櫻子「パンツ見せて」(303)
櫻子「そんなだからおっぱい魔人なんだよ!」
櫻子「このエロっぱい!」
向日葵「言うに事欠いて、え、えろ……!?」
向日葵「私のどこがえr……いやらしいと言うんですの!?」
櫻子「全部だよ全部!」
櫻子「おっぱいでかいの気にしてるって言う割には、
歩くたび、たゆんたゆん揺らしてアピールしてんじゃん!」
櫻子「肩凝るわー、おっぱいでかすぎて肩凝るわー」
櫻子「みたいな顔しやがってさ!」
向日葵「そ、そんな顔してませんわよ!」
向日葵「私がいやらしいというのなら、あなたは逆に色気ゼロのお子様じゃないの!」
櫻子「は!? どこがだよ、このすっげー美人な櫻子様のどこがだってんだよ!」
向日葵「それこそ言動から身体まで全部ですわ」
向日葵「いまだにくらげ3姉妹がプリントされたパンツを履いてるのがいい証拠ですわ」
櫻子「っ……!/// って、なんで知ってんだよ!?」
向日葵「……か、勘ですわ、勘」
【翌朝 櫻子の部屋】
櫻子「くっそ、一晩寝ても悔しさが込み上げてくる……」
櫻子「なんだよ、くらげパンツいけないのかよ」
櫻子「……」
櫻子「や、やっぱり子供っぽいのかな……」
櫻子「うぅ、なんか急に恥ずかしくなってきた」
櫻子「どんなのが子供っぽくないパンツなんだろ」
櫻子「うーん。想像つかない……」
櫻子「そうだ! 難しく考えなくてもいいじゃん!」
櫻子「みんながどんなパンツ履いてるか調べればいいんだよ!」
櫻子「体育の着替えのとき見てみるか……」
櫻子「いや、みんな最初っからブルマ履いてきてるんだった」
櫻子「まあいいや。どうするかは後で考えよっと」
【1-2教室】
櫻子(さて、最初は誰のパンツ調べよっかなー)
櫻子(そうだな、>>6にしようかな?)
あかり
櫻子(そうだな、あかりちゃんにしようかな?)
櫻子(あかりちゃんなら私と趣味があってる気がする)
櫻子(もしあかりちゃんもキャラものプリントしてたら安心できるよね)
櫻子(よっし、それじゃあターゲットはあかりちゃんに決定!)
ガラッ
あかり「おはよう」
ちなつ「おはよ」
櫻子「おっはよう、あかりちゃん、ちなつちゃん!」
向日葵「おはようございます、赤座さん、吉川さん」
ちなつ「なんか櫻子ちゃん、テンション高いね」
向日葵「さっきから、ニヤニヤしたり考え込んだりで、どことなくおかしいんですわ」
櫻子「うっさい、私だって考え事するときはあるんだよ」
櫻子(よし、どうやってあかりちゃんにパンツ見せてもらおう)
櫻子(>>14)
パンツ交換会
櫻子(おっ、ひらめいた! パンツ交換会をすればいいじゃん)
櫻子(これなら自然に見ることが出来るよね。なんて天才なんだ私……)
櫻子(とりあえずあかりちゃんとだけ、交換してみよっかな)
櫻子(向日葵に聞かれたら、昨日お子様って言われたことを気にしてると思われるかも)
櫻子「あかりちゃん、ちょっとトイレ行かない?」
あかり「うん、いいよぉ」
【トイレ 洗面台前】
櫻子「ねえ、あかりちゃん。最近さ、ちょっと女の子の間で流行ってることがあるんだって」
あかり「へぇ、なにかな?」
櫻子「ねーちゃんから聞いた話によるとさ、パンツを交換しあうんだって」
あかり「え、ええぇー!?」
櫻子「私、ちょっと興味あるんだけど、みんなの前だと恥ずかしいからさ」
櫻子「ここでちょっと試してみない?」
あかり(そんなの流行ってるの!? でも櫻子ちゃんのお姉ちゃんておしゃれでかっこいい人だったし、
マネたらあかりもちょっとはおしゃれさんになれるかなぁ?)
あかり「>>19」
いいよ
あかり「いいよぉ」
櫻子「ほんとっ!? わーい、だからあかりちゃん大好き!」ギュー
あかり「えへへ、櫻子ちゃんたら。照れちゃうよぉ」
櫻子「じゃあ、交換してるとこ見られたら恥ずかしいから個室入ろ?」
あかり「え! い、いっしょの個室に入るの?」
櫻子「うん、そうだけど。あ、そっか、それじゃ狭いか」
あかり「う、うん、あはは」
あかり(どっちかっていうと目の前でパンツ脱ぐのが恥ずかしいんだけど///)
――数分後
櫻子「私は準備オッケーだよ!」
あかり「あ、あかりも大丈夫だよぉ」モジモジ
櫻子「はい、私のパンツ。綺麗なまんまだから安心してね」
あかり「櫻子ちゃん、くらげ3姉妹のパンツなんだぁ。かわいいねぇ」
櫻子「えへへ、好きなんだ///」
あかり「それじゃ、あの……、あかりのパンツ、はい///」
櫻子「これがあかりちゃんのパンツ……! >>25」
すけすけパンツ
櫻子「これがあかりちゃんのパンツ……! え、透けてる……?」
あかり「ど、どうかなぁ。お姉ちゃんにおすすめされて最近履いてるんだけど///」
櫻子(す、透けてるってことは……その、見えたら見えちゃうってこと!?)
櫻子(パニくって日本語がおかしい!)
櫻子(こんなの普通のパンツなの?)
櫻子「あかりちゃん、これ透……あっ! なんでもないなんでもないよー」
櫻子(……透けたら見えちゃうじゃんてツッコミ入れたら、もしかしてそれこそお子様!?)
櫻子(あかりちゃんにまでお子様だって言われたら立ち直れないかも……)
櫻子「な、なかなかいい感じじゃない? 大人っぽくってさ、風通しもよさそうだよね!」
櫻子「私も今度そういうのにしよっかなぁ」
あかり「よかったぁ、櫻子ちゃん気に入ってくれて。あかり、おすすめされて
仕方なく履いてたけど、ほんとは恥ずかしくてしかたなかったんだぁ」
櫻子「え!?」
あかり「じゃああかり、このくらげ3姉妹パンツ履かせてもらうね? えへへ、かわいいなぁ」
櫻子「あ! それじゃ私がこの透け透けパンツ履くの……?」
あかり「うん! 遠慮しないで履いてね! 気に入ってもらえて、あかり嬉しいよぉ」
櫻子「あ、あはは……、うれしいなあ!」
【1-2教室】
向日葵「遅かったですわね。HR始まってしまいますわよ?」
櫻子「え? あ、ああ、うん、そだね……」モジモジ
向日葵「……? なにもじもじしているんですの?」
櫻子「な、なんでもないよ! ちょっと大人へステップアップしただけ!」
ちなつ(……なんかエロい)
ちなつ「あかりちゃんは妙に嬉しそうだね?」
あかり「うん! ちょっとね」エヘヘ
櫻子(うぅ、透け透けパンツ見られたらどうしよう……)
櫻子(ま、まあいいや。このくらいでくじける櫻子様じゃないっての!)
櫻子(次決めるよー! 誰に見せてもらおっかなー)
櫻子(よし、>>36にしよ)
ちなつ
櫻子(よし、次はちなつちゃんにしよ)
櫻子(ちなつちゃん、かわいいしおしゃれだからなぁ)
櫻子(パンツも参考になるよね!)
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
【休み時間】
櫻子(さて、今度はどうやって見せてもらおうかな)
櫻子(正攻法で普通にお願いするのもいいし、さっきの交換会もいいよね)
櫻子(もっといいアイディアもあるかも……)
櫻子(うーん)
櫻子(よし、これだ! >>40)
スカート捲り
櫻子(よし、これだ! スカート捲り!)
櫻子(やっぱり王道が一番だよね!)
櫻子(相手の意思に関係なく見ることができる……、素晴らしい)
櫻子(さて、ちなつちゃんは、と)チラ
櫻子(いすに座ってあかりちゃんとおしゃべり中か)
櫻子(適当に立たせて捲るのもいいけど、向日葵がすぐ近くにいるからなぁ)
櫻子(ここは……、よし!)
櫻子「あっ、ちなつちゃんスカートに虫、虫!」
ちなつ「え!? うそ、どこどこっ!?」ガタッ
あかり「ええっ、む、虫!?」ビクッ
櫻子(いまだっ!)
櫻子「私が追い払ってあげる! とりゃー!」ガバッ
ちなつ「きゃー! ちょ、ちょっと……!」
向日葵「櫻子、払うにしても乱暴すぎですわ! 吉川さんのスカートが捲れてしまってますわよ」
櫻子(ばっちり見えた! ちなつちゃんのパンツは……>>51)
履いてない
櫻子(ばっちり見えた! ちなつちゃのパンツは……、肌色?)
櫻子(ぷるんとしてつやつやしてて、まんなかが割れてて……え?)
櫻子(……)
櫻子(透け透けパンツの究極系ってやつ? っていうか履いて……)
櫻子(……)チラ
向日葵「……///」ドキドキ
櫻子「あ、あの……、向日葵? ちなつちゃんのパンツ……」ボソ
向日葵「あ、あなたも見ましたの?」ボソ
櫻子「う、うん/// 履いてなかった……、よね?」ボソ
あかり「あれ、櫻子ちゃんたち顔赤くない?」
櫻子「あはは……!」
向日葵「よ、吉川さん、あの……、おせっかいかもしれませんが……」
向日葵「し、下着……、はき忘れてますわよ?」ボソボソ
ちなつ「え? >>64」
これが私のスタンダードだ
ちなつ「え?」
ちなつ「……」ニヤリ
不敵な笑みを見せたちなつちゃんは、おもむろに、そして華麗に半回転し、
私たちへと振り向き、腕を組み仁王立ちの後、こう言った。
ちなつ「これが私のスタンダードだ!」バーン
私はその流麗な姿も、自身に満ち溢れた言葉も頭に入らず、
視線は、回転の際ふわりと浮かんだスカートからのぞく、
太ももと太ももの間にある一点のラインに釘付けになっていた。
あかり「ち、ちなつちゃん……!?///」
ちなつ「ふっ……、みんな私の最先端の流行にやっと気づいたようね」
ちなつ「自分を束縛するものから解放されることによりウンタラカンタラ」
櫻子「……み、見ちゃった///」
向日葵「わ、私もですわ……///」
あかり「あ、あかりはお尻しか見えなかったよぉ……」
ちなつ「ふふ、マネしてもいいのよ、櫻子ちゃん?」
櫻子「わ、私にはレベル高すぎかなぁ、あはは。向日葵ならついていけるんじゃない?」
向日葵「わ、私だってまだまだ未熟ですから、吉川さんレベルのおしゃれは早いですわ……!」
キーンコーンカーンコーン
櫻子「あ! チャイムだ! 早く席に着かないと!」
向日葵「そ、そうですわね、櫻子にしてはいい心がけですわ!」
ちなつ「ちぇー、もっとアピールしたかったのにぃ」ブツクサ
あかり「……ち、ちなつちゃんのお尻///」
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
ちなつ:ノーパン
櫻子(ノーパンなんて選択肢があったなんて……)
櫻子(おしゃれとはこれほど奥が深いのか……)
櫻子(まあなんにしてもノーパンなんて論外だよねー)
櫻子(ぜんぜん参考にならなかった。それじゃ次ー)
櫻子(うーん、誰にしよっかな)
櫻子(今度は>>81!)
りせ
櫻子(今度は会長にしよっと!)
櫻子(どんなの履いてるんだろ……)
櫻子(うわ、なんか楽しみになってきた)
向日葵(ニヤニヤして気持ち悪いですわね。なにか悪巧みでも考えてるのかしら)
【休み時間 理科室】
櫻子「会長いますかー?」ガラッ
りせ「……」
櫻子「いたいたラッキー!」
西垣「大室か。休み時間に来るとはめずらしいな、どうした?」
櫻子「実はですねー……」
櫻子(お、これはうまくやれば西垣先生のパンツも見れるんじゃ!?)
櫻子(さて、今回の作戦はどうしよっかなあ)
櫻子(よし、>>89でいこう!)
実験
櫻子(よし、実験でいこう!)
櫻子(西垣先生の実験なら、ほぼ確実に爆発するはず)
櫻子(爆発で服がぼろぼろになればパンツだって自然と見えるはず!)
櫻子(そうはならなくても、爆風でスカートが捲れるくらいは……!)
櫻子(あとダメもとで発明品でも聞いてみるか)
櫻子「えっとですねー、実験をお手伝いしてポイントかせいどこっかなぁ、なんて」
西垣「ほぅ、それはいい心がけだな」
りせ「……」
櫻子「例えば飲んだら物が透けて見える薬とかー。あったら実験台になりますよー?」
櫻子「ってそんなのあるわけないか」アハハ
西垣「>>95」
あるぞ、ただしパンツが爆発するがな
舌先を絡めて口移しでいいならある
西垣「舌先を絡めて口移しでいいならある」
櫻子「え……? し、したさきをから……え?」
西垣「ようは私のベロと大室のベロをレロレロしながら口移しで飲ませるってことだ」
櫻子「えー……」
西垣「仕方ないだろう、そうしないと効果が発揮されない薬なんだからな」
櫻子(休み時間は短い……、気がすすまないけどやるか!)
櫻子「わ、わかりました!」
西垣「なかなか思い切りがいいな。大室のそういうところ好きだぞ?」
りせ「……」
西垣「あっはっは、松本も好きだぞうんうん」
西垣「ん? 松本もこの薬を飲みたいのか? まあいいが」
櫻子「あ、あの……唇はくっつけちゃダメですよ!」
西垣「ほぅ……。大室も意外と乙女だというわけか」ニヤニヤ
櫻子「そ、そんなんじゃないですっ!///」
西垣「それじゃ二人ともいすを並べて寝転ぶんだ」
櫻子「……準備オーケーです」ゴロン
りせ「……」ゴロン
西垣「それじゃ舌を出せ」
櫻子「……」ンー
りせ「……」ンー
西垣「従順で可愛い奴らだな。まったく何かに目覚めたらどうするつもりだ」
西垣「さて、口に含んで……」レロ
櫻子「……んっ///」
櫻子(に、西垣先生のベロが絡みついてくる……! い、生きてるみたい)
櫻子(さきっぽつんつんしたり……、あっ、ベロの裏っかわくすぐったい……、んっ///)
櫻子(え……! 会長も絡ませてきた!? うわ、なんかチロチロ動かして……)
櫻子(やぁ……、私のベロに先生と会長のベロが絡みついて……ぁぁ)
櫻子(あ……、なんか味が、薬の味……? 意外と美味しい……)
櫻子「……ん、ん」ゴクッ
りせ「……///」ハァハァ
西垣「よし、完了だ。これで透けて見えるはずだぞ!」
櫻子「……」ハァハァ
櫻子「あ……、すごい! 透けて見えてきた!」
西垣「ふっふっふ、だろう?」
りせ「……///」
西垣「あまりこっちを見ないで、だそうだ。私はかまわんがな」
櫻子「会長可愛いからつい目が」アハハ
櫻子(会長のパンツ、ついでにブラも見ちゃえ。西垣先生も……)
りせの下着 >>105
先生の下着 >>107
おむつ
ボンバーマン
櫻子(会長のパンツは……え? あれって、お、おむつ?)
櫻子(ブラは……ない)
櫻子(今私の目の前にはおむついっちょで棒立ちの会長が……)
櫻子(おむつにはちょっと引きかけたけど……)
櫻子(これはこれでかわいい……///)
櫻子(そして胸が私とどっこいなところが素晴らしい!)
櫻子(しかしなんでおむつなんだろ……。実験がらみかな)
りせ「……///」モジモジ
櫻子(そして西垣先生は……と)
櫻子(上下おそろいなのはおしゃれなんだろうけど……)
櫻子(ぼ、ボンバーマン柄……。いや、ボンバーマン面白いし可愛いと思うけど……)
櫻子(ないでしょ! 見た感じクールな理系の西垣先生がキャラものプリントって!)
櫻子(ところどころに爆弾のアクセサリーがついてるけど、コメントに困る……)
西垣「どうだ? 今日はお気に入りの下着なんだ。特注品だぞ?」ドヤ
櫻子「あ、ああ、はい……、すごいですね!」
櫻子(あれ、下着も透けてきた……)
櫻子(ちょ、先生のおっぱいとか見え……)
櫻子(え、待って、なんかもっと、透けて……きた)
櫻子「うわあああああ! き、筋肉お化け!?」
櫻子「な、内臓が、おえっ、き、キモッ」
西垣「あー、効果が終わりかけると異様に透けて来るんだよ。もうちょっとの我慢だぞ大室」
櫻子「そんなぁ! リアルすぎて頭から離れない……おぇ」
りせ「……」ナデナデ
櫻子「あ、会長ありが……ひぃっ、が、ガイコツ!」ガクブル
りせ「……」ショボン
――数分後
櫻子「……死ぬかと思った」ゼェゼェ
西垣「災難だったなぁ大室。これに懲りずにまた実験を手伝ってくれ」
櫻子「か、考えておきます……」グッタリ
西垣「そういえば授業始まってるな。担当の先生には私の手伝いをしてたってことを伝えておこう」
櫻子「あ、ありがとうございます……うぅ」
りせ「……」ナデナデ
櫻子「会長……、さっきはガイコツとか言ってごめんなさい」
りせ「……」フルフル
りせ「……」ニコッ
櫻子「うわーん、会長大好きー」ギュー
西垣「ほらほら、そこまでだ。教室へ行くぞ」
【1-2教室】
櫻子(西垣先生の説明のおかげで、授業に遅れたけど怒られなかった)
櫻子(なんだかんだで面白かったけど、二人とも参考にならなかったよ……)
向日葵(……)
向日葵「どうしたんですの? やっぱり今日はなんだかおかしいですわよ?」ボソ
櫻子「なんでもないって。ほら、先生に怒られるぞ?」ボソ
向日葵「そ、そうですわね……」ボソ
櫻子(よし、なんか疲れたけど次いこう)
櫻子(>>120かな)
撫子さん
櫻子(撫子ねーちゃんかな)
櫻子(でも今は学校だし、帰ったら見てやる! 待ってろよねーちゃん!)
櫻子(てなわけで、ねーちゃんは予約っと)
櫻子(とりあえず、次の休み時間でアタックするのは……)
櫻子(そうだ、杉浦先輩にしよっと!)
櫻子(さすがに杉浦先輩ならへんなパンツ履いて無いよね?)
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
ちなつ:ノーパン
りせ:おむつ
西垣:ボンバーマンパンツ
【休み時間 2-5教室】
綾乃「あら大室さん、どうしたの?」
櫻子「えっと、ちょっと杉浦先輩とお話したいなーなんて」
櫻子(さて、今回はどうやって見るか……)
櫻子(これなんてどうだろう? >>128)
土下座
櫻子(これなんてどうだろう? ねーちゃん直伝の土下座)
櫻子(杉浦先輩は押しに弱い気がする、きっと土下座でいけるはず!)
櫻子「ちょっとお願いがあるんです……、できれば人が少ないところに」
【屋上への扉前】
綾乃「ここなら人は来ないでしょ? なにか悩みでもあるの?」
綾乃「私を頼ってくれたんだもの、私に出来ることなら力を貸すわよ?」
櫻子(杉浦先輩……、本気で私を心配してくれてる)
櫻子(こ、こんなお願いしちゃっていいのかな……)
櫻子(い、いや、これだって割りと真剣な悩みなんだから!)
櫻子「お願いします! 私にパンツを見せてください!」ゲザァ
綾乃「は!?」
櫻子「わ、私、くらげ3姉妹のパンツ履いてて、子供っぽいってバカにされて……」
櫻子「子供っぽくないパンツってどんなのか知りたくて……」
櫻子「バカなお願いだってわかってます……、でも私なりに真剣なんです!」
綾乃「大室さん……」
綾乃「>>136」
スカートがめくれてるわよ
綾乃「スカートが捲れてるわよ」
櫻子「え! うわほんとだ!!」
櫻子「……み、見ました?」
綾乃「そりゃ……まあ、ね」
櫻子「ち、違うんです! これはあの、その……っ」
綾乃「……」ジー
櫻子「うぅ……」
綾乃「ふふっ。私だけあなたの下着を見るなんて、ちょっと不公平よね?」
櫻子「え?」
綾乃「大室さんのさっきの言葉が嘘だとは思えなかったし」
綾乃「その透け透けパンツも何か事情があるってことで納得しておくわ」ニコ
櫻子「す、すぎうらせんぱーい!」ギュー
綾乃「あらあら、大室さんたら」クス
綾乃「そ、それじゃ休み時間も短いし、見せるわね?」
櫻子「はい!」
櫻子「……」ジー
綾乃(……す、すっごい凝視してる。私の、その……を)
綾乃(よく考えたらすごい構図なような……)
綾乃(膝立ちして私の腰付近を凝視してる後輩の前で)
綾乃(じ、自分からスカートを捲り上げるなんて……)
綾乃(……な、なんかすごくドキドキしてきたわ)
綾乃(……)チラ
櫻子「……///」ジー
綾乃(心なしか大室さんも顔が赤いような……)
綾乃(お、女は度胸よ! ……いくわよ!)
綾乃「……」スス…ッ
櫻子(な、なんか杉浦先輩の表情、なんかすごく……なんだろ)
櫻子(あ、えっちなんだ……///)
綾乃「あ、あんまり見ないでね……?///」
櫻子「杉浦先輩のパンツ……>>143」
綾乃「パンツだけでいいのかしら?」
櫻子「す、杉浦先輩のこと、もっと知りたいです…」
綾乃「フフ、よく言えました」
わっしょーい
青のしまぱん
櫻子「杉浦先輩のパンツ……、青のしまぱん」
綾乃「ど、どうなのかしら……? 私も他の子がどんな下着履いてるか知らなくて」
櫻子「あの」
綾乃「え、ええ……」ゴクリ
櫻子「すごく素敵だと思います! なんていうか杉浦先輩に似合ってるっていうか」
櫻子「派手すぎないし、地味でもないし、子供っぽくも無い。でもかわいいパンツだと思います」
綾乃「ほ、ほんと?」
櫻子「はいっ!」
綾乃「よ、よかったぁ」ホッ
櫻子「私しまぱん、今度買うときの一番の候補にします!」
綾乃「そ、そう? こういうのも変だけど、なんだか嬉しいわね。ふふっ」
カシャ
綾乃「え?」
綾乃「何今の! 写メ!?」
櫻子「はい! 恥ずかしそうな表情で自分からスカートを捲り上げてる杉浦先輩……」
櫻子「すっごくかわいくて、思わず撮っちゃいました! えへへ」
黙って俺の金を持って行け
綾乃「えへへじゃないでしょー!」
綾乃「今すぐ消しなさい!!」
櫻子「えぇー……、だってすごく可愛かったのに……」シュン
綾乃「う……」
櫻子「……」ショボン
綾乃「わ、わかったわよ。消さなくていいから」
櫻子「ほんとですか!?」パァ
綾乃「ひとつだけ条件。絶対に誰にも見せないこと! いい?」
櫻子「絶対見せません! 約束します!!」
綾乃「いいお返事ね。よろしい!」ポンポン
櫻子「えへへ///」
【1-2教室】
櫻子(杉浦先輩のパンツ、素敵だったなぁ……)
櫻子(他が酷かったから、いっそう輝いてたよ)
櫻子(次も参考になるといいなぁ)
櫻子(よっし、次は、>>153!)
きょうこ
京子
櫻子(よっし、次は、歳納先輩!)
櫻子(私に良く似ているという評判の歳納先輩なら)
櫻子(私にピッタリ合ったパンツを履いているかも知れない!)
櫻子(やるき出てきたー!)
向日葵(ホワンとしたりやる気に満ち溢れた顔したり)
向日葵(今日は一段と、見てて飽きませんわね……)
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
ちなつ:ノーパン
りせ:おむつ
西垣:ボンバーマンパンツ
綾乃:青のしまぱん
【昼休み 2-5教室】
綾乃「お、大室さん、今度はどうしたの?」
櫻子「はい、今度は歳納先輩にお願いしようと思いまして」
綾乃「と、歳納京子に!?」
櫻子「やっぱり選択肢は多いほうがいいですから」
綾乃「あ、あの……、写メ撮ったら……。い、いえ、なんでもないわ。ないのよ」
櫻子「変な杉浦先輩」
綾乃「歳納京子、大室さんが用事だそうよ」
綾乃「がんばってね」ボソ
櫻子「ありがとうございますっ」ボソ
京子「ちっぱいちゃんめずらしいね、2年の教室に来るなんて」
櫻子(さて、歳納先輩はどんな方法が利くかなぁ)
櫻子(見せてって言ったら、普通にOKしてくれそうなイメージもあるんだよね)
櫻子(うーん、悩むなぁ)
櫻子(よし、今回はこれで! >>164)
櫻子(後ろからこっそり近づいて一気にパンツずり下ろす!)
櫻子(これは難易度が高いぞ)
櫻子(ひとつ、すでに私と歳納先輩は対面しちゃってるってこと)
櫻子(ふたつ、ずりおろすためにスカート捲りのワンクッションはいること)
櫻子(みっつ、気づかれて反応される前にパンツをずりおろす速さが必要ってこと)
櫻子(できるのか私に……)
.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜綾乃『がんばってね』゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
櫻子(っ! そうだ、杉浦先輩が応援してくれたじゃないか!)
櫻子(パンツ探求の旅に出て、初めて貰った応援の言葉……)
櫻子(杉浦先輩の期待を裏切る私じゃない!)
櫻子(出来る! 私なら出来る!)
櫻子「あ! ミラクるんだ!」
京子「うそっ!? どこどこ、ねえ、どこ!?」キョロキョロ
櫻子「隙あり!」バッ
京子「ひゃ」
綾乃(遠目から)「ぶっ!」
櫻子(背後取り、スカート捲り、成功!)
櫻子(パンツの柄を確認してる暇はないっ!)
櫻子(一気にずりおろす!)
京子「え? え? なに!?」
櫻子「歳納先輩、覚悟!」グイッ
櫻子「おりゃー!」ズズーッ
京子「え」
京子「うわわわわわ……っ///」
綾乃(遠目から)「ちょ、え、えええっ!?」
櫻子「ミッションコンプリート!」
櫻子「私の目の前にあるプルンとしたお尻がその証……!」グッ
京子「ち、ちっぱいちゃん!?」
櫻子「すみませんっ!」ゲザァ
櫻子(そういえばパンツはどんなのだろ? >>172)チラ
ライオン&ラビット
これな
櫻子(これは、ライオン&ラビットのキャラもの!)
櫻子(ゲロ袋で広く愛用されているという……、パンツもあったんだ)
櫻子(私に似ていると絶賛の歳納先輩がキャラもの柄履いてたってことは)
櫻子(私もキャラもの履いて問題ないんじゃ!?)
京子「ちっぱいちゃん……さすがにこれはしゃれになってなくない……?」
櫻子「あっ! ご、ごめんなさいぃぃ……!」ゲザァ
綾乃「待って歳納京子、これには訳があるのよ!」
京子「綾乃……?」
綾乃「カクカクシカジカで大室さんも悩んでいて、歳納京子の下着を見たくてちょっと暴走しちゃったのよ」
櫻子「杉浦先輩……」ウル
京子「そうだったのか……」
京子「って別にパンツおろさなくてもよくね!?」
綾乃「え、ええ、まあそうね……あら?」
綾乃「……!?」
綾乃(今気づいたけど、歳納京子、恥ずかしくてしゃがみこんでるから、
あ、あそこが、丸見え……!!///)
綾乃「……///」ジー
京子「綾乃?」
綾乃「っ! え、えっと、歳納京子! はやくパンツ履いちゃいなさい!」
京子「そ、そだね///」ゴソゴソ
綾乃「……///」ドキドキ
京子「あーぁ、テンパり過ぎて普通のリアクションしちゃったよ……」
京子「ごらく部の部長としてなんかショック」
京子「ちっぱいちゃんも、普通に見せてって言ったら見せたのにさー」
櫻子」あ、やっぱりそうでした?」
綾乃「見せてって言ったら見せるの?」
京子「うん。ほら」チラッ
綾乃「ぶふっ!」
櫻子「2年生の歳納先輩でもキャラものパンツ履くんですね、ちょっと安心しました」
京子「うん、履くよー。昨日はミラクるんパンツ履いてたしね☆」
櫻子「え……、それはちょっと……」
京子「えー、なんでさー。かわいいじゃん!」
櫻子「アニメ柄はどうかと……。私もミラクるん普通に好きですけど」
綾乃「さすがに私もどうかと思うわ」
京子「くっ……! 時代の最先端を行く者はいつだって理解されないんだ!」ダッ
綾乃「ちょ、歳納京子ー! 言い過ぎたわー」ダッ
櫻子「行っちゃった……」
櫻子「ミラクるんパンツのせいで、歳納先輩と同じだからって安心できなくなったな」
櫻子「さて、昼休みの時間、まだ残ってるか」
櫻子「次行って見る?」
櫻子「>>187」
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
ちなつ:ノーパン
りせ:おむつ
西垣:ボンバーマンパンツ
綾乃:青のしまぱん
京子:ライオン&ラビットパンツ
千歳
櫻子「池田先輩にしてみるかなぁ」
櫻子「正直想像がつかないけど、それだけに楽しみかも!」
櫻子「そういえば、池田先輩も船見先輩も2-5にいなかったみたいだね」
櫻子「と、すると生徒会室かな?」
【生徒会室】
ガラッ
櫻子「開いた、こんにちはー」
千歳「大室さん、どないしたん?」
櫻子「池田先輩にちょっと用がありまして、ここならいるかなぁって」
千歳「そうなん? どんな用やろ」
櫻子(どうやって見せてもらおうか……)
櫻子(池田先輩は優しいから正直に話せばいけるような……)
櫻子(うーん、どうしたものかな)
櫻子(……)
櫻子(よし、これでいくかー! >>192)
京子と綾乃のさっきのやり取りを教えて倒れた隙に見る
櫻子(そういえば池田先輩って、杉浦先輩と歳納先輩がいっしょにいると
しょっちゅう鼻血出す気がするな……)
櫻子(さっきの話したら、またひとりの世界に入ったりしないかな)
櫻子(無理だろうけどダメもとでやってみるかー)
櫻子「ついさっきの話なんですけど、私がちょっとやらかしちゃって」
櫻子「歳納先輩のパンツをずりおろしちゃって」
千歳「っ!? そ、そのとき綾乃ちゃんはどうしてたん?」
櫻子「教室にいたんですけど、私を庇うために来てくれて」
千歳「お、おぉ……、そ、それで?」
櫻子「歳納先輩、恥ずかしがっちゃって、無意識のうちにしゃがみこんじゃって」
櫻子「その……、おまたがばっちり見えちゃってたらしくて……」
千歳「う、うそやろ!?」
櫻子「いえほんとですよ? 杉浦先輩優しいから、早くパンツ履くように言ってましたもん」
千歳「そ、そんなアホな……! うちがいない間にそんな美味しいシーンがあるやなんて……」
千歳「ああっ! でも魂が刺激されて、妄想が……妄想がとまらへん!!」ブバッ
櫻子「うわっ! い、いつもより鼻血すっごいじゃないですか!?」
櫻子「てぃ、ティッシュですっ」サッ
千歳「あ、ありがとうなぁ」グィ
櫻子「鼻につめたティッシュが一瞬で真っ赤に!?」
櫻子「わ、私がティッシュ詰めますから、池田先輩は安静にしててください!」
千歳「悪いなぁ大室さん、お願いするわぁ……」ダラダラ
――数分後
櫻子「ふーっ、なんとか落ち着いたよ……」
千歳「……」スヤスヤ
櫻子「ちょっと隙が出来たらと思って話したのに、ここまで効果があるなんて」
櫻子「すみません池田先輩」ペコリ
櫻子「そして別の意味ですみません!」
櫻子「ここで見ておかないと、無意味に池田先輩に血を流させただけになっちゃうんです!」
櫻子「なので、失礼しまーす」ペラ
櫻子「これが池田先輩のパンツ……、>>201」
ふんどし
櫻子「これが池田先輩のパンツ……、ていうかこれ、ふんどし?」
櫻子「和風な人だと思ってたけど、まさかここまで和の人だったなんて……!」
櫻子「ある意味敬意を表したくなるなぁ」
櫻子「ふんどし……」
櫻子「夏祭りで太鼓たたく機会があったら、さらしとセットで履いてみてもいいかな……」
櫻子「……」
櫻子「なんで誰も聞いてないのにフォロー的なこと言ってんだろ私……」
櫻子「ま、まあ、ね、気も引き締まりそうだしね、ふんどし!」
櫻子「……なんだろう、このいたたまれない感」
櫻子「おぶって教室に連れて行ってあげよう……」
【2-5教室前】
千歳「もうここらへんでええで?」
櫻子「あれ。気がついたんですか?」
千歳「ついさっきなぁ。重かったやろ?」
櫻子「へっちゃらですよ!」アハハ
千歳「頼もしいなぁ、大室さんは。今度お礼にはりはり漬け持ってきたるわ」
櫻子「ほんとですか!? やったー!」
千歳「ふふ、楽しみにしとってな?」
千歳「あ、船見さんや。船見さんもどこかいっとったようやねぇ」
櫻子「お、これはチャンスかも」
櫻子「船見せんぱーい!」タッタッタ
結衣「あれ、大室さん。2年の階にいるなんてめずらしいね」
櫻子「ちょっと用があって。船見先輩、今お暇ですか?」
結衣「うん。用事は済ませたからね、どうしたの?」
櫻子「そのですね」
櫻子(よし、このまま船見先輩のパンツを見て2-5完全制覇だ!)
櫻子(でも、船見先輩はかなり手ごわそうな気がするぞ……)
櫻子(慎重にいかないと……)
櫻子(考えろ考えろ……)
櫻子(……)
櫻子(ひらめいた! >>209)ピコーン
あかりのパンツと交換
櫻子(ひらめいた! あかりちゃんのパンツと交換だ!)ピコーン
櫻子(あかりちゃんのパンツ、まあ今私が履いてるパンツだけど)
櫻子(どう考えてもアダルトすぎるこのパンツは、大人の雰囲気漂う船見先輩こそふさわしい)
櫻子「あの、船見先輩? 最近おしゃれな女子たちの間で流行ってるらしいんですけど」
結衣「へぇ、何が流行ってるのかな?」
櫻子「なんでも、お互いのパンツを交換するんだそうですよ?」
結衣「え……、ほんとに?」
櫻子「ほんとですよ! 現に私も今朝、あかりちゃんとパンツ交換しましたもん」
結衣「あかり……と?」
櫻子「かなりすっごいパンツなんですよ? 今なら私と交換すればゲットできますよー」
結衣「あkりのパンツ……あかパン……」
櫻子(食いついてる食いついてる、すっごいパンツなんて聞いたら気になっちゃうよね!)
櫻子「今を逃したら、また別の誰かと交換しちゃうかm……!?」ガシッ
結衣「オーケー交換しよう、大室さん!」
櫻子(な、なんか目が血走ってるような……? 気のせい?)
【トイレ 洗面台前】
結衣「それじゃお互い個室で脱いで、出たら交換ね!」
櫻子「は、はい」
櫻子(すっごい乗り気だなぁ。無駄な行動が一切無いというか……)
――数分後
結衣「はい、これが私のパンツ!」スッ
結衣「はやくはやく、パンツはいてないから風邪引いちゃうよ」ソワソワ
櫻子「は、はい、今すぐ!」
櫻子(なんか今日の船見先輩、キャラが違うような……)
櫻子(それはともかく、船見先輩のパンツは……)
櫻子(>>215)
花子のパンツ
櫻子(これって……、どこかで見たことあるような……)
櫻子(あれ? マジックで何か書いてある……『大室花子』)
櫻子(あ! これ花子がお気に入りの奴だっていうから)
櫻子(私が親切に無くしたら大変だからって、マジックで名前かいてあげた奴じゃん!)
櫻子(……あとでものすごく怒られたけど)
櫻子(でもなんでこれを船見先輩が?)
櫻子「あ、あの……、このパンツうちの妹のみたいなんですけど」
結衣「質問はあかりのパンツを渡してからだよ?」ソワソワ
櫻子「教えてくれるのが先です!」
結衣「はぁ……、しかたないなぁ。さっき大室さんが言ったのと同じ理由だよ」
櫻子「え?」
結衣「パンツ交換が流行ってるんでしょ? 今朝どうしてもって言われてしかたなくね」
櫻子(ほんとに流行ってたの!?)
結衣「これでいいでしょ? はやくあかりのパンツを! あかパン!」
櫻子「あ、そうでしたね……、はい」スッ
結衣「え……、なにこの透けパン」
櫻子「正真正銘のあかりちゃんのパンツですよ?」
櫻子「なんでもお姉さんにすすめられて履いてたらしいですけど」
結衣「そ、そうなんだ……。そっか、こんなパンツをあかりが履いてたんだ」
結衣「そっかぁ……」
結衣「渡したらまた履いてくれるかな?」
櫻子「ど、どうでしょう。あかりちゃんは恥ずかしかったらしいですし」
結衣「そうなんだ。なんにせよ、貴重なものをありがとう、大室さん」ニッコリ
櫻子「あ……、はい、こちらこそ!」
結衣「それじゃね!」タッタッタッ
櫻子(あんな爽やかな笑い方する人だったっけ?)
櫻子「まあいいや、とりあえず結構なデータは取れたぞ」
櫻子「取れたけど……」
櫻子「うーん……」
●現在のリサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ→透け透けパンツ
あかり:透け透けパンツ→くらげ3姉妹パンツ
ちなつ:ノーパン
りせ:おむつ
西垣:ボンバーマンパンツ
綾乃:青のしまぱん
京子:ライオン&ラビットパンツ
千歳:ふんどし
結衣:花子のパンツ
櫻子「これはなぁ……」
櫻子「みんなどうなってんだよ!」
櫻子「はぁ……、疲れた」
【放課後 1-2教室】
櫻子「今日は生徒会なしか」 キャー アカリチャンダイジョウブ!?
櫻子「さっさと帰るかー」 イタタ…アシスベッチャッタヨォ エ…アカリチャン
櫻子「向日葵は……? いない、か」 ア! アノコレハ…オネエチャンガ
櫻子「いいや、かーえろっと」 ソッカー アカリチャン スケパンハクンダァ
櫻子「そうだ、帰ったらねーちゃんのパンツ見ないと」 ダカラコレハ…
櫻子「ねーちゃんはまともだといいなぁ……」 ノーパンモチャレンジシヨウヨ!
【大室家】
櫻子「ねーちゃんいるー?」
撫子「なに?」
櫻子(ああ、ねーちゃんのパンツなら洗濯物見ればいいのか)
櫻子(いや、せっかくいろいろ考えてがんばってきたんだから)
櫻子(ちゃんと自分の力で見ないと)
櫻子(……じゃあどうする?)
櫻子(ねーちゃんを上回れるか?)
櫻子(やってやろうじゃん! ラストバトルにふさわしいじゃないか)
櫻子(よし!)
櫻子(うーん……)
櫻子(……)
櫻子(これなら……いけるか? >>228)ピコーン
携帯と交換
彼女との一時を奪うのはやばい
>>231
あ、そういう意味なのね
てっきり櫻子の携帯と交換で書いてたわ
櫻子「……」チラ
櫻子(ねーちゃんの携帯。私の手が届く範囲にある……)
撫子「しょうもないこと言ってないで、さっさと宿題でもやりなよ」
櫻子「隙アリ!」ササッ
撫子「あ! ちょ、返しな!」
櫻子「ふふーん。ねーちゃん、携帯にメールとか電話かかってくるのいつも待ってるでしょ?」
櫻子「私知ってるんだよねー」
撫子「……あ、あんたどこまで」
櫻子「ねーちゃんも友達からメールとか電話とかほしいとか、けっこう可愛いよね」
櫻子「それとも寂しん坊さんなのかなぁ?」ニヤニヤ
撫子(……。どうやら本気で友達からだと思ってるみたいだね)
撫子(いつもならこのニヤニヤ顔も腹立つけど、今日はむしろほほえましいくらいだ)
撫子(櫻子の悪ふざけに張り合うのも疲れるし、さっさと言うこと聞いて返してもらうか)
撫子「わかったよ、私の負け負け。どうしたらいい?」
櫻子「じゃあこの携帯とねーちゃんのパンツを交換だ!」
撫子「……」ハァ
櫻子「い、嫌なら嫌でいいんだぞ!?」
撫子「別にいいよ、パンツくらい。外ならともかく、家なんだから替えもすぐあるし」
櫻子「な、ならいいんだ、うんうん」ホッ
撫子「しかし実の姉のパンツをほしがる妹とか……。嫌過ぎでしょ」ヌギ
櫻子「うっさいなー!」
撫子「もしかして、私の脱ぐところ見たいの?」ヌギ
撫子「それとも、パンツの下?」
櫻子「そ、そんなわけないじゃん!///」
撫子「ほら、今ノーパンだよ? 見せたげよっか?」チラ
櫻子「うわ、バカ! 見せんな!///」
撫子(ふふ、櫻子からかうのもけっこう楽しいね)
撫子(見えないギリギリくらい把握してるっての。焦らすの得意なんだから)
撫子「ほら、受け取りな」ホイッ
櫻子「やった! ついにねーちゃんのパンツゲット! これは>>238」
ウンスジ
櫻子「これは! ウン……スジ?」
撫子「嘘! ちゃんとウォシュレットで毎回洗ってるしそんなはずは……!」
櫻子「だ、だよねぇ、撫子ねーちゃんがそんなウンスジなんて……」
櫻子「もしかしたらチョコのかけらかなんかが入り込んじゃったのかもね」
撫子「あ! それ、それだ! 今日確かにチョコ食べたし」
撫子「なんにしても汚れてるなら洗わないと。ほら、返しなよ。洗ってくるから」
櫻子「いや、チョコなら別にいいよ。そうだ、匂い嗅げばチョコかどうかわかるよ!」
撫子「は!?」
櫻子「私あったまいい~!」
撫子「待ちなって! おい櫻子! マジで待って!!」
櫻子「……」クンクン
撫子「……」ドキドキ
櫻子「>>244」
そういえば朝から鼻つまってた ずびー
櫻子「そういえば朝から鼻つまってた」ズビー
撫子「……」ホッ
撫子「とにかく返しな! あと携帯も返してもらうよ!」サッ
櫻子「あ! ずるい!」
撫子「なにか文句あるの?」キロッ
櫻子「っ!?」ビクッ
櫻子「あ、ありましぇん」
撫子「よろしい」
撫子(マジで危なかった……。おかしいなぁ、ちゃんと綺麗にしてるはずなのに……)
【櫻子の部屋】
櫻子「あー! もう悔しい!」ボフン
櫻子「まあねーちゃんのパンツは見れたからいいけど」
櫻子「飾り気も何もない、シンプルなパンツだったなぁ」
櫻子「クールなねーちゃんには合うかもね」
デイバイデイワータークシーカラー
櫻子「んー? 向日葵から電話か」
櫻子「はいよー」ピッ
向日葵『どうしましたの今日は。先に帰って』
櫻子「ああ……、なんか今日はあちこち行ってたから疲れちゃってさ」
櫻子「向日葵も居なかったし」
向日葵『ちょっと生徒会室に用があっただけですわ』
向日葵『少しくらい待っててくれても……』ボソ
櫻子「なに? 聞こえないぞー」
向日葵『なんでもありませんわよ!』
櫻子「ならいいけど」
向日葵『先程あちこち行ってたと話してましたけど、何をしてましたの?』
櫻子「……」
櫻子「内緒」
向日葵『……そう、ですの』
櫻子「そうだよ」
向日葵『……』
櫻子「……」
向日葵『……』
櫻子「あーもう! わかったよ、話せばいいんだろ話せば!」
向日葵『はい!』
櫻子「な、なんだよ。嬉しそうな声出しちゃって……。調子狂うなぁ」
櫻子「えーっと、だからまあ、なんというか」
向日葵『歯切れが悪いですわね』
櫻子「うっさいなー! みんながどんなパンツ履いてるか聞きに言っただけだよ!」
向日葵『パン……え、なんですの、破廉恥な……』
櫻子「元はと言えばお前のせいだろ!」
向日葵『私……、ですの?』
櫻子「そうだよ、お前が昨日、私がくらげパンツ履いてるからお子様だってバカにしたんじゃん」
向日葵『あ……』
櫻子「気に入ってたパンツなのにさ……。なんだか恥ずかしくなっちゃって……」
向日葵『櫻子……』
櫻子「だからみんながどんなの履いてるか調べれば、どんなパンツが
子供っぽくないパンツかわかるかと思ったんだもん」
向日葵『あ、あの……、私、昨日は、その、売り言葉に買い言葉で』
向日葵『心にもないことを言ってしまったんです……。ごめんなさい』
櫻子「え……、な、なんだよ。そんな真面目に謝るなよ」
櫻子「別に傷ついたとかいうわけじゃないし」
櫻子「お気に入りのパンツ履けなくなるのがちょっと寂しかっただけだし」
向日葵『それでも酷いことを言ったと思いますわ……』
櫻子「あー! もう、お前のそういう生真面目なとこ嫌いだ!」
向日葵『……』
櫻子「悪いと思ってるなら今すぐ私の部屋に来い!」
向日葵『え……?』
櫻子「言ったからな! 切るぞ!」ピッ
――数分後
コンコン
櫻子「入っていいよー」
向日葵『……来ましたわよ』
向日葵「櫻子、あの……」
櫻子「私さー、今日一日調べて、けっこういい感じでリスト作れたと思うんだよね」
櫻子「でもさー、なにか物足りないっていうか」
櫻子「まだ未完成な気がするんだよねー」
櫻子「私、あかりちゃん、ちなつちゃん、会長、西垣先生、杉浦先輩、
歳納先輩、池田先輩、船見先輩、撫子ねーちゃん……」
櫻子「な? 誰かさんが足りないだろ?」
向日葵「もしかして、花子……ちゃん?」
櫻子「違うよっ! ここでボケなくていいっての!!」
櫻子「お前だよお前! ひ・ま・わ・り!!」
向日葵「えぇー!?」
櫻子「いや、えぇぇって……」
櫻子(さて、向日葵のパンツを見るときが来たぞ!)
櫻子(最後の最後の集大成、全力で向日葵のパンツを見る!)
櫻子(最後の作戦は……)
櫻子(>>260だ!!)
いっせーので見せ合う
出社時刻までに終わらせたいんだけど
もし終わらなかったらごめん
櫻子(いっせーので見せ合う!)
櫻子(これだ! これしかない!)
櫻子「ちょっと目を瞑って30数えろ!」
向日葵「え……? あ、はい」
櫻子(あぶない……。船見先輩が履いてたせいでゴムが伸びた花子パンツを見せるところだった)
櫻子(あった! くらげ3姉妹の中でも一番気に入ってるパンツ)
櫻子「ま、まだ目ぇ開けちゃダメだからね!」ヌギヌギハキハキ
向日葵「わかってますわ。にじゅうご~、にじゅうろく~」
櫻子「よし! いいぞ!!」
向日葵「はぁ。それでなんの話でしたっけ?」
櫻子「向日葵のパンツを見るって話」
向日葵「あ、ああ……、そうでしわね。……それでは見s」
櫻子「向日葵のことだから、普通に頼んだんじゃ見せてくれないはず」
向日葵「いえ、あの……」
櫻子「うっさい聞け! ……だから、いっせーのでパンツを見せ合う!」
櫻子「どう? 公平でしょ?」
向日葵「櫻子……」
向日葵「ふふ。ええ、公平ですわね」
櫻子「二人でいっせーのの掛け声で見せるんだぞ?」
向日葵「わかりましたわ」
櫻子「それじゃ」
櫻子「いっせーの」
向日葵「いっせーの」
櫻子「はいっ!」バッ
向日葵「は、はいっ///」スッ
向日葵「くらげ3姉妹ですのね」
櫻子「えへへ、お気に入りだから」ニコ
櫻子「向日葵のパンツは……」
櫻子「>>271」
くらげ3姉妹
櫻子「くらげ……3姉妹?」
向日葵「ふふ、私もお気に入りですのよ?」
櫻子「なんで? だって昨日、こんなの履いてるのお子様だって……」
向日葵「ですから、言ったでしょう? 売り言葉に買い言葉だって」
向日葵「そして、酷いことを言ってしまったって……」
櫻子「あ……」
向日葵「憶えてます? 去年、小学6年生のときに下着を買いに行ったときのことを」
向日葵「私、急に胸が大きくなってきて、ブラを買うことになって……」
向日葵「その話をしたら、あなた、私が選んでやるって言ってくれて……」
向日葵「お母さんと行くつもりでしたけど、その言葉が嬉しくて、あなたと買いに出かけたんですわ」
櫻子「私もも向日葵と同じ種類のブラを買うつもりだったんだけど」
櫻子「私にはまだ必要無くて……」
向日葵「でもなにか、お揃いのものがほしくて……」
櫻子「二人で一生懸命悩んで、このくらげ3姉妹のパンツを買ったんだった」
櫻子「あ! もしかして昨日私がくらげ3姉妹のパンツを履いてるって言ったのは……」
向日葵「ええ……。あなたなら、まだ履いてくれてると思ってましたから」
向日葵「それがたとえ、あの日買ったパンツそのものじゃなくても」
向日葵「くらげ3姉妹のパンツを履いていてくれるって」
向日葵「そう、思ってましたから」
櫻子「じゃあなんで勘だとか言って誤魔化したんだよ、言ってくれれば……」
向日葵「私だけあの日のことを特別に思っていたら、なんだか恥ずかしいし」
向日葵「なにより……、寂しいじゃない」
櫻子「向日葵……」
向日葵「私、こう見えてけっこうヘタレなんですのよ!」
櫻子「……」
櫻子「ぷっ。あはは、威張って言うことかよ!」
向日葵「ふふっ」
櫻子「……」
櫻子「憶えててくれて、ありがと……、向日葵」ニコッ
向日葵「今も履いていてくれて、ありがとう……、櫻子」ニコッ
櫻子「私達、パンツ見せあいながらなにやってんだろうね」
向日葵「まったくですわ。誰にも見せたくない光景ですわね」
櫻子「あはは」
向日葵「ふふっ」
櫻子「……」
櫻子「ね。明日パンツ買いに行こうと思うんだけどさ」
向日葵「あら、奇遇ですわね、私も新しい下着買いたいと思っていたところですわ」
櫻子「へぇ、じゃあ私が選んでやるよ!」
向日葵「なら、私も特別に選んで差し上げますわ!」
さくひま「……」
さくひま「……」クス
さくひま「それじゃ明日は……」
さくひま「いっしょにお出かけ!」
さくひま「ね!」
おわり
なんとか時間まで終われてよかった
最後の向日葵のパンツはなにも考えてなかったけど
みんなくらげ3姉妹のパンツにしてくれてすっごくありがたかった
付き合ってくれた人ありがとう
これから支度して仕事行ってきます
●リサーチ結果
櫻子:くらげ3姉妹パンツ
あかり:透け透けパンツ
ちなつ:ノーパン
りせ:おむつ
西垣:ボンバーマンパンツ
綾乃:青のしまぱん
京子:ライオン&ラビットパンツ
千歳:ふんどし
結衣:花子のパンツ
撫子:ウンスジ疑惑パンツ
向日葵:くらげ3姉妹パンツ
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