ちひろ「スタドリの可能性を信じて」 (17)

モバP「ちひろさん」


ちひろ「はいはいなんでしょうか?」


モバP「スタドリって、これだけしかないですか?」


ちひろ「え? もっと欲しいんですか?」


モバP「いや、そうじゃなくてですね」


ちひろ「はい」


モバP「スタドリに飽きました」







ちひろ「え?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389968797

ちひろ「え? あ、飽きたって、どういう……」


モバP「よく考えてくださいね?」


ちひろ「はい」


モバP「毎日ちひろさんがドリンクをくれますよね?」


ちひろ「はい。マイスタあげてますね」


モバP「スタドリと味変わらないですよね?」


ちひろ「……ぶっちゃけそうですね」


モバP「するとですね、飲み飽きる訳ですよ」


ちひろ「なるほど」


モバP「スタドリって、もろ、こう、栄養ドリンク!って味じゃないですか」


ちひろ「まぁ、栄養ドリンクですからね」


モバP「リポ○みたいな?」


ちひろ「イメージはですけど」


モバP「でも、リポ○を毎日毎日。酷い時は日に20本は飲むのは辛いですよ」


ちひろ「そ、そうですね……」

ちひろ「で、でも、フェスでは違うドリンクあげてるじゃないですか! BPドリンクとか、LPドリンクとか!」


モバP「正直に言いますね? パッケージ違うだけで味は同じでしょ!」


ちひろ「ち、違いますよ! ブドウとマスカットぐらい違いますよ!」


モバP「似たようなもんですよ! それに、フェス中はそのドリンクばっかりじゃないですか!」


ちひろ「そ、それは……その……」


モバP「大体、フェスなんかもっとドリンク飲みますよ!」


ちひろ「ひええ……」


モバP「なので俺は、新しいドリンクの味を所望します!」


ちひろ「そ、そんな……」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん、マイスタの、マイの意味わかってますか?」


モバP「? 俺しか飲めないドリンクなんじゃ……」


ちひろ「違いますよ! 私のドリンクです!」


モバP「え? 俺のドリンクじゃ……」


ちひろ「私が丹精こめて作ったドリンクだから、マイスタドリなんです!」


モバP「そ、そうだったのかあああああああああ!!!!」






モバP「なんてなると思いましたかちひろさん!」


ちひろ「ちぇー」

モバP「とにかく、新しいスタドリの味がほしいんですー!」


ちひろ「と、言われましても……いちご味とかですか?」


モバP「ありすが食いつくんでダメですね」


ちひろ「……グレープフルーツは?」


モバP「のど痛くなるじゃないですか」


ちひろ「もう! だったら何がいいんですか!」


モバP「できれば、味噌汁とかがうれしいですね」


ちひろ「なら作りますか」


モバP「ん?」


ちひろ「え?」


モバP「み、味噌汁作ってくれるんですか?」


ちひろ「はい! さっそく試作品作ってきますね!」

ちひろ「できました!」


モバP「……なんですかこれ」


ちひろ「スタドリ味噌汁味です。ちなみに、刻んだネギとわかめが入ってますよ?」


モバP「」


ちひろ「ささ、どうぞ」


モバP「わ、わかりました……」


モバP「いただきまーす」


モバP「ング……ング……」


ちひろ「どうですか?」


モバP「ちひろさん」






モバP「俺赤より白が好きです」


ちひろ「ごめんなさいストックが赤だけだったんです」

モバP「いや、なんというか、普通においしいですね」


ちひろ「そうですか! それはよかったです」


モバP「……これ、いけますね」


ちひろ「なら、次の試作品を作りますか」


モバP「え?」


ちひろ「スタドリの可能性を信じて、ね?」


モバP「」








ちひろ「できました!」


モバP「……まさかと思いますが、すっごいカレーのにおいが……」


ちひろ「正解です! スタドリカレー味です!」


モバP「……肉は?」


ちひろ「カレーといったら牛肉でしょ」


モバP「えっと、スタドリの下に沈殿してるこれは……牛肉ですか?」


ちひろ「えっと、どれどれ……。これは、牛肉と人参ですね」


モバP「」


ちひろ「ささ、ひと思いにぐいっとね」


モバP「…………ウス」

モバP「カレーはないです」


ちひろ「やっぱりですか」


モバP「わかってたなら作らないでください」


ちひろ「ごめんなさい」






ちひろ「これがラストです!」


モバP「なんだかいい匂いがしますね」


ちひろ「スタドリコーンポタージュ味です!」


モバP「俺コンポタ好きなんでいけそうですね」


ちひろ「味見で飲んでみましたが、おいしかったですよ?」


モバP「なら、飲みますね」


モバP「ング……ング……」





モバP「おいしいですね」


ちひろ「でしょ?」


モバP「ドヤ顔やめてください」


ちひろ「これ売りましょうか?」


モバP「いや、俺はあれが欲しいです」

早苗「……で、そこまではわかったわ。それで? プロデューサー君が今飲んでるのは何?」


モバP「ちひろさんが作ってくれた味噌汁です」


早苗「どうしてスタドリの開発から味噌汁になるのかしら~?」


モバP「いや、思ったんですよ。ちひろさんの味噌汁うめえって。やっぱ白ですよ白」


ちひろ「いや~。照れますね~」


モバP「女子力高いですよね」


早苗「それはあたしに喧嘩売ってるのかしら?」


モバP「いや売ってないですけど、ちひろさんの味噌汁がうまくてマジで」


ちひろ「いつでもお嫁にいけますよ?」


モバP「今すぐきてほしいくらいですけどね?」


ちひろ「え?」


モバP「え?」


早苗「……かくほおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」



終わり

味噌汁飲んでたら思いついたんで書きました
拙い文章ですが、よんでいただきありがとうございました

ドリンクで腹がタプタプだから、固形物をくれと言った人はいたが、この発想は無かった(困惑)

ちひろ「違いますよ! 私(汁)のドリンクです!」
じゃなくてよかった…

Pで臨床実験するかと思ってた

>>12
ちひ汁プシャー!するんです?

>>12
モバP「ちひ汁ぷしゃーってしないんですか?」


ちひろ「セクハラですか? スタドリ投げますよ?」


こうですかわかりません


ちひろさんに毎朝味噌汁作って欲しい

やち天

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom