【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★5【安価】 (1000)

・無能な>>1
・独自設定だらけです、苦手な方はお気をつけて

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前スレ集


【艦これ】提督「……え?俺が提督?」【安価】
【艦これ】提督「……え?俺が提督?」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★2【安価】
【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★2【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★3【安価】
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【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★4【安価】
【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★4【安価】 - SSまとめ速報
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端的でわかりやすい登場人物紹介



提督…現代からやってきたナンパ師。ちょくちょく吹雪に慰めてもらっている。今何股だ。

吹雪…最初の艦娘。好感度マックス。酒乱。提督の過去を知る。なんかメインヒロインみたいな事してる、正直驚いた。

金剛…この娘も何気に結構出てない。

榛名…初めてのお相手。提督ラブ。海を眺める女の娘。

鳥海…初登場は1スレ目の100あたり。それが最初で最後。

愛宕…男が苦手なあたごん。犠牲になった。

如月…本スレ初大破。敵砲弾の直撃を受け機関浸水。なお次の戦闘には間に合う模様。

北上…スーパー北上さま。結構依存気味。提督すげーラブ。

龍驤…出てないよなぁ。

翔鶴…提督ラブ。甘えたがり。アレはあくまで小ネタです…どうなるのかね。

夕立…良い子。小破の時の入渠ボイスが凄い癖になるよね、ならない?

瑞鶴…提督ラブ。甘えたがり。加賀と良く喧嘩している。

千代田…下着は黒。提督といつも一緒にいたい。ラブ、なのかね。

大和…提督ラブ。少し子供っぽい所もあったりする。

加賀…提督超大好き。好感度マックス。だがそこは既に主人公が通った道だ。瑞鶴が提督と一緒にいるとつい殴ってしまいそうになるお茶目な娘。

大井…ちょっと喧嘩したら気まずくなった。結局、ただそれだけのお話。不本意ながら提督ラブ(本人談)。

電…ドックで裸に剥かれた上、提督をお父さんと呼ぶ。こいつはひでぇ。

千歳…酒好き。千代田も好き。

赤城…ふぐさしが好きなお茶目爺さん…あ、そっちじゃないか。出番が無い。

足柄…別に愛に飢えてはいない。このスレではそんなキャラで行こう。

妖精…工廠の妖精。元対空砲員。その際の負傷により開発担当へ、けれど本人によれば此方の方が向いていたらしい。性別不明。なお艦載機等整合性を保つためこのスレでの妖精の大きさは人とほぼ同じ。こいつは130cm程。

搭乗妖精…隊長機を駆る妖精。何か微妙に新鋭機の使い勝手が悪いと嘆く。格闘戦がしたいらしい。

水偵妖精…複葉機だろうが下駄履きだろうが戦況の報告は任せろ。でも夜だけは勘弁な!

彩雲妖精…大幅にパワーアップした偵察機妖精。ワレニオイツクグラマンナシ。

猫娘…セーブポイント娘。提督ラブ。嘘。

任務娘…大本営より任務を伝えに来る娘。一体何者なんだ…。

間宮…鎮守府内甘味処『間宮』の女将。サイパン支店を出すも、慣れぬ気候に、いい和菓子が作れないと嘆く生粋の職人。現在研究中。



※艦娘と普通の艦船何が違うの?

主砲、副砲、機関部等、多数の人員を必要としていた部位を、「艦娘」の思うままに動かせるようになっている。
ただし、電探員、観測員、搭乗員、対空砲員等は別途必要である。
艦娘や深海棲艦の意思によって艦を簡単に動かせるため、艦隊運動の相当な効率化に成功している。
例―観測員が敵を発見して報告、そこで艦娘は自身の感覚で測量(測量儀との感覚を共有している)、即主砲を発射というように、とにかく動きが早い。
要するに、そこまで深く考えるな。

このスレでの戦闘について


※砲撃戦の説明


与ダメ=(火力-装甲)×(0.5+コンマ値)×(信頼度補正)

※コンマゾロ目の場合クリティカル、2倍となる
※四捨五入
※信頼度補正は、1.(信頼度)倍、つまり信頼度1なら1.1倍みたいになる
※火力-装甲の最低値は5。つまりどれだけ火力の低い艦でも5の攻撃翌翌翌力を持つ
※空母の攻撃の場合、{(火力+爆装+雷装)-(装甲+対空)}
※味方は戦闘開始時大破状態でない場合以外、どんな攻撃を食らっても1残り、この状態で攻撃を受けると轟沈
※中破は30%、大破は60%与ダメがダウンする、これは敵味方共通
※敵複数の場合は安価でどの艦を攻撃するか選んでもらいます、敵の攻撃はコンマです
※めんどくさいね


敵からの攻撃は信頼度補正なし、ただし同じように信頼度によってダメージを軽減し、この場合は、1.0-(0.信頼度)倍となる


命中補正=30+(命中-回避)でコンマ値を取り判定、命中-回避がマイナスになった場合、0として扱う

※艦種により基本命中補正値は変わる


駆逐

命中80
回避40

軽巡・潜水

命中70
回避30

重巡・軽空母・水上機母艦

命中65
回避25

空母

命中60
回避20

戦艦

命中50
回避20


つまり、駆逐→戦艦の攻撃は30+60=90で、1~90のコンマ値で命中となる
逆に、戦艦→駆逐は40の命中率でコンマとなる

※ただし、装備による補正有り
※やってみて随時変わっていくかも

※航空機編成について


航空機は、空母の搭載数/4(小数点以下切り上げ)小隊積むことが出来ます
偵察機以外は、1小隊につき+…という風な能力の上昇となっております
この編成は、出撃前に安価を取ります




※航空戦について


まず、艦戦の航空戦闘力による判定を行います


航空戦闘力+50以上…制空権確保(爆撃・雷撃の威力*1.5、被ダメージ*0.3)
航空戦闘力+1~49…航空優勢(爆撃・雷撃の威力*1.2、被ダメージ*0.5)
航空戦闘力±0…影響なし
航空戦闘力-1~49…航空劣勢(優勢の逆)
航空戦闘力-50以下…制空権喪失(確保の逆)



次に、艦攻・艦爆による空撃を行います

判定式は、爆撃の場合(味方全爆装合計+味方全空母火力-敵艦全対空)*(0.コンマ値)*(1.信頼度)
     雷撃の場合(味方空母全雷装合計-敵艦全装甲)*(0.コンマ値)*(1.信頼度)

これの総ダメージを、敵艦に自由に割り振る事ができます。

例)総ダメージ60の場合、敵艦Aに40、敵艦Bに20と言った感じに


※航空機喪失について

制空権確保で、(コンマ下一桁)機
航空優勢で、1(コンマ下一桁)機
航空劣勢で、2(コンマ下一桁)機
制空権喪失で、全体の{50+(50*0.コンマ値)}%機

の機体が失われます、撤退し、再度進撃した場合には元に戻ります。
喪失優先順位は、艦爆>艦攻>艦戦です、例えば、6機喪失であれば、艦爆1小隊、艦攻1小隊の喪失となり、15機喪失であれば艦爆2、艦攻1、艦戦1です


※夜戦について 


夜戦は任意で突入。昼に轟沈条件を満たしていない艦は轟沈せず。
夜戦基本攻撃翌翌翌力は{(火力/2+雷装*2)-装甲}*(0.5+0.攻撃コンマ値)です。
これに、攻撃の場合は(1.信頼度)倍され、防御の場合は(1-0.信頼度)倍されるだけです。
また、攻撃コンマ値にゾロ目については同じ様にクリティカル、2倍です。


※基本、海域を突破するにはすべての敵を殲滅するものとお考え下さい(一部例外のある海域も考えてます)

※轟沈条件 

・進撃時、何もステータス異常無しの場合、どれだけ食らっても1で耐えます。
・小破(体力70%以下)だと、どれだけ強い攻撃を食らっても1で耐え、もしその状態で一撃受けても耐えますが、もう一発もらうと沈みます。つまり、1になった状態で2回攻撃を受けると沈みます。
・中破(体力50%以下、与ダメ40%減)だと一度は1で耐えますが、次の攻撃を受けてしまえば沈みます。
・大破(体力20%以下、与ダメ80%減)だと体力以上のダメージを食らった時点で沈みます。
・沈んだらもうその艦は新造艦としても出てきません、ご注意を。

※基本的な流れ


【第○週】という風に表記します。
この週の間、3回、コミュまたは出撃が出来ます。
コミュはつまり艦娘とイチャついたりシリアスしたりします。
これで好感度を上げるとその艦娘のENDに近づきます。
出撃はゲームクリアのため艦隊を進めます。
最終的に6-4-BOSSを倒した時点でこのスレは終了です。
また、海域毎に攻略期限があるので気をつけて下さい。
期限までに達成できなければ、ゲームオーバーです。
その後、【開発ターン】があります。
これは、装備を強化するものです。
現在【第32週】で、任務は2-4【サイパン島防衛戦】です。


※現在の装備

【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv2/【12.7cm連装砲】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv2/【九五式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv3/【九三式水中探信儀】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…【榛名】【吹雪】【北上】


※現在の信頼度or好感度(★は好感度、つまりラブ)


吹雪 ★★★★★(MAX)

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆

北上 ★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★(MAX)

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城

足柄 ☆

テンプレは以上。長いねぇ、もうちっと何とかしたい

無能ですまんな
テンプレはどうにかしたいと思っとるけど紹介やら削れるもん省いても長いんや
まぁそんなに不快に感じる人が多かったなら前スレだけにするわ
今日はやらんです

すまんな、色々あった
やります
というか某スレがいつの間にか終了しとるやんけ…なんでや…




「…ああ、つまり、こういうことか?」

「え?…って、ひゃっ!?」

小さな胸に手を這わすと、北上は驚いた様子で少し距離を取った。

そして此方を睨む。

「な、なにすんのさ!」

「…いや、お前が言ったんだろう」

「…やれとまでは言ってないじゃん」

「……ふむ……よくよく考えなおしてみたら、北上の魅力に気付いた…これじゃダメか?」

「………ま、まぁ……うん、及第点」

「…そか、それじゃ、遠慮なく」

「ちょっとは遠慮してって……んむっ」

言葉が終わらぬ内に口を塞ぐ。

北上は反抗する素振りも見せず、されるがままになっていた。

歯茎まで舐めるように、丁寧に北上の口を貪る。

その度、北上はくぐもった声で応えた。

「……っはぁ…っ……」

ゆっくりと、口を離す。

名残惜しそうに伸びた北上の舌が、俺の唇を撫でた。

「…北上、本当に良いのか?」

「んにゃ…もー、いーって、ばっ!」

「おわっ!?」

予想以上に強い力で、逆に北上に押し倒される。

そうして俺の上に乗った北上は、満足気に笑い、今度は向こうから唇を重ねてきた。

「…ん…ふぅ…ちゅ……」

北上の舌が、俺の口の中を蠢く。

そのなんとも言えぬ心地よさというか、くすぐったさに震える。

目でいい加減やめろと促しても、北上は口を貪ることをやめない。

「………ぷはーっ……うへへ、満足満足」

相当―少なくとも体感的には―な時間が立って、北上が下卑た作り笑いと共に口を離す。

他スレの話題振ってすまんな、自重します




「…おっさんか、お前は」

「……いやー……でも、てーとくもほら」

「んなっ」

そのニヤニヤした表情のまま、俺の一物に北上が触れる。

恥ずかしい事に、既に怒張しきっていた。

「なかなか…悪くなかったようですぜー?」

「せめてその話し方なんとかしろ…」

「にひひ……やーだよーっと」

ズボンに窮屈に納まったそれを、器用に片手で取り出す。

そして、興味深そうに眺めている。

「……大きい…んだよね?」

「…比較する機会が少ないから判らんな、なんとも」

「…そうなの?…でも…こことか?」

「んぎっ!?」

膨張した亀頭の部分を、北上が乱暴に握る。

…結構痛い。

「…あー…ごめん、痛かった?」

「…け、結構…」

「……ごめんね?」

「いや、大丈夫だけどさ…って、何してんだお前」

いきなり北上は、スカートをまくり上げ、パンツをずらし、秘所を開いた。

「ふふ…アタシが優しく包んであげるよー」

「一々台詞回しがおっさん臭いなお前…つーか、そんないきなり…」

「……だいじょぶ、提督のだし」

「お前それなんの理由にも……っ!」

「…ぁっ――!」

そのまま何でもないように、北上は腰を落とす。

ぴったりと閉じられていた秘所を、一物が乱暴に貫いた。

純血の証が流れ、赤い斑点をシーツに作る。

誤字なんだよなぁ…>>1の文はガバガバ



「…あ…いっ…お、もってたより…痛いね、これ…っ」

「…当たり前だろ、もうちょいゆっくり…」

「……でも…凄、い…提督が、近いよ……はむっ」

「んぐっ!?」

そう言って、苦しげな表情のまま顔を近付け、キスをされた。

ただ触れるだけの、長いキス。

けれど、離す頃には北上の表情も、幾分か楽なものになっていた。

「………っん……はっ…」

拙いながらも、北上は俺の上で必死に腰を動かす。

めちゃくちゃ気持ち良い――と言えるものでは無かったが、それでも、北上の気持ちは伝わった。

それも、何度も抽送を繰り返す内、少し様子が変わってくる。

「………ひっ…んっ!」

北上の声に、苦しさだけでなく、艷が混じるようになった。

同時に、滑りが良くなったせいか、俺の方も快感を覚え始める。

「……はぁっ、っ……」

すると、北上の拙い動きでは、物足りなくなる。

「…北上、動いて…良いか?」

「…え?……て、てーとくが、んっ、したい、ならぁ………あっ――――!?」

了承の言葉を聞き、一気に腰を突き上げた。

「か……あ、はっ……ひっ……」

俺の上で、だらんと北上が舌を垂らす。

暖かい涎が、胸に落ちる。

「…痛かったか?」

「そ、ゆん、じゃないっ、け、……ど…!」




「……止めたほうがいいか?」

「…だいじょぶ、続けて」

「…わかった」

苦しそうな北上の様子に、躊躇いを覚えはしたが…それ以上に、俺が限界だった。

欲望の赴くままに、北上を突き上げる。

「はっ……ひっ………んっ!」

「だめ、なんかっ……、おかしく、なるよ、てーとくっ…!」

「……北上、俺もっ…」

「っ…うん、いっしょに…!」

「…くあっ……!」

北上の体が震える。

それと同時に、北上の一番奥で、欲望を吐き出した。

「……あっ……すごっ…こんな、感じ、なんだ…」

すっかり力が抜けた様子の北上が、俺の体に倒れ込む。

「…悪い、……止められなかった」

「ううん、平気……嬉しかったし」

もう一度、北上は俺に唇を重ねた。

「……アタシを、受け入れてくれて…ありがとう、提督」

「…これからも、よろしくね?」



※北上★が北上★★になりました
※好感度が上がりました
※向上させる能力 >>+2 雷装 火力 対空 装甲

北上 雷装 110→139



――朝


北上「………んー…」

提督「……ぐっすりだなぁ、なんとも」

俺が目を覚ました時のも既に始業時間近かったのだが、こいつはそれでも全く起きる気配なく寝ている。

提督「……おいこら、起きろ、遅れるぞ」

北上「…んあ…あれ?てーとく……夢?」

提督「なわけあるか」

北上「…あ、そっか、昨日、アタシ、提督と……えへへ」

北上「……ね、提督」

提督「…ん?」

北上「アタシ、もっともっと、頑張るから」

北上「…だから、ついででも、何番でもいいから」

北上「……ちゃんと、アタシを見ててね?」

提督「…ああ」

北上「絶対だよ、提督?」

提督「うん、約束する」

北上「…ありがと、…それじゃ、寝ようか!」

提督「仕事するんだよ!」

北上「けちー」

提督「何を言うか!」

コイツはやっぱり、変わらんなぁ。

そんな事を思う、何でもない朝であった。

そういや如月ミスってた、すまん


【第32週・出撃、コミュ2回目】


加賀「秘書艦と提督、2人共遅刻ですか」

提督「…面目ない」

加賀「いえ、提督は問題無いですけれど…北上さん、貴方」

北上「な、…ちょっと、何でアタシだけなのさー」

加賀「普段の態度です…貴方、こう言っては何なのだけれど、秘書艦としての自覚が無いんじゃないかしら?」

北上「…そんな事っ…」

提督「あ、いや、加賀!俺が悪かったんだ!ちょっと朝、北上と会ってさ、散歩しようって…」

加賀「………そうですか、ええ、わかりました」

加賀「ですが…以後、このような事の無いように」

加賀「…おわかりですか?」

北上「………はいはい」

提督(…やっぱり鎮守府は最高だぜ!…あー…もう)

提督「…仕事しよ」


↓2

A.出撃(2-4-1、敵は新型駆逐、新型軽巡、重巡、先制雷撃ボーナス有り、負けても戦闘前まで戻せる、ただしリセット1回消費)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城

足柄 ☆

あ、前>>1000って加賀さんの小ネタ書けば良いのかな…?


――執務室


電「お父さんっ!」

提督「あー…電、その」

電「あ…ごめんなさい、仕事中は控えるのです」

提督「…うん、ごめんな」

断っておくが、これには別に皆に隠して電にお父さんと呼ばせているなどという意図は全くない。

仕事中に聞かれた娘達から物凄い追求を受けたというのがそもそもの原因である。

というか、別に電くらい歳の離れた娘なら娘扱いしたっていいじゃないか。

そうだ、普通に認められるだろ、そのくらい。

電「…お、…し、司令官さんっ」

提督「…ん?どうした?」

電「あ、あの…い、いつもみたいに…その…」

提督「ああ、うん、おいで」

電「…はいっ!」

膝を叩いて促すと、電はちょこんとそこへ座る。

この動きも慣れたものだ。

本当に娘が出来たみたいだな、こうしていると。

電の頭を撫でると、嬉しそうに体を左右に振った。

電「…こうしていると、本当のお父さんみたいなのですっ!」

嬉しい事に、電も同じことを考えていたようだ。

自然と、俺も笑顔になる。




電「~♪」

ご機嫌に頭を揺する電の髪の毛が、俺の顔に当たる。

そのあまりのくすぐったさに耐えられず――

提督「……はっくしゅっ!」

思いっ切りくしゃみをしてしまった。

電「はわわっ!?」

提督「ごめん、電…つい」

電「あははっ、大丈夫なのです…それに…」

提督「ん?」

電「……まるで、お父さんみたいなのです」

提督「えーと…」

つまり、その「お父さん」は…。

提督「…電の、本当の?」

電「…はい…お父さんも、こうして、よく髪の毛が当たって…くしゃみ、してたのです」

提督「そっか……」

懐かしむように、沈んだ声音で言う電。

電「…ごめんなさい、変な話しちゃったのです」

提督「…いや、いいよ」

電の、お父さん、か…。

ふむ――――



>>+2


A.「…電が娘か……ぐへへ…」

B.「…大丈夫、俺がいるよ」

C.「…きっと、優しい人だったんだろうね」




提督「…きっと、優しい人だったんだろうね」

電「……はい…」

俺の質問に頷いた電の頬に、涙が流れた。

電「あれ…あ、あれ、ごめん、なさい…」

袖で、ゴシゴシと必死にそれを拭う。

けれど、後から後から、涙は溢れてくる。

提督「…大丈夫、電…代わりには、なれないけどさ…俺も、いるから」

膝の上の電を、優しく抱きしめる。

本当に、本当に小さな体だった。

電「…っ、っく、うっ……」

その涙は、暫く止まることがなく、電は、父を想って、身体を震わせていた。

どれだけ、そうしていたか――

提督「…落ち着いたか?」

電「はい……しれ…いえ、お父さん…」

北上「しっつれーしやーす、てーとく、報告書ー」ガチャ

電「ありがとうなのですっ!」ギュッ

北上「………もってーきた…………」

提督「……きたかみさん……」

電「…お父さん?」

北上「………なるほどなぁ、アタシに足りないものは…ふむ」

バタンと、開いた扉をそのまま閉めて北上は出て行った。

提督「…なぜだ……」

電「ど、どうしたのですか、お父さん!?」

提督「なぜいつもこのオチなんだぁー!」

それは>>1が思いつかないから。


※信頼度が上がりました

電 ☆☆☆☆

言い忘れていましたが、このスレの登場人物は皆18歳以上なので、何も不純な要素はありません。
加賀さんコミュ了解です

【第32週・出撃、コミュ3回目】


北上「んー……」サスサス

提督「何やってんだ?」

北上「出来てないかなーって」

提督「……………」

北上「…あれ?どしたの?固まっちゃった?」

提督「…か、固まりもするわアホ!」

北上「ふっへへー、冗談だって、じょーだーん」

提督「…頼むからそういうのは本当にやめてくれよ…」


↓2

A.出撃(2-4-1、敵は新型駆逐、新型軽巡、重巡、先制雷撃ボーナス有り、負けても戦闘前まで戻せる、ただしリセット1回消費)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城

足柄 ☆




伝令妖精「司令殿!」バンッ

提督「…どうした?」

伝令妖精「ご、ご無礼申し訳ありません!…その、…来ました!今朝明朝マルゴーマルマルに、ハワイ沖を大艦隊が出撃!」

提督「……なるほど、ありがとう」

伝令妖精「いえ!それでは私はこれで、失礼致します!」

提督「…さてと」

北上「……来たねぇ」

提督「だなぁ……さて、どうするか…」

北上「どうするか…って、もう大体は決まってるんでしょ?」

提督「まぁな、……そうそう、陣容は…」

提督「旗艦>>+1、随伴艦>>+2、>>+3だったな」


※駆逐・軽巡のみ




提督「…北上、大井、吹雪だったか」

北上「任せてくださいよー!」

提督「…悪いな、…一番危険な所に」

北上「アタシは提督が一緒なら何処でも行くって!」

提督「…ありがとう」

提督「……それじゃ、手筈はわかってるな?」

北上「おうともさー!」

提督「良し、…勝とう、北上」

北上「勿論、…絶対だよ!」

提督「ああ……絶対だ!」



――??? 決戦前セーブポイント



猫娘「や」

提督「…お前か」

猫娘「忙しい中すまないね」

提督「別に、俺が大変なのはこれからさ」

猫娘「そのようだ」

提督「…で、なんの用だよ?」

猫娘「うむ、励ましに来た」

提督「は?」

猫娘「不安だろ?」

提督「……なーに言ってんだお前は」

猫娘「ふっふ、そう照れるな、お姉さんが優しく包んでやろう」

提督「随分と小さいお姉さんもいたもんだ」

猫娘「む、失敬な」

提督「…それで…本当は何しに来たんだ?」

猫娘「……バレたか」

提督「伊達にお前と無駄な会話をしてきたわけじゃあない」

猫娘「…参ったな、流石女と見れば見境なく落とす男」

提督「こら」

猫娘「ふ、事実だろうに……さて」

猫娘「…本題だな」

提督「ああ」

猫娘「……君は『艦娘』が中途半端だとは思わんか?」

提督「…中途半端?」

猫娘「うむ、兵器として誕生したのにも関わらず、先に言ったように、完全ではない」

提督「…そりゃ、お前が言ってた感情がなんたらってやつか?」

猫娘「ああ、兵器自身に感情を、意思を持たせるというのは、これは大局的に見れば非効率極まりない」



提督「…中途半端?」

猫娘「うむ、兵器として誕生したのにも関わらず、先に言ったように、完全ではない」

提督「…そりゃ、お前が言ってた感情がなんたらってやつか?」

猫娘「ああ、兵器自身に感情を、意思を持たせるというのは、これは大局的に見れば非効率極まりない」

猫娘「現に、深海棲艦は完璧なまでに効率を重視した」

猫娘「訓練を受けた少数の兵士が、思うままに運用できる艦」

猫娘「兵士が少数で良い分、その空間に兵装や装甲を追加できる」

提督「そのコンセプト自体は、艦娘だって同じだろう?」

猫娘「そうだ…なんたって模倣したんだからな」

猫娘「けれどね、その艦の中枢を握る頭脳の部分、そこが大きく違う」

猫娘「命令を聞き入れるための思考を強制される深海棲艦」

猫娘「ある程度の制限を受けるとはいえほぼ普通の人間と同じ様に思考する艦娘」

提督「…それがそんなに大きな差なのか?」

猫娘「勿論」

猫娘「そうだね、例えば――艦隊が、どうしようもない絶対の境地に追い込まれた時」

猫娘「深海棲艦は、一隻が敵を引きつけ、その他を逃すという運用が取れる、あれなら『兵器』と言って差し支えないからな」

猫娘「成功率はともかくとして、だ…まぁ、喩え話だ、その辺りは置いておけ、論点はそこじゃあない」

猫娘「さて、艦娘ならどうか?」

提督「……捨てられないだろ、とでも言いたいのか?」

猫娘「…捨てられるか?」

提督「………」

猫娘「…そういう事だ」

猫娘「ま、それに…純粋に、命令違反という危険もある、君にはさっきの方が優先的だろうが、重要なのはこっちさね」

猫娘「深海棲艦は、どれだけ多数でも完璧に司令官の命令―それがどんなものであっても―通りに動く、統制された艦隊だ」

猫娘「そこが一番恐ろしいな」

提督「……お前は、そんな事を言いに来たのか?」

猫娘「………いや、違う」

猫娘「…主題は、此処からだ」

提督「……あくまで前置きなのか、今までのは」

猫娘「うむ」




猫娘「……ならば、なぜそのように帝国はデザインしなかったのか?」

提督「…えーと…確か、技術不足だとか」

猫娘「…ああ、確かにそう言った」

猫娘「けれど……その実」

猫娘「ただ、開発者が恐ろしくなっただけなんだよ」

提督「…恐ろしくなった?」

猫娘「ああ」

猫娘「……技術的には、深海棲艦と同じ様にすることも可能だった」

猫娘「深海棲艦のサンプル…それを使って実験をしている内にね」

猫娘「どんどん、恐ろしくなっていったんだ」

猫娘「彼女らは、どこから見てもヒトでなかった、なのに」

猫娘「…解析すればするほど、それはヒトそのものだったんだ」

猫娘「ここまで、人間を変えられるのかと、…恐怖した」

猫娘「……私は……ヒトの部分に、手を触れられなかったんだ、最後まで」

提督「…その言い方だと…あんたが…」

猫娘「…ま、ここまで言えばね、……ああ、お察しの通りさ」

猫娘「私は…帝国海軍技術研究所、艦娘開発部元主任――などという大層な肩書でね、お陰でお尋ね者さ」

猫娘「…そう、彼女らを作ったのは私だ」

提督「………」

猫娘「……すまないな、黙っていて」

猫娘「…言えなかった」

猫娘「逃げたのも、ただ……怖かった」

猫娘「それでも、こうして見に来てしまうのは……私が、逃げることすら出来ない臆病者だからだろうな」

猫娘「………君に懐く、あの子らを見て…安心したかった」

猫娘「それで私の罪が赦されるというわけでもないのにな」

猫娘「…元々、ただの好奇心と興味だけで参加しただけの研究だったのさ」

猫娘「……こう見えても、それなりに天才なんだよ、私は」

猫娘「………ま、科学者としては失格だったようだが」

提督「……それを俺に伝えて、どうしようと?」

猫娘「…さぁな…贖罪、なんて言える立場でもないが」

猫娘「君に押し付けた形になってしまったからな」

猫娘「……もし、恨むのなら、…好きなだけ殴ってくれて構わない」

猫娘「強いて言うなら…いつもの気まぐれだよ、それだけだ」

提督「…………」



>>+2


A.「良い、あんたには殴る価値もなさそうだ」

B.「……いや……立派、とまでは言えないけどさ…それでも、あんたは出来る事をしたじゃないか」

C.「自由返答」



提督「……」ザッ

猫娘「……」ビクッ

提督「ていとくちょーっぷ」ペシッ

猫娘「あうっ」

提督「……よし」

猫娘「……え?…終わり?」

提督「うん」

猫娘「……どうして…」

提督「…ま、…個人的には、アンタのことは嫌いじゃないんだ、そんなに悪い奴には見えない」

提督「それに、アンタはアンタで、…悩んでたんだろ?」

猫娘「…しかし」

提督「…そうだ、戻すことは出来ないのか?」

猫娘「……無理だ、アレは脳に直接影響している…仮にやって、成功したとしても…何らかの後遺症が出るかもしれん」

提督「そうか…」

猫娘「だから、私を…」

提督「ていとくちょーっぷ、ばーじょん2」ペシッ

猫娘「あうっ」

提督「もうつまらんこと言うなよ、…お前の事は、記憶の片隅くらいに留めとくさ」

提督「それじゃ、そろそろ時間だ」バタン

猫娘「………あ、待って、くれ……」

猫娘「………何故だ、阿呆め…何故私を…」

猫娘「…阿呆め」



※なんか変なフラグが立ったよ
※次戦敗北時はここからやりなおせるよ



両陣営共に大量の戦力を導入したサイパン島防衛戦。

その最初の攻撃は、連合国艦隊の空撃から始まった。

総計500機は下らぬ大編隊が、サイパンの空を襲う。

これに帝国軍も応戦。『疾風』『震電』『秋水』等最新鋭機も惜しみなく動員して迎撃する。

しかし数の差は完璧に埋められず、多くの敵機に防衛線を抜かれ、基地施設等に甚大な被害を受ける。

だが、連合国も完全な戦果は得られない。

偵察段階で無かった飛行場周辺の対空兵装の強化と、陸戦隊総動員で掘った急造の掩体壕により、肝心の飛行場への致命的なダメージを与えられなかった。

そして、この第一次攻撃の終了とともに帝国は敵艦隊へとすぐに空撃隊を出す。

敵艦隊は防空輪形陣でこれに果敢に応戦、しかし此処では帝国軍の新鋭機の性能が勝る。

この攻撃で、連合国軍の空母が1隻沈むなど、それなりの被害を出すものの、敵艦隊の壊滅には程遠い。

さらに帝国の攻撃隊が帰還と同時に、正面より「大和」を旗艦とし、正規空母4隻、戦艦3隻を軸とする帝国の大艦隊が出撃。

航空隊は両陣営共に損傷、そして航空攻撃が不可能な時間へと突入。

このまま艦隊決戦の様相を呈されたが――――


――サイパン島沖 ヒトキュウマルマル



大和「針路3-1-5!全艦回頭なさい!」

大和「敵を少しでも引きつけるのです!」

サイパン飛行隊による航空攻撃は敵前衛艦隊に大きな打撃を与えた。

その甲斐あってか、恨みを晴らすかのように、正面より出撃した大和率いる陽動艦隊へと敵主力艦隊は殺到した。

しかし、何故かこの主力部隊は、敵艦に向かうこと無く帝国本土方面へ北上。

勿論敵がそれを見逃す訳もない。陽動部隊を追って、砲弾が降り注ぐ。

急な回頭、不審な動きではあるが――

ここまでの戦力差であれば、敵には恐らく、余りの戦力差に尻尾を巻いて逃げているように見えるはずだ。

観測妖精『至近弾ーっ!』

大和「うろたえないで!この大和の装甲は、一発や二発じゃビクともしないわ!」

敵の電探の精度の良さは承知しているが、それでも35km以上の距離がある。

これは全て適当に撃っているだけに過ぎない――そう、艦隊に、そして自分に言い聞かせる。

観測妖精『戦艦「金剛」被弾ー!』

そんな中、一発の砲弾が後方を航行していた金剛の右舷に突き刺さる。

大和「金剛さん!?」

金剛『っ…!No Problemネー!機関部に異常は無いヨー!』

反撃する事も無く、ただ北上を続ける陽動艦隊。

しかし速度は全速でなく、ギリギリ敵主砲の射程を外れない程度。

流石に空母群は先行させているが、完全に逃げてはいけない。追われていなければならない。

敵艦隊は、その逃げゆく艦隊へ、次々と砲火を浴びせつつ迫る。

これにより、どんどんと敵の前線は伸びていく。

彼女らは、ただ反撃の刻を待つ。

暮れゆく洋上を、砲火の雨の中、帝国の艦隊は走る――


――サイパン近海 フタマルマルマル



闇の帳が、海を包む。

艦隊決戦用の主力級艦船は、陽動部隊を追い帝国方面へ北上。

しかし、敵旗艦「大和」を始め、正規空母4隻等、偵察段階で確認した主力艦をほぼ北上する艦隊内に認めた連合国艦隊は、海上の危機はなしと判断。

残りの戦力でサイパン上陸へと動く。

敵の戦力をほぼ全て確認し、夜間故航空機の脅威もない。

後は夜闇に紛れ上陸するのみ。

すっかり警戒は緩み、上陸の準備を始めた後方部隊に襲いかかるは別働隊。

無防備に横腹を晒した深海棲艦の一つに、雷跡すら追えぬ酸素魚雷が穴を空ける。

大きく傾く艦、退避する間もなく海へと投げ出される乗員。

何が起こったか判らないと言った様子で、連合軍艦隊は混乱の極みに陥る。

帝国海軍得意の、水雷夜戦。全てはこの時のために準備したのだ。

仕掛けは至って原始的。

サイパン付近の島にある洞窟をくり抜く大工事を行い、その中に水雷戦隊を潜ませていた。ただそれだけだ。

ステルス技術でも何でもない、人力の技。…妖精さんたちが2週でやってくれました。

確かに、精度の高いレーダーを装備した敵に、重雷装艦は時代遅れなのかもしれない。

だが、近づくことさえ出来れば。

観測妖精『…敵艦隊…えー…』

北上「敵、……えーっと、いっぱい!距離だいたい7千!久々に近いねぇ!」

観測妖精『…仕事取らないで下さいよ…』

提督「…しかもそれは報告になってない」

北上「あっはっはー!ま、いいじゃんいいじゃん!細かい事はっ!」

北上「魚雷20門、一斉射!行っちゃって!」

北上の片舷より放たれる、大量の矢。

それに、大井、吹雪と続く。

慌てふためく敵艦、満足な回避行動すら取れず、酸素魚雷が次々と突き刺さる。

あちこちで立ち上る水柱と爆音。

書いてて思ったわ




そこでようやく此方を補足したのか、敵艦に火が入り始める。

北上「…機関まで落としてたとは…まぁまぁ舐め腐ってくれちゃってもう…よゆーですね、よゆー」

提督「阿呆、これからが本番だ」

北上「おうよー!」

回頭し、反対側の片舷より、ロクに狙いも付けずに次々と魚雷が走って行く。

自慢の酸素魚雷が、暗い海を滑り、敵艦隊へと殺到する。

回避した―と言うよりは、当たらなかっただけという表現が正しいか―艦もいたが、もはや陣形など留めていない、完全にバラバラの状態だ。

提督「大和へ打電を!」

無電妖精『了解!いやぁ、大戦果ですねぇ!』

提督「気を抜くなっての……大和はうまくやってくれた、さぁ、今度は俺達の番だ!」

もう主力部隊にも気付かれただろうが、北上した主力部隊は、この距離からであればどうやったって間に合うまい。

提督「全艦、戦闘用意!目標、敵輸送艦群!」

目指すは、後方に控える空母群と、2個師団相当の輸送船。

敵の中でも反応の早く、被害の少なかった3隻が進路上に躍り出る。

けれど、そこは既に酸素魚雷の射程。

提督「魚雷装填は!」

北上「問題なーし!」

提督「よし!行くぞ!」

両軍、太平洋方面のほぼ全ての戦力を投入したサイパン島防衛戦。その幕が、今、閉じられようとしていた――



北上43/43 装甲 40 火力 27 雷装 139 射程 中

大井32/32 装甲 14 火力 10 雷装 80 射程 中

吹雪30/30 装甲 16 火力 18 雷装 79 射程 短


VS


駆逐イ級elite32/32 装甲 12  火力 15 対空 10 雷装 43  射程 短

軽巡ホ級elite48/48 装甲 30  火力 40 対空 20 雷装 56  射程 短

重巡リ級48/48 装甲 28  火力 32  雷装 30  対空 27 射程 中

中途半端だがここまで
お付き合い頂きありがとうございました
書いてたら止まらんことなった、なんやすまんな



【2-4-1 敵残存護衛艦群】



北上「うっしゃー!アタシの魚雷を受けて沈むがいいさー!」

北上「と、いうわけで…どーん!」

提督「…その掛け声もうちょい何とかならんのか」

北上「あははー」


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

言い忘れてました、この戦闘は先制雷撃→夜戦→通常戦の順で行われます

北上→重巡リ級(先制雷撃)

攻撃コンマ:77=Critical!=(139*2)*2*1.5=834 damage!



観測妖精『敵艦轟沈ー!』

北上「ふっ……早速アタシの力を見せてしまったようだね」

提督「流石北上だな」ポン

北上「……でへへー」

大井『………大井いきまーす』


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

今気づいたけど、重巡と軽巡じゃ軽巡の方が能力高くね?

上の計算式、装備補正と敵の装甲足してなかった、まぁ沈むことには変わりないがー…
大井→軽巡ホ級elite


命中コンマ:55(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:39=(80+30-30)*0.89*1.5=106.8=107 damage!


大井『……うふふ、さっさと沈みなさい…沈め…うふふふ…』

提督「怖い!怖いよ大井さん!」

吹雪『吹雪、行きますっ!』

提督「ああ、頼んだ!」

吹雪『はいっ!……そこを、どいて下さいっ!』


標的:駆逐イ級elite
攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2

>>114 か、火力が…ちょっと高いから…うん…軽巡は15.5砲で止めとくかね

吹雪→駆逐イ級elite


命中コンマ:17(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:12=(79+30-12)*0.62*1.5=90.21=90 damage!



吹雪『よしっ!やりました、司令官!』

提督「ああ、よくやった!」

提督「…よし、これで突っ切れるな、行くぞ!」

北上「…まだめっちゃ残ってるんだけど、大丈夫なのこれ?」

提督「ああ、…相手はまだ混乱してるし…何より、この距離を航行する俺達に魚雷だの砲撃だのしてみろ、俺達より先に味方に当たるだろ」

北上「おおー…なんという素晴らしい位置取り…偶然って凄い」

提督「計算したんだよ一応……」


>>+2


A.進撃

B.撤退

※この戦闘は、通常砲撃→雷撃→夜戦判定となります
※便宜上夜戦ってことにしていますが、此処では単に超近距離で射ち合ってるイメージだとお考え下さい


【2-4-2 敵空母護衛艦隊】


提督「…さて、目標の輸送艦群まで後少…」

観測妖精『敵、艦砲確認ーっ!』

提督「は?いや、この距離だと同士討ちとk…」

その言葉が終わらぬ内に、艦全体を揺らす衝撃が走る。

崩れそうになる体をなんとか持ち直す。

提督「…ってて…至近弾か…って、本当に撃ってきやがった」

北上「…多少味方が沈んだとしても先に進ませる気はない、と」

提督「しかもこの衝撃、戦艦か……流石に魚雷じゃこの距離は無理だな」

北上「なに、近づいて沈めれば良いんだよ!」

提督「…それが一番難しいんだよ…ま、やるだけやるぞ、北上」

北上「おーう!」



北上43/43 装甲 40 火力 27 雷装 139 射程 中

大井32/32 装甲 14 火力 10 雷装 80 射程 中

吹雪30/30 装甲 16 火力 18 雷装 79 射程 短


VS


空母ヲ級85/85 装甲 37 火力 0 対空 30  搭載機【22小隊】 艦戦【F4F ワイルドキャット】9小隊 航空戦闘力+54 艦爆【SBD ドーントレス】13小隊 爆装+78(発艦不可能)  

戦艦ル級70/70 装甲 48 火力 60 対空 10  射程 長

軽巡ホ級elite48/48 装甲 30  火力 40 対空 20 雷装 56  射程 短

駆逐イ級elite32/32 装甲 12  火力 15 対空 10 雷装 43  射程 短



戦艦ル級→味方艦

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

※この海域での戦闘のみ、戦艦系の2度目の砲撃なし

戦艦ル級→北上

命中コンマ:87(命中50-20)=miss!



提督「北上、取舵!」

北上「おっけーい!」

提督「…ふぅ」

北上「流石、やるねー、提督」

提督「ヒヤヒヤもんだよ…」

北上「さって、今度はアタシらの番ですねぇ!」

北上「主砲、全門開いて、行くよー!」

提督(…こんだけ魚雷を積んで、なおかつ20.3cm砲を積める艦…なんぞそれ)



標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

北上→軽巡ホ級


命中コンマ:92(命中70+20)=miss!


観測妖精『着弾確認出来ません!』

北上「…あれ?」

提督「……ま、まぁ…仕方ないさ」

北上「やっちゃったねー」

大井『…どこまでお気楽なんですか貴方達は…』

大井『……主砲、行きます!』



標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

大井→軽巡ホ級elite


命中コンマ:67(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:38=(10+30-30)*0.88*1.5=13.2=13 damage!


軽巡ホ級→35/48



大井『手応えはありましたが…まだ、健在です!』

提督「…そうか」

吹雪『司令官!主砲、射程に入りました!いつでも撃てます!』

提督「よし、吹雪、頼んだ!」

吹雪『はいっ!』


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

吹雪→軽巡ホ級elite


命中コンマ:36(命中80+20)=Hit!
攻撃コンマ:24=(18+5-30:最低値5)*0.74*1.5=5.4=5 damage!


軽巡ホ級→30/48 小破


観測妖精『砲弾、敵艦に直撃ー!』

提督「…やったか!?」

北上「流石にアレをまともに食らっては……」

観測妖精『ほ、砲炎確認ーっ!』

提督「な、何だって!?回避運動を!」

大井(…わざとやってるのかしら)



軽巡ホ級elite→味方艦

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

軽巡ホ級→北上(小破のため、与ダメ80%)

命中コンマ:13(命中70-20)=Hit!
攻撃コンマ:83=(40-40:最低値5)*1.33*0.5*0.8=2.645=3 damage!


北上→40/43


観測妖精『至近弾ー!』

北上「うわわっ!?」

提督「…クソッ!…大丈夫か、北上!?」

北上「…あー…うん、全然へーき!」

観測妖精『敵駆逐艦、射撃体勢ー!』

提督「…全艦回避を!」



駆逐イ級elite→味方艦

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

駆逐イ級elite→吹雪

命中コンマ:17(命中70-20)=Hit!
攻撃コンマ:17=(15-16:最低値5)*0.67*0.5=1.67=2 damage!


吹雪→28/30


吹雪『あうっ!?』

提督「吹雪!?」

吹雪『へ、平気です、司令官!問題、全く有りません!』

提督「…良かった」

北上「提督…この距離なら、魚雷、行けますぜ!」

提督「…やっとか…よし、行くぞ、北上!」

北上「あいよー!さっさと沈められなかったこと、後悔するといいさ!」


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

北上→空母ヲ級


命中コンマ:03(命中80+20)=Hit!
攻撃コンマ:86=(139+30-37)*1.36*1.5=269.28=269 damage!

空母ヲ級→轟沈



北上「ふっふ、侮ってもらっては困るねー」

観測妖精『敵空母轟沈ー!』

提督「流石北上!」

北上「ざっとこんなもんよー!」

大井『提督、こちらも魚雷射程に入りました』

提督「よし、やったれ!」



標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

大井→軽巡ホ級elite


命中コンマ:88(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:73=(80+30-30)*1.23*1.5=147.6=147 damage!


軽巡ホ級elite→轟沈


観測妖精『敵軽巡轟沈を確認!』

大井『まだよ…まだ、撃ちたりないわ!』

北上「…おおー、凄い性格変わるねー」

提督「あのトリガーハッピーどうにかしろ!」

吹雪『司令官のため…行きますっ!』


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

吹雪→戦艦ル級


命中コンマ:61(命中90+20)=Hit!
攻撃コンマ:79=(79+30-48)*1.29*1.5=118.032=118 damage!


戦艦ル級→轟沈


吹雪『やりましたぁ!』

提督「よくやった、吹雪!」

観測妖精『雷跡確認ーっ!』

提督「何!?クソ、敵の魚雷か!」



駆逐イ級elite→味方艦(雷撃)

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3



駆逐イ級elite→吹雪

命中コンマ:17(命中70-20)=Hit!
攻撃コンマ:90=(43-16)*1.4*0.5=18.9=19 damage!


吹雪→9/30 中破


吹雪『いやぁっ!?』

観測妖精『「吹雪」に魚雷、2発命中ー!』

提督「吹雪!?おい、吹雪!大丈夫か!おいっ!」

吹雪『し…司令官…はい、大丈夫、ですっ!』

提督「船員、状況を報告してくれ!」

艦内妖精『…まだ、何とか持ちます!…ですが、直撃した箇所に死傷者多数、戦力は確実に低下してます』

提督「そうか…」

北上「…提督、主砲、撃つよ!」

提督「…ああ、頼む!」



標的:駆逐イ級(夜戦判定)
攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2


北上→駆逐イ級

命中コンマ:18(命中60+20)=Hit!
攻撃コンマ:68={(139+30)*2+(27+35)/2-12}*1.18*1.5=373.08=373 damage!


駆逐イ級→轟沈


北上「よしっ!」

提督「…はぁ、何とかなった…」

提督「吹雪!大丈夫か!?」

吹雪『けほ…は、はい…行けます、大丈夫です』

提督「…そうか、…頼むから、沈むなよ」


>>+2


A.進撃(吹雪にはダメコン有り)

B.撤退

アレだ、ちょっと盛っといた…いやさ、一発って寂しいやん?
つーか長いね…うん、長いわ…ごめん、今日安価取るだけで終わった…すまん
すいませんがここまでです、お付き合い頂きありがとうございました

2スレ目の>>916からのつけたし

十四戦目
出撃 大和 翔鶴 瑞鶴
結果
翔鶴 軽巡洋艦一隻、駆逐艦一隻撃破
瑞鶴 駆逐艦二隻撃破

十五戦目
出撃 大和 翔鶴 瑞鶴
結果
翔鶴 軽空母二隻撃破
瑞鶴 空母一隻、駆逐艦一隻撃破

十六戦目
出撃 大和 翔鶴 瑞鶴
結果
翔鶴 戦艦一隻、重雷装巡洋艦一隻撃破
瑞鶴 戦艦一隻、重雷装巡洋艦一隻撃破

十七戦目
出撃 加賀 大和 榛名
結果
榛名 空母一隻粉砕
加賀 軽巡洋艦一隻撃破
大和 戦艦一隻撃破

十八戦目
出撃 加賀 大和 榛名
結果
加賀 駆逐艦二隻撃破
大和 軽巡洋艦一隻粉砕
榛名 駆逐艦一隻蒸発

十九戦目
出撃 加賀 大和 榛名
結果
大和 戦艦一隻撃破
榛名 空母一隻、軽巡洋艦一隻粉砕
加賀 空母一隻撃破

二十戦目
出撃 榛名 加賀 如月
結果
加賀 駆逐艦三隻撃破
榛名 駆逐艦一隻撃破

二十一戦目
出撃 榛名 加賀 如月
結果
なし(如月大破のために追撃中断)

二十二戦目
出撃 北上 大井 吹雪
結果
北上 重巡洋艦一隻撃破
大井 軽巡洋艦一隻撃破
吹雪 駆逐艦一隻撃破

二十三戦目
出撃 北上 大井 吹雪
結果
北上 空母一隻、駆逐艦一隻撃破
大井 軽巡洋艦一隻撃破
吹雪 戦艦一隻撃破(吹雪中破)

そしてここまでのリザルト

通算戦績
吹雪 駆逐艦二隻、軽巡洋艦四隻、戦艦一隻撃破(合計七隻)
榛名 駆逐艦三隻、軽巡洋艦一隻、重巡洋艦四隻、戦艦四隻、軽空母二隻、補給艦一隻、重雷装巡洋艦四隻、空母三隻撃破(合計二十二隻)
愛宕 駆逐艦二隻、重巡洋艦一隻撃破(合計三隻)
金剛 軽巡洋艦一隻撃破(合計一隻)
鳥海 駆逐艦一隻撃破(合計一隻)
加賀 駆逐艦七隻、軽空母一隻、空母一隻、戦艦三隻、重巡洋艦一隻、軽巡洋艦一隻撃破(合計十四隻)
大和 空母二隻、駆逐艦一隻、重雷装巡洋艦二隻、戦艦三隻、軽巡洋艦一隻撃破(合計九隻)
翔鶴 軽空母二隻、戦艦一隻、重雷装巡洋艦一隻、軽巡洋艦一隻、駆逐艦一隻撃破(合計六隻)
瑞鶴 空母一隻、戦艦一隻、重雷装巡洋艦一隻、駆逐艦三隻撃破(合計六隻)
北上 空母一隻、重巡洋艦一隻、駆逐艦一隻撃破(合計三隻)
大井 軽巡洋艦二隻撃破(合計二隻撃破)

全体合計、七十四隻撃破

おはルーデル
それにしても凄いな榛名、どうやったんだ?
ちょっと忙しかった、ごめんね、今からやるよ

この榛名は敵軍虚偽撃沈報道回数が多いだろうな



【2-4-BOSS 敵主力艦隊】


観測妖精『…見えました!敵の輸送艦群です!』

提督「よし!これで…!」

北上「……どーにもそー上手くいかないみたいよ」

提督「…え?」

観測妖精『…て、敵戦艦…「ノースカロライナ」級です!』

提督「…主力を引きつけてた筈じゃあ」

北上「一生懸命戻ってきたんでしょうよ…っと」

北上「ま、ここまで来たら、やるしかないじゃん?」

提督「……違いない」

観測妖精『て、敵主砲、来ます!』




北上40/43 装甲 40 火力 27 雷装 139 射程 中

大井32/32 装甲 14 火力 10 雷装 80 射程 中

吹雪9/30(中破) 装甲 16 火力 18 雷装 79 射程 短


VS


戦艦ル級elite90/90 装甲 85 火力 85 対空 70 射程 長(2回攻撃)

戦艦ル級70/70 装甲 48 火力 60 対空 10  射程 長(1回のみ)


>>210 果たしてヒラヌマが何隻いるやら そしてコンマ忘れた


戦艦ル級elite→味方艦(砲撃A)

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3



戦艦ル級→北上

命中コンマ:38(命中50-20)=miss!


提督(…物凄い揺れで、まともに立ってられん…!)

提督「ひ、被害状況は…!」

艦内妖精『直撃弾、ありません…!その他、艦への被害、ありません!』

提督「……ふぃー…よう躱したもんだ」

北上「…全くだねー…あー…今回は死んだと思ったよ」

提督「…言っとくが、まだ終わってないぞ」

北上「……だったね…嫌だなー、もう」



戦艦ル級→味方艦

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3




戦艦ル級→北上

命中コンマ:42(命中50-20)=miss!



観測妖精『…砲炎確認!も、もう一隻もこちらを狙ってます!』

提督「大人気だなぁ…」

北上「アタシの魅力か…罪だねー」

提督「…冗談言えるだけマシだな、…取舵一杯ー!」

艦内妖精『とーりかーじ!』

北上「うひー……冗談じゃなく一歩間違えば死ぬねこりゃ…」

北上「…けどまぁ、やーっとこっちの主砲も届く範囲だし」

北上「やられっぱなしは嫌ですからねぇ!」


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

北上→戦艦ル級


命中コンマ:55(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:78=(最低値:5)*1.28*1.5=9.6=10 damage!


戦艦ル級→60/70


北上「…手応えないねぇ」

提督「…残雷数はどの位だ?」

北上「めちゃくちゃ積んで来たから…一応残ってるけど」

提督「…そうか、なら、近づいて撃つ」

北上「本気ですかい………分かりましたよー、やりますよー、やればいいんでしょー」

提督「大井、お前はやれるか?」

大井『…勿論、誰に向かっていってるんですか』

大井『まだまだ魚雷を撃ちたいのよっ!』

提督「…主砲だけどな、今撃ってるの」


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

ごめん、北上のダメージ27だ…装備補正値忘れてた

大井→戦艦ル級


命中コンマ:89(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:21=(最低値:5)*0.71*1.5=5.3=5 damage!


戦艦ル級  43/70→38/70 小破



大井『…ちっ、やっぱ固いわね』

吹雪『つ、次は私が!』

提督「吹雪…いけるのか?」

吹雪『はい!…主砲、撃てます!』


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

吹雪→戦艦ル級


命中コンマ:(命中90+20)=Hit!
攻撃コンマ:79=(最低値:5)*1.29*1.5*0.6(中破)=6 damage!


戦艦ル級  38/70→32/70 小破



観測妖精『命中を確認しました!』

提督「よし、距離も良い…北上、雷撃用意!」

観測妖精『…て、敵副砲、来ます!』



戦艦ル級elite→味方艦(砲撃B)

標的コンマ>>+1:00~32 北上 33~65 大井 66~99 吹雪
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3



戦艦ル級elite→大井

命中コンマ:89(命中50-20)=miss!



電探妖精『敵戦艦、距離約10000!』

提督「…北上!」

北上「おうよ!」

北上「こんだけ撃っときゃ一発位当たるでしょーよー!」



北上(雷撃)


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

北上→戦艦ル級


命中コンマ:27(命中70+20)=Hit!
攻撃コンマ:98=(139+30-48)*1.48*1.5=269 damage!


戦艦ル級→轟沈



観測妖精『後方の戦艦一隻に命中を確認!』

北上「どうよ!」

提督「流石だな」

北上「…そんだけかい」

提督「まだ終わってないだろが」

大井『ええ、まだ終わってないわ』

大井『…これを喰らって沈みなさい!』


大井(雷撃)


標的>>+1
攻撃コンマ>>+2
命中コンマ>>+3

標的指定する意味ないやん、ごめん


大井→戦艦ル級elite

攻撃コンマ:11=Critical!=(80+30-85)*2*1.5*=75 damage!


戦艦ル級elite  90/90→15/90 大破


大井『…くっ……仕留め切れなかったわ…!』

吹雪『後は任せて下さい!』

吹雪『いっけぇー!』



吹雪→戦艦ル級elite(雷撃)


攻撃コンマ>>+1
命中コンマ>>+2

吹雪→戦艦ル級elite

命中コンマ:01=(命中90+20)=Hit!
攻撃コンマ:78=(79+30-85)*1.28*1.5=26.88=27 damage!


戦艦ル級elite→轟沈



観測妖精『て、敵戦艦、傾いていきます!』

提督「…本当か!?」

北上「……ふふん、仕留めちゃったね」

提督「…だな」

提督「……よし、正面の輸送艦群に残りの魚雷をばら撒いて、そのまま海域を離脱、サイパンへ帰るぞ」

北上「了解!」

提督「…無抵抗の輸送艦を攻撃するのは、少し気が引けないでもないがな」

北上「…ま、仕方ないよ…それが戦争、でしょ?」

提督「……そうだな」


予想しなかった夜襲で大混乱に陥った連合国軍。

陽動艦隊を追っていた主力の一部を全速で援護に送るも、送った2隻の戦艦は、軽巡2隻、駆逐1隻に沈められた。

また、夜明けと共にサイパン島、回頭した陽動艦隊の空母群の両方からの空撃が襲いかかる。

結果、数で圧倒的に勝っていた筈の連合国軍は、大量の犠牲を出し撤退することとなった。

その勢いに乗じ、更なる支配領域の拡大を帝国は目論む――





【2-4-? 戦闘後 哨戒中】



提督「……何?…大型艦船反応?」

電探妖精『は、はぁ……200mはありますよ、これ』

提督「島でも見間違えたんじゃないか?」

電探妖精『いえ…確かに全く動いてませんけど…船です』

提督「海の真ん中に打ち棄てられた船…って、お伽話じゃああるまいし」

電探妖精『…どうします?…罠?…ってことも無いでしょうけど……』

提督「…ふーむ」

提督(…様子、見に行ってみるか?)




>>+2


A.気になる

B.…報告だけしとくか



提督「…行こうか」

艦内妖精『はっ、了解であります!』

提督「…にしても、普通の船に乗るのも久々かもしれんな」

妖精兵士「ははっ、羨ましい限りです…なんたって、艦娘と違って人だらけですよ、こっちは」

提督「そうだよなぁ…本当に凄い技術だ、艦娘ってのは」

妖精兵士「ええ、全く…誰があんなもん作ったんでしょうね」

提督「……さぁな…ま、ロクな奴じゃないだろ」

妖精兵士「はは、違いないですね」

観測妖精『…目標、み、見えました!』

提督「ん、一体何だ?タンカーでも浮いてたか?」

観測妖精『いえ…その…わ、「ワスプ」です!』

提督「……は?」

観測妖精『空母ワスプ…深海棲艦ヲ級型です!』

観測妖精『…相当酷い状態で、機関が止まってるみたいですが……』

提督「……ふむ…」

提督「…よし!内火艇、降ろしてくれ」

妖精兵士「はぁ!?…あの、まさか」

提督「いやぁ、…ちょっと興味がさ」

妖精兵士「……そんな気軽に…」

改行制限忘れてた


――『ワスプ』艦橋


艦内を兵士に先導されながら、ここまでやって来た。

結局、艦内には誰もおらず…この調子じゃあ船員は皆避難したろうな、などと思って艦橋の扉を開けると――

そこには、白い、ひたすらに白い少女が転がっていた。

髪も、肌も、…光を翳せば、向こう側が見えるのではないかと、そう思う位に。

ヒトのカタチをしているのに、明らかにヒトじゃないと判る、そんな少女だった。

その横に、大きく口を開いた魚のような被り物が落ちている。

提督「…外れるのか、これ」

妖精兵士「危険です!」

提督「…ああ、すまない」

それに手を伸ばした所を、随伴の兵士に制された。

提督「…しかし、深海棲艦か」

妖精兵士「恐れながら申し上げますが…雷撃処分されるのが一番では無いでしょうか」

提督「……ふむ、そうかもしれんが」

興味から、妖精の制止をどけ、一歩近づく。

真白な肌は、透き通るように輝いている。

提督「…何故動かないんだろうな?」

妖精兵士「…いえ、何分、自分はこういったものに疎いもので」

提督「…そうか」

恐る恐る、肌に触れてみる。

見た目通り、冷たい、体温の感じられぬ肌。

後ろから妖精が何事か文句を言っているが、…正直、興味の方が勝った。

ヲ級「………」ピクッ

妖精兵士「!?」ガチャッ

すると、いきなりヲ級が動いた。

妖精が銃を構える。



ヲ級は触れた俺の手を掴み、顔を上げる。

提督「……」

見つめ合った瞳は、昏く、虚ろで…俺までその闇に吸い込まれてしまいそうなほどに、深かった。

しばらく、そのまま見つめ合っていたが、やがてヲ級は、一言だけ漏らした。

ヲ級「……admiral…」

提督「……え?」

ただ、それだけを口にすると、ヲ級は再び床に臥せった。

妖精兵士「大佐殿!」

提督「…ああ、大丈夫だ、心配しなくて良い」

提督「……にしても…」

妖精兵士「何処かお怪我でもなさったのですか!?」

提督「いや……」

提督「…喋るんだな、こいつ」

妖精兵士「なんだ………まあ…はい、意外ですねぇ」

妖精兵士「………どうなさいますか?」

提督「ん…」

ああ、そういやちょうど便利そうな奴もいないでもないが――



>>+2


A.「猫娘に相談する」

B.「上へ報告する」

C.「任務娘に相談する」

D.「雷撃処分しておく」



――執務室


猫娘「で…曳航してきたのか」

提督「ああ」

猫娘「……そして私に押し付けるのか」

提督「…押し付けるってわけじゃあ…」

猫娘「……いや…まぁ…そのくらいの事は手伝うさ」

猫娘「…上に報告したのか?」

提督「いや、まだだ」

猫娘「…なら言わない方が良い、サンプルになるだけだ」

提督「…治せるのか?」

猫娘「…ドックにいる…あの…変な妖精、貸してもらうぞ?」

猫娘「【1週後】には、何とかしよう」

提督「…ありがとう」

猫娘「気にするな、このくらい……その……き、君の、為…なら」

提督「…ん?」

猫娘「……いや…ちょっと研究心が疼いただけだ、…だから、私の利益にもなるんだよ、この申し出は」

提督「そうか?…ならいいんだが」

猫娘「…とにかく、大勝お疲れ様」

猫娘「それでは、ね」バタッ



【第32週終了】

進まない話…ごめんなさい
今日はここまでです、ありがとうございました

シド星に旅立つと時間が消えるらしい
名前なんて全く考えてなかった、まぁなんか考えよう


【第33週・出撃、コミュ1回目】


北上「…まさか勝つとはねぇ」

提督「全くだ」

北上「いやいや、提督がそれ言っちゃダメでしょ」

提督「うむ…いやしかし、中々信じ難い勝利だからな」

提督「此方は艦隊にはほぼ無傷、サイパンの施設は確かに損害を受けたが、死者も少ない」

北上「そして海の底に沈んだ敵の空母や戦艦、陸戦隊…」

提督「いやいや…出来るだけ救助はしたろうが、皆死んだみたいな言い方するなよ」

提督「さて、仕事だ仕事、やるぞ!」


↓2


コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城

足柄 ☆




――執務室


提督「……赤城よ」

赤城「はい?…どうされましたか?」

提督「うん……その、さ」

赤城「?」

何が何だかわからぬという表情で赤城は首を傾げる。

提督「……わかんないかー」

赤城「あのー…?」

提督「…いやね、その目の前にあるものについてね…」

赤城の目の前には、書類…と、菓子の箱。

1ダース位の箱が積み上がっている。

赤城「…確か、休憩してくるからその間に食べても良いと…」

提督「だからって棚に入ってる物全部食べる奴がいるか!?」

赤城「…い、いけませんでしたか!?」

提督「素でやったのかよ!ダメだよ!」

ちょっと休憩するからそこの棚の中にあるもん食ってていいぞー…なんて言って執務室を出たことが全ての間違いの始まりだった。

一週間ほどは大丈夫なように見積もって用意していたというのに。

赤城「…は、吐き出しましょうか!?」

提督「そういう気遣い要らないから!」

…真面目は真面目なのだけれど、どうも少しズレた娘である。

提督「…まぁ、食ってしまった物は仕方ない…とりあえず、仕事しようか?」

赤城「吐き出さなくても…」

提督「いいから」

まさか加賀より食う奴がいるとは―などと言った所で仕方ない。

とりあえず、仕事だ仕事…。



―――――――

――




と、そんな事態もありはしたが。

仕事自体は赤城の頑張りもあり、順調に終わった。

赤城「…………ふぅ」ズズー

提督「お疲れさん」

赤城「いえ…大した事は」

提督「謙遜するな、すごく助かったよ」

赤城「…そうですか…ありがとうございます」

提督「お礼を言うのは俺の方だって……あ、給湯室に饅頭あるけど…」

赤城「頂きます」

提督「…さいですか」

半分冗談で言った言葉だったのだが、即返事をされた。

ついでに空になった急須を持ち、給湯室に向かう。

提督「しかし、良く食うなぁ」

火をかけた薬缶を見ながら、執務室の赤城へと話しかける。

赤城「…あはは……その…せっかく、お腹いっぱい食べられますからね」

赤城「昔は、中々…そういうわけにいきませんでしたし」

…そりゃお前が腹一杯食うのは難しいよ、と反射的に返しそうになる言葉を飲み込む。

赤城は真面目に言っているのだから、流石に言葉を選ばなければ。

さて――



A.「…そうだな、腹一杯食えるのは幸せだもんな」

B.「……そりゃお前が腹一杯食うのは難しいよ」

C.「…そうか…よし、ならもっと食え」

↓2だった、すまぬ
なんか最近痴呆気味だ



提督「…そうだな、腹一杯食えるのは幸せだもんな」

赤城「…はい」

シューと音を立てて、薬缶が湯気を出す。

提督「よし、お茶も出来るぞー…なんか希望はあるか?」

赤城「甘い物がお茶請けですし、少し濃い目でお願いしても良いでしょうか?」

提督「りょーかい、そうだ、饅頭はどのくらい…」

赤城「あるだけ全部でお願いします!」

提督「…………」

赤城「…提督?」

いやまぁ、確かに幸せかもしれんけどさ。

提督「……赤城、それはやめとけ」

赤城「…えぇっ!?何故ですか!?」

腹八分目で終わらせる幸せというのも赤城に教えたほうが良いのかもしれんな…などと思いながら、結局赤城が満足するまで饅頭を与えてしまった俺であった。


※信頼度が上がりました


赤城 ☆




【第33週・出撃、コミュ2回目】


北上「出来た…これぞ我が最高傑作『震電改』……」

提督「紙飛行機作って遊ぶなよ」

北上「む、この震電改を舐めてますな」

北上「そんな提督にはお仕置きですよー!てぇー!」

提督「わ、ちょ、北上!?」

北上「……わぷっ!?」

提督「………」

提督(…紙飛行機飛ばして自分の方に戻って行くのは見たことあるが…)

提督(ここまで綺麗にデコに当たった奴は初めて見た…)

提督「…ま、ほっとこ、仕事仕事」

北上「なんか酷くないっ!?」


↓2


コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

加賀さんコミュ

>>+2


A.普通

B.改造(キンクリ)

C.改造(なんかシチュ指定で)




――執務室


太陽が傾き、仕事も終わりと言う時間。

演習の報告に来た加賀の話を聞き終わり、さあ今日も終わりだ、と気を抜いていた時。

加賀「……提督、あの」

報告を終え、出て行こうとした加賀が、足を止めて振り返る。

そして、何やら言いたげに口を動かしていた。

提督「…うん?」

最近は加賀も言いたいことがあればはっきり言うようになったので、中々珍しい光景でもある。

聞き返してみるも、やはり歯切れ悪く、本題を切り出そうとしない。

加賀「…その、ですね」

加賀「………いえ、申し訳ありません…何でも無いわ」

提督「…おいおい、そういう言い方されると気になるじゃないか」

なんというか…一度言いかけた言葉を止められる、というのが一番気になるのだ。

どうぞ、と加賀を促すも、反応は芳しくない。

加賀「…本当に、何でも無いですから」

提督「言いたいことがあれば、遠慮無く言ってくれて良いんだぞ?」

な、な?と粘り強く繰り返すと、加賀も観念したようで、首を縦に振った。

加賀「………わかりました」

さて、誠意に負けたのか、しつこさに負けたのか――

…いや、まぁいい、重要なのはそこじゃない。

提督「それで、どんな話なんだ?」

加賀「…ええと」

加賀「私、貴方の…提督の事、全然知らないのよね」

提督「…俺の事?」



加賀「…そう、どんなものが好きなのかとか、何処で育ったのかとか、どんな家族だったのか、とか」

加賀「……貴方の事が好きなのに、…よく考えたら、何も知らないの」

加賀「だから……いえ、だから何だと言うわけでは無いのだけれど、ね」

提督「加賀…」

そう言うと、前髪が目を隠すほどに俯いた。

そのまま、口元だけを動かして言葉を紡ぐ。

加賀「…提督が、あまり自分の事を語りたがらないのは知っていますから」

提督「それは…その」

加賀「…勿論、事情が有るのだということは、何となくわかります」

加賀「ですから…ですから、ずっと、言いたくても言えませんでした」

加賀「…こんな、ただの私の我儘のような事は」

そこまで言い終わると、加賀は扉の方へと身体を向け、早足で部屋を去ろうとする。

加賀「……それだけ、です…申し訳ありませんでした」

提督「……加賀!」

加賀「…何でしょう?」

咄嗟に、そんな加賀を呼び止める。

俺は――



>>+2


A.「……隠してた訳じゃない、…加賀が知りたいのなら、教えるよ」

B.「……すまない」



提督「……隠してた訳じゃない、…加賀が知りたいのなら、教えるよ」

加賀「…ええ、知りたいわ」

再び、此方へゆっくりと振り向いて、加賀が言う。

先程よりも、その声は幾分か大きかったような気がした。

提督「信じられないかもしれんぞ?」

加賀「…構いません」

提督「……わかった」

提督「…そうだな、じゃあ、とりあえず座ってくれよ」

加賀「…そんなに長くなるの?」

提督「ま、俺程度になると語りきれない位の人生を経験してるんだよ」

加賀「……そう、わかりました」

俺の小粋なジョークにも特に何も反応を見せず、加賀は椅子を引っ張ってきて座る。

そして、いつでもどうぞ、と言わんばかりに聞く態勢を整えた。

提督「…ここは突っ込みどころだろう」

加賀「…では、お願いします」

提督「わかったよ……まずは――」

こうして本当の事を話すのは、吹雪に次いで二人目か。

あの時に比べれば、随分落ち着いて話せるもんだ。

加賀は、決して整っていたとは言えない俺の話に、一言一句聞き漏らすまいと、真剣に耳を傾けていた。




正直4でも4.5でも5でも適当に突入させてる気もする
如月に関しては>>1が好感度ミスってたから…


――――――

――




提督「……と、いう訳です、はい」

加賀「…そんな事もあるのね」

提督「そんな事もって……」

かなり電波入った妄想のような話をしたつもりなのだが、話を聴き終わった後も加賀はいつもの冷静さを崩すことはなかった。

加賀「まぁ…確かに、突飛な事も多々あったけれど」

提督「……自分でもそう思うよ」

加賀「…でも、貴方が言うんですから、…ええ、信じます」

薄く笑って、加賀はそう言った。

提督「………何で、そんなに素直にこんな話を信じるんだ?」

勿論、信じて欲しくなかったというわけでは無い。

けれど、こんな話に対してあまりにも素直なのが、逆にどこか怖い。

加賀「……簡単な話です」

すっと姿勢良く立ち上がった加賀が、俺に近付いて手を取った。

提督「…お、おい?」

加賀「…………」

目を覆っていた前髪を、手櫛で耳へと掛け。

露わになったその目を瞑り、更に近付いて――俺の視界を、加賀が埋めた。

提督「……加賀」

加賀「…貴方が好きだから、それだけよ」

加賀「他に、理由が必要?」

提督「………いや…俺も、…俺も好きだよ、加賀」

加賀「…ええ、嬉しいわ」

提督「………その、さ…この後」

加賀「…夜戦、ですか?…仕方ないですね、貴方は」

提督「…ありがとう、好きだ」

加賀「…もう、何でもかんでもその言葉を使えばいいというわけでは無いわ」

加賀「んっ……待って、でも、せめて…部屋で…っ」



※加賀の対空が上がりました 42→79
※加賀の能力が最大になりました



――あさ



加賀「…結局こうなるのね」

提督「…面目ない」

加賀「……別に、いいけれど…片付けしないと執務室、使えませんよ?」

提督「う…そ、そうだな」

加賀「…それにしても、…意外と、子供なんですね?」

提督「……ほっとけ」

加賀「ふふ、いえ…好きですよ、そんな所も」

加賀「ですから…どうかこれからも」

加賀「…よろしく、お願いします…提督」

提督「…こちらこそ」

提督「さ、急いで片付けないと…」

加賀「大丈夫でしょう、北上さんはいつも来るのが遅いですから――」

北上『うおーい!てーとくー!何で鍵かかってんのー?』ドンドン

提督「…………」

加賀「…………」

北上『…てーいーとーくー!

提督「…………」

加賀「……隠れてましょうか?」

提督「…お願いします」


今日はここまでです
お付き合い頂きありがとうございました

時間は多分かなり短いがやろう
加賀さんは次選ばれたら確率で何かボーナスつけるか、折角だし


【第33週・出撃、コミュ3回目】


北上「もー!締め出すなんて酷いじゃんかさー!」

提督「あ、あはは…いやいや、その、北上がこんな早く来るなんて思わなくて…」

北上「だったとしてもすぐ開けるべきだよー…って、何で窓全開なの?」

提督「大空の息吹を感じたかったんだ!」

北上「……はぁ?」

加賀(………流石に机の下は狭いわね)

加賀(…というか何故私は隠れているのでしょう)

加賀(……少しイタズラしてみようかしら)

提督(やめて!)



↓2


コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆



――街


あれだけの戦いがあったというにも関わらず、例によって街中は人混みでごった返していた。

その中を、目を離すと埋もれていなくなってしまいそうに小さな電を伴って歩く。

電「わぁ~……」

提督「キョロキョロするのはいいけど、人波に流されるなよー」

電「はい!わかってます、大丈夫なのです!」

帝国本土とは全く違う街並みに目を輝かせる電に注意を促すが、どうやら全く耳に届いていない様子だ。

わかったと言いつつも、フラフラと興味をもった方向へとずんずん歩いてゆく。

気になる物を手にとって眺めたり、外国語に首を傾げたりと随分忙しいようだ。

そんな電は、遠目に見ているだけでも微笑ましく、随分と歳相応に見えた。

提督「…ま、大丈夫ならそれで――」

電がこれだけ楽しんでいるのだ、俺が色々注意するのも野暮だろう。

折角だし俺も何か見るか…などと電から意識を逸らした、その時。

電「し、司令官さぁん…!」

提督「んなっ!?」

案の定、というか…押し寄せる人の列に、電が巻き込まれようとしていた。

提督「…電っ!」

電「…ふわぁ…」

隙間から電が伸ばした手を掴み、引っ張って引き寄せる。

…何も丁度気を緩めたタイミングでやらなくても。

提督「…だから言ったろ?」

電「あぅ……ごめんなさい、なのです…」

調子に乗りすぎた、と頭を垂れる電。

電「……あの……」

提督「電、人の言うことを聞かなかった罰を与えるぞ」

電「……あぅ」

提督「…今日は1日、俺と手を繋いで歩くこと、良いな?」

電「え?」

提督「…あ、いや…嫌なら、いいんだが」

電「そ、そんなことはっ!…むしろ嬉しいのです、お、お父さんっ!」

提督「良かった、…じゃ、行こうか、電?」

電「はいっ!」





――それからどうした


電「今日は楽しかったのですっ!」

提督「ああ、楽しかったな」

興味の向いた方向へ走り続ける電に振り回されるまま歩いた1日で、結構疲れたのだが。

それでも、その疲れを吹き飛ばせるくらいに楽しいと感じた。

…だからロリコンじゃないんだって。

電「~♪」

提督「…転ぶなよー」

上機嫌でスキップなどしてみせる電。

どこか覚束ないその足取りが、何とも電らしかった。

電「……わぁっ!?」ズテッ

提督「ほいっと」ガシッ

足元の石に気付かずに思いっ切り前へとすっ転ぼうとする電を、ひょいと抱える。

提督「…人の話を聞きなさい」

電「…なのです…」

提督「……電?」

抱えられた体勢のまま、電が止まった。

…どこか打ったのだろうか?

電「………あの」

電「司令官さんは、何でこんなに電に良くしてくれるのですか?」

提督「…え?…いや、そういうことに理由なんて…」

電「…ごめんなさい、…でも、ちゃんと聞かないと、安心出来ないのです」

提督「…うーん」

まぁ確かに、理由なき善意というのは怖いものではある。

しかし、いきなり理由と言われても。

敢えて言うならば――


>>+2


A.「電が好きだから」

B.「電を放っておけないから」

C.「電が可哀想だと思ったから」



提督「電が好きだから…かな」

電は俺の言葉に弾かれるように顔を上げる。

電「っ…本当に……本当なのですか!?」

提督「ああ、本当だよ」

電「…嬉しいのですっ!」

そして、どうやら電のモヤモヤも解消されたようだ。

先程までのように、顔いっぱいで電が笑う。

提督「…ま、そういう事だ、電」

電「はいっ!」

抱えた腕を離してやると、待ちきれなかったとばかりに、電が抱きついてくる。

電「電も…電も、司令官の事、好きなのですっ!」

提督「そりゃ良かった」

なんと無邪気な好意か。

俺はロリコンなどでは決して無い、無いが…どうしても嬉しさをこらえ切れない。

電「でも、お父さんみたいに…いなくなっちゃわないでくださいね?」

提督「…大丈夫だよ」

電「…絶対に、ですよ?」

妙に力の籠もったその声に、少しだけ気負される。

提督「…あ、ああ」

電「……ずっと、ずっと電を見ててくれますよね?」

提督「…いや、ずっとっていうのはほら、電も」

電「…ずっと…側に、いてくれますよね?…いなくなったり、しませんよね?電を置いて行きませんよね?」

提督「……い、電…?」

電「……え?…あ、え、えと、な、何でもないですっ!」

提督「あ、いや…そ、それならいいんだよ、それなら!」

と、此処で丁度正門に着き、電とは別れたのだが――

さっきの電の様子が…怖かった。と言うのは…俺の思い違いなのだろうか。


※信頼度が上がりました

電 ☆☆☆☆

進まないし遅いし、ごめんなさい
ちょっと色々大変で中々時間取れない
お付き合い頂き、ありがとうございました

残念ながらもうちょっとだけ続くんじゃ
やりますね




【第34週】


――横須賀鎮守府


北上「どうもどうも、今回は此処からお送り致します」

北上「…へ?なんで横須賀にいるのかって?」

北上「……むー…説明するのめんどいなぁ…」

北上「…というわけで、回想、すたーとっ!」


――――――

―――




任務娘『…此度の勝利、誠に素晴らしいものでした』

任務娘『太平洋方面の連合軍はこれで暫く大きな作戦には出られないでしょう』

提督『ありがとうございます…この後はどのように動くのですか?』

任務娘『ええ、…パラオやトラック方面へと進軍するという案もあるのですが…以前と同様、補給の問題がありまして』

提督『…なるほど、確かに…いくら敵の戦力を大きく削ったとはいえども…』

任務娘『はい…ですから、ひとまずこのサイパン、テニアン、グアムのラインを防衛線として維持することに決定しました』

提督『了解致しました』

任務娘『…いえ…提督さんには、横須賀へとまた戻って頂きたいのです』

提督『横須賀に…ですか?』

任務娘『はい、此方の防衛はしばらく通常艦船と航空機のみで可能と判断致しました』

任務娘『それで…その代わり、と言いますか…今まで通常艦船による艦隊が担当しておりました北方を担当して貰います』

提督『北方?…確か、太平洋方面から少しでも目を逸らす為の陽動作戦だったのでは?』

任務娘『……そのはずだったのですが…偵察の結果、連合軍は捨て置けないほどの戦力を北方に配置しておりました』

提督『……なんでまた?』

任務娘『……わかりかねます…が、この状態の太平洋方面に配置転換せずにいまだ北方に艦隊を待機させたままなのです』

任務娘『…恐らく、何か理由があるのではないでしょうか?』

提督『でしょうね…』

任務娘『とにかく、…理由を探れとは言いませんが、その無視できない規模の艦隊、それらを殲滅して下さい』

提督『…了解しました』

任務娘『何があるかわかりません、くれぐれもお気をつけて』


――――――


北上「…と、こういうわけなのですよー」

北上「いやぁ、遂に北方作戦だね!」

北上「え?何で2-Xは原作無視したのに3は合わせるのかって?」

北上「………知らない方が良い事もある、ということだよ、うむうむ」



【第34週・セーブポイント】


提督「と、言うわけで戻ってきたが」

猫娘「やはり帝国の空気はいいものだ」

提督「お前は何者なのほんと」

猫娘「うむ、修理報告に来た」

提督「…ああ、どうなったんだ?」

猫娘「良好だ、今までの性能をほぼ維持出来るだろう」

猫娘「ま、流石に外装等は少し弄らせてもらったが」

猫娘「一応公的には、民間の客船改装空母として提供されたもの―ということになっているよ」

提督「…根回し凄いな、あんた…」

猫娘「任さられたからにはこのくらいは、な」

猫娘「…これでも、私になりに君を応援しているというわけさ」

提督「そうかい、…ありがとうな」

猫娘「………ふふん、どういたしまして」

猫娘「それじゃ、ぜひとも仲良くやってくれ」

猫娘「…といっても…大分厳しいとは思うがね」

提督「どういうことだ?」

猫娘「それは会ってみてからのお楽しみだな、頑張れ、女殺しさん」


今回の秘書艦

>>+2



【第34週・出撃、コミュ1回目】


足柄「…何で私なのかしら」

提督「なんというか…頼りになりそうだなぁ、と」

足柄「あら、そんな事言われたら頑張らないわけにはいかないわね」

提督「あー…いや、そんなつもりじゃ」

足柄「ふふ、冗談よ…そうね、これからよろしくね?」

提督「…からかわないでくれよ…ああ、よろしく」

足柄「さ、それじゃ張り切って仕事、しましょうか」

足柄「今日は――」



↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級



――防波堤



提督「…こんなとこに居たのか」

ヲ級「…………」

体調的にも問題なく、意思疎通を取れる状態―そう聞いて。

折角だし挨拶くらいはしておこうとヲ級を探し回ること数十分。

やっとこさ見つけることが出来たのだが…。

そんな苦労など露知らず、ヲ級は俺の方など全く見ずに、遠くを眺めている。

やはりこうして陽の下で見ると、なんというか…全体的に、白い。

風に流れる髪も、輝く肌も。

そのまま、消えてしまいそうなほどに。

提督「……おーい」

ヲ級「…………」

提督「…えーと…ワスプ?…ヲ級…?何て呼べばいいんだ?」

ヲ級「…………」

提督「……あ、あのー?…もしもしー?」

ヲ級「…………なに…?」

粘り強い声掛けに、心動かされたのか…はたまた、煩わしいと思ったのか。多分後者だな。

ヲ級は、俺の方へと緩慢に首を向けた。

提督「……その…なんというか、挨拶を、な」

ヲ級「……必要ない…それだけ?」

提督「必要ないって……」

ヲ級「用がないなら、邪魔しないで欲しい」

それだけ言って、ヲ級は再び海を見た。





提督「………はぁ」

どうしたものか。

猫娘の言っていた言葉の意味がわかった。こういうことだったのか。

提督「……そりゃ、今まで俺がしてきたことを考えれば…仲良くやろう、なんて言えないけどさ」

提督「…君も、中々こっちに馴染めないだろうってのも、わかるよ」

提督「でも、だからこそ話くらいは――」

そこまで言うと、ヲ級は急に顔を此方へ動かした。

ヲ級「…一つ、聞きたい」

提督「…あ、ああ」

向けた目線の妙な圧力に、少し気圧され、自然と後ろへ一歩下がる。

ヲ級「…なんで、私を助けた?」

提督「……なんで、と言われてもな…」

ヲ級「あのまま…あのまま、殺してくれれば、私は解放されたのに」

ヲ級「……なのに、なんで?」

どこまでも昏い、その蒼い目でじっと俺を見つめたまま。

抑揚の無い、波の音に押し潰されてしまいそうな小さな声でそう言った。

提督「…解放?なんだよ、解放って」

ヲ級「答えて」

提督「………」

なぜ助けたか、なんて言われても。

理由、理由か――


>>+2


A.「君が気になったから」

B.「君は貴重な戦力になるから」

C.「君が可愛いから」

D.「内容自由」




提督「君が気になったから…かな」

ヲ級「……はぁ?」

その言葉に、ヲ級は初めてしっかりと反応した。

ヲ級「……まさか、それだけ?」

提督「…うーん…まぁ、…そうなるな」

ヲ級「…………」

提督「……ヲ級?」

此方を睨むように、目を細めるヲ級。

…怒っているのか?などと思っていたら、溜息と共に俺から視線を外した。

ヲ級「……聞きたかったことは聞けた」

理解も納得も出来ないが。そう言って、身を翻す。

提督「…お、おい?」

俺の存在などなかったかのように、無言で横を通り過ぎて行く。

制止の声を投げかけてみるも、遠ざかる背中を見せるのみ。

提督「………さむっ」

冷たい風の吹く防波堤に、1人取り残された俺。

…風邪を引かない内に、帰るか。



※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆

相変わらず短いが今日はここまで
ヲ級の話し方はなんつーかよくある感じでも良かったがちょっと書きにくかった
お付き合い頂きありがとうございました

更新頻度も内容も酷い、本当に申し訳ない
今週の金曜日まで終わればまた暇になるから許して欲しいです
やります



【第34週・出撃、コミュ2回目】


提督「…ふむ」

足柄「…どうしたの?さっきからこっち見てるけど」

提督「うむ……えらく素早く仕事をしてくれるなぁと」

足柄「当然よ、秘書艦なんて名誉なものに折角選ばれたもの」

提督「…お前のその言葉を北上にも聞かせてやりたいよ…!」

足柄「…大袈裟ねぇ」

足柄「ほらほら、提督も仕事しなきゃ…今日は――」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ☆☆☆☆☆

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆




――執務室


提督「………如月」

如月「…………」

先程から、如月は手鏡と向い合って、ただひたすらに髪の手入れをしている。

既に何度か注意をしたのだが、どこ吹く風といった様子で続けている。

仕事中だというのに…困ったものだ。

提督「…如月」

如月「…………」

俺の声も届いている様子は無い。

提督「如月」

如月「……?あ、あら、呼んでたの…ごめんなさいね、司令官」

それに少し腹が立っていたのか、自分が思っていたよりも低い声が出た。

流石に如月にも聞こえたらしく、慌てて此方へ振り返る。

提督「…仕事中だぞ、やめないか」

如月「ん…も、もうちょっとで終わるから~、ね?」

提督「さっき聞いた時もそう言っていたと思うが?」

如月「…中々うまい感じにならないのよ…」

提督「……あのな、仕事を…」

如月「大丈夫、わかってるわ」

提督「…ならいいが」

如月の目の前に積まれた、大量の書類を見る。

さて、この様子で終業時間までにあれが片付くのかね。

…最近、如月はああして頻繁に身だしなみを整えている。

悪いこととは言わんが、今日みたいな行動はいくらなんでも目に余る。

ま、…少しくらい痛い目を見るのも、良い教訓だろう。

俺は俺の仕事をするかね――




――――――――

―――




日は暮れ、辺りも暗くなり、どこか頼りない橙色の裸電球が執務室を照らす。

そんな中で、相変わらず山と積まれた書類と如月は格闘していた。

提督「………はぁ」

予想は見事に的中。

あれからも度々手鏡を持ちだし、何度も手を止めていた如月が、あの書類を終わらせられるはずもなく。

終業時間を半刻程過ぎた今も、まだ終わる様子はない。

如月「……もう…多すぎるわよ、これ…」

などとぶつくさ言いながら如月は手を動かす。

その手つきはお世辞にも速いとは言えない。

如月「…司令官、…これ、続きは明日でいいかしら~?」

提督「はぁ?」

悪びれもせずそう言う如月。

仕方ない、あまり言いたくはないのだが少し釘を刺しておこうか。

提督「…如月、元々お前の都合だろう、それを…」

如月「でも~……」

提督「でもじゃないだろ、しっかりそれを終わらせよう、な?」

如月「………」

提督「ほら、俺も手伝ってやるからさ」

如月「…こんな遅くまで起きてたら、お肌が荒れちゃう…」

提督「……如月、あのな」

如月「…だから、…明日で~…だめ?」

反省した様子を全く感じ取れないそんな言動に、思わず頭を抱える。

提督「如月……」

如月「ね?司令官」

提督「…ダメだ、終わらせろ」

流石にこんな理由は認められない。

そういった理由もあり、多少高圧的に言ってみたのだが――どうも、それが如月には不評だったようだ。



如月「…も~…良いじゃない、少しくらい…司令官だって、良く仕事休んでるくせに」

提督「俺は一応最低限仕事は終わらせてから色々やってるんだよ」

そういう事だ、そう、別にずっとサボっている訳じゃあない。

…たまに本気でサボることもあるが…いや、今はその話じゃないか。

提督「…如月、お前まだ半分も終わってないじゃないか」

如月「だって…」

提督「……はぁ、…とにかく終わらせよう、ほら」

書類の山から何枚か抜き取り、目の前に置き…手を止めている如月に、始めようと促す。

しかし、如月の筆は止まったままだ。

提督「……なぁ、何がそんなに嫌なんだ?」

如月「…だから、こんなに遅くまで起きてると、お肌が…」

提督「如月っ!」

如月「…っ」ビクッ

その態度に、思わず強い声が出る。

それに如月は身体を強張らせたが、やはり手は止まったままだ。

提督「

あーもうミスった…浮かばんし遅いし酷い

本当に申し訳ないが今日はここまで
リアルの方でも胃がガリガリ削れて死にそう
叩かれてんのか、やっぱつまらんのやろね、まぁしゃーないわ
お付き合い頂きありがとうございました

そうだったのか、何か被害妄想してた、恥ずかしい
安価スレなのに進行めちゃくちゃ遅くて申し訳ない、落ち着いたらまた元のスピードに必ず戻します
応援してくださり本当にありがとうございます、始めといて勝手な都合を持ちだしてごめんなさい
今年はまだキャンプ中継も見てない、ちょっと今日は休みたいので続きは明日で

なんとか終わった、これからしばらくは暇になります
というわけで早速今日は22時位から、色々すまんです




如月「…も~…良いじゃない、少しくらい…司令官だって、良く仕事休んでるくせに」

提督「俺は一応最低限仕事は終わらせてから色々やってるんだよ」

そういう事だ、そう、別にずっとサボっている訳じゃあない。

…たまに本気でサボることもあるが…いや、今はその話じゃないか。

提督「…如月、お前まだ半分も終わってないじゃないか」

如月「だって…」

提督「……はぁ、…とにかく終わらせよう、ほら」

書類の山から何枚か抜き取り、目の前に置き…手を止めている如月に、始めようと促す。

しかし、如月の筆は止まったままだ。

提督「……なぁ、何がそんなに嫌なんだ?」

如月「…だから、こんなに遅くまで起きてると、お肌が…」

提督「如月っ!」

如月「…っ」ビクッ

その態度に、思わず強い声が出る。

それに如月は身体を強張らせたが、やはり手は止まったままだ。

提督「……あ、いや…すまん」

如月「…何よ、もう」

提督「…如月」

ペンを持つ如月の手は、小さく震えていた。

提督「……叫んだのは悪かった、でもな」

如月「…また、髪が乱れちゃったじゃない…」

提督「なっ……って、如月…?」

手鏡を取り出した如月を制止しようとして、その目つきの異常さに気付く。




如月「……直さなきゃ…」

提督「…如月…なぁ、どうしたんだよ、お前…おかしいぞ」

如月「………おかしいところ、無いように…」

虚ろな目で鏡を覗き込む如月。

乱れた髪を直すやけに手際の良い手付きが、逆に不気味な程目についた。

提督「…っ」

それをどうしても見ていることが出来なくて、如月の細い腕を掴む。

如月「…邪魔しないでっ!」

提督「如月、俺の話を…」

如月「どうして邪魔するのよ、さっきから!」

提督「それは、お前がおかしいから…」

如月「…どこもおかしくなんて無いわよ!」

掴まれた腕を振り回して、如月は暴れる。

その拍子に床へ手鏡が転がり、甲高い音を立てるも、それに気を払う様子もなく。

如月「…こうしなきゃ…こうしなきゃダメなのよ!」

提督「俺には…何でお前がそこまで拘るのかよくわからんが…如月は、そのままでも」

如月「…っ、嘘!そう言って、どうせ貴方だって心の中ではみすぼらしい没落華族の娘だって馬鹿にしてるくせに!」

提督「…どういうことだ?」

如月「とぼけないでよ!…私は、誰にでも誇れる私でありたいの!」

如月「だから邪魔しないでよ!」

提督「………」

随分支離滅裂だが…つまり、如月の家はそういう事情があって…。

その事で色々言われて来た、という事だろうか。

…それで、見た目に拘るようになった、のだろうか?

如月「………」

荒い息を立て、此方を睨み付ける如月。

そこに普段の彼女らしさは全く見受けられない。

…そうだな、事情なんてどうでも良い。

俺はこんな如月を見ていたくない。

だから――


>>+1-3を参考に提督の言動

本当は如月の設定を全て書こうとしたが長くなりすぎるので却下したがなんか説明不足感ぱないの



提督「…如月」

如月「……見ないでよ!」

掴んだ手を離すと、その手で彼女は顔を覆った。

提督「お前は、誰かに自分を誇りたいのか?」

如月「…そうよ、…だから、こうしてるの」

提督「…なら、こんな物ばかり気にしてる奴を誇れるか?」

落ちた手鏡を拾い上げ、如月の前にかざす。

如月「……内面が重要だって、言いたいの?」

提督「…まぁ、概ね、そんなとこだ」

如月「…そんなもの、見てもらえもしないのよ」

提督「…まるで、経験したみたいな言い方だな」

如月「父が華族の立場を失ってから、周りの人間の見る目は完全に変わったわ」

如月「…気にするなって言う方が無理じゃない、そんなの!」

如月「司令官は、私の思いなんて何も知らないから、そんな事が言えるの!」

提督「…ああ、そうだな、確かに俺は昔の事は何も知らん」

如月「だったら――」

提督「でも、今の如月の事を知ってる」

提督「出会ってから、確かにそんなに経ってもないけどさ」

提督「俺は如月の事を誰にだって誇れるよ」

投稿する前にタブ見たら他スレだったわ、ちょっとsyレならんしょこれは…
というか速度が超遅い、ごめん



如月「……何言って…」

提督「…いやまぁ、自分でも恥ずかしい事言ってるなとは思うけどさ」

提督「それでも、…まぁ、…ちゃんとそう思ってるって事、知って欲しかった」

如月「………」

提督「如月がどんな風に生きてきたとか、どんな目に遭ったかとか」

提督「確かに何も知らないけどさ」

提督「今の如月が好きなんだよ、俺は」

如月「…司令官」

提督「いつもみたいにさ、笑ってる如月が」

提督「それこそ、誰にだって誇れるくらいにな」

如月「……」

提督「…だから、お前のそんな顔は見たくない」

如月「……勝手ね」

提督「…そうだな、勝手だよ、俺は」

如月「………いいのかしら、私は、このままで」

提督「勿論」

如月「…じゃあ――」

提督「…っ!?」

如月「……うふふ、こんな顔なら、誇ってくれるのかしら?」

提督「お前……はぁ、…そうだな、うん、可愛いぞ」

如月「…ありがとね、司令官」

提督「…ああ」

余裕そうに見えて結構恥ずかしかったのか、如月はそのままそそくさと部屋を出て行ったが――

落とした鏡を、持って帰りはしなかった。


※信頼度が上がりました 如月 ★
※改造回数が増えました 0→1
※如月がパワーアップしました

何か本気でダメやね


【第34週・出撃、コミュ3回目】


足柄「……んー…」

提督「…足柄、どうした?」

足柄「あ、提督、丁度良い所に」

提督「え?」

足柄「いや…是非提督に直接演習を指揮して欲しいとか、整備を見学して欲しいとか」

足柄「…要望書が凄いんですけど」

提督「………マジで?」

足柄「マジです」




↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆

本気で何も浮かばん、もうだめかもしらんね
すいません、お付き合い頂きありがとうございました




――休憩室


提督「…最近こいつを読む暇も少なくなってきたなぁ」

誰も居ない休憩室の真ん中で、贅沢に横になり、懐から小説を取り出す。

提督「騒がしいのもそりゃそれで嫌だが…1人ってのも寂しいな」

まだ昼だしここなら誰かしらいるだろうと思って来たのであるが、どうにもままならんもんだ。

しかしまぁこれ以上贅沢を言った所で仕方ない。

畳張りの床に転がって、栞を取ろうとしたその時、休憩室の扉が不意に開けられた。

提督「…お、夕立じゃないか」

夕立「んー?……あ、てーとくさん!こんにちはー!」

提督「おう、こんちは」

夕立「もしかして、提督さん1人っぽい?」

提督「ああ、だからちょっと寂しかったんだ…夕立は休憩か?」

夕立「うんっ!」

勢い良く頷くと、畳に寝転がる俺の横へダイブした。

全く持って元気な娘だ。

提督「…こら、夕立、行儀悪いぞ」

夕立「…提督さんも人のこと言えないんじゃないの?」

提督「俺は良いんだよ、偉いから」

夕立「なにそれ、横暴っぽい!」

提督「はっは」

夕立「むー……そうだ!」

提督「…お?」

夕立「そんな悪い提督さんにはお仕置きっぽい!」

と、夕立は立ち上がって――

提督「…ほぐぇあ!?」

全体重を思い切り俺にぶつける、素晴らしいのしかかりを食らわせてきた。

…結構痛い。

夕立「ふふん、正義は勝つっぽい!」

提督「……ふはは、悪は何度でも蘇る!」

夕立「わ!?」

と、休憩室に誰も居ないのを良い事に俺と夕立の戦闘が始まった。

提督「ほら夕立、くすぐりの刑だ!」

夕立「あっ、ちょ、あはは、だめ、っ、あははははっ!」

…果たしてどちらが子供なのやら。



――それからどうした


夕立「………疲れたっぽい…」

提督「……全くだ…」

休憩とは一体何なのか。

結局あれから誰も来ず、ひたすらにこの広いとは言えない休憩室の中を走り回っていた。

走り回り転げまわったせいで、夕立も俺も衣服を乱し、肩で息をしている。

…誰も来なくて良かった。

提督「…夕立は、これから演習か?」

時計を見ると、そろそろ空が傾くかという時間だ。

頭の中で予定表と照らしあわせ、夕立に尋ねる。

夕立「うん、そーだよ」

提督「そっか、頑張れよ」

夕立「…うん」

俺の言葉に、夕立はどこか浮かない顔で頷いた。

提督「…何か、不安でもあるのか?」

夕立「ううん、…演習はちゃんとやらなきゃって思うよ」

夕立「……でも」

夕立「それを本当に、実践出来るのか、わからないっぽい」

提督「…夕立」

夕立「勿論、それが夕立の役目だし、敵を倒さなきゃっていうのは判ってるけど…」

でも、とだけ言って夕立は俯いた。

提督「……そうか」

どれだけ明るく振舞っていたって、歳相応の女の子で。

だから、この娘はきっと、悩んでいるのだろう。

敵を倒すと言う事は、つまり――

…それは、責められる事なんかじゃない、当然のこと。

こんな娘さえも戦わせなければならない状況に、そしてそんな状況を変えられない自分に、腹が立った。

夕立「…ごめんなさい」

俺の沈黙に何か感じ取ったのか、夕立が俯いたまま小さく謝る。

…さて――


>>+1


A.「気にしなくていい」

B.「…俺は、夕立のそういう所、好きだぞ」

C.「…謝る必要なんてない、むしろ、俺が謝るべきだよ」



提督「…俺は、夕立のそういう所、好きだぞ」

小さな頭に、ぽんと手を置く。

夕立「……提督さん?」

その行動に、夕立は伏せていた目を恐る恐る、といった様子で上げる。

提督「その、誰にでも優しい所が、さ」

提督「……ごめんな」

夕立「…え?…な、何で提督さんが謝るの?」

提督「…お前を、お前らを戦わせなくちゃならないのは、俺達の責任だから」

提督「だから…ごめん」

夕立「……」

夕立「…もう、全くてーとくさんはしょうがないっぽい!」

今度は逆に俺の方が俯いていると、夕立が突然、明るい声を上げた。

提督「…へ?」

夕立「そんな弱気な提督さんはちゃーんと支えてあげなくちゃだめっぽい!」

夕立「まずは、頑張って演習してくるっぽい!」

提督「あ、ちょ、夕立!」

夕立は立ち上がって、休憩室をそのまま出ていこうとする。

そして、扉の前で振り向いて。

夕立「…だから、あんまり気にしないでね?」

とだけ言って、元気よく―少なくとも見た目には―走っていった。

提督「……なーにやってんだか」

…逆に励まされるとは。何とも情けない。

提督「……ごめんな、夕立」

聞こえないのはわかっているけれど、それでも、そう言いたかった。



※信頼度が上がりました

夕立 ☆☆☆☆



【第34週・開発ターン】


妖精「お久しぶりですねー!」

提督「ですね…ヲ級の件、ありがとうございました」

妖精「いえいえ、お気になさらず、そんな大した事はしてませんから」

妖精「結局私達がやったのは、船体の修理と、塗装くらいですからね」

提督「それでも、ですよ」

妖精「…うへ、何か提督さんにそこまで優しくされるとなんか裏がありそうで」

提督「……>>1を開発しましょうか」

妖精「…い、いや冗談ですから!怒らないで下さいって!」




【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv2/【12.7cm連装砲】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv2/【九五式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv3/【九三式水中探信儀】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



提督「ソナーでお願いします」

妖精「ならば【零式水中聴音機】で行きましょう!」

提督「なるほど…では、期待してますね」

妖精「……何で今日そんなに優しいんですか!?調子狂うじゃないですか!」

提督「…ええー……」


直下コンマ00~39で成功

ああ、ミスってた…


【零式水中聴音機】…軽(雷)巡・駆逐の対潜・対潜命中+15



妖精「また勝利を重ねてしまった…」

提督「流石ですね」

妖精「ま、私ですし?」

提督「……ええ、はい」

妖精「お、いつもの調子に戻って来ちゃった感じですか?」

提督「…アンタもね」

妖精「はっは!次行ってみよー!」

提督「なら、>>+1で」


【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv2/【12.7cm連装砲】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv2/【九五式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



提督「爆雷で」

妖精「……うーむ…以前に失敗したような気がしないでもない」

提督「…したよ!覚えとけよ!」

妖精「この妖精、成功はいつまでも覚えておるが失敗は忘れる」

提督「何威張ってんだ!?」

妖精「つまり私の記憶には成功しか無いということだ!」

提督「…もう何でもいいです」


直下コンマ00~69で成功



妖精「……」

提督「……」

妖精「……」

提督「…いや、まぁ…こんなこともありますよ」

妖精「え?何の話ですか?忘れました」

提督「……」

妖精「や、やだなぁ…そんなに睨まないでくださいよー」

妖精「あ、そ、そうだ、>>+1とかいい感じですって!」


【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv2/【12.7cm連装砲】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv2/【九五式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



妖精「【12.7連装砲B型】をリベンジしよう!」

提督「覚えてるじゃないですか」

妖精「……初挑戦ですねぇ、いやぁ、手が震える…」

提督「…こいつ」

妖精「わー、暴力反対、暴力反対です!」

提督「……最近まともだったのに一気に元に戻ったなぁ」


直下コンマ00~69で成功

【12.7連装砲B型】…駆逐の火力+15



妖精「ふっ………」

提督「…やりますね」

妖精「いや、それほどでも!」

提督「と言いつつ何かドヤ顔するのほんとやめてくれませんか?」

妖精「えーそんな顔しちゃってますかー?」

提督「……帰る」スタスタ

妖精「あはは、ごめんなさい嘘で…って居ない!?」

妖精「………」



【第34週終了】



【第35週】


――執務室


猫娘「や、その後どーだい?」

提督「…ん、問題無いよ」

猫娘「そうか、それは良かった…にしても、もう登場に突っ込まなくなったね」

提督「慣れだよ、慣れ」

提督「……思ったんだが、あんな技術があるなら敵艦を拿捕していけば…」

猫娘「ああ、それは無理だ」

提督「やけにハッキリ言うんだな」

猫娘「うむ、私程度じゃどうにもならん」

猫娘「今回は…あの、なんだ、被り物みたいなのが外れてたろ?」

提督「…そういやそうだったな」

猫娘「深海棲艦の空母だけは少し特別でね、艦機能の制御に本人の能力の多くを割いているから、アレで人格の方を押さえつけてるんだ」

猫娘「勿論普通は下手に外す事も出来ない、今回は随分と幸運だったな」

提督「そんなもんなのか」

猫娘「そんなもんさ、さて、折角だ、お茶でも淹れてくれよ」

提督「…はいはい」



【第35週・出撃、コミュ1回目】


提督「…うーむ」

足柄「……び、微妙…だったかしら?」

提督「…いや…うん、率直に言って…不味い」

足柄「…そ、そう…なのね」

提督「どうやったらお茶をこんな味に出来るんだ…」

足柄「…普通にやったつもりなんだけど…」

提督「まぁ…これからの勉強って事で」

足柄「…ええ、教えて貰えると助かるわ」

提督「とりあえず、仕事してからな…えっと、今日は――」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆




――執務室


提督「…うーむ」

電「…どうかしたのですか?」

提督「いや…」

流石に、電、お前が原因だっ!とは言えない。

というのも今日は朝から電と一緒に仕事しているのであるが…。

何故か隣にぴったりとくっついて離れない。

それで仕事をしていないというわけでもなく、しっかりと消費しているものだから強くも言えない。

だが入ってくる人が一々俺に疑惑の目を向けてくるのだけは勘弁して欲しい。俺は普通の趣味を持っているのだ。

電「~♪」

しかし…まぁ、こうして鼻歌など歌いながら無邪気に寄り添う電を払うことは出来ない。

…湯たんぽみたいで暖かいし。別に変な意味じゃない、本当だぞ。

提督「……なぁ、電」

電「♪~…?どうしたのですか?」

提督「…えらく今日はくっついてくるな、と思ってさ」

電「…ダメ…だったのですか?」

提督「そんなことはないさ、だけど…まぁ、気になってな」

電は一瞬、暗い顔をしたが、俺が否定すると、即座に元の笑顔に戻った。

そして、その笑顔のまま続ける。




電「この前、決めたのです!」

提督「決めた?…えーと……何を?」

電「はい!電は司令官とずっと一緒にいるって決めたのです!」

提督「…はは、なるほど」

弾けるような笑顔のまま。

そう大きな声で宣言する電は、随分と微笑ましいものだった。

提督「…しかしまぁ…なんでまたそんなことを?」

電「えと…その」

電「……お父さんの時、みたいに…なるのが、嫌なのです」

提督「……」

電「もう、嫌なのです…1人に、なるのは」

電「…だから、…だから」

電「ずっと、ずっと居てくれますよね?司令官は、いなくなったり、しませんよね?」

提督「…電」

どんどんと下がる声のトーン、けれど笑顔は貼り付けたかのようにそのままで、電は言う。

俺の袖を、千切れるほどの力で掴んで、ね?ね?と、何度も聞いてくる。

何と答えたものか――



>>+2


A.「ああ、勿論」

B.「………」

C.「……それは、わからん」




提督「……それは、わからん」

電「え?」

提督「…もしかしたら、俺も…」

電「嫌なのですっ!」

提督「……」

電「……聞きたくないのですっ…そんな話!」

電「なんで…なんで、そんな事言うのですかっ!」

提督「……電、…大丈夫、あくまで可能性の」

電「…嫌なのです…」

提督「…ごめんな、でも、嘘は付けなかった」ポン

電「……嫌なのです、そんなの…」

提督「………大丈夫、俺は、きっとお前の側にいる」

電「…でも…」

提督「確かに、絶対とは言えないけどさ」

電「……」

提督「…出来る限り、俺は――」

と、此処で不意に執務室の扉が勢い良く開かれた。

その主は、ノックをしない事に定評のあるあいつ。

北上「うぃー……っす…?」

さて、此処で状況を整理すると。

俺が抱きしめて頭撫でてる幼女がめっちゃ泣いてる。なんだこれは。

北上「………そ、そういう趣味だったの?」

提督「…お前は勘違いしてる、というかお前らタイミング良すぎるんだよ!」

…と、こんなことがあって、電の事は有耶無耶になってしまったのであるが――

まさか、はっきりさせなかったせいであんな事になるとは、と思わせぶりな事を言っておく事としよう。



※信頼度が上がりました

電 ☆☆☆☆☆



【第35週・出撃、コミュ2回目】



足柄「……」

提督「何か距離を感じるんだけど!?」

足柄「…き、気のせいじゃないかしら」

提督「絶対距離広いって!」

足柄「…あー…え、遠近法、ってやつよ!」

提督「……なぜそういう噂だけは広まるのが早いんだ…」

提督「…もういい、仕事する」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆

眠いです
お付き合い頂きありがとうございました

折角だし安価下じゃなく鳥海で行こう
やります



――鎮守府・廊下


鳥海「司令官さん」

提督「ん?お、鳥海じゃないか…どうした?」

鳥海「いえ…丁度、お見かけしましたので」

良ければ少しお話でもどうでしょうか?と、遠慮がちに聞いてくる。

提督「ん…」

そういえば、最近は鳥海と話す機会もあまり無かったな。

提督「…そうだな、よし、執務室に来てくれれば、お茶くらい出すよ」

鳥海「あ、いえ、そういうつもりは…」

提督「気にするな、どうせ俺の分を淹れる予定だったんだ」

一人分も二人分も変わらんさ、そう笑ってみせる。

鳥海「…ありがとうございます」

すると、鳥海は控えめに礼をした。

鳥海「ですが…何か、執務室を私物化しているようで…気が引けますね」

提督「良いんだよ、最初から私物だ私物」

鳥海「…もう、司令官さんは」

提督「仕事してない時はどう使おうが自由だって、な?」

別に布団やコタツや雀卓を持ち込んでるわけじゃ無いんだし。

まぁ、そこまで行くと常識の問題になるが。

提督「そんなわけで、全力でおもてなしさせて頂きますから、さぁさぁ」

鳥海「わわっ」

少し渋る鳥海の後ろに回って、肩を押す。

鳥海は不満気ながらも、されるままに執務室まで押されていた。



――執務室


鳥海「………」

白いティーカップを、上品な動作で口に持っていき、啜る。

思ったより熱かったのか、少し顔をしかめたが、すぐに笑顔になった。

鳥海「…美味しい、です」

提督「ふっふ、だろ?」

真っ白なカップに良く映える、琥珀色の液体。

各方面に伝手を使って手に入れた、かなり良い紅茶である。

淹れ方にもかなり気を配ったので、鳥海のその笑顔が何より嬉しかった。

提督「いやな、これを手に入れるためにどれだけ努力を――」

提督「しかも、淹れ方もさ、ちゃんと本とか人に聞いたりとかで調べて――」

つまるところ、俺は誰かに自慢したかったのだろう。

次々と、口から言葉が出てくる。

それはきっと、端から見れば少しうざったい物だったはずだ。

…それに気付いたのは、話し終わった後だったが。

鳥海「ええ、はい…へぇ、なるほど、そうだったんですか」

なのに、俺の話に、一々相槌を打って、その度に感心したような表情を見せる。

そんな鳥海の態度に、益々俺の話は加速した。

やっと一息ついて、あ、やっちまったか、と気付いたのは、話し始めてから半刻程過ぎた頃。

提督「…って、…あー…随分話してたな…すまん、鳥海、退屈だったろ?」

鳥海「いえ、全く…とてもおもしろかったですよ?」

鳥海「それに、…司令官さんにも、こんなところがあるんだなぁ…って」

提督「…こんな所?」

鳥海「あ、えと……子供みたいに、語ってらっしゃいましたから」

提督「…なるほどなぁ…また随分と恥ずかしいところを見せたみたいで」

鳥海「いいえ、そんな事は有りませんよ…そういう風に語れるのって、素敵だと…私は思いますよ?」

鳥海「……私なんかは、…あまり、人に話したい事を伝えるのは、得意じゃないですし」

提督「…そうなのか?」

意外だ。どっちかと言うともう思ったことをズバズバっと言うタイプなのかと思ってたが。

やはり、印象で人を決めるのは良くないな。

しかし…鳥海はそういう所を気にしているのだろうか?

ふむ――


>>+2


A.「これから治していけばいいさ」

B.「別に、良いんじゃないか?」

C.「難しい問題だな」




提督「別に、良いんじゃないか?」

鳥海「え?」

それは彼女の予想していなかった言葉だったのか、鳥海は少しだけ先よりも高い声で反応した。

鳥海「…その、どういう」

提督「ああ、言葉が足りなかったな、…何と言えばいいか」

どうにも思いついた言葉をパッと出してしまう癖があるらしい。

気を付けなければ、と思いながら言葉を探す。

提督「大事なのは、伝え方じゃなくて気持ち…っていうか」

提督「その、鳥海が思ったことを、…ゆっくりでも、伝えられたら…」

だが、全くまとまっていかない。

…思ったことを伝えられないのは、俺もなのだろうか。

鳥海「……ん、その…何となく、わかりました」

鳥海「…何か…気を遣わせてしまったようで、ごめんなさい」

提督「違う違う!俺はただ思ったことを言っただけだよ」

鳥海「……ありがとうございます」

提督「…ごめんな、もうちょい器用に伝えられたら良かったんだろうけど」

鳥海「いえ、充分、伝わりましたよ…それこそ、伝え方じゃなくて気持ち、です」

提督「…そっか、なら良いんだ」

鳥海「ああ、そうです」

思い出したようにそう言うと、鳥海は空のカップを差し出した。

提督「ん?」

鳥海「…よろしければ、お代わりを頂けますか?」

提督「……ああ!任せてくれ、美味しく淹れるよ」

どうやら、ティータイムは、もう少しだけ続くようだ。


※信頼度が上がりました

鳥海 ☆☆

前の方で触れられてましたが、期限は39週です、すいません忘れてました


【第35週・出撃、コミュ2回目】


足柄「何これ…物凄く美味しいじゃない……」

提督「ふふふ」

足柄「…提督って、何でも器用にこなすのね」

提督「努力の結果だよ、努力の」

足柄「あら、お姉さんには努力が足りないと?」

提督「……お姉さんは少しきb」

足柄「…………」

提督「…あ、仕事しないとなー」

足柄「………」ガシッ

提督「痛い痛い肩に食い込んでるって」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆

大和

>>+2

A.普通

B.改造(後でシチュ安価とる)

C,改造(キンクリ)




――艦娘私室・大和の部屋



太陽が既にすっかり沈んだ時間、大和の部屋。

提督「…うーむ」

支給品のどこか安っぽいベッドの上で寝転んで、お茶を淹れてくれている大和を見上げる。

大和「どうなさいました?」

提督「ん、大した事じゃ無いんだけどさ」

大和「?」

提督「…大和って、デカイよな」

大和「…………デカイ?………っ!?」

バッ、と大袈裟な動作で抱えるようにして大和が身体を隠す。

大和「何処を見ているのですかっ!」

提督「……違う、そこじゃない、身長だ」

大和「…あ、ああ…身長…はい、身長ですか…あはは」

いや、確かにそこもデカイがな。

というかお前ら揃いも揃って俺の事変な目で見過ぎだろう。

大和「……こ、こほん!…それで、身長がどうかなさったのですか?」

提督「だから、別にどうこうって訳じゃないんだよ…ただ、大きいなって」

大和の身長は、男でそれなりにある俺よりも高い。

並んで立てば、俺が見下される格好になるほどだ。



大和「……もしかして、不快に思われた、でしょうか?」

提督「いやいや!違う違う!そういう意味で言ったんじゃない!」

大和「…なら、いいのですけど…」

大和「…………まさか、小さい方が好きだから、もう大和の事は…」

提督「……勘弁してくれ」

流石にそっちは冗談だったようで、俺がそう言うと大和は楽しそうに笑った。

けれど、すぐに不安そうな顔に戻る。

大和「……やはり、変でしょうか?」

提督「変じゃないさ、ま、確かに珍しくはあるがな」

大和「皆が皆、そうやって流してくれるのならば良いのですが…」

中々、うまくはいかないものですと、大和は漏らした。

きっと、この身長の大きさで苦労したのだろう。

…また何気ない一言で地雷を踏んだのか俺は。

そんなことを思いながら黙っていると、大和が少し焦ったように声をかけてきた。

大和「き、気になさらないで下さい!えと、大和は、もう気にしてないですから!」

提督「…いや…すまない、配慮が足りなかった」

大和「…あぅ…本当に、気にしていないのですが…」

それから、どちらからともなく、沈黙が続く。

部屋に入ってから結構良い雰囲気だったのが、完全に途切れてしまった。

なんとかしないと、そう思っていると、大和が急に大きな声をあげた。

大和「あ、あの!……大和は、ですね」

大和「…さっき言ったように、誰に、何を思われても、もう気にしてません、けど……」

大和「……貴方には、…提督には、そう、思われたくは、ありません」

大和「…提督は、大和のような女は、お嫌い、でしょうか?」

提督「大和…」

沈黙が続いた分、と言うのも変だが、そう、大和は一気にまくしたてた。

俺は――

提督「>>+2」




提督「嫌いなわけ無いだろう」

大和「……」

提督「ああ、嫌いなもんか」

提督「大好きだぞ、大和」

大和「……ありがとう、ございます…」

大和「そして…申し訳、ありません」

提督「…ん?何がだ?」

大和「大和の勝手な思い込みで…貴方の好意を、疑ってしまいました」

大和「…ですから、…」

提督「……大和」

ベッドから立ち、側に寄って。

やはり晴れぬ表情の大和を、抱き締める。

大和「…提督」

提督「んなこと気にしなくて良い、って言ったところでお前はどうせ気にするだろうからな」

大和「……う…その、申し訳…」

提督「謝らなくて良い」

大和「あ、…申し…え、あ…」

提督「…全く、賢いのに案外馬鹿だよな、大和は」

大和「…あう……」

恥ずかしそうに俯いた大和を壁に押し付け、無理矢理に上を向かせる。

提督「……だから、今から俺が証明してやる、好きだってな」

大和「証明…?――んむっ!?」

その行動に大和は驚いたが、嫌がる様子もなく、身を預けてきた――

ちなみに、この時微妙に俺は背伸びしていたので、客観的に見るとかなり笑える光景だったなぁ、と思う。


改造内容 >>+2 対空or装甲

大和 装甲 99→118
好感度 ★★★★
人も居ないようですしこのへんで
お付き合い頂き、ありがとうございました



【第35週・出撃、コミュ3回目】


提督「……いやね?俺もね?その…お姉さん、を否定した訳じゃないんですよ」

提督「ただ、足柄の魅力をそんな言葉だけで表すことは出来ないっていうか…」

提督「もっとこう…相応しい?ものがあると…」

足柄「……へぇ、例えば?」

提督「………」

提督「……お、お姉様…」

足柄「…もういいわ」



↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ☆☆☆☆☆

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆





――艦娘私室・電の部屋?



…なぜ疑問形なのか。そう思った方も多いであろう。

しかし視界も行動も制限されている以上、疑問形にするしかないのである。

視界は単純に、目隠し。手足には…鎖、だろうか。

動かそうとする度に、ジャラジャラと金属のぶつかる音がする。

平たく言えば、監禁されているのであろう、おそらく…というか、確実に。

電の部屋だろうと思ったのは、部屋の匂いだ。こらそこ、変な目で見るな。今はピンチなんだよ。

正直、電が俺にこんなことをする理由など思い付きはしないが。

提督「……電、いるのか」

何とか絞り出した声も、虚しく部屋にこだまする。

というか、行動の制限だけでなく、どうも体が妙に重い。

頭がズキズキと痛む。…あれ、何時こんな怪我したんだっけ俺。

痛む頭を振って、記憶を引きずり出す。

なぜ、こんなことになっているのだろう、と。

ああ、そうだ、確か――




――軽巡洋艦『酒匂』・艦橋



提督「………何もないなぁ」

妖精兵士「何も無い方が良いでしょう」

提督「…しかし……暇じゃないか」

妖精兵士「戦闘してるよりは絶対マシです」

提督「そうだけどな、…ふむ」

妖精兵士「艦娘とお話したいんですか?」

提督「…む、…うむ、そうかもしれん」

妖精兵士「ふふ、まぁ、今回は自分で辛抱して下さい」

サイパンを始めとする前線の島々へと物資を運ぶ輸送船団。

その護衛を主に務めるのは、『艦娘』では無く普通の艦だ。

今回の護衛部隊も通常艦、『酒匂』以下4隻の駆逐艦で編成されている。

前線の視察も兼ねてこの任務を請け負ったのはいいのだが。

いつも話す相手が隣に居ないというのはなんとも寂しいものだ。

妖精兵士「しかし、また外洋に出られるとは、思いもしませんでしたよ」

提督「…外洋、か」

妖精兵士「ええ、…自分は、あの坊ノ岬沖海戦にも参加していて…」

良く凪いだ海を、快速の船団が滑り。

雲一つ無い空から降り注ぐ光が、透き通るような水面に反射して輝く。

それは、今俺達が置かれた状況を忘れてしまいそうなほどに平和な光景だった。

艦長妖精「自分も、死を覚悟しましたよ…まぁ、結局こうして生きているわけですけれど」

提督「…苦労なさったんですね」

艦長妖精「はは、今は報告の度にその鬱憤を晴らせて爽快です」

隣の妖精と話していれば、周りの兵士達もどんどんと会話に参加してくる。

連合軍の太平洋方面の戦力はすっかり衰えた、そんな油断もあったのだろう。

敵の接近に、誰も気付くことが出来なかった。





観測妖精『……右舷雷跡ーっ!』

その言葉が聞こえた後、後方を航行していた『冬月』が大きな水柱を上げた。

提督「敵襲!?」

妖精兵士「畜生、…潜水艦か!…おい、ソナー手!何やってたんだ!」

ソナー妖精『も、申し訳ありません!この辺りは、浅瀬で岩も多く…!』

妖精兵士「んなこた聞いてねぇよ!敵の位置は!」

ソナー妖精『それが…つ、掴めません!』

妖精兵士「はぁ!?」

提督「落ち着け…観測手、方位は?」

観測妖精『はっ、2-4-0です』

提督「…2-4-0だ、その方向に注意を向けてくれ」

ソナー妖精『は、はっ!』

提督「おそらく、第二射が……」

次の言葉は、告げなかった。

体ごと吹き飛ばされるような衝撃と共に、艦が大きく揺れる。

揺れに耐えるため、咄嗟に機材を掴もうとした手が空を切る。

そのまま艦橋内を無様に転がり、柱に強かに頭をぶつけた。

提督「……っ、あ…糞っ!」

視界が明滅して、黒が広がってゆく。

妖精兵士「提督っ!……提――」

騒然とする艦橋内の声が、段々と小さくなっていって。

そのまま、何も聞こえなくなった。




――回想終わり


提督「………情けない、真っ先に脱落してどうすんだよ俺」

…しかし、此処に…電の部屋にいるということは…。

提督「…俺は、生きてる…んだよな?」

電「はい、そうですよ、司令官」

提督「っ!?」

先程まで確かに誰も居なかった筈の空間。

そこから、電の声がした。

何もおかしなところなど無い、普段通りの…本当に普段通りの、電の声。

電「幸い、敵潜水艦の迎撃には成功しましたが…護衛任務は失敗、『酒匂』『冬月』は航行不能とされ処分、乗員の殆どは輸送艦に乗って帰還しました」

提督「……ご丁寧に、ありがとな…で、此処は病院か?」

電「いえ、電の部屋なのですっ!」

提督「…そうか」

予想通り。俺の嗅覚も捨てたもんじゃない。

ただ、あまり当たってほしくは無かったが。

提督「……電、…何で俺は拘束されてるんだ?」

どうやって運んだのか、とか。他にも色々聞きたい事はあったけれど。

電の意図はわからないが、流石にこのままいるわけにはいかない。

電「はい!司令官を、守るためですっ!」

その質問に、待ってましたとばかりに電は答える。

電「…今回は、何とか助かりましたけど…でも、…本当に、危なかったのですよ、司令官?」

提督「そうだな、…確かに、一歩間違えれば死ぬ所だった」

提督「……だけど、それは質問の答えになってないんじゃないか?」

電「……わからないのですか?」

そう言うと、拘束された俺の上に電がのしかかる。

電「司令官は、きっと…電が何を言っても、やめてはくれないでしょうから」

この前の事を言っているのだろう、あの時のように声のトーンが下がる。

電「だから、こうして電が、司令官を守ってあげるのですっ!」

何か自慢をするように宣言した声は、やはり無邪気で。

提督「…電」

いつもなら微笑ましいと感じるその声が、どうしてか、空恐ろしかった。



電「……でも!良かったのですっ」

頬に、冷たい手が触れる。

電の手は、こんなに冷たかっただろうか。

電「…今度は、失う前に、守れたのです」

提督「……待て、電、……外してくれないか、これを」

アピールするように、手の鎖を打ち鳴らす。

電「…ごめんなさいなのです、窮屈ですよね、…」

電「心配しなくても…もうちょっとしたら、ちゃんと外してあげるのです」

提督「…もうちょっと?」

電「はい、…司令官が、ちゃんと、電の話を、聞いてくれたら…その時に」

提督「………」

…本格的に、雲行きが怪しくなってきた。

これは、不味いのではないだろうか。

提督「…わかった、…じゃあ、せめて、目隠しだけでも外してくれ」

電「…わかったのです、うんしょ…」

たどたどしい手付きで、目隠しが上げられる。

久々に広がった視界は、とても楽しそうに笑う電で一杯に埋め尽くされていた。

電「あっ…司令官さんが、近いのです…えへへ」

そう言って、電が恥ずかしそうに視線を逸らした。

状況にそぐわぬその行動に、もはや恐怖ではなく異常さだけを感じる。

…本当に、電はどうしてしまったのだ。




提督「……電」

電「もう心配しなくていいのですよ、司令官!」

電「ちゃんと、ちゃーんと電が、司令官の事を見ててあげるのですっ!」

提督「…電っ」

電「ご飯も、毎日一緒に食べるのです!」

電「…も、もし、司令官が望むのなら…その、恥ずかしいですけど、色々、してあげますし…」

提督「電っ!」

電「ひうっ!?…し、司令官、何で、怒ってるのですか?」

提督「頼む、電……外してくれ」

もう一度、鎖を打ち鳴らして頼む。

何度目かのその頼みに、電の顔から初めて笑顔が失われた。

そして、少しだけ考えて――

電「嫌なのです」

きっぱりと、そう言い切った。

提督「…なんで」

電「さっきから言っているのです、電は、ただ司令官を守りたいだけなのです」

電「司令官こそ、何でわかってくれないのですか?」

提督「…わかるわけないだろ」

電「…残念なのです、でも、司令官なら、いつかちゃんと電の事をわかってくれるって信じてるのです!」

提督「…っ」

そう言って、電は再び笑った。

そのまま、またさっきと同じような事を語り始める。

駄目だ。本気で全くこれっぽっちも話が通じない。

ちょっとお風呂入ってきます
というか無駄に長い、すまん




提督「……」

この時、俺は電を見ながら考えた。

どのような手段で俺を運んだにしろ、形跡は残るだろう。

もし本格的にこれが騒ぎになれば、見つからない筈がない。

だから、確実に、このままずっと艦娘寮の中に監禁するなんてことは不可能だ。

そう、故に俺は、このまま何もしなくても助かるだろう。

けれどその場合電は…どうなるか。

少し引っ込み思案で、誰よりも優しい少女。

彼女は本当に俺を守ろうとしてくれているのだろう。

確かに、それは正常な手段とは言い難いけれど。それでも。

突然消えた父親のような悲劇を、繰り返さないようにと。

…だが、果たして俺の言葉は今の電に届くだろうか。

俺の声なんて、もう聞いてくれないんじゃないだろうか。

もう、このまま電を下手に刺激するような事はしない方が良いのか。

電「……司令官?」

俺は――



>>+2

A.それでも自分の言葉で電を止めたいと思った

B.このまま誰かが助けに来てくれるのを待った

眠気が限界です…中途半端&遅筆で本当に申し訳ない
多分明日は昼にできるかと、お付き合い頂き、ありがとうございました

待って欲しい、今日の昼にやれば時系列的には問題ないのではないだろうか?
そんなわけで今からやります
それと補足説明、姉妹艦についてなのですが、基本的にその関連は特に設定を付けていません、出るか判らない艦なので
翔鶴にしても、瑞鶴が登場せずに★まで進んだ場合は、全く違う設定にするつもりでした
まぁ正直…設定()ですしね、気にしないという方が多いでしょうが、一応





提督「……電」

電「…何ですか?」

なるべく、優しく名前を呼ぶ。

俺の上で、彼女は不思議そうに首を傾げた。

提督「…もうやめよう、こんなことは」

電「どうしてですか?」

提督「…そりゃ、うまくいくはずがないからだよ」

電「……」

提督「電だって、わかってるだろ?」

提督「…此処に俺を隠したって、見つかるに決まってる」

電「……」

提督「…そしたら、きっと、電も怒られるぞ?」

提督「大丈夫、俺も、この事は気にしないからさ」

提督「だから…もう、終わりにしよう?」

電「………」

俺の言葉を、俯いて受け止める電。

その肩は、微かに震えていた。

提督「…いなづ――」

電「嫌なのですっ!」

提督「……」

電「嫌なのです、そんなのっ!」

電「なんで、なんでそんな事言うのですか!?」

電「守ってあげたいのに、なんでわかってくれないのですか!?」

提督「…違うさ、電の気持ちは、ちゃんとわかって…」

電「嘘なのですっ!」

電「司令官も、お父さんも――」

電「電の心配なんて、ちっともわかってくれなかったのですっ!」

翔鶴の初期設定は今考えると結構アレだったのでまぁ結果的には良かった、かな?



提督「…電」

引っ込み思案の電が。

胸の中の感情を、全て吐き出すかのように、大声でまくしたてる。

電「大丈夫だって、それしか言わないで!」

電「いつだって、電は置いてけぼりで!」

電「…そして、勝手に、いなくなっちゃうのです……!」

電「…わかってるはずなんて、ないのですっ…!」

電「だから、だから!こうして、電は――っ!」

言いたい事を、全て出しきったのか。

電は、肩を上下させながら、此方をずっと見ている。

その顔には、ただ、明確に…怒りが、表されていた。

提督「………」

彼女に、こんな思いをさせていたのは、俺、なのだろう。

大丈夫だと、ただ、その言葉を伝えるだけで、それで彼女を安心させたつもりだった。

どんな想いで、彼女が俺を待っていたのか。

…多分、わかっているのだろう、彼女にも。

こんなぐしゃぐしゃで、ボロボロな、穴だらけの計画がうまくいくはずなんてないと。

だったら、それを実行に移させたのは、間違いなく、俺だ。

ずっと、自分がどこか特別なつもりでいた。

死ぬわけないと、そんな馬鹿みたいなことを本気で考えていた。

目の前の少女の気持ちなんて、何も知らずに。

異常なんかじゃない、電はきっと、本気で俺を守ろうと考えていたのだろう。

提督「………」

悪いのは、俺だ。

どれほど言葉を尽くした所で、意味はないのかもしれない。

…けれど、それでも、俺は――

提督「>>+1-3を参考に」



提督「…すまなかった」

電「……」

提督「……俺はずっと、電の事を考えているつもりで、…結局、何も考えちゃいなかったんだ」

提督「お前の言葉に、ちゃんと答えてやれなかった」

提督「…勝手だったよ、電の言う通り」

電「…司令官……だ、だったら――」

提督「でもな、電」

提督「…それでも俺は、このまま、前に進まなきゃならない」

提督「この戦いを、途中で降りることは、出来ないんだ」

電「……」

一瞬、輝いた表情が、すぐに色を失う。

でも、もう俺は、電に嘘を付かないと、そう決めたから。

だから、俺の思う事を、伝えるんだ…届くように。

提督「…仕方のない事、とは言わない」

提督「これは、この道は…俺が、望んだ道なんだよ」

提督「だから、電がいくらやめろって言っても、…絶対に、やめない」

電「…やっぱり、…わかってくれないの、ですか……」



提督「…ああ」

電「電は、司令官を守りたい、だけなのに…」

提督「違うさ、電」

提督「…こんな事をしたって、守るとは言えないよ」

電「…っ」

提督「なあ、例え、本当にこれが上手く行ったとして――電は、それで良かったのか?」

提督「そんなのが、電の望んだことなのか?」

電「………でも、それでも!司令官を失うよりは、良いのですっ!」

電「電は、電は…っ!」

提督「もう、やめよう、電」

提督「こんな事、辛いだけだよ」

提督「…1人で、全部抱えてもさ、辛いだけだ」

提督「……きっと、お前にこうさせたのは、…俺なんだろう」

提督「電が思ってるように…わかってなかった、いや…わかろうと、しなかった」

電「………」

提督「ごめんな、軽い気持ちで、『大丈夫』なんて言ってさ」



電「……でも…でも

はいミス、恥ずかしくて死にそう、いやむしろ死ね


電「でも…でも!結局、司令官はそんな事言っても、また何処かに行っちゃうんでしょう!?」

提督「…そうだな」

電「だったら――」

提督「けどな、お前を置いてけぼりにはしない」

電「…え?」

提督「電も、一緒だ」

電「一、緒?」

提督「ああ」

提督「一緒にいて、俺を守ってくれ」

提督「こんな場所でじゃなくてさ」

電「……」

提督「……もう、やめにしよう?」

提督「俺は、ちゃんと、お前の事を見るから」

提督「…だから、電、俺と一緒に、歩いて欲しい」

提督「…駄目かな?」

電「……」ギュッ

その問いから、ややあって、電は俺の胸へと飛び込んだ。

電「馬鹿なのですっ…馬鹿なのですっ!司令官はっ…!」

電「危ないのに、死んじゃうかもしれないのに、…なんで辞めないんですかっ!」

電「……なんで…っ!」

ポロポロと、電の目から、涙が溢れる。




それから、電は全ての鬱憤を晴らすように、泣いた。

泣いて、怒って、その感情を、ぶつけてきた。

しばらく、そんな事が続いて。…その後に、俺の拘束を、解いた。

提督「…電、もう、良いのか?」

電「……良いのです、司令官は、…電が思ってたよりも、ずっと、ずっとお馬鹿さんだったのです」

提督「…はは、反論出来ないな」

提督「でもさ、約束は守る、…もう、お前を置いてけぼりにはしないって」

電「……」

提督「…信用、出来ないかもしれないけど…」

電「…証明して、欲しいのです」

提督「へ?…いや、証明って言われても…」

指切りげんまん、とか、だろうか?

などと、思案していると。

電「…絶対、絶対に、もう、電を1人にしないって」

提督「……――っ!?」

唇を叩きつけるかのような、キス。

提督「な、電、おま!」

電「…これからは、ずっと、側にいるのです、司令官っ!」



※電の好感度が上がりました
※電の改造可能数が増えました 0→1
※電がパワーアップしました
※別に毎回電を連れてけって事じゃないです




削ろうとして失敗している感じがする
今日はここまでです
お付き合い頂き、ありがとうございました



【第35週・開発ターン】


妖精「病院抜け出すなんて何考えてるんですか!?」

提督「…すいません、…なんか、どうしてもやらなきゃいけないことがあるような感じで」

妖精「鎮守府内をフラフラ歩いてるって聞いた時は、怒るよりも呆れましたよ!」

提督「あはは…正直、自分でも何がしたかったのか」

妖精「はぁ…いいです、もう」

妖精「あんまり心配させないで下さい、私のキャラがぶれます」

提督「…すいません」

妖精「もうしないで下さいよ?」

妖精「じゃ、気を取り直して…開発しましょうか」

提督「はい…>>+1で」


【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv3/【12.7cm連装砲B型】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv2/【九五式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



提督「爆雷で」

妖精「またですか!?」

提督「あんたがいつまでも成功しないからでしょう」

妖精「…酷い…心の傷をぐりぐり抉って来ますね提督さん…」

提督「嫌なら抉られないようにして下さい」

妖精「…はっ!?まさか、これが提督さんなりの、愛!?」

提督「はよやれっつーの」


直下コンマ00~79で成功

【二式爆雷】…駆逐・軽巡の対潜+20


妖精「やりました。」

提督「…なんか違和感あるなぁ、それ」

妖精「いえ、完全に私が考えた言葉です」

提督「…別にどうでもいいですけどね」

妖精「……冷たい」

提督「はいはい、…>>+1で」


【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv2/【12.7cm連装砲】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv3/【二式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



提督「小口径主砲で」

妖精「ふむ、【14cm単装砲】で行きましょうか!」

提督「はい、お任せします」

提督「そういえば、…毎回思ってたんですけど、どうやって装備作ってるんです?」

妖精「……色々やってます」

提督「…色々てあんた」

妖精「色々なんです!」


直下コンマ00~39で成功



妖精「あれー…?おかしいなあ」

提督「…まぁ、こんなこともありますよ」

妖精「ですよねぇ!あはは、気にしたら駄目ですよねー!」

妖精「良い事言いますね、提督さん!」

提督「……そこまでは言ってない」

妖精「え?何ですか!?」

妖精「そんな事より次行きましょーよ次!」

提督「…はぁ、>>+1で」



【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv3/【12.7cm連装砲B型】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv3/【二式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】



提督「ダメコン、加賀で」

妖精「おお、またダメコン要員達が役に立つ時が来たのですね!」

妖精「ちゃっちゃとやってしまいましょう!」

提督「頼みましたよ?」

妖精「な、なんで不安そうなんですかー…?大丈夫ですって、へーきへーき、パパパッっとやって、終わりっ!」

提督「は、はあ…」


直下コンマ00~49で成功




妖精「………」フンス

提督「おおー」

妖精「ま、ざっとこんなもんですよ!」

提督「いつも助かります」

妖精「ま、そこまで感謝されたら無下には出来ないですね!」

提督「……」

妖精「…冗談ですって」

提督「まぁ、何にせよ…これからもよろしくお願いします」

妖精「はいっ!」

妖精「それではー!」フリフリ



【第35週終了】

大和★ボーナス


【第36週】


任務娘「どうも、提督さん」

提督「任務娘さん…どうしました?」

任務娘「はい、新造艦が竣工致しましたので、ご報告に」

提督「新造艦ですか」

任務娘「ええ、今回の大勝利で、予算が大幅に増えまして、余裕が出来たので」

提督「なるほど…それで、どんな艦なんです?」

任務娘「はい、えーと…」

任務娘「>>+2と>>+4ですね」

時雨くんだ!時雨くんが来た!


【第36週・出撃、コミュ1回目】


足柄「病院に居なくていいの?」

提督「ああ、こんなもんかすり傷だ」

足柄「…無理しないでよ?」

提督「おう、ありがとな」

足柄「……はぁ、絶対わかってないわこの人」ボソ

提督「さって、仕事仕事」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆

時雨



――執務室


時雨「初めまして、提督…時雨、って言います、よろしくね」

提督「時雨、か…よろしく」

時雨「うん」

今週配属になったばかりの駆逐艦、時雨。

その初顔合わせということで、実は難しい子だったらどうしようなどとまぁそれなりに緊張していたりもしたのだが。

時雨「……?ボクの顔に何か付いてる?」

提督「…いいや、すまん、何でもないぞ」

目の前の彼女を見る限り、そんな心配は無いようだ。

時雨「…でも、意外だなぁ」

提督「意外?」

時雨「うん…なんか、物凄い人だって言われてたから」

提督「…俺がか?」

コクリ、と頷く時雨。

物凄いって巷では一体俺はどんな評判なんだよ。

時雨「でも、実際に会ってみると、結構普通の人だね」

やっぱり噂はアテになんないや。と笑う。

提督「…普通ってなぁ…いや、異常なつもりもないが」

時雨「…ごめんね、気分を悪くしたかな?」

提督「いや…むしろ、俺は思ったことをそのまま言ってくれる方が好きだ」

時雨「…そっか、ありがとう」

提督「はは、お礼を言われるのも変な感じだな」



提督「でも、俺ってそんな印象なのか?」

時雨「そんな…って?」

提督「いや、普通に見えるのかってさ」

時雨「うーん…そういう聞き方されると、ちょっと難しいけど…」

提督「…まぁ、そうだよな」

時雨「……あ、じゃあ、提督はさ、ボクを見て最初どう思った?」

提督「え?……どんな…うーん…」

時雨「ほら、難しいでしょ?印象を伝えるのって」

提督「確かになぁ…うーむ」

時雨の第一印象…ね。

何と答えるか――――



>>+2


A.「…落ち着いた男の子…とか?」

B.「可愛い女の子…かな」

C.「俺好みの女の子だな」

D.「内容自由」



提督「可愛い女の子…かな」

時雨「……」

提督「…時雨?」

時雨「へ?あ、ああ、ごめん、い、いや…ちょっと、驚いただけ」

目を逸らして、時雨は続ける。

時雨「確かに聞いたのはボクだけど…あはは、恥ずかしいね、なんか」

提督「…あー…何か、変な事言ったか、俺?」

時雨「ううん、なんでもないんだ、なんでも」

そう言うと、時雨は扉の方へと振り返る。

時雨「…じゃあ、今日はこれで」

時雨「これから、お願いします、提督」

提督「うん、よろしく、時雨」

そんなこんなで、時雨との挨拶を終えた俺。

…最近、なんか小さい子ばっかり相手してる気がする。




※信頼度が上がりました

時雨 ☆

寝ます
お付き合い頂き、ありがとうございました

微妙に萎えた
今日はやるとしても遅くなります、すいません

ああいや、SSはエタる気も無いし萎えないけど
ゲームの方あんだけ待ってた結婚があれで何か萎えました、そんだけです
普通に今日はやります

即翔鶴とケッコンしたので特に不満は
萎えた理由は最近レア掘りくらいしかやること無いのでなんかもうこのままゴールしても良いかな…って気分になったから
やります



【第36週・出撃、コミュ2回目】


提督「結婚かぁ」

足柄「え!?」

提督「あ、いや…さっき兵士がさ、この戦争が終わったら結婚するとか言ってたから」

足柄「それ、大丈夫なのかしら…」

提督「大丈夫だろ、…たぶん」

足柄「…たぶん、て…」

提督「さ、仕事仕事ー」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆

時雨 ☆




――防波堤


冷たい風の吹く、防波堤。

そこにまた、彼女は居た。

提督「や、またここにいるのかい?」

ヲ級「……………」

工廠の前を通りがかった際、もしやと思って海の方を見てみると、ヲ級がまた此処で遠くを眺めていた。

この寒いのによくやるもんだ、などと思い暖かい差し入れと共にやって来たまではいいのだが。

ヲ級「……また…なに?」

やはりというかなんというか、煩わしそうに振り返るヲ級。

無視されてないだけ進歩と言える、そんな小さな事を心の中で噛み締めつつ、精一杯の笑顔で水筒に入れて持ってきたお茶を差し出す。

提督「寒いかなって、ほら」

ヲ級「…………」

しかし差し出した手にヲ級は反応することなく、ただじっと見つめているだけ。

水筒が、差し出されたままの格好で宙に揺れる。

提督「…喉、渇いてなかったかな?」

ヲ級「……馬鹿みたい」

溜息一つ、まるで俺を見下すかのような声音で。

提督「へ?」

ヲ級「…ご機嫌を取らなくたって私は戦う」

提督「ああいや、そういう事じゃないんだ」

少し食い気味に反論の言葉が出る。

確かにまるでご機嫌取りのような態度ではあるが。

流石にそれは訂正しておかなければならないだろう。

ヲ級は、俺のそんな態度にも眉一つ動かさず、ただ聞き返す。

ヲ級「じゃあ、どういうこと?」

提督「ただ単にさ、君ともっと仲良く」

ヲ級「………」フイ

そこまで言った所で、ヲ級は急に視線を外した。

そしてまた海の方に目をやって、独り言のようにつぶやく。



ヲ級「…必要ない」

ヲ級「私はちゃんと命令通りに動く」

取り付く島もない、といった様子で言うと、ヲ級は立ち去ろうとする。

まるで、もう用は済んだ、お前に付き合う気は無いと…そう言うかのように。

このままでは前と何も変わらない、そう思い、なんとかヲ級を留まらせようと声をかける。

提督「……で、でもさ、お互い命を預けるんだ」

果たしてヲ級は此方を振り向いてはくれたのだが、返答の声はやはり冷たかった。

ヲ級「…お前は、勘違いしている」

提督「…勘違い?」

ヲ級「……私が戦う理由は、忠誠でも使命感でもない、ただの義務」

ヲ級「そこに私情など関係無いし、お前は、私の命など使い捨ててくれればいい」

ヲ級「……私はそういう風に作られたモノだし、多少改造された今でもそれは変わらない」

ヲ級「その義務から解放されるのは、唯一、沈む時だから…ただ、その時までそれを全うするだけ」

提督「そういう…」

なおも食い下がると、ヲ級はしつこいとでも言うように、真っ直ぐに此方を睨んだ。

ヲ級「…それに、お前だって私を生かした理由は結局、戦力としてじゃないの?」

ヲ級「なら……従うと言っているんだから、もうそれで充分だと思うけど」

提督「……」

ヲ級「…だから、構わないで」

今度こそ、踵を返してヲ級が歩いて行く。

その背中に、俺は――


>>+2



A.「…確かに、君の言う通りだ……でも」

B.何も言えなかった

C.「……そうだな、確かに君の言う通りだ」

D.「内容自由」



提督「それなら俺がキミに構うのも勝手だよな」

ヲ級「……?」

ヲ級の足が止まり、振り返って。

何処を見ているかわからない瞳を、もう一度彼に向けた。

提督「どう扱おうが構わないんだろ?」

提督「だから俺のやり方で好きにさせてもらうさ」

ヲ級「……屁理屈を言わないで、あくまで戦場での話」

提督「さっきは言われなかったからな、そんな事」

ヲ級「…………」

提督「と、いう訳で」

提督「ほい、お茶」ポイ

ヲ級「……」パシ

彼は手に持っていた水筒を、ヲ級に投げ渡す。

律儀にもヲ級はそれを両手で掴んだ。

ヲ級「………」

そして、なにか言いたげな顔で彼を見つめた。

提督「ま、此処に居ても良いけどさ、少しは暖かくしろよ、ってことで」

提督「良ければ、飲んでくれ」

ヲ級「……」

それだけ言って、彼はヲ級に背を向け、防波堤を歩いて行く。

残された少女は、しばらく水筒を見つめ、それを口に運んで。

ヲ級「……暖かい」

とだけ、呟いた。



※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆○


ヲ級は信頼度が上がりにくい裏設定 さっき考えた


【第36週・出撃、コミュ3回目】


足柄「あの娘、変わってるわよね」

提督「どの娘だ?」

足柄「んー…ヲ級ちゃん?だっけ」

足柄「艦娘訓練校でも見なかったし」

提督「ま、色々あるんだろ」

足柄「そうなのかしらねぇ…何か、イマイチとっつきにくいのよね」

提督「根気が重要だよ、根気が」

提督「さて、仕事するぞ」


↓2


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆○

時雨 ☆

翔鶴も4か これ増えすぎかね、どうするか
出られない娘を増やすのもなぁ

>>+2

A.普通

B,改造(キンクリ)

C.改造

あ、忘れ…とと、すまん訂正


>>+2


A.普通

B.姉妹丼的な何か(改造)

C.改造

D..改造(キンクリ)

b
あと翔鶴はこれで3になるのでは?

好感度が一定以上だったりする娘(心の傷をある程度癒せた娘)は一時的に遠征に行ってもらうとか
これなら提督と打ち解けてない娘(出番が少ない娘)はもし精神面で何かあったら困る、って理由で留められるし
安価なら下で

>>719 盲目かもしれない、すまんな
>>721 うーむ、そういう感じにするしかないのかね…
ちょっとお風呂入ってきます


――艦娘私室・瑞鶴の部屋


瑞鶴の部屋。

相変わらず殺風景で、支給品以外には写真立てくらいしか置いていない。

さて、そんな中いつもと違う事、と言えば――

瑞鶴「……ちゅ…は…んむっ…」

コイツがやたら積極的な事、であろう。

部屋に入るなり、ベッドに押し倒された。

普通逆じゃねえかこれ。

瑞鶴「……ぷぁ……」

息苦しくなる程に長いキスの後、瑞鶴はそれでも名残惜しそうに口を離した。

提督「……満足したか?」

瑞鶴「んー、あはは、…我慢できなかった」

そう言って、恥ずかしそうに笑う瑞鶴。

提督「…ま、お前とこうしてゆっくりするのもご無沙汰だったよな」

瑞鶴「そうよ!…だから、その……ね?」

提督「………ああ」

見た目はなんか冷静を装っているのだが、実は内心かなりアレだ、というのは言うまでもない。

瑞鶴「…提督さん」

提督「瑞鶴…」

ベッドの上、2人で見つめ合う。

その唇が、今にも触れようとした時――

翔鶴「瑞鶴?ノックしたのですから返事くらい――」

部屋の扉が、不意に開けられた。





翔鶴「……え?」

瑞鶴「……翔鶴…ねぇ?」

提督「…………」

風呂上がりだろうか。

銀に輝く髪を後ろで一つにまとめた翔鶴が、そこに居た。

水分を含んだ髪の毛が、肌に張り付いているのがまたなんとも。じゃねーよ。

…どうするんだこの状況。

3人が3人とも固まっている。

提督「……えと、翔鶴」

とにかく、まずは一度話しかけてみる。

その言葉に、翔鶴は文字通り飛び上がるほどに反応した。

翔鶴「え、あっ!?…そ、その…申し訳、ありません」

翔鶴「…提督が、…いらっしゃるとは、知らず…」

翔鶴の顔に、影が差す。

提督「……いや、えーと、あの」

翔鶴「…わかって、おります…その、何を、なさっているのか、くらいは…」

瑞鶴「しょ、翔鶴ねぇ!」

翔鶴「…ごめんなさい、瑞鶴、邪魔をして」

ゆっくりと翔鶴は振り返り、出て行こうとする。

俺は――


>>+2


A.翔鶴を呼び止めた

B.そのまま何も言わずに見送った

もしかして提督に抱かれた人は互いにそのこと知らないのか?
提督最終的に刺されるんじゃね

>>737 ご都合主義的なんたらかんたら…なんか補完しますその辺
この書き方あんまり使いたくないんですが書けない、すまんな


――翔鶴 side


提督「しょ、翔鶴!」

真っ白になった頭に、よく通る声が入り込む。

一刻でも早く立ち去りたいのに、その声はそれをさせてくれない。

まるで魔力でも籠もっているかの如く、私をこの場に縛り付けた。

翔鶴「……何、ですか」

ようやく搾り出せたのは、ただ、それだけの言葉。

目に焼き付いた先程の光景がちらつき、振り向くことも出来ない。

提督「…あ、……と、なんと、いうか」

…私に、気を遣ったのか。

ああ、やはり、優しい人だ。優しくて、残酷だ。

今は、そんな優しさがどうしようもなく辛い。

翔鶴「……何も無いのなら、これで」

早く離れないと、もう、駄目だ。

これ以上は――

提督「……好きだ!」

翔鶴「…え?」

反射的に…本当に反射的に、振り向いた。

瑞鶴も、驚いたように提督を見つめていた。

提督「…も、勿論…瑞鶴も好きだ!」

瑞鶴「………」

翔鶴「………」

何を言っているのだろうか、この人は。

安価スレ特有のチョロイン属性



提督「…だから、その…」

提督「…お前の、そんな顔は見たくない」

翔鶴「………」

だから、何を言っているのか。

そういった知識に疎い私でも、きっと、それは最低な言葉だと思えた。

なのに、どうして。

翔鶴「………提督」

どうして、嬉しいのだろうか。

提督が、私を見てくれた。

それだけで、どうしようもなく嬉しくて。

真っ白な頭が、どんどん満たされていくようで。

気付けば一歩、踏み出していた。

そのまま、ベッドにいる彼の横まで、ゆっくりと歩く。

翔鶴「もう、一度…もう一度だけ、言って下さいませんでしょうか」

提督「……好きだ、翔鶴」

そう、何処か後ろめたそうな顔で言う彼に。

その言葉が終わった瞬間に、飛びついた。




――提督 side



提督「…翔鶴」

抱きついてきた翔鶴の頭に、宥めるように手を置く。

しばらくそうしていると、逆側の瑞鶴も、頭を差し出してくる。

瑞鶴「……ん!」

その頭にも同じように手を置いて。

湧き出してくるのは罪悪感。

誰かを選ぶ勇気もないのに、誰も手放したくないという子供のような独占心。

そんな気持ちから、出た言葉。

結局、自分の思い通りに運んで、その事に安堵を覚えている自分が、醜かった。

翔鶴「……提督…んっ」

提督「翔鶴…っ!?」

堂々巡りの思考に意識を割いていたせいで、反応に遅れる。

今まで見たこともない表情の翔鶴が、鼻が触れ合うほど近くに居た。

翔鶴「…っは……提督、私も、私も、好きです…」

提督「…翔鶴」

瑞鶴「……提督さん、こっちにも…」

提督「んっ!?」

翔鶴から奪うようにして、瑞鶴に顔ごと引っ張られる。

翔鶴「…瑞鶴、長いですよ…」

姉妹で奪い合いが続く。

――2人とも、これで納得してるんだ、なら良いじゃないか。

心の何処かで、そんな声が聞こえる。

俺は――


>>+2


A.このまま続ける

B.このまま続ける(キンクリ)

謎シリアスはあかんわ、無駄に疲れる
やっぱ何も考えずイチャイチャさせときゃよかった…
変なところでごめんなさい、続きは明日
お付き合い頂き、ありがとうございました

キンクリせな話は進まないか…

>>753 遅筆で本当に申し訳ない、安価スレにあるまじきスピードだというのは自覚しています
今日は21時?22時?くらい、ちょっと出掛けてくるのでよくわかりません
というかヲ級って変えたほうがいいのかな、完全にオリキャラだし…いや、今更なんですけどね

名前というかキャラそのものがなんかあれ まぁそれは私が書いてるキャラ全員に言えることかも知らんけど



提督「…翔鶴」

翔鶴「んっ……」

何を難しい事を考える必要があろうか。

これでいいなら、流されてしまえ。

半ばやけくそな気持ちで、翔鶴を抱き締め、口を塞ぐ。

触れ合った口から、暖かな吐息が漏れる。

それに、隣の瑞鶴は不満を顔一杯に表わして背中に張り付いた。

瑞鶴「……ずるいー…」

その言葉を受けて、目の前の翔鶴が少しだけ笑ったように見えたのは、気のせいだろうか。

提督「……っ!?」

なんて事を考えていると、首筋に慣れない感触が走る。

ゾクッと、全身に鳥肌が立つような感覚に、思わず口を離した。

翔鶴「あ…」

提督「瑞鶴、お前……」

瑞鶴「……えへへ」

振り返ると、舌を出して瑞鶴が笑っていた。

…何をやったか、という事は想像に難くない。

提督「…そーかそーか、そんなに構って欲しいかー」

瑞鶴「え?わ、ちょ、提督さん!?」

さっきまでの自制心や罪悪感はどこへやら。

ニヤニヤと笑う瑞鶴を組み伏せ、見下ろすようにその上に跨った。





「あ、あは…いや、そのさ――むぐっ!?」

乱暴に、そのニヤついた口元を塞ぐ。

抵抗は無かった。

瑞鶴はまるで待っていたかのように、すんなりと俺を受け入れた。

「…ぷあっ……はっ…て、てーとくさん、がっつきすぎ」

「………」

「……んうっ!?」

敢えて何も言わずに、瑞鶴のなだらかな胸に手を伸ばす。

彼女はいつぞやの如く、それに面白い程に鋭く反応した。

「……ふぁ…んっ…」

まるで逃げたがっているかのように、俺の下で瑞鶴が身を捩る。

その反応が、いつもの彼女とのギャップ、とでも言おうか…とにかく、可愛く見えて。

「…んんっ!」

調子に乗って、弄る手の動きを早めていく。

と、その時。腰の辺りに、微かに力がかかる。

「……?」

弄る手はそのまま、後ろを振り向くと。

「…………」

頬を紅くした翔鶴が、目を逸らして俺の服の裾を掴んでいた。

「…悪い、翔鶴」

「……んっ」

そのいじらしい動作が、何とも翔鶴らしく。

空いた手で翔鶴を此方に引き寄せて、同じように彼女の胸に触れた。




「…てーとくさんっ…!」

「……んっ、提督っ…」

目の前、俺の下で、嬌声をあげる2人の少女。

その光景は、ちんけな罪悪感など吹き飛ばしてしまうほどに魅力的で。

現に、先程まで胸にあった思いなど忘れ、ただ彼女らの事だけしか考えられなくなっていた。

「あっ……ふふ」

「ず、瑞鶴?」

「…えへー、提督さん、準備万端じゃない」

瑞鶴の手が、俺の股間に伸びる。

遠目にもわかる程―実際どうかは知らないが―に大きくなっていたそれを、彼女はズボンの上から優しく撫でた。

「………っ」

翔鶴の目線もそちらに向けられ、どのような意味でかはわからないが、驚きで目を見開いた。

「…てーとくさん、苦しそう」

「っ!」

瑞鶴が、撫でる速度を早める。

情けない事に、それだけで俺は身体を逸らした。

攻守逆転、とでも言うか。

「…ず、瑞鶴、…大丈夫なの?」

「平気よ、…翔鶴ねぇも、ほら」

「……え、………で、では…」

その言葉で、そろそろと、怖がるような手付きで翔鶴も手を伸ばす。

そのまま、ぎこちない手付きで、恐る恐る何度も擦る。



「……っは……っ!」

その手付きは、逆にもどかしさを煽るかのようで。

俺の一挙一動に一々驚く翔鶴の無防備な顔もまた、俺を興奮させた。

「……翔鶴、っ」

「…い、痛かったですか!?」

「あ、いや…そういう、わけじゃ」

「そうよ、翔鶴ねぇ…提督さんは…苦しいんだよね?」

「く、苦しい、…のですか?…え、えっと…大丈夫…?」

悪戯をする子供のように笑う瑞鶴と、それに真面目に反応する翔鶴。

「…お前な」

「…えへへー」

翔鶴の前だからか。

どうも瑞鶴が、いつもより元気な気がする。

「……まぁいい」

正直、そんな事を考えている余裕も無いほどに、今は、興奮していた。

ベッドに膝を付き、ズボンを降ろす。

「……!」

今度こそ恐らく驚きで、翔鶴が目を剥いた。

そして、俺はズボンを脱ぐとすぐに――


>>+2


A.翔鶴を押し倒した

B.瑞鶴を押し倒した



「……翔鶴っ!」

「あっ!?」

「………むー」

その勢いのままに、翔鶴を押し倒す。

まだ少し湿り気を帯びていた髪が、布団に張り付いた。

「…て、提督」

「……良いか?」

「……はい」

断られたらどうするつもりだったのか、と自分でも思わないでもない、そんな形だけの確認。

翔鶴はそれに、小さく頷いた。

「……いいなぁ」

後ろで不満気にぼやく瑞鶴に意識を割く余裕もなく。

「……っあ…ふっ…ん!」

ぴったりと閉じた翔鶴の秘裂に、逸物を押し当てる。

強い抵抗を押しのけていくかのように、ゆっくり、ゆっくりと腰を進める。

「……んっ……っ!」

そして、何かを切るような感覚が走ると同時に、翔鶴が苦痛に顔を歪めた。

「…だ、大丈夫か?」

「は、はい………貴方が、…感じられて…っ!」

痛みで顔を歪めながらも、翔鶴が必死に笑顔を作る。

何とか意識を逸そうと顔を近付けていくと、そこに瑞鶴が割り込んだ。

「……翔鶴ねぇ、大丈夫よ」

「…瑞鶴…」

姉を励ます妹といういつもとは逆の図。

舌を絡ませ、涎を垂らしながら慰める。…いや仲良すぎだろお前ら。



「……ふあっ!?」

嫉妬心から、翔鶴を気遣って止めていた腰を少し動かす。

それに翔鶴は身体を跳ねさせ。

「………てーとくさん」

瑞鶴からは睨まれる。

畜生、俺も仲間に入れてくれよ。

「…い、良いのですよ、…提督、私の、事は…どうか、お気になさらず…っ」

「翔鶴…・…」

正直、止めたままでいるともどかしくて気が狂いそうだった。というのもあり。

流石に速度は抑えて、ではあるが、少しずつ腰を動かしていく。

「……んっ…はっ」

瑞鶴効果、とかいうと微妙に癪なのではあるが、先程よりも、翔鶴は抵抗少なく俺を受け入れる。

「…ちゅ…ん、翔鶴ねぇ……」

「…瑞鶴っ…」

そして目の前で繰り広げられる姉妹の…何これ。

瑞鶴と俺は対抗し合うように、翔鶴の身体を貪る。

その度に、段々と翔鶴の声が苦痛混じりのものから嬌声へと変わってゆく。

「……っ」

そして、滑りが良くなるにつれて、俺もどんどんと限界へと近付けていく。

「……翔鶴、もう…!」

「…ぷはっ、あっ、提督、どうか、そのままっ…!」

「…くっ!」

唇を貪る瑞鶴を押しのけ、翔鶴が口にしたその言葉。

それが、最後の引き金となって。

「あっ、…ていとくの、私に、ぃ…っ」

遠慮も何も無く、翔鶴の中で欲望をぶちまけた。

「……てーとくさんっ、……ほら、次は私だからね」

「な、ちょ、おま」

その余韻に浸る間もなく、瑞鶴に引っ張られる。

「…ふふっ」

翔鶴は、ただ幸せそうに笑っていた。

そして、夜はまだ始まったばかりだということを、この時の俺は知る由も無かった――



――朝


提督「……さむっ」

冬の朝、その寒さに耐え切れず、目を覚ました。

提督「…………って、おい」

しかしそれも当然、というか。

瑞鶴「………」スー

翔鶴「………」スー

ご丁寧に俺の分の布団まで使って、包まり眠る姉妹。

提督「………あ、……ああああぁぁぁ……」

それを見て、全てを思い出す。

提督「何やってんだ俺は…!」

結局、昨日はそのままぶっ倒れるまで、姉妹の相手をしていたという事に、後悔で頭が一杯になる。

提督「……今更、と言えば…今更だが」

提督「…それでも…」

瑞鶴「………」スー

翔鶴「………」スー

提督「はぁ………」

こうして、並んで眠る姉妹を見ても。

…やはり、俺には選べないな、と、そう思うだけであった。

情けない。


※瑞鶴の好感度 ★★★★ 翔鶴の好感度 ★★★
※瑞鶴改造>>+1(火力 装甲) 翔鶴改造>>+2(火力 装甲 対空)

瑞鶴 装甲→46 翔鶴 火力→39


【第37週・出撃、コミュ1回目】


提督「…………」

足柄「どうしたの?難しい顔して」

提督「いや…少し考え事をな」

足柄「ふーん?……悩み?」

提督「…みたいなもんだ」

足柄「…悩みがあるようには見えないけどねぇ」

提督「そうだったら良かったんだけどな…ま、ただの自己嫌悪だよ」

足柄「自己嫌悪、ね…あんまり、自分を嫌っちゃ駄目よ?」

提督「…ありがとう、覚えとく」


↓1


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆○

時雨 ☆




――病院


提督「……はぁ…良かったぁ」

夕立「…心配かけて、ごめんなさい…」

提督「ああいや、良いんだ良いんだ、夕立が元気ならそれで」

護衛任務中、敵潜水艦の攻撃を受け夕立に被害。

その報告を聞き、すっ飛ばして病院まで走ってきた。

けれど、当の本人は中々元気そうで、少し拍子抜けする程だった。

夕立「…あはは、ちょっと報告が大袈裟だったっぽい」

提督「いや…というか、俺がちゃんと聞いてなかったな」

どれ程の被害なのか、なんて事も全く聞かずに、ほぼ報告の瞬間飛び出したからな。

どうにも少し、敏感になりすぎていたようだ。

夕立「でもでも、そんなに心配してくれて夕立は嬉しいっぽい!」

提督「おう、俺も夕立が元気で嬉しいぞ」

両手をバンザイでもするかのように掲げて、喜びを表す夕立。

その頭をくしゃっと撫でると、嬉しそうに笑った。

…本当に、元気そうで良かった。

提督「…しかし、どうにも最近は通商の妨害が活発だな…」

前回の事しかり…これはどうにかせねば、と思案する。

夕立「……提督さん?」

そんな俺を不思議そうに夕立が覗き込む。

提督「いやいや、何でもない…今日はこっちにいるのか?」

夕立「うん!今日だけちょっとこっちにいるっぽい!」

提督「…そっか、なら、もうしばらく居ていいか?」

夕立「っぽい!」

持ってきた林檎と、果物ナイフを手に取る。

…さて、夕立はどんな形なら喜んでくれるだろうか。



――――――――

―――




兎っぽい何かの形をした林檎はすぐに無くなり。…違う、失敗したわけじゃない。夕立リスペクトだ。

多愛もない雑談などを交わしている内に、日も傾いてきた。

提督「……お、結構いい時間だな」

夕立「んー、確かに、もうそろそろ暗くなるっぽい」

提督「んじゃ、俺はそろそろ」

夕立「はーい!提督さん、ありがとねー!」

ブンブン、と音が聞こえてきそうな程に、夕立は手を振る。

提督「ああ、明日、鎮守府でな」

そんな夕立に、俺も大きく手を振って。

扉に手を掛けたところで、本来の用事の一つを思い出す。

提督「……あ、そうだ…夕立」

夕立「…っぽい?」

提督「今回、どうして被害が出たんだ?」

本来の報告をすっ飛ばして走ってきたので、状況を全く聞いてないのだ。

来る途中でそれに気付いたが、まぁ本人から聞けば良いか、と思っていた事をすっかり忘れていた。

夕立「…………」

だが、背後の夕立からは何も返事がない。

提督「……?…夕立?」

振り返ると、夕立は俯いていた。

提督「…言い難いか?」

夕立「…ううん、そうじゃない、っぽい」




夕立「………ホントは、夕立、沈められたの」

提督「…それは、敵を、ってことか?」

コクリと、俯いたままで夕立は頷く。

夕立「……気付いてた、…ソナー妖精さんも、場所を教えてくれた」

けれど、爆雷を撃つことが出来ず――それが、被害に繋がったのだと、夕立は言った。

艦娘の攻撃は、火器管制から発射まで、殆どが自身の意識によるものだ。

つまり、「撃とう!」と言う意識が本人に無ければ、他の船員が何をしようと、最終的な攻撃は出来ない。

といっても、それは一番重要な事であるから、そういう心構えは艦娘養成校で教えられる――と、猫が茶を啜りながら言っていた気がする。

夕立「……大丈夫だと、思ってたの」

提督「…夕立」

夕立「…でも、どうしても、慣れなくて…」

提督「…今回みたいになった、か」

夕立「……うん」

提督「………」

ますます、夕立は沈んだ顔を見せる。

そういう事情があったとは。

勿論、それは夕立の良いところでもあるのだが…流石に今回ばかりは、そう言うだけでは効かないだろう。

夕立「……夕立、やっぱ、ダメっぽい」

提督「……」

さて、何と言えば良いのか――


>>+1


A.「…確かに、褒められる事じゃないが…それでも、俺は夕立のそういう所を変えて欲しくない」

B.「…確かにな、なんなら…少し、戦線を離れてみるか?」

C.「そんな事は無いと思うぞ」

D.「内容自由」



提督「…確かにな、なんなら…少し、戦線を離れてみるか?」

夕立「……っ」

その言葉に、夕立は顔を上げる。

そしてどこか悲痛な面持ちで、ただ。

夕立「……提督さんが、そう言うなら、そう、する」

提督「…うん、丁度、病院にもいるし…しばらく休んで、気持ちを整理してみたらどうだ?」

夕立「……」

何も言わず、頷く。

提督「皆、きっと同じように気にしてるさ、夕立」

…何の慰めになるのだろうか、その言葉が。

そう、自分でも思ったけれど、何か口に出さずにはいられなかった。

夕立「………」

やはり、夕立はそれに何も返さず。

提督「……何か、ごめんな、…それじゃ、夕立、また」

夕立「……うん、またね、てーとくさん」

提督「…またな」

扉を開ける俺を、後ろから見送るのは、元気な声でも、振り回した手でもなく。

ただ、寂しそうな視線だけだった。



※信頼度に変化はありません

夕立 ☆☆☆☆

寝ます
お付き合い頂き、ありがとうございました

お、治っとる


【第37週・出撃、コミュ2回目】


足柄「……どしたの、ぼけーっとして」

提督「…ん?あー…うん」

足柄「こりゃ重症ね…」

提督「なー、足柄…お前はさ、敵倒す時、どんな感じだ?」

足柄「…はぁ?…そりゃ、…どんな感じって言われても…難しいわね、言葉にするのは」

提督「そっか……じゃあ、迷ったりするか?」

足柄「…ああ、そういう…いえ、迷わないわよ、絶対にね」

提督「…そうか、ありがとう……うーむ」

足柄「って、だからボケっとしないで仕事する!」


↓1


A.3-1-1(敵規模、空母1戦艦1重巡1軽巡1)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆○

時雨 ☆

出撃出来るほど人いねー気がする
というかやっぱりシステム見直すべきやね

出来そうな時に出撃は消費無しでねじ込みます、申し訳ありません
過疎だからね、しょうがないね
というわけでヲ級行きます



――防波堤


提督「いつもここに居るね」

ヲ級「…………」

提督「好きなのかい、海?」

ヲ級「…別に」

提督「お」

防波堤に立ち、何をするでもなく海を眺めるヲ級。

すっかり見慣れた、その光景。

しかし、ヲ級はいつものように面倒くさそうな対応ではなく、普通に話すように対応してくれた。

提督「……」

その進歩に、思わず、微笑みを浮かべる。

ヲ級「…何で笑ってる」

提督「ああいや、君が初めて普通に話してくれたな、ってさ」

煩しそうにでも、鬱陶しそうにでもなく。

ただ普通に会話をしてくれたことが、ここまで嬉しいとは。

ヲ級「…どうせ、お前はどんな対応したって話しかけてくる」

提督「ははっ、そっかそっか」

ヲ級「………はぁ」

笑ってみせる俺に、ヲ級は不満気に眉をひそめた。

ヲ級「……で、なに」

そして、一拍置いて尋ねる。

提督「いや、用って用も無いけどさ」

ヲ級「………」

提督「…ちょっと暇で…話がしたかった、というか…ダメだったか?」

そこまで言うと、ヲ級は俺を見て大きく溜息を付いた。



ヲ級「…お前みたいな奴に負けたとは」

とても信じたくないな、そう付け加えて、此方を見る。

提督「はっは、しかし結果が証明しているぞ」

そう笑い飛ばすと、ヲ級は怪訝な顔をする。

ヲ級「……何故笑っている、…普通、怒る所じゃないの」

提督「ん?ああ、俺も何で勝ったかなんてよーわからんしな」

その言葉に、ヲ級は心底驚いたような顔をして。

ヲ級「…………お前と話すと、調子が狂う」

とだけ、呟いた。

提督「…ま、良いじゃないかそんな事は」

ヲ級「…良くない」

提督「良いんだって、…そうそう、さっきも言ったけど、何でいつも此処にいるんだ?」

提督「あ、もしかして…寮の居心地が悪いとか?だったら俺に言ってくれよ」

一気に、畳み掛けるようにそう言うと、ヲ級は辟易したような顔をして答える。

ヲ級「…お前は、少しは人のペースに合わせられないのか」

ヲ級「別に、寮の居心地は悪くない…むしろ、高待遇すぎるくらい」

ヲ級「…此処にいるのは、…つい、体が勝手に、としか言えない」

ゆっくりと、ヲ級は話す。

勝手に?と疑問符を頭で浮かべていると、ヲ級も伝わらないだろうとわかっていたのか、ポツポツと言葉を告げる。

ヲ級「……私は…いや…私が知っている景色が、…此処だけだから、かもしれない」

提督「………」

此処だけ、とは…何とも寂しい話だ。

…ふむ――


>>+1


A.「…それは、寂しい話だな」

B.「…なら、俺が他の物を見せてやる」

C.「…それも、別に良いんじゃないか?」

D.「内容自由」



提督「…深海は、どんな所だったんだ?」

ヲ級「……深海?…ああ、そういえば、そんな呼び名だったね」

ヲ級「…正直、正確には覚えていない」

ヲ級「覚えているのは、戦ってた時の事だけ」

ヲ級「…だから、私から、情報を聞き出そうとしても意味は無い」

提督「違う、そういう訳じゃない」

提督「…君を…君の事を、もっと知りたいんだよ」

提督「そして…君に、ここ以外の物を見せてやりたい」

まるで告白だな、なんて事を思いつつ、ヲ級に言う。

しばらくヲ級は、その言葉を受けて、考えるような仕草を見せていたが。

ヲ級「……やはり、調子が狂う」

突然、ヲ級はくるりと振り向いて、防波堤を鎮守府の方へと歩いて行く。

提督「お、おい、どこ行くんだよ」

ヲ級「…帰る」

提督「帰るって…」

ヲ級「話しすぎて、疲れた」

それだけ言うと、俺の事など気にも留めず、スタスタと去っていった。

提督「………どっちがマイペースだよ」

まあ…今日は、それなりに話せた気がする。…進歩だな、うん。


※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆

眠い、短くて申し訳ない
お付き合い頂きありがとうございました



【第37週・出撃、コミュ3回目】


足柄「…ん?」

提督「どした?」

足柄「…なんとなく、ずいぶん久しぶりに貴方の顔を見た気がしたのよ」

提督「なんだそりゃ」

足柄「ただの気のせいだと思うわ…疲れてるのかしら」

提督「かもな」


↓1


コミュ(下の表の中から1人)

※出撃は後で取る


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆☆

時雨 ☆



――執務室


春眠暁を覚えず、という言葉は有名だ。

しかし冬眠はどうなのだろうか。

などと心の底からどうでも良い事を考える俺。

なんというか、眠い。

一応机に向かっているのではあるが、どんどんと首が傾いて机へと近づいていく。

そして、いよいよ完全に突っ伏そうかというまさにその時。

足柄「こら」ペシッ

提督「んがっ」

紙束で頭を殴られた。

流石に閉じかけた瞳も開き、上げた視線の先には。

足柄「声かけても返事がないと思ったら…執務中に睡眠とは、良いご身分…って、貴方の場合皮肉にならないわねこれ」

提督「…足柄かー」

足柄「ええ……眠そうね」

提督「あー…うん、…かなり…」

足柄「シャキッとする!」

提督「…………おー」ボー

足柄「…重症ね」

足柄の声も、半分くらいは耳に入ってない。

正直、ただ目を開いているだけの状態である。




提督「………」

眠い時に起こされると、得てしてまた寝てしまうものである。

例に漏れず、足柄がいるにも関わらず俺の首は再び傾いていく。

足柄「……はぁ、…ま、たまには休憩も必要よね」

意識の端で、足柄のそんな溜息混じりの言葉が聞こえた。

その許可の言葉のようなものは更に俺の眠気を加速させる。

そして、完全に机に顔が落ちてしまう。

段々と遠くなっていく意識。

足柄「…ずいぶん幸せそうに寝るのねぇ」

呆れた足柄に、ああ、幸せだよという言葉は思うだけで、返せない。

足柄「ほんと、初めて見たわ、こんな人」

足柄「……」

もう、完全に意識を手放しかけた時。

足柄「……貴方みたいな人ばっかりなら、良いのにね」

足柄の、なぜだかとても悲しそうな声が聞こえた。

俺は――


>>+2


A.机にあった足柄の手を掴んだ

B.「……大丈夫か、足柄…」

C.「………」zzz




足柄「……提督?」

すっかり眠りに落ちたと思っていたのか、足柄が不思議そうな声を出す。

首を伸ばして、確かめるように彼の顔を覗きこんだ。

足柄「…寝てるじゃない」

その瞳は完全に閉じられ、規則的に呼吸を繰り返している。

なのに、彼の手はしっかりと足柄の手に置かれていた。

足柄「まさか、無意識に反応したのかしら」

足柄「………ふふっ、やっぱり変な人」

足柄が、呆れ半分で、けれどどこか楽しそうに言う。

足柄「ありがとね」

その感謝の言葉に当然彼は答えなかったが、足柄は満足そうだった。

足柄「……でも」

足柄「…この手、外さなきゃ仕事出来ないじゃない…」

足柄「……うーん…」

置かれた手をどうするか、という問題でまた足柄が悩むことになったのは、また別の話。



※信頼度が上がりました

足柄 ☆☆



【第37週・開発ターン】



提督「先週完全に忘れてた」

妖精「…泣きますよ、流石に」

提督「ほんとすいません」

妖精「……まぁ、妖精さんは心が広いので許します」

妖精「次やったら、怒りますからね?」

提督「…はい」

妖精「うん、そういう事で…じゃ、いつもの行きましょうか!」

提督「>>+1で」


【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv3/【12.7cm連装砲B型】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv4/【彩雲】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv3/【二式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】【加賀】




提督「偵察機で」

妖精「ふふ、この【彩雲改】が火を噴きますね!」

提督「…そういう装備じゃないから」

妖精「比喩ですよう、比喩!」

妖精「もー提督さんったらノリが悪いんだからー!」

提督「…え?俺が悪いの?」


直下コンマ00~29で成功

【彩雲改】…1小隊につき、索敵+60



妖精「やったぜ。」

提督「…え?マジですか?」

妖精「ま、こんなもんですね」ドヤッ

提督「………」グニッ

妖精「あたたたた!ほ、ほっへはふへははいへー!(ほっぺたつねらないでー!)」

提督「…夢じゃない」

妖精「自分の頬で確かめてください!」

提督「…じゃあ、>>+1で」

妖精「無かったことにしないで!」



【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv3/【12.7cm連装砲B型】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv5/MAX/【彩雲改】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv3/【二式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】




提督「対空で」

妖精「よし!ならば【12.7cm連装高角砲】で!」

提督「…噴進砲どこいった!」

妖精「…正直、対空砲種類多すぎて…」

提督「機銃開発とかやめときゃ良かったなぁ…」

妖精「…全くですね」


直下コンマ 00~29で成功

兵器名については大目に見てください



提督「…やはり駄目か…」

妖精「やはりってなんですかやはりって!さっきのはまぐれとでも言いたいんですか!」

提督「いや…まぁ」

妖精「むきー!」

提督「…………」

提督(…なんか結構可愛い)

妖精「…なんですか?」

提督「な、何でも無いです!」

妖精「…?」

提督「つ、次は>>+1!」



【大口径主砲】…戦艦の火力大UP/Lv5/MAX/【51cm連装砲】
【中口径主砲】…重巡・軽巡の火力大UP/Lv5/MAX/【20.3cm(3号)連装砲】
【小口径主砲】…駆逐の火力大UP/Lv3/【12.7cm連装砲B型】
【魚雷】…駆逐・軽巡・重巡・潜水の雷装UP/Lv4/【九三式魚雷・三型】
【対空砲】…全艦の対空UP/Lv4/【12cm30連装噴進砲】
【弾】…戦艦の火力・命中UP/Lv4/【九一式徹甲弾】
【艦戦】…空母・軽空母の航空戦能力UP/Lv5/MAX/【秋水】
【艦爆】…空母・軽空母の爆装UP/Lv5/MAX/【橘花】
【艦攻】…空母・軽空母の雷装UP/Lv5/MAX/【銀河】
【偵察】…空母・軽空母の索敵UP/Lv5/MAX/【彩雲改】
【水偵】…軽巡・重巡・戦艦の索敵UP/Lv3/【零式水上偵察機】
【爆雷】…駆逐・軽巡の対潜大UP/Lv3/【二式爆雷】
【ソナー】…駆逐・軽巡の対潜・対潜命中UP/Lv4/【零式水中聴音機】
【タービン】…全艦の回避UP/Lv5/MAX/【改良型艦本式缶】
【電探】…全艦の命中UP/Lv5/MAX/【三二号対水上電探】
【ダメコン】…成功率5割、どの娘に積むかも書いて下さい/【榛名】【吹雪】【北上】【加賀】



妖精「…魚雷」

提督「…どうしました?」

妖精「【九五式酸素魚雷】で行きます!」

提督「あ、考えてたんですね」

妖精「というわけでドーン!」

提督「…テキトーだなーおい」


直下コンマ00~29で成功



妖精「しゃーない」

提督「こら」

妖精「いやだって…も、文句言うなら提督さんがやって下さいよ!」

提督「無茶言うな!」

妖精「うー…慰めの言葉くらい掛けてくれてもいいじゃないですかー」

提督「……慰めって、いつもあんた…」

妖精「………」ジー

提督「…次、頑張ってくださいね」

妖精「はいっ!」


【第37週終了】

流石に書くのが辛いので、1人だけ


【第38週】


足柄「…あら?」

提督「ん?」

足柄「見て、この書類…新造艦らしいわよ」

提督「へー、新造艦かぁ」

足柄「最近多いわね」

提督「悪い事じゃないだろ」

提督「んで…どんな艦だ?」

足柄「ええと…」


新造艦>>+2



【第38週・出撃、コミュ1回目】


提督「…大鳳?」

足柄「どうしたの?」

提督「あ、いや…」

提督(…そんな娘いたっけ…?)

※実装前にやって来たようです

足柄「新鋭空母ですって、頼もしいわね」

提督「ん、ああ…そうだな」

足柄「さ、仕事しましょ…次は寝ないでね?」

提督「…頑張ります」


↓2


コミュ(下の表の中から1人)

※出撃は後で取る


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆☆

時雨 ☆



大鳳




――休憩室


提督「お、珍しいな」

ヲ級「…」

なぜかいつもあまり人のいない休憩室。

その中で、畳張りの床に手を置き、珍しげに眺めるヲ級に声をかける。

ヲ級は声の主が俺だとわかると、すぐに嫌そうな顔をした。

ヲ級「……なぜお前が此処にいる」

提督「おいおい、そこから責められるのか」

ヲ級「…此処は休憩室」

…言外に、俺がいると休憩出来ない、とでも言いたいのだろうか。

しかしそんな様子に構わず、遠慮無くヲ級の横に座る。

それに更に表情を渋くするヲ級。

提督「はは、けど意外だな、まさかあそこ以外で君を見るなんて――」

ヲ級「………」

話しだした俺へとは視線を向けず。

せめてもの抵抗だと言わんばかりに、壁際へとゆっくり移動していく。

提督「……ほぉ?ふふふ…」

それに追従するかのように俺がついていく。

といったやりとりをヲ級が壁に付くまで続けていると、流石に観念したのか。

ヲ級「……わかった、…話を聞くからやめてくれ」

提督「うむうむ、素直でよろしい」

こうして、ヲ級と防波堤以外で初めて話すことに成功したのである。

案外、押しに弱いのかもしれない。



ヲ級「…それで…なに?」

提督「……何、と聞かれても」

ここまでしといて何なのだが、特にこれといった用事は無い。

ヲ級が取り合ってくれないのでやっただけだ。

…小学生男子か、俺は。

ヲ級「………」

ヲ級は、じっと俺の言葉を待っている。

こうして見ると結構素直な娘だ。

元は、もしかすると夕立のような元気な娘だったのかもしれない。

…やめよう、こんな想像は。

しかし…。

ヲ級「……?」

以前見た時はまともな感想を抱けなかったが…。

ゆっくりと見ると、結構…いや、かなり綺麗な娘だ。

全体的に白いのだが…それが逆に儚さを醸し出すというか、そんな感じで合っているし。

顔立ちもまるで人形のように整って――。

ヲ級「……おい」

提督「…うおっ!?」

ヲ級「…近い」

どうやらヲ級観察の為に、相当顔を近付けていたらしい。

鼻が触れ合うかという程の至近距離で、ヲ級が呟いた。

提督「す、すまん…」

にしても本当に動じないなこいつは。

…む、そうだ。

ふふ、何か悪戯してみるか。…まんま小学生男子だこれ。

よし――


>>+2


A.くすぐる

B.ほっぺたをむにっとする

C.胸をむにっとする

D.その他自由



提督「……ていっ」ムニッ

ヲ級「…………」

両手でヲ級の頬を掴んでみる。

あ、柔らかい。

ヲ級「…………何がしたいの?」

提督「…どんな感触かなーと」

ヲ級「…そう」

と、言っただけでヲ級は特に抵抗しない。

されるがままになっている。

提督「………」ムニムニ

ヲ級「………」

提督「……嫌じゃないのか?」

ヲ級「…別に」

まさかの意外な好感触である。

いや、特に何とも思ってないだけなのだろうか。

とまぁ、こんな感じで。

ヲ級のほっぺたを滅茶苦茶むにむにした。

良い休憩だった。

…何やってんだ俺。



※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆○

久々にやって思った、書けん
お付き合い頂きありがとうございました

鯖落ちてる時にログ見返してたけど誤字とか表現の重複とか酷いな
今日もやると思います、多分遅くなるかと



【第38週・出撃、コミュ2回目】


提督「むにっ」

足柄「………」ピキッ

提督「むにむに」

足柄「………なーにやってるのかしら?」ビキビキ

提督「頬で遊んでます」

足柄「……仕事しろ」

提督「イエスマム!」



↓2


コミュ(下の表の中から1人)

※出撃は後で取る


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆☆○

時雨 ☆



大鳳




――街


ヲ級「………」

相変わらずの人でごった返す横須賀の街。

身体をすっぽりと厚手のフード付きの服で覆ったヲ級が、此方を睨んでいる。

提督「悪いな、流石にそのまま連れてくるわけにはいかなかった」

ヲ級「…そういう事を聞いてるんじゃない」

かくいう俺も、何故か有名人になってしまったので私服である。というか背広である。お高いやつである。

つれーわー、マジ有名人ってつれーわー。

ヲ級「……おい」

提督「ん?ああ、なになに?」

ヲ級「…何故こんなところに連れてきた」

提督「実は、見せたいものがあってさ」

そう、わざわざ2人して変装してまで街にやってきた理由、それはヲ級に色々な物を見せたかったから、というのが1つ。

そして、実は、この前のほっぺたむにむにの件で俺はヲ級についてある予想をした。その予想を確かめるため、というのがもう1つである。

けれど、ヲ級には詳しい事は伝えないでおく。

ヲ級「……そう」

俺の言葉を聞いてこれ以上問い詰めても無駄だと理解したのか。

いつものようにむっつりとした顔でヲ級は人の流れを見送っている。

提督「さ、そういうわけだから」

行こう、とヲ級を促して。

腰のあたりでだらんと力なくぶらぶらさせていた手を軽く掴み、人波へと進む。

ヲ級「……」

その行動に、ヲ級は特に反応を示すこともなく、律儀に深くフードを被って、手を引かれていた。

提督「さて、まずは――」

計画していた予定を頭の中で反芻する。

しかし…背広の男とフードの少女という出で立ちは如何なものだろうか。

なんてことを思いながら、背後を手を引かれながらトテトテと付いてくるヲ級を見ると、珍しげに辺りを見回している。

その姿が中々に可愛かったもので、つい頭に手を置くと睨まれた。

それに、すまない、と返し、再びヲ級の手を引く。

楽しんでくれるといいが――




――――――――

――――

――



提督「どうだった、ヲ級?」

すっかり日も傾いた、帰り道。

最初と同じく、変わらず俺の後ろに付いてくるヲ級に尋ねる。

まぁ、別段特別な場所に行った訳ではないのだが。

ただ単に、2人で街を見て回っただけだ。

ヲ級「…別に」

俺の問いに、ヲ級はいつもの調子で答える。

提督「そっかそっか」

おそらくそういう反応だろう――と予想していたので、これは別に構わない。

よし、本題に入るか。

ヲ級「………?」

背後を歩いていたヲ級が、いきなり立ち止まった俺にぶつかり、不思議そうな顔をする。

提督「…あのさ、ヲ級」

ヲ級「なに?」

今日一日、ヲ級を連れ回して…俺の予想は、確信に変わった。

彼女は、色んな物を、人を、興味深く眺めていた。

けれど、遠巻きに眺めているだけで近付こうとはしなかった。

そう、彼女は別に感情が無いわけでなく――

提督「…君は――」



>>+2


A.「誰かに触れるのが、怖いんじゃないか?」

B.「寂しいんじゃないか?」

C.「俺の事が好きなんじゃないか?」



提督「誰かに触れるのが、怖いんじゃないか?」

ヲ級「……」

最初は、誰とも話したくないのだと思っていた。

だから、あの場所にずっといるのだと思っていた。

けれど――

提督「思ったんだよ、変だって」

俺の事を煩わしそうにしながらも、それでも話をしてくれたし。

いつも嫌がっているような素振りを見せていたけど、本当に拒絶することはなかった。

提督「君はさ、あの景色しか知らないって、あそこで言ったけど」

防波堤で、波の音に負けるほどの小さな声でヲ級が言った言葉を思い出す。

ヲ級「……」

ヲ級は、俺の言葉を身じろぎひとつせず、ただじっと聞いている。

提督「…君が、見ようとしていないだけじゃないのか?」

改造され、一度奪われた感情。

それを触れられるのが、触れるのが怖いのではないだろうか。

現に、俺が強引にヲ級に絡めば、なんだかんだと付き合ってくれる。

…実は、ヲ級はそれを求めていたのではないだろうか…というのは、流石に俺の都合の良い解釈だが。

ヲ級「………それで?」

提督「え?」

ヲ級「…だったら、何なの?」

長い沈黙の後、ヲ級は顔を上げ、叩きつけるかのように、俺へとそう言った。

その拍子にフードが外れ、白い髪が風に靡く。



吸い込まれるような昏い瞳は、真っ直ぐに俺を見つめていた。

色のない唇が、言葉を紡ぐ。

ヲ級「前も言った」

ヲ級「私は、そういう風に作られたと」

淡々と、ただ淡々と、原稿を読み上げでもするようにヲ級は言う。

ヲ級「私にある記憶は、戦場でのものだけ」

ヲ級「それが、私が私である証明」

提督「……」

ヲ級「…見ようとしなかったのではなく、見たくなかった」

ヲ級「お前の言う通り、私は…お前に話しかけられる度、怖かった」

ヲ級「色んな事を考える自分が、まるで自分でないような気がして」

ヲ級「…それを悪くないと求めるように変わっていく自分が、何より怖かった」

ヲ級「…私は、私でありたかったんだ」

それが、例え兵器でしかないとしても、と。

ただ命令に従い、敵を[ピーーー]だけの深海棲艦。
           モノ
彼女に残された記憶は、ただそれだけ。

彼女にとって、自分と言える記憶は、ただそれだけ。

提督「……ヲ級」

ヲ級「……私には…きっと、出来ない」

ヲ級「…今更、普通の人間のように振る舞うなんて」

そこまで言うと、ヲ級は握った手の力を緩めた。

繋いだ手が、スルリと解けていく。

俺は――


>>+1


A.その手を離すまいと掴んだ

B.何も出来なかった

下げたままやった


吸い込まれるような昏い瞳は、真っ直ぐに俺を見つめていた。

色のない唇が、言葉を紡ぐ。

ヲ級「前も言った」

ヲ級「私は、そういう風に作られたと」

淡々と、ただ淡々と、原稿を読み上げでもするようにヲ級は言う。

ヲ級「私にある記憶は、戦場でのものだけ」

ヲ級「それが、私が私である証明」

提督「……」

ヲ級「…見ようとしなかったのではなく、見たくなかった」

ヲ級「お前の言う通り、私は…お前に話しかけられる度、怖かった」

ヲ級「色んな事を考える自分が、まるで自分でないような気がして」

ヲ級「…それを悪くないと求めるように変わっていく自分が、何より怖かった」

ヲ級「…私は、私でありたかったんだ」

それが、例え兵器でしかないとしても、と。

ただ命令に従い、敵を[ピーーー]だけの深海棲艦。
           モノ
彼女に残された記憶は、ただそれだけ。

彼女にとって、自分と言える記憶は、ただそれだけ。

提督「……ヲ級」

ヲ級「……私には…きっと、出来ない」

ヲ級「…今更、普通の人間のように振る舞うなんて」

そこまで言うと、ヲ級は握った手の力を緩めた。

繋いだ手が、スルリと解けていく。

俺は――


>>+1


A.その手を離すまいと掴んだ

B.何も出来なかった

ミスった、もう駄目だ、何やってんのか自分でもわかんねーわ、寝る



吸い込まれるような昏い瞳は、真っ直ぐに俺を見つめていた。

色のない唇が、言葉を紡ぐ。

ヲ級「前も言った」

ヲ級「私は、そういう風に作られたと」

淡々と、ただ淡々と、原稿を読み上げでもするようにヲ級は言う。

ヲ級「私にある記憶は、戦場でのものだけ」

ヲ級「それが、私が私である証明」

提督「……」

ヲ級「…見ようとしなかったのではなく、見たくなかった」

ヲ級「お前の言う通り、私は…お前に話しかけられる度、怖かった」

ヲ級「色んな事を考える自分が、まるで自分でないような気がして」

ヲ級「…それを悪くないと求めるように変わっていく自分が、何より怖かった」

ヲ級「…私は、私でありたかったんだ」

それが、例え兵器でしかないとしても、と。

ただ命令に従い、敵を殺すだけの深海棲艦。
           モノ
彼女に残された記憶は、ただそれだけ。

彼女にとって、自分と言える記憶は、ただそれだけ。

提督「……ヲ級」

ヲ級「……私には…きっと、出来ない」

ヲ級「…今更、普通の人間のように振る舞うなんて」

そこまで言うと、ヲ級は握った手の力を緩めた。

繋いだ手が、スルリと解けていく。

俺は――


>>+1


A.その手を離すまいと掴んだ

B.何も出来なかった

色々考えたけどもう出撃は取ってくれたら自動でストーリー進めるかね
出撃→メインストーリー進行 コミュ→艦娘攻略 みたいに
あれ取るほど人もおらんやろうし、テンプレ減らせるし
と考えてみましたがどうでしょう

>>1は基本的に設定考えて厨二文書いてるだけで楽しいよ
ただテンポ悪いしくどいしで見てる側からするとどうなのかなと



ヲ級「……っ」

提督「…待って欲しい」

ヲ級「……話、聞いてなかったの?」

提督「勿論聞いた」

提督「…その上で、言いたいんだ」

ヲ級「………」

手を払おうとするヲ級を、強引に引き止める。

ヲ級「…もう、構わないで欲しい」

提督「それはできない」

ヲ級「なぜ?放っておけばいいじゃないか」

ヲ級「…なんで、お前は私に構うの?」

提督「………」

最初は、ただの興味。

次は、何となく放っておけない、という感情。

その何となくの正体は…さっき、わかった。

提督「君が、俺に似てるから」

ヲ級「……似てる?」

そう言うと、ありえない、という感情を隠すことなく、表情を険しくする。

ヲ級「…私と、お前が?…何を言っているの?」

若干、怒りの籠もった声音でヲ級は俺に言う。




提督「似てるよ」

ヲ級「……」

提督「信じられないかもしれないが、…俺は、元々俺じゃなかったんだ」

ヲ級「……意味がわからない」

提督「言葉通りの意味さ」

提督「…平和な世界で、戦争なんて言葉とは無縁の生活を送っていて…」

提督「なのに、気付いたら何故か此処に居た」

提督「戦えと、敵を倒せと、国を守れと言われたんだ」

提督「友人も、家族も、知り合いすらいなくて」

提督「自分の身体の筈なのに、知らない知識ばかり持っていて」

提督「…段々と、そんな自分に慣れていって」

提督「…………少しずつ、昔の自分が、消えていくようで」

ヲ級は半信半疑といった顔で俺の話を聞いていた。

そして、俺がそこまで言うと。

ヲ級「…お前の話が本当だとして」

ヲ級「じゃあなぜ、お前はそんなに平然としてられる?」

提督「うん、その話をしたかった」

提督「…それを、解消してくれたのが…さっき、君が怖いって言った『感情』なんだよ」

ヲ級「………」

泣き喚く俺を、何も言わずに抱きしめてくれた少女がいた。

そんな事が何だと、ただ愛を語ってくれた少女がいた。

俺は、確かにそれに救われたのだ。

提督「…あの娘達に、俺は救われた」

提督「もし、俺の側に艦娘がいなかったら…俺も、君みたいになっていたかもしれない」

戦い―というか、自分の価値を見出だせる物に固執して。

それ以外を拒絶する、そんな人間に。

提督「だから…放っておけないんだ」

忘れてた
連投対策



ヲ級「…………そんなの」

提督「……」

ヲ級「そんなの、ただの気休め」

ヲ級「…結局、お前の問題は何も解決してないじゃないか」

提督「……そうだね」

ヲ級「…なのに、…そんな話を信じろと言うの?」

提督「………」

掴んだヲ級の手を離す。

その行動が意外だったのか、ヲ級は少しだけ驚きに目を開いた。

提督「信じろ、とは言わない」

提督「……信じて欲しい」

提督「感情は、確かに怖い。君が望むなら、今のままでも構わない」

提督「でも――」

一度解いた掌を、まっすぐにヲ級へと差し出す。

提督「もし、変わりたいのなら…」

提督「俺の事を、信じて欲しい」

ヲ級「………」

長い、長い沈黙があった。

数分にも、数十分にも感じられる沈黙が。

その後に、彼女は――

ヲ級「………」スッ

ちょん、と。俺の掌に、手を置いた。

他ならぬ、彼女の、彼女自身の意思で。

提督「…ヲ級」

ヲ級「……お前と、過ごした時間は…億劫で、面倒だった」

ヲ級「…でも……少しだけ、暖かくて…それは、…そんなに、悪いものじゃなかった、と思う」

ヲ級「……だから、…お前が私に割いた時間の分くらいは…付き合う」

ヲ級「………提督」

提督「!?…お、お前、今…」

ヲ級「…………」プイ

提督「…な、なぁなぁもう一回言ってくれよ!」

ヲ級「………」ツン

提督「ヲ級!ヲ級ちゃん!ヲ級さん!」

横に並びしつこく絡む背広の男を払う少女。

彼女の手は、しっかりと男の掌に包まれていて。

そのフードの下の表情は…、もしかすると、笑っていたのかもしれない。

それは、呆れ半分の笑みであったが。


※信頼度が上がりました

ヲ級 ☆☆☆




【第38週・出撃、コミュ3回目】


提督「~♪」

足柄「ご機嫌ね」

提督「ん?あ、そう見えるか?」

足柄「そりゃあもう」

提督「そっかそっかー!」

足柄「…はぁ、ま、ちゃんと仕事するならどうでもいいわ」



↓2



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳

非常に眠い、いつもこんなんでごめん
お付き合い頂きありがとうございmsした

今日は出来そうにありません
なんかヲ級ちゃん好き勝手に書いてごめん

なんか他スレとかと違いすぎて…
ただでさえ独自設定だらけなのに
今日は多分やります




――中庭


提督「………」

足柄「……うにゃー…うにゃ!」

猫「…にゃーお……」

足柄「ふかーっ!」

猫「うにゃ!?」

足柄「にゃにゃー」

提督「………」

…超話しかけづらい。

何やってんだ足柄。

さて、ここは鎮守府にある中庭。

普段人が少なく、ちょっとした気分転換の散歩などに丁度良い。

そんなわけで俺も散歩中だった…のだが。

中央付近の大きな樹を通る途中、戯れる1人と1匹を視界に捉えた。

近寄ると、このような状況だった、というわけだ。

足柄「にゃーお、にゃー!」

猫「………にゃあ」

会話の結果、1匹の方が呆れている。

いやマジで何やってんだお前。

足柄「……にゃん」

猫「…にゃ」ポンポン

足柄「…にゃおん…」

提督(……慰められとる…)

連投対策



なんというか、足柄のイメージが崩れていく。

まさか猫語を解するとは。

…絶対わかってないだろうけどさ。

と、此処でにゃおにゃお言ってる足柄を見てても良いのだが…。

提督(見つかったら絶対めんどくさい)

はい、戦略的撤退。

三十六計逃げるに如かず。走為上である。

提督「………あ」ペキッ

足柄「……うにゃ?」

目があった。

猫「…にゃっ!」シュッ

そして固まった足柄を見てチャンスとばかりに逃げ出す猫。

足柄「………………」

提督「………………」

2人残されたのは俺たち。

続く沈黙。

いやだって何言えばいいのよこの状況!

………考えろ、考えるんだ俺。

ここは――



>>+2


A.「…にゃ、にゃーお」

B.「…可愛い所があるんだな?」

C.「…まぁ…なんだ、悩みなら聞くぞ?」

D.「その他自由」



足柄「………もしかして…見…」

提督「…可愛い所があるんだな?」

足柄「………………」ボンッ

言うと、途端に顔を真っ赤にして俯く。

提督「あ、足柄のイメージって…もっとこう、格好いいというか…そんな感じだったし」

提督「…な、なんていうか意外だな!」

足柄「…………う…」

提督「…う?」

足柄「…うにゃあぁぁー!」ダッ

提督「足柄!?」

ガサガサと、藪を揺らして掻き分けながら。

俺と逆方向へ、一目散に足柄が逃げていく。

提督「おい、足柄ー!」

足柄「にゃあああああー!」

その日、中庭に、大きな猫の鳴き声が木霊した。

猫「……にゃおん」

猫娘「…む?」

君の出番じゃあない。



※信頼度が上がりました

足柄 ☆☆○

対策




【第39週・出撃、コミュ1回目】



足柄「…………」

提督「……あのさ」

足柄「…ふかーっ!」

提督(……なぜ威嚇するんだ…)

提督「仕事するぞ?」

足柄「………」コクコク


↓2



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳

正直小破ボイス聞いて思いついた一発ネタ



――執務室


愛宕「………」カリカリ

提督「………」カリカリ

愛宕と2人、執務室にて仕事中。

…驚くほどに会話が無い。

――――

提督『…愛宕、疲れてないか?』

愛宕『え、ええ』

提督『…そうか…じゃあ、うん、頑張ろう』

――――

これが本日唯一の会話である。

愛宕と距離を詰めた気でいたのだが、中々に強敵のようだ。

男が苦手だとか言っていたし、ゆっくりと仲良くなるしかないか…。

愛宕「……提督?」

提督「お?」

愛宕「…あの~…お仕事、終了致しましたが~…」

提督「ああ、すまん、お疲れ様…速いな?」

愛宕「いえ…」

提督「今見るから、ちょっと待っててくれないか?」

愛宕「はい」

うーむ、こんな会話1つとっても、なんとも事務的である。

そりゃあ北上程フランクでも困るのだが。

自分の中の愛宕のイメージと合致しないので、何処かもやっとする。

…あ、書類のチェックを急がないと――




提督「……愛宕はさ」

愛宕「はい?」

提督「…いや、…なんで男が苦手になったのか、と思って」

愛宕「…何故、ですか…うーん」

視線を書類にやったまま、愛宕へと質問を投げる。

答えてくれないかもしれないとも思ったが、意外にも愛宕は素直に言った。

愛宕「単純に、…昔からあまり男の方と接する機会が少なくて…ですね」

どうしても、萎縮してしまいます、と。そう続けた。

同性の前だと普通、というか俺の想像通りの愛宕なのかね。

提督「ふーむ…前にも言ったように、俺を練習台にしてくれて構わないんだぞ?」

愛宕「…ですが…その、不快な思いをさせてしまうかも…」

提督「大丈夫大丈夫、気にしないさ……よし、書類に不備なし!」

愛宕「………」

俺の言葉を、真剣に考えている様子の愛宕。

提督「…ああ、そうだ」

愛宕「?」

提督「例えば、>>+2なんかどうだ?」

俺が愛宕に薦めたのは――


>>+2


A.握手

B.膝枕

C.ハグ

D.その他



提督「…腕相撲だ」

愛宕「腕相撲…ですか?」

提督「うむ」

微妙に身体に触れつつアレがアレな感じで更にアレ。

そんな競技が腕相撲である。

俺…やはり天才か。

提督「というわけで…」スッ

愛宕「は、はい」スッ

机を挟んで向かい合い、腕を出す。

遠慮がちにゆっくりと愛宕も腕を差し出す。

その手を握ると、少しだけ顔を顰めたが、払うことはなかった。

提督「…よし、行くぞ」

愛宕「……」ゴクリ

緊張した面持ちの愛宕、握った手に付いた汗からもそれは伝わってくる。

まぁ、腕相撲の結果についてはおまけで、少しでも慣れてもらうのが目的だ。

ここは、本気で行こうか。

提督「…はっけよーい……のこったぁっ!?」バコン

愛宕「あ、あら~?」

俺は、忘れていた。

艦娘の遠慮無しの力の強さを。

…でもまぁ、愛宕の手が柔らかかったのでいいか。


※信頼度が上がりました

愛宕 ☆☆☆

寝る 本当に書けん
お付き合い頂きありがとうございました

本当にちょっとした補足ネタ

提督の女性関係について――(インタビュアー:妖精)



吹雪


吹雪「え?…えーと、まぁ…」

吹雪「私は別に…独占したいとか、思ってないですし…」

吹雪「…うーん…でも、きっと司令官の泣き顔なんて見られたのは私だけでしょうから!」


結論:メインヒロインの余裕


加賀


加賀「…別に、何とも」

加賀「……提督があんな過去を語るほど信頼しているのはきっと私だけでしょうし」

加賀「ええ、気にしてませんよ?」

加賀「…瑞鶴と翔鶴?……なんででしょうね、見てると頭に来ます」


結論:正妻の余裕(ただし五航戦は除く)


瑞鶴


瑞鶴「提督さんは……うーん…」

瑞鶴「翔鶴ねぇだけなら…いい、けど…いいのかな?」

瑞鶴「…やっぱちょっと複雑かなぁ」


結論:結構気にする


翔鶴


翔鶴「はい、私はあの方が居てくれる、それだけで幸せです」

翔鶴「…勿論、気にしてないわけではありませんよ?」

翔鶴「……今以上は、望みません」


結論:我慢


大和


大和「不潔です」

大和「…ええ、もう、不潔です」

大和「一度ガツンと言わなければと常々…」

提督「おーい、大和ー」

大和「はいっ!大和に何か御用ですか、提督!」


結論:忘れる

榛名

榛名「…榛名だけでは、ご満足いただけないのでしょう」

榛名「それは…寂しいことではありますが…」

榛名「ええ、大丈夫ですよ、榛名は」

結論:良い子

千代田


千代田「……ふーん」

千代田「興味?…無いかな、別に」

千代田「…なんでって…だって、提督は最後は千代田を見てくれるから」

千代田「それでねそれでね!提督と、おねぇと、千代田と三人で…(略)」


結論:気にしてない?

北上

北上「……ん?ああ、ウザい」

北上「ストレート過ぎるって…えー、だって、思ったことっしょ?」

北上「そりゃーさ、何番目でもー、とか言っててもさー」

北上「やっぱ一番が良いじゃん?」

北上「皆なんだかんだそう思ってるって、きっとね」

結論:素直

大井

大井「……別に良いんじゃないの?」

大井「…というかそもそも、私があの男を好きだとかそういうのが間違って…」

大井「えっ!?あ、ああ嘘、嘘ですって!ちょっとした冗談……」

大井「…って、居ないじゃないですか、…殺しますよ?」

結論:素直じゃない



電「……んーと…」

電「…複雑、なのです」

電「……うまく言葉にできないのです」

電「……でも…いつか…電の物に……」

電「はぇ!?え、えと、なんでもないのです!」

結論:イイコ

如月

如月「んふ、気にしてないわよ?」

如月「昔から言うじゃない、英雄は色を好むって」

如月「それに、自分の好きな人が人気だと、嬉しいじゃない?」

結論:寛大

人数多いし短くまとめた、つもり
手抜きちゃうちゃう
本編は夜



【第39週・出撃、コミュ2回目】


足柄「…どうしたのよその手」

提督「腕相撲で……」

足柄「………なんじゃそりゃ」ハァ

提督「…面目ないにゃん」

足柄「もう一本も使えなくしてやろうか」

提督「仕事しようか!」


↓2



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳



――執務室


夕立「……提督」

控えめなノックの音が執務室に響く。

どうぞ、と返すと、これまた控えめにドアがゆっくりと開いた。

その先に居たのは、少女。

…まぁ少女以外が来る方が珍しいのだが。

提督「…夕立、退院したのか」

夕立「うん…帰ってきたっぽい」

提督「そうか…」

最後に夕立と交わした会話を思い返す。

夕立の表情は、あの時と同じように暗かった。

夕立「…それで、あの」

提督「うん」

夕立「……夕立は、これからどうすればいいっぽい?」

提督「…ふむ」

病院で夕立から聞いた話。

あれを聞いた上で、夕立を元のように運用するというのは如何な物か。

とは、ずっと考えていたことである。

当然、再訓練も考えたのだが…それも果たして意味があるのか、とも思う。

結局夕立の問題は、実戦にて解消していくしかないように思えるのだ。

などと色々な事を考えていたせいで、此処に至っても明確な方針は打ち出せていない。




夕立「………」

考えこむ俺を見て、夕立は居心地が悪そうに身体を揺らす。

その瞳には、不安がありありと浮かんでいる。

提督「…すまない、考えてないって訳ではなかったんだが…」

提督「いざ、こうして夕立を前にするとな」

夕立「……言い難い、事…っぽい?」

提督「ん、そういう訳じゃない…ただ、どれが一番か、とな」

こんなもんに正解も一番も無いような気がするが。

どうしたって、最後には本人の心の持ちようだろうし。

けれど、夕立に決めさせたのなら、この娘はきっと前と同じ扱いを望む。

…そんな気がしたのだ。

そして、…前回のように無事で済めば良いが…もしかしたら。ということもあり得る。

こういう言い方は悪いが、夕立だけでなく他の艦に影響するかもしれない大事だ。

だから、俺が決めようと思った。

…そう決めていたのに、今こうして考え込む事になるという優柔不断さには自分でも呆れるが。

夕立「………」

いつもとかけ離れた、神妙な面持ちで俺の机の前で直立する夕立。

彼女は、ただ一心に俺の言葉を待っている。

よし、決めた。

提督「夕立――」


>>+1(ルート分岐有り)


A.「一度、俺が座乗して指揮を取る…その後、問題が無ければ元に戻そう」

B.「……元の任務を再び遂行してくれ」

C.「……もうしばらく、演習をしてもらう」



提督「一度、俺が座乗して指揮を取る…その後、問題が無ければ元に戻そう」

夕立「…提督が?」

提督「ああ、しっかりやってくれよ?」

夕立「……でも」

少しおどけて笑って見せるが、夕立はどこか嫌そうな表情だ。

けど、夕立がこのままではいけない。

非情で極端な言い方をするのなら、このままの状態なら駆逐艦『夕立』は必要ない、それどころか完全なお荷物だ。

…と、俺の私情を挟まずに言えばそうなってしまうし、あまり時間を置いていると上にそう判断されるかもしれない。

だから…荒療治かもしれないが、今の夕立には実戦が必要だと感じたのだ。

提督「おそらく、いつもの様に護衛任務になると思う」

提督「何時でも出撃できるよう、乗員共々、準備をしておいてくれ」

夕立「……わかりました」

ただそれだけ言って、夕立は執務室を出て行った。

残されたのは、俺1人。

提督「………あれで、良かったんだろうか」

夕立をこれからも戦わせるのであれば、必要な事だろう。

だけど、それは俺の自己満足で…結局、このまま戦線を離脱した方が夕立にとっては幸せなのかも、なんて考えがよぎる。

提督「…わからんなあ、どうにも」

何はともあれ、俺が言い出した事だ。

どうにか夕立の気持ちを変えなければ。

その善悪や是非など…今は、置いておこう。


※信頼度が上がりました

夕立 ☆☆☆☆☆(次コミュまで出撃できません)



【第39週・出撃、コミュ3回目】


提督「はぁ…」

足柄「…幸せが逃げるわよ?」

提督「ん…ああ、ため息付いてたか」

足柄「無自覚なのは重症ね」

提督「だなぁ……あぁ…」

足柄「ま、元気出しなさいな」

提督「そして仕事しなさいな、ってか」

足柄「ご名答ー」

提督「…わかりましたよ」


↓1



A.メイン()ストーリー進行【3-1】(試験的に)

B.コミュ(下の表の中から1人)


※信頼度or好感度

吹雪 ★★★★★

金剛 ☆☆○

榛名 ★★★

鳥海 ☆☆

愛宕 ☆☆☆

如月 ★

北上 ★★

龍驤 ☆

翔鶴 ★★★

夕立 ☆☆☆☆☆

瑞鶴 ★★★★

千代田 ★★★

大和 ★★★★

加賀 ★★★★★

大井 ★

電 ★

千歳 ☆

赤城 ☆

足柄 ☆☆○

ヲ級 ☆☆☆

時雨 ☆



大鳳

寝ます
お付き合い頂きありがとうございました

最近ますます糞化している気がしないでもない
22時~24時頃、やるにはやるけど時間が判らん

そうであれば良いのですが…自分ではよくわからないもので


――『夕立』艦橋



提督「……夕立」

夕立「…えっ!?」

提督「あんまりボーっとするな、いつ敵が来るかわからんぞ」

夕立「…うん」

あれから、宣言通りに夕立を護衛任務に連れてきた。

先頭を往く、旗艦『夕立』に加え、『時雨』『吹雪』『電』『雷』『北上』。

…南方の前線まで物資を輸送する船団の護衛。最も狙われやすい航路だ。

勿論、装備は万全であるし、船員の状態もベスト。

此方に出来る事は、全てやったつもりだ。

万が一に備え、通常の護衛には過剰とも言える戦力を連れてきてもいる。

けれど、やはりというか夕立はどこか集中しきれていない様子で。

前回撃てなかった事を良く知っている周りの船員達も、不信感を抱いているようだ。

提督「………」

時期尚早だったか、と嘆息する。

だが、流石に引き返す訳にはいかない。

こうなれば敵が出てこない事を祈るのみなのだが――

ソナー妖精『……前方、3-2-0、スクリュー音!』

よりにもよって、こんな時に限って敵を見つける。

しかも、夕立の管轄する範囲に。

提督「……っ!距離は?」

ソナー妖精『約3000、此方へ気付いている様子で、深度約35、8ktで潜行しています』

提督「…後方の艦に打電、『敵の潜水艦を発見!』」

無電妖精『駄目だ!』

提督「…へ?」

無電妖精『あ、いえ!何でもありません!了解しました!』

提督「さて…」

何が駄目だったのだろうか。

と言うのはさておき。かなり迂闊な敵さんである。

まさかこの距離で見つけることが出来るとは。



いや、ここはソナー手を褒めるべきか。

妖精新開発の『ヘッジホッグ』とやらを試験運用も兼ねて積んでいるし、このまま接近してすれ違いざまにぶん投げれば簡単に撃退できるだろう。

潜航したままの鈍な潜水艦の速度に、遅れを取る筈もない。

そもそも、敵の動きからして、此方の戦力を確認した時点で撤退を決め込んでいるのかもしれない。

潜水艦1艦でどうこうできる戦力では無かろうしな。

無駄に命を散らすのも嫌だろうて。

提督「…ソナー手、警戒を続けてくれ…このまま」

敵が戦域を離脱するのであれば。と、言いかけたその時――

夕立「……倒さ、なきゃ…」

提督「夕立…?」

夕立「…機関全速、敵潜水艦へ接近します」

提督「おい、夕立!」

巡航速度で航行していた夕立が、速度を上げる。

要らない物を取っ払い、タービンやボイラーを改良、増強した新鋭艦娘の駆逐艦は、実に最大戦速40kt近くまで加速する。

鈍亀の潜水艦へと、グングン夕立が近づいていく。

敵の潜水艦は、俺の予想通り逃げていくつもりだったようだ。

近づいていく此方の動きに対応できていない。

提督「夕立、やめろ!向こうに交戦の意思は――!」

夕立「…さぁ、素敵なパーティーしましょ?」

夕立がそう言った瞬間、ヘッジホッグのその名を示すかのような24門の針が射出された。

それらは海中に突き刺さり――

爆音と共に、大きな水柱を上げた。

提督「………夕立」

ヘッジホッグは、着発信管である。そう妖精が言っていた。

つまり、敵に当たらなければ爆発しないのだ。

夕立「…ふふっ、夕立、ちゃんとできたっぽい!」

それを知りながら、夕立は笑っていた。

…倒さなくても良い敵を倒して、夕立が、笑っていた。

敵に攻撃ができないと自分を責めていた少女が。

いつも誰かの事を考えていた優しい少女が。

水中で爆ぜる敵艦を見て、笑っていた。

選択肢いるかねぇ、いるなら作るよ
(アスロックは関係)ないです



夕立「提督さん?」

呆然とする俺を、夕立が覗きこむ。

その目はどこか、狂気を孕んでいた。

提督「…なぜ、撃った?」

夕立「え?」

提督「……相手に攻撃の意思は無かった」

夕立「…だって」

夕立「だって、提督さん、言ったよ?」

夕立「『今回の任務ではしっかり敵を撃て』って」

夕立「…そうしないと、駄目なんでしょ?」

夕立「だから、夕立はちゃんとその通りにしたっぽい!」

夕立「ふふーん、提督さん、褒めて褒めて!」

提督「……夕、立…」

何故だろう。

俺が見たかった、いつもみたいに無邪気に飛び回る夕立がそこにいたのに。

俺は、そんな夕立を怖いと感じた。

夕立に敵を倒して欲しいと願っていたのに。

夕立「…なんだ、こんなに簡単だったっぽい!」

何の疑いも無く敵を沈めた夕立を、怖いと、…そう、感じた。

夕立「……てーとくさん?」

提督「………」

俺が、…俺が望んだのは、こんな事だったのだろうか。

…違う。俺は、確かに夕立に何とかして欲しいと思ってはいたが、こんな形でではない!

…ああ、自己満足だ、自己満足も甚だしい。

やれといっておいて、いざやったらこれは違う、なんて勝手だってことは百も承知だ。

それでも…それでも、俺はこんな夕立を見たかった訳じゃない。

提督「…夕立」

夕立「?」

…そうだ、どうせなら俺の自己満足を貫いてやろう。

勝手だと罵られても。我儘だと言われても。

俺は、こんな夕立は嫌だ――!

提督「>>+1-3を参考に提督の言葉」

まとめられるかこれ…
ちょい時間かかるかも

次スレか、たしかにね 立ててくる
取ってくれるのは嬉しいし、これだけ書いてくれると助かります
まとめられないのは>>1が悪いので、気にしないでください



提督「…夕立」

提督「俺達が銃を取るのは…敵を殺すためじゃない」

提督「…自分を…自分達を守るためなんだ」

夕立「……」

提督「それは、相手も…連合国の兵士も、きっとそうだ」

提督「…俺達が無事なら、それでいいんだ」

提督「敵だからって言って…無闇に殺すべきじゃあない」

なるべく優しく、諭すように俺は夕立に言う。

夕立は、しばらくじっと俯いていた。

夕立「……提督さんが、やれって言ったのに?」

提督「…すまない、言葉が足りなかった」

提督「ただ殺せば良いってものじゃないんだ」

夕立「……」

提督「…撃っていいのは、それをやられる覚悟のあるものだけだ」

提督「……夕立だって、撤退中に撃たれたら嫌だろ?」

夕立「………」

夕立「…なんで…」

提督「……?」

夕立「……提督さんがやれって言ったから夕立は頑張ったのに!」

夕立「なんで、褒めてくれないの!?」

夕立「いつもみたいに、偉いぞって…なんで!?」

提督「…夕立…?」

eモバスレ立てられへん
ど、どなたか代わりに立てていただけないでしょうか…?

あ、携帯は立てられるのか?
ごめんなさい、試してみます

【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★6【安価】
【艦これ】提督「……え?俺が提督?」★6【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394552171/)

次スレ。連投やらスレ立てやら規制だらけ…自宅に戻れるまで投下やめようかね…

ギリギリまでスレを使いたい
今日はここまでです、眠いと文章も展開も思い浮かばん 埋めて下さると助かります



夕立「夕立は…夕立は!提督さんに、嫌われないようにって…!」

提督「…違うんだ、俺は」

夕立「見捨てられたく、なくて…!もっと、提督さんと一緒にいたくて!」

夕立「だから!……だから、頑張ったのに…」

提督「……夕立」

夕立「…駄目なの?…夕立は、提督さんの役に立てないの?」

提督「…その、な…さっきも言ったけど」

夕立「……わかんないよ!…難しい事なんて、わかんない」

夕立「夕立は、提督さんと、…もっと、もっと一緒にいたい!」

夕立「ただ、それだけなのに…」

夕立「…叶わないの、かな」

夕立「……駄目なんだね、夕立は」

提督「………」

両手をきつく握りしめ、唇を噛む。

俺は、そんな夕立を――


>>+2


A.何も言わずに見ていることしか出来なかった

B.無言で抱き締めた

C.「すまない、夕立」

初期艦で吹雪とった身としては吹雪がヒロインしてて嬉しいな

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月28日 (金) 22:23:00   ID: rxUNHtfu

完結ですか・・・残念です

2 :  SS好きの774さん   2014年03月01日 (土) 01:42:00   ID: ZNtgmobh

速報の鯖壊れてて更新出来ないんでしょ

3 :  SS好きの774さん   2014年03月01日 (土) 18:45:15   ID: tiQbRP0P

↑調べたらサーバー攻撃みたいの食らってて開けないらしいですね
 更新されるかな・・・

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