モバP「有給を使え?」(393)

hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1355656895/l50
のリベンジ

前スレの続きから?それとも新しく始める?

それじゃあ最初からで

P「あー……もうそろそろまずいですか」

ちひろ「もうそろそろというかとっくにマズイです」

ちひろ「プロデューサーさん、今年に入ってから一回も有給使ってないじゃないですか」

P「まぁそうですけど……俺が休んだら皆が」

ちひろ「少しの間なら大丈夫ですよ。私や他の皆が頑張りますから」

ちひろ「ですからゆっくり休んで、体を休めてください」

P「でもなぁ……休んでも特にやることがないんですよね」

ちひろ「まぁまぁいいですからとっとおやすみとって下さい。プロデューサーさんが体調崩したらどうにもなりませんから」

P「……もしかして心配してくれてるんですか?」

ちひろ「会社がうるさいだけです♪」

P「ですよねー♪」

P「という訳でこれから一週間、有給貰う事になった」

P「皆が忙しい時に悪いけど、よろしく頼むな」

「「「……」」」

P「……あれ?もうちょっと皆驚くかと思ったけど……」

凛「驚かないよ。というかプロデューサーが今までお休みとってなかった方が驚き」

杏「そーそー。杏がプロデューサーだったらとっくに首括ってるよ」

智絵里「そ、その例えは……ちょっと……」

P「そうかなぁ。これぐらい働くのが普通だと思ってたんだけど」

凛「普通じゃない。働き過ぎだよ」

莉嘉「まぁ休んでる間は莉嘉達が頑張るからさっ、P君は休んでてよ!」

P「そうか……ありがとうな。皆」

P「お言葉に甘えて休ませて貰うよ」

P「じゃあ連絡はお終い。今日も一日頑張ろう」

「「「はーい」」」

まゆ「……うふ」

藍子「? まゆちゃんどうしたの?」

まゆ「いいえぇ。なんにもありませんよぉ……うふふ」

藍子(な、何か嫌な感じがする)


未央「プロデューサーお休みかぁ。……あ!」

卯月「未央ちゃん?」

未央「お休みってことはさ!プロデューサー暇ってことだよね!」

未央「オフの日に遊びに連れってってもらおっかなぁー」

美嘉「それいいねー!あたしもデート誘っちゃおっかな☆」

「いや、それはまずいんじゃ」

「かおるもせんせぇとあそぶー!」

「飲みにいくのもいいかもしれないわね」

わいわい

まゆ「……」ギリッ

藍子「……あっ」

――――――

Pの自宅 夜

P「……休みかぁ」

P「といってもホントにやることないんだよな。……どうしよう」

ブルブル

P「ん、メール……>>14から?」

きらりん!!

きらりなら前回からの続きでもいい?

了解。少々お待ちを

簡単なあらすじ三行

Pがきらりにデートに誘われる
車で公園に行く事に
きらり車に酔いPが看病

おわり

・・・・・・

きらり「にょわー!☆きらりんふっかーっつ!☆」

きらり「ありゃーしゃーね!Pちゃん!Pちゃんの飲み物のお陰できらりん心もからだもはぴはぴだよ!☆」

P「良かった。もう歩けるか?」

きらり「もっちもち!☆Pちゃんののみものパワーでいつもの3倍歩けちゃう!」

P「よし、じゃあ行くか」

きらり「おっけー☆」

きらり「あ、その……Pちゃん?」

P「うん?」

きらり「ごめんにぇ?Pちゃんに心配かけちゃって……」

きらり「それに、せっかくPちゃんにここまで連れて来て貰ったのに……」

P「いいって。駄目なものは誰だってあるんだからな」

きらり「でも……↓」

P「……きらり。せっかく遊びに来たんだから、楽しく行こう」

P「きらりが元気ないままだったら本当に台無しになっちゃうぞ」

きらり「うにゅ……」

P「俺はいつものきらりらしいきらりが大好きだ」

P「周りを振り回して元気をばらまく女の子のね

P「だから、いつも通り元気出していこう。な?」

きらり「……うん!」

きらり「そうだよねっ☆ありゃーしゃーPちゃん☆」

きらり「きらり、Pちゃんとのデートでいっぱいいっぱいはぴはぴになる!☆」

P「うん。その意気だ」

きらり「いこっ!Pちゃん☆」

P「ああ、行く」ガシ

P「か?」

きらり「いっくぞー☆きらりんぱわー!☆全☆壊☆」

P「って、はし、走らなくてもいいだろおおおお!」

P「ちかれた……」

きらり「もー、Pちゃんもう疲れたの?デートはまだまだこれからだにぃ!」

P「う、運動してないから辛いんだよ……ふぅ」

きらり「にゃははっ☆ね、ね、Pちゃんどこから行く?」

P「そうだなぁ……行くと決めたけどどう回るかは決めてないんだよな……」

P「きらりは何処行きたい?並木道とか、ボートに乗れる池とかあるけど」

きらり「ボート!?きらりんPちゃんとボート乗りたい!」

P「ボートか?今乗れるかな……」

P「とりあえず行ってみるか」

きらり「おー☆」

池 船着き場

P「すいません、今ボート乗れますか?」

「ええ。乗れますよ」

「お客さん運が良いですよ。今日で今年の分はおしまいでしたから」

P「本当ですか?やったな、きらり」

きらり「にょわー!これはきっと運命だにぃ☆」

P「ああ、本当な」

P「いくらですか?」

「お代は結構ですよ。多分お客さん達が最後でしょうし、サービスです」

きらり「ほんと!?やったねPちゃん!☆」

P「ありがとうございます。ほら、きらりも」

きらり「ありゃーしゃー☆おじいちゃんっ」

P「こら、おじいちゃんなんて……」

「いいんですよ。お若い方はそれくらい元気が一番です」

「制限時間はありませんから、ゆっくり楽しんで来てください」

「最も……今は寒いですから、長くは難しいかもしれませんが」

P「いえ。お心遣いありがとうございます」

P「それじゃあ行くか。きらり」

きらり「おっけー!Pちゃん☆」

きらり「いってきますにぃ!おじいちゃんっ☆」

「ほほ。行ってらっしゃい」

P「……すいません」

「いえいえ。彼氏さんも大変ですね」

P「え、彼氏?」

きらり「彼氏なんて……きゃー!!☆おじーちゃん恥ずかしー☆」ガン

「おおお」ぐらぐら

P「き、きらり、小屋を叩くなっ」

池の上

P「全く……」

きらり「うぇへへへっ、ごめんねPちゃん☆」

P「良い人だったから良かったものの……もう少し気をつけてな」

きらり「はーい☆」

P(解ってないんだろうな……きらりは)

きらり「ね、ね、PちゃんPちゃん!池の真ん中いこー!」

P「……ああ。行くか」

こぎこぎ

きらり「じー」じー

P「ん、どうした?」

きらり「にゅふふふっ☆うーんとね」

きらり「こうしてるとホントに彼氏と彼女に見えるかなぁって思ってたの」

P「うーん……見えないだろ」

きらり「えー!なーんでぇ!」

P「だって俺ときらり、大分年はなれてるだろ?」

P「傍から見たら兄妹か、親戚に見えるんじゃないか」

きらり「でもでも!さっきのおじーちゃんはきらりの事Pちゃんの彼女って言ってくれたよ!」

P「あの人は俺達の話し聞いてたからな。それでじゃないか?」

きらり「でもでも……むー」

きらり「Pちゃんつまんなーい!」ぶー

P「え、な、なんで?」

きらり「そこはぁ嘘でも彼女って言うもんだにぃ!」

きらり「Pちゃんは女の子のふわふわはーとを解ってなーい!」

P「そ、そっか……ごめんな。きらり」

きらり「ふーん☆」

P「あ、ほ、ほら、池の真ん中着いたぞ、きらりっ」

きらり「Pちゃん」

P「な、なんだ?」

きらり「きらりん、そんな事じゃ誤魔化されないにぃ」

P「う……」

P「……じゃあどうしたら許してくれる?」

きらり「じゃあにぃ!」ばっ

P「うおっ(顔近いな……)」

きらり「Pちゃんにね……うえへへっ」

P「な、なんだ……?」

きらり「膝枕させてほしーな☆」

P「え?……膝まくら?」

きらり「うんっ☆」

P「ここで、俺がきらりに膝枕される……のか?」

きらり「そうだよっ☆はやくはやくぅっ」

P「きらりが良いならおれは良いけど……いいのか?これじゃきらりが」

きらり「いーのいーの☆きらりんね?Pちゃんにね?膝枕するのが夢だったのんだぁ☆」

P「俺に?どうしてまた?」

きらり「それはぁ……もー!☆それを言わせるなんてPちゃん、きらりんはっずかしー!!☆」

バシィイイイ!

P「ほぐッッッッ!!」

きらり「で、でもPちゃんがどうしってもっていうならぁきらりん特別におしえちゃーう!それはね」

P「わか、わかったから。き……きらり、膝枕いくらでもしていいから……」

きらり「早くなんてぇっ、もー☆Pちゃんのえっちぃ!」

バシィイイイ!

P「おグぅうッッッ!!」

・・・・・・

きらり「きもちい?Pちゃん」ニコニコ

P「……ああ」グッタリ

きらり「ね、ね、Pちゃん」

P「……うん?」

きらり「あたま、なでなでしてい?」

P「別にいいけど……………優しくな?」

きらり「おっけー。きらりんに任せて☆」

きらり「……」そろ~

P(きらりの手……ああ……さっきの殴打が蘇る……)

きらり「えいっ☆」

P「……」ビクッ

きらり「なでなでー」

P「……」

P(……案外普通だ)

きらり「どお?Pちゃん」

P「ああ。拍子ぬ……気持ちいいよ」

きらり「そお?やったぁ☆」

きらり「なでなで~なでなで~」

P(ちょっと強くなってきてる)

きらり「ふふっPちゃんかわいー」

P「可愛いって……年上の男に使う言葉じゃないぞ」

きらり「だってぇそう思っちゃうんだもん☆」

きらり「Pちゃんにこうしていられるって思ったら、きらりんのはーと、きゅんきゅいくるんだぁ☆」

P「ああ……そーですか」

きらり「んー☆そーなの!」

P「……」

きらり「ふっふっふ~☆ふふふっふふ~☆」

P(……まぁきらりが満足してるんだから良いか)

P「……きらり、寒くないか?」

きらり「んーん。おひさまもさんさん暖かいし、Pちゃんが傍にいるからぜーんぜんだよ☆」

P「そっか。……なら、良いんだけど」

P「ふあ……」

きらり「むー、Pちゃんねむねむ?」

P「ん……ちょっとな」

きらり「ならね、Pちゃんねむねむしていーよ。きらりんが見ててあげぅー」

P「でもそれじゃあきらり、辛くないか?」

きらり「ぜーんぜんつらくないにぃ!だからPちゃんどーぞ☆」

P「でもなぁ……」

きらり「ね、Pちゃん」

P「うん?」

きらり「きらりんね?Pちゃんにお返ししたいんだぁ」

P「……お返し?」

きらり「今日のきらりんの酔っちゃった事とか、さっきのおじーちゃんのこととか」

きらり「いつも、Pちゃんがきらりんの為に頑張ってくれてる事とか」

P「……」

きらり「きらりん、何もお返し出来てないからね?今こうやってPちゃんに役立てる事できて嬉しいんだぁ」

きらり「だからに?もっとこうやってきらり、Pちゃんにお返ししたいんだぁ」

きらり「これくらいじゃ、Pちゃんにもらったものは全然返せれないけどにぃ!」

P「……そっか」

P「ありがとな。きらり」

きらり「うぇへへ……」

P「……それじゃあ、お言葉に甘えようかな」

きらり「うんっ☆」

P「寒くなったらすぐ起こしてくれな」

きらり「うんっ☆……おやすみ、Pちゃん」

P「ああ……。おやすみ。きらり」

P「……すー」

きらり「にゅふふっ、Pちゃんもう寝ちゃった」

きらり「なんだかんだ言ってやっぱり疲れてたんだにぃ」

きらり「……にゅふっ、寝顔かわい―☆」

きらり「いつもはあんなにカッコいいのにね。なんだかふっしぎ」

P「すー……」

きらり「ゆっくり休んでね……Pちゃん」

というわけで俺も寝ます。それで寝る前に安価
1、きらりのデート描写を続ける
2、省略して次のアイドルへ。(次のアイドルの名前も書いてください)
好きな方選んでください

>>58

2 みやびぃ

おはようございます。保守感謝します

――――――

きらり「Pちゃん今日は楽しかったにぃ!」

P「あ、ああ……そうだな」

P(寝るまでは良かったけど、結局その後散々振り回された……)

きらり「で、でねっ!Pちゃん?きらりん達これから」

P「よし、帰るかー」

きらり「はへ?」

P「へ?どっか行きたいところあったか?」

きらり「そ、それはぁ……解ってるくせにぃ☆きゃー!!Pちゃんのえっちぃ!!☆」

P「えっちて……ふざけてないで帰るぞ」

きらり「へ?きらりんたちの『らぶらぶふぁいあーえんどれすないと♡』は?」

P「よくわからんけど……そんなもんはないぞ?」

きらり「にょ」

きらり「にょわぁああああああああああ!!!!;」

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  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
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Pの自宅
P「楽しかったけど……やっぱ疲れるな」

P「きらり、最後ずっと機嫌悪いままだったし」

P「……会ったら謝っておくかぁ……」

P「んあ?メール結構来てるな。サイレントにしてたから気付かなかった」

P「大分見るの遅くなっちゃったな……どれどれ」

P「……」

『プロデューサーさん?きらりさんとのデートは楽しいですかぁ?」

『プロデューサーさんの車カッコいいですよねぇ。いつ見てもほれぼれしちゃいます』

『まゆもプロデューサーさんと公園デートしたいですよ』

『まゆは膝枕ぐらいならいくらでもしてあげられますよ。もちろんそれ以上のことも大歓迎です』

『サンドイッチはたまごがおいしいですよね』

『きらりさんがうらやっまままましいなぁ。プロデューサーさん?今度まゆもデートに連れてって下さいね」』

P「……」

P「なんかまるで俺ときらりとのお出掛けを見てきたような感じだなぁ」

P「……気のせいだよな。うん」

P「まゆから多いなぁ……ははは……」

P「……お?」

『プロデューサー、みやびだよぉ』

『きらりちゃんとのデート楽しんでるぅ?』

P「雅からか。……やっと他の皆から見つけた」

P「どれどれ……」

『プロデューサーさん、みやび、買いたいものがあるんですけどぉ』

『明日暇なら付き合ってくれませんかぁ?』

P「買い物の付き合いか……まぁそれくらいなら大丈夫かな。きらり程存在感無いし……」

P「『いいぞ。でも、あんまり買い込むのは勘弁な』っと、送信」

P「……風呂入ってくるかぁ」

きらりほどではないがボディコンもわりとどっこいどっこいと思うの

――――――

P「あーさっぱりした。ビールビール!」

P「さて、雅から来てるかなっと」

『プロデューサーさん?返事遅すぎですよぉ?』

『まゆ、プロデューサーさんの返事来るまでずっと待ってますから』

『ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずーーーーーーっと待ってますから』

P「……まゆからは後回しにしよう。うん」

『それは解らないかなぁ。努力はするけどっ」

『それじゃあ明日の朝駅前に集合ね』

P「『了解。明日な』っと」

ブルブル

P「ん?」

『明日ママも暇みたいだから一緒にそっち行くね?』

『楽しみ~それじゃあ明日ね!おやすみ、プロデューサーさん』

すいません。急な用事ができちゃって書けなくなりました
落としてくれて構いません。保守してくれた方には本当に申し訳ない

書きたい方がいるならどうぞ。本当にすいません

パラレルというか別事務所での出来事設定でよければ続けてみようかな
スレ主が帰ってきたら強制終了させるが

パッションP「有……給…………?」


ちひろ「ええ、プロデューサーさんももう初めて1年以上経ちますよね?」

P「学校じゃ有給なぞ都市伝説と思えと育てられた」

ちひろ「ああ……企業戦士の弊害が教育にも及んでたなんて」

P「で、何。有給? なにそれ美味しいの?」

ちひろ「だいたいの人には美味しいと思いますよ」

P「俺いなくっても事務所回るの? 帰ってきておめーのせきねーですとか言われたら泣く」

ちひろ「ご心配なく。ちょっと連絡入れてくれるだけでログインボーナスはつけておきますから」

P「わぁい。ところで>>1の方の事務所にもちひろがいるような気がするんだけど、お前誰?」

ちひろ「事務所のあるところにちひろあり、気にしたら負けですよ? まあゆっくり羽を伸ばしてください」

P「じゃあエナドリをくれ。疲れを癒す」

ちひろ「(つ レッドブル)」

P「…………リアルゴールドの方が美味いんだよなあ」

P「という訳でこれから1週間、有給貰う事になった」

P「みんな、俺のこと忘れないでくれよー!!」

「「「1週間くらいで忘れるかー!!」」」

P「ノリがいい事務所で助かる」

あい「やれやれ、しかし1週間とはね。顔が見られないのは少し寂しいかな」

芽衣子「1週間、何するの? どこか遠くに出かけるのかな?」

惠「最近は格安のプランなんかもあるし、旅行方面なら相談に乗るわよ」

P「頼れる面子だなー。まあそんな遠くまでは行かんと思う。飛行機って100万円くらいかかるんだろ?」

千秋「いったいいつの時代の人間の発想よ……」

P「冗談はさておき、そこいら辺を徘徊してると思うから見かけたら」

早苗「通報ね」

光「退治だな!」

P「あらやだこの子たち容赦ないわ。声くらいかけてくれてもいいぞ?」

あい「暇なのかい? 休日を共に過ごす女性の1人や2人、いてもいいくらいなのだが……」

P「生まれてこの方モテた試しなぞない。動物にならモテるぞふふん」

早苗「あ、この目マジだわ」

芽衣子「私達はカウントに入らないってことなのかなぁ……むーっ」

P「まあ、真剣に受けるな。時間の潰し方なんていくらでもあるし」

茜「そうですね! たまの休日、トレーニングに励むのもありですよ!」

由香「そうです! 1週間して見違えて帰ってくるのもありだと思います!」

P「安価の内容云々によってはそれも辞さない」


P「んじゃ、そういうことでみんな頑張ってくれー」

……………
………


惠「さて、事務所が静かになるわね」

千秋「ええ……あまり喜ばしくはないけれど」

光「Pには特訓に付き合ってもらおうと思ってたのに、残念だ……」

茜「特訓なら私が付き合ってあげよっか? ボンバー! な技教えたげるよ!」

芽衣子「あはは、茜ちゃんについていけるのはPさんくらいだと思うけど……」

由香「そういえば、師匠…Pさんを誘う予定は誰かありますか? けっこうオフの日が入ってる人多いですよね?」

早苗「そうねー。久々にスパ銭でも行こうかと思ったけど、それもありかもね」

あい「ふふっ、そうだな……ここにいない娘達にも知らせて、多いに有意義な連休を過ごしてもらうことにするか」

……………
………


P「そこはかとなく、なんか色々言われたような気がする」

P「とりあえず今晩はぐっすり眠るとして……明日からはどうするべきか」

P「事務所に置く花でも見に行ったりとかペットショップいって和んだりとかゲーセンとか。うむ、悪くないな」

P「ん、メール……>>108から?」

(※別に上記で出てきたキャラじゃなくてもいいです。>>1の人書いたキャラと被っても気にしない)

キング

【件名】ふっふっふ

【本文】
 そちの負けじゃ、パッションP!
 余の申した通り、安価は>>108であろう

プルルルル

P「お、お前は博打王キング!」

キング『久しいのう、…… いや、今はパッションPかのう』

P「お前との博打、10年前にババ抜き42連勝で俺の完全勝利だったはず……」

キング『ああ、その勝負でわしが身包み剥がされ、プライドまでも奪われた!』

P「それが今更何の用だ!」

キング『勝負じゃ! そちの事務所を担保にして』

P「てゆーからんま1/2のキングとか今時誰もわっかんねーよ!!」ピッ


P「……他にもメールが着てるな、>>113から」

(※できればちゃんと名前がいいかなーって。キングの登場は15巻)

キングって高橋さんなのになぁ

高橋礼子

タイプ:クール ☆
年齢:31歳 誕生日:5月8日(牡牛座)
身長:167㎝ 体重:51㎏
3サイズ:91-62-90 血液型:O型
趣味:パーティーに行くこと 利き手:右
出身地:神奈川

【件名】ちょっと時間あるかしら?

【本文】今仕事が終わったところなの。前に行ったあの店で……ね?

P「……寝酒にはちょうどいい、か」

P「前に行った店って言うとたぶんあそこのバーだろうな」

カランカラン

礼子「あら、プロデューサーさん……遅かったじゃない」

P「ちょっと別件のキングの相手をしてたせいでな ……もう飲んでるのか?」

礼子「ふふっ、だってあなたが遅いんだもの」

P「悪い、次からは善処する。マスター、ウィスキーのシングル」

礼子「今回は弱めでいくのね。明日から休みって聞いてたのに」

P「寝る前だったんでな。深酒は二日酔いのもとさ」


P「うん、ここの酒はやっぱりいいな……礼子さんに教わらなかったらたぶん知らなかった」

礼子「ふふふ、そうでしょ? でも、もっと他にもいいお店、知ってるのよ」

P「礼子さんはどこからそういう情報を仕入れてくるんだ?」

礼子「ワイン好きなお友達がいるの。それに、家庭でパーティもよく開いてるから。あなたも今度どう?」

P「気が向いたら」

礼子「連れないのね」

P「そんなことはないぞ。今日は気が向いたからきてる」

礼子「あなたはいつもそう。出会った時からそうだったかしら」

P「仕事の関係で出向先のパーティに出た時だったっけ……あれは中々劇的な出会いだった」

礼子「あなたくらいよ? 年下のクセに、ため口で『アイドルにならないか?』なんて聞いてきたの」

P「別に敬って欲しいわけじゃないだろ? アイドルとプロデューサー、関係は対等でいい」

礼子「ええ……そうね。だから事務所でも一回り歳の離れた私でも、あなたを通して溶け込める」

P「……ん? 礼子さんにしては少し含んだ発言だな」


P「………仕事で何かあったか?」

礼子「そう……プロデューサーさんはそういうところも見抜いちゃうのね」

P「キュートPみたいに気遣えないし、クールPみたいな冷静さもないからな。俺は直感頼りさ」

礼子「あなたはそれでいいの。私はそれについてきたのだから」

P「……マスター、もう1杯。彼女にも」

礼子「ありがとう。……このお酒、度数30ってところかしら」

P「30、30ねえ……まあ色々思う数だな」

礼子「オンナは30から。そう普段から言ってるわ」

P「そうだな。俺も昔は30なんてオバサンだと思ってたが、礼子さんに会って見方も変わった」

礼子「嬉しいわ。……今でもそう思ってる。でも、中々世間はそう見てくれないわ」

P「…………」

礼子「もちろん、若いコ達には若いコ達の、私達には私達のファンがいる」

礼子「けどね、時にはシットしちゃうこともあるの。私もあんな頃からこの舞台に立っていたらと」

P「やめとけ。礼子さんが相手じゃ今の若い連中がかわいそうだ」

礼子「あら、そう思ってくれる? うふふ……やっぱりこういう時に飲むのはプロデューサーと、ね」

礼子「ねえ、もっとこっちに来ない?」

P「断固行かぬ」

礼子「つれないのね」

P「そういう気分じゃない、からな」

礼子「そう……あなたがそう言うのなら、そうなのでしょうね」

P「お近づきになるのなら、慰める目的よりはもっと楽しめる目的がいいな」

礼子「私が慰めてあげてもいいのよ?」

P「なんのことやら」


礼子「ねえ、プロデューサー」

P「なんだい」

礼子「あなたの中での一番は誰なのかしら?」

P「自分が一番」

礼子「ふざけて……ないようね」

P「俺は俺に満足してるさ。事務所の小さい子から礼子さんまで、全部平等に見られて」

P「序列をつけるなんて無理な話だ」

礼子「残念。アナタの口から私が一番、って言わせてみたかったのに」

P「はっはっは、ちょっと酔っ払って若い子に嫉妬してるようじゃまだまだ」


P「……とはいえ、いずれ俺も同じ思いをすることになるのかな」

礼子「ふふ……まだ20代の後半に入ったばかりなのに。おかしいわね」

P「若手のプロデューサーがバンバントップアイドル輩出したらさすがに僻むぞ? 超僻む。嫉妬に身を焦がしその姿は阿修羅のごとく」

P「ま、それをバネにして頑張るさ」

礼子「……っ!」

P「その頃には俺もベテランになってるだろうしな。年季の違いを見せてやる」

礼子「あははっ……おかしいわね。まだ1年とちょっとのアナタが」

P「これからそう思って頑張っていく礼子さんに習って、さ」

……………
………


P「タクシー、ここで……礼子さん、ありがと。楽しかったぞ」

礼子「ええ、私も……ねえ、プロデューサー。ここからアナタの家まで随分と遠いわね。泊まっていっても……っ……いいのよ」

「「気が向いたら、ね」」

P「………くっ」

礼子「ふふっ……おやすみなさい」

P「おやすみ、礼子さん」

……………
………


P「ぐっ……予定してたよりだいぶ呑んだ……このままベッド直行だな」

P「……あれだけの色気、わからん連中はかわいそうだな、こりゃ」

P「む、寝ようと思ったのにまたメールか。そういえば全然チェックしてなかった」

P「…………>>129から?」

ままゆ

P「まゆから1通だけか」

【件名】
 プロデューサーさんへ

【本文】
 時間ありますか? 電話欲しいの、私……


P「メールの着信が21時、現在午前2時。踏み切りに望遠鏡担ぎに行く頃合」

P「こんな夜更けに電話かけても起こすだけっぽいしどうしたものか……」

P「とりあず>>136するか」

放置

P「うむ、放置。気付かなかったのは仕方ない」

P「せめてすまんの一言メールでも出したいとこだが、メール着信音で起こしてもアレだし」

P「というか俺が子供の頃なんてのは友達の家に電話かけて『○○くんいますか?』って聞いてたのになあ……」

P「時代は変わったというか……いかん、まだ俺も礼子さんもまだ若い」


P「いかん、いい加減意識が……Zzz」

……………
………

ガタッ

P「パッションPの朝は早い」

P「ふぁーあ……休日の朝はゆっくり朝食でも作るに限る」

P「たまに食生活がケーキ中心になったり、小岩井コーヒーになったりとプロデューサーは恐ろしい」

P「……ん、そうだ。ぼちぼちまゆも起きてるかもしれんし、電話入れておくか」

P「………出ないな、寝てるのか。よし、留守電にやたら甘々ボイスでモーニングコールでも入れておいてやろう」

======================
まゆ「プロデューサーさん、電話くれない……」

まゆ「……もう午前2時。あと1時間だけ起きて…」

まゆ「……午前3時。あと1時間………Zzz」
=========================

ピー『まゆ、おはよう……昨日はぐっすり眠れたかな? 今日も一日笑顔を大切に……ね』


P「そして8時、またメールが届く。>>144から」

しぶりん

【件名】
 おはよう

【本文】
 起きてる? まあ休日だし見るの9時くらいかなと思うけど……
 今日、暇だからどこか行かない?

P「凛から誘ってくるとか珍しいな」

P「二日酔いも大したことないし……まあよかろう」

P「『構わんぞ、>>153にでも行こうか』

(※ちょっと20分ほど外出してくるので少し遠めにします。>>1が戻ってきたらそっちを支援してあげて)

ただいま踏み台

遊園地

凛「……あれ、メール着てる。プロデューサーさん起きてたんだ。意外……

【件名】
 Re:おはよう

【本文】
 遊園地行こうぜ! 遊園地はいいぞ。子供の夢が詰まってる。
 べっ、別に小さい頃からもう何年も行ってないから行きたいってわけじゃないんだからなっ

--------

P「……遊園地なー…行く機会なかったんだよな」

P「少し前にテーマパークのイベントで行く機会はあったけど、遊べなかった」

P「厳密に言うと遊びに行こうとしたらちひろに止められた。ひどい、人間じゃない」

--------

凛「ま、いっか……遊園地か。男の人と一緒に行くの、初めてかも」

凛「って、あの人を男の人扱いしてどうすんの…私。女の子を見るだけのデリカシーなんてないんだから……はあ」

チャーチャチャチャーチャー♪ チャーチャチャチャチャチャチャチャ♪ チャーチャチャチャチャチャチャチャ♪

P「うわ、擬音だけでもすっごい著作権的にヤバイ臭いがプンプンする、あの音楽」

凛「あのネズミはまずいって……それより、プロデューサー。ありがと…誘ってくれて」

P「ん? 始めに誘ったのはお前の方だろ。お前に断られたら一人遊園地を無表情で豪遊するところだった」

凛「悲惨な光景だね」

P「みのけもよだつ」

凛「クリスマス近くてカップル多いのにね」

P「ある意味それはそれで楽しいかもしれない。リア充どもめ」

凛「カップル……か。私達、どう見えてるのかな?」

P「兄妹とか」

凛「じゃあ、こうしたら?」ギュッ

P「仲のいい兄妹」

凛「……普通、兄妹が腕組んだりとかする?」

P「ほら、アレとか」


里美「お兄様~っ、私、次はあれに乗りたいですぅ~」

兄「ま、待ってよ里美……う、腕に胸がっ///」


凛「…………大丈夫かな、あれは」

P「…………一線を越えないことを祈ろう」

凛「じゃあ何。私はプロデューサーさんのこと、おにいちゃん♪ とでも呼べばいいの?」

P「ゾワッ」

凛「わ、悪かったよっ!」

P「さて遊園地といえばなんでしょう」

凛「観覧車?」

P「まあ的を射てもないがそれは終盤だ」

凛「メリーゴーランドとか……」

P「……凛にしてはかわいいのが出てきたな」

凛「私がまだ15の女の子ってこと忘れてない?」

P「たまに17くらいに見えるんだよ、お前。いい意味で。始めは生意気だと思ってたけど、トゲが抜けたというか」

凛「だって、最初はプロデューサーさんも含めて、なんか私が面倒みなきゃいけない雰囲気だったし……今は皆のこと信じてる」

P「そりゃいいな。連休終わったら事務所の連中に言いふらそう」

凛「ってそれはっ……まあ、別にいいけど」


P「というわけで到着、ジェットコースター」

凛「ハッ……! そ、そうだね。遊園地といえばジェットコースター。だけど、私ちょっと苦手というか……」

P「 逃 が さ ん 」

凛「」

ウワー キャー オロロロロロ


凛「怖かった……こわかった」ヨロヨロ

P「いやー楽しかった。凛の泣き叫ぶ顔」

凛「そっち!?」

P「え、ジェットコースターってそういう楽しみ方もあるんじゃないの?」

凛「……ごめん、ちょっとふらふらするから肩貸して」

P「む、ならベンチまで運んでやるか」


凛(この体勢、ちょっと抱きついてるように見えるかも……)

P「…凛、本当に大丈夫か? 一応お前ならそこまで無理しないと踏んだんだが」

凛「あはは……うん、大丈夫。怖かったのは本当だけど、ちょっと楽しかったし」

P「そっか。ならよかった」

凛「……プロデューサーさんと一緒だったしね」

P「そりゃ幸い。お、あんなとこに見知った顔が……おーい、>>165!!」

凛(え!? ちょっと、この格好で!?)

蘭子

P「おーい、蘭子ー! 貴殿に楽園の祝福あれー」(遊園地のイベントのお仕事頑張れよー)

蘭子「あれは……ぷ、プロデューサーと地獄の番犬が主の刹那の逢瀬!?(ぷぷぷぷプロデューサー、でででデートですか!???)

凛「……ごめん、何かリアクション取るべきだと思うんだけど何言ってるのかわからない」

P「蘭子は今日ここでイベントの仕事。いやー忘れてたわ」

蘭子「ククッ……震えることなきは我が心」(落ち着けー………落ち着いてー。私ー……)

P「我が目、そなたの心を見透かさん。楽園はそなたを歓迎している」(まあ落ち着けよ。遊園地の仕事だからって緊張すんな)

凛(今のうちにプロデューサーからちょっと離れておこう……)

蘭子「我求むは探求の心! 光ここに欲さんとする!」(どういうことか説明してください!)

P「あいよ」

凛「……プロデューサーさんくらい普通にしゃべったら?」

P「楽しいぞ」

……………
………


蘭子「お、音速の機械に身を委ね恐怖に支配されたのであったか」(ジェットコースターとか怖いよね……)

P「故に抱く、彼の者をこの身に」(だから寄りかかられただけだっての)

凛「えっと……とりあえず誤解されてて、解けたってことでいいんだよね?」

蘭子「誤りは正された! 我が下僕! 我が友渋谷凛! ひと時の安らぎを共に迎えよ!」
   (わかった! あと、これから休憩なのでちょっと遊びませんか? プロデューサーさん、凛さん!)

P「誰が下僕だ誰が」グリグリグリ

蘭子「ぐあああああ」(ご、ごめんなさいぃぃぃ)

凛「あ、そこは普通に聞くんだ……)


P「さて、蘭子も一緒に行くということでだ。……ん? 凛、どうかしたか?」

凛「いや、別に…………二人っきりだったのにな」

蘭子「プロデューサー、導きの訓え、汝に託す!」(どこに連れてってくれるんですか? 楽しみ!)

P「あれ」

    【 お 化 け 屋 敷 】

蘭子「…………」(おばけなんてなーいさ おばけなんてうっそさ♪)

凛「ここ、けっこう本格的ってことで噂になってるとこだよね……」

P「失神続出、完走者の方が少ないともっぱらの評判だな。実にいい」

凛「……えっと、蘭子。怖かったら無理しなくていいよ?」

P「やだなあ。お前ら2人とも連れてくに決まってるじゃん」ガシッ

蘭子「蛮勇に未来なし! 帰還を命ず!」(ほら、別のとこいきましょ? ね? ね??)

P「ごめん、何言ってるのかわかんない」ガシッ

蘭子「!!?」

凛「うわ、暗いな……足元気をつけなきゃ」

蘭子「闇は力、漆黒こそ愉悦」(ほら、私闇属性だし! 暗いの平気だから!)

P「足元ばかり見てていいのか?」

グラ……

P「上を向いて歩こう おーおーおー」

ガッターン!!

凛「きゃー!!! 上から! 首! 首が!」

蘭子「混沌の渦中で静寂を見出せ!」(だだだ、だいじょぶ。つくりもの。こわくない。うん)

P「そして足元に注意っと」ヒョイッ

ガシッ

凛「じっ、地面から手が! 足が捕まれてる!」

蘭子「亡者の誘い、生者を阻むことなかれ!」(いーーーーーやーーーー!!!」)

凛「プロデューサー、助け……あれ、いない?」

蘭子「まさか……誘われたのか、彼の地に」(リアル闇に飲まれた!?)

凛「蘭子、どうしよう……」

蘭子「選ばれし二人に、道は開かれん!」(大丈夫です、二人ならなんとかなります!)

凛「いや、アンタの通訳……」

蘭子「……嗚呼、神は試練を与えるもの」(……ごめんなさい)


凛「と、とにかく出口に行かないと……」

蘭子「闇よ、静寂よ、力を貸せ!」(もう目をつぶって耳も閉じるー!)

凛「行こう、蘭子」

蘭子「我が友よ!」


凛「かっ、壁に目が……たくさんっ!」

蘭子「愚者は開く、賢者は閉じる!」(見えなーい! 私はなんにも見てなーい!)


凛「茂みの中に……刃物を持った男が!」

蘭子「結界呪文!」(こっちこーなーいーでー!)

凛「回転する壁の向こうからプロデューサーが!」

蘭子「きゃー!!(きゃー!)」

P「うらめしー」

凛「って脅かす側に回るなぁ!!」


凛「はあ、ようやく出てこられた……」

蘭子「こわかったよ……」(魑魅魍魎の巣窟であった)

P「蘭子、逆、逆」

蘭子「不覚!」(私ったら!)

P「んで、そろそろ二人とも離れないか? 仲のいい兄と妹2人にしてはちとお前ら似とらん」

凛「あ……ごめん」

蘭子「しばし小鳥の羽が休まるまで……」(もうちょっとこうしてていいですか?)

P「仕方ないな」

凛「あっ……やっぱり私ももうちょっとだけ」

……………
………


蘭子「時は来た! 我が欲求、満たされん!」(ああ、楽しかった! 2人ともありがとう!)

凛「えっと……なんて?」

P「これから殺戮のLIVEヒャッハーだって」

蘭子「否! 感謝の言葉、捧げようぞ!」(ちがいます!)

凛「うん、今のはなんとなくわかったよ。頑張ってね、蘭子」


凛「ようやく二人っきりか……って、また何意識してんだろ、私」

P「さて、この調子で遊んでいくぞ」

凛「うん。……今度は叫ばなくていいとこがいいな」

……………
………

凛「ねえ、プロデューサー! 次はどこ行……」

P「もう夕暮れ時……か」

凛「…あははっ、そうだね。なんかあっと言う間だったかも」

P「そろそろ帰らないとな。じゃ、最後はアレで締めるか」

凛「観覧車? なんか、恥ずかしいな……乗りたいとは思ってたけど」

P「大丈夫だ。仲のいい兄妹と思えば。ほら」


里美「お兄様、最後は……二人っきりで…」

兄「うん……べ、別にいいよね。兄妹なんだから」


凛「あの二人、大丈夫なのかな」

P「大丈夫だと信じたい」

……………
………


凛「けっこう、てっぺんまで時間かかりそうだね」

P「全周12分だってさ。ま、休憩気分でいようじゃないか」


凛「プロデューサーはさ。今日、どんな気持ちで私を遊園地に誘ったの?」

P「俺が行きたかった。1人は寂しかった」

凛「やっぱその程度か……はあ」


P「……あとは、行けるのなら色んな表情を見せてくれるやつとがよかったから、かな」

凛「えっ……?」

P「お前、会ったころはツンツンしててさ。無愛想の代名詞みたいなヤツで」

凛「それは…そうだけど。あの頃はプロデューサーのことも半信半疑だったし」

P「それがだんだん笑ったり、怒ったりして色んな顔を見せるようになった」

P「嬉しかったぞ。それこそ妹の成長を見届ける兄みたいな気分だった」

凛「プロデューサーさん……」

P「とはいえ、ゆっくり見てもいられなくなった」

凛「今じゃ私もトップアイドルを目指す一角……そうしてくれたのはプロデューサーだよ」

P「色々忙しくなっていった。事務所のアイドルも増えたし」

凛「そうだね。二人になったと思ったら、いつの間にか周りにはみんながいて。嫌じゃないんだけどね」

P「すまんな、兄ちゃん中々構ってやれなくなって」

凛「くすっ。子供じゃないんだから」


凛「でも、こういう時間が取れてよかった」

落ちたな(確認)

>>186
おう、あくしろよ

これは書いても大丈夫なんですかね?
>>184の人が終わってなかったら書きためてきますけど

それじゃあ>>184がいないようなんで、>>94から
(書きためたいから)書きたい奴がいたらかいてもいいんじゃよ?(チラッ

P「雅の母さんか……雅、自分の母さんの事好きだからなぁ」

P「まぁいいか。保護者がいた方が色々と都合が良いし」

P「『了解。お母様によろしく言っといてな』っと。送信」

P「……うっし。それじゃあ寝るか」

P「明日はただの買い物だし気楽かな。雅いい子だし」

P「さ、寝」

ブルブルブル

P「……」

P「まゆから写真だけ乗ったメールが来てる……」

P「……」ぴっ

P「あっ(戦慄)」

>>188
よかった……スレ主が戻ってきたようなので>>184で強制終了です

翌日

雅「おっはよぉ、プロデューサー」

P「ああ……おはよう……」

雅「ど、どうしたのぉプロデューサー?クマすごいよ?」

P「いや、なんでもない。……ちょっと眠れなくてな」

P(まゆをなだめるのに眠れなかったなんか言えない)

雅「そうなの?あっ、もしかして今日のお買いもの楽しみにしてたとか?」

P「まぁ……そうだな……は、ははっは」

雅「ホントっ?うれしいっ」ぎゅっ

P「はは……くっつくなって」

「……仲がよろしいんですわね」

雅「あっママっ」

>>196
途中なら書いてください!なんでも(主に書きため)しますから!

>>200
元々スレ主のつなぎのつもりだったし、書きながらの投下は初めてだったんでスレ見返して勉強中の所存……
逆にここで続けても最初言ったのと違うじゃん~てなるので。というわけで続きマダー?

こまけぇことはいいんだよ!
じゃけん>>202は書きための作業に入りましょうね~

>>202
残り数レスならさらっと投下してよ
あんま長いようなら微妙だけど

P「あ、すいません……。こちらの方が?」

雅「うん。紹介するねっ、この人がみやびのママっ!」

「初めまして。雅の母です」

雅「それでねママ、この人がみやびのプロデューサー!」

P「初めまして。Pです。雅さんにはいつもお世話になっております」

雅「へへ~。ママ、綺麗でしょ?昔はママもアイドル目指してたんだよ?」

P「そうなんですか。確かにお美しい」

「ありがとうございます。お世辞でも嬉しいですわ」

P「いえいえ。お世辞なんかじゃありませんよ」

P「雅さんのお母さまだけあって本当にお美しい」

P「もし私が街端でお会いしましたらアイドルにならないかと思わず声を掛けてしまうほどですよ」

「あら。口がお上手ですわね」

P「ははは。プロデューサーですから」

雅「……プロデューサーぁ」

P「うん?どうした?」

雅「いくらママが綺麗だからって話し過ぎだよぉ」

雅「せっかく皆でお買いものなのにぃ」

P「あー……ごめんな。……ん、雅、今日はいつもの格好とはちょっと違うんだな」

雅「そ、そうかなぁ?……わかる?」

P「ああ。そのワンピース凄く良く似合ってる」

雅「ホントっ!?えっへへ~ねぇねぇ今日のみやびはプロデューサー的に何点?」

P「もちろん100点だ」

雅「ほんとっ?やったぁっ」

ワンピース姿の雅ぃ見たい

雅「ねぇプロデューサー?今日みやびぃいっぱい買いたい服あるんだぁ」

雅「だからぁ、今日買うもの似合ってるかどうかプロデューサー見ててねっ」

P「ああ。いいよ」

雅「えへへっ。ありがとっ、プロデューサー」

雅「じゃあいこっプロデューサー、ママっ」

「ふふっ、はしゃいじゃって」

P「やっぱりお母様と一緒だからですかね」

「いいえ。よく私たち一緒に買い物に出かけるんですけど……あんなに楽しそうな姿は初めてですわ」

「すこし妬けてしまう位」

P「はぁ……そうなんですか」

雅「ママっ、プロデューサーっ、早く早くっ」

「ふふ。今行くわ。ちょっと待ってて雅ちゃん」

「それじゃあ行きましょうかプロデューサーさん」

P「ええ。行きましょうか」

服屋

雅「これも可愛いなぁ……あっ、これも可愛いー」

雅「ねぇねけプロデューサー?これとこれどっちが可愛い?どっちがみやびに似合うと思う?」

P「そうだな……どっちも似合うと思うけど。一回着てみたら良いんじゃないか?」

雅「そうだねっ。ちょっと着てみるよぉ」

雅「プロデューサー、来たみやびに似合ってるかどうか点数付けてねっ」

P「はいはい」

「ふふっ。本当に楽しそう」

P「そうでしょうか?いつもの雅に見えますけど……」

「いいえ。いつもとは大違い」

P「はぁ。……そうだ、お母様も何か着てみては?」

「え?私ですか?私は良いですわ。今日はそういう目的で来た訳ではないですから」

P「違うのですか?」


ええ。今日はちょっとした確認に」

P「確認、ですか?」

「ええ。ですから私の事は……」

P「そうだとしても、せっかく来たのですから勿体ないですよ」

P「よろしければ私に服を選ばせて頂けないですか?」


でも……」

P「恥ずかしながら、普段貴女の様な綺麗な女性に服を見繕わせて頂く機会が無いのです」

P「貴女の服を選ばせて頂ければ、後のプロデュースの勉強になると思うのです。……ですからお願いできませんか?」

「そこまで言われるのでしたら……。お願いしようかしら」

P「はいっ、ありがとうございます」

P(本当はただ二人きりで待たされるのが気まずいってだけなんだけどな)

>>208
一応続き たぶん3レス分程度の量だと思うけど、スレに書くのは憚られるのでテキストで。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3743393.txt

あと、うちのまゆはさほどヤンしてません。メインで出たらそういう顔見せるかもだけど

雅「プロデューサーっ着たよぉ」

雅「って、あれ?プロデューサーぁ?」

雅「どこいったのかなぁ。みやびのこと見てくれるって言ったのにぃ」キョロキョロ

雅「あっいたっ。プロデュー……」


P「凄くお似合いですよ。お母様」

「そうかしら?ふふっ」


雅「さぁ……」

雅「……」

雅「むぅううう……」

P「次はこちらを……」

ぐいっ

P「っと、なんだ……って雅か。着終わったんだな」

雅「……」

P「ど、どうした?」

雅「ずるい」

P「へ?」

雅「ずるいよぉ……プロデューサーぁ。ママばっかり」

雅「みやび、せっかく新しい服着たのに……」

雅「プロデューサーはみやびのプロデューサーなのに」

雅「ずるいよぉ……」

P「雅……」

一応合法な範囲内なら雅ママは34……ありだな

(あらあら)すす

P「……ごめんな。雅」

雅「プロデューサーはみやびよりママのほうがいいの?」

P「そんなことないよ」

雅「でもさっきからプロデューサー、ママばっかり」

雅「みやびと話すよりママと話してた方がプロデューサーぁ楽しそうだもん」

雅「ずるいよ……雅のほうがママよりプロデューサーと長いのに」

P「そうだな……雅の母さんと話すのは楽しいよ」

雅「っ」じわ

P「でもそれは雅のお母さんだからだよ」

雅「……どういう、こと?」

P「雅のお母さんと話すとな、俺の雅の知らない事がいっぱい聞けるんだ」

P「だから雅の母さんと話すのが楽しい」

P「別に雅の母さんが美人だから話すのが楽しいってわけじゃないんだよ」

雅「よく……わかんないよぉ」

P「要するにな……」

P「雅と話すのが、雅と一緒にいる事が一番楽しいってこと」

P「雅を置いて母さんと話してたのは悪かった。ごめん」

雅「プロデューサー……」

P「雅」

P「選んだその服、似合ってるぞ。……凄く可愛い」

P「それこそ雅の母さんに負けない位な

雅「……うんっ」

雅「じゃあ……プロデューサー、もっともっとみやびの事見てくれる?」

P「ああ、今日はずっと雅の事見てる」

雅「ママのことばっかりほめちゃやだよ?」

P「うん。わかってる」

雅「ずっとそばにいてね?」

P「もちろん」

雅「……えへへ、ありがと。プロデューサー」

雅「大好き」

P「ああ。俺も雅の事大好きだぞ」

雅「えへへっ」ぎゅっ

P「全く、だからくっつくなって……」

雅「いいでしょ?今日ずっとそばにいてくれるってやくそくしたんだからぁ」

P「……そうだな」

「お熱いですわね」

雅「あ、ママっ」

P「う、す、すいません……」

「うん。これなら雅ちゃんの事、お任せできそうね」

P「はい?」

「プロデューサーさん。雅の事、末長くお願いしますね?」

P「え?あ、はい。それはもう……」

雅「もう……ママっ」

「ふふふっ」

P「……?」


P「そうしてつつがなく雅家族とのお出掛けは終了したのでありました」

P「……あのあと妙に雅がくっついてきたのは何でだろう」

P「まぁいいか。雅の事が良く知れたわけだし」

P「楽しかったしな」

雅編終了

>>238

おつ! 雅ぃ&雅ママよかったよ! これで家族公認だ

>>238 おい          おい

シチュも書いてくれると嬉しいよ
安価下

それじゃあ智絵里で。
それとちょっと休憩くらさい

翌日

P「うん!オイシー!」

P「たまには自分が作る昼飯も悪くないな」

P「さて、飯も食ったし予定の無い休日を楽しむとするか!」

P「……」

P「家に何もないのに楽しむもくそもないわ」

P「今日は家でゆっくりしようと思って皆の誘い断ったけど……失敗だったかな」

P「テレビも昼間だから何もやってないし……」

P「うーん……」

P「ちょっと外でも歩いて来るか



P「いい天気だ……冬だとは思えないな」

P「なかなか気持ちいい。散歩案外悪くないな」

P「いつも電車、車移動ばっかりだし、こういうのもなかなか新鮮だ」

P「……ん?花屋?こんなところにあったかな」

P「……ちょっと見て行くか」

花屋

P「色々あるな……何が何だかわからんけど」

P「智恵理とか夕美とかがいれば解るんだろうけどなぁ」

P「……なんか買っていこうかな。って、あれは……」


「……」じー


P「……智絵里……か?」

P「智絵里?」

智絵里「っ!?」びくっ

P「ああ、やっぱり智恵理だ」

智絵里「P、Pさん?ど、どうしてこ、ここに?」

P「こんな店あったかなーって思ってさ。何となく入ったんだ」

P「智絵里はどうしてここに?」

智絵里「あ、あの……ここ、最近、できたんです。相葉ちゃんに、聞いて……だから来てみようかな、って」

P「あ、やっぱり最近出来たのか」

智絵里「はい……」

P「ふーん……智絵里は何見てたんだ?」

智絵里「あ、えっと……白詰草、です」

P「好きなのか?」

智絵里「は、はい。好き……です」

Pが呼ぶときの智絵里が智恵理になってるとこがある、注意

P「白詰草……あ、そっか。白詰草ってクローバーの事だもんな」

P「智絵里、クローバーを集めるのが趣味だったよな」

智絵里「は、はいっ!そうですっ」

智絵里「その中でもよつばのクローバーが好きで……しおりを作ると、すごく可愛いんですっ」

智絵里「だから私っ……あ、ご、ごめんなさい」

P「いいよ。……でもクローバーなら花屋に来なくてもそこらのをとれば良いんじゃないのか?」

智絵里「いえ……クローバーは冬には生えてないんです。ですからここで……」

P「ああ、そりゃそっか」

智絵里「はい……」

P「……欲しいなら買うか?」

智絵里「い、いえっ、いいですよそんなっ。Pさんに悪いですっ」

智絵里「それに……私、ただ四つ葉のクローバーがあるかなって……見てただけですから」

P「そっか。……四つ葉の奴はあったか?」

智絵里「いえ……やっぱり無いです。珍しいですから」

P「1万分の1、だったっけ」

智絵里「はい。……Pさん、クローバーの花言葉って……知ってますか?」

P「いや、知らない。なんて言うんだ?」

智絵里「『幸運』です」

P「へぇ……」

智絵里「私、クローバーは運が良くないと見つけられない、四つ葉のクローバーがあるから……」

智絵里「クローバーの花言葉は『幸運』なんじゃないかなって……思ってるんです」

P「うん。そう言われると確かにそう思えるな」

智絵里「……えへへ」

智絵里「小さな幸せの中の、めったに見つからない大きな幸せ……」

智絵里「素敵、だと思います」

P「ああ。俺もそう思う」

道民は冬見ないから、まぁ多少はね?(言い訳)

P「智絵里、まだここにいるのか?」

智絵里「いえ……見つからなかったですし、そろそろ行こうと思います」

P「そっか。なら俺と付き合ってくれないか?」

智絵里「つ、付きっ!?」

P「あ、なんか予定あったのか?なら無理にとは言わないけど……」

智絵里「あ……い、いえっ!何もないです。何もっ」

P「そ、そうか?なら付きあって貰っていいか?」

智絵里「は、はいっ!その……」

智絵里「よろしく……お願いします」ぺこ

P「うん。よろしく」

智絵里「……はいっ」

P「いやぁ智絵里がいてくれて助かったよ」

智絵里「……え?」

P「いきなり休みは貰ったは良いけど何もやること無かったんだ」

P「だから智絵里がいてくれて助かった、ってこと」

智絵里「そ、そうなんですか?」

智絵里「でも……Pさんきらりちゃんと、雅ちゃんとで、……デートしてたって」

P「ち、智絵里も知ってたのか……やっぱり女の子のネットワークって怖いな」

智絵里「そ、それで……ど、どう……だったんですか?」

P「どうもなにも、きらりにはいつも通り振り回されただけだし」

P「雅は雅の母さんと一緒だったから、デートなんて言えるもんじゃなかったな」

智絵里「そ、そうなんですか……?」

P「ああ。皆の期待してるような内容じゃ全然なかったよ」

智絵里「そ、そう……ですか……」

智絵里「……よかった」ボソ

P「え?」

智絵里「い、いえっ!なんでも、なんでもないですっ」

P「そうか?……ならいいんだけど」

P「あ、でも」

智絵里「……え?」

P「デートらしいデートって言ったら、今の智絵里とのがなるかもな」

P「こうやって、落ち着いて二人で歩けてる訳だしな」

智絵里「ふえっ!そ、そんな……」

P「なんてな。冗談だよ」

智絵里「……へ?」

P「智絵里もこんなおっさんとデートとしてみられるなんて嫌だろうしな」

智絵里「そっ、そんなっ、こと……ないです」

P「はは、智絵里は優しいなぁ。良い彼女さんになれるよ」ナデナデ

智絵里「あ……」

P「最も……こんな職業がら難しいかもしれないけどな」

智絵里「……」

P「でも作ろうと思えばすぐに作れるよ。智絵里は可愛いからな」

P「あ、でも作るなよ?作ったら色々まずいし、俺も心配だからな」

智絵里「し、心配……してくれるんですか?」

P「まぁ……そりゃあな」

智絵里「……」

智絵里「大丈夫……ですよ。今は、アイドルするのが精いっぱいで……そういうこと、考えられませんから」

智絵里「それに……今はここにいるのが一番心地いいんです」

智絵里「皆と……さんと……その……一緒にいる、今の場所が」

P「そっか……そう言ってくれると嬉しい」

P「ありがとうな。智絵里」

智絵里「い、いえっ、そんな……」

P「そうだ、智絵里。どこか行きたい所ないか?」

P「今からじゃいける所少ないけど、いけるとこならどこでも連れてってやる」

智絵里「い、行きたい所……ですか」

智絵里「……」

智絵里「Pさんと一緒なら……どこでもいい、です」

P「どこでも……っていいのか?行きたい所あったら言ってくれて良いんだぞ?」

智絵里「いいんです。私は……Pさんと一緒、なら」

P「そうか……。なら適当に行くぞ?」

智絵里「はいっ」

――――――――

夕方

P「結構回ったな……智絵里、疲れてないか?」

智絵里「はい。大丈夫……です」

P「楽しんでくれたか?」

智絵里「はい、とっても」

智絵里「最近……Pさんと忙しくてお話しできてなかったから、凄く、楽しかったです」

P「あ、そっか……そういえばそうだよな。新人の指導とかもあって全然話せてなかったな」

P「ごめんな。智絵里」

智絵里「い、いえっ、Pさんは私なんかよりもずっと……ずっと忙しかったから……仕方ないです」

P「でもなぁ……」

智絵里「いいんです。……こうやって話せてるんだから、私は……」

P「……ありがとう。智絵里」

P「……あれ?これって……」

P「智絵里、これ、クローバーじゃないか?」

智絵里「あっ、本当……です。こんなところにあったんですね……」

P「……智絵里、せっかくだから四つ葉のクローバー、探していかないか?」

P「もしかしたらここにあるかもしれないし」

智絵里「え、でも……Pさん、汚れちゃいますよ?」

P「いいよ、別に。あ、でも智絵里の服が汚れるか」

P「俺が探すから、智絵里は待ってるか?」

智絵里「……いえ、私も……やります」

P「いいのか?」

智絵里「はい。私も……探したい、です」

P「そっか。……じゃあさっさと探しちゃうか」

智絵里「はいっ」

・・・・・・・・

P「無いなぁ……やっぱりそう簡単に見つかるもんじゃないか」

P「智絵里、あったかー?」

智絵里「いいえ……ないです……」

P「やっぱそっちもない、か」

P「……暗くなってきたし、そろそろ帰るか?」

智絵里「……」

智絵里「……も、もうちょっとだけ……お願いしますっ」

P「でもなぁ……」

智絵里「お、お願いしますっ」

P「……わかった。でも、足元が見えなくなるまでな?」

智絵里「あ、ありがとうございますっ」

P(クローバーならいつでも探させるだろうに……やっぱりここにしかないからか?)

P(智絵里……)

晶葉{単刀直入に聞くぞ。君、私のラボから飴を持っていかなかったか?}

P「……バレた?」

晶葉{……ハァ……まさかとは思ったが……あのね、プロデューサー、それは立派な窃盗だぞ}

P「まぁまぁ、俺と晶葉の仲だろ?」

晶葉{しかし、その様子じゃあまだ食べてないみたいだな……丁度いい。本当は完成させてから渡したかったが……もともと君にデータを取ってきてもらおうと思ってたものだからね}

P「……まさか、今朝の研究ってこの飴に関するものだったのか? ただのべっこう飴だろ、これ」

晶葉{その飴は『ねこまっしぐら』、効果は、端的にいえば『酩酊状態』になる飴だ。
    とりあえず、詳細は追ってメールで送る。いいか、くれぐれも、悪用するなよ}

P「分かった。じゃあ頼んだな」

             プツッ

P「……ん、酩酊状態?」

P「あー、成程……これのせいで二人が変になったのか」

薫「せんせぇ、だれからおでんわー?」

P「ああ、晶葉から……あ」

薫「どしたの、せんせぇ?」

P「か、薫! 今食べた飴、ぺっ、しなさい! ぺっ!!」

誤爆しました
煮るなり焼くなり好きにしてください

ふむ。見てこよう

・・・・・・・

P「……智絵里」

智絵里「……」

P「今日は帰ろう。また一緒に来よう、な?」

智絵里「………………はい」

P「……」

P「智絵里」

智絵里「……はい?」

P「今日はこれで、我慢、な」

智絵里「これ……普通のクローバー……ですか?」

P「ああ。四つ葉のクローバーの代わりにはならないけどな」

P「でもここで見つけられたことも結構ついてるってことだと思うし」

P「久しぶりに智絵里と話せて、いろんなところに回れた記念にいいかと思ってな」

智絵里「……!」

智絵里「じゃ、じゃあ私も……」

智絵里「いらない、かもしれないですけど……」

P「いや、喜んで貰っとく。押し花にでもしておくよ」

P「ありがとう。智絵里」

智絵里「……はいっ!」

P「じゃあ……帰るか」

智絵里「はいっ」

智絵里「あ、あの……P、さん?」

P「うん?」

智絵里「クローバーには……他にも花言葉があるんですよ?」

P「それは?」

智絵里「それは……ですね」

智絵里「……」

智絵里「……私を」



智絵里「『私を、想ってください』……です」

智絵里編終了


>>323

そしてちょっと休憩くらさい

日下部若葉ちゃん!!!

ゆかりちゃん

夜 Pの自宅

P「押し花ってどうやるんだっけか……」

P「小学校の頃に一回やったきりだからな、もう忘れちまった」

P「うーん……」

ブルブルブル

P「ん、着信か。こんな時間に誰だ?」

P「はい、もしもし」

『こんな時間にごめんなさい、プロデューサーさん。ゆかりです』

P「おお、ゆかりか。どうしたんだ?」

『あの……プロデューサーさんにその……お願いが、あるんですが』

P「お願いって……どうした?」

『その……私、明日親戚たちの前で……フルートの演奏をする事になりまして……』

P「うんうん。それで?」

『本当に申し訳ないんですが……その……」

『その場にプロデューサーさんも出席をお願いしたい……と、思いまして……』

P「へ?それって……俺も演奏しろって事?」

『ち、ちがいますよっ」

P「だよなぁ。ちょっとびっくりした」

『そうではなくて、その……ただ来賓として出席していただきたいんです』

『あ、も、もちろんプロデューサーさんにご予定が無ければ、なんですけど……』

P「ただ出席するだけなら良いけど……どうして俺なんだ?」

『その……ええと……』

P「……ん、了解。明日も何もやることないし、お邪魔させて貰うかな」

『い、いいんですか?』

P「ああ。仕事もやることもない杏より性質の悪いニート状態だからな」

『杏さんよりって……ふふっ、杏さんが聞いたら怒りますよ?』

P「いいよ。いつも困らせてくれるんだからこれぐらい言ってやったって良いさ」

『ふふっ、もう……』

『それじゃあ……お願いして良いですか?』

P「ああ。こうやってお誘いがかかるのは願ったりかなったりだからな。歓迎だ」

『ありがとうございます。……よろしくお願いしますね。プロデューサーさん』

P「了解。それじゃあ明日……」

P「あ」

『どうかしました?』

P「ゆかり、明日行くのに条件がある」

『条件……ですか?』

P「ああ。それはな……」

『……』

P「押し花……だ」

『……はい?』

P「押し花のやり方を教えてくれ!」

寝るゥ…
書きたい人がいたら書いて、どうぞ

おはようございます。保守感謝します
それじゃあぼちぼち続きを書いてきます

翌日

P「……ここ?」

P「……はぇ~……建物すっごく大きい……」

P「……」

P「いや、なんかの間違いじゃ……建物って言うか、ビルだし。……もう一回確認してみよう」

P「……」

P「ここで間違いないみたいだな……」

「あ、プロデューサーさん。おはようございます」

P「ああ、ゆかりか。おはよう」

P「……もう一回聴きたいんだが、ゆかりの演奏するところって……ここか?」

ゆかり「……はい」

P「やっぱりそうなのか……」

ゆかり「あの……こんなところで立ち話もなんですし、中へどうぞ」

P「また内装も豪華だな……」

P「ここの一部屋を貸し切って、親戚で集まるんだろ?すごいな」

ゆかり「……ここ、おじい様のビルなんです」

P「……すごいな」

ゆかり「……すいません」

P「いや、別に謝る必要なんかないぞ。ただの感想だし」

ゆかり「……はい」

P「それで、その披露会って言うのは何時からなんだ?」

ゆかり「開宴時間は……その、午後6時からです」

P「え?そんなに後なのか?」

ゆかり「はい。……こんな早くにお呼びしてしまい申し訳ありません」

「いや、特に何もやること無かったから全然構わないけど」

P「どうしてこんな早くに?」

ゆかり「……その、プロデューサーさんがお休みの所申し訳ないのですが……」

ゆかり「私に、ご指導を頂きたいのです」

P「指導……って、プロデュースのことか?」

ゆかり「いいえ、そうではなくて……」

ゆかり「フルートの、ご指導を頂きたいのです」

P「……へ?」

P「指導って言っても俺、フルートの事なんか何もわからないぞ」

ゆかり「あ、えっと……見ていただけるだけでいいんです」

P「見てるだけ?」

ゆかり「はい……。……私、ずっとこの日の為に練習を重ねてきたんです」

ゆかり「演奏のほうはほぼ完成していて……、フルートを教えていただいてる先生からも、合格を頂いたんです」

ゆかり「でも、こうして披露会が近づくと……うまく演奏できなくなってしまったんです」

ゆかり「先生は緊張のせいだと言っていて、私もそうだとはわかっているんです」

ゆかり「でも、どうやっても、どうにもならいんです」

P「だから、それを直すためにどうしたらいいか俺に聞きたかったわけか」

ゆかり「はい……」

ゆかり「プロデューサーさんは、いつも私の緊張をほぐしてくれました」

ゆかり「ライブの前だって、大事な番組の時だって……いつも」

ゆかり「お休みの所、わがままばかりお願いして本当に申し訳ないと思ってます」

ゆかり「だけど……私、もうプロデューサーさんしか頼る人いなくて……」

ゆかり「だから……」

P「いいよ」

ゆかり「……いいん、ですか?」

P「ああ。ど素人の俺が聞いたところで何も口出せないけど、緊張とか、精神的なものなら力になれると思うしな」

P「何よりゆかりの演奏、聞いてみたいしな」

ゆかり「……!ありがとうございますっ!プロデューサーさんっ」

P「いいって。今の俺は杏以上のニートだから暇はたっぷりだからな」

ゆかり「ふふっ、またそんな事言って」

P「あ、杏には言うなよ?」

ゆかり「ふふふっ、わかってますっ」

ゆかり「ふぅ……どう、でした?プロデューサーさん」

P「……やっぱり先生やゆかりが言ってる通り緊張はしてるみたいだな」

P「でも聞いてる分には何も問題は無かったぞ」

ゆかり「そう……ですか?」

P「でもゆかりは納得していないと」

ゆかり「……」

P「……うっし、息抜きしよう」

ゆかり「え、息抜き、ですか?」

P「そうそう。開園時間まではまだまだ時間あるしな」

ゆかり「……大丈夫、でしょうか」

P「行き詰ってる時に根つめたってしょうがないさ」

>>376のひとつ前


――――――――

ゆかり「~♪」

P「……」

P(うん!)

P(全然わからん。聞いてる分には問題ないけど……)

P(でも確かにいつもより表情が硬いな……)

ゆかり「教える……私が、ですか?」

P「ああ。見てたら楽しそうだって思ってさ、俺も吹きたくなった」

ゆかり「でも私、人に教えたことなんかありませんよ?」

P「いいんだよ。本格的に習おうって思ってるわけ訳じゃないから、吹き方さえ教えてくれればいいよ」

P「だからお遊び感覚で、ちょいちょいって感じで大丈夫だ」

ゆかり「プロデューサーさんがそれでいいなら、いいですけど……」

P「うっし、ありがとう。ゆかり」

P「予備のものってあるのか?」

ゆかり「はい。確かここに……」

ゆかり「……あれ?」

ゆかり「な、ないっ」

P「忘れたのか?」

ゆかり「……みたいです。普段は持ってくるんですが……」

ゆかり「すいません……」

P「いいよ。まぁ忘れたもんはしょうがない」

ゆかり「……どうします?」

P「そうだなぁ……じゃあゆかりのでやろう」

ゆかり「え、ええっ!?」

P「あ、駄目か?」

ゆかり「いえ……あの……その」

P「あー……そりゃそうだよな。自分の楽器だし、人には触られたくないか」

ゆかり「……」

ゆかり「い……」

ゆかり「いい……ですよ?プロデューサーさんが、それでいいなら……ですけど……」

P「俺は全然構わないけど……いいのか?」

ゆかり「は、はい」

ゆかり「プロデューサーさん、ですから……」

P「そ、そうか?……ありがとう、ゆかり」

ゆかり「い、いえっ、お礼を言うのはこっちですからっ」

P「お礼?」

ゆかり「……!あ、いえっ!そういうことでなくてですねっ、今日来てくれた事とか、いつもお世話になってる事とかそういうのですからっ」

P「うん?……うん」

P「まぁ今日来たのは暇だったからだし、俺はプロデューサーだからな」

P「サポートするのは当然だよ」

ゆかり「あ、え、……あ」

ゆかり「……はい……ありがとう、ございます……」

雪がえらい事になってるのでちょっと雪かきしてきます

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