シンジ「僕、一応神様なんだしそろそろ人間作ろうかな」
アスカ「えー、ヤダぁ。シンジと二人がいいもん」
シンジ「でもさ」
アスカ「それよりシンジぃ……しよぉ」スリスリ
シンジ(そういえば、さすがにアスカもすっかり角が取れたよな)
アスカ「私の年齢変えたり好きにしていいからぁ。また100万年くらいイキ狂いっぱなしにして。おねがぁい」
シンジ「は、はしたないよ、アスカ」
アスカ「ばか。3億年も神様の力をえっち方面だけに使ってきて、いまさらなに言ってるのよ」
シンジ「だって……他にすることなかったし」
アスカ「んふ、でもそういうスケベなとこも好き」ギュゥ
シンジ「アスカ……」
アスカ「……もうしばらくは二人っきりでいいじゃない。だから、ね。しよっ」
シンジ「3億と1千万年か。そろそろさすがに世界復興させようかな」
シンジ「アスカ。あのさ」
アスカ「嫌」
シンジ「けど……いつまでもってわけには」
アスカ「嫌だもん」
シンジ「義務を果たしてないままなのが心苦しいんだってば。お願いします!」
アスカ「…………」
シンジ「お願い!」
アスカ「むぅ。シンジがそこまでお願いするならきいてあげるけど。じゃあ、人間以外の動物だけね」
シンジ「人間は?」
アスカ「嫌。ほら、ペンギンとか作りましょ。ペンペンっていたじゃない」
シンジ「………………ペンペン?なんだっけ」
アスカ「力使えばすぐ思い出せるでしょ」
シンジ「いや、待って、自力で思い出すから」
アスカ「……」
シンジ「う~ん。う~ん。ペンペン、ペンペン、ペンペン……」
チュッ
シンジ「アスカ?」
アスカ「んふふ。悩んでるシンジ可愛いから邪魔してあげるぅ」
シンジ「ちょっ」
チュゥ、チュッチュゥ、ハムッ、チュパッ
シンジ「やめ、んむぅ、ハァ、アスカ、ちゅぅ……」
シンジ「ペンギン。作ってみたけど」
アスカ「なんかクチバシでっかくない?」
シンジ「アスカが口ばっかり意識させるから」
ペンギン「クェ」
アスカ「とにかくこれで一仕事終えたわね!」
シンジ「ダメだよ。微生物とかしかいないんだから、すぐ絶滅しちゃう」
アスカ「いいじゃないしちゃっても」
シンジ「冗談でも怖いよアスカ。周辺で食物連鎖サイクルできるようにしとかないと」
アスカ「……」
シンジ「アスカのほうが僕よりよっぽどそういうの分かってるだろ?」
アスカ「……手伝ったらご褒美は?」
シンジ「ご褒美って……どんな?」
アスカ「1万年くらい、だっこしたままずぅ~~~っと可愛がりして」
シンジ「う、うん。分かった」
アスカ「ホント?」
シンジ「神様ウソつかない」
アスカ「よし、じゃ、手伝ったげる」
シンジ(かわいいなーアスカ)
シンジ「―――は!?」
アスカ「ふにゃ?」
シンジ「しまった。あれから5千万年も経ってる」
アスカ「? しんじぃ」ゴロゴロ
シンジ(つい盛り上がっちゃって『大量分身させたアスカを全部媚薬漬けにして触手でいっぺんにドロドロぐちゃぐちゃにしつつ大量射精するプレイ』にハマったのがマズかったんだ……)
アスカ「ン~」スリスリ
シンジ「……アスカ」
アスカ「えへへ、しんじぃぃ」
シンジ「これだと、あと100年くらい正気に戻りそうにないな。まぁいいけど、ペンギン達どうなっただろ」
ペンギン「クァ!」
ペンギン「クェェ」
ペンペン「ァー」
アスカ「わぁ。結構増えてるじゃない」
シンジ「うん、良かった。アスカが色々アドバイスしてくれたから助かったよ」
アスカ「でしょ? ほれほれ」ズイ
シンジ「ありがと」ナデナデ
アスカ「んふ。それじゃ確認も住んだし帰りましょ」
シンジ「待って。そろそろ別の場所にも別の生態系作りたいんだ」
アスカ「えー……」
レイ「……」
シンジ「ん?」
アスカ「どうしたの?シンジ」
シンジ「いや、今一瞬あの」
シンジ(あの子が見えた気がした。って言ったら怒るだろうな……そういえば名前なんだっけ)
アスカ「シンジ?」
シンジ「ゴメン、なんでもない。もう少しあったかい地域に移動しようよ」
アスカ「はーい」
このSSまとめへのコメント
発想がすごい 全部終わるまで読んでみたかった