※前置き
・n番煎じの京太郎スレ!
・システムなど一部、どっかのスレのパクリ?
・更新遅し!
・寝落ち&ドタキャン多い?
・それでもいいなら!
【内容】
・当スレは須賀京太郎を主人公とした安価スレです
・休日に練習試合に来る各高校を「お・も・て・な・し」し、京太郎の好感度UP&イチャイチャするのが目的です
・ほのぼの!
・エロはない(予定)
【話の流れについて】
・基本的に一日一日ちゃんと安価があります
・平日は主に雑用レベルの向上か、又は他所に出向いて好感度のUPの選択式
・土日は練習試合があるので、その時に平日の間に身に付けた雑用スキルを駆使して他校に気に入られよう!
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~プロローグ~
8月29日(金)
その日は夏休み最後の部活だった。
まぁ、だからといって二学期もちゃんと部活はあるし別に俺にとっては特に意味もない日なんだが、そうでない人もこの中にはいる。
「じゃ、とりあえず私は今日で一応引退って事になるらしいから、後のことはまこ、あなたに任せるわよ?」
「…ほんとにわしなんかでええんかのぅ」
「何言ってるのよ、新しい部長はあなたでしょ?」
そう、部長は今日で引退となってしまうのだ。
これからも部室には顔を出すとは言っているが、それもそこまで多くないはずだ。
なんだかんだ言って、あの人も一応受験生だしな。
「部長……」
「もう、引退しちゃうのか…?」
「ほーら、和も優希もそんな顔しないの」
今日、最後の引き継ぎを終えれば、今度は生徒会の引き継ぎもあるはずだ。
これまで実務はほとんど副会長がやっていたとはいえ、それでも生徒会長として後輩に教えておかなければならないことは山ほどあるだろう。
そう考えるとやはり、毎日のように来るのは無理だと思う。
「やっぱり寂しいですよ、部長…」
「咲、あなたまで……う~ん」
なんだかこれが今生の別れであるかのような雰囲気でいる部員達を、部長は困ったような、それでいて嬉しいような複雑な顔で眺めている。
それが、嬉しいという気持ちの方が勝っているのであろうことを察することができたのは、これまで一緒に長い時間をこの部室で過ごしたからだろう。
その輪の中におらずほんの少し離れたところで控えている俺にも、泣くほどではないにしてもクるものがあった。
今まで雑用ばっかりだったけど、それ以外の思い出もたくさんある。
―――和に釣られて入った俺を、一発で見抜いた部長は事あるごとにそのことで弄ってきたこと
―――初めてネット麻雀で二位になったとき褒めてくれたこと
―――いつもの雑用のお礼と言って、アイスを奢ってくれたこと
―――あと、和と咲のメイド姿の写メをこっそり見せてもらったこと
―――それがバレたとき、激おこだった二人+α(優希)をもっともらしい理由をつけて言いくるめてくれたこと
楽しいことや嬉しいこと、ちょっぴり怒りたくなるようなことや悔しいことなど、数えればキリがないほどだ。
たった四ヶ月ほどではあったが、その全てが掛け替えのないものだったと今、この時になってようやく気付かされた。
それはおそらく部長も同じなんじゃないかと俺は思う。
と、らしくもなく感傷に浸っていた俺に部長は気付いたらしい。
そして部長は(俺をだしにして)この場の雰囲気を明るくするためか、大げさに反応して話しかけてきた。
「……そ、そうだ、須賀くんもこれから頑張るのよ!?」
「え、いきなりなんですか」
「今まであんまり出来なかった分、楽しむのよ?」
「あ、ええ、そうっすね…」
ここで気の利いたセリフでも吐ければいいのだが、泣かないよう平静を保つので精一杯だったので普通に返事を返すだけに留まった。
やっぱり寂しい。だから、完全に普段通り振舞うことは今の俺には難しかった。
けど、他の皆よりはいつもの調子に近いことに安心したのか部長はそのまま俺に話しかけてくる。
「まったく、皆大げさよねえ? 別に来れなくなるわけじゃないのに」
「…まぁそうっすね」
「でも、みんなの気持ちもわかります」
「え?」
「いやだって、やっぱり部長が部長じゃなくなるのは寂しいですって」
「須賀くん…」
今度は部長の声が萎んでゆく。
もうなんだか、今生の別れどころかお通夜のような雰囲気にまでなりかけている。
「あっ…やべ……」
ミスったことに遅ればせながら気づいたが、言葉が出てこない。
まあ、言葉が出てこないのは他のみんなも同じみたいだが…
静寂がこの場を支配した中で、流れを断ち切ったのは部長の次のセリフだった。
「あ、そうだ! 忘れるところだったわ!」
「えーと、なにをですか?」
「須賀くん、聞いて驚いてね……」
「??」
「もしかしたらあなた、今度の冬の合同合宿に参加できるかもしれないわ!」
「え゛」「な…」「!?」「……」
「…え゛っ………ええぇぇぇぇぇぇええええええ!!?」
いきなり何言い出すんだこの人!
ってか合宿ってどういうことだよ!!
久「あ~、先に言っておくけどまだ確定じゃないわよ? というか可能性は低いわ。 でも、これからの頑張りによってはそうなるかもって事よ。 …どう?嬉しいかしら」
京太郎「う…嬉しい…っていうか、びっくりしましたよ!」
本当に、色々と。
なにもあんな状況で言わなくてもいいじゃないですか。
久「まあ、もし行けたとしても龍門渕の執事さんの監視の下で…だと思うけどね」
京太郎「そ、それでもまさかほぼ女子しかいない合宿に同行できるなんて驚きですよ…!」
久「でもその為に、須賀くんにはまた雑用をしてもらうことになるのよねえ………」
京太郎「へ?」
合宿って麻雀をするためのものだよなぁ…なんで雑用が関係するんだ?
和「―――待ってください」
久「ん、どうしたの?」
和「…どういうことですか?」
和が静かに怒っていた。
理由はわからないが、今の会話にだいぶご立腹だったらしい。
…え、もしかして俺が合宿に行くのそんなに嫌なのか!?
和「どうしてまた、須賀くんが雑用をする必要があるんですか…?」
京太郎「なんだ、そう言う意味か…」
久「ああ、それは………詳しいことはまた二学期に教える事にするわ」
京太郎「え、今じゃダメなんすか?」
久「ダメっていうか…う~ん…まだ話が纏まってないのよ」
和「?」
久「実はまだ他の高校の人には須賀くんをどうするかまだ話してなくて…」
京太郎「………はい?」
久「え?いや、大丈夫だって!私の思い描いたとおり進めば、須賀くんだって来れるはずよ!…たぶん」
京太郎「なんか胡散臭いですね」
和「まだちゃんと決まっていない事を話すなんて…それじゃあ須賀くんをぬか喜びさせるだけじゃないですか!」
久「ま、まぁそうなんだけど…」
久「それはともかく、今日の和はやけに須賀くんを庇うわねぇ」
和「え!?」
京太郎「ん?」
たしかに今日の和はなんだか俺に優しいような…
まさか…本当は俺に気があったとか!?
久「ふふっ、なんでかしらねぇ?」
和「は、話を逸らさないでくださいっ!」
久「…ま、そういう訳だから、この話の続きは二学期にね」
京太郎「はぁ…まぁ、りょーかいっす」
そんな感じでうやむやなまま今日はお開きになった。
っていうかやっぱり二学期も部室来る気満々じゃないですか、部長。
…家に帰ってから考えてみるとこれ絶対、話の流れを変えるためにその場の思いつきで言ったんじゃないかと思った。
ほんとに大丈夫なのかねぇ。
今日は眠いのでここまでにしておきます!
ってか次からもっと早い時間から開始、ということで。
それじゃあ、今日の夜10時頃にまた来ます!
おやすみ~
普通にかわいい淫ピじゃないや(笑)
部長は生徒会長じゃなくて学生議会長だじょ
帰宅!
それじゃ、ちょいちょい始めていきますね!
9月1日(月) 放課後
今日は始業式や宿題の提出だけで済んだから午前中だけで終わり、すぐに昼飯&部活の時間になった。
いつも通り安い飯でも買って腹を満たすつもりが、なぜか食堂がいつも以上に混んでいたのでパンだけ買って部室で食うことにした。
まぁ、早く部長の話を聞きたいからっていうのもあるけどな。
京太郎「うぃーっす」
久「あら、今日は早いのね」
京太郎「ははっ、たまにはそんな日もありますって」
まこ「他の連中はどこいきおったんじゃけぇ」
京太郎「さあ…俺も見てませんけど、たぶんどっかで一緒に飯食ってるんじゃないですか?」
久「つまり須賀くんはハブられたというわけね」
京太郎「ひどいこと言わないでくださいって!」
いや、まあ結果としてはそうなんだけどね?
ただ単にどこで食うとか俺に伝え忘れたってだけかもしれないじゃないか!
俺はそう思い込むことにした。
京太郎「それにしても咲も成長したなぁ…」
久「うん?」
京太郎「あ、いえ、昔は俺がいないとなんにもできなかったんすよ、あいつ」
久「へぇ」
京太郎「図書館に入るのも一人じゃ心細いとかで俺を呼び出したり、そこで本借りるのだって、受付の人が怖いとかなんとか言って俺にやらせたりしてたのに…ほら、今日とか俺まだ呼び出されてないんすよ」
久「そーなんだー」
京太郎「…全然人の話聞く気ないっすね、部長」
久「いやねぇ、ちゃんと聞いてるわよ。 そ・れ・と、今の部長はわたしじゃないわよ?」
京太郎「って言われても部長っていったら部長のイメージしかないんですよ」
まこ「…それはわしをまだ部長として認めてないってことか?」
京太郎「い、いえいえ! そういうわけじゃなくてですね…!」
まこ「冗談じゃけぇ気にするな」
京太郎「で、ですよね…?」
冗談、と言いながら少しだけ残念そうに見えるんですけど…
次から気を付けないとな、うん。
それからしばらく、やることもないので部長(竹井先輩)と部長(染谷先輩)―――わかりづらいから次からは元部長と新部長って心の中で呼ぼう―――と三人で話していると咲達が部室に入ってきた。
和「失礼します」
優希「おお~!たった三日ぶりなのにだいぶ懐かしく思えるじぇ!」
咲「あ、京ちゃんやっぱりここにいたんだ」
京太郎「まあな。食堂は混んでたし」
咲「だったら京ちゃんもたまにはお弁当、作ってみればいいじゃん」
京太郎「いや、めんどいし」
和「え、でも須賀くん優希のタコスはちゃんと作ってくるのに…」
京太郎「タコスは練習したからだいぶ楽に作れるようにはなったけど、それ以外の料理はあんまし作ったことがないからなぁ」
優希「ふん、ちゃんと躾けたかいがあったじぇ!」
和「こら優希、なんてこと言うんですかまったく…」
咲「う~ん…冷凍食品なら京ちゃんでも作れるんじゃないかな?」
京太郎「あのな、それなら誰でも作れるからな? それに冷凍食品じゃいくらなんでも味気ないだろ」
咲「じゃ、じゃあ私もまだ料理下手だし今度一緒に……」
和「では今度一緒に料理の練習してみませんか?」
京太郎「お、いいかもな!」
咲「…………」
まさか和の方から誘ってもらえるとは思わなかったぜ!
やったね俺!
やっべ、すっげぇ嬉しい! 嬉しいんだよ?
でも……さすがに二人だとハメはずしすぎちゃいそうだし残念だけど誰か呼ぶか。
京太郎「あ~、そうだ咲も一緒にどうだ?」
咲「えっ?」 「えっ」
ん?今、咲以外の誰かからも声が聞こえたような気が…
いや、気のせいかな?
京太郎「えっ、じゃねえよ。 お前のことだからどうせ毎日得意料理だけなんだろ?」
咲「………否定はしないけど」
つまり図星か。
…まぁ、予想通りだからなんとも思わないけどな。
京太郎「だそうだ和」
和「えっ!? な、なんでしょうかっ!」
京太郎「なんだってそりゃ、咲が一緒でも大丈夫かって確認だけど…どうしたんだ、和…なんか変だぞ?」
和「へ、変じゃないですよ?」
その反応自体がいつもと違うし、変なんだけどなぁ。
何故か疑問形だし。
関係ないけど、インターハイ終わってからなぜか異様に和が優しくなった方な気がする…
いや、和以外もかな? 気になるし今度理由とか聞いてみるか。
久「さーて、みんな揃ったようね」
京太郎「というか部長、今更ですけどほんと勉強とか色々大丈夫なんですか?」
久「私、これでも一応勉強はできるのよね~」
京太郎「さすが生徒会長っすね。…っていうか生徒会としての仕事は大丈夫なんすか!?」
久「ちっちっち、『生徒会長』じゃなくて『学生議会長』よ。 何度も言わせない言わせない」
京太郎「…『学生議会長』としての仕事は大丈夫なんすか? そろそろ文化祭とかあるんじゃ」
久「はいはい部室に来てまで仕事の話とか思い出させないでくれる?」
京太郎「す、すいません」
やっぱり大変らしい。
確かうちの学校は文化祭と生徒会長選挙がほとんど重なってたっけ。
だから、この時期はかなり忙しいはずなのにわざわざ今日来てくれたことを思うとなんか悪い気がしてきた。
…主に副会長さんに。
~それから30分後~
優希「それで、あそこのタコスは意外においしかったじぇ!」
和「あ、じゃあ今度皆で一緒に食べに行きますか?」
咲「うん!来週の土日とかなら空いてると思うし、いこっか!」
まこ「京太郎も意外とやりおる………ぬぅ…」
京太郎「俺が初めてだからってなめてかかるからっすよ」
まこ「ふっ、いうようになったのぅ。 でも、まだまだじゃ…!」
京太郎「くっ……そこは!?」
久「って、ちっとも話が進んでないじゃない!!」
京太郎「うわっ!?」
あの後、話がそれたせいでなんとなく皆そのままお喋りをする流れになったのだった。
そういえばまだ合宿の件について話してなかったっけ。
久「もう、せっかくこの二日色々と頑張ったのに…話くらいちゃんと聞いてくれたっていいじゃない!」
京太郎「お、お疲れ様っす」
頑張らなきゃいけない理由を作ったのは部長自らだったような…
いや、それでも俺のために頑張ってくれたんだ。 そこはつっこまないでおこう。
それよりも早く結果を聞いてあげたほうがお互いのためだ。
京太郎「で、どうだったんすか?」
久「ふふふ…聞きたい?」
京太郎「…………」
久「そうかそうかぁ、そんなに聞きたいんだね?」
まこ「…………」
うわっ、めんどくさ!とか思っちゃダメかな。
いや、心の中で思うくらいの自由は俺にもあるはず?
久「まぁ、あんまり焦らすと須賀くんがかわいそうだし、先に結論だけ言うわ」
久「各校の部長さんからの反応は意外と悪くなかったわ!」
久「まぁ、次の合宿、来るとこ全部女子高ってわけでもないし、ある意味普通っちゃ普通だけどね」
和「ちなみにどこが来るんですか?」
久「それはまだ秘密よ~ん」
ふむふむ、とりあえず最低でも一高は女子高が来るってことでいいのかな?
久「で、各部長から出された条件だけど…部員全員が了承すれば参加してもいいそうよ~」
京太郎「は…?」
和「そ、それって、合宿に参加する全ての高校の麻雀部員ですか!?」
久「ええ」
京太郎「」
えっ、無理じゃね…?
仮に前回の合宿の時みたいに四校参加するとして、それでも5人×4高=20人か!?
京太郎「え、えっと…それって一人でも拒否したら…」
久「ダメみたいっ☆」
あっ…終わった。
京太郎「もう、潔く諦めるっすね…元からそこまで本気で参加したかったわけじゃないですし…」
久「ちょ、大丈夫だって! そのための秘策はちゃんと用意してあるから!」
咲「秘策?」
和「もしかして…この前言っていた『雑用』と何か関係があるんですか?」
久「ご名答!」
優希「タコスでも配るのか??」
まこ「それでOKもらえるのはお主だけじゃろ…」
京太郎「…えーとそれで、俺は何すればいいんすか」
久「とっても簡単なことだから安心していいわよ?」
京太郎「??」
久「ふふ…実はね、色んな高校に片っ端から練習試合を申し込んだのよ!!」
京太郎「はい?」
久「いや~、うちって今全国一位でしょう? だから練習試合をしたいってところは山ほどあるのよ」
京太郎「そういえばうちって全国一位だったんすね…忘れてました」
久「だからそれを利用して、合宿に参加するかもしれないところと事前に接触するってこと!」
京太郎「ふむふむ」
久「そして、その時に須賀くんが雑用として活躍して、有能だって思われれば参加してもいいって言われるはずよ!」
京太郎「おお、なるほど!」
和「…そんなにうまくいくんでしょうか」
思いのほかまともな案でびっくりした…けど
京太郎「…でも俺あんまり交通費がかかると資金的にきついんすけど」
久「あ、それは心配しないでいいわよ~」
京太郎「??」
久「なんか、相手の方から来てくれるらしいから」
京太郎「ええ!? 申し込んだのはこっちなのにですか!?」
久「どうやら私から申し込まなくても、向こうから申込もうとしてたらしいのよ」
咲「どうせ冬には合宿で会うのに…」
まこ「まぁ、なんにせよありがたいのぅ」
よかった、バイトとかしないといけなくなるのかとヒヤヒヤしたぜ。
ってか…あれ?
京太郎「あ、あの、今気づいたんですけど」
久「ん?」
京太郎「結局それってバイトみたいなもので、麻雀できないってことじゃ…」
久「―――男にはね、ときには重大な選択をしなければいけない事もあるのよ?」
京太郎「…はい?」
久「麻雀だったらネトマでもできるわ。…須賀くん、あなたの目的はなに?」
京太郎「…はっ!」
久「あなたの目的は、『女子だらけの合宿に参加すること』と『女子の風呂上りの浴衣姿をその目に収めること』でしょ!?」
京太郎「そ、そうでした!!」
咲「」
優希「」
まこ「」
和「」
久「…ということで、これからあなたには各校を全力で『お・も・て・な・し』してもらうわ!」
京太郎「了解っす!!」
こうして、俺の下心全開の戦いは始まった。
しかし俺はまだ気づいていなかった。
――――女子高育ちの連中のガードの硬さに。
とりあえず今日はここまでっす!
…前回に引き続き、安価なしってどういうことなんすかねぇ
じ、次回はシステムの説明から始まり、安価も出すはず!?
えーと、今日は忙しいと思うので…
次回は明後日の夜11時頃に来ると思います!
おやすみ~!
意外と「生徒会役員共」が現実の女子高に近いんだよな。
平然と下ネタ言い合う女子とか。
特定の学校の好感度を上げやすいキラースキルとかあったら嬉しい
おもちを持たない子に対しては邪な気持ちがないから好感度が上がりやすいって設定があったようななかったような
そういえばおもちのない子って基本的にフレンドリーな子が多いよな
ふぅ…今帰宅しました!飯食いながらぼちぼち始めていきますね!
…まだシステムについて考えがまとまっていない…けど、やってやる!喋りながらでも考えろ!
>>65 現実はそうなんですよねぇ…
>>69 >>70 そういうスキルとかも作ろうかと考えていますよー
>>74優希とか穏乃とかあげればキリないですよね!
久「あ、そうだ話の続きだけどこれ須賀くんに用意しておいたわよ」
京太郎「ん?なんすかこの紙」
久「今後の須賀くんの為の予定表みたいなものよー」
京太郎「それもわざわざ作ってくれたんですか…?」
久「ええ…可愛い後輩のためだもの!」
おお! 部長、今日は輝いてますよ…!
なんかすっげぇいい人に見えてくるなんて、俺の目の錯覚か?
京太郎「…どれどれ?」
和「あ、私にも見せてください」
咲「私もー」
優希「さっさと見せろ!」
京太郎「お前ら焦るなって、今テーブルに置くから、な?」
まこ「…嫌な予感しかしないんじゃがのぅ」
※ここからはシステムの説明となります。まぁ、後から変更となる点も多いかもしれないのであまり見なくても構いません。
京太郎「ええと…『須賀くんの今後の予定を勝手に私が決めちゃうゾ!』って、このタイトルなんですか!?」
久「あ、あれ~、消してなかったかしら……ちょ、ちょっとした落書きのつもりだったのよっ!」
まこ「久よ…」
久「ちゃ、ちゃんと中身を見て頂戴!そっちは…後で修正テープ持ってくるから!」
京太郎「へいへい」
【基本的な一日の流れについて】
平日は朝に安価はなく、午後からのみ活動します。
逆に土日は朝から安価があるということになります。
ですが、土日で練習試合がある日は平日と同じく午後から活動します。
【平日の活動について】
放課後になると最初に安価があります。
学校で部活をするか、学校外に行くかです。
まず部活についてですが、部活をするとスキル習得することができます。
次に学校外だといくつか選択肢があります。
ですが、皆さんが一番行くところはやはり龍門渕さんのところでしょう。
そこでは基礎的な雑用能力を身につけることができます。
【土日の活動について】
行ける場所や安価の数が平日と比べると多いです。
ですが基本は平日と似たような選択肢ばかりです。
予定ではそのうち県外にも出かけられるようになる…かも?
※練習試合についてはその時に説明します。
京太郎「平日の予定『とりあえず雑用』ってなんすかこれ」
久「そこは何書いたらいいか私もわからなくってねぇ」
京太郎「あの…一応俺、麻雀部でして、麻雀の時間も取りたいんですけど」
久「…須賀くんに今足りないものはなんだと思う?」
京太郎「え? えーと…麻雀を打った数、でしょうか」
久「ええ、それもあるわ。…でも、何よりもあなたは、打っている相手が悪いのよ!!」
京太郎「ええ!?」
咲「わ、私たちですか!?」
久「ほら、私たちって皆麻雀の技術とか読みとかっていうよりも、その場のノリとか運とか、現実を超越したような力で勝ってるようなものだし…ね? …あんまりあなたの参考にはならないと思うの」
和「オカルトなんてないって何度言わせるんですか…」
久「ま、それは置いておいて…。つまり、須賀君くんはもっと色々な人と麻雀を打つべきなのよ!」
京太郎「た、たしかに!」
久「それもネトマじゃなく、実際に顔を合わせての方が大会の雰囲気とかに近づくわ。…実は、ほとんどアシスタントみたいな扱いで来ることになっちゃった合宿だけど、少しだけ混ぜてもらえるように今お願いしているの」
京太郎「部長…」
優希「…つまり、今はつべこべ言わず働け!ってことだじぇ!」
京太郎「ひでぇ!?」
咲「あはは…」
【土日に来る学校について】
元からどの高校がどの順番で来るかはこちらで決めてあります。
理由はたくさんありますが、主な理由は12月までに土日が26日もありますが合宿に参加できる高校はそんなにないからですね。
久「まぁ、どうしてもっていうのなら和にでも教えてもらうといいわ」
和「ええ、任せてください!」
京太郎「…和ってたまに怒ると怖いんだよなぁ」
和「何か言いましたか?」
京太郎「い、いいえなんでもありません」
久「ふふ、仲いいわねぇ」
和「な!?」
【パラメータについて】
パラメータで表示されるものは三つあります。
一つは好感度、あとは雑用関係のものとなります。
【雑用レベルについて】
雑用レベルは龍門渕さんのところで働くことなどにより上がります
雑用レベルが上がると、練習試合などの安価に影響が!
雑用スキルは久のところで働くことなどにより悟ります
※雑用スキルは雑用レベルとは別で上がっていき、雑用スキルは雑用レベル…つまり基礎がつくことによりパワーアップします。
【好感度について】
好感度は、個人のものと、その高校の麻雀部全体のものがあります
各個人の好感度は、平日ならイベントで、休日なら練習試合の時の雑用の結果で上がります
高校自体の好感度は、その時の練習試合で来た選手全員の好感度の平均を足すことになります(少数点以下は切り上げます)
見事「お・も・て・な・し」に成功し、その高校の麻雀部からの好感度が上がると、合同合宿に参加させてもらえるようになります!
※麻雀部自体からの好感度のUPが合宿への参加券を手にするためのものです。
久「さて、全部見終わったようね」
京太郎「はい」
和「途中、かなり謎な文章とか多かったですけどね…」
優希「落書きとか小学生かと思ったじぇ」
まこ「気にしたら負けじゃ」
咲「ですね」
久「そこ、うるさい!」
京太郎「ははは…」
まぁ、俺のため―――部活のため?―――に色々根回ししてくれたり、頑張ってくれたのはわかった。
久先輩(結局これで落ち着いた)や皆のためにも俺、これから頑張っていろんな人から好かれるように努力しないとな。
そして合宿が終わったあとは…グフフ、誰かから連絡先とかもらったり、デートしたり…そのまま付き合うことだって…!
久「えーと、じゃあ何か質問ある?」
京太郎「え?」
久「質問よ。…何もないならいいけど、まぁ、一つまでなら聞いてあげないでもないわよ?」
京太郎「久先輩、それなんてツンデレですか?」
久「あら、それが質問かしら…?」
京太郎「い、いえ、違いますよ!」
久「そうよねぇ…ふふ、ふふふっ…」
京太郎「…おかしい、今のは普通顔を赤らめてさらなるツンデレ発言をする流れじゃ」
久「聞こえてるわよ?」
京太郎「」
久「で、どうなのよ」
安価↓3
1、「あ、ありますよ、当然」 ※なにか質問ありましたらお願いします
2、「あ~、どうせ聞いても無駄なんでしょう?」 ※ない人、または早く話を進めて欲しい人はこちらで
>2、「あ~、どうせ聞いても無駄なんでしょう?」
京太郎「あ~、どうせ聞いても無駄なんでしょう?」
久「よくわかってるじゃない」
京太郎「まぁ、今まで何度も久先輩にはイジられてきましたからね」
和「あ、じゃあ私から質問します」
久「なにかしら?」
和「平日の雑用って、結局何するんですか?」
久「何っていつもやってるじゃない」
和「いえ、そうではなくて…いつもやってる事は、竹井先輩の好きな紅茶を買ってこいとか、優希のタコスとか染谷先輩、部長の為のたわしとか、そんなのでしょう?」
久「ええそうね」
和「それって、私たちには良くてもお客さんはあまり嬉しいことじゃないと思うんですけど…」
久「」
京太郎「」
そういえばそうだ。
普段、これやってとかあれやってとか、久先輩の頼みばっか聞いていたけれど…久先輩と同じような頼みごとをしてくる人なんてまずいないだろう。
つまり…
京太郎「つまり、俺の今までの努力は無駄だったって事か!?」
和「…そうなるかと」
咲「たしかに、掃除とかってお客さんが来る前にやっちゃうから目立たないし…」
まこ「タコス渡されても戸惑うだけじゃのう」
優希「私にとってはHAPPYだじぇ!」
和「優希には聞いていません」
優希「えー」
久「あちゃー、しくったわ~」
京太郎「か、考えてなかったんですか!?」
久「そんなところまで頭が回らなかったのよ!」
京太郎「普通そうですよねー…」
まずい…ってか俺女の子と付き合った経験ないし、相手が俺に何求めているのかなんて全くわからないんですけど!!
それも初対面の相手でそれを見抜くなんて俺には荷が重いっすよ、先輩!
久「…じゃあ、今の須賀くんの実力を試しましょうか」
京太郎「はい? なんのことですか?」
久「はい、ここで質問!」
京太郎「?」
久「今、和が欲しい物は何!?」
和「えっ?」
京太郎「なんすかその無茶ぶりは!」
久「あのねぇ、いつも一緒にいる和のことくらいわかってあげなさいな」
京太郎「う~む…」
確かにこれができなきゃ接客なんて無理そうだなぁ。
安価↓3
コンマ
00~49 失敗 「か、かっこいい金髪の頼りになる男子!」
50~79 成功 「…牛乳ですか?」
80~99 大成功 「えーと…えーと…えと、エトペングッズとかか!?」
ゾロ目で??
>成功 「…牛乳ですか?」
京太郎「…牛乳ですか?」
久「その心は?」
京太郎「なんか、今日はイライラしてるように見えたんでカルシウムをとったほうがいいかなと」
久「意外と真面目な回答でびっくりしたわ…」
優希「てっきり更に大きくなって欲しいのかと思ったじぇ」
京太郎「もう、十分大きいからいいよ」
和「…………」
咲「…………」
まこ「…………わし、そろそろ高三になるのにのぅ」
久「でもそれ、飲んだ方がいいもの ってだけで和が飲みたいとは思ってないかもよ?」
京太郎「あ、そうっすねたしかに」
久「…で、どうなの和」
和「実は私も今、少し喉が渇いていたし飲みたいって思ってたんですよ」
京太郎「おお、それじゃあ…!」
久「とりあえずは正解だったみたいね」
和「でも、よくわかりましたね」
京太郎「ま、普段からずっと見てたしな」
和「!?」
咲「だ、大丈夫? 和ちゃん顔赤いよ!?」
和「い、いえ大丈夫です…」
京太郎「?」
和の好感度が1上がった!
雑用レベルの経験値が3溜まった!
約1/2で失敗って結構厳しいな、安価チャンスが何回あるかわからないけど、どこか一校でも基準に満たなかったら駄目なんだろ?駄目だったらどうなるの?
あと他校生は一律好感度0スタートなのか?
~夕方~
久「時間も時間だし、また明日から色々考えましょう」
京太郎「いつもそう言ってませんか?」
久「って言われても…いつもこんな時間になるまで話がまとまらないのが悪いのよ」
京太郎「それもそうっすね」
久「それじゃ、忘れ物はないわね?」
咲「はい!」
久「じゃあ、解散!」
そんなわけで、今日は帰ることになった。
ま、方針とか大体の事は決まったしいいかな。
とりあえず今後の課題は…まずは気遣いとか、立ち振る舞いとか、そういう基本的なことを覚えていったほうが良さそうだな。
今日はここまで!
次は明後日か明々後日の投下となりますね!
設定で根本的におかしいところもありますけど、なんとかして細かい矛盾とかは直していかなければ…
>>107
色々考えてたんですけど…やっぱ難易度下げたほうが良さそうですね
失敗率は3割くらいでレベルアップによるパラメータの上昇率を下げたほうがいいかな?
それでは、おやすみなさーい
すいません、用事が長引いているようなので投下は明日となります!
安価スレってやっぱ難しい…
調整とかも含めて色々今日中に考えてみますね~ ノシ
ただいま帰宅しましたー
それと、シノハユ&咲最新刊も今日買えてほんと良かったですよ!
最近、咲関係のことで充実してていいですねー
それじゃ、ぼちぼち始めていきますね!
9月2日(火) 朝
京太郎「ふぁ~…眠い…」
今日からは普通に授業が始まるようだ。
そういうところは普通の高校と変わりない。
京太郎「あ~、二学期も始まったしこれからタコス作りも再開するかねぇ」
朝早くから準備が必要ということもあり、今まではそんなに毎日作っていたわけではないのだが…
これからはこれを日課にして一日の流れを調整することにしようと思った。
________
______
___
咲「おはよ~、京ちゃん」
京太郎「よお、咲」
咲「今日はいつもよりちょっと遅かったけどどうしたの?」
京太郎「ん? まぁ、新学期始まったばっかりだしな」
咲「そだね。 あ、和ちゃんは先に行ってるって」
京太郎「おう、じゃあ行くか」
咲「うん」
授業はなんのことはなく、普通に過ぎていった。
高校生活とかいっても基本は中学までと同じだし、そこまで意識することなく気づいたら二学期になっていた、という感覚だ。
時間は昼休みへと流れていく…
京太郎「―――俺、これからたまにハギヨシさんのところ行くかも」
咲「え?」
食堂で咲、和、優希の三人とお昼ご飯を食べている時に俺はこう切り出した。
和「ハギヨシさんっていうと…龍門渕の?」
京太郎「ああ、タコスの話はもうしたっけ」
優希「うまいタコスの作り方を教えてくれるいい人だって聞いたじぇ!」
咲「それって練習試合のために?」
京太郎「そうそう、その人モノホンの執事らしいし学べることは多いと思うんだ」
和「そのハギヨシさんには確認をとったんですか?」
京太郎「もう昨日のうちに連絡は入れといたぜ!」
咲「…へぇー、京ちゃん本気なんだねー」
京太郎「ん?どうした咲。 なんか変だぞ?」
咲「別にぃ?」
なんか拗ねてないかコイツ。
俺がハギヨシさんのところに行くことがそんなに気に障ったのか?
京太郎「んじゃ、そういうわけで今日の放課後にでも部長に話しておくよ」
優希「しっかりタコス作りのコツを学んでくるんだじょ!」
京太郎「暇があったらな~」
~放課後~
京太郎「ってことっす」
久「そう、わかったわ」
まこ「意外とあっさり了承するのぅ」
京太郎「てっきり買い出し要員がいなくなるからダメ!とか言ってくるかと思ったのに拍子抜けっすね」
久「…あら、そう言って欲しいの?」
京太郎「いえ、なんでもありません」
俺は昼休みに咲たちに言ったことをそのまま部長へ伝えた。
久「えーと、それで今日はどうするの?」
京太郎「いきなりっすね」
久「早く結論だしてもらわないと眠くなっちゃうのよ」
京太郎「そんなもんすかねぇ」
安価↓3人目
1、部室に残る
2、校外へ行く
>2、校外へ行く
京太郎「今日はとりあえず校外へ行くことにするっす」
久「そう…じゃ、帰りに買い出しお願いねっ☆」
京太郎「そんなことだと思ってましたよっ!」
咲「いってらっしゃーい」
優希「お土産待ってるじぇ~」
和「優希、遊びに行くわけじゃないんですよ」
京太郎「ま、気が向いたらタコスくらい買ってきてやるよ」
_______
_____
___
京太郎「さーて、じゃあ行ってくるとすっか」
京太郎「ってか龍門渕さんところにはこれから結構お世話になるかもしれないし何か買っていった方がいいのか?」
安価↓3
1、デパートへ寄っていく
2、待たせるのも悪いしさっさと向かう
>1、デパートへ寄っていく
京太郎「どうせだし、買っていくか」
たまたま通りかかったデパートに入り、適当にクッキーでも買うことした。
店員「ぃらっしゃーせー」
京太郎「どこのコンビニ店員だよ!?」
店員「あん?」
京太郎「あ…いえ、なんでもないです…」
思わずツッコミを入れてしまった。
それにしたってデパートの店員にしてはかんじわるすぎだろ!!
俺はさっさと買い物を済ませることにした。
京太郎「…これとこれ…なんで値段が違うんだ?」
京太郎「いや、それもそうだけど、そもそもこんな安っぽいクッキーで大丈夫なのかねぇ」
京太郎「よし、これでいっか!」
店員「ありがとーござっしたー」
結局、さっさと決めようと思っていたのだがお財布と相談しながら1時間ほど選んでいたのだ。
買い物って時間かかるなぁ…
京太郎「ふぅ…長かったけど、時間かけただけあって見た目だけは上等なやつが買えたぜ!」
京太郎「…ん? あれって」
とりあえず買い物は済んだし急いで帰ろうかと思ったのだが、そこで見覚えのある制服が目に付いた。
たしか同じ長野県の…
安価↓3人目
00~49 鶴賀の制服の人?? 50~99 風越の制服の人??
>鶴賀の制服の人??
えーと、県大会の時にいた…
京太郎「そうだ、鶴賀の制服の人だ!」
??「ん?」
京太郎「あ」
やべっ、話かけるつもりはなかったんだけどな。
早くハギヨシさんとこ行かないと時間的にも…
??「確か君は…清澄の―――そうだ、唯一の男子部員、だったか?」
京太郎「え、ええ。 そういうあなたは鶴賀の…」
ゆみ「ああ。加治木ゆみだ」
思い出したぞ。 咲に槍槓を決めてた人だ!
けど、なんで向こうはこっちを知っているんだ?
京太郎「あの、なんで俺のこと知ってるんですか?」
ゆみ「久…そちらの部長に色々言われていてな」
京太郎「なるほど」
合宿関係で色々したとか言っていたし、そういうことなのだろう。
…なんか知らない人に知られているって変な感覚だな。
ゆみちんイベントが長引きそうなのでとりあえず今日はここで終わりにしますねー
お疲れ様でした!
全く関係ないですけど明後日は成人式か…
とりあえず始めますけど…えっと、誰かいますかー
京太郎「ちなみに今の部長は染谷先輩ですけどね」
ゆみ「そうだった、すまないな」
京太郎「いえ別に謝るほどのことではないんですけど…あ、でも本人の前では間違えないほうがいいですね」
ゆみ「承知した」
染谷先輩、結構こういうところ気にするからなぁ。
他校の人とは言え一応言っておいた方が良さそうだ。
ゆみ「ところで―――どうして私は呼ばれたんだ」
京太郎「え?」
ゆみ「何か用があったんではないのか?」
京太郎「用、ですか」
そういえば俺が引き止めたんだっけ。
見たことのある制服に気がついて…だったよな。
??「せーんぱい!」
京太郎「!?」
ゆみ「っ…なんだ、ももか」
京太郎「え、誰ですか!?」
なんかいきなり誰かと会話し始めたぞ!?
周りには誰もいな…いや、なんとなく気配がするような気がするけど姿が見えない。
??「先輩、遅いと思ったらどーしたんすか?」
ゆみ「ああ、ちょっとな」
??「…もしかしてこの男に何かされたとかっすか?」
ゆみ「いや、違うぞ。 この方は清澄の…」
??「清澄の?」
ゆみ「清澄の………はて、名前はなんていったか…」
??「つまり、他校の人からちょっかいをかけられているわけっすね!?」
ゆみ「ま、待て早まるな!その手に持ったシャーペンでどうするつもりだ!?」
??「ふふ、大丈夫っすよ。どうせ普通の人には見えないしバレないっすから…」
ゆみ「そういう問題じゃないっ!」
京太郎「…………」
完全に置いてけぼりだった。
そもそもこの人は一体何と話しているのか…
はたから見ていると一人芝居しているようにしか見えないんですけど。
京太郎「か、加治木さん?」
ゆみ「おっと、すまないな」
京太郎「えーと、そこに誰かいるんですか?」
ゆみ「…ほらっモモ、とりあえず挨拶するんだ」
??「えー、嫌っすよナンパ男に挨拶なんて」
ゆみ「いや、だから、別にナンパされていたわけじゃないぞ?」
まぁ、確かに用もなく引き止めた…ようなものだしナンパって言えなくもないけど。
ってか早くハギヨシさんところ行かないと行けないんだけど…なんか長くなりそうな…
話が長くなるのはお互いに良くないし、ここはさっさと切り上げたい。
軽く挨拶したら帰るか。
ゆみ「はぁ、仕方ないやつだな。 ここにいるのは私と同じ鶴賀学園に所属する東横桃子だ」
桃子「…よろしくっす」
京太郎「あ、俺は清澄高校の須賀京太郎な」
年齢は聞いていないけど多分同学年だと思うし、タメ口で大丈夫だよな?
…というかなんとなく会話してる途中から見えてきたような気がするぞ!
桃子「あれ、もしかして私のこと見えてるっすか?」
京太郎「みたいだな」
ゆみ「あれだけ大声出していれば誰でも見えるだろう。全く…」
―――ここだ!
京太郎「えーと、じゃあそろそろ俺帰り「で、結局何の用だったんだ?」
桃子「え、今なんて言ったんすか?」
京太郎「…………」
さりげなく帰るのに失敗した!
ここまで来て何も用がないって言ったら相手に悪いよな…
安価↓3人目
1、「か、加治木さんてお綺麗ですよねー…なんて」
2、「ひ、久先輩から伝言を頼まれてたんですけど忘れちゃいました~」
3、「きゅ、急用思い出したんで失礼しまーす!」
>2、「ひ、久先輩から伝言を頼まれてたんですけど忘れちゃいました~」
京太郎「ひ、久先輩から伝言を頼まれてたんですけど忘れちゃいました~」
ゆみ「なんだ、そういうことか」
桃子「ナンパじゃなくて安心したっす」
京太郎「ナンパナンパって、俺そんなにナンパっぽく見えるのか…」
桃子「髪の毛とか金髪だし、誰が見てもそう見えるっすよ」
そこは残念だけど、とりあえずごまかすのは成功か…
よし、これで帰れるはず!
ゆみ「―――それじゃあ、伝言については今度久に確認するとして…」
京太郎「え」
ゆみ「ん?」
京太郎「いえ、なんでもないです…」
そういえば連絡先知ってるんだっけ…
人生、そうはうまくいかないらしい。
ゆみ「とりあえず他に用事はないんだな?」
京太郎「ほ、他にですか?」
安価↓3人目
1、「ええ、ないですね」 ※ハギヨシのところへ
2、「あ、じゃあ連絡先交換しますか?」 ※今日のハギヨシのところでの特訓は無くなる
すいません、ちょっと中断します。
また後で来れるかなぁ…
ふぅ、とりあえず終わりましたが…
誰もいなそうなのでとりあえずハギヨシのところまで京太郎を連れて行って、安価の手前あたりで今日は〆にしますね
>1、「ええ、ないですね」
京太郎「ええ、ないですね」
ゆみ「そうか」
京太郎「あっ、すいません。 これからちょっと用事がありまして」
ゆみ「ん、それは引き止めてすまなかったな」
京太郎「いえいえ、というか元々引き止めたのはこちらの方ですし」
ゆみ「ふっ、それもそうだな」
桃子「…………」
って、この調子で話してたら結局終わりそうにないなぁ。
半ば強引でも一気に…!
京太郎「では、失礼しますね!」
ゆみ「ああ、今度会うときは伝言、忘れないようにな」
桃子「全くっす! 無駄な時間を先輩に…」
京太郎「うっ…それは…すいませんでした」
ゆみ「なに、気にする必要はないさ」
京太郎「じゃ、じゃあまたいつかお礼しますね! さよならー!」
ふぅ…
これでようやく行けるぜ!
________
_____
___
ゆみ「あれが清澄の男子部員か」
桃子「え?」
ゆみ「なぁ、モモ。 どう思った」
桃子「な、何がっすか!?」
ゆみ「須賀…といったかな? 彼のことだ」
桃子「…そうっすねぇ…まぁ、先輩や麻雀部の皆に害がなければ合宿に参加するくらいはいいと思うっすよ?」
ゆみ「そうか…私も同じことを思ったよ」
【加治木ゆみ、東横桃子の好感度が1上がった!】
~龍門渕邸前~
京太郎「…何度来ても大きいよな、ここ」
俺はいつになく緊張していた。
今までここへはハギヨシさんの私的な友人、ということでたまに裏口から厨房へ入ったことくらいしかなかったのだ。
だから、ちゃんと龍門渕さんに会うのはこれが初めてだと思う。
いや、使用人として働かせてもらうのは…か。
京太郎「最初が肝心、最初が肝心…」
―――よし、入るか!
チャイムを鳴らし、俺は言った。
京太郎「―――働かせてください!!」
使用人の男「は?」
京太郎「ここで働きたいんです!!」
使用人の男「………えーと、どなたでしょうか」
京太郎「き、清澄高校一年須賀京太郎ですっ!」
使用人の男「あ、ああ。あなたが須賀さんでしたか」
京太郎「はい!」
使用人の男「連絡は伺っています。では、透華様のところへと案内させていただきますので少々お待ちください」
京太郎「あ、ありがとうございます!」
…何かおかしなところとかなかったかなぁ。
バイトとかしたことなかったから口調とか変になっていたような…
いや、何事も気合で乗り切ればいいのさ!
くっ、睡魔には勝てなかったよ…
すいませんが今日はここまでで切り上げますね
次は明後日の予定となります。
では、おやすみなさーい!
く…二日間の無断欠席は会社だったら間違いなくクビですね…
とりあえず今日の10時半頃から再開します!
ではまた後でー
っす、すいません!
ちょいと友人からの頼みごとがうんぬん…
ってことで明日にズラします!ほんとすいません!
なんかリアルで色々ありましたがとりあえず…
今日からまた普通にやっていきますね!
お詫びに小ネタをやろうかと思ったんですけど、今の進行具合からだとグダグダになるのが分かっているのでもうちょい進んでからにしたいと思います!
それじゃ、いつも通りぼちぼちやっていきますねー
それから三秒ほど待っていると、ハギヨシさんが来た。
ハギヨシ「お待たせしました」
京太郎「いえいえ、全然待ってませんって」
ほんとに全く、待っているって感じないほど早く来たしな。
ってか執事になるにはこういう事も出来なきゃダメなのか!?
もしそうだとしたら絶対無理だろ…
ハギヨシ「いえ、必ずしもなければならない、ということはありませんよ?」
京太郎「…はい?」
ハギヨシ「おっと、失礼しました。 今、『執事になるにはこういう事も出来なきゃダメなのか!?』って顔をしていたのでついお答えしてしまいました」
京太郎「えっ、そ、そんなにわかりやすい顔してましたか?」
ハギヨシ「ええ。不安でいっぱいというような表情でしたよ?」
京太郎「やっぱすごいっすねハギヨシさん」
ハギヨシ「そんなことありませんよ」
京太郎「そんなことありますって」
ハギヨシ「そうですか…ありがとうございます」
京太郎「どう、いたしまして?」
ハギヨシ「それでは、透華お嬢様のところへ案内いたしますね」
京太郎「お、お願いします!」
やべ、今更だけど俺これから本物の『お嬢様』に会いにいくんだよな…
品が無いとか髪の毛がどうとかって言われたり…しないよな?
ハギヨシ「たぶん、髪の毛については大丈夫だと思いますよ?」
京太郎「…あの」
ハギヨシ「なにか?」
普段の爽やかな笑顔に、ニヤニヤしたような、少しだけ意地悪な感じが混ざっているような気がした。
ハギヨシさん、たまにこんな顔するんだよな…
まぁ、それだけ打ち解けられてるっていうか、仲が良くなっているっていうか…そう思えばいいのかな?
京太郎「さっきもですがそんな簡単に人の心読まないでくださいって」
ハギヨシ「はい、承知しました」
京太郎「ほんとですかねぇ」
ハギヨシ「あ、もう着きましたよ」
京太郎「え、もう!?」
―――そこは、とてもお金がかかっているんだろうなぁという風にしか俺にはわからないが、とにかくすごかった。
一流の画家が描いたと思われる、写真とかよりも凄みのある人物画だったり、さっきから何気なく歩いていた床にも端に金の刺繍が施されたカーペットが敷かれていたりと、まるでどっかの宮殿かと思うほどだ。
これからたまに…だろうけど、ここで見習い執事のとして働くんだよな?
よっし、頑張らないとな!
俺は、ドアを開けた…
京太郎「わー、すっげーなーっ! なにここ広くね!? 麻雀雀卓置き放題ってかここで合宿できるんじゃね!?」
ハギヨシ「あの」
京太郎「うっは~! 俺これからここに何度も来るとかすげぇ!」
ハギヨシ「ですから」
京太郎「あ、写メ撮って今度咲たちにも自慢しよっ!」
ハギヨシ「………ふぅ、何をいっても無駄ですか」
さっきの廊下もすごかったけど、中は更にすごかった。
いや、お金がかかっているとかじゃなくて、さっきの廊下と比べるとだいぶ開放感があるのだ。
ここから見える中庭には、これまた手入れとか温度の調整とか大変なんだろうなぁと思う植物も!
??「…てん」
京太郎「はい?」
??「0点ですわ!!」
京太郎「ええ!?」
ハギヨシ「…………」
そこには、金髪の気の強そうな女の子…?
いや、女性って言ったほうが良さそうだ。
ん?もしかして…
京太郎「あ、あなたが龍門渕さんですか!!?」
透華「その通~り!」
透華「あなた、なんなのかしら!?」
京太郎「え?」
透華「ハギヨシが推めるから入れましたけど、せめてドアのノックくらいなさい!」
京太郎「す、すいませんでした!」
透華「まったく…」
これが…龍門渕さん?
あ、そういえば県大会で和と打ってるのを見たような!
もっと清楚なのを期待してたんだけどなぁ。
透華「…まぁいいですわ。どうせもう決めたことですし」
京太郎「はい?」
透華「これから私とハギヨシよってあなたに徹底的に執事としての基礎を叩き込みますわ!」
ハギヨシ「えーと、ではまずは…」
透華「そこの麻雀牌を磨いていただきますわ!」
京太郎「え、そんなんでいいんすか?」
透華「言葉遣いがなってない! それと、返事は『はい!』」
京太郎「っはい!」
ハギヨシ「まだ廊下の掃除とかは早いので、まずは基本的なところから見させてもらいますよ? それに牌磨きといえど、その出来は慣れている者とそうでない者とでは大きく異なります」
京太郎「はぁ。俺、結構自信ありますよ? なんたって、普段から部活でやってるんで」
ハギヨシ「ふふ、結果が楽しみですね」
ったく、こんなことやるだけでいいのかねぇ
ま、やるからには全力で行くぜ!
安価↓3人目
00~39 失敗 40~79 成功 80~99 大成功
ゾロ目で…
>成功
京太郎「ま、こんなものですかね」
普段の訓練の賜物か、それなりにうまくできた…はず?
少なくとも悪くはない結果に俺は満足していた。
ハギヨシ「ほう」
透華「ま、まぁこれぐらいは出来て当然ですわね」
京太郎「そ、そうですか…」
…結構いいできだと思ったんだけどなぁ。
それとも初任務で褒められようなんて考えが甘かったのかな…
透華「そ、それでも初心者にしては上出来ですわよね? ハギヨシ」
ハギヨシ「ええ。 大変綺麗にできています」
京太郎「それホントですか!?」
ハギヨシ「はい、それはもう」
京太郎「あ、ありがとうございます…!」
ハギヨシ「いえいえ」
これからも雑用をやる気が湧いてくるぜ!
やっぱ本物の執事さんから褒めてもらえるって嬉しいな!
【経験値が3溜まった!】
~午後6時頃~
京太郎「いやぁ、今日はどうもありがとうございました!」
ハギヨシ「こちらこそ、色々と手伝ってもらったりしてもらい、とても助かります」
透華「次は一たちも呼んでもっとみっちりとやりますわ!」
京太郎「一…さん?」
透華「私の直属のメイドのことですわ」
京太郎「メイド!? やっぱお嬢様ってすごいっすね!」
透華「ふふっ、そうですわよ!もっと私を崇めなさい!」
京太郎「いや、それは遠慮しておくっす」
透華「なっ…」
京太郎「えっと、それじゃあ秋の夜はつるべ落としといいますしい急いで帰りますねー」
ハギヨシ「お気を付けて」
透華「ああ、お待ちなさい」
京太郎「?」
透華「いつ来るのかわからないなんて、こちらとしても対応しづらいですわ!」
京太郎「つまり?」
透華「メアドの交換!い、一応しておいたほうが今後のために良くなくて?」
京太郎「確かにそうですね」
おっ、俺にもようやく部活の仲間以外で女子のメルアドが手に入ったぜ…!
ハギヨシ「お嬢様にもようやく異性のアドレスが…」
透華「ハギヨシ!」
…向こうも同じみたいだな。
京太郎「え、えっとじゃあ、帰りますね。 さよならー!」
_________
______
___
ハギヨシ「…ちなみに私もアドレス持っていますし、実はもらわなくても良かったのでは?」
透華「ハ・ギ・ヨ・シ」
ハギヨシ「いえ、なんでもありません」
透華「ふんっ、わかればよろしいですわ!」
【龍門渕透華、ハギヨシの好感度が1上がった!】
【龍門渕透華のメールアドレスを手に入れた!】
~午後9時~
ふぅ…今日は疲れた。
普段から雑用には慣れてると思ってたけど、やっぱ仕事(バイト?)としてやるのと部活でやるのとは全然違うなぁ。
京太郎「あと、これか…」
龍門渕さん―――呼ぶときは透華さん又はお嬢様でいいって言われたけど脳内ではこの方が気が楽だ―――からもらったメルアドをみて俺はため息をつく。
京太郎「やっぱこれって仕事の時以外…は使っちゃダメだよな?」
いや、それならいつも通りハギヨシさんに話を通してもらってもいいんだけどな。
つまり…まだ使いようがないってことか。
京太郎「なんかもらったのにもったいないような…ま、いっか」
メールするにしても明日でいいや。今日はもう寝たい。
…明日からは誰かと夜にメールをするようになるのだろうか。
まぁ、なるようにしかならないか。
京太郎「おやすみカピー…」
カピバラ「ぁん?」
とりあえず今日はここまでー
お疲れ様でした!
次回は…次回は今までの反省を生かして、なんとか遅刻しないようにしたいと思います。
それじゃ、おやすみなさーい!
こんばんわ~
明日朝早いので今日はちょいと早めに始めたいと思います
えっと、誰かいますか~?
9月3日(水) 朝6時頃
その日は、いつも通りの時間に目が覚めた。
昨日疲れてだいぶ早く寝たけど、その分早く起きるとかそういうことはないらしい。
ってことでいつも通りタコス作りでもしようかと思っていたのだが…
京太郎「………これ、なんだっけ」
起きたあと、制服に着替えようとしてベッドのところへ戻ると、そこには見慣れない箱があったのだ。
しかも結構綺麗な包装をされていて、まるで誰かへのプレゼントのように見え―――
京太郎「あっ!!」
そうだ、思い出したぞ!
これ龍門渕さんとこに渡そうと思ってたクッキーじゃねえか!
京太郎「やっべ、すっかり渡すの忘れてたぜ…」
京太郎「これじゃ一体何のために高いやつ選んだんだか」
でも、どうしようか。
今日はまだ龍門渕さんところへ行くって決めたわけじゃねぇけど、学校へ持っていくべきか、それとも今日は家に置いておくべきか。
まぁ、クッキーだから数日くらいは全然大丈夫だろうけどな。
虚太郎「結構かさばるから、今日渡すって決めた日しか持って行きたくないんだけどな…」
安価↓3人目
1、今日学校へ持っていく
2、今日はやめておく
>今日学校へ持っていく
京太郎「ま、もし仮に必要無かったとしてもそのままもって帰ればいいしな」
そんな訳で、そこそこにでかい荷物が増えるから今日はタコスは作らなくていいよな?
場合によっちゃ優希に怒られるかもしれねぇけどそん時はこのクッキーを出せばなんとかなるだろ。
京太郎「―――と、俺はタコスを作らなかった言い訳するためにこのクッキーを持っていくのであった」
実際、今からじゃ作ろうとしても間に合わないだろうしな。
これが最善だったと思えばいいさ。
>>虚太郎
久々の京太郎亜種が……
~昼休み~
今日は違い、いつも通り…そう、いつも通り咲や和たちと一緒に昼飯を食べていた。
京太郎「『いつも通り』ってのを強調してるのは昨日久先輩に何か言われたわけじゃないぞ?」
咲「…いきなりどうしたの京ちゃん」
京太郎「あ、いやなんでもない」
咲「というか、さっきの話ちゃんと聞いてた?」
京太郎「おう、来週の合宿の件だろ」
そうだった。
来週、さっそく遊びに…じゃない、練習試合に来る高校について話していたんだった。
咲「昨日、京ちゃんがいっちゃった後にぶちょ…竹井先輩が言ったたんだけど、どうやら和ちゃんのお友達もいる―――」
和「『阿知賀女子学院』から来るそうです」
京太郎「へぇー」
咲「もう、全然興味なさそうな返事して…」
京太郎「いやいや、興味ならあるって」
和の友達ってところもそうだけど…
女子高だろ
女子高じゃん
女子高だよな?
この俺が興味ないわけないじゃないか!
優希「まったく…このバカ犬、相手が女子高ってだけで鼻の下伸ばしよって…どうかしてるじぇ!」
優希がなんかいってるけど気にしないぜ!
だって、普通の男子なら女子高なんてまったく接点もないし、気になるのは当たり前じゃないか!
来週が楽しみになってきたなぁ…!
ちなみに、優希はタコスを作ってこなかった件については何も言ってこなかった。
てっきり「今から作れ!」とか言われるかと思ってたから拍子抜けしたけど…ま、何も言ってこないならそのほうがいいしな。
>>221-223
結構気をつけてたのにやらかしたわ…
脳内変換オナシャス!
~放課後~
久「あっ、来週の事だけど和達からもう聞いた?」
京太郎「ええ。確かインハイの決勝でうちと争った阿知賀女子でしたっけ」
久「和と遊びたい!って向こうの子からの希望があってねぇ」
和の友達って言ってたっけ。
物理的に距離があるからなぁ…来るの大変だろうに。
京太郎「それで利用したってわけっすね?」
久「利用っていうか、普通に提案しただけよ」
和「―――というより、穏乃も、他の皆も遊ぶなら麻雀がよかったそうなので」
京太郎「なるほど」
咲「って、昼にもその話してたのに聞いてなかったの?」
京太郎「覚えてねー」
なにせ、あの後は来週の事を考えるのにいっぱいいっぱいだったしな。
それにしても、最初の高校が遊び感覚で来てくれるのはまだ助かった。
これですっごい厳しそうな先生とかいて、雰囲気もガチガチなところが最初だったらかなり大変だろうしな。
もしかして久先輩はそういうところも考えて阿知賀を最初にしたのか?
…いや、考え過ぎか。
話が一段落着いたところで、久先輩がニッコリとした顔で話しかけてきた。
久「…ところで、買い出しの件はどうしたのかしら?」
京太郎「え?」
久「だ・か・ら…買い出しよ、買い出し!」
京太郎「ああっ!」
クッキーの事だけじゃなくてそっちも忘れてた!?
昨日、バイトとか初めての事だったとは言えテンパりすぎだろ…
久「あ~ああ、せっかく昨日は私が下校時間過ぎても部室で待っててあげたのにな~」
咲「え、あの後ずっと帰ってなかったんですか久先輩!?」
久「しかも、疲れて帰ってくると思って高い紅茶を用意して待ってたのにな~」
まこ「いや、それはわしの用意したやつじゃ…」
久「ホント昨日は疲れたな~」
京太郎「ぐっ…」
な、なんだこの人。
待っててくれたのはありがたいけど恩に着せすぎだろっ!
まぁ、受験生が放課後の時間を無駄にするのがどれだけきついかは中学の時に身をもって経験したからなんとも言えないけどな…
京太郎「…それで、一体俺に何させようってんですか」
久「べっつにぃ?」
自分で考えろってことか。
なんか拗ねてるけど、昨日俺を待っててくれてた時にでも何かあったのだろうか…
さて、どうしたら部長が喜ぶんだ?
安価↓3人目
1、今度埋め合わせをする
2、昨日買ったクッキーを渡す
3、今日は久先輩の言うことをなんでも聞くことにする
4、今から買い出しに行く ※龍門渕さんのところへは行けなくなる
>3、今日は久先輩の言うことをなんでも聞くことにする
京太郎「へいへい、分かりましたよ」
久「?」
京太郎「今日はなんでもするんでそれで勘弁してくださいって」
久「ほんと?やった!」
この先輩になんでもするっていうとマジでなにやらされるかわかんないからあんまり言いたくなかったんだけどな…
ま、一日で済むだけましと思えばいいか。
久「あ~、でも今日はって言われてもねぇ」
京太郎「ん?なにか都合が悪いんですか?」
久「そういうわけじゃないんだけど…特にやってもらいたいことがなくてちょっと残念なのよねぇ」
京太郎「俺的にはすごいラッキーっすね」
久「はぁ~…じゃ、ちょっと肩揉んでくれる?」
京太郎「それぐらいならお安い御用ですよ」
―――そういえば、どうせまたいつか買い出しに行かされるんだろうし、これってもしかして無駄なことなんじゃ…
いや、まぁそこまで嫌なことさせられてる訳じゃないしいっか。
久「あ~、そこそこ~」
京太郎「はぁ…はぁ…」
久「いや~、須賀くん気持ちいいわこれ」
京太郎「っ…ふぅ……そうですか?」
久「ほんとほんと。生き返るわ~」
京太郎「そんな老人みたいなこと言わなくても…」
正直、肩揉みはそこまでやったことがないから力加減とかがわからないんだけどな。
…ほんとは痛いのに我慢とかしてないといいんだけど、久先輩。
咲「あ、そういえば今日はどうするの?京ちゃん」
和「また龍門渕さんのところへ行くんですか?」
京太郎「…どうしようか」
久「ん~、好きにすればいいと思うわよ~」
手は止めずに考える。
今日は行くべきか、それともこのまま部室にいるべきか。
安価↓3人目
1、部室に残る
2、校外へ行く
>2、校外へ行く
京太郎「今日もちょっと外行ってくるわ」
優希「またか!」
久「あらあら、寂しいこと言うわねぇ」
咲「あんまり毎日行くと向こうも迷惑じゃない?」
京太郎「あのなぁ、まだ昨日しか行ってないぞ?」
たった二日で大げさすぎだろ。
まぁ、たしかに毎日行くのはあんまり良くない…とは思うけどな?
まこ「ま、気ぃつけてな~」
京太郎「そうしますね」
久「それじゃ、今度こそ買い出しお願いするわね」
京太郎「やっぱりですか!」
和「はぁ、肩を揉んでもらった後でですか…」
久「気にしないの気にしないの」
京太郎「…ま、今日もそのまま家に帰るかも知れないんでそん時は連絡しますねー」
久「頼んだわよ~」
_______
_____
___
京太郎「さて、このまま龍門渕さんとこに行ってもいいんだけど…」
京太郎「咲も言ってた通りあんまり毎日行っても迷惑かもな」
京太郎「いやいや、ハギヨシさんが迷惑がってる姿なんて想像できないし、行っても大丈夫だよな?」
京太郎「…………」
安価↓3人目
1、龍門渕さんところへ行く
2、ぶらぶらと散歩する
3、やっぱり買い出しだけ済まして今日は部室へ戻る
>1、龍門渕さんところへ行く
京太郎「考えてたってしょうがないし、とりあえず行くか!」
京太郎「今日はクッキーもちゃんと持ってるし、寄り道する必要もないよな」
京太郎「おっと、一応メールくらいはハギヨシさんに送っておかないと…」
_______
_____
___
~龍門渕邸~
京太郎「ってことで来ましたけど、大丈夫でしたか?」
ハギヨシ「迷惑なんてとんでもないですよ。これからも来てくださいね」
京太郎「はい!」
やっぱハギヨシさんいい人だなぁ。
来てよかったぜ!
ハギヨシ「では、とりあえず中へお入りください」
京太郎「えっと、おじゃましまーす」
今日もまた、ハギヨシさんみたいになれるように頑張らないとな…!
とりあえず今日はここまで!
お疲れ様でしたー
誤字とかも気をつけなければ
さっきから『今日耐えろう』って打ってしまってから何度も打ち直しを…
それでは、おやすみなさーい
ふぅ…とりあえず今から始めたいところですが、帰宅したばっかりなんで、先に風呂入ってからにしますねー
たぶん11時30分くらいには出てくると思います!
それではしばしお待ちを。
今日来るのはさっきになって決めたことだし、準備とか大丈夫なのか気になった。
まぁ、準備って言っても掃除で使う雑巾とか、ほんとに大したものではないだろうが。
京太郎「今日って何する予定なんですか?」
ハギヨシ「そうですね…貴方は何をしたいですか?」
京太郎「え」
ハギヨシ「正直、こちらとしても何を学びたいのかを聞かないことには…」
京太郎「あ、ああ。確かにそうですよね」
合宿本番の時は掃除だとか、皿洗いだとかそういうのが役に立ちそうだけど、練習試合では関係ないよな。
だとすると、やっぱり―――
京太郎「―――心遣いのできる、ハギヨシさんみたいになりたいってのじゃダメですか?」
ハギヨシ「はい?」
京太郎「練習試合の時とかに、相手が俺にして欲しい事を察することができるようになりたいんですよ」
ハギヨシ「でしたら、まずはたくさんの人と触れ合ってみるのが先決かと」
京太郎「…それって、ここでできますか?」
ハギヨシ「ま、まぁ多少なら」
苦笑いするハギヨシさんも珍しい…
けど、確かにここじゃそんなに多くの人とは触れ合えないだろうしな。
そんなことを話している内に、この前来たところへ着いた。
透華「遅いですわ!」
開口一番、これだった。
まぁ、この人は常に怒ったような態度がデフォなのだろう。
京太郎「すいません、ハギヨシさんと話していたら遅くなってしまって」
ハギヨシ「…………」
ハギヨシさんが「おや、私のせいにするんですか」とでも言いたそうな顔―――といってもニッコリとしたままだけど―――でこっちを見ている。
こちらも、「すいません」と目で謝っておく。
…なんだかんだ、目だけで通じ合える相手って今の所ハギヨシさんだけなんだよなぁ。
咲はたまに何考えてるのかわからんし。
京太郎「そ、そうだ。これ、つまらないものですが」
誤魔化すために俺は持ってきたクッキーを渡す。
透華「なっ!?」
ハギヨシ「これは…」
すると、予想外の反応を示してきたのでびっくりした。
京太郎「えっと、何か?」
ハギヨシ「もしかして、わかってて持ってきた訳では…無いようですね」
京太郎「?」
ハギヨシ「実はこのクッキー、衣様…透華様の従姉妹に当たる方の大好物なのですよ」
透華「今日ハギヨシに買わせに行かせた時にはもう無かったらしいですわ」
京太郎「へぇ」
そのクッキーがそんなに人気のクッキーだったとは。
ハギヨシ「しかも、衣様のお誕生日前とは…」
京太郎「ん?」
タンジョウビ?
ああ、あの誕生日か。
俺にはもうしばらく関係ないからすっかり忘れてたぜ。
龍門渕さんとこの誕生日会はさぞかし豪華なんだろうなぁ。
透華「いい事を考えましたわ!」
京太郎「ん?」
なんだか嫌な予感がした。
まるで咲か久先輩が何かを思いついた時のように…
透華「―――ねぇ貴方、これからちょっと衣の執事になってみないかしら?」
京太郎「…はい?」
透華「そうですわ! これは一種のテストのようなものですわ!」
ハギヨシ「これなら京太郎さんご希望の人との触れ合いもできますし、いい案だと思います」
ちなみにハギヨシさんは俺のことを主に貴方もしくは京太郎さんと呼ぶ。
最初は京太郎様と呼ばれていたのだが、恥ずかしいから俺からやめてもらうように言ったのだ。
―――って、そんな事はどうでもいい!
京太郎「え、え? ちょっと待ってくださいって! まだ俺執事らしいこと何も教えられてないし無理ですって!」
透華「何事も『慣れ』ですわ!」
ハギヨシ「ファイト、ですよ」
京太郎「ハギヨシさんまで!?」
くそっ、いきなり執事になれとか言われても無理だろ!
…でも、たしかにやってみればそれが今後の為にもいいのかもしれない。
安価↓3人目
1、強引にでも止めさせる
2、おとなしく執事をやってみる
>2、おとなしく執事をやってみる
…まぁ、ここで反抗しても意味なさそうだしなぁ
京太郎「わかりました。…やります」
透華「そうと決まったら早速衣を呼びますわよ! ハギヨシ!」
ハギヨシ「はっ」
ハギヨシさんは言われることが分かっていたのだろう。
すぐにどこかへ行ってしまった。
…あれ、今って透華さんと俺って二人っきりなのか?
なんだか急に緊張してきたんですけど。
こ、こんなにも普通に対応できてこそ、執事ってものだ!
京太郎「えーと、今日もいー天気ですねー」
透華「はぁ? いきなりなんですの?」
京太郎「いえ、なんでもありません…」
ダメだ、普段こんな状況体験したことない俺には荷が重すぎたんだ…
これ以上墓穴を掘るのもあれなんで、とりあえず俺はハギヨシさんが来るまで黙っておくことにした。
…やっぱり俺っていくじなしなのか?
数分後、ハギヨシさんは小さな女の子を連れて来た。
おそらくその子が衣ちゃんなのだろう。
衣「む、新しい執事だと聞いて来てみれば…」
京太郎「は、初めまして。 須賀京太郎です。 衣ちゃん…だっけ?」
衣「ちゃん付けはするな~!」
京太郎「わかっ…は、はい!」
返事とか、気を付けないと…
でも、こんな小さな子にも敬語って、執事は大変だなぁ。
衣「ちなみに、今の時点でおまえの評価はマイナスだぞ!」
京太郎「えっ!?」
衣「まず、服装が学生服だし、口の利き方も悪いし、明らかに不満そうな顔だし、何よりハギヨシだったらぼーっとつっ立ってないで、待っている間に紅茶を淹れて待っているぞ!」
京太郎「うっ…」
服はともかく、他の指摘はどれも的を射ていた。
確かに、ハギヨシさんなら紅茶どころか茶菓子まで用意していることだろう。
透華「まぁまぁ、まだ何も教えてないのだから当然ですわね」
京太郎「…………」
だったらやっぱり、先に色々教えてくれよ! とは言えなかった。
ハギヨシ「これも勉強の内と思えばいいのですよ」
京太郎「つまり…?」
ハギヨシ「人は駄目だしされた方が成長する、ということです」
京太郎「な、なるほど…」
少し気になったけど京太郎は衣もとーかのことも知ってないか?
>>257 あっ…
えーと、顔くらいは見たことあるけど話したことはないってことでお願いします!
京太郎「えーと、それじゃあ俺何をしたらいいんでしょうか」
透華&衣「「それを考えるのが(も)執事でしょう!(だぞ!)」」
まったく、その通りだった。
ハギヨシ「ですが、京太郎さんはまだ何もやってことがありませんし、わからないのも無理はありません」
京太郎「で、ですよね?」
ハギヨシ「ということで、今日は私もお手伝いするのでまずは接客というのがどういうものなのかを知っていきましょうか」
京太郎「はい!」
ハギヨシさんさえいれば百人力だぜ!
まぁ、そこからしっかりと学んで実践でちゃんとできるようにならないとな。
これから、忙しくなりそうだなぁ。
今日はここまで!
なんだかんだで数レスしかやってないことに罪悪感が…
かなりの鈍足遅筆なんで、これからはもっと早くから…10時くらいから開始したほうが良さそうですね。
次回は明後日か明々後日です!(たぶん)
それでは、おやすみー!
今日は帰宅が遅くなる代わりに、長くできると思います…!
とりあえず11時30頃にまた来ます!
今思ったら夜中にやっても誰もいないような…
明日に回しますか…?
う~む…やっぱり今から開始すると夜中の三時とかに終わりそうなので今日は見送ることにしますね!
それでは、また明日!
う~む…やっぱり今から開始すると夜中の三時とかに終わりそうなので今日は見送ることにしますね!
それでは、また明日!
今日はこの前言った通り早めに開始します!
執筆速度もアゲアゲ↑↑で行かねば…
誰かいますよね?
それでは、少々お待ちください1
ハギヨシ「まず、挨拶ですが―――基本は『大きな声で』『自分から先に』『相手の目を見て』の三つが重要です」
京太郎「なるほど…あ、でもハギヨシさんは『こんにちわ!!』とか、大きな声を出したりしてませんよね?」
というかハギヨシさんが大きな声でしゃべるところなんて想像できないんだけど…
昔はしてたのかな?
ハギヨシ「まあそうですが…付け焼刃の執事っぽさよりも、基本的な接客技術の方が大事でしょう」
京太郎「確かにそうですけど…なんか、アドバイスが普通過ぎませんか? もっとすごそうな…そう、人気者になれる秘訣とかをビシッと伝授してもらえるのかと思ってたんですけど」
衣「そんなもの、ある訳無いだろう。 おこがましいにも程があるわ!」
京太郎「くっ…こんな小さな子に言われるとは」
衣「小さい言うなっ!」
ま、確かに虫のいい話だけどな。
だいたいそんなものあったら皆やってる、か。
ハギヨシ「それに、京太郎さんが私のように振舞う姿も想像できませんしね」
透華「それは言えてますわ!」
京太郎「う~ん…やっぱり似合いませんか?」
ハギヨシ「似合う似合わないというより、京太郎さんは普段のように明るく接している方がいいと思いますよ」
人には得手不得手があるように、その人はそうした方が良いって事もあるって解釈でいいのかな?
ハギヨシ「―――確かに、教えていることは普通のことですし、不安になるのはわかりますが…それでも、ここでは普通のところでは経験できないことを体験させることは出来ると思いますよ?」
京太郎「それは…?」
ハギヨシ「ここで教えたことを実践できる機会を作ること、ですよ」
京太郎「実践?」
ハギヨシ「ここには個性ある様々な人がいます。 つまり、本番前に似たようなことを経験できるってことです。 ぶっつけ本番より、ずっとマシだと思いますよ?」
京太郎「ああ、なるほど!」
確かにこういうのは知り合い相手に実践するより、初対面の人を練習台に使ったほうが良い。
そしてここにはそこの衣(ちゃん付けでいいのか?)を含め、たくさん人がいる!(らしい)
ハギヨシ「では納得していただいたので、続きを説明しますね」
京太郎「よろしくお願いします!」
ということで、ここからは普通にどこでも教えられるような基本的なことを習った。
それは、さっきの挨拶に加えて…
―――表情は基本、常に笑顔で!
―――言葉遣いは年下にも敬語!
―――誠意を持って接すること!
―――身だしなみは……………。
といった至って普通の内容だ。
だが小学校の頃から教えてもらったような基本だからこそ忘れがちで、重要なのだとも教えられた。
…何故か身だしなみについては言われなかったけど、これって金髪だからなのかなぁ。
今度機会があったら染める事も考えよう。
ハギヨシ「それでは、先ほど教えたことはちゃんと覚えましたか?」
京太郎「ま、まぁ一応は…」
ハギヨシ「それでは、お待ちかねの…実践タイムといたしましょうか」
京太郎「き、きたっ」
テストだとかなんとかって言ってたような…
つまりこれに失敗したらやばい…のか?
透華「はぁ、安心なさい。 テストって言っても、現時点でどれだけできるかを見るだけですわ」
京太郎「で、できる限り頑張ります!」
ハギヨシ「お相手は衣様でいいとして…やはり、最初からが良いでしょうか」
京太郎「最初から?」
ハギヨシ「挨拶から、という意味です」
透華「あっ、ちなみに評価や判定は私の独断と偏見によって決めさせていただきますわ!」
京太郎「りょーかいっす」
挨拶って、とりあえず普通に名前言えばいいのかな?
…敬語は忘れずに、だな!
京太郎「えーと…>>283」
※セリフは自由ですが、変なのは安価下になります。
縺?∴
京太郎「清澄高校1年生の須賀京太郎です。 何卒よろしくお願いします」
衣「うむ!」
透華「ってほら、衣も挨拶なさい!」
衣「……? 衣もするのか?」
ハギヨシ「より実践に近づけるたいので、お願いします」
衣「こやつの真似でいいのか」
ハギヨシ「ええ」
衣「龍門渕高校麻雀部『2年』天江衣だ! 今日はよろしく頼むぞ!」
京太郎「はい!よろしくおねが…」
え、この人年上だったの!?
この身長でそれはありえないだろ…
―――って思ってることがバレたら怒られ…
ハギヨシ「…………」
京太郎「…………」
ハギヨシさんからの視線は無視しよう。
京太郎「えーと、この後何をすればいいんでしょうか」
透華「それを考えるのも貴方の仕事ですわ!」
って言われても…次は何をしたらいいんだろうか。
まぁ、今の俺に出来ることって言ったら…
安価↓3人目
1、紅茶を淹れる
2、このままお喋りを続ける
3、麻雀をする
4、その他 ※内容を指定してください
>3
京太郎「では、麻雀でもしませんか?」
ハギヨシ「………え」
京太郎「頭数も揃ってますし、それにさっき麻雀部員だとおっしゃられてましたし」
透華「え、ええ。 そうですわね」
衣…様?のことで知ってることといえば、さっきの自己紹介にあった、麻雀部員という肩書きだけなわけで…
つまり、これ以外はやることなんてない!…はずだ。
衣「―――いいのか?」
京太郎「というと?」
衣「お主は衣と麻雀打ってくれるのか?」
京太郎「も、もちろんです」
ハギヨシ「………わざわざ地雷を…」
衣「ハギヨシ! 急いで卓を用意せよ!」
ハギヨシ「承知しました」
ハギヨシさんが哀れむような目でこっちを見ているような…
なんかまずったか?
_______
_____
___
ハギヨシ「時間も時間ですし、東風戦にしましょう」
京太郎「ですね。 衣様はそれでいいでしょうか」
衣「衣は麻雀が打てるならなんでもよい! 後、その慣れてない敬語はもういいぞ?」
透華「さっさと終わらせますわ…!」
※ 今回は簡易式麻雀で行きます。
コンマの高い順に1位となります。
京太郎 ↓1人目のコンマ+0
透華 ↓2人目のコンマ+25
衣 ↓3人目のコンマ+30
ハギヨシ ↓4人目のコンマ+20
一位 透華 二位 京太郎 三位 ハギヨシ 四位 衣
透華「…………」
ハギヨシ「…………」
京太郎「おっしゃー!! 久しぶりに二着だぜ!!」
衣「そんな…馬鹿な…」
いやー、開始前は咲たちとやる時みたいな迫力があったし、ぶっ飛んで終わるかと思ったら…
まさかの二位になれるとは!
ハギヨシさんよりも上って、もしかして初めてなんじゃね!?
衣「こ、今回は満月には程遠いし、それに大切な客を泣かせるのもよくないから手を抜いただけじゃ!」
透華「え、ええ…そうですわよね? でなければ衣が負けるなんて…」
ハギヨシ「驚きました。 いつの間にこんな実力を?」
京太郎「いや~、ただの運ですって! 運!」
ってか、俺は勝ってよかったのか?
主をボロ負けさせる執事って…
衣「お、おいそこの!」
京太郎「へ?」
衣「偶然とはいえ、そう…偶然とはいえ衣に勝つとはなかなか見込みがあるぞ!」
京太郎「ありがとう…って言っていいのか?」
衣「それで…また今度、よかったら打ってはくれぬか?」
京太郎「もちろんいいぜ!?」
まぁ、正直次また勝てるとは全く思ってないから嫌なんだけど…
―――主の言うことを聞くのは執事の役目だしな!
京太郎「それと、これからは『お主』とか『そこの』じゃなくて、京太郎って呼んでくれよ。 あ、嫌なら別にいいけどな?」
衣「なら、お主…京太郎も衣を呼び捨てにして良いぞ!」
京太郎「よっし、じゃあそうさせていただくぜ衣!」
【天江衣の好感度が1上がった!】
透華「さて、今日の評価は…」
京太郎「…………」
透華「最初に言われたにも関わらず紅茶も出さ無かった事で-2点。衣の自己紹介を聞いた時の表情で-3点。衣を麻雀で負かせた事で-10点。他にも色々とダメだったから-5点…」
京太郎「ど、どんだけマイナス付くんですか」
透華「でも―――この短時間で衣と打ち解け、名前で呼び合うような仲になったことは褒めてあげてもいいですわ」
ハギヨシ「そこは私もすごいと思いましたよ」
透華「…という訳で、特別におまけして±0にして差し上げますわ!」
京太郎「おお!」
初めてにしてはよくやったんじゃないか!?
自分で言うのもなんだけどな。
ハギヨシ「でも、だからといって慢心してはなりませんよ?」
透華「そ、そうですわよ!」
京太郎「わかってますって。 これからも頑張ります!」
ハギヨシ「それと、これは個人的なお願いですけど…」
京太郎「?」
ハギヨシ「この、訓練とか関係なくたまに衣様と遊んであげてくださいね」
京太郎「りょーかいっす!」
京太郎「さて、そろそろ時間なんで帰りますね」
透華「ああ、そうそう。 貴方、衣の誕生日会に来る気はなくて?」
京太郎「はい?」
ハギヨシ「衣様が京太郎さんのことをとても気に入った御様子で、今週あるお誕生日会に是非、呼んでくれとおっしゃられております」
京太郎「えーと、それっていつですか?」
ハギヨシ「9月6日の土曜日です」
京太郎「へぇー」
誕生日会にお呼ばれされるとか小学生以来だし、テンションあがるな!
…まぁでも、勝手に決めるのはあれだし一応は部長にその日なにか無いかを聞かないとな。
京太郎「一応、空いてるかだけ先に確認しないといけないんですけど…もし空いてたら喜んで行かせていただきますよ!」
ハギヨシ「そう伝えておきますね」
京太郎「では、さよなら~!」
【経験値が3溜まった!】
【雑用レベルが2に上がった!】
キリがええところで今日は終了しますねー
練習試合が始まるまでに雑用レベルをどこまで上げることが出来るのか…
それでは皆さん、お疲れ様でした!
ころたんルート更新待ってます…
追伸
更新頻度高いと見る人かなり増えます…期待してますね…
誕生日会をすっぽかしてころたんを修羅にさせよう(ゲス顔)
今日更新しようと思ってたんですけど、まだ用事が終わらなくて…
とりあえず明日早めに始めたいと思います!
>>308 更新頻度が上がるように努力しますね…
>>309 もしそうしたらハギヨシか透華さんに殺されるような気がs
それではまた明日!
咲全国編、作画が皆イイネ!
一気に今日見たんですけど、やっぱり一番感動したのはそこですかねぇ
それでは、そろそろ始めて行きたいと思います!
少々お待ちをー
9月4日(木) 朝
京太郎「あー…だる…」
ちなみに昨日はちゃんと買い出しはしておいた。
流石に二日連続で忘れると久先輩が何言い出すかわからないしな。
まぁ、そのせいもあり今日はちゃんと寝たにも関わらず体がぎしぎしいっている。
京太郎「今日は…タコス作ると遅刻しそうだしいいかなぁ」
京太郎「あいつ、適当に作るとすぐ気づくし、だったら最初から作らないほうがいいよな?」
それでも、作ったやつはちゃんと全部食べるから作りがいがあるっちゃあるんだけど…
やっぱり今日はだるいからやめておこう。
急がないと咲との待ち合わせにも遅れるし。
あいつとの待ち合わせ時間は予鈴ギリギリだから、それに遅れるってことは遅刻が確定する。
俺も、大学のことを考えるとできるだけ遅刻はしないほうがいいし、ここでタコスを優先するつもりはない。
京太郎「さて、今日の放課後はどうしようか」
そして今の俺はタコスよりも考えなければならないことがたくさんあるのだ。
優希には悪いけど、ここ数日は勘弁してもらおう。
~放課後~
京太郎「ってことで、なんか誕生日会に呼ばれたんですよ」
久「あら、須賀くんも呼ばれたのね」
放課後、とりあえず昨日のことを報告した。
土曜日ってことは明後日のことだから、早めに空いてるかの確認をすることにしたのだ。
京太郎「須賀くん…も?」
久「あれ? 言ってなかったっけ?」
和「竹井先輩、まだ言ってなかったんですか…」
咲「え!? 結構前から決まってたことだしてっきり言ってるんだと思ってたのに」
久「えーと、実はね?」
…話を聞くとどうやら、龍門渕さんからは咲たちも誘われていたらしい。
―――2週間前に。
京太郎「…………」
久「あはは、でもよかったじゃない。 ちゃんと呼ばれて」
京太郎「次からはもっと早くそういうことは言ってくださいよ」
久「できたらそうするわよ」
まぁ、つまり土曜日は部活はなく、皆で向こうにお邪魔する予定だったらしい。
それはありがたいことだ。
久「ちなみに、9月は10日と14日と21日も龍門渕のメイドさんに誕生日の人がいるらしいけど、ちゃんと祝ったりするのは衣ちゃんだけだそうよ?」
京太郎「そうなんですか」
まぁ、そんなに同じ月に何回も祝うのは飽きると思うし、それが当然だろう。
優希「それと、私の誕生日は―――」
京太郎「それは覚えてるから言わなくていい」
16日だって事はもう何回も言われていた。
仮にあと30年経っても絶対に忘れられないくらいに。
ちょっといい食材使ってタコス作ればこいつも満足するだろう。
和「部長、その日は部室でお祝いするんでしたよね?」
久・まこ「そうよ(じゃ)」
京太郎「久先輩、なに反応してるんですか」
久「うーん、ずっと呼ばれてたせいでそれに慣れちゃったみたい」
京太郎「って言うか、結局部活の予定決めてるのってまだ久先輩だったんですね…」
まこ「…………」
ああ、やばい。
触れちゃいけないところに触れちゃったみたいだ。
久「あ、そうだったわ! その誕生日会の話だけど、風越と鶴賀さんからも数人来るみたいよ」
京太郎「え、そうなんですか?」
久「うちだけが呼ばれるわけないでしょ?」
京太郎「それもそうですね」
まこ「その日はわしゃぁ用事があっていけんが、楽しんできてのぉ」
鶴賀と風越か…
うち…って言っても俺以外だけど、春以来、結構お世話になってるんだよなぁ。
噂によると土日で暇な日は一緒に遊びに行ってるとか。
久「で、どうするの?」
京太郎「何がですか」
久「誕生日会までに会っておいた方が良くないかしら?」
京太郎「えーと、誰にですか?」
久「風越と鶴賀さんとこの人たちによ。 誕生日会で浮きたくないでしょ?」
京太郎「たしかにそうですけど…。 別に、ハギヨシさんもいますし、いざとなれば俺だけ先に帰れば…」
咲「え、そんなの駄目だよ!」
京太郎「う~ん…」
でも、鶴賀の加治木さんや東横さんもくるんだったらそっちつながりでなんとかやっていけそうなんだけどな。
自分で言うのもなんだけど、人と打ち解けるのは早い…らしいし。
久「まぁ、無理にとは言わないけど、一応向こうの部長さんとかに軽く挨拶しておいたら?」
京太郎「いや、鶴賀はともかく風越は無理でしょう」
久「直接高校に行ってこいなんて言わないわよ。 私が、どっかの喫茶店にでも呼び出してあげるってこと」
京太郎「呼び出すって、俺みたいなのに会いに来てもらうのはなんか悪いような…」
久「いいのいいの。 美穂子はそういうの気にしないから」
美穂子さんって確かあの胸の大きい…元キャプテンの方だったよな。
そんな人と会えるのは嬉しいんだけど…
京太郎「でも、龍門渕さんところにも行かないと」
久「そんなの明日でもいいじゃない」
う、う~ん…なんか今日の先輩は押しが強いような気がする。
それが俺に、なにかを企んでるんじゃないかと警戒させてるんだよなぁ。
久「どうせ池田さんも来るだろうけど…で、そうするの?」
安価↓3人目
1、龍門渕さんところに行く
2、風越の人に会いにいく
3、部室に残る
>2、風越の人に会いにいく
京太郎「わかりましたよ。 じゃあ、どこに行けば会えるんですか?」
久「ちょっと待ってて、今電話して聞いてみるから。 あ、風越と鶴賀のどっちと先に会うの?」
京太郎「風越でお願いします。それと、実は鶴賀の方とは一応面識あるので大丈夫です」
久「へぇ、いつの間に知り合ったのかとか気になるわねぇ」
京太郎「あ、ほら電話早くしないと時間がなくなりますよ?」
久「はいはい」
さて、今のうちに俺はハギヨシさんに『今日は行けません』ってメールでも打っておくか。
じゃないとあの人、色々準備してそうだし。
久「―――さて、場所が決まったわよ」
京太郎「というかいきなりの電話で大丈夫だったんですか?」
久「ええ。 そりゃあ、一応は引退した身だしね」
京太郎「なるほど、つまり今の久先輩と同じで暇だったってわけですね」
久「…まぁ、あの子はさっきまで後輩の面倒見てたらしいけどね」
京太郎「久先輩とは大違いですね」
久「あら失礼ね。 ちゃんとこうやって須賀くんの面倒を見てるじゃない」
京太郎「あ、たしかに」
久「それじゃあ、行きましょう。 待たせると悪いし」
京太郎「そうですね」
…………え?
京太郎「久先輩も来るんですか!?」
久「行かないと思ってたの?」
京太郎「…………」
久「だいたい、私がいないと話が進まないでしょう? 仮に二人っきりだったとして、初対面のあなたたちじゃあお互いにしゃべることがなくて困ると思うわよ?」
京太郎「それは…たしかにそうですね」
…まぁ、こんなことだと思ってましたけどね?
なんか保護者が同伴してるみたいで嫌な感じだけど我慢するしかないよな。
京太郎「ちなみに、その美穂子さんを除くと他には誰が来るんですか?」
久「あら、美穂子のことを名前で呼ぶのね」
京太郎「苗字を忘れちゃっただけですよ!」
この俺が可愛い…じゃなくて、美人な女性の苗字を忘れるとは不覚!
まぁ、久先輩が美穂子美穂子って呼んでるせいもあると思うけどな。
この流れで俺も名前呼びを続けて大丈夫かな?
久「まあいいわ、誰が来るかだっけ?」
京太郎「やっぱり向こうも何人か来るんですかねぇ」
だとすると、もしも久先輩がいなくても二人っきりにはなれなかったことになるのか?
いや、でも美穂子さん以外は(たぶん)部活があるはずだし、名門風越にわざわざサボる人が居るとは思えない。
あー、でも、確かさっき『どうせ池田さんも来るだろうけど…』とか言ってたような…
京太郎「で、実際のところどうなんですか?」
久「えーとねぇ…」
コンマ↓3人目
00~69 池田も来る 70~99 美穂子のみ
>美穂子のみ
久「美穂子だけのはずよ」
京太郎「え、まじかよっしゃ!」
久「だって、さっき電話で聞いてる時に…」
_______
_____
___
久「じゃあ、来れるのね?」
美穂子『はい、少しでしたら大丈夫ですよ』
久「そう、よかったわ」
美穂子『ええと、どこへ行けばいいんですか?』
久「それは…」
華菜『ん? キャプテンどこ行くんだし!』
美穂子『あ、ちょっと竹井さんに会いに行って来るわね』
華菜『んなっ!! キャプテンだけじゃ心配だし! ウチもついていくし!』
久「おーい、もしもーし。 聞こえてるー?」
美穂子『えっ、あ、上埜さんちょっと待っててくだ…』
華菜『ついでに文堂もついてくるし!』
星夏『なんで私まで!?』
貴子『池田ァ!! てめぇなに堂々と部活サボろうとしてんだ!!』
華菜『ひぃ!』
美穂子『コーチ、落ち着いてくださ…』
貴子『これが落ち着いていられるかっ! 来年は意地でも全国行くんだからな!!』
華菜『ちょ、コーチ! 腕の関節はそっちには曲がらな゛っ』
美穂子『華菜!?華菜、しっかりして!』
久「…………じゃ、じゃあまた後でねー」
_______
_____
___
久「って」
京太郎「どうでもいいですけど回想長いですって」
久「そう?」
思わず俺がメタなことを口走るほどには長かった。
ってか俺がメール打ってる間にそんなことがあったのか。
久「ってことで、じゃあそろそろ行く?」
京太郎「そうですね」
ちゃんとお金は持っていかないとな。
どうせ奢らされそうだし。
まこ「気をつけてのぅ」
咲「あ、京ちゃん駅前行くんだったらついでに本を買ってきてもらって…」
京太郎「却下」
優希「駅前の行くんだったらタコスを買ってくることをおすすめするじぇ!」
京太郎「すすめられても買わないからな?」
全く、こいつらは【俺が出かける=買い出しに行く】だと素で思ってやがるな?
頼まれればホイホイ買いに行くとでも―――
和「あの、すいませんが足りなくなった紅茶を…」
京太郎「―――了解だ!!」
咲「………」
優希「………」
いや、和からの頼みごとはあんまりないし貴重だからな。
これは当たり前の反応のはずだ。
京太郎「まぁ、冗談はこの辺にしといて…」
久「まこ、戸締りとかお願いできる?」
まこ「わしのことをなんじゃゆぅて思うとるんじゃ。…これでも一応部長なんじゃけぇ当たり前じゃ」
久「そう」
さて、それじゃあ行くか。
正直、会ってどうするんだって感じはするけど、会うだけでもいいような気もするしな。
ってことで、今日はここまで!お疲れ様です。
これでこのイベントが終われば放課後に行ける場所が今後増える…のかな?
とりあえず次は明後日の予定です!
それでは、おやすみなさーい
【悲報】兄弟の引越しの荷物運びに駆り出される
すいません、たぶん泊まりで働かされると思うので今日は来れません…
とりあえず明日は来れると思うので頑張りますねー
というか明日は京ちゃんの誕生日だね!…なんかやったほうがいいのかなぁ
京ちゃん誕生日おめでとー!
せっかくなので今日は誕生日ネタをやっていきたいと思います!
よければ感想をくれると嬉しいです。
それでは、ぼちぼち始めて行きますねー
~節分+誕生日~
「先輩、今日って何の日か覚えてますか?」
俺は久先輩にこう問いかけた。
そしておそらく先輩はこういうはずだ。
『―――あら、私が後輩の誕生日を忘れるわけがないじゃない』
失礼しちゃうわねぇ。と先輩は最後にそう付け加えて俺に言ってきた。
まぁ、答えは元から分かってはいたが、ここでわざわざ聞くのは気分の問題だ。
「ですよね。 ははっ、良かったです」
「そりゃあ、そう何度も何度もアピールされちゃ忘れるに忘れられないじゃない」
「…そうでしたっけ?」
ここ最近の俺の言動を振り返ってみると…確かに俺はずっとそればかりだったような気がしなくもない。
でも、自分を正当化しようというのもあるかもしれないが、それもしょうがないと思う。
なぜなら、俺の誕生日は部員の中で一番最後で、皆は盛大に祝っていたのに俺だけ忘れられていたとあっては、しばらく学校に来れないくらいにショックを受けるだろう。
「京ちゃん、そんなに必死にならなくても大丈夫だからね?」
「咲…」
「だって、もし仮に部活で祝われなかったとしてもちゃんと毎年私の家で…」
「よし、黙れ」
『ちゃんと毎年私の家で祝ってあげてるんだから』と続けようとした咲の口を無理やり引っ張って黙らせる。
…最近あんまりやってなかったからってものあるけど、やっぱり高校生になってからはこういうスキンシップは小っ恥ずかしいものがある。
まぁ、咲が俺の中で異性にカウントされる日はあと十年は無いだろうがな。
「あっ、犬が咲ちゃんをイジメてるじょ!」
「須賀くん、何をしてるんですか」
「いやこれはだなぁ…」
向こうにいたはずの二人がこっちを見て、俺が一方的に咲をいじめてるのだと勘違いをしたようだ。
実際は俺がいじめられていたに等しい―――というか、かなり恥ずかしい過去を暴露されそうになったから止めただけなのに。
「そんな不躾な犬は祝ってやらないじぇ」
「おいおい、そりゃあないだろ。 お前の誕生日の時に俺がどれだけ苦労したと思ってんだ」
「は…はて、なんのことかな?」
誤魔化すのに必死なせいでいつもの口調ですらなくなってるぞ、こいつ。
「はいはい、そこの二人うるさいわよー」
「ほら、紅茶ができたけぇ座りんさい」
俺らが雑談をしている間に、染谷先輩は紅茶やらなんやら、色々準備していてくれたようだ。
いつもなら俺がやらないといけない仕事なだけに、若干悪い気がしてくる。
何だかんだで、俺が毎日飽きずに合宿合宿と言っていた頃もずっと染谷先輩が雑用を引き受けてくれてたらしいし、ほんとこの人には頭が上がらない。
「おお! うまそうな匂い! 犬には勿体無いじぇ!」
…こいつはそんな事関係なくはしゃぎまわってるけどな。
少しは有り難みを感じてもらいたいものだ。
ってか匂いですら俺には勿体無いのかよ!
「こらっ、お行儀が悪いですよ。 それと、今日の主役を犬呼ばわりするのもいけませんね」
「むぅ…のどちゃん最近怒ってばっかりだじぇ」
「怒られるようなことをする優希が悪いんです」
ここで優希の暴走を止めてくれるのはいつも和だ。
やっぱり、こいつの扱いは上手い。
的確に、痛いところを突いてくる。
「あーもう、そこの一年たちは置いといて先に食べちゃおうかしら」
「駄目に決まっとるじゃろう」
向こうは向こうで、久先輩を止めるのに大変らしい。
まぁ、俺も箱の中に入ってる食べ物が気になっているので出してもらうようにそれとなく促す。
「染谷先輩、今日は何を持ってきたんですか?」
「ん? そがぁに気になるんか?」
そう聞いてきながら、箱を開ける。
てっきりそこにはケーキがあるのかと思ったらそこには―――
「―――恵方巻き?」
「正解じゃ」
そう、恵方巻きが入っていた。
といっても、中には苺とかフルーツが入っている、恵方巻きクレープだった。
「ええと、何で恵方巻きなんですか?」
「そりゃあ、明日が節分だからよ」
最初から事情を知っていたらしい久先輩が、染谷先輩の代わりに説明してくれた。
「ほんとは、節分と誕生日会を両方別々にやろうって話だったんだけど、お金とか時間とか色々とあってねぇ」
「それで、一気にやることになったんじゃ」
「なるほど…そういうことですか」
なんかついでみたいに扱われるのは少し嫌だったけど、そういうことならしょうがないのだろう。
それに、祝ってくれる人に対して文句を言うのは悪い。
クリスマス近辺が誕生日よりはマシだろう
「それはともかく…こんなの、どこで手に入れたんですか?」
コンビニやファミレスで売っているようなものよりも明らかに美味しそうで、手間とか素材とかに拘っているんだろうなとひと目で分かるような豪華な恵方巻きだった。
はっきり言って、染谷先輩や久先輩が買えるとは思えないような代物だ。
「ああ、これは龍門渕さんがくれたのよ。 たしか、ハギヨシさんの手作りだそうよ」
「納得です」
あそこならいくらでもいい素材が手に入るし、そこらの料理人よりもよっぽど料理上手なハギヨシさんがいるんだ。
向こうからすればこれくらい当たり前なのだろう。
だが、俺からすれば食べるのが勿体無いくらいだけどな。
「それじゃあ、食べましょうか」
「そうするじぇ!」
「はい!」
「いただきます」
いつの間にかこいつらも隣にいたらしい。
久先輩の合図で順々に恵方巻きを取っていく。
「お、俺も!」
「…結局わしが最後か」
遅れて俺と染谷先輩もそれを取る。
たしか、恵方巻きにはいくつかルールがあったな。
「あ、まだ食べちゃダメよ? ちゃんと恵方を向かなきゃ」
「恵方って?」
無知な優希が―――まぁ、俺も恵方についてはあまり知らないんだけど―――真っ先に聞いた。
すると、久先輩は「少し長くなるけど、説明するわね」と言ってから、まるでたった今ネットで調べたかの様な雑学を披露した。
「恵方とは、歳徳神(としとくじん)と言う、神様がいらっしゃる方角の事を指しているの」
「歳徳神は年の初めに祀る神様で、その年の福徳を司っている神様なのよ」
「それで…方角の決め方自体は非常にややこしいのだけど、分かれば簡単よ?」
「―――だって、恵方は4つの方角しかないのだから」
ここまで言って、一旦言葉を区切った先輩は、続けてこう付け足した。
「まぁ、これ以上の説明は時間の無駄だし結論だけ言うわね」
「今年は―――東北東やや右を向けばいいわよ」
少し投げやりに、そう言った。
※参考サイト「これまでのこと、これからのこと」 http://futuretihing.net/trivia/post-1375.html
「あの、東北東やや右ってどっちですか?」
「それは私も気になります」
「えーとねぇ………雀卓の位置がここだから……た、たぶんこっちよ!」
俺と和の素朴な疑問に、久先輩はだいぶ投げやりに、そう言った。
まあ、実際東北東やや右なんて言われて、「あっ、こっちか」ってすぐにわかる人なんてそうそういないだろうけどな。
「そ、それと、食べるときは一切喋らずに食べるのも基本よ?」
「へぇー、そうだったんだじょ」
「って、お前も毎年喰ってんだろ!?」
さすがにそれは一般常識に入るだろ…。
いや、世間の常識はこいつの中では常識には入らないのかな?
「あと、一番食べるのが遅い人は福が逃げるとも言うから急いで食べてねー」
「ええ!? そうだったの!?」
「咲さん大丈夫です。 そんなことはありませんから」
「あの、先輩あんまり嘘教えないでくださいよ。 咲は馬鹿だからこういうことすぐ信じるんで」
「馬鹿ってひどいよ!?」
というか仮にも文学少女ならそれくらい知っとけよ…
「はいはい、それじゃあ今度こそ食べるわよ」
「うっす」
それから俺たちは、示し合わせたように同時にそれを口にくわえた。
勿論、真っ先に食べ終わった俺は和が食べるところをジーっと見てたわけだが…
その後の豆まきで後悔することになった。
「はいこれ、須賀くん」
「………はい?」
渡されたのは、これまた予想できたことではあったが―――鬼の面だった。
しかも、かなりリアルで怖いやつだ。
おそらく、龍門渕さんとこから借りたのだろう。
「ほら、ちゃっちゃと付ける」
「え、俺一応今日の主役なんですけど…」
「あのねぇ、貴方、女の子に向かって豆投げつける気かしら?」
「いえ、滅相もない」
仮にも主役であるはずの俺に対し迷いなくそれを渡してくる姿は言外に「和達の恥ずかしい姿見たんだから当然でしょ?」とでも言っているようだ。
まぁ、実際眼福だったし…元から反論の余地なんて無かったようだ。
俺も今までの経験からとっくに学習してるもんだと思ってたのになぁ。
「ゴホン………うお~!食べちゃうぞ~!!」
「鬼はー外っ!」
「福はー内っ!」
しばらく、俺はずっと同じような言葉を発しながら、さりげなく和を狙い撃ちにした。
そして逃げ惑う和の姿を見ながら俺は思った。
いや~…鬼、サイコー!!
「はぁ…はぁ…いやー、誕生日ってこんなに疲れる日だったんですね」
「ええ、そうね。 これからは誕生日に備えて筋トレをするのをオススメするわ」
主に優希が撒き散らした豆を皆で拾いながら俺は久先輩に対して皮肉を言っていたのだが…
どうやら全く通じなかったようだ。
「まぁいいじゃない。 須賀くんも楽しかったでしょ?」
「そう、ですね」
確かに、こんなに楽しい誕生日は久しぶりかもしれない。
しかも、周りは全員女子だけという。
こんな良い思いをすることができる男子なんてそうそういないだろう。
「なんか微妙な反応よねぇ」
「す、すいません」
「じゃあ、そんな反応ができないように、これをあげるわ」
「?」
さっきのこともあり、少し警戒しながら受け取ったそれは、小さな箱だった。
緑色の箱に、リボンやらで装飾された、何か。
開けてみないと中身はわからないがこれは―――
「―――プレゼントですか?」
「あったり~」
今日は冴えてるわねぇ、と茶化しながら久先輩はそれを開けてみるように言った。
中身は、麻雀基礎と書かれた本だった。
「私のお下がりで悪いけど、もらってくれる?」
とても嬉しかった。
「わしからぁこれを」
染谷先輩は麻雀牌を。
「私からは、これを」
和はクッキーを。
「たまにはタコス以外も作って欲しいじょ!」
優希は料理本を。
「これ、この前どこかの有名な神社で貰ってきたの」
咲はお守りを。
―――それぞれ、らしい物を俺にくれた。
「せーのっ」
「「お誕生日、おめでとー!!」」
とても嬉しかった。
プレゼントも、お金が掛かっているわけではないが真剣に考えてくれたのが分かる。
俺って、幸せ者だなぁ…
「どうだった? 今年の誕生日は」
「今までで最高ですよ!!」
そう、本気で俺は思った。
―――カン!
咲の放送が迫っているせいで最後かなり焦りましたが…
とりあえず終わってよかったよかった!
結局小ネタだけになりましたが、次回からはいつも通りの内容に戻していきます。
それと、次回はちょっと時間が空いて、水曜日の更新となります!
それでは、おやすみなさーい!
>>347 友達でバレンタインの日が誕生日の人がいて、毎年かなり悲惨らしいです
やっぱり今期は微妙なアニメが多いのかな?
すっごい人気のアニメの噂ってまだ聞かないんですけど…
とりあえず今から始めたいと思います!
少々お待ちをー
>>333から
京太郎「ここが待ち合わせ場所ですか」
久「ええ」
久先輩に連れてこられた喫茶店は、よくアニメで見るような静かなところだった。
人も少ないし、雰囲気もちゃんと喫茶店している。
…悪く言えば、全然儲かってなさそうでメニューの一つ一つが無駄に高そうな場所だった。
まぁ、こういうところほど料理やコーヒーは色々こだわっていて美味しいとはよく聞くけど、本当ならいいな。
久「もう中にいると思うから入るわよ」
京太郎「え、まだ約束の時間の十五分前じゃ―――」
久「あの子は基本的にこういうのに遅れないようにちょっと早めに来るのよ」
京太郎「はぁ、相手の事、よくわかってるんですね」
久「羨ましい?」
京太郎「いえいえ、これから俺も知っていくつもりなので」
久「そうなるといいわねー」
と、店の前で雑談をしている暇ではないんだった。
もう中に入っているのだとしたら急いで入らないと。
…呼び出しておいて待たせるのはどうかと思うし。
久先輩もそれがわかっていたようで、すぐに中に入る。
すると、窓際の席に―――いた。
久「お待たせー」
美穂子「いえいえ。 今来たところですから……?」
美穂子さんが俺の顔を見て、なんだろうこの人、という表情になる。
ってか久先輩、俺のことは説明してなかったのかよ!
久「えーと、この子は私の後輩で麻雀部の―――」
京太郎「須賀虚太郎です」
美穂子「あ、私は福路美穂子です」
わざわざ割って入る必要もないとは思ったけど、久先輩だったら変な紹介とか途中から始めてもおかしくないからな。
というか止めなかったら絶対「麻雀部の雑用係」とか言われてたに違いない。
美穂子「それで、どうして私は呼ばれたんでしょう?」
久「あっれー、言ってなかっけー」
京太郎「先輩…」
美穂子さんもよくホイホイついてきたよな…
用件も知らされてない上に、相手はこの人なのに。
よし、ここは俺が全力で頑張らなければ!
京太郎「実は―――」
安価↓2人目
1、今度行われる合同合宿の件で話がありまして
2、今度行われる誕生日会の件で話がありまして
3、大事なお話が…
>1、今度行われる合同合宿の件で話がありまして
京太郎「今度行われる合同合宿の件で話がありまして」
美穂子「そうなんですか…でも、まだ私たちは参加するかどうかも決まっていなくて…」
京太郎「え? あー、えーと…」
そうか、合宿なんてまだ3ヶ月も先の話。
行くかもしれない場所はあっても、もうすでに参加を決めているところは少ないのか…?
久「―――それで、合宿にもしかしたらこの須賀くんが特別に参加する『かもしれない』って事を伝えに来たのよ」
京太郎「そ、そういうことです」
美穂子「…? でもなんでそれをわざわざ私に?」
久「もしまだ参加するか決めていないのなら、他のメンバーに『男子が入るかもしれないけどそれでも参加するの?』って確認をして欲しいからよ。 ほらっ、いきなり当日に男子が紛れ込むなんて言われても困るでしょう?」
なんとかく言い方にトゲがあるような気がするのは気のせいなのか?
あの、イメージ悪くしてどうするんですか先輩。
美穂子「わ、私は別に構いませんよ? …はっきりとは言えませんが、変なことをするような人には見えないですし」
久「でも、他のメンバーがどう思うかはわからないのよねぇ」
やっぱり見た目なのか?
よし、この金髪を茶髪に染めたら人気出るか!?
久「そこで、今日、須賀くんと話してみてどう思ったかとか、感想も付け加えてあげて欲しいのよ。 皆は貴方に心酔…じゃなくて信頼してるでしょう? その貴方自身の感想なら、皆も納得すると思うから」
美穂子「はぁ…」
いきなりこんなこと言われて混乱してるのだろう。
まぁ無理もないけどな。
須賀虚太郎なんですがそれは
>>367そんな馬鹿な!? あー、緊張で噛んじゃった…とかじゃダメだよね…。 の、脳内変換オナシャス!!
久「ね?お願い! このままじゃ須賀くんが部の中で一人だけ参加できなくなっちゃうの!」
美穂子「………わかりました! 私に出来ることであればお手伝いさせていただきますね」
京太郎「おお! ありがとうございます!」
こんな簡単に話が通ったよ!
やっぱ久先輩パネェ!
美穂子「それであの…」
京太郎「ん? なんでしょうか」
美穂子「あなたの人となりを理解するにあたって、私は何をすればいいんでしょうか」
京太郎「………えーと」
あれ? 俺何をすればいいんだっけ。
ハギヨシさんの所で習った技術を駆使すればいいんだろうけど…
もう、紅茶は出てるよな…喫茶店だし。
あとは麻雀…? でも俺、めっちゃ弱いしそれに今ここでやるのは無理があるよな?
京太郎「……どうすればいいんでしょうか」
美穂子「あははっ……」
話題がないせいでどんどん気まずくなっていくんだけど。
て、適当に質問とかして話を繋げばいいんだよな?
安価↓2人目
1、趣味について聞く
2、部活について聞く
3、久先輩について聞く
4、その他(内容を)
京太郎「ご、ご趣味はなんでしょうか」
美穂子「はい?」
沈黙の後だったせいで言いよどんでしまった上に、いきなりだったせいでちゃんと聞き取れなかったようだ。
京太郎「福路さん、の、ご趣味についてお伺いしたく思いまして」
美穂子「ああ、趣味についてですね?」
久「お見合いじゃないんだからそんなに固くならなくても…」
というか文法合ってるかとか、こんな下手に出まくるような態度でいいのかとか気になるなぁ。
もうちょっと馴れ馴れしく…したら嫌がられそうだし。
美穂子「…お料理とか、お掃除とかは良くします」
京太郎「そ、そうですか」
美穂子「そうですよ?」
…うわぁ、なんでそんな反応しかできないんだ俺。
せめてコメントするとかなんかしろよ!!
それにしたって、イメージ通りすぎるだろこの人!
もうちょっとひねりが欲しかったなぁ…って、俺は相手の趣味に何を求めてるんだか。
久「へぇ、美穂子、料理とかよくするんだー」
美穂子「この前言いませんでしたっけ? あ、でしたら今度何か作りましょうか?」
久「あー…じゃあ楽しみにしてるわね」
美穂子「はいっ!」
そんなことを考えてるうちに久先輩が仲良くなってんじゃん!
まぁ、なんとか場をつないでくれたと考えるべきなのか?
でもこれじゃあ俺の方から話しかけづらいような…
美穂子「あの―――」
京太郎「え?」
美穂子「須賀くんはどんな趣味をお持ちなんですか?」
気を使ったのか、向こうから話題を振ってきた。
ああ、なんていい人なんだ美穂子さん!
京太郎「じ、自分も料理や掃除が得意です!」
美穂子「まぁ、男の子なのに料理ができるんですね!?」
京太郎「あ、といってもタコスとか一部の料理だけですけど」
ちなみに一部の料理ってのは、タコスを除くと卵焼きとか簡単なものだけになる。
ま、それくらいは誰でも作れるだろうってやつしか挑戦したことないしな。
美穂子「…もしかして、片岡さんのタコスを作ってたのって須賀さんなんですか?」
京太郎「え、なんで知ってるんですか!?」
美穂子「前にあの子と話した時に手作りのタコスを持ってて、誰が作ったのか気になって聞いてみたら『このタコスは犬が作ったんだじぇ!』と自慢げに言っていたのを思い出して…」
京太郎「あいつ、ほかの人にまで『犬』って呼び方で紹介してるのかよ…」
美穂子「すごいですねっ! 私、タコスなんて作り方を想像もできないですし、尊敬します!」
京太郎「そんな…まだ全然上手くないですし、尊敬なんて…」
ストレートに褒められてだいぶ照れた。
先輩とか優希はまともに褒めてくれた試しがないしな!
…いや、ほかの奴、和とかも全然褒めたりはしてくれてないな。
なんにしたって、こんな綺麗な方に褒めてもらえるとかうれしすぎるだろ!
それからしばらく、料理や掃除といった話から、部活でもお互いに似たようなことをしていることを知ってだいぶ話が弾んだ。
調子に乗って、『俺、ほとんど雑用しかやってないんですよ…』と漏らした時には美穂子さんはすごく同情してくれたと同時に、珍しく久先輩が慌てていた。
ものすごく優しい人で、つい愚痴とかいったり甘えたくなってしまうけど、これからはできるだけそういうのはなしにしようと思った。
心配してくれるのは嬉しいけど、だからこそ心配させるのは心苦しいというか…
まぁ、この人が部室でどう思われてるかとかがなんとなくわかった気がした。
京太郎「ってなわけで、咲のやつは俺がいないとなんにもできないんですよ」
美穂子「へぇ、宮永さんって麻雀は強いのに、そういう所は普通の女の子なんですね」
久「それこの前も言ってたような…」
こんな感じの、『自分ってすげーんだぜアピール』も引かずにちゃんと受け止めてくれたりと、とても話しやすい。
だから話題が尽きかけた時とかは咲を出汁にして盛り上げる―――という場面も多かったのはあいつには内緒にしておこう。
京太郎「というより、雀力にほかの才能を持って行かれたというべきですよ!」
美穂子「ふふっ、もしもそうだとしたらチャンピオンなんてもっとひどいってことになるんじゃ…」
京太郎「いや、案外本当にそうかもしれませんよ?」
話しているうちに、なんとなく堅苦しい敬語は抜けていった。
まぁ、これはこっちだけだがな。
京太郎「おっと、もうこんな時間か…」
美穂子「須賀くんがとても話しやすいおかげであっという間でしたね」
京太郎「それはこちらのセリフですよ」
久「あ、もう話終わった?」
久先輩はもはや話に関わる気ゼロでずっと適当に相槌を打っているような感じだった。
なんか結局、長いあいだ話に突き合わせて悪かったと思った。
京太郎「今日はありがとうございました!」
美穂子「いえいえ、こちらこそ面白いお話を聞かせていただいてありがとうございます」
久「…迷惑じゃなかった?」
美穂子「そんなことありませんよ」
ニコッと微笑みながらそんなことをいう美穂子さんはやはり綺麗だった。
昔の芸人風に言うなら…惚れてまうやろおおおぉぉぉ!!!!
京太郎「あの、じゃあ今度またお話してもらってよろしいですか?」
久「あのねぇ…」
美穂子「はい、勿論ですけど……その時はまた、竹井さんも一緒でお話しましょうね!」
京太郎「あ…は、はい!」
ちっ、久先輩も来るのかよ。
―――とか思わないけどな?
まぁ、ちょっと残念なのは変わらないけどな。
だから、俺は更に調子に乗って―――
京太郎「そ、それと……連絡先の交換しませんか!?」
―――とか言ってしまうのだ。
美穂子「はい。 あ、でも私、さっきも言いましたけど機械がダメなので…竹井さんから貰ってもらってよろしいですか?」
京太郎「わかりました…」
普通にOKされて嬉しいけど…でも、多分これは俺だからじゃなくて誰にでもそうなんだろうなぁと考えると、少しだけ寂しくなった。
ま、こんな人と知り合えただけでも御の字だけどな!
美穂子「それでは、また今度お会いしたらそのときはよろしくお願いしますね!」
京太郎「お気を付けて!」
久「ここのお金は私たちが持つから、気にせずにねー」
…まぁ、私たちって言うからには割り勘なのだろう。
全部俺もちになるよりはずっとましだな。
帰り道、久先輩と一緒に買い出しをしてから部室へ向かう途中だった。
いい事があって、晴れ晴れとした気持ちで歩いていたのだが…
久「さーて、美穂子のアドレス、欲しい?」
京太郎「…………まぁそうですね」
久「ふ~ん」
まさかこんな落とし穴があったとは!!
京太郎「で、今度は俺に何させるつもりですか?」
久「いいえ、何かをさせるつもりはないわ」
京太郎「?」
てっきり、このまま買い出しの荷物を一人で部室まで持っていけとかいうのかと思ったのだが…
久「はぁ…美穂子もどうかしてるわ」
京太郎「何がですか?」
久「まぁ、渡せって言われたかには渡すけど、絶対に悪用しないこと!」
京太郎「…それが条件ですか?」
久「ええ。 しつこくメールとか、ダメよ? あの子メールさえまともに打てないんだから…」
京太郎「咲と同レベルですね…」
久「じゃ、そういうこと! わかった?」
京太郎「了解ですよ」
【福路美穂子の好感度が2上がった!】
【福路美穂子のアドレスと手に入れた!】
今日はここまで!
次回はようやく、メールシステムが実装されるかもですねー
といっても今持ってるアドレスって少ないですけどね…
それでは、おやすみなさーい!
毎回更新が1~3日空くのはなんでなんでしょうかねぇ…
これからもこんな感じでしょうけど、呆れず飽きずに支援してくださると嬉しいです。
では、ちょくちょく始めていきますねー
あ、誰かいますかー?
京太郎「あー、眠い……ん?」
夜、家に帰ると久先輩からメールが届いていた。
内容は、以下の通りだった。
FROM:久
TO:京太郎
はい、これが美穂子のアドレスよ
念を押すようだけど、絶対に悪用しないこと!
もしこの約束を破ったら…わかってるわよね?
あと今日の事だけど、須賀くんは仲良くなれたと思ってるようだけど…
美穂子は少し嫌そうな顔してたように私からは見えたわよ?
相手が美人だからって舞い上がっちゃうのはわかるけど
これからもそうだとまずいことになるのはわかるわよね?
私としてはそういうところも龍門渕さんとこで直してもらいたかったんだけど、まぁ、数日じゃあ無理よねぇ
それじゃ、また明日部室で会いましょう
―――END―――
…どうやら、久先輩は今日の俺の態度が少し気に食わなかったらしい。
個人的には結構頑張ったと思ったんだけどなぁ。
京太郎「ま、とりあえずアドレスゲットしたぜ!!」
直すべきところはまだあるんだろうけど、それはまた明日からでいいよな?
さて、さっそく今日からメールを打つべきか否か。
久先輩は怒るだろうけど…でもメールを送る送らないは俺の自由だよな?
安価↓2人目
1、メールを送る
2、やっぱり辞める
>1、メールを送る
京太郎「よし、送るか!」
もらったその日から送るのが、常識的で、一般的であるかは知らないけど…ま、いっか。
いや待て、わざわざ美穂子さんに送る必要はないぞ!
今俺が持ってるアドレスと言えば…
清澄メンバーのと、龍門渕さん、ハギヨシさん、美穂子さん+α(中学時代のクラスメイトのアドレス)か。
何気に、今のクラスの連中のアドレスって持ってないんだよなぁ。
それなりに話すやつはいるけど、放課後とかはずっと麻雀部にいたし、まだ誰とも遊んだことはなかったはずだ。
って、それは今関係ないな。
何やら不快な思いをさせたようだし、美穂子さんに謝ってもいいし、それか他の誰かと雑談してもいいな。
誰に送ろう…
安価↓2人目
咲、優希、和、まこ、久、ハギヨシ、透華、美穂子 の内から一人
※メールの内容については後ほど安価を出します
>ハギヨシ
まぁ、無難にハギヨシさんでいいか。
ここ最近というか、これからも龍門渕さんところに行く事になるだろうしその事でメールすればいいよな。
ハギヨシさんとはたまにメールするけどどれも『今度そっちに行きますね』とか『今日はありがとうございました!』とかばっかなんだなぁ。
たまには普通の若者らしいメールとか………って、そういえばあの人って今何歳なんだっけ?
京太郎「………文面はどうしようか」
安価↓3人目
メールの文面を決めてください
例、『明日そちらにまた伺いますね』など
【メールについて】
・メールの文面は皆さんに決めてもらいますが、例えば、「明日遊びませんか?」というお誘いのメールだったり
他愛の無い世間話だったり自由ですが、内容によって効果が異なります。
※ただの雑談なら好感度が上がり、上記の例の様な場合によっては、今後の放課後の予定を左右するような内容にもできます。
・変な内容のメールに関しては、安価下となります。
・まぁ、何を書けばいいかわからないような場合は、適当に、その相手への質問とかでもいいですね。
むちゃぶりがすぎましたか…
>ハギヨシさんみたいな男になりたいです
京太郎「送信っと」
ポチっと送信ボタンを押してから3秒後、すぐに返信が来た。
FROM:ハギヨシ
TO:京太郎
今の自分に不満があるようであると見受けられましたが…
京太郎さんはそのままでいいと思いますよ?
―――END―――
短い文だったが、それでも読んでから3秒で送り返すとか…
もはや俺がいつどんな内容のメールを送るのかを予測しているかのようだ。
ハギヨシさんのようになるのは大変そうだ。
ってか無理だろ!
それからいくつかメールをしたけど、ハギヨシさんは超人過ぎてあまり参考にはならなかった。
こういうところは麻雀部にいるときの俺と変わらなかった。
京太郎「ってか俺、全体的に普通すぎて特に目立つところがないんだよな…」
体力も、さすがに運動部には負けるし。
作れる料理はタコス限定。
少しだけ自信があるのは、買い出しで頼まれた内容を見てすぐに一番安い店と最短ルートが頭に浮かぶ事。
※ただし清澄近辺限定
正直、咲が羨ましい。
普段あんなにトロくて馬鹿にされていても、麻雀の時は有り得ないような実力を見せる。
俺も何か一つでも飛び抜けていれば良かったんだけどなぁ。
京太郎「まぁ、それが無いから半分雑用みたいなことやってるんだけどな」
と、呟いてから独り言の多さに恥ずかしくなってきた。
さて、もう今日は寝るか…。
9月5日(金) ~放課後~
京太郎「先輩、そういえば昨日の俺、どこが悪かったんですか?」
久「ん~、全部かな?」
放課後、俺は真っ先に先輩に質問をした。
昨日、どこが悪かったのかを。
京太郎「もうちょい真面目に答えてくださいって」
久「じゃ、一から全部言って欲しい?」
京太郎「うっ…」
久「あと、そういうことは自分で考えるものよー」
京太郎「なんだかはぐらかされてるような気がしますけど」
久「半分はそうだけど、もう半分は本気よ?」
たしかに、わからないからってすぐに答えを他に求めるのは良くないことだけどな。
けど、こういうことは自分じゃ気づけないと思ったから聞いたんだけどなぁ。
久「それに、生憎だけど私、国語は苦手であんまり上手く伝えられないと思うしねぇ」
京太郎「苦手ならなおさら練習したほうがいいですって。 受験生なんですし」
久「他で補うからいいのよ~」
京太郎「…………」
しつこく追求しても無駄そうだ。
諦めてハギヨシさんにでも聞こうかな…?
ちょっと眠くなってきたので今日はここまでで切り上げます
なんとかして明日来れるようにできるかなぁ…
メールについても完全な自由安価じゃあキツイってこともわかりましたし選択式にしたほうがよさそうですね!
それでは、また今度~!
今日投下する予定でしたが、色々長引きそうなので明日に先伸ばしにしますー
それではまた明日!
…小ネタ安価とか今度取ったほうがいいかなぁ
~バレンタイン~
京太郎「なぁなぁ、咲」
咲「なんだい京ちゃん」
京太郎「わかってると思うけど…いつものを頼む」
咲「しょうがないなぁ」
京太郎「よっしゃ!」
咲「その代わり、わかってるよね?」
京太郎「おう、一ヶ月後なー」
咲「じゃあ、はいコレ」
京太郎「これでクラスの連中に自慢できるぜ!」
咲「ちょ、ちょっと、恥ずかしいから皆には内緒だって」///
京太郎「うっほぉ~い! ありがとうな咲ぃ!!」
咲「って聞いてないし…」
京太郎「―――あ、今年のホワイトデーには特性タコスチョコを返すから期待してろよ?」
咲「それで喜ぶのは優希ちゃんだけだと思うよ!?」
京太郎「大丈夫、ちゃんと甘めのチョコにしておくからさ!」
咲「…というかそれ、ただのクレープなんじゃ」
京太郎「それじゃ、優希にも貰いに行ってくるわ! じゃーなー!」
咲「いっちゃった…」
~その②~
京太郎「おーい、優希ー!」
優希「うぉ!? 犬が爽やかな笑顔で手を振りながら走ってきたじぇ!」
京太郎「今日ってなんの日か知ってるよな? じゃあくれ」
優希「そんな態度のやつにあげる馬鹿がどこにいるんだじぇ…」
京太郎「まぁまぁ、一ヶ月後には倍にして返すからさ」
優希「つまり今、仮に2000円のチョコをあげたら4000円のタコスになるのか?」
京太郎「地味に出費たけぇ…」
優希「そういう事なら諭吉さんをチョコに変えるのもやぶさかではないじょ!」
京太郎「バイトもしてない学生にいくら払わせるつもりだよ!!」
優希「…冗談のわからない犬だじぇ」
京太郎「いや、もしほんとに俺が倍だすって言ったらマジでお前はやりそうだからな」
優希「なっ!? ってことは倍にして返すってのは嘘だったのか!?」
京太郎「返せる金額にも限度があるだろ!!」
優希「まぁ、用意してるチョコは元からそんなに高くないから心配する必要はないじょ?」
京太郎「優希…」
優希「これを受け取れ!」
京太郎「って78円の板チョコかよ!?」
優希「さっき教室で友達からもらった友チョコだじぇ」
京太郎「友達は大切にしろよ…」
優希「―――ってのは冗談で、さっきコンビニでタコスのついでに買ってきたんだじぇ!」
京太郎「それはより傷つくな…」
優希「それじゃ、ホワイトデーを楽しみに待ってるじょ~」
京太郎(板チョコ二枚で返してやる)
~その③~
京太郎「―――本命発見!」
和「いきなりなんですか?」
京太郎「…………」
和「無言で手を出されても…」
京太郎「………ださい」
和「え?」
京太郎「―――チョコくださいお願いします!!!!」
和「…………」
京太郎「えっ、何その反応」
和「いえ、ものすごく格好悪いなぁと思いまして」
京太郎「そんな!?」
和「だって、いきなりやってきたかと思えば頭を下げてチョコをくれと懇願するって…」
京太郎「しょうがないだろ! これ以外俺に何をしろと!」
和「はぁ、何もしなくてもちゃんとあげますよ」
京太郎「マジで!?」
和「い、一応手作りなので、お口に合わないかもしれませんが味わって食べてくださいね…?」
京太郎(……これは友達に自慢したら殺されそうだから、こっそり食べよう)
和「あの、突然無言になられると心配してしまうんですけど…」
京太郎「ああ、いや、気にするな。 ちょっと嬉しすぎて心臓が止まりかけてただけだ」
和「そんなに嬉しかったんですか!?」
京太郎「生まれてこの方、手作りチョコなんて(咲を除いて)貰ったことなかったからなぁ」
和「そ、そうなんですか…」
京太郎「ありがとう和! それじゃ、染谷先輩のところ行ってくるぜ!」
和「―――やっぱり返してください」
京太郎「えっ」
その④
京太郎「染谷先輩染谷先輩」
まこ「……これ、いるんか?」
京太郎「そうそう、それ! やっぱ染谷先輩は話が早くて助かるぜ!」
まこ「われが分かりやすすぎるんじゃ」
京太郎「このお礼はホワイトデーに!」
まこ「待っとるけぇのぉ」
京太郎「ありがとうございます! それじゃ、久先輩のところ行ってきますね!」
まこ(わざわざ口に出してゆわんにゃぁええのに)
まこ「って、もういなぃんじゃ!?(もういない!?)」
※広島弁って難しいから短いけどしょうがないよねっ!
~その⑤~
久「―――あ、探したわ須賀くん」
京太郎「え?」
京太郎(先輩の方から俺に? なんだか嫌な予感が…)
久「はいこれ、欲しいんでしょう?」
京太郎「…受け取ったほうがいいのか? いや、それともこれは回避したほうがいいのかなぁ」
久「失礼ねぇ、何も企んでなんかないのよ?」
京太郎「いや、だって相手は先輩ですし用心に越したことはないですよ」
久「そんなこと言ってるけど、じゃあこれはいらないのね?」
京太郎「いえ、いります」
久「素直でよろしい」
京太郎「それで、ホワイトデーのことですけど………」
久「ああ、私実は欲しいモノが「俺の方で考えておくので結構です」
久「………ひどいわ」
京太郎「貴方に任せるとシャレにならないくらい高いもの買わされそうですし」
久「もう、騙されたわー」
京太郎「だいたい、チョコ一つで―――」
久「―――それ、有名な○○ってお店のチョコなんだけど」
京太郎「えっ」
久「どう? 私の欲しいもの買いたくなってきたでしょ?」
京太郎「…………」
京太郎(それ買うお金で買えばいいじゃん! いや、このチョコよりも数段高いモノってことか?)
久「そこまで高いわけじゃないわよ?」
京太郎「人の心を読まないでください」
久「読んだわけじゃないわよ? あらかじめ用意してたのよ」
京太郎「もっとすごいじゃないですか」
久「須賀くんの敬愛するハギヨシさんには負けるけどねぇ」
京太郎「あの人と比べないでくださいよ」
久「そうね…じゃ、ホワイトデーの事についてはまた今度追って連絡するわね」
京太郎「って、もう俺が買う流れになってる!?」
ってことでバレンタイン5本立てでしたー
まあ、日付的にはもうバレンタインを過ぎてますが…
昔のssみたいに言葉だけで頑張ってみました!
それじゃあ、また今度!
最近予定が変わったり無くなったり不安定で困りますね…
なんもかんも雪が悪い!
…ってわけでもないんですけど、とりあえずしばらく忙しくて更新できないかもしれないです。
私もなんとか時間作って話を進めて行きたいので頑張りますけど!
そんなわけで今日は更新は休ませていただきますねー
それではまた今度!
おっ、復活してる!
それじゃあ、今夜あたりからまた再開していきますね~
…落ちてる間、結局一行も書き溜めできなかったんですけど、なんとか気合で頑張っていきたいと思います。
では、10時半頃にまたお会いしましょうー
…………時間変更のお知らせをー
私用で、明日のこの時間に変更しますね。
それではまた明日~
もう春なのに手が冷たいのはなぜだろうか…
タイピング速度に影響がでてるのでちょっぴり遅くなりますが、とりあえず始めていきますねー
あ、誰かいますか~?
って誰もいない!?
とうとう誰の目にも映らないステルススレになってしまったか…
では、とりあえず日を改めてみますね~
ノシ
今家に帰って、時間がやっと空いたので久々に戻ってきたら…
すいません、かなり待たせてしまったようですね。
おそらく三月中の更新は無理そうなので、4月に入ってから再スタート、ということになりそうです!
この時期はだいぶ忙しい方も多いと思いますし、そのほうがいいですよね??
なので一応、ちょくちょく来ますがちゃんとした更新は4月から、ということで!
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