魔王「勇者が弱すぎるからちょっと安価で協力してくれ」 (189)

魔王「ちーっす、俺魔王な」

魔王「俺はこの世界の魔王なんだけど、もちろん勇者もいるんだわ」

魔王「それでさ、その勇者が驚くほど弱いんだわ、もうマジで、スライムもビビってた」

魔王「こっちとしてはさ、さっさと勇者に成長してもらって、倒されなきゃなんねーのよ」

魔王「ゲームおわんねーし」

魔王「でも魔王軍は脳筋ばっかでさぁーなかなか陰で勇者を強くする決定的な方法が出てこないんだわ」

魔王「そこで暇を持て余した諸君に協力を得たいわけだ、ちなみにこれ水晶経由の異世界通信な」

魔王「というわけで勇者を強くする方法、オナシャス」

>>4

おっぱいprpr

魔王「おっぱいprprってお前……」

魔王「誰のをだよ!」

魔王「というかそれは本当に勇者を強くする案なのでしょうか!?」

魔王「早くも本筋からズレてる気がするぞ、大丈夫かこの企画」

魔王「とりあえずだ、誰のおっぱいをペロペロするのか聞こうか?」

>>9

魔王

魔王×魔王
魔王がオンリーワンとは言っていないしなぁ

魔王「あのねぇ」

魔王「俺の胸におっぱいはないんだよ?」

魔王「そこにはたくましい胸筋しかないんだよ?」

魔王「いや、でもやればできるかもしれん、試してみよう」

魔王「まずを服を脱ぎます、そして目一杯下を近づけます! うおおおおお!!」

▼ガチャ

側近「魔王様、失礼しま……」

魔王「(;゚Д゚)!」

側近「( ゚Д゚)!?」


▼……ガチャ


魔王「……後で誤解を解かないと」

魔王「おまえら恨むからなマジで、とりあえずもういいだろ次の案出せよ」

魔王「後>>12お前はなかなか賢いと思ったが魔王は1人だ」

>>21

剛力彩芽を召喚

魔王「ゴー……リキー? なんか強そうな名前だな、異世界の魔獣か?」

魔王「よし、さっそく召喚してみようじゃないか、アブラカタブラ……」

▼魔王は剛力彩芽を召喚した!

剛力「はい、そうなんで……あれっ!?」

魔王「良くぞ参ったゴウリキアヤメよ、我が計画に協力するがいい」

剛力「ちょっちょっと待ってください、ここどこですか!?」

魔王「うむ、俺は魔王でな、異世界の者と通信した結果お前を召喚することになったのだ」

剛力「そ、そうなんですか……」

魔王「具体的には『弱すぎる勇者をなんとかして強くする』という計画なのだが、お前ならどうする?」

剛力「そうですね……>>30とか」

>>30

ゴリ押しで勇者に

剛力「ゴリ押しで勇者に……とか」

魔王「ゴリ押しで勇者になんだ?」

剛力「いえ、魔物をゴリ押しで戦わせまくればすぐ強くなると思います」

魔王「ふむぅ、全滅が心配されるが今までで1番まともだな、よし採用しよう」

剛力「はぁ」

魔王「ところでゴウリキよ、お前は戦えるのか?」

剛力「いや無理です」

魔王「なんだそうか、じゃあもう戻って良いぞ、ご苦労であった」

▼魔王は剛力彩芽を異世界に戻した!

魔王「よし、そうと決まればさっそく魔物を派遣しよう!」

▼翌日…

側近「申し上げます、勇者のパーティーが瞬殺されました」

魔王「やっぱダメかーはっはっは」

魔王「ダメだったってよ、次の案頼むわ」

>>36

kskst

はぐれメタルを大量に贈る

魔王「おおっ! >>37! お前頭良いな!」

魔王「いやー素直に感心させられたわ、はぐれメタルを倒せばすぐ経験値上がるもんな!」

魔王「そうと決まればすぐ派遣だ!」

▼翌日…

側近「申し上げます、勇者のパーティーが全滅しました」

魔王「嘘やん」

側近「どうも遭遇→戦闘→逃走→遭遇のパターンで勇者パーティーのHPが徐々に削られていったのが問題のようです」

魔王「なんで逃げちゃうのはぐメタ! 勇者たちもなんで薬草とか持ってないんだよ! 僧侶とかいないの!?」

側近「僧侶はいるようですが回復魔法をまだ覚えておらず、薬草を買う金はもうないようです」

魔王「びっくりするほど貧弱!」

魔王「おいおい奴ら思った以上に弱いぞ……これを上回る作戦を編み出してくれ! 頼む!」

>>45

勇者弱すぎわろた

魔王「うん、俺も弱すぎて弱ってる」

魔王「さて安価下でもないしどうしようかと思うんだけど」

魔王「今回は最安価にしようと思う」

魔王「次から安価ミスったら安価下でいくわ」

>>53

>>48

魔王「変装か、相手に相談するとかもう切実だな」

魔王「まぁ変装できる魔法があるしこの際なりふり構ってられん、行ってみよう」

▼魔王は変装の魔法を使った!

魔王「これでよしと」

▼ガチャ

側近「魔王様、失礼しま……!? 貴様! 何者だ!」

魔王「えっ、いや俺は」

側近「問答無用、衛兵! くせ者をひっ捕らえろ!」

魔王「何者って言ったじゃん! 何者って聞いたじゃん!」

▼人間国の領土

魔王「結局逃げてきたみたいになった……また誤解とかされてそう」

魔王「今は勇者パーティーを探すことに専念しよう、さて奴らは今どこだ?」

>>60

おっパブ

魔王「なるほど(ビキィッ)」

▼人間国のとあるおっパブ

勇者「○○ちゃんかわいいね~、乳首ダブルクリックしちゃうぞ♪」

女A「キャーもう勇者様ったらおっさんみたいー!」

勇者「はっはっは!」

▼おっパブの外

魔法使い「……」

老人(魔王)「おやお嬢さん、こんな所で何を?」

魔法使い「いえ、なんでもないんです」

老人(魔王)「私は占い師なのですが、あなたの目を見る限り何か悩みを抱えているように見えますな」

老人(魔王)「女1人でこんな所にいる以上、何かあるのでしょう」

魔法使い「……」

魔法使い「実は……」

老人(魔王)「なるほど、仲間の勇者様がここに入り浸りでろくに修行もしないのだと」

魔法使い「はい……戦士さんと僧侶さんも愛想を尽かして先日抜けてしまったんです」

老人(魔王)「やべぇもっと弱くなった」

魔法使い「えっ?」

老人(魔王)「い、いえなんでも……それで、あなたはなぜ出ていってしまわないのですかな?」

魔法使い「はい、私と勇者は元々幼馴染で、小さい時の勇者は真面目だったんです」

魔法使い「でも初戦で運悪く全滅してしまって以来、戦うのが怖くなってしまったみたいなんです」

魔法使い「それ以来、王様に貰ったお金でずっと……」

老人(魔王)「50Gで済ませろよな……」

魔法使い「え?」

老人(魔王)「い、いえなんでも……つまりあなたは彼がやる気を起こせばまた戦ってくれると信じているのですな」

魔法使い「はい!」

老人(魔王)「それにしても、どうすれば彼がまたやる気を起こすことができるのでしょうな?」

魔法使い「>>72すればできると思うんですが……」

>>72 メシ すぐ戻れると思われ

人体改造

魔法使い「人体改造、すればできると思うんですが……」

老人(魔王)「なるほど、人体改造かね?」

魔法使い「ええ、もう心と体の両方からすこぉしづつ」

老人(魔王)「ほぅ!」

魔法使い「私の経験ですと、あと一カ月もすれば
     レベルが2~3ぐらい楽に上がるはずなんですよ
     …………うふふ、うふふふふふ」

老人(魔王)「それでは少し遅くないかね?」

魔法使い「仕方ないじゃないですか、この辺りは
     良い薬草ないんですから、うふふふ」

老人(魔王)「薬物かね?」

魔法使い「専門なんです」

老人(魔王)「では、こんな薬とかはいかがかね?」

>>76

モンスター化する薬

戻りましたよ

魔法使い「人体改造すればできると思うんですが」

老人(魔王)「なにそれ凶悪」

魔法使い「いや、その、なんというかですね、とにかく一定以上まで強くすれば負けることはないわけですから」

老人(魔王)「ああ、まぁその通りですな」

魔法使い「人体改造をやろうと思ってもそんな魔法も技術もありませんし……はぁ」

老人(魔王)「ふむ、まぁ頑張りなされよ」

魔法使い「はい……」


魔王「結局のところ実行できそうにもない事しか思いつかないみたいだわ」

魔王「どうすんよー? 知り合いに人体改造できそうな奴も薬持ってる奴もいないぞ」

>>83

自分たちが勇者に倒されるぐらいに弱体化する

魔王「>>83ッ! 僕は今ッ! 君の発想力に『感動』しているッ!!」

魔王「そうかそうだよなぁ、俺らが弱くなればいいんだよ、逆転の発想だな」

魔王「弱体化の魔法なら存在するから、それをかけて戦わせればいいわけだ!」

魔王「なんで最初からそうさせねーんだよ、これで全部解決だぜ!」

▼魔王城

魔王「今戻った! おい側近!」

側近「魔王様! 今までどこに」

魔王「それは後回しだ、実はかくかくしかじかという名案が出てな!」

側近「なるほど、弱体化魔法なら魔物でも使えますね!」

魔王「ああ、早速決行だ!」

▼翌日…

側近「申し上げます、やっと勇者パーティーが魔物を倒しました!」

魔王「おお! やったね!」

魔王「よし、この作戦で様子を見よう」

魔王「フンフンフーン♪」

側近「申し上げます」

魔王「おうなんだ、そろそろ勇者たちが船に乗った頃か?」

側近「いえ、それが……」

魔王「ん?」

側近「どうやらカンダタに全く歯が立たないようでして」

魔王「え、なんでよ」

側近「カンダタは我が配下にあらず、弱体化魔法がかかっておりません」

側近「さらに、今まで手を抜いてきた分ヌルい勇者は、容赦無いカンダタの猛攻に恐れをなしてまたおっパブ通いだそうです」

魔王「死ねよアホ勇者」

魔王「ちぃ、どうやらカンダタをどうにかする必要があるな、おまえら頼む」

>>92

刃物だけもたせてすっぽんぽんにする

俺が行く

魔王「よし、行ってくる」

魔王「個人的に>>93が行くのも面白そうだったが」

▼シャンパーニの塔

カンダタ「へっへっへ、勇者の奴、全然大したことねぇぜ!」

カンダタ子分「さすが親分ですぜ、へっへっへ」

魔王「おっすオラ魔王」

カンダタ「ウホアッ!?」

魔王「アブラカタブラ~……そーれっ!」

▼魔王は呪文を唱えた!

▼カンダタとカンダタ子分は裸になった!

カンダタ「キャー///」

魔王「なにそのリアクション」

カンダタ子分「てっ、てめぇ! いったい何の魔法をかけやがった!」


魔王「『一生服が着れない魔法』さ」

カンダタ&カンダタ子分「(;゚Д゚)!?」

▼その後

側近「申し上げます、勇者のパーティーがカンダタを撃破しました」

魔王「おう、やったか」

側近「はっ、カンダタたちは体を隠そうとするのに必死だったそうです」

魔王「なぜ彼らはそのような羞恥心を持ち合わせているのだろうか?」

側近「……ところで、『一生服が着れない魔法』をかけたそうですが、そんな魔法存在するのですか?」

魔王「いや、変装できる魔法をかけて服が見えないようにしただけ、実際は着てる」

側近「なるほど、恐れいりました」

▼その後

側近「申し上げます」

魔王「おう、今度はなんだ、そろそろ船手に入れたか?」

側近「いえ、勇者がきんのかんむりを渡したのですが、その後王になって王様ライフを満喫してます」

魔王「勇者殺すぞ……」

魔王「なんとかして王を辞めさせないと……おまえら頼む」

>>100

俺が王になることだ

魔王「なってるじゃん」

魔王「いや待て、そういう事じゃないな……そうか、そういうことか」

▼ロマリア

勇者「??ちゃんかわいいね~、乳首ダブルクリックしちゃうぞ♪」

女B「キャーもう王様ったらおっさんみたいー!」

勇者「はっはっは!」

王(魔王)「勇者殿」

勇者「えっ!? こ、これは元王様」

王(魔王)「なーにが『元王様』じゃ! せっかく王にしてやったのに遊び呆けおって」

勇者「い、いや、でも」

王(魔王)「問答無用! 出てゆけーっ!」

勇者「おわーっ! すすすみませんでしたぁ!」

▼その後

魔王「俺頑張ってるよね……」

側近「お疲れ様です」

▼その後

魔王「グオー……」

側近「申し上げます」

魔王「うおっ! おっおうなんでい」

側近「江戸っ子ですか……勇者一向の件についてなのですが」

魔王「おう、さすがにもう船ゲットしたっしょ」

側近「……」

魔王「……言ってみろ」

側近「実は、ピラミッドでどうしてもおうごんのツメを手に入れようとして全滅を繰り返しているようです」

魔王「あーはいはい売ったら高いもんねー四肢を引き裂いてやる」

魔王「弱体化させてもあの連戦はキツいわ、おまえらどうにかしてくれ」

>>110

俺が出向く

▼異世界からID:11Cit/cd0が召喚された!

魔王「お?」

ID:11Cit/cd0「フッ……お前が行くまでもねぇ、ここは俺に任せな」

魔王「おお、さすがイケメンのおまえら! よし、任せたぞ!」

▼ピラミッド

戦士「くそっ、キリがねぇぜ! おい勇者、お前も手伝え!」

勇者「びえーん! 助けて僧侶ちゃーん!」

戦士「ああもう! 戻ってくるんじゃなかった!」

僧侶「勇者様しっかりしてくださぁ~い……え?」

魔法使い「む、向こうからすごい光が……!」

▼ID:11Cit/cd0が現れた!

ID:11Cit/cd0「俺の技を喰らえ!」

▼なんと! ゾンビたちが浄化されていく!

魔法使い「すごいわ! イケメンすぎてゾンビが浄化されていく……!」

ID:11Cit/cd0「ここは俺に任せて逃げろ!」

戦士「ハァハァ……なんとか脱出できたぜ」

魔法使い「それにしてもあの人は一体何者だったのかしら……」

僧侶「きっと、女神様が使わしてくれた使者ですよ!」

▼魔王城

魔王「俺だよ」


▼その後

魔王「次にお前は申し上げますと言う」

側近「申し上げま……はっ!」

魔王「ちょっと慣れてきたわ、それで進行具合は?」

側近「はい、船も手に入れて大分進んできましたが、オーブが全然見つからないとゴネています」

魔王「釜で煮てやろうか」

魔王「しかしオーブが見つからない、か……どうしようか?」

>>119

オーブを集めてプレゼント

魔王「良いのかな、それは」

魔王「う、うーん、まぁおまえらの意思だし信用してみるか」

▼海賊の家

魔王「えーと、確かこの辺りに……」

▼魔王はレッドオーブを手に入れた!

魔王「よし」

海賊A「おい、宝物庫から物音がするぞ」

海賊B「見てみるか」

魔王「やべっ!」

海賊A「うおっ!? し、侵入者だー!」

魔王「逃げろー!」

▼テドン

囚人「私はこの時を待っていました、さあこのオーブを!」

▼魔王はグリーンオーブを手に入れた!

魔王「俺魔王だけどな」

▼地球のへそ

神父「例え1人でも戦う勇気が……なぜ1人なのだ?」

勇者(魔王)「触れないでください」


石像A「引き返s……あれ? 魔王様じゃないですか!」

魔王「おう、オーブどこよ?」

石像B「あっちの方向っすよ、魔王様がなんでここにいるんすか?」

魔王「触れないでください」

▼魔王はブルーオーブを手に入れた!

▼ジパングの洞窟

魔王「おっす、ここ暑くないの?」

やまたのおろち「あれ? 魔王様ちーっす」

魔王「おう、ちょっとオーブ貰える?」

やまたのおろち「いいけどどうしたんっすか?」

魔王「触れないでください」

▼魔王はパープルオーブを手に入れた!

ネクロゴンドのほこら

大臣「なんとここまで辿り着こうとは! そなたたちならきっと魔王を倒してくれるであろう」

勇者(魔王)「ソーデスネー」

大臣「さあこのシルバーオーブを受け取るが良い!」

▼魔王はシルバーオーブを手に入れた!

▼酒場

店主「あら勇者さん、どうしたんだい? いつものお仲間は?」

勇者(魔王)「いやー商人の仲間が欲しいなーっていうね……あいつらは今休暇だ休暇」

店主「休みがあるなんて初耳だね……」

▼商人の街

商人「やあ勇者さん、わたしですy」

勇者(魔王)「そういうのいいから、オーブどこよ」

商人「え、わたしの家に……」

勇者(魔王)「よし、牢獄生活頑張ってねー」

▼魔王はイエローオーブを手に入れた!

▼森

勇者「オーブってどこだよぉ~全然みつかんねぇよぉ~」

戦士「勇者、なんで俺たちはずっと森の中を探してるんだ?」

勇者「ん? オーブってオームの仲間だろ?」

戦士「ちげぇよっ!!」

僧侶「また無駄骨ですか……」

魔法使い「もうやってらんな……ん? 見て、あそこに何かあるわ!」

▼なんと!6つのオーブを見つけた!

勇者「よっしゃオーブみっけた! ホラ俺の言ったとおりだろ!」

戦士「す、すげー」

▼魔王城

魔王「あいつやっぱり切腹させたほうがいい」

側近「申し上げます」

魔王「おう、バラモスちゃん倒した?」

側近「はい……というか、魔王様がバラモスでは?」

魔王「ポジションゾーマだって事にしておいてくれ……ちょっと行ってくるわ」


▼その後


魔王「……ただいま」

側近「どうなさいました?」

魔王「宣戦布告してきたんだけど何か勇者にめっちゃ正義面された」

側近「うわぁ……」

▼その後

側近「申し上げます」

魔王「今度はオリハルコンの位置がわからないとか言い出したんだな? よしおまえらにどうすればいいか聞くか」

側近(で、出番が危うい)

>>137

四天王派遣

魔王「この期に及んで!?」

魔王「しかも派遣する意味……いや待て、よしこうしよう」

▼ドムドーラ

勇者「ないわーオリハルコンないわーおっパブ行きたい」

魔法使い「死ねっ!」

僧侶「どこにもありませんよ~う……」

戦士「なぁ勇者、こういう時って盗賊の能力が必要なんじゃ……ん?」

▼やまたのおろちが現れた! ボストロールが現れた! キングヒドラが現れた! バラモスブロスが現れた!

勇者「なんだお前たちは!(キリッ)」

バラモスブロス「我らは魔王軍の四天王だ」

勇者「四天王だと!?(キリッ)」

ボストロール「お前たちが探しているオリハルコンはここだ」

やまたのおろち「我らのうち1匹でも倒すことが出来ればこれをくれてやろう」

キングヒドラ(適当に戦って逃げればいいっしょ……)

勇者「上等だ! 1匹といわず全員倒してやるぜ!(キリッ)」

側近「申し上げます」

魔王「おう、どうだった?」

側近「ダメでした」

魔王「嘘やん」

側近「とにかく手加減をしたのですが、そもそも敵が弱すぎたようです」

魔王「マジかー……」

側近「奥義『ようすをみている』まで解禁しましたが無駄に終わったようです」

魔王「マジっすかー……」

側近「四天王によると、弱すぎて可哀想だったのでオリハルコンをこっそりかばんに入れてあげたそうです」

魔王「優しいな」

▼その後

側近「申し上げます」

魔王「今度は何よー」

側近「それが……勇者がルビスに聖なるまもりを貰えなかったそうです」

魔王「め、女神に見放されてやがる……おまえら、頼んだ」
>>151

俺自身が勇者になることだ

魔王「俺が勇者になるってお前それどういう」

魔王「いや待てよ、とにかく聖なるまもり貰えりゃいいんだよな」

▼ルビスの塔

ルビス「また来たのですか、勇者」

勇者(魔王)「ルビス様、どうか聖なるまもりをください」

ルビス「ふざけないでください! あなたが今まで何をしてきたか!」

ルビス「死を恐れ戦に出ず、王になったら遊び呆け! 高く売れそうだからとめざめのこなを使わず!」

勇者(魔王)(うわぁ)

ルビス「アッサラームでも女遊び、おうごんのツメ欲しさに何度も全滅し、きえさりそうで街の女性に淫行を働いて!」

勇者(魔王)(ひでぇ)

ルビス「さりげなく神父から妖精の地図を強奪! 『音色が不快だ』とぎんのたてごとを破壊して!」

勇者(魔王)(そんなコマンドありかよ)

ルビス「あなたには魔王を倒す資格がない!!」

勇者(魔王)「……」

勇者(魔王)「ルビス様、お聞きください」

ルビス「……」

勇者(魔王)「確かに俺は勇者らしからぬ悪行を働いてきました」

勇者(魔王)「しかし、この前敵に情けをかけられて気づいたんです」

勇者(魔王)「『俺はこのままでいいのか?』と……このままじゃ、俺は魔王を倒せない」

勇者(魔王)「故郷には母がいます、王様がいます、俺たちが魔王を倒すのを待ってくれている民がいます」

勇者(魔王)「そんなみんなのために、俺はもう覚悟を決めました……絶対にここで逃げるわけにはいかないんだ!!」

ルビス「……信用できません」

勇者(魔王)「では覚悟を示しましょう」

▼勇者(魔王)は剣を取り出した!

ルビス「勇者、何を!」

▼なんと! 勇者(魔王)は腕を斬り落とした!

ルビス「!!」

勇者(魔王)「これが……俺の覚悟です」

ルビス「分かりました……あなたの覚悟を信じます」
▼勇者(魔王)は聖なるまもりを手に入れた!

▼マイラ

勇者「ルビス様がダメって言うんだしもういいっしょ~おっパブいきて~」

戦士「勇者! いい加減にしろよ!」

勇者「な、なんだよいきなり……」

魔法使い「そうよ! こんな所でまだそんなことを! 恥を知りなさい!」

僧侶「そうですよぉ、これ以上はもうダメです!」

勇者「わかった、わかったよ! もういかねぇって!」

▼勇者に1のダメージ!

勇者「いでっ!? 上からなんか落ちてきたぞ!」

戦士「これは……聖なるまもり!」

僧侶「勇者様の改心を認めてくださったんですよ!」

魔法使い「え、えぇ~……?」

▼魔王城

側近「魔王様、その腕は?」

魔王「大丈夫、生えるから(ニュルン)」

▼1日目

側近「申し上げます、ついに勇者めが魔王城へとやって参りました!」

魔王「おお!」

側近「……が、だいまじん3連戦の前に散りました」

魔王「おお……」

▼2日目

側近「申し上げます、だいまじんが撃破されました!」

魔王「おお!」

側近「……が、隠し階段が見つからず探しまわってる間に全滅しました」

魔王「誰か看板を!」

▼3日目

側近「申し上げます、勇者たちが隠し階段を見つけました!」

魔王「おお!」

側近「……が、父の死にショックを受け卒倒、逃げました」

魔王「糞メンタルが……」

▼4日目

魔王「勇者よ! 我が生贄の祭壇へよくぞ」

勇者「お前が魔王か! 絶対に許さないぞおおおおお!(キリッ)」

魔王「すべての命を我が」

勇者「魔物を操り人間界を侵略したその罪は重いいいい!!(キリッ)」

魔王「いでよ我が下僕た」

勇者「この勇者の剣を受けr」

戦士「おい勇者! 空気読め!」

勇者「えっ!? なに!?」

魔王「(ビキビキ…)」

キングヒドラ「魔王様、俺らに任せて奥の方に……」

魔王「……おう」

勇者「あっ! おい! 逃げるな魔王! 俺の前に恐れをなしたか!(キリッ)」

▼7日目

魔王「めっちゃ待った……」

勇者「さぁ魔王! もはや逃げ場はないぞおおおおお!!(キリッ)」

魔王「まぁ、いいよ、やっと終われそうだわ」

勇者「いくぞおおおおおおおおおお!!!(キリッ)」

魔王「ん? ちょっと待て、光の玉は?」

勇者「えっ!? 何それ!?」

魔王「……え!?」





竜の女王(勇者、まだかしら……)

魔王「イベントスルーとか……スルーとか……」

勇者「なんだ魔王、急に膝から崩れ落ちて」

魔王「光の玉無いと俺ほぼ倒せないって知ってたか?」

勇者「なにそれ初耳、まぁいけんだろ俺ら強いし」

魔王「……」

魔王「どうしよう、おまえら……」

おそらくラスト安価>>180

今までの記録を付けて、アリアハン王に送り返す。

魔王「おい勇者……」

勇者「え?」



魔王「屋上へ行こうぜ……久々に……キレちまったよ……」



勇者「……えっ」

▼アリアハン

王様「ふー……今頃勇者はどうしているだろうか……」

大臣「王様! 大変です!」

王様「どうした!?」

大臣「急いで街の広場に来てください!」

王様「うむ、分かった!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom