切嗣「御三家から連名で招待状が届いた」
切嗣「僕も一応アインツベルンだが…聖杯を破壊したんだから仕方ないか」
切嗣「基本的にZeroの登場人物以外は安価下だ」
切嗣「流れによっては安価下をしない場合もあるが…型月に関係ないものは問答無用で安価下だ」
切嗣「なるほど、会場は>>4か」
根源の渦
切嗣「こ…根源の渦!?」
切嗣「魔術師が目指すところが会場とはどういうことだ」
切嗣「小聖杯は破壊してしまったから…大聖杯に行けばいいのか?」
切嗣「多分そこへ行けば根源の渦への道も開かれているのだろう、そうであってくれ」
切嗣「柳洞寺地下の大聖杯へ来てみたらそこは>>12だった」
魔術師って研究者みたいなもんなのに、なんでドンパチで勝負するんだろ
頭脳派らしくクイズ対決とかでいいのに
切嗣「あ…ありのまま今起こったことを話すぜ」
切嗣「僕は根源の渦に行こうと円蔵山の地下にある大空洞へと向かっていたと思ったらいつの間にかアインツベルン城にいた」
切嗣「暗示だとか転移だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ」
切嗣「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
切嗣「ゼルレッチ翁の魔法で並行世界のアインツベルン城に連れて行かれたって所だろう」
切嗣「あそこならパーティーにはふさわしい」
切嗣「隅でタバコをふかしていてもいいが…せっかくなので>>16にでも話しかけるか」
ギルガメッシュ
切嗣「あそこにいるのは…アーチャーか」
ギル「む…そこにいるのは我とセイバーの婚儀を邪魔立てした雑種ではないか」
切嗣「それはすまなかったね…しかしあの聖杯は汚染されていたので宝具で破壊したかったんだ」
切嗣「ここは生者も死者も関係ない世界のようだからゆっくりとセイバーと愛を育むなりしてくれ」
切嗣(そうしたら僕はセイバーと話さなくても大丈夫だからな)
ギル「そうしたい所なのだが…セイバーは我のことを嫌っていてな…振り向いてくれないのだ」
ギル「先ほどは最高級の食材を持って行ったのだが見向きもしなかった」
ギル「『魔力ならマスターから十分に供給されていますから食材など不要です』だと…」ブツブツ
切嗣「まあ頑張ってくれ…お、あそこでは>>20と>>22が談笑しているな」
ケイネス
ソラウ
ケイネス「ほほぅ…これが噂に聞く第二魔法、平行世界の移動か」
ケイネス「ズタズタにしたはずの内装が戦いなど無かったかのように綺麗だ」
ケイネス「聖杯戦争の開催にはかの魔道元帥も関わっていたという話は本当だったようだ」
ソラウ「ケイネス、料理を取ってきたわよ」
ケイネス「おぉ、悪いねありがとう」
ソラウ「ランサーにはこっち」
ランサー「ソラウ様…私にそのような気遣いは不要です…」
切嗣「明らかにケイネスの皿よりランサーの皿の方が豪勢だな」
切嗣「同情するよ…」
切嗣「あちらには>>28がいるぞ」
幼い頃の僕
切嗣「!!あれは…小さいころの…アリマゴ島にいた頃の僕か?」
切嗣「平行世界なだけあって、何でもありなんだな…」
ケリィ「おじさん…だれ?」
切嗣「おじさんはね、正義の味方になりたかったんだよ」
ケリィ「なりたかってって…過去形なの?」
ケリィ「僕は絶対に正義の味方になるんだ!あのね、今住んでる所にはシャーレイって言う可愛い女の子がいるんだよ」
ケリィ「まずは身近にいる大事な人を守れるようになりたいんだ!…あれ?おじさんどうしたの?」
切嗣「だめだ…あの頃の僕の姿は眩しすぎる…」
切嗣「夢中で避難してきたテーブルには>>36がいた」
オッド・ボルザーク
切嗣「…」
ボルザーク「…」
切嗣(幼いころの自分から逃げられたと思ったらよりによってこいつとは…)チッ
切嗣(こいつのせいで僕はナタリアを…)
ボルザーク「懐の銃から手を離せ、この場に蜂を放つぞ」
切嗣「!!(無意識に殺そうとしていたのか?)」
切嗣「分かった。僕としてもこの場を死徒だらけの地獄にしたくないのでね」
ボルザーク「賢明な判断だな」
切嗣「癒しがほしい…>>45と話そう」
アムロ
アサ子「そこにいるのは衛宮切嗣ではないですか」
切嗣「お前は…アサシンの中の一人か」
アサ子「随分とお疲れになっているようで気になりまして」
切嗣「平行世界っていうのはまさに魔法だけど人によってはきついものがあるね」
切嗣「辛い記憶を思い出すきっかけになったり…はは、君に言っても仕方ないか」
アサ子「私たちにはそのような相手がいないので分かりませんが…」
アサ子「こういう場ではアルコールでも飲んで明るくいくべきですよ」
切嗣「この酒は…!!うまいな…非常にうまい…」
アサ子「アーチャーが宝物庫から出してきたものですので」
切嗣「なるほどな…少し気が楽になったよ、ありがとう」
切嗣「お、僕の座っている所へ>>53が近づいてくるぞ」
酔っ払った騎士王(笑)
セイバー「ヒック…きりつぐぅ~令呪以外で私と話してくださいよぉ~」
切嗣(うわっ…酒臭っ…)
セイバー「ねぇきりつぐったらぁ~わたしはぶりてんの王様なんですよ~偉いんですよぉ~」
セイバー「王様の言うことが聞けないんですかぁ~?えくすかりば~でぶっとばしますよぉ~」
セイバー「て言うかアヴァロン返してください~あれはわたしのですぅ~」
切嗣(ない胸を押し付けてボディタッチされても嬉しくない…)
切嗣(アイリ…アイリはどこだ…舞弥でもいい…)
セイバー「あ!>>60!あなたからもきりつぐに言ってやってください~」
ランスロット(狂化無し)
ランスロット「お呼びですか?」
セイバー「ランスロットはいいですねぇ~バーサーカーだったから暴れるだけでぇ?」
セイバー「私は狂化してるわけでもないし~普通にマスターとお・は・な・しできるのにぃ~」
ランスロット「それは困ったマスターですね…」
切嗣「バーサーカーはランスロットだったのか…道理でセイバーを執拗に狙っていた訳だ」ボソッ
セイバー「きりつぐぅ~ねぇねぇきりつぐったらぁ~」ユサユサ
切嗣「…(揺らすな鬱陶しい…)」
ランスロット「王のマスターよ…その…少しは会話というものをしてみては…」
切嗣「騎士王様と僕では相容れない…だから会話も必要ない…湖の騎士…君なら分かるだろ?」
セイバー「まだそんなこと言ってるんですかぁ~?あ、きりつぐぅ~どこにいくんですかぁ~?」
切嗣「他のテーブルに移動しよう…あそこでは>>68と>>69が火花を散らしている」
カレン・オルテンシア
一応Zero(原作)で少し触れられているし大丈夫
士郎
カレン「…駄犬」
士郎「誰が駄犬だって?」
カレン「貴方のことよ。きっとろくでもない大人になるんでしょうね」
士郎「僕はじいさんみたいな正義の味方になるんだ!駄犬になんてならない」
カレン「正義の味方…せいぜい精神が摩耗して理想を見失わないようにしなさい」
士郎「…何か言ってることが難しくてよく分からないなぁ」
カレン「貴方と違って私は博識ですから」
切嗣「お、士郎どうしたんだ?」
士郎「じいさん!この子がすれ違いざまに僕のこと悪く言ってきたんだ!」
切嗣「おてんばな子みたいだね。でも士郎もすぐにむきになって怒ったりしたらだめだよ」
士郎「なんでさ…見ず知らずの子に犬扱いされたのに…」
切嗣「士郎、料理を取ってきてあげよう。何が食べたい?」
士郎「>>75がいい!!」
麻婆豆腐
切嗣「麻婆豆腐だね、ちょっと待っててくれ」
切嗣「中華料理はこのあたり…げっ!言峰綺礼が給仕してるぞ…」
言峰「衛宮切嗣…何を食べるのか?」
切嗣「…麻婆豆腐だ…人に頼まれただけだからな」
言峰(無言で麻婆を入れた皿を差し出す)
切嗣「なんだこの毒々しいまでの赤色は!」
言峰「簡単なことだ、唐辛子を大量に入れただけだ」
切嗣「こんなもの士郎に食べさせられない!普通の麻婆をくれ!」
言峰「ここの料理は私に任されている。不満なら食うな」
切嗣「良く見たら他の中華も唐辛子まみれじゃないか…」
切嗣「代わりに>>85を士郎に持っていこう」
肉
切嗣「育ち盛りだし肉料理を持っていったら喜ぶかもな」
切嗣「ローストビーフがある…美味しそうなのでつまみ食いをしてみよう」モキュモキュ
切嗣「…初めて食べる肉の味だな」
ランサー「セイバーのマスターよ、それはイノシシの肉だ」
切嗣「ランサーの真名はディルムッド…何も言わないでおこう」
ランサー「あぁ…何も言わないでくれ…」
士郎「じいさん!それローストビーフじゃん!おいしいよ!」ニパー
切嗣「士郎の喜ぶ顔が見れたならそれでいい」
切嗣「おっと、あちらの厨房では>>95が料理をしているね」
あおひげ
龍之介「旦那ァ!!今日はどんなcoolな料理をしてくれるの?」
ジル「リュウノスケェ!今日は海魔でたこ焼きを作り皆様に新鮮な恐怖を文字通り味わっていただきます」
龍之介「cooooooooooool!!超クールだよ!たこ焼きの中身が旦那が呼び出したあれでしょ?」
龍之介「どんな味がするんだろ?何かけたら美味しいのかな?明石焼きみたいに出汁かな?」
ジル「期待してくださいねぇ!!海魔の刺身もありますよぉ!」
切嗣「せめて普通に食べられる料理を作ってほしい…」
切嗣「いや、普通の料理でもあの二人だと人体の一部とかを細切れにして混ぜそうだな…」
切嗣「もっと安心して食べられる食材を求めて>>102に話しかけてみようか」
ksk
切嗣「あそこにいるのは遠坂時臣の娘…凛と言ったか」
凛「ふぅ…おなかいっぱい!ちょっと食べ過ぎたかも」
凛「満腹でお腹をさすってる姿なんか全然優雅じゃない!いや、おいしすぎる食事が悪いのよ!」
凛「もっと普通の味だったら優雅に腹八分目で終わらせたのに!」
切嗣「お嬢ちゃん、いっぱい食べたようだね」
凛「ひぃっ!誰!?」
切嗣「怪しいものじゃないよ。僕にも君ぐらいの息子がいてね、何か美味しいものを取ってきてあげようかと思ったけどなかなか見つからなくて」
切嗣「何かおすすめのものってあるかな?」
凛「そっそれなら、あっちで>>111が作ってる>>>114が絶品だったわよ!」
切嗣「そうか、参考になったよお嬢ちゃんありがとう」
雁夜おじさん
蟲料理
切嗣「間桐雁夜が作る蟲料理だと?」
凛「見た目はアレだしまずそうだけど、味は本当に美味しいんだから!」
切嗣「一応行ってみよう…」
雁夜「刻印蟲のから揚げ、天ぷら、素揚げ、炒めもの、煮物、蒸し焼き、生食、漬物…何でも揃ってるし作るぞ」
雁夜「セイバーのマスター、食べていくか?」
切嗣(うぉぇ…生臭い…生臭すぎる…こんなのが美味しいってどんな舌をしているんだ…)
雁夜「やっぱりスルーされたか…葵さんにはゴミを見るような目で見下されるし、桜ちゃんにも引かれるし…」
雁夜「クソジジイが『儂の刻印蟲に何する~』と悲しんでいたのだけはざまあみろだったけどな」
雁夜「凛ちゃんだけだよ、刻印蟲の美味しさを分かり合えるのは…」
切嗣「なにこいつ怖い…>>123助けてくれ…そろそろまともなものを食べさせてほしい」
舞弥
舞弥「切嗣…こんなに憔悴してどうしたのですか?」
切嗣「舞弥!何でもいい僕にまともな食事をくれ!自ら料理をふるまう連中は全員ろくなものを出さん!」
舞弥「ケーキなら私が手配した選りすぐりです。どうぞお食べ下さい」
切嗣「本当は肉や魚がいいのだが…贅沢は言ってられない」
切嗣「いい年したおっさんがスイーツに舌鼓を打つのはシュールな光景だな」
切嗣「舞弥…会場のどこかで普通の、平凡でいいから本当に普通の料理を出している所はないか?」
舞弥「ケーキしか見ていないので分からないのですが…>>130の所は人だかりができていました」
間桐臓硯
切嗣「間桐臓硯?」
舞弥「はい。あのような得体のしれない人物の料理など私は食べません。たとえケーキでも…ケーキなら味見ぐらいはする…かも…」
切嗣「行ってみるか」
臓硯「可愛い孫の桜による家庭料理じゃ。馬鹿息子のように蟲みたいな普通でないものは一切使っとらんよ」
桜「肉じゃが…ロールキャベツ…ハンバーグ…あまり種類はありませんけど宜しければ…」
切嗣「これはいい匂いだ…今までのが悲惨だったから余計に…」
桜「あ、おじさんもどうですか?味見だけでもしていってください」
切嗣「!!これは…とてもおいしいよ。お嬢ちゃんは将来いいお嫁さんになれるよ」
桜「でも私なんて…」
切嗣「きっとお嬢ちゃんは大きくなったら今よりずっと綺麗になるさ。それに笑った方が可愛いよ」
桜「え?そうですか?そんなこと言われたの初めてで何だか変な気分です」
切嗣「んじゃ、これを士郎に持って行ってやろう。お、今度は>>140と話してるな」
騎士王
セイバー「なるほど、シロウは切嗣に助けられたのですね」
士郎「そうだよ!僕は大きくなったら爺さんみたいな正義の味方になるんだ!」
セイバー(シロウの体内からアヴァロンの反応が…)
セイバー「シロウ?あなたが切嗣に助けてもらった時のこと覚えていますか?」
士郎「うん!泣きそうな顔をして喜んでた。あと、体の中から金色に光る何かを出してたけど夢だったんだろうな~」
士郎「身体の中にあんな大きなもの入れてたら死んじゃうよ!」
セイバー(なるほど、そういうことだったのですね…)
切嗣「士郎、やっと美味しそうなものを見つけたよ。食べるかい?」
士郎「爺さんありがとう!セイバーもほら、一緒に食べよう!」
セイバー「わ、私は…」
切嗣(何で士郎に話しかけてんだあの騎士王様は…むしゃくしゃする>>148に八つ当たりしよう)
ライダー
ライダー「王の軍勢総出で酒を飲むなど久しいのぅ!中々粋な企画ではないか」
軍勢「然り!然り!然り!」
ライダー「ほら、坊主も飲め!」
ウェイバー「ボクは酒はいいよ…」
ライダー「つまらん坊主だな…聖杯に正当な評価を願う前にまずは身長と酒に強い身体とゲームの才能を願ったらどうだ?」
ウェイバー「うるさーい!魔術師に身長もアルコールに強い体質も必要ない!あとゲームって何だよ!」
切嗣「ライダーの所は大人数で男だらけで見てるだけで暑苦しい…タイムアルターダブルアクセル!!」
ライダー「!?ものすごい速さで余が蹴られておるぞ!いててて顔を殴るな!急所を蹴るな!」
切嗣「少しはすっきりしたので>>156と話してみよう」
ジャンヌ
切嗣「あそこにいるのは誰だ…?」
ジャンヌ「初めまして。私はジャンヌ・ダルクと申します」
切嗣「あぁ…キャスターがセイバーと勘違いしていた相手か」
切嗣(髪の色はまあアレだが髪型も鎧も胸も全然似てないじゃないか!)
ジャンヌ「ジル元帥がご迷惑をおかけしたようで申し訳ありませんでした」
ジャンヌ「彼にはきちんと目つぶしでお仕置きしておきましたので」
切嗣(それはお仕置きではなくご褒美ではないか?)
切嗣「気まずい雰囲気でいると背後から肩を叩かれた。振り返ると>>164がいた」
ナタリア
ナタリア「切嗣!久しぶりだねぇ!」
切嗣「ナタリア…」
ナタリア「アタシの作った起源弾、フル活用してたみたいじゃないか」
ナタリア「一応師匠としては誇らしいよ…まああれだ、あまりアタシの最後について思い悩むな」
切嗣「・・・」
ナタリア「飛行機の中が死徒だらけになっちまった時点で切嗣はこうすると思ったからさ、とっくに覚悟も出来てた」
ナタリア「魔法が生んだ奇跡でこうしてまた出会えたんだ。しみったれたことしてないで楽しくいくべきだよ」
ナタリア「と言ってもいきなりは難しいか。少しずつでも心の整理をするきっかけになったらいいよ」
ナタリア「んじゃ、アタシはまだその辺ふらふらしてるからさ、切嗣も食べて飲んでしておいで」
切嗣「僕は…」
切嗣「ぼーっとしたまま歩いていたら>>171にぶつかってしまった」
小林
切嗣「おっとすまない…自衛隊?」
小林「航空自衛隊所属の小林三等空尉であります!」
切嗣「何故そんな民間人がここに…」
小林「災害派遣要請で戦闘機に乗って冬木市に行ったら…」
切嗣「!!あの時海魔に襲われたのとバーサーカーに操られた二機のどっちかのパイロットか」
小林「そんなところです。ってか本当に魔法ってあるんですね…フィクションの世界の話だとばっかり…」
切嗣「それが正しい反応だろうな…」
切嗣「全然アイリにもイリヤにも会えないな…助けてくれ>>175」
アンリマユアイリ
アンリアイリ「切嗣…」
切嗣「お前は…!!」
アンリアイリ「今更私を壊したことについて責める気はないわ」
アンリアイリ「でもあなたが被った聖杯の泥は確実にあなたの寿命を縮める」
アンリアイリ「きっとあと数年ほどしか生きられない」
切嗣「分かってたよ…あの泥を被り、アヴァロンも士郎に渡した」
切嗣「もう僕の寿命は長くない。それでもお前のような呪いでしか願望を叶えられないものを破壊したことは後悔していない」
アンリアイリ「ぐっ………あなたは大聖杯破壊の仕掛けを施したようだけど…次の聖杯戦争は60年後には起きないでしょうね」
切嗣「何…?」
アンリアイリ「私は聖杯だから分かるの。どちらにしろその頃あなたは死んでいるでしょうけど」
切嗣「嫌なことを聞いてしまったな…>>183に癒してもらおう」
アイリ
切嗣「アイリ!!」
アイリ「切嗣!」
切嗣「アイリ…すまない…君を…聖杯を破壊してしまって…」
アイリ「ううん、いいのよ。汚染された聖杯で叶えられる世界平和は破綻しているもの」
アイリ「これが最善だったかは分からないけど、最悪ではないわ」
アイリ「この奇跡が終わったらイリヤをお願い…きっとあの子は城から出られないから」
切嗣「分かった…約束するよ。この命が尽きる前にイリヤを助けに行く」
切嗣「ははっ僕ももう年だな。疲れて眠くなってきたよ。最後に>>188だ」
言峰
切嗣「眠いまま歩いてたらまた麻婆の前に来てしまった」
言峰「眠そうだな衛宮切嗣。これでも食え。目が覚めるぞ」
切嗣「辛っ!!辛すぎる!!涙が出てきた!口から火を噴きそうだ!」
言峰「ふん、目が覚めたようだな。まだ話していない人がいるだろう。その人の所へ行くがよい」
切嗣「あいつに助けられたのは些か以上に癪だが…今はそう言ってられない」
切嗣「これから安価で一度話したことがある人が来たら安価下にする」
切嗣「では>>195を探そうか」
シャーレイ
シャーレイ「ケリィ!ケリィじゃない!大きくなったねぇ」
切嗣「シャーレイ…?あれ?」
型月で一番美しく可憐な冬木の虎「そう見せかけて残念私でした!」
シャーレイ「でもケリィ!私もいるよ!」
タイガー「いやー会場うろついてたらどことなく私に似てる人がいてさー」
シャーレイ「今のケリィの隣に住んでる人って聞いて色々話したの」
SSF「切嗣さんの小さいころの話聞けて良かったわ~今度士郎にも話してやろっと」
シャーレイ「私の好奇心のせいでケリィの人生を大きく変えちゃったね、ごめんね」
SSF「そんな過ぎた頃を悔やんでも仕方ないわよ。折角不思議なことが起きてまた会えたんだからその喜びをかみしめるべきよ」
シャーレイ「そんなものかしら…」
SSF「そんなものよ。ところでシャーレイは動物の虎って知ってる?」
シャーレイ「知ってるわよ、馬鹿にしないで!…」
切嗣「そうか僕が大河ちゃんに甘いのはシャーレイにどこか似てるからなんだな…」
切嗣「次は>>200だ」
マイクロビキニの時臣
切嗣「っ…何だあの地獄絵図は…」
切嗣「間桐雁夜と言い争う遠坂時臣、そしてそれを生ぬるく見つめる遠坂葵…ここまではいい」
切嗣「何で遠坂時臣が真っ赤なマイクロビキニ一丁でいるんだ…優雅さのかけらもない」
雁夜「時臣ィィィ!!何だその恰好は!葵さんは勿論凛ちゃん、そして養子に出したとはいえ実の娘の桜ちゃんにも恥をかかせやがって!」
時臣「君は何もわかってはいない。遠坂たるもの、どのような鬼畜安価が来ようと優雅に実行すべしなのだよ」
凛「お母様、お父様は何故あのような格好をされているのですか?」
葵「凛、向こうでデザートを食べましょう。桜も一緒に」
凛・桜「え?」
葵「何を驚いているの?さ、桜もいらっしゃい。久しぶりね」
桜「姉さん…お母様…?」
葵「せめてここにいる間だけでも昔のように一緒にいましょう?」
桜「!!…はい!」ニッコリ
切嗣「良い話なのに大人げない約二名のせいで台無しだな」
切嗣「もう残り少ないが頑張って探そう>>205」
親父
切嗣「隅のテーブルにいるのは親父か…」
切嗣「僕は親殺しの親不孝者だ…正面から向き合って話す気にはなれないな」
切嗣「ま、騎士王様と話すぐらいなら親父と話すが」
切嗣「同じテーブルにいるのは言峰璃正と間桐鶴野と自衛隊の服…もう一人の自衛隊員か」
璃正「なるほど、あなたがあの衛宮切嗣の父親ですか」
矩賢「一応…ですがね。気にはしていましたが研究ばかりであまり構ってやれませんでしたので」
鶴野「き、貴様の息子のせいで私の手は…」
仰木「飛行機の上に黒い影が現れたと思ったら死んでいた…」
切嗣「あまり関わり合いにならない方がいいな…」
♪しーずーかにうつーりゆくー♪
イリヤ「みなさんお疲れ様会は楽しんでいただけましたでしょうか?」
切嗣「イリヤ!!探してもいないと思ったらステージの裏にいたのか!」
イリヤ「今日の奇跡は第二魔法の使い手、キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグと」
イリヤ「小さな奇跡を実現できる私、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンによるちょっと遅いクリスマスプレゼント兼」
イリヤ「日本で言うお年玉みたいなものよ!」
イリヤ「遠い昔に別れた人、聖杯戦争の途中で亡くなった人、いろんな人に再会できたと思います」
イリヤ「今日をきっかけに少しでも心残りや迷いが消えてくれたらいいなと思います」
イリヤ「それではみなさん、お疲れ様でした!」
切嗣「イリヤ…立派になったんだな…」
イリヤ「あ!キリツグ!!現実世界での私はキリツグのこと待ってるから早く迎えに来てね!」
切嗣「分かった。帰ったらすぐ支度して迎えに行くよ」
イリヤ「うん!!」
イリヤ「では最後に今日の料理をずっと裏で作ってくれたマッケンジー夫妻にもこの場をお借りしてお礼を言いたいと思います」
イリヤ「あーあ…またあの城でおじいさまと暮らす日々が続くのね…」
アハト翁「何が不満なのじゃ?」
イリヤ「だっておじいさまはいつもキリツグの悪口言うもの」
アハト翁「言って何が悪い?」
…
切嗣「段々と意識が遠のいていく…イリヤの声が小さくなっていく…現実に戻っていくのか…」
切嗣「結局イリヤを助けることは出来なかった」
切嗣「僕はあと数日で死ぬだろう…本当に情けない」
切嗣「でもあの時本来ならもう会えない人と色々話せたのは良かったかな」
士郎「じいさんー晩飯できたぞー」
切嗣「あぁ今行くよ」
切嗣(士郎のごはんを食べられるのもあと少しか…まぁいいや)
―完―
聖杯くーん!完結したよ褒めてー!!
このSSまとめへのコメント
何かいいな・・・