憩「最近患者のセクハラがひどい・・・」(186)

 

怜「あの」

憩「どうしましたか? 園城寺さん」

怜「膝枕……してもらってええですか?」

憩「えっと……はい?」

怜「膝枕。うち、一日一回膝枕してもらわんと死んでしまうんです」

憩「は、はぁ……」

怜「してもらってええですか?」

憩「えっと……ですが……」

怜「……この病院のナースは患者の頼み一つも聞けへんのやなぁ、ガッカリやわ」

憩「……そ、それは」

ワッフルワッフル

怜「もうええです。今日付けで他へ転院させてもらうんで」

憩「そ、そんな……!」

怜「ええから早くそこどいてください」

憩「……っ」

憩「わ、わかりました! やります、やらせてください!」

怜「ほんまですか? じゃさっそく……」ムニュ

憩「ひゃっ!」

怜「あ~^ 気持ちええわぁ……」

憩「お、園城寺さん……そ、そんなに動かんといてください……っ」

怜「う~ん……このモチモチ感たまらんわぁ……」スリスリ

憩「お、園城寺さん……く、くすぐったい……です……っ」

怜「なんや、これがええんかぁ……?」スリスリ

憩「ひゃあぁ……っ」

怜「くしし……色っぽい声やなぁ……」スリスリ

憩「や、めぇ……っ……」

怜「しっかし短いスカートやね……そんな患者に色目使って、何が目的なんやぁ?」スゥ

憩「ぁ……そこはダメです……っ」

怜「へへ……ほんまはしてほしいくせにぃ」ニヤニヤ

憩「ぁあっ……!」

竜華「……」

憩「……!」ハッ

憩「お、園城寺さん! 人に見られてます!」

怜「そんなもん放っときぃ……」スリスリ

竜華「……」

憩「いえ、ですが……!」

怜「なんや、誘ってきたのは憩ちゃんやのに……」チラッ

竜華「……」

怜「り、竜華……!」

竜華「どういうことなん……これ」

怜「こ、これはやな! その……」

竜華「言い訳なんて聞きとうない!!」

怜「ひぃ……!!」ガタンッ

憩「……あわわ」

麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
以前、SS深夜VIPでSSを書いた時は、書き溜めしてたにもかかわらず、続きを考えられずに放置……
(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。

麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
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(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。

麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
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(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。

竜華「帰るで、怜!」グイッ

怜「!? でもまだ続きが……」

竜華「あ?」

怜「……ごめんなさい、帰ります」

怜「ほ、ほなまたいつか……」ペコリ

憩「は、はい……」

竜華「……あんた」

憩「え、は、はい……?」

竜華「今度あの子に手ぇ出したら承知せえへんからな……ッ」

憩「……」

竜華「……ふんっ」

バタンッ

憩「……はぁ」

くそつまんない

>>52
ヒカリ「すごいナエトル……」
サトシ「早く、ヒカリのクチートでベロリンガしてくれよ」
ヒカリ「わ、わかった……この可愛いミニリュウをジュプトルするのね」
サトシ「ヌオー……もっと、タマタマの方も頼むぜ……」
ヒカリ「んくっ、なんだかムックルしてきたね……」
サトシ「先っちょの方もチルットしてくれ、もう少しでタツベイ」
ヒカリ「ソーナノ?えっと、ココドラをベロベルトすればいいのかな……?」
サトシ「アグノムっ・・・…ああ、上手いぞヒカリ!そろそろタッツー!」
ヒカリ「すっごいオオタチだわ!」
サトシ「我慢できない、そろそろファイヤーするぞ!!」
ヒカリ「きゃあっ!……何か白いのがブーバーしたわ」
サトシ「ヒカリの顔にタネボーが……」
ヒカリ「これがサトシの……えへへ、ゴクリンしちゃうね」
サトシ「ヒカリ……その、そろそろヒカリのマンムーにゴニョニョしていいか?」
ヒカリ「うん、サトシならイーブイだよ……」画像貼るだけならセーフだろ??????
通報されたところで逮捕されない
http://manmanco.info/uploda/rori_121535135.jpg
http://manmanco.info/uploda/rori_121535136.jpg
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http://manmanco.info/uploda/rori_121535139.jpg
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http://manmanco.info/uploda/rori_121535144.jpg

駄文ホントすいませんでした!!
それと、最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。
俺の初SSです!どうだったでしょうかね
人少ないwwwww
12時までって言うのはできる限り良いタイミングで終わらせたかっただけです!
で、こんな駄文並べてアレですけど
これは前座です!
みんなで美希の誕生日を祝ってくれたら嬉しいです!
はい、中学一年(マジ)が出しゃばってすいませんでした!
それでは、美希の誕生日を祝いましょう!
記念にコテデビュー…眠い
今年で一番の夜更かしです
明日駿台あるのに…

うむ

麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
以前、SS深夜VIPでSSを書いた時は、書き溜めしてたにもかかわらず、続きを考えられずに放置……
(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。  

憩「お、園城寺さん……く、くすぐったい……です……っ」

怜「なんや、これがええんかぁ……?」スリスリ

憩「ひゃあぁ……っ」

怜「くしし……色っぽい声やなぁ……」スリスリ

憩「や、めぇ……っ……」

怜「しっかし短いスカートやね……そんな患者に色目使って、何が目的なんやぁ?」スゥ

憩「ぁ……そこはダメです……っ」

怜「へへ……ほんまはしてほしいくせにぃ」ニヤニヤ

憩「ぁあっ……!」

竜華「……」

麻雀とか全然わかりません。ドンジャラならやったことあるよ。
読んだことあるのは、カイジ全巻と、コンビニで凍牌をチラッと立ち読み……
後はまったく知りませんでした。
おかしいところ、沢山あったと思います。ごめんなさいね。
ほんのネタスレとして数レスで終わらせるつもりが、だらだらだらだら……
オチも……うーん。微妙でしたね。無理に終わらせてしまいました。
以前、SS深夜VIPでSSを書いた時は、書き溜めしてたにもかかわらず、続きを考えられずに放置……
(ちなみに、けいおんのSSです。)
今回は即興でしたが、無事に完結させられました。
レスが色々つくのが楽しかったです。つきあってくれて、どうもありがとう。
またSSを書くかもしれないので、そのときはよろしくね。

百鬼「……それでうちらに相談にきたと」

もこ「……」ブツブツ

憩「……うん」

百鬼「憩はどうしたいのさ?」

憩「なんか……もう辞めたいかもって」

百鬼「それは……相当だね」

憩「……」ズーン

百鬼「ご、ご両親には相談したの?」

憩「うん……でも相手が女の子だからって信じてもらえなくって」

百鬼「そっか……」

もこ「くひ……けひゃ……」

百鬼「ど、どうしたの!? もこ」

しえ

もこ「……」

憩「と、とまった……」

百鬼「も、もこ……?」

もこ「……ばいと」

憩「えっ?」

もこ「……ばいとする」

百鬼「……ああ、なるほど!」

憩「え、わかったん!?」

百鬼「うん、つまりね……」

百鬼「私たちが憩の病院で一緒にアルバイトして」

百鬼「憩にセクハラしようとする奴を追っ払えばいいってことだよ」

憩「……そ、そうなの?」

もこ「……」ニヤッ

憩「だ、大丈夫なんかなぁ……?」

百鬼「大丈夫だって! 私たちも精いっぱいやるからさ」

セクハラキャラって怜くらいしか思い浮かばない

                 .. ----  .
             .  ≦        ミ  .
              /    . . . . . . . . . . . .   \
         /  . . . : : : : : : : : : : : : : : : . . . . ヽ

        . ....: : : : ..:.:./.::.:.. ..:..:..\ ..:.. ヽ: : : ∨‘,

          / ./../..:.:.:./:./:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:..:Vヽ: . ∨ハ
       / \′:.:.:.:.':.:′:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vハ:....ノ i
        / .7T..ト....:.:i :i| :i:.:.:.:.{:.|、:{:.:.:.:.:ハ:.:.:.:ト::.i一:. . |
      ′/..:|..:|、:.:./|:.|{ :|:.:.:.:.ト:{ \:.、:.:.:/ : ヽ:|:.:.. i: .|
      : / ..:i|..:{:.\ |:ハ:{、:.:.:.廴__ 斗<:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .
.      |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十\:∨ ,.     `|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.      |:|!..:.::,| ..:.トド\ _,   `  z.、__レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .   ( \    / ) {_.}_} r‐
      ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^     ´` ̄´`!:.:.: |' }:.:.:..|: . {   \ \/ /    _| |_/ )
     八| :ハ| .:.:{:.i xxx   ,     xxx |:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i    .>  /    (__  __ ヽ  __
       (__) | .:. 八            |:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {   / 〃        | |  ) } (_  ヽ
      .イ   i! .:.:| :i::..     丶 ノ     ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .   { {____.     | |  (_ ノ    )  }
     〃{   .}: :.:.{ :|::::i:>...      イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l  乂 ___ )    ._ノ         (__ノ
     {:i.:{   ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r } ̄ __ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . {
.    八从 ,: .∧ :.{:::::リ::::::ノ 入_/'i{  /ィ /::/:.:.:.:. /::{:. . . .
       ∨ .:.:.:.\V‐≦ムイ  /》___.ノイ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八
       /;..:.:.:.:.:./ \}!  r‐〉ォ´ ̄  }ノ /::.:.:.:./  , ヽ: .∧
.      /:/ .:.:::::/  ノ{{   '介′   i{ ./::.:.:.:./  /  ∨. ∧
     ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./   /    i: : . .:.
    __ノ/ ..:..::厶}/  \ ノ{ /j__ 斗-/::.:.:.. / i /      {: : . ∧

↑この子は?

>>106
いける……かな?

最近の咲SSの風潮とかよく知らんからなぁ

おもち好きとして扱われることが多いからいけるんじゃないか

意外とエイスリンとか

サンクス。クロチャーでいってみる

決め台詞言いながら指先でつついてくるSSSさんとか面白いかもしれない

―――――――――――――――――――

百鬼「というわけで、今日からよろしく!」

もこ「……」ブツブツ

憩「よ、よろしゅうな、二人とも」

ピーピーピー

百鬼「さっそくナースコールのお出ましか」

憩「えっと病室は606の……うっ」

百鬼「どうしたの? もしかして……」

憩「そう……606の松実玄さん。この人からも最近、その……」

百鬼「あぁ、言わなくていいから。とりあえず私がついてくよ」

憩「うん……おおきに、藍子ちゃん」

もこ「……」ブツブツ

―――――――――――――――――――

606号室

憩「し、失礼します……」

百鬼「失礼しまーす」

ガチャ

「おっそーい!」バンバンッ

憩「も、申し訳ありません、松実さん」

「遅いよ、憩ちゃん! それと……」ムギュ

憩「な、なにふるんれすか!」

玄「私のことは『玄ちゃん』って呼んでってあれほど言ったでしょ~?」

憩「ぅ……ふぁい」

玄「ふむ、よろしいのですっ」

百鬼「……」

百鬼(うわぁ……見てるだけでストレスたまりそ……)

憩「そ、それでご用件はなんでしょうか? 松m……玄さん」

玄「ちゃん!!」

憩「はい……く、玄ちゃん」

玄「用事っていうほどのものはないよ~。しいていえば……」グワシッ

憩「ひゃっぁあ……!!」

玄「憩ちゃんのおもちが揉みたくなったってことかな~っ」モミモミ

憩「こ、困ります……!!」

百鬼「ち、ちょっとあなた! やめなさいよ!」

玄「……? 憩ちゃん、だれ? この人……」ジロリ

憩「え、あ……えっと、新しいアルバイトの百鬼藍子さん、です」

百鬼「……どうも」

百鬼(ていうか、あんたとは一回練習試合してやってるじゃん!!)

玄「ふ~ん……」ジロジロ

百鬼(な、何この子……私の胸ばっか見て……)

百鬼「……な、なんですか?」

玄「……」フッ

百鬼「……なっ?!」

百鬼(何その哀れみのこもった表情!? むかつく!!)

玄「憩ちゃ~ん、それよりももうちょっとおもち揉ませて~」ジタバタ

憩「で、ですからその……」

百鬼「やめろって言ってんでしょ! この変態!」

玄「……」

百鬼「な、なによ……?」

玄「……ちっさいおもちは黙ってろよ」ボソッ

百鬼「な、なんですってぇえええ?!」

憩「ち、ちょっと二人とも……」

玄「……えい」ポチッ

ピーピーピー

百鬼「なっ……あんたなに勝手にナースコール鳴らして……!」

ナース「はいはい、どうしましたか~?」

玄「すみませーん! この人がうるさくて眠れませーん!」ビシッ

百鬼「は、はぁ!?」

ナース「ちょっと百鬼さん……だったかしら? 本当なの?」

百鬼「い、いえあの、これはですね……!?」

玄「うわぁああああああん!! うるさくて眠れないよぉおおお!!」ジタバタ

百鬼(お前が一番うるさいでしょうが!!)

ナース「ご、ごめんなさいね! ……と、とりあえず百鬼さんは出て行ってちょうだい!」

百鬼「え、でも……!」

ナース「いいから!」グイッ

バタンッ

玄「……」ニヤッ

ナース「ごめんなさいね、なにしろ今日入りたてのアルバイトなものですから……」オホホ

玄「かまいません。あとはこちらの荒川さんに見ていただくので……」

ナース「あらそうですか。それじゃ憩ちゃん、あとはよろしくね?」

憩「え、あ、ちょ……!」

バタンッ

玄「やっと邪魔者はいなくなったねっ?」ニコッ

憩「や、やめてください……」

玄「そんなこと言って……本当は嬉しいくせに」モミモミ

憩「ぁ……んっ……」

玄「やっぱり憩ちゃんのおもちは最高なのです」モミモミッ

憩「そ、そんな激しく……っ」

玄「うふふ……これがいいのですか?」グニグニッ

憩「ぁぁ……んぁああ……っ!」

イイヨイイヨー

―――――――――――――――――――
その夜

憩「うぅ……もうやだよぉ……」シクシク

百鬼「ごめん……私がついていながら……」

もこ「……zzz」

憩「私……いつまでこんな生活に耐えなあかんの……」

百鬼「……憩、諦めちゃダメだよ!」

憩「でも! 藍子ちゃんももこちゃんも一日でバイト首になっちゃうし!」

憩「あの子だけじゃないんよ?! 他にもいろんな患者さんからエッチなことされて……」

憩「明日も、明後日も……そう考えると……」ブルブル

百鬼「……憩」

憩「もういやぁ……誰か助けてぇ……」ポロポロ

もこ「……zz……ん……ぁ?」

百鬼「もこ! なにあんたこんなときに寝てんの!」

もこ「……かめら」

憩「……え?」

もこ「かめらで……ぱしゃ」

百鬼「そうか!」ポンッ

憩「ど、どういうこと?」

百鬼「カメラに証拠おさめて警察に突きつければ、間違いなくセクハラで訴えることができる!」

憩「で、でも誰がそれを撮るの?」

百鬼「さすがに私たちは昨日の今日で病院に出入りすることはできないし……」

???「お困りのようっすね」

百鬼「そ、その声は……まさか!?」

桃子「どうも、鶴賀のステルスモモっす」

飯行きます

憩「……だれ?」

桃子「って知らないんすか……まぁいいっす」

桃子「それよりも今の話、協力してあげてもいいっすよ」

百鬼「な、なんで見ず知らずのあなたが……?」

桃子「それは話せば長くなるっす……」

桃子「ともかく、私は病院の人間に顔が割れていない上」

桃子「誰にも見つかることなく病院内に潜入することが可能っす」

憩「それはどういう……?」

桃子「まぁ見ててくださいっす」スゥ...

百鬼「き、消えた!?」

憩「うそっ!?」

もこ「……」ブツブツ

「ふふ……つまりはこういうことっす」

「信じられないかもしれないっすが、私は並の人間には感知されない程度に自分の存在感を消すことができるんす」

百鬼「あ、そういえば聞いたことがある……」

憩「藍子ちゃん……?」

百鬼「今年のインハイ……長野の地区予選に『姿を消す魔物』がいたって噂……」

百鬼「もしかして、それがあなたなの?」

桃子「そうっすよ」スゥ...

憩「……」ゴクリ

百鬼「頼みましょうよ、憩! こんなに心強い味方がいれば、絶対にセクハラ犯を捕まえられる!」

憩「そ、そうやね……」

もこ「……」ブツブツ

桃子「決まりっすね。それじゃ、明日の夜に決行っす」

―――――――――――――――――――

そして、明日

ピーピーピー

憩「はい、今伺います!」ダダッ

憩(そろそろ東横さんが病院に忍び込む時間やけど……)

憩(ちゃんと場所とかわかるんかな……?)

憩「……っと、ここか」

憩(たしかこの病室は……)

憩「……し、失礼します」ガチャ

???「待っていたよ、憩」

憩「え、ええ……どうかなさいましたか?」




憩「加治木さん」

加治木「いや、特に。ただ、君の顔がどうしても見たいと思ってな」

憩「……えっと」

加治木「そんなに固くならなくてもいい。こっちへ来て座ったらどうだ?」

憩「い、いえ……勤務中ですので」

加治木「患者の私が頼んでるんだぞ? 患者の要望に応えるのも、ナースの立派な勤めじゃないのか?」

憩「……はい」ストンッ

加治木「ふふ……」スリスリ

憩「……んっ……」

........ギリッ

憩「……?」

憩(今、かすかに歯ぎしりのような音が……)

加治木「憩はかわいいね」ナデナデ

憩「よ、よしてください……加治木さん」

加治木「そんな反応をするところがかわいいんだよ」

―――――――――――――――――――

憩「んぁ……や、やめ……」

加治木「君も感じてるだろう? ほら……」

桃子「……」

桃子(私と加治木先輩が別れてから一か月……)

桃子(別れを切り出したのは……先輩からだ)

桃子(私はそれがどうしても受け入れられず、口論の末、先輩を階段から突き落としてしまった……)

桃子(……先輩は何も言わなかった……本当に、なにも……)

桃子(先輩は突然私の前から姿を消した……後から人づてに大阪の病院へ転院したという話を聞いた……)

桃子(そして一週間前、私は電車を乗り継いで大阪までやってきた……)

桃子(ステルスモードを発動して、なんとかばれずに先輩の病室までやってこれた……)

桃子(なにかしようと思ったわけじゃない……ただ先輩が元気にしているかどうか確かめたいだけだった……)

桃子(そして、そこで見たものは……)

加治木「ふふ……」クチュクチュ

憩「はぁ……んぁ……っ……」

桃子「……」

桃子(担当のナースにセクハラまがいの犯罪行為をする先輩の姿だった……)

桃子(その時、私は涙も出てこなかった……)

桃子(ただ、病院を出て、これだけは思った……)

桃子(……先輩をこのままにしてはおけない)

桃子(それは、恨みかもしれない……妬みかもしれない……けど)

桃子(それでも、先輩にはこんなこと続けてほしくない……!)

ポチッ

ピーピーピー

加治木「な、なんだ? ナースコールが勝手に……」

憩「……」

憩(もしかして……東横さん?)

憩「わ、私……ちょっと事務室の様子見てきます!」ダダッ

加治木「お、おい!」

桃子「……」

桃子(……もう十分すぎるほど裏はとれたっすよ、加治木先輩……)

加治木「くそっ……」

桃子「……」

ギギッ...

桃子「さよならっす……加治木先輩」

バタンッ

加治木「……?」

加治木(……モモ?)

―――――――――――――――――――

憩「はぁ……はぁ……」

「お疲れ様っす。ナースさん」

憩「あ、東横さん……えっと、その……と、撮れましたか?」

桃子「バッチリっすよ……って言ってもあまり気分のいいことではないでしょうっすけど」

憩「い、いえ……これもセクハラから解放されるためですし!」

桃子「……」

桃子(ナースさん……私はあんたがうらやましいっすよ……)

憩「……? 東横さん?」

桃子「あ、ごめんなさいっす……それより、早くこの証拠を警察に叩き付けましょうっす」

憩「は、はい!」

「~~~♪」

桃子「……? この鼻歌は?」

憩「……まさか」

「お~もち~♪ お~もち~♪ どこへゆく~♪ ……っと」

「あれ、憩ちゃんだぁ!」

憩「ま、松実さん……!」

玄「どうしたの? そんなビデオカメラなんて抱えて」

玄「それと……」チラッ



玄「そっちのすんばらしいおもちをお持ちの方はどなたかな??」

桃子「……!?」ビクッ

桃子(ま、まさか……ばれるなんて……!)

憩「え、えっと……その……」

玄「んふふ~、はじめまして~♪ 私、松実玄っていうんだぁ! よろしくね~」モミッ

桃子「んぁっ……!」

憩「東横さん!」

玄「んっふ、いいおもち~♪」モミモミッ

桃子「んっ……くぅ……」

桃子(先輩以外の手で……触られるなんて……っ)

桃子「な、ナースさん! 私のことはいいから早く行ってっす!」

憩「で、でも……!」

熱い展開

桃子「いいから! そのカメラさえあれば、ほかのセクハラ患者も芋づる式に捕まるはずっす! だから……!」

憩「……っ」

憩「わかったわ!」ダダッ

玄「あれ、どこ行くの~?」

桃子「くっ……お前の相手は、この私っす!」

玄「んふふ~、そんなに私におもち揉まれるのが好きなんて、とんだド変態さんだね~♪」モミモミ

桃子「んあぁっ……!!」

玄「うふふ~、安心して……あなたのおもちは私がたっぷりと可愛がってあげるからね~♪」ワキワキ

桃子「……くっ」

桃子(悔しい……悔しい悔しい悔しい……!!)

桃子「んっ……ぁああっ……!!」

桃子(こんな奴に……こんな奴に私の……!)

桃子「……っ」ポロッ



先輩……

―――――――――――――――――――

「先輩」

「なんだ?」

「私たち……ずーっと、一緒っすよね?」

「……」

「……先輩?」

「……ああ……ずーっと、一緒だ」ニコッ

「へへ……」

―――――――――――――――――――

「やめろおぉおおおおおおお!!!」

ドスッ

玄「ぐへぁ!!」

ドンガラガッシャーンッ

桃子「……はぁ……はぁ……」

「……」

「……モモ」

桃子「か、か……」

加治木「……」

桃子「加治木……先輩……」ポロッ

加治木「……モモ……っ」ダキッ

桃子「……うぅ……先輩の、……バカ……」

加治木「ごめん……ごめんな……」

加治木「最低の先輩で……本当にごめん……」

桃子「……っ……うぁ……」

桃子「うわぁあああああああん!!」

―――――――――――――――――――

こうして、荒川クリニック同時多発セクハラ事件は幕を閉じた
加治木さんは、東横さんと別れたことによる寂しさを埋め合わせるために、私に対しあのような行為に及んだと自白した
私は訴えを取り下げることも考えたが、加治木さんが自らそれを断った
「自分の犯した罪を償わないと、これからきちんと桃子と向き合っていけない気がする」そう仰っていた

―――――――――――――――――――

百鬼「しっかしよかったね~、無事に事件も解決できて」

憩「藍子ちゃん、何もしてないじゃん……」ブスッ

もこ「……」ズズッ

百鬼「あはっ、あはははは……」

百鬼「まぁ今回の一件で病院の監視体制も強化されたことだし、セクハラなんてまず起きないでしょ!」

憩「そうだね……」

心の憂いも消え、私は空を見上げる
こんなにも空が美しく見えたのはいつ振りだろう……
そんなことを考えながら、私はこの三人で過ごす当たり前の時間が、何よりもかけがえのないものだと感じたのでした

「あら……あなたもしかして荒川憩さん?」

憩「え、はい、そうやけど……あなたは?」

「ああ、ごめんなさい、申し遅れたわ」

「私、インハイ長野県代表の竹井久っていうの」

憩「あ、長野県っていったら東横さんの……」

久「あら、東横さんを知ってるの?」

憩「え、ええ」

久「……もしかしたら、これも何かの縁かもね」

憩「え?」

久「ちょっとそこの喫茶店でお茶でもしない?」ニコッ



カンっ

乙乙

かじゅが最初に別れを切りだした理由は何だったんだろう

>>180
モモが重すぎてイヤになり別れたけど、実際離れてみたら恋しくなって云々……

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