咲「一発ブン殴りたいなぁ」一「へ?」(508)

一「いきなりどうしたの?宮永さん」

咲「いえ、別に理由とかは無いですよ」

咲「ふと唐突に突拍子も無くそんな事を思いまして」アハハ

一「その方が怖いんだけど…。え、何?ボクをじゃないよね?」

咲「国広さんは…あんまりですね。別に誰でも良いと言えば良いんですけど…」

一「怖い怖い。ちょっと一から説明してよ」

咲「一さんに一から説明」アハハ

一「いや字にしないとそれ分からないし…それに普段ボクの事名前で呼ばないでしょ」

一「で、何で急にそんな犯罪者の思考が発芽したのか聞かせてもらえるかな」

咲「酷い言われ様ですね。普通の感情じゃないですか?『誰でも良いからブン殴りたい』って」

一「よっぽどムシャクシャしてるとかなら分かるけど…。そういう訳じゃないんだよね?」

咲「ハイ。私機嫌はコロコロ変わる方ですけど、国広さんと話してる時はワリといつも上機嫌ですよ」アハハ

一「それはどうも」ハァ

咲「例えばですね、五歳位の小さな子供達が沢山きゃっきゃしてる情景を想い浮かべて下さい」

一「ん…浮かべてたよ」

咲「どう思います?」

一「どう思うって…可愛いとか微笑ましいとかそんな感じ?」

咲「蹴っ飛ばしたいと思いません?」

一「思わない」

一「…………」ススス…

咲「いやいや距離を取らないで下さいよ。そういう先入観で人を判断するのはいけない事ですよ?」

一「物的証拠もとい、音的証拠をこの耳で聞いてるんだけど」

咲「え~国広さんはそういう事思ったりしないんですか?」

一「…電車で騒いでるとか、自分にちょっかいかけて来るとかならちょっとは思うけど」

一「普通に楽しく遊んでるだけの子供を酷い目に遭わせたいとは思わない」

咲「酷い目に遭わせたいとかでは無くて、好奇心ですよ」

咲「どんな感触で、どんな顔で、どれ位吹っ飛ぶのかが知りたいって感じですね。言うならば知識欲です」

一「また良い風に言ったね…」

咲「その子を泣かせたいとか怪我をさせたいとかじゃないんですよ。むしろ泣かれると鬱陶しいので即座にベホマしたい位で」

一「ザオリクが必要になるかもしれないけどね」

咲「やだなぁか弱い女子高生の蹴りにそんな威力は無いですよ」アハハ

一「宮永さん悪い事は言わないから一回病院行った方が良いよ。その心の闇を取り除けるとは思わないけど」

咲「異常者扱いしないで下さいって。それに病院は小六の頃に何度も行かされましたからもう沢山です」

咲「勘違いしないで貰いたいんですけど、あくまで思うだけですよ?」

咲「実行に移した事はこれまで一度…一度も無いですし!」

一「何で今一回言い淀んだの…」ゾッ

一「当たり前だよ。実行に及んでたらボクもここで二人きりで話すなんて自殺行為犯さないし」

咲「えぇ。だから当たり前の欲求だって事ですよ」

咲「痴漢と同じで、やりたい欲求は皆持っているけど、行動に移すか否かだけの違いで犯罪者と一般人に分かれてしまうという」

一「それを皆持っていると一括りにするのもどうかと思うけど」

一「性欲と子供蹴りたい欲を同列に並べるのは更にどうなのかな…」ジト

咲「子供蹴りたい欲っていうと凄く人聞きが悪いですね…」ススス…

一「そこで宮永さんが引くのは絶対におかしい」

咲「別に子供で無くとも良いんですよ」

咲「ただ一番蹴り心地が良さそうで、良い反応してくれそうなのが子供というだけで」

咲「例えば龍門渕の井上さんを私が蹴ったとしても、睨まれるだけで何も楽しくないでしょう?」

一「まぁ…。不意を突いた跳び蹴りとかなら、膝を付かせる位は出来そうだけどね」

一「しかし酷い例えとして出されたな純君…」

咲「それよりはこっちに笑顔でトテトテ歩いてくる衣さんを蹴っ飛ばした方が楽しそうっていうのは分かりますよね?」

一「設定を足すのはズルいよ。笑顔でとかトテトテとか」

一「…………まぁ、それは分かるけどさ」

咲「そういう話をしているんですよ私は。あくまで知識的欲求としての蹴っ飛ばしたい願望です」

一「色々混じってる要素はありそうだけどね。破壊衝動とか闘争本能とかさ」

咲「思えば可愛い物を見た時に、抱きしめたいと思うのと本質的には同じなのかもしれませんね」

咲「どっちも感触を味わいたいって所から来てる訳ですし」フム

一「あんまり肯定したくない意見だなぁそれ…」

咲「蹴りたい願望って事で言えば、サッカー選手の人達も同じなのかもしれないですね」

一「うん?」

咲「例えば池田さんとか」
福治「わかるわ~」

咲「あれ、これは肯定してくれないんですか?」

一「出来る事なら聞き流したかったけどね」

一「なに?サッカー選手はホントは子供を蹴りたいけど、倫理的にそれは出来ないから代わりにボール蹴ってるとでも言うつもり?」

咲「……………」ススス…

一「だから引くなってのに」グイッ

咲「言うつもりでしたけどね」アハハ

咲「でも私、子供を見ても別に抱き締めたいとかはそんなに思わないんですよね。何故でしょう」

一「それじゃあ満足出来ないとかじゃないの?知らないけどさ」

一「その願望が行き過ぎると、殺す事でしか愛情表現出来ないとかになりそうだから気を付けなよね」

咲「…何かこういう事を考えてると、そういう人達の考えを理解出来ちゃいそうで怖いですね」

一「ボクの気持ちが分かってくれた様で嬉しいよ」パチパチ

咲「むーなんか国広さんが一般人みたいな立ち位置で居るのがムカツクなぁ」

一「事実だからね。宮永さんの考えも全く分からないじゃないけど、普通の人はそんな事意識して考えたりしないよ」

咲「いやいや絶対国広さんの中にもあるハズですって」

咲「道を歩いてる時、こっちに向かって笑顔で走って来る子供をすれちがいざまにカウンターで腹をバッコーン!って蹴っ飛ばしたい願望は!」

一「無い」

一「ていうか何で宮永さんが蹴っ飛ばしたい子供は皆笑顔なの?」

咲「え?」

一「感触を知りたいだけなら別に笑顔である必要は無いよね。それで何が変わる訳でも無いんだし」

咲「あ…確かにそれは何ででしょうね」

咲「子供イコール笑顔みたいな思い込みからでしょうか?」

一「知らないけど…」

一「そのギャップが良い的な事じゃないの?笑顔から苦悶の表情に変わる瞬間がたまらないみたいな」

咲「…やっぱり何気に国広さんも闇抱えてますよね」

一「か、抱えて無いよっ。ただの一般論だって!」

咲「それを一般論とするのもどうかと思いますが…」アハハ

>笑顔から苦悶の表情に変わる瞬間がたまらないみたいな
わ か る

咲「……………」フム

咲「想像してみましたけど、やっぱり私は笑顔の方が蹴りやすいですね」

一「あんなあどけない顔して頭の中はそんな事想像してたんだ…」

咲「沈んだ顔してる子に更に蹴っ飛ばして追い打ちを掛ける事は、流石に良心が咎めるというか…」

一「理由も無く子供を蹴っ飛ばしといて今更良心も何も」

咲「理由はありますって。好奇心っていう」

一「自分の大事な人が殺されるとして、理由のある殺しと無い殺しはどっちがマシなんだろう」

一「ある意味天災みたいなものとして受け入れられるのかな…」ウーン

咲「ほら、どうせ蹴るならそういう遠慮みたいな不純物は除いて、純粋な気持ちで子供を蹴りたいですからね」

一「斬新な日本語だね『純粋な気持ちで子供を蹴りたい』」

咲「まぁでも、さっき国広さんが言っていた様にそれで感触が変わる訳では無いですから」

一「この話題でボクの台詞を引用しないで欲しいんだけど…」

咲「あくまで出来れば、という話ですけどね」

咲「オプションとしてあれば嬉しいですけど、無かったら無かったで我慢します。カーナビみたいなものですよ」

一「『子供の笑顔はカーナビみたいなもの』また名言が産まれたね」

一「…今は結構最初から付いてるものなんじゃないの?カーナビって」

咲「どうなんでしょう…考えてみればワリと無いと困るものな気もします」

咲「何か他に良い例え思い付きます?」

一「待ってね。えっと……って、何のゲームなのコレ」

咲「何でこんな話になったんでしたっけ…。あ、そうだ」ポンッ

咲「国広さんの中にも絶対子供を蹴っ飛ばしたいみたいな願望があるって話ですよ!」

一「結局そこに戻るんだ」ハァ

咲「それを見つける…もしくは目覚めさせる為に具体例を出して考えてみましょうか」

一「具体例?」

咲「学校を一つ例に挙げて、その中の一人を蹴っ飛ばすなら誰を蹴るのが楽しいかという議論をすれば」

咲「良い感じに国広さんの闇を引き摺り出せるのではと思いまして」フフフ

一「もう闇って認めちゃってるし…。まぁ面白そうだから付き合うけどさ」

咲「流石国広さん」ニコッ

咲「では最初は>>40の高校で考えてみましょうか」

龍門渕

咲「じゃあまずは龍門渕から考えてみましょうか」

一「いきなり来たね。ボクの立場を思えばそこは避けてくれるかと思ってたけど、流石宮永さんだよ」

咲「そんなに褒めても何も出ませんよ?」アハハ

一「悪趣味」ジト

咲「今更ですね。じゃあまずはせーので自分の蹴りたい相手を言ってみましょうか」

一「………ハァ。オーケー」

咲「では。せーのっ!」

咲「衣さん」 一「衣」

咲「あれ?一致ですか」

一「ま。さっき例に挙げてた位だしね」

一「衣ならさっき言ってた子供を蹴りたい云々がそのまま通るし」

咲「それ聞いたら衣さん『衣は子供じゃない!』って怒っちゃいそうですね」アハハ

一「その前にこんな話聞かせられないよ」ハァ

一「あ。そうえばさ、最初は宮永さん一発ブン殴りたいって言ってなかったっけ?」

咲「あ~いつの間にか蹴りが前提になっちゃってましたね」

咲「いえ、あくまで子供を攻撃する手段としては蹴りが一番やりやすそうだったからそう言っただけで」

咲「私は攻撃手段に別に拘りは無いんですよ。そこは誤解しないで下さい。お願いします」

一「なんでそんなに強く…。そこより他に弁明する箇所は今迄いくらでもあったと思うんだけど」

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             |  |ハ     ,        |   i |  i |
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             | i i|Y´(  //   ̄ヽ r‐一| i i i{      '.

咲「相手によって適した攻撃方法は変わるでしょうから」

咲「これからはそこも議論のポイントの一つに加えた方が良さそうですね」

一「知らないけどね」

一「で、衣の場合はどれになるの?攻撃手段は」

咲「衣さん位の身長が私からすれば一番やり易いので何でも良いんですけど」

咲「やっぱり一番威力が出る蹴りですかね」

咲「シミュレーションしてみると…」ポワワワーン

衣「咲っ!遊びに来たぞっ!」タタタタッ

咲「うんっ。待ってたよ衣ちゃんっ」タタッ

衣「あはははっ!今日はいっぱい遊b

             ドゴオッ!!!

衣「がふっ!」 ヒュッ  ターン! ゴロゴロゴロ…

衣「っ…!…ごほっごほっ!………ぁ…」

衣「ううぅぅっ………」ジワッ

咲「……………」


咲「みたいな図ですね。王道過ぎてあれですけど、衣さんならやっぱりこれかなと」

一「ド外道以外の言葉が見つからないね…」

咲「出来れば三メートル位はふっ飛ばしたいですね。そして空中で目が合う感じ」

咲「床を転がった後に怯えた眼でこっちを見て」

咲「『衣…なんか悪い事したのかな……』とか言ってくれれば満点です」

一「もしもし警察ですか?」

咲「待って下さいって」トリアゲッ

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     |:/     /  ハ _   ! レ'´!、`¨¨´ !ハ_」!.|     |  l     V::j
     〃.      /  ./ / `'Y"´||  >v<´  ||_|.|     ト、 .l      Ⅵ
    /     /  / '′  />'  ̄二イ‐!< ̄¨ |ト|     |. ヽ|      \
         ./  〃    /'´  ̄   ィ__」ヽ` ̄ | .|     |  廴

末原・泉・池田といいめげ顔さらす奴はぶっ飛ばしたいな
美子とか殴っても無表情でおしっこ漏れる

一「待つも何も無いよ。ガチじゃん」

一「散々好奇心だのなんだの言ってたのに、普通に傷付けるのを楽しんでるでしょコレ」

咲「いやそれとこれとは話が別ですよ」

咲「これはあくまでシナリオとして、仮に虐めるならどうすれば一番映えるかという話なので」

咲「私の願望が出ている訳では無いです。見たいは見たいですけど」

一「見たいは見たいんじゃ駄目でしょ」

咲「まぁまぁ実際にやる気は皆無ですから安心して下さいよ」

咲「国広さんだって考えてるシチュエーションの一つ位あるでしょう?」

一「あるでしょう?って無いよ」

一「何で自分の雇用主の親族であり家族でもある子を、仮に虐めるならこうするなんてプランがあるのさ」

咲「無ければ考えてみて下さいよ。ほら、衣さんとの思い出を思いだして」

一「全くもう。…そうだな」ポワワワーン

白糸台だったら大星
永水だったらはっちゃん
しんどーじだったら羊
宮守だったら姉帯

臨海はネリーが殴りやすそう

衣「ロン。18000」ニヤリ

一「…………」

衣「これでまたお前のトビだな。全く、透華の御執心だったからどれ程のものかと期待してみれば」

衣「てんで話にならぬ。衣の贄としてはそれなりかもしれんがな」ハハハハッ

            ゴスッ

衣「あぐっ!」

一「…………」

衣「き、貴様…。敗衄したからと言って暴力に訴えるとはなんて下衆な…」プルプル

            ゴスッ

衣「ぎゃうっ!」

奈良だったらクロチャー
後ろからぶん殴って「俺殴ってないよ?」って言ったら信じそう

一「次はもっと強くいくね」

衣「な…何を。止めっ!」

             ゴスッ

衣「―――っ!…っは…」

一「ゴメンなさいは?」

衣「………な、なに…」

            ゴスッ

一「ゴメンなさいは?」

衣「…ぃ……ごべんなざい……」ボロボロ 


一「…みたいな感じかな」

咲「…………」ススス…

一「三度目」ガシッ

咲「いや今回は私引いても文句は出ないと思うんですけど…」アセ

永水なら小蒔ちゃん一択
善意しか知らなそうな子に悪意を見せつける下卑た感情は中々乙な物がある
はっちゃん蹴ってもつまらなさそう
宮守なら豊音さん、これは満場一致だろうな
仮にも一番好きなキャラ蹴りたいってのもどうかとも思うが
阿知賀はみんなアレだからなあ
強いて言うなら穏乃かなあ
阿知賀の面々って色々抱えてる物があるから基本的にメンタル強いし悪意を知ってる感があるからなあ
穏乃の場合は何度蹴っても折れなさそうで楽しそう

>>76
折れないの殴っても楽しくないような気がするなぁ・・・

阿知賀はクロチャーの顔面にグーパンかな

咲「国広さん超ド級の闇抱えてるじゃないですか…」

咲「恨みがリアル過ぎて流石の私も冷や汗が止まらないんですけど」

一「宮永さんが思い出を思い出せって言ったんじゃない」ブー

一「さっき宮永さんが言ってた様に、シナリオを考えてみただけだよ」

一「別に本気でこんな事してやろうと思ってる訳じゃないって。って、当たり前だけどさ」アハハ

咲「本当でしょうね…?」

咲「国広さん私と違って恨みとかずーっと覚えてていつか復讐してやろうとか考えてそうで怖いんですよ」

一「人聞きの悪い…。私と違ってって、宮永さんはただ忘れっぽいだけでしょ」

咲「私はあんまり他人に興味が無いですからね」アハハ

>>78
想像してみろよ
何度も蹴られて鋼鉄メンタルにヒビが入って折れそうになった所で
チームメイトの事を仄めかして奮起させて蹴り続ける
一度折れそうになった心は持ち直しても脆いから今度はすぐに折れそうになるけど
憧目の前に連れてきて一発蹴ったら持ち直すだろうな
それを繰り返して最終的には自分は何も悪くないのに泣きながらごめんなさいって叫び続ける
最後に穏乃が憧を蹴ったら許してやるって言って苦渋の選択を迫るわけだ

まあ穏乃好きだからやらないけどさ

宥ちゃんだったら冷や水ぶっかけたい

>>85
精神的にだったら液体浣腸でもさせたほうがいいなぁ
屈辱に耐える姿に興奮を覚えるから…穏乃は泣かせたくないな

>>91
羞恥心で責めるのはまた違うなあ
悪意で人の善意を塗りつぶすってのは暴力的な方が良い
羞恥心は人の尊厳を失わせるのに使うのが良い

自信を持ってる人間・めげる人間・無垢な人間が殴って楽しい人間だと思うわけよ

咲「じゃあ他の人達についても考えてみましょうか。沢村さんはどうです?」

一「ボクに聞かないでよ。仲間についてそんな事考えたくないからここは宮永さんに任せる」

咲「それ今更な気もしますけど…」

咲「まぁ単純に、体が大きいから攻撃が通りにくいっていうのはありますよね」

咲「それに感情があまり顔に出ない方ですから、反応も薄そうで、ホントにただのイジメっぽくなっちゃいますし」

咲「何だったら最もいじめ甲斐が無いタイプかもしれませんね」

一「それは褒めてるのか貶してるのか…。後者だったら怒るよ?」ギロリ

咲「そんな訳ないじゃないですか」

>>93
善意を塗りつぶすなら馬鹿にしたいな、暴力じゃなくて
ストーカー的なことして追い詰めるとか

咲「次は井上さん。この人は単純に強いでしょうからね」

咲「私が何をしようが物理的にダメージを与える事は出来無いと思います」

一「まぁその通りだろうね。純君は衣のボディガードみたいな所もあるし」

咲「メンタルは想定外の事態にはちょっと弱そうですけど、基本はしっかりしてる兄貴分みたいな感じですから」

咲「そっちを攻めるのも大した効果は無さそうですし」

一「反応は素直だから、イジる分には楽しいんだけどね」

咲「それと、…別に涙目にしても可愛くなさそうなので……」アハハ…

一「…それは言わないであげて」

液体浣腸なら育ちのよさそうな菫さんにしたい
ギュルギュルゴロゴロ鳴るお腹を抱えてプルプルした足取りで
ゆっくり必死にトイレに向かわせて、結局廊下とかで脱糞させたいね
ヤクザロードを織り成す二軍以下の白糸台メンバーに見られながら
豪快にボジョブリブリミチミチと聞くに堪えない下品な音と共に漂う強烈な糞便臭
茶色に染まるスカート 眉をひそめる下級生達 始まるヒソヒソ会話

その後の学校生活で菫さんがどの面下げて部活に行くのか見てみたい

>>106
浣腸は強そうな奴ほど興奮するな
凛としてる人程だな
いや豊音も泣きじゃくりそうで興奮するけども

咲「龍門渕さん。私はてっきり国広さんは龍門渕さんを選ぶと思ってましたよ」

咲「ほらよく言うじゃないですか、好きな子程いじめたいって」アハハ

一「うるさいなぁ…」ポリポリ

咲「それでなくてもポイントは高いですけどね」

咲「金髪で高飛車でプライドの高いお嬢様なんて王道中の王道ですし」

一「王道って…。何かもう趣旨がよく分からなくなって来たよ」

咲「嗜虐心をそそられる人って事で良いと思いますよ。とりあえずは」

一「王道って言うなら何で宮永さんは透華を選ばなかったの?」

咲「衣さんは衣さんで役満クラスの王道という事と、物理的な攻撃のしやすさも私は比重が大きいんですけど」

咲「一番の理由は…ほら、透華さんってちょっとバカじゃないですか」

一「…否定はしない。そこが透華の魅力だと反論した上でね」

咲「私あんまりそういう人を相手にするのが得意じゃないので、イマイチやる気が起きないかなと思って」アハハ

一「それを聞いて胸を撫で下ろしたよ。透華に危害を与えたりしたらボクは何をするか分からないからね」キラリ

咲「それも理由の一つですね。君子危うきに近付からずです」

咲(…だから、国広さんが龍門渕さんを選ばなかった理由も深追いしないでおこう)

咲「じゃ、一通り語り終えたので次の学校に行きましょう。>>118です」

宮守

姫松

咲「宮守なんてどうでしょう」

一「岩手の代表校だね。ボクは全く接点が無いから喋りやすいよ」

咲「ではまたせーので一番蹴りたい人を発表しましょうか」

咲「あ、蹴るというのはあくまで便宜上で、蹴りたいって言っても良い意味でですからね」

一「誰に説明してるの…。良い意味で蹴りたいっていうのも日本語の可能性を感じさせる言葉だなぁ」

咲「いきますよー。せーのっ」

咲「姉帯さん」 一「鹿倉さん」

小さいのと大きいのきたな
物理的だろうな胡桃ちゃそは

咲「えっ?これこそ絶対揃うと思ってたんですが」パチクリ

一「姉帯さんってあの身長2メートル弱ある人でしょ?蹴ってもビクともしないんじゃない?」

咲「いやいやそんな物理的にどうこうを差し引いてもこれは圧倒的に姉帯さんですって!」

咲「なかなか居ませんよ?あんないぢめられる為に産まれて来たみたいな人っ!」

一「宮永さんが物理的云々を差し引いちゃうんだ…。そして酷い言われ様だな姉帯さん」

咲「二回戦の大将戦が終わった時に私がどれだけゾクゾクしていたかという話ですよ」

咲「例えばですね…」ポワワワーン

咲「姉帯さん。サイン書いて来ましたよ」スッ

姉帯「わ~ありがとうございます!ちょーうれしいよー」ぱああっ ギュッ!(サイン抱きしめ)

咲「…あの、ちょっと屈んでもらっても良いですか?」

姉帯「?はい、良いですけど…」グググッ

      バンッ!!!

姉帯「えっ………?」ジンジン 

咲「良い御身分ですね。人に物を頼んでおいて上から見下しながら受け取るなんて」

姉帯「え、あ…ス、スミマセン!で、でも一応頭は下げて……」

咲「は?」

姉帯「ひぅっ!」ビクッ

咲「下げてその位置ですか。何ですか?私の背が低いって暗に馬鹿にしてるんですか?」

姉帯「そ、そんな事は一切無いですっ!ゴメンなさいっ!」ペコッ!

咲「良いですって。そんな当てつけみたいに下げなくても。私がイジめてるみたいに見えるでしょう?ホント性悪ですね」

姉帯「…っ………」ジワ…

咲「はい泣いた。泣けば何でも済むとでも思ってるんですか?」

姉帯「お、思ってまぜん…」

咲「だったら我慢して見せて下さいよ。ほらこっち向いて」グイッ

姉帯「…っ…………」プルプル

姉帯「…………ひっく」ポロッ

咲「ほら。ほらほらほら何ですかこれは。反省して下さいよ反省」



咲「…みたいに延々二時間位ネチネチと泣かせ続けたいです」

一「最低」

咲「いやいや待って下さいよ」

咲「国広さんは姉帯さんの泣き顔の破壊力を知らないからそんな事が言えるんです」

一「泣かせるにしてもやり口が陰湿過ぎるでしょ…そもそもが言い掛かりだし」

咲「良い人なんですから泣かせるには無理矢理因縁付けるしか無いじゃないですか」

咲「向こうがイラつく行動してくるのを待つなんていうのが成立するのは、池田さん相手くらいのものですよ」

一「それは分かるけど例なんだからもっと自然にさ…」

咲「もう何でしょうね。ビンタした後の数秒の呆然とした顔だけでご飯食べられますよ私」

咲「それが理解とショックによって歪んで、恐怖に震えながらもこっちに視線を合わせようとする姿とか……もう」ジュルリ

一「…………」ススス…

咲「引かないで下さいって。これは私が悪いんじゃなくて姉帯さんの醸し出すいぢめてオーラに責任があるんですよっ」

>咲「もう何でしょうね。ビンタした後の数秒の呆然とした顔だけでご飯食べられますよ私」

あー 分かる

咲「それに勿論それだけで終わったりしないですから」

咲「姉帯さんは笑顔も泣き顔には劣るとはいえ大きな魅力ですからね。ちゃんとフォローして…」ポワワワーン


咲「…なーんてね。冗談ですよ姉帯さんっ!」テヘッ

姉帯「ふぇ…?」グスグス

咲「本当はちっとも私は怒ったりしてません。ちょっとしたドッキリですよドッキリ」

咲「いや~どうしても姉帯さんの泣き顔がもう一回見たいなーって思っちゃいまして」

咲「ゴメンなさい、ビンタしたりして。痛かったですよね?」ぺっこりん

姉帯「そ、そうだったんだ……ホントに良かったよー」ぱああっ ボロボロボロボロ

咲「あはは。何でネタバラシした後に更に泣いてるんですか」アハハ

姉帯「だ、だってホントに怖かったんですからねっ?二時間も正座させられてもう宮永さんの事が悪魔みたいに見え…」

咲「は?」

咲「以下無限ループ」

一「だからやり口がえげつなさ過ぎるって…」

咲「見た目が一見クール系なのに中身がアレっていうのがもうズルいと思うんですよね」

咲「そりゃあギャップも手伝って楽しくて仕方なくなりますよ」

一「…まぁ、人の悪意とか全く知らずに生きて来たみたいな感じだもんね」

咲「基本的には私、あぁいう純粋なタイプは目に痛いのであまり近付かない様にしてるんですけど」

咲「姉帯さんは別枠ですね。徹底的に言葉でズタズタにした後優しくしてまたズタズタにするを繰り返したいです」

一「純粋なタイプが目に痛いって…ボクはどうなのさ?」

咲「国広さんは私と同類ですから凄くおちつぐぇっ」

咲「話を戻しましょうか。国広さんは鹿倉さんを選んだんですね」

一「まぁ、物理的にという事なら一番やりやすいんじゃない?」

一「性格も気が強い委員長タイプだから、屈服させるのはそれなりにやりがいありそうだし」

咲「浅いですね」

一「浅い?」

咲「表面を見ればたしかにその通りなんですけど、何でしょうね。それは本当に表面でしか無いというか…」

咲「定番過ぎるというか、ありきたり過ぎるという事もそうなんですけど…」ウーン

一「よく分かんないな…」

咲「…とりあえず国広さんの例題を見てみましょうか?」

一「これ毎回やんなきゃ駄目なの?酷いのの後だからボクはもっとポップにいくからね」ポワワワーン

一「これはええネタや~」

咲「うーん」

胡桃「そこ!また校則違反して…先生に言い付けるからね!」

一「えぇっ勘弁してよ。これ以上点数引かれたら進級が怪しくなっちゃう」

胡桃「私が何度注意しても直さないのが悪い!」

一「ここの制服堅苦しくて息苦しいんだよ。ちょっと着崩した位別に…」

胡桃「国広のは着崩したとかいうレベルじゃないでしょ!言い付けられたくなかったら早く…!?もがっ」ジタバタ

一「―――――言い付けられたくなかったら、共犯にするしか無いよね」

              (中略)

一「この事は二人の秘密だよ。バラまかれたくなかったら今後共ヨロシク」スタスタ

胡桃「………絶対許さない!」ポロポロ 

一「…と、こんな感じで。細部は御想像に任せるけど」

咲「なるほど。こっちの方向の方が人によっては合ってるかもしれないですね」フム

咲「あと聞いてて分かったんですけど、多分私がピンと来なかったのは鹿倉さんがチョロ過ぎるからですね」

咲「本質がドMっていうのが簡単に分かり過ぎてつまらないというか」

一「まぁ…何となくそれは分かるかな」アハハ

咲「部長が最も得意とするタイプでしょうね。ちょっとやる気出せばコロっとですよ」

一「あの人が本気出してどうにかならない人もそうは居ないだろうけどね」

咲「では他の候補も見ていきましょうか」

一「別に学校別の品評会してる訳じゃないんだから、全員語る必要あるの?」

咲「ついでですから。じゃあまずは臼沢さん」

一「スタイル良いよね。常識人の普通の人っぽいから、あえて選びはしなかったけど」

咲「国広さん。別に性的に苛めたい人を選んでる訳じゃないんですからね?」

咲「それも条件の一要因ではありますけど」

一「複雑だなぁ…」

咲「やるとすれば、こっちを塞ごうとした所を逆に塞ぎ返す感じでしょうね」

咲「もう穴という穴を」

一「結局下ネタじゃないか」ベシッ

咲「あたた…。いやこれも私じゃなくて臼沢さん側に責任があるパターンですって」

咲「明らかに狙ってるでしょう色々!」

一「まぁ能力は確かにね…。気質で言えば攻め気質っぽいし、宮永さん的にはアリなんじゃないの?」

咲「うーん…何か中途半端なんですよね。相手役が相手役な事もあるんですけど…」

咲「小賢しいというかあざといみたいな要素もありますし…」

咲「全然悪くは無いんですけど…ここは判断保留でお願いします」

一「いやそのシステムはよく知らないけど」

一「じゃあ次。エイスリン・ウィッシュアートさん」

咲「この人は…いじめちゃ駄目でしょう」

一「宮永さんでもそう思うんだ。いや同意だけどさ」

咲「留学生だから国際問題云々もあるんですけど」

咲「とにかくもう……罪悪感が凄い事になりそうなので」

一「大天使とは良く言ったものだよね。傷付けよう穢そうなんて考えがまず浮かばない」

咲「いや浮かぶは浮かぶんですよ?天使なんて穢して堕天させてナンボみたいなトコありますから」

咲「高貴な存在故にそういう感情は強いですし」

咲「ただその欲を圧倒的に上回る罪悪感に普通は耐え切れないって事なんですよね」

一「宮永さんで無理ならほぼ全人類無理だろうね」

咲「人を悪の権化みたいに言うの止めて下さいよ」ムー

咲「性格は実はちゃっかり系の隠れSでありながら、打たれ弱くて純粋な面も併せ持つので」

咲「結果として無敵な感じになってますね。愛でる以外にやり様が無い」

咲「ホントよく染谷先輩は泣かせたりしたもんですよ」

一「その代償は大きかったけどね…」アセ

咲「小瀬川さん」

一「この人も何してもあんまり反応なさそうだよね」

咲「耐性も高そうですしね。そういう人をじわじわと追い込んで」

咲「僅かな表情の変化を楽しむという趣向もあるんですが、私はめんどくさいのであんまり好きじゃないですね」

一「やれやれ系は厄介って感じかな」

咲「ギャップを楽しむ事は出来るでしょうけど、それするとキャラとしての本質がブレかねないですからね」

咲「いじめ甲斐で言えば最下層だと思います」

一「性質もSでもなくMでもなくと難しいよね」

一「受け身は受け身なんだけど、主導権は握ってるみたいな感じだし」

咲「底は深いと思いますよ。私は相手どりたくないです」

支援

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    た          /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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    の      /::::::::/  | | 乂 、. ヌ  \:::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::\          華
     :     /:::::::::/    ノ    ヽ~゙卞メ‐-\:::::::::::::\::::::::::::::::::::ヽ         菜
    ?    /::::::::::/,,ム斗匕           \:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ        ち
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       /:::::::イ:::::| シ.わ::::)      ,,う辷;;;;ο゙゙ヽ  ヽ::::::::::::::i::::::::::::::::::i      の
      /:::::/ |::::::| .ん辷;;ツ            o  |::::::::::::::::\:::::::::::::::i.   た   こ
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    i::::/  /:::::::::::从     ⊂-‐-ミ              ソ::::::::::::::::::::ハ::::::i.  :
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    リ ノ'-く二 ̄ ̄ ̄ゝ--、,,,,,,        / /::::::::::::::::::::::::::::::ハ:ノ |::::|  リ

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    /   乍≡≡ミ入\,,,         """"‐‐、 レ:ノ   レ゙   リ
    |    人     ``‐‐-ミ\ヽ、         ヽ-、
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    |       Y~~     Yヽ    人ミミミ丶、     \
    |       弋      ヘ \   \丶  ミミミ丶、  \
 へ、,辷∨      \      ヽ ヽ   \       ミ≡ミ、\

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咲「ん~いつの間にか眠ってしまってましたね」フワア…

一「寝る前に話してた内容の所為か、なかなかに最悪な夢だったよ…」

咲「そうですか?私はすっごく楽しい夢でしたけど」

咲「そうか…あぁいう感触で…」ブツブツ

一「…どうやら似た様な夢を見てたみたいだね」ハァ

咲「まぁ折角残ってたので、再開してみましょうか」

一「残ってた事が世も末って感じだけどね。年の瀬だけどさ」

咲「では>>240の学校で」

勿論新道寺

咲「新道寺なんかどうでしょう」

一「宮永さんからすら特に縁無いトコ出して来たね」

一「で…えーっと何をするんだったっけ?時間開いたから忘れちゃったよ」

咲「なんでしたっけ。子供蹴りたいみたいな話が起点だった記憶はありますけど」

咲「それで各校の一番蹴りたい人は誰かを議論してこうって流れだった気がします」

一「改めて聞くと狂ってるなぁ。何だっけ?蹴りたいっていうのは」

一「不意打ちで攻撃をした時に一番良い表情をしそうな人を挙げるってコト?」

咲「最初はそうだった気もしますけど、趣旨もうそんなに覚えて無いですからその辺りは適当で良いですよ」

一「そんなユルい感じで良いのかなぁ」

咲「女子がダラダラ喋ってる時なんてそんなもんですよ」

咲「じゃ、せーので名前挙げて下さいね。せーのっ!」

咲「白水さん」 一「花田さん」

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>>243
いつ見ても咲さんはかわいいなあ

一「…またベタな所を挙げて来たね」

一「あからさまなドMはあんまり趣味じゃないとか言ってなかったっけ?」

咲「あからさまだと思うのは能力について知っているからであって」

咲「普通に見る分にはSっ気の強い人ですからね。本性を必死で隠そうとしているMというのはポイント高いですよ」

咲「プライドが高そうでいて、身の程はよく知っているというのも良いですね。調教が楽そうです」

一「調教て。何、そこまでこの話発展してたの?」

咲「殴り心地とか物理的な面でどうこうは、衣さんが至高って事で結論すぐ出ちゃいますからね」

咲「そういうのも範疇って事にしておきましょう。そうじゃないと話す事無くなりますし」

咲「例を挙げるとですね」ポワワワーン

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\ \ヾ、     /: : : : : : : : : : : : : `丶、   / / ---- //
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. 、   /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i    い . ン と
    厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:|    い チ
.ニニ=-   |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j    か で
  _   | i: : : : ;抖笊ミ     Vーり l/ }: :/:八   な
ニニ=- l人: : : :::.乂_り       ̄  .ノ.://   、?
.二ニ=-    乂: {:八 、、   '__  ``.刈乂   -z ー-----‐
ニ ≡=-    ヾ(      ヽ ノ  イリ    -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐         >r‐   乂}ト。.    -= = ニ 二 三
三‐  /            Y^}     _./      、 -=≡ニ二 z
  ≠ ___    /     |`` '"´ /       __:.  \ 、 、
./ / 、Vn   ∧     :|  ̄ ̄ /      _/.  ;ミメ、  \、\
  〈 ュ`Yノ ノ  ′ト、    :|   /    ..:::イ :!′ } Ⅵ \  \
.   }⌒;´イ  {:!.!:.\  ;    ′ ....::::::/ ; |  / ∨\ ハ \
   ハ   人  八 ;、:::.:\l   厶イ.:.::/---マ:!.:// . }  ヾ|
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   { 【  ハト、 !      )___{           j/  ≧=- 、
   ∨\  } ⅵ    /:.:.:.ハ        〈    \ }

哩「………ん」パチッ

咲「あ、目が覚めました?」

哩「お前は…!…こいは何のつもりと?」ジャラ…

咲「身動きを取れなくするだけなら別に縄だけで良いんですけどね。サービスです」

哩「サービス…?」

咲「えぇ。鎖でジャラジャラに拘束されるのが好きなんですよね?白水さん」ニコッ

哩「!な、何を馬鹿げた事を!さっさと外せ!」カアアアッ

咲「はいはい。そういうお約束の問答にお付き合いする気は無いんです」

咲「四肢を封じた所で、次は視覚でも封じさせてもらいましょうか」テクテク

哩「ふざけた事抜かすんじゃなか!私にこんな事して後でどげん事になるか…」ジタバタ

           ゴスッ!

哩「あぐっ!」 

咲「暴れないで下さいって。そんなに欲しがらなくてもちゃんと御褒美はあげますから」

咲「はい。これで視界は真っ暗と」パチンッ

哩「けほっけほっ!」

咲「あとこれも取りつけておきますね」ピタッ

哩「ひゃっ!な、なんねこの冷いんは…」

咲「ただの電気マッサージの機械ですよ。出力は通常の10倍にあげてますけど」

咲「一回試してみましょうか。3秒後に流れますね。さーんにーいちー」ポチッ

哩「…………!?」

哩「ぐわあああああっ!」ビリビリビリビリッ!!!

哩「やっ!と、止めえええええええっ!!」

咲「言われなくても。電池が勿体無いですからね」ピッ

哩「はぁっ………ぁ…」ピク…ピク

咲「では私はこれで失礼しますね。また後で様子見に来るのでそこで待ってて下さい」

哩「ま……待て。こいを…はず…」ハァハァ

咲「随分気に入られた様なので、マッサージ機は付けたままにしておきますね」

咲「リモコンは持って出て行くので、楽しみにしてて下さい。待ってる間退屈しなくて良いでしょう」アハハ

哩「!?な…お前、まさか……」

咲「ちなみにさっきのは10段階ある内のレベル3です。ではでは~」

         バタンッ

哩(嘘…嘘やろ?こんな所に一人で置き去りばされて…それでいつ来るかも分からん電撃に怯え続k

哩「あああああああああっ!!!」バチバチバチバチバチッ


咲「とかですかね。鶴田さんの気持ち味わってみろ作戦」

一「外道」

一「もう始まりからしておかしいよ。監禁しちゃってるじゃん。ガチで犯罪じゃん」

咲「最終的に当人が喜んでいれば罪には問われませんよ。多分」

咲「拘束好きに対して放置プレイは基本ですからね。それだけじゃ面白く無いのでオプションは付けましたけど」

一「オプションで電撃を浴びせるという発想が怖い…」

咲「いかに自分が変態である事を認めさせるかが肝ですからね」

咲「二時間位焦らした後で『…ホントは待ち望んでたんじゃないんですか?』とか言った時の顔は録画必須です」

咲「まぁ白水さんの場合は元々自覚はあるので、そこはちょっと弱いですけどね」

一「前提みたいに言わないであげなよ…」

咲「国広さんは花田さん…。むしろ一番いぢめ甲斐が無いタイプじゃないですか?」

咲「あの人の心を折るのは相当に手間だと思いますけど」

一「そう装うのが上手いだけで、本当は人一倍繊細なんじゃないかって事もあるけど」

一「単純に、蹴った場合に凄く良いリアクションしてくれそうじゃない?」

咲「あ~それは分かります。『すばらっ!?』とか言って良い感じに吹っ飛んでくれそうですね」

一「あとさ、顔をずーっと眺めてると何か蹴ってみたくなって来ない?」

咲「分かります分かります。得意気な顔してる時とかですよね」

一「サッパリした人だから後腐れ無く許してくれそうだし、まぁそういう色んな意味で一番蹴り易そうかなって」

咲「なるほど。花田さんをボールとして見た場合という事ですね」

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殺し合いする漫画だよ?
http://i.imgur.com/WuqPo.jpg
http://i.imgur.com/JKAof.jpg

咲「では残りの人達を考察していきましょうか。まず安河内さん」

一「データが少な過ぎだよ。アニメでは心理描写が足されてたから底は見えたけど」

咲「基本的に大人しい系の人はやっても仕方ないですからね。私はナシです」

一「じゃあ江崎さんは?」

咲「気質は攻めだと思いますよ。図太そうな感じですし」

咲「でも積極的に動こうとはしない、傍観者を決め込んで皆が攻撃されてるのをケラケラ見てるタイプでしょうね」

一「宮永さんと同じタイプってコト?」

咲「否定はしませんよ。私は自ら手を下したいってとこもありますけど」


咲「お腹空いたのでご飯食べに行きましょうか」

一「うん。何食べよっか」

咲「最後は鶴田さんですね」

一「彼女は…結局どっちなんだろうね?MなのかSなのか」

咲「Sの感じは無いですけど、ドMの相方ですから普通に考えればSですよね」

一「Sなのにビビクンされて悦んでるの?」

咲「それなんですよね…ドMの変態コンビって事にした方が理解しやすいのかも…」

咲「必ずしも鎖を付けている方が受けって事も無いですしね」チラリ

一「何でそれをボクを見ながら言うのさ」

一「というか話がズレてるよ。蹴っ飛ばすとしたらどうなの?」

咲「そうですね…。ちょっとアホの子入ってる感じですけど」

咲「基本的には普通の人ですから可も無く不可も無くって感じじゃないですか?」

一「どっちかと言えば気は強そうだから、反応は泣くより怒る感じかな」

咲「まぁドMですからそこから堕とすのは簡単そうですけどね」

咲「先に白水さんを捕まえておけばちょちょっとお手軽に」

一「逃げて―白水さん超逃げてー」

咲「じゃあ次の学校いきますか>>290で」

一「いい加減ボクもう話す事無いんだけど…」

阿知賀

咲「では阿知賀いっちゃいましょうか」

一「何か満を持してって感じだね」

咲「データは多いからイメージは沸き易いですけどね。そうだな…」フム

一「この脳内で人を試しにボコってみる作業に慣れるのは人として駄目な気がする…」

咲「今更ですね。国広さんも何だかんだ楽しんでるんでしょう?」

一「ノーコメント。宮永さんに付き合わされてるっていうボクのスタンスはキープさせといてよ」アハハ

咲「腹黒いですねぇ」アハハ

咲「では発表。阿知賀女子で一番蹴っ飛ばしたくなる人は誰か。せーのっ」

咲「穏乃ちゃん」 一「松実玄さん」

咲「なかなか気が合いませんね」

一「ボクはここは鉄板だと思ったんだけど…。多分一般アンケート取っても相当上位に来ると思うよ?」

咲「分かるんですけど、あそこまで調理されて置かれてると萎えるんですよね」

咲「別に私じゃなくても誰にでも殴られるんでしょ?みたいな」

一「あー…。確かに、どうぞボコボコして下さいみたいな存在だもんね」

咲「物理面では優秀だと思うんですけどね。肉付きも良い感じですし」

咲「泣き顔の似合いっぷりなら姉帯さんをも凌駕するレベルですから、(サンドバッグとして)人気があるのは分かるんですよ」

一「初心者向けって事かぁ」

>一「初心者向けって事かぁ」
着々と学習しているな

咲「あとやっぱり私、頭悪い人は趣味じゃないので」

一「そこはブレないんだね」

咲「今回は順序変えてみましょうか。先に他の三人について議論してみましょう」

一「オッケー。まずは松実宥さんとかどうかな。実際に子供に苛められてるシーンもあった訳だけど」

咲「まず体が弱いですからねぇ…。そういう人を攻撃するのは主義に反するので」

咲「私としてはそこでもうアウトですね」

一「確かにそこは倫理的に駄目だよね。体の弱い人を攻撃して愉しむなんてクズの所業だよ」ウンウン

咲「明るく楽しくスポーツマンシップに乗っ取って正々堂々と蹴っ飛ばす。それでこそ健全ってものですよ」

一「偉い偉い」パチパチ

一ちゃん感覚が麻痺してるだろ

咲「あの、国広さんにノられると止め時が分からなくなるので…」アセ

一「あはは。次から気を付けるね」

咲「…こういう時、誰かもう一人ツッコミとイジられ役がこなせる人が居た方が良いなと思います」

一「池田とか?」

咲「あの人は五月蠅いので…長野の中では津山さんあたりですかね。末原さんが居ればベストなんですけど」

咲「話を戻しましょう。次は鷺森さん」

一「体は小さいからやりやすいけど、気は強そうだよ。部長やってる位だしね」

咲「クールの中に熱さを秘めてる感じですから、普通に殴ってもそんなに良い反応は無いでしょうね」

咲「まぁ普段クールだからこそ屈辱に歪んだ顔が映えるっていうのも定番なんですけど」

咲「鷺森さんの場合は簡単に感情を引き出せますからね」

一「と言うと?」

咲「例えばこんな感じです」ポワワワーン


灼「…私に何をするつもり?」キッ

咲「鷺森さんには指一本触れるつもりは無いですよ。鷺森さんにはね」クスクス

灼「…………?」

       ガラララッ

灼「!ハルちゃんっ!」

咲「お待ちしておりました。赤土晴絵さん」ぺっこりん

赤土「…約束通り、私が勝ったら灼は無事に返して貰うよ」

咲「勿論です。というか別に勝たなくてもお返しするつもりでしたから」

赤土「?…色々疑問はあるけど、それだけ聞ければ十分だよ。さっさと卓に着きな」

咲「あぁいえ、卓に着くのは私じゃないんですよ。どうぞー入って来て下さーい」

健夜「……………」

赤土「あがっ!がふっがふっ!」ゲホッゲホ

健夜「……………」

灼「ハルちゃんっ!」

咲「あーあ。10回目の半荘もこれは期待薄ですね。最初の勢いはどこに行ったのやら」

灼「もう止めろっ!やるなら私をやれっ!」ジタバタ

咲「それじゃあ面白くないでしょう?ほらこっち見てないで向こうをしっかり見て下さいよ」ガシッ

咲「大事な人が自分の為に、自分の『所為で』心と体をズタボロにされて行く様を…」ニヤニヤ

灼「ぐううううううっ!殺してやるっ!!絶対殺してやるからなぁっ!!」ボロボロ 


咲「みたいな感じで」

一「悪質」

咲「何でですか。鷺森さん自身には指一本触れていない紳士的なやり方でしょう?」

一「いや縛ってるじゃん。身動き封じてジタバタさせてるじゃん」

咲「それはまぁノーカウントとして」アハハ

咲「でも確かに他の人を使うのは反則手かもしれませんね」

一「大体の人はそっちの方がダメージ大きいだろうしね」

咲「まぁ鷺森さんの場合はこのやり口が特に映えるって事で許して下さいよ」

一「それは否定しないけど」

一「次は新子さんだね」

咲「正直迷ったんですよね。どっちにしようかなと」

一「あ~宮永さん嫌いそうなタイプだよね」

咲「合わないだろうなとは思いますね。尤もこの議論に私怨を持ちこむ気はないですけど」

咲「でも単純にザ・生意気みたいな人ですから、ボコボコにしたいって思ってる人は多いと思いますよ」

一「気が強くて頭も良いから、屈服させるのは難しそうだけどね」

咲「そうなんですよ。そしてそこまでの労力を使ってまで得たいとは思えないという」

一「いやそれは完全に宮永さんの趣味の話でしょ」

咲「攻略法としてはやっぱり他人…この場合は高鴨さんを使うパターンでしょうね。楽なのは」

一「また縛りつけてボコボコにされる様を見せるの?」

咲「ではなくて、先に高鴨さんの方をオトして洗脳して、新子さんを拒絶させるという方法が一番効果的だと思います」

一「エグい事考えるなぁ…」

咲「私が手を下すまでもなく現状みてたらそうなりそうですけどね」

咲「ま、そうなったら何するか分からないですし、基本的には敵に回したくない人ですよ」

一「上級者向けだね」

一「ラスト。宮永さんが高鴨さんを選んだ理由は?」

一「言っちゃ悪いけど、あの子もあんまり賢くない感じじゃない?」

咲「表面はそうなんですけど、本質はどこか達観している悲観主義者みたいな所あるんですよね」

咲「考えていない様で考えている。まぁその逆も然りなんですけど」アハハ

一「見た目ほど単純じゃないって事かぁ」

咲「メンタル強い強い言われてますけど、それもどうなのかなって思います」

咲「目的という軸がしっかり定まっていればどこまでも走る事が出来るけど」

咲「その軸が折れた時に、果たしてどんな顔を見せるのか…興味あります」

咲「って、あははっ何か真面目に語っちゃいましたね」

一「下衆い話に違いは無いけどね」アハハ

一「ちなみに軸を折るって、具体的にはどういう事を指すの?」

一「清澄と戦う事無く全国敗退させるとか?」

咲「それでも泣くは泣くでしょうけど、頑張った結果だから仕方ないで済まされそうなので」

咲「例えば試合前に和ちゃんと再会したとして」ポワワワーン
 

穏乃「和っ!私達決勝まで来たよ!和と遊ぶ為に!」

和「……………?」キョトン

和「えぇと、失礼ですがどなた様でしょうか…?」

穏乃「えっ…」


咲「という具合に目的と今迄の努力を全て水泡に帰させる感じですね」

一「うわー。それは確かに虚無感が凄い事になりそう…」

咲「さて、色々な学校についてお話してみましたけど、どうですか国広さん」

咲「私が言っている事は正しいと納得して頂けましたか?」

一「あ、そうえばそれが目的なんだったっけ」

一「そうだなぁ…ドン引きした事も多数だから一概にハイとは言い難いけど」

一「それでもここまで会話を楽しんじゃったんだから、ボクも他人の事は言えないって事なんだろうね」ハァ

一「宮永さん程酷く無いっていうのは断言出来るけど」ジト

咲「いえいえ私なんて国広さんには敵いませんよ」ニコッ

2人「……………」バチバチバチバチ

一「ぷっ」

2人「あははははははっ!」

咲「ま、結局私達は似た者同士という事で」

一「それで手を打ってあげるよ」

咲「ん~こんな話をしてたら誰でも良いから一発ブン殴りたくなってきましたね」

一「そうだね。何だか右手がウズウズして来たよ」

咲「じゃあ一緒に風越でも行きましょうか」

一「オーケー。悪いけど初撃は譲らないよ」フフン

咲「じゃあ先にバス停まで着いた方が、初撃を入れられるって事で!」タタタッ!

一「な!コラ待てーっ!」タタタッ!


…本日は雪の降り積もるとても寒い日でしたが、二人の心は近い未来への期待と好奇心に溢れたとても温かいものでした

                 カン

乙すばら

咲さんと一ちゃんの会話が書きたかっただけなのに、何故かこんな話題になってしまった。不思議


はじめちゃんにストンピングされながら罵声を浴びせられたい

清澄
タコス
鶴賀
モモ
永水
神代・はっちゃん
姫松
末原
白糸台

千里山
竜華・泉
大人
小鍛治

各校の有力候補者

逆に苛められたい対象について延々喋るのはどうかと思ったけど
良い組み合わせが思い付かなかった

咲「一番苛めるのが上手い人って誰だと思いますか?」

末原「知らん。帰れ」バタンッ

咲「いやいや、わざわざ大阪まで遊びに来たんですから付き合って下さいよー」ぐいぐい

末原「何でそんなしょーもない事を話す為にわざわざ来とんねん!」

末原「ていうか何で私の家お前知ってるんや!」

咲「赤阪さんに教えて貰いました。同志と書いてお友達と読む関係なので」アハハ

末原「そんな最悪のタッグが誕生しとるとは…」センリツ

咲「お願いですから入れて下さいよー何もしませんからっ」

末原「嫌や言うてるやろ!帰れ!もしくは死ね!」

咲「………家、燃やしますよ?」

末原「……………入れ」ガチャ…

咲「快く入れて頂きありがとうございます。末原さん」ぺっこりん

末原「完全に脅迫やったやないか…。入れたんやから燃やすなよ?」カタカタ

咲「あはは。そんなの冗談に決まってるじゃないですか。末原さん面白いなぁ」

末原「やりかねんと思わせる冗談は冗談ちゃうねん…」


末原「…そんで何や?ドア開けて早々に意味分からん事言うてたけど」

咲「はい。私昨日お友達と、各校で一番いぢめ甲斐がある人について延々喋ってたんですけど」

末原「なんちゅー話しとんねん…。というかお前に友達なんか居ったんやな」

咲「やだなぁ確かにそんなに多くは無いですけど友達位居ますよ。ほら今目の前にも居ますし」ニコッ

末原「私はちゃう!」

咲「それで今日朝ご飯食べてる時に思ったんですよね」

咲「逆に各校で一番いぢめが上手いのは誰なんだろうって」

咲「そう思ったら居ても経っても居られずここまで来ちゃいました」

末原「何っでやねん!友達と話してたんやったらそれもそいつと話したらええやろ!」

咲「いやいくら仲が良いとはいえ、二日連続で長時間お話するのはちょっと悪いなって思うじゃないですか」

末原「他校の先輩の家にアポ無しで訪ねて来るのはええんかい…」ビキビキ

咲「来る前にメールしたじゃないですか」

末原「着く1分前になぁっ!」

咲「あんまり早く伝えると逃げられちゃうかな?って思いまして。実際ギリギリでしたしね」アハハ

咲「末原さんは何だかんだ言っても優しいですから、付き合ってくれると信じて来たんですよ」

咲「私がそこまで信用してる人なんてそうは居ないんですから、光栄に思って下さいって」

末原「どんだけ傍若無人やねん…しかも主に私に対してだけ……」

咲「それだけ人望があるって事ですよ」アハハ

末原「はぁ…。まぁええわ、お前に対してまともに相手したらアカンっていうのは今迄で散々こりとるしな」

末原「ここはさっさと終わらして可及的速やかに追い出す事にしよ」ハァ

咲「声に出てますよ?」

末原「どっちにしろお前読むやろ」

咲「では議論開始。最初は>>402の学校から考えてみましょうか」

姫松

咲「では折角なので姫松からで」

末原「何が折角やからや…」

咲「いえ、末原さんが一番喋りにくい学校はどこかなって考えたら、やっぱり姫松かなと思いまして」

末原「お前は私と喋りたくてここまで来たんちゃうんかい…」ギリギリ(襟持ち上げ)

咲「あはは。止めて下さいよー」ゴッ!!!

末原「ひぐっ!」ビクッ

咲「じゃあ末原さんも誰か一人決めて下さいね。せーので二人揃って発表しますから」

咲「せーのっ」

末原「待て待て待て早い早い。え、私は何を選べばええんや?」

咲「もーちゃんと聞いてて下さいよ。意外とそういう抜けた所あるんですから」アハハ

末原「お前が私の事を語るんやない…」

咲「選ぶのは『姫松で一番苛めが上手い人』ですよ。さっ早く」

末原「早くやないて何でそんなに急いどんねん…」

末原「宮永。お前姫松に他人様を苛める様な下衆が一人でも居ると思ってるんか?」ギロリ

咲「ハイ。だって姫松ってガラ悪いじゃないですか」アハハ

末原「あぁん!?」

咲「いえ回想シーンを見る限り。大阪の人があれだけ集まってたら」

咲「いじめの一つや二つそこら中で起きてますって。少なく見ても半分は隠れてタバコ吸ってそうですし」

末原「見た目で判断すんな!姫松は健全やし、部員も皆サッパリした気の良い奴ばっかりや!」

咲「偏差値いくつですか?」

末原「へ、偏差値今関係無いやろ!」

咲「…回想シーン見てて思ったんですけど」

咲「末原さんあの人達に舐められるのは仕方ないにしてもイジめられたりしてないですよね?」

咲「もし困った事があったら言って下さい。私がすぐに助けに行きますから」じっ

末原「お、おぅ…そんな心配は要らんけど、一応おおき…舐められるのは仕方ないってどういう事やっ!!」

咲「あはは。安心して下さいよ」

咲「私が言ってるのは、良い意味で苛めが上手い人ですから」

末原「良い意味で苛めが上手いってどういう事やねん」

咲「まぁ言っちゃえばSの素質がある人って事ですね」

咲「相手を服従させる術に長けているとか、他人に命令するのが上手とかそういう事です」

末原「あんまり良い意味には聞こえへんけど…」

咲「後はやっぱりドMの人を気持ち良くさせるのが上手いって事ですね」

咲「だから末原さんがこの人に踏んで欲しいって人を書けば良いんですよ」

末原「誰がドMやっ!」

咲「?」きょとん

末原「なに『この人何言ってんの?』みたいな顔しとんねん!私はそんな性癖一切あらへんから」

咲「またまたー。何言ってるんですかそんな全身から苛めてオーラ出しておいて」

末原「んなモン出してるかぁ!別にSなつもりも無いけど、絶対Mでは無い!」

咲「じゃあ何で末原さん私と楽しく遊んでくれるんですか?ぶっちゃけ私末原さんを困らせたくて会いに来てるのに」

末原「遂にぶっちゃけよったな!!」

末原「せやから私はお前の事が嫌いやって言うとんねん!楽しいのはお前だけや!」

咲「アハハそんな照れ隠しは要らないですって。末原さんの気持ちは私はしっかり分かってますから」

末原「お前はホンマ………!」ワナワナ

咲「あ、私ちょっとお風呂借りますね」スクッ

末原「このタイミングで!?」

咲「良いお湯でしたー」ホカホカ

末原「長過ぎや。何他人家で一時間もゆっくり湯船に浸かっとんねん」ドクショチュウ

咲「でも末原さんパジャマ出しておいてくれたんですよね。ありがとうございます」

末原「フン。どーせ思い付きのノリで入ったんやろから困ってたんやろ」

末原「この末原恭子。客人では無いとはいえ家の敷居またいだ人に対してそれ位のもてなしは…」パタンッ

末原「って着てへんやないかいっ!!」ズビシィッ!

咲「あぁハイ。マイパジャマです。可愛いでしょう?」アハハ

末原「いやいや何で持ってきとんねん!しっかり者か!」

末原「てか持って来とるとしても私がわざわざ予備を出したってんねんからそれ着ろや!恥ずかしいやろ!」

咲「いえ私、他人が一度着た服とか着るの駄目な人なので…」

咲「あっ。もしかしたら『末原さんの匂いがする…』とかやってほしかったのかもしれませんけど」

咲「私末原さんの事そういう目で見てる訳では無いので…ゴメンなさい」ぺっこりん

末原「なんっで私がお前に勝手にフられなアカンねん!冗談も大概にせえよボケェ!」ゼーゼー

咲「まぁまぁそうカッカしないで下さいよ。はい、麦茶」

末原「あぁ…ブーーーッ!!!」ゴホッゴホ

末原「めんつゆ渡すとかどんだけベッタベタな事してくれんねん!そんで仕掛けといて笑い転げんなや!」

咲「ふふふふふっ。もう見事過ぎて芸術の域でしたよ。録画しとけば良かった…」ヒーヒー

末原「ホンッマお前今日いつにも増してやりたい放題やな…。どこでもこんな事しとんのかい」

咲「そんな訳無いじゃないですか。私礼儀がなってない人って大嫌いなので」

咲「もし末原さんが私の家で同じ事したら軽蔑して外に蹴り出しますからね」

末原「ほーか。よう覚えとくわ…」ヒクヒク…


末原「ちなみに、まさかとは思うけどお前泊まっていくつもりやないよな?」

咲「どっちでも良いんですけど、どっちが末原さん困ります?」ニコッ

末原「………。そら優しい私としてはこんな寒空の下に放り出すのは気が引けるし、出て行く言われたら困ってま…

咲「分かりました!ではお言葉に甘えて泊まらせて頂きますねっ」

末原「おーまーえーはー!」グニグニグニグニッ

咲「あははっ末原さんって何だか私のお姉さんみたいですね」

咲「末原さんみたいなお姉ちゃんが欲しかったなー」

末原「こっちはお前みたいな妹、未来永劫お断りや」フンッ トンッ

咲「ありがとうございます。…めんつゆじゃないですよね?」

末原「そんなしょーも無い天丼ネタせえへんわ。ただのコーラやから安心して飲み」ゴクゴク

咲「―――命拾いしましたね」ゴッ!!!

末原「!?ごっほごっほ!」ゾワワワワッ!!

咲「アハハ。どんだけ黒い飲み物吹き出すんですか末原さん」クスクス ゴクゴク

末原「お前ホンマいっぺんマジでどつくぞ…」ボタボタ…

咲「あれ?カロリーゼロの方ですか。大丈夫ですよ末原さんスタイルは別に良く無いけどスリムですから」

末原「要らん邪推すんなっ!!」

咲「さて。何故か大分長い間話が脇道に逸れてしまいましたけど、そろそろ戻しましょうか」

末原「10割お前の所為やけどな…。お前が喋りたい言うて来てんのに…」ブツブツ

咲「何をするのかはもう分かってますよね?」

末原「あぁ。要はSっ気の強い子を選んだらええんやろ?」

咲「イコールでは無いですけど、とりあえずはその理解で結構です」

咲「じゃあいきますよ~。せーのっ」

咲「真瀬さん」末原「絹ちゃん」

咲「愛宕絹恵さんですか。流石末原さんなかなか分かってますね」フム

末原「お前に褒められても何も嬉しくないけどな」

咲「あはは。もー可愛いですねぇ」ナデナデ

末原「撫でんな!先輩やぞ!」

咲「今更…。世間的には愛宕洋榎さん。お姉さんの方が怖がられてそうですけどね」

咲「やっぱり目立ちますし言葉使い荒いですしタレ目ですし」

末原「タレ目関係無いやろ」

末原「主将は口は多少悪いとこあるけど、裏表が全く無いあのままの人やからな」

末原「苛めみたいな陰湿な事からは対極にある人やろ」

咲「いえですからそういう苛めとは別のスキルなんですけど」

咲「多少の腹黒さというか、底知れ無さが必要だとは思いますけどね」

咲「そういう意味で、私は真瀬さんだと思います」

末原「ゆーこが?見た目はあんな可愛らしい系やのに」

咲「だからこそですよ。ギャップ…というフレーズはありきたり過ぎてあんまり使いたくないですけど」

咲「真瀬さんって笑顔のまま人をナイフで刺しそうなイメージあるじゃないですか」

末原「無いわっ!!」

咲「イメージですよイメージ。真瀬さんは末原さんと違って弱い所や底をまだ見せてないですから」

咲「怖い印象を持たれちゃうんです。いつも笑顔ですから余計に」

末原「私と違っては完全に余計やったけど…まぁそれは分からんでも無いかな。人刺すかどうかは置いといて」

咲「です。例えばですね」ポワワワーン

由子「どうしてくれるのよー」ゲシッゲシッ

末原「うぅ…。な、何がやねん…」

由子「恭子の話では宮守のキーウィさえ気を付けておけば次鋒戦は私の独壇場だったのに」

由子「どうして清澄のワカメ女の事を見落としたのか説明と謝罪を要求なのよー」ゲシッゲシッ

末原「あっうっ!しゃ、しゃーないやん、一回戦では特に変なトコ無かったし他のデータでも…」

末原「結局はプラスで終われたんやから別にええやん…」

由子「点棒の話なんかしてないのよー。恭子と私の台詞量の差の分だけ踏みつけさせてもらうのよー」ゲシッ!

末原「ぐわああああっ!」


咲「みたいな感じで終始声のトーンは変わらず冷徹に」

末原「待てや」

咲「あぁ良いですよ末原さん。皆まで言わなくて」

咲「出来がイマイチなのは私が一番よく分かってます。でもですね、データが少な過ぎて想像しようにも…

末原「そんな事言うてんちゃうねん!お前の例えなんやからお前が苛められろや!」

咲「苛め甲斐がある~の時の例題は全部私がやってたんですけどね」

咲「でも私攻撃を受けるのは別に好きじゃないので、映像が全く思い付かなくて困ってたんですけど」

咲「受けるのが好きな人に代えてみたらスラスラと。流石末原さんです」

末原「好きちゃうって何度も言うとるやろがい!」

咲「好きじゃなければ同じ手に四度もやられたりしませんよ」アハハ

咲「そもそもその為に末原さんの所に来たみたいな所あるんですから」

咲「自分以外の人が誰かを責めている図は全然浮かばなかったんですけど」

咲「発想を逆転して、末原さんが誰かに責められている図を想像する事にしたら、相手が誰であれあれよあれよと」アハハ

末原「人を何やと…」ワナワナ

咲「あ、嫉妬しないで大丈夫ですよ。末原さん」

咲「色々な人で考えてみましたけど、結局私が一番末原さんを苛めるの上手でしたから」ニコッ

末原「そうやろうなぁっ!!!」

                カン

眠たいのでこれで終えときます。お付き合い感謝

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