苗木「先輩」 (23)
苗木(放課後になったけど、みんな用事があって帰っちゃったし暇だなぁ)
苗木「どこか行ってみるか…」
植物園
苗木(久し振りに此処来たなぁ…前に葉隠クンと来た時は鶏が可愛い可愛いって騒いでたっけ)
苗木「久し振りに見てみよう…ん?」
苗木(鶏小屋の前で誰かいる…)
「む?」
苗木「あ、こ、こんにちは…」
「貴様!何故此処にいる!?まさか俺様が張った結界を破ったというのか!?」
苗木「え?え?」
「ふはは…面白い!面白いぞ、人間よ!何故此処に来たか理由を問うてやろう!」
苗木「あ、鶏を見に…」
「なに?この魔獣たちをか?」
苗木「ま、魔獣?」
「そうだ。こいつらは一見大人しそうたが、扱いを間違えれば凶暴化して襲われる!貴様のようなただの人間では一瞬にしてあの世行きだろうな…」
苗木「そ、そんなにですか…」
「しかし俺の結界を破った程の人間だ…貴様ならあるいは…」
苗木「あ、ボクは苗木誠っていいます」
「ククク…ならば此方も名乗らねばならないな!我が名は田中眼蛇夢!人は俺を制圧せし氷の覇王と呼ぶ!!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389322145
苗木(こんな自己紹介初めてされたよ)
田中「そして…いでよ!ジャンP!チャンP!マガG!サンD!」
苗木「ま、マフラーから、は、ハムスター!?」
田中「蜃気楼の金鷹ジャンP!侵略する黒龍チャンP!重鉄の赤象マガG!滅星者たる銀狐サンD!こいつらこそが我が忠実なる僕!破壊神暗黒四天王だ!!」
田中「我が身を寝床にして邪悪を飼い馴らす・・・ これぞ秘技!田中キングダムだ!」
苗木「すごい…可愛い…」
田中「な!?貴様!破壊神暗黒四天王を目にして可愛いなどとぬかすか!?」
苗木「え?あの、ごめんなさい…」
田中「いや…あ、ありがとう…////」
苗木(ありがとうって…ハムスターが可愛いって言ったことかな?)
苗木「あの、田中先輩」ウズウズ
田中(田中先輩…)
田中「…なんだ?苗木よ」
苗木「その、ジャンPたちをボクに触らせてくれませんか?」
田中「……いいだろう」
苗木「本当ですか!?ありがとうございます!」
田中「後悔するなよ…行け!破壊神暗黒四天王よ!」
四天王「「「「チューチューチューチュー!!」」」」
苗木「うわわ!登ってきた!あは、くすぐったあはは!」
ジャンP「チューチュー!」
チャンP「チュー?」
マガG「チュイ?」
サンD「チュッチュー♪」
苗木「うわぁ…ふわふわ柔らかい…本当に可愛いなぁ…」モフモフ
田中「破壊神暗黒四天王がここまでなつくとはな…貴様には素質があるらしい」
苗木「そ、素質ですか?」モフモフ
田中「…なるほど、わかったぞ!苗木誠というのは仮の名だな!貴様の真名を明かすがいい!」
苗木「ま、真名?」モフモフ
田中「そう易々と教えるわけがないか…。ならば貴様の能力を見せてみよ!」
苗木「いや!能力っていっても…あ、なんの超高校級かってことですか?恥ずかしいんですけど、ボクは抽選で選ばれた超高校級の幸運として入学したんです」
田中「ただの人間というわけか…」
苗木「先輩はなんの超高校級なんですか?」
田中「俺の数ある通り名のひとつにすぎんがな…超高校級の飼育委員だ!」
苗木「すごい!超高校級の飼育委員っていえば絶滅危惧種の繁殖に成功したこととかで有名ですよね!」
田中「う、うむ/////」
苗木「そっか、だから鶏小屋に来てたんですね」
田中「こいつらの飼育は俺が直々に行っているからな…」
苗木「一人でですか?大変ですね」
田中「この世に大変でない事などない。目的を持ち、その為に何かを行おうとするならば、そこに苦楽は関係ないのだ。それに…俺がやらなくて誰がやるのだ」
田中「…なるほど、わかったぞ!苗木誠というのは仮の名だな!貴様の真名を明かすがいい!」
苗木「ま、真名?」モフモフ
田中「そう易々と教えるわけがないか…。ならば貴様の能力を見せてみよ!」
苗木「いや!能力っていっても…あ、なんの超高校級かってことですか?恥ずかしいんですけど、ボクは抽選で選ばれた超高校級の幸運として入学したんです」
田中「ただの人間というわけか…」
苗木「先輩はなんの超高校級なんですか?」
田中「俺の数ある通り名のひとつにすぎんがな…超高校級の飼育委員だ!」
苗木「すごい!超高校級の飼育委員っていえば絶滅危惧種の繁殖に成功したこととかで有名ですよね!」
田中「う、うむ/////」
苗木「そっか、だから鶏小屋に来てたんですね」
田中「こいつらの飼育は俺が直々に行っているからな…」
苗木「一人でですか?大変ですね」
田中「この世に大変でない事などない。目的を持ち、その為に何かを行おうとするならば、そこに苦楽は関係ないのだ。それに…俺がやらなくて誰がやるのだ」
田中「…なるほど、わかったぞ!苗木誠というのは仮の名だな!貴様の真名を明かすがいい!」
苗木「ま、真名?」モフモフ
田中「そう易々と教えるわけがないか…。ならば貴様の能力を見せてみよ!」
苗木「いや!能力っていっても…あ、なんの超高校級かってことですか?恥ずかしいんですけど、ボクは抽選で選ばれた超高校級の幸運として入学したんです」モフモフ
田中「ただの人間というわけか…」
苗木「先輩はなんの超高校級なんですか?」モフモフ
田中「俺の数ある通り名のひとつにすぎんがな…超高校級の飼育委員だ!」
苗木「すごい!超高校級の飼育委員っていえば絶滅危惧種の繁殖に成功したこととかで有名ですよね!」モフモフ
田中「う、うむ/////」
苗木「そっか、だから鶏小屋に来てたんですね」モフモフ
田中「こいつらの飼育は俺が直々に行っているからな…」
苗木「一人でですか?大変ですね」モフモフ
田中「この世に大変でない事などない。目的を持ち、その為に何かを行おうとするならば、そこに苦楽は関係ないのだ。それに…俺がやらなくて誰がやるのだ」
しっぱいしっぱい
エラーでても書き込まれてる時あるんだよな
エラーしたら一回更新した方がいいよ
>>10
サンクス
中二チックなセリフが思いつかない
あと田中が年上っていうのいれ忘れた
急に先輩呼びになっちゃったよ
田中「それに…俺が好むのは沈黙と無関心だ。一人のほうが都合がいい」
苗木(なんていうか…流石超高校級の飼育委員って感じだな)
田中「…俺様はそろそろ次の戦いの場へと行く。もう貴様とも会うことはないだろう。戻れ!破壊神暗黒四天王!」
四天王『チューチュー』
田中「さらばだ…苗木よ。貴様とのこの場…悪くはなかったぞ」
苗木「…あの!」
田中「なんだ」
苗木「またここに来ます!その時は…ご迷惑でなければ飼育のお手伝いをさせてもらってもいいですか?」
田中「!!…何故だ?貴様にとってなんのメリットもないぞ」
苗木「ボクは動物は好きですから」
田中「命とは尊いもの…故にそれ相応の責任もあるのだ。好きという感情だけではどうにもならんこともある。貴様にその覚悟はあるのか?」
苗木「はい!」
田中「…ふん。好きにするがいい!ちなみに俺様は朝と昼とこの時間にここにいる!」
苗木「わかりました。ありがとうございます!ひきとめちゃってすいません」
田中「…これだけは言わせてもらおう。こちらこそありがとうございます!…さらばだ!」ダッ
苗木「!さようなら!田中先輩!」フリフリ
田中「////」フリフリ
翌日
苗木(昨日言ってた通り朝に植物園に行くと田中先輩がいた)
苗木「田中先輩!おはようございます」
田中「…まさか本当に来るとはな」
苗木「またくるって言いましたからね」
田中「そうだったな…時が迫っているな…早急に取り掛かるぞ!」
苗木「はい!」
田中「朝の分は終わりだ…助かったぞ」
苗木「いえ、そんな…それじゃあボクは教室に行きますね」
田中「…苗木よ」
苗木「はい?」
田中「…またな」ダダダダ
苗木「速いなぁ…」
78期生教室
舞園「今日は珍しくギリギリでしたね?苗木君」
苗木「あ、舞園さん。うん、今日はちょっとした用事があってね」
舞園「そうですか。ところで今日のお昼一緒にどうですか?」
苗木「ごめん、昼も用事があるんだ。誘ってくれて申し訳ないけど…」
舞園「そうですか…。もしかして先約があったり?」
苗木「そんなところかな」
舞園「霧切さんですか?」
苗木「え?違うよ?」
舞園「じゃあセレスさん?それとも戦刃さん?江ノ島さん?不二咲さん?まさか腐川さんですか!?」
苗木「なんで女子限定なの?ちょっと先輩に会いにいくんだ」
舞園「年上!?盲点でした…。確かに苗木君は年上ウケしそうだし…」ボソボソ
苗木「え?なに?」
舞園「いえ、なんでもありませんよ。ところで、その先輩は女の人ですか?」
苗木「男の人だよ」
舞園「そうですか」ガッツポ
苗木「?」
キーンコーンカーンコーン
舞園「授業始まりますね。苗木君、またあとで」フリフリ
苗木「うん」フリフリ
77期生教室
田中「……」ソワソワ
ソニア「田中さん?どうしました?」
左右田「なにそわそわしてんだ?」
花村「トイレかい?トイレなら僕も一緒にいかせてもらうよ?んふ」
左右田「お前とは絶対一緒に行きたくねぇな…」
ソニア「ジャパニーズツレションというやつですね!」
左右田「ヒィィィ!ソニアさんの高貴なお口からツレションなんて言葉…ありだな…」
西園寺「きも…」
田中「……」ソワソワ
先生「静かにー。えーここの問題は…田中」
田中「!……」
先生「どうした?」
田中「ふっ……わかりません!」
先生「はぁ…ちゃんと聞いとけよー」
キーンコーンカーンコーン
先生「お、昼休みだな。今日はここまでー」
田中「……」ダッ
左右田「なんだあいつ」
弐大「なかなか速いのう」
>>12
さんくす
このSSまとめへのコメント
田中と苗木の話しもっと読みたい続き見して下さい