P「うん、やったな貴音!まさか招待されるとは!」
貴音「沖縄!二泊三日の沖縄なのですね!?」
P「おう!」
貴音「響の故郷の!!」
P「そうだ!」
貴音「あ、あぁ……あぁ!!響が、響が招待を受けていないのが残念でなりません!!」
P「あぁ、そうだなぁ…でもこればっかりはな」
貴音「ですがわたくし、響の分まで沖縄を堪能いたします!!」
P「フェスタがメインだからな?」
貴音「心得ております!ふぇすたがめいん!!」
P「はははテンションたかいなぁ貴音」
貴音「響のご実家にご挨拶に行かねば!!」
響「や、やめてぇ!」
貴音「あぁ……たのしみです!楽しみですねえぇ!あなた様!!」
P「そ、そうだな……」
貴音「さ、さぁあなた様!おはやく!」
P「え?」
貴音「え?ではありません!はやく向かいましょう!沖縄へ!!」
P「貴音、貴音!」
貴音「どうしました!?」
P「フェスタは来月だ!」
貴音「……なんと!!」
~出発当日~
貴音「はぁ……」
貴音「……」
貴音「……ふぅ」
貴音「……」
貴音「……どうして誰も来ないのですか!!」
貴音「皆、弛んでいます!緩みきっております!」
貴音「緩みきっておりますゆえ!少々急を据えてやらねばなりません!!」ポパピプペ
プルルルル
貴音「……」
貴音「……!」
貴音「あなた様!あなた様!!」
貴音「どうしたのいうのです……!」
貴音「……え?」
貴音「まさかっ、そんな……プロデューサーが……」ブルブル
貴音「は、はい、それでっ……」
貴音「無事なのですか…!?容態は……!!」
貴音「……っ!そんなっ……!!」ガク
ガチャ
P「おはようございまーす」
貴音「あなた様!おはようございます!!」
P「おはよう貴音、早いなまだ集合2時間前だぞ?」
貴音「恥ずかしながら興奮しすぎて、少々早起きしてしまいました!!」
P「ははは……ところで今誰かとしゃべってなかった?」
貴音「熱が入りすぎて子芝居を少々!」
P「そ、そっか…程ほどにな」
~機内~
貴音「あ、あなた様!飛行機、飛行機です!!」
P「あぁ、そうだよ飛行機だよ」
貴音「しかも、ふぁーすとくらす!」
P「トップアイドルだからな、このぐらいは社長も許してくれたよ」
貴音「椅子が、椅子がふかふかです!!」
P「うん、ベルト締めてね」
貴音「身体が……沈みます……!!」
P「貴音、ベルト締めないと」
貴音「これは……あなた様!わたくしは、わたくしは今椅子と融合を!!」
P「貴音」
貴音「どこまでがわたくしで、どこからが椅子なのでしょう……
いえ、もはやわたくしは四条貴音などではなく、座席の一部と化して」
P「貴音」
ゴォォォォ
貴音「ひっ…!と、飛ぶのですか!?ついに飛ぶのですね!!」
P「飛ぶよ」
オォォォォ…
貴音「……飛びました!!」
P「飛んだね」
貴音「このような鉄の塊が、空を飛ぶとは……まっこと、面妖な!!」
美希「……お仕事で乗ったこと、あったよね?」
P「うん、初めてじゃないよね」
貴音「は!あれは富士!富士ですね!?やあぁっほおぉぉぉぉ!!」
P「貴音、静かにしなさい貴音」
CA「お飲み物をお持ちいたしましょうか?」
貴音「ちきん!」
CA「!?」
P「貴音!?」
貴音「着きました!着きましたあなた様!!」
P「沖縄だね」
貴音「沖縄です!!」
P「とりあえず今日はホテルでゆっくりしていいよ」
貴音「な、なんという日差し……!!何故わたくしは長袖を着ているのか!!」
真「だから暑いよって言ったのに」
貴音「ぬ、脱ぎましょう!!服など脱ぎましょう!!」
雪歩「し、四条さん!?駄目ですぅ!!」
貴音「ぬいで、脱いでしまいましょう!!」
P「貴音、貴音!!」
美希「美希も脱ぐの!!」
P「だ、誰か!誰か助けてくれ!!」
美希「……というわけでハニーとデート計画を始動するの!」
雪歩「い、いよいよなんだね……」
真「プロデューサーとデート……緊張するなぁ」ゴクリ
貴音「えぇ、擬似的にも恋を体験することによって、edeNを完璧に歌いきろうという作戦ですね。
前日で間に合うのか、などという疑問が湧いてこないほどの秀逸な計画ですね」
美希「でしょでしょ!!」
貴音「しかし……でぇと、とは一体どのようなことをするのですか?」
美希「えっとね、まずハニーと待ち合わせしてー……」
貴音「逢引ですか……!」
雪歩「そして一緒に買い物したり遊んだりして……」
貴音「ふむ……」
真「そして、一緒に食事かな?」
貴音「なるほど。その後に性行為をするのですね?」
みきゆきまこ「「「!?」」」
美希「た、貴音?」
貴音「おや……違うのですか?愛し合う二人は、自ずと互いの身体を求め合うものだと思いますが」
雪歩「ひ……ひぃ……」プルプルプル
真「い、いや貴音!レッスンだから!ただの練習だから!」
貴音「温いです!例え仮初めの関係だったとしても!
その情欲の滾りをぶつけ合い、獣のような情交を行ってこそ!
初めて恋という物を理解できる!!違いますか!!」
美希「えぇぇぇーーー!?」
雪歩「ち、ち、ちがいますぅ!!」
貴音「違いません!何も違いませんよ雪歩!!」
美希「は、ハニーと、そんな、そんな……?」
貴音「それにプロデューサーも男性……この開放的な状況に緩んだわたくし達の瑞々しい肢体を弄び、
その獣欲を発散させる機会を虎視眈々と狙っているに違いありません!!」
真「獣欲!?」
美希「ち、ちがうの……ハニーはそんな、そんな事……」
雪歩「ひっ……ひぃぃ!!」ガクガクガク
貴音「でぇとなどしようものなら、あの方のオーバーマスターは間違いなくわたくし達のedeNをrelationsして、
わたくし達のマリオネットの心はさながらLittle Match Girlの様に迷走Mind!!」
美希「いやああああぁぁぁんっ!!」
雪歩「ひっ、ひぐっ……かはっ……!!」ブルブルブル
真「うわーっ…いやでもそんな、え、どうしよう、本当に?ど、どうしよう……」
P「あれ、お前達どうしたんだこんなところに集まって」
貴音「出ました!性欲の権化です!!」
P「!?」
美希「ひっ!!……!!お、お、犯されるのー!!」ダッ
雪歩「うっ、うっ……おうおう、オェ……オェー!オェー!!」トシャー
真「うわっ!?ゆきほが吐いた!!」
P「!?」
P「まったく、俺がそんなことするわけないだろう」
貴音「申し訳ありません。すこしはしゃぎすぎました……」
真「ですよねー」
雪歩「そ、そうですぅ…」
美希「そ、そうなの、ハニーがそんなことするはずないの」
P「腐ってもプロデューサーなんだから、アイドルに手を出すわけないだろう?」
貴音「そうですね。あなた様のようなへたれがそのような事ができるはずがありません。
非礼をお詫びいたします。まことに失礼致しました」
美希「ごめんなさいなの」
雪歩「すみませんでした……」
真「ごめんなさいプロデューサー」
P「うん……」
貴音「さて、でぇとは中止になってしまったので、沖縄の海を堪能致しましょう!」
美希「賛成なのー!」
P「俺はなんか疲れたからホテルに戻るよ……」
貴音「なんと……一緒に来ていただけないのですか?」
真「泳ぎましょうよぅプロデューサー!」
P「それに明日の段取りの再確認もしたいんだ」
貴音「それは残念です……」
貴音「わたくし、この日のために水着を新調したのですが……」スチャ
P「……」
美希「わぁ、Vの字水着!貴音ダイタンなの!」
雪歩「しっ四条さん……そ、それはっ…ちょっとっ!色々出ちゃいます!!」
真「うぅ……似合いそうだもんなぁーうらやましいなぁ!」
P「……。貴音!ダメ!それダメ!!」
貴音「さぁ皆、行きましょう。あなた様はお仕事頑張ってくださいまし」
P「貴音、貴音!」
P「この水着は没収!!」
貴音「なんと酷い……あなた様は、わたくしに裸で泳げと?」
P「うぐぐ……レンタルとか、あるだろきっと!」
貴音「ふふ……冗談ですよあなた様。そちらはふぇいくです」
美希「あれ?Vの字やめちゃうの?」
貴音「普通のびきにも持ってきております故!」スチャ
P「ホッ…ま、まぁそれなら良しかな」
雪歩「……プロデューサーは、ホントに来てくれないんですか?」
P「あ、あぁ……準備とかも細々と……」
貴音「……それでは改めまして、三人とも、わたくし達だけで参りましょう。
そして野蛮で下品な丘さぁふぁ共の視線を釘付けと致しましょう!!」
P「丘サーファー!?」
貴音「うら若き乙女が肌を晒しているのです。ぼでぃがーどもいなければ当然!当然の結末!!」
P「貴音!やめなさい貴音!」
雪歩「おうおうっ!…オゥェー!!」シャー
真「ゆきほおおぉぉ!!」
美希「やーん!雪歩がまた吐瀉ったの!!」
貴音「そして明らかに身体目当てであり、やたらとしつこく絡んでくる一際無礼な連中に目を付けられ、
言葉巧みに旅館の部屋に連れ込まれて、とっかえひっかえされまくると致しましょう!!」
P「たかっ…まっ…!…おぼっ!…エ…ェ゙ーヴ!ェ゙ーヴ!!」シャー
真「プロデューサーもリアルに吐いてる!!」
真「海だああぁぁ!!」
美希「海なのおぉぉ!!」
雪歩「砂ですうぅぅ!!」
P「はしゃいで怪我とかするなよおぉ」
貴音「申し訳ありません。結局、あなた様にも同行していただく形になってしまい……」
P「えーと、い、いや……かまわんよ……くそ、遠巻きに丘サーファー共が、お前らサーフィンしろよ……!」
貴音「えぇ、わかっております。わたくし達もアイドル。そしてあなた様はプロデューサー。
手塩にかけて育てた自分の分身ともいえる存在が、果たしてどのような魅力的なばでぃをしているのか
その目で確かめてみたい。しかし、決して他の雄達の視界にも入れさせたくはないという
いびつで醜悪かつ下賤な独占欲、その心情、理解しているつもりです。つもりです故!」
P「貴音が煽ったんじゃないかぁ!!」
貴音「ハッ!?」
P「どうした!?」
貴音「あれは……!?響!?」ダッ
P「え!?」
貴音「ひびき!ひびき!!」
P「た、貴音!どこだ!?どこに響が!?」
貴音「あちらです!木の上に!!」
P「木の上!?」
貴音「ひびき!どうしてそのようなところに!?」
貴音「あぁ…ひびきっ…!隠れても無駄です!!降りてきなさい!!」
P「貴音、貴音!」
貴音「どういたしました!!」
P「アレはヤシガニだ!!」
貴音「なんと!!」
美希「広いのー、気持ちいいのー」
グニ
真「ひい!?」
貴音「真、どうしました?」
真「な、なんか踏んだ!踏んだよおぉぉ!!」
貴音「おや、これは……」
真「なになに!?なんなのぉ!?」
貴音「……ナマコですね」チャプ
雪歩「ひー!!!」
真「ぎゃああぁぁ!!」
美希「キモッ!!」
真「す、捨てて!どっか捨ててよぉ!!」
貴音「まぁ、そのように嫌わなくても……」ゴシゴシ
真「えっ…な、なんでナマコこすってるの!?」
貴音「…………」ゴシゴシゴシ
P「貴音!?」
貴音「……………………」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ
P「貴音!!やめなさい!!貴音!!すぐにやめなさい貴音!!」ガッシ
貴音「は、放して!はなしてください!ぶれいものぉ!」ブン
ビターン!!
ナマコ「ビュルルルル」
P「うあああぁぁ!!!!!!」
北斗「チャオ☆お嬢さん達」
翔太「おねーさん達どこから来たの?」
北斗「え?俺達の事、知っててくれてるんだ?嬉しいなぁ」
翔太「それじゃあどこかでお話しようよ」
冬馬「……」
冬馬「あいつら……フェスは明日だってのに浮かれやがって…」
冬馬「それにこんなところでやらかしたら、それこそスキャンダルだろうが……」
冬馬「まったく……」
貴音「…」
冬馬「うお!?」
冬馬「おっ、お前は……765の四条貴音!!」
貴音「…」
冬馬「そうか…お前達も招待されてたんだったな…・・・」
貴音「天ヶ瀬冬馬」
冬馬「なんだ」
貴音「これを貴方に……」スッ
冬馬「え」
貴音「それでは……」ザッ
冬馬「…」
ナマコ「…」
翔太「ちぇー、フラれちゃったよ」
北斗「まぁめげないめげない、次に期待しよう」
翔太「ねぇ冬馬くーん!冬馬くんも……」
冬馬「…」
北斗「冬馬?どうしたんだ?」
翔太「そのナマコ何?」
冬馬「……」ゴシゴシ
翔太「冬馬くん!?」
北斗「冬馬!?やめろ!!」
P「はぁ、もう夕暮れ時だ。そろそろ戻るぞみんなー」
貴音「あなた様…あなた様……」
P「貴音?どうしたんだ?」
貴音「申し訳ありません、あなた様……少し、日に焼けてしまいました……」
P「うーん、まぁそうだよなぁ……」
貴音「はい……この様に……」ピラ
P「おぉ…………」
美希「……!」
美希「ハニイィィー!!」
P「どうした美希!!見てないぞ!!何も!!」
美希「ハニー!見て見てミキも焼けちゃったの!!」ブルン
P「おああぁ!!」
貴音「わ、わたくしも!このように!このように、こげ貴音!!」プリン
美希「ミキも!こんなに!こげミキ!!」モロン
P「うあああぁぁ!!すげえ!!誰かああぁぁ!!」
真「ふ、ふたりとも!出てる!!出てるから!!雪歩、雪歩もみんなを止めて!!」
雪歩「…………。わ、私もっ……!わたしだって、こ、こげゆきほ…!!」チラ
真「ちょっ……え!?ボクだけツッコミなの!?もうやだよぉ!!」
~ホテル~
P「あぁ……疲れた……」
P「どうしちゃったんだ貴音は……」
P「でもアイドルのテンション管理もプロデューサーの仕事か……」
P「うーん、でも逆に明日のフェスであのハイテンションを活かせるか…?」
P「むむむ……アタマに貴音メインの曲ってのもアリか?んん~……」
P「……ん?」
P「そういえば今夜は満月か」
貴音「そうなのです」
P「うああぁぁぁ!!」
>>85
カワイイ
P「貴音!」
貴音「あなた様!!」
P「か、勝手に入ってきちゃダメだ!!」
貴音「申し訳ありません!」
P「そもそもどうやって入ってきたんだ。オートロックのはずだろ」
貴音「今宵のわたくしは、非常に、非常に昂ぶっております故!鍵など取るに足りません!」
P「そ、そっかー」
貴音「はい……満月が近付くにつれ、こう、少し、気分が高揚してしまうのです!!
常日頃から気を付ける様にはしております故、万が一にも無いとは思いますが
本日、あなた様に対して何か失礼な言動等は無かったでしょうか?」
P「すごい変。今も」
貴音「なんと!今もですか!!」
P「……なんでマイディアヴァンパイア着てるの?フェスでも使わないけど…」
貴音「そこは満月故に!!」
P「お、おう……」
P「まぁ確かに、今日は良い満月だ。テンション上がるのもちょっと分かるかな」
貴音「そうでしょう、そうでしょうとも。
明日になれば少しは、この昂ぶりも収まるかとは思いますが」
P「いやーほんと」
P「月が綺麗だな、貴音」
貴音「!?」ビクン
P「ん?」
貴音「あっあぅあっあなた様!今、なんと……!?」
P「え?いや、だから『月が綺麗だな』ーと……」
貴音「なああぁぁん!!」ゴロゴロゴロ
P「貴音!?」
貴音「はぁ…はぁ…」
P「貴音、大丈夫か貴音」
貴音「わ、私としたことが、少々、取り乱してしまいました……」
P「最近ずっとそんな感じだぞ貴音」
貴音「まったく……あなた様も戯れがすぎます!もう!」ベシ
P「そ、そうか?」
貴音「わ、わたくしこの様に昂ぶっていては眠れるかどうか……!
もう!部屋に戻ります故、あなた様もどうかお早く床について頂きたく!
お身体に障ります故!それではっ!!」
ガチャバタン
P「お、おう。お休み……」
P「…なんだったんだ」
P「まぁ月のものなら仕方ないか」
P「……明日も早いんだよな」
P「貴音の言うとおり、早めに寝るか……」
P「よいしょーっと」
パチ
P「おやすみー」
貴音「夜はまだなごうございます、あなた様……」モゾ
P「!?」
P「貴音!」
貴音「あなた様!!」
P「さっき早く寝ろって言っただろ!?」
貴音「覚えておりません!!」
P「ど、同衾は!同衾はまずいから!!」モゾモゾ
貴音「想いは一つ!何もまずいことなどありません!ありません故!!」モゾモゾ
P「貴音、貴音!!」
貴音「あなた様、あなた様あぁ!!」
貴音「パッと舞って!」バサァ
P「ひぃ!!」
貴音「ガッっとやって!!」ガッ
貴音「チュッと吸って!!!」チュッ
P「はあああああぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
チュンチュン…チチチ……
P「……はっ」
P「朝か……」
P「なんだかとんでもない夢を見た気がするなぁ……」
P「いやー……いい歳こいて恥ずかしい夢を見ちゃったな」
貴音「はい……お恥ずかしい……まっことお恥ずかしい限りです……」モゾ
P「ハハハハハハ……」
貴音「あの……あなた様…こ、この夢のことは、内密に……」モゾ
P「言えないよ!!」
貴音「はぃ……」モゾモゾ
P「すいませんでした!!」
貴音「そ、そんな……わたくしの方こそ……なんというか、はい……」モゾモゾモゾ
~フェス~
貴音「歌いました!」
美希「歌いきったのー!!」
真「しかも優勝したよ!!」
雪歩「頑張りましたぁー!」
P「よかったぞ皆!!なんだかんだで最高のedeNだった!!」
美希「ラストのedeNもよかったけどー、ミキ的には最初の貴音がすごかったって思うな!」
真「そうそう!あそこでお客さんも大注目!って感じだったよね!」
雪歩「四条さん、すごかったですぅ!」
貴音「そのような……一曲一曲の、皆の頑張りがあったからこそですよ?」
P「あぁ、そうだな。さて、あとはアンコールが……」
貴音「!?」
P「貴音?」
貴音「あれは…!?響!?響ではありませんか!!」ダッ
P「またかよ!?」
貴音「響!響っ!!」
P「た、貴音!どこだ!?またヤシガニか!?」
貴音「響!あぁっ…響っ!!なぜこのようなところに!?」
P「貴音!ヤシガニのことはもういいんだ!!」
貴音「何を言っているのですかあなた様。お気を確かに!」
響「…プロデューサー、自分、ヤシガニじゃないぞ」
P「……響!?響じゃないか!!」
貴音「最初からそう言っています!」
響「人だぞ」
P「す、すまん響。どうしてここに?」
響「あれ?みんな来てるぞ?ホラ」
春香「プロデューサーさーん!みんなー!」
亜美「へっへー、来ちゃったよー!」
真美「最初っから見てたかんねー!」
律子「でもまぁ、わざわざ来た甲斐があったわね?」
千早「良いステージだったわ、皆!」
やよい「すごかったですー!!」
伊織「ふーん、アンタたちもなかなかやるじゃない?」
あずさ「感動しちゃいました~」
小鳥「優勝おめでとうございます!!」
社長「うむ、すばらしかったよキミたちぃ」
P「社長まで!!」
貴音「なんと……!」
スタッフ「それでは765プロさん!アンコールお願いします!」
P「おっ、それじゃあ4人とも!アンコールだ、いってこい!」
貴音「…4人だけでは、ありませんよ?」
美希「みんなで出るのー!」
真「ほら、プロデューサーも!!」
P「えぇ!?俺も!?」
雪歩「社長もですぅ!」
社長「私もかね!ハハまいったねどうもハハハ」
貴音「それでは皆、参りましょう!!」
みんな「「「うん!」」」
貴音「響のご実家へ……!!」
響「やめてええぇぇ!!」
THE IDOLM@STER SHINY FESTA ~Groovy Moon~
END
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