塞「ダルがりすぎてスライムっぽくなった!?」シロ「…うん」(121)

塞「うん、って……」

シロ「……」てろーん

胡桃「なんかあれだね、たれぱんだ思いだすね」

シロ「うん」とろーん

塞「いやいやいや、そんなのんきなこと言ってる場合じゃないでしょ!」

シロ「…?」ぷにょーん

塞「それ!もとにもどさないと!ほんとにやばいかんじじゃん!」

シロ「もどれるよ」ぽよん

塞「!?」

シロ「こう、ちからこぶみたいなかんじで」

胡桃「なるほどねー」

シロ「……ダルいからもういい?」ぷよよん

塞「だめっ」

シロ「……」とろーん

塞「あっ、こら、だめだってば」

胡桃「充電充電っ」ダイブ

ちゃぽよん

シロ「……波打つからダイブはやめて」ぽよぽよぽよ

胡桃「おお、おおう……これはすごい充電効果かもっ」

塞「……」アタマカカエ

がらがら

豊音「やっほー」

エイスリン「コンニチハ」

塞「トヨネ!エイスリン!」

シロ「……」てろーん

豊音「!!シロ!どうしたのそれ!」

シロ「……すらいむ」とよーん

エイスリン「!」バッ

シロ「ううん、キングスライムじゃなくて、ひらのスライム」ぷるーん

塞「……ぷっ、ぷくくく、ひら…ひらのスライムって…ふっ……くくく…」

エイスリン「トヨネ!」

豊音「うん?」

エイスリン「モチアゲテミテ!」

豊音「!」

シロ「えー…」とよーん

エイスリン「……」わくわく

豊音「わかったよ!まかせて!」

がばっ

シロ「……」たれーん

豊音「おおー」

エイスリン「シロ、オモシロイ!」キャッキャッ

シロごと持ちあがってる胡桃(……おもしろい!)

シロ「ダルいからそろそろ下ろして……」ぽたーん

豊音「うん」

塞「ひら…ぷくくくくくく……っ」

シロ「そう、ちからこぶみたいにすると……」

豊音「わーそれならあんしんだねっ」

エイスリン「シロ、スライム、ピッタリッ」

シロ「……」とろーん

塞「いやいや、なに馴染んでんの!」

胡桃「塞も充電してみなよーどうでもよくなるよー」

塞「いや、だからっ」

ぽよよよよーん ぽよん ぽよよん

豊音「あ、メールだ」

塞「なにいまの着信音!?」

豊音「霞ちゃんだー、なんだろー?」

豊音「! これっ!?」

シロ「……?」

『Sub:小蒔ちゃんが
 Text:なんだかおもしろいので写メールをお送りします。霞』

びよよん びよん びよよよよよーん

霞「あら、豊音ちゃんから電話だわ」

小蒔「わ、わたしのからだであそばないでくださいぃ」ぽよよよん

初美「うーこれはすごい中毒性なのですよー」つんつん

霞「もしもし」

豊音『あ、もしもし霞ちゃん?豊音ですー』

霞「ええ、どうしたの?」

春「姫さま…よこになって…」

小蒔「? こうですか?」てろーん

春「姫さまくら」ちゃぽよん

小蒔「ひゃっ」ぽよよよよよん

初美「おお、これはやばいのですよー」ちゃぽよよん

小蒔「やっ、くすぐったいですうぅ」ぽぽよよん

霞「あら、小瀬川さんも?たいへんねえ」

初美「ほらほら、巴ちゃんも」

巴「えっ、ええっと…」

小蒔「ううぅ…」ぽよよよーん

巴「あ、あの、おこられちゃいますよ?」

春「1年間黒糖抜きの刑でも耐える価値がある…」

小蒔「ええぇ…」ぽようとーん

巴「さ、3年くらいになっちゃうかもしれませんよ…?」

春「……甘受する」

霞「あらあら、黒糖だけになのかしら」うふふ

豊音『コクトー?』

霞「あら、ごめんなさい、こっちのはなし」

霞「いまね、春ちゃんが……」

小蒔「……ふにゅ」うとろーん

小蒔「ぐう…Zzz」

霞「!」

霞『ごめんなさい、またかけるわ!』プツッ!

豊音「あれ、きれちゃった どうしたんだろー」

塞「なにかわかった?」

豊音「ううん、あっちもきづいたらスライムっぽかったって」

塞「そっか…」

シロ「わたしからしてもそんなかんじだからね」とろーん

胡桃「ふにゃー」

エイスリン「クルミモ、トロケソウ!」

胡桃「いまならにんげんやめられそう」

塞「シロだけじゃないなら…ほかにもスライムっぽくなってる人がいるかも」

シロ「……てれびとかは」てろーん

塞「それだ!」

塞「あれ、リモコンは?」

シロ「わたしのなか」ぴっ

塞(水圧で操作してる……!)

こーこ「きょうは真新しいニュースはこれといってありませんっ!」

塞「うーん、ニュースにはなってないかー」

こーこ「ここでゲスト!新星アイドルちゃちゃのんでーす!」

ちゃちゃのん「こっこっこ、こんにちは!」

こーこ「かわいーっ!きんちょうしてるの?だーいじょうぶだいじょうぶ」

こーこ「この番組そんな視聴率高くないからっ」ぽんぽん

ちゃちゃのん「ひゃっ」ぷるるるん

こーこ「ん?」

ちゃちゃのん「くすぐったい、なんじゃあこれぇ」ぐにょーん

塞「こ、これっ!」

こーこ「なにこれすげえ!ちゃちゃのんこれはどういうこと?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんにもわからなぽわあ」ぷよーん

シロ(じぶんのからだにおぼれてる……)

こーこ「これはのちに麻雀ガールスライム化事件として語られそうな事態ですね!」

わーわー けーさつ けーさつ? 119ばんしろー

『しばらくすこやんのしゃしんをごらんください』

塞「すごい…ほんとに急にスライムっぽくなった…」

シロ「いったのに……」だれーん

豊音「ほかにもスライムっぽくなった知りあいいるかもねー」

シロ「……でんわしてみようか」ちゃぽよん

ぷるるるるるr

塞(水圧で操作するほうが楽なのかな…?)

ぴっ

菫『はい、弘世』

シロ「小瀬川です」ぽよよよん

菫『小瀬川…?なんだか声がプルプルしてるようだが』

シロ「……スライムっぽくなってて」ふよよよよん

菫『なんだ君もか』

菫『うちの照もだ』

淡「あははふしぎふしぎー」びよーん

照「……」のびょーん

尭深「…おちゃいれてみよう」

照「いちおうやめて」ぽにょーん

誠子「おまえら、先輩であそぶなって」

照「いいよ、誠子」てるーん

菫「ああ、わからない」

菫「いきなりツモの風圧で腕がはじけとんだんだ」

菫「やばいとおもって集めたらくっついた」

菫「その時すでにスライムっぽくなってたということだな」

シロ『そう…』ぷるるるーん

淡「おかし入れたらおなかいっぱいになるのかな」

照「できればくちでたべたい」ぷよーん

淡「いいよー あーん」

照「ぱく」ぽよよよよん

シロ「うん、うん じゃあ…」ぷちっ

豊音「なんかわかったー?」

シロ「ううん」ぽよん

エイスリン「カメラ、モッテキタ!」

胡桃「きねんしゃしんとろー」

シロ「はずかしいんだけど……」てれーん

胡桃「わ、あったかくなった かわいー」

エイスリン「ホント?」ちゃぽよん

エイスリン「!」

エイスリン「ホント!シロノナカ、アッタカイ!」

豊音「どれどれー?」

塞「やめなさい」

豊音「わー、ほんとにシロのなかちょーあったかいよー」

塞「やめなさいってば」

シロ「だる……」とよーん

まいど!まいど!まいど!まいど!まいど!まいど!まいど!まいど!

塞「うるさっ、なにこの着信音!」

胡桃「あ、わたし」ぴっ

胡桃「もしもし洋榎?」

洋榎『そ、そや!ひろえや!』ぷるるん

胡桃(声がぷるぷるしてる…!)

胡桃「洋榎、もしかしてスライムっぽくなってるでしょ」

洋榎『なっ、なんでわかったんや』ぽよよん

胡桃「声」

洋榎『やめてや…なんや恥ずかしいわ…』とろろん

胡桃「あは、うちのシロもだよ」

洋榎『そうか、ダル子もか』ぽよよよん

胡桃「そっちは洋榎かー」

洋榎『?』ぽよ?

洋榎『いや、うちっちゅーか、みんなや』

洋榎「正確には部員みんなやな」ぷよーん

洋榎「うん、そや、代行はなってへん」

郁乃「ほら~すっえはらちゃ~ん」ちゃぽよん

恭子「ちょお、代行、うちのかおに金魚放さんでくださいよ」ぷるるーん

郁乃「あかんの?」

恭子「あかんですて、ひゃ、およがんで!くすぐったい!」ぱしゃぱしゃん

郁乃「にひきめ~」ちゃぽよーん

恭子「やあっ、やめっ…代行っ!とってえっ…!」ちゃぱぱぱん

郁乃「さんびk…あら~?末原ちゃん、あったかくなってへん~?」

恭子「は、はあ?あほなこといって、ひゃああっ!」ばしゃしゃん

郁乃「かわいがったるで~すっえはらちゃ~ん」

恭子「すずちゃっ、たすけてえっ……」とろ~ん

漫「……」とろーりとろり

絹恵「そろーりそろりみたいやね」ぽよーん

由子「のよー」のよーん

洋榎『あっ、こら代行!きょーこになにしとんねん!』

洋榎『アカン、またかけなおすわ、やめや!いやがってますやろ!』ぷつん

胡桃「……」

胡桃「これはちょっとヤバい事態かも!」がばっ

塞「だからそう言ってるでしょ!」

シロ(やっとどいてくれた…)てろーん

塞「なんとかしなきゃ、ずっとこのままでいるわけにはいかないんだから」

シロ「……」とろーん

塞(うわあ、このままでいたいって思ってそー…)

胡桃「病院とか?」

塞「いや、病気ってかんじじゃあ…」

ぽよよよよーん ぽよん ぽよよん

豊音「あ、霞ちゃんから…あれ、でんわだ、もしもーし」ぴっ

『もしもし、神だが』ぷるるん

シロ以外みんな「!?」

小蒔に降りてる神さま(以下かみ)「そうだ、神だ」ぽよーん

かみ「小蒔がいつもせわになっております」ぺこーん

かみ「この事態の説明をしてもらいたい」とろーん

かみ「しょうじきやりづらくてかなわない」ぺよーん

かみ「うちのものはあそんでばかりで役に立たなくてな」ふよーん

初美「……」正座

春「……」正座

巴「だからいったじゃないですか……」正座

霞「うふふ」正座ぽよん

初美「あ、霞ちゃん、スライムっぽくなってますよー!」

霞「あら、こまったわあ」とろろーん

霞「あらあら、とけどまらないわ」とろろろーん

かみ「……」ぽよーん

かみ「めんどうだ」とろーん

かみ「わたしのちからでみんなあつめてしまおう」ぽよよよよよん

ぴかーっ!!!

……

塞「はっ!ここは!?」

シロ「……インターハイ会場?」とろーん

優希「あっ!シロちゃんの高校だじぇ!」

久「あらほんと」

咲「えっ!?せ、せんぱいっ、ストップ!とめてください!」とろーん

まこ「んん?増えるワカメで水分吸い取る作戦になんか穴があったかのう」

和「まずはためしてみるべきです!」

咲「あっ、あのでも、宮守さんいる前でなんて、はずかし……」ぽよ-ん

池田「宮守だけじゃないし!」

優希「いけだっ!」

池田「にゃっ、敬語つかえってば」

美穂子「みなさん、おひさしぶりです」ぺこちゃぽーん

久「あらーそっちはあなたがなっちゃったのねー」

照「……咲」ぽよーん

咲「お、おねえちゃんっ!?」ぱやーん

咲「のどかちゃん!ストップ!わかめストップ!」ちゃぽちゃぽーん

和「ノーストップです」ちゃぽよん

咲「やあ、おねえちゃん、みないでえ!」ぱしゃーん

照「……わかった」とろーん

まこ「おお、わかめがみるみる増えてくのう」

ゆみモモ「……」ぷるーん

ゆみモモ「…まさかこんなところでチャンピオンを見るとは」

ゆみモモ「びっくりっすね」とろーん

智美「ワハハ、スライムっぽくなったかいがあったんじゃないかー?」

ゆみモモ「ああ、そうだなかもっすね」ぽちょーん

シロ(なんか混ざってるひとがいる……)たれーん

シロ(……きをつけよう)ぽにゃーん

かみ「うむ、ぞくぞく集まってきているようだな」ぷるるーん

霞「ご紹介しますね、神さまです」ぽよーん

かみ「ああ、神だ」ぷるーん

シロ「……こんにちは」ぺこーん

豊音「すごーい、あくしゅしてください!」

かみ「……」ぷにーん

かみ「しめってるがいいか?」ぽよよん?

豊音「はいっ!」

あくしゅ

豊音「わあー、この手は洗いませんっ!」

かみ「あらったほうがいいぞ」ぷにょーん

塞「スライムっぽくなった人たちを集めてるんですか?」

かみ「国内のスライムっぽいものたちはだいたいひととおり把握したからな」ぽよーん

胡桃「すごい!」

かみ「つかれたからあとはまかせるぞ」たれーん

かみ「つぎおりてくるときまでにはまともなからだにしておくように」とろーん

小蒔「あれ、ここは?」ぽにょん?

透華「あれは!神代小蒔じゃありませんこと!?」ぷるるるるるるーん

小蒔「??」ちゃぽん?

衣「咲とノノカもいるぞー」ぷるるるーん

シズ「あ!天江さんだ!」

衣「おおーシズノと…」ぱしゃーん

宥「……」ぷるぷるぷるぷるーん

衣「このまるっこいスライムはだれだ?」

シズ「宥さんです ふるえてるとこうなっちゃうみたいで」

宥「ぽよん」ぷるぷるぷるぷるーん

シズ「こんな喋れないんですけど、たぶんあいさつしてます」

衣「おお、宥、こんにちはっ」ぺこよ-ん

こーこ「おー!しゃべれないスライムがここにも!」

宥「ぽよん?」ぷるぷるぷるぷるーん

すこやん「どろーん」あらーん

こーこ「あはは、すこやん不器用すぎてかたち全然たもてないんだよ」

ちゃちゃのん「なかまがいっぱいじゃあ うれしいのう」ちゃのーん

すこやん「どろーん」ふぉーん

こーこ「おお、うれしそーだ よかったね、すこやん、ちゃちゃのん」

浩子「こらおもろいとこですなあ」ぽよーん

怜「そやなあ」とろーん

咏「あはは、えりちゃんどこここー」ぷるるーん

えり「ああもう、そんなにうごいたら崩れちゃいますよ」

咏「しらんしー」ぽよんぽよーん

こーこ「ほら、なかまだよすこやん」

すこやん「どろーん」あらふぉーん

ひゅー ざっぱーん

こーこ「すこやーん!!すこやあああーん!!!」

郁乃「あら~みなさんすいませんな~」

郁乃「うちの部員レギュラー以外かたちたもてへんくて~」

こーこ「すこやん!すこやんどこー!すこやあああああーんっ!!」

シロ「ちからこぶっ……ダル……」にゅーん

恭子「みなさん落ちついて、しっかりしてれば混ざらず戻れますから」ふにゅーん

シロ(なんであのひと顔に金魚飼ってるんだろう……)だれーん

ゆみモモ「ぶいんぜんいんスライムっすか、たいへんだな」うにょーん

こーこ「うえええーん!すこやあああーん!!」びえー

すこやん「う、こー、こちゃ…ふ」ぷる、ぷるる、ぷる

こーこ「すこやん!」

すこやん「え、えへへ……みて、かたち、なったよ…」ぷる、ぷるどろっ、ぷるる

こーこ「すこやーん!」だきっ

シロ(……よかった)ぷるーん

浩子「なあなあ末原さんなんで金魚飼っとん?」きゅーん

洋榎「……最初はな、2匹はいっとったんや」うよーん

怜「1匹減ったん?」

絹恵「……しんでもうたんや」うるーん

漫「せんぱいから取りだした金魚を普通の水にはなしてやったんです」えぐえぐーん

漫「そしたら……」ひっぐーん

由子「そのなかで溺れるようにして、しんでしまったのよー」のよーん

洋榎「恭子は静かに涙をながした」ぽよーん

洋榎「そして、せめてもう一匹は守ろうと決意したんや」ぷよーん

郁乃「わたしはこどもやった」

郁乃「金魚は、わたしがころしたようなものや」

郁乃「くっ……ううぅ……」ぽろぽろ

恭子「……代行、泣いても仕方ないですよ」ぷるーん

恭子「わたしらがすべきことはそんなことやない」ぽたーん

郁乃「末原ちゃん……」

郁乃「でも……」

恭子「……」抱きーん

郁乃「!」ちゃぽよん

恭子「そんな顔、せんでください」ぽよよーん

郁乃「すえはら、ちゃ…」

恭子「せんでくださいよ、代行」ぽよよよよーん

郁乃「……うん」ぽろぽろ

胡桃(なにいまのやりとり……!)

塞「だいたいこんなもんかな、スライムっぽくなったひと」

豊音「これだけでもだいぶ多いよー」

エイスリン「!」バッ

シロ「……うん、みんなひらのスライムだよ」とろーん

塞「ぷっ!ちょ、やめてよっ!」

咲「わかめ効き目なかったね……」ぐすーん

和「エエ、トテモザンネンデス」

ゆみモモ「わたしたちはこれでかまわないがなっす」いちゃーん

咏「みんなスライムってやばくねー?知らんけど」ぽよんぽよーん

美穂子「――なにか、けはいがします」ぷるるん

シロ「……けはい?」

??「ふふ、みな集まってるようであるな!」

一同「!?」

玉子「余のために集まるとは、いい心がけである!」

豊音「なにあの子ーちょーかわいいよー」

シズ「あ!埼玉代表の!」

衣「あやつもスライムのごとくなっているのかー?」

照「プルプルはしてないけど」てるーん

恭子「……余のため、とはどういうことや」ぽよーん

玉子「ふん、わかりきったことを」

玉子「文字通りの意味であるぞ、わが臣下ども」

塞「しんか…?なにいってるの?」

胡桃「いみわかんない!」

シロ「……」

エイスリン「!」バッ!

シロ「……うん、そうだね」

玉子「ふふーん」

シロ「……あれが、キングスライムだ」

玉子「むむ、気付いたようであるな」

シロ「……」ぷるーん

塞「は?なに?」

玉子「この王冠が目に入らないであるか?ならば…」くいっ

ぴかっ

塞「…えっ」ぽよん

塞「えええっ!」とろーん

一同「!?」

恭子「……ひとを、スライムっぽくできるわけやな」ぷるるるーん

玉子「それだけではないであるぞ」くいくいっ

びゅーん

恭子「!?」ぷるっ

洋榎「うちの学校の連中が、すいあげられて……」ぽよよよよーん

玉子「余の真の姿を見せてやるである!」ぴかーっ!

どてーん!

キングスライム玉子(以下キング玉子)「よきにー」ぽよん

衣「おおっ!トーカっ、あれ、どらくえのっ!」ぷるーん

咏「すっげー!はじめてみたよー!」ぽよんぽよーん

キング玉子「余はスライムを統べるもの、もうわかったであるか?」ぽよん

恭子「そんなことはどうでもええ」てろーん

キング玉子「ん?」ぽよん

恭子「なかまを、かえしてもらうで!」金魚ちゃぽよーん ダッシュ!

キング玉子「ふふん」ぽよん

郁乃「あ!あかん、末原ちゃん!」

キング玉子「無駄である!」ぽよよんっ!

恭子「なっ!」ばしゃーん

郁乃「末原ちゃあああああああーんっ!」

シロ「……さっきの、小鍛治プロみたいに」ぷるるーん

キング玉子「ひらが王に逆らえるわけないのである」ぷるん

塞「ぷっ、ひらっ、やめてよもう……」ぷるぷるぷるーん

キング玉子「じぶんたちの立場を理解したであるか?」ぽよん

一同「……」

シロ「……霞さん」ひそーん

霞「なあに?」ぽよん?

シロ「神さま、呼べる?」ひそひそーん

霞「!」ぽよよーん

霞「ええ、小蒔ちゃんが寝れば――!」ぽよよよーん

小蒔「ぐう…」Zzzーん

ぴかーん

かみ「……」とろーん

かみ「もどしておくようにといったのに」ぐすーん

キング玉子「んー?なんかいま光ったであるな」ぽよん

かみ「……ドラクエの世界におりてしまったのか?」ぽにょーん?

霞「神さま、あれが黒幕です」とよーん

かみ「……ほう」ぽよん

かみ「そこのキングスライム」とろーん

キング玉子「ん?なんであるか?」ぽよん

かみ「わたしは神だ」ぷにょーん

キング玉子「??」ぽよん?

かみ「わたしたちをもとに戻せ」てろーん

キング玉子「うーん、まだわかってなかったようであるな」ぽよん

かみ「わたしの機嫌がいいうちに言うとおりにしておくことだ」たれーん

キング玉子「ふふふん、ノーである」ぽよん

かみ「……愚かな」かみーん

ごろごろごろごろ……どがしゃー!

キング玉子「ふんっ」ぽよよん!

ぱしゃーん!

かみ「!?」ぽにょん!?

霞「神さまのすごい攻撃が……ぜんぶスライムになったですって……!?」しゅろーん

キング玉子「どうした、おわりであるか?」ぽよん

かみ「くっ……」しょぼよーん

キング玉子「神といえどしょせんスライム」ぽよん

キング玉子「王たる余にはかなわないのである!」ぽよん

かみ「くそう」うるーん

キング玉子「ふふん、だがよろこぶがいい」ぽよん

キング玉子「その神の力ごと吸収して、余のいちぶにしてやろうである!」ぽよん

かみ「!?」ぶるん

霞「まって、小蒔ちゃんをつれていかないで!」とろーん

キング玉子「ふふん!よきにー!」ぽよん

シロ(……まずい、神さまが吸収されたら打つ手がなくなる)とろーん

シロ(それに……たぶんあの子のちからは世界を制圧できるレベルのそれになる……)たれーん

シロ(これじゃあまるで、神さまはあの子の栄養になりにきたようなものだ……)だるーん

キング玉子「吸!収!」ぽよよん!

霞「だめえええーっ!!」たゆーん

??「こらー!!!なにやってんだ玉子!!!!!」

キング玉子「!?」ぶるん!?

シズ「あ…あれは!」

シズ「埼玉の人たち!!」

史織(中堅のひと)「やぁん、スライムだらけ」

景子(大将のひと)「すご…あれが玉子せんぱい?」

花子(次鋒のひと)「あーもうやりすぎだろ、たっくもー」

ソフィア「こら玉子!ちょっとこい!」

キング玉子「の、ノーである!」ぽよよん

ソフィア「そうかよ、じゃあそこでまってろよ!」ダッシュ!

キング玉子「わわ、くるなである!きたらスライムにしちゃうであ――」

ソフィア「やってみろこのばっきゃろー!!」ぱーんち!

キング玉子「ぴいいー」どがしゃ!

キング玉子「ばたん…」ぽよよよよよよよ……

すうー

玉子「きゅーである……」ぱたっ

花子「つぎのひとー」

咏「はーい」ぽよんぽよーん

玉子「ごめんなさいである…」くいっ

ぽんっ!

咏「おーっ、もどった!もどったよーえりちゃーん」だきっ

えり「……よかった、です」

咏「あれ…えりちゃん、泣いてんの?」

えり「なっ、そんなこと…!?」

咏「えりちゃーん」ぎゅーっ

咏「……ごめんね、ありがと」ぼそっ

えり「!」

えり「……はい」ぽろっ

つぎのひとー はーい ……

シロ「……」

シロ(あのひとは、どうするんだろう)

恭子「……」ぷよーん

花子「なおってない人もういないっすかー?」

洋榎「まった、恭子がまだ……」

恭子「主将」ぽよん

洋榎「ん?なんや恭子」

恭子「……わたしは、いいです」ぽよーん

洋榎「は?恭子、おまえなにいうて……」

恭子「……」とろーん

シロ「金魚のため、でしょう…?」

郁乃「!」

シロ「末原さんが戻ったら、その子が生きていける場所はなくなっちゃうから」

郁乃「そんな…末原ちゃん…」

恭子「代行、いいんです」てろーん

恭子「わたし、この子気に入ってもうたんですよ」ぷにょーん

恭子「せやから、この子が生きてるあいだはスライムでいたいんです」にこーん

郁乃「末原ちゃん……」

郁乃「すえ、は……」ぽろぽろ

恭子「ああもうっ、泣かんでください」あせーん

郁乃「うええ…ごめんなさい、ごめんなさいすえはらちゃん……」ぽろぽろぽろぽろ

恭子「……はあ、しゃーないひとやなあ」ぷるーん

恭子「じゃあ罰として」ぷるん

郁乃「!」

恭子「この子のせわ、いっしょにしてください」ぽよよーん

郁乃「……すえはらちゃん」

恭子「……」てれーん

郁乃「……うん」

郁乃「うんっ!」

シロ「……」

越谷のひとたち「ほんとにすいませんでした」ペッコリーン

ソフィア「末原さん、戻るときはいつでも呼んでください」

恭子「うん」金魚ちゃぽよーん

シロ「……」

シロ(一件落着かな……だる……)

こうして、麻雀ガールスライム化事件の幕は下りた。
(ゆみモモは泣く泣く離れた。)
ちなみに動機は麻雀ガールたちを吸収して雀力をアップさせたいとかそんなかんじである。

数年後、
顔に金魚を飼い《Aquarium》と称される女流雀士がプロの世界に現れ、
それまでのプロ記録をことごとく塗り替えることになるのだが、
それはまたべつのおはなし……。



塞「あーシロ、またコタツ持ってきちゃったの?」

胡桃「めっ!どけてどけて」

シロ「……うごきたくない」

豊音「あはは、シロらしいよー」

エイスリン「!」バッ

シロ「…うん、みかんほしいね」

塞「はあ……はあ……みかん、買ってきたよ…」

シロ「…ありがとう」

豊音「あったかいよー 塞も入りなよー」

胡桃「こたつでする充電はまた一味ちがう……」

エイスリン「ミカン、オイシイ!」

シロ「……」だれー

塞「シロー、そーんなだれてると、またスライムっぽくなっちゃうよー」

胡桃「こたつ+スライムシロ+充電=……いいねっ!」

豊音「あはははっ」

エイスリン「!」バッ

シロ「……うん あれも…わるくなかったね……」

シロ「……でも」

シロ「やっぱ……やっぱわたしは……」

シロ「にんげんがいいな……」


カン!

支援などなど、ありがとうです

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