長友「スナイデル…」(32)
長友「おい、スナイデル」
スナ「なんだい?ユート?」
長友「最近インテルが不調なのはお前のせいじゃないのか?」
スナ「。。。」
長友「確かに君はインテルに3冠をもたらした、勿論それはわかってる。でも、現在は君じゃウチの戦略にマッチしないんだよ…」
スナ「。。。」
スナ「でも、ラニエリ監督だってさ4-4-2のサイドで俺を使うのは違うよな。」
スナ「俺もトップ下とか、chで起用されればもっと輝けるのになぁ…」
長友「でも4-4-2にはトップ下がないんだよね、さらにchにもスペースのカバーが求められるから怪我明けの君には難しい」
長友「つまり、今のインテルに君の居場所はない」
スナ「。。。」
スナ「じゃあ、お前が俺のかわりにスペースカバーしろy」
長友「俺も大変なんだよ!ルシオやサムエルの裏が危ういから攻め上がるのにも遠慮しちゃうんだよ。」
長友「ましてや、ボランチのカバーまで…」
スナ「そうか…、あ、そうだカンビアッソさんに守備組織の相談をしてみよう!もしかしたら君の悩みも解決するかもしれない」
~インテルクラブハウス~
カンビ「お、ユート達じゃないか、こんなところで何しているんだ?まさか2人で…」
スナ友「「いやいや、なんもしてないっすよw」」
スナ「そんなことよりウチの守備組織の問題についてなんだが…」
スナ「まず4-4-2を採用しているがshの守備が薄いのでボランチ、sbに負担がかかることはどう思ってるんだい?」
カンビ「…それは、君が一番わかってるよね?君が守備をしないから僕に負担がかかるわけだ」
カンビ「もちろん僕に負担がかかるということはユートにも負担はあるわけだよね?」
長友「。。。」
カンビ「僕に守備組織の相談をする前に自分の守備意識を向上させるべきじゃないのかい?」
カンビ「ええ?どうだい?スナイデル?」
スナ「くっ…全くもってそのとおりだ。俺は本当にインテルに必要ないのかもしれない。」
スナ「僕は移籍するべきなのだろうか…」
???「それはまだ早いよ!」
みんな「誰だっ!?」
サネッティ「やぁ、深刻な話をしているようだね。boy達よ。よかったらこの頼れるキャプテンが相談に乗ってあげようか?」
みんな「キャプテン!」
スナ「キャプテン、僕はこのインテルに必要ないのだろうか?守備で貢献で着ない僕には居場所はないのだろうか?」
サネ「そんなことはないさ、hahaha。君には君の良さがある、それは右足の精度や組立のセンス、fkも勿論そうだよね」
サネ「僕はずっと思ってたんだ君のその右足を活かすにはボランチがいいんじゃいかなってね?」
カンビ友「「でもそれだと、ボランチの守備が薄くなって守備が崩壊するよキャプテン!」」
サネ「hahaha、問題ないよbaby。そのスペースは僕の無限のスタミナでカバーするさ!」
カンビ「そ、そうか。 でもそうすると俺の出番が無くなる。一体俺はどこでやれば・・・」
長友「まさかキャプテン…」
サネ「そうだよ、そのまさかさ。カンビアッソにはshで出場してもらう。そこで持ち味の守備を活かしてくれ。きっとインテルは良くなるはずさ。」
カンビ「お、俺がsh?初めてやるが、不安が尽きない…」
長友「shはムズイっすよ…」
サネ「とりあえず日曜日のclはこれで行こう。監督には僕から話をしておくよ(ニヤリ」
みんな「はぁ…(大丈夫なのかな?)」
スナ「よし!頑張るぞ久々におれの輝きを見せてやるぜ!ユート!どんどんパスくれよ」
長友「お、おう。そうだな頑張ろう」
カンビアッソの一人称どうなんだろ。
~そして日曜日clチェルシー戦~
~インテルロッカー~
ガヤガヤ ガヤガヤ
ラニエリ「みんな~聞いてくれ、今日はスナイデルをスタメンでボランチ起用でいく」
df陣「えっ!?」
ラニエリ「後ろのみんなには守備の負担はかかるが…まぁ、なんか頑張れ。あとカンビアッソはshで出場だ。」
マイコン「(ま、俺は攻撃参加しまくるぜw守備はキャプテンに任せるかww)」
スナ「よっし、やってやるぜ!久々のスタメンだ!(大胆にミドルでも打ってくかww)」
サネ「ほら?僕の言ったとおりになっただろう?」
カンビアッソ「まさか、本当にsh…。いやもうやるしかない!勝てばいいんだ!」
長友「そ、そうですよね!とりあえず左サイドは僕らで守備するから大丈夫ですよね。」
みんな「(バイタルエリアが心配だなぁ…)」
サネ「みんな僕を信じるんだ、きっと勝てるさ!(今日も髪型は完璧だな)」
~試合へ~
~試合前~
サネ「相手はチェルシーか、警戒するfwは……いない…な…」
ミリート「フェルナンドトーレスも最近ダメだもんなww」
トーレス「ギロッ」
トーレス「おい、お前ら俺らを舐めてたら痛い目に合うぜ。てめえらの守備に穴があるのはわかってるんだ。突破するのなんで簡単さ」
ミリート「突破してもシュートが入らないんじゃ意味ないけどなww」
トーレス「…くっ、貴様も最近まで師匠だったのに…」
ミリート「えぇ?なんか言いましたかぁ?w 聞こえないなあ、ノーゴール師匠?あ、間違えたトーレス君ww」
トーレス「。。。(こいつ殺してやろうか…)」
サネ「さぁ、試合が始まるよboy。行こう!」
見てる人いる?あんま需要ないなら…
~試合開始~
ピピー キックオフ
ミリート「絶対決めるから足元にガンガンくれ!」
スナ「やらねーよww(おう、パスだすよ。)」
長友「よし、守備をしっかりやっていこう…大丈夫かな…」
カンビ「俺がsh…俺がsh…」ブツブツ
マイコン「ガンガンあがるぜーwwwひゃっほーww」
ラニエリ監督「(大丈夫かな、こいつら…)」
ルシオ「とりあえずロングボールでも蹴ってくかwおらっw」
ポーン
ミリート「よし、キープ。スナ!ワンツーだ、ほい!」
スナ「うっし、おらぁミドルゥww」ドカーン
チェフ「…っ!」バシッ
トーレス「カウンターだ!ボールくれ!」
カンビ「スナイデルの上がったスペースをつかれたっ!」
ポーン
トーレス「キープして…シュートっ!!」
長友「やらせるか、うっ!」
バーン
セザル「っ…!枠外か…」
観客「おいwwトーレス枠に打てよぉww」
トーレス「(くそ…こんなはずじゃ…)」
セザル「おい!スナイデルお前は今日はボランチなんだぞ、守備しろぉおおお!」
スナ「わかってる、わかってる。(うるせーやつだ)」
ラニエリ「(大丈夫か、まじで)」
ルシオ「ミリートまかせた」
ミリート「おい、スナイデルは便りにならんな、長友ワンツーだ!」
長友「うい、それっ」
dfライン抜け出す
ミリート「よしっ、フリー!頂きました~!」ボーン
チェフ「まだまだっ…!」バシッ
チェフ「カウンターそれっ!」
ミリート「くそっ!けどスナイデルが守備してるし問題ないな…ってええ?上がってきてる!」
スナ「ん?あ、やべw今日ボランチだったw」
カンビ「(ユートも上がってる)くっ…任せろ!俺がカバーする!」
トーレス「させるかっ…!くっ」
カンビ「泥臭くタックルだ!」ガツガツ
トーレス「(しつこいやつだな…そうだ!)ああああ!痛いっ!!」ズザーッ
カンビ「えっ?何だ何もしてないぞ!」
ピピーッ イエローカード!!
カンビ「な…なんだって?おい審判、それはおかしいぞ!ちゃんと見てくれ!」
ハンコウシタニダナ レッド!! タイジョウニダ!!
カンビ「な……そんな…。」
長友「まさか…トーレス」
トーレス「ふふふ、審判の判定は絶対さ。たとえそれが誤審であろうが・・・」
ラニエリ「(そろそろ本格的にやばいな・・・)」
カンビ「くそっ…退場だなんて…」
スナ「そんな、俺が守備をしなかったせいなのか…」
スナ(今までみんなは俺を王様にするために守備に働いてくれてる)
スナ(それは3冠の時もそうだ、4-4-2になってからもそうだ)
スナ(俺の不甲斐ないプレーでみんなが苦しんでる…一体どうすれば)
サネ「そんなのわかるだろう?今君がすることは1つだ!」
スナ(そうだ、俺のすることは一つ…)
スナ「チームのために働くことだ!!!」
スナ「カンビアッソ後は任せてくれ!みんな!どんどんボールをくれ、俺が舵取りをする!」
みんな「まかせるぜ!便りにしてるぜ、【王様】!」
スナ「おう!任せろ。」ギラギラ
トーレス「(空気が…変わったか…!)」
スナ「行くぜ!」
ダダダッ!!!
チェルシー守備陣「くっ…ドリブルで仕掛けてきやがる」
ヒュッ
チェルシー守備陣「なっ…フェイント!?抜かれた…!」
チェフ「いかんシュートコースが空いてる!寄せろ!」
テリー「くっ…(シュートはうたせん!)」
ズザー
スナ「いただきっ!…なんてな」
ポイッ
テリー「なっ…パスだとっ」
長友「ナイスパス!フリーだ!クロスいくぜ!」
ポーン
ミリート「きたっ!ドフリー!ヘディング…っ!」
ドーン
ピピー ゴール 1-0! 前半終了!
チェフ「くそ、反応出来なかった…」
テリー「仕方ないさ至近距離だったからな、しかし…あいつらさっきとはまるで違うチームだ…」
ザワザワ ザワザワ
ミリート「ナイスクロス!お前は凄い奴だ!」
長友「いや…いいパスが出たからだよ。なぁ、スナイデル?」
スナ「ん、俺は当然のことをしただけさ。さぁ、このまま2点目いこうぜ!」
インテル「いくぞー!!」
ハーフタイム
トーレス「(くそ…スナイデルまで復活しやがった。あいつにもご退場願うか…)おい、審判。」
ドウシタニダカ?
トーレス「スナイデルってやつ、退場にできないかね?」
ナ、ナニヲイッテル ソレハデキナイニダ!!
トーレス「最高級のキムチは美味らしいなぁ、住所教えろ、送っといてやるよ」
ゴクリ… マ、マカセロニダ 住所はキムチ国ニダ
トーレス「これであいつも退場だな」ニヤリ
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