未央「4番と7番がチューしよう!」卯月「」凛「」 (68)


未央「そうだ! 王様ゲームしよう!」

凛「いきなりなに?」

麗奈「それいいわね! 王様ゲームとかアタシのためにあるようなものじゃない!」ガタッ

卯月「なんだか妙に乗り気だね、麗奈ちゃん」

未央「とりあえず、割り箸とかはもう用意したから」

凛「随分と用意がいいね」

未央「思いたったが吉日ってね」

卯月「蘭子ちゃんと智絵里ちゃんもやる?」

蘭子「我が地位が揺らぐというのもまた一興(すごくやりたいです!)」

智絵里「あ、はい……わたしでよければ」

みく「みくもやるにゃ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367151191


卯月「東郷さん達もどうですか?」

東郷「たまにはそういう息抜きもいいかもね」

拓海「アタシはパス」

東郷「まぁそういわずに、ね?」

拓海「オイッ、掴むんじゃねえ」


タッタッタッタッタッタ

バタンッ!


愛海「合法的におっぱ○が揉めると聞いて」

凛「いやいやいや」

未央「じゃあ、今ここにいる全員で始めよう!」

拓海「オイ! アタシはやらないぞ!」

卯月「そんなこと言わないで拓海さんも一緒にやりましょうよ。きっと楽しいですよ」

拓海「…………ったく、一回だけだからな」

東郷「フフッ、キミも丸くなったものだね」

拓海「うっ、ウッセーなッ!」

参加者 10名

島村卯月
渋谷凛
本田未央
前川みく
神崎蘭子
緒方智絵里
棟方愛海
小関麗奈
向井拓海
東郷あい

未央「ルールは簡単! ここにある割り箸を一人一本引いて、赤く染まっているのは王様」

未央「それ以外には番号が振ってあるよ。王様は番号を指定して命令する。それだけ」」

未央「ただし! 王様の命令は絶対! どんな内容であっても、従わなくちゃいけないよ!」

未央「もちろん、常識の範囲内でね。でも……えっちぃのはアリ」ニヤリ

智絵里「……ちょっと怖いです」

凛「こら未央、あんまり脅かさないの」

未央「はーい」

未央(計画通り! これでいいんですよね、プロデューサーさん!ちひろさん!)

麗奈(我ながら完璧な演技だったわ。天才とはアタシのためにある言葉ね!)



  別室にて

ちひろ「天才! さすが未央ちゃん! あとでスタドリ一本あげましょう!」

P「完璧すぎるぞ未央! 演技に磨きがかかってきたな!」

P「約束したショッピングの件、忘れないようにしないとな!」

P「いやーでも麗奈が一番に食いついた時はヒヤヒヤしましたけど」

ちひろ「麗奈ちゃんは相変わらずですからね」

P「隠しカメラも4カメ準備したことですし、とりあえず眼福確定ですね!」

ちひろ「そうですね!」

P「あとで編集、ダビングお願いしますよ!」

ちひろ「了解です!」

ちひろ(私もダビングして、ガチャの特典にすれば……)ニヤリ

安価じゃないです


未央「じゃあ、皆引いたね」

みんな「王様だーれだ?」

麗奈「この麗奈様が王様よ!」

蘭子「クッ、我が手をすり抜けるとは(うー、王様取られちゃいました)」

東郷「それでどんな命令するんだい?」

麗奈「そうね、どんな命令でも絶対なのよねぇ」ニヤリ

智絵里(わっ、こっち見てる)メソラシ

蘭子(3番きませんように、3番きませんように)

愛海(おっぱ○来い、おっぱ○来い)

麗奈「しょっぱなからとっておきの命令を出してあげるわ!」

麗奈「それじゃあ、全員——」

拓海「——オイ、全員ってのはありなのか?」

未央「まぁ、なしじゃないかな」

麗奈「ちょ、割り込まないでよ」

拓海「あーわりぃわりぃ」

麗奈「ったく。えー、ゴホンッ」

麗奈「全員!」

みんな「——」ゴクリ

麗奈「このゲームの間は私を麗奈様と呼んでもらうわ!」

みんな「…………」

拓海(しょぼ)
みく(しょぼいにゃ)

麗奈「な、何よその目は! 何かいいたい事でも!?」

拓海「いや、別に」

みく「特にないにゃ」

麗奈「何よー!」ムキー


未央「んじゃ次行くよー!」

みんな「王様だーれだ?」

麗奈「当然、このレイナ様よ!」ドヤァ

拓海「またかよ」

麗奈「当たり前じゃない! この麗奈様以外あり得ないわ!」

麗奈「それとちゃんと麗奈様と語尾に付けなさい。命令したでしょ」

拓海「はいはい、麗奈様」

麗奈「それじゃあ、悪逆非道の続きと行きましょうか」

麗奈「6番」

蘭子智絵里(ほっ)

麗奈「それと2番」

智絵里「はぅっ!」

麗奈「さらに9番」

拓海「げっ……」

麗奈「6番はコーラを持ってきなさい」

卯月「はい、麗奈様! 6番島村卯月、精一杯コーラ持ってきます!」

麗奈「期待してるわよ」

麗奈「それと2番」

智絵里「は、はい!」

麗奈「隣に来てうちわであおぎなさい!」

智絵里「わ、分かりました……えっと、うちわどこにあったかな…………」

麗奈「9番は肩を揉みなさい」

拓海「はぁ?」

麗奈「こ、これは命令! 絶対なのよ」

拓海「……ったく、わかってるよ」

凛(王様ゲームってこんなんだっけ?)

未央(ちょっと何やってんのレイナ! こんなんじゃプロデューサーとの約束がっ!)

愛海(おっぱ○まだー)

卯月「はいどうぞ、レイナ様」

智絵里「あ、あの……このくらいでいいですか?」パタパタ

麗奈「いいじゃない。智絵里、筋はいいわよ」

智絵里「あ、ありがとうございます///」

拓海「こんなもんでいいか」モミモミ

麗奈「もっと強く」

拓海「このくらいか?」モミッ!モミッ!

麗奈「イタイイタイッ! ちょっと何してんのよ!」

拓海「あァ!? 強くしてやったんだろうが」ギロッ

麗奈「ヒッ!?」ガクブル

東郷(平和だねぇ)


ザーザー

ちひろ『ちょっと麗奈ちゃん。いつまでもそんなんじゃ困るんですよ』

麗奈「わ、わかってるわよ」

卯月「? どうかしましたか麗奈様?」

麗奈「え、あ、いや別に——な、何でもないわよ!」

東郷「…………」


未央「さぁ! もういっちょ行ってみますか!」

みんな「王様だーれだ?」

麗奈「とーぜん! このレイナサマよ!」

拓海「オイ! 三回連続って、なんかイカサマしてんじゃねーか?」

麗奈「!?!? そ、そそそそんなわけないでしょう?」

麗奈「た、たまたま三回続いただけ! た・ま・た・ま・よ!」

麗奈「イカサマ扱いしないでくれる?」

凛「まぁこのくらいならあり得なくもないかもね」

拓海「……みんながいいならそれでいいけどよ」

麗奈「……文句があるなら、自分で王様引いてみなさいよ」

麗奈「アーッハッハッハッハッハンゲッホゲッホ」

拓海「……ってめぇ」

麗奈「ゴッホゴッホ……ちょ、ちょっとタイム!」

麗奈「殴るのはダメ!殴るだけはダメだから!」アセアセ


麗奈「それじゃあ、命令は…………」

みんな「…………」

麗奈「…………えっと、えっとねぇ……」

みんな「?」

ちひろ『4番が安部菜々ちゃんのモノマネ』

麗奈「4番が安部菜々ちゃんのモノマネよ!」

蘭子「えっ」

未央「おお!」

東郷「ふむ」

みく「にゃ」



P「ちひろさん、また合コンみたいなのいきますね」

ちひろ「まだ慌てるような時間じゃありません」

ちひろ「それにいきなり過激なのをやってしまったら、
    みんなやりたくなくなっちゃうかもしれないじゃないですか」

ちひろ「小さいことから始めて行けば、大きくなっても気が付きにくいんです」

P「おお、さすがちひろさん! 事務所一の策士ですね!」

ちひろ(まぁ課金と一緒なのよね)

蘭子「月の転移者との同調……だと……?(菜々さんのマネ……ですか?)」

麗奈「そ、そうよ。ちょうどウサミン語も聞きたいし」

蘭子「あの……えっと……」

未央「じゃあ、菜々さんのマネしながら自己紹介してもらうってのでいい?」

麗奈「アタシはそれでいいわよ」

蘭子(どうしようものすごく恥ずかしい///)



愛海「うひひ。ちょっとだけだから、ね? ちょっとだけだから」ワキワキ

智絵里「え、あの……や、やめてもらえますか?」

卯月(止めた方がいいのかな?)

未央「んじゃ行ってみましょう! あ、あっちにカメラあるつもりでヨロシク!」

凛「未央ノリノリだね」

蘭子「ちょ、ちょっとだけ……待って……」

卯月「蘭子ちゃん頑張って!」

蘭子「…………では、ゆくぞ(いきます)」

蘭子「う……」

蘭子「歌って踊れる闇のアイドル目指して、ラ、ランコはダークサイド星からやってきんですよぉ!キャ、キャハ☆」

蘭子「ランコ、ピピッっと闇の波動感じちゃいました! ご主人様、闇にのまれよ☆」

蘭子「………………」

蘭子「……」

蘭子「///」

みんな(かわいい)

東郷(若い蘭子君でこれだ。当の本人は相当だろうな)


P「蘭子かわいいいいいいいいいいいいいいい」

ちひろ「やっぱり、蘭子ちゃんの恥ずかしがる姿、可愛すぎますね!」

P「ヤバいね! もうね! なんかね!」



蘭子(なんで誰も何も言ってくれないんだろう)

蘭子(でもみんなこっち見てる)

蘭子(やぁ/// もう恥ずかしすぎる————)

蘭子「…………や」

未央「や?」

蘭子「闇にのまれよ!(お疲れさまでした!)」ダッ!

みんな「!?!?!?」

拓海「オイ、行っちまったぞ」

卯月「私追いかけます!」

智絵里「わ、わたしもいきます!」

未央「卯月は先にやってていいとは言ってたけど……ねぇ?」

拓海「アタシはこのまま解散でもいいけどよ」

未央麗奈「「それはダメ!」」バン

拓海「んだよったく」

ガチャ

藍子「あれどうしたんですか皆さん」

藍子「さっき卯月ちゃんと智絵里ちゃんが走って行きましたけど」

みく「みんなで王様ゲームをしてたにゃ」

藍子「王様ゲーム、ですか?」

未央「お、そうだ。藍子さん、一緒にやらない?」

藍子「楽しそうですね。いいですよ」

未央(お色気枠補充完了!)ニヤリ

未央「んじゃこの中から一本引いて。赤いしるし付いてるヤツが王様だから」

未央「全員引いたね? それじゃあ——」

みんな「王様だーれだ?」



愛海「…………あたしです。うひひひ」



Pちひろ「」ガタガタンッ

愛海「では………こほんっ」

愛海「3番」

拓海「げっ」

愛海「7番」

凛「うわぁ……」

愛海「8番」

藍子「あ、私だ」

愛海「では順番にあたしの前に胸を並んでください。一人ひとりおっぱ○揉んでいきます!」

藍子「…………え?」

みく(アカンやつにゃ)


P「絶妙な選択キターーーーーーー!!!!!」

P「でもちひろさんいいんですか? いきなり過激になりましたよ? まだスレタイもやってないのに」

ちひろ「大丈夫ですよPさん。愛海ちゃんがいる時点で拓海ちゃんと凛ちゃんは覚悟してましたし」

ちひろ「やっぱり愛海ちゃんを呼んでおいて正解でした!」

ちひろ「このチョイス。事務所一大きいおっぱ○と小さいおっぱ○と中くらいのおっぱ○」

ちひろ「おっぱ○だけを見つめ、感性の全てをおっぱ○に捧げてきたあの子の直感が選択したッ!」

ちひろ「まさにおっぱ○神の生まれ変わりといっても過言じゃないわ」

P「これはおっぱ○師匠と呼ぶしかない」

ちひろ(……それにしても藍子ちゃん。所属した時よりも大きくなってるような……)

愛海「うひひ」ワキワキ

拓海「……最悪な気分だぜ」

拓海「ルールだからな、腹くらい括ってる」

拓海「…………ほ、ほら早くしろ」ボイン

愛海「うひひ。ではでは、遠慮なく——」モミモミ

拓海「あ———」

愛海「おお、これがあたしの夢が詰まった……」モミモミモミ

拓海「んっ……オイ、あんまり激しく揉むんじゃねぇ……ッ!」

愛海「おー、大きい小さいは関係ないと言って来たけど、これは新発見かも」モミモミモミモミ

拓海「…………んんっ、やめッ……」

愛海「なるほど。うひひ、女の子の神秘だね」モミモミモミモミモミ

凛(あんなに形が……///)

藍子(愛海ちゃん幸せそう……)

拓海「……オ、オイ!もう良いだろ」バッ

愛海「あっ! 人類の宝が離れて行く」

Pちひろ(素晴らしい……)

愛海「では次の方ー」

凛「よ、よろしくお願いします……」

未央(なんで敬語?)

みく(お医者さんごっこみたいだにゃ)

愛海「ではお胸を拝借」モミ

凛「んっ………」

愛海「おっ、これはこれで……ジャストフィット」モミモミ

凛「…………や、やめてよ///」

愛海「うひひひ、ここかな? 夢はこの辺りにあるのかな?」モミモミモミ

凛「ちょっと、揉むだけって……イヤッ、そこはダメだってばぁ……」///

未央麗奈藍子拓海みく「///」

東郷(大人として止めるべきか、若さゆえの過ちと看過すべきか)

卯月「結局蘭子ちゃんトイレから出てきてくれてよかったね。帰るとは言ってたけど……」

智絵里「そ、そうですね……でも私もやったらあんな風に恥ずかしくなってると思います」

卯月「そうだね。とりあえず、戻ろっか! 今頃、モノマネ合戦になってるかもね」

智絵里「あ……まえに見たことある、未央さんのヒョウ君のモノマネとか見てみたいです」

卯月「私も見たことある! アレ面白かったよね!」

ガチャ

卯月「ただいまー! 今何やってる…………」

凛「やぁ……もぅ、ダメ……///」

愛海「うひひひ」モミモミ

卯月「」

智絵里「あ、あの中に入らないんですか?」

卯月「ち、智絵里ちゃん! ちょっと外で待ってようか!」アセアセ

智絵里「ど、どうしたんですか?」

卯月「えーっと…………み、未央がまたヒョウ君のマネしながら暴れてたから!」

卯月「智絵里ちゃんが怪我したら危ないでしょ? ねっ!?」

智絵里「え、あ、あの……は、はい……」

智絵里(未央さんのヒョウ君のモノマネ見たかったなぁ)

凛「……………///」(お嫁にいけないかも)

愛海「やはりあたしは間違っていなかった」キリッ

愛海「では、最後。いこうかなー」ニヤリ

藍子「あ、あの!」

愛海「ん?」

藍子「ちょ、ちょっとだけ待っててもらえますか?」

藍子「お、お手洗いに行きたくて……」

未央「あ、いいよー」

藍子「ちょっとだけ待ってて下さい」タッタッタッ

愛海「ちょっと待った!」

藍子「!?」

拓海「別にトイレくらいいいだろ。逃げるわけじゃねぇし」

愛海「違うんだよ。ねぇ、藍子さん」トコトコトコ

藍子「な、何かな?」

愛海「ちょっと拝見……」ジー

藍子「あの……えっと……」

愛海「むっ……ニセモノだね」ボソッ

藍子「え——」

愛海「あたしくらいになるとさ、わかっちゃうんだよね。さわらなくても」

藍子「///」

みんな「?」


藍子(愛海ちゃんにばれてるんだ——)

藍子「わ、わたし……わたし——」ダッ

愛海「あ、藍子さん待って」ダッ

拓海「オイまたいなくなったぞ」

未央「追いかけよう! みくにゃん!」

みく「しょうがないにゃあ」



  屋上

藍子「はぁ……はぁ……はぁ」

愛海「はぁ、はぁ……藍子さん、聞いてほしいんだ」

藍子「気付いたのよね。私の、胸の事……」

愛海「うん」

藍子「情けないよね、こんなのつけても意味ないのに。見栄張っちゃって」

愛海「そうですよ! 藍子さんには藍子さんの良さがある!」

愛海「それを隠すなんてもったいない!」

藍子「…………愛海ちゃん」

愛海「自分を偽ってはダメですよ、藍子さん。あたしはそのままの藍子さんの胸、好きです」

藍子「……ありがとう、そんな風に言われるの初めてかもしれない」

愛海「ほら、こんなに優しい形してるじゃないですか」モミモミ

藍子「ん…………や、恥ずかしいかな///」

愛海(やっぱり小さいのもいいね!)ニヤニヤ



未央「どうなってんの?」コソコソ

みく「わけわかんないにゃ」コソコソ


未央「というわけで、うづきんと智絵里ちゃんも戻って来たことだし、再開しましょう」

未央「ちなみにまた人数が減ったので、人員補充いたしました! このお二方です」ドンッ

早苗(ほろ酔い)「イエーイッ! 片桐早苗でーすっ! ヨ・ロ・シ・ク!」

早苗「王様ゲームなんて何年ぶりだろう? キャー楽しみー!」

幸子「カワイイボクが王様ゲームを断るはずがありません! 僕はカワイイので!」ドヤァ

みんな(なんかヤバい気がする)


未央「では、みんな引いたね! それじゃあ——」

みんな「王様だーれだ?」

未央「私でーす! それじゃあ早速!」

未央「4番と7番でチューしよう!」

卯月「」

凛「」

早苗「ほら卯月ちゃん、凛ちゃん! CHU☆CHUだよ!」

みく「さっさとチューするにゃ」

麗奈「早くしなさいよ!」

未央「チューウッ! チューウッ!」

早苗「チューウッ! チューウッ!」

卯月「えっ…………えっ!?///」

凛「ちょっと未央、本気で言ってるの?///」

未央「本気と書いてマジですよ!」

未央(これでプロデューサーとのデートの約束、オッケーでしょ?)チラッチラ

東郷「………………」


卯月「えっと……///」

凛「…………///」

卯月「うぅ〜/// ゴメン凛チャンッ!」

凛「えっ!?」



チュッ



P「ほっぺ……だと……」

ちひろ「やるわね卯月ちゃん」



卯月「ハイッ、やったから次行きましょう!///」

未央「え〜! ほっぺじゃだめじゃん!」

卯月「口だなんて言ってないもん」

未央「ぐぬぬ」

卯月「ごめんね、凛チャン///」

凛「え、まぁ王様の命令は絶対だから、仕方ないよね///」ポワポワ

未央「次は口チューさせるからね!」

拓海「なんでちゅーにこだわるんだよ」

未央「んじゃ次行くよ」

みんな「王様だーれだ?」

未央「ハイ!」

未央「5番と1番が口チュー! 十秒間ねっ!」

卯月「えー!?」

未央「さて、あと一人はだれかなぁ」ニヤニヤ

智絵里「あ、あの……1番私です///」

卯月「ねぇ、コレはさすがにさっ! ねっ、智絵里ちゃんっ!」

智絵里「…………わたし、できるかな///」ボソボソ

卯月「えっ」

智絵里「あの……が、頑張りますので……見捨てないでください……」ウルウル

卯月(断れる雰囲気じゃないよぉ……)

智絵里「よ、よろしくお願いしますっ!」

卯月「まっt」

智絵里「んっ………///」

卯月「ンッ————///」



チュー



拓海「なっ、マジかよ///」

幸子(白目)

未央麗奈「//////」

みく(やらせてる二人が一番赤くなってるにゃ)

早苗「卯月ちゃんをリードするなんて智絵里ちゃんもやるわねぇ♪」

卯月「んっ…………んん……」チュー

智絵里「……んぅ……」チュー

麗奈(な………長くない?///)

未央(十秒なんていわなきゃよかった///)

未央(それにしてもイケナイ雰囲気がヤバイ! 予想以上に生々しいし///)

未央(このまま続ければアタシもやらなきゃいけない可能性もっ!?)

智絵里「————ぷはぁっ」

智絵里「……え、えへへ///」

智絵里「卯月さん…………わたし、上手くできたでしょうか?」テレテレ

卯月「えっ///」

智絵里「も、もしかしてダメ———」ウルウル

卯月「す、すごく上手だったよ智絵里ちゃん!」

凛(あの光景の後のこの台詞はすごくイケナイ感じがする)



P「もう死んでもいいかも」

ちひろ「まだ死んじゃダメです!(サイフ的な意味で)」

http://i.imgur.com/ZzwJM7c.jpg
http://i.imgur.com/ZMnkPOp.jpg
安部菜々(17?)

http://i.imgur.com/1Mt50R9.jpg
http://i.imgur.com/HAe4tRV.jpg
高森藍子(16)

http://i.imgur.com/bzTRbOg.jpg
http://i.imgur.com/uyByN96.jpg
片桐早苗(28)

http://i.imgur.com/zdSd1RF.jpg
http://i.imgur.com/mFsXiSB.jpg
輿水幸子(14)

>>31 >>33
画像どうもにゃ


卯月智絵里「…………///」

未央「さ、さて! 次行こう!」

拓海「まだやるのかよ……」

未央「もうやるしかないのっ! はい行くよ!」

みんな「王様だーれだ?」

麗奈「アタシよ!」

拓海「またかよっ!」

拓海「今度は誰がキスするんだよ」

麗奈「ア、アアアアアタシはそんな変なことさせるわけないでしょ///」

早苗「まだまだガキンチョねぇ♪」

麗奈「う、うるさいわよっ! アタシはもっとワルなことをさせるわっ」

麗奈「とりあえず2番!」

卯月「えー……また私だよぉ」

麗奈「2番にはコレを飲んでもらうわ!」ドンッ

卯月「麗奈ちゃん!? まさかそれって、お酒?」

麗奈「そうよ! 冷蔵庫からかっぱらってきたのよ。これこそ最高のワルだわ!」

卯月「それってドロボーなんじゃ……」

麗奈「うるさいわね! 今はアタシがルールなのよ!」

凛「ちょっといくらなんでもお酒は……」

未央「まぁまぁ凛チャン。このくらい大丈夫だって。ねぇ、早苗さん」

早苗「ちょっとくらいならいいんじゃない?」グビグビッ

凛(本当に元婦警さんなのかな?)

拓海「なぁオイ、アレって……」コソコソ

東郷「あぁ、志乃がきまぐれに買ってきたノンアルコールのものだよ」

東郷「しかも全くアルコール無し、0パーセントのね」

早苗「アレって美味しくないのよねぇー」グビグビ



ちひろ「ちなみに事前に事務所で志乃さんにノンアルコールを渡したのはこの私です」

P「さすがチッヒー!」


卯月「でも私未成年だし……」

麗奈「王様の命令は絶対なのよ!」

麗奈(やっぱり、ノンアルコールだとばれてないようね!)ププッ

麗奈(それにノンアルコールとはいえ、味はお酒!)

麗奈(アタシでさえ苦しめられた舌と喉が焼けるような不味さを味わうがいいわ!)

未央(アレがちひろさんの言ってたお酒じゃないお酒か……)

未央(大人組が誰も止めないってことは気付いてるのかな?)

未央(騙されてるのは卯月と凛だけ)ププッ

早苗「ほーら! 卯月ちゃん大丈夫よ! 元婦警のアタシがいうんだから!」

卯月「でも………」

未央「どうしても飲めないっていうなら仕方がないけど……」ハァ

卯月「え……」

未央「王様ゲームずっとやりたくて…………やっとできるって楽しみにしてたのに……」グスッ

卯月「うぅ……」

未央「…………卯月がイヤだっていうなら仕方ないよね……」チラッ

卯月「———わ、私飲みます!」

未央「おお! さすがうづきん!」ニコッ

みく「さすがアイドルにゃ」

早苗「うづきのいいとこみてみたーい♪」パンパン

卯月「ハイ! 島村卯月、精一杯がんばりますっ!」ゴクッ

東郷(私も花見の時は、こんな風に飲まされたものだ)

凛(卯月の大学生活が心配だよ)


卯月「——————」ゴクッゴクッ

未央(うづきんすごい飲みっぷり)ホレボレ

早苗「キャー! 卯月ちゃんカッコイイ!」

卯月「——————」ゴクッゴクッ

卯月「——ぷはぁ!」ゴトンッ

未央「よっ! うづきん日本一ッ!」

幸子「世界一カワイイのは僕ですけどね!」

卯月「………………………」

未央「ん? どったのうづきん?」

卯月「どうもしてにゃいよぉ?」ヒック

未央みく「!?」



Pちひろ「キターーーーーー!!!!」ガタッ


未央「ねぇ、アレお酒じゃないんでしょ?」コソコソ

麗奈「そ、そのはずなんだけど……」コソコソ

卯月「凛ちゃぁん♪」

凛「ちょ、ちょっと卯月抱きつかないで! 顔近いよ///」

未央「じゃあなんで卯月酔っぱらってるの!?」

麗奈「しっ、知らないわよそんなのっ!」

卯月「凛ちゃんチューしよーよぉ♪」チュー

凛「ンッ!?」チュー

みんな「!?!?」

未央「ちょっと卯月ストップストップ!」

卯月「えぇー……」

未央「凛大丈夫?」

凛「」///

卯月「あ、わかったぁ! 未央ちゃんヤキモチ?」

未央「違うよっ!」


未央「うづきんコレは王様ゲームだから! 命令がなきゃチューしちゃダメ!」

卯月「えー……仕方ないにゃぁ……」

みく「おい、やめるにゃ」

凛「…………」クチビルタッチ

凛(…………ファーストキスには含まないよね)




サキッポダケナラチューイイ? ソレモダメ! ギャアギャア

拓海「なぁ、オカシイと思わねぇか?」コソコソ

東郷「何がだい?」

拓海「これだけ人数がいて王様に偏りあり過ぎるだろ?」

東郷「時にはそういうこともあるが、奇妙な点がいくつかあるね」

東郷(まず麗奈クン。彼女の普段ではありえない結果の伴う自信)

東郷(未央クンも、さきほどから事あるごとに観葉植物あたりをチラチラと視線を向けている)

東郷(おそらく、P君の差し金だろう。機材等の用意周到さからしてちひろさんも手を借りている)

拓海「じゃあ——」

東郷「幸い、彼女達も楽しんでいるみたいだ。空気を悪くする必要もないだろう」

東郷「まぁこれ以上過激になるようなのであれば私が止めに入る」

東郷「この場にいる大人、責任者としてね」

拓海(悪乗りしてる大人もいるけどな)

東郷「それと二人には少しお灸を添えないといけないな。さすがにズルはいけない」

東郷「いざと言うときは頼むよ、拓海クン」

拓海「おうよ、まかせときな」

拓海「ていうか、あの愛海の時は過激じゃなかったのかよ」

東郷「ああいうのも、王様ゲームの醍醐味だろう? 見てる分には楽しかったよ」

拓海「……覚えてろよ」


未央「じゃあ、次行くよ!」

みんな「王様だーれだ?」

凛「私だね」

凛「5番と6番」

卯月「はぁい、島村卯月、17才でしゅ!」

未央「アタシです」


凛「じゃあ、ポッキーゲームしてもらおうかな」

卯月「やったぁ、うづきポッキーゲーム大好き!」

未央「」

凛(お返しだよ、未央)

拓海(容赦ねぇなぁ……)



凛「はい、ポッキー」

未央「くわえればいいんでしょ」カプッ

卯月「島村卯月、精一杯がんばりましゅっ!」パクッ

ポキポキポキポキポキ

未央(な、早過ぎッ——)

卯月「んんっ——」

未央「」ムチュー

卯月「♪♪♪」ムチュー

みんな「わーお」


卯月「ふんふんふーん♪」

未央「じゃあ、続き行きますか(白目)」

みく(精気抜かれてるにゃ)

みんな「王様だーれだ?」

智絵里「あっ! わたし、王様みたいですっ!」

早苗「やったね智絵里ちゃん! さぁ、誰とキスさせるの?」ウキウキ

未央「キスはもうダメッ!」

智絵里「皆さんみたいにおもしろい命令出せないかも……」

凛「別にいいんだよ何でも。気楽にさ」

早苗「罰ゲームみたいなのでもいいのよ」

智絵里「え、えっと……じゃあ、1番が5番に……」

早苗「1番はアタシだー!」

幸子「フフッ、やっとボクの出番ですね」

幸子「それで何をやってもカワイイボクに一体何をさせる気ですか?」フフン

智絵里(キスはダメだし。どうしよう…………)

智絵里「……チョ」

未央「ちょ?」

幸子(この流れは知ってるます。チョップくらいなら楽勝ですね)

智絵里「……チョークスリーパー」

幸子「……………………えっ?」

智絵里「…………あれ?」



ちひろ「ソファで寝てる智絵里ちゃんの耳元で
 『ちょ……チョークスリーパー』と呟いていたかいがありました!」

P「意味分かんない策を弄するちっひーマジ悪魔」


早苗「チョークリーパーにはちょっと自信あるのよねぇ! 1番検挙率高いし」ポキポキッ

早苗「病院送り率も高いんだけど♪」

幸子「ちょ、ちょちょっと待って下さい!」

幸子「智絵里ちゃん! 本当にボクでいいんですか!?」

智絵里「あ、あの……えっと……」

幸子「い、いいんですよ! 今から変えても! ボクは優しいので!」

智絵里「そ、それじゃあ……」

麗奈「そんなのダメに決まってるじゃない」

幸子「アナタは黙ってて下さい!」

早苗「まぁまぁ幸子ちゃん♪ 悪いようにはしないからさっ」ガシッ

幸子「ちょっと! まだ僕はいいなんて——」

ギリギリギリギリ

拓海(すっげぇ…………締まってる音がする)

幸子「」

早苗「あっ、落ちたみたい♪」

未央「ソファで気絶している幸子ちゃんは脱落ということで、次行きますっ!」

拓海(あっさりしすぎだろ)

みんな「王様だーれだ?」

早苗「やったぁ! 王様ゲットだぜぇ!」

みんな(終わった)

早苗「それじゃあ〜」

早苗「2番が7番にぃ〜」

拓海「2番はアタシだ」

早苗「ガチビンタ♪」

麗奈「えっ」

麗奈「えっ、ビンタって…………えっ!?」

早苗「キスもいいんだけど、やっぱり飲み会と言ったらコレよね!」

凛(警察の飲み会って……)

東郷「やれやれ、早苗さんには困ったものだね。まぁ命令だから仕方がない」

東郷「拓海クン、思いっきりいくんだ」

拓海「ったく王様の命令ならしょーがねぇよな。命令は絶対だからな」ニヤニヤ

拓海「……よし、レイナ、気合入れろ!!」

麗奈「ちょ、ちょっと! ちょっと! ちょっと!」

拓海「うるせーぞ!」

麗奈「ま、待ちなさいよっ! 横暴よっ! イヤ! イヤイヤイヤッ!」

拓海「ほら、しゃがんでたら出来ねーだろうが」

麗奈「こ、このレイナサマに誰も手出しできないのよ! 世界一のワルなんだから!」

拓海「自分で決めたルールだろ! 世界一のワルならハラァ括れよ!」

麗奈「だって、だってぇ〜」ウー

みく(大晦日にこんなの見たことある気がするにゃ)


拓海「早く立てほら、終わらないだろーが」

麗奈「…………わ、わかったわよ。腹、くくるわ」

拓海「よし、それでこそワルだ」

拓海「いくぞ…………」

麗奈「…………や、やっぱムリっ!」

拓海「オイッ!」



————十分後———


麗奈「うぅ〜」

拓海「まだやってねぇだろ、泣くなよ」

拓海「ほら、な。とりあえず鼻かめ」

麗奈「うん…………チーン」

拓海「命令は絶対のルールだ。分かるな」

麗奈「…………うん」

拓海「いいか麗奈、よく聞け」

拓海「命令はガチビンタらしいが、しかし今アタシは手がイタイ。かなり」

拓海「だからいつもの半分くらいの力しか出せないかもしれない」

麗奈「えっ……」

拓海「わかるか」

麗奈「…………うん」

拓海「よし、行くぞ」

麗奈「き、きなさいよ」

拓海「いい面構えになったじゃねぇか!」

拓海「…………オラァ!」バチン



麗奈「……………………」

麗奈「スゴイイタイ……」ナミダポロリ


東郷(さて、そろそろここらへんでお灸を据えるかね)

未央「それじゃあ、行くよ!」

みんな「王様だーれだ?」

東郷「おっと、私が王様みたいだね」

未央「東郷さんが何を命令するのか、全く予想できないよ」

東郷「あまり期待しないでくれ。私も面白い事を言えるような人間じゃないからね」

東郷「せいぜい人の言っていたものをまねするくらいしか思いつかないよ」

卯月「キス?」ニコニコ

早苗「ビンタ?」ニコニコ

東郷「私はサディストでも同性愛者でもないよ」

東郷「そうだね……5番にウサミン星人のモノマネでもやってもらおうか」

未央「えっ」

凛「ウサミンのモノマネだって」

みく「早くするにゃ」

未央「あ、え、ちょっと待って///」

卯月「ウーサミンッ、ハイッ!」

凛「ウーサミンッ、ハイッ!」

未央「えーっと…………」

未央「歌って踊れる芸人アイドル目指して、ミオはヨシモト星からやってきんですよぉ!キャ、キャハ☆」

未央「ミオ、ピピッっと笑いの波動感じちゃいました! ご主人様、笑いのミツボシとっちゃうぞ☆」

みんな「…………」

未央(スベッてるー! 恥ずかしすぎるっ!)

卯月「…………う」

未央「?」

卯月「ウーサミンッ、ハイッ!」

未央「!?!?!?!?」

凛(鬼畜すぎ)


凛(なぜか、もう一回やらされた未央であった)

未央「///」

東郷「赤面している未央クンの代わりに私が仕切らせてもらったよ」

東郷「じゃあ、みんな引いたね」

みんな「王様だーれだ?」

東郷「おっ、また王様を引いたようだ」

卯月早苗「いーなー」

東郷「そうだね……それじゃあ……」

東郷「3番が1番にガチビンタ」

麗奈「えっ」マッサオ

拓海(思いっきりサディストじゃねーか)

———前のコントと同じ流れ———

麗奈「怪力女ぁ……うぅ〜(涙声)」ヒリヒリ


東郷「おや、また王様だ」

麗奈「ぐぬぬ」

東郷「さてそろそろ、ただイタズラに命令するのはやめようか」

東郷「麗奈クン?」

麗奈「な、何よ……」ヒリヒリ

東郷「この王様ゲームでズルしてるね」

麗奈「!?!?!?!?!?!?」

麗奈(な、なんで!? なんでバレたの!? 作戦もアタシの演技も完璧だったはずなのに)

東郷「この割り箸、よく見ると小さな人工傷が付いている。鋭利なものでつけたのだろう」

東郷「これで王様がどこにあるのか、知っていたのだろう」

麗奈(……バ、バレてる)

麗奈「ふ、フンッ! だったら何なのよ、アタシは謝らないわよっ!」

東郷「フム、そうか。それならそれで対処のしようはあるんだがね」

麗奈「えっ」

東郷「それと、麗奈クンだけじゃない」

東郷「最初に王様ゲームを提案し、割り箸を用意していた人物」

東郷「未央クン、キミも共犯者なんだろう?」

未央「ドキッ!」

東郷「さて、麗奈クンは謝らないと言った。それは自分に非がないという主張と受け取ったよ」

東郷「詰まるところ、この割り箸の傷も仕様であり、王様ゲームに不正と呼ばれるものは一切ない」

東郷「私はそう解釈したよ」

東郷「というわけで、ゲームを続行しようか」

東郷「さっきのは序の口だからね。まだまだいくよ」

東郷「二人とも覚悟してもらうよ、いいね?」ギロッ

未央麗奈「ヒィ!?!?」

東郷(これで二人はもう悪さはしないだろう)

東郷(P君も残念がってるかな? まぁ盗撮はよくないからね)


東郷「さてその前に、2番と5番に買いだしにいってもらおうかな。人数分の飲み物を」

智絵里「……2番は……私です」

拓海「5番はアタシだ。いくぞ智絵里」

東郷「領収書貰っておいてくれ。経費で落としておこう」

東郷(これで智絵里クンも被害を被ることはないだろう)

東郷「さて、さっきはまだやると言ったが、次で最後にしようか」

東郷「二人ともそれでいいね」

未央麗奈「…………はーい」シュン

東郷「それと最後くらいはちゃんとした王様ゲームをしよう」

東郷「もう誰もズルできないように、新しい割り箸を作ろうか」

みく「それならもう作ってあるにゃ」

東郷「用意がいいね。助かるよ」

卯月「えぇー、まだキスしたりないのにぃ……」

東郷「凛クン終わったら、卯月クンを仮眠室に連れて行ってやってくれ」

凛「うん。分かった」


東郷「それじゃあみんな、引いたね?」

みんな「王様だーれだ?」

みく「みくだにゃ」

東郷「それじゃあ、最後に一発頼むよ」

みく「じゃあ、1番が6番に……」

早苗「いっち番わったっしー!」

東郷「6番は私のようだね。それで何をすれば———」

みく「ジャイアントスウィングするにゃ」

東郷「……なん……だと」


———数日前——————

みく「なんでみくのファンはどんどん辞めていっちゃうのかにゃ……」

ちひろ「あら、みくちゃんどうしたの?」

みく「あっ、ちひろさん」

みく「このままだと、みくのファンがみんなやめていっちゃうにゃ!」

みく「なんとかしてほしいにゃ!」

ちひろ「ええ、わかったわ。大船に乗ったつもりでいてね」

ちひろ「その代わり今度の王様ゲームやるんだけど——」


———————————


東郷「そうか! もう一人いたのか!」

みく「…………」メソラシ

東郷(やられた……予備要員がいるとは。ここまで緻密な作戦だったとは)

みく(許してほしいにゃ。東郷さん)

みく(みくはもうファンを減らしたくないし。辛い思いもしたくないのにゃ)

みく(これからみくは生まれ変わるにゃ!)

みく(ちひろさんから買ったこの愛梨ちゃんも持っていたという
 『幸運の純金招き猫キーホルダー 30000モバコイン』で! 総選挙も一位になるにゃ!)

東郷(かくなる上は……本命を直接たたくしか——)

早苗「ほーるど、おんっ♪」

東郷「——ッ!? ちょっと待つんだ早苗さん! 足を持つんじゃない!」ジタバタ

早苗「それじゃ、いっくよぉ〜♪」ヨッコラセッ


早苗「いや〜ん♪ 久しぶりだったからいつもより多めにまわしちゃったわ!」

東郷「」グッタリ

ちひろ『よくやったわみくちゃん! これで人気もファンもウナギ登りよ!』

みく「それじゃあ、王様ゲーム続けるにゃ」

未央「えっ! さっき東郷さんが最後だって……」

みく「でもやりたそうな人が半分以上にゃ」

早苗(ガチ酔い)「まだまだ、遊び足らないわ!」

卯月(雰囲気酔い)「もっとキスしたいです♪」

凛未央麗奈「」


ちひろ『さぁみくちゃん! 渡してあるメモの内容をみんなにやらせるのよ!』

みく「了解したにゃ」

みく「1番と2番で口チューにゃ」

卯月「は〜い♪」

未央「ちょっと待って///」


ムチュー


みく「1番と3番で十秒間πタッチにゃ」

凛未央「///」モミモミ


みく「4番が2番にジャイアントスウィングにゃ」

麗奈「ヒ、ヒィィィィイイ!!!!!」

早苗「まぁわるぅ〜、まぁわるぅうよ時代はまわるぅ〜♪」



   別室


P「ちょ、ちょっとちひろさん。やりすぎなんじゃ——」

ちひろ「まだです! もっともっと動画を増やして一年分くらいの特典を!」

P「ちひろさん!もうやめましょう!」ガシッ

ちひろ「うるさいですっ!」バシッ

P「ぐはっ!」

ちひろ「まだ、まだ稼ぎ足りません!」

ちひろ(悪魔)「フフフ、フハハハハハッハ!」


??「天が呼ぶ 地が呼ぶ Pが呼ぶ 悪を倒せとアタシを呼ぶ!」

ちひろ(鬼)「誰!?」

光「小さな英雄! シンデレラレッド!」

きらり「にょわー! 大きなきらりん☆ しんでれらいえろー☆」

のあ「………………静かなる正義、シンデレラホワイト」

まゆ「愛の戦士、シンデレラブラック」

フレデリカ「ハーイ♪ お色気担当、シンデレラピンク♪」

光「五人合わせて!」

みんな「アイドル戦隊! シンデレラガールズ!!」

ちひろ「アイドル戦隊ぃ?」

まゆ「Pさんがピンチの時はいつでもきますよぉ?」


光「みんなっ! サ○ン虫に乗っ取られたちひろさんを取り戻すんだ!」

ちひろ「くっ! こうなったら実力行使っ!」バッ

のあ「…………遅いわ」

ちひろ「なっ!?」ドカッ

ちひろ(いつのまに投げられたというのッ!?)

きらり「うきゃー!」ガシッ

ちひろ「くっ! 力が強すぎる……」グギギ

まゆ「ちひろさん…………」

まゆ「Pさんに今度ちょっかい出したら、分かってますよねぇ?」ゴゴゴゴゴゴゴ

ちひろ「ヒィッ!?」

フレデリカ「あ、光チャン、ここでかけるんだよね?」カチッ

テレテテー テテテー テテテー テテテーテッテレテテテー

光「くらえ! 超電ド○ルキックッ!!!」

ちひろ「ぎゃああああああ!!!」


光「悪は滅んだ!」

まゆ「Pさん、大丈夫ですかぁ?」ナデナデ

きらり「にょわー! 今日もおっつおっつばっちし☆」

のあ「……もっと綺麗な心を大事にしなさい。また会いましょう」

フレデリカ「あ、カメラとかにお水かけちゃった♪」

光「これで中の映像も全て消えたみたいだね」

P「俺の家宝(予定)が…………」

まゆ「Pさんにはまゆがいますから。心配しないでくださいねぇ」


こうして、悪は滅び、混沌とした王様ゲームは幕を閉じた。
アイドル達は各々に心の傷を抱えたものの、
こうして全員がアイドルとして一皮むけたのだった!


  後日


卯月「凛ちゃん、この前は大変だったね」

凛「そうだね、ちひろさんとPさんはすごい謝ってたし」

卯月「うん…………それとね凛ちゃん」

凛「……なに?」

卯月「チュー……しない?///」


おしり

最後まで呼んでくれた方ありがとうございます
画像もありがとうございました

ちなみに総選挙はフレちゃんに入れます。
30位とか入ったらうれしいな(チラッ

あっ、みくにゃんはいいです

http://i.imgur.com/nwxH5hU.jpg
http://i.imgur.com/wJQT51F.jpg
南条光(14)

http://i.imgur.com/9ydq00F.jpg
http://i.imgur.com/qf0M6WG.jpg
諸星きらり(17)

http://i.imgur.com/Pga1DBr.jpg
http://i.imgur.com/cOrvXhZ.jpg
高峯のあ(24)

http://i.imgur.com/UVOsgXl.jpg
http://i.imgur.com/s2lypZW.jpg
佐久間まゆ(16)

http://i.imgur.com/3JdacWJ.jpg
http://i.imgur.com/iJ9HK1V.jpg
宮本フレデリカ(19)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom