咲「うわ…タンスが動いてる…」 (68)
咲「お父さんどうしよう早くzip見たいのに服が着替えられないんだけど」
父「そのまえに着ていた服を脱ぐのをやめないか」
咲「タンスをどうにかしないと…あぁzip始まっちゃった…」
父「いや年頃の娘がそんな格好しているほうが問題だ、早く着替えなさい」
咲「あぁもううるさいなぁ」カン
父「うぐっ…」
咲「タンス…あっ外へ行っちゃったよ…」
咲「うーん服はタンスの中だし…zip…服…zip…服……」
咲「はぁ…仕方ないこのまま追いかけるか」
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咲「タンスが歩いてるってシュールだなぁ…」
和「私としては同級生の部員が裸でタンスを追いかけている図の方がシュールに感じますが」
咲「あ、和ちゃん調度いいや、タンス捕まえるの手伝ってくれない?」
和「いいですよ、でもどうやって捕まえるんですか?動いてますよ?」
咲「やだなぁそれは和ちゃんが考えることだよ」
和「その前に私のことをわと呼ぶのをやめていただけませんか」
咲「ごめんね和ちゃん、捕まえるにあたって和ちゃんのその色気でタンスを悩殺して欲しいんだけど」
和「その前に私のとこをほうと呼ぶのをやめていただけませんか」
咲「ごめんね和ちゃん、悩殺のための水着は…よいしょっと、はいこれでお願い」
和「あの」
咲「どうしたの?」
和「今タンスから水着を出しませんでした?」
咲「やだなぁその辺に落ちている水着を使ってもらうわけにもいかないでしょ?」
和「えぇでもタンスを捕まえるために…えぇ…」
咲「いいから早く着替えてよっ!」カン
和「SOAッッ!」
咲「あぁ和ちゃんいきなり倒れこまないで」
咲「仕方ないなぁ和ちゃん先に追いかけているから早くきてね」
咲「あぁタンスがぶっ倒れてる…」
優希「おぉー咲ちゃんどうしたんだ?」
咲「あぁ優希ちゃん」カン
優希「ぐぇ…い、いきなりなにするじぇぇ……」
咲「ビックリしたからだよ、それよりこのタンスを起こすの手伝ってくれない?」
優希「お、お安い御用だじぇ、こんなタンスごとき私のタコス力があれば…」
咲「それにしてもこのタコス美味しいね」モグモグ
優希「 」
咲「でも私はチリよりもミートの方が好きかな…あれ?どうしたの優希ちゃん」
咲「……死んでる」
咲「そんなわけないけどね、あっタンスがいつの間にか一人で起き上がって走りだしてたよ」
咲「優希ちゃん、それじゃぁ私もう行くからね」
咲「あぁタンスがぶっ倒れてる…」
優希「おぉー咲ちゃんどうしたんだ?」
咲「あぁ優希ちゃん」カン
優希「ぐぇ…い、いきなりなにするじぇぇ……」
咲「ビックリしたからだよ、それよりこのタンスを起こすの手伝ってくれない?」
優希「お、お安い御用だじぇ、こんなタンスごとき私のタコス力があれば…」
咲「それにしてもこのタコス美味しいね」モグモグ
優希「 」
咲「でも私はチリよりもミートの方が好きかな…あれ?どうしたの優希ちゃん」
咲「……死んでる」
咲「そんなわけないけどね、あっタンスがいつの間にか一人で起き上がって走りだしてたよ」
咲「優希ちゃん、それじゃぁ私もう行くからね」
咲「あれ?あそこにいるは部長?」
咲「おーい部長ー!そのタンス捕まえてくださーい!」
久「あら?後輩が裸でタンスを追いかけていてその手伝いを私に求めているわ?これはどういう意味かしらね…」
久「…ボケろってことね!」
久「おりゃっぐはっ!」
咲「部長、一人でタンスにぶつかって倒れて気絶したフリまでして何がしたいんですか?」
久「タンスにぶつかってスタン…ってね!」
咲「じゃぁほんとにスタンしててください」カン
久「きゅっ」
咲「…部長らしからぬ可愛い声ですね」カン
久「ぐふぇっ!」
咲「あららホントに気絶しちゃったよ…あっタンスがあんなに遠くまで…」
咲「それじゃぁ部長、私もう行きますね…って聞こえてないか」
咲「あっタンスが喫茶店の中へ入っていく…ってここ……」
まこ「おっ咲か、いらっしゃい」
咲「やっぱり染谷先輩の店だったんですね、ところでタンスみかけませんでした?」
まこ「おう、そこで打っちょるよ、もうそろオーラスなんじゃないかね?」
咲「ありがとうございます」カン
まこ「なんでェッ!?」
咲「なんとなくです、さてタンスの打ち筋はどんなもんかな…?」
タンス「…」リーチ
タンス「…」ツモ
タンス「…」ツモ
タンス「…」カン、ツモ
咲「……なんとなくお姉ちゃんや私に似ているような…あっ対局が終わった…」
咲「なんだか私も打ちたくなってきちゃったよっ」カン
客A「考慮っ」
客B「ギャーし」
客C「まくられっ」
咲「麻雀って楽しいよね!」
咲「さてタンスがこっちの方に…いたいた」
モモ「あなたが宮永咲っすね…」
咲「うわっいきなり出てこないでよ」
咲「えっと…何か用ですか?」
モモ「しらばっくれても無駄っすよ…先輩のカタキとらせてもらうっす!」
咲「三流にふさわしいおめでたい…めんどくせぇ死ね」カン
モモ「センパイーーッ!」
咲「あぁっタンスが遠くに行っちゃったよっお前のせいだっ」カン
モモ「ギャーっす!」
咲「はぁ…はぁ…さて追いかけなきゃ…」
咲「もうっ走るはめになっちゃったよぉ…喉も乾いてきたし…」
咲「いいよあのタンスにはたしかチューペットが入っていたからそれでも飲めばいいんだ…」
咲「はぁ…はぁっ…ふぅ…もう駄目…」
ワハハ「ワハハ~そんな体力で大丈夫か?」
咲「一番良い体力を頼む…って鶴賀の…部長さんでしたっけ?」
ワハハ「ワハハ~そう言ってくれたのは君が初めてな気がするよ、もし良ければ車を貸そうか?あのタンスを追いかけているんだろう?」
咲「えっ良いんですか?ありがとうございます、あのタンスを追ってください」
ワハハ「撃ち落せば良いんだろう?タンスを!」
咲「いや追いかけてね」カン
ワハハ「ワハッ!」
咲「あー…動かなくなっちゃった、まぁいっか、車だけ借りますね」
咲「免許証とか無いけどたぶん大丈夫だよね」
咲「…そういえば裸だから寒いよー…暖房でも付けようかな」
?「…っ!…っ!」
咲「?なんか後ろに乗ってるのかな?……気のせいということにしとこう」
咲「タンスが…ショッピングモールに入ってっちゃったよ…」
咲「あそこよく迷子になるから嫌なんだよねー…まぁいっか」
咲「またくるから暖房付けっぱでいいよね…温度は最強でいっか」
?「…っ!…っ!!」
咲「行ってきまーす」バタン
咲「タンスは大きいからよく目立つね」
香織「ふぇぇ…ここどこ?」
咲「あ、えっと…鶴賀の人だ」
香織「…?あっ清澄の…怖い人!」
咲「怖くないよー?」
香織「えっじゃぁ怖くない人です!」
咲「そんなことよりタンスを捕まえるの手伝ってよ」
香織「は、はい!リーチします!」
咲「いや麻雀している場合じゃ」
香織「ツモです!えっと裏ドラは…ありませんね」
咲「だから麻雀している……」
香織「対々和…三暗刻でしょうか?えぇっこれ役満なんですかぁ!?」
咲「もういいよ」カン
香織「はわっ!」
咲「あぁタンスがあんなに遠くに…」
咲「鶴賀の人に会うとロクなことが無いよ」
咲「さっさと追いかけなきゃ」
咲「…殺気」カン
睦月「…うむっ」ガッ
咲「………相当の手練だね、クマぐらい簡単に撃退出来そうな…あなたが噂の闘牌雀士かな?」
睦月「…うむ」カカカッ
咲「カンっ!」カキィン
咲「やるね…でもここは人が多いショッピングモール、いつまでそんな牌ばかり投げていられるかな?」
咲「それにね…私の嶺上開花が牌投げごときに負けるわけが無いんだよ」カン
睦月「うむんっ…」ガッ
咲「もういっこ」カン
睦月「うっ…むぅっ!!」ガガッ
咲「もいっこ…」カン
睦月「うむあっ!」
咲「……ツモ、麻雀って楽しいよね」
咲「…ふぅ、あぁタンスを完全に見失ったよ…」
咲「まぁ大きいからすぐに見つかるよね」
咲「タンスータンスー…」
咲「おやあそこにいるのは…」
未春「…呼んでないからね」グサー
華菜「ギャーし」
咲「こんにちわ」
未春「あぁこんにちわ、なんで裸なの?」
咲「いろいろあってね、なんで包丁持ってるの?」
未春「ナスを切るためだよ…あぁナスがいるんだった…それじゃぁね」
咲「バイバイ」カン
華菜「ギャーし」
未春「じゃぁね」グサー
華菜「ギャーし」
華菜「1レスで三回もやられたのは初めてだし」
咲「知らないからね」カン
華菜「四回になったし」ギャーシ
咲「ところで未春さん、タンス見かけなかった?」
未春「あぁタンスなら向こうの方にあったと思うんだけど」
咲「いやタンス売り場じゃなくてタンスが走ったり歩いたりしてると思う」
未春「なにそれ怖い」
咲「ところでなんでおでこにいぼができてるの?」
未春「気にしてること言わないでね」グサー
華菜「ギャーし」
咲「ごめんね、それじゃぁそろそろ行くから」
咲「あっタンス発見」
咲「見つからないように行くよー」
咲「そりゃっ捕まえた」
タンス?「うわっおいやめろよ」
咲「えっこのタンス喋る」
タンス?「俺はタンスじゃねぇ!タンスだけど…」
咲「あっ龍門渕の…」
タンス?「そーそー、お前んとこのタコスをけちょんけちょんにした」
咲「優希ちゃんを悪く言わないで」カン
純「純さ…ぐっ!」
咲「全くもってふてぶてしい奴だったよ」
咲「タンスのコスプレなんかして紛らわしいよ」
咲「よく見たらタンスのコスプレ軍団が…」
咲「さっきから私いろんなことを説明してばかりな気がするよぉ…」
咲「タンスだらけでわからないから手当たり次第に叩いてみるよ」
咲「えいっ」カン
タンス?「うわっ」
咲「そりゃ」カン
タンス?「ぱ、パソコンが…」
咲「そぉい」カン
タンス?「ですわっ!?」
咲「うーん、うちのタンスは喋らないからなぁ…」
咲「というかどこかで聞いたことあるような声ばかりだったけど…」
咲「一つずつ剥いて確かめようかな」
咲「まずこの妙に露出が多くてタンスとはまず見間違えなさそうなこのタンスからいくよー」
咲「えいっ」
咲「あれ?」
一「いてて、あー死ぬかと思った」
咲「あなたは一さんじゃないですか!」
一「あぁ咲ちゃんか、どうしたのいきなりカンしてきて…」
咲「タンスを探してたんだよ」
一「あぁそれでタンスだった僕達を…」
咲「一さんはどうしてタンスになってたんですか?」
一「その前に僕はいちじゃなくてはじめだよ」
咲「変換で出ないんだよ」カン
一「理不尽ッ!」
咲「あぁ聞く前にやっちゃった…」
咲「まぁいいや次の人に聞けばいいんだよね」
咲「それじゃぁ次はこの…中からすっごいカチャカチャ音のするこのタンス行ってみよー」
咲「そいやー」
咲「うはぁ」
智紀「……」カチャカチャカチャカチャ
咲「これはなんというか…」
智紀「く、そ、す、れ、お、つ…」カチャカチャ
咲「荒らしやめてね」カン
智紀「ねらっ」
咲「ネラー怖いね」
咲「さて、どうしてこんなことになったんだろう」
咲「その前になんでタンスなの」
咲「あと一人しか居ないし…丁重に扱わないと…」
咲「最後はこのなんかもにょもにょ触手っぽいのがうごめいてるタンスだね…既にタンスじゃないね?」
咲「ほれどっこいしょ」
咲「んっ…なんか抜けないよ」
咲「…えいっ」ブチッ
透華「ですわっ!?」
咲「…あっ」
咲「なんかアンテナが引っこ抜けて…」
咲「うわぁエグいエグい誰がこんなことを」
咲「…このアンテナは貰って行くね」
咲「さて…このタンスもなんでかわからずじまいで…」
咲「とりあえずタンスが見つかったからね…そっちに行くしか無いね」
咲「今度こそ家のタンスでありますように」
咲「あっ風越の細目さんと太めさんだ」
星夏「酷い呼び方ですね!?」
純代「ふ、太め…」ズーン
咲「とりあえずタンス追いかけてるので、さようなら」
星夏「ま、待ってください!言われたままで帰れませんよ!」
純代「焼き鳥は…嫌だ」
咲「何言ってるんですか私はタンスを追いかけなきゃ…」
星夏「いいえ今日と言う今日は…」
咲「あぁめんどくさい」カン
星夏「がっ」
純代「ぐふっ…」
咲「もう…私のセリフが減るじゃない」
咲「あぁもう絡まれるなんて不幸だよー」
咲「さっさとタンスのところへ行かなきゃ」
咲「うーん…これは…」
美穂子「……」ギュッ
咲「すいません美穂子さん、歩きにくいです」
美穂子「だめですっウチの文堂さんと深堀さんに謝ってもらうまで離しません!」
咲「えー…じゃぁ」カン
美穂子「うぐっ…ぼ、暴力に訴えても駄目ですよっ!」
咲「耐えられた…うーんどうしよう…あぁタンスがどっかいっちゃうよ」
咲「…美穂子さん、私の格好を見てください」
美穂子「え?……裸ですね」
咲「では次に自分の格好を見てください」
美穂子「は、はぁ…って…は、裸ァ!?」
咲「百八まである嶺上開花術のうちの一つ服転身ですよ、それではさようなら」
美穂子「まっ…ふ、服だけでもぉ…」
咲「さてタンス…あぁ!外に行っちゃうよー!」
咲「あなたのせいですよ!」カン
美穂子「きゃっ」
咲「幸い車のほうだよー…」
咲「さて早く行かなきゃ」
咲「ん…?」
純「あ、おいお前!さっきはよくも!」
咲「急いでるから」カン
純「ぐえ」
透華「純!?よ、よくも純を!くらいなさい!私の電気ショックを……あら?」
咲「あぁアンテナならさっき千切れちゃったから…」
透華「ち…ぎれ…?……はぅ……」フラッ
咲「あぁ勝手に倒れちゃった…なんでだろ、貧血かな?」
咲「個人的にセリフが少ないと感じたからってまた出すのは卑怯だと思うんだよね」
咲「出たら出たで酷い扱いだしね」
咲「ってこんなことしてる間にタンスがどっかいっちゃったよ」
咲「とりあえず車戻ろうかな…」
咲「…なんか車の周りに人だかりが…」
咲「どうしたんですか?」
靖子「ん?あぁ、どうやらこの車の持ち主が中に動物を入れて暖房をかけたまま放置してしまったようでな…」
咲「あっ聞きたくない」カン
靖子「ぐふぇっ!?」
咲「はぁ…どうなってるんだろ?」
咲「あれ?でも私が来てもなんとも無いってことは…」
咲「あっ…免許証…」
ワハハ「な、なんで私はなにもしてないぞー…」
モブA「うるさいお前がやったんだろ!」
モブB「犬の体調管理も出来ないようでよく車乗ってられるな!」
モブC「オイお前免許証出せコラ、ついて来い」
ワハハ「じ、ジッ○イ…なんでこんなことに…」
衣「と、智美は悪くないよ!悪いのはこの車を勝手に使ったやつだよ!」
ワハハ「そ、そうだな…犯人がわかればいいんだが頭を打って記憶が…カンと聞いた覚えはあるんだがなー…」
咲「……しーらない」
咲「とりあえず離れよ…」
咲「さてタンスがどっかいっちゃったし…どうしようかな?」
1.もう家に帰ろう(1レス後終了)
2.まだだ、タンスを探して全国を回ろう(全国編へ続く)
3.スレ立て失敗してんじゃねーよ糞が昨日のスレどうすんだよ(1へカン(物理))
直下に安価
咲「うわ唐突に安価出して大丈夫なのかな…何も来なかった場合勝手に家に帰るからね、私」
スレ立て失敗には誠に申し訳ありませんでした…前スレといいますか昨日咲「お父さんタンスが動いてるよ」とのスレタイでスレを立てさせていただいたのですが書き込もうとしたらエラーが吐き出され…今日も試してみたところどうやら謎のバリアが貼られているようでHTML化依頼を出させていただきましてから新規にこちらのスレを立てさせてもらった所でございます。
十分反省はしておりますので切り替えてここから全国編行かせていただきます。
それと日付越えそうなので今のうちに酉さんつけておきますね、無事に付けれるか不安ですが…
咲「よし、東京についたかな?」
咲「とりあえずお姉ちゃんの高校を探して適当に歩こうかな」
咲「………白糸台は見つからなかったけど阿知賀は見つかったよ」
咲「ということはここは奈良だね、まぁいいや、よってくよ」
静乃「うおおおぉぉぉぉぉ!!!」
咲「うわっ危ないじゃない」カン
静乃「ぐへっ……いてて…な、何するんですか!」
咲「いや危なかったから」
静乃「そんなことより…ってみ、宮永咲!」
咲「あれ?私のこと知ってるの?」
静乃「本編のどのタイミングかわかんないけど私!燃えてきた!うおおおぉぉぉ!!!」
静乃「宮永!覚悟!」
咲「うわっ危な」カン
静乃「ぐへらっ!?」
咲「うわ、これは女の子が発しちゃいけない声だよ…」
咲「とりあえず中に入ってみようかな、この子が来たってことは今日部活なんだろうし」
咲「…SS内でも時間経過がよく分かんないとかやだこれもー」
咲「おじゃましまー…うはぁ」ムシッ
宥「あらぁ~いらっしゃ~い」
咲「暑い…げ、原因は…あのストーブかっ!」カン
宥「えっちょっまって…キャーッ!」
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
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TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
.LLLLLLLLLLLLL!::;' ::||'|:::::::::::::|.|.|..|ヾ;;|、;;;;;;;;;;;;;;;;! \ |:::::::
ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、 `、!:::::
「けほっけほっ…あぁストーブの近くの人が吹っ飛んだよ」
咲「これはさすがに…生きてないかな?」
宥「…こほっ……アッタカーイ」モフモフ
咲「いやこえーよ」カン
宥「きゅっ」
咲「……」カン
宥「やみばっ!」
咲「悲鳴は腹から出てこそ美しい…」
咲「取り繕った悲鳴なんていらないんだよね」
咲「さて…風穴があいた校舎…」
咲「これはもしかしたら…あの先生に会えるかも…!」
咲「楽しみだよー!」
咲「……はぁ」
晴絵「………」
咲「さっきの爆発の瓦礫に埋まってるとか…」
咲「失望したよ!あなたがそんなに弱い人だったなんて!」
咲「噂に聞いたよ!あのすこやんから跳ね満を直取りしたことのある雀士がいるって!」
咲「私はそれが誰か調べたんだよ…」
咲「そしてわかったんだ、その人は今は阿知賀の監督をしている赤土晴絵だって」
咲「今日あなたの勤めている学校に来ることができた…あなたに会えるとワクワクしてたのに…」
咲「…もう一度言うよ、失望したよ」
晴絵「ま、麻雀の強さと瓦礫で埋まらないことは違……」
咲「あっ生きてる!」カン
晴絵「ぐぇっ!」
咲「あー……」
咲「まぁ直取りしたといっても高校時代だしね」
咲「そんなに期待してなかったからいいよ」
咲「あれ?……あそこにいるのは…」
咲「………うわー」
憧「しず!なんでどうして!だ、誰にやられたの!?」
咲「ボウリングでもしようかな」
憧「…牌が四個…全部西ね…」
憧「…麻雀…カンの使い手…」
咲「あっここ通りますねー」
憧「清澄のリンシャン使い…宮永咲!」
憧「よ、よくもしずを!覚悟!」
咲「いきなりなぐらないで」カン
憧「ぐえっ」
咲「…ふぅ!さてボウリング場にでも行こうかな」
咲「あーでも裸だから靴下も無いんだよね…」
咲「……なんだか一番麻雀をしてたころの気持ちを思い出したよ!」
咲「すいませーん高校生一人」
灼「いらっしゃ…うわっ宮永咲…裸じゃんどうしたの?」
咲「おや灼さんのボウリング場だったんですね」
灼「しゃくとかいうのやめ…」
咲「指図しないでください」カン
灼「くっ……負けるわけにはいかない…!」
咲「へぇ…避けるんですね…」
灼「バカにしないで…」
咲「晴絵さんはあんなに簡単にやられちゃったのにね…」
灼「晴ちゃん!?晴ちゃんに何かしたの!?」
咲「いきなり大きな声出さないで」カン
灼「くっ…」
咲「もいっこ」カン
灼「すねっ」
咲「ークアイ?まぁどっちでもいいけど…」
咲「さてボウリングを楽しもうかな」
咲「よっしボウリングなんかやめよう!」
咲「投げたのにスコアにGしかつかないなんて壊れてるね!」
咲「はぁ…途中灼さんのおばあちゃんがやってきたけどカンって言ったら倒れちゃったんだよね…」
咲「どうしよっかな…警察が来る前に逃げたほうが良いよね…うんそうしよう」
咲「さて…電車に乗ったけど…路線図が迷路みたいだったよ…」
咲「うーん…ここどこだろう?」
洋榎「ヤイノヤイノ」
セーラ「ワイノワイノ」
咲「んー…大阪の人だね…」
洋榎「おっええとこに宮永咲!!」
セーラ「あっコラ待ち!…って宮永やんか!何で裸やのん?カゼヒクデー!」
咲「騒々しい…何してるの」
洋榎「ん!見てわからんのか?咲ちゃんちゃんとお目目ついてるーん?」
セーラ「おいコラどアホ!失礼やっちゅーに、それに俺らこっち来てんやから分かるわけないやろ!」
洋榎「ん、それもそうやな、実はセーラがウチより足が遅いんやけど勝ちたくて勝ちたくてしゃ~ないらしいからしょうがなくこうやって教鞭を」
セーラ「お前ホンマどアホやなおい!俺がいつお前に負けたん!いっつも俺に勝負挑んで負けての繰り返しやんけ!」
洋榎「あぁ!?ふざけんとんちゃうぞおいボケコラ余所ん奴の前でくらいええカッコさせや!」
セーラ「スマンスマン…ってなんで俺が謝んねん!シバクぞコラ!」
洋榎「あ?テメェいつからそんな偉そうな口きけるようになったんじゃその口縫い合わせたろか!?」
咲「うるさい」カン
セーラ「えふっ!」
咲「お前も」カン
洋榎「ぎゃひっ」
咲「私をほったらかして喧嘩始めるとはいい度胸だね、この際誰が一番強いかハッキリさせようか?」
咲「……あれ、二人共気絶してるよ…思ったより防御は強くないみたいだね」
咲「まぁ性格からしてASぶっぱしてそうだもんね二人共」
咲「さて…と、どっちの高校に行こうかな…ってあれ?あれは…タンス!」
咲「そ、そうだよ!私早くタンスを捕まえて服を着替えなきゃいけなかったんだよ!」
咲「すっかり忘れてたよ…うーん人が多いなぁ…やっぱり大阪って感じなのかな…中心辺りからは外れてるはずなんだけど…」
咲「ていうかここはどっちなんだろう…姫松も千里山も結構離れてると思うんだけど…」
咲「ん…あれは!」
怜「はぁ…道に迷った…あと財布落とした…」
咲「おーい怜さん!」
怜「んー…ってうわっチャンピョンの妹やん…えらい…あーうん、白やな」
咲「何見てるんですかっ」カン
怜「ひでぶっ」
咲「ま、まったくもー!今までそんなこと言ってくるなんていなかったからビックリしちゃったよ!」
咲「って怜さんがいたんだからここは…千里山?」
咲「千里山なら…あのうるさい人も来ないだろうし大丈夫だね!安心だよー!」
咲「………うん、これは私の足がワープ機能を持ってるとしか思えないね」
恭子「だから漫ちゃん部活なんていいから早く私とデートしに行きますよ」
漫「やめてくださいよそんな多方向に煽りをかけているこのSSに拍車をかけるような発言は…ってあれ、あそこにおるんは…」
咲「来ちゃった」
恭子「あ――」
咲「遅いっ!」カン
恭子「すえぶっ!」
漫「せ、センパイ!?」
咲「ごめんね…このSS時間軸不明だからさ、私と直接会った人はあまり発言させるわけにはいかないんだよね」
漫「よ、よく意味がわからない!」
咲「いやあなたもくっそメタ発言してたからね」カン
漫「メメタッ」
咲「さて…ここが姫松高校だね!…おっとタンス発見!やっぱりここに来てたんだね!なんでか知らんけど!」
咲「そろそろ逃げすぎるからペイントボールでもぶつけておいたほうがいい気がしてきたよー」
咲「…うーん………麻雀部……」
咲「スルー安定だよね」
咲「ふむふむ…自習室…?タンスが居そうだね!お邪魔します!」
竜華「邪魔するなら帰ってやー」
咲「なんで麻雀部の人がココに…ってか姫松の高校でなんで竜華さんがいるんです?」
竜華「今なー姫松と千里山で合同合宿中なんよー!あと監督が特別に各地の強い高校生の子も集めたみたいで結構混沌としとるんよ」
咲「それで竜華さんが自習室にいる理由は?」
竜華「ここが千里山の宿泊室ってだけやでー」
咲「はぁ…他の人はみんなどこいってるんですか?…あー何人かは見ましたけど」
竜華「んーと…怜がさっき散歩してくる言うて出てったなぁ…あとセーラは姫松の愛宕さんに連れられてったな」
咲「あー怜さんならさっき…」
竜華「おっ怜と会ったん?ていうか怜のことれいってゆうのやめーや」
竜華「待ってな、今ミニ怜ちゃん呼び出してみるわ…」
ミニ怜「おー…竜華…ちょっと助けてーな…」
咲「…………」
竜華「えっ何があったん!?ど、どこにおるん!?」
ミニ怜「い、いま姫松高校から……ちょっとのところやな…竜華のおる自習室が見えるわ…」
竜華「そ、それで何があったん!」
ミニ怜「宮永や…チャンピョンの弟にやられたんや…あと白やったで、白」
竜華「白はわかっとるわ!…それより…み~や~な~が~さ~き~!」
咲「うわわっそんな古典的な怒り方しないで」
竜華「じゃかしいわ!ウチの怜に手ぇ出しといてよくウチん前に顔出せたなワレェ!」
咲「うわわ」カン
竜華「うぐっ…こ、これを怜にやったんやな…この痛み…倍返しだっ!」
咲「ふるいねたやめてね」カン
竜華「うぐえっ」
咲「あらら…倒れちゃった…」
咲「うーん…困ったなぁ…この人どうしよう…」
浩子「おや、どうしたんですか…って清水谷部長が倒れてますね…そちらの裸の宮永さん?」
咲「はぁいなんでしょう」
浩子「やりました?」
咲「やりました」
浩子「あらぁ…これから麻雀を打つんですからあんまり手荒な真似は…」
咲「あれ?怒らないんです?」
浩子「清水谷部長が負ける相手に勝てるわけ無いでしょ」
咲「頭良いねえ…」
浩子「ところで私が喋るまでにだいぶ時間が会ったんですけどなにかあったんです?」
咲「ふなQか浩子か表記で迷った上に漢字出す時にこうこで変換してて五分ぐらい無駄にしたんだよ」カン
こうこ「理不尽っ!」
咲「えっ身体が勝手に…えっと…ごめんね?」カン
浩子「いやなんでにかグエフッ」
咲「例え私がやったんじゃなくても中途半端な悲鳴は許せないんだよね…」
咲「ん…タンス!廊下を走ってったよ!」
咲「はぁ…息をつく暇もないね」
咲「はぁ…タンスが…あの教室か…追い詰めた!!」
咲「タンス!」
絹恵「あら、清澄の」
咲「なんでや!」カン
絹恵「うげぇっ」
咲「ってうげぇ!ここ麻雀部!」
洋榎「なんや騒々しい!ゆっくり麻雀打つことも出来へんやんけ!これでウチがトップ取れんかったら責任取れるんかオイゴラ!」
由子「心配しなくても今は断ラスなのよーこのままウチのトップなのよー!」
洋榎「ホイ清老頭、32000でとっぷののよーさんをチョッキリまくってあんたさんの飛び終了や!名前だれやっけ?白水さん?」
泉「そりゃ九州の人ですよー!うぅ…最後の最後で振り込みなんでそんなん考慮しとらんよ…」
由子「ンモー!あんたの振り込みでまくられちゃったのよ!」
由子「それにそっちでうるさくしたやつのせいなのよー!」
洋榎「責任転嫁はやめいやめいそれが実力っちゅーこっちゃ」
由子「ムキー!先にやったのはそっちの方なのよ!!」
咲「あぁもううるさいのはそっちやん!」カン
泉「なんでウチっ!」
咲「悲鳴が甘いっ!」カン
泉「ひぐっ!」
咲「我がカンの前に敵はなし…」
咲「ふぅ…そろそろ疲れてきたよ」
咲「カンを二回やるのもマンネリかな…」
洋榎「だったらやめーや…」
由子「おやー?いつもはもっと噛み付くのにいつもより大人しめねー?」
洋榎「う、うるさいなんもないわ…」
咲「あれ?そこにいるのは先程お会いした…誰でしたっけ?」
洋榎「あ、愛宕洋榎や!よく覚えとき!」
咲「あっ洋榎さん!よーく覚えておきますよあの泉さんでも一回耐えたカンを一回で気絶しちゃったあの洋榎さん!」
洋榎「ぬっぐぐぐぐ!お、お前ウチのことを馬鹿にしとるんかー!」
由子「うぷぷ…麻雀では飛ばした相手に実際の耐久力は負けてるって…うぷぷ…」
洋榎「わ、笑うなやぁ!」
由子「うっくくくく!!!笑えるのよー!私なら三回は耐えて見せるのよー!うぷぷぷ」
咲「ん?」
洋榎「今三回耐えるって言ったよね?」
由子「ひょ?」
咲「さぁ行くぜまず一面子目!ドロー!」カン
由子「うぎゃぁぁぁあああぁぁぁぁ!」
咲「二面子目!ドロー!」カン
由子「あああぁぁぁぁあああぁぁぁぁ!!!」
咲「三面子目!ドロー!」カン
由子「ぎゃぁぁぁあああああっぁあぁぁ!!」
咲「四面子目!ド――」
洋榎「もうやめてぇ咲ぃ!由子の命の点棒は0よ!もう勝負はついたのよ!」
咲「はぁ…はぁ…」
咲「じゃぁこっちで」カン
洋榎「うぐえっ」
咲「…ツモ、四槓子」
咲「麻雀って、楽しいよね!」
咲「ふぅ…ていうか麻雀部の合同合宿なのに麻雀打っとったのがあの三人だけってどういうことなの…?」
憩「それはな~咲ちゃん今な、タンスを探せっていうオリエンテーション中なんよ~」
咲「うわぁ、…ナースさん?」
憩「もちろん違うで~」
咲「ところでタンスを探せとは…?」
憩「それは朝会の事だった…いきなりタンスが現れて千里山の監督どーん!姫松の代行さんがギャハハ!タンスくるっと回ってどっか行っちゃった!」
咲「それで怒った監督が探せ!と言ったとか…?」
憩「ちゃうちゃう、愛宕シスターズが面白がってみんなを焚き付けてん、勝手に主導権奪って高らかにタンスを探せゲームを開催しちゃってね?それでみんな街に出たりして探しまわってるんよー」
咲「タンスならさっきここにはいって……ってあぁ!みんなをカンしてたらタンスがどっか行っちゃったよぉ!?」
憩「あはは、それじゃ私はこのへんで~」
咲「あ、まって!」カン
憩「ふべらっ」
咲「危ない危ない…」
咲「…?何が危なかったんだろう…」
咲「とりあえずタンスを探さないとね!」
咲「ふむふむ…この教室が怪しいってやっ!」
数絵「うわっ…あぁ咲ちゃんか…」
咲「おや○んぽさん」
数絵「へんなところで伏せ字しないでね」ナンニュウ
咲「うわっとやめてよね」カン
数絵「うっ…わ、私の南場の支配を受けてなおカンできるの…」
咲「麻雀関係無いからね」カン
数絵「うぐっ…ま、まだやれる…」
咲「だれが化け物じゃ」カン
数絵「うぐはっ」
咲「まったく…コミックス派の人にはまったくわからないよねこれ」
咲「いやでも一コマは出ていたしアニメを見ていない人のほうが少ないのかな…?」
咲「って早くタンスを探さないと…大阪の人に先に見つかったら大変な気がするよー…」
咲「さて…高校からちょっと出ようかな…?」
咲「んー…あっこれって展望台…?上からタンスでも探そうかな…」
咲「うん、同じような考えの人がいそうな気がするけど…まぁいいよね!」
咲「…ふむふむ…これはなかなかいいおもちをおもちで…」
絹恵「…はい?」
咲「いやいやこっちの話です、さて何か見えますか?」
絹恵「あーあそこの公園でさっきお姉ちゃんとセーラさんが仲良う遊んでてね?」
咲「ふむふむーそれはどれくらい前ですー?」
絹恵「ちょうどあなたが姫松高校へ入る前らへんですかねー…」
咲「…なんで私が入っていったのを見てたの?」
絹恵「そーれーはー…あなたに復讐する時を計っていたんだよっ!!」
咲「うわっと…これが噂の絹キック…」
絹恵「キッシャー!人形を天井まで飛ばすのなんて朝飯前やでー!?」
咲「そういう時間軸がよく分からなくなるような発言はやめてね」カン
絹恵「なんのっ」
咲「…!?受け止めた…だと?」
絹恵「これでもキーパーだったもので…」
咲「いや知らないからね」カン
絹恵「ぐへらっ」
咲「まったく和ちゃんみたいなおっぱいのくせに…」
咲「自分のお姉ちゃんが勝てなかった相手に勝てると思ったのかな?」
咲「……正直こっちのほうが苦戦したんだけどね」
咲「これは家でも結構やられてるっぽいなぁ…愛宕シスターズの関係が見えたよ…」
咲「さてさてタンスはどこかなーっと…んん?なんか今校門の辺りに…」
咲「ゲェッ!?今高校から出てきたの…!?」
咲「こ、こうしちゃいられない…あぁどっちへ行く…?」
咲「…大阪駅の方向へ全力ダッシュだね…」
咲「追いかけなきゃっ」
咲「はぁ…タンスが大阪駅から…あぁー…もうどこに行ったのかもうわかんないよ…」
咲「うーん…」
咲「そうだよこういう時に安価に頼ればいいんだよ!」
咲「私の勘によると…北海道ら九州のどっちかにいるね!」
咲「どちらにいくか…!」
咲「安価直下だよ!」
1.北海道:有珠山→宮守→東京ルート
2.九州:永水→新道寺→広島→東京ルート
3.そんなとこ行かなくていいよ大阪だけやってろよルート
4.いいから家帰れよルート
5.その他(内容)
咲「4はこんなスレ落とせって人向けだね!」
咲「ふぅ…さてはやく電車に乗って……」
タンス?「ふぇぇ…道に迷っちゃったよ…」
咲「あっ電車に乗るまでもなくタンス発見!確保っ!」
タンス?「うきゅっ…や、やめてよね」カン
咲「くっ…え?…か、カン?」
タンス?「えっその声は…私?」
咲「どういうことなの…?」
咲?「えっ裸の私がなんで私の上に馬乗りになってるの」
咲「そのまえになんでタンスの私はタンスなの」
咲?「なぜって……タンス?」
咲「タで始まってスで終わるものは?」
優希「タコスだじぇ!!」
咲・咲?「「黙っててね」」カカン
優希「うっぐっえぇぇ……」
咲「…二人でやったらすごく吹っ飛んじゃったね」
咲?「ごめんね…つい手が出ちゃったよ…」
咲「はぁ…優希ちゃん生きてるかなぁ?」
咲「ていうか私の着替えは…?」
咲?「私が全部食べた…ハッ」
咲「……この声…と発言…」
咲?「な、何言ってるの?ワタシサキダヨー」
咲「声真似がもう上手く言ってないよ!!」
咲「お姉ちゃん!」カン
咲?「うっぐ!」
照「…なかなかやるようになったね、咲」
咲「お姉ちゃんも声真似うまくなったじゃない…ただし今はそんなこと言っている場合じゃないんだよ!」
咲「服が着れるとさっきから思ってばかりだったから急に裸が寒くなったんだよ!!」
照「それなら南のほうへ行けば良い…南は暖かいから…」
咲「そうか…そこで服を調達すれば…!」
照「それかこの私がいつも口に含んでいる3歳の頃の咲の服を着…」
咲「変態発言はNGだよ!」カン
照「げるっ」
咲「はぁ…実の姉まで手にかけることになるなんてまったくもって…」
咲「ていうか大阪で暴れていたのは私のタンスじゃなかったんだね…なんだったのここでの争いは…」
咲「よしっとりあえず…九州に行き先は決まったね、暖まりに行こう」
珍しい咲スレなのにキャラの性格どころか名前すら間違ってる予想以上にクソスレだった
>>53 な、名前間違い…申し訳ありませんどこでしょう…
>>53 香織じゃないですね、佳織でした…以後気をつけます。あと性格が変なのは仕様です。
咲「さて九州まで来たよー!」
咲「まったく暖かくないよ!」
咲「誰だよ南は暖かいとか言った奴!私のお姉ちゃんだよ!!」
咲「はぁ…とにかくまずは暖をとらなきゃ…風が強いだけに向こうよりも寒く感じる…」
咲「うぅ…暖が欲しいよぉ…」
咲「チクショウ!なんでこんなに寒いのっ!」カン
野依「ふみゅっ!」プンスコ
咲「あれ?なんか当たった?」
咲「ゲェ!?野依プロ!」
咲「ど、どうしよう…」
咲「と、とりあえずこのマフラー貰っていきますね」
咲「……みさきさんが来る前に逃げよう」
咲「ふぅ…さてどうしような…」
咲「あーやっぱりマフラー暖かいなー…襲って正解だったかも」
咲「さてどこまで来たかわからないけど…ん?あれは…」
哩「なぁ花田…うち来んか?」
煌「す、すばらぁ…で、でも部長には姫―」
哩「―――んっ…これでもまだわからんと?」
煌「す、すばらぁ~…」ポー
哩「なぁ…スケベしようや…」
咲「ふしだらっ!」カン
煌「へべっ」
哩「っ!…ちっあとちょっとやったとに邪魔んはいっとかね…まぁよかよ次行くばい」
咲「あっこら!…私のカンから逃れるなんて…」
咲「あ……悲鳴すら聴いていないよ…」
咲「とにかく追いかけるよー…!」
咲「はぁ…はぁ…あの人体力ヤバイね…どこに行ったの」
?「ぶ、部長!こんなとこで…」
?「二人っきりんときは名前でゆーたろ…」
咲「…!こっちか!」
哩「なぁ美子…ええやろ?」
美子「…哩ちゃん……んっ…」
哩「口ではいやいや言ってもこっちは――」
咲「だからR指定はNGだってば!」カン
美子「ふぐえっ」
哩「ぐっ…ちっ!よかよ次にいくと!」ササッ
咲「くそっ!」カン
咲「待てっ」カン
哩「…」ヒュンヒュン
咲「はぁ…はぁ…なんて身のこなしなの…」
咲「くっそー…待てー!」
咲「ここは…ぼ、牧場!?あ、あの人獣にまで手を出してるの!?
哩「なぁ仁美…よかやろ?」
仁美「…」チュウチュウ
哩「ふふっ仁美はほんとおっぱいすきとやけんね…私のはそげに大きなかとに…んっ…」
仁美「ぷはっ…なぁ…そろそろ…」
哩「んっ…ええよ?」
咲「よくないからね」カン
仁美「ジンギスカンッ!」
哩「うっぐぐぐ!!きつかよ…ばってんまだヤりたりんと!」
咲「この人精力やばすぎだよー!」カン
哩「リザベッ!」カキィン
咲「ふぐぁ!?跳ね返す技だっけそれ!?」
咲「あーもうめちゃくちゃだよー…」
咲「はぁ…この人…どんだけ走るの…」
咲「遠すぎだよー…ここどこ?」
哩「初美…!会いに来たとよ!」
初美「あっ…!……っ!い、今さら何しに来たんですかー!」
哩「もう一度…一緒になれんか?」
初美「…駄目ですよ、私は巫女、あなたと一緒になることは―」
哩「もう…離さん」
初美「…ばかぁっ!」
咲「よくある流れやめてね」
初美「ですよっ!?」
哩「ぐえっ…ま、まだ…まだいかるっ!」
咲「うえっ!?ま、まだ動けるっていうの…どんだけタフなのよもー!」
美幸「呼ばれた気がしたのよもー」
咲「呼んでないでー!」カン
美幸「ふぐぅぇ!」
友香「呼んだでー?」
咲「呼んでないからね」カン
友香「でっ…」
咲「…これを受けてなお走るってことだよね…怖いよ…」
咲「はぁ…ここは… 神社?」
咲「おみくじ売り場の方に…」
哩「どがん調子は」
巴「ん?あぁ哩さん…どうもこうもお陰さまで大繁盛よー」
哩「のわりには人ん少なかね?」
巴「そりゃ平日だからねー」
哩「高校生雀士発足の日…高校生雀士の休息日っちこつで高校生に設けられたんやっけ?今日やったたいね」
巴「まぁ私達はこうして神社の整備だけども…」
哩「…なぁ巴」
巴「なあに哩さん」
哩「その…呼び捨てでもよかとよ?」
巴「…あんまり親しくしちゃいけないのよ、これでも限界なんだから」
哩「今なら…誰もみてないけん…」
巴「……んっ…」
咲「いや私がいるからね」カン
巴「なげっ」
哩「ぐぎぎ…まだまだまだまだ!!」
咲「…なんだか逃げ足まで早くなってる気がするよ…」
咲「って本堂の方へ…あれ?止まった…?」
咲「んー?」
哩「通しては…くれんか?」
春「…この先には姫様がいる、部外者は立ち入り禁止」
哩「私は…はるに会いに…来たっていったらどうすっと?」
春「……黒糖…食べる?」ニコ
哩「それよりも…もっと甘かと」
春「あっ…」
咲「流されないで」カン
春「ぬっ…」
哩「ぐっ…ここまできて…帰れんばい!」ダッ
咲「黒糖さんをなげとばしたー!?鬼畜だよこの人…」
咲「ていうかさっきの口説き文句は嘘だったのね…まぁわかっとったけど…」
咲「…お邪魔します」
咲「んー…迷子になっちゃたよー…」
咲「あっあそこに灯りが…」
哩「姫様…いれますよ…?」
小蒔「そのまえに…姫様じゃなくて、名前で…呼んでいただきませんか?」
哩「…小蒔っいくばい!」
小蒔「あっ…!」
咲「ストップザハレーンチ!」カン
小蒔「うきゅっ!」
哩「よっと」ヒラッ
咲「悲鳴が甘いっ!」カン
小蒔「うぐえっ!」
哩「ぐはっ!…に、二連続カンとは予測しとらんかったばい…ま、まだやけんあの人にまだ会うとらん…!」
咲「どこに動ける体力が…うわっ姫様裸……危なかったみたいだね…」
咲「……布団はかけておいてあげよ」
咲「よし…はやく哩さんを追いかけないと…!」
咲「はぁっはぁっ…どこいったんだろ…」
「ハロー宮永咲」
咲「うわっ…あ、戒能プロ」
良子「良子、でノーウェイですよ」
咲「ノーウェイの意味違うし口説かないでね」カン
良子「うぐっ…しかし哩さんの行方がわからないのでしょう?教えて差し上げてもオーケーですけど」
咲「ほんとに!?ど、どこ?」
良子「そのためには貴女の体を使う必要が」
咲「セクハラゴミプロ」カン
良子「うぇいっ!」
咲「はー…うん、適当に探してみよ」
咲「うーん…見つからないよー…」
咲「んースーパーか…はいってみようかな」
咲「…あっ居た!」
哩「…やっと会えたと…霞…」
霞「あら、哩ちゃんじゃない…どうしたの?」
哩「霞…霞っ…!」
霞「あらあら…スンスン…他の女の匂いがするわね…」
哩「ひっ…そ、それには深い事情が…」
霞「…」ニコ
哩「こ、この通りばい…わ、私にはもう霞しかおらんとよ!」
霞「ふふっ言い訳は布団の上で聞こうかしらねぇ…」
哩「あっ…」
咲「いや受けに回るんかい」カン
哩「ひでぶっ」
霞「そげぶっ!」
咲「はぁ……ほんとにもう…はぁ…」
咲「もう…帰ろう……」
咲「ふぅ…家に帰ってきたよ」
父「お、おうおかえり」
咲「結局タンス見つからなかったよー…」
父「あーそのことなんだが…ほらこの通り」
咲「は?タンスなんでここにあるの??」
父「ついさっき帰ってきたんだよ…ははは、帰巣本能でもあるのかな、でもほら無事に戻ってきたことだし、服を着るんだ、ほら、早く!」
咲「…」カン
父「ぐへぇっ!い、いきなりなにするんだ!」
咲「いや…」カン
父「ぐはっ…ちょ、私に八つ当たりをするのはやめないか!」
咲「…」カン
父「も、もうやめ」
咲「はいこれでやめるね」カン
父「…………」
咲「ふぅ…四槓子…」
咲「そういえば優希ちゃんどうしてるかな」
優希「た、タコスが動いてるじぇ!!」
終わり
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