御坂「し、死んじゃった……」 上条「……」(320)

御坂「な、なんで……」グスッ

上条「……」

御坂「なんで間違えるのよ……」グスングスン

上条「……」

御坂「信じてるから……」

上条「……」

御坂「必ず打ち消してくれるって信じてるから、超電磁砲は打つのに……」グスングスン

上条「……」

御坂「なんでいきなり……」

上条「……」

御坂「なんでいきなり、右手と左手を間違えるのよ……」ヘタッ

上条「……」

とある魔術の禁書目録 ――終――

シュバッ


御坂「!」


黒子「……ジャッジメントですの」


御坂「……良かった。黒子か」

黒子「……御坂美琴」

御坂(黒子になら……)

黒子「殺人の容疑で……」

御坂「……」腕スッ

黒子「……拘束します」手錠カシャーン!

御坂「……」

黒子「お姉さま、行きますよ」

御坂「黒子、お願い。私は逃げも隠れもしないから……」

黒子「……なんでしょうか」

御坂「ダメだと思うけど……一応、病院に……」

黒子「……」

御坂「お願い……」

黒子「……お姉さま」

御坂「……」

黒子「胸より上が無い状態で生き永らえる人間はいませんの。今、死体処理班がこちらに向かっています」

御坂「……」

御坂「あのね、殺すつもりじゃなかったんだよ」グスングスン

黒子「……」

御坂「本当だよ……。いつもだったら打ち消してくれたんだもん……」グスングスン

黒子「……もちろん、私はわかってます」

御坂「……」

黒子「ただ、普段のお二人の関係性の在り方を証明するものなど、無いでしょうから」

御坂「……」

黒子「殺意は無かったという言い分が通るかどうかはわかりません」

御坂「……」

黒子「事態だけ見れば「無抵抗の男子高校生に真正面から超電磁砲を打ち込んで殺害した」という事ですから……」

――特別拘置所――

ガシャン

黒子「お姉さま、申し訳御座いません」カシャン

御坂「……ううん」

黒子「レベル5が、違法行為としての殺人を犯したとなったら……」カシャン

御坂「仕方ないわよね」

黒子「お召し物も全て……」ササッ

黒子「……」カシャン カシャン カシャン

黒子「……これでしばらく、上の指令を待ちます」

御坂(……全裸で、両手両足拘束か)

今日どうしたんだ文字数制限がおかしいぞ
4行以上書けない

SSの台詞で4行だから8行だ間違えた

人によって違うんだな
俺は>>23でぎりぎりだった

黒子「……」トボトボ

黒子「……お姉さま」服ギュッ

黒子「……黒子はわかっております。不幸な事故だという事は」

黒子「……」パンツ クンカクンカ

禁書「とうま! とうま!」ポロポロ ポロポロ

死体処理係員「君、離れなさい」

禁書「ダメだよ! とうまを袋に入れないで!」バタバタ

死体処理係「……」

死体処理係「……もうこれは、君の知ってるその「とうま君」ではないんだよ」

禁書「……!」

死体処理係「……魂の宿らない、ただのタンパク質の塊なんだ」

禁書「ち、違うんだよ! これはとうまなんだよ!」バタバタバタバタ

死体処理係(俺だって初めて見たさ……こんな酷い損壊死体)

禁書「とうまをつれてかないで!」バタバタ

死体処理係「だからもう、これは…」

ササッ

禁書・死体処理係「「!?」」

禁書(今、向こうの道を……)

死体処理係(腕だけが……ものすごいスピードで……走り(?)去っていった……)

禁書「きっととうまの右腕だ!」

死体処理係「え!?」

御坂「……」ポロポロ

御坂(……もういっその事……)

御坂(……死刑にされたい)

カンカン カンカン

御坂「だ……誰 (暗くてよく見えない……)」

シーン

御坂「誰なの……?」

カンカン カンカン

御坂(目が慣れてきたけど……)

御坂(どう見ても……鉄格子の前に……誰もいない……?)

カンカン カンカン

御坂(それなのに、鉄格子をノックする音が……)

御坂「!?」

御坂(よく見たら……なんか、浮いてる……?)

カンカン カンカン

御坂(あれが鉄格子を叩いてるんだ……)

御坂(もう少し、目が慣れてきたら……)ジーッ

御坂「……」

御坂「!?」

御坂(あ、あれって……腕……!?)

御坂(う、腕……!?)

御坂(どういう事……? 誰かの能力……?)

御坂「!」

御坂(腕が……少しずつ下にさがって……)

ゴソゴソ ゴソゴソ

御坂「!!」

御坂(て、鉄格子の下の隙間から……)

御坂(入ってこようとしてる……!)

ゴソゴソ ゴソゴソ

御坂「こ、来ないで…… (どんどんこっちに……)」

御坂「こ、来ないでよ……! (入ってきてる……!)」

ゴソゴソ スポンッ

御坂「…… (は、入って……来ちゃった……)」

腕「……」フワフワ

御坂「こ、来ないで…… (浮かび上がって……)」

御坂「来ないでってば……! (どんどんこっちに……!)」

右腕「……」ビュッ

御坂「!!」

右腕「……」コチョコチョコチョコチョ

御坂「!! あはははは、や、やめて、やめてってば、あははははは、やめってってば! ひ~!!」

御坂「ハァ……ハァ……」

右腕「……」フワフワ

御坂「ちょっとこっちは素っ裸で無抵抗なんだから……」

右腕「……」ビュッ

御坂「!」

右腕「……」胸ムギュッ

御坂「ちょ……」

右腕「……」モミモミ

御坂「ちょっ……や……」

右腕「……」モミモミモミモミ

御坂「や……やめて……いやっ……」

右腕「……」モミモミモミモミ

御坂「やめなさい……って」

御坂「言ってるでしょ!」グワッ

御坂(……なんて……右腕にガン飛ばしても意味な…)

御坂「!?」

右腕「……」モミモミ

御坂(あ、あれ……!?)

右腕「……」モミモミモミモミ

御坂(さっきまで……肩の部分なんてあったっけ……?)

右腕「……」パッ

御坂(やっと……胸を揉むのはやめたようね……)

右腕「……」フワフワ

御坂(でも……明らかに……)

右腕「……」フワフワ

御坂(あれって……胸板よね……)

右腕「……」ススス

御坂「!! (今度は下の方に……!)」

右腕「……」スススス

御坂「ま、まさか……」


右腕「……」ヌプッ


御坂「」

右腕「……」ヌチョヌチョ

御坂「いやっ……やめてっ……!」

右上半身「……」ヌチョヌチョヌチョヌチョ

御坂「あぁ……! あぁ……!」

上半身「……」ヌチョヌチョヌチョヌチョ

御坂「いやっ! あぁ! (い、いつの間にか……首なしの上半身に……)」

御坂「いやっ……あんっ! (この感じだと……)」

上半身「……」ヌチョヌチョ

御坂「あぁん! いやっ! (つ、次は……あ、あれが……再生されちゃう)」

股間ボンッ

御坂「」

上半身+股間「……」スッ

御坂「……! (離れた……?)」

上半身+股間「……」フワフワ フワフワ

御坂「!(また近づいてくる……!)」

禁書「待って! とうまの体、右腕に返してあげなきゃダメなんだよ!」

死体処理係「……なにを言ってるんだ君は(台詞だけ切り取ると滅茶苦茶だな……)」

禁書「だって、右腕はしっかり動いてたんだよ!」

死体処理係「あれはなにかの見間違いだよ……」

死体処理係「!?」

禁書「ど、どうしたの……?」

死体処理係「袋がいきなり……軽くなった?」バッ

死体処理係「!? 空……だと?」

上半身+股間「……」フワフワ

御坂「こ、来ないでぇぇ……! (確実に、こいつのあれが、私のあれに向かってきてる……!)」


上半身+股間「……」合体!

御坂「」

上半身+股間「……」パコパコ

御坂(……もうどうにでもなって……)

上半身+股間「……」パコパコ

御坂(なんなこれ……まさかこれが……新しい刑罰なのかしら)

上半身+股間「……」パコパコ

顔ボンッ

御坂「」

御坂「……」

上条「よう! ビリビリ」パコパコ

御坂「……」

御坂「ちょっとあんた……」ワナワナワナワナ

上条「もう少し付き合ってな」パコパコ

御坂「なにしてんのよー!」グワッ

上条「足が再生するまで……」パコパコ

御坂「くっ……(拘束されてるから、ひっぱたく事も出来ないじゃな……!)」

上条「うっ……もう少しだ……」パコパコ

上条「うっ……」パコパコ

御坂「ハァ……ハァ……」

上条「うぅっ……」パコパコ

足ボンッ

上条「……よし。完全に元に戻った」

御坂(ただの「全裸の男」になった……)

上条「でもどうせ、ここまできたら……」パコパコ

御坂「!! んあぁっ……」

御坂「ちょっと……」

上条「ん?」パコパコパコパコ

御坂「これじゃあ……」

上条「うん?」パコパコパコパコ

御坂「もうこれじゃ、ただの強姦じゃない!」グワッ

上条「お前が俺にやった事は……」パコパコパコパコ

御坂「うっ……」

上条「……殺人だぞ?」パコパコパコパコ

上条「ふん! ふん!」パコッ! パコッ!

御坂「そ、そうよ……アンッ……殺したはずなのに……アンッ……なんであんた……」

上条「再生してんだって?」パコリンッ!

御坂「そうよ! アンッ!!」

上条「俺の体はリビドーで出来てるんだ」

御坂「……はぁ?」

上条「実は俺、右腕が本体で……」パコパコ

御坂「アンッ……右腕が……アンッ……本体……?」

上条「おまけの体や足や頭はリビドーで出来てるんだ」パコパコ

御坂「なるほどね~……ってなるか! アンッ!」

上条「だから、右腕さえ無事なら……」パコパコ

御坂「アンッ……無事なら……? ヒギィッ」

上条「リビドーさえ摂取出来れば、他は簡単に再生出来るんだ」パコパコパコパコ

御坂「……ンアッ」

御坂「そっか……ンンッ」

上条「すごいだろ?」パンパン

上条(お、よく見たらこの拘束具、異能の力系じゃねぇか)ソゲブッ

カシャンッ

上条「うぉ……やばい、そろそろ……」

御坂「こんな状況で、こんな事言うのもあれだけど……」

上条「もう出る……! (さすがに外出しにしなきゃな……)」

御坂「……本当に良かった」ギュッ

上条「!」

上条「は、離れろ……!」

御坂「本当に……良かった」ギューッ

上条「……もうダメだ」

ドピュッ ドピュッ

上条「お、おい……中に……出しちまったけど……」アセアセ

御坂「良いよ?」ニコッ

上条「!」ドキッ

御坂「あんた……ううん、当麻のなら」テレッ

黒子「……」

ババババーン♪ ババババーン♪

黒子「……」

バババン♪ バババン♪ バババン♪ ババババン♪

佐天・初春「あいらーびゅーふぉえーばーなんたら♪ なんたらかんたらら~♪」

黒子「……」

 「新郎新婦の入場です!」

黒子(学園都市では、16歳以上の男女に結婚が認められています)

黒子(しかしレベル4以上の能力者は、何歳であろうと、法的に16歳以上の扱いを受けます)

黒子(そして妊娠した場合には、基本的に結婚しなければなりません)

佐天「御坂さん、綺麗ですよー!」

御坂「えへへ」テレテレ

御坂「黒子!」

黒子「……」

御坂「ブーケよ!」スッ

黒子「いりません!」グワッ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年11月26日 (木) 13:25:06   ID: PoR6-gyO

ははっ!

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