照「友達が欲しい…」(1000)

立つか?

なんだ立ってないのか

昨日のやつが落ちてたからとりあえず

麻雀部の部室前。。。

照「………」

照(緊張する……)

照(中学校では舐めプばかりされてたからここではみんなに本気出してもらえるように頑張ろう)

照「うん、頑張る」

菫「なにをだ?」

照(!?)ビクッ

照「…弘世さん。おはよう」

照(びっくりした。いつの間に後ろに立ってたんだろう)

菫「もう放課後だからその挨拶はおかしい。それで、宮永さん。今日から入部?」

照「一応、入部届けはもってきた…」

菫「…早いな」

照「…うん。校長先生に入部届けを渡されて麻雀部に入ることを進められた」

照(ここの校長先生は生徒想いの良い人。東京が冷たいという結論はもしかすると早計だったのかもしれない…)

菫「校長が…?」

菫(それは妙だな)

菫「まぁ、こんなところで立ち話もなんだ。とりあえず部室に入るぞ」

コンコン…キィイ…バタン…

菫「ここが麻雀部の部室だ」

照「………」

照(人がいっぱいいるのにすごく静かな場所…)

照(中学では常に悲鳴が飛び交ってり、ビリビリしたり、バチバチしたり、ゴッしたりしてたのに…)

照(麻雀ってこんなに静かなもの…)

照(それともこの学校の麻雀部は礼節を重んじるようなお嬢様校…?)

菫(この人数に気圧されたか…?)

部長「弘世。おはよう…」

菫「部長、おはようございます」

照「…むぅ」

照(菫も“おはよう”って言った。放課後なのに“おはよう”って…)

部長「それで、弘世。その子は…?」

菫「ああ、この子は私のクラスの転校生です。麻雀部の入部希望者です」

部長「…ほう」

部長「名前は…?」

照「…宮永照」

部長「宮永さんか。悪いが、うちの麻雀部では最初に軽い試験を行うことになっているんだ」

照「…試験?」

照(科目は何だろう。英語かな?)

部長「部内のランキングの順位を位置付けるための軽い試験だ。別に結果が悪かったとはいえ追い返すようなマネはしない」

部長「麻雀は運の要素が強い競技でもあるからな」

照「…試験の内容は?」

部長「うちは麻雀部だ。だから試験の内容は決まっている―――麻雀だ」

麻雀は分からないのでキンクリ。。。

照「―――ツモ」

部員A「ひっ」

部員B「うっ…」

部員C「あうっ」

部長「全員、飛び終了か…」

菫「…………」

菫(圧倒的すぎる…)

照「………」

照(また手加減されて…早いうちに鏡を完成させよう)

その日の夜。。。

照「………」

照(結局、今日は友達できなかった)

照(弘世さん…)

照(弘世さんはどうなんだろ…)

照(私と友達になってくれるかな…?)

照(………弘世さんと友達になりたい)

※ちなみに宮永さんは見事に一軍入りを果たしました

照「………」

照(今日のことを皆に伝えて、弘世さんとどうやって友達になれるか聞いてみようかな…)カタカタ

―魔物部屋―

テルさんが入室しました

テル:起きテル?

リンシャン:起きテルよ

姫様:起きテルです

コスモ:わたしも起きテルー

テル:あれ?フルムーンさんはいないの?

リンシャン:多分、寝テルよ

姫様:フルムーンさんは子供ですので…

フルムーン:子供じゃない!コロモだ!

コスモ:特定した

フルムーン:!?

コスモ:フルムーンの名前はコロモでしょ?

フルムーン:何故それを知っている?さてはお前、トーカだな

凍化:………コロモ?

テル:いやフルムーンさんの名前とかはどうでもいい。そんなことよりみんなに相談がある

フルムーン:どうでもよくなどない!

姫様:あっ!すいません。寝てました

リンシャン:私も相談。みんなのキャラが濃すぎて私が空気になるんだけど…どうしたらいいかな?

テル:いやあの…

コスモ:それは難儀なものだね。リンシャンさんは私みたいな美少女に生まれなかったんだねー

テル:私の相談は?

リンシャン:…は?

テル:ごめんなさい。リンシャンさん

リンシャン:いや今のは違うよ。テルさんにじゃなくてコスモさんに向けてだよ

コスモ:リンシャンさん、こわいー

凍化:…………

姫様:あの…凍化さん?

凍化:コロモは寝た。私も落ちます。おやすみなさい

姫様:いい夢を

凍化さんが退室しました

フルムーンさんが退室しました

白衣の天使さんが入室しました

白衣の天使:なんや、テルさん。ウチで良かったら相談に乗るで

テル:白衣の天使さん…

リンシャン:白衣の天使さんこんばんわ

コスモ;やっほー悪意の天使さん

姫様:フハハハハ!ひざまづけ、雑兵共め

リンシャン:…え?

テル:………また寝てる?

コスモ:みたいだねー

姫様:それで?貴様ら愚民の矮小な悩みなどこの余の英智にかかれば即座に解決する。さぁ、話してみせよ

コスモ:うわぁあ

リンシャン:コスモちゃん、シィー

白衣の天使:ウチも相談に乗るで

テル:ありがとう、二人とも

リンシャン:………

コスモ:イイハナシダナー

姫様:ふむふむ、成程。貴様はその女子との仲を濃厚なものへと昇華させたいのだな。良かろう。この余が憐れなる子羊に策を授けよう

テル:ありがとう、姫様さん

リンシャン:あの、姫様さん。起きたほうがいいよ。見てるこっちが恥ずかしい…

コスモ:フルムーンさん以上の恥ずかしさだね

白衣の天使:明日、枕に顔を埋めながら悶えるんだろうね。それにしても濃厚な仲って…なんだか卑猥や

………

照「………」

照(成程。姫様さんが言うには抱き着いて胸を揉めば仲良くなれるらしい)

照(いきなりそんなことして怒られないかな…?)

照(あとは白衣の天使さんからは弘世さんのことをあだ名で呼べば親近感がアップするというアドバイスも頂いた)

照(明日、試してみよう)

翌日。。。

照「行ってきます」

母「忘れ物は?」

照「ない」

母「本当?」

照「うん」

母「下着は?」

照「つけてる」

母「鞄は?」

照「もうしつこい」

通学路。。。

照「…………」

照(弘世さんに会ったらまずは抱き着いて…)

照(それから胸を揉んで)

照(最後にあだ名で呼ぶ)

照(………)

照(…しまった。弘世さんのあだ名を考えてなかった…)

照(やっぱりここは無難にスミレン?)

照(ううん、そんな安直なあだ名じゃダメ)

照(もっとこう…あっ!)

照(ひ ら め い た)

照(シャープシューターなんてのはどうだろう…)

照「………」

照(シャープシューター菫。略してSSS(トリプルエス)…)

照(これは傑作)

「おい、危ない!」

照「えっ…?」

ゴツン…

照「っ…痛い」

照(いつの間にか電柱が私の道を通せん坊していた…)

照(電柱のくせに生意気)ゲシゲシ

「…大丈夫か?」

照「…え?」

照「あっ、弘世さん。ありがとう」

菫「きちんと前を見て歩け。危ないだろ」

照「………」ジィー

照(そうだ。これはチャンス)

照(でも流石にいきなり抱き着いたりしたら迷惑だと思う)

菫「…なんだ? 私の顔に何かついてるか?」

照「ねぇ、弘世さん」

菫「…?」

照「弘世さんに抱き着いて胸を揉んでもいい?」

菫「はっ!?」

照「ついでにあだ名で呼んでもいい?」

照「シャープシューター菫。略してSSS!」ドヤァ

菫「………私は先に行く」

照「…え?」

菫「だから私は先に行く。お前も遅刻しないようにな」

照「抱き着いて胸を揉むのはダメなの?」

菫「当たり前だ。私にそっちの趣味はない…」

照(そっちの趣味…?)

照「弘世さんは私のこと嫌いなの?」

菫「出会ったばかりなのに好き嫌いもあるか」

照「私は弘世さんのこと好きだよ」

菫「!?」

照「私は弘世さんと仲良くなりたい。だから抱き着いて胸を揉んでいい?」

菫「だから私にそっちの趣味は!」

照「…?」

照(なんでダメなんだろう)

照(やっぱり私なんかとは仲良くなりたくないのかな)ジワッ

菫「うっ…」

菫(なっ、なんだろう。なんか罪悪感がわいてくる…)

菫「ハァ…分かったよ。ただし、抱き着くだけな」

照「弘世さんのことを抱いていいの…?」

菫「誤解を招くような言い方をするな!」

照「…ん」ギュッ

菫「……」

菫(ハァ…なんだろう。こいつとはこれから先、長い付き合いになりそうな…そんな予感がする)

照「とりぷるえす…」

菫「その呼び方はやめろ」

照「…じゃあスミレン?」

菫「普通に菫でいい。その代わり私もお前のことを下の名前で呼ぶからな、照」

照「…分かった」ギュッ

モミモミ…

菫「どさくさに紛れて胸を揉むな」

照「……ん」

照(これで弘世さ…菫と仲良くなれたはず。姫様さんと白衣の天使さん、ありがとう)

教室。。。

菫「なぁ、照。そろそろ腕を離してくれないか…?」

菫(視線が痛い)

照「ダメ」

キャー!サスガハヒロセサン!モウテンコウセイヲオトシタノ

キマシタワー

オネエチャンヲヨクモ・・・ギリッ

照(東京に引っ越してきてからの初めての友達…)ギュ

菫「はぁ…」

>>91
咲さんはストーキングなんかしません!!

教師「おい、宮永!はやく自分の席に戻れ」

照「私の席はここ」

菫「…重い。私の膝から下りろ。あと自分の席に戻れ」

照「……分かった」しょぼん

照(菫に迷惑はかけたくないから仕方ない。また後で…)

教師「それじゃあ出席を取るぞー」

>>92
お姉ちゃんに会うためだけに嫌いな麻雀を始め、さらにお姉ちゃんと話すためだけに全国大会を目指してるだろうが!
いい加減にしろよ淫乱ピンクめ

放課後。。。

照「………」

菫「おい、照。部室に行くぞ」

照「……ない」

菫「…ん?」

照「…鞄がない」

菫「お前、きちんとロッカーにしまってたよな?」

照「…うん。私は鞄を探すから菫は先に行ってて」

菫「………いや私も手伝うよ」

照「えっ…でも私は一軍入りをしたからそれなりに優遇されるけど菫は…」

菫「良いんだよ。どうせ私も直ぐに一軍に入るから」

照「菫、ありがとう」ダキッ

菫「ああもう、離れろ」

30分後。。。

菫「照……」

照「菫…!?」

照(どうしてそんなにびしょ濡れに…)

菫「鞄は見付けた。だが…」

照「…え?」

ドサッ……

菫「見ての通りだ。中庭の噴水のところに放り込まれていた」

照「………」

照「…菫。見付けてくれてありがとう」

菫「照、誰がやったかまでは分からないけど多分…」

照「………菫。今日は先に帰る…」

菫「照…」

照「…大丈夫。菫は心配しないで」ニコッ

照(こういうのは……慣れてるから…)タッ

菫「待っ…!」

下校中。。。

照「はぁ……」

照(菫に悪いことをした。多分、迷惑かかったよね…)

照(私なんかの鞄を探すために……菫)

照(…………お母さんになんて説明をしようかな)

照(…はぁ)

照(びしょ濡れの菫…キレイだったな…)

照(…って何を考えてるんだろう)フルフル

照(明日、菫にお礼を言おう)

その日の夜。。。

照「……」

照(とりあえず姫様さんと白衣の天使さんにもお礼を言っておこう)

―魔物部屋―

テルさんが入室しました。

テル:誰かいる?

姫様:いません。誰もいません。特に私はずっといません

コスモ:wwww

リンシャン:wwwwwww

テル:あっ!姫様さん!昨日はありがとう

姫様:昨日?なんのことでしょう。多分、他人の空似だと思いますよ

コスモ:愚民www憐れなる子羊に策を授けるwwwもう色々とwwww

リンシャン:おいやめろwwwそれ以上は睾丸潰されるよwww

コスモ:そんなものないよwwwwだって私は乙女だものww

リンシャン:乙女wwww

姫様:うっ…もう忘れてください…

コスモ:>>姫様:それで?貴様ら愚民の矮小な悩みなどこの余の英智にかかれば即座に解決する。さぁ、話してみせよ wwww


リンシャン:もう忘れてあげてwwww

姫様:人の恥態を笑うなんて最低です!それにあれは私じゃありません!

コスモ:>>姫様:ふむふむ、成程。貴様はその女子との仲を濃厚なものへと昇華させたいのだな。良かろう。この余が憐れなる子羊に策を授けよう wwww

リンシャン:wwwww

フルムーンさんが入室しました

フルムーン:今北産業

コスモ:姫様
    恥辱
    濃厚な仲

リンシャン:それだと意味が違ってくるよwww

フルムーン:意味は分からんが、楽しそうだな

リンシャン:うん!とっても楽しいよ!人を虐めるのって楽しいよね

コスモ:姫様、息してるー?www

テル:でも私は姫様さんのアドバイスのおかげで友達が出来た

リンシャン:え

コスモ:え

フルムーン:え

姫様:え

ちょっと夕飯作ってくるから保守よろしくお願いします

テル:今朝、姫様さんと白衣の天使さんのアドバイスを実行したらその女の子と友達になれた。ありがとう

姫様:私が言うのも何ですが、よく捕まりませんでしたね

コスモ:それはセクハラだよ、テルー

リンシャン:………

コスモ:どうしたの、リンシャン

リンシャン:…なんでもないよ。そろそろ寝るね、おやすみ

コスモ:おやすみー

姫様:良い夢を

リンシャンさんが退室しました。

テル:ところでフルムーンさんは起きてる…?

凍化さんが入室しました。

凍化:フルムーンさんは寝ました。それではおやすみなさい

凍化さんが退室しました。

………

照「ふぅ……」

照(今日は私ももう落ちよう)

……

テル:私も明日早いから寝る。おやすみ

姫様:おやすみなさい

コスモ:おやすみー

テルさんが退室しました。

翌日の通学路。。。

照「………」トテトテ

照(……眠い)

照(結局、昨日の夜はあんまり寝れなかった)

照(………菫。勝手に帰ったこと怒ってるよね…?)

照(菫に見限られるのだけは…嫌だな)

「あのっ、宮永さん!」

照「……? 私?」

「あっ、あの宮永さん…」

照「…?」

「昨日はゴメンナサイ!」

照「…昨日?」

「…はい。昨日、宮永さんの鞄を噴水に投げ捨てたのは私です」

照「え…?」

照(それは一体…どういうこと…?)

「私、昨日まではランキング五位。白糸台の一軍にいました…」

照「昨日までは?」

「…はい。昨日、あの後……うっ…思い出すだけでも…」

照「…?」

「とっ、とにかくゴメンナサイ!もうしません!それじゃ…」タッ

照「…?」

照(何が起きたのか分からない。なんで私の鞄を噴水に捨てた本人が謝罪に…?)

照(もしかして…先生に私の鞄を噴水に投げ入れてるところを見られたとか?)

教室。。。

照「―――ということが今朝あって、菫は何か知らない?」

菫「さぁな。私は知らない。お前の推測通り教師に見られたんじゃないか?」

菫「それで教師に謝るように言われたとかそんなところだろう」

照「でも…」

照(なんか腑に落ちない)

菫「あっ、そうだ。あと一つだけ言い忘れてた。私、一軍入りを果たしたから」

照「…え!?」

菫「まだランキングの順位は三位だがな、いずれはお前も抜いてやる。覚悟しとけよ」ニコッ

照「…っ…うん!」ニコッ

放課後。。。

照「部長。呼びましたか…?」

部長「ああ、お前に一つだけ聞きたいことがある」

照「なにをですか…?」

部長「お前、ウチの部員に何かされたのか…?」

照「…?」

照「いえ、別に大したことは…」

照「どうしてそんなことを…?」

部長「二軍のメンバーのみが有する権利は知ってるよな?」

照「えーっと…」

照(…説明されたような気がするけど覚えてない)

部長「ハァ……一軍に挑戦する権利だよ」

照「あっ…」

追いついた

部長「勝てば即座に一軍入りが確定する。完全実力主義の白糸台麻雀部の伝統の下剋上システム」

照「それがどうしたんですか…?」

部長「それを昨日、弘世が使ったんだよ」

照「菫が…?」

照「それが何かおかしいんですか…?」

部長「弘世は下剋上システム否定派だったんだよ。運の要素が強い麻雀では、素人が玄人を倒すこともある」

部長「そんな競技の実力を量るのはやはりランキングだけだという考えを持っていた」

照「……」

部長「それに昨日の弘世は、今までとはまるで別人だった」

照(…菫)

部長「今までの弘世は普通に卓上の四人から点数を稼いでいた。だが昨日の弘世は…」

照「…?」

部長「卓上の一人を徹底的に攻撃し、その一人が飛ぶまで点棒をむしり取っていた…」

照「………」

部長「何故、あそこまで怒っていたのかは知らないが弘世が最後に何かを耳打ちしていたんだ」

部長「その飛ばした相手に…」

部長「その時に弘世の口から照という言葉が聞こえたような気がしたからな…」

照「………」

部長「まぁ、なにもないなら別にいい。部活に戻っていいぞ…」

照「…はい」

シャープシューターさんかっこよすぎhttp://i.imgur.com/gbG9R.jpg

>>194
「腹減った」

とか考えてそう

部室。。。

照「………」

菫「おい、照。何の話だったんだ…?」

照「っ…!?」ビクッ

照(……菫)ドキッ

照(…え?)

照(今の…なに…)

照(ドキッ…?)

照(…あれ?)

照(………おかしい。なにかおかしい)

菫「おい、照」

照「…なに?」

菫「顔真っ赤だぞ!熱でもあるんじゃ…」

照「なっ、なんでもない!だから心配しないでいい」

菫「…そうか? でも念のために保健室に―――」

照(…っ)ドキドキ

照(なに…? これ…胸が苦しい…)

照(成長期だからかな…?)

照(うん、多分そうだよね。それとも…何かの病気かな…?)

照(やっぱり…)

照「ごめん、菫。やっぱり保健室に行く」

菫「…そうか。なら私もついて」

照「一人でいい…」

保健室。。。

照「はぁ……」

照(これがお母さんの言ってた成長痛というやつかな)

照(思ってたよりも苦しい)

照(でもこの成長痛を越えた先には巨乳の未来が待っている…はず…)

照(でも…お母さんも小さいし…)

照「はぁ…」

菫「溜息ばかりついてると幸せが逃げるぞ」

照「…ッ」ビクッ

                 .. ----  .
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      : / ..:i|..:{:.\ |:ハ:{、:.:.:.廴__ 斗<:.:|::.:.:.|:.:|:.:.. |: .       乂 ___ )    ._ノ         (__ノ
.      |:il .:.::ii:八:{::{ |≧十\:∨ ,.     `|:.:.:..ト:|:.:.: |: .{
.      |:|!..:.::,| ..:.トド\ _,   `  z.、__レ|::.:.:.|´j:.:.:..|: .  
      ,|:{ .::/l| .:小≧==' '^     ´` ̄´`!:.:.: |' }:.:.:..|: . {               ガシッ!   i .,
     八| :ハ| .:.:{:.i xxx   ,     xxx |:.:.:.:|_,}:.:.:..|: . .i       /            人ノし(
       (__) | .:. 八            |:.:.:.:}V:.:.:..:: . . {    / /         ,.<二v‐::v‐::v‐:、 (⌒
      .イ   i! .:.:| :i::..     丶 ノ     ,:.:.:./:i::.:.:. :i: . .   r――――――‐',ス)}、ス.lコ|lコト、ヲ――
     〃{   .}: :.:.{ :|::::i:>...      イ/.:.:/i:,′:.::.八 : .l  / ヽ        r'゙,..ノ  ゙ー^ー'゙
     {:i.:{   ハ:.:.:V :::|l:.:.:.}:.r } ̄ __ ノ/:.:./:./:.:.:.:. ::i{: . . { / __>'Y        |´...}
.    八从 ,: .∧ :.{:::::リ::::::ノ 入_/'i{  /ィ /::/:.:.:.:. /::{:. . . . \>'゙        ,,| .ノ‐- ,,_
       ∨ .:.:.:.\V‐≦ムイ  /》___.ノイ 7:.:.:.:. /廴:.. . .八 〔_'___,∠ソ\    .`゙"''‐- ,,_
       /;..:.:.:.:.:./ \}!  r‐〉ォ´ ̄  }ノ /::.:.:.:./  , ヽ: .∧            \__ノ、_ノ`''‐ ,,_
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     ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./   /    i: : . .:.   \        |  ̄ ̄ ̄ ̄|
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                                  /\___/ヽ           
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   '''''':::::\           
     `'<`ゝr'フ\                 +  |(●),   、(●)、.:| +      
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                 |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|       
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                .+ |   `-=ニ=- ' .::::::| + .    
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +  
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|  . 
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ    
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菫「さっきから様子がおかしいぞ、照。部長に何か言われたのか…?」

照「…違う」

照(なんだろう。菫を前にすると…また)

菫「はぁー…それじゃあどうしたんだ」

照「………分からない」

菫「……分かった。もう詮索はしない。ただ、何かあるならいつでも相談に乗る。友達…だからな」

照「…菫。ありがとう。私は菫のこと大好きだよ」

菫「そんな恥ずかしいことを真顔で言うな!」

最終的にあわあわと付き合い始めてそれを影から見守るヤンデレすみれん

時は移り変わり、文化祭の季節がやって参りました。。。

教師「えーっと…まずは文化祭の出し物を決めたいと思う」

教師「が、私は面倒なので弘世、あとはお前に任せる」

菫「…は? 何を言って」

照「菫、頑張って」

菫「え? いやいや私は文化祭の係じゃないんだが…」

照「…菫。頑張って…」

菫「ああ、そうだったな。文化祭の係はお前だよな、照」

照「ギクリ」

菫「擬音は口に出すな」

菫「まぁいい。仕方ない。私も手伝うが…お前もやるんだぞ」

照「…え?」

菫「そもそもこの係はお前の仕事だ。いくら麻雀部の全国制覇の立役者だからって勝手は許さないぞ、バカ」

照「…酷い」

<あー!弘世様が宮永様を泣かしてるー

<いけないんだー!

<先生にチクっちゃおうよー

<お姉ちゃんをよくも…ギリッ

菫「お前ら…そんなに射ぬかれたいのか」

菫「とにかくだ!私も手伝うから…そのっ…一緒に頑張るぞ」

照「…分かった」

照(菫と一緒……)ドキッ

照(って違う!私は別に菫のことなんて何とも思ってない!)

照(いや…菫のことは好きだけどそれはその友達に抱く好意だから別に…)

照(…って私は誰に向かって言い訳をしているんだろう)

菫「それじゃあ文化祭委員のこのバカに代わって私が進行する」

照「…私はバカじゃない。成績だって良いほう…」

菫「私は学年首席だがな」ドヤァ

照「菫のバカ…」

菫「私のほうが成績は良いから何と言われようが別に平気だ」

照「菫のトリプルエス」

菫「誰がシャープシューター菫だ!」

<あのー!はやく進行してください

菫「あっ…ああ、すまない」

菫「それじゃあ先ずは出し物を決めようと思う。案のある者は出してくれ」

<はい!ここはやっぱり喫茶店が良いと思います!

<やっぱり喫茶店は無難だよね

<でもただの喫茶店じゃなくて…

<お姉ちゃん喫茶とかはどうです?

<すばらっ

<いやいやここは普通にメイド喫茶とかがいいと思うなぁ

菫「………」

菫(ロクな案がないな…)

30分後。。。

菫「くっ…多数決の結果、私たちのクラスの出し物はメイド喫茶に決まった」

菫「私は絶対、裏方の仕事に回るからな」

照「それはダメ。菫は接客。これは決定事項」

<そうですよ!弘世様が裏方なんて勿体ないです

<私は別にお姉ちゃ…宮永照さんのメイド姿を見られればそれで…

<実にすばらですねぇ

その日の夜。。。

照「……皆に文化祭のことを報告しよう」

―魔物部屋―

テルさんが入室しました。

テル:誰かいる?

リンシャン:いるよ

テル:他には?

リンシャン:さっきまでコスモさんもいたけど今日はもう落ちた

テル:珍しい

リンシャン:だよね。何でもこの間の全国大会を見て、入る高校を決めたらしいよ

テル:コスモさんはもう自分の進路を決めてるんだ。偉いね。私は中学三年生の後期にようやく自分の進路を決めたのに

リンシャン:私なんかまだ自分の進路を決めてないよ。多分、地元の高校に行くと思うけど…

テル:そうなんだ。進路選びは大変だよね

リンシャン:それにコスモさんは今度その高校の文化祭を見に行くらしいよ

テル:へぇー

テル:あっ、そういえば私のところももうすぐ文化祭

リンシャン:えっ、そうなんだ。もしかしてコスモさんと同じだったりしてね

テル:まさか。それは流石にないよ

姫様さんが入室しました。

姫様:何の話ですか?

テル:進路と文化祭の話

リンシャン:進路と文化祭の話

姫様:ほとんど同時に同じ言葉ですね。息がピッタリで羨ましいです

テル:ただの偶然

リンシャン:ただの必然

姫様:え?

テル:え?

リンシャン:え?

………

照「ふわぁーあ…」

照(もう…眠い)

照(そろそろ私も落ちようかな)

………

テル:そろそろ眠い。もう寝る。おやすみ

姫様:おやすみなさい

リンシャン:おやすみー

テルさんが退室しました。

翌日。。。

照「…疲れた」

菫「…は? お前はまだ何もしてないだろうが」

照「それでも疲れた。菫、お弁当は…?」

菫「まだに決まってるだろう」

照「えーっ…菫のケチ」

菫「お前、今日は昼食をとらずに帰るんだな」

照「ごめんなさい、菫様。でもお腹が空きすぎて…」

菫「ハァ…仕方ない。まぁ、こんなこともあろうかと手軽につまめるようにクッキーを作ってきた」

照「ありがとう、菫」

照「……」パクッ

照「……」モグモグ

照「…おいしい」パァ

菫「それは良かった」

<それにしても弘世様もよくやるよねー

<だよねー!友達のために弁当を作ってきたり、お菓子を作ってきたり、私は絶対に無理だな

<もしかしてあの二人ってそういう関係なんじゃ…

<えーっ!もしそうなら気持ち悪い。女同士とか考えただけで吐き気が…

照「………」

菫「………」

照「菫…」

菫「なんだ?」

照「明日からは無理に弁当とか作ってこなくてもいいよ…?」

菫「…いきなりどうした」

照「菫も嫌でしょ?周りに私たちの仲を勘違いされるの」

菫「…さっきの気にしてるのか?」

照「……」

菫「お前は相変わらずバカだな、照」

照「…え」

なんだこの世界線は、ノンケしかいないのか
たまげたなぁ…

菫「私が好きでやってることなんだよ。だからお前は気にすることはない」

照「でも…」

菫「それとも私から好きなことを取り上げるつもりか、照」

照「……菫はずるい。そんな言い方されたらこれからもお願いするしかない…」

菫「ああ、それでいいんだよ。お前に弁当を作るのは私の料理の練習。要するにお前は自分のことを毒味役だとでも思ってろ」ニコッ

照「…っ」ドキッ

照(やっぱり菫はずるい…)

>>263
俺は百合が一番輝くのはノンケの中だと思ってるお
雑草の中に咲く一輪の花

>>272
ペアなんだから一輪じゃ駄目だろ

>>273
寄り添う二輪の百合の花…か

そんなこんなで文化祭前日。。。

菫「…何とか間に合ったな」

照「………」ボーッ

菫「おい、照」

照「………」ボーッ

菫「照!」

照「っ!」ビクッ

照「なっ、なに?」

菫「どうしたんだ、照。さっきからボーっとして…」

照「…なんでもない」

菫「………」

菫(最近、何だか照の様子がおかしい)

下校中。。。

照「………」

照(私、どうしたんだろう)

照(あの日以来、菫を見ると…菫のことを考えると…)

照(なんか恥ずかしい…)

照(……………今日の夜に魔物部屋の人たちに相談してみようかな)

照(…………////)

その日の夜。。。

照「………」

照(皆、いるかな)

―魔物部屋―

テルさんが入室しました。

テル:誰かいる?

白衣の天使:久しぶりやな、テルさん

テル:白衣の天使さん。前はありがとう

白衣の天使:ウチは特に何もしてないで?その女子と仲良うなれたんは自分の力や

テル:白衣の天使さん…ありがとう。あのまた相談に乗ってもらえる?

白衣の天使:ええよ

テル:その女の子と友達になれたんだけど最近、おかしい

白衣の天使:おかしい?具体的に言うてくれないと分からんよ

テル:説明は難しい。ただ、その女の子のことを考えるだけで何だか恥ずかしくなってくる

白衣の天使:ああ、なるほど

テル:なるほど?今の説明だけで何か分かったの?

白衣の天使:ウチはそれの正体は何だか分かっとる。ただ、それはウチが説明するよりも自分で理解したほうがいいと思うで

テル:え?

白衣の天使:はっはっは!青春やな

テル:青春?

白衣の天使:まぁ、頑張るんやで。それじゃあウチは今から用事があるから落ちるな。おやすみ

テル:おやすみ

白衣の天使さんが退室しました。

リンシャンさんが入室しました。

リンシャン:起きてる?

テル:起きてる

リンシャン:テルさんは明日、文化祭なんだよね?

テル:ああ、私のクラスの出し物はメイド喫茶なんだが、何故か私までが接客に…ハァ

リンシャン:良いなー!テルさんのメイド姿見てみたいよ

テル:ただただ恥ずかしいだけだ

アラサー美女さんが入室しました。

アラサー美女:まだ起きてるかな?

テル:起きてる

リンシャン:起きてるよ

アラサー美女:久しぶりだね、テルちゃんとリンシャンちゃん

テル:久しぶり。忙しかったの…?

アラサー美女:まぁ…うん。結婚したい

リンシャン:アラフォーさんなら良い人が見付かりますよ

アラサー美女:アラサーだよ!はぁ…結婚したい

テル:アラサーもアラフォーも大差ない

アラサー美女:大有りだよ!もうこの際、相手は誰でもいいから結婚したい

テル:その相手が…女の子でも?

アラサー美女:流石に女の子は…いやでも…うーん…どうなんだろ…でもそれは考えたことないなぁ

リンシャン:………

アラサー美女:あーもう…お母さんが結婚しろ結婚しろってうるさい。もういいや。テルちゃん、結婚して

テル:アラフォーはちょっと…

アラサー美女:アラサーだよっ!というかこの流れにも飽きた。はぁ…結婚したい

リンシャン:結婚ですか。私もお姉ちゃんとなら結婚したいですね…

アラサー美女:うわっ、なんという爆弾発言。でも禁断の恋か。いいよね、そういうの

テル:私は姉がいないからそういうのは分からない

リンシャン:テルさんは妹がいるんだよね?妹と結婚したいとは思わないの?

テル:思わない

リンシャン:でもほら、妹はいいものだよ。姉に従順だし

テル:私の妹は私のことを精神的にフルボッコするから…

リンシャン:いやでもやっぱり妹は可愛いでしょ?

テル:まぁ、それは。どれだけ酷いことをされてもたった一人の妹だから可愛いことは可愛いんだけど…

アラサー美女:イイハナシダナー

テル:というか私もそろそろ落ちる。おやすみ

リンシャン:おやすみ

アラサー美女:おやすみ

テルさんが退室しました。

文化祭当日。。。

照「………」

照(文化祭が楽しみで寝れなかった)

照(はぁー…)

照(それに…今日の私、何故か菫のことを避けてる)

照(自分でもよく分からない。なんで菫のことを避けてるのか)

照(菫の姿を見付けると足が勝手に動いて…気が付いたら菫から逃げていた)

照(…どうしちゃったんだろう)

照(とはいえいつまでも逃げ続けるわけにはいかない)

照(この後、私のクラスの出し物のメイド喫茶に行かないとならない)

照「…はぁー」

菫「前にも言ったが溜息をつくと幸せが逃げるぞ」

照「っ」ビクッ

照「すっ、すすすす菫!?」

菫「何をそんなに動揺しているんだ」

照「べ、別に」

菫「それにどうして私のことを避けている」

照「避けてなんか……ない」ボソッ

菫「…照」

照「…なに?」

菫「私は何かお前の気に触るようなことでもしたか…?」

照「…っ…違っ」

菫「ならせめて…私を避ける理由だけでも聞か―――」

キンコンカンコン…

『あーっ…宮永照!宮永照!至急、職員室まで来るように!繰り返す!宮永照!宮永照!至急、職員室まで来るように』

照「菫、ごめん。行ってくる」タッ

菫「…あ」

菫(なんだよ、照)

菫(ああもうっ!くそっ!なんでこんなに……)

菫(なんで……こんなに……悲しいんだ)ツゥー

照「失礼しました」

…バタン

照「………」

照(はぁー…私が決めるのか…)

照(私は部長なんてのはまず無理。それは先生たちも承知の上みたいだった…)

照(やっぱり…菫しかいないよね)

照(でも…今は菫と話しにくい…)

照(とりあえず自分のクラスに戻ろう)タッ

メイド喫茶SSS(トリプルエス)。。。

ガラッ…

菫「お、おかえりなさいませ、ご主人さ…ま…?」

照「……ただいま」

菫「………照。はやく…着替えてこい」

照「……分かった」

照(やっぱり私…菫の前に立つと)ドキドキ

照(……っ////)カァ

照「……っ」

照(なんで私のがミニスカートになってるの…?)

照(ミニスカートのメイド服は菫用に作ったはずなんだけど…)

照(…まさか…菫)

照(……仕方ない。このミニスカは適当に―――)

淡『えーっと場所は、ここであってるよね?』

照「うん、あの子に着せよう」

淡「あわわわわわわ…いっいきなり服を脱がせて一体なにを」

照「これに着替えて…」

淡「…え?」

照「いいから着替えて…」

淡「あわわわ、分かった…」

照「………」

淡(これはどういう…)

淡「……なんでこんなに短いスカートを」

照「私は予備のスカートを履いて…」

淡「…え?」

照「えーっと…キミの名前は?」

淡「大星淡です。というかそっちのスカートを貸してよ」

照「無理」

淡「………」

照「さてと、それじゃあ行こう」

淡「…は? ってちょっ!待っ…引っ張らないで!」

菫「…その子はなんだ」

照「えーっと……その…そこを歩いてたのを連れてきた」

淡「いやあれは普通に拉致だよ」

菫「……っ」イラッ

菫(私のことは避けるくせに…)

菫(………もう私はいらない…のか)じわっ

照「…す…みれ?」

菫「……とっとと仕事しろ」フイッ

菫「あとその子はお前が連れてきたんだ。手伝わせるならきちんと仕事を教えろ」

菫「私は先に休憩に入る」

照「………」

照「……菫」

照(泣いて…?)

照(いやでも…菫は強い。多分、見間違い…)

淡「追いかけないでいいの…?」

照「なにを?」

淡「あの人」

照「菫は休憩に入っただけ」

照「だからその邪魔をしたくない」

淡「ふぅん。宮永さんは逃げるんだねー」

照「逃…げる?」

淡「まぁいいけど、私には関係ないし」

淡「それで何すればいいの?」

照「……とりあえず接客の仕方から教える」

屋上。。。

菫「…っ…」じわっ

菫「……」ゴシゴシ

菫(…んで…こんな悲しいんだ…)

菫(照に必要とされなくなったから…?)

菫「…っ…ははっ…我ながら情けないな…ここまで照に依存してたなんて…」

菫「…もういい。疲れた。照のことはもう…」

菫「……冷えてきたな。戻ろう」

メイド喫茶SSS(トリプルエス)。。。

ガラッ…

照「おかえりなさ……菫?」

菫「ああ、ただいま」ニコッ

照「あっ…おかえり!」

照(やっぱり気のせいだったみたい。それに何だか菫がニコニコしてる)

照(なにか良いことあったのかな…?)

淡「………」

淡(ふぅーん。二人とも自覚なしなんだねー)

<むっ!ここからおもちの香りが…

<くっ玄ちゃん!もうっ…

淡「おかえりなさいませ、お嬢様。御席の方へご案内します」

<…お姉ちゃーん。やっぱりお店変えようよー!こんなのおもちじゃない

<ダメだよ、玄ちゃあ!

淡「………」イラッ

もう限界
流石にもう眠い
保守おねがいします

本当なら文化祭を終えるところまでは書こうと思ってたのに…
起きたら頑張る

なんだか寝れないから続きを書くことにする

<……ここが私たちが来年通う高校だよ、誠子

<メイド喫茶…?

<このメイド喫茶に白糸台麻雀部の一年生エースの二人がいるらしい…

<ふぅーん

ガラッ…

菫「おかえりなさいませ、お嬢様!」ニコッ

<…………

<…………

<お姉ちゃんにバレないように変装して…ついでに声帯も変えて…あとは魔物特有のオーラを消して…よし!これで完璧だね

ガラッ…

照「おかえりなさいませ、お嬢様」ニコッ

<…かわいい

照「光栄です、お嬢様。それでは御席にご案内します」ニコッ

放課後。。。

教師「それにしてもお前たち三人のおかげで大盛況だったな」

菫「いえっ…私たちはただ接客をしただけです。真に労るべきは裏方に回ってくれた人たちなのでは…」

淡「えーっ!タダ働きしたのに少しは私のことを労ってよー」

照「はいはい、ご苦労様」

淡「えっ、それだけ?」

照「この後の後夜祭に出席する?」

淡「…後夜祭?」

照「本当なら白糸台の生徒しか出れないんだけど」

菫「良いんじゃないか?照は淡と二人で後夜祭を楽しんでくればいい」ニコッ

照「えっ…?」

菫「私はこの後、用事があるから…」

後夜祭。。。

照「………」

照(菫…なんで…)

淡「そこの売店でジュース買ってきたよー!はい」ヒョイッ

照「…ありがとう」

淡「……そんなにあの人のことが気になるなら今からでも会いに行けばいいじゃん」

照「でも菫は用事があるって…」

照「だから多分、そんなことしたら菫に迷惑かかる」

照(菫に迷惑かけて嫌われるのだけは…絶対に嫌だ)

淡「あのさぁ、迷惑かけることの何が悪いの?」

照「…え?」

淡「それに宮永さんの今日一日を思い返してみてよ」

照「……あ」

淡「そうだよ!もうすでに私に迷惑がかかってるんだよ?」

照「それはごめ」

淡「でも私は怒ってないでしょ?」

照「………っ」

淡「そういうことだよ。あの人が迷惑だから離れろとか言うまではずっとずっーと迷惑をかけ続ければいいんだよ」

照「………ありがとう。淡」

淡「別に」

照「私、ちょっと行ってくる」

とりあえず文化祭編は終了―――
おやすみなさい

弘世宅。。。

ピンポーン…ピンポーン……

菫「はい…」

ガチャ…

照「菫…」

菫「……照。なんでお前が…?」

照「………ねぇ、菫。ちょっと歩こう」

菫「………分かった。ちょっと待ってろ」

菫「…それで?あの子はどうしたんだ」

照「置いてきた」

菫「置いて…? お前はなにを考えて」

照「菫のこと」

菫「…は?」

照「今日一日ずっと菫のことを考えていた…」

菫「………」

菫「私もだ。私も…今日一日ずっとお前のことを考えていた」

照「………」

菫「それで私なりに答えを出した…」

照「……答え?」

菫「お前はもう一人で大丈夫だろう」

照「…え?」

菫「クラスにも部活にも自分の居場所を作ることができたんだ。そんなお前にもう私の存在など不要だろう」

照「それ…は…どういう…」

菫「これ以上はお前を堕落させるばかりになる。だから…」

照「やめて…私は菫にそんなことを話にきたんじゃない…!」

菫「ごめん。でももう無理なんだ…」

…ごめん…

今度こそ文化祭編は終了。。。
ちなみにこのSSの季節は秋です

翌日。。。

照「…………」

照(結局、あれから一睡もできなかった)

…ごめん…

照(菫のあの言葉の意味が分からない)

照(謝るべきは菫を避けていた私のほうなのに…)

照(昨日はあのまま別れちゃったけど、学校に着いたらもう一度菫と…)

教室。。。

照「………」

照(えーっと…菫は…まだ来てないのかな…)

照(…………菫)

ガラッ…

菫「………」

照「あっ…すみ」

菫「……」プイッ

照「…れ?」

照(…今…目が合ったのに…目を逸らされた)

授業中。。。

照「…………」

照(授業の内容が全然、頭に入ってこない。今日の菫分が足りない…)

照(……なんてね)

照(もう…どうしたらいいのか…分からない)

照(どうしたいのかも分からない)

部室。。。

照「…………」

照(……菫)チラッ

菫「………」カチッ

部長「………」カチッ

照「…………」

部長「おい、宮永。お前の番だ」

照「………」カチッ

帰路。。。

照「…………」

照(部活でも話せなかった…)

照(もうずっと…このままなのかな)

照(ずっとこのまま…)じわっ

照「…っ」ゴシゴシ

照(明日こそは…)

………………

宮永さんが弘世さんと疎遠になって2週間の時が流れた。。。

―魔物部屋―

姫様:そういえば最近、テルさんが来ませんね。前までは毎日ここにいたのに

アラサー美女:それだけリアルが充実してるんだよ。羨ましい、リア充爆発しろ。

リンシャン:アラサーさんは社会人のくせに最近は毎日ここにいますよね

アラサー美女:アラサーにも色々あるんだよ、リンシャンちゃん。知らんけど

コスモ:三尋木プロの真似だね

アラサー美女:元ネタを知ってる人がいて驚いた

リンシャン:それに最近はフルムーンさんや白衣の天使さんもいないよね

コスモ:凍化さんのことや睡眠後姫様さんのことも思い出してあげて

姫様:やめてください

アラサー美女:wwwwww

姫様:アラサーさんも笑わないでください。それにアラサーさんがなんであの時のことを知ってるんですか。いませんでしたよね?

アラサー美女:ログ見た

姫様:うう…

姫様:もういいです。寝ます

リンシャン:おっ?

コスモ:くるか?

アラサー美女:wktk

姫様:違います。普通にお布団で寝ます。おやすみなさい

リンシャン:おや

コスモ:姫様の

アラサー美女:様子が…

姫様:やめてください。もうおやすみなさい

姫様さんが退室しました。

リンシャン:それじゃあ私もそろそろ寝ようかな

コスモ:私も眠い

アラサー美女:私は今から一人酒

リンシャン:さびしいですね

コスモ:かわいそうに…

アラサー:うるさい

…………

照「…………」

照(あれから毎日のように菫に話し掛けようとするけど私の声を聞いた瞬間、逃げる)

照(何度か話すチャンスはあったもののそれでも用件だけを伝えあう程度…)

照(それに………ここのところそのことばかかりが頭の中を巡り、眠れない)

照(なんか……クラクラする)フラッ

照「…でも今日こそは…」

廊下。。。

菫「………」スタスタ

照「あっ…菫」

菫「………」スタスタ

照「待っ…すみ…」フラッ

照(あれ…? なんか…目の前が…)バタ

……………

………………

照(薬品の香りがする…)

照「…んっ…」パチッ

照「……ここは」

照(保健室…?)

菫「もう大丈夫か?」

照「菫…?」

菫「……なんだ?」

照「………」

菫「………」

>>459
ひ ら め い た

照「……菫」

菫「それじゃあ…私はもう行くな」

照「待って…」

菫「…なんだ?」

照「…少し話したい」

菫「……分かった」

照(多分、この気持ちを伝えたらもう二度と元の関係には戻れないと思う。いや、実際のところこの気持ちが本物のものとは限らない。だけど…)

照「菫は何で私のことを避けるの?」

菫「…なんでだろうな。自分でも分からない」

照「菫は何で私から目を逸らすの?」

菫「…それも分からない」

照「菫は何で私に優しくしてくれるの?」

菫「それは…」

菫(それは…私も分からないんだ。言葉では説明できない)

照「菫は何で私と一緒に……いてくれたの?」

菫「………っ」

菫(私は…こいつとは長い付き合いになると思った。だけどそれはどうしてだ…?)

照「菫と私の関係は何?」

菫「…………友達」

菫(友達のはずだ。ならなんで私は…今の照に私の存在は不要…なんていう結論を出したんだ…)

菫(…分からない)

照「菫…」

菫「…なんだ?」

照「抱き着いて胸を揉んでいい?」

菫「……っ」

菫「私に…そっちの趣味は…」

菫(…っ…もう自分のことすらも分からない。私が照に抱くこの気持ちはなんだ…?)

菫(ただの友達に抱く感情なのか? それとも…)

照「…私は菫の中で答えが出るまで待つ。いつまでも待つ…」

菫「…っ」

照「だからゆっくり考えて…」

照(どんな結論でも私は逃げずに受け止める…)

照さんはまだそれを友達の儀式と思っているのかね

菫「…分かった。じっくりと考えてみる」

照「…うん」

菫「それじゃあ…私はそろそろ行くから」

照「あっ!でも最後に一つだけ菫に伝えたいことがあったんだった」

菫「…ん?」

照「私は菫が好き。大好き」

菫「なッ…////」

照「菫の結論は待つけど…だけど私もこれからどんどん攻めていく」

照(前にアラサー美女さんが言ってた。恋は攻めたもん勝ちだって…だから)

照「覚悟しておいてね、菫」ニコッ

菫「ああ、望むところだ」ニコッ

>>480
済まぬ。最初の頃に比べると照の心理描写を省きすぎた…

あの後夜祭の時に照は自分の気持ちを何となくだけど理解し、この保健室で自分の気持ちを完全に理解した

だからその台詞は、菫の気持ちを確かめるために使用した

ちなみにすれ違い編は終了。。。
次は秋冬のイベント編です。

その日の夜。。。

照「……っぅ////」

照(菫に告白した。菫に告白した。恥ずかしい…)バタバタ

照(とりあえず久しぶりに魔物部屋に入ろう…)

―魔物部屋―

テルさんが入室しました。

テル:誰か起きてる…?

アラサー美女:起きてるよー

リンシャン:起きてるよ

コスモ:私も起きてるよ

テル:三人だけか

リンシャン:他の人達は受験生だからね

アラサー美女:受験か……懐かしいなぁ

コスモ:私はもう受験勉強を始めてるよー

リンシャン:偉いね、コスモさん

ちょっと夕飯を作ってくるお

ただいま

テル:受験…

コスモ:それでテルは今まで何かあった?やっぱり彼氏とかと遊んでたり…?

リンシャン:彼女かもしれないよ

アラサー美女:爆発しろ!爆発しろ!爆発しろ!爆発しろ!

リンシャン:もちつけ

アラサー美女:つく餅がない

リンシャン:いやそういう意味じゃ

テル:姫様さんや白衣の天使さんがいないのか…相談があったのに

コスモ:私でよかったら相談に乗るよ

テル:遠慮する

アラサー美女:なに、相談?お姉さんに話してみなさい。良いアドバイスをするよ

コスモ:お姉…さん…?

リンシャン:bbaが何を…

アラサー美女:とりあえず麻雀部屋にきてくれないかな?キミたちをまとめてゴッ倒すから

リンシャン:私、ネトマはちょっと

コスモ:ネトマは麻雀じゃない

アラサー美女:ふぅーん…逃げるんだ?

リンシャン:は?

コスモ:は?

アラサー美女:まぁ、仕方ないよね。勝てない勝負をしないのは賢い選択だよ

リンシャン:麻雀部屋に行こう。麻雀を楽しませてあげるよ

コスモ:全員、飛ばしてあげるよ

………

照「皆、麻雀部屋に行った。まったく…懲りないね。またあののどっちとかいうのにフルボッコにされるだけなのに…」

照「私もネトマでは能力を使えないし…」

照(もう寝ようかな)

照「………おやすみ、菫」

……………

数日後。。。

照「トリック・オア・トリート!」

菫「…は?」

照「お菓子をくれないと悪戯するよ」

菫「ああ…今日はハロウィンか」

照「うん、だからお菓子をちょうだい」

菫「悪い。今日はお菓子を持ってきてないんだ…」

照「…え?」

菫「あとで持っ…」

照「それはつまり…悪戯される方を選ぶということ…?」

菫「いや違っ…」

照「分かった。私は菫に悪戯をする」

照「………」ギュッ

菫「えーっと…これはなんの悪戯なんだ」

照「私が抱き着くことにより周りの人達に好奇の目で見られ、ついつい恥ずかしくなってしまう悪戯」

菫「………」

菫(いや、あの告白の日以来、毎日のように抱き着いてきてるからもう今さら好奇の視線を向けるような人はいないと思うが…)

お昼。。。

菫「おい、照。屋上に行くぞ」

照「…ダメ。今日は教室で食べる」

菫「…?」

照「それで私のお弁当は…?」

菫「ああ、これだ」

照「ありがとう、菫」

菫「ただの料理の練習だ。気にするな」

照「うん…」

照「…美味しそう」

菫「それじゃあ…いただきます」

照「いただきます」パクッ

照「………」モグモグ

照「…美味しい」

菫「そうか。それは良かった」

照「……菫」

菫「なんだ…?」

照「口を開けて…」

菫「…? 分かった」

照「…あーん」ヒョイ

菫「…っ」パクッ

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  ー

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   ̄.          .( ̄| ^o^ | ̄)             ̄
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 /    /    /       |    i,      丶     \

菫「…これはなんの悪戯だ?」

照「私が菫にアーンすることによってクラス中から好奇の視線を向けられ、恥ずかしくという悪戯」

<やっ、やっぱりあの二人って…

<キマシタワー

<私もお姉ちゃんにアーンされたい

<すばらですね

菫「………」

放課後。。。

菫「はぁー…何だか疲れた」

菫(今日一日、ずっと抱き着かれ、昼食の時にはアーンされ、掃除の時間には色々と触られ、早いことお菓子を用意しないと…)

照「菫…」トテトテ

照「置いていくなんて酷い…」

菫「お前が変なことばかりするからだろ」

照「好きな人に触れていたいというのは当たり前のこと」

菫「なッ…////」カァ

菫「だから真顔でそんな恥ずかしいことを言うな!」

菫「それにお菓子を用意しなかったから悪戯してたんじゃないのか」

照「それはただの大義名分…」

菫「いやハロウィンにお菓子を渡さないだけで悪戯される大義ってなんだよ」

照「…………それでお菓子は…?」

菫「ない…」

照「…仕方ない。なら最後の悪戯をする」

照は人差し指を自分の唇に押し当て、その指で菫の唇に軽く触るように押し当てた。

菫「…?」

照「…間接キス」ニコッ

菫「…なっ////」

照「…照れてる菫かわいい」

菫「別に照れてなんかない!」

照「菫」

照(今はここまでしか出来ないけどいずれは…////)

菫「なんだ?」

照「次は…」

照(指を使わずに…直接…)

菫「…?」

照「やっぱりなんでもない。はやく部室に行こう」

菫「ああ、そうだな」

>>559

>>459のとこか!

かんちゃんシリーズの人?

その日の夜の魔物部屋。。。

テルさんが入室しました。

テル:好きな女の子とキスをした

アラサー美女:爆発しろ

姫様:好きな女の子?テルさんは男性だったのですね

テル:いや、女

姫様:えっと…それは一体。どういうことなのでしょうか

テル:女の子を好きになった

アラサー美女:爆発しろ

姫様:ああ、成程。そういうことですか

テル:というか姫様さんは受験勉強はいいの?

姫様:今は息抜きです

アラサー美女:爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
アラフォー様が…

>>564
違うよ
俺が書いたのは菫「やってしまった…」とか何だけど……
咲SSはほとんど短編で終わらせてるからここまで長いのは初めて書いたwww

リンシャンさんが入室しました。

リンシャン:今北産業

アラサー美女:テル
       爆発
       する

リンシャン:?

姫様:テルさん
   キスをする
   相手は女子

リンシャン:は?

テル:キスといっても間接キスなんだけど

リンシャン:え?え?なにそれ怖い

姫様:どうしました、リンシャンさん

リンシャンさんが退室しました。

姫様:…?どうしたんでしょうか

テル:さぁ?多分、何か予定があるんじゃない

アラサー美女:爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。

姫様:それよりもアラフォーさんさっきからうるさいですよ

アラサー美女:アラフォーじゃないよ、アラサーだよ!!!

姫様:どちらでも変わりませんよ、知らんけど

アラサー美女:くっ…三尋木プロ。あんな適当なヒトにファンクラブがあってなんで私にはないのかな

テル:いや、知らんけど

姫様:わっかんねぇ

アラサー美女:ちょっと今から三尋木プロを叩き潰してくるね、麻雀で

テル:それはちょっと………

姫様:流石に引きます…

アラサー美女:そうすれば三尋木プロのファンたちが私に流れるかも

テル:そんなに三尋木プロが羨ましいなら何か属性を付加すればいいと思う

アラサー美女:属性?

姫様:私は巫女さん。リンシャンさんは女子高生。テルさんはクーデレ。みたいな感じの属性ですよ。ちなみに三尋木プロはダルデレです

アラサー美女:成程。つまりはギュップというやつだね

テル:うん

アラサー美女:でも私にはどんな属性があるの

テル:熟女属性?

姫様:アラフォー属性?

アラサー美女:……………………………………爆発させるよ?

>>590
済まぬ。訂正
リンシャンの属性は女子中学生

テル:冗談は置いといてアラサーさんにもファンはいると思うよ

アラサー美女:え

姫様:私もいると思います。というより絶対にいるはずです。私が断言します

アラサー美女:…そうかな?

テル:二年後とかに仕事仲間が実はアラサーさんのファンだったとか…可能性はある

姫様:いじめっ子が実はアラサーさんのファンだったとかもありえますよね

アラサー美女:でも私の麻雀に惹かれるような人はきっとロクでもないんじゃないかな。私の寝起きを盗撮したりすると思う

テル:とりあえずそんな悲観的にならずに楽観的に生きてればきっと良い人が現れる

アラサー美女:テルちゃん…

姫様:あっ、すいません。もうこんな時間なんですね。残りの課題を片付けないと霞ちゃんに怒られちゃいます。息抜きは終わりにして頑張りますね!

テル:頑張って、姫様さん

アラサー美女:頑張ってね、姫様ちゃん

姫様:はい!頑張ります!

姫様さんが退室しました。

テル:そろそろ私も落ちる

アラサー美女:私も明日は朝の仕事だからそろそろ寝ないと…

テル:それじゃあおやすみ、アラサーさん

アラサー美女:おやすみ、テルちゃん

テルさんが退室しました。

アラサー美女さんが退室しました。

>>563
そう

それから何事も時間は流れ―――11月の中旬。教室。。。

教師「えーっと…宮永は風邪を引いて今日は学校を休むらしい。まったく軟弱なやつめ…」

菫「………」

菫(風邪で休みか。どおりで見かけないわけだ)

菫(…………照。今日は部活を休もう)

菫(それで照の家にお見舞いに行って…)

菫(手土産にプリンでも…)

菫(いや、風邪の人にプリンは平気なのか…?)

菫(悪化したりとかしないか?)

菫(やっぱりここは無難に果物か)

教師「―――弘世ッ!」

菫「…え?」

教師「いくら宮永がいなくて寂しいからって授業は真面目に聞きなさい!」

菫「べっ、べつに私は寂しくなんか―――」

>>616
× 何事も時間は
○ 何事もなく時間は

>>620
これはリンシャンさんが凶行に走らなかったという重要な訂正

sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
>>622

\ \ヾ、     /: : : : : : : : : : : : : `丶、   / / ---- //
、\、\  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \   / .殴 グ ち \
、\\  . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .//  っ |  ょ
 、    . : : : : : : : : : : : : .: : : .: .:: :. : : : : : : :. ′  て パ  っ
. 、   /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i    い . ン と
    厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:|    い チ
.ニニ=-   |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j    か で
  _   | i: : : : ;抖笊ミ     Vーり l/ }: :/:八   な
ニニ=- l人: : : :::.乂_り       ̄  .ノ.://   、?
.二ニ=-    乂: {:八 、、   '__  ``.刈乂   -z ー-----‐
ニ ≡=-    ヾ(      ヽ ノ  イリ    -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐         >r‐   乂}ト。.    -= = ニ 二 三
三‐  /            Y^}     _./      、 -=≡ニ二 z
  ≠ ___    /     |`` '"´ /       __:.  \ 、 、
./ / 、Vn   ∧     :|  ̄ ̄ /      _/.  ;ミメ、  \、\
  〈 ュ`Yノ ノ  ′ト、    :|   /    ..:::イ :!′ } Ⅵ \  \
.   }⌒;´イ  {:!.!:.\  ;    ′ ....::::::/ ; |  / ∨\ ハ \
   ハ   人  八 ;、:::.:\l   厶イ.:.::/---マ:!.:// . }  ヾ|
   [__フ_彡ヘ/  |  ー‐ミ以r‐… ´      |// {:八
   { 【  ハト、 !      )___{           j/  ≧=- 、
   ∨\  } ⅵ    /:.:.:.ハ        〈    \ }

夕方―――チャイムの音で宮永照は目を覚ました。

照「………お母さーん…」

照「……………」

照(…出掛けてるのかな?)

照(仕方ない。私が…出るか)ムクッ

トテトテトテ…ガチャ

照「……菫?」

菫「お前が風邪だと聞いてな、お見舞いに来た」

照「…………入って…」フラフラ

菫「おい、照。お前は寝てろ」

照「でも…菫はお客さん。おもてなしを………」フラッ

照「しないと…」

菫「はぁー…おもてなしは今度改めて受けるから今は寝てろ」

照「今度…?」

菫「ああ、今度また遊びにくる。だから今は大人しく寝ていてくれ」

照「…うん。分かった…」

菫「一応、果物は買ってきた。食欲はあるか?」

照「……ある」

汗だくパジャマの照を菫が欲望に負けて押し倒すところまで読んだ

菫「…分かった。何が食べたい?」

照「…菫」

菫「…?」

照「菫を食べたい…////」

菫「…っ」ドキッ

菫「馬鹿を言うな。とりあえず適当に何か作るからお前は横になって待ってろ」

照「……うん。分かった。待ってる…////」

菫「…っ」ドキッ

菫(今日の照はなんだか色っぽいな。熱で頬が紅潮してるせいか…?)

10分後。。。

ガチャ…

菫「…照。起きてるか?」

照「…おそい。菫のバカ…」

菫「あぁ、悪かった。とりあえずあまり胃に負担をかけないようにお粥を作ってきた」

照「………菫」

菫「…どうした?」

照「…あー」

宮永照は口を開いたまま待機する。

菫「…?」

照「………菫。まだ…?」

菫「…何がだ」

照「お粥…食べさせて…」

頬を紅潮させ、宮永照は潤んだ瞳で弘世菫のことを見上げている。

菫「……ッ」

菫「はぁー……分かったよ。仕方ない」

照「……あー」

再度、宮永照は口を開いて待機する。

菫「ふぅー……ふぅー……」

息を吹き掛け、お粥の熱を冷ます。

菫「はい、あーん」

照「あーん」パクッ

照「………」モグモグ

照「………やっぱり菫は料理が上手だね。美味しい」

菫「そうか。なら良かった…」

菫(なんか…やっぱりこういうのは恥ずかしいな…)

私、照さんの寝巻き姿が気になります

1時間後。。。

菫「―――あっ。もうこんな時間か…」

照「……ん」

菫「私はそろそろ帰るが……本当に一人で大丈夫か?」

照「……大丈夫。心配しないで…? それにもうちょっとでお母さんも帰ってくる」

菫「…そうか。ならいいけど…何かあったら必ず電話しろよ?」

照「…うん。ありがとう、菫」

菫「友達なんだから当然だろう」

照「……うん。そうだね…」

照(友達……)ズキッ

照「でもやっぱりありがとう、菫。大好きだよ…」ニコッ

菫「……っ」

菫(私は…まだ…答えを出せてない…)

菫(待たせて…ごめん…照……)

数日後。。。

照「菫、おはよう」

菫「照…もう風邪は治ったのか?」

照「…うん。おかげさまで」

菫「そうか。それは良かった」

照「…菫、ありがとう。毎日、看病に来てくれて嬉しかった」

菫「……特にやることがなかったからな。暇だったんだよ。別にお前のためじゃない」

照「……菫」

菫「なんだ…?」

照「今日、お母さんが妹に会いに長野まで行ってる」

菫「…それがどうしたんだ?」

照「今晩、お母さんが帰ってこない。だから…」

菫「…?」

照「私の家に泊まりにこない?」

菫「…え?」

照「前に私の家に来た時はおもてなしが出来なかった。それどころかお世話になりっぱなしだった」

照「だから今晩、看病の御礼も兼ねて菫をおもてなししたい」

菫「いや、お前の家に泊まるのは別に良いけどおもてなしとかはいらないぞ…?」

照「…え?」

菫「それに私だけが楽しむよりも二人で楽しみたいだろ。初めてのお泊り会なんだからさ…」ニコッ

照「…っ」ドキッ

夕方の宮永宅。。。

照「ただいまー」

菫「お邪魔します」

照「……あっ! ちょっと待って…」

菫「…?」

照「…ゴホン…えーっと…」

照「お帰りなさい、あなた。まずはご飯にします? お風呂にします? それともわ・た・し?」ニコッ

菫「…いきなりなにをしてるんだ?」

照「…あれ?」

照(なにこの冷めた反応…アラサーさんがこの方法ならどんな人でも必ず落とせるって言ってたのに…)

そんなんだから結婚できないんだよアラフォーさん

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、咲達のみんなへのメッセジをどぞ

咲「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

優希「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

久「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

まこ「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

和「・・・ありがと」ファサ

では、

咲、優希、久、まこ、和、俺「皆さんありがとうございました!」



咲、優希、久、まこ、和、俺「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

菫「とりあえずお前の部屋に行くぞ」

照「それは私を選ぶということ? すみれのエッチ」

菫「違います」

照「ごめんなさい。だから急に他人行儀な敬語を使ったりしないで!」

菫「はぁー…」

菫(誰だよ。照に余計なことを吹き込んだやつは…)

その頃、余計なことを吹き込んだ人は三尋木プロを涙目にしていた。。。

???「くしゅっん…うーん…誰か私の噂してるのかな?」

咏「…知らんし」ウルウルッ

咏(何度やっても和了れない…)

照の部屋。。。

菫「夕餉まではまだ時間がある。何かするか…」

照「うーん。トランプ…?」

菫「トランプか…久しくやってないな。それで何をする?」

照「ババ抜き?」

菫「二人でか?」

照「…大富豪?」

菫「それも二人でか?」

照「…スピード?」

菫「別にいいがあの竜巻みたいなので私のことを妨害するのは禁止な」

照「そんなことしない」

菫「―――はい。また私の勝ちだ」

照「………」ウルッ

照(何度やっても勝てない。鏡を使っても勝てない。ちょっとだけ竜巻で妨害しても勝てない。ギギギ使っても勝てない。…こんなのおかしい)

照「菫。何か反則してる?」

菫「いや反則紛いのことをしてたのはお前だ。というかこれはスピードだ。どちらが早く手札を無くすかの勝負なんだよ」

照「…?」

菫「私の妨害しながら自分の手札を減らせると思ってるのか?」

菫(そもそも鏡とかはあんまり意味を為さないような気がする)

菫「36勝0敗。結局、私の圧勝だな。照、弱すぎだ」

照「私は弱くない。菫が強すぎるだけ」

菫「まぁ、このゲームは向き不向きがあるからな」

菫(私はそれなりに反応速度とか反射に自信はあるけど…照は結構鈍臭いところがあるから仕方ないよな)

照「次は負けない」

菫「多分、何度やっても私には勝てないぞ」

菫(ああっ、一度で良いから照にこの台詞を言ってみたかったんだよな。麻雀ならこいつのほうが強いからな…)

菫「―――王手。積みだ」

照「あっ…ちょっと待って…」

菫「はぁー…お前は何度待ったを使うつもりだ」

照「ううっ…私のほうが多くの駒を取ってるのに…なんで勝てないの」

菫「それはお前が盤上の取れる駒にばかり目がいってるからな。少しは全体を見ろ」

照「……菫。もうちょっと手加減してくれても…」

菫「私は手持ちの駒を使わずに盤上の駒だけで戦っているんだ。これ以上は手加減のしようがない」

菫(というか将棋とかは結構、得意なんだよな)

菫「―――チェックメイト」

照「あれっ…」

照「菫…? さっきルール覚えたばかりのはずだよね…」

菫「まぁな。ただ、将棋とあんまり変わらないからな」

照「菫、強すぎる。なんかずるい」

菫「いや、ずるいと言われても…これが実力の差というやつだ」

菫(こういう頭脳戦では負ける気がしないな)

菫「というかもうこんな時間か…」

照「…?」

菫「そろそろ夕餉の仕度を始めようか」

照「…ん。分かった」

キッチン。。。

菫「おい、照。これはなんだ」

照「…分からない」

菫「お前、私のことを“おもてなし”するとか息巻いてたよな…? それが何だ、これは…」

照「………」

菫「冷蔵庫の中にほとんど何も入ってないじゃないか」

照「……そういえば今日が買い出しの日だということをすっかり忘れていた」

菫「はぁー…仕方ない。今から買い物に行くぞ」

照「うん。分かった…」

スーパー。。。

菫「照、何か食べたいのあるか?」

照「うーん……菫の作ったものなら何でもいい」

菫「それは嬉しいけど…何でもいいというのが一番困るんだが」

照「それじゃあ、ハンバーグがいい」

菫「分かった。とりあえず買うのは今日の分の材料だけでいいよな?」

照「うん……」

菫「…? どうした」

照「こうしてると…その…私たち…新婚さんみたいだね」

菫「……ッ! いきなり何だ…」

照「あっ…菫!あれも買っていい?」

菫「…シュークリーム? 別に良いが…」

菫(これは新婚さんというよりは親子だな…)

照「…♪」

菫(…って私はそこまで老けていない!大人っぽいだけだ!)

照「あっ!あれも食べたい!」

菫「…太るぞ?」

照「大丈夫。私は太らないから」

菫「ああ、だから胸にも脂肪がないのか」

照「…ひどい」

宮永宅。。。

照「ただいまー」

菫「……なぁ」

照「…なに?」

菫「こういう時は私も“ただいま”なのか…」

照「…え?」

菫「それともやっぱり人の家だから“お邪魔します”なのか…どっちだと思う?」

照「それはどちらでもいいと思う」

菫「分かった。じゃあ…ただいま?」

照「お帰りなさい、あなた。ご飯にする? お風呂にする? それともわ・た・し?」

菫「ご飯」

あーあーマイクテスマイクテス

1時間後。。。

菫「―――出来た」

照「……おいしそう。菫は良いお嫁さんになると思う」

菫「…は? いきなり何だ」

照「容姿端麗。文武両道。才色兼備。それに家事も完璧。絶対、良いお嫁さんになる。それに良いお母さんにもなると思う」

菫「私のことを買い被りすぎだ…」

照「ううん。謙遜する必要はない」

菫「……冷める前に食べるぞ」

照「…うん」

菫(…照。私はそんなに立派なものじゃない。お前との関係が変わるのを恐れ、今だに答えを出せずにいる)

菫(お前の気持ちを知りながらも…私は)

菫「―――ごちそうさまでした」

照「ごちそうさまでした。食後のプリンとシュークリーム…」

菫「私は先に洗い物を済ませる」

照「私も手伝う」

菫「いや、いいよ。私一人で大丈夫だ」

照「でも…」

菫「それにこの台所に二人立つのは厳しいだろ」

照「…分かった」

菫「………」

菫(照なら誤って皿を割るスキルをデフォルトで備えてそうだからな)

照(ん…? 今なんか失礼なことを思われたような気がする)

照「……このプリンおいしい」パァ

菫(あまり表情は変わらないが、喜んでるのだけは何となく伝わってくるな)

照「…菫。またアーンして」

菫「いや、あれは私がお菓子を忘れたり、お前が風邪を引いたりしたから食べさせてあげただけだ。あんな恥ずかしいことはもうやらない」

菫(あれ? でもお菓子のときは私に非はないはずだよな。前もってハロウィンの約束をしてたとかならともかく…)

照(あっ…なんかただその場の勢いに流されてただけだと気付いたっぽい…)

菫「―――照、お風呂湧いたけどどっちから先に入る?」

照「一番風呂は菫に譲る」ニコ

菫「………」

菫(なんかその満面の笑みがなんかこわい…)

菫「……照。分かってるとは思うが、覗くなよ」

照「いくらなんでも失礼。覗かない」

菫「ならいいけど」

風呂場。。。

菫「………」

菫(まずは頭を先に洗って…)

菫(それからシャンプーを洗い流し……)

菫(タオルで髪をまとめて…)

菫「……♪

菫(そして、カラダを洗い…)

チャポン…

菫(最後に湯舟に浸かる)

菫「ふぅ……」

菫(あったかい…)

その頃、宮永宅の脱衣所では照が服を脱ぎはじめていた。

照「………」

照(多分、一緒に入ろうと誘っても断られる。だから菫が入ってるときに乱入する)

照(そうすれば狭い風呂場に裸の菫。さらに全身が濡れてるのでいきなり風呂から出ることはできない)

照(まさに袋のネズミ。いや、風呂場のスミレ…)

照(これはアラサーさんの案だから多少の不安はあるけど…私はアラサーさんが自分の経験から導いたであろうアドバイスを信じる…)

ガラッ…

菫「!?」ビクッ

照「…菫」

菫「なっ!おい、照!覗かないと言っただろう」

照「…別に覗いてるわけではない。私も入る」

菫「…そうか。なら私は先にあがる」

照「待って…」

菫「…なんだ」

照「背中、流して」

菫「…はぁー」

菫(仕方ない、か)

菫「言っておくが、背中を洗うだけだからな」

照「…ん。分かってる」

再度、菫は浴槽に浸かり、洗髪する照の姿を眺めていた。

菫「………」

菫(やっぱり胸はないけどスタイルは良いよな、照)

菫(……太らないというのは羨ましい。実に羨ましい。というか恨めしい)

菫(照との麻雀中に腕が回るような錯覚に陥ることが度々ある。もしかしてアレが“太らない”ということの根源なのではないだろうか…)

菫(あのコークスクリューを使うたびに物凄いカロリーを消費したりするのかもしれないな…)

照「――れ!――みれ!すみれっ!!」

菫「…え?」

照「どうしたの? ぼーっとして」

菫「あっ…ああ、すまん。ちょっと考え事をしていて…」

照「…考え事?」

菫「いや、別に大したことではない。気にしないでくれ」

照「…分かった。それより髪を洗い終わった。菫、お願い」

菫「ああ、分かった…」

菫は浴槽から出て、スポンジを受け取り、照の背中を洗いはじめた。

菫「………」ゴシゴシ

菫(照の肌、綺麗だな…)

照「…んっ…あっ」

菫「ちょっ…変な声を出すな!」

照「だって菫…その…うまいから…」

菫「…そうか?」

照「…うん。なんか…っ…(スポンジを)押し当てて…それから…優しく…撫でるようにして…なんか…気持ちいい」

菫「だから誤解を招くような言い回しをするな!」

照「…?」

その頃、宮永照に余計なことを吹き込んだ人は一人で寂しくお酒を飲んでいた。

???「うぅ…別に寂しくなんか…」

風呂上がり。。。

菫「………ふぅ」

照「さっぱりした」

菫「照、この後どうする?」

照「うーん……人生ゲームでもする?」

菫「…そんなのまであるのか」

菫(この家、どれだけのボードゲームがあるんだ…)

照「…うん。まぁ…ね…」

菫「…?」

照(もう使うことはないと思ってたけど…取っておいて良かった…)

照の部屋。。。

照「よいしょ…」ガサガサ

菫(…手作りの人生ゲーム? それにしては完成度が異様に高いな)

照「サイコロまわれぇー…」ポイッ

菫「なんだそれ」

照「ネット麻雀をやったときにフルムーンさんが言ってた」

菫(フルムーンさん…?)

照「あっ…いきなり6が出た」

照「………えーっと…誰か二人を指名してポッキーゲーム」

菫「…は?」

照(…懐かしい。私と咲がまだ幼いころに作った人生ゲーム。お父さんとお母さんが喧嘩するたびにこの人生ゲームをやったんだよね)

照「というわけでここにポッキーを用意してあります」

菫「いやいや…ちょっと待て」

照はポッキーの端をくわえる。

照「ははく(早く)」

菫「……………」

照のくわえたポッキーを真ん中辺りでへし折った空気の読めない弘世さんはサイコロを握る

菫「………次は私の番だな」ポイッ

菫「…3か」

菫「マスの内容は、誰か一人の服を脱がす…?」

照「…あっ」

照(そういえばこの人生ゲームというかスゴロク……
咲とお母さんがお父さんをからかうために改良に改良を重ねてたんだった…)

菫「……こんなのばかりか…」

照「…多分」

菫「とりあえず…脱げ」

照は靴下を脱いだ

照「………」

菫「それは…ありなのか?」

照「…あり」

照(あの頃は子供だったからさほど気にしなかったけどこの人生ゲーム…?
いつの間にかスゴロクになってる)

菫「…………………とりあえず次」

翌日、下着姿の弘世菫は目を覚ました。。。

菫「………いつの間にか寝てたんだ」

菫の隣には半裸の宮永照が寝ている。

菫「………そういえばあまりの寒さに暖房を付けたらそのまま寝ちゃったんだよな」

菫「はぁー…こんな場面を誰かに見られたら誤解されるだろうな」

ガチャ…

母「照、起きてる? お土産買っ…て…」

菫「あっ…………」

母「……………」

とりあえずお泊りイベントまでは終えた

12月中旬。。。

照「………」トテトテ

照(……さむい)

照(菫と出会ってからもう随分と経った)

照(一時期、疎遠になりかけたこともあったけどまた元の関係に戻れた)

照(でも最近、菫の様子がおかしい…)

照(部活が終わったらすぐに家に帰っちゃうし、昼休みとかにも寝ていることが多くなった)

照(―――というわけで今は菫の後をつけている。決してストーキングというわけではない)

駅前のツリーの下

菫「…………」

照(それにしてもさっきから何をしてるのかな、菫)

照(ずっとあのツリーの前で立って)

照(誰かと待ち合わせ…?)

照(あっ…またナンパされて………)

照(…えっ)

男「――――」

菫「――――」ニコ

照(あの…えんび服の人は誰…?)

照(菫…あんなに楽しそうに話して…)

男「――――」ニコッ

照(…あの人…カッコイイ…。菫とお似合い…)じわっ

照(…えっ? あれ…? なんで涙が…)ゴシゴシ

照(菫がどんな結論を出しても…私は受け入れる。その覚悟はしてたのに…)

照(だけど…やっぱり…悲しい)

照(…もうやだ。ここにいたくない)タッ

その日の夜の魔物部屋。。。

テルさんが入室しました。

テル:うわぁああああああああああああああああん!!!!!

アラサー美女:え?

リンシャン:テルさん?

コスモ:テルが意味不明な書き込みをするのは珍しいね

フルムーン:どうした、テル。最近、嬉しいことが続いている衣が相談に乗ってやるぞ

テル:フルムーンさん爆発しろ

フルムーン:え?

フルムーン:衣は爆発しないぞ

アラサー美女:爆発?ということはフラれたんだ?今どんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?

コスモ:うわぁ…相変わらずサイッテーな大人だね、このアラフォー

アラサー美女:アラサーだよ!

リンシャン:フラれたの?

テル:フラれたというか…好きな女の子が寒空の中でイケメンと待ち合わせしてた

コスモ:それはもう確定的だね、テル

リンシャン:へぇー

アラサー美女:wwwwwww

姫様さんが入室しました。

姫様:まだ悲観することはないのでは?

テル:…え?

姫様:ご兄弟の方とかお友達とか

アラサー美女:これだからゆとりは…男女の間には友達なんていうカテゴリーはないの

コスモ:めずらしくアラサーがマトモなことを…

リンシャン:私も友達はないと思う。京ちゃんと休日に遊んだことないし

フルムーン:私はハギヨシとよく遊ぶぞ

アラサー美女:爆発しろ…

姫様:仕事仲間とかの線は…? 高校生ならアルバイトをしてたりするものなんじゃ

テル:私の学校はバイト禁止。仮に隠れてバイトをしていたとしても私に言わないわけない

凍化さんが入室しました。

凍化:その方が好きな女の子の恋人だという確証を得るまでは悲観的になるのはまだ早いですわ

コスモ:それもそうだね。失恋確定したら私が慰めてあげるよ

フルムーン:衣も慰めるぞ

アラサー美女:私は嘲笑う

リンシャン:↑こんなアラサーにだけはなりたくないよね

アラサー美女:ふふふっ…みんなの成れの果てが私なんだよ

白衣の天使さんが入室しました。

白衣の天使:全員集合してるん?珍しいこともあるもんやね

リンシャン:そういえば全員いるね

フルムーン:全員集合か。確かに珍しい

コスモ:いやまだあの人がいないよ

リンシャン:あの人?

白衣の天使:誰や

テル:↓この人

姫様:誰でしょうか

姫様:えっ…私はいますよ

アラサー美女:wwwwwwww

白衣の天使:流石テルやな。見事に的中しとる

コスモ:よくやった

リンシャン:やめて!九面ちゃんのライフはもうゼロよ

姫様:???

>>417

>>796

         〃     /      /  /|   | |    ヽ  {ll}rf(⌒}lk
 じ    ,z=、       /  /  / / / |  |. |   | |   |   ',. {l} ヾl) ,ノシ′
 ゃ   l|          /  /  /./ / |  | |   | _|L.--|.,,,_  | lj   lj´
 ん   ゞ='′ ク   /  /  |  ト|_,r|''´|`:|   |  |\ | `ト| .O  O
  :     ,.,=、、.     /   |   | ィ| |─ト :|ヽ  | / ̄V|  | :| |   |  |     ド
  :     l|   |l     /   |   レ´| \|_\|  ト、. |::::彡三=、 :| ./ / /   !    エ
 ?     ゙="    /彡イ |    ト| 彡 ─ヾ:\|::::\::::/,'⌒ヽ \/ / /   |、.    レ
      ,.,=、、       |  ヽ  ゝ///;'⌒',ヽ:::::::::::::::::::::|:!::::::::::!:| ||イレ' |  ハ!     |
       l|   |l.  |     |   ト、 || | ';::::::::!:|::::::::::   ヾ、;;;;;;;ノ  |/ ハ  /|    |
       ゙="       |    ハ, \:::ヾ.;;;;;...'   ,          ハ /  /       |
      ,.,=、、       | /ヘ ヽ..ハ                  ハ// /
      l|   |l        /    \トハ      ー_,ア     ノ'´//
       ゙="'                |ゝ、           //イ/
      ||    ル           |人> ._       <:| / /
      ||___               \|\|  ー<   :|´
      〃  ̄ ̄

フルムーン:というか衣はもう眠い

凍化:衣が眠いそうなので私も寝ます

アラサー美女:凍化ちゃんはフルムーンちゃんがいるときにしかこないよね。もしかしてリア友?

凍化:まぁ、家族みたいなものですね

リンシャン:いいな。私もチャットでお姉ちゃんと話したい

テル:↑お姉さんに進めてみれば?

リンシャン:無理。私のことを無視するんだもん

テル:ふぅーん。酷いお姉さんだね

フルムーン:とにかく衣は落ちるぞ

フルムーンさんが退室しました。

凍化:それではおやすみなさい

凍化さんが退室しました。

姫様:あっ!もしかして足りないのは睡眠中の私ってことでしょうか

テル:さっきからレスないと思ったらずっとそんなことを考えてたんだ

アラサー美女:姫様ちゃんマジ神様かわいいwwww

姫様:やめてください

コスモ:wwww

リンシャン:↑今そっちにおっぱいお化けがおっぱい振り回して向かったよ

白衣の天使:どんな妖怪や

……………

翌日。。。

照「はぁー…」

照(結局あれから一睡もできなかった)

照(朝までアラサーさんとずっと話してた…)

照(……やっぱり菫に直接聞いてみようかな…?)

照(いやでも…もしそれで彼氏だと肯定されたら…)

「おい、危ない!」

照「…え?」

キキィー―――

照(トラッ…ク?)

照(あっ、ぶつかる―――)

<おいっ!危ねぇじゃねぇかッ!気をつけろや!

ブロロロロ……

菫「ハァ…ハァ…ハァ…」

照「…すみ…れ?」

菫(何とか…間に合った…)ギュッ

照「…菫…苦しい」

菫「…良かった。本当に…良かった」じわっ

照「……菫」

てるたそ~

照「……ごめん。前にも注意されたのに」

菫「…照……照…」ギュー

菫(なんだ…これ……)ドックンドックン

照「…?」

菫「…てる」

菫(はは…そうか。これが吊橋効果というやつなんだろうな… 何故かいつもより…照が愛おしい。
本当は…クリスマスの夜に打ち明けるつもりだったんだがな)

照「…菫?」

菫は照の耳元に口を近付け、何かを呟いた。その言葉を聞き、脳が意味を理解した瞬間に涙が頬を伝った。

それは彼女たちの関係の原点でもあり、そして―――今までの関係に終止符を打ち、新たなる関係を始めるための魔法の言葉。

宮永照は彼女に会うまでは知らなかった。こんな気持ちがあることを…

弘世菫は彼女に会うまで分からなかった。同性にこんな気持ちを抱く意味を…

彼女たちは新たな関係の幕を上げ、今までの関係の幕を下ろした。もう元には戻れない

いつか壊れるまで進むしかないのだ。

―カン―

>>813
こえーよ

エピローグにクリスマス編

12月24日。クリスマスイブの当日。宮永照は寒空の中、駅前にある巨大なクリスマスツリーの前に立っていた。

街は賑わいを見せ、周りはカップルだらけの桃色空間。そんな場所に宮永照は一人で立っていた。

照「……」

照(…待ち合わせ時間まではあと1時間もある)

照(ちょっとはやく来すぎた…)

照(………なんか気まずい)

「…なんだ。随分と早いな、照。もしかして待ったか?」

照「…ううん。今来たところだよ、菫」

菫「そうか。なら良かった」

照「菫も…」

菫「…ん?」

照「はやい。まだ待ち合わせ時間までは1時間もある」

菫「…照にはやく会いたくてな。気が急いたみたいだ」

照「……////」カァ

菫「……行くか」

照「……うん」

菫「……………」

照「……………」

菫「今日の服も…」

照「…?」

菫「その…似合ってるぞ…////」カァ

照「………////」

照「菫も…その服…似合ってる」

菫「そ…そうか」

映画館。。。

菫「思ったよりも人いないな…」

照「…そうだね」

照(人気がなさそうな映画を調べといてよかった…)

菫「………」

照「…………」

菫「なんか買ってくるか?」

照「……私も行く」

菫「いや別に私一人でも」

照「違う。そうじゃない。ただ、菫と離れたくないだけ…」

菫「………////」

菫(またそうやって真顔で恥ずかしいことを…)

照(……////)

映画館の売店

<いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか

菫「…どうする?」

照「…ポップコーン黒糖味の中とコークフロート」

菫「すいません。ポップコーンの黒糖味の大サイズを一つとコークフロートを二つください」

照「…え?」

<かしこまりました

菫「大サイズなら二人で食べられると思ってな…」

照「……すみれ////」

<本日はカップルさんは三割引きです。どうぞ…

菫「え? あっ…ありがとうございます」

照「……カップル////」

<〇〇〇円です

菫「はい…」ジャラッ

照「菫、私の分のお金…」

菫「ああ、良いよ。今のは私の奢りで」

照「ダメ。こういうのはきちんとしたほうがいい」

照(って白衣の天使さんが言ってた)

菫「あっ、ああ。そうだな」

<コラッ!お前はまたカップルでもないのにカップル割りを使っただろ!

<お言葉ですが、店長。彼女たちはどう見てもカップルです。

<ああん?今のは女の子同士だろうが!

<はぁ…それは偏った見識ですね、店長。女の子同士にも恋愛は成立するんですよ!

ギャーギャーガヤガヤ……

<おまえっ…ふざけるのも大概にしろ!次はないと思え…

映画上映中。。。

菫「……………」

照「……………」

菫「……………」

照「……………」

菫「…………」

菫は映画のモニターを眺めながら照の手を握り、それに反応した宮永照は指を絡めるように握りかえした。

彼女たちの周りは空白の席。内部には何組かの男女のペアはいるものの誰一人として映画を真剣に見ている者たちはいない。

彼らの瞳の先に映るのは最愛の人の姿だけ

それは彼女たちとて例外ではなかった。

菫「……」

照「……」

二人((映画の内容が全然頭に入ってこない…))

映画館の外。。。

菫「あーっ…面白かったなー」

照「う…うん。面白かった…」

二人「「…………」」
菫「映画の内容、覚えてる?」

照「覚えてない」

菫「…やっぱり」

照「菫は…?」

菫「私も覚えてない…」

照「………」

菫「この後、どうするか…」

照「えーっと………」グゥー

照「あっ…////」カァ

菫「ふふっ…何か食べに行くか」

照「………うん」

ファミレス。。。

菫「人多いな…」

照「クリスマスだからね」

菫「多分、結構待つことになるが…どうする?」

照「大丈……」グゥー

菫「大丈夫じゃないみたいだな」

照「………////」

菫「私の家に来るか…?」

照「…いいの?」

菫「今日は両親揃ってデートに出かけてるから今は家に誰もいないんだ」

照「誰も…? …行きたい」

菫「それじゃあ決まりだな…」

弘瀬宅。。。

菫「ただいま」

照「お邪魔します」

菫「………」

照「…どうしたの、菫」

菫「お……おかえりなさい、あなた。ごはんにする? おふろにする? それとも…わっ…わた…わた…わたし…?////」カァ

照「…………かわいい」ボソッ

菫「へ…?」

照「い…いや…なんでもない…!とりあえずお腹空いたから…ご飯…」

菫はエプロンを身につけ、広い台所で調理を始める。
軽快なリズムを奏でる包丁捌きに無駄のない動作。料理が次々に完成していき、それらを食卓に並べる。

菫「―――出来た」

照「……」ピクッ

菫「照、食べるぞ」

照「うん…」トテトテ

二人「「いただきます!」」

料理にワカメを使ったため、食事中のイチャラブはキンクリされました。。。

菫「……照。今から私の部屋に来てくれ。渡したいものがある」

照「……分かった」

菫「…………」スタスタ

照「………」トテトテ

菫の部屋。。。

照「ここが…菫の部屋…」キョロキョロ

照(ここでいつも菫が…寝てるんだよね)ドキドキ

菫「あんまり見ないでくれ。正直、ちょっと恥ずかしいんだ」

照「……分かった」

菫「それで…渡したいものというのは…これだ」

菫は赤いマフラーを照の首に巻き、聖夜の挨拶を口に出した

菫「…メリークリスマス。それはプレゼントだ」

照「…ありがと、菫」じわっ

菫「……私は裁縫だけはどうしても苦手でな。ハギヨシさんに頼んで教えてもらってたんだ」

照「……ハギヨシさん?」

菫「お前、私が気付いてないとでも思ったのか…?」

照「もしかして…あの男の人のこと?」

菫「ああ…そうだ。ちょっとロリコンに絡まれてる幼女を助けたときに知り合いになったんだけど…」

照「……」

菫「裁縫が上手いと幼女が自慢してたからダメ元で頼み込んでみたんだよ」

照「…それだけ?」

菫「それだけだ」

照「…………」

菫「お前、やっぱり勘違いしただろ?」

照「……うん」

照「ねぇ…なんでわざわざ裁縫だったの?」

菫「お前が…お前があの泊まりの時に…」

照「えっ…?」

菫「良いお嫁さんになれるとか言ってただろう」

照「…言ったっけ?」

菫「言ったんだよ。ただ、私には裁縫が出来なかった。裁縫が出来ないと家事が完璧とは言えない。だから悩んでたんだよ」

照「………」

菫「それにあの事故のことがなかったら本当は今日、この気持ちを伝えるつもりだった。苦手を完璧に克服してな…」

照「…………」

菫「ハァー…」

菫(まったく…こいつはどうしてこう…かわいいんだ)

照「ねぇ……菫」

潤んだ瞳を菫に向ける。身長の差のせいで菫にはそれが上目遣いに見えた。

菫「…なんだ?」

照「あの時の…今度は…指を使わずに直接―――」

言い終わる前に照の口が封じられた。ゼロ距離に菫の目鼻立ちの整った顔がある。

キスされた。そう理解するまでに多少の時間を要したが、それをしっかりと認識した照はゆっくりと瞼を閉じた。

あれ・・・おかしいな・・画面が霞んで・・・(´;ω;`)ウッ…

照は菫を受け入れ、菫は照を求めていた。時折、口唇を動かして互いに反応を伺っている。

照は菫の背中に手を回して動きを封じ、その閉じていた口唇を強制的に開かせ、舌を入れた。

最初こそ驚きはしたものの菫は直ぐに照の行動に自分の行動を重ねた。

口内に侵入してくる照の舌に自分の舌を絡めて、さらに貪るように吸い付いた。

どれだけの時間が経っただろうか……

二人は口唇を離した。とろりと糸が垂れたけど彼女たちは気にしない。

菫「……照」

照「菫……」

二人は再び互いの口唇を近付け、今度は触れる程度の優しいキスをした。

おわり

チャットの結末が知りたい所存

まだ交際数日で肉体関係は流石に早過ぎる。だからキスで終わらせたんだよね。

ちなみに序盤の照たそのキャラと終盤の照たそのキャラが違うのは恋をした照たそが成長したということにしてください。

チャットの結末は夕餉の準備が終わったら書くお
それまでに埋まらない程度の保守を
30分前後で戻る

魔物部屋。。。

テルさんが入室しました。

テル:ついにやった

姫様:なにをです?

コスモ:察しなよ。昨日はクリスマスだったんだよ

リンシャン:!?

テル:ついに彼女とキスをした

コスモ:えっ…? 彼女? え?

リンシャン:彼女できたんだね

姫様:この間のテルさんの彼女報告の時にいませんでしたね。アラサーさんが発狂して大変でした

アラサー美女:爆発しろ!

まってたぜ ちょー支援する所存

ほしゅなんだけど>>1間に合うのかな 

姫様:というかアラサーさん…昨日も魔物部屋にいましたよね?

アラサー美女:…爆発…して…お願いだから…

コスモ:たしか姫様の家はクリスマスはやらないんだったよね?でもアラサーさんは…

テル:私はクリスマスに彼女とキスをした。それも深いやつ

姫様:わぁ…いいですね。なんかオトナという感じがします

アラサー美女:爆発して

リンシャン:………

リンシャンさんが退室しました。

コスモ:まただ。テルの彼女の話題になると落ちるよね、リンシャン

アラサー美女:もしかしてリンシャンも内心では爆発しろと思ってるかもね

コスモ:リンシャンなら爆発させそう

姫様:ありえますね

テル:シャレにならないからやめて。彼女を失ったら死ねる

姫様:ラブラブですね

コスモ:はい、テルにヤンデレ属性追加ー

アラサー美女:萌え属性の宝庫だね、テルちゃん

コスモ:アラサーには属性はなにもないけどね

アラサー美女:爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。爆発しろ。末永くお幸せにね。爆発しろ。爆発しろ。

テル:アラサーさん…

姫様:これは泣いた

コスモ:イイハナシダナー

―カン―

照菫が好き過ぎて照菫のSSを主に書いてる
というか白糸台のSSばかりを書いてるんだがwww

スレタイ回収忘れてたぁああああああああああああああ

>>929
彼女が欲しい・・・ ならよかったのにな

>>933
最初は短編の予定だったんだ。
照「友達が欲しい」
照「彼女が欲しい」
照「後輩が欲しい」
照「嫁が欲しい」
照「子供が欲しい」

こういう感じにしようと思った
というかシリーズものに憧れてたんだよ…

>>937
後ろ三つをシリーズでいけるやん?

>>937

照「後輩が欲しい」 → 尭深ちゃんと誠子がくる2年時代と淡が入学する3年前半

照「嫁が欲しい」 → インハイ終わって部活引退してからのスミレンとの微妙な関係からの急接近

照「子供が欲しい」 → スミレン大学、テルテルプロになってからのすれ違いのなかでの結婚

これでいけるだろ

>>938
その内、書こうと思ってる
一応、なんとなくだけど構成は考えてるんだよね

>>945 また楽しませてくれよ あとチャットは続けてほしいですお

実名出しすぎやろ このチャット

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  ∠./‐' /:::::::::::/   > 、      ̄    /v、::ヽ:::丶:::::::.. : :!
       /::/::::/ _,ノ:::::::::` r 、     ,  イ、/  ' !::::/\::::.、: :!
     /::/;/  `ヽ、__;ィ:|:ー-`〒´-‐:':´::|    レ'  ヽ;ハノ
    //        _,..-'´:|::::::::::::||:::::::::::::::::!丶,、
        _,... -―'::´:::| :::::::::::::::::::::||:::::::::::::::::::::::::|:`ー-、

                ___
              ...:.:.:.:.:.:.:.:.:. : : : : : : : .
          /.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : \

          /:./:.:/ : : : : : : : : : : : : ヽ : : :.
          ′:/: : :/: : : ∧:..: : :|:..: : :|: :| : : : :.
       / |:.:|: : : : : /|:| |: : : :|V: :∧ |: : :| : i
        /   ー|―|斗f‐┼ |: : : :| |─-l、|:_l,ノ|
.      //:i: : |: : |八ハ:{ |:..:./リ |/  }人 : l:ヽ!
     厶イ |.:.: ∨:|灯j芯ヽ1ソ ィjア苅Υ: :/: : |
       │:..: :{い.乂(ソ ′  乂(ソ/ }ィ: : : :|

       │:..: :|  :':':':   ,    :':':':   |: : : :|
       │:..: :|‐ヘ           r‐|: : : :|      皆様、ご声援ありがとうございます。
       │:..: :|:.:八    ∨ ̄ノ    ノ:.:i : : : |      今後とも菫ともどもよろしくお願いします。
       │:..: :|:.:.:.:.:.> .. ___ .. <:.:.:.:.|: : : :′

       │!│|:.:.:.:.:.:.:.:.|   __  |:.:.:.:.:.:.:.|:.:./リ
         乂人|八:.:ィTノ {爻} {ア> :.ノイ
        / <    |___ Ⅵ/__/    >
.      r<丶      ∧__ }へ‐ァ       >‐┐
    /  \ 、    ∧/ニニ}′    //   `ヽ
     |    丶\      |  ー‐}     //     |
     |        \ ー===|  r=ァ′=‐'ィ:.//      |
     |       { ヾ≧=/  .}={=≦:.:./ .′      |
     ′         〉 ゞ=/   /}{:.、:.:イ==ノ
   /   __,,/斗-〈  /  /: }{:.:.:\  {  、 ノ     }
   ゝ   /.-====ハ . ′ /.:.:.}{:.:.:.:.:.ヽ Υ¨¨¨¨¨ ヽ /
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                 /  /:::::/:::l::::l:::l八{_ 从:::::::l:| ___ }从:人リ::::::|
                   /  /:::::: / ::::l::::l斗苧芹` \从芹苧≧v'::/ ::::: |
                     /:/::::/::l:::八::| 乂)炒   ==、 乂)炒/::/:::::::::::|   11月28日はとびだせ!どうぶつの森のイベント
                 |::{::::/:::il:::::∧{、_'_'_'_'/ '  \'_'_'_/::/:::::/::::/    『ハーベストフェスティバル』
                 |八{:::::i|::::{:∧      __    厶イ:://::::/     ですので、この日は部活をお休みします
                    \:八:{::::::::.、    ‘='  ー=≠彡仏イ
                    \[\:::::个ト .      . イ/

                        \{⌒_}  --   {__
                        /~\__ノ     乂_ `丶
      _         __  -‐      ‘,        }
     ⌒ヽ: : : :.―――<\\         ‘ー- __   _,|      \
        ∨: : : : : : : : : : \\\        { ̄    `丶 /       //〉
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              {-- 八      \: : : : : : /7:l: : }: : : : : }       八

          ,, ´     `ヽ
.         / / /,ハ ! i     /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ
        / { 大{ Ⅵ大イl |   |  一生懸命頑張ります!         !
       ⌒|个照   照jノ│ ∠  応援よろしくお願いいたします! |
         |人  r: ァ 人│  ヽ ______________,ノ
         l从i>  イ从jリ                      __ __
.        ,, ≪| [l] |≫ 、                    / '⌒ヽ`ヽ: 、
       f \  Уヨ  /`ヽ                  Σ / / l|  ||i i ’,
      |   ≧=} 「=≦   {               ,′∟L__L∟ ! i
      〈     〉7 /_≪〈     〉                |  }菫   菫| | l l
      [三三]/ /アマニi[三三]                j_{     u ム_」 |  ┃┏━┓
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|:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.|:.|         __ ___
八:|:.:.|:{\:.:.l:|:.:.ハ|        /  す/仲 妹 /
──────く ̄ ヽ   /方 る/直 と /

        |  l  ∧   /法  / り  /
        |  |   、 ⌒ j l ^ テ ⌒
___ _  |  |   ノ  /  ノ´
 ̄`ヽ    |  |ー  l|  /  /
   |    |  |― イ /   '
   |    |  |ヽ  Y   /

                    / // /:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...    \
                   ./ // /.:/   .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ヽ:.丶
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               / て / / /:.:. | .:.:.:.:.: ─┼─ 、:|  ヽ :.:.:.:|:.:.: 从|:.:.:.:|:.:..    \
              ./ f_ ノ_ ノ / .:.:. |.:.:.:.:.:.|:.:.:/}/  :.:.;   |.:.:.:.:.:.:.「 ̄:|:.:.:.:.:.:.:.:.:..   \
             /       \ :.:.:.|.:.:.:.:.:.|:./  __|/   :.:.:.:/)/  |ハ:.:.:|:.:.:.:.:.. _   \
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      |:八: :i|庁示、\| 斗芹示、|:/⌒i : リ i}: :

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