妹「ねーお兄ちゃん 勉強教えてー」 (21)

妹「ねーお兄ちゃん 勉強教えてー」
俺「姉ちゃんに頼んでくれ」

妹「お姉ちゃん忙しいって言って教えてくんなかった
   お兄ちゃん教えてよ 一生のお願い」
俺「俺も忙しい」

妹「え~ おにいちゃんのいじわる」
妹「お願い見てよ 来週テストなんだよ~」

俺「はぁ~ どこがわからないんだ?」

妹「んーっとね ココとココとここ!」
俺「全部じゃん…」

一時間後

俺「で・・ここは・・こうなって・・・・こう・・・ここまでわかるか?」
妹「・・・・・」

俺「おい 聞いてる?」
妹「えっ・・・あ。うん聞いてるよ ねぇちょっとTVゲームしない?」
俺「ゲームって・・・お前が勉強教えてくれって言ったんだろが・・・」
妹「まーまー 休憩も必要だって!」

俺「・・来週テストあるんじゃ」妹「あ、このゲーム懐かしい!昔よくやったよね これやろ!」
俺「ちょっとだけだぞ」

俺「俺の専門は保健体育なんだ」

妹「」

30分後

俺「あっ  また負けた…」
妹「あれー お兄ちゃんこんなに弱かったっけw」

俺「う・・最近は忙しくてゲームも全然練習できてないんだよ…」
妹「忙しいって・・おにいちゃん部活もバイトもやってないし友達もいないじゃん」
妹「週末だって家で引き籠ってたし・・・クリスマスだって家でずっとネトゲやってたじゃん」
俺「う・・・うう俺はともかく!お前の方はどうなんだ!」

妹「へ?」

俺「お前はクリスマスどっかいったのか!彼氏でもいんのか!」

妹「んーどうだろうね お兄ちゃんには関係ないし~」

妹「あっ 明日出かける予定があったんだ 私もう寝るね おやすみおにいちゃん」

俺「出かける予定・・・?」

俺「(男か? 明日か…明日はちょうど暇だ…いや年中暇だが。。。よし!明日あいつを尾行してやる!)

翌日

妹「じゃ~いってきまーす」


俺「・・・よし・・」

俺「何か…いつもより気合い入った服装してる・・・・・・・ように見える」

俺「(もし・・・もし本当に男だったらどうしよう・・いやどうするも何も俺には関係ない」

俺「(けど…関係ないのに…なんでこんなに胸が痛いんだ クソッ)」

俺「(あいつがどんな人生送ってようと俺にはなんの・・・・ハッ!!」

妹「ごめん 待ったー?」

男「いや、いまきたとこだよ 」


俺「あ、、ははは・・・(そうだよな 家族の俺から見てもアイツは可愛いんだ・・・)」

俺「(彼氏がいないわけないよな…)」

俺「(ん?ショッピングか いったい何買うんだろう・・・・・)」

俺「(この後ホテルでも行くんだろうか? そりゃ行くよな・・・)」

俺「(マフラー買ってる・・・高そうだな)」

俺「はぁ・・・ま、こうなるだろうと思って来たけど・・・なかなか辛いな・・・」

数時間後

俺「ん?あれもう帰るのか…ホテルに行かないのが唯一の救いだな…はぁ・・・」

俺「さて・・・俺は一足先に帰るか…

俺「(なんでこんなにつらいんだろう・・・そっか・・・俺は、、俺は、、、アイツのことが・・)」


俺「好きだったんだ…」

家到着

俺「はぁ  寝て早く忘れよ」

数十分後

ガタンッ

俺「ん あいつ帰ってきたか」

コンコンッ

妹「お兄ちゃん起きてるー?」
俺「(今日はもう誰とも会いたくない・・・寝たふりしよう・・)」

妹「ねー?おにいちゃん?寝てるの?」
俺「・・・」
妹「ねーってばー」
俺「・・・」

妹「おにいちゃーん」
俺「・・・・んん(しつこいな・・・)」

妹「ねーねー」俺「・・・・なんだよ!うっせぇな!」
妹「起きてるんなら早く返事してよ!入るよ?」
俺「なんだよ?」
妹「あの・・ね・・・その・・・」
俺「なに」

妹「その・・・その・・お誕生日おめでとう!」

俺「・・・え」

妹「こっ これプレゼント!」
俺「あ、、ああ  開けていいか?」
妹「うん・・・」

俺「!!(これあの時のマフラー・・・・)」
俺「あ・・・ありがとう・・・な…大切にするよ…」

妹「え ええ なんでお兄ちゃん泣いてるの!そ・・そんなに嬉しかった…?」
俺「うん・・すごくうれしい・・・」

妹「喜んでもらえてうれしいよ… あ あのね も一つおにいちゃんに話があるんだ…)」
俺「ん・・・なんだ・・・・?」

妹「私、、お兄ちゃんのことが好きなの!」

俺「え・・・そ・・っか・・・お、おれもすきだぞ・・・?」
妹「そうじゃなくって・・・その・・そういう好きじゃなくて・・・」

妹「お、お兄ちゃんのことが男として好きなの!!」

俺「え・・・ええ・・で、でも彼氏がいるんじゃ・・・」
妹「いないよ・・・できたことも無い・・・」
俺「で、、でもお前が今日男と歩いてるの見たぞ・・」
妹「あ・・ああ・・アイツはただの友だちだよ」
俺「そ、そうだったのか・・・」

妹「そ、、それでお兄ちゃんは私のことどう思ってるの・・」

俺「お・・・おれもお前のことが…好きだ!…誰よりも・・・女として…」

妹「ほ、ほんと?うれしい・・・」

おしまい

ということで俺誕生日でした

過疎ってて虚しいだけやったな

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