冬馬「お前モテるよな」P「俺が?」(183)

冬馬「いやマジで」

アレトウマクンジャナーイ

P(何言ってやがんだコイツ)ビキビキ

冬馬「本当羨ましいわ」

トウマクンサインシテー

P(喧嘩売ってんのかよコイツ)プルプル

冬馬「ああ、モテてぇー」

ダイテートウマクーン

P(なんなのコイツ、本当なんなのコイツ)シクシク

P「お前なんかそこら中の女の子からキャーキャー言われて…」

春香「プロデューサーさん!お菓子どうぞ!」

P「ああ、ありがとう…うん美味しい」

春香「えへへ…良かった♪」

春香「あ、あの…」

P「ん?どうした春香?」

春香「このお菓子…プロデューサーさんの為だけに作ったものですから!」タタタッ

P「ああ、そうなんだ。ありがとなー」

P「あ、そうそう!お前に言われても嫌みにしか聞こえん!」

冬馬(バカにしてやがんのかコイツ)ビキビキ

冬馬「お前な、量より質なんだよ。質」

キャートウマクンコッチムイタワー

P(何を訳の分からんことを…)イライラ

冬馬「いいか?数万人の普通と14の美人!どっちをとる?」

P「なんだよ14て、具体的だな」

冬馬「いいから答えろよ!」

P「14の美人で足りるな」

冬馬「だろう?」ドヤァ

キャートウマクンノドヤガオー

P(どっちにしろ俺には縁無いけどな)ビキビキ

P「だがな、質より量という言葉がある」

美希「あっ!ハニー発見なのっ♪」

P「人は愛で生きているんだ!」

美希「ぎゅーっ♪えへへ、おやすみなさぁい」

P「美人を娶った芸能人はなかなか長続きしないだろう?だが巷のカップルはどうだ!」

美希「すぅすぅ」

P「人は外見じゃない!愛されてるかなんだよ!」ナデナデ

冬馬(どの口が綺麗事をッ…)

冬馬「お前はモテてるからそんなことが言えるんだ!」

トウマクンコッチムイテー

P(うっぜぇ)ビキビキ

冬馬「お前は持たない者の苦しみを知ってるのか!」

トウマクンアクシュシテー

P(お前こそ知ってんのかよ)ブチブチ

冬馬「この!贅沢者め!」

トウマクンニゼンブアゲルワー

P「お前が言うな!」

P「さっきから聞いていれば好き勝手言いやがって!」

真美「兄ちゃんを右から確保→☆」

亜美「兄ちゃんを左から確保→☆」

P「どうせ常時両手に余るくらい花を持ってんだろ!」

真美「ねーねー兄ちゃん真美今日沢山お洒落してみたんだ→どおかな?」

亜美「ねーねー兄ちゃん遊んで遊んで→」

P「この万年ハーレム野郎!!」

冬馬「お前に言われたくねぇ!」

冬馬「大体お前は無自覚すぎなんだよ!」

トウマクンリリシイー

P「なんだと!」

冬馬「この鈍感野郎!分からず屋!」

トウマクンガンバッテー

ソンナヤツヤッツケロー

冬馬「この男の敵!たらしやろう!」

ドウテイヤロウー

P・冬馬「童貞は関係ないだろ!!」

P「お前だって鈍感野郎だろ!」

冬馬「ハァ!?俺のどこがだよ!」

P「この間ファンからラブレター貰ってたくせに意味分かってなかっただろ!」

冬馬「えっ!あれラブレターだったのか!?」

P「やーいばーかばーか鈍感スケコマシー」

P「あっ音無さんからメールだ」

冬馬「なになに?今偶然近くに来ているのでお昼ご飯よければご一緒しませんか?」

P「えーっ今冬馬と昼マック中だからパス」

冬馬「うわバッカで!昼デート断りやがった!」
P「えっ!今のお昼デートのお誘いだったの!?」

冬馬「いつもなら仕事時間なのに偶然近くにくるわけねーだろばーかばーか!」

冬馬「いやそろそろ認めろよ」

キャーアソコニトウマクンイルー

P「何をだよ?」

冬馬「実際モテるべ?」

キャートウマクンアソコミテー

P「あのさあ…」

冬馬「いや実際マジだろって」

キャートウマクンイクー

P「だからお前に言われてもバカにされてるとしか思えねえから」

P「そもそもアイドルと俺を比較してる時点でおかしいだろ」

あずさ「プロデューサーさん、ほっぺにお弁当つけてますよ」

P「あっすいませんどこですか?」

あずさ「あっ…私がとりますから大丈夫ですよ」

P「ありがとうございます」

あずさ「はい…んっ…プロデューサーさんお昼マクドナルドだったんですね、うふふ」

P「俺みたいな一般人はね、ひとりの彼女作るのすら大変なわけよ?わかる?」

冬馬「よりどりみどりじゃねえか氏ね!」

P「よりどりみどりなのはむしろお前の方だろ」
イグーイグイグー

冬馬「いーや、お前だよ」

アヘアヘヘイグー

P「そもそも相手がいねえって何回いわせんだよ!」

トウマクンオカシクナルー

冬馬「すっとぼけてんじゃねえ!」

P「わかんねえ奴だな!」

やよい「あの、プロデューサー!けんかはだめだとおもいますー!」

冬馬「お前の方だろ!明らかに犯罪な少女まで侍らせて!」

P「いつ俺がそんなロリコンみたいなことしたよ!」

やよい「うー、プロデューサー…」

P「あっごめんなやよい、別に喧嘩してるわけじゃないから」

やよい「わたし、プロデューサーのこと大好きだから…いつも笑って欲しいです」

P「やよいはいい子だなぁ」

冬馬「犯罪じゃねえか!」

P「やだ…お前年下の女の子に話し掛けただけで犯罪とか思っちゃうタイプ?」

冬馬「先ずはお前はモテてる自覚を持とう」

トウマクンヌレルー

P「モテてねえのにどう自覚もてってんだよ」

冬馬「よく胸に手当てて考えてみ?」

ヌレヌレデイクー

P「だから覚えがねえって」

冬馬「じゃあここ最近の女の子とのエピソードなんか話してみろよ」

オホッヌホッシュンゴイィ

P「えー…春香に頼まれてポッキーゲームしたな」

冬馬「うわでたーさり気ない惚気」

P「いやだからなんかレッスンの一環とか言ってたし」

冬馬「んな訳ねーだろマジ鈍感だわぁ」

P「いやでもさまず考えて欲しい訳よ」

冬馬「何だよ」

P「俺だよ?まずモテそうにないじゃん?もうアウトだろ」

真「そんなことないですよっ!」

真「プロデューサーは素敵です!みんなのことを一番に考えて、努力して、励ましてくれて」

真「本当に…理想の王子様みたいで…」

真「ボクの…王子…さまなんて言っちゃったりして!」テレテレ



冬馬「そういう自信ないのがまずダメなんだろ」

P「いやでもさ」

冬馬「ほらまたネガティブになるー」

P「じゃあ逆に聞くけどお前ファンの子たちとそういう仲になれる?」

冬馬「いやファンの子に手出すのはダメだろ」

トウマクンワタシノチタイヲミテー

P「冬馬はなんか俺が事務所のみんなにモテてるとか言いたいみたいだけどさ」

P「実際アイドルって大体そういう心情でしょ?一般の人は無理みたいな」

ンオービュービューフイテルー

冬馬「いやそれとこれとは別だろ」

P「いやいやいやいや」

イグッイグイグマタイグゥ

冬馬「お前その朴念仁治さないといつか刺されるよ?」

P「お前こそファンの子に刺されないようにしろよ」

トウマクンデマタイックー

P「でも熱狂的な子とかには本当に気をつけろよ?」

冬馬「なんでだよ」

P「聞いた話なんだけどファンの子とか余りにレベル高くなるとストーカーみたいになるらしいよ」

千早「早くプロデューサーを解放しないかしら」コソコソ

P「後ろとかに着いてきたりしてさ」

千早「男のくせにプロデューサーに色目使うなんて、あの泥棒猫」ボソボソ
P「友達とかまで嫉妬の対象にされて傷害事件、なんて洒落にならないだろ?」

冬馬「ああ…気をつけるわ」

冬馬「でもお前絶対モテてるって」

キャートウマクンノホウガモテテルー

P「まーたそういうこと言う」

冬馬「お前あの美人たちでハーレムだよ?やばくね?」

ワタシニモキレイッテイッテー

P「まあそりゃみんな可愛いし綺麗だけどさ」

冬馬「だろ?ぶっちゃけあいつらに告白されたらどうする?」

ワタシニモコクハクシテー

P「いや、まず告白される可能性ゼロすぎて想像できねえわ」

冬馬「もしも!もしもでいいから!」

トウマクンニコクハクシサレルモウソウイグー

P「いやもう即OK即結納ですわ」

冬馬「じゃあアイドルじゃなきゃいいのか?」

P「いや俺はOKでも相手がいないんだっての」

冬馬「竜宮のプロデューサーがいるだろ?」

律子「ああもうプロデューサー、食べながら歩かない!」

P「ああ、ごめん」

律子「お行儀悪いんですから本当に」ふきふき

P「口ぐらい自分で拭くよ」

律子「まだ汚いじゃないですか、まったく私が居ないとダメなんですから」

P「見たろあの怒りよう、ありゃ脈なしだろ」

冬馬「あのさあ…」

P「お前は彼女とか作んないのか?」

冬馬「俺は理想が高いんだ!」

トウマクンノリソウノオンナノコハココヨー

P「贅沢だなぁ、選び放題だろうに」

冬馬「全然だ…」

トウマクンニムシサレテルー

P「選り好みなんかしてるから彼女できないんだろ」

冬馬「だってかわいい子って大体彼氏居るじゃんよ」

ワタシカレシイナイヨー

P「わかるわかる」

冬馬・P「モテてぇー」

P「まあ入れよ」

冬馬「うわやばっ何この豪邸」

P「いやそれがさ」

伊織「おかえり、早かったじゃない♪早く私に会いたくて仕方なかったんでしょ」

P「伊織がいきなり俺ん家を改築しちゃって」

冬馬「金持ちは何考えてるかわかんねえわ」

P「しかもなんか大家として居座っちゃってんだよね」

伊織「私のお金でこんなに立派になったんだから私にも利用する権利があるでしょ?」

P「だそうです」

冬馬「もうコイツでいいじゃん、嫁」

P「無理無理」

伊織「な、なんでこのスーパーアイドル伊織ちゃんがコイツとけ、結婚しなきゃなんないのよ!!」

P「こんな感じですげえ嫌われてるから」

冬馬「おまえさぁ…」

冬馬「悪い、なんか落ち着かなくて出てきちまって」

ワタシハキョウモトウマクンニオチテイグー

P「いやわかるよ、落ち着かなくて俺も最近帰るの億劫だし」

冬馬「いやお前は居たれよ」

トウマクンノソバニイルヨー

P「だってあいつケチだからベッド寝室に一つしか作んなかったんだぜ?」

冬馬「えっじゃあ同衾してんの!?」

トウマクントドウキンイグー

P「うん、すごい文句言いながら」

P「でも新しいベッド買おうって言うと不機嫌になるんだよな」

冬馬「そろそろ気づこうぜ…」

冬馬「お前はすげえよ」

P「何がよ」

冬馬「アイドルでもイケメンでもないのにモテてんじゃん」

P「だからないって言ってんだろ」

貴音「お腹が空きましたあなた様」

P「はいはいあーん」

貴音「あーん…」

冬馬「待て待て」

P「なんだよ」

冬馬「お前らいつもそういうことしてんのか?」

P「だって仕事だし、なあ?」

貴音「はい、これもあなた様の大切なお仕事です」

冬馬「プロデューサーの仕事にそれはないだろ普通」

P「いやでも冬馬はもっとなんかすごいことあるんだろ?」

冬馬「ねえよ」

キャートウマクンヨー

P「嘘だ、いつも女の子からプレゼント貰ってんじゃん」

冬馬「いやありがたいけどやっぱファンの子ってなんか違うんだよな」

トウマクンコッチムイテー

P「最近心に残ったプレゼントは?」

冬馬「使用済みパンツ送ってきた人いたな」

ソレワタシー

P「こわっ」

冬馬「マジ野獣だよ、野獣」

冬馬「獣といえばよ」

P「うんうん」

冬馬「お前んとこの獣っぽいやつどうなの?」

P「獣っぽいやつ?」

響「プロデューサーの膝はやっぱり落ち着くさー」

冬馬「相当お前に懐いてんじゃん」

響「な、懐いてないぞ!こんな変態プロデューサー!」

P「懐いてないって」

冬馬「お前ガキの頃国語嫌いだったろ」

P「えっなんでわかんの!?」

P「苦手だったものといえばバレンタインだな」

冬馬「なんか嫌な思い出でもあんのか?」

キャートウマクンハッピーバレンタインー

P「いやだってなんも貰えないし、帰って母ちゃんのチョコもらうんだぜ?」

冬馬「俺昔からバレンタインはプレゼントの山だったな」

キャートウマクンノナマチョコイクー

P「ナチュラル自慢かよ」ビキビキ

冬馬「それが有り難くねえんだよ」

P「なんでだよ?」

冬馬「チョコに使用済みパンツ混ぜて送って来る人がいてさ…」

P「マジ引くわ…」

冬馬「混入物は怖いから気をつけろよ」

P「気をつけろって言われても先ず混入される可能性がないわ」

雪歩「あの…プロデューサー、良かったらお茶どうぞ」

P「おう、ありがとう」

雪歩「えへへ」

P「うん美味しい」

雪歩「…」

P「やっぱり雪歩のお茶は最高だわ、市販のとなにが違うんだろう」

雪歩「はぅっ…飲んでる…プロデューサーが私の…んっ」

冬馬「知らない方がいいんじゃね?」

冬馬「昔モテてなくても現に今ハーレム築いてんだからいいじゃねえか」

P「だからどこにハーレムがあんだよ!」

春香「プロデューサーさん…待ってましたよ、えへへ」

真「いつまで待たせるんですかプロデューサー!」

やよい「うっうー!プロデューサー、帰ってくるの遅いですー」

伊織「ちょっとあんた何時まで帰らないつもりよ!私に会いたくて仕方ないくせに!」

あずさ「プロデューサーさん、門限破りはめっですよ」

貴音「あなた様、これはお仕置きをしなければ行けませんね」

律子「遅い!三十秒遅刻です!」

真美「兄ちゃん今日ずっとあまとうの相手ばっかりだったね→」

亜美「これ、浮気だよね→」

響「もう怒ったぞー!絶対外れない首輪買ったんだからな!」

千早「今度門限を破ったらって…約束してましたよね…」

美希「あーあ、ハニーミキとの約束破っちゃったね」

雪歩「えへへ…プロデューサー…」

冬馬「この間会って以来765のプロデューサー見ないな」

冬馬「ちょっとメールしてやるか」

冬馬「あれ?このアドレスは存在しません?」

冬馬「なんだよアイツ、アド変したらメール寄越せっての」

冬馬「ま、今ごろきっとアイドルたちとよろしくやってんだろうな」

冬馬「羨ましいぜ、アイドルマスター」

おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom