姉「魔法カード発動!!!」弟「おねえちゃあああああああああああん!!!!」 (89)

姉「すまんなー我が弟よー、ちょっとばっかし無理するわ」

弟「お、お姉ちゃんどうするつもりなの……?」

姉「うーん……カードの域を超えた跳躍って奴?まあ見てなって」

弟「まさかそのカードは!?」




  "マジック"
姉「魔法カード発動!!!」

弟「おねえちゃあああああああああああん!!!!」

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弟「ハッ……またあの夢か……」

弟「あれから五年経ったけどお姉ちゃんは帰ってこない……」

弟「お姉ちゃん……」

弟「でもデュエルをしていればいつかお姉ちゃんにたどり着ける気がする」

弟「学校に行こう」

オタク「オウフwwwwwww弟殿wwwおはようでごさいますなwwwwwwww」

弟「オタクさん!久しぶり!おはよう!」


オタク「顔色が優れないwwwwwwヒュヒュwwwこの前言った姉殿の夢でもみたでござるかwww?」

弟「うん、そうなんだ 過去に起きた出来事が夢にも頻繁に出てくるってすごいよね」

オタク「何かの予兆かも知れぬなww気をつけなされwwwホホゥwww」

オタク「あの事件が一回だけとは思わないほうが良いでござるwww」

弟「え……?」

オタク「この世に『一回起きたからもう起こらない』などという都合にいい事などあり得んでござる……」

オタク「ヒッホーwwwwww我ながら意味深な事を言ってしまったwwwwww聞き流してほしいでござるwww」

弟「……大丈夫」

オタク「ムフンww?」

弟「もう一度起きたら僕が何とかする」

弟「その時はお姉ちゃんの相方だったオタクさんも一緒に戦ってくれるよね?」

オタク「輝かしい成長ぶりwwwwww見習いたいwww我輩でよければいつでも行くでごわすwww」

オタク「フゥーヒッwwwwwwはやくしないと学校に遅れるでごじゃるwwまた会うときにwwwwww」

弟「うん、またね!」



少女「……」

弟「あ、少女ちゃんおはよー!」

少女「今の何?どういう生物なの?」アセアセ

弟「オタクさんは確かに独特な言動の持ち主だけど悪い人じゃないよ」

少女「……どういう仲?」

弟「お姉ちゃんの友達だからうーん……お兄さん?」

少女「あんな兄は持ちたくないわ」

弟「えー……」

少女「ところで最近妙なものを腕につけてるのが流行ってるわね」

弟「デュエルディスクの事?」

少女「でゅえるでぃすく?」

弟「デュエルモンスターズっていうカードゲームを面白くやるために必要な機械だよ、僕も持ってる」

少女「へぇ……カードゲームねぇ」

弟「今は全国大会開催中だから色んな人がデュエルしてるよ、賞金も1000万円だっけ」

少女「い、1000万!?」キラキラ

弟(あ、少女ちゃんが目をキラキラさせてる……)

少女「弟くん!ぜひとも大会について詳しく聞かせなさい!!」シュピーン

弟「え、えーっとまずライフポイントデスマッチっていうのに勝ち抜いてそこから本戦組みが選ばれて」

弟「その本戦で優勝すれば1000万だけど……でも色々と選別が……」

少女「なるほど……よし、かかってきなさい!全国のカードゲーマー!!」

弟「デュエリストって言わないと!」

少女「ところでそのデレルモンスターズはどこで売ってるの?」

弟「そこからなのね……」ガクッ


〜カードショップ〜

少女「高っ!クソ高っ!!」

弟「それは一番人気のあるカードゲームだし……」

少女「一枚3000円とか何!?それだけ強力なカードなわけ!?」

少女「よくわかんないけどこの高いカード達を40枚ぐらい集めれば……」

少女「まてよ、3000円×40は12万……」ブツブツ

弟「ストップ!ストッープ!!」

弟「デュエルモンスターズは昔は強力なカード入れればそれで済んだかも知れないけど」

弟「今はデッキごとに何かしらの方向性というか、テーマを決めて作らないと勝てないんだ」

弟「グッドスタッフは勿論数枚必要だけどコンボが強い最近だとグッドスタッフだけじゃ勝てない」

少女「ぐっとすたっふ……?」

弟「あ、ごめん……グットスタッフていうのは単体で強いカードの事」

少女「じゃあこの高いけどストラクチャーデッキっていうもう出来上がってるものを……」

少女「って全部売り切れてるー!!」

弟「ストラクチャーデッキは全国大会前からこんな感じだよ」

少女「私の1000万がぁ〜……」

弟「1000万目指すならストラクチャーみたいな店で売ってるのは避けたほうがいいと思う……」

弟「戦えるけど、全国1位のデッキじゃない」

少女「じゃどうすればいいのよー」グッタリ

弟「だれか家族でデュエルモンスターズをやったことある人はいない?」

少女「うーん……わかんない」



〜夕刻〜

少女「という事があったわけー、一気にお金持ちになれると思ったのにー」

おばあちゃん「デュエルモンスターズ……なつかしいねぇ」

少女「おばあちゃん、カードゲームの事知ってるの?」

おばあちゃん「そうだねぇ……昔は今ほどカードは高くなかったからねぇ」

おばあちゃん「かわいいカードやお気に入りの絵柄が出たらちょくちょく買ってたんだよ」

おばあちゃん「結局一回もデュエルはしなかったけどそういう楽しみ方もあるのさ」

少女「おばあちゃん!そのカードって今もある!?」

〜次の日〜

少女「〜♪〜♪」

弟「少女ちゃんおはよう!あれ?腕のはデュエルディスク?」

少女「そうよ!おばあちゃんのお下がりだけどね!この投影機で遊んでたみたい」

弟「すごく古い型のデュエルディスクだけど大丈夫かな……」

少女「そうなの?」

弟「最新バージョンと対戦してテストしてみないとわからないけど」

弟「って少女ちゃん目を光らせてこっちを見つめても……」

少女「デュエルしよう!デュエルしよう!!」キラキラ

少女「私デッキ作ったけど一度もデュエルした事ないのよ!」

弟(デッキ作ったら対人戦のモチベーションが最高潮になるよね……あるある)

弟「それじゃあさっそく……」

少女「デュエル!!!」

弟「学校行こうか」ニッコリ

少女「ショボーン」(´・ω・`)




ガキ「……チッ、いちゃつぎやがってうぜぇな」

ガキ「そうだいい事思いついたぞー」ニヤリ

〜放課後〜

少女「ない!ない!なーい!!  ……」

少女「うぇ……ヒッグ……」ポロポロ

弟「先生に聞いてみたけど特に没収はしてないって……」

弟「どこいっちゃったんだろう、デュエルディスク……」アセアセ

弟「ん?あれはガキくんかな?」



ガキ「いえーいデュエルディスクゲットー!かあちゃんに買ってもらえなかったしなー」

取り巻き「すげぇ!ガキすげぇ!」



少女「あ……私のデュエルディスク!!」


少女「ちょっと!!それ私に返しなさいよ!!」

ガキ「あー?これは元々オレのだっつーの!なんか証拠でもあるのか?」

取り巻き「何時何分何十秒〜?地球が何回、回った時〜???」

少女「こ、こんのぉ〜」プルプル

弟「どうしよう……」



オタク「フホ?フホホホwwwwwwあれは弟殿でござるwwwwん?wwwwww」

オタク「ほほわーっっ!?wwwwww」

弟「あ、オタクさん!」

ガキ「誰だてめぇ?」

取り巻き「きめぇ!」

オタク「そ、それはwwwwwwそれはwwww」

オタク「伝説の優勝ディスクでござるwwwwwwwwwwwwホッヒーwwwww」

少女「え?」

オタク「世界に一つしかないwwwwwwクイーンカラァーwwwwww」

オタク「すごいwww実物wwwwwヒェッーwwwwww」

弟「オタクさん……?」

オタク「小僧wwwwお主wwwそれをどこで手に入れた?www非常に気になるでござるwww」

カギ「ひ、拾ったんだよ、拾った!」

オタク「それでは早く持ち主に返すでござるwwwwwwww」

オタク「恐らくはwwwwww貴w重wwすぎてその持ち主は泣いているでござるwww」

オタク「もし持ち主に返さぬのならwwwwこのオタクwww命にかけてもwwフッヒwwww」

オタク「ヒャヒャヒャヒャヒャフヒヒヒヒヒwwwwwwwwwwww警察に連行すwwwwwwフッwww」

ガキ(あ、警察はヤバイ……)

ガキ「拾ったっていっても家の中だぞ!家の中!」

オタク「ホウwww素晴らしい血が流れてるでござるなwwwwww」

オタク「でお主名前はwwwww?」

ガキ(めんどくせぇ)

ガキ「ガキだよ、ガキっていうんだ」

オタク「ガキwwww?wwwwwwヌゥフwwww知らない名でござるwwww」

オタク「このオタクwww伊達にオタクと名乗ってはないwwwアッアーwwwwww」

オタク「全てのデュエルモンスターズ優勝者の経歴wwww全て知っているwww(キリッwwwwww」

オタク「確かそのデュエルディスクを獲得したデュエリストの名はwwwおばあちゃんwwww」

少女「……え?」

オタク「彼女にはwwwwww孫wwwwwwお一人しかおらぬwww」

オタク「確か名は少女ちゃんwwwwwwwwwwそもそも女性wwww」

オタク「ガキ氏wwwwそれwwwwww盗んだものでござるな?wwwwww」

オタク「どの道色々怪しいwwwwwwそれでデュエルしていてもwwwwwバレルのは時間の問題wwww」

カギ「あ?」

オタク「ガキ氏wwwwデュエルモンスターズのオタクを舐めないで欲しいwwwwww」

オタク「一人ではないでござるwwwwwwこのようなオタクは全国に徘徊しているwwオーウwwww」

オタク「この程度の知識とその程度の嘘wwwwww」

オタク「いやはやwwwww地球が何回か回ったらバレるwwwwwワヒーwwwwww」

オタク「だがこのオタクwwwwそこまで鬼ではないでござるwwww」

オタク「そのディスクwwww大人しく持ち主に返せばwwww見逃すでござるwwwww」

オタク「キヒッwwwwワレヤサシスwwwwwwwwwwww」

ガキ「……」

ガキ「か、返すよ、返せばいいんだろ!!」

オタク「よろしいでござるwwwwwwよろしいでござるwwww」

取り巻き「おいカギ、勿体ねーぞ!」

ガキ「うるせぇ!!!コイツなんかきめーしうっとうしいんだよ!!逃げるぞ」

ダダダダッ……

オタク「フフwwwwww口ほどにもないwwww」

弟「オタクさん!ありがとう!!」

オタク「なんのなんのwwww拙者は現役引退の身wwwこの程度の人助けwwwwしなければw」

オタク「オウwww自己紹介忘却であったwwww少女氏?wwwwww」

少女「あ、えーっと……何でおばあちゃんの名前を?おばあちゃんカードは集めた事はあるけど」

少女「デュエルした事はないって……」

オタク「……」

オタク「それはwww謎でござるがwwwwしかしwwwしかしwwww」

オタク「クイーンディスクは確かに半世紀前のデュエリストに与えられたwwwwww」

オタク「世界に一つだけのwwwwwデュエルディスクwwww」

オタク「確かに実在するでござるwwwww」

少女「おばあちゃん、強かったのね」

弟「もしかして……そのデッキは」

少女「え、えーっと……伝説の優勝デッキ?」

弟「す、すごーい!!」

少女「こ、これならもしかして優勝できるかもっ!?」

オタク「しかしwwwwプレイングと引きの強さwwwそれがなければ勝てないでござるwwww」

オタク「弟殿wwwぜひテストデュエルの相手wwwするがよいwwwwwwヨイwwwwwwww」

弟「うん!すごくワクワクしてきた!」

少女「お、それじゃぁやろう!」




弟&少女「「デュエル!!」」

少女「初心者だし先行貰っていい?」

弟「どうぞ!」

少女「ドロー!!」

※禁止制限は2013・3月のを使用

少女「フィールド魔法、マドルチェ・シャトーを発動!」

弟「マドルチェ……?」

オタク「絵柄に定評のあるカード群でござるなwwwwwwモエーww」

少女「マドルチェ・マジョレーヌを通常召喚!そしてモンスター効果発動!」

少女「デッキからマドルチェと名のついたモンスターを手札に加える……」

少女「マドルチェ・ミルフィーヤを手札に加えカードを4枚セットしターンエンド!」シュパァン!

オタク「大体に4枚も伏せたwwwww若さゆえそれもアリwwwwww」

弟「ぼ、ぼくのターンだ ドロー!」

弟「ダーク・ヴァルキリアを通常召喚!!」

少女「攻撃力1800か、それなら!」

少女「トラップ発動!奈落の落とし穴!!」

弟「げっ」

少女「召喚したモンスターを除外だあああ!」

弟「えっー!」

オタク「気をつけるでござる弟殿wwwwww罠も普通に使いこなせるwwww」

オタク「デュエルセンスの血は伊達に流れてないでござるwwwwww」

弟「うー……カードを二枚伏せてターン終了っ」

少女「おっ私のターン!ドロー!」

少女「マジョレーヌでサーチしたマドルチェ・ミィルフィーヤを召喚しミィルフィーヤの効果!」

少女「手札からマドルチェと名のついたモンスターを特殊召喚!」

少女「マドルチェ・プディセンスを特殊召喚!」ダーン!

オタク「星5のプディセンスを通常召喚しないwwwwwwやはり初心者だと高をくくると危ないwwwww」

少女「バトルチェイズ!」

弟「ちぇいず?」

少女「あ……バ、バトルフェイズ!」

少女「マドルチェ・マジェレーヌでダイレクトアタック!」

弟「ならば罠カード発動!」

弟「聖なるバリア-ミラーフォース-!!」カキーン!

弟「攻撃表示モンスターをすべて破壊ー!」

オタク「ガチwwwww弟殿も必死wwwwwwが、しかしwww」

ドーンドーンドーン

少女「くっ……マドルチェ達の効果とマドルチェ・シャトーの効果発動!」シャキーン

少女「マドルチェカードは相手によって破壊され墓地に送られた時、デッキに戻るけど……」

少女「マドルチェ・シャトーの効果により、デッキではなく手札に戻す事も可能!!」スバババ

弟「そ、そんなのアリ!?」

オタク「モンスターが途切れないwwwwwwこれがマドルチェ・シャトーの恐怖wwwww」

オタク「通常それだけではメリットが薄いと感じるかも知れぬがwwwwww」

オタク「敵に回すとこっちがジリ貧で死ぬというwwwホッホwww」

少女「そのままターンエンド!」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「チェーンド・マジシャンを通常召喚!」

少女「攻撃力1500以上……ならばもう一回だー!奈落の落とし穴だよっ!」

弟「うわっまた除外された」

オタク「ガチならガチで対抗wwwwwwガチガチwww」

弟「た、ターン終了……」

少女「よーし私のターン!ドロー!」

少女「まずは今引いたサイクロン発動!」ビュオオオオ

少女「伏せカードを1枚破壊する!」

弟「あーっ2枚目のミラーフォースがっ」バリンッ

少女「さて……」(そしてどうしようかしら)

オタク「手札はさっき戻したマドルチェのマジョレーヌ、ミルフィーヤ、プディセンスの3枚wwwwwwww」

オタク(ミルフィーヤを召喚しプディセンスを特殊召喚するのが最大攻撃力ww)

オタク(プディセンスのモンスター効果もいいwwwwwムフンwwwwww)

オタク(もしくはマジョレーヌを召喚し、新たなモンスターをデッキから手札へwwwwww)

オタク(そして次のターン、あの魔法カードをサーチングする手段を得るするのも一興www)

オタク(どちらにせよ、マドルチェ・シャトーがある限りどちらもリスクは低いwwwwww)

オタク(だが拙者としては後者wwwwwwマジョレーヌ通常召喚ンンンwwwwww)

オタク(その理由wwwwww長い目で見れば確定wwwwwwセッツーww)

オタク(ちなみにミルフィーヤを召喚し効果でマジョレーヌを特殊召喚も可能でござるがwwwwww)

オタク(その場合マジョレーヌの効果は発動しないwwwwww特殊召喚では作動しない効果wwwwww)

オタク(通常召喚に生け贄が必要で効果強力のプディンセス特殊召喚のほうがマシwwwwww)




少女「マドルチェ・ミルフィーヤを通常召喚!効果発動でプディンセス特殊召喚!!」

オタク(前者を選んだでござるかwwwwww)

少女「バトルフェイズ!マドルチェ・シャトーの効果でマドルチェ達は攻撃力が上がっている!」

少女「攻撃力1000のミルフィーヤと2300のプディンセスでダイレクトアタック!」

弟「ギャー!」

LP8000

LP4700

少女「通った!ターンエンド!」

弟「ぼくのターンッ!ドロー!」

弟「よしっ」

弟「最高のカードだ!マジックカード大嵐!!」

弟「フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する!」

少女「ちょ、それって一方的に私が……」バリンバリンバリンバリン

少女「次元幽閉〜……強制脱出装置とマドルチェ・シャトーがぁ……」

オタク「これでマドルチェカードは手札へ行かずデッキに戻るだけでござるwwwwww」

弟「魔法カード、アームズ・ホール発動!デッキの一番上のカードを墓地に送り……」

弟「デッキから装備魔法をサーチ!スーペルヴィスを手札に加える!」

弟「そしてアームズ・ホールのコストで通常召喚は行えない、ターン終了」

少女「えっ?がら空き?」

オタク「弟殿もある意味大胆に来てるwwwwwwオウww」

少女「私のターンドロー!マジョレーヌを召喚しマドルチェ・メッセンジェラートを手札に加える!」

少女「バトルフェイズよ!マドルチェシャトーが無いから攻撃力は下がるけど……」

少女「マドルチェ達の総攻撃だぁー!」バンバァン!

弟「いててて!」

LP4700

LP1000

少女「ターン終了!」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「エヴォルテクター シュバリエを通常召喚!」

少女「攻撃力1900のモンスター……こっちの最大攻撃力はプディンセスの1800だけど……」

少女「マドルチェ・プディンセスは戦闘を行う時、相手フィールド上のカード1枚を破壊する」

少女「さして問題な事では……」

弟「それはどうかな?装備魔法、スーペルヴィスをシュバリエに装備!」

弟「この効果により、エヴォルテクター シュバリエは再度召喚状態となる!」

少女「さいどしょうかんじょうたい?」

弟「再度召喚状態となったシュバリエの効果発動!」

弟「装備カードを墓地に送る事によって相手フィールド上のカード1枚を破壊!」ドカーン

少女「ああ〜!マドルチェ・プディンセス〜!でも効果よって墓地に行かずデッキに戻る!……って」



フェニックス・ギア・フリード「……」ゴゴゴゴゴゴ




少女「なにあれ!?」

オタク「弟殿のフェリバリットカードwwwwwwハヤスwwwwww」

弟「スーペルヴィスが墓地に送られた時……墓地から通常モンスターを1体特殊召喚する」

少女「え?でもモンスターカードって……」

------------------------------------------------------------------------


弟「ダーク・ヴァルキリアを通常召喚!!」

少女「攻撃力1800か、それなら!」

少女「トラップ発動!奈落の落とし穴!!」

弟「げっ」

少女「召喚したモンスターを除外だあああ!」

------------------------------------------------------------------------


弟「チェーンド・マジシャンを通常召喚!」

少女「攻撃力1500以上……ならばもう一回だー!奈落の落とし穴だよっ!」

弟「うわっまた除外された」

------------------------------------------------------------------------






少女「私の奈落の落とし穴で墓地には行かず除外されたはず……ハッ!」

オタク「一度だけwwwwwwww一度だけあったでござるwwwwww」

少女「アームズ……ホール!」


------------------------------------------------------------------------

弟「魔法カード、アームズ・ホール発動!デッキの一番上のカードを墓地に送り……」

------------------------------------------------------------------------

少女「あの時に丁度よく墓地へ行ったのね……なんていう運の持ち主!」

弟「バトルだ!フェニックス・ギア・フリードとエヴォルテクター シュバリエでモンスターを攻撃!」

少女「いたたたた!!でもマドルチェ達は効果で墓地に行かずデッキに戻る!」

LP8000

LP6200


弟「ターン終了!」

少女「うー……私のターン!ドロー!」

少女「モンスターを裏側守備表示にセットしてターンエンド!」

オタク「おやwwwwwwおやおやwwwwww」

デュアルか……エクシーズもし易いから主人公のデッキとしてはありだな……

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「チェーンド・マジシャンを通常召喚、そしてスーペルヴィスをチェーンド・マジシャンに装備!」

弟「レベル4のチェーンド・マジシャンとエヴォルテクター シュバリエでチューニング!」シュパーンシュパーン

少女「っ!?」

弟「ブラック・ブルドラゴをシンクロ召喚!!」グオオオオオン

オタク「弟殿のwww切wwwwwwりw札wwww」

少女「攻撃力……3000!?」

弟「まだだ!墓地に送られたスーペルヴィスの効果発動!」シャーン!

弟「墓地に通常モンスター扱いされている"デュアルモンスター"……」

弟「エヴォルテクター シュバリエを特殊召喚!」

弟「バトルフェイズ!1900のエヴォルテクター シュバリエで裏側守備モンスターを攻撃!」

少女「ぐっ、マジョレーヌは破壊されデッキに戻る!」シュパーン

弟「ブラック・ブルドラゴとフェニックス・ギア・フリードでダイレクトアタック!」

少女「いやああああああ!!」ドカバキ

LP6200

LP400

弟「ターン終了!」

少女「わ、私のターン……」

少女「ドロー!」

少女「モンスターと伏せカードをセットしてターンエンド!」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「スーペルヴィスをエヴォルテクター シュバリエに装備!シュバリエの効果!!」

少女「あっまずぃ……」

弟「装備カードを外して相手フィールド上のカード1枚を破壊する!」

弟「さっき伏せた魔法罠カードを破壊!」ドカーン

少女「ああ〜……ミラーフォースぅ〜〜」

弟「スーペルヴィスの効果で通常モンスター扱いされているチェーンド・マジシャンを墓地から特殊召喚!」

弟「バトルフェイズ!!総攻撃だっ!」

少女「うわああああああああん!!守備表示のメッセンジェラート1体だけじゃ耐え切れないいいいい!!」

LP400

LP0

弟「勝利!」

少女「負けた〜……」

オタク「弟殿wwww強すぎるでござるwwwwwwww手加減wwwせめてミラフォ喰らうとかwwwwww」

弟「えーでもミラーフォースじゃなくて伏せモンスター破壊しても結局ブラック・ブルドラゴで……」

少女「負けた〜……」ズーン

オタク「1回の敗北で気落ちしすぎでござるwwwwwまだまだwwデュエル坂は始まったばかりwwww」

少女「でもこんなんじゃあ1000万円ゲットできないよぉ〜」

オタク「1000万円wwwwあwwwwww日本大会優勝の賞金でござるかwwwwwwwww」

オタク「1000万円は貰えるには貰えるでござるがwwwwwその後の風当たりも無視できないでござるww」

オタク「当然大会で優勝すればwww注目を浴びてしまうwwwwフエッwwwww」

弟「それでも僕は優勝を目指すけどね、お姉ちゃんが到達した場所までは!」

オタク「オオwwwwぜひとも頑張って欲しいwwwww応援wwww陰ながら応援wwwwククッwwww」

少女「弟くんのお姉さんかぁ……会った事ないけどデュエルモンスターズは強かったの?」

オタク「日本トップだったでござるwwwwww誰もが認めるwwwwwww」

オタク「破天荒なデュエルwwww今でも決勝の戦いは鮮明記憶wwwwすごいデュエルでござったww」

オタク「雑誌も載った事があるでござるwwwwwwホレwwwwww」スッ

少女「えーとなになに……『予想を裏切る快進撃、デュエリスト姉氏にインタビュー』」

少女「へー写真見るとなんか女性なのにカッコイイ人ね、あれこれオタクさんも写真に写ってる」

オタク「ウッフwwwwwww拙者の若かりし過去も写ってるwww恥ずかしいwwww」

少女「『誰でも最初は素人だ、そこからどう上り詰めるかは才能次第』」

少女「『しかし最初からやる気なく挫ける者には全く才能は無いであろう』」

少女「う〜……よっし!弟くん!もう1回デュエルよ!」

弟「何回でも練習相手になってあげるよ!」

少女「一回も勝てない……」ズーン

弟「何か相性が悪いのかなぁ……」

オタク「ルールや裁定に反する事はしてないのはある意味才能でござるwwwよい事よい事ww」

少女「そうだ!オタクさん!アナタもデュエルディスク持ってるなら……」

弟「ああ……オタクさんとデュエルはやめといた方がいいよ」

少女「なんで?」

弟「世界で一番強いデュエリストだもん、お姉ちゃんでさえも認める絶対勝てない人」

オタク「wwwwwwwwwww」

少女「この人がぁ〜?どのあたりがぁ〜?」

オタク「されど拙者は引退の身wwwww気軽にデュエルはしないwwwポポww」

少女(なんか訳ありなのかしら?)

弟「でもとりあえずデュエルディスクがあるなら誰とでもデュエルできるよ」

オタク「目と目が合えばwwwwwそれがデュエルのサインwwww」

少女「うーんでも知らない人とのデュエルっていうのもなんか……」

弟(オタクさんは知らない人にカウントされないのね……)

オタク「しwかwwしwwなwがらwwwww少女ちゃんは全国1位を目指しているでござるな?wwww」

少女「正確には1000万円だけど」

オタク「ならばwwwこのオタクwwwwwwwwwwちょうどいい相手を知っているでござるwwwwwwww」

オタク「拙者の人脈wwwwwwwwwあまり舐めるとwwwwwwwwwwグッピーwww」

少女「??」

弟「ある程度予想できなくはないけどまさか……?」




〜場面転換〜


関西弁「なんやまた負けたんか……よわっちい」

関西弁「弟はん久しぶりー!」

弟「関西弁さんお久しぶりです!最近はどうですか?」

関西弁「まーいけしゃあしゃあとやってるでー伊達や本戦組み名乗っとらん」

少女「……誰?」

関西弁()カチーン

関西弁「そんでこの生意気小娘は誰や?」イライラ

弟「いやあの……自分達で自己紹介してください」

少女「最近デュエルモンスターズを始めた少女です」

関西弁「今年の全国大会本戦組みに選ばれた関西弁や」

少女「本戦組み?……って」

弟「大会の予選を勝ち抜いたか選考会で選ばれた大会出場者だよ」

関西弁「今のトコ優勝に一番近い人間達やな」

関西弁「せやけど最近デュエルモンスターズ始めたゆう自己紹介……オタクはなんで呼びつけたんや?」

少女「デュエルよ!デュエル!アナタ強いんでしょう!?」ワクテカ

関西弁「だるっいわーだるいわー初心者相手ー……」ダルダルー

弟「僕からもお願いするよ」

関西弁「せやけどー……ダルダルビッシュやてー」

関西弁「ん……?よう見るって見かけへんデュエルディスク持ってるなー」

関西弁「ええ事思いついたわ!勝ったらそれ貰うわ!」

少女「えっ!?これっ!?」

弟「え、ちょ関西弁さん!?」

関西弁「ええよええよ、うちが負けたらなんかおごるわ」

少女「え、そんな勝負受けれるわけが……」

弟(少女ちゃん、チャンスだよ)ヒソヒソ

少女(どこが!?)ヒソヒソ

弟(ここで勝ったら本戦出場権を貰うんだ!)ヒソヒソ

少女(え、そんなことできるの!?)

弟(できるから言ってみるんだ!)

少女「い、いいわ!その代わり、わたしが勝ったら本戦出場権を貰うわよ!」ビシッ

関西弁「ええよ」アッサリ

少女「決断が早い!なんで!?」

関西弁「どシロウト相手に本戦組みが負けたら本戦組み名乗っとる意味がないわ!」

関西弁「そこらへんのプライドぐらいうちにもあるで!」

弟「じゃあ二人とも位置についてー……」



少女&関西弁「「デュエル!!!」」

関西弁「うちのターンやドロー!」

関西弁「きつね火を召喚!カード3枚セットしてターンエンドや!」

少女「私のターン!ドロー!」

少女「フィールド魔法、マドルチェ・シャトー発動!そして永続魔法マドルチェ・チケットを発動!」

関西弁「おーえげつなー」

少女「マドルチェ・メッセンジェラート召喚!」

少女「バトルフェィズ!シャトーの効果で上がった攻撃力2100のメッセンジェラートできつね火を攻撃!」

関西弁「きつね火の攻撃力は300しかあらへんからなーライフ減るでー」

LP8000

LP6200

関西弁「せやけど破壊され墓地に送られた時このカードを発動するでー」ウォーン

少女「?」

関西弁「永続トラップー、バックファイア!」

関西弁「炎属性モンスターが破壊され墓地に送られた時、相手に500ポイントライフダメージ当てるんや」

少女「うーでも500ぐらい減っても大した事じゃないわね」

関西弁「ほんま幸せもんやなぁ、こんカードにチェーンしてさらにカード発動!」

関西弁「バックファイアや!そしてさらにカード発動!バックファイア!」

少女「……えっ!?」

関西弁「3枚効果適用されて1500のライフダメージやな」

少女「ぎゃあああああ!」

LP8000

LP6500

弟「これで炎属性モンスターを破壊して墓地に送られるたびに1500のダメージかぁ」

少女「冗談じゃないわよ!絶対炎属性モンスターしか入ってないだろうし、」

少女「あと3回モンスターを破壊覚悟で攻撃したらそれでもう1000しかない!」

関西弁「おーちゃんと計算できるやん」

少女「カードを1枚伏せてターンエンド……」

関西弁「エンドフェイズ時にきつね火の効果発動や、戦闘破壊されっと墓地から特殊召喚できるでー」

少女「なにそれ!?バックファイアのためだけにあるカード!?」

弟「そういう言い方は色々酷いと思うよ……」

関西弁「きつね火を墓地から守備表示で特殊召喚しうちのターンやドロー!」

関西弁「永続魔法レベル制限B地区を発動や!レベル4以下のモンスターは全て守備表示になるでー」

少女「永続魔法ってことは……」

関西弁「察しええなーモンスターは守備まんまは攻撃宣言できんからなー」

関西弁「そいでモンスター召喚や!逆巻く炎の精霊!」

関西弁「レベル3やから攻撃表示のままやでーバトルフェイズや!」

少女「……逆巻く炎の精霊の攻撃力は100なんだけど」

関西弁「逆巻く炎の精霊はダイレクトアタックができる効果もっとるんや、攻撃!」トアッー

少女「いたいっ!あついっ!」

LP6500

LP6400

関西弁「モンスター効果発動!逆巻く炎の精霊は直接攻撃に成功すると攻撃力が1000アップするんやで」

少女「させないっ!カウンター罠、魔導人形の夜を発動!モンスター効果の発動を無効にする!」シュキーン

関西弁「おっ無効にするだけやなー破壊はせーへんのやな」

関西弁「逆巻く炎の精霊は生存して攻撃力100のままやな、そいでターンエンドや」

少女「私のターン!ドロー!」

少女「私はマドルチェ・メッセンジェラートを召喚!」

関西弁「無駄やでーメッセンジェラートのレベルは4、守備表示なるでー」カキーン

少女「レベルはそうね……でもこっちならどうかしら?」

関西弁「こっち?」

少女「2体のマドルチェ・メッセンジェラートでオーバーレイネットワークを構築!」

少女「エクストラデッキからエクシーズ召喚!クイーンマドルチェ・ティアラミス」バァン!!

関西弁「うお!?」

弟「エクシーズモンスターはレベルを持たずランクで星を示すからレベル4ではなくランク4!」

少女「レベル制限B地区の効果は受けない!そしてクイーンマドルチェ・ティアラミスの効果を発動!」

少女「エクシーズ素材となったメッセンジェラートを取り除き、墓地にあるマドルチェと名のついたカード」

少女「メッセンジェラートと魔導人形の夜(マドルチェ・ナイツ)をデッキに戻し!」

少女「相手フィールド上のカード2枚をデッキに戻す!」

関西弁(色々あるけど何戻すんやろなぁ)

少女「デッキに戻すのは逆巻く炎の精霊ときつね火!」

関西弁「モンスター戻すんやなー」ヤレヤレ

少女「ついでにマドルチェ・シャトーの効果でメッセンジェラートは手札に戻り、マドルチェチケット発動!」

少女「マドルチェと名のついたモンスターがカードの効果でデッキもしくは手札に戻った時」

少女「デッキからマドルチェと名のついたモンスターを手札に加える、もしくは」

少女「フィールド上に天使族のマドルチェが居るとき、特殊召喚する!」


少女「レベル3のマドルチェ・クロワンサンをデッキから特殊召喚!レベル制限B地区の影響は無い!」

少女「バトルフェイズ!総攻撃だっー!」

関西弁「モンスターおらんくても順序良く攻撃せぇってー」

LP6200

LP1500

少女「メインフェィズ2でカードを1枚伏せてターンエンド!」

関西弁「うちのターンやなードロー!」

関西弁「……弟くん悪いなー例のカード使うわー」

弟「お姉ちゃんから貰ったあれ!?」

少女「?」

関西弁「相手フィールド上のモンスターを2体リリースし……」

少女「えっリリースってことは墓地に送られて……」

少女「って私のモンスターを2体!?」

関西弁「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムを少女ちゃんのフィールドに特殊召喚や!」グオオオオン

少女「ナニコレッ!?きもちわるっ!」

弟「攻撃力3000だから上手く使えば……」

関西弁「レベル8やからレベル制限B地区の効果で守備表示になるでー」

少女「上手く使えさせてくれないわよ!」プンスカ

関西弁「こんまんまターンエンドや」

関西弁「ちなみにその子は恥ずかしがり屋やからスタンバンフェイズに1000ポイントダメージ喰らうでー」

少女「うー……私のターン!ドロー!スタンバイフェイズへ!」

ラヴァ・ゴーレム「ペロペロ」

少女「ぎゃー気持ち悪い!!」アツイアツイ

LP6400

LP5400

関西弁「ゆーて有利な状況ちゃうけどなーあと6ターン持ちこたえるかなんて」

少女「あっサイクロン発動」


関西弁「そな都合よすぎるしなーサイクロンとか引かれたらなー」

少女「レベル制限B地区を破壊!」

関西弁「うちのライフ1500やから攻撃されたらなー」

少女「ラヴァゴーレムを攻撃表示に変更!」

関西弁「負ける可能性のほうがでかいーゆーても……」

少女「関西弁撲滅ファイヤー!!」

関西弁「ぎいやああああああ!!!」

LP1500

LP0


少女「勝利!」

関西弁「まけたー……」


少女「よーしこれで私も本戦にいける!!」

関西弁「なんのことや?」スットボケ

少女「まさか、忘れたなんていわないでしょうね?」

関西弁「忘れたわー最近物覚えわるうて困るなー」ヤレヤレ

少女「思い出しなさい!!!」ガオー

弟「関西弁さん……」

関西弁「わーかっとるわーかっとる、うちやて約束ぐらい守るわ」

関西弁「ホレ、なくすやないでー」ポイッ

少女「ちょ、わわわ!」キャッチ

少女「これ?IDカード?」

関西弁「それに出場権利がついとるんや、本戦会場にいけば通す機械あるからそこでかざせばええねん」

少女「な、なるほど」

少女「でも……本当にいいの?」

関西弁「うちのことなめくさってんの?ゆーとくけど常連やで」

弟「関西弁さんは小学生のころからデュエルモンスターズの大会上位にいつもランクインしてから……」

関西弁「今年が駄目でも来年があるねんなぁ〜♪」

少女「こんなのが?」

関西弁「やっぱ返してもらおか」ドドド…

少女「すいません!すいません!」ペコペコ

関西弁「いや許さん、許さんでー」

関西弁「本戦までにまだ時間があるからそれまでにうちから一度でも負けてみんしゃい」

関西弁「返してもらうわ」ゴゴゴゴ

少女「うわーん!」

弟(これも優しさなのかな?)

〜本戦大会当日〜

少女「ふっふっふ、ふーふっふっふ!!」

関西弁(天狗になっとるねぇ……折らんとなぁ)

少女「一度も負けずこの日がきたわ!1000万円は私のものよ!」

関西弁(追い詰められたらそのまま死ぬデッキっぽいし……どないしよ)

関西弁「さーてええか、トーナメント形式で何回か勝てば優勝できるが」

関西弁「WBCみたいに敗者復活はナシ、一度負けたら即退場」

関西弁「キモに命じとけ」

少女「了解!!」

関西弁「えーと一回戦の相手は……ロリちゃんやなー」

少女「ロリちゃん?」

関西弁「んー……ま、がんばってーなー」

ロリ「はわわ〜よろしくですぅ〜」

少女「よ、よろしくそれじゃあ……」


実況「一回戦!デュエル開始!!」

少女&ロリ「「デュエル!!」」


少女「私のターン!ドロー!」

少女「マドルチェ・クロワンサンを召喚!」

ロリ「わーい、ナチュル・コスモビートの効果発動ですぅ〜」

少女「えっ?」

ロリ「相手がモンスターを通常召喚したらナチュル・コストビートは手札から特殊召喚できまーす」

少女「うっ……あれ攻撃表示?」

ロリ「最初の1ターン目はモンスターが居てもなにが起きようと攻撃できませーん」

少女「ぬーカードを4枚伏せてターンエンド!」

ロリ「じゃあドローしますぅ〜」

ロリ「ナチュル・パンプキンを通常召喚しますーそしてパンプキンの効果〜」

ロリ「相手フィールドにモンスターがいれば手札からナチュルと名のついたモンスター1体特殊召喚〜」

ロリ「ナチュル・クリフを特殊召喚しますぅ〜」

少女「攻撃力1500!相打たれたらダメージが……」

ロリ「それではチューナーでレベル2のコスモビートとレベル4のパンプキンをチューニングしまーす!」

ロリ「ナチュル・パルキオンをシンクロ召喚ですぅー」

少女「シンクロね……なら」

少女「罠カード発動!奈落の落とし穴!召喚時にモンスター1体を除外して破壊!」

ロリ「あらら、パルキオンちゃんはお空を飛んでるので効きませんよー効果発動!」


ロリ「墓地のカード2枚をコストとして除外して罠カードを無効にしまーす!」

少女「じゃあさらにチェーン!魔導人形の夜!!モンスター効果を無効にする!」

ロリ「ということは、パルキオンちゃんは奈落の落とし穴にーかわいそうー」

少女「あーもう調子狂うわね……」

ロリ「うーんどうしようかなーナチュル・クリフで攻撃したら相打ちだけど……」

ロリ「ためしに攻撃しないでみましょーう!ターン終了ですぅ〜」

少女「私のターン!ドロー!」

少女「マドルチェ・マジョレーヌを通常召喚して効果発動!マドルチェ・バトラスクを手札に加える!」

少女「クロワンサンの効果発動!フィールド上にマドルチェと名のついたモンスターを手札に戻し……」

少女「クロワンサンのレベルを1つあげて攻撃力も300あげる!」

少女「バトルフェイズ!クロワンサンとナチュル・クリフを攻撃!」

ロリ「はわわ〜300ポイントのダメージですぅ〜〜」

LP8000

LP7700

ロリ「フィールドから墓地に送られたのでナチュルクリフの効果が発動しまーす!」

ロリ「ナチュル・ローズウィップをデッキから特殊召喚ですぅ」

少女「カードを1枚伏せてターン終了!」

ロリ「じゃあドローしますぅ〜」

ロリ「ナチュル・ビーンズを通常召喚しまーす」

ロリ「そしてレベル3のナチュルローズウィップとナチュルビーンズをチューニング!」

ロリ「エクストラデッキからナチュル・ビーストをシンクロ召喚しまーす!」

ロリ「バトルフェイズ、ナチュル・ビーストでクロワンサンを攻撃でーす!」

少女「罠カード発動!次元幽閉!攻撃モンスター1体を除外!」

ロリ「また除外ですかぁ〜……」

ロリ「なにもできないです……ターン終了ですぅ〜」

少女「私のターン!ドロー!」

少女「マドルチェ・バトラスクを通常召喚し効果発動!」

少女「フィールド上にマドルチェが居る時に通常召喚されたらフィールド魔法を1枚手札へ!」

少女「マドルチェ・シャトーを手札に加えそのまま発動!!」

少女「バトルフェイズ!バトラスクで攻撃!できたらその次クロワンサンも攻撃!」

ロリ「あぁーれぇー」

LP7700

LP3400


少女「メインフェイズ2!レベル4のバトラスクと効果でレベルが上がったクロワンサンでオーバーレイ!」

少女「クイーンマドルチェ・ティアラミスをエクシーズ召喚しターンエンド!」

ロリ「じゃあドローしますぅ〜」

ロリ「魔法カード発動しまーす死者蘇生でーす!対象はナチュル・クリフでーす!」

少女「防ぐ!カウンター罠発動!魔宮の賄賂!」

少女「魔法・罠カードの効果を無効にし破壊した後相手はカードを1枚ドローする!」

ロリ「むー!では1枚ドローします……」

ロリ「魔法カード強欲で謙虚な壺を発動!カードを3枚めくってその中から好きなカードを手札に加えまーす」

ロリ「ただしこのターン私は特殊召喚できませーん」

ロリ「奈落の落とし穴、ダーク・ヴァージャー、スポーアの3枚です」

ロリ「奈落の落とし穴を選択しますぅ」

ロリ「モンスターとカードを1枚伏せてターン終了ですぅ〜」

少女「私のターン!ドロー!」

少女「クーインマドルチェティアラミスの効果発動!エクシーズ素材のバトラスクを取り除き……」

少女「マドルチェ・バトラスクと魔導人形の夜(マドルチェ・ナイツ)をデッキに戻し!」

少女「伏せカードと伏せモンスターをデッキに戻す!」シュンシュン

ロリ「うわーん、がらあきなのですぅ〜」

少女「マドルチェ・バトラスクを通常召喚しマドルチェ・シャトーを手札に加えバトルフェイズ!」

少女「きめろおおおおおお!!!」

ロリ「決まりですぅ〜……」

LP3400

LP0

関西弁「一方的……これがなぁ……」

少女「わーいこれは楽勝ねぇ〜♪」

ロリ「うー、また来年になってしまいますー」









「……時は来た、な」


〜大会が通常進行し〜

少女「ふふっ……ふふふふ!!」

少女「ついに!ついに!準決勝まできたわ!」

少女「あと2回勝てば!1000万!」

少女「いよーっし!がんばるぞぉ〜!」

少女「……あ、そうだ1000万円手に入れたらどうしよう?」

少女「関西弁さんは優勝したことあ……れ……」




少女「ここ……どこ……?」

少女「私、大会本選会場にいたよね?ね?」

少女「外は夜だっけ……?でも月が3つある」

少女「あ、あははは!夢ね!そうね私夢を見てるの!あはははは!!」

弟「夢じゃないよ現実を受け入れなきゃ」

少女「弟くん!助けて!なにここ!?どういうことーっ!?」

弟「たぶん、異次元世界……」

少女「どういうことなのっー!!」プンスカ

ロリ「はう〜ここはどこでしょう〜」

弟「ロリちゃん!君も来ちゃったの……?」

ロリ「弟さん久しぶりですーこれは昔聞かせてもらったあそこですか〜?」

弟「……うん、高確率で」

少女「どこ!?ここ知ってるの!?」

弟「だから……その……」

弟「異次元世界……」

少女「そんなんじゃどういう世界じゃわからないわよ!」

弟「デュエルモンスターズのデュエルで魂の奪い合いをする世界なんだ」

弟「デュエルに負けると魂が魔王の蓄えとなる……」

少女「ちょっと理解が追いつかないんだけど」

弟「元の世界に戻るには魔王を倒さないといけない」

少女「魔王って……というかやけに弟くん詳しいわね」

弟「昔……来たことがあるから、お姉ちゃんやオタクさんや関西弁さんと一緒に」

少女「まさか、お姉さんはここで……?」

弟「いなくなっちゃったんだ、魔王を倒して」

ロリ「うう〜でもなんで世界に連れてこられたのが私達なんですか〜?」

弟「ぼく達だけじゃないよ、世界中からハイレベルデュエリストが連れて来られたはず」

弟「魔王の糧は強き者の魂のはずだから……」

少女「でも魔王って倒されたんじゃ?」

弟「魔王は倒されると半世紀かけて復活するんだ、だけど前回倒したのは五年前」

弟「早すぎる……どういうことなんだ?」

〜現実世界〜




オタク「おばあちゃん殿wwwwwwそのwwww今は辛いかも知れぬがwwww」

関西弁「お前はだまらんかい……」

オタク「すまぬwwwwwwwwwwwwすまぬwww」

おばあちゃん「あなたはいつでもそんな喋り方だったねぇ……」

おばあちゃん「二度と使う事はしないからって、孫にあげて魔王に巻き込んでしまったら世話ないよ……」

関西弁「世界中でデュエリストの失踪事件が起きとる、明らかに魔王の仕業や」

関西弁「五十年前のおばあちゃん氏、五年前のうちら、そして今日……」

おばあちゃん「私の時はほとんどのデュエリストが死んでいってね……私の友人達のほとんども」

おばあちゃん「だからデュエルモンスターズをしない事によって帰ってくるかもしれないと思ってたのに……」

おばあちゃん「今になっても待ち続けてるのが馬鹿らしいよ……」

関西弁「すんません……今回はぜひとも聞きたいことがあるんお話で」

関西弁「魔王について、そんの使用するデッキの特徴と風貌を」

おばあちゃん「確かに私が魔王を倒したけど何故今になってなんだい?」

関西弁「うちらが五年前に倒した魔王な」

関西弁「魔王じゃないかもしれんのや、魔王だとしても今回の復活が早すぎる」

関西弁「今回こそ本物の魔王が真打として現れたと思うんや」

〜異次元世界〜




ロリ「それで、どうするんですか〜?」

弟「魔王を倒しにいくしかないと思う……」

少女「で、でも負けたら死んじゃうんでしょ!?そんなのって」

弟「この世界にいたらいずれ魔王の部下に襲われて魂を取られるデュエルをする破目になる」

弟「逃げてもダメなら自爆覚悟で攻めるしかない」

少女「う〜……でも!でも!」

ロリ「死ぬのはこわいです……」

弟「でも元の世界に戻るには魔王を倒すしかない事を頭の隅に置いといてね」

弟「とりあえずここに飛ばされた人達を探して戦力を整えよう、困っているはずだ」

ツイッター「異世界に飛ばされたなうwwwwwww」

朝鮮「アイゴー!謝罪と賠償を求めるニダ!」

ニコ「意味不明のキワミアッーwwwwwwwwwwwwww」

出会い厨「ここに新たな出会いがあるんですね!どんな人達なんだろう!スカイプID教えてくれるかな?」




弟「……」

少女「ああいう人達も助ける対象なの?」

弟「しょ、しょうがないよ!いくよ!」

ロリ「この先が心配ですぅ〜」

ツイッター「なうなうなうなうなうwwwwww」

朝鮮「賠償賠償賠償賠償賠償賠償賠償」

ニコ「千本桜は国家wwwwwwwwwwww」

出会い厨「助けて助けた助けて誰か結婚して」



弟「会話が成立しない……ちゃんと伝わったかな……?」

少女「もうほっとけばいいのよ」ヤレヤレ

ロリ「それで弟さ〜ん、空のアレはなんですか〜?」

弟「空のアレ?……あ!!あの飛行船まずい!みんな逃げて!!」

弟「四天王のカミナリがくる!!」

少女「へ?」




ドーン!!!


四人「ヒャー!!」

ソルジャー「デュエル力たったの5でありますか……ゴミでありますね」

シスター「まったく口ほどにもないんだよ!」

病弱「ゴホッゴホッ……はやく……はやく魂……ゴホッゴホッ」

VIP「ろくなのがいない件についてwwwwwwwww」

弟「し、四天王!お姉ちゃん達に倒されたはずじゃ……」

ソルジャー「おや弟殿ではないですか、お元気ですかな?」

シスター「みたところオタクや関西弁はいないみたいだね!楽勝だよ!」

病弱「ああ……魂……イイ」ウットリ

VIP「ハムハムハムwwwwwwガツガツガツwwwwww」

少女「な、なんなのコイツら知り合いなの?」

弟「魔王の手下である四天王……魔王の代わりに魂を狩っているんだ」

弟「に、逃げるよ!人数が足りない!最低でも10人は頭数として必要だった!」

少女「10人!?」

弟「それぐらいの人数じゃないと倒せなかった……と、とにかく!」

ソルジャー「ほほう、逃げるでありますか?我々には飛行船もあります」

シスター「走って逃げるなんて愚の骨頂なんだよ!」

弟「くっ……」

ロリ「う〜」

ロリ「ここは……ここは……」

ロリ「ここは通しませ〜ん!!!」ババーン

ロリ「追いかけるというのなら私が〜私が相手になりますぅ〜!」

弟「ロリちゃん!?」

ロリ「弟さん!必ず、必ずすぐ10人集めてくださいね!」

VIP「おっおっお?おっおwwwwwwwww」

病弱「おー……すごい覚悟……だ」

シスター「へっへーん、そんな事言うやつは一矢報いることなくやられるのがオチなんだよ!」

ロリ「それでも!私は!」

ロリ「弟さんには生きていてほしいです、好きですから!」シャキーン

少女「!?」

弟「!?」

ロリ「さあ早く!早く!」

弟「必ず助けに行くから……いくよ少女ちゃん!」

少女「え、ええ」


ダダダダダダダ

ソルジャー「4対1でありますな……まともな勝負になるとは思いません」

シスター「ま、かるーく捻ってやるんだよ!」

ロリ「4対1なら楽勝だなんて……馬鹿じゃないですか!馬鹿丸出し!」

ロリ「そういうのとは関係ないところに……」

ロリ「真の強者はいるはずです!!」







少女「ハァハァ……」

弟「飛行船も追ってきていない……大丈夫かな?」

中二病「ククク……ここまで来たか勇者よ……」

少女「!まさか魔王の手下!」

中二病「いかにも、我の名は魔王の手下中二病、さあ貴様の魂もらい受け……」

弟「あ、中二病さんだ」

少女「え?知り合い?」

弟「ちょっと演技が込み入ってるけどそういう人なんだ、」

中二病「演技ではない!弟よ、貴様の魂を八つ裂きにしてやろうか!」

弟「ホラぼくの名前を知ってる」

中二病「ぐぬぬ……」

弟「それより大変なんだ、ロリちゃんが今四天王と戦っていて助けに行くのに色々と」

中二病「……なん……だと」

中二病「真名ロリー氏は今どこに!?」

弟「僕らは逃げるだけが精一杯で……早くしないと飛行船が来てカミナリが」

中二病「飛行船……あれか、よし我がイカズチで粉砕してくれるわ!」

ダダダダダダ

弟「あ!一人は無謀だよ!」

少女「いっちゃった……」

弟「ひ、引き止めなきゃ!いくら去年準優勝だとしても無謀だ!」

少女「……あれで準優勝なの!?」

中二病「ロリー氏!ロリー氏!ロリー氏ぃぃいいい!!」

ロリ「あ……中二病さん……ごめんね……ごめんね……」

ロリ「あとちゃんと……普通の名前で呼んでいいんだよ……」

中二病「ううっ……ううっ……」

ソルジャー「一人にしては……中々やる相手でありましたな」

シスター「」チーン

病弱「ほしい……あの魂ほしい」

VIP「で、この馬鹿っぽい奴も倒していいのかお?wwwwwwwwww」

中二病「おまえら……おまえら……」

中二病「許さん……絶対にゆるさああああああん!!!!」

VIP「顔真っ赤wwwwwwwwwwwwwww」

弟「だめだよ!挑発に乗っちゃ!ここはとりあえず……」

少女「3人でいけばいいんじゃない?」ザッ

弟「少女ちゃん!?」

少女「馬鹿!元の世界に戻るには魔王を倒すしかないんでしょ!?」

少女「だったらコイツらもさっさと倒したほうがいいじゃない!」

弟「それはそうだけど……でも」

少女「意気地ナシ!だったら弟くん抜いて2人で行くわよ!」

少女「ロリちゃんを見殺しにしてしまった罪は償わないと!」

弟「うっ……わかったよ」

ソルジャー「では参りましょう」


「「「デュエル!!!」」」

中二病 VS VIP

VIP「ドローするおっおwwwwwwww」

VIP「魔導戦士ブレイカーを召喚するおwwwwwwカウンターのせて攻撃力うpwwww」

VIP「カード3枚伏せてターンエンドだおwwwwwwww」

中二病「我のターン……運命に導かれしドロー!!」

VIP「イタイwwwwwwwwイタイwwwwwwwwwwww」

中二病「魔導書士バテルをノーマルサモン!エフェクト発動!」

中二病「魔導書と名のついた魔法カード、ヒュグロの魔導書をハンドにチャージ!」

中二病「ハンドから魔導法士ジュノンのエフェクト発動!」

中二病「手札のグリモの魔導書、魔導書の神判、ヒュグロの魔導書を相手に見せ……」

中二病「手札からアブノーマルサモン!!」

VIP「特殊召喚っていえおwwwwwwww罠発動wwww奈落の落とし穴wwwwww除外ww」

中二病「チッ……円環の理に導かれたか……ならば!」

中二病「魔法カード魔導書の神判発動!そしてエスケープマジック、ワンダー・ワンド!!」

中二病「魔法使い族のバテルに装備しバテルとワンダー・ワンドをリリース!2枚ドローする!」

中二病「大嵐発動!伏せカードを全て破壊する!」

VIP「昇天の黒角笛と混沌の落とし穴がwwwwwwwwwwww」

中二病「フッ……ジュノンのアブノーマルサモンエフェクトには引っかからないトラップか」

中二病「グリモの魔導書発動!魔導書と名のついたカードをハンドにチャージ!」

中二病「フィールド魔法の魔導書院ラメイソンをハンドに加えラメイソン発動し……」

中二病「カードを2枚伏せてエンドフェイズ!」

VIP「なげぇ……やっとターンがまわってくるお……」

中二病「まだだエンドフェイズ時に魔導書の神判をエフェクト発動!」

VIP「また魔導書っすかwwwwwww」

中二病「魔法カードを発動した回数分魔導書と名のついたカードをハンドに加える!」

中二病「セフェルの魔導書、グリモの魔導書、アルマの魔導書、ゲーテの魔導書」

中二病「計4枚をハンドへ!」シュバババ

VIP「よーしじゃドローす……」

中二病「そして魔導書の神判もうひとつのエフェクト!」

中二病「デッキから発動した回数分以下のレベルを持つ魔法使い族を1体アブノーマルサモン!」

中二病「魔導教士 システィを選択!!アブノーマルサモン!」

VIP「……これで魔導書の神判の効果は終わりかお?」

中二病「ああ、まさしく今終わった」

VIP「よwwwwしwwwじゃあ元気一発ひいてみるwwwwwww」

中二病「まだ俺のエンドフェイズは終わっていない!魔導教士システィのエフェクト発動!!」

VIP「なげーよ!!!」

中二病「このカードを除外することによりデッキから魔導法士 ジュノンと魔導書の神判をハンドに加える!」

VIP「全てのカードの効果は終わったかお?」

中二病「うむ、終わりを見せた」

VIP「ドローしていいかお?wwwwwwwwwwwwww」

中二病「待て、今我のハンドは7枚、手札制限で1枚減らさねばならぬ」

VIP「おま……」

中二病「グリモの魔導書を捨て、貴様にターンは回ってくる」

VIP「やっとだおwwwwwwドローwwwwwww」

VIP「魔導戦士ブレイカーの効果wwwwカウンターを取り除いて伏せカード1枚破壊wwww」

中二病「ワンダー・ワンドがセメタリーに送られる」

VIP「ブラフかおwwwwwww」

中二病「手札調整だ」

VIP「それっぽいから言い返せねぇ……」

VIP「まあいいおwwwwww魔導戦士ブレイカーをリリースして虚無魔人召喚wwwwwww」

VIP「虚無魔人の永続効果はwwwwお互いモンスターを特殊召喚できないwwwww」

VIP「見たところ特殊召喚に頼りそうなデッキwwwざまぁwwwww」

VIP「バトルフェイズで2400の虚無魔人でダイレクトアタックwwwwwww」

中二病「ぬっ……」

LP8000



LP5600

VIP「カード1枚伏せてターンエンドだおwwwwww」

中二病「血に染められた我のターン!ドロー!」

中二病「スタンバイフェイズ、フィールド魔法魔導書院ラメイソンのエフェクト!」

中二病「グリモの魔導書をデッキの一番下に戻しデッキトップから1枚ドロー!」

VIP「まぁ何枚手札があっても特殊召喚できなきゃ2400の虚無魔人はこえれんおwwwww」

VIP「だけど特殊召喚できんwwwwwwwバロスwwwwwww」

中二病「魔導書の神判を発動!」

VIP「無駄な事だおwwwwwなにするんだお?wwwww」

中二病「エフェクト・ヴェーラーをノーマルサモン!」

VIP「えっ」

中二病「セフェルの魔導書発動!魔導書の名のついたカードを1枚見せる、我はアルマの魔導書を見せる」

中二病「セメタリーにあるグリモの魔導書のと同じエフェクトを得る!デッキから魔導書となのついた……」

中二病「ヒュグロの魔導書をハンドに加える!」

中二病「ゲーテの魔導書をを発動!セメタリーの魔導書の神判とセフェルの魔導書とグリモの魔導書」

中二病「計3枚を除外し虚無魔人を円環の理にいざなう!!」

VIP「除外wwwwwなんか雲行きが怪しい気がするおwwwww」

中二病「アルマの魔導書発動!除外されたグリモの魔導書をハンドに加える!グリモの魔導書発動!」

中二病「ネクロの魔導書をデッキからハンドに加えヒュグロの魔導書発動!」

中二病「エフェクト・ヴェーラーの攻撃力をエンドフェイズまで1000ポイントあげる!」

中二病「バトルだ、ダイレクトアタック!」

VIP「イタイタイwwwwwww」

LP8000



LP7000

中二病「カードを1枚伏せエンドフェイズ魔導書の神判のエフェクト!」

中二病「グリモの魔導書とトーラの魔導書3枚とヒュグロの魔導書をハンドに加え……」

中二病「魔導教士 システィもアブノーマルサモンし除外してエフェクト発動!」

中二病「魔導書の神判と魔導法士 ジュノンを手札に加える」

VIP「手札何枚だおwwwwwww?」

中二病「10枚」

VIP「ふざけんな」

中二病「冥府の使者 ゴーズとトラゴエディアと魔導書の神判とトーラの魔導書を捨てる」

VIP「ドローするおwwwwwww」

VIP「自分フィールド上にモンスターがいないからフォトン・スラッシャーを特殊召喚するおwwwwwww」

VIP「バトルフェイズwwwwwwwエフェクト・ヴェーラーにアタックwwwww」

中二病「食らおう」

LP5600



LP3500

VIP「メインフェイズ2wwwwwww王虎ワンフーを召喚wwwww」

VIP「エクシーズwwwwwwwオラwwwwwwwインヴェルズ・ローチだwwwwwww」

VIP「エクシーズ素材取り除けばレベル5以上のモンスターの特殊召喚無効にして破壊だおwwwwwww」

VIP「ターンエンドだおwwwwwwwwwwwwww」

中二病「今こそ復讐の時!ドロー!!」

中二病「スタンバイフェイズ、フィールド魔法魔導書院ラメイソンのエフェクト!」

中二病「ゲーテの魔導書をデッキの一番下に戻しデッキトップから1枚ドロー!」

中二病「サイクロン発動!伏せカード破壊!」

VIP「次元幽閉だったおwwww」

中二病「魔導召喚士テンペルをノーマルサモン!グリモの魔導書発動!ゲーテの魔導書をハンドに加える」

中二病「ゲーテの魔導書発動!」

中二病「魔導書の神判2枚とトーラの魔導書を除外しインヴェルズ・ローチを円環の理に導く!」

VIP「テラヤバスwwwwwwww」

中二病「ハンドから魔導法士ジュノンのエフェクト発動!」

中二病「手札のトーラの魔導書2枚、ヒュグロの魔導書を相手に見せ……」

中二病「手札からアブノーマルサモン!!それをもう1回やりジュノン2体目!」

VIP「攻撃力2500が2体に1000が1体wwwwwwでもライフ7000wwwwww」

VIP「攻撃が決まれば合計6000ダメージwwwwww手札ゼロだしこれから巻き返せばwwwww」

中二病「ヒュグロの魔導書発動!テンペルの攻撃力を1000アップさせる!」

VIP「」

中二病「バトルフェイズ!!!!」

VIP「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!」

LP7000



LP0

中二病「勝利した……したが……」

中二病「ロリちゃんは……帰ってこない……」

ソルジャー「馬鹿な!無敵の戦士部隊がやられるなどぉぉぉぉぉお!!」シュウウウン

弟「五年前より弱くなった……?いや、ぼくが強くなったのか?」

病弱「負けた……ゴホッゲホッゴホッゲホッ……」シュウウウン

少女「口ほどにもなかったわ!エヘン!」キメポーズ




中二病「フッ……やればできるではないか」

少女「四天王は倒せたから、後は魔王だけ?」

中二病「弟よ、魔王の居場所はわかるか?」

弟「飛行船を奪えば素早く楽して見つけられると思う、あと戦力の拡大もできるし」

中二病「『四天王のように倒されたいか』と船員を脅せば解決するだろうな」

少女「ふえーもうクタクタだし早く乗ろう!」

〜1時間後〜

少女「あ!あれ!あの城が魔王城とかいうオチじゃない?」

中二病「結局残兵の一人残らず見つからずに着いてしまったな」

弟「ほとんど四天王に倒されちゃったのかな……?」

中二病「弟よ、五年前はどうやって魔王を倒したのだ?」

弟「魔王はデュエルで勝利しても最初は消えなかったんだ……」

少女「最初は?」

弟「オタクさんが勝ったんだけど、どうも五十年前に倒す方法とは違ったみたいで……」

弟「その次にお姉ちゃんがデュエルして……そして……」

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姉「すまんなー我が弟よー、ちょっとばっかし無理するわ」

弟「お、お姉ちゃんどうするつもりなの……?」

姉「うーん……カードの域を超えた跳躍って奴?まあ見てなって」

弟「まさかそのカードは!?」




  "マジック"
姉「魔法カード発動!!!」

弟「おねえちゃあああああああああああん!!!!」

関西弁「んなアホな!そのカードはフィールド上にモンスターがいなければ発動できへん!」

姉「ンッンー、使い方を変えるんだよ カードを1枚捨てて効果発動!」

姉「対象は!私と!お前だ魔王!」

魔王「!!」

姉「超!融!合!」

シュパアアアアアアアアアアアアン
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弟「そして気づいたら、お姉ちゃんや死んでいった人達以外はみんな元の世界に戻っていた」

中二病「なんと……詳細は聞いていなかったがそんな事が……」

少女「お姉ちゃんは超融合しましたーなんて言っても信じてもらえないわよね……」

弟「うん……だからお姉ちゃんが生きているとしたらこの世界にいると思う」

弟「だから倒す方法は一般的にはデュエルで勝利することなんだけど」

少女「非常事態に陥ったら超融合するしかない、と」

弟「もしかしたら超融合も効かなくなってる恐れはあると思う」

中二病「しかしそんなトップシークレットレアカード聞いた事もない……いや1枚しかないはずだ」

中二病「確かに姉氏が優勝した時に賞品として送られたのが超融合というカードだった気が……」

少女「えーそれじゃあ打つ手ナシ!?」

弟「わからない、デュエルに勝ってそれでおしまいならいいんだけど……」

中二病「突撃し砕けてもいい、魔王と戦って倒せなかったら引き返そう」

魔王「フハハハハハ!!!よく来たな人間共!」

魔王「四天王を倒すとは恐れ入った、どうだ?世界の半分をお前にやる事でここは……」

魔王「あ、ごめんもう一回いい?やっぱ世界の半分とかはどうも使い古されてる気がしてさー」

魔王「んーなんかないかなー久しぶりの再会になると思うんだよーびっくりさせてあげたいじゃん?」

魔王「だからお前もセリフ考えてよーえ?どうでもいい?既に来てる?」

中二病「……」アゼーン

少女「……」ポカーン

弟「お、お、お……」

弟「お姉ちゃん!!!」

女市「どうしたー?我が弟よー?」ヤレヤレ

女市「そーさー今現在私が魔王なわけでーありましてー」

弟「まさかお姉ちゃんが魔王だなんて……」

女市「いやー私も反対したんだけどさーでも私とコイツは一心同体になっちゃったから私も折れちゃってー」

女市「んーでまぁしかたなく?というか絶対にやりたくなかったけどしかたなく……」

女市「そういうわけで全ての元凶は私だ、さっさと倒せ人間」

中二病「ぐっ……姉氏に対抗できるデュエリストなどそう数多くいないぞ!」

弟「だったら……ぼくがこの手で穢れた部分を浄化する!」

女市「かかってくるか人間よ……死して魂を貰い受けようではないか……」


弟&女市「「デュエル!!!」」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「モンスターを裏側守備表示、カードを3枚伏せてターン終了!」

女市「私のターンドローカード」

女市「魔法カード増援を発動、レベル4以下の戦士族モンスターを1枚手札に」

女市「終末の騎士を手札に加える、その後終末の騎士召喚!」

女市「効果発動、デッキから闇属性モンスター1枚を墓地に送る」

女市「バトルフェイズ、終末の騎士1400で裏側守備モンスター攻撃!」

弟「セットモンスターはフェデライザー!効果発動!」

弟「戦闘で破壊されたのでデュアルモンスターのフェニックス・ギア・フリードを墓地に送り1枚ドロー!」

女市「カードを1枚伏せてターン終了だ」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「モンスターをセットしてターン終了!」



女市「私のターンドローカード」

女市「キラー・トマトを召喚しバトルフェイズ、キラー・トマトで攻撃!」

弟「セットモンスターはフェデライザー!ダークストーム・ドラゴンを墓地に送り1枚ドロー!」

女市「終末の騎士でダイレクトアタック」

弟「聖なるバリア-ミラーフォース-発動!攻撃表示モンスター全てを破壊!」バァンバァン

少女「そこまで強くないモンスター相手にもったいなくない?」

中二病「レベル4エクシーズされるよりかはマシであろう」

女市「カードを1枚伏せてターン終了だ」

弟「ぼくのターンドロー!」

弟「ダークヴァルキリア召喚!バトルフェイズ1800でダイレクトアタック!」

女市「トラップカード発動……リミット・リバース!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ

女市「墓地に存在する攻撃力1000以下のモンスターを特殊召喚」

女市「終末の騎士の効果で墓地に送ったユベルを特殊召喚する!!」

ユベル「」ヤァ

弟「ぐっ……ターン終了」

少女「あのモンスターは何?」

中二病「ユベル……」

中二病「戦闘では破壊されず自分への戦闘ダメージは0となり攻撃モンスター分のダメージを相手に与え」

中二病「効果破壊されれば新たなモンスターを特殊召喚する……」

少女「なにそのチート!?」

中二病「エンドフェイズにモンスターをリリースしなければならん、いない場合自己破壊で特殊召喚は無い」

女市「私のターンドローカード」

女市「ユベルを守備表示にすることによりリミットリバースの効果発動」

女市「ユベルはリミット・リバースの効果により破壊されユベルの効果発動」

女市「ユベル-Das Abscheulich Ritterを……」

弟「させない、ユベルの特殊召喚効果に対して神の警告発動!ライフを2000払い効果を無効にする!」

LP8000

LP6000

女市「モンスターを1枚伏せてターンを終了だ」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「ダーク・ヴァルキリアを再度召喚!カウンターを1コ乗せて効果発動!」

弟「カウンターをはずしてモンスター1体を破壊!対象はセットモンスターだ!」

女市「キラー・トマトが墓地に送られる」

弟「バトルフェイズ、ダーク・ヴァルキリアでダイレクトアタック!」

LP8000


LP6200

弟「ターン終了!」

女市「私のターンドローカード」

女市「カードを1枚伏せてターン終了だ」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

弟「チェーンド・マジシャンを召喚しバトルフェイズ!ダイレクトアタックを試みる!」

女市「トラップカード発動リビングデットの呼び声!墓地からモンスターを1体特殊召喚」

女市「蘇生対象はユベル!」

弟「攻撃をやめメインフェイズ2にカードを1枚伏せてターン終了!」

女市「私のターンドローカード」

女市「魔法カードブラックホール!フィールド上の全てのモンスターを破壊!」

弟「ぐっ……」ダァンダァン

女市「そしてユベルも効果により破壊され、ユベル−Das Abscheulich Ritterを特殊召喚!」

女市「ダーク・グレファーを通常召喚しバトルフェイズ、ダーク・グレファーでダイレクトアタック!」

弟「罠カード、聖なるバリア-ミラーフォース-を発動し攻撃表示モンスター全て破壊!」

女市「ならばユベルは効果破壊され第三形態に移行!」

女市「ユベル−Das Extremer Traurig Drachenをデッキから特殊召喚!」

女市「ターン終了だ」

弟「ぼくのターン!ドロー!」

女市「罠カード発動、召喚制限-猛突するモンスター」

女市「特殊召喚されたモンスターは攻撃表示となり攻撃可能であれば攻撃しなければならない」

弟「このターンで終わらすから関係ない!エヴォルテクター シュバリエを召喚!」

弟「シュバリエに装備魔法スペールヴィスを装備しデュアル状態にして効果発動!」

弟「ユベル−Das Extremer Traurig Drachenを破壊する!」

女市「手札からエフェクト・ヴェーラーの効果を使用、このカードを墓地に送り効果モンスターの効果を無効!」

弟「終わらない!コストで墓地に送られたスーペルヴィスの効果発動!墓地の通常モンスター1体を蘇生!」

弟「フェニックス・ギア・フリードを特殊召喚!そして魔法カード死者蘇生!」

弟「ダークストームドラゴンを墓地から特殊召喚!そしてレベル8エクシーズ!!!」

弟「ぼくの本当の切り札!!サンダーエンド・ドラゴンをエクシーズ召喚!」


サンダーエンド・ドラゴン「」グオオオオオオ

女市「そのカードは……」

弟「お姉ちゃんからもらったカードだよ、覚えてる?」

弟「サンダーエンド・ドラゴンの効果発動!エクシーズ素材フェニックス・ギア・フリードを取り除き、」

弟「このカード以外のフィールド上のモンスターカード全てを破壊する!!」

ドーンドーン

弟「伏せておいた永続罠、血の代償発動!500ライフ払いモンスターを通常召喚できる」

弟「炎妖蝶ウィルプスを召喚しさらに500ライフ払いシュバリエも召喚!」

弟「バトルフェイズ!サンダーエンド・ドラゴンの3000とシュバリエの1900とウィルプスの1500!!!!」


女市「ぐおおおおおおおおお!!?」

LP6200



LP0


女 市「ばかな……体が……分離していく!!!」

女    市



女              市

シュパーン




弟「……うーん、うーん?」

少女「も、戻った?元の世界に戻った!?」

中二病「フッ、当然の摂理よ」

姉「おめぇも相変わらずだな、中二病」

弟「お姉ちゃん!!」

姉「おー弟よ、どうやら融合した片割れの魔王だけが死んだっぽいぞーなんでだろうね?」



オタク「姉wwwww氏wwwwwww戻られているwww奇跡wwwww」

おばあちゃん「ううっ……生きて帰ってきてよかった……」ポロポロ

関西弁「……帰ってきておらへん奴のほうが多そうやけどなぁ」

オタク「ロリ氏wwwがwwwまさかwwwwwwまさかwwwwww」ポロポロ

少女「スナック菓子こぼしながら喋るんじゃありません!!!」

オタク「すまぬwwwwwwすまぬww」

姉「で、どーすんだーこれからー?大会でもあるのー?」

弟「いや……」

弟「あの異次元世界に戻ってロリちゃんを生き返らせる」

中二病「!!」

弟「今思いついたんだ、超融合ができるのなら……」

弟「死者蘇生もできるんじゃないかな?って」

おばあちゃん「そんなことが本当にかい……?」

姉「マジでその発想はなかったわ」

オタク「しかし魔王が復活するまでwwwwww少なくともあと五十年はwwwwww」

姉「あ、元々魔王の体だからなんかできるかも、都合よくこうワープゲートみたいなのが開くとか……」

関西弁「いやそれはさすがに都合よすぎるんちゃうか」

姉「次元融合発動!!!ライフを2000払い……」

少女「……それいろいろとヤバくない!?」




グオオオオオオン

姉「開いたよ」

関西弁「うちが知っとるカードゲームやないでコレ」

姉「まーいいじゃんとりあえずみんなで異次元世界へレッツゴー♪」

弟「みんなで行くの!?」






姉「さーいこーいこー♪とりゃー!!」

弟「ちょっとお姉ちゃんひっぱらないでぇぇぇぇええ!!」ヒューン


おわり

HTML出して出番は無い

乙っしたァあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!

おもしろかった……


だが逆巻く効果は全て永続効果だからパワーアップ含めて魔導人形の夜とかのカウンターで止められない……

>>88

wiki見て誘発効果だいけるわーと思ったのが間違いだった
遊戯王おもろむずかしい

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