別世界の英霊扱いなのか未来の英霊扱いなのか…

メイトリクス(アサシン)

ジョジョ好きなのかー。アーチャー、ライダー、セイバー、バーサーカー、が出たから
キャスター、ランサー、アサシン枠で一つ入れたいな。
キャスター:スタンド、波紋
ランサー:オラオララッシュを突きと見て承太郎
アサシン:劇中で暗殺しようとしていた、5部7部勢
的な?

あと>>1よ。ラノベ好きって言ってるけど、懐かしのスレイヤーズ、オーフェンあたりいける?

このスレの>>1余所で見かけたけどID変えて自己擁護してたり二言目には「ゴミ」とか言ってたりでドン引いたわ

ドーモ>>1ダヨー
今日は投下しないけど質問などに答えていきます

>>296 バーサーカーで呼ばれてるので、基本パン1です。燃費超悪いです
ラノベはにわかなのであまり古くから続いてる奴は読んでないと思ってください
デュラララは読んでたけどバッカーノは読んでない、みたいな感じ
>>297 キノはかろうじて知ってますが学園キノ(ググった)は完全に未知の世界なので拾えないと思われます
>>298 ツナは平行世界ということで処理しました。知名度補正はありませんが強いです
作中でもそろそろ知名度補正に触れるつもりですが、ルークはかなり恩恵を受けているのに対しチェスターはあまり受けていません
また、Nも平行世界ということにさせてください(さすがにポケモンは歴史に組み込めなかった)
>>299 とんでもねえ、待ってたんだ
>>303 先程も書きましたがあまり古いラノベシリーズは読んでいないので、申し訳ないです
ヒーローズファンタジア購入したもののスクライドとケロロしかわからず積んでしまっている、といえば察していただけるでしょうか
>>305 ID変えてないですよー。宣伝まがいのことをしたのは申し訳ないと思っていますが、荒れるだけなのではいはいやめやめ!

ツナさん人間と比べたら強いけど
英霊と比べちゃうとそんなでもなさそうなんだよな……
令呪1個使って狂化といてハイパーモードにしよう(提案)

てか通常の死ぬ気モードって桜との相性悪そうだなw

パン一だし初期のギャグの頃辺りだろう


オーフェンはなしか…………

職業・殺し屋。とかTRYGUNとかHELLSINGは大丈夫?
あとひだまりスケッチや牧場物語みたいな戦闘のない作品

この強キャラひしめく聖杯戦争でひだまりのキャラに何ができるってんだ…
ギャグキャラならせめてこち亀とかボーボボみたいな戦闘力ある奴らにしてあげようぜ。
あるいは強力な宝具枠でオカリンとか。世界救ってるし。

>>312

             _____
         , '"´    `ヽ.
        /  //_/_i _。! ,!ヽ.

        / ゝイl.i ォ-!、ハ!-!ハ,〉
      / / (| l|'ゞ'  lj'i i|   牧場物語には戦闘もありますよ?
   r-、「〈rヘ./ /| iト、 ー ノ!|i
  rヽ:::::::::V::ヽrヽ!、|>i`7i´、!ヘ!
  `ヽ:::::ヽ:!::/  /´ k、_7-〉7、
    .>'" ̄ヽ. r'--iー<><>i7'i
    iニ゚д゚_.:i/!  ,.'-‐r-、!-、!__r-、
    | ̄ ̄ !//ゝ、  |r'ニ'´ヽ_ンーr'
    L____,.イ iヽ_/ `ーr'ヽ__「r(◎i
   γ,.-─、!、__!_/'"´ ̄` | l |  l|  ブロロー
   !_//´ ̄/ーァ / _i__,.イ| !ハ_r'ァヽー、

    7/ r'"ヽ くr'"ヽ.! l /| l´' ̄ゝi
   C-| [二二三_>-'(_'))/ /i」ヽ○ l|::|
( (   ';'ゝ、_____ノ::ノ ̄`'ー-'" ヽゝ、__ ンノ
     `''ー--‐''"        `''ー‐'"

スクライドだ!クーガーかカズマだそうず!

T-1000とかアサシン枠でいける気がする

今のところだとルークの超振動に太刀打ちできる奴はいないな

アサシンでスネークとか見てみたいな
四次のハサンみたいにスネークと呼ばれた全員が使える感じで

ダオスとかジェイドみたいに同作品から一人出したいな

本家の鯖(キャス狐とか)はいける?
あとドラクエとFF

ワイルドアームズ(小声)

創造主うめてんてーの力で、ちだまりスケッチ化すればあるいは…

不相応の力を得て、闇堕ちするゆのが見たい(あすみんの声で脳内再生するから)

ナルトは忍者だしアサシンいけるかな?

ドーモ>>1ダヨー

>>309 一応ジャンプ主人公だし、英霊と言えるレベルには達してるんじゃないでしょうか
狂化についてはとても桜が維持できる燃費じゃないので色々考えています
>>312 その中で知っているのはヘルシングだけですね
>>314 ギャグキャラでも別に構わないんだぜ。ただしそろそろ平行世界を使いたくなくなっている自分がいる
>>315 ルンファク4は面白かったです
>>316 喧嘩だ喧嘩!喧嘩をしようぜえ!
>>317 機械ですのでエクストラクラスになるかも
>>318 アーチャーは無理ですがライダーとバーサーカーは一応対処可能です
>>319 良いセンスだが、処理しきれないかも
>>320 そろそろ悪役ほしいですね……何故に大佐
>>321 結構前の方に原作キャラ可って書いたと思います。できたら最初から読んでくれると嬉しいですヨ 
あとDQFFは大好物の一つです
>>322 ゴメン、知らない。シンフォギアはMAD作るくらい好き
>>323 素直にまどマギでいいんじゃないっすかね
>>324-325 残っている枠だとキャスターですかね

>>1ちゃんも新しい作品知れたら楽しいから安価は絶対でやりたいんだけど、ネット上にセリフ集が落ちてないキャラだと無理なのであしからず
基本は安価下を見て、それでもダメならまた範囲安価します
昨日は安価の時間見れなかった人もいると思うので、今日はちゃんと9時に来ますね

>>1ダヨー

安価あるんですが、はじめてよいかな?


・バーサーカーのステータスが更新されます

【マスター】間桐桜
【真名】不明
【性別】男性
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力A 耐久EX 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:EX 理性と引き換えにステータスが格段に上昇している。また、言語を発することはできるが死ぬ気で○○するという思考に固定されており意思の疎通は不可能。
【保有スキル】
直感:EX 別名超直感。戦闘時つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。EXランクの第六感はもはや未来予知である。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。
カリスマ:D 狂化の影響で低下している
死ぬ気の炎:A 武器・自身の肉体に死ぬ気の炎を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。死ぬ気の炎によるジェット噴射。絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。
【宝具】
??:? まだ開示されていない宝具です
??:? まだ開示されていない宝具です


「さすがはバーサーカーといったところかしら。それにしてもEXランクの狂化なんて、扱いづらいじゃじゃ馬を引いたのね」

「そうですね、正直実体化を保つのもやっとで……」

「おい、顔色悪いぞ、サーヴァント早く引っ込めたほうが」

「いえ、大丈夫です。これくらい耐えないと、聖杯戦争に出るために私、は……」

「ふーん、リンの妹って聞いてたから期待してたけど、全然魔力が足りてないのね。
前回の聖杯戦争でもマキリはバーサーカーを引いて魔力切れだったっていうし」

「私は、姉さんとは、違いますから」

「ふーん、まあいいんだけど。じゃあ約束通りセイバーのステータスね」

「どうも、ありがとうございます」

「じゃあ帰ろっか、セイバー!」

「え、ああ。それじゃあな。お茶美味しかったって兄貴に伝えておいてくれ!」

「はい、それでは」

★イリヤとセイバー
間桐邸 外観

「イリヤ、同盟がどうって話はどうしたんだ」

「んー、あんな勝手に敗退しそうなとこと同盟組む利点も見当たらなかったしー」

「まあ、かなり苦しそうではあったな」

「でしょー、それにあのサクラって子、魔力不足のくせになんだかおぞましい気配を感じたわ」

「俺にはよくわからなかったけど」

「なんとなく、だけどね……うーん、眠くなってきちゃったわ。少し歩いたら帰りましょ」

☆イリヤたちがお茶を飲んでいる頃
士郎とライダー
衛宮邸庭

なんとか庭に出れたがどうする?こんなもの一本でなんとかなる相手なのか?
会話のタネもそろそろきれる。そもそも自分を殺しに来ている奴と平常心で話せるような修羅場をくぐってきてはいない

「いくら優れた術者による治癒が施されたとしても君の心臓には確実に大穴が開いていた
死んでいるものを生きかえらせることなど不可能、ナンセンスだ
つまりキミはあの状態でもなお生きていたということになるね
そうするとキミはそもそも人間なのかという疑問が湧いてくるわけだけれど……」ペラペラ

逃げる、というのが一番やってはいけない手だ。俺に興味を持っているから奴は手を出してこない。ならば――

「一か八か、うおおおおおおおおおおお!」ズバァ

「おっと、少し早口すぎたかな」ヒョイッ

「くそっ、あたらない!」ブンブン

「動きが単調なんだよ。単調というのは幾何学的な美しさにも繋がるけれど、とても見やすい、見切りやすいのさ」パシッ

「な、止め……」グググ

「これでもサーヴァントなのでね、生きている人間に止められるほど弱くはないよ」ガオン

「ぬわああああああああああ!」ドヒュゥ

鈍い痛み、肺から空気が押し出される
いつも鍛錬に使っている土蔵まで吹き飛ばされてしまったようだ

「さて、残念だがそろそろ時間だ。色々楽しませてくれたお礼にボクの最強のトモダチで葬ってあげよう」


「真炎抱く白き神竜(レシラム)」


目の前にそびえ立つは純白の竜
フィクションの世界でしか見たことのない生き物が、圧倒的な存在感と熱量をもって君臨した
くそ、俺はこんなところで死ぬのか。俺は、俺は――

※魔、槍、暗っぽいので頼むよ!
士郎のサーヴァント安価↓五
知らなかったら二つくらいまで下見て、それも知らなかったら再安価

ディストよりは、上条さんかな
レシラムに焼かれる未来しか見えないんですがどうしたらいいのか……
ちょっと練ってきます


「あれ、俺なんでこんなとこに……ってなんだなんだなんなんですかー!竜!?ドラゴン!?」

「お前は、一体どこから……?」

「いやいやそれはこっちが聞きたいところですよ。てか、これってもしかしなくてもやばい状況?」

「多分な」

「ふぅん、土壇場でサーヴァントを召喚するとはね。やはりキミは特別だったようだ。ならばその特別をもっと見せてくれ!
レシラム、クロスフレイム!」

「グオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

「くそっ、下がってろ!」バッ
――


衛宮士郎、死亡

※レシラムの特性ターボブレイズは相手の特性を無効化します

上条さんを押してくれた人すんません、相性が悪すぎた
せめてアメコミ級の身体能力があればよかったんだが、上条さん設定上は一般人なので
サーヴァント選びのポイント
・レシラムの炎(世界を焼き尽くせるらしい)に単純に耐えられる防御力
・または撃たれる前にレシラムをぶっとばせる攻撃力、拘束魔術など

再安価↓四

ジョジョファンとしてジョジョキャラ来たのはウレシイ限りなんですが
マジェントって、発動中動けないんだったよな……?
あと、ウェカピポに「下っ端のクズ」って言われてた奴が英霊はさすがにないと思うんだぜ
毎度gdgdになってごめんね、昨日みたいな感じで行かせてもらうよ

マジェントって確か死んでないから英霊にはならないんじゃないの?


>>392 原作セイバーも死んではいない状態で召喚されています、が……
仰るとおりマジェントはカーズやアヌビスと同じ状態になってるんですよね

結局候補募ってやる方式が自分には合ってるのかも

1 精悍な顔つきの大男
2 山吹色に輝く手甲使い
3 青衣に身を包んだ槍使い

安価↓五

兄貴の人気に嫉妬
少し書き溜めてくるデス


俺は、俺は――

「死ぬ訳にはいかない。俺はまだ、正義の味方になれていないじゃないか!」

『ほーう、面白いやつじゃねえか。気に入った、坊主、名は何という?』

「誰だ?どこにいる?」

「レシラム、クロス――」

『時間がねえ!はやくしろ!』

「俺は衛宮士郎。あんたはいったい……?」

『エミヤシロウ、だな。契約は成立だ。』

その時、床に刻まれていた魔法陣が光を放ち、あたりを包みこんだ
ようやく目を開けられるようになると、そこには青装束に身を包んだ男が佇んでいた

「サーヴァントランサー参上!さて、早速でわりいが――その心臓、貰い受ける!」

今日はここまで

今回は少し場面が特殊すぎましたね
あの右手の扱いが難しすぎ。レシラムの炎(異能ではない)受けられたらルークの宝具(物理現象)ですら受けられることになっちゃうし
>>1に愛想を尽かした方はそっとじでお願いします
応援してくれる人はこれからも頑張るのでまた読みに来てください

サーヴァントで揃うまではどうしても安価が多くなってしまいますが、ある程度固まってきたらきちんとしたお話を展開できると思います

質問や雑談など気軽にどうぞ

あ、あとターボブレイズは半分ネタなので
上条さんの強烈な主人公補正に対する苦肉の策と思ってください

序盤のゴールドエクスペリエンスの反射能力みたいに今後使われることはないかと思われます

ぼちぼちはじめるよー


間桐家蟲蔵

「もどったよ、マスター」

「ライダーか、ずいぶんと遅かったのう」

「全部の陣営と対戦してこいって話だったからね、ボクの知名度はこちらでは低いみたいだし、リスクを犯すこと無く有意義な情報を集めることができた」

「それは結構。詳しく話を聞かせてもらうとしよう」

陰鬱な蔵にしみゆく、およそその場には似つかわしくない明るい声。
その男、ライダーにとって一般人が気持ち悪い、奇怪と称すであろう蟲たちは愛すべき命である。
そしてマスターである老爺の本質も、彼にとって愛すべきものなのだった。


間桐家居間

「実体化させるだけでこんなに負担だなんて……」

間桐桜の肉体からはおびただしい量の汗が滲んでいた。体の芯がドロドロに熔けたような、気持ち悪い感覚が彼女を支配していた。

「死ぬ気でマスターを助ける!」スッ

「バーサーカー?これは、宝具?」

差し出されたのはあめ玉のような固形物のはいった小瓶。
薬か何かだと思った桜は躊躇なくそれを口に運ぶ――

「死ぬ気で復讐よおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

夜の屋敷に絶叫が響き渡った。


柳洞寺

焼きつくされた。あの白き竜に、何もかも。
マスターは死んだ。命からがら逃げ出したはいいが単独行動スキルを持たないキャスターであるこの体はじきに消え去るであろう。

「そこで何をしている?」

人の声がした。この際誰でもいい。契約を――

先生のサーヴァント安価↓三

葵叉丹でいきます
初めて悪役らしい悪役キマシタワー!
設定や口調を確認してきますので少し待っててね

「俺と、契約してもらう」

「押し売りのたぐいは受け付けていない」

「嫌でもしてもらうと言ったら?」

「……くだらんな。急いでいるので失礼する、と言いたいところだが」

ひょいとキャスターの体は持ち上げられた。

「おい、ちょっと待て、どういうつもりだ。下ろせ!こんなことせんでも歩けるわ!」

「物を教える立場の人間として、こんなボロボロの人間が庭先にいたら、ほうっておくわけにもいくまい」

ぎゃあぎゃあと喚くキャスターをよそに無表情で歩く男、柳洞寺に居候する彼の名は葛木宗一郎、衛宮士郎と遠坂凛の通う学校の教師である。


遠坂邸

「あーもー最悪っ!!」

「怒鳴るんじゃねえ、ったく、もう深夜だぞ。お子様は寝た寝た。

遠坂凛はご立腹であった。
この魔術師の少女は、人並み以上の知性を備えているにもかかわらず唯我独尊を突き進むきらいがある。
それが本日ことごとく思い通りに行かない。挙句の果てには想い人を奪われる。
これが怒らずにいられよう「ガンド」おわっ!それはマジでやめろ!」

「何地の文のフリして喋ってんのよアーチャー」

「まあまあ落ち着けって、あんまりメタ発言するの良くないぞ」

「はあ、わかったわよ」

召喚失敗により半壊した居間にどかっと腰を下ろす。
アーチャーと会話していると不思議と落ち着いてきたのでここまででわかっている情報を整理してみようか。

「まずランサー陣営、これは衛宮くんと青衣のランサーね」

「なかなか気持ちのいい武人って感じだったな。オールバックにしてる奴に悪い奴はいねえ」

「オールバックは知らないけれど、好戦的な割にはマスターの指示をあっさり聞き入れた、ということは騎士や武士といった主君に仕える誓いを立てている人物である可能性が高いわね」

「盾を持たない長槍使いっていうと結構限定されそうだな。西洋の英霊であることは間違いなさそうだ」

ランサーについてはこんなところだろうか。
次は、セイバー陣営。

「あのセイバーとはどこかで会ったような気がするぜ」

「アーチャーは確か時空戦士、だったわよね」

「ああ、だからどこの時代のやつかってのはよくわからねえし、こういう聖杯戦争みたいなお祭に呼ばれること多いんだわ、俺」

聖杯戦争の記憶は英霊の座に帰るときに失われるはずだが、このアーチャーも私の召喚ミスで呼ばれただけあってイレギュラーなようだ。

「戦ったけどヒントになりそうなのはアレだけね。あなたの紅蓮を逆に自分の力にしたあの技」

「ああ、アレはたまげたな。正直俺とは相性最悪だぜ……まあこっちも宝具を使えば十分渡り合えるとは思うけどな」

アーチャークラスだけあって宝具には絶対の自信があるようだ。まだ第一宝具しか教えてもらっていないが、それですらかなり強力なものだった。第二宝具は切り札として信頼していいだろう。

「最後はライダーね」

「見た限りでは鳥と亀の召喚獣を扱う召喚士ってとこか。キャスターの可能性はないのか?」

「ほぼ無いわ。あの鳥も亀も幻獣クラス。キャスターが騎乗スキルを持っていたとしても乗りこなすどころか命令を与えて従えられるとは考えにくい」

「まだまだ切り札がありそうな感じだな。まあ、魔物退治なら慣れてるぜ」

アーチャーは見張りのため屋根へ上った。私も休もう。明日からも忙しくなりそうだ。


慎二
町外れの幽霊屋敷

僕こと間桐慎二がなぜこんな夜中にこんな不気味なところにいるのかというと、家が一番危険地帯だからということにほかならない。
義妹の「復讐よおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」という絶叫が聞こえてきた時、反射的に家を飛び出していた。
寝間着のまま、さすがに靴は履いたが荷物など何も持っていない。
文字通りの妖怪である爺さんと凶暴化した義妹の戦闘が始まるのは明白であったからだ。
単品ならまだいい。しかし奴らは人間の手に負えない人外である従者を連れている。

「ま、さすがにここまでは追ってこないでしょ……」

子供の頃から探検してこの屋敷のことはよく知っている。
人は住んでいないのだが調度品などはちゃんとしており野良の動物が荒らした形跡もない。
一夜を明かすには十分安全と考えられる場所なのだ。

「少し埃っぽいけど、仕方ない。寝よう……」

「ちょっと待った」

「うわ!だ、誰だよ!」

ワカメのサーヴァント(予定)安価↓四

チェリッシュの記憶が薄れてるので安価下でジョルノでいいですかね

チェリッシュ、スナイパーの魔物で結構好きだったんだけど、セリフとかが全く思い出せないんですよねー
むしろテッドのセリフばかり覚えているという

いつもどおりの絞り込みで行きます

下10個までの中から3択に絞るのでアサシンっぽいキャラを書いてください

三択です。

1 人と妖怪の狭間で生きる義侠の主
2 息を吸う様に殺気を振りまく一賊の鬼子
3 磁界に隠れ確実に仕留める暗殺者

安価↓三

リクオ、了解しました。
インフレ大戦最高!(やけっぱち)

ワカメとリクオの出会いだけちゃちゃっと書きますので、その後は書き溜めを一気に放出します。

「俺が誰かってのは、まあどうでもいいじゃあねえか」

現れた男はいかにも奇妙だった。
頭の後ろに貼りだすように伸びた長髪、その色がまた白と黒の二色染めときた。
僕と身長が大して変わらないのに、貫禄というかカリスマというか、妙に引きつけられるようなオーラを感じる。

「お前、俺の友達にどっか似てるんだ。気に入った。俺のマスターになれ」

「は?マスターって、おまえもしかしてサーヴァントなのか?」

「おお、聖杯戦争について知ってるなら話が早い。そう、俺はアサシンのサーヴァント、奴良リクオだ」

「あ、えっと、僕は間桐慎二だ。たしかに聖杯戦争について知ってはいるけど、僕は魔術回路を持たない一般人だからどうせ無理だと思うけ」

ぐぐいっと、どこから取り出したのか馬鹿でかい盃が差し出される。

「んなこたどーでもいい。俺についてこいよ」

良い酒だぜ、と無理やり盃を渡されてしまった。

「僕、未成年なんだけど?」

「こんな時間に出歩いてるんだ、関係ないだろ?」

「言えてるかもね。お前なかなか面白いじゃん」

そうして、僕とアサシンは盃を交わした。


イリヤと士郎
公園に近い国道

公衆電話をシロウに使ってもらって城から迎えを呼んだ。
本当は私も18なので、国際免許も持っているし運転して出てくればよかったのだが、セイバーとまったりお散歩をするのが第一の目的だったので車の存在を忘れていた。

十数分後

「お待たせしました。イリヤスフィール様」

「ありがとう、セラ。ほらシロウも乗って?」

「お、おう、ベンツ……お邪魔しま、す?なんか違うような」

そういえば日本では高級車=ベンツという認識らしい。ドイツではタクシーも普通にベンツなのだが。輸出の際に高いオプションを標準装備させてるから高くなっているのだと思う。

「別にかしこまらなくてもいいのよ。そりゃあさっきまで殺す殺されるの関係だった相手の車に乗って、くつろぐのは無理でしょうけどね」

「いや、恥ずかしながら今日はちょっといろんなことがあって疲れ気味でさ、このクッションすげー柔らか……」

寝やがった。

「まったく、可愛い顔しちゃって」

わたしはこいつをどうしたいのだろう?


言峰と???
教会にて

「遠坂、間桐、アインツベルン、それに、衛宮。ふふっ、なかなか面白くなってきたじゃないか……なあ」

教会の奥より現れたのは白と黒の特徴的な衣装をまとった女性。

「んふふふふふふ、そうねぇ、まあ3対1とはいえこの私を追い込んだ坊やの存在を感じるし、楽しませてくれるんじゃないかしらね」

私の中のローレライが共鳴してるのよ、と嘯く。

「お前を追い込んだ?にわかには信じがたいが……それはアビス神話の『聖なる焔の王子』とやらか?」

神父の問に女性は美しい口元を醜く歪めて応えた。

「いいえ。あの坊やも私と同じ、まがいもの。本物よりも本物らしい、ね」

「まがいものか……私も大概、まがいものだがな」

「あら、あなたは本物よ。本物のどす黒い悪」

「言うではないか――


ネビリムよ」

本編ここまでになります。
此処から先は某テラ子安な毒舌サーヴァントによるおまけコーナーです。


――女、ではなく戦争の話をしよう。

なに、今日は詩を詠むわけではない。壁の向こうにいるお前たちボンクラ共に解説をしてやろうというのだ。
なに?いらない?
失敬な奴め。この俺を誰だと思っている……っと、無駄話が過ぎたようだな。
聖杯(ボス)から怒られてしまう。

・セイバー陣営
マスターはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン、従者はルーク・フォン・ファブレ、クラスは剣士。
ふむ、とりあえず名前が長ったらしいな。お前たちも読みづらいと思わないか?自分の威光を示そうとしているかの様だろう。これだから貴族は好かない、しかしこの陣営が本作の主人公だ。忌々しいことにな。
さて、このサーヴァントはテイルズ・オブ・ジ・アビスという作品の主人公だな。本SSでは「アビス神話」という神代の出来事として扱われているようだ。
マスター適正、サーヴァントの実力、知名度、宝具、どれをとってもこいつらは一流だ。だがイリヤスフィールは致命的な欠陥を抱えているようだぞ。そこに漬け込むものが現れれば危ないやもしれんな。
この世界では大英雄のルークが召喚されたのはイリヤスフィールとの共通点が多いからだろう。何がって?そんなもんは自分で調べるなりなんなりして確かめろ。
個人的には「アビス神話」の原典に目を通すことをおすすめするがね。ステマ?うるさい、これはダイレクトだ。
何故か尾崎豊をやたらと推しているが、本筋には影響しないので気にしないでほしい……と聖杯(ボス)は言っている。

・アーチャー陣営
マスターは遠坂凛、従者はチェスター・バークライト、クラスは弓兵。
ふむ、派手なマスターに地味で苦労人な従者、お似合いの二人じゃあないか。
このチェスターという男はテイルズ・オブ・シンフォニアという作品に登場する、主人公の親友の弓使いだ。
本SSにおいてはこの世界の英雄だが、ルーク・フォン・ファブレよりもさらに古い時代の英雄であるが故に知名度の恩恵は殆ど無いようだな、ざまぁ。
この男は聖杯戦争ではなかなか見られなかった正統派の弓兵だ。剣を無限に出したりトラップマスターだったりはしない。
魔術ではなく技術で炎やら氷やらを矢に付加するのが主な戦闘法だ。搦め手をあまり持たないゆえに格上相手との戦いは苦戦を強いられるだろう。
しかし歴史というのは改変されるものだ。アーチャーも改変される前のこいつらしい特性を持っている。アーチャーの活躍した話の「原典の原典」を知っているものならばこの意味はわかるだろう。

この落ち着きよう短髪ルークか

・ライダー陣営
マスターは間桐臓硯、従者はナチュラル・ハルモニア・グロピウス、通称N、クラスは騎兵。
誰もが予想外だったと思うが、妖怪爺も聖杯戦争に本格参戦だ。
この爺は救いようのない下衆だが、Nという男は人間以外に対する愛が半端ないのでな、相性は意外といいみたいだぞ。
Nはイッシュ地方、つまりアメリカはニューヨーク辺りで活躍した英霊ということになっている。
時空戦士に音素文明、あげくポケットモンスター、過去のこの世界はどうなっていたのか責任者に問い合わせたいね。
竜というのはTYPE-MOON世界において最上級の幻獣だ。人間どころか英霊でも敵うか怪しい相手だ。
そんな化け物を平気で使役するこいつは正真正銘のバケモノだろうな。
さて、EX級の宝具であるドラゴンタイプポケモンを繰り出したものの、必中の槍には通じなかった。
ポケモンセンターはこの世界にはないがどうするのだろうな……まあろくな方法はなさそうだ。

・ランサー陣営
マスターは衛宮士郎、従者はクー・フーリン、クラスは槍兵。
みんな大好き青タイツ兄貴の参戦だ。今のところ幸運Eらしさを発揮していないが、いや、戦いたいこいつにとってはマスターが最悪なのかもしれんな。
召喚のシーンではFate/Extraの冒頭シーンをオマージュした……らしい。いや、聖杯(ボス)の言っていることだからな。俺にはわからんよ。作者?なんことやら。
正史の聖杯戦争では不完全な召喚をした馬鹿だが、今回はExtra的に正式な召喚ができている。
とはいえExtraと同様に魔力のパスは通っているもののサーヴァントは弱体化してしまっているようだがな。
ああ、さすがに1レベルではないのでそこは安心してくれていい。
合法ロリに連れられて本拠地に自分から飛び込んでいったが、衛宮士郎という男の頭は大丈夫なのかね。
本作の裏主人公だが、聖杯(ボス)によると前回の安価で遠坂凛との共闘ルートはほとんど閉ざされたようだ。

・バーサーカー陣営
マスターは間桐桜、従者は沢田綱吉、クラスは狂戦士。
衝撃の展開がつい先程あったが、どうなってしまうのだろうなこいつらは。俺にも全く想像がつかん。
同じ家の敷地内でこのようなことになっては、戦闘勃発は避けられん。どちらかが死ぬと俺は見ている。
さて沢田綱吉だが、家庭教師ヒットマンREBORN!という完結済みの漫画作品の主人公だ。詳しくはお前たちが調べてくれ。
本SSでは未来の英霊ということになっている。Fateの作られた年代を考えると妥当なところなんじゃないか?
知名度的はなくとも狂化EXと直感EXでとんでもない戦闘力を持っている、バーサーカーらしく最強の敵というわけだ。
マスターも覚醒(?)したみたいだし、今後が楽しみな陣営の一つだな。

アンデルセンさんお疲れ様です。
今日決まったキャスターとアサシンについても後日解説を入れていただこうと思います。
知らないキャラがあった人もこれでだいぶ補完できたでしょうか?

ギルガメッシュポジションはTOA最大にして最強の敵のあの人でした。
がんばれルーク、負けるなルーク!

>>650
英霊は全盛期で呼ばれるらしいので短髪です

>>649
ファンタジアの間違いです
ハズカシイワ

まだ3日めということにたまげた。エタって無いよ、続くんじゃ。
色々当初と異なった展開になってきたので視点は書かないことにします。文体も少し変わるかも。

聖杯戦争3日め ~動き始める運命~

時は少し遡る。
間桐の屋敷にて、2つの力が激突していた。
いや、正確には屋敷「だったもの」というべきである。

「死ぬ気で―――倒す!」

小さな狂戦士の爆走を追って、その双拳と眉間から放出された、「この世には存在しないはずの炎」の軌跡が闇夜を切り裂く。

「ゾロアーク!幻惑してつじぎりを叩きこめ!」

「ブルルルルルウ!!!」

対するは黒き幻獣。かすっただけでも危ないバーサーカーの拳をすんでの所で避け、鋭い鉤爪による一撃を叩き込む。
召喚獣の中でも最高位に近い幻獣であるゾロアークの一撃は、当たればバーサーカーとて無視できない傷を負わせる――

――はずだった。

「私を、無視するなああああああああああ!!」

白く滑らかな足による蹴撃。
ゾロアークは慎重で臆病な幻獣である。生き延びるために姿を変えて捕食者を幻惑する術を身につけてきた。それ故に、彼らの直感は幻獣=ポケモンの中でも最高級と言って良い。
しかし完全にバーサーカーだけを意識に捉えていた幻獣にとって、突如として横面に飛んできたすさまじい蹴りは、おそらく気づくこともできなかったし、たとえ気付けていても単騎の戦闘力で勝るバーサーカーを無視できないため、気づいた所で食らってしまう。まさに絶妙といえるタイミングで飛んできた攻撃であった。

「ギャウン!!」

「ゾロアーク、もう少し頑張ってくれ! マスター、レシラムの回復はまだできないのか!」

「もう少しじゃ!しかし桜のやつ、ろくに動けんはずの体で幻獣にダメージを与えるとは。どうなっておる!?」

間桐臓硯は備蓄していた魔力を用いて竜種の回復に努めていた。同時に間桐桜を屈服させるため刻印虫を活発に動かしていたのだが、全く動じる様子がない。それどころかサーヴァントと一緒になって戦闘に参加してくる始末である。
百年以上の時を生きてきた怪物にとってもこの事態は想定外であり、常に余裕の態度を崩さない彼が声を荒らげているということが事の重大さを物語っているといえる。

「死ぬ気で抹殺!」

「ギギギアル、マスターを守るんだ!」

「ギギギギッ!」

漆黒の獣と山吹色の狂戦士の戦いに気を取られていた老人を、間桐桜の凶拳が襲う。
すんでのところで鋼の召喚獣に防がれたが、直撃していたら臓硯の体は四散していたことだろう。

「(おかしい!刻印虫には暴れるよう指示を出している。それにこやつの身体能力はここまで高くなかったはずじゃ!もう一度刻印虫……ん?反応がないだと?)」

臓硯には理解できなかったが、間桐桜の体内の刻印虫はすでに死んでいた。
つい先刻バーサーカーが桜に渡したのは彼の宝具、「死ぬ気丸」という丹薬である。それを服用した間桐桜は「一度死んだ」。
その段階で彼女のオド(体内魔力)は枯渇し、刻印虫は宿主である桜を食い尽くそうと外殻を開いた。
しかし次の瞬間桜は「臓硯を殺す」という執念で蘇り、「死ぬ気の炎」というエネルギーを全身に巡らせた。
平時ならば大丈夫であっただろうが、宿主を食うためにすべての口を開けた刻印虫は、陽のエネルギーの塊である死ぬ気の炎で全身を中まで焼かれることとなったのである。
日陰の住人である刻印虫にとって大空のエネルギーを凝縮したこの炎は、効果絶大であった。

「鉄の塊が!なんぼのもんじゃああああああ!!」

「ギギィ……ギギギギッ!」

ライダーの使役するモンスターの中でも別格の硬さを誇る人工生命体を間桐桜は殴る。その拳から血が出ようとも、骨が砕けようとも、そんなことは意に介せず、ただ殴る。

「桜、貴様何をしおった!ええいこうなれば仕方がない。令呪を持って命ずる!」

「マスター、なにを?」

「ライダーよ、全ての使役獣を解放し、バーサーカーとそのマスターを殲滅せよ!」

「ダメだ!そんな指示をしたら、くっ、みんな、すまない!」

ライダーの腰の球体から次々と幻獣が飛び出す。アーチャーと対決した怪鳥、ランサーの一撃を防いだ大亀、この戦争では初めて繰り出すアイスクリームのような魔物、そして

「――モエルーワ!!!!」

最強の幻獣、真実を司る白き竜が降臨した。

あい、今日はここまでヨー
やっぱ戦闘はきちんと描写したいと思ったので、こんな感じで書くことにしました

あれ…?妖怪の本体って心臓だったよな…………

蔵硯死んでね?

>>1ダヨ

>>681さん、ヒント「刻印虫はすでに死んでいた」
あまりネタバレするとさむいとか臭いとか言われそうで嫌なんだけど爺はまだご存命であります
まあ、原作でも確か本体の虫死んでからも少し生きてたんでどっちでもいいのですが

「何なのよ、こいつう!」

「ふはははは、怖かろう!地上最強の生物、ドラゴンじゃ!」

ライダーの最大にして最強の宝具。魔槍による呪いの影響で完治させることはできなかったが、そこは召喚獣の扱いには長けている臓硯、以前ランサーと戦った時以上に破壊力を増幅させることに成功していた。

「マスター、なんてことを!今の令呪で彼らはボクの制御を離れてしまった!」

「だったら何だと言うんじゃ?」

「あのバーサーカーは強い。だからこそ彼らも全力を出す、周りにどんな被害が出ようともね。そして命令を果たすまでは決して止まらない」

「クオオオオオオオオオオオオオオン!!」ボワァ

「ちっ!」

咄嗟に飛び下がる桜だが、世界を焼きつくす真理の炎は止まらない。
桜の長髪は半分以上が焼け落ちた。
そして床が燃える、壁が燃える。世界が、燃えていく。

「生き残ることが第一じゃ。この家を失うのはちと痛いが、まあ必要な犠牲じゃろうて」

「マスター、悪いことは言わない。今すぐ令呪で命令を上書きするんだ」

「今一画使ったのじゃ、無駄遣いはできん」

「急げ!死んでからじゃ遅い!」

「さっきから、何故そうも消極的なのじゃ、ライ――」

老人の言葉は唐突に途切れた。
何が起きたのか感じる間もなく、間桐臓硯という生命はこの世から燃え尽きたのである。
強力な幻獣を簡単に従えているように見えたライダーだが、実際は厳密な制約に縛られており、それを守る場合に限り無制限の使役が可能だった。
制約とは、同時に場に出現する個体の数である。
敵の数に合わせてモンスターを繰り出す、これが彼の生きた世界での絶対的なルールであり、それを破った場合モンスターが従う保証はない。
それを老人は知らなかった、たったそれだけのことが彼の命を奪った。
当然、主を失ったライダーの体は徐々に消滅していく。

「バーサーカーのマスターよ!聞いてくれ!」

残されたのは僅かな時間。ライダーは必死に最期の言葉を紡ぐ。

「ボクのトモダチはボクが死んでも魔力がきれるまで現界し続ける。
だがそれだけの時間があればレシラムは世界を焼きつくす!できることならレシラムを止めるんだ。
この世界をどうか――」

無情にも時間切れ。
最後まで自分より他者のことを思う、Nという英雄らしい幕引きだった。
しかしその思いとは裏腹に彼の宝具は未だ猛り続けている。

「私、今まで何を……体が軽い」

復讐という目的を果たした間桐桜からは炎が消えている。

「クオオオオオオオオオオオオオ――」

炎が広がり、周辺の住民も異変に気づきだした。

「魔術回路が、使える。蟲の存在を感じない」

炎が消えて、桜は落ち着きを取り戻した。

「バーサーカー、宝具の使用を許可します」

桜を燃え上がらせた丹薬、それをバーサーカーは一粒服用した。
蟲に侵されていた桜をも突き動かした生命の炎。
すでに燃え盛っている炎を、更に燃え上がらせるとどうなるのか。

「やっとまともに話ができたな、マスター」

それまでの荒々しさは無い。ただ、鋭い。
炎は温度が上がるほど青白く、怜悧になってゆく。
身近なものではガスバーナーの火がある。また赤い星と白い星では白い星のほうが意外にも温度が高いというのも有名な話だ。

「単刀直入に聞きます。あれらを止められますか?」

「当然だ。俺を誰だと思っている」

「あら、私あなたの名前は聞いていないですよ。バーサーカー」

「それもそうだな。じゃあここはひとつ――」

死ぬ気の炎も理屈は同じだ。
ただ放出するよりも一点集中、内に秘めた覚悟は拳をより高く燃え上がらせる。

「ボンゴレファミリー10代目、沢田綱吉――お前たちの相手は、ここだ!」

死ぬ気の現界を突破することで狂戦士は勇者へと姿を変える。

あい今日はここまででっす
ポケモンで敵が数で押してこないのが昔から不思議でならなかったんで、こんな解釈
ちょっと無理矢理かな?臓硯ファンの皆さんゴメンナサイ

ではまた

ついでに、ライダー陣営の情報マトリクスを貼っておきます
一応全陣営作ってるんですヨ
前貼ったものを覚えている人いないと思いますが、単独行動さんは都合上お亡くなりになりました

【マスター】間桐臓硯
【真名】ナチュラル・ハルモニア・グロピウス(通称N)
【性別】男性
【属性】渾沌・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:D 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:EX 竜種を含む全ての幻想種、動物、乗り物を乗りこなし、心を通わせることができる。
【保有スキル】
カリスマ:B 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。ランクBは一国の王として十分なレベル。
数学センス:A 数学的な思考に優れた才能を持っていることを示す。その才能はあらゆることに応用可能。
【宝具】
神魔収めし六つの宝珠(モンスターボール):――
最強の幻想種である竜種「レシラム」を含めた六体もの幻想種を、魔力消費なしに使うことができる。
ただし、傷ついた幻想種の修復には相応の魔力が必要となる。
ポケモンは敵の数以上繰り出すことができない。それを破った場合制御不可能になってしまう。
なお、ポケモンたち幻想種は戦いの中では決して死ぬことがない。
戦い以外の理由(寝込みを襲われる、事故)で死ぬことはある。
真炎抱く白き神竜(レシラム):対軍EX
ライダーの手持ちポケモンの中での切り札であり、真名解放が必要な唯一の宝具。
世界全てを焼きつくす火炎を放つことができる。

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