女僧侶「君、危ない!」
>僧侶が現れた!
>僧侶はいきなり襲い掛かってきた!
テリー「えっ?えっ!?」
>僧侶はバギマを唱えた!
>スラおに34のダメージ!
>くまきちに41のダメージ!
>メッキーに45のダメージ!
テリー(なんで攻撃してくるの!? もしかしてモンスター?)
テリー「それなら… みんなー!ガンガンいけー!!」
>スラおはベギラゴンを唱えた!
僧侶「!? きゃあああああああああ!!!!」
僧侶(スライムが呪文!? それもかなり強い…)
>メッキーはくまきちにバイキルトを唱えた!
僧侶(とにかく、一旦回復を……)
>僧侶はベホマを唱えた!
僧侶「ふぅ、ふぅ……」
>くまきちの攻撃!
バゴス!
僧侶「ぐえっ……」メキメキ
僧侶「ガハッ! …ゲボッ」ビチャビチャ
>僧侶に451のダメージ!
僧侶「……ヒュー ヒュー」
僧侶(駄目、強すぎる… こんなモンスターが居たなんて…)
僧侶(逃げよう……逃げて、勇者様に報告を……)
>くまきちは疾風のようにきりつけた!
僧侶(えっ……)
ドグシャァ
僧侶「……」ゴロン
>僧侶に198のダメージ!
>僧侶を倒した!
テリー「やったー!」ピョンピョン
僧侶「………」
僧侶「……はっ!」ガバッ
僧侶「……? ここは……」
女魔法使い「気が付いた?」
僧侶「ま、魔法使いさん? えっと……お久しぶりです」
魔法使い「はい、久しぶり、じゃなくて、どう?身体は」
僧侶「えっと…はい、大丈夫です」
魔法使い「まぁ、アンタなら悪いところがあっても自分で治せるだろうケド」
魔法使い「それより……」
魔法使い「一体何があったの?」
僧侶「えっ?」
魔法使い「アンタ、仮にも魔王を倒したパーティ「の一人だよ?地上最強の一人だよ?」ツンツン
僧侶「はぁ…」
魔法使い「平和になって、賢者ヤメて教会勤めの職業僧侶に戻ったみたいだけどさ、そんなアンタが何で死んでたのさ」
僧侶「……! そ、そうです!勇者様に報告しないといけないんです!」
魔法使い「は?」
テリー「ただいまー」
大臣「薬草を与えよう」
テリー「モンじい居る?」
モンじい「おお、テリーか、ようきた。 どうじゃった?新しい旅の扉は」
テリー「うん、えっとね……」
モンじい「ふむ…… 人型の魔物……のう」
テリー「知ってる?」
モンじい「分からんが…もしかすると……」
テリー「?」
モンじい「魔王と呼ばれる種のモンスターかもしれん」
テリー「魔王?」
モンじい「さよう、モンスターの中でも、強いチカラを持つものは人型に近くなる傾向がある」
テリー「ふーん」
モンじい「その中でも特に強力な力を持った者を魔王と呼ぶのじゃ、旅の扉のボスでいたじゃろ」
テリー「うん」
モンじい「ワシもみるからに女の姿をしたモンスターは見たことが無いが…… 旅の扉は無限にあるでのう」
テリー「へー」
モンじい「まぁ、次にそこへ行くときは用心するんじゃな」
テリー「はーい、 そっかー…じゃあ一番強いパーティで行かないとねー」
コンコン
「はーい」
ガチャ
僧侶「勇者さまぁぁぁあ!!!」ダキッ
勇者「そ、僧侶?!///」
魔法使い「おー、生きてた?」
勇者「魔法使いまで…何かあった?」
魔法使い「うん、まぁー話すから、ソレ座らせといて」
勇者「あ、うん……僧侶?」
僧侶「…ハッ ご、ごめんなさい!ごめんなさい!///」
勇者「いや、別にそんな……///」
魔法使い「はいはい、そこまでー」
カクカクシカジカ
勇者「………」
魔法使い「まぁ、私も実際見てないからなんともいえないんだけど……」
魔法使い「このこが死んでたのは本当、そのためにわざわざ世界樹の葉っぱ獲りにいったんだから」
僧侶「ご、ごめんなさい……」
勇者「……それで?」
魔法使い「その後、周りの村とかで聞いたけど、その青い子供を見かけたって人は居なかったよ、魔物も」
勇者「……」
勇者「もしかすると……」
僧侶「……何か、心当たりが?」
勇者「………魔王」
僧侶「えっ」
魔法使い「……うん」
勇者「それだけ強力なモンスターを従えているんだ、おかしくないよ」
僧侶「…あの子供が魔王だって言うんですか!?」
勇者「確証は無いけれど…… キミがやられたんだ、警戒するに越したことは無いよ」
僧侶(キミって呼ばれちゃった///)
勇者「このことは王様に報告しに行こう」
魔法使い「私は皆にも声かけてみるよ」
テリー「よーし、皆、いくよー」
>ゴアアア
>ケェーン
>ゴルルルル
テリー「あはは、元気いっぱいだね」
テリー「おやつも持ったしキメラの翼もあるし、ルカ君からもらったキラキラしたのも持ったし」
テリー「じゃ、しゅっぱーつ」
テリー「……」
テリー「んしょ… でっかい穴だなぁ、なんでこんなところがスタートなんだろ」
警備員「……!」ガタガタガタ
警備員(あ、現れました…! 至急応援願います!こちら洞窟内にてキメラの翼使用不可能です!)
警備員(報告よりもはるかに巨大で奇怪なモンスターを連れています!至急応援願います!)
大臣「…分かった、勇者様方がそちらへ向かう、いいな、決して見つかるな」
大臣「目標現れました!ギアガの大穴です!」
僧侶「!」
勇者「…うん、行こう」
戦士「久々だな…このキンニクを存分に震える【相手は!」
魔法使い「結局このパーティか……ま、大物狩りになりそうだもんね」
テリ-「レオレオ、どうかした?」
>ゴア グア
テリー「えー?」
警備員(モンスターと会話している……やはりあの子供もモンスター……)
テリー「あ、本当に人いたんだ」
警備員「」
警備員「うわあああああああ!!?」
テリー「うわぁ、あの、兵士さん?ですか?」
警備員「く、くるなあああああああ!!!!」ブンブン
テリー「や、やだっ!…危なっ」
警備員「ち、ちかよるニュプッ!」パキャン
テリー「あ、レオレオありがとう… これも人に見えたけどモンスターだったんだね、怖いなぁ」
テリー「えっと出口は……」
勇者「そこまでだ!」
テリー「えっ」
魔法使い「本当に居たのね……それに、見たこと無いモンスター」
戦士「へっ、関係ねぇ、全部叩き潰してやる!」
勇者「僧侶…、僕たちがスキを作るから、あの兵士さんを蘇生してあげてくれ」
僧侶「…はい」
テリー(あれ?この間の僧侶さん……ににてるなぁ、同じ種類なのかな)
戦士「行くぞオラァ!」
テリー「やっぱりモンスターだ! ガンガンいけー!」
>キングレオが現れた!
>にじくじゃくが現れた!
>オリハルゴンが現れた!
>キングレオはばくれつけんを放った!
戦士「ん、ぬあぁぁあああああ!」
>戦士に110のダメージ!
>戦士に115のダメージ!
>戦士に97のダメージ!
>戦士に102のダメージ!
勇者「戦士!」
勇者(僧侶は居ない…僕がいって回復するしか……!)
オリハルゴン「」ドズン
勇者「!」(しまっ……)
>オリハルゴンは魔神のように斬り付けた!
バツン
>勇者に1009のダメージ!
勇者「―――」ゴボッ
魔法使い「――えっ」
>にじくじゃくは輝く息を吐き出した!
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません