モバP「「おくちチャックだ!」(110)

事務所


キャーキャーワイワイ

P「カタカタカタカタ(事務仕事)」

キャーヤガリマスーデスワ

P「カタカタ」

ワカルワffdyーマァマァメガネドウゾ

P「ふぅ」

P「こうらお前達、あんまり騒がしくするんじゃない」

仁奈「むー?」

薫「あ、ごめんなさいせんせぇ」

P「全く…仕事が無くたってここは事務所だ、遊ぶ場所じゃないんだぞ?」

P「アイドルたるもの常日頃からそういう所からだな」

仁奈「でもお仕事が無いのはプロデューサーのせーじゃごぜーませんか?」

P「うっ」

薫「だ、駄目だよ仁奈ちゃん…」

ありす「…………ペラッ(読書中※推理物)」

小梅「…………ペラッ(読書中※ホラー物)」

P「あーそれはだな」

仁奈「仁奈達は最近退屈でしょうがねーのでやがりますよ?」

P「俺も頑張ってはいるけど…たまたま今は都合がその…ほらハハハ」

薫「せんせぇ…薫達もう駄目なのかな?」

P「ぐぬぬ…」

桃華「そこまでですわ」

仁奈「がお?」

薫「え?」

P「桃華、俺を庇って…」

桃華「確かに今の私達にお仕事はありませんわ…Pちゃま、だらしなくてよ?」

P「」

桃華「ですがそれが事務所で騒いでいいという免罪符にはなりませんわ」

仁奈「う゛ー」

薫「あぅ…」

P「そ、そうだな!桃華の言うとおりだ!」

桃華「私のPちゃまならきっとお仕事を持ってきてくれます」

桃華「それまではゆっくり待てばいいのです、アイドルの前に淑女としてのたしなみですわ」

ありす「………ペラッ(さり気無く私のって言った)」

桃華「はい、解ったら事務所で騒がしくした事をPちゃまに謝りなさい」

仁奈「そうでやがりますね…ごめんなさいプロデューサー」

薫「うんごめんねせんせぇ…」

P「あ、あーいや…いいさ、俺がもっと仕事をとってこれたらこうはならなかったんだし」

桃華「その通りですわね」

P「」

桃華「仁奈ちゃんの言う事も一理ありますわ」

桃華「私達にお仕事があれば全て解決する話ですのに」

P「アハハハハ桃華は厳しいナー」

桃華「情け無い顔…Pちゃまも殿方ならばもう少し甲斐性を見せてくれませんこと?」

P「」

仁奈「そーでごぜーます!プロデューサーのかいしょーなし!」

薫「せんせぇのかいしょうなし!」

ありす「…………ペラッ(意味解って無いだろうなあ)」


P「……………っふ」

P「っふふふふ…言いたい放題言ってくれるじゃないか」

薫「かいしょー、わっ」
ヒョイ

ありす「……………(!?)」

仁奈「おープロデューサーから抱っこ何て珍しいです」

桃華「ゆくゆくは私の旦那様となる身ですからもっと逞しく…あら?」

薫「せんせぇ?どうしたの?」

P「そーいう悪い事を言う子はだな」

P「こうだっ!」
ムニィ

P「お口チャック!」
ムニー

薫「んんんー!?」
モガモガ

仁奈「すげー顔になってやがります!」

薫「ひゃひゃふへへよー」

P「んん?甲斐性無し呼ばわりした悪い口はどれだ?これかな?」
ムニムニ

薫「ふひゃひゃは…ふぇんふぇーくすひゅっひゃ…あははは!!」

P「ふははははは」

ありす「…………チラチラ」

小梅「…………ペラッ」

桃華「(ぴ、Pちゃま…あんな乱暴に…無理やり…わ、わたしく…)」

桃華「って呆けてる訳にはいけませんわ!」

P「ん?」
ムニムニ

薫「ひゅふふはー」
トローン

桃華「お二人ともはしたないですからお止めになって下さいまし!(このぼんやりとした目…一体どんな心地で)」

P「そうだな薫にはもう止めるか」
パッ

薫「っ…っは…あれ、せんせぇ…もう終わり…?」

桃華「大丈夫ですか?ほら涎まで出して…今拭いて差し上げ(薫ちゃんに…『は』?)」
ヒョイッ

桃華「あら?」

P「よお」

仁奈「捕らわれ羊の気持ちになるですよ」

桃華「」

P「ニッコリ」

P「次はお前達の番だああああ」

仁奈「わひゃー」

桃華「きゃああああっ!?」

P「オラオラオラオラ」
ムニムニ

仁奈「ふへーでやはりまふ」
モガモガ

桃華「ふぃ、ふぃーふぁま!?はめへふ!」
モガモガ

P「ふはははは面白い顔だなあお前ら!!」

ありす「…………ペラッ(やっぱりいいや)」

小梅「…………スヤスヤ」

仁奈「むふひふりょくほうしはなんへふほひゅーさーはひひょーへやはひはふ」

P「勝てばよかろうなのだァ」
ムニー

仁奈「はひをふふはぁーッ」

桃華「はめ…だめ…でんむっ」

P「ん?桃華さっきまでの威勢はどうした?」
ムニムニ

桃華「れ、れへぃのおかおをひやふふさわるはんへ…へーへふでふ!」

P「何言ってるか解らん、しかしいいさわり心地だ」
ムニムニ

桃華「うれひふあひはせん!…それひ」

P「ん?」

桃華「わたくひの…ほんなへんはかおは…見はいで下さいまし…」

P「…………」

桃華「(こんなはしたない顔をPちゃまに見られるなんて…わたくしもう…)」

P「なーに大丈夫、どんな顔でも桃華は可愛いままだ」

桃華「っ!?Pひゃまいまなんほ…?それひやっぱひわかっへらひへ」

P「やっぱり何言ってるかさっぱり解らんなー(棒)」
ムニムニムニー

桃華「~~~~っ!!へ、へんはい!Pひゃまのへんはいへんはいへんはい!」

P「おっと、そんなに暴れると危ないっって」

仁奈「ふほひゅーはーひはひももっほふよくおねげーひまふ」

薫「むー!二人ともずるいよ!せんせぇかおるにももーいっかい!」

P「お前ら…自分から求めていくのか…(困惑)」

桃華「いいはらはなひへーくらさいましー!!」

お風呂に行きます

保守ありがとう

少し離れた場所

ギャーギャーワイワイ

ありす「はあ、事務所で遊ぶなって言ったのは何処の誰なんですか」

小梅「……ん…ん?」

ありす「あ、気づきました?」

小梅「う、うん…何か…あったの?」

ありす「プロデューサーが皆にお口チャックをしてるんですよ」

小梅「!?」

ありす「桃華ちゃん何て嫌がってるのに無理やり…セクハラですっ」

小梅「嫌が、る…む、無理…やり…?」

ありす「私達が子供だからって…あれ?小梅さん?」

小梅「お…お口…チャック…無理やり……」

ありす「???」

………
……



P『騒ぐ悪い子には』

P『お口チャックだ』
スッ

薫『針と糸…?せんせぇソレどうするの?』

仁奈『仁奈には解りやがりました!お裁縫でごぜーますね!お手伝いするですよ!』

P『くっくくく、お手伝い何ていらないさ…優秀な助手がいるからな…なあ小梅?』

小梅『…は、はい』

P『そして裁縫されるのは…ひひひ』

ありす『……………ブルッ』

仁奈『ありすおねーさんどうしやがりました?』

薫『せんせぇ?何をお裁縫するの?』

P『お前達を芸術品に仕立てや…仕立てあげてやんだよ!』

小梅『…………あは』

桃華『Pちゃま…どうか、どうか正気にお戻りになって…』

ありす『誰か…助けて…っ』

P『ひゃははははは』



……
………

小梅「………うふ…うふふふ…」

P「何笑ってるんだ?」

小梅「っ!?」

P「あ、すまん、驚かせちゃったか」

小梅「プ、プロデューサー…いつか、ら」

P「ついさっき、橘から様子がおかしいいいて言われて見にきたんだ、大丈夫か?」

小梅「え、えっと…あの…」

P「調子が悪いならちゃんと言ってくれよ?すっかり上の空だったぞ」

P「(おまけにくすくす笑っててちょっぴり怖かった)」

小梅「は…はい…ごめ、ごめんなさい」

小梅「…あ…ちょ、ちょっと待って…て…」
ゴソゴソ

P「うん?」

小梅「…これ」
スッ


P「裁縫セット?」

小梅「…あの…これ……その…」

P「…?お裁縫するのは構わんけど針の扱いは注意しろよ、刺さったら痛いし無くしたら危ないからな」

小梅「………………はぃ」

P「(目に見えてうな垂れてしまった)」

小梅「……………」

P「(落ち込んでる…みたいだけど)」

小梅「……………」

P「(理由がわからん)」

小梅「…はあ」

P「(このままほうっておくわけにもいかんし何をして欲しかったのか考えてみよう)」

P「(いつものように隅で大人しくしてた、何故か上の空になっていたので話しかけたら裁縫セットを渡してきた)」

P「…ん?裁縫セッ…ト…………!!ティンと来たぁ!」

小梅「わっ…?!」

P「ああ何度も驚かしてごめん、だが大丈夫だ」

小梅「え?…え?」

P「お前が何を考えていたか今理解したからな!」

小梅「………っ!」

小梅「ほ、ほんと…?」

P「ああばっちし、気が利かなくて悪かった」

小梅「………そんな…こと、ないです」

P「そりゃ確かに自分からは言い出しにくいよな」

小梅「う、うん…ごめんな…さい(幾らなんでも…事務所の皆で想像するのは…駄目だよね)」

P「謝らなくていいって、それじゃ早速やってやるからな」


小梅「え?」

小梅「あ、あの…何を…言って…」

P「今更遠慮するなって」
ガッシ

小梅「きゃ…(え?え?)」

P「覚悟はいいか?俺は出来てる」

小梅「や…やだ…駄目…(嘘、嘘だよね?)」
ジタバタ

P「可愛らしい抵抗だなーワクワクしてくる」

小梅「(私があんな事考えたから…?でもこんな…)

P「じゃあいくぞ」

小梅「………っ!!!」

P「えい」
ムニィ

小梅「………ふへ?」

P「うらうら」
ムニー

小梅「……………」

P「おらおら」
ムニムニ

小梅「……………」


P「あれ?」

小梅「……………」

P「えーとその…抵抗してもいいんだぞ?口の端伸ばされたり揉まれたりくすぐったくないか?」

P「というかしてくれないと俺イケナイ事してるみたいで気まずいんだが…」
ムニムニ

小梅「……………」

P「いやほら、さっきお口チャックして遊んでたから」

P「実は小梅も混ざりたかったのかなと」

P「でも直接言いにくいから裁縫セットだけ渡して」

P「お口チャックはつまり裁縫、裁縫セットはそれを俺に察してくれってメッセージ」

P「そう受け取ったけど…違ったか?」

小梅「……………」

P「ち、違ったなら…その、ススススマン…こんないきなりされて…嫌だったよな、いやスマンすぐ離れるから─」

小梅「……………」
ギュッ

P「っ?」

小梅「ううん…違わ…ない」

小梅「こうして…私も…遊んで欲しかっ…た」

P「でもさっきの嫌がり方は」

小梅「…私…す、すごく安心…です」
ムギュウ

P「そ、そうか?セクハラになってないか?」

小梅「は、はい(…あの想像のプロデューサーさんより…こっちの方がずっと…いい…)」

小梅「(あんな事考えちゃって…ばちがあたったのかなって思ったけど…)」

小梅「えへへ…ありがとうございます」

小梅「わ…私……い、今凄く嬉しい…です」
ギュー

P「………………」

小梅「…………♪」
スリスリ

P「っふ…流石俺だな、やはり間違っていなかった」

P「(いや本当良かった、趣味が趣味だしあんまり心開いてくれないと思ってたが)」

小梅「……ん」

P「(こうして見てると歳相応の子だ、構えてた俺が馬鹿だったな)」
ナデナデ

P「よし、これから好きな時にお口チャックしてやるぞ!」

小梅「…ほ、本当?」

P「勿論だとも、好きなだけムニムニしてやるからなー」

小梅「えへへ…」

P「というよりお前じゃないとやれないとも言えるが」

小梅「え…ええ?!プ…プロ…プロデュー…サーさん?」

P「ん?どうした?(小梅以上の歳になると完全にセクハラだからな)」

小梅「………あぅぅ」

P「俺何か変な事言って────」



凛「ふーん、そうなんだ」

P「お、凛か、どうした…って」

P「(やだ…養豚場のブタを見るような目で俺を見てらっしゃる)」

凛「ま、いいけどね、私には関係ないし」

杏「杏は危ないかなーくわばらくわばら」

P「…?お前ら様子がおかし」

バターン
桃華「Pちゃま!さっきから何してるんですの!」

薫「あー!またムニムニしてるー!」

仁奈「プロデューサーは女だったら誰でもムニムニしやがるなんてせっそーなしでやがります!」

P「誰が女だ!お前ら相手だからこそコレは出来るのであってだな」
ムニムニ

小梅「…あ…あぅ…うう」

凛「……………ブチッ」

杏「わーお」

P「は、話せば解る!だから」

凛「プロデューサーが人の道から外れない前に助けてあげるんだよ」

P「人の道から外れない(セクハラ)事しか(13歳以下くらいの子供相手とのお遊び)やってない!」

凛「人の道から外れない(純愛)事しか(でもロリと合意を得てヤる事ヤってる)やっていない…?益々最悪っ!」

小梅「り、凛…さん…プロデューサーさんは…何も…」

桃華「そうですわ!Pちゃまは駄目な人ですけど、そんな目に…ああ」

杏「プロデューサーは純愛派なんだねー杏としてはコレなら許容してあげてもいいかな」

薫「杏おねーさん?どうして薫達は見ちゃ駄目なの?」

仁奈「これじゃーつまんねーです」

杏「お子様には刺激が強いからねー」

P「」

小梅「そ、それいじょう…プロデューサーさんいじめるなら…私」

凛「ふん、いいよ一緒に相手してあげる」

杏『だってプロデューサーに抱きしめられて愛撫されてた子なんて許さな』

凛「ギロッ」

杏「~♪」


………
……






ありす「………ペラッ」

ありす「…はい?なんですか?」

ありす「あの後一応誤解は解けたそうですよ」

ありす「ただ小梅さんがすっかりプロデューサーに甘えん坊になってしまって」

ありす「凛さんの凍て付くような視線が怖いこの頃です」


ありす「…え?私はお口チャックされなくていいのかって?子供だからやってもらえるって?」

ありす「結構です、普通はあんなセクハラされたくありません」

ありす「………ペラッ」












ありす「…されたく無いですってば!」


おしまい

保守や支援ありがとうございました
小梅ちゃんが好きです

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