ねーよ
あると思います
春香「プロデューサーさんが元Aランクアイドル?あはは、まさか?」
小鳥「えっ!春香ちゃん知らない…ってそりゃそうよね」
小鳥「プロデューサーさんがアイドルやってた頃は、赤ちゃんぐらいの年齢だもんね」
春香「そんなに凄かったんですか?」
小鳥「そりゃもう、私も乙女の時代には憧れたわ」
春香「乙女って」
小鳥「コホン…まぁ、当時は絶大な人気があったのは本当よ?」
小鳥「バレンタインチョコだって、トラック何十台分とか伝説もあるし…」
春香「確かに、カッコイイとは思いますけど…」
P「おいーっす」
春香「あんまり、オーラが…」
うーん
いかりや長介さんレベルか・・・
P「どうした?」
春香「さっき小鳥さんから聞いたんですけど、プロデューサーさんって昔Aランクアイドルだったんですか?」
P「あぁ、そうだけど。言ってなかったっけ?」
春香「聞いてないですよ!」
小鳥「あっ、じゃあこの曲知ってる?」
小鳥「~♪」
春香「あっ、はい!」
P「それ、俺の曲だよ。今は、いろんなアイドルグループがカヴァーしてるから、原曲知られてないけど」
春香「そ、そうだったんですか…」
春香「……なら、どうしてやめたんですか?」
P「っ!」
P「まっ、まぁ、この話は終わりにして、今日のレッスンでもしようじゃないか!」
小鳥「確か…、当時、人気アイドルに手を出して、干されたって聞きましたね」
P「こっ、小鳥さん!」
小鳥「しかも、一人じゃなくて、複数…。しかも、その娘たちが、プロデューサーさんの家で鉢合わせして警察沙汰に…」
P「……良く知ってますね」
小鳥「さらにさらに、その事件が起こった時に、別のアイドルの娘の家に居たという」
春香「プロデューサーさん…」
P「やめろ、春香。そんな目で俺を見るな」
P「ちょっとした、若気の至りだよ…」
P「流石に、干されたけど」
春香「よく、この世界に復帰できましたね…」
P「まぁ、そこそこ名前はあったから、いろいろ頼んでな」
小鳥「結局、何人とお付き合いしてたんですか?」
P「さ、さぁ…?間違えたら修羅場だし、それぞれ名前呼ばなかったからなぁ…」
春香「…ちょっと、プロデューサーさんを見る目が変わりそうです」
P「それよりも、小鳥さんがそこまで俺のことを知ってたなんてびっくりですよ」
小鳥「あはは、若気の至りで…」
春香「もしかして、小鳥さんはバレンタインチョコとか贈ってたんですか?」
小鳥「今考えると、食べてくれるはずないのにねぇ…。うら若き10代…いや、もっと前かしら」
P「へぇ、そうだったんですか」
春香「そのチョコは?」
P「甘いもの嫌いだしなぁ。髪の毛入ってても嫌だし、破棄」
春香「酷っ!」
P「贈ってくれるのが健全なファンだけなら、いろいろ寄付したりできるんだけど…な?」
小鳥「今なら、破棄する気持ちもわかりますね」
春香「私達のバレンタインチョコって…」
P「まぁ、お前たちは女だから、ほとんどこないし。…真を除いて」
小鳥「検査や変なところがないか見て、大体事務所で開けますもんね」
P「手作りは破棄。開封後があっても破棄」
P「業者経由最高、だな」
送られてくるカミソリ美味しいです
春香「なんか、裏側聞いちゃうと、ちょっとショックです…」
小鳥「申し訳ないけど、皆を守るためだからしょうがない。って思うしかないわね…」
P「うーん…食べ物は無理でも、贈られてきた花を事務所に飾ったりはしてたぞ」
小鳥「あの花も、この間ファンの方から頂いたんだけどね」
P「あと、手紙とかなら読んでたけどな」
P「忙しい時にはもちろん無理だけど、さっきみたいなことがあって、バッシングを受けて辛い時には救われたよ」
春香「…そう聞くと、ちょっと、いい話ですね」
P「だろ?こんな俺でも、まだ応援してくれる人がいるなら、心入れ替えようって思ったし」
P「ただ、表舞台に戻ってもトラブルを起こすだけだし」
P「こうなったら裏方のプロデューサーとして、俺のアイドル時代に学んだこと全てを、これからのやつに伝えようって考えたんだ」
春香「プロデューサーさん…」
P「だから、お前たちを叱りつけたりするときはあるが、それ以上に期待してるんだからな?」
春香「はいっ!」
P「あっ、そういえば、さっきの手紙で思い出したけど…」
P「今でも、手紙を誕生日には年一でも贈ってくれる人がいるんだ」
春香「えっ、今もですか?」
P「あぁ、手紙曰く、昔からファンだったらしくて、よく贈ってくれたんだと」
P「忙しかった頃は見てもなかったけど、スキャンダルで、まぁ色んな手紙が来てたんだけど…」
P「そんな中『頑張ってください。私は、どんな時でも応援します』って書いてくれてたんだ」
春香「そんなファンの方が居たんですね」
P「実は、嬉しくって、その時に返信の手紙を書いたんだけど…結局出してないな」
春香「ダメじゃないですか!」
P「今更出しても、恥ずかしいだろ…」
春香「なんて言う人ですか?」
P「さぁ?いつも、名前書いてないからな…」
P「あぁ、一つだけ最後に書いてるわ」
春香「何をですか?」
P「確か、サイン崩したみたいな、小鳥の絵を…」
終わり
こまけぇことは(ry
30超えのプロデューサーで書いてた
えっ
次はどの元AランクPさんが書くんでしょうか
アイドル達「プロデューサーさんが元Aランクアイドル?あはは、まさか~」
春香(ど……通りであんなに格好いいわけだよ!)
真美・亜美(ひと目惚れしちゃうくらいだもん……)
伊織(惹きつけられるのも無理ないわよ……)
真(本物の……王子様だったんだ……!)
律子(元アイドル同士……。 気が合うわけだわ……)
あずさ(あらあら、これが運命ってものなのね~)
やよい(……元Aランクのアイドル……ってことは!)
千早(みっちり個人レッスンとかしてもらったり……!)
雪歩(……ごご、ご指導……してもらったり……)
響(も、もしかして自分……飼いならされちゃうのか……!?)
貴音(あの方になら……私……)
小鳥「……あら。 こんな所にアイドル時代のPの写真が」
―――瞬間、アイドル達の目がギラリと光った。 続かない。
>>76
どうぞ続けて
>>76
つづけて
ってことは、30代どころか、40代辺りなのか
このPは
>>85
13歳でSランクも可能な世界だしもっと若いってことも
普通に数年前までロックなアイドルだったけど今は黒髪メガネ+スーツで印象変わりすぎて誰も気づかなかった的なね!
>>94
そういうのもいいな
芸名聞いてひっくり返る的な
>>97
うむ
軽く椅子から転げ落ちるくらいのビッグネームだと面白い
書けください
P 「信用してないな?」
春香「だって、その髪型とか性格とかじゃあ
100歩譲ってもゴミ収集車の回収員ですよー」
P 「色々とひどいな・・・
プロデューサーになって半年も経ってないのに、
色々仕事を取ってこれるのは何故だと思う?」
春香「え、プロデューサーさん・・・まさか・・・」
P 「なーんてな、冗談だ冗談」
春香「あはは、ですよねー
(でもよくよく考えると・・・本当に冗談だったのかな?)
こんな感じで
ほうほう
ちょっとだけな、ちょっとだけ・・・
春香「なんてことがあったの」
千早「ふーん・・・」
春香「プロデューサーさんは結局否定してたけど、
私は本当だと思うんだよね!」
千早「ありえないわ
あんな箒とチリトリが似合うアイドルなんて見たことないもの」
春香「だよねー!私もそう思う!」
千早「春香、そういうのを日和るっていうのよ」
P 「おーい、千早ー!春香ー!あずささーん!
レッスンの時間だぞー!」
千早「丁度いいわ、次のレッスンで確かめてあげる」
春香「おお!何かわかんないけど頑張って!千早ちゃん!」
ボーカルレッスン
♪~
春香「ガッとやって」
あずさ「チュッと吸って」
千早「はーん」
春香「どうでしたか?プロデューサーさん!」
P 「個人個人はいいんだがな、三人の連携がまだまだだ
千早は・・・結構練習したろ?」
千早「そうですが・・・何か気に触りました?」
P 「練習しすぎだ
あそこは照れが入って見ているやつをうぎゃーってさせる部分だ
だが、今の千早には照れも恥ずかしさも何もない!」
千早「プロデューサー・・・確かにプロデューサーのいうことも一理あります
ですが、一介のプロデューサーが何故そこまで言えるのでしょうか?」
P 「ほぉ・・・」
あずさ「ち、千早ちゃん・・・落ち着きましょう?」
千早「歌も踊りも出来ない一般人が、アイドルに助言など甚だしいです」
P 「今日はやけに突っかかってくるな・・・
何があったのか?」
千早「何もありません!
ですが、プロデューサーが私よりも高い能力を示せる、というのであれば話は別です」
P 「いきなり歌えって言われても無理だぞ」
千早「そうでしょうね・・・
では、発声練習で勝負です!
私達よりも、長い間声を出せていたら、能力があると認めましょう」
春香「千早ちゃん!プロデューサーさんにそんなの無理だよ!」
P 「いや、春香・・・その勝負、受けて立とう!」
千早「ちょろい」
あずさ「えっとぉ・・・つまり、あの”あーーー”っていう発声練習を
一番長くできた人の勝ち、って事でいいかしらー?」
千早「はい、その通りです」
春香「千早ちゃん!頑張って!」
千早「あなたもやるのよ、春香」
春香「えー?!聞いてないよー?!」
あずさ「うふふ、春香ちゃん頑張って!」
千早「あずささんもです」
あずさ「あらあら」
P 「さて、準備はいいか?俺はできてる」
千早「もちろん」
春香「えっ、ちょっとまって!」
千早「せーのっ」すぅ
千早「あーーーーー」
あずさ「あーーーーー♪」
P 「あーーーーー」
春香「あーー・・・ごほっ」
春香「てへっ、失敗しちゃった」
3人「あーーーーー」
春香「それにしても・・・プロデューサーさんの声って通るなぁ
3人の声が調度良く・・・えっと・・・シンクロニシティ?して・・・その
綺麗なフィル・・・フィル?ハーモニーを醸し出してて・・・」
千早「ブフッ」
春香「千早ちゃん!」
P 「あーーーーー」
あずさ「あーーーーー♪」
P 「あーーーー・・・あふぅ」
あずさ「あーーーーーーーー♪」
春香「決まったね」
千早「シンクロニシティ・・・」ガタガタ
P 「いやぁ、やっぱり現役のアイドルには勝てなかったな」
あずさ「いえ、プロデューサーさんも良いお手並みでしたよ♪」
千早「フィルハーモニー・・・」ガタガタ
春香「千早ちゃん!」
千早「すみませんでした、プロデューサーを試すような事をして・・・」
P 「まったくだ
千早が牙をむいた時は、どうしようかと混乱したぞ」
春香「したぞ!」
千早「くっ・・・!
ですが、これで疑惑は晴れました
プロデューサー、あなたは、元Aランクアイドルですね!」
P 「・・・春香から聞いたのか?
だからあれは冗談だって」
春香「だって!」
千早「まだシラを切るつもりですか?
ですが、私は確信しました・・・
元といえど、Aランクアイドルから学べることは多いはず!」
P 「参ったな・・・」
春香「参ったね」
千早「春香は黙ってて!」
春香「プロデューサーさんって昔ロックバンド組んでたんですか?」
P「ああ、昔イカ天って番組があってな」
雪歩「うう、ひどいー」
あずさ「あらあら、プロデューサーさんも大変ですねー♪」
P 「あはは、大変そうでしょう?」
千早「プロデューサー!次のレッスンはどうすればいいんですか?!」
P 「いや、もう終わりだ レッスン場の使用時間も過ぎたしな」
千早「困ります!もっともっと教えてもらわないと!」
P 「じゃあ・・・」ズズズイッ
千早「うっ・・・ど、どうしたんですかプロデューサー・・・
顔をそんなに近づけて・・・」
P 「いいか、千早
”はぁーん”と言ってみなさい」
千早「は、はぁ~ん・・・///」
P 「それでよし!」
春香「・・・」ゲシッ
P 「春香さん蹴らないで下さい」
あずさ「あらあら、プロデューサーさんも大変ですねー♪」
~事務所~
P 「はぁ、疲れた・・・」
あずさ「プロデューサーさん、お疲れ様でした
粗茶ですが、どうぞ」
P 「あぁ、あずささん、ありがとうございます」
あずさ「若い子に振り回されて、大変ですねぇ」
P 「いやいや、若い子って、あずささんも十分若いじゃないですか」
あずさ「うふふ、お世辞でもありがとうございます♪」
P 「お世辞じゃあないんですがね」
あずさ「若い子達があの調子じゃあ、
当分元アイドルって事を秘密にしなきゃいけませんねー」
P 「千早も春香も、流行に敏感すぎるんだよな」
あずさ「安心してくださいね、プロデューサーが元Aランクアイドルだってこと、
他の子達には言わないですからー♪」
P 「あー・・・やっぱりあずささんは知ってましたか
あぁなることが予想できたから、このことは社長と俺だけの秘密だったんですけどね」
あずさ「そうだったんですかー」
P 「まったくもう・・・
ところで、あずささんは俺の事いつ知ったんですか?」
あずさ「今ですけど」
P 「・・・あれ?」
亜美「真美ー、今の聞いたー?」
真美「もち!録音も成功したよ!」
亜美「あずさお姉ちゃんに机の下に潜ってろって言われたと思ったら・・・」
真美「まさか兄ちゃんが元”S”ランクアイドルだったとはねー」
亜美「んっふっふー♪これは皆の携帯に送るしかないっしょー」
真美「もう送ったよーん」
P 「あずささん・・・本当に他のアイドル達には言わないで下さいね・・・」
あずさ「大丈夫ですよー、うふふ・・・」
Pおわり
お目汚し失礼いたしましたぁー!!!
次のPよろしくおにゃーしゃー
くっ・・・書き終わってすっげくシーンとしてたから
心細かったでありますよ、隊長・・・
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