ハルヒ「エッチな本とかないわけ?」キョン「……」(417)

ハルヒ「ベッドの下とかあるんでしょ?」

キョン「なら、覗き込んでみろよ」

ハルヒ「……ないわね。どこに隠したのよ?」

キョン「あるわけないだろ」

ハルヒ「はぁ?健全な高校生なら10冊ぐらいあるでしょ?ホモなわけ?」

キョン「違う。お前が休日に必ず来るようになったからだ。まぁ、妹も勝手に部屋を漁るからそもそもそういうのは置けないんだが」

ハルヒ「そっか、妹ちゃんがいるから。そうよね。キョン?あの子に変なことだけはしちゃダメよ?」

キョン「変なことってなんだ?」

ハルヒ「あー。でも、これじゃあつまんないわねー」

キョン「なら、家に来るなよ。他に行くとこないのか?」

ハルヒ「あるわよ。失礼ね。これでも忙しい合間を縫ってきてやってるんだからね!!」

キョン「……なんのためにだ?」

ハルヒ「……暇だからよ」

キョン「朝比奈さんの家は?」

ハルヒ「私が行く時はいっつも留守なのよ」

キョン「長門は?」

ハルヒ「留守ね」

キョン「古泉は?」

ハルヒ「留守」

キョン「いつもか?」

ハルヒ「不思議探索のときは来るのに、おかしいわよねー」

キョン「携帯にはかけたのか?」

ハルヒ「あったりまえでしょ。でも、いつも留守番電話サービスなのよね」

キョン「で、俺の家に来てるわけか」

ハルヒ「そーよ。全く、感謝の一つもして欲しいぐらいだわ」

キョン「……」

>>1で終わったら最高に可愛いハルヒだな

ハルヒ「キョン、ひまー」

キョン「しらん」

ハルヒ「なんか、ないわけー?」ギシギシ

キョン「ベッドの上で暴れるな」

ハルヒ「エッチな本ぐらい置いときなさいよね」

キョン「なんでだ?」

ハルヒ「キョンの性癖が分かって、面白いじゃない」

キョン「そんなこと知ってどうする?」

ハルヒ「どうもしないけど」

キョン「なら、知る必要はないな」

ハルヒ「やっぱり、ホモ?」

キョン「違う!!変な妄想するな!!」

ハルヒ「でも、キョンって私以外の女の子、部屋にいれたことないでしょ?あ、団員はノーカンだから」

キョン「あるに決まってるだろ、それぐらい」

ハルヒ「……え?」

 /   , ,ィ ハ i、 、     !   /''⌒ヽ-─‐- 、     、ー'´         \ .イ   , ,ィ ハ i 、 .   |
 /イ  ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 |   ゝ ,、.___,  \  >       ,       !  | ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
  イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ│  「 ./       u \  |  ≧  , ,ィ/ハヽ\   |   |/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
  r、H   ┴'rj h ‘┴ }'|ト、  |./        ヽ |  1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! .ry   ┴ 〉   └'‐ :|rリ
  !t||u`ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ _レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h |t|.   ヾi丶     u レ' ……え?
  ヾl.     fニニニヽ  u/‐'  :|r|  ー "j `ー ′ h゙リ {t|!v ̄" }  ` ̄  !リ ヾl u  iニニニヽ   /|
    ト、  ヽ.   ノ u,イl.    ヾ! v  ヾ__ v イ‐' ヾl   ヾ_  v ./'    ト、  、__丿u ,イ ト、
   ,.| : \  `ニ´ / ; ト、    ト.、u L_ フ , ' |.    ト、u ヾー `> /.|.   ,| ::\     / ; / \
-‐''7 {' ::   ` ー '  ,; ゝ:l`ー- ⊥:`ヽ. __ / ,' |    | :\   ̄ /,' ト、_ /〈 ::  ` ー '   ,'/   「
  /  \ ::       , '/  :|     `'''ー- 、 , ' '>-,、.._ノ ::  `ー '   /,.イ   \::     /      |
 /     \    /     |        | ヽ-‐'´ _,.ヘ<  _::   _,. イ/ |     ,.へ、 /´\       |

妹!妹!

>>11
キター!!!

キョン「あー、何か飲むものでも……」

ハルヒ「ちょっと、待ちなさいよ」ギュゥゥ

キョン「離せ。なんだ?」

ハルヒ「いつの話?幼稚園でしょ?」

キョン「小学生のときも中学生のときもある」

ハルヒ「はぁー?!でも、私がトップでしょ?」

キョン「何がだ?」

ハルヒ「キョンの部屋に来てる回数に決まってるでしょ?」

キョン「そうだな。もうハルヒが一番多いな」

ハルヒ「かったー!!」ギシギシ

キョン「何にだ?」

ハルヒ「で、その負け組乙女はどこのどいつよ?北高生じゃないでしょうね?」

キョン「いや、違う高校だ。もう一人は……」

ハルヒ「もう一人?!何人いるのよ?!」

キョン「別に何人居てもいいだろ」

最高に俺好みの展開です

ハルヒ「分かったわ。そういうこと」

キョン「どうした?」

ハルヒ「この部屋にエッチな本が一冊もない理由が分かったわ!!」

キョン「だから、お前が来るから……」

ハルヒ「女に不自由してないからね!!!」

キョン「……」

ハルヒ「オオカミね。エロキョンめ」

キョン「あのな、ハルヒ。良く聞け」

ハルヒ「このベッドでいやらしいことしてるのね!?シーツは二日に一回ぐらい洗いなさいよ!!」ギシギシ

キョン「最近のお前、毎週俺の家に来てるだろ?知らない女とここで遭遇したことあるのか?」

ハルヒ「ないけど」

キョン「そういうことだ」

ハルヒ「平日とかあるじゃない。そんなので私は納得しないんだからね!」

キョン「平日って……」

ハルヒ「喉が渇いたわ。お茶、出して」

妹「キョンくん、おちゃー」テテテッ

キョン「サンキュ」

ハルヒ「ありがとっ。あ、そーだ。ちょっと、ちょっと」

妹「なにー?」

ハルヒ「キョンの部屋に出入りする怪しい女とか見てない?」

妹「女のひとー?」

キョン「ハルヒ。妹に何聞いてやがる」

ハルヒ「大事なことでしょ!?」

妹「ううん。ハルヒちゃん以外、来てないよ?」

ハルヒ「ホントぉ?」

妹「うん。キョンくん、かいしょーないっておかーさん言ってたし」

ハルヒ「あら、そうなのー。そりゃモテないわけね」

キョン「……でていけ」

妹「あんっ。キョンくん、ひどいー」

ハルヒ「と、いうことは……他に女がいないっと……」メモメモ

キョン「分かっただろ?」

ハルヒ「ええ。分かったわ。やっぱり、キョンはモテないのね!!」

キョン「……認めたくはないがな」

ハルヒ「ほーんと、キョンはだめねー」ギシギシ

キョン「ベッドで跳ねるな」

ハルヒ「でも、そーなると、尚更怪しいわよね」

キョン「何がだよ」

ハルヒ「エッチな本の存在よ!!」

キョン「また、それか……。ないって言ってるだろ」

ハルヒ「じゃあ、どうやって若さから溢れるリビドーを処理してるわけ?」

キョン「それは……って、お前な、女が訊くことじゃねーだろ」

ハルヒ「あら。別に変なことじゃないわよ。女じゃわからないことですもの」

キョン「……」

ハルヒ「妄想?それとも妹ちゃんで……?」

キョン「お茶飲んだら、帰れ」

ハルヒ「匂うわね……。やはり、キョンは私に隠れて浮気をしているとみた」

キョン「……浮気ってなんだよ」

ハルヒ「ねえ、どうなの?」

キョン「なら、お、お前はどうしてるんだよ?」

ハルヒ「な……!?」

キョン「……」

ハルヒ「……それは、言わなきゃ駄目なわけ……?」モジモジ

キョン「してんのか?」

ハルヒ「し、してないわよ!!アホ!!」

キョン「そ、そうか」

ハルヒ「わ、私はそうよ!!運動とかして発散してるから、そういうのは全く縁がないの!!」

キョン「あ、ああ。そのほうがハルヒらしいな」

ハルヒ「というかセクハラでしょ?!エロキョン!!このエロキョン!!」

キョン「なら、俺に対する質問もセクハラだ。やめてくれ」

ハルヒ「……仕方ないわね」

キョン「ふわぁぁ……まだ、11時か」

ハルヒ「キョン、キョン」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「ゲームでもしましょうよ」

キョン「お前、いつもプレイの途中で邪魔してくるからなぁ」

ハルヒ「そういうのも駆け引きでしょ?」

キョン「お前な。途中で蹴るのが駆け引きなら、外交なんてボクシングでいいぞ」

ハルヒ「いいじゃないの、蹴るぐらい」

キョン「それに今日のお前、スカートだろ」

ハルヒ「それが?」

キョン「ずっと言おうと思ってたが、スカートのときは見えてるからな」

ハルヒ「な?!」バッ

キョン「ゲームに熱中しすぎて気づいてなかったかもしれんが」

ハルヒ「いや!!気づいてたわよ!!パンツぐらいなによ!!減るもんじゃないし!!」

キョン「お前は下着見せるぐらいなんでもないもんな……。でもな、そういうのはやめとけ」

ハルヒ「谷口で発散してるけど」

>>40

                ハ        _
    ___         ∥ヾ     ハ
  /     ヽ      ∥::::|l    ∥:||.
 / 聞 え  |     ||:::::::||    ||:::||
 |  こ ?  |     |{:::::∥.  . .||:::||
 |  え      |     _」ゝ/'--―- 、|{::ノ!
 |  な 何   |  /   __      `'〈
 |  い ?   ! /´   /´ ●    __  ヽ
 ヽ      / /     ゝ....ノ   /´●   i
  ` ー―< {           ゝ- ′ |

        厶-―    r  l>        |
      ∠ヽ ゝ-―     `r-ト、_,)      |
      レ^ヾ ヽ>' ̄     LL/  、   /
      .l   ヾ:ヽ ` 、_      \\ '
     l    ヾ:ヽ   ト`ー-r-;;y‐T^
      |    ヾ `ニニ「〈〉フ /∥. j

ハルヒ「……もっと早く言いなさいよ……」

キョン「ほら、コントローラー」ポイッ

ハルヒ「おっと」

キョン「始めるぞ」

ハルヒ「いいわよ。どっからでもかかってきなさい!!」

キョン「……」ピコピコ

ハルヒ「あ、ちょっと、キョン!それ私が取ろうとしたやつでしょ!?」

キョン「……」ピコピコ

ハルヒ「あー!!また、私のー!!この、やめてよね、キョンのくせに!!」

キョン「お前が下手なだけだろ」

ハルヒ「なら、最終奥義……!!」スッ

キョン「足上げたら、見えるぞ」

ハルヒ「……!!」バッ

キョン「……」ピコピコ

ハルヒ「ちょっとぐらい私にわけなさいよー」ピコピコ

ゲームの擬音がピコピコなのはファミコンまでやで

キョン「―――12時か。飯はどうするんだ?」

ハルヒ「私が作ってあげてもいいわよ。300円で」ピコピコ

キョン「ここにいろ」

ハルヒ「はいはい」

バタンっ

ハルヒ「……」キョロキョロ

ハルヒ「本棚はもう何百回と見たし……。ベッドの下もないし……」

ハルヒ「あと探してないところってないのよねぇ……」

ハルヒ「キョンったら、本当に一冊も持ってないのかしら」

ハルヒ「それならそれでいいけど」

妹「キョンくん、はさみかしてー」ガチャ

ハルヒ「妹ちゃん、はい」

妹「ありがとー」

ハルヒ「ねえねえ、キョンが絶対にここだけは見るなって言ってた場所とかないかしら?」

妹「えー?うーんと……。パソコンは勝手に触るっていわれたよ?」

雰囲気が嫁氏のSSみたいだな

ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i

ハルヒ「パソコン?」

妹「うん」

ハルヒ「あー。そうね。壊れるとマズいわよね、パソコンは」

妹「私、そんなに乱暴じゃないのに、キョンくん意地悪でしょ?」

ハルヒ「あはは、でも、妹ちゃんはどっか変なスイッチ押しそうだもんね」

妹「あー、キョンくんと同じこというー。ハルヒちゃんもいじわるー」

ハルヒ「それより、もうすぐお昼でしょ。妹ちゃんは食べないの?」

妹「もう食べたよー。おかーさんがカレーつくったの」

ハルヒ「そう。なら、私もカレーになるわね」

妹「またね、ハルヒちゃん」

ハルヒ「ええ」

ハルヒ「ふぅん……。キョンってやっぱり、誠実なのかしら……」

ハルヒ「この分だと浮気の心配はないわね。よしよし」

キョン「―――お待たせ」ガチャ

ハルヒ「遅い!!罰金!!」

キョン「―――ご馳走様」

ハルヒ「ごちそうさま。まぁまぁだったわ。美味しくもないし、まずくもないってところ」

キョン「そう伝えとく」

ハルヒ「嘘よ。超美味しかった」

キョン「まあ、ただのレトルトだけどな」

ハルヒ「先に言え!!!褒めて損した!!金返せ!!!」

キョン「それじゃあ、食器を」

ハルヒ「トイレに行くついでに持っていくわよ」カチャカチャ

キョン「そういえば、いつも食べ終わったらトイレ行くよな」

ハルヒ「胃腸は元気なほうがいいでしょ?!」

キョン「……大声でいうな」

ハルヒ「さーてと、よいしょ」

キョン「……」

妹『あー、ハルヒちゃん。また食器洗ってくれるの?おかーさんもうれしーって―――』

ハルヒ『しーっ!!』

>>50
だな

なかなかできた嫁候補だな

キョン「1時か……」

ハルヒ「暇ねー」ギシギシ

キョン「そうだな。お前とやることなんてなにもないしな」

ハルヒ「いきなり変なこといわないでよね!!」ペシペシ

キョン「言ってないだろ」

ハルヒ「んー……ねえ、何か面白いことないわけー?」

キョン「ないって―――」

ピリリリ……

ハルヒ「……!!」ピクッ

キョン「ん?メールか」

ハルヒ「誰から?女の子じゃないでしょうね!?」

キョン「そんなわけあるか……どーせ、谷口か国木田あた―――」

ハルヒ「……どうしたのよ?」

キョン「長門からだった」

ハルヒ「ふぅん……。なんて?」

キョン「良く分からないな……」

ハルヒ「見せてみなさいよ」

キョン「ん」

ハルヒ「パソコン、危険。近づくな……?どういうことよ?」

キョン「さぁな。長門からメールが来ること自体珍しいんだが」

ハルヒ「私から返信しよっと」

キョン「アホか、やめろ」

ハルヒ「何かやましいことでもあるわけ?」

キョン「俺宛のメールなのにお前が返したら、一緒にいることがわかるだろ?」

キョン(長門なら承知しているだろうがな)

ハルヒ「……そうね。恥ずかしいわね」

キョン「だろ?」

ハルヒ「返信しないの?」

キョン「多分、返ってはこないだろうけど、どういう意味だって送っておく」

ハルヒ「有希とはメールしてないのね?なら、みくるちゃんとはしてるの?」

キョン「朝比奈さんとはそうだな……。週に4回ぐらいは」

ハルヒ「ふぅん……」

キョン「まぁ、ハルヒとはほぼ毎日してるからな」

ハルヒ「してるって!!バッカじゃないの?!してないわよ!!!」

キョン「メールしてるじゃねーか」

ハルヒ「メールならメールっていいなさいよ!!勘違いも甚だしいわ!!」

キョン「意味が分からん」

ハルヒ「にしても、パソコンが危険って何かしらね?」

キョン「なんだろうな。長門だから意味があるとは思うが」

ハルヒ「パソコンかぁ……よっと」

キョン「おい、ハルヒ?」

ハルヒ「暇だし、インターネット―――」

キョン「まて」ガシッ

ハルヒ「なによ?」

キョン「勝手に他人のパソコンを触るな。非常識だろ」

ハルヒ「ちょっとぐらいいいじゃない」

キョン「分かった。使うのはいい。その代わり、少し待ってろ」

ハルヒ「いいけど」

キョン「……」ピッ

ハルヒ「どうしたのよ?何かあるわけ?」

キョン「起動時が一番繊細なんだよ。俺以外が触ったら壊れる」

ハルヒ「そうだったの?」

キョン「ああ」

ハルヒ「部室のパソコンは誰が触っても平気だけど……」

キョン「これは違うんだ」カタカタ

ハルヒ「そう。まぁ、あんたがそういうならそうなんでしょうね」

キョン「ああ、そうだ」カチカチ

ハルヒ「……まだ?」

キョン「もう少し待て」カチカチ

ハルヒ「おっそいわね。パソコンってそんなにデリケートだっけ?」

証拠隠滅はよ

ハルヒに隠しファイルを表示させるスキルはあるのか

>>80
ハルヒの能力を忘れたか

だがまて、この場合見つかったほうが好都合

バァァァァーーン       \(`・ω・´ )      /
 (`/ω・´)>       \(⊃⌒*⌒⊂)  /    (`・ω・´)/
  \   ヽ           \/__ノωヽ__)/      く\   ヽ
    >ωく          ∧∧∧∧∧          >ωく

                  < の モ チ>
───────────< 予  ミ ン>──────────
.                < 感 モ コ>

                 < !!! ミ  >
(`・ω・´)チンコモーミモミ!!!/∨∨∨∨∨\    (`・ω・´)
 \ヽ/ヽ         /          .\  く\   ヽ>
.  >ωく       . /   く(`・ω・´)>    .\  ノ ω  \
.           /    ..\(  ω )/     \

キョン「よし……。いいぞ」

ハルヒ「待ちくたびれたわ。さてと……。あら、随分とすっきりしたデスクトップ画面じゃない。ソフトとか殆ど入ってないの?」

キョン「無駄なものは入れない主義なんだ。動作が遅くなるしな」

ハルヒ「へえ……。私のパソコンも少ないと思うけど、さすがにゴミ箱とインターネットのアイコン以外もあるわよ?」

キョン「いいだろ、別に。文句でもあるのか?」

ハルヒ「ないけど。さーてと、何をググろっかなぁ」

キョン「……」

ハルヒ「キョンのせいへき……っと」カタカタ

キョン「出るわけないだろ。なにやってんだ」

ハルヒ「出るかもしれないでしょ?」

キョン「真性のバカだな……」

ハルヒ「……むぅ。出ないか」

キョン「出たらびっくりするぜ」

ハルヒ「ん?トップサイトに性癖の調べ方ってあるわね……。なになに、パソコンのネット履歴を調べればOKってあるわね。なるほど」カチッ

キョン「おい!!やめろ!!!」ガシッ

ポニーテール 画像

>>87
ニヤニヤ

ハルヒ「なによ?」

キョン「プライバシーの侵害だろ!」

ハルヒ「ちょっとぐらいいいじゃない。昨日の分だけしかみないから」

キョン「いーや、そんな犯罪看過できないな」

ハルヒ「犯罪なの?」

キョン「当然だろ」

ハルヒ「そんな条例すら聞いたこと無いけど?」

キョン「ウィキペディアで調べてみろ」

ハルヒ「そうね」カタカタ

キョン「ふぅ……危なかった……」

ハルヒ「んー……ないわねー……」

キョン「……」

ハルヒ「そんな条例ないっぽいし、みよーっと」カチッ

キョン「やめ―――!!」

ハルヒ「……キョン、ウィキペディアで髪型のページなんて見てどうしたの?もしかしてオシャレに目覚めたわけ?似合わないわねー、ぷふっ」

>>94
軌道修正乙

キョン「あ、ああ……まぁな……。別にいいだろ」ホッ

ハルヒ「というか、なんでウィキペディア?そういう専門のサイトぐらいあるでしょうに」

キョン「別にいいだろ」

ハルヒ「あー、全くもう、キョンってば必死に隠そうとするから何かあると思ったのに。特に何もないのね」

キョン「当たり前だろ?」

ハルヒ「キョンってどんなサイトをお気に入りにしてるわけ?」

キョン「え?」

ハルヒ「見て良い?」

キョン「ダメだ」

ハルヒ「……なんで?」

キョン「そこまで見るのは想定外だったな」

ハルヒ「え?壊れる感じ?」

キョン「ああ。ボンっだ」

ハルヒ「うそね」カチッ

キョン「ハルヒ!!おい!!!」

イージーミスが多いぞキョン

むしろキョンは何を隠したんだ

お気に入りにポニーテールフォルダがあったらさすがに笑えない

ハルヒ「うわ!!ちょっと!!何するのよ?!キョン!!!見えないでしょ?!」

キョン「だ、だーれだ?!」ググッ

ハルヒ「キョン!!」

キョン「正解だ」

ハルヒ「なら、離しなさいよ!」

キョン「ダメだ。ゆっくり立て」

ハルヒ「な、なによ……」

キョン「いいから」

ハルヒ「う、うん……」スッ

キョン「このまま移動して……ベッドに座れ……」

ハルヒ「……」ドキドキ

キョン「よし、腰をおろせ」

ハルヒ「……」ギシッ

キョン「目を潰れ」

ハルヒ「いいけど……なにするのよ……」ドキドキ

ハルヒが純粋すぎる

>>1の焦らし具合がなかなか上手でニヤニヤしちゃう

パンツくった

キョン「まだ、目をあけるなよ?」カタカタ

ハルヒ「……」

キョン「まだだからな」カチカチ

ハルヒ「なによ……もう……早くしてよ……」

キョン「―――よし、もういいぞ」

ハルヒ「ん?なに?何かしたの?」キョロキョロ

キョン「さぁ、どこが変わったかわかるか、ハルヒ?」

ハルヒ「え?ん?」キョロキョロ

キョン「……」

ハルヒ「……教えなさいよ」

キョン「ハルヒならわかると思うけどな」

ハルヒ「えー?どこよ?」

キョン「わからないならそれでいい。パソコン、使って良いぞ」

ハルヒ「なによ、キョンのくせに気持ち悪いわね」

キョン「ふぅ……これで完璧だ……」

こんなことではこれから起こるイベントは防げない…
ここからが本当の地獄だ…!!!

ハルヒじゃなくても女の子を退屈させないようにするのはむずかしい

>>123
自分のパソコンの履歴を見せてあげればいいんやで(ニッコリ

>>119
ハルヒ「なによ……もう……早くしてよ……」


エロいな(;´д`)ハァハァ

そういう時用に別ユーザー作っておくことは基本
そういうときが永遠にこないのが…

ハルヒ「あれ?お気に入り、北高とSOS団のホームページだけ?」

キョン「ああ。あまり見たいと思うようなサイトもないからな」

ハルヒ「ふーん。意外と淡白なのね」

キョン「まぁな」

ハルヒ「なら、私のお気に入りサイト登録してあげるわ。感謝しなさい」

キョン「お前のお気に入りか。少し興味あるな」

ハルヒ「ふふん。キョン?教えるからには毎日使いなさいよ?」

キョン「それはサイトによる。電波が飛びまくってるようなサイトならお断りだ」

ハルヒ「まずはー、キャット・ヘッド・スネークのページでしょー」カチッ

キョン「なんだそれ?」

ハルヒ「次はヨーウィのページ、ンゴイマ、ダルバートン湖の獣人、イッシー、スカイフィッシュ、キャビットっと……」カチカチ

キョン「おい、ハルヒ。なんだそりゃ?」

ハルヒ「未確認生物に決まってるでしょ?」

キョン「なんで個別に登録するんだ。まとめてるページを登録しろよ」

ハルヒ「うっさいわね!!私の勝手でしょうが!!」

キョン「余計なもの入れやがって」

ハルヒ「ふんっ。味気ないパソコンを彩ってあげたんだから、デザイン料が欲しいぐらいよ」

キョン「はいはい。そろそろ3時だな。デザイン料として、おやつでも出す。いいか?」

ハルヒ「プリン!!」

キョン「プリンな。分かった」

バタンっ

ハルヒ「……」

ハルヒ「キョンのやつ、気づいてくれるかしら……」

ハルヒ「んー……。キョンが来るまで暇だし、ソリティアでもしとこ」カチッ

ハルヒ「あれ?どこかしら……?」

ハルヒ「ないわね……」カチカチ

ハルヒ「ソリティアって標準じゃないの?」カチカチ

ハルヒ「あーもー、どこよー?面倒くさいわね!!」

ハルヒ「ソフト一覧で調べろっていうの?!」カチカチ

ハルヒ「ん?何かしら……この新しいフォルダって……」カチッ

キャット・ヘッド・スネーク
ヨーウィ
ンゴイマ

>>136
「綺麗な虹の画像の詰まった圧縮ファイルだ」

キョン…手抜きすぎる

    ∧_∧
    ( ・∀・)ワクワク
  oノ∧つ⊂)
  ( ( ・∀・)ドキドキ
  ∪( ∪ ∪
    と__)__)

>>142
ハルヒ「へぇー、いいわね見せなさいよ」

ハルヒ「パスワード……?」

ハルヒ「こんなの適当に……」カタカタ

ハルヒ「あ、開いた。どれどれ……」

ハルヒ「フォルダが山ほどあるわね……」

ハルヒ「ポニテ……ポニテ(2)……ポニテ(3)……お気に入り……お気に入り!?」

ハルヒ「……」キョロキョロ

ハルヒ「よし……」カチッ

ハルヒ「またパスワード?ええい……適当に……」カタカタ

ハルヒ「よし、いけたわ。―――な!?」

ガチャ

キョン「―――お待たせ。プリンがないからコンビニまで買いに行ったぞ」

ハルヒ「……」

キョン「ハルヒ?」

ハルヒ「……おかえり」

キョン「どうした?パソコン、飽きたのか?」

相手の能力がチートすぎた…

ハルヒ相手にパスでなんとかなると思ったか

適当にやって開くようなパスワード付けんなよ・・・

世界一の泥棒とかスパイになれるな

>>159
ハルヒの前では、いかなるパスワードも無効…

ハルヒ「……」

キョン「食べろよ」

ハルヒ「いい」

キョン「何いってんだ。お前が食べたいって言うから」

ハルヒ「いらない……」

キョン「なら、妹にやるけど。いいのか?」

ハルヒ「……」

キョン「どうした?様子が変だけど……」

ハルヒ「……ねえ、キョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「胸が大きくて髪の長い女の人がいいわけ?」

キョン「え……?」

ハルヒ「眼鏡を外すと可愛くなる女の子がいいわけ?」

キョン「な、なにを……」

ハルヒ「カチューシャつけた女の子は嫌いなわけ?」

>>165
おいおい、おでこが広くて八重歯のある子フォルダはみなかったのかい?

ここまで>>129の縦読みについてのレス無し

僕っ子フォルダは無かったよな!な!


















>>170
139146あたりにあるから

キョン「ハルヒ、何を言ってるんだよ、はははは」

ハルヒ「……」

キョン「……なんだよ」

ハルヒ「キョンはそんなことないって思ってたけど……。やっぱり、普通の男と一緒ね!!」

キョン「いきなりなんだ?」

ハルヒ「キョンも有希やみくるちゃんのほうがいいんでしょ?!」

キョン「お、おい……」

ハルヒ「このエロキョン!!特殊フェチキョン!!!」

キョン「お前、まさか……!!見やがったな!?」

ハルヒ「カチューシャにもえろー!!」

キョン「どうやって見た……。パスワードだって……。って、お前には意味なかったな……」

ハルヒ「しかもエッチな動画やエッチな画像もいっぱいあるし!!なにが持ってないよ!!持ってるじゃない!!あのパソコン、宝の山じゃない!!!」

キョン「俺は嘘はついてないだろ。エッチな本は持ってない」

ハルヒ「ひらきなおんな!!あほんだらけぇ!!!」

キョン「……」

あたしがいるからこれはいらないわねフラグきたか……!

これは押し倒してうやむやにするしかない

>>183
実に健全な高校生男子じゃないか

http://i.imgur.com/rHTnJ.jpg
この同人みたいなハルヒ愛に満ちておる

ハルヒ「エロキョン、どっかいって!!」

キョン「ここは俺の部屋だろうが」

ハルヒ「しるかっ」

キョン「……」

ピリリリ

ハルヒ「……」ピクッ

キョン「もしもし?」

古泉『なにをやらかしたんですか?』

キョン「出たか」

古泉『特大のが。困ったものです。最近は貴方の家で甘い週末を送っているようなので、こういう心配はないと思っていたのですが』

キョン「知ってたのか」

古泉『勿論です。涼宮さんが食事の後は必ず食器を洗うことも、貴方が退室した隙にベッドに潜り込んでいることも知っています』

キョン「どこでしった。どこで」

古泉『とにかく涼宮さんの機嫌を直してください。大至急、お願いします。貴方にしかできませんから』

キョン「でも……どうやって……」

休日出勤の古泉。・゚・(ノД`)・゚・。

はやくしてくれ
おちんぽ丸出しで講義受け続けると冷えてかなわん

>>206
勉強しろwwwwwwwww

ハルヒ「……みくるちゃん?」

キョン「古泉だ」

ハルヒ「本当かしら……」

キョン「ハルヒ。とりあえずプリン食おうぜ」

ハルヒ「いらない」

キョン「おい」

ハルヒ「門限20時だから、19時ごろに起こして」モゾモゾ

キョン「ハルヒ!!俺のベッドで寝るなよ!!」

ハルヒ「うっさい」

キョン「くそ……どうしたら……」

ピリリリ

キョン「もしもし!」

長門『パソコン』

キョン「パソコン?また、ヒントくれるのか?」

長門『警告した。こうなることは予測できたはず』

>>213
古泉のフォルダには山ほもあるから安心しろ

>>216
あざとい誤植ですねぇ(震え声)

キョン「あのメールか……」

長門『そう』

キョン「でも、長門のメールを見てハルヒがパソコンを触って……」

長門『私の所為?』

キョン「あ、いや、長門の所為じゃない。これは俺の責任だ」

ハルヒ「有希と電話してるの?!」ガバッ!!!

キョン「ハルヒ?!」

長門『新しいフォルダ』

キョン「え?なんだそれ!?」

ハルヒ「ちょっと、貸しなさい!!―――有希?!キョンに何の用事なの?!……あれ、切れてる……?」

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ「有希はなんだって?」

キョン「間違えてかけたらしい」

ハルヒ「ふん……。本当かしら……」モゾモゾ

キョン「……新しいフォルダってなんだよ、長門」

ハルヒ「……」

キョン「ハルヒ、私服が皺になっちまうぞ?」

ハルヒ「余計なお世話よ」

キョン「いいから、出て来い。な?」

ハルヒ「……」

キョン「ダメか……」

ハルヒ「カチューシャも可愛いでしょうが……」

キョン「新しいフォルダか……」

キョン「なんか、あったか……?」カチッ

ハルヒ「……」ジーッ

キョン「でもこれ、デスクトップにあったフォルダをぶち込んだだけだしな……。ここにハルヒの機嫌を直すアイテムがあるとは思えないが……」

ハルヒ「……」ジーッ

キョン「ん?」

ハルヒ「……一人でする気?」

キョン「寝てろよ!!」

ハルヒ「……」モゾモゾ

キョン「ったく……。って、長門よ。この宝船の中に答えがあるんだろうな……。全く検討がつかないぞ」

ハルヒ「……」

キョン「……ハルヒ……新しいフォルダ……」

キョン「なんだよ……長門……さっぱりわからないぞ……」

ハルヒ「すぅ……すぅ……」

キョン(感じからしてお気に入りのフォルダをハルヒは見たんだよな)

キョン(もうそこを見られたら俺の赤裸々な日常がバレて、修繕もくそもないんだが……)

キョン「……おい、ハルヒ」

ハルヒ「すぅ……すぅ……」

キョン「ハルヒ?ハルヒさん?」ユサユサ

ハルヒ「ん……うっさぁい……すぅ……」

キョン「寝てやがる……」

ハルヒ「すぅ……すぅ……」

キョン「新しいフォルダか……」

何で古泉はホモキャラとして扱われているのか……原作もアニメも普通にカッコいいのに……

>>235
んふっ

ハルヒ「……ん?」ガバッ

ハルヒ「……5時……か……」

ハルヒ「キョン?キョン、いないの?」キョロキョロ

ハルヒ「なによ……。私の着衣も乱れてないし……」

ハルヒ「ん?パソコンがつけっぱなしね」

ハルヒ「そうだ。浮気しか誘発しないフォルダは全部削除して―――ってあら?」

ハルヒ「デスクトップに新しいフォルダが……。ははーん。キョンのやつ、またやらしいものを詰め込んだわね」

ハルヒ「もう全部、削除よ!削除!!」カチカチ

ハルヒ「でも、捨てる前に中身を……」カチ

ガチャ

キョン「―――ハルヒ、起きたか」

ハルヒ「……うん」

キョン「どうした?」

ハルヒ「……別に」

キョン「晩飯はどうする?食っていくか?」

ハルヒ「た、食べていこうかしら……」

キョン「分かった。言っとく」

ハルヒ「……ねえ」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「あ、あれ……ご機嫌取りのつもり?」

キョン「何のことだ?」

ハルヒ「あ、新しいフォルダ……」

キョン「ああ。あれな。ハルヒの寝顔なんてあまり見れないからな」

ハルヒ「……」

キョン「いっつもバカみたいに大口開けて、喚き散らしてるし。寝てるのって期末テストのときぐらいだろ、お前」

ハルヒ「……で?」

キョン「記念に残そうと思って」

ハルヒ「……どうして?」

キョン「ハルヒの寝顔ってかわ―――」

ハルヒ「言うな!!!アホキョン!!!」

しかしパンツは犠牲になったのだ

キョン「なんだよ、褒めてやろうと思ったのに」

ハルヒ「女の子の寝顔なんて撮るとか変態なの、あんたはぁ!?」

キョン「特殊フェチなのは知ってるだろ?」

ハルヒ「そ、そうだったわね……」

キョン「まぁ、そういうわけだ。勿論、捨てろっていうなら捨てるが」

ハルヒ「……」

キョン「どうした?」

ハルヒ「へ、変なことに使わないでしょうね……?」

キョン「使うかよ」

ハルヒ「そうか……。ほかのフォルダがある限り、そうよね。使わないわよね」

キョン「どうした?」

ハルヒ「別に。ご飯、用意してよ」

キョン「はいはい」

バタンっ

ハルヒ「……」カチカチカチカチ

>>258
イヤアアアアアアアアアアアアアア
ハルヒ止めてあげてえええええええええええええええ

キョン「―――ほらよ」

ハルヒ「これは手作り?」

キョン「ああ」

ハルヒ「通りで美味しそうね」

キョン「そうか?」

ハルヒ「いただきます。―――うん、美味しいわね。絶品じゃないの。あんたのお義母さんはコックね」

キョン「全然違うが。まあ、伝えとく」

ハルヒ「ふん……」

キョン「……ん?おい、ハルヒ。パソコン弄ってないだろうな?」

ハルヒ「なんでよ?」

キョン「デスクトップに見慣れないフォルダがあるじゃねーか」

ハルヒ「初めの状態に戻してあげたのよ」

キョン「なんだと!?」

ハルヒ「卑しいキョンは、私のために色んなフォルダを隠してくれたんでしょ?そのままにするのも悪いから元の位置に戻してあげただけよ」

キョン「おまえ……絶対になんかしただろ……!!」

これでいい!セクロスまでいかないニヤニヤ感こそ最高です!!

キョン「あぁぁ!!!ポニテ(8)までだしてやがる!!!」

ハルヒ「ポニーテール画像だけでギガ超えてるって、すごいわねぇ。感心するわ」

キョン「しかもパスワード設定書き換えやがったな!?」カタカタ

キョン「ハルヒぃ!!なんてことしてくれてんだ?!」

ハルヒ「浮気するキョンが悪いんでしょうが!!」

キョン「あのなぁ!!これは立派な器物破損だ!!!」

ハルヒ「いいじゃない。私のフォルダは見れるわよ」

キョン「ハルヒの寝顔だけって……そりゃ……まぁ……」

ハルヒ「ポニテフォルダも作り直したらいいじゃない」

キョン「お前……俺がどれだけ……時間をかけたと……」

ハルヒ「もう少し待てば、髪も伸びるし。そのときギガでもテラでもペタでも好きなだけ画像を増やせばいいでしょ」

キョン「くそ……。ハルヒ」

ハルヒ「なによ?」

キョン「今の言葉、忘れるなよ?」

ハルヒ「一枚1円にしてあげるわ。安心しなさい」

長男の嫁エ…

俺に絵心があったらこの話でハルヒかわいい4として発売したいレベル

ハルヒ「ごちそうさま。―――さてと、トイレに行ってくるわね」カチャカチャ

キョン「おう」

ハルヒ「ふんふーん」

妹『あ、ハルヒちゃん。私もお皿洗うの手伝うー!!』

ハルヒ『妹ちゃん!!しーっ!!キョンに聞こえるから!!』

キョン「はぁ……。まぁ、データが残ってるだけ希望はあるな。長門辺りに解析してもらえば……」

ピリリリ

キョン「もしもし」

古泉『上手くやったみたいですね』

キョン「悪かったな。森さんにも謝っておいてくれ」

古泉『それで、今回はどのように解決したのですか?』

キョン「言う必要はないだろ」

古泉『んふ。そうですか。まぁ、涼宮さんのことです、割と単純なことで収まったのでしょう』

キョン「酷い言いようだな、おい」

古泉『貴方が一言、好きだ、と言えば万事解決ですからね。単純と言わざるを得ません』

キョン「もう切るぞ」

古泉『はい。では、また明日』

キョン「おう」

キョン「……あいつからも来るかな」

ピリリリ

キョン「来ると思った」

長門『そう』

キョン「助かったぜ、長門」

長門『別に』

キョン「ところでさ、相談が……」

長門『お気に入り。イニシャル』

キョン「え?」

長門『それだけ』

キョン「あ、おい!!長門?!」

キョン「今のは、俺の悩みごとに応えてくれたってことでいいんだよな……」

ハルヒ「はぁー、長いトイレになっちゃったわぁ」

キョン「ハルヒよ。パスワード、教えてくれないか?」

ハルヒ「いや」

キョン「なら、なんで残した!?捨てろよ!!」

ハルヒ「完全に無くなって手が届かなくなるより、手が届きそうで届かないほうが辛いでしょ?」

キョン「悪魔かてめーは」

ハルヒ「そろそろ7時ね。帰るわ」

キョン「送っていってやろうか?」

ハルヒ「いいわよ」

キョン「そうか」

ハルヒ「すぐ諦めんな……」

キョン「んじゃ、明日な」

ハルヒ「はいはい!!またね!!!」バタンッ!!!

妹『ハルヒちゃーん!!おかーさんがまた来てって!』

ハルヒ『あ、お義母さん。お邪魔しました。また、土日にお邪魔させてもらいますね』

土日お泊まり編か

>>300
本編だな

キョン「長門が言ってたな……。お気に入り……イニシャル……」

キョン「えっと……」

キャット・ヘッド・スネーク
ヨーウィ
ンゴイマ
ダルバートン湖の獣人
イッシー
スカイフィッシュ
キャビット
ウォーター・ホース
ワニ男
キキヤオン
ハニー・スワンプ・モンスター
ダービシャーの妖精
メンフレ

キョン「ハルヒのやつ、変なページだけ登録しやがって……」

キョン「……そうか。イニシャルだから頭文字をとればいいのか?」

キョン「き、よ、ん、だ、い、す……」

キョン「……」

キョン「こんもの打てるか!!」

キョン「くそ!!1から集めなおしてやるぜ!!!」カチカチ

>>304
ニヤニヤするなwww

翌日 学校

キョン「……おーす」

国木田「おはよう、キョン。どうしたの?寝不足?」

キョン「まあな」

谷口「だらしねーなー、キョン。俺なんて3時間しか寝てねえけど、この通り元気だぜ?!」

キョン「ああ、羨ましいね」

ハルヒ「……」

キョン「おっす」

ハルヒ「おはよう」

キョン「お前、昨日のアレ。酷いな」

ハルヒ「あ?」

キョン「まあ、解読はしたけどよ」

ハルヒ「あっそ」

キョン「……俺は怒ってるんだぞ?」

ハルヒ「話しかけんな」

ハルヒってうざいわ

>>317
屋上

放課後 部室

朝比奈「ひぇ~、そんなことがあったんですかぁ?確かに時空のゆがみは観測しましたけどぉ」

キョン「ご心配をおかけして申し訳ありません」

朝比奈「いえ、キョンくんが無事ならそれでいいんです」

古泉「でも、見事なリカバリーでしたよ。もう慣れたものですね」

キョン「こんなことには慣れないねーよ」

長門「……」

キョン「長門、ありがとな」

長門「……別に」

朝比奈「キョンくん、お茶いれますね」

キョン「お願いします」

古泉「それにしても今週も不思議探索はないようですね」

キョン「土日、来るらしいからな」

古泉「お泊まりですか?」

キョン「そんなわけねーだろ。というか、させねーよ。ハルヒと二人で一晩過ごすなんて怖すぎる」

>>325
キョン「こんなことには慣れないねーよ」

キョン「こんなことには慣れたくねーよ」

>>326
これ即興か?

ハルヒ「はーい!!お待たせ!!」バンッ!!!

キョン「まってねえって」

ハルヒ「それじゃあ、みんな!土日の自主不思議探索の結果を発表してもらいましょうか!!有希から!!」

長門「異常なし」

ハルヒ「みくるちゃん!!」

朝比奈「見つけられませんでした」

ハルヒ「古泉くん!!」

古泉「申し訳ありま―――」

ハルヒ「キョン!!!」

キョン「そんなことしてるわけないだろ」

ハルヒ「なによ!!全然ダメじゃない!!!これはみんなのためを思ってやってることなのよ?!」

朝比奈「ご、ごめんなさい……」

長門「……」

古泉「ご期待にこたえることが―――」

ハルヒ「という訳で、今週末も自主探索をします!!!いいわね?!」

キョン「お前なぁ……」

ハルヒ「でも、まぁ、いつもこれをしてたらSOS団の意味が無いし……。来週は行きましょう!」

朝比奈「わーい、うれしいなぁ」

古泉「久しぶりですね」

長門「……」

ハルヒ「キョン、いいわね?来週だから、いいわよね?別に」

キョン「なんで俺に訊く?お前の決定が絶対だろ?」

ハルヒ「ま、そうね」

古泉「(週末までに昨晩集めたものは破棄しておいたほうがいいのでは?)」

キョン「(なに?!)」

古泉「(お願いします。出来れば休日はゆっくりしたいので)」

キョン「(隠せばなんとかなるだろ)」

古泉「(涼宮さんを侮ってませんか?浮気がダメと言われたのでは?)」

キョン「ぐっ……なぜ、それを……」

ハルヒ「そこ!!何、コソコソはなしてるわけ?!」

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ




| ミ  ピャッ!
|    ④

ハルヒ「―――っと、今日はもう解散ね。戸締りよろしく!!」

キョン「帰るか……」

古泉「お願いしますよ」

キョン「善処はする」

朝比奈「あの、キョンくぅん」

キョン「はい、なんでしょう?」

朝比奈「え、えっちなのは……だめですよっ。めっ」

キョン「え……」

長門「……」

キョン「なんだ、長門?」

長門「浮気は危険」

キョン「古泉!!全部喋ったのかよぉ!?」

古泉「ある程度の情報共有はしないといけませんから」

長門「胸の容量は大きいほうが好みなのは知っている」

キョン「……なんのイジメだよ……これは……」

黒泉キタ━━━━(`Д(○=(゚∀゚)=○)Д`)━━━━━!!!

週末 キョン宅

ハルヒ「おじゃましまーす!!」

キョン「よう」

ハルヒ「とー!!」ピッ

キョン「ハルヒ!!なにしやがる!?人の家にきていきなりパソコンを起動するやつがあるか!!!」

ハルヒ「浮気チェーック」

キョン「してねーよ!!」

ハルヒ「私のフォルダだけでしょうね!?」

キョン「ああ……お前だけだ」

ハルヒ「キョン、今のもう一回言ってみなさい」

キョン「お前、だけだ」

ハルヒ「……今日は、泊まろうかしら」

キョン「それはダメだ!!!」

ハルヒ「寝顔たくさん、撮れるでしょうがぁ!!!」

キョン「もう勘弁してくれ!!お前と一晩一緒なんでどうにかなっちまうだろ!?」

ハルヒ「なんでよ?」

キョン「……」

ハルヒ「なんで、キョン?なんでなの?言ってみなさいよ」

キョン「知るか。今日はもうお前の相手はしない」

ハルヒ「……」

キョン「ふん……」

ハルヒ「だーれだ」

キョン「……ハルヒ」

ハルヒ「正解」

キョン「……なんかご褒美あるのか?」

ハルヒ「私がキョンのエッチな本になってあげるとか?」

キョン「ばっ?!」

ハルヒ「嘘に決まってるでしょ?エロキョン」

キョン「くそ……もういい。俺は拗ねた。勝手にしろ」

ハルヒ「まだ、そういうことは早いし……。ね、キョン?」
                                   おしまい。

まだ…だと…

                 ____ ____  ____ 
                (\ ∞ ノ (\ ∞ ノ (\ ∞ ノ Г\

                彡ヽ)_ノ 彡ヽ)_ノ 彡ヽ)_ノ |8  )
                                  彡Lノ
                                ノ~ヽ 
                            ノ~ヽ(_∞_)
                        ノ~ヽ(_∞_)彡

                    ノ~ヽ(_∞_)彡
                ノ~ヽ(_∞_)彡
              彡(_∞_)彡               ミ/~|

               ____                ミ ( 8|
 へ∧_∧彡     (\  ∞ ノ____ ミ___ ミ___Г\_|
 し( ・∀・) 彡   彡\ヽ   /(\ ∞ ノ (\ ∞ ノ (\ ∞ ノ8  )
  /  _⊂ノ彡       ヽ)_ノ ヽ)_ノ  ヽ)_ノ  ヽ)_ノ Lノ

. / / し´
(_)

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

続き読みたい奴はここオヌヌヌ
http://mangaroku.com/archives/266

妹はハルにゃんだけどな

>>404
鶴屋さんだけじゃなかったか
読み返してくる

>>409
他の作品有ったら教えてくれ

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