夏海「あれ、姉ちゃんまだ帰ってきてないのか」
卓「」ｳﾝ

夏海「ふーん。……あ、兄ちゃん。姉ちゃんが何か28日後がどうとか言ってたんだけど、何かあったっけ？」
卓「」

夏海「え？ホラー映画？」
卓「」ｳﾝ

雪子「あ、二人とも。今日お姉ちゃん蛍ちゃん家に泊まるらしいから」
夏海「ああ、そゆことね」
卓「」ｳﾝ

夏海「面白いの？それ」
卓「」

夏海「DVDあんの？見る見るー」

小鞠「ただいまー……」
夏海「あ、姉ちゃんおかえりー。どう、面白かった？」

小鞠「面白くなんて無いわよ、もう……。蛍が凄く面白いって言うから何かと思えば……ホラーじゃん。ゾンビじゃん。めっちゃ追っ掛けて来るじゃん……」
夏海「えー、ウチは面白いと思うけどなー？ちゃんと観た？」

小鞠「正直言うとあんまし……って、夏海知ってたの？」
夏海「昨日兄ちゃんがDVD観してくれた。続編あるみたいだし一緒に観ようよ」

小鞠「はあ？観るわけ無いじゃん」
夏海「よし決定ー。ほたるんもどう？」
蛍「はい！ご一緒させて頂きます！」

小鞠「うわ！蛍いつ来たの！？」
蛍「今ですセンパイ！という訳ですので行きましょう！続編の28週後もお勧めですよセンパイ！」
小鞠「ち、ちょっと蛍！引っ張らないで！」
夏海「流石アグレッシブほたるん。ノリが良いね」
小鞠「夏海も引っ張るな！止めろ！いやだ！私は観たくないー！！」

卓「」
小鞠「お兄ちゃん助けてー！」
卓「」
小鞠「へ……一緒に観れば怖くない……？…………いやだー！！やだあああ！！」






小鞠「ああああああああぁあぁああ！！」