亜美「はい！質問！」

P「なんだね？」

亜美「亜美達漢文やったことないんだけど...」

P「HAHAHA」

P「テストは書き取りテストだよ」

P「いまから配る参考書を元に作成するテストで...」

P「書き取りというのは、空欄を埋める、書き下し文を作る...様々だ」

律子「期限は一ヶ月。それまでに出来るだけ漢文をマスターすること」

ざわ...ざわ...

P「テーマは「鶏口牛後」。」

律子「再読文字はないから、まあ、大丈夫でしょ。たぶん。」

亜美「さ、さいどくもじ？」

P「よし！今日はこれにて解散！」

ざわ...ざわ...

亜美「兄ちゃん...行っちゃったね...」

真美「真美思ったんだけど...」

真美「これってアイドルと何の関係もなくない？」

千早「確かにそうよね...」

雪歩「詩の作成なら出来るけど...」

真「えっと..秦人恐喝諸侯...」

やよい「やすひとおそれ...う～...なんて読むんですか？」

伊織「そしんきょうかつって読むのよそれ...」

伊織「あ、違うわ...しんひときょうかつだった...」

亜美「いおりんの調子がおかしい...」

春香「えっと...確か...線を引いてあるところは...」

美希「なんて書いてあるの？これ」

あずさ「あらあら～懐かしいわ～」

貴音「中国の文とは...真、面妖な...」

響「えっと...秦人諸侯を恐喝して...」

アイドル一同(...大丈夫かなぁ(なの)...)

一ヶ月
P「おはよう！皆！」

P「早速だがテストだ～！」

ざわ...ざわ...

P「テスト時間は50分！では...始め！！」

春香(えっと...秦人諸侯を恐喝して...)
千早(秦人諸侯を恐喝して、地を割かんことを求む...)
真(たしか秦人喝諸侯恐...)
雪歩(えっと...秦人喝して諸侯...あれ？あれ！？)
伊織(これは...秦人諸侯を恐喝して、地を割かんことを求む、ね...)
やよい(たしか...しんひときょうかつしてしょこうを、もとむ...わかんことを...？)
あずさ(確か～秦人諸侯を恐喝して～...)
貴音(これは確か...秦人諸侯を恐喝して、地を割かんことを求む...でしたね...)
響(秦人諸侯を恐喝して、地を割かんことを求む..)

亜美(えっとね→秦人喝して諸侯を恐...変な文章)
真美(確か...秦人恐喝して諸侯を...だっけ？)