リツコ「ええ。あなたにだけあげるわ」
アスカ(これがあればバカシンジを……)
リツコ「有効に使いなさい」
レイ(これで、碇君にもポカポカしてもらえる……?)
リツコ「欲しいの?いいわよ」
マリ(わんこ君に使ったら面白そうだにゃ……)
シンジ「……ku-」
アスカ「ソファなんかで無防備に寝ちゃって。くくく」
ペンペン「クェ」
アスカ「しっ! 静かにしてなさいペンペン」
シンジ「……ku-」
アスカ「ああ……♥ 寝顔可愛すぎんのよ、シンジのくせに……」
アスカ「さてっと」ヌリヌリ
アスカ「バカシンジ、起きなさい……」
シンジ「……ンン……」
アスカ「ふふ」
シンジ「ん……あすか……?」
アスカ「おはよ。シンジ」
シンジ「おは、え?」
チュゥゥゥゥ
シンジ「っっ!!???」
アスカ「ンンン~~」
チュゥゥゥゥ
アスカ「ふぅ」
シンジ「あ……ふぁ。ら、らんれ……?」トロン
アスカ「おはようのキスよ。たまにはこういうのもいいでしょ?」
シンジ「///」コク、コク
アスカ「私の唇、キモチ良かった?」
シンジ「う、うん……」
アスカ「ばーか、スケベ。でも特別に、もっかいキスしてあげてもいいわよ」
シンジ「ホ……ホントに!?」
アスカ(シンジのやつがこんな素直に求めてくるなんて。すごい威力じゃない!)
アスカ「ちゃんと座って」
シンジ「うん」
アスカ「いくわよ……」
チュッ
シンジ「ふぁ……ぁ ///」
アスカ「どう?」
シンジ「しゅ、しゅごぃ……あしゅかぁ……」
アスカ(ふふ、もうすっかり目がハートになってる。これなら一気に―――!)
アスカ「ねえシンジ。私のこと、好」
ミサト「ハーイ、家主のご帰宅よーー!」
アスカ「ちっ」
体育。
シンジ「はぁ……」
シンジ(つい女子の方……アスカのほう見ちゃう。昨日あんなことしたから……アスカ、なんで急に)
シンジ(僕と2回もキスなんて……キス……めちゃくちゃキモチ良かったな……って。か、考えちゃダメだ)
男子「碇、おい当たるぞ!!」
シンジ「え」
バチン!
保険医「ぼうっとしてたらボールが当たって転倒、走りながらだったから足をひねった、と」
シンジ「そんな感じです……」
保険医「ま、軽くひねった程度で大したことはないけど、念のため休んでなさい。大事な身体なんだし」
シンジ「はあ」
保険医「私は職員室のほうにいるから、なにか用の時はそこの内線で呼んでね」
シンジ「はい」
シンジ「……」
シンジ(ここの天井は、ゆっくり見るの初めてだっけ。暇だけど体育終わるまではじっとしてなきゃダメか)
シンジ「……」
マリ「……よっ」
シンジ「うわぁ!? な、なんで真希波!?」
マリ「遊びに来たよ。ワンコ君」
シンジ「遊びって、許可取ったの? 校舎の中に部外者が入るのはマズイって」
マリ「細かいことは気にしない気にしない」
シンジ「気になるよ……」
マリ「お固いにゃあ。そんなツマンナイこと言うのはこの口か!」ガバッ
シンジ「わっ」
チュゥゥゥ
シンジ「!!??」
チュパッ
チュッチュププッ
シンジ「んんんんっっ!?」
チュゥッチュパッレロレロチュルルッ
チュパッ
シンジ「ひあ……ぁ~……」トローン
マリ「ごちそうさま」
シンジ「ぁふ、ぁ……」
シンジ(い、今の……昨日の、アスカのと同じ……)
マリ「どう? こういう遊びもダメ?」
シンジ「え……?」
マリ「キスのこと。ワンコ君がどうしても『もうしちゃダメ』って言うなら、大人しく帰るけど」
シンジ「あ……ぼ、僕は」
マリ「君が決めなよ。私と、もっと遊ぶかどうか」
シンジ「……」
マリ「ちゅっ、んちゅっ、ちゅっ、ちゅぅ」
シンジ「~~~!」ビクッビクッ
キーンコーン
マリ「おっ、タイムリミットだ。じゃね、ワンコ君」
シンジ「ひへ……ふへ……♥」ピクピク
・・・・・・
トウジ「おっしゃ、やっと解放や!」
ケンスケ「じゃな」
シンジ「うん。また明日」
アスカ「シンジ」
シンジ「あ。な、なにアスカ」ドキドキ
アスカ「……帰ったら、昨日の続き……するわよ」
シンジ「!!」
アスカ「だから早く」
シンジ「う……うん。プリント届けて、すぐ帰るから!」
ピンポーン
シンジ「ベルが鳴るようになってる……綾波、いるの?」
レイ「……」ガチャ
シンジ「あ、良かった。これ今日のプリント。それじゃ」
レイ「待って」
シンジ「なに?」
レイ「……ありがとう。少し、上がっていって」
シンジ「ごめん。僕今日は、その、用があって。急いでるんだ」
レイ「本当に少し……だから」
このSSまとめへのコメント
あへあへ
なぜ、途中でやめたんだw
おい、おい
いやー
うわああああ
そはならに
これつかわせてもらってもいいですか?
これ使わせて貰います