エルヴィン「同期のよしみ」(18)
ホモ注意。
エルハンです。
キャラ崩壊、無理のある設定捏造あり。
11巻のある発言に刺激されました。
今は亡きHに捧ぐ。
H(捧げられても困るがな…)
《調査兵団団長執務室》
ハンジ「それで、エルヴィン。エレンという子との面会許可はまだ取れないのかい?」
エルヴィン「いや、もう少しでなんとか許可は取れそうだ」
ハンジ「それは良かった!是非とも僕をその場に連れて行ってくれ!」
エルヴィン「しかし彼はまだ昏睡していてまだ目覚めていない」
ハンジ「絶対、絶対だよ!巨人化する人間だなんて、研究のし甲斐がありそうだぁっ!」
エルヴィン「まずは情報収集が先だ」
扉コンコン
モブ兵「エルヴィン団長。お客様をお連れしました」
エルヴィン「どうぞ、入ってくれ」
モブ兵「は!こちら、駐屯兵団所属の……」
エルヴィン「いや、大丈夫だ。よく来てくれた、ハンネス」
ハンネス「失礼します。お招き頂き光栄です」ケイレイ
エルヴィン「……」
エルヴィン「君はもう下がってくれ」
モブ兵「は!」
ハンジ「おや、彼は?君の友人かい?」
エルヴィン「エレン・イェーガーの古くからの知人だ。話を聞きたくて呼ばせてもらった」
ハンジ「そうなのかい?それだけじゃないようだけど、」
エルヴィン「ハンジ、君も退室してくれ」
ハンジ「……分かったよ。ケチくさいなぁ」
扉ガチャ
エルヴィン「ああそうだ、ハンジ。エレン・イェーガーとの面会はリヴァイと行く予定だ」
ハンジ「それに僕を加えてくれるつもりは…」
エルヴィン「ない」
ハンジ「……」ガッカリ
扉バタン
エルヴィン「久しぶりだな、ハンネス。解いてくれ。君に敬礼されると居心地が悪くて仕方ない」
ハンネス「ふっ、調査兵団団長殿に敬礼しないなんて、懲罰ものだろう」ニヤニヤ
エルヴィン「頼む」
ハンネス「まあ、気持ちはわかるが。それより、なんのつもりだエルヴィン」
エルヴィン「さっき言った通りだ」
ハンネス「この前の審問会で話したことが全てだぞ。巨人化については何も知らんし、グリシャ先生の行方もわからん」
エルヴィン「今回はそのことを聞きたい訳ではないんだ」
ハンネス「他に何を?」
エルヴィン「幼い頃から知ってる君から見たエレンの人となりを聞きたい」
ハンネス「ひととなりぃ?」
エルヴィン「審問会では聞くことは出来なかったが、そこが君の一番話したかったことだろう?」
ハンネス「まあなぁ、俺が知ってることなんてガキの頃のことくらいだが」
エルヴィン「あの三人とは昔馴染みという以上の何かがあるようだしな」
ハンネス「……」
エルヴィン「立って出来る話ではないだろう。向かいのソファに座ってくれ」
ハンネス「そうだな」ドサッ
ブーッ
エルヴィン「ふっ!」プルプル
ハンネス「…………お前なあ」モゾモゾ
エルヴィン「ふふっ、ふふふふふふっ」プルプル
エルヴィン「こんなガキ臭ぇイタズラ仕込んでんじゃねえよ!」ベチィッ
ブーブークッション「イタイ」
ハンネス「訓練兵時代からなんっも、成長してねぇのか!」
エルヴィン「失礼だな。こうして調査兵団団長の責務を任されているのは、僅かながらでも成長を認められたからだ」
ハンネス「ああ、図体と肩書きだけは立派に成長してるがな、俺に対しての行動が全く同じだ!」
ハンネス「調査兵団団長としてのお前は信頼しているが、元訓練兵同期としてのお前は信用できん」
エルヴィン「訓練兵時代も真摯に接していたつもりだが」
ハンネス「何が真摯だ。事あるごとに突っかかっては、俺をドツボに嵌めることを生き甲斐にしていただろう」
エルヴィン「そんな考えはなかった。心外だ」
ハンネス「あれはな、間違いなく苛めだった」
エルヴィン「ただ構って欲しかったんだ。許してくれ」
ハンネス「成績トップのお前が、何が構ってだ。好きな子ちょっかいかける子供じゃないんだぞ」
エルヴィン「……」
ハンネス「……」
エルヴィン「……」
ハンネス「」
ハンネス「……まさか、お前」
エルヴィン「確かに子供に近い恥ずべき行為だったな」
ハンネス「俺には妻が」
エルヴィン「訓練兵時代にはいなかった」
ハンネス「本気か?」
エルヴィン「昔のことだ」
ハンネス「なかなか結婚しないと思ってたら、……そういうことだったのかよ」
コミック派なのでバレに関しては知らないですわ。
とりあえず書いてから頭抱えることにします。
怖。怖。時差怖。
気になる人はごめんなさい。
エルヴィン「実は今でもあわよくばと思っている」
ハンネス「?!」
エルヴィン「……ハンネス」ジリッ
ハンネス「おいっ、ちょ、まて」ジリジリ
エルヴィン「どうしたそんな隅まで行って」ジリッ
ハンネス「まさか、嘘だろ?」ジリジリ
エルヴィン「君をここに呼んだ意味、分かるだろう?」ズイッ
ハンネス「やめろっ、違うだろ?」ダッ
エルヴィン「勿論……」スタスタスタスタ
壁ドンッ
エルヴィン「エレン・イェーガーの話を聞くためだ」
ハンネス「」
エルヴィン「膝を突き合わせてじっくり聞かせてもらおう」パッ
ハンネス「はぁ……ふざけるなよ」
エルヴィン「すまない。ソファに戻ろう」
ハンネス「頼むから、もうやめてくれよ…」ドサッ
ブーッ
このSSまとめへのコメント
続きはよ