れんげ「新しい仮面ライダーが始まるのん!」 蛍「BLACK…RX?」 (361)

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れんげ「新しい仮面ライダーが始まるのん!」 蛍「BLACK?」 - SSまとめ速報
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↑このスレの続きになります

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~越谷家~


夏海「さぁ日曜の朝10時!今週も越谷家恒例の仮面ライダー視聴会だ~♪」

れんげ「お~!」

小鞠「新しいライダーはRXだよね!さ、早く観よ!」

卓「」コクッ、コクッ

蛍「仮面ライダーBLACK放送終了から一週間後、ついに新ライダーの番組が始まります!」

夏海「兄ちゃん!TVのスイッチオンだ!」

卓「」ポチッ

[仮面ライダーBLACKRX]

『光の♪オーロラ♪身に纏い♪君は戦う♪人になれ♪』

蛍「あれ?前作と違って主役が歌う訳じゃないんだ、まぁあの音痴じゃそもそも無理があった訳だし…
けど聞きなれるとあの歌名曲に聞こえたんだよね『キビハビタガーアイガー』って…」

『仮面ラーイダーBLACK♪RX♪』

れんげ「うおお!こっちの歌もカッコいいのん!!」

蛍「でもまぁ、こっちはこっちでいい歌だけどね」


[太陽の子だ! RX]

((バタバタバタ))

蛍「光太郎さんがヘリコプター操縦してる!?」

れんげ「駄菓子屋で買ったてれびくんによると光太郎はゴルゴムとの戦いの後から半年後にヘリコプターのパイロットになったのん!」

蛍「相変わらずあの駄菓子屋さんはれんちゃんに何を売りつけてるんだろ…」

小鞠「なるほど、平和になった世界で第二の人生を歩んでるんだね!」

蛍「ヘリコプターのライセンスって半年やそこらで取得できるものなのかな?」

『何一人でニヤニヤしてるの?』

『平和っていいなぁって思ってさ』

『私はもっとスリリングな方が良いわ!』

『俺はこのままヘリコプターのパイロットで人生を全うできたら最高だと思ってるんだ!』

れんげ「光太郎…」

小鞠「ゴルゴムとの戦いの日々があったんだもんね、光太郎もこのまま平和に生きてくれたら…」

蛍「まぁ…ドラマ上絶対そんな事はあり得ないんですけどね…
ていうか1話からいきなりヘリコプターチャーターしてるなんて昔は本当に予算があったんだな…」

れんげ「ハッ!空から三本の柱が落っこちたん!」

夏海「一体何が!?」

『玲ちゃん飛び降りろ!』

『イヤー!?』

蛍「いきなりヘリコプターから飛び降りた!?初っ端からアクションシーンがスゴイ…」

れんげ「三本の柱から光が消えてヘリコプターは無事に着陸したのん!」

蛍「もしヘリコプターが墜落してたら光太郎さん…億単位の弁償をさせられてたかも…」

『何だって!三本の杭が不思議な光を発したっていうのか!?』

『光ちゃん、夢でも見たんじゃないの?』

『夢だったらどんなにいいか…』

蛍「なるほど、今作だと光太郎さんはこのお家に下宿してるんだ」

小鞠「そういえばこの前会った時に(前スレ参照)遠縁の航空会社に身を寄せるって言ってたね
この家がそうなんだ!」

『理解出来ないから唸ってるんでしょ、静かにしなさいこの馬鹿者!』

『馬鹿者とは何よ!?婿養子のくせに!』

蛍「旦那さん婿養子なんだ…
それにしても前作と比べて光太郎さんに雰囲気変わったな、前はもっと暗いイメージがあったのに結構明るくなってる…」

『ウシャシャシャシャシャ!』

れんげ「変な骸骨の怪人が現れたん!」

夏海「しかも光太郎の下宿先の息子さんの茂くんのチャリンコ泥棒してる!」

小鞠「しかもその後は盗んだバイクで走り出してるー!?」

蛍「チャリ泥にバイク泥…新しい悪の組織やる事がしょぼい…」

『危なーい!?』

れんげ「駆けつけた光太郎に車が落っこちてきたん!?」

小鞠「こ…光太郎が!?」

『あ゛あぁ…死ぬかと思ったよ!』

れんげ「光太郎無事なのん!」

夏海「ま、光太郎はライダーだしこのくらいヘッチャラだもんね!」

蛍「前の番組知らない人が見たらこれなら変身する必要なくね?とか思いそう…」

れんげ「光太郎が骸骨の怪人を追いかけて遊園地に行ったのん!」

夏海「よし!BLACKに変身だ!!」

『機能停止ビーム!』

『しまった…変身できない!?』

れんげ「大変なん!変身を封じられてるん!」

夏海「何ー!?」

蛍「こんなのやられたらほとんどの変身ヒーローが太刀打ちできないんじゃ…」

『キミたちは誰だ!』

『我らは怪魔妖族スカル魔!』


((ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ))


小鞠「あわわ…空から巨大な戦艦が…」

れんげ「光太郎が捕えられてしまったん、しかも変な連中が現れたのん!」

『ゲルーッ!』

夏海「アハハ、このゲドリアンって奴小っこい!こまちゃんといい勝負じゃないの?」

小鞠「ムッ!」

蛍「大丈夫、先輩はあんなキモくはありませんから!先輩はちっちゃ可愛いんですからね!」

『この男が仮面ライダーBLACKか…フンッ、噂程でもなかったぜ』

れんげ「ガテゾーン…敵ながらカッコよさげな悪役なのん!」

卓「」コクッ

『ジャーク将軍は何故こんな男に会おうと言うのだ?それだけの価値があるとは思えんのだが…』

蛍「ボスガン…これ中のスーアクさんは目と唇動かすの大変そう…」

『私たちは仮面ライダーBLACKの全ての能力をコンピューターで分析したわ
この男の変身機能を停止させる強力ビームを発明してそれを怪魔妖族スカル魔に与えた…
だからこの男が私たちに太刀打ちできないのは当り前よ、でも将軍には将軍のお考えがあるの…
口を慎む事ね!』

夏海「うわっ、このマリバロンっておばさんウチの母ちゃん並に恐そうだ…」

『アテンション!アテンション!ジェネラルジャーク!』

『我らは全知全能の神、クライシス皇帝の支配するクライシス帝国よりこの地に遣われし者…
余の名は、ジャーク!』

れんげ「こ…これがこの悪の組織のボスなん!」

小鞠「全身金ぴかのいかにも悪者の親玉って感じがする!」

夏海「くっ!悔しいけど確かに風格はあるよ!」

卓「」コクリッ

蛍「この人何度かここ数年のオールライダーモノで客演してる偉そうな人だ!?
けどいつも意味も無くやられてるよね…
この前のスーパーヒーロー大戦じゃBLACKとあともう一人戦隊のレッドの人に普通にライダーキックで倒されてたし…
そういえばあの時の着ぐるみは黄色ぽかったのにこれはかなり金ぴかって感じがしてる!」

れんげ「ジャーク将軍が光太郎にクライシス帝国の尖兵となって地球の全人類を抹殺してるのん!」

夏海「バーカ!光太郎はそんな命令聞くもんか!」

『俺たちの星は自由に生きられる…平和だー!』

小鞠「やっぱり光太郎はそんな命令聞かなかった!けどその所為で…」

『南光太郎、お前の体内にある変身機能はすべて破壊してやる!
お前はこれより宇宙の塵となり永久に宇宙の墓場をさ迷うがいい!』

『う゛わぁぁぁぁぁ!?』

れんげ「大変なん!光太郎が…」

『ぐはっ!?』

小鞠「あぁ…光の杭が光太郎に突き刺さって宇宙空間に放り出された…もう光太郎は…」

夏海「もうダメだ…これじゃ光太郎は変身できない…」

卓「」ガックシ…

蛍「そうですよね、変身機能破壊されて宇宙空間に放り出されたらさすがに…
平成ライダーだってここまでされたら生きてられませんから…」

夏海「それじゃ今日で我が家で開催する仮面ライダー視聴会はこれでお終いって事で…」

小鞠「最後がこんな後味の悪い幕引きなんて私嫌だよ…」



((パァァァァァ!))


れんげ「待つん!光太郎の身体に太陽の光が当たってるん!」

夏海「しかも新しいベルトっぽいのが現れた!」

小鞠「それに光太郎の光が反射して…あれ?この場所は…」

れんげ「ウチらがこの前バトルホッパーを埋めたお墓に光が注がれてるん!?」(前スレ参照)


((ドルゥゥゥゥン!))


蛍「い…今…バトルホッパーを埋めたれんげ畑の方向からスゴイ轟音が…」

れんげ「これはたぶんきっと…」

小鞠「見て!宇宙を漂っていた光太郎が地球に落っこちるよ!」

蛍「光太郎さん生身で大気圏突入してるー!?
フォーゼや『我が魂はゼクトと共にありー!』とか言ってたライダーさんだってそんな事出来ないのに!?」


((ドッガァァァァン))


『あ…あぁ…変だ…これはBLACKの身体じゃない…俺は生まれ変わったのか?』

蛍「こ…これが…」

小鞠「仮面ライダーBLACK…」

夏海「RX!」

れんげ「こ…光太郎がRXに生まれ変わったのん!!」

卓「」コクッ

『そんな馬鹿な!光太郎の変身機能は全て破壊したはずよ!?』

蛍「まぁ…変身機能壊して宇宙空間に放り出したのにパワーアップして戻ってきちゃったんだから動揺もしますよね…」

『我らが初めて見る仮面ライダーだ、ブラック光太郎は我らの理解を超えた恐るべき力で…
新しい仮面ライダーに変身したのだろう!マリバロン、スカル魔に奴を襲わせろ!!』

『バトルホッパー、お前も生まれ変わったのか!』

れんげ「バトルホッパーが生まれ変わってアクロバッターになったん!」

小鞠「そこにさっきスカル魔たちがさっき盗んだバイクで現れた!」

『奴らだ!行くぞ!』

『今まさに、光の王子、太陽の子!仮面ライダーBLACKRX!!
クライシス帝国との戦いの火蓋が切って落とされようとしている!!』

れんげ「うおお!頑張るのんRX!それにアクロバッター!これからウチも応援するん!」

小鞠「うん!私もこれからRX応援するよ!」

卓「」コクッ、コクッ

夏海「よっしゃー!来週もRX見るぞー!!」

『たった一人の戦いに~♪』

蛍「あ、EDだ…それにしてもスゴかった…1話に詰め込み過ぎだよ…
ていうか今回現れたクライシス帝国だけど光太郎さんを仲間に引き入れて先兵にしようとして
断られたら変身機能を破壊して宇宙空間に放り出す…
どう考えても完璧な作戦だよ、それなのにそんな作戦を打ち破っちゃう光太郎さんって一体…」



~2話放送日~


[光を浴びて!RX]


夏海「今日は2話だー!」

蛍「れんちゃん、バトルホッパーのお墓どうだったの?」

れんげ「ウチ気になって見てきたん、そしたらバトルホッパーのお墓が掘り返されてたん!」

小鞠「じゃあバトルホッパーは本当にアクロバッターになってRXのとこに行ったんだね!」

れんげ「ウチ…ちょっと寂しい気がするけどこれで良かったん!バトルホッパーは光太郎の近くにいた方がいいのん!」

夏海「ハイハイ、みんな静かに!番組始まるからね!」



((ドガァァァァァン!!))


れんげ「スカル魔たちのバイクがアクロバッターの体当たりで爆発してるん!」

夏海「当たり前だい!そんな古臭いバイクがアクロバッターに適うもんか!」

『貴様!本当に仮面ライダーBLACKか!?』

『仮面ライダーBLACKは生まれ変わった!俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!
怪魔妖族スカル魔、人間を殺して地球を乗っ取るなどこの俺が許さん!!』


((シュバッ、ドバッ、ドガァァァァン!))


小鞠「そんな…RXが!」

夏海「スカル魔と一緒に爆発した…」

蛍「いや…これたぶん生きてますから…」

『マリバロン、ガテゾーンに命じて至急怪魔ロボットを地上に放て!』

『この男が…?』

『俺が作った最強の怪魔ロボットキューブリカンを送り込んで奴が生きてたらぶち殺す!』

小鞠「あわわ…最強だって…」

夏海「くっ…RXどうなるんだ!?」

蛍「まだ放送始まって2話目なのにもう最強の怪人ってさすがに早過ぎだよ…」

れんげ「気絶している光太郎にキングストーンが語りかけてるのん!」

蛍「前作じゃ一度も語ってすらいなかったのに…」

夏海「あ、家に戻って光太郎が説教を受けてる!」

『お前の過去に何があったか私は知らん、しかしだな…お前が私の前に現れた時…
お前は見るも無残なくらい疲れていた…』

蛍「これ…前作知ってると感慨深い台詞だなぁ…」

小鞠「光太郎にとってこの佐原さんって人たちは本当の家族なんだね!」

蛍「私もいずれ先輩と本当の家族になりたいです…」

夏海「あ、変な刑事が現れた!この人何なの?」

『私…警視庁特捜部刑事の速水隼人です!』

蛍「後に重大な伏線になるキャラクター…じゃないよね?絶対に…
場面は変わって光太郎さんがスーパーで買い物してる…」

れんげ「光太郎がお菓子踏んでるん!」

『何かが起こる知らせだ!』

蛍「どんな知らせですか…ていうかお菓子はちゃんと買い取るのかな?」

夏海「変な車が追いかけてきてるー!」

蛍「何このアクション…スタントマンでやらないとダメなはずなのに…
主役の倉田てつをさんが普通にこなしてるよ…BLACKでの撮影でかなり場馴れしちゃったんだね…」

れんげ「ガテゾーンが送り込んだキューブリカンに廃屋に追い詰められてるん!
光太郎が吹っ飛ばされたのん!」

小鞠「でも待って!廃屋の天井から光が射してそれが光太郎に…光を浴びた光太郎が変身する!」

『変身!!』

『貴様…』

『俺は太陽の子、この世の全て、生きる者全てを守る!仮面ライダーBLACKRX!!』

蛍「相変わらずとんでもない事を言ってのけてる…
けど今更気づいたけど昔の着ぐるみって今と違ってかなり素材が良いので出来てるんだね
RXをオールライダーで何度か見たけどアトラクのショーで使われてる安い着ぐるみぽかったんだけどな…」

れんげ「RXがキューブリカンを倒したん!けどキューブリカンも本性を現したん!」

『貴様…正体を見せたな!』

『俺は怪魔ロボットキューブリカン、ジャーク将軍の命令により…貴様を破壊する!』

((ビシューン!))

夏海「ひゃー!さすがは最強の怪人だけあって廃屋がすぐにぶっ壊れちゃったよ!」

『トァッ!』

蛍「戦いの舞台がいつの間にかいつもの採掘所に移動してる…」

れんげ「RXの戦いをマリバロンとガテゾーンが監視してるん!」

『RXのジャンプ力60m!?』

『RXキック!』

『ライダーキックだ!』

『RXのキック力はそれをはるかに上回るわ!』

夏海「やったー!RXの勝利だ!」

蛍「最強の怪人が難なく倒されてるけど…」

小鞠「待って!キューブリカンはまだやられてないよ!起き上がってきた!?」

((ドーン!ドガァァァン!!))

『うぅ…』

『やったー!』

小鞠「あぁ…キューブリカンの攻撃を受けてRXが傷ついてる…」

夏海「やっぱり最強の呼び名は伊達じゃなかったんだ…これはさすがのRXも…」

れんげ「こまちゃん!なっつん!諦めちゃダメなん!まだRXは死んじゃいないのん!
太陽の光を浴びたRXが再び立ち上がったん!!」

蛍「しかも傷残ってないし…全快だよ…あ、ここでOP流れた…敵の怪人終わった…」

『アクロバッター!』

『RX…』

『行くぞキューブリカン、リボルケイン!』

れんげ「RXがベルトから光の剣リボルケインを取り出したのん!」

蛍「そういえばRXって剣使って戦うんだっけ…
でも確かオールライダーじゃこのリボルケインって剣はあまり光らなかった気が…」

夏海「おお!アクロバッターがキューブリカンの出す爆炎の中を突っ込んでくるぜ!」



((ドスッ!))


小鞠「RXのリボルケインがキューブリカンに突き刺さった!?」

『この世に光がある限り、仮面ライダーBLACKRXは不滅だ!』

蛍「うわぁ…キューブリカンのお腹に火花が…これはもうキューブリカン死んじゃうよ…」


((ドゴォォォォォォォン))


蛍「何この爆発の規模!?まだ2話目なのに…
平成ライダーなら劇場版でもないとやらない火薬量だよ!?」

れんげ「やったのん!キューブリカンを倒したのん!」

夏海「クライシスの最強怪人を倒すだなんてさすがRX!最後に一欠みたいなポーズがスッゲーカッコいいよ!!」

小鞠「これでもう恐いもの無しだね!」

蛍「本当に恐い者が無い化け物ヒーローになってるよ光太郎さん…」

『リボルケインのパワーで、怪魔ロボットキューブリカンを倒した仮面ライダーBLACKRX!
彼自身も知らない、無限の能力が秘められていた!
しかし…最強の敵クライシス帝国軍団の戦力はまだほんの一部でしかない!』

夏海「終わった、1話に続き2話もスゴイ展開だった…」

れんげ「RXには無限の能力が秘められてるん!」

蛍「でもクライシス帝国…最初に送り込んだ最強の怪人がこうもあっさり完敗しちゃってこれからどうするんだろ?」

小鞠「あれ?お兄ちゃんが庭で何かしている?」

(カチャカチャ)

夏海「兄ちゃん何してんの…ってそれは!?」

れんげ「ウチのバトルホッパー(チャリ)(前スレ参照)がアクロバッター(チャリ)に進化してるのん!」

小鞠「RX見終った後、興奮が冷めやらずについやってしまったと…」

夏海「相変わらずプロ顔負けの出来だな、兄ちゃんはもう腕一本でメシ食っていけるよ!」

れんげ「これに駄菓子屋から買ったDXライダー変身ベルトとリボルケインセット!
この二つを装着してアクロバッター(チャリ)に乗ってウチがこの村の平和を守るん!」

蛍「DXライダー変身ベルト定価3,980円、リボルケインセット定価1,980円って…
あの駄菓子屋…こんな埃を被せた不良在庫を子供に買わせて良心が傷まないのだろうか…」

れんげ「仮面ライダー♪黒いボディ~♪仮面ライダー♪真っ赤な目~♪」

夏海「おぅ!頑張れ!」

小鞠「そういえばアンタのロードセクター(チャリ)どうしたの?」

夏海「あれさ…チェーンが外れちゃってもう乗ってないわ…」

小鞠「…」

とりあえずここまでなん

初めて読む人は出来たら前スレ見てから読んでほしいのん



~3話放送日~


[RX対風の騎士]


夏海「さて、3話の放送だ!」

蛍「先週の失敗でマリバロンとガテゾーンがジャーク将軍に怒られてる…」

『ジャーク将軍…その罰だけはやめてください!』

『将軍…私は…ゲドリアンやガテゾーンと違って純粋なクライシス…しかも貴族の生まれです!
私にもその罰を与えるおつもりですか!?』

『お前たち二人はRX打倒に失敗した、よって罰を与える!』

((ビビビビビ!))

『うわっ!?』 『うぐっ…』

『愚か者どもめ、これより24時間苦しみ悶えながらジャーク将軍のために何を為すべきかよ~く考えろ…去れ!』

蛍「このボスガンって人無駄に偉そう…たぶん仲間内じゃ一番の嫌われ者なんだろうな…」

『ボスガン、お前は余のために何を為す?』

『ジャーク将軍、私は純粋なクライシス人です
その名誉に賭けてクライシス帝国の最大の敵RXを倒してみせます!』

蛍「1話で光太郎さんを雑魚呼ばわりしてたのにもう最大の敵扱いするとかおかしい気が…」

『私は既に怪魔界から最強の戦士を呼び寄せているんだ!』

蛍「あれ?先週出てきた怪人も最強って言ってたような…」

『風の騎士、怪魔獣人ガイナギスカン!地上に降りてRXを倒せ!!』

れんげ「その頃、光太郎は佐原家で休日を満喫してたのん!」

夏海「おじさんとチェスやってる、しかもガールフレンドの白鳥玲子さんとお揃いのオルゴール付のペンダントとかしてるし…」

蛍「あの重苦しい前作の続編とは思えないほどのこのリア充っぷりは何だろう?」

れんげ「茂たちを追って森に入った光太郎たちがいつの間にか崖から落ちそうになってるのん!」

蛍「この崖いつもの採掘場…」

『なんとかしてよ!男でしょ!』

『男でもなんともならないっての!』

蛍「前作の光太郎さんとはイメージがかけ離れてる…脚本家の都合なのかな?
平成ライダーでも脚本家の都合でキャラクターの性格がコロコロ変わったりするけど…」

れんげ「光太郎たちが怪魔界に連れ込まれたのん!」

小鞠「ガイナギスカンを倒さないと元の世界に還れないなんて…」

夏海「ガイナギスカンが光太郎を襲い始めた!」

『お前に一度だけチャンスを与えてやろう!
この怪魔界には、ほんの数秒太陽の光が流れ込む時がある!その時が私とお前の勝負だ!』

小鞠「へぇ、正々堂々と勝負を申し込んでるよ!」

れんげ「敵ながらあっぱれな奴なのん!」

蛍「何でそんな舐めプするんだろ?圧倒的有利なんだからさっさと倒せばいいのに…
でもこうやって正々堂々と勝負を持ち込む怪人って平成ライダーに……いないような気が…」

『冗談じゃないぜ!』

夏海「光太郎ってRXになってからこの台詞何度か言ってるね、もしかして口癖なのかな?」

小鞠「ちょっとわかりづらいね」

『うわぁぁぁぁ!?』

夏海「ガイナギスカンが苦しんでる!」

小鞠「さっきの玲子さんから貰ったオルゴール付のペンダントの音を聞いたからだ!今のうちに逃げて!」

れんげ「光太郎たちはワールド博士という人に匿われたのん!
そこでクライシス皇帝の陰謀を知ったのん!」

『昔はこの怪魔界にも木々が茂み花は咲き乱れ、怪魔界の住民は幸せな日々を送っていたのです
ところが、クライシス皇帝の世になると超科学の時代になり生産向上を煽るために厳しい身分制度が敷かれました
工場廃液の垂れ流しは豊かな湖と河を枯らし怪魔界をこのような砂漠にしたのです!』

蛍「社会科で習った70年代の公害まみれの日本みたいな話になってる…」

れんげ「クライシス皇帝許さないのん!」

『光太郎さん、これは私が考案したライドロンという車の設計図です!これをあなたに託します!』

蛍「これって確か昔お父さんが持ってたけどフロッピーディスクっていう物だよね!
こんなUSBメモリですらない容量に超マシンの車の設計図なんか書けるのかな?」

『博士!』

『私にはあなたが地球とこの怪魔界を救う救世主のように思えるからです!』

れんげ「大丈夫なのん!光太郎なら地球と怪魔界両方救えるはずなのん!」

夏海「ま、正義のヒーローだし当然でしょ!」

蛍「前作では親友の信彦さん救えてなかったんですけど…」

『クライシス皇帝は一体どこにいるんですか!』

『風の砂漠のはるか彼方…クライシス城に住んでいると聞きましたが…
私を含めてまだ誰一人皇帝の姿を見た者はおらんのです…』

『光太郎さん、まさかクライシス城に乗り込もうだなんて考えてるんじゃないでしょうね?』

『いつかそんな日が来る気がするよ…』

蛍「そうですね、たぶん最終話間際には乗り込むんじゃ…」



((ドスッ!))


小鞠「あぁっ!?ガイナギスカンの槍に刺されてワールド博士が!?」

夏海「ガインギスカンめ!」

『南光太郎、間もなく陽の光が射しこむ!その時がお前の最期だ!』

れんげ「ガイナギスカンの言う通り陽の光が射しこんだのん」

『変身!』

((ドスッ!ドッカーン!))

『RX!私の勝ちだ!』

小鞠「そんな…変身する直前に光太郎のお腹にガイナギスカンの槍が…」

れんげ「こまちゃんよく見るん!光太郎はRXに変身してるん!」



『俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKR!!』


蛍「け…けどお腹に槍が刺さった筈なのに何で生きてるんだろ?」

『この世に光りがある限り、俺はいつでも甦る!』

れんげ「RX!スゴイのん!」

蛍「それって太陽の光を浴びている間は無敵って事じゃ…
でもBLACKの頃は夜でも変身出来てたけどもしかして能力的に退化しちゃった部分があるのかな?」

夏海「おお!オルゴールの音がガイナギスカンを苦しませてる!RX今だ!」

『ガイナギスカン、お前は俺に変身のチャンスを与えてくれた!
今度は俺がお前にチャンスを与えよう、勝負はオルゴールが鳴り止んだ時だ!』

れんげ「やっぱりRXは正々堂々なのん!」

蛍「何でオルゴールを止めてあげようっていう発想がないんだろう…


『リボルケイン!!』

『RX…私の負けだ…お前と戦えたことを誇りに思うぞ…』

小鞠「RXが勝ったからみんな元の世界に戻ってこれた!」

れんげ「ガイナギスカン…敵ながら最後まで見事なのん!」

蛍「けど光太郎さんライドロンの設計図を得たのは良いけどどうやって作る気なんだろ?」



~4話放送日~


[光の車ライドロン]


れんげ「光太郎がライドロンを制作中なのん!」

夏海「そっか、光太郎が自作すんだ!スッゲー!」

蛍「こんな車を設計図見ただけ作れるって今更だけど光太郎さんって何者なんだろ?
ていうか前作のバトルホッパーとロードセクターを待機させたガレージといい…
光太郎さんって当然のように自分の秘密基地みたいな場所持ってるよね…」

『ガテゾーン、お前は地上に使者を放ちRXもろともライドロンを爆破せよ!』

『アイアイサー、出て来いガンガディン!
我がロボット大隊最強の戦士ガンガディン、お前はこれから地上に行きRXもろともライドロンを爆破して来い!』

夏海「これが今週の怪人か、足が戦車みたいになってる!」

蛍「どうでもいいけどクライシスって最強(?)が多過ぎだと思う…」

れんげ「光太郎がライドロンを完成させたん、けど動かないのん…」

小鞠「困り果てた光太郎がアクロバッターに相談してるね」

『アクロバッター、お前にわかるか?』

『シッテルケドオシエナイ』

れんげ「アクロバッターが拗ねてるのん!」

小鞠「アハハ、可愛い♪」

夏海「まったくアクロバッターもとんだ焼き餅ですなぁ!」

蛍「どうでもいいけどこのアクロバッターの変なボイスチェンジャーで変えた声どうにかしてほしいな
アニメの声優さんにアフレコしてもらえばいいのに…」

『ワタシニモワカラナイノダ』

『自分で考えてもわからない…頭悪いな俺…』

蛍「設計図見ただけで超マシン作れる人が頭悪いとか言うと皮肉にしか聞こえないけど…
光太郎さんが言うと嫌味に聞こえないのが不思議…」

れんげ「大変なのん!ガンガディンが人々を襲ってきたん!」

『俺は怪魔ロボットガンガディン、南光太郎!俺はお前とライドロンを破壊するために遣わされた者だ!』

『そうか、お前たちの目的はライドロンだったのか!』

蛍「自分の目的をペラペラ話すだなんて随分と親切な怪人だ…」

『冗談じゃないぜ!ライドロンは俺の夢だ!』

れんげ「そうなのん!ライドロンを壊させちゃダメなん!」

蛍「いつの間にライドロンが光太郎さんの夢になったんだろ?」

夏海「光太郎がRXに変身してガンガディンに挑んだ!」

小鞠「けどダメ…身体が頑丈だからRXの攻撃が通じないよ…」

れんげ「大変なのん!ガンガディンが人々を襲ってきたん!」

『俺は怪魔ロボットガンガディン、南光太郎!俺はお前とライドロンを破壊するために遣わされた者だ!』

『そうか、お前たちの目的はライドロンだったのか!』

蛍「自分の目的をペラペラ話すだなんて随分と親切な怪人だ…」

『冗談じゃないぜ!ライドロンは俺の夢だ!』

れんげ「そうなのん!ライドロンを壊させちゃダメなん!」

蛍「いつの間にライドロンが光太郎さんの夢になったんだろ?」

夏海「光太郎がRXに変身してガンガディンに挑んだ!」

小鞠「けどダメ…身体が頑丈だからRXの攻撃が通じないよ…」

蛍「CMを挟んで戦闘員のチャップやガンガディンがライドロンと光太郎さんを探してる
けど見つからない…」

『頼む…動いてくれ!…そうだ…ライドロンをあそこに連れて行けば…!』

れんげ「光太郎が何か閃いたん!」

夏海「けどその間にガンガディンが光太郎のアジトに!」

れんげ「アクロバッターがライドロンを守るために戦ってるのん!頑張れアクロバッター!」

『ガンガディン!アクロバッターは俺が引き受けたぜ!』

蛍「バイク一台倒すために幹部の人が出張ってきてる…」

小鞠「大変!ライドロンが処刑されちゃうよ!」

『ライドロン、クライシス皇帝の命により貴様を処刑する!』


((ドォォォォォォン!))


れんげ「ライドローン!?」

蛍「車一台を破壊するのに皇帝陛下の命令が必要って…」

夏海「安心するんだれんちょん!
実はライドロンは光太郎とアクロバッターが作戦を立てて地下の秘密通路から逃がしたのさ!
さっき壊されたのは偽物だったわけだよ!」

れんげ「よかった…ライドロンは無事だったのん!」

蛍「凄いご都合主義を見た…ていうか光太郎さんはどうやって動かないライドロンを運んだんだろ?」

小鞠「でも光太郎がライドロンを運んだ場所って…」

夏海「前作でシャドームーンに倒された時にクジラ怪人にお世話になった海の洞窟だよね
お、光太郎が洞窟で何か叫んでいるよ!」

『いつの日かクライシス帝国を全滅させたら…』

蛍「全滅とか何気に恐い事言ってるよ…」

『俺は地球上の子供たちをお前に乗せたいと思っているんだ!』

れんげ「ウチ乗るん!ライドロンに乗ってみたいん!」

『聖なる洞窟よ、俺の願いを叶えてくれ!あなたが俺の願いを叶えてくれるなら…俺は二度とあなたを頼る事は無いと誓おう…
お願いだ…ライドロンに命を与えてくれ!』

蛍「あの時BLACKが甦ったのはクジラ怪人が命のエキスをあなたに与えたからであって…
そんな無茶ぶりを要求するのは筋違いじゃ?」

『これでRXもお終いだ!』

『さてそれはどうかな、ガンガディンは力はあるが間の抜けたところがあるからな…』

『失礼よボスガン!この際ガテゾーンの手柄を素直に認めたらどうなの?』

『諺に捕らぬ狸の皮算用があるそうだ、ヒャハハ!RXの息の根を完全に止めたら俺も兜を脱ぐぜ!』

『フンッ、どうやらみんなは俺が一番手柄を上げるのをお気に召さんようだな!
ハッ、見てるがいい…ガンガディンに掛かりゃRXなんぞ物の数じゃねえぞ!』

れんげ「クライシスたちの悪巧みなん!」

蛍「今更気づいたけどクライシスの幹部って仲悪いんだ…ゴルゴムの頃は幹部の三人仲良かったのに…」


『ワー!キャー!』 『助けてー!?』

れんげ「ガンガディンが街に攻撃を仕掛けてきたん!」

夏海「光太郎もRXに変身してガンガディンと戦うぞ!」

『ぐはっ!?』

小鞠「でもダメだよ…さすがのRXもガンガディンのパワーには太刀打ちできない…」

れんげ「ライドロン…RXのピンチなん!今こそ目覚めて!」

小鞠「見て…ライドロンが!」


((ウィィィィィィィ))


れんげ「聖なる洞窟の力を浴びて命を得たのん!」

『ライドロン…命を持ったのか?』

『RX…ワタシハライドロン…オマエノドウシ…』

蛍「ライドロンも変なボイスチェンジャーで音声変えてるだけ…」

『ガンガディン、俺とライドロンを見事倒してみるか!』

蛍「RXになってから台詞回しが尊大になってる…やっぱり太陽の子だから?」

夏海「よっしゃー!反撃開始だ!ライドロンの力を見せてやれー!」

((ドルゥゥゥン!ガッシャーン!))

れんげ「やったん!ライドロンの体当たりでガンガディンを地面に倒れたん!」

夏海「RX今だ!」

『トァッ!リボルケイン!!』

蛍「うわぁ…ガンガディンって足がタンクだから身体が倒れたらお終いだよ…」

『仮面ライダーBLACKRXは、ここにアクロバッターと共に強力な同志を持ったのである!
だが…ジャーク将軍は次々と凶暴な戦死を送る、RXに地獄の苦しみを与えようとしていた!』

れんげ「おのれクライシス!負けるなRX!!」

蛍「気の所為かな…地獄の苦しみを与えられてるのはむしろクライシスの方だと思うんだけど…」

夏海「それにしてもRXの新しい仲間ライドロンか、ウチの新しい相棒にピッタリだよね!」

小鞠「アンタの相棒ロードセクター(チャリ)でしょ!さっさと自転車屋行ってチェーン直しなさいよ…」

夏海「いやさすがにあのチャリ自転車屋に持ってくのは恥ずかしいって…あれ?兄ちゃんがまた庭で何かやってるぞ?」

(カチャカチャ)

卓「」コイコイ

小鞠「何だろ、こっちに来いって言ってるけど…って何やってんの!?」

れんげ「まさか…兄ちゃん…これは!」



夏海「ライドロン(コンバイン)!!」


蛍「うわぁ…お家にあるコンバインをライドロン仕様に改造しちゃったんだ…」

小鞠「ねぇお兄ちゃん…これはさすがにお母さんに怒られるんじゃ…」

卓「」ヤッパリダメ?

夏海「いや…これカッコいいよ!ウチの新しい相棒はお前だライドロン(コンバイン)!!」

(ガッタンゴットン)

れんげ「なっつん…クールでカッコいいのん!」

小鞠「あ~ぁ…夏海ったらあの改造コンバインに乗って外に出て行っちゃったよ…
無免のくせに何考えてるんだか…これ絶対お母さんに怒られるよ…」

蛍「先輩の言う通り、その夜…越谷家では夏海先輩とお義兄さんはお義母さんにかつてないほどのお説教を受けたそうです…」

とりあえずここまでなん

なっつんが無免のくせにコンバイン動かしてるけど公道に出てないからセーフという事で無理やり納得してほしいのん



~14話放送日~


[ひとみちゃん誘拐]


小鞠「マリバロンがクライシス皇帝の娘のガロニア姫をカプセルの中で育成させているね」

夏海「ほほぅ、成長促進光線を当てて成長させてるんだ!こまちゃんもこの光線を浴びたら大きくなれるんじゃないの?」

小鞠「え…本当!?」(キラキラ☆)

夏海「いや…冗談だから…そんな希望に満ちた目でウチの事見ないでよ…」

蛍「安心してください先輩、先輩は今のままの方が可愛いですからそんな鋼線浴びる必要なんてないですよ…」

れんげ「大変なん!チャップがヘマして装置が故障したん!そしたらガロニア姫死んでしまったん!?」

蛍「いきなりこんな大失態…悪の組織になのに心配したくなるよクライシス帝国…」

『秘密にするのじゃ…この事がクライシス皇帝にわかれば…私一人の命を差し出すだけでは治まらん!
ジャーク将軍を始め…我ら四大隊長尽く処刑されるのは目に見えている!』

蛍「RXが知らないとこで勝手に危機に陥るクライシスの四大隊長って…
ゴルゴムの三神官もヘッポコだったけどクライシスの隊長たちも引けを取ってないや…」

れんげ「巷で6歳の女の子が誘拐されてるん…
その魔の手が光太郎の下宿先の一人娘の…ひとみちゃんにまで及んだのん!」

『パパー!助けてー!?』

『ひとみを返せ!ひとみは私の大切な娘だ!』

れんげ「おじさんとおばさんが必死に叫んでるのん!
けど相手はマリバロンなん…一筋縄でいく相手じゃないのん…」


((バタバタバタ!))


蛍「これってヘリコプターの音?」

夏海「うおお!光太郎がヘリコプターに乗ってひとみちゃんの危機に駆けつけたぞ!
変身前なのにカッコいい!頼むよ光太郎!!」

蛍「ヘリコプターに乗って怪人のいる場所まで急行って今の予算カツカツな平成ライダーじゃ無理な演出だろうな…」

小鞠「でも結局マリバロンにひとみちゃんが攫われちゃったよ!
マリバロンはそのままひとみちゃんを怪魔界に連れて行っちゃった…」

蛍「ちなみにこの一件は全部ジャーク将軍にバレちゃいましたけどね」

れんげ「光太郎はひとみを必死で探してるん、そこにクライシスが送り込んだ最強の怪人…
デスガロンが現れたのん!」

『俺は怪魔ロボット大隊戦士デスガロン、南光太郎!ここから先は一歩も通さんぞ!』

『冗談じゃないぜ、俺はひとみちゃんの事で頭がいっぱいなんだ!』

蛍「これ聞きようによってはロリコンだって誤解を招く言い方かも…
それにしてもデスガロンのデザインってかなりカッコいいよね、あ…今回のデザイン担当って雨宮慶太って書いてある!
この人って確かGAROシリーズの監督さんだ、なるほどだからデザインが良いんだ!」

『変身!俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!』

れんげ「RX!早くデスガロンをやっつけてひとみちゃんを助けるのん!」

夏海「いや待ったれんちょん!RXはデスガロンを利用して…怪魔界に乗り込んだぞ!」

蛍「あ、ここで今週終わりだ…次回に続くんだ」

小鞠「ひとみちゃんは一体どうなるの!それにRXとデスガロンの戦いの行方は!?」

蛍「それは次回のお楽しみという事で…」

卓「」コクッ

夏海「あれ?そういえば思ったんだけどマリバロンが誘拐してる6歳の女の子ってれんちょんも条件に該当してるよね!
もしかしたられんちょんもクライシスに狙われちゃうんじゃないの~?」

れんげ「ムッ!ウチには頼りになる相棒アクロバッターがいるん!
絶対クライシスなんかに誘拐なんかされないのん!」



~15話放送日~


[ロボライダー誕生]


れんげ「前回ひとみちゃんがマリバロンに誘拐されたから光太郎がデスガロンを利用して怪魔界に潜入したのん!」

蛍「でも以前にも(3話)怪魔界にやって来た時はこの世界に太陽は射し込まないって話だよね
RXは太陽が無いと変身できないからどうやってクライシスの怪人と戦えば…」

『怪魔界は一年に30日太陽が射しこむ時期がある、RXにとって幸運にも今、丁度その時であった』

蛍「相変わらず都合のいい設定だなぁ…」

夏海「ライドロンがトリプロンに追われてる光太郎のピンチに駆けつけたぜ!
さっすがウチのライドロン!アクロバッターと違って優秀だね♪」

蛍「むむっ!?」

小鞠「そこ…喧嘩しないで…」

蛍「でもライドロンはアクロバッターを呼ぶために待機する事になったんだ…
……そのままライドロンに乗ってひとみちゃん救出に行けばいいんじゃ?」

『エマージェンシ!エマージェンシ!RXガクライシステイコクニセンニュウシマシタ!』

『ガテゾーン!トリプロンに命じてすぐさまデスガロンを処罰せよ!』

『ジャーク将軍お待ちください、デスガロンは我が怪魔ロボット大隊最強の戦士です!
もう一度チャンスをお与えください!』

『ならん!たとえ最強の戦士であろうと重大な過ちを犯した者は処罰あるのみだ!!』

蛍「それならまずはマリバロンを処罰するべきじゃ…」

れんげ「ジャーク将軍の命令通りデスガロンがトリプロンに襲われてるん!
デスガロンはマリバロンに頼んでRXと一騎打ちする事になったん!」

『デスガロン!』

『待っていたぞ光太郎、俺を倒さぬ限りひとみを取り戻す事は出来ん!』

小鞠「光太郎もRXに変身してデスガロンと一騎打ちだ!けど…」

『ホホホホホホホ!RX、デスガロン、その部屋は特殊な石で作られた反逆者を閉じ込める牢獄!
お前たちのどちらかが勝ち残ろうとそこから外には一歩たりとも出られん!』

れんげ「マリバロン酷いん!RXとデスガロンを牢獄に閉じ込めたん!」

小鞠「RXがデスガロンと一緒に力を合わせて牢獄から抜け出そうと言ってるのに…
デスガロンはRXの所為だって襲い掛かって来るよ!」

蛍「まぁ…実際RXの所為なんだけど…」

『ダメだ…今の俺の力では奴には勝てない…!』

れんげ「デスガロンはRXの力を上回る性能の持ち主なん…大変なのん!
デスガロンの攻撃でひとみちゃんが!?」

『あー!?』

『ひとみちゃん!?』

小鞠「酷い…戦いに巻き込まれてひとみちゃんが死んじゃったよ…」

『う゛…うぅ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

れんげ「RXが嘆き悲しんでいるん…」

夏海「待った!RXの身体に変化が起きてるよ!」

『その時、不思議な事が起こった!
デスガロンの攻撃を受けて死を覚悟したRXであったが、悲しみの涙が…RXの秘められた再生能力を生き生きと発動させたのである!』

蛍「これってフォームチェンジ!?ていうかRXと原型留めてないライダーが現れた!?」

『何者だお前は!?』

『俺は悲しみの王子、RX!ロボライダー!!』

れんげ「RXが悲しみの力でロボライダーにパワーアップしたのん!」

夏海「行けロボライダー!デスガロンをぶっ倒せ!」

蛍「どうでもいいけど悲しみの王子ってあまり締まらない気がする…」

『ボルディックシューター!!』

夏海「スッゲー!ロボライダーは銃を使うんだ!今まで銃を使うライダーなんかいなかったから斬新だよ!」

小鞠「剣を使うRXですら斬新なのにね!」

蛍「銃を使うライダーって高確率でヘタレライダー扱いなんですけど…
平成ライダーじゃろくなのがいなかったなぁ…」

れんげ「ロボライダーの力でデスガロンは撃退できたん
けど…ひとみちゃんを追う光太郎の後ろを追ってくる怪しい男がいるん!」

蛍「本当に怪しいバイザー付けてる男が光太郎さんを追いかけてる…光太郎さんも気づきなよ…」



~17話放送日~


[バイオライダー]


れんげ「前回のお話で光太郎に新しい仲間、霞のジョーが加わったのん!」

蛍「この人の声どこかで聞いた事あるかと思ったら24シリーズでお馴染みのジャック・バウアーの声優さんなんだ…
昔はRXに顔出し出演してたんだね」

小鞠「でもひとみちゃんが聖なる滝でガロニア姫になっちゃうし…追ってきた茂くんも光太郎たちと一緒に捕まっちゃったよ!」

夏海「処刑台に捕まったままの光太郎たちは一体どうやって脱出するんだよ?」

『霞流拳法関節外し!ま、ざっとこんなモンさ!』

れんげ「霞のジョーが関節を外して処刑台から抜け出したん!光太郎たちも助け出して頼りになる奴なのん!」

蛍「ウィザードのチンプイさん辺りに霞のジョーさんの爪の垢を煎じて飲ませてあげたい…」


『変身!』

夏海「ガロニア姫の正体がひとみだとわかったRXがひとみを救出するために戦ってる!
うわっ…けどジョーと茂くんが人質になっちゃったよ…」

『RX!』

『ゴメンよ、いつもいつも邪魔ばかりして…』

蛍「茂くんって子供ながら意外と人格者な少年な気が…」

れんげ「RXがマリバロンの罠で地下深くに閉じ込められたん!」

『RX!地下千メートルの住み心地はどうだ?たとえお前の力を持ってしてもそこからは出られまい!』

小鞠「RXが地下千メートルの洞窟に閉じ込められちゃったよ!霞のジョーと茂くんも処刑されちゃうって…」

夏海「ロボライダーだ!ロボライダーになって脱出するんだ!」

『この壁は強力な磁力を発している、ロボライダーではダメだ…』

夏海「いつも思うんだけど何でウチの予想は外れるんだろうか…」

小鞠「アンタは賭け事とかしない方がいいよ、たぶん当らないから…」

れんげ「牢獄の壁が迫って来たん!このままじゃRXが壁に挟まれてペッシャンコになってまうん!」

『うわぁぁぁぁ…うおおおおお!!!!』

夏海「ロボライダーになった時みたくまたRXに異変が!」

『不思議な事が起こった、RXの身体が怒りの叫びと共にバイオライダーに変身したのである!』

れんげ「RXがバイオライダーになったのん!バイオライダーが身体を液化してそのまま地上に脱出したん!」

夏海「バイオライダースゲー!」

『トリプロン、二人を処刑するのだ!』

小鞠「でも地上じゃジョーと茂くんの処刑が…急いでバイオライダー!」

れんげ「大丈夫なのん!バイオライダーが間一髪救出したのん!」

『お前は何者!?』

『俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!』

夏海「おお!バイオライダーの身体が液化してどんな攻撃も効かないぞ!」

蛍「何これ…平成ライダーにこんなチート技する人いないよ…」

れんげ「アクロバッターもマックジャバーに姿を変えて駆け付けたん!RX今なのん!」

『バイオブレード!』


((ズバッ!))


夏海「やったー!バイオライダーがトリプロンを倒した!」

蛍「身体が液化するから全部の攻撃が効かないんだよね、もう怪人の方が可哀想になってきたよ…」

小鞠「ひとみちゃんも聖なる滝で元通りになってクライシスに誘拐された子供たちも無事取り戻せて一件落着だね!」

夏海「見てみ、ウチのライドロンが誘拐された子供たちを連れて地球に帰ってくよ!
さすがはライドロン、ウチの相棒だ!」

れんげ「なっつんそれは違うん!アクロバッターだって今回頑張ったん!それを忘れちゃダメなのん!」

夏海「ハッハッハッ、ライドロンは次元を行き来出来る超マシンなんだぜ!
大体アクロバッターパワーアップする必要ないじゃん、ロボとバイオがあるわけだし?」

れんげ「うぅ…なんか理不尽な事言われてる気がするん…」

蛍「まぁアクロバッターがパワーアップした理由は…バンダイさんの販促事情なんですけど…」


…ザ…ザザ…ザ…


蛍「あれ?TVの映りが悪くなりましたよ?」

夏海「本当だ、そういえば以前にもこんな事があったような…」(前スレ参照)

小鞠「お兄ちゃん、これ直せる?」

卓「」(カチャカチャ、フルフル)

夏海「え?兄ちゃんにも原因がわからないって…それじゃ手の打ちようが無いな…」

れんげ「むーっ、ウチアクロバッター(チャリ)で出かけてくるん!」

蛍「気を付けるんだよー!」

その頃、クライシス要塞ではマリバロンが今回の一部始終を全てジャーク将軍に報告していた(ナレ:正宗一成)

マリバロン「申し訳ありませんジャーク将軍…」

ジャーク「よい、今回の失敗は既に予め予測していた…
既に余はひとみに代わる新しいガロニア姫の身代わりになる娘を見つけてある!
これがその娘だ!」

巨大モニターに一人の少女が映し出された、その少女はなんとれんげであった(ナレ:正宗一成)

ジャーク「この少女の名は宮内れんげ、我らの怪魔界やRXたちの住む世界とは別の異世界の娘だ
マリバロン、そちは至急この娘がいる世界に赴きこの娘を捕えガロニア姫に仕立て上げるのだ!」

マリバロン「ハハッ!」

一方れんげは先ほど夏海にアクロバッターの悪口を言われた事に怒りを感じ、たった一人人気の離れた野原でふて腐れていた(ナレ:正宗一成)

れんげ「なっつんはわかってないん、アクロバッターはいざという時は絶対に頼りになるん…」

するとそこへクライシス要塞の移動トンネルが開き、この世界にマリバロンと…
怪魔ロボット大隊が誇る最強の戦士、怪魔ロボットネックスティッカーⅡが現れた(ナレ:正宗一成)

れんげ「お前は…マリバロンなのん!?」

マリバロン「ほぅ、まさか異世界の子供がこの私を知っているとはね
ジャーク将軍の命令により宮内れんげ、お前をひとみに代わるガロニア姫の身代わりに仕立ててやる!」

れんげ「はわわ…」

ネックスティッカーⅡ「フフフ、この娘恐がって口も利けないようですぞ
これならわざわざ我々が赴く事もありませんでしたな!」

マリバロン「そのようだな、さすがの南光太郎もよもやこんな異世界の子供が狙われるとは夢にも思うまい!」

危うしれんげ!しかしその時、奇跡は起きた!(ナレ:正宗一成)


((ビィィィィィィ!))


マリバロン「この音は何だ!?」

ネックスティッカーⅡ「マリバロンさま!次元の向こうから何かが近付いてきます…これは!?」

れんげ「あれは…ライドロン!」

れんげの危機に現れたのはライドロンであった、ライドロンの扉が開きそこからマリバロンには忌々しく…
れんげにとっては懐かしいあの男が現れる(ナレ:正宗一成)

れんげ「光太郎!」

光太郎「れんげちゃん、久しぶり大丈夫だったかい?
怪魔界からの帰り道にライドロンが異常を察知して急いでここにやって来たのさ!」

れんげ「そうなん…ライドロンありがとうなのん!」

ライドロン『ワタシハカヨワキモノノミカタダ!』

マリバロン「おのれ南光太郎…このような異世界にまで我らの計画を阻止しに来るとは…」

光太郎「マリバロン、れんげちゃんを狙ったのはひとみちゃんに代わる新たなガロニア姫の身代わりに仕立てるためだな!
そんな事はこの俺が許さん!!」

マリバロン「黙れ!黙らぬか!えぇい、怪魔ロボットネックスティッカーⅡ!
RXを倒すのだ、私は一足先に戻りこの事をジャーク将軍に報告する!」

ジョー「あの女…一足先にトンヅラかよ!兄貴、さっさとこんなヤツやっつけちまおうぜ!」

光太郎「あぁ、変身!」


RX「「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!
怪魔ロボットネックスティッカーⅡ、幼い子供を連れ去ろうとする非道な行い、絶対に許さん!!」」


ネックスティッカーⅡ「黙れRX!
俺はかつて貴様に倒されたネックスティッカーと思ったら大間違いだぞ!」

ネックステッィカーⅡのビーム攻撃の猛攻、
しかし新たに得たバイオライダーの力の前ではその攻撃も意味をなさなかった(ナレ:正宗一成)

バイオライダー「俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!お前の攻撃は液状化した俺の身体には効かないぞ!」

ネックステッィカーⅡ「おのれ…バイオライダー…」

RX「トァッ!」

バイオライダーからRXに戻り、ベルトから光の剣リボルケインを抜き出した(ナレ:正宗一成)

RX「リボルケイン!!」


((ドスッ!!))


ネックステッィカーⅡ「ぐわぁぁぁぁぁ!?」

RXの必殺技リボルクラッシュが決まり爆散するネックステッィカーⅡ
勝利した光太郎はライドロンでれんげを越谷家に送り届けると蛍や小鞠たちには知られずにこの村を立ち去ろうとする(ナレ:正宗一成)

光太郎「本当はもっと居たいんだけど今回は誘拐された子供たちを帰さなきゃいけないから長居は出来ないんだ」

れんげ「ウチは大丈夫なん、ところで光太郎にひとつお願いがあるん!
ライドロンだけじゃなくちゃんとアクロバッターも大切にしてほしいのん!」

光太郎「勿論さ、ライドロンもアクロバッターも僕の大切な友達だからね!
それじゃあねれんげちゃん!」

れんげ「バイバイなの~!」

こうして光太郎はライドロンに乗りこの村を去って行った
その頃、越谷家では夏海たちがれんげの不在を心配していた(ナレ:正宗一成)

夏海「れんちょん急にいなくなって大丈夫かな…ウチ追い掛けりゃよかった…」

小鞠「まったく何で二人はいつもマシンの談義になると熱くなる訳?
夏海は年上なんだかられんげに譲るところは譲りなさいよ!」

夏海「いや…ウチにも譲れないモノがあるというか…わかったよ!れんちょんが帰ってきたらウチが悪かったって謝るからさ!」

れんげ「もうウチはなっつんの事怒ってないのん」

蛍「れんちゃん戻ってきてたんだ!」

夏海「さっきはゴメンよ、ちょっと言い過ぎたわ…」

れんげ「もういいのん、ウチはなっつんよりも早くライドロンに乗れたので!」

「「?」」

卓「」ナオッタ

夏海「やったー!兄ちゃんがTV直してって!さっきの続き見よー!」

れんげ「失敗したマリバロンがしょげてるん」

蛍「一度失敗したデスガロンですら処刑されたもんね、マリバロンも処刑間違い無しかな…」

『ジャーク将軍…』

『マリバロン、ガロニア姫はRXに暗殺されたと皇帝陛下には報告しておいた』

「「えぇー!?」」

夏海「おかしいよ!何でマリバロン処刑されないの!?」

小鞠「ジャーク将軍身内びいきが酷いよ!」

れんげ「そうなん!マリバロン処刑されろー!」

卓「」コクッコクッ

蛍「みんな手厳しい意見…けど私も同感だから反論できない…」

れんげ「佐原家ではひとみちゃんと茂が帰ってきておとーさんとおかーさんが喜んでるのん!」

小鞠「こういうシーン見るとやっぱり家族っていいモノなんだよね」

夏海「ふ~ん、そんなもんかな?」

雪子「コラあんたたち!いっつもTVばっかり見てて!たまには外に出たらどうなん!」

夏海「あ、母ちゃん!ねぇ母ちゃんはウチらがある日突然いなくなったら心配する?」

雪子「当たり前でしょ!必死になって村中探したるわ!」

夏海「………ねぇ母ちゃん、今日はお洗濯とか掃除とかウチがやるよ!」

雪子「え?どうしたのアンタ?熱でもあるの?」

れんげ「もしかしてなっつん…」

小鞠「まったく影響受けやすいんだから…」

蛍「まぁいいじゃないですか、今日もこの村は平和なんですから♪」

卓「」コクッ

とりあえずここまでなん

前スレ同様全話取り上げるわけにはいかないのでいくつかとばさなきゃいけないのん

ゴメンな



~21話放送日~


[愛と友情の戦線]


蛍「ロボライダーとバイオライダーの力を得たRXはその後もクライシスが送り込む最強(?)の怪人を次々と倒していきました
そして今日も…」

れんげ「光太郎が霞のジョーとサッカーしてるん!」

小鞠「でも光太郎は信彦の事を思い出してる…やっぱり忘れられないんだね…」

蛍「7話で昔の幼馴染の親友が出て来た時はすっかり信彦さんの設定忘れるのかと思ったけど…」

『アテンション、アテンション!
クライシステイコクニテイコウスルゲリラタチノエスケープガキュウゾウチュウ!キュウゾウチュウ!』

『ぬ゛ううううう!全てはお前たち四大隊長の不甲斐の無さの故!
度重なる失敗が反逆者どもを付け上がらせておるのだ!!』

蛍「こんなに失敗続きならこの前のガロニア姫の一件で四大隊長全員クビにすればよかったのに…」

『恐れながら将軍…実はそのために我ら四人…妙案を練り上げてございます!』

夏海「この人たち必死過ぎて最近ウチ同情してきたくなったわ…」

小鞠「バイオライダーやロボライダーなんて化け物が相手だからね
ただでさえ強いRXがパワーアップしてその上レジスタンスとか冗談じゃないだろうし…」

『お前たちがそこまで言うなら…信じてみよう…』

蛍「ジャーク将軍は相変わらず四大隊長には妙に優しい…何でだろ?」

小鞠「かつてのジョーの恋人セーラが地球にやってきたよ!
けど光太郎はセーラが実はクライシスのスパイじゃないかと疑っているみたい…
その所為で光太郎とジョーの仲が悪くなっちゃった…」

れんげ「怪魔異生獣バングコングがセーラの陰に隠れてたん!ジョーとセーラが…!?」

夏海「セーラがバングコングに捕まった!傷を負ったジョーが一人で人質のセーラを助けに行ったぞ!」

小鞠「クライシスの目的はセーラが持つ反クライシス組織のリストが載っているペンダントが狙いだったんだ!」

『出やがったなクライシス!ペンダントは持ってきた!セーラはどこだ!彼女を返せ!!』

小鞠「ジョー…怪我してるのに最愛の人を助けに行くなんて…これが大人の愛なんだね…」

蛍「私だって怪我だろうが病気だろうが先輩のピンチには絶対に駆けつけますよ!」

れんげ「ジョーの危機に光太郎が駆けつけたん!けどゲドリアンが…」

『RX、ジョー、仲良く砕け散るがいい!バイバイ♪』

夏海「ゲドリアンが爆弾をセットしてるー!やばいよこれ!?」

『変身!俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!バングコング、お前に俺の親友は殺させはしないぞ!』

小鞠「RX!爆弾が爆発しちゃう!急いでバングコングを倒して!」

『貴様は…』

『俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!友情を切り裂く悪の死者はこの俺が許さん!!』

蛍「最近訳のわからない事で許さなくなってる気がする…
さすがに言いがかり過ぎてクライシスが少し可哀想になってくる…」

れんげ「バイオライダーの液状化の前ではどんな怪人も逃げられないのん!
ペンダントも取り戻したしやっつけるのんバイオライダー!!」

『バイオブレード!』

((ズバッ!))

『お前の勝ちだバイオライダー…だが霞のジョーとセーラは確かに地獄に送った!』

『何!?』

れんげ「ジョーとセーラがピンチなん!」

蛍「それでもちゃんと決めポーズは取る光太郎さんって…決めポーズ>ジョーとセーラの命なのかな?」

夏海「まぁジョーとセーラはライドロンで駆けつけてすぐに助け出したんだけどね
さすがはライドロン、ウチの相棒なだけあって頼りになるなぁ!」

れんげ「セーラは各地で抵抗する反クライシスに協力するため旅立ったん
ジョーは光太郎と一緒にこれからもクライシスと戦うのん!」

蛍「これでめでたしめでたしかな…それにしても何で今回シャドームーンの話を取り上げたんだろ?」

『掛け替えのない友、霞のジョーを命懸けで守った南光太郎、その燃える闘志の裏に、
今…かつての友秋月信彦…いやシャドームーンに対する想いが渦巻いていた…
ちょうどその時!』

夏海「あれ?まだ続きがあるみたいだよ?」


((カシャン、カシャン))


「「シャドームーン!?」」


蛍「なんか錆びてるー!?」



~22話放送日~


[シャドームーン!]


小鞠「いよいよ今週のRXが始まったよ…それにしても前回の最期は衝撃的だったね…」

れんげ「大変なん!あのシャドームーンが実は生きてたのん!」

夏海「今回の話はどうなるんだよ!?」

小鞠「大変!怪魔異生獣アントロントが現れて街の人たちを襲っているよ!」

蛍「この怪人砂ぶっ掛けて迷惑かけてるだけだよね、最近クライシスの悪事もしょぼくなってきた気がする…」

れんげ「そこに光太郎とジョーが駆けつけてくれたん!二人とも頑張るのん!!」

『変身!』

夏海「フフン!ロボライダーとバイオライダーの力でアントロントなんて簡単に倒せちゃうぜ!」

蛍「まぁ本当に苦も無く倒せてるんですけど…あ、撤退した…」

『へっ、だらしねえ!あれが怪魔異生獣大隊きっての砂の使い手だってゲドリアン?』

『フフフ、あんな力ではRXに敗れるのも当然だな!』

『フンッ…』

れんげ「ゲドリアンがガテゾーンやボスガンにバカにされてるのん」

蛍「自分たちだってRXに勝てた事ないくせに…」

『将軍、ここは怪魔妖族大隊にお任せを!』

『いや…いや!我が獣人大隊に…』

『それはロボット大隊に!』

小鞠「四大隊長がジャーク将軍に売り込みしてる…まるでセールス業やってる営業の社員みたいだよ…」

夏海「こういうの見ると世知辛く思うよね」

蛍「本当このクライシスって愉快な組織ですよね」



『やかましい!!!!』


れんげ「ジャーク将軍が激怒なの!」

蛍「無理もないよね…この人たち成果上げられないのに同僚の揚げ足取ってるだけだし…」

『お前たちのその言葉を信じこれまでどれほどの煮え湯を飲まされてきた事か…
クライシス皇帝がどれほどお怒りになっておられるかわからんのか!?
最早お前たちの身に任せておく事は出来ん…』

蛍「22話もかけてようやくその結論に辿り着けたんだ…遅くない?」

『RXを葬るのはあやつに任せるしかない!』

((カシャン、カシャン))

れんげ「クライシス要塞にシャドームーンが現れたのん!」

夏海「まさかクライシスとシャドームーンが手を組んだの!?」

『見た事ねえツラだな』

『クライシスの者ではなさそうね』

『誰だ貴様!』

『どこの馬の骨か知らんがこんな薄汚れたヤツにRXが倒せるわけがない!』

蛍「この人たち確か1話で『仮面ライダーBLACKの能力は全て把握している』とか言ってたのに何でシャドームーンの事は知らないんだろ?」

『ヌンッ!』

『ウギャギャ!?』

れんげ「シャドームーンに挑む掛かったゲドリアンが瞬殺されたん!」

夏海「相変わらず強いなシャドームーン!」

小鞠「クライシスと手を組んだシャドームーンが霞のジョーを操って光太郎に戦いを挑んだ!」

『来たぞ信彦!どこにいるんだシャドームーン!』

蛍「光太郎さん…呼び名を統一してください…」

『信彦…やっぱり生きていたのか!うわぁぁぁ!?』

れんげ「シャドームーンが攻撃を仕掛けてきたのん!」

夏海「まだ信彦の魂を取り戻せてないんだよ…」

小鞠「けど何でシャドームーンは生きてたんだろ?」

蛍「その説明を岩場に隠れてるクライシスの幹部たちが説明してくれてますよ
…ていうかこの人たち隠れて何してるんだろ?」

『私の情報網を使って調べたところによれば、あのシャドームーンは過去一切の記憶を失っている!』

蛍「マリバロンさん情報網持ってるのに何でシャドームーンの事知らなかったの…?」

『マリバロンの言う通りだった、
影の王子シャドームーンはかつての栄光とその記憶の喪失という重い代償を払い辛うじて生き延びたのであった…
そして彼は流離った、たった一つ残された仮面ライダー打倒という本能に突き動かされるままに!』

蛍「あのゴルゴム神殿の崩壊からずっと身体晒されたから身体が錆びだらけになったんだ…
何で光太郎さん掘り返さなかったの?」

夏海「シャドームーンが復活したからって何だってんだ!
RXにはロボライダーとバイオライダーの力があるんだ、シャドームーンなんてすぐに倒しちゃうぜ!」

小鞠「ダメ!シャドービームがロボライダーを狙い撃ってる!」

『何故だ…こちらの動きが完全に読まれてる!?』

『無駄だ、お前の命は既に我が手中にある!』

『すごい力だ…』

れんげ「ロボライダーが力負けしてるん…こうなったらバイオライダーなん!」

夏海「やった!バイオライダーの液化でシャドームーンの拘束を破ったぞ!反撃開始だ!」

『ハッ!』

『うわぁぁぁぁ!?』

れんげ「シャドービームの高熱でバイオライダーが苦しめられてるん!」

夏海「そんな…あのバイオライダーにまさかの弱点が!?」

『そうか…あの時俺の動きをモニターしていたのは…シャドームーン…お前だったのか!?』

小鞠「うぅ…これじゃRXが負けちゃうよ…」

『やった!ライダーが倒れた!!』

蛍「マリバロンたち今までに見せた事の無い笑顔でシャドームーンのところに駆けつけてる…
どんだけ喜んでるんですか…」

『よし!止めだ!』

『邪魔をするな!ライダーは俺の獲物、止めは俺が刺す!』

蛍「クライシスの人たち手柄を横取りする気満々だよ…」

『地獄に堕ちろライダー!』


((ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ))


れんげ「地面が揺れてるん!」

夏海「これはさっきのアントロントの仕業だ!
ゲドリアンの命令を受けたアントロントがバイオライダーとシャドームーンを砂山に閉じ込めた!?」

蛍「せめてシャドームーンにRXの止めを刺させてからやればいいのに…どう考えてもこの後嫌な予感しかしないよ…」

『二人を閉じ込めたわ!』

『よくやったアントロント!』

『グワッハハ!』

((ビィィィィィ))

れんげ「バイオライダーのピンチにライドロンが駆けつけたのん!」

夏海「さっすがライドロン!」

蛍「あ、BGMにOPが入った…アントロントこれで終わりだね…」

『バイオアタック!』

夏海「行っけー!バイオライダーの液化攻撃だ!避けるのは不可能だぜ!」

れんげ「今なん!止めのリボルケインなん!」

『リボルケイン!!』

蛍「やっぱり今週も隊長たちの足の引っ張り合いで…
あれ…?最後RXがリボルケインで決めポーズ取ってる後ろでマリバロンたちが全速力で逃げてるー!?
今RX隙だらけだよ!四人で力合わせてやっつけるチャンスじゃないの!?」


((ドォォォォォォォン!!))


夏海「やったー!一騎打ちの邪魔をしたアントロントを倒したぞ!」

蛍「最後爆発の破片がRXのメットに当ってるように見える…」

『シャドームーン…』

『傷を治しておけ、必ず近い内にお前を倒す、誰にも邪魔はさせずに一対一でな!
それまで勝負は預けた!』

れんげ「結局RXとシャドームーンの戦いは次に持ち越しなん」

蛍「RXの方は傷が治って全快に見えるんだけど…」

『愚か者!!』

夏海「クライシスの方は隊長たち全員がジャーク将軍に説教されてるよ」

小鞠「まぁあれだけRXを追い詰めておきながら負けたんだからね
普通ならクビが飛んでてもおかしくないのにお説教で済むんだからありがたいと思わなきゃ」

卓「」コクッ

『ゲドリアンだけではない…こやつの独断専行を許したお前たちも同罪だ!!』

((ビビビビビビ!!))

れんげ「ゲドリアンたちがジャーク将軍のお仕置きビームを受けてるん!」

蛍「千歳一隅のチャンス逃したんだもんね、当然と言えばそうだけど…
でも一応全員に処罰を与えるってジャーク将軍って部下に対する扱いが分け隔てなく公平なんだ
そこだけは少し感心するね」

『お前の体内の生命維持システムをロックしていたシャドームーンのビームが解除されたんだ!』

『へぇ、いいとこあるんだな!あの銀色お化け!』

小鞠「操られていたジョーも元通りになったよ!これでめでたしだね!」

夏海「いやいや、安心するのは早いよこまちゃん!
これからRXはクライシスだけじゃなく宿敵シャドームーンとも戦わなきゃいけないからね!
今後は三つ巴の戦いになるとウチは予想するね!」

蛍「そうですね、シャドームーンも加わって戦いに加わって話の展開が一気に進みそうですし…
とりあえずED終わって次回予告やりますよ」


[ブタになったRX]


蛍「まさかのギャグ回!?シャドームーンは!!??」

ここまでなん

まさかシャドームーン回の22話の後にギャグ回やるとは夢にも思わなかったん



~25話放送日~


[さそり座の花嫁]


蛍「結局23話~24話までシャドームーンは現れませんでした、
三つ巴の戦いになるのではという私たちの予想は見事に裏切られてしまいました…」

夏海「シャドームーン全然出てこないよ…あいつどこで何してんの?」

小鞠「きっと四国見物にでも行ってるんじゃないの?この前四国の瀬戸大橋が開通したっていうし…」

れんげ「ウチも今度瀬戸大橋観に行きたいん!」

卓「」コクッ

蛍「先輩たちに至っては20年以上前の話題を言ってます…
瀬戸大橋って確か私たちが生まれるずっと前に開通してるはずじゃ…」

『将軍、怪魔通信があったとか!』

『皇帝陛下はお怒りになっておられるぞ!我らの地球支配の戦略が一向に捗らん…
何をしているのだとお怒りになっておられるのだ!』

れんげ「ジャーク将軍がクライシス皇帝からメッセージを受け取ってるん!」

蛍「地球侵略開始してから半年近く経ってるのに本当に一向に進んでいないからね…」

『我らの戦略が進まないのはRXが尽く邪魔をするからです!RX打倒こそ我らが急務、私めにその使命を!』

『いや私めに!』

蛍「ここぞとばかりにガテゾーンとゲドリアンがジャーク将軍に自分たちを売り込んでる…」

小鞠「何で力を合わせてRXと戦おうとしないんだろうね?」

夏海「こいつら本当に進歩ないわ…」

『黙れ!お前たちの力では益々強化されたRXを倒す事は出来ん!将軍、今度の使命は是非私にお与えください!』

小鞠「ボスガンって嫌な奴だよね!」

夏海「ウチも四大隊長の中でボスガンが一番嫌いだな!
その次にマリバロンだね、あのヒステリックなところがウチの母ちゃんそっくりだしwww」

卓「」コクッ

れんげ「ボスガン引っ込めなのー!」

蛍「私たちの間ではボスガンの好感度は断トツで最下位です…」


((ビョビョビョビョ♪))

夏海「うわっ!何だこの音声?まるで家にあるファミコンの音声みたいだ!」

小鞠「本当…何なのこれ!?」

蛍「その前にファミコンって何だろ?」

『これは本国にいるマリバロンからの通信だ!』

『マリバロンは何のために本国に?』

『マリバロンは皇帝陛下に呼ばれ直々に地球攻略の作戦指揮を受けているのだ!』

夏海「あ、ゲドリアンとガテゾーンがRX打倒の作戦を始めろって言われた!」

小鞠「あれ?それだとボスガンは?」

『ボスガン、そちはさそり座生まれの5人の花嫁を誘拐し生贄として皇帝陛下に捧げるのじゃ!』

夏海「アハハハハハ!!ボスガンの奴RX打倒じゃなく別の仕事に回されてやんの!ざまあみろ!!」

蛍「これジャーク将軍の嫌がらせかなり入ってるよね…クライシスって仲間内でドロドロし過ぎじゃ…」

れんげ「でもボスガンなんだか悪巧みしてるん!」

『奴らはジャーク将軍が皇帝陛下の重大な命令を隠していたのを知らんな
半年以内に地球支配を成し遂げなければジャーク将軍を処刑する…皇帝陛下は確かにそう言われた…
…とすれば次の将軍の地位は同じクライシス人のこの私しかいない、チャンス到来とはまさにこの事だ!』

れんげ「ウチ知ってるん、こういうのニューリーダー病言うん!」

蛍「ニューリーダー病?」

夏海「そっか、ほたるんは知らないのか…
ほたるんがこの村に来る前に戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーってアニメがやっててさ、
そのアニメに出てくるスタースクリームってのがいっつも新しいリーダーになるんだって躍起になってたんだよね」

小鞠「それでいつも失敗してるんだよね、たぶん…いやていうか間違いなくボスガンもニューリーダー病だよこれ!」

蛍「トランスフォーマーって確かアメリカでやってた映画ですよね?」

れんげ「話は進んでボスガンが怪魔獣人ガイナカマキルに命令してさそり座の花嫁を誘拐してるん!」

蛍「ガイナカマキル…派手にTVに映ってる…もっと目立たずに行動すべきじゃ…」

『しかし何だって花嫁を?』

『奴ら…俺たちの常識じゃ測れないバカげた事をするからな…』

蛍「光太郎さんもクライシスがバカやってる事をちゃんと自覚してるんだ…」

小鞠「光太郎がガイナカマキルを誘き出すために玲子さんと偽だけど結婚式を挙げてる!
いいなぁ…私も結婚式でウエディングドレス着たいなぁ♪」

蛍「わかりました!私が先輩のためにすっごく高い結婚指輪用意します!!」

小鞠「へ?何で蛍が私の結婚指輪用意してくれるの?」

卓「」シラナイホウガイイ

れんげ「ガイナカマキルが花嫁役の玲子さんを襲いに突然現れたん!」

『光太郎、白鳥玲子はもらっていくぞ!』

『おい!俺の花嫁を返せ!』

『キャー!タスケテー!』

蛍「うん?随分と声が野太いような気が…」

『怪物ー!?』

『冗談じゃないぜ!どっちが怪物だってんだ!』

『貴様は霞のジョーだな!?』

夏海「ギャハハハハ!花嫁はジョーの変装だったんだ!まんまと騙されてやんのwww」

蛍「あれ?でもジョーさんの足元よく見るとすね毛無いように見える?
さっきガイナカマキルが運んでいた時はしっかりすね毛生えてたのに…もしかしてあのシーンだけ他の人の足映したのかな?」

小鞠「でも大変!本物の玲子さんのところにボスガンが襲い掛かってきたよ!」

『キャァァァァ!?』

『玲ちゃん!変身!!』

夏海「よし!RXの登場だ!人質になってるさそり座の花嫁を救い出せー!」

『ボスガン!5人の花嫁をどうするつもりだ!?』

『さそり座の女は活きが良い、皇帝陛下もさぞ満足されるであろう!』

れんげ「何でさそり座の女は活きがいいん?」

夏海「きっと美川憲一の『さそり座の女』に肖ってるからじゃないかな?」

『誰も手を出すな!RX如き私一人で充分だ!』

「「それ絶対無理だから!!」」

夏海「今まで散々負け続けてるのに何言ってんだこいつ?」

小鞠「ガイナカマキルと力合わせて戦えばいいのにね!」

れんげ「ニューリーダー病が順調に進行してるん!」

蛍「一応剣使ってRXを追い詰めてますね、あ…ロボライダーに変身した…」

『俺は炎の王子、RX!ロボライダー!!』

蛍「あれ?悲しみの王子だったはずが炎の王子に変わってる?やっぱり悲しみの王子は不評だったのかな?」

『ボスガン、その剣で俺の身体を貫けるか?』

蛍「何この幹部の怪人を前にしての上から目線な発言は…」

『フンッ!ショウッ!』

((バキンッ!))

『しまった…剣が…』

れんげ「やったのん!ロボライダーの手刀でボスガンの剣を真っ二つなん!」

夏海「どうだボスガン!さぁRXやっちゃえー!」

『ガイナカマキル!ロボライダーを倒せ!』

蛍「毎度の事だけど最後部下の怪人に投げっ放しにするのは正直どうかと思う…」

『リボルケイン!』

((ドシュッ!))

れんげ「特に苦戦する事も無くRXがガイナカマキルを倒せたん!」

夏海「いやぁ、今週も敵さん大した事ありませんでしたなぁ!ぶっちゃけ楽勝だったし♪」

『ボスガンの奴、ジャーク将軍の命令通りにさそり座の花嫁作戦のみに専念すればいいものを…』

『それそれ!己の野心のために先走りしおって!』

蛍「ガテゾーンとゲドリアンにもボロクソに言われてる…本当クライシスって団結力無いな…」

『しかし敗北の屈辱を味わったボスガンは、恐るべき暗殺者を既に地球上に送っていたのである!
立ち向かえ仮面ライダーBLACKRX!平和な明日を掴むまで…』

夏海「何か亀の怪人が光太郎たちを尾行してるね」

蛍「つまり来週RXに倒される被害者ですね…」



~26話放送日~


[ボスガンの反撃]


れんげ「前回RXに完膚なきまでにやられたボスガンがRXに復讐しようとしてるん!」

夏海「何か新しい剣を取り出してるよ、怪魔稲妻剣だってさ!」

((ドバッ!))

『見事だ!本物のロボライダーと同じ素材で作られたシュミレーションロボライダーを切り裂くこの怪魔稲妻剣!』

れんげ「あのロボライダーの装甲を切り裂くとは…恐るべし怪魔稲妻剣なん!」

蛍「ていうかそのシュミレーションロボライダーをRXに送り込めばいいのでは…」

『ウギャォォォォ!』

小鞠「先週登場した怪魔獣人ガイナギンガムが既に地上に降りて行動開始してる!」

れんげ「ガテゾーンとガイナギンガムが光太郎の仲間を次々と襲ってるのん!
その魔の手が佐原一家にまで及んだのん!」

『う゛ぅぅぅぅ…助けてぇ~!』

『光太郎をこの家に寄せ付けるな、さもなくばお前たちの子供たちにも災いが及ぶぞ!』

蛍「なるほど、光太郎さんを孤立させて追い詰めようって作戦ですか、今回はクライシスも少しは頭使いますね!」

『あの…言いづらいんだけどもう家には来ないでほしいの…』

『おばさん!』

れんげ「光太郎が佐原家を追い出されてしまったん!クライシス許さないのん!」

夏海「それにしてもこのおばさんも薄情だよね!
光太郎を追い出したりしてさ、ウチにはそこがわかんないよ!」

小鞠「確かにね、ちょっと薄情過ぎるよ…」

雪子「コラあんたら!またTVばっかり見てて…天気良いんだから外行って遊びんさい!」

夏海「あ、母ちゃんいいところにきてくれたね!
ちょっとこれ見てよ、佐原さんちの母ちゃんが家族の安全のために同居人の世界を守るヒーロー追い出しちゃったんだよ!
これどう思うよ?」

雪子「いや…いきなりそんな事言われてもねぇ…
まぁ同じ母親として気持ちはわからんでもないわ、親は世界なんかよりもまずは自分の子を守らなきゃいけないんよ!
それじゃ母ちゃん表で畑仕事してるからあんたたちもTVばっかり見てないでちゃんと勉強するんよ!」

小鞠「お母さん行っちゃった…」

夏海「ケッ!まったく母ちゃんには大局的なモノが見えてませんなぁ!」

れんげ「…」

『ママはあなたたちを守らなければならないのよ!』

『俺たちを守ったってクライシスに地球を乗っ取られたらみんなやられちまうよ!
俺…光太郎兄ちゃんを呼んでくる!』

『私も行く!』

『茂!ひとみ!』

夏海「やっぱ子供はわかってるよね、茂くんとひとみちゃんが光太郎を呼びに行ったぞ!」

蛍「以前にも思ったけど本当にこの子たち人間が出来てますよね…」

『光太郎!貴様の息の根を止めてやる!』

れんげ「ガイナギンガムが襲ってきたのん!」

夏海「それだけじゃない…ボスガンが怪魔稲妻剣でRXを斬りつけた!」

『ぐわぁぁぁ!?』

蛍「ロボライダーの装甲を切り裂いた…それに二対一だなんて…これじゃ…」

『アクロバッター!』

『RX、逃げる気か!』

れんげ「とりあえずアクロバッターのおかげで助かったのん、けど光太郎は目を怪我して見えなくなってるん…」

蛍「ジョーさんが怪我をした光太郎さんを介抱してますね、本当この人便利キャラだよ」

小鞠「けどボスガンは卑怯にも茂くんとひとみちゃんを人質に光太郎を誘き出そうとしてるよ…」

『出て来い光太郎、出てこなければ子供たちの命は無いぞ』

れんげ「子供たちを人質に利用するとは見損なったのんボスガン!」

『ぐはっ!?』

小鞠「大変!霞のジョーが怪魔稲妻剣に斬られた!?」

『ジョー!しっかりするんだ!』

『兄貴…俺は大丈夫だ…』

『ジョォォォォォォォ!!』

『ボスガン!貴様は許さん!!』

れんげ「光太郎が怒ったのん!」

夏海「怒らせた光太郎は無敵だぜ!」

『変身!俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!
ボスガン、貴様のような卑怯な奴は戦士でも貴族でもない!俺が打ち倒してやる!!』

れんげ「バイオライダーなん!バイオライダーの液状化アタックならどんな攻撃も受け付けないのん!」

蛍「ロボライダー対策はしても肝心のバイオライダー対策はしてないって間抜け過ぎじゃ…」

『ボスガン、お前の怪魔稲妻剣は俺には通じないぞ!』

『ぐぅぅ…』

小鞠「やったー!バイオブレードが怪魔稲妻剣に勝った!」

夏海「残るはガイナギンガムだけだ!RXやっちゃえー!!」

『リボルケイン!!』

((ドシュッ!))

蛍「まぁ毎度の事なんでわかりきってますけどガイナギンガム…
普通に負けてますね…当てにしていた肝心の上司に先に逃げられて最期可哀想に思えてきますけど…」

『将軍!あと一歩のところまでライダーを追い詰めたのですが手傷を負ったために止む無く引き上げてまいりました』

蛍「手傷負ったくらいで引き上げるなんて…ガイナギンガムは死んじゃってるんですけど…」

『ボスガン、それでは余のあとの将軍の地位は狙えぬではないか』

夏海「アハハハ!ボスガンの奴とっくにジャーク将軍に見抜かれちゃってやんの!」

『ボスガン、怪魔稲妻剣を余に抜いてみせよ!フンッ!!』

『なっ!?』

れんげ「ジャーク将軍が怪魔稲妻剣を壊してみせたのん!」

小鞠「一応RXを苦しめた怪魔稲妻剣を一撃で破壊するだなんて…」

夏海「やっぱり将軍は一味違うわ…」

れんげ「ボスガンのニューリーダー病もようやく治ったん!」

『霞のジョーは瀕死の重傷を負い、暫くは戦いから離れなければならなかった…』

れんげ「ジョー!生きててくれてよかったん!」

小鞠「けど暫く戦えないだなんて…これからRXは一人でクライシスと戦わなきゃいけないんだね…」

蛍「この手の唐突な展開ってたぶん中の人のスケジュールとかの都合によるものなんですよね
こういう風に言っておけばいつでも復帰できるようになりますから…」



~27話放送日~


[大逆襲!影の王子]


れんげ「22話以来ようやくシャドームーンが再登場するん」

夏海「今まで待たせ過ぎだっての…ってなんか富士山が見える!
今回は牧場が舞台とはこれまたとんだ田舎ですなぁwww」

蛍「やめてください夏海先輩、ここだってドがつくほどの田舎なんですからね…」

れんげ「怪魔異生獣マットボットが現れたん!ゲドリアンの命令で何かしてるん!」

『ハッ!』

『喋ります、喋りますシャドームーンさま…』

れんげ「マットボットがシャドームーンの言いなりになったん」

蛍「登場早々に操られるとか今回の怪人も大した事なさそう…」

小鞠「街の方じゃマットボットが起こしている地震で大パニックだよ!
光太郎もRXに変身してアクロバッターと一緒に現地に向かったよ!」

蛍「同じ頃、クライシス要塞ではゲドリアンが怒られてました」

『どういう事だゲドリアン!?
こんな状況で散発的な地殻変動を起こせなどと余は命令しておらんぞ!』

『ウ…ウギャー!』

れんげ「ゲドリアン可哀想なん」

小鞠「いっつもゲドリアンが貧乏くじ引いてるからね、ちょっとシンパシー感じちゃうな」

夏海「ゲドリアンは小っちゃいからねぇ、こまちゃん他人とは思えないもんねwww」

小鞠「小っちゃくないもん!」

蛍「ちなみにクライシスは今回火山を噴火して街を壊滅させた後に怪魔界からやってくる50億の民の街を建設してたとか…
ご苦労様です」

『どうやら出来損ないの異生獣だったようだな、マットボットは…
我が獣人大隊の精鋭たちとは比べ物にならん失態だ!』

蛍「ボスガン…前回前々回と抜け駆けしてた人が何を言ってるんですか…」

『黙れボスガン!
その精鋭とやらを使い、下らん抜け駆けを考えたのはどこの誰か余は忘れてはおらんぞ!』

夏海「ボスガンまた怒られてやんの!」

蛍「結局ジャーク将軍の命令で四大隊長全員で地下で地震を発生させているマットボットの様子を見に行く事になった訳で…
RXも現地に到着して地下にいるマットボットを倒しに行きました」

小鞠「着いた早々にRXとマットボット、それに四大隊長の鉢合わせ…
おまけにいきなりマットボットに裏切られてるよゲドリアン…」

『シャドームーンさまのご命令によりお前たち潰す!』

『シャドームンだと!?』

『シャドームーンか!』

夏海「うわっ、RXそっちのけでクライシスたち仲間割れしてるよ!
こりゃクライシスいよいよ終わりかもしれないなぁ…」

蛍「確かそこってもうすぐ溶岩が噴き出す場所じゃ…そんなところで暴れてたら危ないと思うんだけど…」


((ドドドドドドド))


『だ…脱出だ!?』

『うぎゃぁぁぁ!』

『は…早く!』

蛍「地下で振動が起きた所為で地下内部が崩れ始めてる!」

『タァッ!』

れんげ「RXはその隙に脱出したん!」

小鞠「四大隊長たちはなんか逃げ遅れてるんだけど…」

夏海「あいつらこれで生き埋めになったら笑えるんだけどな!」

『RX、お前の地獄はここから始まるのだ!』

『シャドームーン!』

れんげ「シャドームーンが現れたん!」

夏海「つ…ついに始まるんだね!」

『今こそ決着を付けてやる!』

『望むところだ!』

蛍「RXとシャドームーンの戦いが始まりました!それと同時にCMに入りましたけど…」

小鞠「一体どっちが勝つの!?」

『トァッ!』

『ヌンッ!』

((ガッ!バシッ!))

れんげ「RXとシャドームーンの一騎打ちなん!
RXは前回の戦いの反省を踏まえてロボライダーやバイオライダーの力は使わずに戦ってるん!」

小鞠「まさに真っ向勝負だよ!」

夏海「けど大変だ!
ゲドリアンからお仕置きを受けたマットボットが牧場の子供たちを人質にしたよ!」

れんげ「RXは勝負を中断してアクロバッターに乗って子供たちの救出に行ったん!」

『ハッ!』

『うわっ!?』

小鞠「シャドームーンが追いかけて来た!」

蛍「バイクで急行したRXに普通に追いつくとかアクロバッター…」

『RX覚悟、シャドーセイバーを受けてみろ!』

れんげ「シャドームーンがサタンサーベルに代わる新しい武器シャドーセイバーを使うん!」

夏海「でもこのシャドーセイバーってあんまりカッコよくないなぁ
ウチとしては前のサタンサーベルの方が好きだわ」

卓「」コクッ

『掛かったな!RX、シャドームーン!』

『共に我がクライシスに弓引く輩、仲良く地獄の炎に焼かれるがいい!』

夏海「うおっ!ボスガンとマリバロンがいきなり現れてやんの!」

蛍「さっきまでマットボットの所為で死にそうな目に合ってたくせにいきなり偉そうな態度取ってる…」

れんげ「人質になってる幼い兄弟が火あぶりにされてるん!大ピンチなのん!?」

小鞠「けどシャドームーンはそんな事を気にもせずにRXに攻撃を仕掛けてきてる!」

『自分の目的のためなら目の前で泣き叫ぶ子供まで見殺しにする…そこまで堕ちてしまったのかシャドームーン…
俺は…お前を許さん!!』



((ピカァァァァ))


夏海「おお!キングストーンフラッシュだ!」

『トゥッ!RXキック!!』

れんげ「やったん!シャドーセイバーが弾かれたん!」

夏海「今だRX!」

『リボルケイン!』

((バキィィィィン!!))

夏海「やった…!RXのリボルケインがシャドームーンのベルトに直撃してる!」

れんげ「ついに因縁の対決に決着が着いたのん!!」

蛍「弱点が以前と同じ場所って…」

『見事だRX…俺の負けだ…』

『シャドームーン…一緒にここを脱出しよう!』

れんげ「光太郎がシャドームーンを助けようとしてるん」

小鞠「やっぱり最後まで信彦の事を信じてあげたいんだね…」

『よく聞け…クライシスは…あの山を噴火させるつもりだ!』

『何!?』

『行けRX!あの子供たちの事は俺に任せろ!家に送り届けるくらいの力はまだ残っている…』

小鞠「シャドームーンに信彦の幻影が…」

れんげ「シャドームーンは最期に信彦の魂を取り戻したのん!」

『信彦…信彦!?』

『我が名はシャドームーン…いずれ再び甦り…仮面ライダーBLACKRX…お前に勝負を挑む!
誰にもお前の首は渡さん!グズグズするな…行けRX!』

れんげ「シャドームーンが瀕死の身体で子供たちを助け出してるん…」

夏海「くぅっ!泣かせるじゃないか!」

卓「」コクッ

小鞠「RX、今のうちにマットボットを倒して!」

蛍「それにしてもRXだってシャドームーンとの戦いの後だから消耗してるはずじゃ…」

れんげ「RXがロボライダーになって地下にいるマットボットを倒しにいったん!」

蛍「そんな心配をする必要も無く二戦目余裕でした…」

『リボルケイン!』

『ウギュァァァァ!』

蛍「今のマットボットがタックルするのを避けてRXが回転してすぐリボルケインを差し込むまでの描写がスゴすぎる…
スーアクの次郎さんの動きが既に人間じゃないよこれ!」


((ドゴォォォォォン!!))


れんげ「RXがマットボットを倒したん!」

蛍「考えてみればこのマットボットって本来は対RX戦を想定した怪人じゃなくただの穴掘り作業員だよね
そんな怪人がRXを倒せるわけが…」

『ねぇ…どうしたの?』 『死んじゃったの?』

小鞠「子供たちを家まで送り届けたシャドームーンが地面に倒れたまま動かなくなってる…
最後の力を使い果たしたんだね…」

れんげ「光太郎が静かに眠ってるシャドームーンの身体を運んでいるん…」

蛍「シャドームーンの身体ってれんちゃんが駄菓子屋さんで購入したてれびくんによると90キロくらいあるはずじゃ…
光太郎さんよく持ち上げられるよね(でもたぶんこれ中はマネキン…)」

夏海「終わった、あれ?れんちょんどうした?」

れんげ「ウチ…ちょっと行ってくるん!みんなも来てほしいん!」

小鞠「来いって…一体何処へ!?」



~れんげ畑~


れんげがみんなを連れて来た場所は、かつてバトルホッパーの墓を作ったれんげ畑であった(前スレ参照)
何故ここに来る必要があるのかとれんげを問い質してみた(ナレ:正宗一成)

れんげ「ウチの予想が正しければ必ず来るはずなん!」

小鞠「予想って何の事だよ…うん?な…何か来た!?」


((ブロロロロン!))


夏海「この車は…ライドロン!?」

その場に現れたのはこの場にいる子供たちなら誰もが知る仮面ライダーBLACKRXが駆る光の車ライドン
その車から一人の青年が降りてきた(ナレ:正宗一成)

光太郎「やぁれんげちゃん、それに蛍ちゃんや小鞠ちゃん、夏海ちゃんに卓くんも久しぶり!」


「「光太郎さん!」」


現れたのはかつて二度もこの平穏な村を訪れた南光太郎であった
何故この村に光太郎が現れたのか、その疑問に答える前に光太郎はライドロンの助手席に横たわる男を見つめていた(ナレ:正宗一成)

小鞠「その人は…シャドームーン…?」

れんげ「いや…信彦なん!」

光太郎「あぁ、誰にも荒らされる事も無い平穏な場所に信彦が安心して眠れる場所はないかと思った時に…
かつてバトルホッパーを埋葬したこの場所の事を思い出してね、それでここに来たのさ」

夏海「そうだったんだ、でもバトルホッパーはアクロバッターになって生き返ったけど…」

光太郎「あぁ、あの時は僕もびっくりしたよ
この村で眠ってたバトルホッパーがいきなり蘇って姿を現すんだからね!」

れんげ「わかったのん、ここはウチの土地!どうぞご自由にお使いください!」

蛍「さすが宮内家…太っ腹…」

こうしてれんげの承諾を得た光太郎はこのれんげ畑にシャドームーン…いや信彦を眠らせた
その最中、れんげは光太郎に対してずっと心の中で疑問に思っていたある事について訊ねた…(ナレ:正宗一成)

れんげ「光太郎、聞きたい事があるん…前にボスガンの所為で佐原のおばさんに追い出された時…
おばさんは光太郎の事を家族と思ってなかったん?ヒーローはいざという時迫害されてまうん?」

光太郎「いや…そうじゃないよ…
おばさんが取った行動は親としては当然の事さ…
僕は仮面ライダーとして大勢の人々を守る使命がある、しかし…茂くんやひとみちゃん…
いや…子供たちを一番大事に守るのは親の使命なんだ!
まだキミたちは子供だからわからないかもしれないが、将来子供を持つ親になるならあの時のおばさんの事を責めないであげてくれ
おばさんは自分がお腹を痛めて産みそして育んだ子である茂くんやひとみちゃんを守りたい、ただそれだけだったんだよ…」

れんげ「ウチにはまだよくわからないのん…」

夏海「ウチも…それでもヒーローを迫害なんかしたくないよ!」

光太郎「ありがとうみんな、それならいつかキミたちの目の前で困っている人たちがいたらその人たちを助けてあげるんだ!
それが悪に立ち向かう一番の方法なんだよ!」

れんげ「ウチわかったん!困っている人たちがいたら助けるん!」

夏海「ウチもだよ!」

小鞠「ハイハ~イ!私も私も!」

蛍「私も先輩が困っている時は真っ先に助けに行きます!」

卓「」コクッ

光太郎「ハハ、今までに何度も僕の事を助けてくれたキミたちにはこんな事言うのは今更だと思うけどね…
それじゃあ僕は行くよ、いつまでもここにいるわけにはいかない…またいつクライシスが何を企んでいるのかわからないからね!
れんげちゃん、信彦の事頼むよ!」

れんげ「任せるのん!信彦はウチが面倒見るん!」

蛍「でもシャドームーン…いえ信彦さんはこれからちょくちょく甦って色んなライダーや戦隊にボコられちゃうんですけどね…」

光太郎「さよならみんな!また会おう!」

信彦をこのれんげ畑に眠らせた光太郎はライドロンに乗り村を去って行った…
しかしそのれんげ畑に隠れ、ある男が一連の行動をすべて監視していた!(ナレ:正宗一成)

ダスマダー「私はクライシス皇帝直属の査察官ダスマダー大佐、あの男が南光太郎…
またの名を仮面ライダーBLACKRXか、なるほどジャーク将軍や四大隊長たちが手こずる訳だ…
だがこの私が地球侵攻作戦に派遣され、最早今までのようにはいかんぞRX!!」

宿敵シャドームーンを倒したRX、しかし既に新たなる敵、皇帝直属の査察官ダスマダー大佐が現れる!
ダスマダーの登場がRXを更なる窮地に追い込もうとする、負けるな南光太郎!
戦え、仮面ライダーBLACKRX!!(ナレ:正宗一成)

とりあえずここまでなん

のんのん村の子供たちの中では
ガテゾーンが好きなのはなっつん、れんちょん、兄ちゃん

ゲドリアン好きがこまちゃん

こまちゃん好きなのがほたるん

となっているん



~旭ヶ丘分校~


蛍「今日はれんちゃんのお姉さんで私たちの担任でもある一穂先生と駄菓子屋さんが
またもや仮面ライダーの映画を観せてくれるという事で今週のRXの放送が終わった直後にみんなで学校に来ました!」

夏海「いやー今回のRXも面白かったね!
新しく現れたクライシスの幹部ダスマダーが登場したり水を操る少女的場響子ちゃんが出てきたりしてさ!」

れんげ「RXとクライシスとの戦いは益々ヒートアップしてくるのん!」

蛍「ここ数話で明らかにRXのスーアクさんの動きがおかしい…
たぶん…いや間違いなく次郎さんじゃなく別の人がRXに入ってるんだろうな」

夏海「それでかず姉に駄菓子屋、今日は何を見せてくれるの?」

一穂「うんとね、前と同じく(前スレ参照)仮面ライダーの映画だよ~
でもなんと今回は巷で流行りの3D映画なのさ!」

「「3D映画!?」」

楓(まぁ昔の20年以上前の映画フィルムを業者から二束三文の値段で買い叩いただけなんだが…)

れんげ「ウチ知ってるん!画面から飛び出す映画なん!」

夏海「ついにこの村にも最先端なハイテク映画がきたのか!」

小鞠「うわぁ、超都会的~♪」

卓「」コクッ

蛍「3D映画と聞いただけでこの喜びようって…まぁ先輩の笑顔が見れたので良しとしよう」

???「ハーッハハハハ!噂には聞いていたがとんだド田舎だな!!」

夏海「何だこの馬鹿笑いしてるヤツは?」

ルーチェ「我が名はルーチェ!魔王の娘だぞ!」

蛍「いきなりれんちゃんやこまちゃん先輩と同い年くらいのゴスロリツインテールの女の子が痛い事言って現れた!?」

ルーチェ「痛い事って言うなー!」

れんげ「お前は一体誰なん!?」

ひかげ「よう、みんな久しぶり…コラルーチェいい加減にしな!」

一穂「やぁおかえり、今帰ってきたのかい」

蛍「この人はひかげさん、東京の学校に通っているれんちゃんのもう一人のお姉さんです」

れんげ「ひか姉!この無礼者は誰なのん!?」

ひかげ「こいつはルーチェ、帰省する時に連れてけって五月蠅かったから連れて来たんだ
ちょっと頭のおかしい可哀想な奴だけど仲良くしてやってね!」

ルーチェ「誰の頭がおかしいだ!?それにしても仮面ライダーだと?
ふふん、仮面ライダーなんてこのルーチェの前では楽勝だ!
バロンなら腹パン一発、グリドンや黒影ならデコピンで倒せるぞ!」

ひかげ「おいおい…さすがにそれは舐め過ぎだろ…」

れんげ「バロン?グリドン?黒影?何の事なん?」

ひかげ「あぁ…東京の方でやってる仮面ライダーだよ、あっちは凄いよ、オレンジアームズ花道だからな!」

れんげ「オレンジアームズ?花道?知らんの?こっちではRXがやってるのん!」

「「RX?」」

夏海「あの仮面ライダーBLACKの続編の仮面ライダーBLACKRXだよ!
知らないのぉ?遅れてるなぁwww」

ルーチェ「ど…どういう事だ?
我々がいつも観てるニチアサキッズでは鎧武が放送されているはずだぞ…!?」

れんげ「鎧武?知らないのん?」

蛍「あぁ、東京でやってる仮面ライダーの事ですね
ここは関東とは放送区域が違うから仮面ライダーBLACKRXが放送されてるんですよ」

ルーチェ「そうかここはド田舎だったな!
知ってるぞ、日本のド田舎という辺境の地でやってるアニメはキテレツくらいしかないとなぁ!!」

ひかげ(くっ…仮面ライダーがZXまでやっていたと思ったら東京じゃ既に平成ライダーのシリーズが
15年目だとか言われてカルチャーギャップを感じたよ…)

楓(鎧武といえば…この前も懲りずに来やがった忌々しいバンダイの営業どもめ…(前スレ参照)
今度はDXブドウ龍砲とかいう玩具を持ってきやがったな…
あんな葡萄の形したダサイ玩具なんか売れるわけねえだろって!
あのバカげた玩具デザインした奴の脳みその中身を見てみたいわ!)

れんげ「駄菓子屋ブツブツ何を呟いてるのん?」

ルーチェ「まぁ鎧武なんて敵じゃないし!
そのBLACKだかRXとかいう仮面ライダーも雑魚なのだろう!ルーチェの世界征服の障害にもならんわ!!」

夏海「むっ!BLACKRXが雑魚だと!?」

ルーチェ「その通りだ!最近のひ弱な平成ライダーどもなんてこのルーチェに掛かれば5秒で全滅させてみせるぞ!」

蛍「うわぁ、なんだかにわか通っぽい…
なのでちょっと映画を観る前にBLACK~RXの重要だったり面白かった話をルーチェちゃんにも観てもらいました」



~数時間後~


ルーチェ「リボルケイン恐い…ロボライダーには攻撃が通じない…バイオライダーに至っては反則だよ…」((ガクガクブルブル))

蛍「何故かルーチェちゃんは震え出してしまいました…」

夏海「あれ…おっかしいな…
ウチの予想では『BLACKRX面白い!私が間違っていました夏海さま!』
…って意気投合するかと思ったけど何で怖がってるんだろ?」

ルーチェ「おかしいよ…BLACKの変身機能破壊して宇宙空間に放り出したのにパワーアップして戻ってくるなんて…
大体BLACKだって強すぎるよ…バイタルチャージの時目がチカチカしてちょっと痛いんだよぉ…
あんなどうやっても死なない不死身の化け物がいる世界なんて征服出来るわけないじゃんか…
クライシスよく頑張った…こんなの無理ゲーだ…
もう嫌だ…お家帰る…魔王城帰るぅ…う゛え゛ぇぇぇぇぇぇん」

れんげ「とうとう泣き出したのん!?」

小鞠「この子一体何なの!」

楓「ホラお前ら、いい加減映画始めるからな!観る時はこの3Dメガネ(100円)を買ってから観ろよ!」

夏海「おお!これが噂に聞く3Dメガネか!ハイテクだなぁ♪」

蛍「これ小学○年生の雑誌や進研○ミの付録についてる紙の素材で出来た3Dメガネだ
こんな粗悪な物を100円って駄菓子屋さんケチ過ぎるよ」

楓「ちなみにれんげはウチよく玩具を買ってくれる常連なのでタダであげよう」

れんげ「駄菓子屋ありがとなん!」

夏海「ブ~!れんちょんだけずるい!ウチにもタダで寄こせー!」

楓「うっせバカ!文句言うならDXバナナスピア(税込2900円)買ってから言え!」(前スレ参照)

れんげ「それじゃ映画観るのん!」

一穂「それじゃポチッとな」

((カシャッ…カタカタカタ))

蛍「うわぁ、前にも思ったけど映画泥棒の映像無しで映画観るの新鮮だなぁ!」



[仮面ライダー世界に駆ける]


れんげ「どっかの廃屋なん、そこにバイクに乗った光太郎が現れたのん!」

ルーチェ「ひぃぃぃ!?み…南光太郎…!!」

夏海「そこにいきなり怪魔妖族スカル魔が光太郎に襲い掛かってきた!」

『変身!トゥッ!』

『RX!?』

小鞠「光太郎がRXに変身した!頑張れRX!」

れんげ「それにしてもスゴイのん!本当に字が飛び出してくるん!?」

夏海「ほほぅ、これが3Dという最先端の映像ですか…なるほどこれはスッゲーや!」

蛍「私の知ってる3D映画とちょっと違う気がする…
あ、場面は変わっていつものクライシス要塞での幹部連中の話し合い(漫才)が始まってる…」

『今のお前たちの実力では、体内の神秘なる石キングストーンに太陽の命のエネルギーを浴びてパワーアップしたRXには勝てん…』

蛍「ジャーク将軍…いきなり四大隊長の前でRXに勝てないって断言してるよ…」

ひかげ「何これ…敵役の親玉がいきなり勝てないって断言しちゃってるよ!?」

楓「私もこのRXての今回初めて観るけど敵役の親玉っぽいのが正義のヒーローに勝てないって断言する番組初めて観たわ…」

小鞠「いや、いつもの光景だよ」

夏海「そうそう、クライシスの平常運転だよ!」

卓「」コクッ

れんげ「RXは無敵のヒーローなん!」

ルーチェ「そうだよ諦めろよジャーク将軍…そんな化け物に勝てるわけないって…」

『しかし…体内の神秘なる石キングストーンに太陽の命のエネルギーを浴びる以前の…
まだパワーアップされてないBLACKなら勝てる可能性もある!』

ルーチェ「そ…そうか!
RXには勝てないかもしれないがBLACKになら勝てる可能性が…ジャーク将軍頭良い!!」

蛍「それでも『勝てる可能性もある』なんだね、決して『勝てる』と断言していないところが情けない…」

『RXの前身であるBLACKを倒し消滅させる事は、RXの過去を消滅させる事である
過去を失ったRXには現在は無い!』

楓「なんだこりゃ?この金ぴかのおっさん何言ってんだ?」

れんげ「クライシスは過去のBLACKを消滅させてRXを倒す気でいるん!つまりタイムパラドックスなん!!」

夏海「クライシス…なんという頭脳プレイを!?」

『ただちにRXの過去に侵入し、この前身であるBLACKを倒せ!』

ひかげ「どうでもいいけどこのクライシスって組織は何気に過去にタイムスリップとか平成ライダーの敵組織よりも技術力高いな…」

小鞠「RXがどこかの森に迷い込んだ!」

夏海「それにこの聞き覚えのある曲は…」

『白い砂浜と~♪可憐な桜貝~♪』

れんげ「仮面ライダーBLACKのED曲なん!」

『この歌は仮面ライダーBLACKの!?』

蛍「RXがまさかのメタ発言!」

夏海「おいみんな見てみろ!あの見覚えのあるシルエットは…ゴルゴムの三神官だ!」

小鞠「この人たち久しぶりだなぁ、でもダロムの声がいつもと違う気がする…」


((ピシューン))


『あぁ…これは…』


「「あ゛ぁーーーーーー!?」」


れんげ「RXがBLACKに戻ったん!?」

『お前の過去の世界だ』

『それで俺がBLACKに…』

小鞠「そっか!過去の世界に戻っちゃったからなんだね!」

『BLACK…時が我々に友情を与えてくれたようだ…』

((チュッ))

夏海「うげっ…ダロムがBLACKの手にチューしてる…キモっ!」

((カッ!))

れんげ「仲良くしようと言った矢先に三神官たちが攻撃を仕掛けてきたん!」

『どうだ、余の作戦に間違いはなかろう!フハハハハハハ!!』

ルーチェ「おぉ!さすがだジャーク将軍!我が魔界はクライシスと同盟を組んでやってもよいぞ♪」

『俺とした事が!?』

小鞠「大変!BLACKが罠にはまって身動き取れなくなってる!?」

夏海「BLACK大ピンチだよ!」

ルーチェ「やったぞクライシス!仮面ライダーを倒して地球をクライシスと魔界で分かち合おうではないか!」

ひかげ「何でお前が喜ぶんだよ…」

れんげ「待つのん!何か来るん!」



((ブロロロロロロロ))


れんげ「ライドロンが来たのん!」

ルーチェ「そんな!BLACKのピンチに誰が助けに来たというんだ!?」

『BLACK…しっかりしろ!』

『RX…』

「「RX!?」」

『そんなバカな!BLACKがパワーアップしてできたのがRXのはず…それがどうしてRXとBLACKが同じところにいるんだ!?』

ルーチェ「そ…そうだ!どうしてだよ!?」

『えぇい!何をグズグズしている!BLACKを倒すのだ!!』

蛍「ジャーク将軍メチャクチャ焦ってる…」

『RX…俺を助けに現在の世界から…』

『BLACK…お前が過去の世界で消滅すると現在の俺の世界も消滅する!』

『俺たちは一心同体か!』

『あぁ!』

れんげ「つまりRXは未来の世界からBLACKを助けにやってきたのん!」

ルーチェ「そんな事あってたまるかぁぁぁぁぁぁ!!」

蛍「あ、このネタ電王の映画で観た事ある!」

小鞠「こんな話以前にもドラえもんでやってたよね」

夏海「そうそう、確かのび太の宿題を手伝ってたドラえもんが未来の世界から自分を呼んできて最後喧嘩沙汰になる話!」

卓「」ナツカシイ

れんげ「まだピンチは続いてるん!
甦ったクライシスの怪人たちがRXとBLACKに襲い掛かってくるん!」

夏海「あれは怪魔獣人ガイナギスカン!怪魔ロボットデスガロンにトリプロン!?」

小鞠「それに子供たちからムササビの夢を奪おうとした怪魔異生獣ムサラビサラもいるよ!」

ルーチェ「フフフ…そ…そうだ!たった一人増えたからなんだと言うんだ!
クライシスの怪人たちよ、RXとBLACKを倒せ!!」

ひかげ「何かお前ヒーローショーの悪役みたいな事言ってんな…」

れんげ「復活した怪人たちがBLACKとRXに襲い掛かってきたん!」

((ドガッ!バシッ!))

『うわっ!』 『ぐはっ!』

((ゴオオオオ!))

れんげ『ムサラビサラの火炎攻撃なん!これじゃ太刀打ちできないん!』

ルーチェ「ハーッハハハハ!まいったかRXにBLACK!お前たちなんか我が魔族の同盟してるクライシスの前には無力なのだ!」

ひかげ「いつの間にクライシスはお前んとこの魔界と同盟組まされてんだよ?」

ルーチェ「わかったら大人しく降参……あれ?」

小鞠「炎の中から誰かが出てきた…あれは…ロボライダー!!」

『ロボライダー!』

『お前たちが消滅すれば俺まで消滅するからな、あとは俺に任せろ!』

夏海「よっしゃー!ロボライダーが怪人たちを蹴散らしてくれてるよ!」

ルーチェ「むむむっ!おのれロボライダー!だがまだ四大隊長たちがRXとBLACKを付け狙ってるぞ!」

れんげ「ガテゾーンの銃がライダーたちを狙ってるのん!」

((バシュゥッ!))

『『うわぁぁっ!?』』

『ガテゾーン、止めを刺せ!』

ルーチェ「どうだ!これでさすがのライダーたちだって…」

れんげ「大ピンチなん!」

蛍「でもロボライダーが来たって事は…」

『トァッ!』

夏海「うぉぉぉ!待ってましたバイオライダーだ!!」

ルーチェ「なにぃ!?」

蛍「あ、やっぱり…これで全ライダーが揃っちゃいましたね」

ルーチェ「あわわ…」


『仮面ライダーBLACK!!』


『バイオライダー!!』


『ロボライダー!!』


『仮面ライダーBLACKRX!!』


れんげ「「うおおおおおおおおおおお!!!!」」

夏海「スッゲー!全ライダー勢揃いだ!!」

小鞠「これで勝ったも同然だね!」

卓「」コクッコクッコクッ

ルーチェ「ギャァァァァァァァ!!」

ひかげ「うわっ、何で悲鳴上げてんだ?」

蛍「あ、戦闘BGMに主題歌入った…クライシスの負け確定しちゃった…」

『トゥッ!RXジャンプ!』

れんげ「RXが空高くジャンプなん!」

『バイオブレード!』

夏海「バイオブレードの刃がクライシスの怪人たちをバッタバッタ斬り倒してくよ!」

『ライダーパンチ!』

小鞠「BLACKがガイナギスカンを蹴り上げた後にライダーパンチがムサラビサラに直撃だー!」

『RXキック!』

蛍「何このぶら下がりキック…ワイヤーアクションもっと工夫しましょうよスタッフさん…」

一穂「キミはもっと子供番組を子供視線で観るべきだと思うよ…」

『ボルティックシューター!』

ルーチェ「ひぃぃ!ボルティックシューターだ!恐いよぉ…」

ひかげ「あれ?これうしろの幹部の連中逃げてんじゃね?」

楓「本当だ、情けない連中だなおい…」

れんげ「みんな、今なのん!」


『『トァッ!ライダーキック!!!!』』


((ドバシィッ!!))


『ギャァァァァァ!?』


夏海「全ライダーによるライダーキック!これでクライシスも終わりだね!」

小鞠「まだだよ!RXがリボルケインを取り出してる!」


『リボルケン!!』


『ぐはぁっ!?』

れんげ「デスガロンにリボルケインが刺されたん!」

蛍「確かデスガロンってRXの能力を上回る設定じゃ…そんな設定忘れられてるんだね…」


((ドッガァァァァァァァン!!))


れんげ「やったのん!悪のクライシス怪人たちを全滅させたん!」

小鞠「ライダーたちも元の一人のRXに戻ってく…」


((ブロロロン!))


れんげ「アクロバッターなん!RXがアクロバッターに乗って夕日に向かい走り出して去ってくん!」

夏海「やっぱRXはカッコいいわぁ!」

卓「」コクッ!

蛍「どうやらこれで終わりのようです、大体20分くらいの内容なんですねぇ」

楓「ま、この映画は元々正規の品じゃなくなんかのイベント用だったらしいからな
そんなだから二束三文の値で売られてたんだろうけど…おっと今聞いた事は忘れてくれ…」

ひかげ「でもまぁ結構楽しめたかも♪ところでルーチェ静かだな…ってうわっ!?」

ルーチェ「ブクブクブクブク…」

蛍「キャー!ルーチェちゃんが口から泡吹いて気絶しているー!?」

れんげ「しっかりするん、ウチのキングストーンフラッシュ(玩具)で甦らせてあげるのん!うりゃっ!!」

((ペカー!))

ルーチェ「ウギャァァァァァァァァ!?」ガクッ

ひかげ「おぃぃぃぃぃ!?止め刺してるぞ!?」

蛍「結局…ルーチェちゃんはあの後意識を失ったままひかげさんに担がれて、その日のうちに東京に帰りました…」

れんげ「その夜、ひか姉から連絡があったん…」

ひかげ『あ、もしもし姉ちゃん
ゴメンね、心配かけちゃってさ…ルーチェはもう大丈夫だけどなんだか知らないけどあれから酷く怯えててさ…』

ルーチェ『BLACKの黒は死に装束の黒…RXはこの世で一番恐ろしい…
ロボライダーを見かけたら真っ先に逃げろ…バイオライダーを見たら生きるのを諦めよう…』(ブツブツ)

一穂「ありゃまあ…そりゃ悪い事したねえ…」

ひかげ『それとさぁ…ネットでちょっと調べたんだけどRXって…いややっぱ言うのやめとくわ…
とにかくれんげたちによろしく…』

一穂「う…うん、まあルーチェちゃんお大事に…?」

(カチャン)

ひかげ「まぁ…言えるわけないかな…ネットでネタバレ見たけどRXって最後怪魔界の50億皆殺しにしちゃうとかさ…
かりにも妹の好きなヒーローなわけだし…」

ルーチェ「RX恐いよぉぉぉぉぉ…」

ここまでなん

今回かず姉、駄菓子屋、それにひか姉と一緒に出てきたルーチェちゃんは
あっと先生が以前描いてひか姉が出てたこあくまメレンゲの主人公の事なん

ルーチェちゃんは魔界の住人で人間界の世界征服が目的らしいのでRXを観たらクライシスにシンパシーを感じてまったん
そんなわけでRXを敵視してしまった可哀想な子なのん

ついでにこまちゃん役の阿澄さん結婚おめでとなん



~33話放送日~


[瀬戸大橋の大決戦]


夏海「今日の仮面ライダー視聴会にはこのみちゃんが参加しま~す♪」

このみ「やっほー、みんな日曜日集まって何してるのかと思ったら仮面ライダー観てたんだ!」

小鞠「うん、このみちゃんも観る?」

このみ「うん、見る見る!あ、メガネくんの隣いい?」

卓「」ドウゾ

このみ「ありがとね~♪フフ、座布団まで用意してくれるなんてメガネくん優しいなぁ♡」

夏海「ムッ…ハイハイ!TV付けるよ!」

このみ「なっちゃん…狭いよ…」

小鞠「夏海が兄ちゃんとこのみちゃんの間に割って入ってる」

蛍「典型的な嫉妬ですね…」

『今のところ橋に異常はないようだ!』

れんげ「光太郎が四国の瀬戸大橋をバイクで渡ってるん!瀬戸大橋大きいのん!」

夏海「やっぱ大きいな瀬戸大橋!作られたばっかだし当然か」

蛍「だから瀬戸大橋が出来たのは私たちが生まれる前の1988年の…あぁそっか、当時開通したばかりだから番組で取り上げたんだ!」

れんげ「ちなみに光太郎は2日前に田所博士って人にクライシスが瀬戸大橋を落とすという情報を得てここまでやってきたのん!」

小鞠「知ってる蛍?この瀬戸大橋って電車が通れたり人が登ったり歩いたりする事が出来るんだって!
まさにハイテク技術だよね!」

蛍「この村の情報は何で20年以上も情報が遅れてるんだろ?」

夏海「お、クライシスの連中だ!あいつらも四国に来てたんだ!」

れんげ「でもマリバロンだけクライシス要塞に置いてけぼりなん、何で仲間外れなん?」

蛍「たぶん中の人のスケジュールの所為だと思うよ…」

『コンピューターが今度の作戦の成功率を99%と弾き出しました!
今そのシュミレーション映像をそちらに送ります、ご覧ください!』

れんげ「お船に爆弾を付けて瀬戸大橋を爆破してるん!」

蛍「ていうか映像投影するのにシアターを無断使用してるし…
ていうかその成功率99%というのはRXが来る事を想定していないんだろうなぁ…」

れんげ「怪魔異生獣ガゾラゲゾラがエネルギー充電してるん、クライシスは準備万端なん!」

夏海「お、クライシスの連中だ!あいつらも四国に来てたんだ!」

れんげ「でもマリバロンだけクライシス要塞に置いてけぼりなん、何で仲間外れなん?」

蛍「たぶん中の人のスケジュールの所為だと思うよ…」

『コンピューターが今度の作戦の成功率を99%と弾き出しました!
今そのシュミレーション映像をそちらに送ります、ご覧ください!』

れんげ「お船に爆弾を付けて瀬戸大橋を爆破してるん!」

蛍「ていうか映像投影するのにシアターを無断使用してるし…
ていうかその成功率99%というのはRXが来る事を想定していないんだろうなぁ…」

れんげ「怪魔異生獣ガゾラゲゾラがエネルギー充電してるん、クライシスは準備万端なん!」

『ジャーク将軍、我が怪魔ロボット大隊でも現在最強の戦士を制作中です!ぜひ作戦に参加を…』

『その暇はない!!』

れんげ「珍しくガテゾーンが怒られてるん!」

『この作戦は帝国よりまもなく移送される50億の民を迎え入れるためのものだ!
橋を落としたうえでバリアを張り巡らし、この死国を日本列島から完全に遮断!
前進基地を兼ねた最初のクライシスランドとするのだ!!』

れんげ「おのれジャーク将軍!非道な作戦なの!」

蛍「言っておきますけど四国全土じゃ50億の民は養えませんから…
それに四国取られても日本人的に大したダメージありませんよ、せめて北海道や九州にすべきでは…」

このみ「アハハ!クライシスランドってまるで遊園地みたいな呼び名だね!
この人たちこれから四国にネズミーランドでも建設してくれるの?」

蛍「初めてこの番組観てる人からはここまでバカにされるネーミングセンス…
相変わらずクライシスの人たちって考える事がアレ過ぎるよ…」

『お前の都合に合わせている時間など無い!』

『クッ!』

れんげ「ガテゾーンが悔しがってるん」

小鞠「ガテゾーンは自分の怪魔ロボットの力を試したがってるからね」

『さぁーて、果たしてシュミレーション通り上手くいきますかな?』

夏海「この声はダスマダー!こいつも四国に来てたのかよ!?」

蛍「マリバロン以外勢揃いしてる…」

『査察官としての私の忍耐も…いや寛容さもそろそろ限界、この作戦が失敗したその時には皇帝陛下の名において処刑を!』

れんげ「ダスマダーがジャーク将軍たち処刑する言ってるん!」

小鞠「今回の作戦失敗は許されないよ!」

蛍「まぁ…どうせ失敗するんですけどね…」

『南光太郎さまですね、ご宿泊中の白鳥玲子さまよりメッセージをお預かりしています』

『どうも』

蛍「光太郎さんは今回何気に髪にパーマー掛けてるんだね、……正直微妙…」

このみ「へぇ、彼女連れで悪いクライシスを退治しにきたんだ!
ねぇねぇメガネくん!今度私たちも二人でどこか行こうか?」

卓「…」

夏海「ハイハイ!そんな事よりも光太郎が玲子さんからメッセージを受け取った光太郎が与島・フィッシャーマンズワーフに向かったよ!」

小鞠「うわぁ…オシャレ!大きな御船があったりヨーロッパの建物が並んでてスゴイよね!」

このみ「うん、ベネツィア風だね!」

れんげ「ちなみにクライシスも光太郎が来てる事に気付いたのん!」

『おのれ南光太郎!どうして奴がここに!?』

れんげ「クライシスのみんな水族館にいるん!ウチも水族館行きたいのん!」

このみ「いいねぇ、今度みんなで行こうか♪」

夏海「そうだね、『みんな』で行こうね!」

蛍(こっちでも女の戦いが火花を散らしています…)

蛍「…ってそれよりもダスマダーさん!この人たち仕事放り出して観光楽しんでますよ!?
査察官としてこの人たち取り締まってくださいよ!!」

『まずい…まずいぞこれは!?』

夏海「アハハ、ゲドリアンが狼狽えてやんの!」

小鞠「さすがにビビリ過ぎだよゲドリアン…」

蛍「でもいっつも作戦失敗させられてるからその焦りようは無理もないかも…」

『狼狽えるな、南光太郎であろうと誰であろうと今度の作戦だけは邪魔させるわけにはいかん!』

れんげ「クライシスも今回は本腰なのん!」

蛍「ジャーク将軍…その自信はどこから出てくるんですか?」

小鞠「その間に光太郎は玲子さんと合流して瀬戸大橋でデートを満喫してるね」

このみ「いいよねこういうの!やっぱり観光地に来たらデートしなきゃね!そう思わないメガネくん?」

卓「…」

夏海「け…けしからんぞ光太郎!戦士たる者は常在戦場の心構えで戦いに挑むべきだ!!」

小鞠「アンタ今回はヤケにうるさいね?」

蛍「こっちでも人知れず大決戦が繰り広げているからですよ…」

((ヒュン!ヒュン!ヒュン!))

『キャー!』

『危ない!さぁ早く逃げるんだ!』

れんげ「高松城にボスガンが現れたのん!」

『この俺が瀬戸内海に貴様の墓標を立ててやる!』

れんげ「ボスガンがフェリーにいる子供たちを人質にしたのん!」

『助けたければ来い、鬼が島の西10キロの海上だ!待っているぞ南光太郎!』

『許さん!!』

蛍「ハイ今週の許さん入りました、けど相手はフェリーだしどうやって行く気だろ?」


((ゴオオオオオ))


れんげ「光太郎がモーターボートで子供たちが人質になってるフェリーに向かってるん!」

蛍「光太郎さん船舶免許持ってるんだ…けどそのモーターボートどこから調達したんだろ?」

『トァッ!』

小鞠「光太郎がボートから飛び乗ってフェリーにいるチャップたちをバッタバッタ薙ぎ払ってくよ!」

蛍「それよりもボート乗り捨てて大丈夫なのかな?あれ間違いなく誰かから借りた物のはずなのに…」

れんげ「でもこれは敵の陽動作戦だったのん、本命は別にあったん!」

夏海「大変だ!クライシスは咸臨丸に爆弾をセットしてたんだ!急げ光太郎!」

このみ「あれ?でも船出ちゃったよ、これじゃ追いかけられないんじゃ…」

『すいません、東京の佐原航空の者です!緊急事態なんです協力してください!!』

『ハイ!』

れんげ「光太郎がヘリで咸臨丸に向かったん!」

蛍「佐原航空の者だと言っただけでヘリ一台を返事一つで貸すとか…どれだけ信用されてるんですか佐原航空…」

『ウゲゲゲゲ!』

『うわー!』 『きゃぁぁぁ!』

小鞠「うわぁぁ!船には既にエネルギーの充電を終えたガゾラゲゾラが舟の人たちを襲ってるよ!」

れんげ「でも大丈夫なん、光太郎がヘリから降りてきたのん!」

蛍「ちなみにヘリも毎度の如く乗り捨ててます、弁償大丈夫なのかな?」

『変身!俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKR!!』

れんげ「RXの登場なん!RX、瀬戸大橋を守るのん!」

『あの橋を破壊し、四国をクライシスランドとするための栄えある人柱となるのだ!』

蛍「うわぁ、どうせ今回限りで倒されちゃうんだけど人柱になるとか心構えは四大隊長以上だよ!
いつも手傷負ったくらいで部下任せにして退場しちゃう四大隊長はガゾラゲゾラを見習ってください!」

『クライシスランド?そうはさせん、四国はこの仮面ライダーBLACKRXが守ってみせる!!』

夏海「うおお!RXが四国安全宣言だ!今度ウチの村に来たらこの村でも安全宣言してもらおうよ!」

小鞠「いいね!クライシスから守ってもらえるもんね!」

蛍「家内安全みたいな扱いされてるよ…」

『バイオブレード!』


((ドシュッ!))


れんげ「バイオブレードでガゾラゲゾラのお腹にある爆弾を斬りだしたん!
爆弾は解除されて瀬戸大橋は無事なのん!」

夏海「ちなみにこの光景をジャーク将軍たちも遠くから見てるよ!」

『奴がこんなに早く我らの戦略に気付くとは…』

『もうよい!貴様らには失望した…』

蛍「ガゾラゲゾラが頑張ってる間に観光旅行してる人たちが言うセリフじゃないですよね…」

『ゲドリアン、この上はガゾラゲゾラになんとしてもRXを倒せと命じるのだ!』

蛍「ハイ、今週の無茶ぶり入りました
バイオライダーの攻撃で瀕死のガゾラゲゾラはそのままRXのリボルケインで倒されました」

『リボルケイン!!』

『あ゛ぁぁぁぁ…』

れんげ「でも戦いはまだ終わってないのん!ガテゾーンとダスマダーがこの戦いを見物してたん!」

『既に我が怪魔ロボット大隊最強の戦士シュライジンを完成、動き出してる!』

『成功すれば皇帝陛下も間違いなく目を掛けてくださるだろう、ジャークやボスガン…ゲドリアンではなく…ガテゾーン、お前にな!』

れんげ「うぬぬ!まだクライシスは四国を諦めてなかったん!」

このみ「えーっ!それじゃあ来週も四国のお話やるんだ!じゃあ来週も私観に来るからね♪」ギュムギュム

卓「」ナゼカタヲヨセテクルンダロウカ?

夏海「どうやらクライシスだけじゃなくウチの脅威もまだ去ってないようだね…」

れんげ「なっつん何言ってるん?」

蛍「れんちゃんにもあと10年くらいしたらわかる事だよ…
ちなみにだけど今回出てきた与島・フィッシャーマンズワーフはもうとっくに閉鎖されています
夕張同様悪の組織には勝てても不況には勝てなかったようです…」



~34話放送日~


[四国空母化計画!!]


夏海「というわけで34話だ!今回も舞台は四国!」

このみ「光太郎さんは玲子さんと一緒に四国巡りしてるよ!
いいよね恋人同士でこういうところデートするのって、メガネくんはどう思う?」

卓「…」

夏海「まったく浮かれてるね!まだクライシスの脅威は去ってないのに今回の光太郎は弛んでるよ!」

小鞠「アンタ前回もそうだけど随分と光太郎さんに噛みつくね?」

蛍「ちなみに現在のTVの座り位置は[このみさん、夏海先輩、お義兄さん、れんちゃん、私、こまちゃん先輩]となっています
夏海先輩は前回に引き続きこのみ先輩とお義兄さんの間に入っている状態です」

れんげ「なんだか妙に顔の濃いおじさんが子供を連れて水族館に来てるのん!」

このみ「あ、このおじさんどこかで見た事あるなと思ったら宇宙刑事ギャバンだ!?」

れんげ「宇宙刑事ギャバン?」

このみ「あ、そっか!れんげちゃんは知らないか…
私たちが小さい頃に日曜朝8時にやってたメタルヒーローシリーズの元祖だよ、懐かしいなぁ…
よく夏海ちゃんが蛍光灯持って『レーザーブレード!』とか言ってたの今でも思い出すよ!」

小鞠「あぁ、そういえば私たちがれんげくらいの頃にそんな遊びやってたね!」

夏海「懐かしいな…ウチはシャリバンが好きだったかな
でもあのシリーズってジバンで終っちゃってそれからはキテレツになったんだよね?」

このみ「そうそう、それで私もあんまりTV観なくなってさぁ…」

蛍「その宇宙刑事ギャバンですけど放送終了から30年後にゴーカイジャーとのコラボ映画をやりましてね…
そして現在では不評が目立つ誰得な新人が二代目ギャバンを名乗っているんですけどこれは言わない方がいいかな…」

このみ「なるほど、ギャバンの息子さんが超能力を持ってるんだね
それに目を付けたクライシスが息子さんを誘拐してる!」

『それでは四国空母化作戦を発動する!』

れんげ「四国空母化作戦!一体何なのん!?」

蛍「それよりもダスマダーさんが女性に変装してる…それは趣味ですか?」

このみ「要するに四国を空母にするって事だよね、けどどうやって?」

『我が怪魔ロボット大隊最強の戦士シュライジン、いよいよお前の出番だ!』

れんげ「シュライジンが姿を現したん!まるで阿修羅王みたいな姿をしてるのん!」

蛍「でもこれ着ぐるみについてる6つの腕の内4つがもろに作りモノ丸出しだから動きにくそうですね」

『四国を支える地下の岩盤を溶かし、その上で全国から子供たちの潜在的な念動力増幅装置でより高め放射させたらどうなるか…』

小鞠「一体どうなるの!?」

蛍「なんか毎度の壮大なまでのバカらしい作戦が説明されてる…」

『四国は動く!我がクライシス帝国の巨大戦略空母となって!!』

夏海「な…なんだってー!?」

れんげ「クライシス…なんて恐ろしい作戦を!!」

小鞠「おのれ…クライシス!」

蛍「う…う…う……」

このみ「あれ?蛍ちゃんどうしたの?」


蛍「「動くわけあるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」」


夏海「ど…どうしたほたるん!とりあえず落ち着いて!」

蛍「いや…落ち着いていられませんよ!さすがにこれはツッコミ入れますよ!
クライシスいくらなんでもバカ過ぎますよ!!」

小鞠「ほ…蛍…とにかく落ち着いて…あ、ジャーク将軍たちが悔しがってる!」

『おのれガテゾーンの奴…ダスマダー如きに諂いおって!?』

小鞠「先週ガテゾーンの事蔑にしたからね…」

夏海「今回はさすがにジャーク将軍が悪いね」

蛍「どうでもいいけどジャーク将軍たちいつの間にかクライシス要塞に帰ってるし…」

夏海「お、ギャバンは行方不明になった子供を探すために会社に休暇届を出したってよ!」

このみ「へぇ、ギャバンって今はマルナカっていうスーパーに勤めているんだ!」

蛍「上司の人に息子を探すと言って休暇届を出したって…
この手のスーパーみたいな小売業でそんな理由で普通休暇届なんか出すわけ無いと思うんだけど…」

れんげ「マルナカでも支店に呼びかけて息子の捜索をしてくれる事になったん!
マルナカはいいスーパーさんなのん!」

蛍「これ露骨な企業アピールだよね、先週と言い四国のチョイスがこれでもかというほどアピールされてる…
でも確か以前ニュースでやっていたけどこのマルナカって会社はイオングループに吸収されちゃったんじゃ…」

小鞠「光太郎や玲子さん、それにギャバンが一生懸命探してるけど子供たちが全然見つからないよ!」

蛍「ギャバンさんに至っては会社のトラック使って探してるし…
会社に休暇届出してるんだから会社の車じゃなく自家用車を使ってください」

夏海「ギャバンが子供たちがいると思われる建物に潜入した!けどチャップたちに見つかって逆に捕まってしまったよ!」

蛍「さすがに元ヒーローなだけあっていい動きしますね」

れんげ「追ってきた光太郎が異常に気付いて建物に侵入したのん!」

小鞠「地下ではガテゾーンが集めた子供たちを利用してたのん!」


((ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ))


夏海「なんてこった!四国全土に大地震が起きてるよ!」

れんげ「クライシスが四国空母化計画を実行してるん!光太郎急ぐのん!」

『変身!』

れんげ「おお!いきなりロボライダーに変身なのん!」

『九条さん、子供たちを!』

『さぁみんな!早く逃げるんだ!』

『シュライジン!この上はロボライダーを倒しテレキネシスたちを取り返せ!』

れんげ「ガテゾーンとダスマダーが逃げたのん!」

蛍「ハイいつもの無茶ぶり入りました、ロボライダーが逃げるシュライジンを追いかけてます」

『逃がさん!』

小鞠「シュライジンが攻撃を繰り出してるけど無敵の装甲のロボライダーには全然効いてないよ!」

『ボルティックシューター!』

((バシュゥッ!))

夏海「ボルティックシューターでシュライジンの腕を弾き飛ばした!」

れんげ「止めなん!」

『リボルケイン!!』

((ドシュッ!))

れんげ「やったん!シュライジンを倒したん!」

小鞠「クライシスもこれで完全に四国から手を引いたよ、
戦いが終わって最後ギャバンとマルナカのお店の人たちが光太郎をお見送りしてる!」

『光太郎さん…いや…仮面ライダーBLACKRX、本当にありがとうございました!』

このみ「ほほぅ、新旧ヒーローの会合だね!
私たちの小さい頃のヒーローギャバンが今のヒーローRXと対面してるって新鮮な気持ちになるよねメガネくん!」

卓「」シゲキシナイデ

夏海「あーコラコラ、最後にギャバンの息子がみかんの山を崩して怒られてるよ!
ハハハ、本当にしょうがないなー(棒読み)」

蛍「クライシスと違って夏海先輩の戦いはまだ続きそうですね
あ、最後瀬戸大橋を渡って帰るんだ!
今更だけど東京~四国までバイクで往復するのってかなり体力使いそう、電車や飛行機で来ればいいのに…」

れんげ「仮面ライダーはバイク乗らなきゃいけないからこれでいいのん!」

とりあえずここまでなん

四国編はどう考えてもクライシスの観光旅行にしか思えなかったのん

34話に至ってはマルナカチョイス過ぎだと思うん



~41話放送日~


[百目婆ァの恐怖]


蛍「四国から戻ってきたRXはクライシスの罠に嵌り逮捕されたりグレートマスクが現れたりしましたが…
そんなピンチを迎えるたびにバイオライダーのチート能力のおかげでそのピンチを脱していきました」

小鞠「でも光太郎も霞のジョーが戦線復帰して新しい仲間に以前知り合った的場響子さんも加わって頼もしい仲間が増えたよ!」

れんげ「そして今日は41話放送日なん!光太郎たちがクライシスの空港基地を破壊しているん!」

蛍「ちなみにだけど復活後の霞のジョーの服装って一昔前にアキバに群がっているキモヲタファッションなのはなんとかしてほしいなぁ…」

『うわぁぁぁぁ!』

れんげ「大変なん!光太郎とジョーが破壊光線を浴びてるん!」

夏海「序盤からいきなりピンチだよ!光太郎、ジョー、頑張れ!!」 

『変身!俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!』

れんげ「でもRXは1話の時に破壊光線を浴びてて耐性が出来てるん!そんなのはRXには通用しないん!」

『リボルケイン!』

小鞠「やったー!リボルケインでクライシスの空港基地を破壊出来た!」

『クライシスは移民船を送るのに死にもの狂いだ、このままでは地球は奴らに占領されてしまう…
俺たちも死にもの狂いで頑張るぞ!』

蛍「なんだかんだでもう40話越えてますからね、そろそろ終盤に入って物語がどう動くのやら…
そして始まりました、いつものクライシスの人たちの会議(漫才)です…」

『ジャーク将軍、怪魔界はここにきて急激に歪み始めクライシス帝国も崩壊寸前の危機にある!』

れんげ「ダスマダーなん!先週の40話で死んだはずなのに何で生きてるのん!?」

夏海「以前もジャーク将軍に刺されてるはずなのにね、こいつ何者なんだろ?」

『このような時に移民船の空港がひとつも建設できぬとは…何事だ!』

『黙れダスマダー!』

蛍「いやいや…ダスマダーの言う事ももっともですよ…
クライシスの人たちこの一年間何やってたのかって疑われてもおかしくないんですからね!」

『RXだ!奴の所為で我らの計画は尽く失敗に終わっている!』

『RXを倒さなければ何事も始まらん!』

れんげ「ボスガンとゲドリアンが毎度同じような台詞を言ってるのん」

蛍「もうそろそろ終盤だと言うのにこの進歩の無さは酷い…」

小鞠「でも今回は違うみたいだよ!
マリバロンの大叔母で怪魔妖族の統領百目婆ァがRXを迎え撃つって!」

れんげ「大変なん!
百目婆ァが光太郎たちを体内に吸収してしまったのん!」

『私の愛しい子孫よ、聞こえておるか!』

『ハイ、大叔母さま!聞こえております!』

『マリバロン、光太郎とその仲間はすべて私の目の中に閉じ込めた!そなたも安心して事を進めるがよいぞ!』

夏海「大変だよ…このままじゃ地球はクライシスに占領されちゃう!」

れんげ「光太郎!頑張るのん!」

『将軍、百目婆ァが生きている限りRXもその目の中で生き続ける事になる!』

『ダスマダー!お前は私の大叔母さまを消せと言うのか!?』

蛍「あ、仲間割れ…どうやら今週もダメなようです…」

小鞠「百目婆ァは早く怪魔界に帰れって命令を受けたけど自分はまだ帰りたくないって断っちゃったよ!
百目婆ァの目の中に閉じ込められている光太郎たちは生命エネルギーを吸い取られて苦しんでる…」

『キミたちに頼みがある、精神を統一してキミたちの念動波を俺に送ってくれないか!
俺たち4人の力を合わせれば何とかここを脱出できるかもしれないんだ!』

蛍「一体どういう理屈なんだろ?
それに玲子さんは普通のカメラマンだったはずだからそんな念動波なんか遅れないよね?」

『変身!トァッ!』

れんげ「光太郎がみんなから念動波を送ってもらってバイオライダーに変身したん!
バイオライダーの力で百目婆ァの目から脱出できたのん!」

『おのれは!?』

『俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!
百目婆ァ、お前が吸い取った仲間の命、返してもらうぞ!!』

れんげ「バイオライダーの反撃なん!頑張れバイオライダー!」

蛍「百目婆ァを強制的に怪魔界に帰らせればこんな事にはならなかったのに…」

夏海「けど戦いはまだ終わってないよ!
百目婆ァは本当の目を潰さない限り死なない不死身だったんだ!本当の目はどこにあるんだ!?」

『でやぁっ!』

『ぐぅぅ…』

れんげ「バイオライダーが百目婆ァの杖を持ったら急に苦しみだしたん!百目婆ァの本当の目は杖にあったん!」

『ボルティックシューター!』

『あぎゃっ!』

夏海「やった!ロボライダーのボルティックシューターが百目婆ァの杖に命中してジョーたちが解放された!」

蛍「ちなみに戦闘BGMに主題歌入りました、百目婆ァ惜しいとこまで行きましたがこれで終わりです…」

『RXキック!』

『うおわぁぁ…おのれRX!こうなったら貴様を八つ裂きにしてくれる!』

夏海「うわっ!百目婆ァが姿を変えた!本体を現したんだ!」

蛍「まだ粘るんだ、そろそろリボルケインのタイミングなのに…」

『リボルケイン!!』

れんげ「リボルケインを刺したん!けどまだ抗ってるのん!」

((バシュッ!ビシュッ!))

夏海「百目婆ァがビームを出して応戦してる!」

小鞠「頑張れRX!」

『うおおお!!』

『ぐっ…マリバロォォォォォォン!!』


((ドッガァァァァァァン!))


れんげ「やったん!百目婆ァを倒したのん!」

『RXめ!よくも大叔母さまを!』

蛍「だからさっさと怪魔界に帰らせればよかったのに…相変わらず詰めが甘いクライシス…」

れんげ「光太郎はクライシス帝国の全面攻撃に対して決死の覚悟で臨む気なのん!」

夏海「ふぅ面白かった、今週はこれで終わりかな?」

小鞠「ちょっと待って!まだ続きがあるよ!」

『そしてその頃、世界の各国でクライシスと戦っていた…
1号から10号までの仮面ライダーたちがアメリカ・アリゾナ州にある1号のアジトに密かに集まっていた!』


「「な…なにぃー!?」」


『クライシスが日本を総攻撃する日が近い、我々は直ちに帰国し仮面ライダーBLACKRXに協力してクライシス壊滅のために戦おう!』

夏海「うおおお!先輩仮面ライダーたちが全員登場してる!」

れんげ「これは熱い展開なん!ウチも燃えるのん!」

雪子「また…アンタたちはTVばっかり…あら?
ちょっとこれ仮面ライダー1号2号V3じゃない!母ちゃんが子供の頃のヒーローじゃないの!懐かしいわぁ…」

夏海「おや、母ちゃんもライダー観てたのかい?なんなら来週からウチらと一緒に観るかい?」

雪子「観ません!いい大人が仮面ライダーなんか観るわけないんよ!」

蛍「お義母さん…今時はそのいい大人がライダー観てるんですけどね…」



~42話放送日~


[四隊長は全員追放]


蛍「というわけで42話放送日ですけど…このサブタイトル…ついに四隊長がクビですか…
思えばこの人たちRX追討任務に失敗するわガロニア姫は事故で死なせるわ…
38話で自分たちが強化細胞を付加されてるから地球で活動可能な事を勝手にRXにバラすわで追放されない理由が見当たらないよ…」

『皇帝陛下の最終時計が遂に来たか!』

『最終時計?』

『この赤い滴が時計の内部を一杯に満たした時、最終時計は爆破する…』

『なっ!?』

『逃げても無駄だ、時計を送られた者…すなわちここにいる我ら全員は時計の爆発と共にバラバラになって消滅する…』

れんげ「これってつまりどういう事なん?」

夏海「う~む…れんちょんにわかりやすく説明するとクライシス皇帝が四隊長のケツに火を付けたって事になるのかな?」

『お前たちの失敗の所為だ!私まで巻き添えになるとは…』

蛍「ダスマダーさん…あなたも何度かRX追討作戦失敗してるから他人事じゃないですよ…」

小鞠「ジャーク将軍はゲドリアンにRX討伐を命じてる…けど一人で大丈夫なのかな?」

夏海「ガテゾーンがせっかく手を貸すって言ったのに申し出断ってるし今回もたぶんダメだわ…」

『ワー!』 『キャー!』

れんげ「街では怪魔異生獣ゲドルリドルが人々を襲っているのん!」

『トァッ!』

夏海「そこへRXが登場だ!頑張れRX!」

『ギャギャギャッ!』

『くっ…ジャンプやキックのエネルギーが吸い取られてしまう…』

れんげ「なんて奴なん!ゲドルリドルはRXのエネルギーを吸い取ってるのん!」

『キングストーンフラッシュ!………うわっ!』

夏海「な…キングストーンフラッシュのエネルギーまで吸い取った!?」

小鞠「ゲドリアンも今回は中々やるね…けどこのままじゃRXは…」

『トァッ!止めは俺が刺してやる!』

蛍「うわっ、呼んでもいないのにダスマダーが出てきて…
安定の仲間同士の足の引っ張り合いが始まりました…せっかくいいとこまで行けたのに…」

小鞠「ゲドルリドルはダスマダーに腕を斬られて小さくなっちゃった…
本当ダスマダーって嫌な奴!ゲドリアンが可哀想だよ!」

『こんな状態では戦えない…ライドロン!』

夏海「RXは駆けつけてくれたライドロンに乗ってとりあえず撤退していった、さすがはウチのライドロン!頼りになるな!」

蛍「一方ゲドリアンとダスマダーはというと……なんか仲間割れしてるー!?」

『ダスマダー!お前が余計な事をしたからだ!手出しは無用だと言ったはずだぞ!』

『皇帝陛下の代理人ダスマダー大佐、皇帝陛下の名においてRX抹殺の失敗の責任者ゲドリアンを処刑する!』


「「えぇー!?」」


小鞠「おかしいよこれ!ゲドリアンちっとも悪くないじゃん!」

夏海「そうだ!そうだ!失敗の責任者はお前の方だろ!!」

卓「」フルフル

夏海「おぉ!兄ちゃんも珍しく怒りに震えている!」

れんげ「そこにボスガンまで現れたのん!」

蛍「よりによってボスガン…嫌な予感しかしない…」

『ボスガン聞いてくれ!ダスマダーの奴が…ボスガン…?』

『陛下のお怒りを和らげ最終時計を消して頂くには誰かが犠牲にならねばならん!』


「「最悪だー!?」」


れんげ「酷いのん!」

夏海「最低だよボスガン!」

『とんだ貧乏くじを引いちまったようだが…ま、悪く思うなよ』

『裏切り者め!自分だけ助かろうなんて何が将軍だ!何が貴族だ!?』

小鞠「ガテゾーンまで…みんなしてゲドリアン虐めて!そんなにしてまで命が惜しいの!?」

蛍「結局ゲドリアンはゲドルリドルを持って逃走、滴は一向に止まりませんでした…
クライシスは総力を上げて光太郎さんを探していますが結局見つかりません…」

れんげ「クライシス要塞では誰かが要塞に潜入してるん!これは…ゲドリアンなのん!
ゲドリアンがクライシス要塞のエネルギーをゲドルリドルに与えてパワーアップさせてるん!」

小鞠「駆けつけた光太郎が変身しようとしてる…けど…」

『変身!あ、キングストーンのエネルギーが…』

夏海「そっか…光太郎はさっきの戦いでキングストーンのエネルギーを消耗してるんだ…だから変身できないんだ!?」

『南光太郎、貴様のエネルギーは尽きているだろう』

『俺は太陽の子!』

れんげ「光太郎が太陽の光を浴びて変身したん!」

『仮面ライダーBLACKRX!!』

蛍「ところでこの戦闘BGMに流れている『黒の勇者』だけどこの曲何度も番組内で流れてるけど一度も歌が流れないけど何でだろ?」

小鞠「クライシス要塞では動力炉でゲドリアンが自分の身を犠牲にしてエネルギーを送り続けてる!
そこへジャーク将軍たちがやってきたよ!」

『このゲドルリドルにRXを倒させ皇帝陛下に直接認めてもらうんだ!
そして…裏切り者のお前たちを処刑してやる!!』

『何っ!?』

小鞠「当然じゃん!アンタたちだって寄って集ってゲドリアン虐めたんだしこれでお相子だよ!」

夏海「その甲斐あってかRXはゲドルリドルに苦戦してる…どうするRX!」

『0.1秒…ひとつのエネルギーを吸い込むのに次のエネルギーを吸い込むまで0.1秒の隙がある!』

蛍「0.1秒って好きって言うのかな?」

『今だ!トァッ!』


『リボルケイン!』

『うぎゃっ!』

れんげ「RXが0.1秒の隙を突いたのん!」

小鞠「でもクライシス要塞じゃゲドリアンの身体が限界寸前だよ…お願いゲドリアン…もうやめてー!」

『うぎゃ…うぎゃぎゃぎゃぎゃ!ゲドルリドル!倒せ!RXを倒せ!!』


((ドシュッ!!))


((ドオオオオオオオン!!))


夏海「やった!リボルケインがゲドルリドルに命中して倒したぞ!」

小鞠「そんな事よりゲドリアンは!?」

『うおお…うわぁぁぁぁ…うぎゃぁぁぁぁぁ!!??』

『ゲドリアン…』

れんげ「ゲドリアンはエネルギーの負荷に耐えきれなくて死んでしまったん…
ガテゾーンが灰になったゲドリアンの身体を掴んでいるん…」

小鞠「そんな…酷いよ…ゲドリアンは頑張ったのに…こんな最期酷過ぎるよ!
うえぇぇぇぇぇぇん!!」

蛍「あ、先輩泣かないでください…」

れんげ「ちなみに最終時計は止まったのん」

『ゲドリアンの忠誠に免じてお前たちにもう一度チャンスを与えよう!』

『皇帝陛下!』

雪子「あら、この声ショッカーの首領の声に似てるわねぇ」

夏海「おや母ちゃん、我慢できなくて観に来ましたな!」

雪子「そんな訳ないんよ、ちょっとあってね…って何でお姉ちゃんは泣いてるん?」

小鞠「うぅ…ひっく…ぐすっ…」

雪子「そうなん?ところで近所の石川さんから生まれたばかりの子犬を頂いてねぇ…けどこの子犬変な鳴き声するんよ…
こんな声でねぇ」

「ケケーッ!」

夏海「うわっ、本当に変な声で鳴いてやんの!母ちゃんさすがにそんな変な鳴き声の子犬は石川さんちに返そうよ…」

小鞠「待って!今の鳴き声…ゲドリアン?この子もしかしたら…ゲドリアンの生まれ変わりかも!
お母さん!この子の面倒私が見る!ホラおいでおいで、ここにはもうお前を虐める人はもういないからね…」

「ケケッ!」

夏海「こまちゃんはゲドリアン好きだったからな、よかったなゲドリアン(犬)
新しいご主人さまはお前を裏切ったりしないぞぉ!」

卓「」(コンコンコン)

小鞠「あ、兄ちゃんがさっそく犬小屋作ってる!相変わらず手回しが早いよ!」

蛍「いいなぁゲドリアン(犬)…私も先輩に面倒見てほしい…あれ?そういえば10人ライダーは?」

『そしてここ、アリゾナの空の下では来たるべき決戦に備え10人の仮面ライダーによる激しい特訓が続いていた!』

蛍「特訓してるー!?早く来てよライダーたち!」



~42話放送日~


[敗れたり!! RX]


蛍「42話の放送日です、けどこのサブタイトルは…」

れんげ「不吉なサブタイトルなん…RXどうなってしまうん?」

小鞠「ちなみに今日からゲドリアン(犬)も一緒に観るからね、おいでゲドリアン(犬)」

ゲドリアン(犬)「ケケーッ!」

蛍「この犬ちゃっかり先輩の膝に座ってる…畜生の分際で羨ましい…!」

『RX!貴様の首はこのガテゾーンがもらった!』

夏海「ガテゾーンが愛用のバイクのストームダガーに乗って現れた!」

ゲドリアン(犬)「ケケッ!」

小鞠「ほらゲドリアン(犬)、大人しくするの!何でRXが出てる場面で吠えるんだろ?」

夏海「案外前世の記憶が残ってたりしてwあ、ガテゾーンのストームダガーがダメージを負ってガテゾーンは一時退却するよ!」

『おのれ…覚えていろRX!いずれ決着を付けてやる!首を洗って待っていろ!!』

れんげ「クライシス要塞に戻ったガテゾーンにダスマダーがRX攻略の話を持ち掛けてきたん!」

『これはクライシスチャージャー…?』

『その通り、皇帝陛下が護衛専用マシンに作られたスペシャルチャージャーだ!
これをお前のストームダガーに付ければ今までの4倍のパワーを引き出す事が出来る!』

夏海「ダスマダーはガテゾーンに取引を持ち掛けてるんだ!
その見返りに怪魔ロボット大隊最強最後の戦士ヘルガデムを貸せと言ってきた!」

ゲドリアン(犬)「ケケーッ!ケケーッ!」

小鞠「あ…あれ?ダスマダーにも吠え立ててる!本当にどうしたのゲドリアン(犬)?」

夏海「こいつ本当に前世の記憶があるんじゃないの?」

れんげ「その頃街ではチャップたちが潜入しているガソリンスタンドに立ち寄った車が次々とエンストを起こしているのん!
調査を開始した光太郎は怪しい煙を追ってるん!」

蛍「いつもの採掘場にやってきましたね、あ…ガテゾーンが現れましたよ!」

『ストームダガーは破壊された、だがネオ・ストームダガーとして甦った!』


「「だ…ダサくなってる…」」


夏海「ないわぁ…これは無いわぁ…全身金ぴかにしてあのカッコ良かったストーム・ダガーの雄姿が地平線の彼方に消えちゃったよ…」

小鞠「確かに…私も前の方が好きだったな…」

卓「」コレハヒドイ

れんげ「まるでイチゴのショートケーキに納豆を載せられた気分なのん…」

蛍「全員満場一致でネオ・ストームダガーがダサイと不評でした…
けどそのダサイ改造とヘルガデムのおかげなのでしょうかアクロバッターに傷を負わせる事が出来たようです」

『アクロバッター!』

『思い知ったかRX!次は貴様だ!アクロバッターと仲良くあの世に行け!』

『くっ…ライドロン!』

夏海「安定のライドロンだ、気の所為かな…最近ライドロンが脱出要員に成り下がってる気がするよ…」

蛍「それ気の所為でも何でもなく事実ですから…」

小鞠「けどジャーク将軍は今回の作戦が不満らしいよ…その所為でダスマダーが…」

『誰の指揮であろうと構わねえ!俺は奴を…RXを倒したいんだ!この手で…』

『本日只今をもってガテゾーンを隊長の座から外す!我が指揮下からも追放する!』

夏海「なんてこった!ガテゾーンが…」

れんげ「ガテゾーンは隊長の座を蹴って打倒RXに立ち向かったん!敵ながら決意が固いのん!」

蛍「そして当の光太郎さんはアクロバッターの修理中…でも確かアクロバッターってバトルホッパーの頃から自己修復機能があったはずじゃ…
自己修復の機能退化したのかな?」

れんげ「そこへヘルガデムが襲ってきたん!RX今度は負けちゃダメなのん!」

『変身!』

『無駄だ、無駄だ!ヘルガデム!』

夏海「何!ヘルガデムはロボットなのにバイオライダーの液状化と同じ能力を持ってる!?」

『貴様を倒す事を目的にこの俺の技術の全てを注いだバイオロボットだぞ!』

れんげ「ヘルガデムとネオ・ストームダガーの猛攻がRXを襲うん!
けどRXも負けていないん、ロボライダーになって反撃なのん!」

『ボルティックシューター!』

『クライシスチャージャーが…』

夏海「やったー!ロボライダーのボルティックシューターがネオ・ストームダガーを大破させたぞ!
あとはヘルガデムとガテゾーンだ!」

『リボルケイン!』

『この瞬間を待っていたのだ、ヘルガデム!』

れんげ「大変なん!ヘルガデムはデススモーク噴出装置を使ってRXの体内にあるキングストーンのパワーを奪っているのん!」

『止めだ、地獄に堕ちろRX!』

夏海「ガテゾーンの銃がRXに向けられてる…このままじゃ…」

((ガッ!))

『RX!』

れんげ「大丈夫なん!RXのピンチにジョーたちが駆けつけてくれたん!
それにヘルガデムのデススモーク噴出装置も止まったのん!」

蛍「こういう時こそ駆けつけるべきでは先輩ライダーのみなさん…」

『リボルケイン!!』

夏海「よーし!RX反撃だー!!」

『お前の命はあと10秒だRX!』

『何!?』

『俺のボディが貴様を地獄へ連れてってやるぜ!』

れんげ「そんな…ヘルガデムにリボルクラッシュ出来たけどガテゾーンの身体に拘束されてしまったん!
ガテゾーンの身体には爆弾が取りついてるん、これじゃRXが吹っ飛んでしまうのん!」

蛍「ちなみにガテゾーンは身体を切り離して首だけの状態になっています」



((ピ・ピ・ピ・ドッカァァァァァン!!))


『やった!』

夏海「それはぬか喜びだガテゾーン!RXは爆発する直前にバイオライダーで脱出済みだ!」


『トァッ!!』


れんげ「RXキックなん!」

蛍「今…RXのまま液状化して戻る時もバイオライダーじゃなくRXのまま…
ノーモーションで液状化の技発動させてるよRX…」



((ピ・ピ・ピ・ドッカァァァァァン!!))


『やった!』

夏海「それはぬか喜びだガテゾーン!RXは爆発する直前にバイオライダーで脱出済みだ!」


『トァッ!!』


れんげ「RXキックなん!」

蛍「今…RXのまま液状化して戻る時もバイオライダーじゃなくRXのまま…
ノーモーションで液状化の技発動させてるよRX…」

『俺の負けだ…だが一人では死なん!フンッ!』

れんげ「ガテゾーンが最後の力を振り絞って効力なビーム攻撃仕掛けたん!」

『でやぁっ!!』

夏海「けどRXはそれをリボルケインで振り払った!」

『地獄で待ってるぜ…RX!』

『トァッ!!』

蛍「かなり苦戦させられたけどRXの勝利だ、けど…今回は最後の決めポーズがかなり違うのが気になる…」

『ガテゾーンはあくまで功を焦って自滅したまで…
将軍、私にRX打倒のご命令をください!私目の緻密さとこの偉大な妖力を持ってすればRXなど…』

『何を言うマリバロン!その御命令ならばこの私めに…私自ら出向き必ずやRXの息の根を…』

蛍「その頃クライシスは隊長が半数も死んだのにも関わらず未だにこんな進歩の無いやり取りをしていました…」

夏海「こいつらこの期に及んでまだこんな事言ってるよ…」

小鞠「最終話間近なんだから協力してRX倒そうとか思おうよ、そうじゃないとゲドリアンが浮かばれないよ…」

ゲドリアン(犬)「ケケーッ!」

『ボスガン!マリバロン!クライシスはここに全面戦争を布告する!!』

れんげ「何という事なん!クライシスが遂に地球に全面戦争を布告したのん!」

夏海「くっ…クライシスめ!遂に本腰を上げたな!」

蛍「ていうかまだ全面戦争の布告してないんだ…こんなの1話にやっておくべきでしょ…
怪魔界50億の民が全滅するかどうかの瀬戸際で今更布告とかこれなら先週全員最終時計で死ねばよかったのに…」

ゲドリアン(犬)「くぅ~ん…」

小鞠「あれ?ゲドリアン(犬)がしょんぼりしてる…どうしたんだろ?」

蛍「それで…先輩ライダーたちは何してるんでしょうか?」

れんげ「1号たちは厳しい特訓を終えて日本に出発しようとしているのん!」

蛍「まだ行ってないんですか…まさか来週は日本へ行く途中までの描写で終わるんじゃ…?」

とりあえずここまでなん

悲惨で壮絶な最期を遂げたゲドリアンは転生して越谷家の犬として生きるん

そしてこの場を借りて、先日お亡くなりになられたジャーク将軍役の加藤精三氏のご冥福をお祈りします

どうか安らかにお休みください



~44話放送日~


[戦え! 全ライダー]


夏海「44話放送日だ!」

蛍「前回は結局RX負けてない嘘タイトルでしたね、つまり今週も…」

小鞠「だ…大丈夫だよ!きっと1号たちが駆けつけてくれるはずだから!」

れんげ「なんか国会ぽいところでマリバロンが総理大臣と会談しているのん!」

『YES! or NO?』

蛍「こういうところは普通ジャーク将軍が出張るべきだと思うのに何でマリバロンなんだろ?」

夏海「結局クライシスと総理大臣の会談は決裂してしまったよ!光太郎が下宿している佐原家では疎開の準備が始まってる!」

蛍「茂くんとひとみちゃんが防空頭巾被ってる…戦中じゃあるまいしこんな物で何が防げるんですか…」

れんげ「そんな佐原家に光太郎が現れたん!光太郎はたくさんのお土産を持ってきたん!」

『何も要らないよ、私はお前とママや茂、それにひとみ、みんなで暮らせれば何も要らないよ…』

小鞠「これってつまり…」

夏海「このおじさんはわかってるんだよ、この光太郎さんが…最後の挨拶をしにきたのをね…」

卓「」コクッ

れんげ「クライシスではボスガンがRX抹殺を命じられていたん!」

『ボスガン、お前にRX抹殺を命じる!』

『ハハーッ!』

『ボスガン、皇帝陛下はRX打倒のために強力な破壊兵器を遣わされたのだ!
それさえ用いればボスガン殿にもRXは倒せよう!』

蛍「これって皮肉にしか聞こえないよね…馬鹿でも東大入れるくらいの皮肉だよ…」

小鞠「そしてジョーと玲子さんの前にクライシスの最強怪人が現れたよ!」

『我はクライシス皇帝のグランザイラス!』

蛍「字幕が出てるけど最強怪人グランザイラス…どうせまた自称最強とか今週の最強さんですよね…
いい加減このパターンにも飽きました…」

夏海「こっちも大変だ!ほたるんが諦めた表情でいるぞ!」

小鞠「大丈夫だよ蛍!こんな終盤だよ、きっと今回こそ本当に最強のはずだから!」

れんげ「それよりも光太郎が佐原一家にお別れを告げているのん!」

『光太郎もう一度戻ってこい!』

『おじさん…おじさん!僕は必ずクライシスを倒してまた茂くんやひとみちゃんに会いに来ますよ!
おじさん、おばさん、お元気で!幸せを祈ってます…』

小鞠「光太郎が意味深な言葉を遺して旅立とうとしてる…」

『あいつは死ぬ気だ…だから会いに来てくれた…』

『光ちゃん…』

小鞠「おじさんとおばさんは気付いてたんだ…光太郎が最後の別れの挨拶に来たんだって…だから…」

夏海「へっ、余計な心配だね!RXは無敵のヒーローさ!絶対に生きて帰るから安心してよ!」

れんげ「ボスガンがチャップを率いて光太郎を襲いに来たのん!」

『光太郎、貴様を倒さぬ限り私に生きる道は無い!』

夏海「やかましい!ガテゾーンやゲドリアンだって死を覚悟でRXに戦いを挑んだんだ!
お前も死ぬ気で掛かってこいよ!」

小鞠「そうだ!そうだ!」

ゲドリアン(犬)「ケケーッ!」

『変身!ボスガン、悪に生きる道はないと思い知れ!来い!!』

れんげ「RXがチャップたちを難なく撃破してるん、けどさっきのグランザイラスが現れたん!」

『我は皇帝の使者、RXに止めを刺すために遣わされたグランザイラス!』

『リボルケイン!』

蛍「リボルケイン出ましたね、これで今週の最強さんグランザイラスさんは死亡という事で…」



((ガキィンッ!))


夏海「な………なにぃぃぃぃ!?!?」

れんげ「そんな…嘘なん!無敵のリボルケインが破られてしまったのん!?」

蛍「嘘…最強って(笑)とか(今週)じゃなく本当に最強だったんだ…」

『RX、覚悟!』

夏海「グランザイラスの攻撃を受けたRXにボスガンが止めの一撃を刺そうとしている!」

れんげ「RXが危ないのん!」

((ガシッ! バシッ!))

『貴様は!?』

『俺は仮面ライダー1号!』

れんげ「1号ライダーなん!」

夏海「アメリカのアリゾナで特訓をしていた1号たちがようやく駆けつけてくれたんだ!」

蛍「正直3話ほど遅すぎます、まさか出のタイミング伺ってたんじゃ…」

『ここにもいるぞ!』

小鞠「スゴい!他にも2号やV3、ライダーマンにXやアマゾン、ストロンガーまで!」

れんげ「スカイライダー、スーパー1、ZXまでいるのん!」

『どけ、俺がやる!』

((ビシュゥゥゥゥン))

夏海「グランザイラスの破壊光線なん!威力は強力なん!」

『みんな、RXを助け出せ!』

『俺に任せろ!冷熱ハンド!』

夏海「おお!スーパー1の冷熱ハンドでとりあえずこの場を脱したぞ!」

小鞠「けど冷熱ハンドってあんな使い方だっけ?」

『ボスガン…逃げられたな…』

『無礼者!皇帝の使者とはいえ…たかが怪人!貴様如きの力は借りぬわ!RXは私が倒す!!』

『フッ、愚か者め…』

れんげ「ボスガンがRXを自分だけの手で倒す気でいるん!」

夏海「そんなの無理に決まってるじゃん!今までだってそうだったのに…」

小鞠「その頃光太郎は10人ライダーたちと会合してたよ!」

蛍「あれ?このライダーマンだけど口元が平成ライダーシリーズでお馴染みのスーアクさんの高岩成二さんぽい…
もしかして当時RXに出演してたのかな?」

れんげ「そんな時にボスガンが現れたん!」

『ボスガン!』

『光太郎、一対一で勝負を付けよう!』

蛍「そう言いながらちゃっかりチャップたちを潜伏させています、それを響子さんや10人ライダーに見破られてるし…」

小鞠「本当ボスガンって汚いよね!」

夏海「光太郎やっちゃえー!」

『こいボスガン!変身!!』

『行くぞ!電磁波剣!』

れんげ「RXとボスガンの一騎打ちが始まったのん!でも…」

蛍「なんか…ゲドリアンやガテゾーンの時に比べて戦いが地味すぎますよね…」

夏海「おーい!クライシスはさっきのグランザイラス呼んで来~い!」

卓「」コクッ

『RXキック!』

『ぐわぁっ!』

小鞠「RXキックが決まった!止めの一撃だ!」

『リボルケイン!!』

れんげ「リボルケインでボスガンの剣を弾いてリボルクラッシュなん!これで終わり…」

夏海「待った!ボスガンはまだ死んじゃいない!?肩についている小刀をRXに突き刺している!」

『RX…』

『ぬぅぅ…トァッ!!』

れんげ「でも大丈夫なん!そんな小刀じゃRXを突き刺す事は出来なかったん!
そのままリボルクラッシュなん!!」

『そんな…バカな…私は負けん…貴様には…負けんぞ…ぬぅわぁぁぁ!?』

蛍「ボスガンはそのまま爆死しました、この人前回、前々回の戦い見て参考にする気なかったのかな…?」

夏海「クライシスの方でもダスマダーにボスガン愚か者扱いされてるし…本当にいいとこ無いまま終わったなボスガン…」

ゲドリアン(犬)「ケケッ!ケケッ!」

小鞠「気の所為かゲドリアン(犬)が喜んでいるように思える…」

れんげ「大変なん!グランザイラスには身体の中に強力な爆弾が仕掛けられているん!
作動したら街が吹き飛んでしまうのん!」

夏海「なんてこった…それと同じくグランザイラスが再び攻め込んできたぞ!」

『地球防衛軍の武器では奴を倒す事は出来ない…兄貴!どうすりゃいいんだよ!?』

蛍「地球防衛軍って…そこはせめて自衛隊とでも言っておけばいいのに…」

『俺が行く!』

れんげ「光太郎が一人でグランザイラスに立ち向かう気なん!でも先輩ライダーたちに止められてるん…」

『待て光太郎くん!今のキミにグランザイラスに勝つ事が出来るのか?』

『キミのリボルケインも奴には通用しないんだ…』

『ここはじっくり作戦を練ろうじゃないか!』

小鞠「先輩たちは作戦を練ろうって言ってるよ!」

蛍「街じゃ一般人が死んでるというのにこの人たち何言ってるんだろ…
ていうかあなたたち3話近く特訓してたんだから今こそその成果を発揮してくださいよ!」

『そんな暇は無い!
この街は人々が長い時間を掛けて築き上げた生活の場だ!
みんなはこの街で喜びや悲しみを分かち合って生きてきたんだ!それをあんな奴に…破壊されてたまるか!!』

夏海「人々が長い時間を掛けて築き上げた生活の場…」

小鞠「そうだよね、街が無くなったらみんな住むところ無くなっちゃうもん!
光太郎たちは私たちの住む場所を守るために戦ってくれてるんだから!」

蛍「そんな当然の事を一番若手の後輩に説教される先輩ライダーって…」

『俺の命はどうなったっていい!』

れんげ「光太郎が一人で行ってしまったのん!」

『兄貴!』

『響子ちゃん!』

『えぇ!』

れんげ「続いてジョーや玲子さんに響子さんまで駆け出したん!みんな想いは同じなん!!」

『みんな、俺たちも行くぞ!』

『おぅ!!』

蛍「先輩ライダーたちは一番最後って…あなたたち助っ人に来たはずなのに何やってるんですか…
なんだか脚本家の悪意を感じる展開だよ…」



~45話放送日~


[偽ライダーの末路]


蛍「先週、あの本当に最強の怪人グランザイラスが登場して街はパニック状態です…
ところでこのサブタイトルは何だろ?」

れんげ「街で暴れ回っているグランザイラスの前に光太郎やジョー、10人ライダーたちがやってきたのん!」

蛍「どうでもいいけど光太郎さんだけバイクで登場して他は全員徒歩って…」

『グランザイラス!』

『来たな光太郎、見事俺を倒してみるか!』

『貴様にこれ以上勝手な真似はさせん、変身!』



((ドガッ!))


れんげ「RX含めて11人のライダーの必殺パンチなん!これなら!」

((バシッ!))

『うわっ!?』

夏海「だ…ダメだ!全ライダーの攻撃だってのに弾かれてる!
しかもグランザイラスは自ら火炎の弾になって11人ライダーに襲い掛かってきた!?」

蛍「この火の玉…ワイヤーが見えてる…特撮班もっと頑張ってください…」

『奴の火炎は優に千度は越えている!』

『このままでは全員やられてしまうぞ!』

『みんな、奴は俺に任せてくれ!』

れんげ「RXはロボライダーでグランザイラスの火の玉を防ごうとしてるのん!」

『うわぁぁぁぁ!?』

小鞠「でもダメ!逆に変身が解けて光太郎は重傷を負っちゃったよ!」

蛍「その光景をクライシス要塞でジャーク将軍たちも見ていました
ボスガンたちが死んで随分と寂しくなった気がするけど…」

『さすが皇帝陛下の破壊兵器、光太郎の奴手も足も出ずに震えておるわ!これでRXもお終いね!』

『私はそうは思わん、RXは恐るべき相手だ!最後は自分の命を捨ててもグランザイラスを倒すだろう!』

夏海「なんてこった!ダスマダーはそこまで計算済みなのかよ!?」

『ダスマダー、どういう事だ?』

蛍「物語も終盤なのにここにきてジャーク将軍の声優さん変わってるー!?」

れんげ「街では光太郎は傷を負った身体でグランザイラスに立ち向かう気なのん!けどその身体じゃ無理なん…」

『俺が逃げれば俺を追ってグランザイラスが次々と街を破壊するんだ!』

小鞠「そっか…光太郎は逃げるわけに行かないんだね!」

蛍「平成ライダーだとちょっとでも重傷負ったら地面に這い蹲って喚くのが精一杯なんだけどな…
この辺はさすが光太郎さんというべきかも…」

『水よ、光太郎さんを甦らせて!』

『うおおおおお!バイオライダー!!』

れんげ「あぁ!響子さんの水の力を得てバイオライダーに変身したのん!」

夏海「けどどうする気だよ!
RXのリボルケインも通じないしロボライダーのボルティックシューターも効かないのにバイオライダーでも無理じゃ…」

((バッシャァァァァ!))

『今だ!』

れんげ「バイオライダーは液化で自分の身体を小さくしてグランザイラスの体内に侵入したのん!
外が駄目なら内から攻撃なん!」

蛍「ちなみに響子さんの水の攻撃でグランザイラス苦しがってました、10人ライダーの援護<響子さんの水の力って…」

『う…うわぁっ!?なんだこれは!?』

『貴様の電子メカを破壊してやる!』

夏海「やった!グランザイラスの体内に侵入したバイオライダーの攻撃が通じてる!」

『バイオライダー…いつのまに!やめろぉぉ!俺が爆発するとお前も粉々になるぞ!?』

『俺の命は天に預けた!』

れんげ「光太郎は死を覚悟で戦ってるん!今更そんな脅しは通じないのん!」

小鞠「でもこのままじゃ光太郎は…!」



((ドッガァァァァァン!))


蛍「グランザイラスは倒せました、けど街は廃墟になって光太郎さんは…」

れんげ「ジョーや玲子さんが泣きながら光太郎の名前を叫んでいるん…光太郎は死んでまったん?」

蛍「そしてクライシス要塞ではRX打倒を為した(?)ジャーク将軍やダスマダーたちが勝利の祝杯を挙げていました…」

『我がクライシス帝国のために!』

『我らが宿敵仮面ライダーBLACKRXは滅びた、ジャーク将軍!廃墟の上に急いで空港を建設してほしい!』

小鞠「RXがいなくなったのを機にクライシスは50億の民の移民を始めようとしてるよ!」

れんげ「でもまだ10人ライダーがいるん!」

蛍「マリバロンがその10人ライダーの抹殺を命じられてます」

『失敗は許されんぞマリバロン!』

『私も怪魔妖族大隊の隊長、妖術の限りを尽くして10人ライダーを倒してみせよう!』

れんげ「マリバロンはその妖術を使って過去にRXに倒された怪人たちを霊界怪人として復活させてるのん!」

小鞠「ガイナニンポー!キュルキュルテン!スカル魔スターにズノー陣!」

れんげ「アントロントにエレギトロン、メタヘビーにガイナカマキルまでいるのん!」

夏海「マリバロンの奴め!ここにきてとんだ切り札を出すとは…」

蛍「でも再生怪人って正直雑魚の戦闘員と大して扱い変わらないですよね…
その頃ジョーたちは廃墟となった街の避難場所でところで炊き出しをしてました、
民間人がこんなに頑張ってるのに国は何をしているんだろ?」

『光太郎さんが死んじまったなんて信じられねえよ…そんなバカな事が…』

『バカヤロウ!まだ死んだと決まったわけじゃねえよ!』

『そうよ五郎さん、光太郎さんは生きてるわ!』

れんげ「みんな光太郎が生きてると信じてるのん!勿論ウチもなん!」

夏海「ウチも、光太郎が死ぬわけないじゃん!」

小鞠「私だって!お前もそう思うよねゲドリアン(犬)?」

ゲドリアン「ケケッ!」

卓「」コクッ

蛍「まぁ主人公が死ぬなんてまずあり得ないんですけど…でも光太郎さん以前シャドームーンに殺されてた前例があるから…
ちなみにこの五郎さんは光太郎さんが務めてる佐原航空の食堂のコックさんです
現在は光太郎さんたちと一緒に避難所の炊き出しをしてくれてるとか…」

夏海「それと五郎さんって役者さんが原作者の石ノ森先生の息子さんなんだってよ!」

れんげ「そこに街の人たちの避難を終えた10人ライダーたちが現れたのん!」

蛍「あれ?何か今の10人ライダーたち何かおかしかったような…」

れんげ「五郎ちゃんがみんなに地図を配っているん、けどジョーの分だけ無いのん!」

『あれ?おかしいな、確か人数分13枚作っておいたんだけど…』

夏海「おいおい五郎ちゃん…ここにきてドジは勘弁してよね…緊張感が半減するよ!」

『ジョーさん、先輩ライダーって確か10人だったはずだよね?』

『当たり前だよ、それがどうした?』

『それが変なんだよ!どう数えても11人いるんだ!』

れんげ「数えてみるん!1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、」

夏海「いやいやそれは嘘でしょ!ウチも一緒に数えるよ、え~とスーパー1、ZX、それに1号…ほら全部で10人いるよ!」

小鞠「ち…違うよ!1号ライダーが一人多いんだ!?」

ゲドリアン(犬)「ケケッ!」

蛍「ていうか一人多いのを気にせずにノコノコ帰ってきた10人ライダーマヌケ過ぎます…
でも待って…まさかここでサブタイトルの偽ライダーが伏線なの!?」

『偽物はお前だ!トゥッ!』

れんげ「偽物はガイナニンポーが化けていたん!そこに次々と霊界怪人たちが現れたのん!」

『キシャー!』 『ゲッヘヘヘヘ!』

夏海「けどこっちには10人ライダーがいるんだ!簡単に負けないぞ!」

『トァッ!』 『タァッ!』

れんげ「ダメなん!霊界怪人は不死身だからどんな攻撃も通じないのん!そこへマリバロンが現れたのん!」

『この金の羽を貼らぬ限り、霊界怪人は未来永劫暴れ続ける!誰にも止める事は出来ない…
私はここでお前たちの断末魔の光景を見届けるとしよう!』

蛍「いやいや、どうしてそこで舐めプ入っちゃうんですか?
そして何故かマリバロンの足元にわざとらしくある水たまりが…あ、やっぱりバイオライダーでした…」


((ウィィィィ、ビシュゥゥゥン!))


『お前はバイオライダー!?』

れんげ「やっぱり光太郎は生きてたん!」

『まさか…お前が生きてるはずがない!』

『マリバロン!俺はグランザイラスの体内で水の粒子となり、爆発した瞬間に水となって外に脱出したのだ!』

夏海「さっすがRX!やっぱり無敵のヒーローだよ!!」

蛍「なんだか今ならマリバロンが震えて怯える理由がわかる気がする…」

『トァッ!』

((ズバッ!))

『うっ…』

れんげ「マリバロンの顔にバイオブレードの刃が傷をつけたのん!」

夏海「マリバロンから金の羽を奪って霊界怪人が大人しくなった!
そしてバイオライダーによる止めの一撃だ!!」

((ドォォォォォォン!))

小鞠「バイオライダーが霊界怪人を倒したよ!けどマリバロンは…」

『ジャーク将軍…』

『愚か者!10人ライダーを倒すどころか顔に傷を受けて戻ってくるとはな!』

『黙れ!バイオライダーさえ生きておらねば私の作戦は成功したのだ!』

小鞠「うわっ!ダスマダーがマリバロンの頬を引っ叩いた!女の人に手を上げるなんてサイテー!」

蛍「ですよね!!」

卓「」オンナノヒトニキズヲオワセタバイオライダーハサイテイジャナイノ?

『ダスマダー!お前こそ責任を取れ!』

夏海「こいつらまだ責任の擦り合いしてるよ…もう話も終盤だってのに相変わらず進歩が無いなぁ…」

『バカ者!仲間内で争っている場合か!?恐るべきはRX、最早余自らがRXを倒さねばならん!』

蛍「まぁ消去法でそうなりますよね、ていうかその対応するのがかなり遅いと思うんだけど…
それにしても今回のサブタイトルの偽ライダーの末路って普通にバイオブレードで倒されただけだよね
もっとマシなタイトル付けるべきだったんじゃ?本気で脚本家の悪意を感じるよ…」



~46話放送日~


[ライダーの総突撃]


夏海「46話だよ、今日はちょっとれんちょんが遅れるという事でからその間に視聴会始めるよ!
光太郎たちがご飯食べながら作戦会議をしている!」

『問題はジャーク将軍がどう出るかだな…』

『ジャーク将軍はどんな技を使うのかしら?』

『ジャークはクライシスの最高司令官だ、ボスガンやマリバロンより恐ろしい敵である事は間違いない!』

ゲドリアン(犬)「ケ…ケケッ…」

小鞠「どうしたのゲドリアン(犬)?急に怯えて大丈夫?」

れんげ「クライシスでは地球にやってきたクライシス皇帝をジャーク将軍たちが出迎えていたのん!」

蛍「れんちゃん間に合ってよかったね」

れんげ「うん、実は具に子供が出来ましてな!これがガテゾーンに似てニヒルな奴なん!」

小鞠「ガテゾーン似の狸って一体…それよりもジャーク将軍が皇帝に話をしているよ!」

『遥かなる我らが祖国、クライシス帝国におわします皇帝陛下!我らが宿敵RXを倒すために我に力を与えたまえ!』

蛍「まさか将軍のくせに人頼みで助力を乞うだなんて…将軍なんだから実力でRXを倒しに行ってください!」

『ジャーク、余の部下にして最高司令官であるジャークよ!うぬ如きの力ではRXを倒す事は出来ぬ!』

蛍「ここにきてまさかの皇帝陛下からのダメ出し!?」

れんげ「ジャーク将軍はRXに勝てないん?」

夏海「う~ん、そうみたいだね…皇帝陛下がバッサリ断言しちゃったし…」

『何を申されますか皇帝陛下!?』

『うぬは三大隊長を失いマリバロンすら手酷い敗北を喫した!余がどのように怒っているかうぬにわかるか?』

蛍「ですよね…」

『余の怒りの力でうぬの五体をバラバラに引き裂いてくれよう!』

れんげ「大変なん!ジャーク将軍をクライシス皇帝が処刑するん!」

蛍「まさかのジャーク将軍触手プレイ…誰得な光景なんだろ?」

夏海「処刑が終わって戻ってきたのはジャーク将軍のマントだけ…でもこれって!」

『余はそちに最後の機会を与えよう、そちは最強怪人ジャークミドラとしてRXを打ち倒せ!』

蛍「皇帝陛下のまさかの温情措置、ジャークミドラが打倒RXに出発しました!」

『人間狩りじゃぁぁぁぁぁ!!』

れんげ「残ったダスマダーはチャップたちに人間狩りを命じてるん!
けどその光景を見てたマリバロンは何か違和感を感じてるのん!」

『ハッ…ダスマダー!もしや…』

夏海「その頃佐原一家は田舎に疎開するために車で移動してたんよ!
そこにジャークミドラが現れた!?」

小鞠「ジャークミドラの目的は佐原一家なんだよ!みんな逃げて!」

『逃げろー!茂ー!ひとみー!?』

((ガッ!))

『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!??』

『パパ!ママ!』

れんげ「酷いん…ジャークミドラがおじさんとおばさんを…」

蛍「ここにきて展開がハードだよ…ジャークミドラが子供たちを追い掛けている…」

『お前たちはRXを倒すための人質だ!』

小鞠「なんて奴!このままじゃ茂くんとひとみちゃんが…」

『待てー!』

夏海「でも大丈夫だこまちゃん!V3にライダーマン、Xにアマゾンが駆けつけてくれたよ!」

蛍『もう少し早く来てくれればおじさんたちは助かったのに…
先輩ライダーたちって微妙に使い物になってない気がするよ…』

れんげ「子供たちはXとアマゾンが引き受けてくれたん!
けどその間にチャップたちが街で人間狩りを始めているのん!」

蛍「ジープに乗って網で人間狩り…BLACK終盤でも見た事あるヒャッハーな光景だよ!」

小鞠「けど駆けつけた光太郎やジョーたち、それに先輩ライダーのおかげでチャップ太刀は退散していったよ!
それにXとアマゾンが茂くんたちを連れて来た!」

『ひとみちゃん…茂…』

『僕たちを守ろうとしてパパとママが!』

『おじさんとおばさんが…』

れんげ「正義のヒーローも万能じゃないのん…光太郎はお世話になったおじさんとおばさんを助けられなかったん…」

夏海「クライシス!許さないぞ!」

『敵はクライシス最強の怪人ジャークミドラ…恐るべき相手だ!』

『V3とライダーマンが戦っているが防ぎきれるかどうか…』

蛍「あなたたちも加勢に行くべきでは?
ちなみに子供たちは親の死を嘆く暇も無くジャークミドラに復讐を誓っています…
昭和の子供たちは強いなぁ…」

『うわぁっ!?』

夏海「そこにジャークミドラと戦っていたはずのV3とライダーマンが吹っ飛ばされてきた!?」

『ジャーク将軍…』

『南光太郎、一対一の勝負を所望する!』

『望むところだ!』

れんげ「遂に光太郎とジャーク将軍の戦いが始まるのん!」

『光太郎、貴様に倒されたボスガンとガテゾーンの恨みを晴らしてくれるぞ!』

小鞠「ボスガンとガテゾーンだけ?ゲドリアンは?」

ゲドリアン(犬)「ケケッ!ケケッ!」

蛍「そんなこんなでジャーク将軍がジャークミドラに姿を変えました」

『光太郎くん!そいつがジャークミドラだ!』

『あの怪人にパパとママが!』

『パパー!ママー!』

『よくもおじさんとおばさんを!?貴様だけは絶対に許さん!変身!!』

れんげ「RXに変身なん!光太郎頑張るのん!」

『俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!
クライシス帝国最高司令官にして最強怪人ジャークミドラ!貴様たちに地球は渡さん!!』

れんげ「戦いが始まったのん!ジャークミドラは最強の怪人だけあってRXを苦しめているん!
けどRXもロボライダーになって反撃なん!」

『ボルティックシューター!』

『ぬんっ!』

((バシッ!))

小鞠「ボルティックシューターが弾き飛ばされた!ロボライダーがピンチだよ!」

夏海「ちょっと待った!これは…ボルティックシューターを茂くんとひとみちゃんが拾ってる!」

『ひとみ行くぞ!』

『うん!』

『ぬ゛!?』

『パパの敵だ!』 『ママの敵だ!』

蛍「子供たちがジャークミドラに銃を撃ってる!
こんなの今やったらPTAからの苦情モノ間違い無しだよ!?
というか10人ライダーたちやジョーたち…子供たちの事ちゃんと見張っておくべきだよ
大人がこんなにいて何やっているんですか…?」

れんげ「子供たちはロボライダーが助けてくれたん!
その間にバイオライダーのバイオブレードでジャークミドラの目に一撃を加えたのん!」

『おのれ…』

『俺は怒りの王子、RX!バイオライダー!!』

夏海「バイオライダーの攻撃でジャークミドラは瀕死だ!
へへっ!さすがのジャークミドラも前回のグランザイラス程じゃなかったようだね!」

小鞠「けどそこにクライシス要塞が!きっと加勢に来たんだよ!」

『ダスマダー!ジャークミドラがRXにやられる!助け出せ!』

『奴は全能力を使ってRXに勝てなかった、あんな奴に用は無い!』

『なんという非情な!?』

れんげ「結局クライシス要塞はジャークミドラを助けずにその場を後にしたん…
ジャークミドラ…敵ながら可哀想なのん…」

『ジャークミドラ、いや…ジャーク将軍!邪悪な皇帝に仕えていたのがお前の不幸だ!』

蛍「ジャーク将軍が邪悪な皇帝に仕える…ダジャレ?」

『ぬおー!』

夏海「ジャークミドラが最後の力でバイオライダーに襲い掛かった!
バイオライダーもRXに戻ってリボルケインだ!」


『リボルケイン!!』


((ドシュッ!!))


『RX…よくぞ私を倒した…だが憶えておくがよい!いかにお前でも…クライシス皇帝には勝てん!』


『トァッ!』

『フフフフフフ…ハハハハハハハハ!!!!』


((ドッガァァァァァン!!))


れんげ「ジャーク将軍が断末魔の悲鳴を上げながら遂に倒されたのん!」

夏海「それにしてもあのジャーク将軍ですら恐怖するクライシス皇帝って一体…」

小鞠「それだけじゃないよ!ダスマダーの正体も気になるし一体これからどうなるの!?」

蛍「残り1話だといういのにどうやって収拾付けるんでしょうかね?」

『おい怪我人だ!』  『見ない顔だけど?』

蛍「ところで何か外が騒がしいですね?」

夏海「本当だ、ちょっと行ってみようか!」

その頃、村の道端では村民たちが集まり辺りは慌ただしい雰囲気に包まれていた(ナレ:正宗一成)

楓「こりゃ酷いな…」

一穂「急いで診療所に運ばないとまずいかもね…」

れんげ「駄菓子屋や姉ねえまでいるん!一体何があったん?」

夏海「それにウチの母ちゃんもだ!この騒ぎは何なの?」

雪子「大変なんよ!突然道に変な赤い車が出てきて怪我人を運んできたんよ!」

れんげ「変な赤い車って…これはライドロンなん!?」

ライドロン『レンゲチャン、コノヒトタチヲタノム』

蛍「この人たちってまさか…」

小鞠「あーっ!この怪我人ってさっき番組でジャークミドラに殺されたはずの佐原のおじさんとおばさんだ!?」

そう、ライドロンが運んできた怪我人とは佐原夫妻であった!(ナレ:正宗一成)

夏海「けどどうしてここに?」

ライドロン『ジツハフタリトモヒンシノジュウショウダッタガマダイキテイタノダ!
ダガイソイデチチョウシナイトイノチニカカワル!RXノダイジナヒトタチダ、タノムタスケテクレ!』

れんげ「わかったん、ウチに任せるのん!」

れんげ「わかったん、ウチに任せるのん!」

蛍「とにかく早く診療所へこの人たちを運ばないと!」

夏海「そうだよ!光太郎の大事な人たちなんだ、絶対に助けないと!」

雪子「アンタらが何言ってるのかちょっとわからからんけど任せなさい!」

一穂「とりあえず時間も無いし都会の病院まで搬送するよりは診療所でした方が良いよね?
確か診療所に丁度仲代先生と木野先生とそれに伊達先生とかいう三人のお医者さんがいたから頼めばなんとかなるかも」

卓「」サッサッ

夏海「おおさすが兄ちゃん!あっという間に包帯巻いて応急処置をしてくれてやんの!
相変わらず霞のジョー並の便利キャラだよ!!」

楓「そういうわけだからホラホラ退いたガキども、こちとらタダ働きなんだからな!
まぁ面倒だしこの車勝手に使わせてもらうかな…」

((ブロロロロ!))

夏海「うわっ!駄菓子屋の奴ライドロン運転して行きおった!おのれ…ウチが真っ先に乗ろうかと思ってたのに!?」

小鞠「この非常時に不謹慎な事言わないの!」

れんげ「佐原のおじさんおばさん…頑張るのん!」

こうして佐原夫妻はこの村で治療を施され辛うじて一命は取り留めた…
しかしその時この光景を何者かが遠くから覗いていたれんげたちは知らなかった(ナレ:正宗一成)

???『おのれ…佐原親子を殺せば我の壮大なる計画が事を運んだというのに…
だが…まぁよい、南光太郎は佐原夫妻が殺された事に怒りを燃やしている…この程度の支障は何も問題ない…
そして後は…ククク…ハーッハハハハ!!』

南光太郎たちはおろかれんげたちですら知らない謎の敵が背後に潜んでいた!
RXよ、邪悪な者から人々を守るため全力で戦え!!(ナレ:正宗一成)



~47話放送日~


[輝ける明日!]


蛍「瀕死の重傷を負った佐原夫妻が村の診療所に担ぎ込まれてから一週間後、二人は回復しました…」

れんげ「これも診療所にいたお医者さんたちのおかげなん!
でもちょっと変な人たちだったん、『雅人ー!』とか『ときめくぜ!』とか変な事を口癖にしてたのは何故なん?」

夏海「もう一人伊達さんって人も『さぁお仕事お仕事♪』言いながら上半身裸のマッチョボディ披露しながら治療してたってよ…
最近の医者って変人ばかりだよね」

蛍「何でこの村には特撮関係者が集まるのでしょうか?それはともかく47話です、今回で最終話です」

夏海「ちなみに何故か今回ひか姉が来てくれました」

ひかげ「よぅ、この番組観た直後にルーチェの奴が怯えだしてさもう散々だよ!
ところでこのおじさんたち誰?」

れんげ「この人たちは光太郎の下宿先の佐原さんたちなん!」

おじさん「まさか助けてくれたキミたちが光太郎と知り合いだったなんて…ありがたいがなんという縁だ…」

おばさん「それで茂とひとみは無事なの!?」

蛍「落ち着いてください!とりあえず無事なので!というかこれから始まる番組を見れば大体わかりますから!」

おじさん「番組?おわっ!光太郎たちが映ってる!?」

おばさん「本当だわ!茂たちも一緒よ!」

蛍「それにしても自分が出ているTV番組を観るってどんな気分なんだろ?」

おじさん「それにしても光太郎はやはり仮面ライダーだったのか!あいつには何かあると思っていたがやはり…」

小鞠「おじさんは光太郎さんの正体に気付いていたんだ…
あ、クライシス要塞ではダスマダーとマリバロンが話をしているよ!」

蛍「遂にクライシスの幹部もたった二人に…寂しくなりましたね…」

『ジャーク将軍が死んだ…』

『愚か者!ジャーク如きの死を悲しんでいる時ではない!怪魔界は今滅びようとしているのだ…
一年後…いや…半年後…間違いなく怪魔界は崩壊し宇宙の彼方に消え去るであろう!
マリバロン、事を急がねばならんぞ!』

夏海「でもグランザイラスやジャークミドラですらRXを倒せなかったのに立った二人でどうする気なんだろ?」

蛍「ダスマダーは地獄谷にある地下要塞にRXを招待しろと言ってます、そしてその申し出にRXも応えました」

『命令によりマリバロン、南光太郎を連れてまいりました!』

『クライシス皇帝、南光太郎…招待を受けてやってきた!話を聞こう!』

れんげ「クライシス皇帝が話しかけてきたん!」

『南光太郎にして仮面ライダーBLACKRX、余は怪魔界の支配者にしてクライシス帝国の皇帝である!
余は貴様を地球に並ぶ者のいない勇者と認め、ここにクライシス帝国最高位の『Sir』の称号を贈る!』

おじさん「なんだって!?」

夏海「ハァ?サーの称号って何だよ?そんなモノ貰っても嬉しくないし!」

ひかげ「確か『Sir』ってヨーロッパ辺りでは騎士の称号だからRXは騎士になるんじゃないの?」

れんげ「それじゃつまり光太郎大出世なん!?」

『余はそちの力と能力を誰よりも評価しておるぞ、余はそちに地球の支配を任せてもよいと思っておる!』

「「えぇーっ!なんだってー!?」」

おじさん「光太郎が地球の支配者だと!?」

おばさん「でもちょっと待って!これで戦いは終わるはずじゃ…」

夏海「こんなの嘘に決まってるよ!あんな悪党の親玉の言う事なんか夏海ちゃん信用できないもんね!」

れんげ「ウチもそう思うん!」

蛍「ていうかゴルゴムの創世王といい光太郎さんは悪の親玉からかなり好退遇な扱いを受けている気がする…
ゴルゴムじゃ次期創世王候補の世紀王だしクライシスからもBLACKの2倍の力与えられるとかい言われていたし…」

ひかげ「でもこんなの今までライダーと戦っていた部下が納得できるわけないじゃん…
現にマリバロンってのが反論してるし!」

『お待ちください皇帝陛下!
我らの宿敵である光太郎に最高司令官の地位を与えるなど皇帝陛下のお言葉とも思えません!』

『黙れマリバロン!余の言葉に逆らうか?』

『たとえ皇帝陛下のお言葉でもそれだけは従えません!』

れんげ「マリバロンが皇帝の言葉に逆らって光太郎に戦いを仕掛けたのん!」

『光太郎!私の顔の傷に掛けてもお前は許してなるものか!』

『くっ…』

おじさん「光太郎がピンチだ!このままじゃ…」

おばさん「光ちゃん!」

((ピシューン!))

小鞠「けどマリバロンの攻撃が皇帝に妨害されてる!」

『愚か者、そちの役目は終わった!』

『皇帝陛下!?光太郎ぉぉぉぉぉぉぉ!!??』

『マリバロン!』

れんげ「マリバロンが皇帝を裏切ったから死んでしまったん…」

夏海「敵とはいえ皇帝が倒さなきゃ光太郎さんがやられていたかもしれないからウチらは複雑な気持ちだよ…」

『光太郎、返答や如何に?』

『クライシス皇帝、俺が望む地球はありとあらゆる生物と自然が調和し共に生きていく地球だ!
地球に支配者など必要ない!必要なのは地球を愛する心だけだ!!』

れんげ「光太郎…」

おじさん「光太郎、もしかしたらお前だけは助かるかもしれんのに…」

おばさん「光ちゃん…ありがとう…」

ひかげ「良い事言うねぇ…平成ライダーにも見習わせたいわ…」

蛍「光太郎さんは本当なら支配者になる機会は何度でもあったはずなんだよね…
けどその機会を何度も蹴って私たちの側に立って戦ってくれる…そんなヒーローなんだ…」

『光太郎もう一度訪ねる、地球の支配者になり地球に君臨する気はないか?』

『無い!馬鹿げた話だ!』

小鞠「光太郎!」

夏海「さっすが光太郎だぜ!それでこそウチらのヒーローだ!!」

卓「」コクッ

れんげ「けど会談が決裂してしまってダスマダーとチャップたちが光太郎に襲い掛かってきたん!」

『兄貴!』 『光太郎さん!』

おじさん「あれは霞のジョーたちじゃないか!光太郎のピンチに駆けつけてくれたのか!」

おばさん「光ちゃんを守って!」

『ぬん!』


((ドシャーン! ドッカーン!))


『光太郎、仲間と共に地獄に送り届けてやる!』

『逃げるんだ!うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

れんげ「大変なん!地下要塞が崩壊してるのん!?」

おじさん「そんな…光太郎は…みんな無事なのか!?」

ひかげ「…この後もっと酷い事になるんだけどね…」

れんげ「ひか姉…それはどういう事なん?」

蛍「CM明けてクライシス要塞は地下から脱出しました、勿論要塞内部にいるのはダスマダーたった一人だけです」

『フハハハハハ!南光太郎を倒したぞ、これで地球は我らクライシスの物だ!』

『クライシスバンザイ!クライシスバンザイ!』

夏海「こいつって確かチャックラムっていうたまに空をウロウロしてる鬱陶しい奴だよね」

小鞠「そういえばここのところ出番なかったから久しぶりに見かけるような気がするよ…」

((バシッ!))

『ア゛ァーーーーーーーーーーーーー!!!!!』

れんげ「チャックラムの悲鳴なん!」

蛍「まさか!?」


((ザッ、ザッ、ザッ))


小鞠「この足音は…」

夏海「間違いない…これはライダーだ!光太郎は生きていたんだ!」

れんげ「仮面ライダーBLACKRXなん!!」

『RX…』

『俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!』

蛍「このダスマダーの前に現れる歩き方が最早王者の貫録を物語っています…さすがは元世紀王…」

『ダスマダー、いやクライシス皇帝!地球の平和を守るために俺は何度でも甦る!お前との決着を付けるために!!』

『私もクライシス50億のために死ぬわけにはいかぬ!』

れんげ「RXとダスマダーによる最後の戦いが始まったん!」

小鞠「ダスマダーも譲れないモノがあるんだ!二人の戦いはどうなるの!?」

夏海「けどさぁ、前から気になってたんだけど何で怪魔界は滅ぶのかそこがウチにはわかんないんだけどな?」

ひかげ「それは…地球と怪魔界が双子の存在なんだってよ…」

おじさん「なんだって!」

小鞠「ちょっとひか姉何で知ってるの!?」

ひかげ「ちょっとネットでこの番組の事調べてね
ほらこのダスマダーって悪役が言ってるけど怪魔界が滅ぶ原因は地球側の環境破壊が原因なんだってさ…」

蛍「あれ?3話で怪魔界が滅ぶ原因はクライシス皇帝の横暴な政策の所為じゃ…」

『最大の理由は愚かな人間の環境破壊があったればこそだ!
怪魔界は猛スピードで崩壊に向かっている、RX!
我らが50億の民と共に地球に移り住むのを人間どもは反対できるのか!?』

れんげ「そんな…ウチらの所為で怪魔界が滅ぶなんて…」

おじさん「知らなかったとはいえ…私たちはなんという事を…」

おばさん「けど50億なんて地球にそれだけの人数を養える場所は無いのよ!?」

蛍「さすがに50億だとこの過疎化してる村でも養う事は不可能ですよね…」

小鞠「全ての決断はRXに委ねられたの…」

『リボルケイン!』

夏海「RXは戦う選択を選んだ!」

れんげ「それでもRXはウチらのために戦ってくれるん!ゴメンなRX…ウチらが悪いかもしれないのに…」

『うぐ…あぁぁぁ!?』

小鞠「ダスマダーが罠を仕掛けてた!RXが危ないよ!」

『RX、地獄へ落ちろ!』

『うわっ!』

れんげ「RXが!?」

夏海「けど大丈夫!バイオライダーで脱出だ!そのままRXに戻ってリボルクラッシュだ!」

『ぐふっ…RX…怪魔界の塵となれ!』


((ドオオオオオオオオオン!!))


れんげ「RXとダスマダーの戦いでクライシス要塞が破壊されてしまったん!」

『ぬ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』

蛍「ダスマダーが真の姿を…クライシス皇帝の姿を現した!」

れんげ「やっぱりさっきRXの言う通り正体はクライシス皇帝だったのん!」

『お前は…』

『RX、余は怪魔界の支配者にしてクライシス帝国の皇帝である!
余を追い詰めたその執念見事だと褒めて取らす!うぬの五体バラバラに引き裂いてくれよう!!』

蛍「クライシス皇帝の正体はデカい顔でした、ちなみになんか足っぽいのが映ってます…
なんとか出来なかったのかな…?」

れんげ「RXはロボライダーの力を駆使してクライシス皇帝を追い詰めてるん!
そして遂に決着が着いたのん!」

『RXキック!リボルケイン!!』

『RX!余に勝ったと思うな!人間どもが地球を汚せば新たな怪魔界が生まれ地球を襲うであろう!
全ては……お前たち人間どもの罪だ!!』


((ドッゴオオオオオオンン!!))


れんげ「やったん!RXがクライシス皇帝に勝ったのん!」

蛍「な…何この爆発!?RX撒き込まれてるよ!?スーアクの次郎さんが死んじゃうよスタッフさん!?」



…ザ…ザザ…ザザザザザ…


夏海「あれれ?またTVの調子が悪くなって何も映らなくなったぞ!どうしてなん?」

小鞠「それはともかく遂にクライシス皇帝が…」

おじさん「やった…光太郎がクライシス皇帝を倒した!バンザーイ!」

おばさん「そうよ!これで平和になるわ!けどちょっと待って…そうなると怪魔界の50億の民っていうのはどうなるの?」

れんげ「そういえばそうなん、クライシス皇帝も倒れてジャーク将軍たちもいないん!
一体どうなるん?」

ひかげ「あぁ…やっぱりそこに気付いちゃうか…
実は怪魔界はそのまま滅んでそれと一緒に50億の民も一緒にね…
それでRXは特撮ファンの間じゃ50億殺しなんて言われちゃうんだけどね…」

れんげ「そんな…そんなの酷いん!」

おじさん「そうだ!光太郎一人にそんな重荷を背負わせるわけには…」

ひかげ「そう言われてもねぇ、これネットで流れてた話だし…
あれ?でも待てよ…あそこなら50億くらい簡単に受け入れてくれるかも…?」

おじさん「私は光太郎にもう一度笑顔を取り戻してほしくてパイロットの道を歩ませたんだ!
こんな報われない結末は迎えさせたくはない!」

小鞠「私らだって光太郎にこんな重荷を背負わせたくないよ!けどどうしたら…」

蛍「ちなみにひかげさんは先ほどからどこかに電話中です」

ひかげ「あ、もしもし!ちょっと頼みがあるんだけどさ……うんそう!
え?そんなに受け入れるなんて無理?いいのかな~?そんな文句言って?
ライダーキックが飛んできちゃうよぉ?いやいやもしかしたらボルティックシューターかな?
あ、違うな!バイオブレードかも…そして止めはリボルケイン!…え?引き受けてくれる?
さっすが魔王の娘さん、太っ腹だねぇ♪」

れんげ「ひか姉が誰かに連絡して何かの了承をもらったん!」

夏海「よーし!よくわからないけどウチらも行くぞー!!」

「「おぉー!!」」


蛍「それでどうするんだろ?」

その頃、怪魔界ではクライシス皇帝の死の影響により…
一年…いや半年先と言われていた怪魔界の崩壊が始まりつつあった!(ナレ:正宗一成)

光太郎「何という事だ…クライシス皇帝の死が引き金となって怪魔界が崩壊を始めるなんて…」

そこへ以前怪魔界に乗り込んだ際に光太郎たちを手助けしたクルミン族の長であるミンバ村長が現れた(ナレ:正宗一成)

ミンバ「光太郎さん!遂にクライシス皇帝を倒してくれたのですな!これで怪魔界は救われます…」

光太郎「いえ…その逆です…俺の所為で怪魔界は…」

光太郎はミンバ村長にクライシス皇帝から聞いた事を包み隠さずに全て話した…
その言葉を聞きミンバ村長は諦めと、そして光太郎を慰める言葉を送った(ナレ:正宗一成)

ミンバ「やはりそういう事でしたか…
クライシス皇帝がこの一年の間に地球への移住を強行していたのはそのような訳があったからなのですね…
しかしその所為で怪魔界の民が苦しんでいたのもまた事実、光太郎さんどうかこの事で気を落とさないでください…」

光太郎「ミンバ村長…」

光太郎はせめてミンバ村長に恨み言の一つでも言ってほしかった
そうでもなければ怪魔界の人々があまりにも報われないのだから…
しかしその裏で謎の敵がこの光景を眺めてほくそ笑んでいた!(ナレ:正宗一成)

???『フハハハハ!
やったぞ、これで南光太郎は深い後悔に苛まれ奴の心に悪の心が生まれるのだ!全ては我が計画の通りだ!!』

光太郎に悪の心を芽生えさせる邪悪な存在がこの状況を密かに楽しんでいた!
しかしその時、奇跡は起きた!(ナレ:正宗一成)


((ブロロロロロロ!))


光太郎「これは…ライドロン!何故ライドロンがここに?俺は呼んでいないぞ!?」

光太郎が呼びもしないのに現れたライドロン、しかしその車からは彼を心配する人たちが次々と現れる!(ナレ:正宗一成)

れんげ「光太郎!大丈夫なん?」

蛍「うわわ…怪魔界が崩壊寸前ですよ!?」

夏海「じゃあなんとか間に合ったわけだね!」

小鞠「とにかく急がなきゃ!」

卓「」コクッ

光太郎「れんげちゃん、それにみんな…ライドロン…どうしてみんなをここに?」

この場にれんげたちが現れた事に驚く光太郎、しかしそれだけではない!
死んだと思っていた佐原夫妻がライドロンから現れたのだ(ナレ:正宗一成)

おじさん「光太郎!よくも無事で!」

おばさん「光ちゃん!心配したんだからね!」

光太郎「おじさんにおばさん!二人ともよくご無事で…そうかれんげちゃんたちが助けてくれたんだね!」

おじさん「あぁそうだ!光太郎、たった一人で50億の人間が滅びるのを自分の所為になんかするな…
これは我々人類全員の過ちだ、お前だけが悪いなんて決してないんだからな!」

おばさん「そうよ、あなたはヒーローである前にたった一人の人間よ!
そんな一人の人間に50億の人間を死なせる罪を背負うのはあまりにも過酷よ…」

光太郎「しかし…50億の民をどうすれば…」

ひかげ「それはこのひか姉に任せてもらおうかね♪」

そう言うとひかげの目の前に魔王の娘ルーチェが操る魔王城が現れた!
先ほどの電話はひかげがルーチェを脅してなんと怪魔界の50億の民を魔界に移民させるという驚く手段であった!(ナレ:正宗一成)

ひかげ「お~いルーチェ、怪魔界滅亡するまで時間ないぞ!早くしろよ~!」

ルーチェ「ひぃぃ!わかってるよ!おいコラ早く全員収容しろ!急がないとルーチェたちまで巻き添えを喰うぞ!」

おじさん「みなさん、押さないでください!」

おばさん「一列に並んで!大丈夫だよ、全員助かるからね!」

光太郎「れんげちゃん…それにみんな…ありがとう!
おじさんやおばさんを助けてくれただけでなく…まさか怪魔界の50億の人々の命を助けてくれるなんて!」

れんげ「光太郎以前言ってくれたん!
『困っている人たちがいたら助けろ!』って、だからウチらも困ってる光太郎や怪魔界助けるん!」

蛍「まぁ…たぶん物語の結末がちょっと変わるかもしれないけど…みんなハッピーエンドの方がいいよねって事で♪」

小鞠「そうだよね!バッドエンドよりハッピーエンドだよ!」

夏海「そうそう、困った時はお互いさまってね!」

卓「」コクッ

光太郎「困った時はお互いさまか…ハハッ!まさか俺の方が教えられるなんてね!」

ミンバ「光太郎さんありがとう!やはりあなたは地球と怪魔界を救う救世主だったのですじゃ!」

光太郎「いえ、それは違います…
救世主は俺ではなく異世界から身の危険を顧みずこの場所に来てくれたあの子たちの事ですよ!」

魔王の娘ルーチェによる50億の民の避難は確実に行われていった
しかしこの光景を快く思わない者が遂に姿を現した!(ナレ:正宗一成)

???『おのれ…壮大なる我が計画をこのような子供たちに打ち破られるとは…』

れんげ「何か黒い影が出てきたのん!」

光太郎「この声…お前はまさか………忘れもしないぞ!お前は…創世王!!」

創世王『その通り、久しぶりだなブラックサン!いや…今はRXか!』

光太郎の言う通り今まで不気味な気配を漂わせていたのはあの暗黒結社ゴルゴムの支配者にして…
光太郎と親友の秋月信彦を宿命の対決をさせた張本人である創世王であった!
創世王はかつての戦いで死んではいなかった…
その肉体は滅んでも魂は滅びず…なんとあのクライシス皇帝に憑りついていたのだ!(ナレ:正宗一成)

光太郎「創世王…そうか!
お前は俺に復讐するためにクライシス皇帝の魂を悪に導き地球への移住を決めさせたんだな!」

創世王『そうだ、お前の所為で我が肉体は滅んだ…
しかし我が魂は永久に不滅だ…クライシス皇帝に憑りつき悪に堕ちたお前の心を支配していずれはお前の肉体を使い…
もう一度ゴルゴム帝国を築こうとしたのだ!』

光太郎「そんな事はこの俺が許さん!変身!!……何故だ変身できない!?」

れんげ「光太郎はこれまでグランザイラス、ジャークミドラ、クライシス皇帝と強敵相手に連戦してたん!
その所為でキングストーンのエネルギーが無くなってしまったのん!」

夏海「しかもここは太陽の光が届かない怪魔界!エネルギーを回復する事は出来ないよ!?」

小鞠「一体どうしたら…」

怪魔界滅亡直前に現れた創世王、しかも光太郎は変身が出来ずにいた!危うし光太郎!
その頃、越谷家の庭で放し飼いされているゲドリアン(犬)の前に一匹の狸が現れる!(ナレ:正宗一成)

???(フフフ、ゲドリアン!随分と見てくれが可愛い姿に生まれ変わったじゃねえか!)

ゲドリアン(犬)(そういうお前はまさか…ガテゾーンか!?)

ガテゾーン(狸)(そうだ、久しぶりだなゲドリアン!お互い妙な姿で転生しちまったようだ!
神さまって奴はとんだ嫌がらせがお好きなようだぜ…)

ゲドリアン(犬)(それでお前は何をしにここに来た?まさか裏切った事を詫びにでもきたつもりか?)

ガテゾーン(狸)(ま、あの時は済まなかったと思っているよ…
だが今はそんな事を言っている場合じゃねえ!お前も気付いているはずだろ!
俺たちの怪魔界が滅ぶ事も、そしてクライシス皇帝を影で操っていた存在についても!)

ゲドリアン(犬)(あぁ…だが今の我らはこんな姿で敵に挑めば返り討ちに合うぞ!)

ガテゾーン(狸)(俺たちがクライシスに忠誠を誓ったのは怪魔界50億の民を救うためだ!
だからあのような素性の知れない輩にこのままでは怪魔界50億の民の命が無残に死なれるわけにはいかん!)

ゲドリアン(犬)(お前の心情はわかった、しかしどうする気なのだ?)

ガテゾーン(狸)(俺はこの家に合ったあるモノを修復し更にそれに次元転移装置を作った!
これで怪魔界を行き来する事が出来る!…しかし…)

確かに問題はあった、それはこの二人の現在の姿では操る事が不可能であった事だ…
しかしその時、さらに奇跡は起こる!なんとれんげ畑からあの男が甦った!(ナレ:正宗一成)

???「誰であろうとRXを倒す事は許さんぞ!奴を倒すのはこの俺だ!」

ゲドリアン(犬)(あわわ…お…お前は!?)

ガテゾーン(狸)(貴様やめろ!俺の最高傑作に触るんじゃない!?)

目覚めた男はそのまま騒ぐゲドリアン(犬)とガテゾーン(狸)を乗せて光太郎たちのいる怪魔界へと向かった!(ナレ:正宗一成)

光太郎「うわっ!?」

創世王「フフフ、他愛もない…かつて我を敗北させた貴様がその程度の力しか出せぬとは…」

一方光太郎は創世王の魂に翻弄されていた、肉体を失ったとはいえ変身が出来ずに連戦で消耗している光太郎を相手にする事は…
創世王にとっては赤子を相手にするのと同じ事であった!
しかしそこへ…次元を超えて何かが現れた!(ナレ:正宗一成)

((シャァァァ!))

創世王『何だこれは!?』

光太郎「あれは…まさか…ロードセクター!?」

夏海「いや違う!あれはチェーンがぶっ壊れてずっと放置してたウチのロードセクター(チャリ)だ!」

小鞠「えぇー!?でも何で夏海のチャリがここに?しかもチェーンまで修理されてあるし!」

光太郎のピンチに現れたのは夏海のロードセクター(チャリ)であった!
そのロードセクター(チャリ)を動かしていた男が姿を見せる、光太郎の危機に駆けつけた男は勿論あの男であった!(ナレ:正宗一成)

光太郎「シャドームーン!眠りから目覚めたのか!?」

シャドームーン「お前を倒すのはこの俺だ、たとえ創世王といえど邪魔はさせん!」

蛍「え…つまりシャドームーンがロードセクター(チャリ)に乗って駆け付けたという事ですか?
けど何でロードセクター(チャリ)で次元を渡れたんだろ?」

ガテゾーン(狸)(それはこのガテゾーン(狸)が次元転移装置をあのチャリンコに搭載させたからよ!
ついでにチェーンも直しておいたぜ!)

ゲドリアン(犬)(南光太郎!我らが加勢してやるのだ!さっさと奴を倒せ!)

れんげ「あれ?具の子供とこまちゃんの犬が何でこんなとこにいるのん?」

シャドームーン「シャドービーム!
肉体の無い創世王には耐えきれないだろう、早く退散するがいい!」

創世王『おのれシャドームーン…だが私にはまだ切り札がある!これだ、ネオグランザイラスだ!!』

創世王が持ち出したのはあのRXを一度は窮地に追い詰めたクライシス最強の戦士グランザイラス、それの改良版であった!
創世王の魂はネオ・グランザイラスに憑依して光太郎とシャドームーンに襲い掛かってきた!(ナレ:正宗一成)

シャドームーン「おのれ創世王!光太郎よ、奴は我らの宿敵…なんとしても倒すぞ!」

光太郎「あぁ!だが今の俺には力が…」

シャドームーン「ならば俺の力を俺に貸すぞ、受け取れ!シャドーフラッシュ!!」

((パァァァ!))

夏海「おお!シャドーフラッシュのエネルギーを光太郎が受け取ったんよ!」


光太郎「変身!!」


れんげ「光太郎がRXに変身したん!反撃開始なのん!」

RX「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!
クライシス皇帝を影で操っていた真の黒幕である創世王よ!
お前の邪悪な企みの所為でこれまで潰えた命の数々、絶対に許さんぞ!!」

創世王『ほざくな!奴らは所詮手駒、この怪魔界がどうなろうが知った事ではない!』

ガテゾーン(狸)(なんだと!?)

ゲドリアン(犬)(我らの志を踏みにじるとは…)

RX「この一年…俺と戦った因縁のあるクライシス帝国の戦士たち!
彼らとて怪魔界50億の民を救うために必死だったのだ、その彼らを嘲笑う真似はこの俺が絶対に許さん!!」

創世王『黙れ!お前たちなど我の敵ではない!喰らえ!!』

創世王はネオ・グランザイラスの身体でRXとシャドームーンを総攻撃して辺りは爆炎に包まれる…
二人の身を案じてれんげたちは彼らの名前を叫んだ(ナレ:正宗一成)

れんげ「RX!シャドームーン!負けないでー!」

蛍「そうですよ!子供たちのヒーローはこんなところで負けちゃダメですよ!」

小鞠「二人とも頑張って!ゲドリアン(犬)たちも応援してるよ!」

夏海「ヒーローはどんな困難だって立ち上がるんだぜ!」

卓「」コクッ

ガテゾーン(狸)(そうだ頑張れRX!)

ゲドリアン(犬)(我らも応援してるぞ!怪魔界やジャーク将軍たちの敵を取ってくれ!)

子供たちの声援を受けるRXとシャドームーン、
その声援を受けて二人は爆炎の中からそれぞれの愛車に乗り込み子供たちの前に再び姿を見せた!(ナレ:正宗一成)

RX「行くぞ!アクロバター!」

シャドームーン「我が愛車、ロードセクター(チャリ)よ!創世王を倒すぞ!」

夏海「シャドームーンがとうとうウチの相棒を愛車にしてしまった…」

小鞠「もういいじゃん、あげちゃいなよ!」

夏海「ライダーにチャリパクされるなんて恐らく一生あり得ないだろうな…」


「「トァッ!」」


二人はバイクから飛び降り空高くジャンプする、そして力を合わせてネオ・グランザイラス目掛けてキックを放つ!(ナレ:正宗一成)


RX「RX!」


シャドームーン「シャドー!」


「「キーック!!!!」」


((ドガァァァッ!!))


創世王『ぐわぁぁぁぁ!?
バカな…リボルケインですら貫けなかったこの身体にヒビが…!?』


シャドームーン「忘れたか!俺たちの力の源はお前が授けたキングストーンがその源だ!
そのキングストーンの力を失ったお前が俺たちに勝てるはずがない!」

RX「それだけじゃない、俺たちを支えてくれるジョーや茂くんや玲ちゃんたち、10人ライダー、
そして異世界から遥々俺たちのピンチを助けてくれたれんげちゃん、蛍ちゃん、小鞠ちゃん、夏海ちゃん、卓くん、
そしてひかげちゃんにルーチェちゃん、この子たちが応援してくれる限り俺たちの力は無限に溢れるのだ!!」

創世王『バカな…そんな事があり得るわけが…』

シャドームーン「無駄口はいい!さっさと地獄へ行け!サタンサーベル!!」

RX「リボルケイン!トァッ!!」


((ドシュッ!!))


創世王『ぐあぁぁ!我はこんな場所では滅びぬ…何度でも甦って…』

RX「甦らせるものか!お前はその腐った魂と共にここで怪魔界と一緒に滅ぶんだ!!」

創世王『そんなバカな…我が生命が…5万年も生きた我が…死にたくない……』


((ドッガァァァァァァァァァン!!!!))


創世王の死と同時に怪魔界は大爆発を起こし時空から消え去った
その直前にルーチェの魔王城は50億の移民を収容して魔界に移動、50億の民の生命は救われたのだ!(ナレ:正宗一成)


―――――

――――

―――



………


蛍「あれ?私たちいつの間に寝てたんでしたっけ?」

れんげ「今まで光太郎たちとお喋りしてた気がするん!」

小鞠「もしかして今までの事全部夢だったのかな?おいでゲドリアン(犬)」

卓「?」

ゲドリアン(犬)「ケケッ!」

ガテゾーン(狸)「…」

ひかげ「なんか電話でルーチャが喧しいなぁ…
50億がどうのこうのとわけのわかんない事言ってるし…?」

夏海「おーい!TV観てみ!さっきまで映らなかったはずなのにもう直ってるよ!
クライシス皇帝を倒したRXが10人ライダーたちと勝利を確信している!」

『先輩!』

『RX、俺たちは世界の各地に散って悪と戦おう!』

『お願いします!』

蛍「結局この人たち大して活躍してなかったような気が…」

夏海「場面は変わって佐原家だ!光太郎のおじさんとおばさんが実は生きてたんだー!」

ひかげ「おや?ネットで観た時はこの二人確か死んでたはずだけど…」

蛍「もしかしてあれは夢じゃなかったのかも!だから二人とも死んでいなくて
怪魔界の50億も死なずに済んだんじゃ!」

夏海「じゃあ夏海ちゃんヒーローを救っちゃったって事?これやばいわ!」

小鞠「でも光太郎は佐原家を旅立つみたいだよ、それに旅立つ前にみんなの前で何かを言うみたいだよ!」

『クライシス皇帝は人間が地球を汚せば新たな怪魔界が生まれると言った!
地球を守るのはキミたち一人一人だという事を忘れないでくれ!』

れんげ「そして光太郎は旅に出たん!自分を鍛える旅に…」

『地球支配を狙って悪の限りを尽くしたクライシス帝国はRXの働きによって滅びた!
だが人間が地球を汚す時、新たな怪魔界が生まれるのだ!
RXはその言葉を胸に秘め旅に出た!また会う日まで、その日までさようなら!』

れんげ「つ…遂にRXが終わったん!」

夏海「うおお!BLACKから見続けてウチらの南光太郎の戦いの物語が終わったんだ!」

小鞠「ありがと光太郎!また会おうね!」

蛍「最後に流れていたBGMの黒の勇者…最後まで歌が流れてこなかった…
ところで最後の光太郎さんがバイクで走ってる場所ってこの近くみたいな気が…まさか!」



「「みんな!」」


誰かが呼ぶ声がしてれんげたちは外に出た、
するとそこには先ほど番組のラストシーンで旅だったはずの仮面ライダーBLACKRXがいたのであった!(ナレ:正宗一成)


「「RX!」」


RX「キミたちのおかげで50億の人々の命が救われた、僕はこの村とキミたちの事をずっと忘れないよ!
ありがとう!!」

ひかげ「びっくりした…まさかTVのヒーローが現れるなんてね…」

驚くひかげを横目に子供たちもまたそれぞれRXに別れの言葉を告げる!(ナレ:正宗一成)

れんげ「ウチも!ウチも絶対光太郎の事を忘れないのん!」

蛍「またこの村に来てくださいね!」

小鞠「そうそう!今度は戦いとかそういう物騒な事じゃなく普通に遊びに来てねー!」

卓「」コクッ

夏海「それと最後にだけどさ…あれやってもらえますかね…この村の安全宣言!」

RX「わかった、こののんのん村は仮面ライダーBLACKRXが守ってみせる!!
それじゃぁまた会おうみんな!!」

そしてRXはアクロバッターに乗りこの村を去って行った…
再び会える日を信じて、ありがとう南光太郎!そして行け仮面ライダーBLACKRX!!平和な未来を信じて…(ナレ:正宗一成)

蛍「さてと…RX終わって次は何がやるんでしょうか?」

小鞠「確か『噂の!東京マガジン』って番組がやるみたいだけど…」

夏海「それよりほたるん知ってるかい?あの日曜8時のキテレツが終わるらしいんだよ!」

蛍「じゃあ新番組が始まるんですね!」

れんげ「ほたるん!騙されちゃダメなん!これはクライシスの罠なん!」

ひかげ「そうだよ、キテレツは何度も甦ってくるからね…
最終話が放映された翌日にまたTVで放送流してた時もあったわ、一体何度キテレツ地獄が続くんだよと思った事か…」

卓「」コクッ

蛍「恐ろしい…まさにゴルゴムの仕業ですね…」

夏海「大丈夫だって!今新番組の告知始まってるし!夏海ちゃん嘘付いてないし!」

れんげ「なっつんの言う通り予告やってるのん!」

小鞠「どれどれ?」

『特殊犯罪が蔓延る、世紀末日本!警視庁特別救急警察隊に救急指令が下った!』

『平和を愛し、人の命を守り、悪と戦うために立ち上がった三匹の男!』

『正義と勇気を持って、レスキューアクションに命を懸ける新ヒーロー達!』

『人々は彼らを、特警ウインスペクターと呼ぶ!次回、新番組特警ウインスペクター!』

『待ってるぜ!』

れんげ「おおおおおおお!!!!RXと同じくらい面白そうな番組なん!」

小鞠「これは必ず観なくちゃね!」

卓「」コクッ

夏海「よっしゃー!来週からは日曜朝8時から越谷家に集合して特警ウインスペクター視聴会始めるよ~!」

蛍「ウインスペクターって何?鎧武は?」

ひかげ「諦めな、この村の時間は25年以上遅れてるんだ…
この村で鎧武を観たけりゃあと25年は待つ事だね…」

蛍「どうやら私がこの村で鎧武を観る事が出来るのは25年後のようです…
それまで特撮観続けなきゃいけないのかな…とほほ…」


蛍「ちなみに一週間後、そこにはみんなと楽しくウインスペクターを観ている私の姿がありました!」


「「メイデイ♪メイデイ♪S・O・S♪メイデイ♪メイデイ♪S・O・S♪」」


れんげ「やっぱりヒーローは最高なのん!」


お し ま い 


>>334
ちょっと修正します

シャドームーン「おのれ創世王!光太郎よ、奴は我らの宿敵…なんとしても倒すぞ!」

光太郎「あぁ!だが今の俺には力が…」

シャドームーン「ならば俺の力を貸すぞ、受け取れ!シャドーフラッシュ!!」

((パァァァ!))

夏海「おお!シャドーフラッシュのエネルギーを光太郎が受け取ったんよ!」


光太郎「変身!!」


れんげ「光太郎がRXに変身したん!反撃開始なのん!」

RX「俺は太陽の子、仮面ライダーBLACKRX!!
クライシス皇帝を影で操っていた真の黒幕である創世王よ!
お前の邪悪な企みの所為でこれまで潰えた命の数々、絶対に許さんぞ!!」

創世王『ほざくな!奴らは所詮手駒、この怪魔界がどうなろうが知った事ではない!』

ガテゾーン(狸)(なんだと!?)

ゲドリアン(犬)(我らの志を踏みにじるとは…)

RX「この一年…俺と戦った因縁のあるクライシス帝国の戦士たち!
彼らとて怪魔界50億の民を救うために必死だったのだ、その彼らを嘲笑う真似はこの俺が絶対に許さん!!」

これで本当におしまいなのん

この後ウインスペクターの視聴会をやる気はさすがにないのん

どうしても見たいという方は東映youtubeで現在やっているのでそちらを見てほしいのん

最後に10人ライダーに見せ場を作ってあげたかったけど

このスレでは最後にシャドームーンと劇中実現できなかったタッグ戦を実現したくてさすがにその余力がなかったん…

どこか他のスレでどなたか彼らの見せ場を作ってほしいん

それでは長々とお付き合い頂きありがとなん

今更だけどこの場を借りてゲドリアンとガテゾーンを畜生に転生させてしまった事をお詫びするん

それにシャドームーンのチャリパクもゴメンな、SDライダーなみのショボイ悪事になってしまったん…

それと作者がこあくまメレンゲ未読なんでルーチェちゃんの魔界が50億の民を受け入れられるかなんてまったくわからないのん

だからあんまり勘繰った考察は勘弁してほしいん…

それとOPとED貼るん、RXとシャドームーンの共闘シーンはOP曲を戦闘BGMにしてほしいん

http://www.youtube.com/watch?v=X6hwzchv1fg

http://www.youtube.com/watch?v=MXZJLd9FWLE

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