男「あああ彼女ほしい!」 (86)
男「あああ彼女欲しいよう!」
妹「彼女が欲しいのねお兄ちゃん!」
男「妹! いつからそこに!」
妹「だったらいい考えがあるわ!」
男「いい考えってなんだ!?」
妹「>>3よ!」
爆発
妹「爆発よ!」
男「爆発!? それはあれか!? リア充爆発しろ的な……爆発すればリア充になれる……そういう理屈か!?」
妹「何言ってるの? 妹=爆発でしょ!? 常識じゃない!」
男「お前が何言ってるんだ!? 大体俺は妹じゃないし……」
妹「ああもうつべこべうるさい! 爆発といったら爆発するの!」
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男「……はっ!」
男「……あれ? なんだ今のは……夢か?」
姉「どうしたのー弟くん?」
男「あっ、ねーちゃん!」
姉「なんだかうなされてたみたいだけど……怖い夢でも見たの?」
男「うん……えーっと……なんだっけ?」
男「あ、そんな事よりねーちゃん! 俺彼女が欲しいんだ!」
姉「彼女?」
男「うん! どうしたらいいかなあああ?」
姉「そうね……>>8とか?」
爆発
姉「そうね……爆発とか?」
男「え……ばく……?」
姉「ええ。爆発って言ったら妹を思い浮かべがちだけど、たまには姉が爆発してみてもいいと思うの。どうかな?」
男「ど、どうって……何言ってんだねーちゃん!? 全然意味わかんないぞ!」
姉「わかんなくてもね……爆発するしかないの……ごめんね弟くん……」
男「ちょ、ちょっと待ったねーちゃ……」
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男「……はっ!」
男「ここは……」
幼馴染「ちょっと男! いつまで寝てんのよ! さっさと帰るわよ」
男「あれ……幼馴染……ここは……学校? あれ……さっきまで俺ウチにいなかったっけ?」
幼馴染「はぁ……アンタってば寝ぼけすぎ……どうせ昨日夜ふかししてたんでしょ?」
男「え? うーん……そうだっかな……うん……そうかも……」
幼馴染「もうみんなとっくに下校して私たちだけなんだから……もう行くわよ」
男「うん……」
幼馴染「それでさー、A子ったら驚いて弁当ひっくり返しちゃってさー、あはは……」
男「……」
幼馴染「……男?」
男「……ん? どうした?」
幼馴染「いや、男こそどうしたの? なんか元気なくない?」
男「そ、そうか? 俺はいたって元気だぞ! わはははー」
幼馴染「そ、そう?」
男「おう! そうだ幼馴染! お前に相談があるんだが」
幼馴染「相談?」
男「ああ……彼女ってどうやったらできるのかな?」
幼馴染「……彼女? なに、アンタ彼女ほしいの?」
男「めちゃくちゃほしい! だからぜひいいアドバイスを頼む!
幼馴染「そうね……>>19」
ここにいるじゃん
幼馴染「そうね……ここにいるじゃん」
男「ひっ、爆発……って、えっ?」
幼馴染「だ、だからー……アンタの目の前に……いるじゃん……ちょうどいい子がさ……」ゴニョゴニョ
男「え……えーっと」
男(ゴニョゴニョ言っててよく聞こえないけど……とりあえず爆発は免れた!?)
男「よっしゃあああああああ!」
幼馴染「えっ……そんなに喜んで……も、もしかしてアンタも私の事……」
男「ありがとう幼馴染! 俺はすっごく気分がいい!」
幼馴染「そ、そんな……わ、私も……私も嬉しいよ!」
男「そうか! お前も喜んでくれるか! ようやく一歩展開を前進させられるもんな!」
幼馴染「えっ……あ、う、うん……そ、そう……ね。長かったもんね、ただの幼馴染の期間……」
幼馴染「じゃ、じゃあさ……せっかく両思いになったし……て、てて、手でも……つな……」
男「よーし! 俺頑張るぜー! それじゃ……また明日な幼馴染―!」
ダダダダダ
幼馴染「……」ポツーン
幼馴染「……え?」
幼馴染「あ……照れてんのね……アイツ……もう……しょうがないんだから……////」
男の家-
男「よし! まずは爆発しなかったぞ! 幸先いいな!」
男「……って、俺ってば何言ってんだ? 人間が爆発なんてする訳ないじゃん」
男「当たり前の事なのに安堵している俺がいる……」
男「んー……まぁいいや」
男「彼女の作り方、ねーちゃんか妹にでも伝授してもらおっかなー。二人はモテモテだし」
男「……いや……たまには自分で考えてみるか……」
男「むうう……彼女を作る方法……彼女を作る方法……」
次の展開>>27
爆発再び
男「そうだ、人体錬成とかどうだ!? そんな事ができるようになれば可愛い女の子を大量生産してハーレム気分味わえるぞ!」
男「いや……女の子を淫乱にしちゃうフェロモンを発する、とかでもいいな! みんな蜜に群がる虫のように俺のチンコに集まってくるの!」
男「ぐへへ……妄想してるだけで楽しい……」
妹「お兄ちゃん」
男「い、妹!?」
妹「彼女が欲しいの?」
男「え、あ、いや……べ、別に?」
姉「嘘つかないで」
男「ね、ねーちゃんまで!?」
妹「彼女が欲しいんだね、お兄ちゃん」
男「い、いや……お、俺は……」
姉「だったらね、弟くん」
姉・妹「「爆発するしかないよ」」
男「ひいっ! や、やっぱり!」
男「これ……この展開……あったぞ! 前にもあった! 今、はっきり思い出した!」
男「爆発ってなんだよ! なんで俺が爆発しなきゃ……俺はただ……ただ彼女が――!」
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男「……はっ!」
男「ここは……」
「今回もダメだったか」
男「お前は……ああ、そうか。俺はまた爆発したのか」
神「そうだ。これで15498回お前は爆発した」
男「くそっ! なんでだ! なんで俺が彼女を作ろうとすると爆発するんだ!」
神「それを確かめるためにお前は途方もないループを繰り返しているのだろう?」
男「そうだ……俺はどうしても彼女がほしい! 彼女のいる世界に行きたいんだ!」
神「それじゃ……また行くんじゃな?」
男「ああ……頼むぜ神様!」
神「今更説明は不要かもしれんが一応言っとくと、ひとたびあっちの世界に戻ると記憶はリセットされるからな」
男「ああ、分かってる」
神「それじゃ……幸運を祈る」
ジリリリリリリリリリリリリリリリリ…
ガチャン
男「ふわああああ……よく寝たー」
姉「弟くん、ご飯できてるよー」
男「んんー、着替えたらすぐ行くー」
男「ふむ、今日もいい天気だ! こんないい天気の日には可愛い女の子との出会いがありそうだぞ!」
姉「弟くん、今日お姉ちゃん生徒会の仕事があるから早くいくけど弟くんはどうする? 幼馴染ちゃんと一緒に学校行く?」
男「え? うーん、どうしようかなー」
>>39
姉と結婚
男「ねーちゃんと結婚する」
姉「え?」
男「ねーちゃんと結婚する」
姉「ちょ、ちょっと、お姉ちゃんあんまり時間ないんだからふざけないで……」
男「ふざけてなんかいない! ね ー ち ゃ ん と け っ こ ん !」
姉「ほ、本気……なの?」
男「ああ! そうしないといけないんだ! 返事を聞かせてくれ!」
姉「……>>46」
無理!
姉「……無理!」
男「なんでやねん!」
姉「え?」
男「お前が言ったんじゃないんかい! なんでそこで断るねん!」
姉「な、何言ってるの弟くん? わ、私は何も言ってないよ?」
男「……はっ、そ、そうだよね……ごめん、なんか気が動転して……」
男「っていうかなんでダメなのねーちゃん! ねーちゃんは俺の事嫌いなの!?」
姉「ううん……そんな事ない。弟くんの事は好きだよ」
男「じゃあなんで……」
姉「私たちは姉弟なんだよ……結婚なんてできないよ」
男「そ、そんなの愛さえあればなんとか……」
姉「それに……幼馴染ちゃんが見てる……」ボソッ
男「え……?」
幼馴染「男……今の本気なの?」
男「あ……幼馴染……なんで俺んちの前に……」
幼馴染「今日は姉さんが早く出るの知ってたから……一緒に行こうと思ってきてたんだよ……」
幼馴染「そしたら……なんかとんでもないワードが聞こえてきたんだけど……」
男「あ、いや、これはだな……」
幼馴染「ダメだよ男……そんな……姉弟でだなんて……非生産的だし……モラルも……欠けてるよ……」ワナワナ
男「ちょ、ちょっと聞いてくれ幼馴染!」
幼馴染「ダメ……ダメだよ……そんなの……」
幼馴染「そんなのダメーーーーー!」
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男「ふむ、今日もいい天気だ! こんないい天気の日には可愛い女の子との出会いがありそうだぞ!」
姉「弟くん、今日お姉ちゃん生徒会の仕事があるから早くいくけど弟くんはどうする? 幼馴染ちゃんと一緒に学校行く?」
男「え? うーん、どうしようかなー」
>>57
妹と結婚
男「妹と結婚する!」
姉「え?」
男「妹と結婚する!」
姉「どうしたの? 疲れてるの?」
男「ごめん姉ちゃん! 先行ってて! 俺は妹にプロポーズしてから学校行くから!」
姉「えええー……」
バンッ
男「妹っ!」
妹「お、お兄ちゃん!? どうしたの、勢いよく戻ってきて」
男「結婚してくれ」
妹「はい?」
男「俺とっ! 結婚してくれっ!」
妹「……>>64」
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< 俺 >
< 予 し >
< か >
─────────< 感 い >──────────
< な >
< !!! い >
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/ ( ´_ゝ`) \
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/ __(__ニつ/ FMV /_ \
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妹「……私しかいない予感」
男「……えっ?」
妹「今ならアイツらの気配はない……お姉ちゃんも……幼馴染も……近くにいない……」ボソボソ
妹「正直になれる……!」
男「い、妹……?」
妹「す、好きだよ! 私も!」
男「えっ?」
妹「私も……ずっとお兄ちゃんが好きだった!」
男「マ、マジかー!?」
男「りょ、両思い!? そそれじゃ俺達は……」
妹「あ、ちょっと待って!」
男「な、なんだ?」
妹「わ、私たちが大好き同士なのは……その……二人だけの、秘密にしよう?」
妹「特に! お姉ちゃんとか……幼馴染さんには……絶対に、内緒! ねっ?」
男「それって……」
姉「弟くん……?」ユラァ
男「ひっ!?」ビクッ
姉「さっきの……冗談だよね?」
姉「それとも……本当にしちゃった? 妹ちゃんに……プロポーズ」
男「>>71」
もちろんさ
男「もちろんさ」
妹「ちょっ!? お兄ちゃん!」
姉「へー、そーなんだ……ふーん、へー」
姉「妹ちゃんはなんて答えたの? いや聞かなくても分かるや。もちろんオッケーしたんだよね。うん、するに決まってるよね」
姉「ふふふ、ふふふふふ、ふふふふふふふふふふ」
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男「ふむ、今日もいい天気だ! こんないい天気の日には可愛い女の子との出会いがありそうだぞ!」
姉「弟くん、今日お姉ちゃん生徒会の仕事があるから早くいくけど弟くんはどうする? 幼馴染ちゃんと一緒に学校行く?」
男「え? うーん、どうしようかなー」
>>77
あそこがビンビンに腫れて熱っぽいから休もうかな
男「あそこがビンビンに腫れて熱っぽいから休もうかな」
姉「えっ、大丈夫!? どこが腫れてるの!? お姉ちゃんが湿布貼ってあげようか?」
男「え、あ、いや……だ、大丈夫……自分で何とかするし……」
姉「でも……」
男「ねーちゃんは早く学校に行くんだろ? 迷惑かけらんないからさ」
姉「弟くんは優しいんだから……じゃごめんね? お姉ちゃん行くけど……辛くなったらすぐ電話してね? 急いで駆けつけるから」
男(心配性だなー)
その後妹の説得もなんとかすませ、俺は家に一人になった。
男「ふぅ……せっかく学校休んだんだ……今日はアレをやるしかないだろ!」
>>82
爆発
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結局俺は爆発のループから抜け出せなかった
ほら、また聞こえてきた…あの爆発音が…
END
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