咲「あれ?部室の鍵が開いてる」ガチャガチャ
咲「誰か居るのかなぁ」
ギィィィィィィ
バタン!
パチン
咲「えっ?」
咲「今、鍵の閉める音が……きゃあああああああああ!」
咲は何者かの手で口を塞がれた
?「ハーハー……、クンクン、ええ匂いや」スーハー
咲「んっ……んーーーんーーー!」バタバタ
?「動くな。うちはレズや」サワサワ
咲「のどかちゃん!?」クルッ
末原「和?あぁ、原村さんかいな。一年生みんな伸びてるんちゃうかな」
ビリリリッッ
咲の服を破る末原
咲「きゃああああああああ!!!!!」
末原「動くな言うたやん。麻雀じゃヒーヒー言わされたけど、レズセックスにはうちに分があるんやで」モミモミ
咲「んんっ……///」
末原「小さいオッパイや。姫松じゃこんな小さい子、他にはおらんで。だが、それがいい」モミモミ
咲「やっ……やだぁ……」ポロポロ
末原「んんっー泣き顔もたまらんなぁ。麻雀で泣かせたかったけど、しゃーないな」カプッ
咲「あっ……あっ!あっ!?」
末原「……」コリコリ
末原「なぜか部室にベットもある事やし、移動しよか。抵抗せんかったら痛くはせんで」
咲「……」カタカタ
ガンッ!ガンッッ!バンバン!
激しく扉を叩く音がする
末原「誰や……やかましい。今、取り込み中じゃ!」
京太郎「鍵がかかってやがる」
優希「職員室に行って、予備の鍵を貰って來るじぇ」
和「そんな余裕はありませんッッ!咲さん、そこに居ますか!?」
末原「……わかってるな」
咲「……」コクン
末原「そうや……大人しく小鹿のように震えてれば……」
咲「のどかちゃん!」
末原「このっ!」ヌプッッ
和「鍵、壊しますね」
京太郎「え?」優希「は?」
バキッ、バキバキッ、ベコッ
和はドアノブごと鍵穴を引き千切った
ギィィィィィ
和「な…に…があったんですか……」ワナワナ
咲「ううぅぅぅぅぅ……」ポタッポタポタ
末原「こんな形で処女膜を破る事になるなんてな。あんたが悪いんやで」
和の目に映るは、股を抑えてうずくまってる咲
そして中指にべっとりと血がついた末原
末原「咲ちゃんの初めて、もーらーい」ペロッ
末原「ふふふ、うち、処女の子の初めて貰うの夢だったんや~」ニコッ
和「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ブオン
和は大きく左手を振りかぶって……、末原に殴りかかる
ガシッ
末原「ふむ、悪くないパンチや。さては、あんたもレズやな?」
原村和の全力パンチを右手で受け止める末原
和「それが何だと言うのですか!」ブオン
和は右手でも殴りかかる
パシッ
末原「うちもレズや。どちらが宮永さんに相応しいか決着をつけようか」
右手も受け止める末原、両者両手で握り合う形になる
和「貴方は咲さんの何なんですか!部外者でしょうに!?」グググ
末原「末原恭子、宮永咲の存在に心奪われた女や!乙女座のうちにはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられへんのや!」グググ
和「なにが……運命ですか!全国大会で対戦しただけの癖に」
末原「それはきっかけに過ぎん!これから濃厚な愛生活、略してアイカツするんや」
和(こんな細腕、へし折ってやります……。唸れ!私のiPS細胞よ)
和「はああああああああああああ!」
末原「うちの事、か弱い乙女やと思ってるんか?まぁ、頭脳プレーの方が得意なんやけどな」
末原「iPS細胞はあんただけのもんやないで!むぎゅうううううううううううう!!!!!!!」
バキッ……バキバキッッ!
和「ぎゃああああああああああああああ!?!?!?!??!」
末原「ふんっ!」ポイッ
和の両腕を折って、ブン投げた末原
グシャア
和「……」ピクピク
咲「あっ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ジョワー
末原「繊維喪失したみたいやね。さて、宮永さん。これでわかったやろ?うちには逆らえへんって事が」
咲「は、は、はひぃ」
末原「島があるんや。iPS島。宮永さんと二人で過ごしたくって用意して貰った島や」
咲「……」カタカタ
末原「そこで二人っきりで余生を過ごそう。大丈夫、不自由はさせへんで。うちも麻雀やってれば宮永さんと互角に戦えるくらい成長するかもしれん」
咲「ははは……」カタカタ
末原「子供は何人作ろうか?でぇじょうだ、iPS細胞がある」
咲「子供ですか……」カタカタ
こうして咲は連れ去られた
数時間後、保健室
和「……はっ!?咲さんは!」ガバッ
久「ああっ起きたのね。もう咲なら退学したわよ」
和「退学!?そんなバカな!」
久「ごめんね。ただの高校生の私には何もする事が出来なかった。咲はiPS計画の最初の母体なんだって」
和「咲さんの意思は!」
久「考慮されてないみたいね……、悲しい事だけど」
和「そんな事、許されません!私が必ず連れ戻し……ぐっ…」ヨロッ
久「両腕折れてるんでしょ?ゆっくり休みなさいよ」
ドドドド
船の上
末原「代行、もうすぐ着きますか?」
代行「イッヒヒヒヒ、もうすぐ着くでー」
咲「おえー」ウップ
末原「しかし無人島なんかよく用意出来ましたね」
代行「いやーたまたま漂流した島で黄金まで見つけてな。これで実験の資金はたっぷりアリアスやで」
末原「iPS細胞による同性同士での子作り実験。うちと宮永さんが選ばれるなんて光栄です」
代行「私も成功したら、末原ちゃんの子供欲しい~」
末原「イヤです」
漫「あっ、岸が見えましたよ」
代行「じゃあ、二人で頑張るんやで」
末原「はい。食料は自給自足ですかね?」
漫「数か月分の食料はありますよ」
代行「定期的にうちか荒川ちゃん来るし、足りないものは言って」
末原「わかりました。しばらくは宮永さんとのイチャラブ生活を楽しみます。しかし、この島建物はあるのに人は居ないんですね?」
代行「数年前にガス爆発があって、その時に住んでた人達はみんな死んだって言われてるで」
漫「うわっ……怖い島ですね」
代行「まぁわけありの島やから実験には最適なんよ。誰も近づこうとせーへん」
漫「近辺の島の漁師たちに畏怖されてますよね」
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咲「……」トボトボ
末原「宮永さん、手繋いでいいかな?///」
咲「……」コクン
末原「宮永さんの手、冷たいで。海風に当たったからかな?」ギュッ
咲「……そうですね」
永水女子
霞「あら?あらあら?」ピキーン
初美「どうしたんですかー?」
霞「いやぁねぇ、誰かあの悪食島に入ったみたい」
初美「ふーん、別に使ってない島ならいいんじゃないですかー」
霞「あの島には黄金を置いてるのよねぇ……。心配だわ」
春「黄金よりお菓子だよ。ケーキに焼肉も捨てがたい」ポリポリ
初美「これ以上デブってどうするんですかー、デブは霞さんだけでいいですよー」
霞「くっくくくっくくくくく、ひーっひひっひひひひひひひひひひひひ!!ってはっちゃん、誰がデブですか!?」
巴「キルミーベイベー!」
ドンガラ、ガッシャーン!
巴が霞の所へ投げ捨てられて現れた
ヌッ
和「すいません、少しお訪ねしたい事があって来ました。手荒な真似してすいません」
初美「ぎゃあああああああ!巴ちゃん!?」
霞「……貴方は清澄の原村さん」タジッ
春「……」ポリポリ
和「すいません、宮永咲の居場所を占って下さい。お願いします。オカルトにもすがりつきたいんです」
和「どうかこの通り……」ドゲザ
霞(って言うか、この子両手折れてるわよね?)
春(ヤっちゃう?今なら簡単に退治出来るんじゃないの)
初美(まぁ慌てる事ないですよ。姫様の意見を聞いてから)
ガラガラ
小蒔「困ってる人は見過ごせません!力になりましょう」
霞「えっ、ホントに?」
和「ありがとうございますありがとうございます……」
霞「宮永咲ちゃんの居場所ね。別に占わなくても検討ついてるわよ」
ドドド
船の上
和「まさか無人島まで用意してるとは」
霞「ホントは私の島なんだけどね。不法侵入だわ」
和「そこに咲さんが囚われてるはずです。必ず助けます」
小蒔「私達も手伝いましょうか?」
初美(冗談じゃないですよー)
和「いえ、この闘いはレズ同士の闘い。ノンケの人の力を借りるわけにはいきません」
霞「好きにしてちょうだい。さて、着いたわよ」
春「ティロ……フィナーーーレ!」ドーーーーーン
派手な祝砲と共に和が駆ける
隠れ家
末原「はぁはぁ……、咲ちゃん次は指二本やで」クチュクチュ
咲「んっ……あんっ…あんっ」
末原「二本入ったー!かき混ぜたるからなー」グニュグニュ
咲「……ッッ!あっー!ああーーーーー!!」
ドーン!
地鳴りのような音
末原「なななななな、何や!?」
咲「はぁはぁ……地震?」
末原「いや……地震やない、この音は」
末原「誰かが攻めて来たんやろな」
咲「もしかして……和ちゃんが!」パアァァァァ
末原「ふふん、果たして原村がここまで辿り着けるかな?うちが用意した数々のトラップを潜り抜けて……、フッフッフ……アッハハハハハハ!」
和「待って居て下さいね、咲さん。必ず末原恭子を倒して、貴方を救い出してみせます」タッタッタ
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和「私達の闘いは!」
末原「これからや!」
終わる
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