男「箱庭を貰った」【安価】 (655)


男「マジでこれが一つの世界なんですか?」

?「そうじゃ。ちなみに、この“ブック”と呼ばれる召喚術式の組み込まれた本で、思い描いた者を召喚できる」

男「それで、召喚したらどうするんです?」

?「お主はどうしたいんじゃ?」

男「でも、こんなまっさらな更地じゃ、可愛そう」

?「ならば、家を建ててやればよい」

男「どうやって?」

?「お主は箱庭の中においてはほぼ万能なのじゃ。だからほぼ好きにできるんじゃよ」

男「はぁ」

?「では、がんばれよ」

男「………」

男(それじゃあ、試しに一人召喚してみるか。やっぱ可愛い女の子だよな最初は)


男『  召  喚  !  』


最初に出て来たのは?

安価↓1(できる限り女キャラでお願いします)


名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388590139

プルトー「………」キョロキョロ

男「で、でかい……」

男(見上げないと顔が見れない……)

プルトー「あう?」キョロキョロ

男(奴隷のような布切れの服の下にはパンツがなく、そこはまだ生命の神秘を感じさせるようなツルツルの……)


―――ブンッ


男「へっ!?」

プルトー「あうー」バシンッ

男「……あ、あぶねぇ…」プルプル

男(この子、まだ子供だから俺を虫かなんかにしか思ってねぇよ……)ゾクッ

プルトー「あうー!」ブンブン

男「やばっ! 殺される!!」ダダダッ

男(ど、どうすればいいんだ!?)

プルトー「あうーっ!」ブンッ

男「や、やめろっ!」ブゥン!


――バチンッ!!


プルトー「ぎゃんっ!」ドサッ

男「へ?」

プルトー「………」プルプル

男(も、もしかして俺……なんかやった?)

プルトー「ひぐっ、えぐっ……」

男「ど、どうどう……」




プルトー「あんぎゃぁああああああああああああ!!」ビリビリビリビリ




男「なななっ!?」ビクッ

プルトー「あああああああああああああ!!」ドスンドスン!!

男「お、落ち着け!!」

プルトー「あああああああああああああ!!」ジタバタジタバタ!!

男「くっ、聞いちゃいねぇ……」

男(やっぱ俺一人じゃ無理だ。誰か助けてくれる者を!!)



男『  召 喚 !!  』



エリス「ふぇ?」ストン

男(やった! 普通の女の子!!)

プルトー「ぎゃぁああああああ!!」ビリビリ

エリス「………」ブシュッ

男「あ、耳から血が噴き出してる」

エリス「」ドサッ

男「おねーーーさーーーーーん!」

プルトー「~~~♪」

男「なんとか機嫌が直ったみたいだ」

エリス「な、何が起きたの?」ハァハァ

男「いや、気にしないで」

男(それにしても、あんな攻撃を防御したり死にかけた人を治癒したりすげーな俺……)

エリス「それにしてもあの子でかいね」

プルトー「あうあうー」

男「ああ、俺が誰かれ構わず召喚したせいだな」

エリス「召喚?」

男「ああ、この召喚本の力でね」

エリス「ということは、ここは【異世界の言葉】じゃないの?」

男「? ここは俺の世界だよ」

エリス「マジ?」

男「マジ」コクリ

エリス「い……やったぁああああ!」ピョンピョン

男「お、お姉さんパンツ見えてる!」

エリス「っ///」ジトッ

男「うぐっ、お、俺のせいじゃないし……」

エリス「……あのさぁ、一つ聞いて良いかな?」

男「?」

エリス「この世界ってさぁ、私とあなたとこの子以外にだれがいるの?」

男「今のところ三人だけだけど?」

エリス「……じゃあさ、あなたは私を“使役”したりしない?」

男「使役?」

エリス「奴隷扱いしないかってこと」

男「な、なんだよそれ!」

エリス「だって、男は女を道具程度にしか……」

男「バカなこと言うなよ!」

エリス「っ!」ビクッ

男「俺の世界では男女平等……いや、可愛い女性は最上位の存在なんだ!」

エリス「か、可愛いって私の事?」

男「他に誰がいるんだよ! お姉さん俺の世界じゃトップクラスに可愛いしスタイル良いよ!」

エリス「ば、ばかっ///」

エリス(私の世界とは価値観が違うのかなぁ。私なんて不細工すぎて何とか処女を守ってきたのに……)



―――ぬっ



男「はう!?」

プルトー「あうー♪」モグモグ

男「んーっ、んーっ!」ジタバタジタバタ

エリス「ちょ、あ、あなた! そんなの食べちゃお腹下すよ! ぺっしてぺっ!」

プルトー「あう?」ネチョ

男「」ネバーっ

エリス「そうそう、そのままポイして」

プルトー「あうー♪」ぐるぐるぐるぐるぽーい!

男「あうー」ズドンッ

エリス「」





男「えらい目に遭った」

エリス「怪我ひとつない」

男「まぁ、俺の世界だからね」

エリス「本当に……私は解放されたんだ…」グスッ

男「泣いてるの?」

エリス「うるさい! 泣いてなんかない!」

男「そう言えば自己紹介がまだだったね」

エリス「私はエリス。魔法使いよ」

男「魔法使い?」

エリス「あなたの世界には魔法使いっていないの?」

男「おとぎ話には出てくるけど……」

エリス「でも、あなたの力も魔法みたいなもんよね」

男「まぁね」

エリス「あなたの名前は?」

男「えっと」


男の名前は?

安価↓1 ※あまりにも悪意あったら変えるかも!ごめんね! 

ケイ「俺の名前はケイ。何の変哲もない高校生だ」

エリス「高校生?」

ケイ「あー、学校?」

エリス「へー、学校通うなんて貴族なんだ!」

ケイ「いや、そんなことはないけどな」

エリス「ふふっ、謙遜しなくてもいいよ」

ケイ「まぁいいや。それで、君の名前は?」

プルトー「あう?」

ケイ「うーん、喋れないみたいだなぁ」

エリス「ていうかさ」

ケイ「?」



エリス「ケイ、あんた“見たでしょ”?」ユビサシ

プルトー「~~~♪」カイキャクッ



ケイ「」

エリス「ねぇ、とりあえずさ、これからどうするの?」

ケイ「いや、どうするって言われても……」

ケイ(正直ほんとに召喚できるなんて思ってなかったからなぁ……)

ケイ「エリスは元の世界に帰りたくないの?」

エリス「!!」ビクッ

ケイ「えっ」

エリス「お、お願いだからここにいさせて」プルプル

ケイ(この怯えよう……尋常じゃないぞ)

ケイ「わ、分かった」コクリ

エリス「理由とか聞かないの?」

ケイ「いや、だって女性の過去は聞くなって妹が」

エリス「ずいぶん達観した妹さんね」

ケイ「俺なんかよりだいぶしっかりしてます」

エリス「そうだ! あの子の世話係やるからここに置いてよ! ねっ?」

ケイ「いや、別にそんなことしなくても好きなだけ――」

エリス「だって、不安だから……」

ケイ「エリス?」

エリス「それにケイがいつあの子にエッチなことするか心配だからね!」

ケイ「……どうやってエッチなことするんだよ」

エリス「……中に入るとか?」

ケイ「具体的過ぎぃ!!」

ケイ(とりあえず、中心に俺の家。その南にエリスの家とプルトーの家を建てました)

□←ケイの家


□←エリスの家



□□□□□□
□□□□□□
□□□□□□
□□□□□□←プルトーの家
□□□□□□
□□□□□□




ケイ「なんかもうこの世界のシンボルはあそこになっちゃったな」

ケイ(エリスはプルトーと色々することがあるって言ってたし、暇だからもう一人くらい召喚してみるか)

ケイ「どうせなら俺の家のお世話とかして欲しいな」

ケイ(メイドだな! それも飛びきり可愛い!)




ケイ『  召 喚 !!  』




セレネ「………」ボロボロ

ケイ「えっ?」

セレネ「突然の空間移動で座標が大きくずれました。至急マザーとの通信を求む」バチッバチバチッ

ケイ(あ、あの人、首が半分もげてないですか? ていうかロボット?)

セレネ「通信不可。原因不明。エネルギー残量著しく低下」

ケイ「何かふらついてる!?」

セレネ「活動……不能…」フラッ

ケイ「!!」ダッ

セレネ「しゃっとだうんしま……す」

ケイ「危ない!!」ガシッ

ケイ「重い!」グシャッ

ケイ「」ドクドクドク


エリス「ケイ~、ちょっと出して欲しいもの……ぎゃあぁあああああああ!」


ケイ「た、助かった……」

ケイ(俺でも死ぬ可能性はあるんだな……)

エリス「ばかっ! 何してんのよ!」ポカポカ

ケイ「い、いや、すまん。俺も調子に乗ってた」

エリス「……なら良いけど」グスッ

ケイ「泣き顔、可愛いな」スッ

エリス「っ!?」ビクッ

??『お前は顔は不細工だが、泣いた時のその顔は面白いな』

ケイ「エリス?」

エリス「………」カタカタ

エリス(ケイは違うケイは違うケイは違う)ブツブツ

ケイ「……?」

エリス「ご、ごめん、ちょっと気分悪いから横になってくるね」ダッ

ケイ「あ、う、うん」



セレネ「」



ケイ「どうしよ……」

ケイ(見る限り、どう考えてもロボットなんだけど……)プニプニ

セレネ「」

ケイ(どう考えても人間の身体なんだよなぁ……見た目はファンタジーゲームに出てくるエルフっぽいな)

ケイ「ていうかこれどう考えても身体折れてるよね。首に至っては千切れかけてるよね」

セレネ「」

ケイ(僕の力なら彼女を元の状態に戻せるかもしれない……)

ケイ「……よし」




ケイ「   “元に戻れ”   」ブゥン




セレネ「………」ブゥン

ケイ「……よし、見た目には大丈夫そうだ」

セレネ「【意味不明の言葉の羅列】」

ケイ「え、な、何?」

セレネ「………」グイッ

ケイ「えっ?」




―――ちゅっ。




ケイ「んー!?」

セレネ「………」ピピピピピピ

ケイ(な、何の音!?)

セレネ「この世界の住人の言葉を理解しました」

ケイ「え、今ので?」

セレネ「はい、あなたの唾液から情報を貰いました」

ケイ「………っ///」

ケイ(ロボットだからノーカウントだよな……)

セレネ「あなたが私のマスターですか?」

ケイ「えっ、えっと……」

セレネ「メイド型アンドロイド正式名称【よく分からない言葉の羅列】。通称“SELENE”は初期状態であり、マスターの情報を求めています」

ケイ(初期状態? もしかして“戻し過ぎた”のか?)

ケイ「……俺がマスターだ」

セレネ「マスター、名前を」

ケイ「俺の名前はケイ」

セレネ「ケイ。登録しました」

ケイ「……セレネ」

セレネ「はい」

ケイ「セレネは何でボロボロだったの?」

セレネ「その質問は理解できません。セレネは出荷前の記憶を有していませんので」

ケイ「そ、そっか、分かった」

ケイ(やっぱ戻し過ぎたみたいだな。まぁ、あんなボロボロになるような環境にいるよりこっちの世界の方がいいだろ)

セレネ「マスター、命令を」

ケイ「命令?」

セレネ「はい、セレネはメイド型アンドロイド。家事や性処理を命じて貰わなければ存在価値を失います」

ケイ「せ、性処理!?」ゴクリ

ケイ(そ、そういえば、すごくグラマラスな体型をしている……そういう用途のためなのか…)

セレネ「マスター、命令を」

ケイ「え、えっと、じゃあ家の掃除を頼む」

セレネ「了解いたしました」ダッ

ケイ「………」

ケイ(なんだか変な人ばかり召喚されるなぁ)





ケイ「つ、次こそはまともな人を!」

ケイ(や、やっぱおしとやかな人だな! そう! 草花を愛でるようなお嬢様!)



ケイ『   召 喚 !!  』



ゾンビ娘「………」ウネウネ

ケイ「」

ゾンビ娘「ふぇぇ……ここどこぉ?」キョロキョロ

ケイ(草花を愛でる女の子を召喚したら、草花の手足を生やしたゾンビ娘が召喚された!)

ウィンデッド「ふぇ、あなたが呼びだしたのぉ?」

ケイ「う、うん」

ウィン「こんなお日様に当たり続ける場所にいたらウィン死んじゃうよぉ」

ケイ「ウィン?」

ウィン「私の名前はウィンデッドだよぉ」

ケイ「そ、そっか。ウィンは自力で動けないのか?」

ウィン「柔らかい土や沼なら動けるけどぉ、こんな固い土は動けないよぉ」

ケイ「りょ、了解。柔らかい土だね」



ケイ『  召 喚 !!  』



ウィン「ふぇぇ、動けるよぉ」ウネウネ

ケイ(ふぇえ、なんかタコみたいだよぉ)

ウィン「あなたの名前はぁ?」

ケイ「俺の名前はケイだよ」

ウィン「ケイ、助けてくれてありがとね」

ケイ「え?」

ウィン「ウィンはね、魔改造によって造られた“キメラ”なんだよぉ」

ケイ「キメラ……」

ウィン「ゾンビと植物なんて珍しいでしょぉ?」ウネウネ

ケイ「珍しいって言うか初めて見たっていうか……」

ウィン「そっかぁ、でも、あなたが助けてくれなかったら廃棄処分されるとこだったよぉ」

ケイ「えっ?」

ウィン「ウィンはねぇ、こんな見た目だから“失敗作”なんだよぉ」

ケイ「うっ」ズキッ

ケイ(タコみたいって言ってごめんなさい)

ケイ(とりあえずウィンが喜びそうな森を造ってあげた)

中心:ケイの家
南:エリスの家、プルトーの家
東:ウィンデッドの森


ケイ「……お、面白い世界ができそうだね」



―――こうして、俺の、俺だけの箱庭生活が幕を開いたのである。



登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:プルトー
種族:巨人
性別:暢気
容姿:奴隷のような服の、20mの巨大娘
備考: あうあうあーとしか喋れない

名前:エリス
種族:人間
性別:女
容姿:セミロングのストレートの髪型。平均的な身長。
備考:勝気だけどお節介で優しい性格。18歳前後。料理好き。ちょっとした魔法の使い手。

名前:SELENE(セレネ)
種族:アンドロイド
性別:女
容姿:白金色の髪と蒼く光る眼をした女性
   首から下を覆うボディスーツを一枚だけ着ている
備考:有能なメイド型アンドロイド。ご主人様第一主義。
両目や身体に回路のようなものが刻まれているが、それ以外は人間そっくり

名前:ウィンデッド
種族:女ゾンビ+植物
性別:女
容姿:人間部分・青ゾンビ 植物部分・腕から先、膝から下 ゾンビにしては肌荒れは無い
備考:下半身・両腕から先が地面に埋まって根になっているので動けない
どんな植物でも生み出す事が可能。新種は種で出す


それじゃあ今日はもう一回召喚するぜ!

新キャラ
安価↓1~3

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:

ケイ「次は男の人を呼んでみよう」

ケイ(そうだな、せっかく異世界の住人を呼べるんだから獣人とか呼んでみよう!)



ケイ『 召 へっくち 』ハックシュン



ジャマー「………?」キョロキョロ

ケイ(なんか太ったコスプレのおっさんが出て来た)

ジャマー「こ、ここはどこでやすか?」

ケイ「えっと、ここは俺の世界だけど」

ジャマー「ということは、旦那があっしを呼んでくださったので?」

ケイ「あ、う、うん(失敗したなんて言えない)」

ジャマー「奴隷のあっしを救い出してくれるなんて良い人だー」ウルウル

ケイ「はぁ……」

ジャマー「よーし、いっぱい働きますぜー!」

ケイ(どうしよう、この世界って働くことなんてない……)

ケイ(一応猫みたいだし、骨とか好きかな……)※それは犬である

ケイ「それじゃあ、君の遊び道具召喚するから、しばらくそれで遊んでて」

ジャマー「あ、遊び道具を下さるご主人様なんて初めてでさぁ」カンドウ

ケイ「ご主人様じゃないけどね」ハハ……



ケイ(骨を召喚骨を召喚骨を……)



ケイ「しょ――「あっしがこんな幸せになれるなんて、恐竜時代がから宇宙世紀まで耐えて来た甲斐があったー!」



ケイ『 う 喚 !! 』



ディモス「………」フワフワ

ケイ「え、何これ」

ジャマー「恐竜の骨、では?」

ケイ「恐竜の骨って浮くの?」

ディモス『我を呼んだのは貴様か』

ケイ「あ、は、はい」

ディモス『哺乳類か。哺乳類ごときに呼びだされるとは……』プルプル

ケイ「何か怖い……」

ジャマー「やいてめー! 骨のくせにご主人様ビビらせてんじゃねぇ!」ジャキンッ

ケイ(デブだけどウルヴァリンみたいだ! デブだけど!)

ディモス『………』

ジャマー「あっしがぎったぎたにしてやるぜぇええ!」

ジャマー「」ギッタギタ

ディモス『脆弱な』

ケイ「ジャマー!」

ジャマー「へ、へへ、あっしを心配してくださるんですか」ヘヘッ

ケイ「今治癒するから!」ブゥン

ジャマー「あっしに回復魔法をかけてくださるなんて、ご主人様が初めてでさぁ」

ケイ「傷ついた人がいたら助ける! 当然だろ!」

ディモス『………』フワフワ

ジャマー「……身体が軽い…」

ケイ「ふぅ、大丈夫?」

ジャマー「ご主人様ーーーー!」ゴロニャン!

ケイ「臭い!!」ペシッ

ジャマー「にゃん」ゴロン

ディモス『面白いな哺乳類』

ケイ「俺は面白くない」

ディモス『しかたない、呼びだされたからには何かしら役に立ってやろう』

ケイ「じゃあ、ジャマーの遊び相手になってあげて」

ディモス『………』

ジャマー「………」キラキラキラ

ケイ「ふぅ、案外相性よさそうだな」

エリス「ケイ!」

ケイ「?」

エリス「プルトーが苦しがってるの!」

ケイ「何だって!?」ダッ





プルトー「あうあうー……」グッタリ

ケイ「そんな、プルトー!」

エリス「もしかしたら私があげたご飯が原因かも」

ケイ「巨人って食べちゃダメなものあるのか!?」

エリス「分かんないよ!!」

ケイ(こういう時俺の力は使えるのか!?)

ケイ「……いや、ダメだ。もしセレネみたいに記憶が消えたら……」

エリス「ケイ?」

ケイ「そうだ、ディモスなら!」ダッ

エリス「ケイ!?」

ケイ「すぐ戻る!」

ディモス『ふむ、これは俗に言う“ポンポンが冷えた”という現象だな』

エリス「ぽ、ぽんぽん?」

ジャマー「なんだかとっても良いリズム♪」フニャァ

ケイ(恐竜の化石がポンポンが冷えたという表現をすること自体がシュールすぎてツッコミできない……)

ディモス『しばらくお腹を温めて寝れば治る』

エリス「お、お腹……」

ディモス『いくぞジャマー』プカプカ

ジャマー「はいにゃ!」ゴロンゴロン

エリス「ねぇケイ」

ケイ「ん?」

エリス「どうやったらあんな変な人達召喚できるの?」

ケイ(具体的にはくしゃみしたり召喚を邪魔されたりしたらできます)

ケイ「まぁまぁ、でもそのおかげで助かるんだし」

エリス「まぁ……そうね」

ケイ「問題は……」

プルトー「あうぅ……」スッポンポーン

エリス「良い!! 絶対に見ちゃダメだからね!」

ケイ「ど、どうやって見ずに服を召喚するんだよ!」

エリス「……そっか。じゃあ、見てもいいけど絶対にやらしい目で見ないでよ!」

ケイ「み、見ないよ!!」

エリス「………」ジトーッ

ケイ「………」ジッ

プルトー「あう?」キョトン

ケイ(あそこは生えてないのに、なんで身体はけっこうな大人なんだ?)ドキドキ///

エリス「あーーー! エッチな目で見てる!!」

ケイ「う、うるさい! 集中できないだろ!」

エリス「………もうっ!」プイッ

ケイ(ど、どうすればいいんだ。全く思いつかない!)

ケイ(こうなったら、適当に可愛い服を召喚するんだ!)



ケイ『  召 喚 !!  』



プルトーの服はどんな服?


安価↓1

プルトー「………?」キョロキョロ

ケイ「よ、よりによってゴスロリを選択してしまった……」

ケイ(クロとシロで構成されたメイド服っぽいひらひらの服。さらにクロとシロのレースが付いた傘まで付随してる)

エリス「………」プルプル

ケイ(20メートル級のゴスロリ娘なんてどこぞの巨人にも出てこないぞ!?)

プルトー「………?」キョトン




エリス「きゃわいいいいいい///////」




ケイ「えっ?」

エリス「ケイってセンスあったのね! 今度私の服も召喚して!」ヤンヤン///

ケイ「い、いや、良いけど……」

ケイ(そうか、魔法使いってことはこういう黒とかが好きなのか!)※偏見です

エリス「それにちゃんとパンツも召喚してあげて――」

プルトー「あうー(邪魔だおー)」ヌギヌギスポーン

ケイ「」

エリス「」



その日、ケイはエリスに二度殴られた。



登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:種族:格好:その他

女性陣
プルトー:巨人:ゴスロリ:あうあうあー
エリス:魔法使い:セミロングのストレート:奴隷?
セレネ:メイドロイド:白金色のロングヘアー:美人グラマー
ウィンデッド:ゾンビ植物娘:手足からツタージャ:ふぇぇ


男性陣
ジャマー:獣人:ネコミミおっさん:おっさん


???
ディモス:恐竜の骨:なんかすごい:『』


ある日。


ケイ「けっこう賑やかになってきたけど、まだまだ召喚しよう」

ケイ(次はそうだな、竜人とか良いな)




ケイ『  召 喚 !! 』




ジャガ「………」

ケイ(あれ? 普通の美人なお姉さんだ)

ジャガ「……これは、魔術か?」ギリッ

ケイ(怒ってる?)

ジャガ「貴様か!!」ブンッ

ケイ「おわっ!?」サッ

ケイ(や、槍とか怖すぎるでしょぉおおおお!)

ジャガ「はっ!」ブンッ

ケイ「おわっ!」ブゥンッ


―――バチンッ!


ジャガ「くっ、さすが魔術師だ。だが!」

ケイ「ご、誤解だ!」



ジャガ「変身!!」グォオオオオッ



ケイ「りゅ、竜になった……」

ジャガ「ぐぉおおおおお!!」グワッ

ケイ「やばっ!!」ダッ

ジャガ「ぐぉおおおおお!!」ドシンドシン

ケイ「た、助けてぇ! ぷるとえもん!!」

プルトー「あうーーー!」ガシッ

ジャガ「ぐぅうう!?」

ケイ「すごい! ウルトラ○ン対ゴジラ○を見てるようだ!」

プルトー「あうーっ」ブンッ

ジャガ「ぐぎゃっ!」フラッ

ケイ「おお! さすが20メートル級!」

ジャガ「ぐぉおおお!」ブンッ

プルトー「ぎゃんっ!」ドサッ

ケイ「なんてこった! 巨大な尻尾で吹き飛ばされたぁああ!」

エリス「楽しそうね」

ケイ「ちょっとだけね」



プルトー「あう……」グスッ



エリス「!!」

ケイ「エリス!!」ギュッ

エリス「ふぁ!?」カァ///

ケイ(防御結界!!)ブゥン

プルトー「ぎゃぁあああああああああ!!!」ビリビリ

ケイ「くっ」

エリス「きゃぁああああ!」ギュッ!!

ケイ(やばい柔らかい何これ童貞には刺激強すぎ)プッシャァアア

エリス「えっ!? ケイ! 鼻から血が!」

ケイ「だ、大丈夫! それより―――!」



ジャガ「」バタンキュー



プルトー「……あう?」

ケイ「勝者! プルトー選手ぅううううう!!」

エリス「何言ってんだか……」

ケイの家


ジャガ「本当にすまん!」ペコリ

ケイ「いや、俺もろくに説明できなかったし」

セレネ「紅茶ですマスター」

ケイ「ありがと」

セレネ「ジャガ様は好きな料理とかありますか?」

ジャガ「肉!」

ケイ「全自動食料出し機なら大丈夫!」

セレネ「マスターのおかげでメイドとして威厳が保てます」ニコッ

ケイ「表情も作れるなんて流石メイドロイド」

セレネ「性行為の時に演技ができなければしっか――「だぁあああ! それは行っちゃらめぇええ!」

ジャガ「き、君達はそういう関係なんだね?」キマズイ

ケイ「ちち、違います! 僕は童貞です!!」

ジャガ「そそそ、そんなこと聞いてはいない!」

セレネ「?」

ジャガ「実は、魔術師との戦争中に私は後少しで殺されるところだったのだよ。気が付いたらここにいて……」

ケイ「そうだったんですか……」

ケイ(なんか召喚される人は皆危ない目や暗い過去を持ってるみたいだ……)

ジャガ「……戻らねば…」

ケイ「えっ、戻るんですか!?」

ケイ(初めてだ。帰りたい意思を示した人は)

ジャガ「……だが、どうにも震えが止まらん…」プルプル

ケイ「ジャガさん……」

ジャガ「ケイ……私は弱い。だから……



逃げても良いだろうか?」ポロポロ



ケイ「そんなのっ、誰かに聞くことじゃないだろ!」

ジャガ「っ!」ビクッ

ケイ「あ……」

ジャガ「そ、そうだな……すまないっ!」ダッ

ケイ「………」

セレネ「マスター、心拍数が」

ケイ「大丈夫。大丈夫だから」

ジャガ「………」グスッ

エリス「あなた、さっきの……」





ジャガ「取り乱してしまったようだ」

エリス「良いんですよ」

ジャガ「……私は本当に弱い。大事なことを一人で決められないような……」

エリス「どうしたんですか?」

ジャガ「……聞いてくれるか」

エリス「ええ」ニコッ

ジャガ「実は……」





エリス「ケイったら酷い!」

ジャガ「いや、彼は悪くない! 私が弱いのが悪いんだ!」

エリス「でも……」

ジャガ「魔術師というものは本当に残虐で恐ろしい存在なのだ」

エリス「………」

ジャガ「だから私は人外の力を手に入れた。……竜の力を」

エリス「それでも……勝てなかった?」

ジャガ「……分からない。だが、私は竜に変身したとしても、魔術師を前にすると足が震えて動けなかった」

エリス「………」

ジャガ「殺されると思った瞬間、景色が変わり、ここにいたんだ」

エリス「………」

ジャガ「だから、彼は恩人であっても酷い奴じゃないんだ。そこだけは分かって欲しい」ジッ

エリス「……分かってます」

エリス(でも、あのケイがそんなに取り乱すなんて……)




ケイ「ジャガ!!」ハァハァ




ジャガ「……ケイ殿」

エリス「………」

ケイ「本当にごめん!」

ジャガ「そ、そんなっ!」

ケイ「ジャガは真剣に俺に相談してくれたのに!」

ジャガ「………」

ケイ「ジャガ!」

ジャガ「は、はい!」



ケイ「ここにいることが逃げたことになんてならない。ジャガはずっとここにいて良いんだ」



ジャガ「………」ツーッ

ケイ「例え世界中の人間が批判しようとも、俺だけは君の味方だ」

ジャガ「うぅ……ケイどのぉ…」ポロポロ

エリス「………」

エリス(なんだろう……すごいモヤモヤする…)

ケイ「さ、家を建てよう」

ジャガ「家?」

ケイ「そうだよ。ジャガが暮らす家だ」

ジャガ「……そ、それなら…」モジモジ///

ケイ「?」

ジャガ「ケイ殿と一緒に住みたい……と思う」カァ///

ケイ「なっ///」

エリス「だめっ!」

ジャガ「えっ、ダメなのか!?」

エリス「うん、絶対だめ!」

ケイ「な、何でエリスがき「だめ!!」

ケイ「はい」

ジャガ「……残念だ」シュン

ケイ「まぁ、近くに建てるから」

ジャガ「ほんとか!」パァッ///

エリス「うぅ……」

エリス(ケイのバカぁ……)

ある日。

ケイ「なんだか人が増えすぎて管理が大変だなぁ」

ノモス「ふんっ、そういう頃だと思っていた」

ケイ「………」

ノモス「どうした。言葉を忘れたか人間」

ケイ「え、しょ、召喚しましたっけ?」

ノモス「ふん、人間ごときに召喚されるような存在ではない」

ケイ「い、一体誰なんです?」

ノモス「私はノモス。貴様らが“神”と呼ぶような存在だ」

ケイ「………ふぇぇえええ!?」

ノモス「これだから人間は……」

ノモス「なんという自堕落な世界だ」

ケイ「え……」

ノモス「生きている者たちのことしか考えてない自分勝手な世界」

ケイ「言ってる意味が……」




ノモス「こんな鳥かごに詰められて、本当に幸せを得られると思うか?」




ケイ「っ!!」ドキッ

ノモス「今回は我が小規模であるが“世界”を造ってやる。だが、それはあくまでも補佐。いずれは私の世界を全て“上書き”するのだ」

ケイ「……はい」

西の平原

ジャマー「うっひょーーーっ、大地を駆け巡るぜぇ!」ドタドタドタ

ディモス『……遅すぎるぞ』



北西の湖

プルトー「あうーっ」バシャバシャ

エリス「ちょっ、津波のレベぶくぶくぶくぶく」

ジャガ「エリス殿ーーーー!」


南東の底なし沼

ウィン「すいすい~♪」



ノモス「どうだ? これが世界を創造するということだ」

ケイ「すごいです!!」

ノモス「………」

ケイ「ノモスさま?」

ノモス「……素直な人間は嫌いではないよ」フンっ

ケイ「………」

ノモス「私は他の世界も見回るため、定期的にしか来れないが、その時はまたアドバイスをしてやろう!」

ケイ「ありがとうございます!」

ノモス「……貴様からもたまには呼べ」ボソッ

ケイ「えっ!?」

ノモス「何でもない!」シュンッ

ケイ「行っちゃった……」

プルトー「あうーーっ」タタタッ

ケイ「?」

エリス「待ってーーーー!」ポヨンポヨン

ケイ「えっ?」

ジャガ「二人ともふ、服をーー」タユンタユン

ケイ「!!」カイガンッ

ケイ(で、でかい!!)

エリス「なっ、け、ケイ!?」サッ///

ジャガ「ケイ殿!?」サッ///

プルトー「あうー」ポヨンポヨン

ケイ「………」

ケイ(この光景瞳に焼き付けろ!!)


エリス「ケイぃいいいいい!」ブンッ

ジャガ「ケイ殿ぉおおおおお!」ブンッ



―――ごしゃっ!!



ケイ「ふ、不幸だ……」ドサッ

二人「「ふんっ!!」」

プルトー「???」アウー

登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:種族:格好:その他

女性陣
プルトー:巨人:ゴスロリ:あうあうあー
エリス:魔法使い:セミロングのストレート:奴隷?
セレネ:メイドロイド:白金色のロングヘアー:美人グラマー
ウィンデッド:ゾンビ植物娘:手足からツタージャ:ふぇぇ
ジャガ:竜に変身できる娘:グラマラス姉さん:美人

男性陣
ジャマー:獣人:ネコミミおっさん:おっさん


???
ディモス:恐竜の骨:なんかすごい:『』
ノモス:神?:皮肉屋お兄さん:ツンデレ

今日はここまで!

ミナとツクモは明日やります!

これから、箱庭ライフを楽しんでいきましょう! おやすみなさい!

ある日。

ケイ(ノモスのアドバイスで召喚は週に1度以上は行うことになった。なんでも、召喚術も経験と慣れが必要らしく、長期間使用しなかったら〝ムラ”ができてしまうとのことだ)

ケイ「幅広い種族を召喚すれば、より自分の出したい召喚ができる……か」

ケイ(そうだな……吸血鬼、それもけっこう位の高いやつ……やっぱ女性が良いな…)



ケイ『   召 喚 !!  』



ミナ「………」ファサッ

ケイ「あれ……女の子?」

ケイ(モリガンみたいなエロかっこいい吸血鬼を想像したんだけどな)

ミナ「誰が女の子じゃ。恥を知れ」ギロリ

ケイ「うっ、すみません……」

ミナ「まぁよい。タイミングだけはばっちりだったからのぉ」

ケイ「タイミング?」

ミナ「そうじゃ。我が吸血殺し共に囲まれたから助けてくれたのじゃろう?」

ケイ「はぁ……」

ミナ「謙遜せずともよい。褒美に我の眷属にしてやろう」チョイチョイ

ケイ「い、いやです」

ミナ「遠慮するな。我はこれでも吸血界では名の知れた吸血鬼なのじゃぞ?」

ケイ「吸血界……」

ケイ(蚊とかヒルとか蝙蝠とか……か?)

ミナ「失礼なことを考えておるの……」ジトーッ

ケイ(ていうかどう考えてもオリオン何ちゃらハートアンダーブレードこと忍ちゃんだよな……)

ミナ「………」

ケイ(えっと、説明の義務説明の義務と……)


ノモス先生が教える。正しい召喚講座!

1、召喚術は週に1度以上! ただし、やみくもにやっても下手になるだけで無意味だ。

2、召喚術には、〝単なる召喚”と〝使役召喚”がある。

・単なる召喚……今までケイが行ってきた召喚で、自分たちの世界に〝いたくない”と願ったものだけが召喚に応じる。召喚後1週間以内なら無条件で元の世界に帰ることができる。

・使役召喚……ケイの言うことを聞かざるを得ない強制的な召喚術。相手の想いや願いに関係なく召喚する。極まれにあまりにも自分の世界に強い未練を残すと、言うことを聞かない場合がある。

3、召喚された者はケイが死ぬと強制的に自分の世界へ飛ばされてしまう。



ケイ(3番は言わない方がいいよな)

ケイ「えっと、あなたには元の世界へ帰る意思を示すことができます。その場合、一週間以内なら無条件で――」

ミナ「よい。我は元の世界に帰りたいとは思わぬ」

ケイ「嫌なのか?」

ミナ「聞いておらんかったんか? 我は殺されかけたのだぞ?」

ケイ「だったら違う場所に行けば――」

ミナ「あの世界にはもう〝我々の生きる場所”などない!」

ケイ「………」

ミナ「まぁ、そういうことじゃからよろしく頼む」

ケイ「了解」

ミナ「ほう、なかなか立派な城じゃの」

ケイ「内装も言われた通りの配置にしたよ」

ミナ「………」

ケイ「ミナ?」

ミナ「いや……すまぬ。ちょっとな」

ケイ(なんだか……寂しそう?)

ミナ(……一人で住んでも…な)ハァ…

ケイ「さて、ミナの件は終わったし、誰かの所へ遊びに行こうかなー」



―――ピィンッ!



ケイ「つっ!?」

ケイ(この耳鳴りは〝誰か危険”なのか!?)


※召喚者は召喚した者の危険を離れていても感知することができます。


底なしの沼

ケイ「ウィン!!」バッ

ウィン「あぶあぶぶ、おぼ、おぼれるよぉ」ふぇぇ

ケイ「………」

ウィン「ケイお兄ちゃん助けてよぉ……」

ケイ(植物ゾンビ娘が沼で溺れてる……)

ウィン「ふぇぇ……助かったよお兄ちゃん」

ケイ「大丈夫?」

ウィン「足伸ばし過ぎてつっちゃったからマッサージして欲しいよぉ」

ケイ「はいはい」モミモミ

ウィン「ふぇぇ、気持ちいいよぉ」

ケイ(なんか見た目は結構きれいなのに、感触は腐った肉だな……)





ウィン「ふぇぇ……ありがとうだよぉ」

ケイ「どういたしまして」



ケイ(結構大変なんだな管理者ってのも……)



ケイ「そうだ! ゾンビ娘や吸血鬼娘がいるんだから妖怪娘も呼ばなくちゃ!」

ケイ(妖怪で女の子と言えば雪女か濡れ女か猫娘だけど……俺はやっぱり九尾ちゃん!)



ケイ『  召 喚 !! 』



つくも「………」キョロキョロ

ケイ(また少女……もしかして俺って…ロリ?)

つくも「お兄ちゃん誰?」ビクビク

ケイ「えっとね……」





つくも「だから、陰陽師さんたちいなくなったんだ……」

ケイ「陰陽師?」

つくも「つくもを苛める悪い人達! あくりょうたいさん? って何度も何度も叫ぶんだよ」

ケイ「ふーん、こんな可愛い子を苛めるなんてひどい奴らだな」

つくも「わーいつくも褒められるの大好きー」ギュッ

ケイ「ヤバい目覚めそう」



エリス「何に目覚めるって?」ゴゴゴゴゴ



ケイ「」

ケイ「つくもを1人暮らしさせるのは心配だなぁ」

つくも「つくもずっと一人だったもん! 大丈夫だよ!」

ケイ「そうは言ってもなぁ」

エリス「そ、そうやって、この子を家に連れ込んで【言葉にできない卑猥な表現】する気でしょ!」

ケイ(異世界は性にオープンすぎて嫌っ!)ウェーン

ケイ「そうだ。ミナの所へ行ってみようか」

エリス「ミナ?」





ミナ「我はかまわんぞ」

つくも「わーい、可愛い女の子大好きー」ギューッ

ミナ「これ、引っ付くな」グイグイ

エリス「ケイ……」ジトー

ケイ「いう名。不可抗力だ」

エリス「そういえばプルトーもまだ幼いし……ケイはまさか…」

ケイ「俺はエリスくらいの年(同い年くらい)が好きだよ」

エリス「ばっ/// ばかっ///」バシッ

ケイ「ひどい!!」ズベシャァ

エリス「はぁはぁっ///」

ミナ「つくもよ。あれが俗にいう照れ隠しというものじゃ」

つくも「照れて隠してるー」


エリス「隠してません!」カァ///


ケイの家。

ケイ「ふー、疲れたなぁ」

セレネ「だいぶ疲労と性欲が溜まっているようですね。一度抜いておきますか?」

ケイ「表現が嫌いだ!」

セレネ「………」

ケイ「セレネ?」

ケイ(怒った……のか?)



セレネ「それでは、一発やりま「一緒だよ!」



ケイ(家事は優秀なんだけどなぁ……)

登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:種族:格好:その他

女性陣
プルトー:巨人:ゴスロリ:あうあうあー
エリス:魔法使い:セミロングのストレート:奴隷?
セレネ:メイドロイド:白金色のロングヘアー:美人グラマー
ウィンデッド:ゾンビ植物娘:手足からツタージャ:ふぇぇ
ジャガ:竜に変身できる娘:グラマラス姉さん:美人
ミナ:高位な吸血鬼:ロリババア:寂しがり屋
つくも:幼き九尾:天然:簡単に抱きつく

男性陣
ジャマー:獣人:ネコミミおっさん:おっさん


???
ディモス:恐竜の骨:なんかすごい:『』
ノモス:神?:皮肉屋お兄さん:ツンデレ

ケイ「どうしようかな……」


1、召喚する
2、誰かと遊ぶ


召喚するなら

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:


安価下1~3

ある日

ケイ(吸血鬼、妖怪とくれば次はエルフだな)

ケイ(エルフと言えば女の子だけど、それはまた先にとっておこう。今回は男だ!)



ケイ『  召 喚 !! 』



アンデル「………」ジロッ

ケイ「うっ」

ケイ(なんかちょっと怖い……)

アンデル「ここはどこだ」

ケイ「ここは――」





アンデル(そうか、計画を阻止されそうになった腹いせに大陸ごと吹き飛ばして自殺しようとしていたが、これは運が向いてきたと捉える方がいいな)ククク

ケイ「あのー」

アンデル「いや、青年は素晴らしい力をお持ちなようだ。ぜひ私もこの世界においてほしい」

ケイ(……なんか胡散臭いなこの人)

アンデル「できれば研究所を用意してくれれば助かるのだ……が…」

エリス「……あ…」

アンデル「!!」

アンデル(な、なぜあの男の奴隷がここにいるのだ!!)サッ

エリス「………」オドオド

エリス(○○様のお抱え魔術師……。すごい性格悪い人…)

ケイ「エリス?」

エリス「………ケイ、あのね」

アンデル「い、いやぁ、久しぶりだねぇ」

ケイ「久しぶり?」

アンデル「実は私と彼女は同じ世界の同じ主に仕えていたんだよ!」ハハハ

ケイ「そうだったんですか」

アンデル「そうとも! だから、ちょっと二人で話したいことがあるんだが」チラッ

ケイ「………?」

エリス「………」

アンデル「頼む! 私の事は見逃してくれ!」

エリス「………」

アンデル「確かに、私は主と様々な悪行を働いた! だが、もうあいつに従うのはやめたんだ!」

エリス「………」

アンデル(くくく、この女はあの醜い性欲の塊であるオークでさえ性行為を躊躇い暴力を受け続けた女! 主のことを貶し、同調すればすぐに落ちる!)

エリス「私の主は確かにオークという種族を代表するような醜い見た目と残虐性を持っていました。……けど、私以外の女性には優しくしてましたし、彼らにも愛はありました」

アンデル「……な…」

アンデル(バカかこの女! オークに理性などあるものか! あるのは征服欲と性欲だけだ!)

エリス「やはりあなたは信頼できません。ケイにほうこ――」

アンデル『忘却魔法』ブゥン

エリス「……っ」フラッ

アンデル「ふふふっ、最初からこうしておけばよかった」

ケイ「人違い?」

アンデル「ええ、私たちエルフは人間をあまりうまく識別できません。なので間違えたみたいです」

ケイ「そうだったんですか」

エリス「ううん……なんか忘れてるような…」

アンデル「それで、研究所は……」

ケイ「ああ、分かりました。どの程度の実験を行いますか?」

アンデル「私はこれでもエルフなので、高位魔術程度の規模は……」

ケイ「それじゃあ、この世界の端の方でも良いですか?」

アンデル「こうつご……全然かまいませんよ」ニコッ

ケイ「一応、僕はこの世界の好きな場所に移動できるので、何かあったら呼んでください」

アンデル「ありがとうございます」

アンデル(よし、これで禁忌魔術が実験し放題だ)ニヤリ

エリス「………何か…大切な……」

ケイ「……ん? なんだこれ?」

ケイ(ランダム召喚という危険な召喚をしてみたら、ハリセンが出てきた)

ジャガ「ほう、ハリセンか」

ケイ「ジャガの世界にもハリセンあったの?」

ジャガ「ああ、ツッコミの道具としては最適だな」

ケイ「じゃあ、あげます」

ジャガ「ちょ、ちょっと待てっ、私はツッコミなど」

ケイ「だって、その胸突っ込んでくださいっておおき「言い過ぎやろ!」バシンッ

ケイ「」ドサッ

ジャガ「……あ…」

ケイ「死ぬかと思った」

ジャガ「本当にそんな威力があったのか?」

ケイ「いや、威力はジャガの腕力のせ「誰がアームストロング船長やねん!」バシンッ

ケイ「」ドサッ

ジャガ「……あ…」





ケイの家

ケイ「ジャガに持たせると危険ということが分かったので没収してきました」

セレネ「それは何ですか?」

ケイ「………」

ケイ(アンドロイドに持たせるとどうなるんだろう……)

セレネ「?」

ケイ「セレネー、今日のご飯はー?」

セレネ「マスターの好きなカレーライスです」

ケイ「わーい、カレーライスだいす「なんでやねん」バシッ

ケイ「えっ」

セレネ「?」

ケイ(い、今俺何もボケてないよな……)

ケイ「セレネ……今日もかわ「なんでやねん」バシッ

ケイ「………」

セレネ「……?」

ケイ「どうやら、アンドロイドに渡すと電磁波の影響で変になるみたいだ」

プルトー「あうー」

ケイ「………」

プルトー「あうー?」

ケイ(やめろ……好奇心は身を滅ぼすぞ…)プルプル

プルトー「あう?」



ケイ「プルトー、ここに面白いおもちゃがあるんだ」ハイ



プルトー「あう?」

ケイ「やぁエリス」

エリス「ケイ、プルトーと二人なんて珍しいね」

プルトー「あうー♪」ブンブン

ケイ(この緊張感、癖になるぜ)

ケイ「ああ、プルトーも大人の女性だからな、エスコートしなくちゃな。



 巨 人 だ け に 」



プルトー「あうーーーー!!」




―――ズンッ!!




ケイの部屋。

ケイ(全治半年か……)ボロボロ

ケイ「なんだかんだでセレネが一番安全だったな」

セレネ「んなわけあるかい」バシッ

ケイ「………」

セレネ「………」

ケイ「セレネの「ケイーお見舞いき……」胸は揉みごたえありそ……」ギギギ

セレネ「なんでやねん」バシッ

エリス「本当に……なんだろうねぇ」ポキポキ

ケイ「あ……あう……」



 その後、全身の骨という骨を砕かれた男の裸体が外に捨てられていたらしい。



セレネ「~~~♪」ブンブンッ←気に入った

ある日。

ヴァロール「………」

ケイ「………」



 周囲には無数にできたクレーターと、破壊されたケイの家の残骸があった。



ヴァロール「ごめんなさい」

ケイ「……いや、まぁすぐ直せるからいいけど…」

ヴァロール「実は僕が今までいた世界は大戦争中で、人間の愚行に呆れ果てて……、


つい世界を滅ぼす力解放しちゃいました☆」テヘペロ



ケイ「軽いな!」

ヴァロール「だってあいつら人間って種族差別するし人間至上主義だし、歴史の改変するし、神に反逆するし、馬鹿ですよ馬鹿!」

ケイ「一応俺も人間なんだけど……」

ヴァロール「あなたはどう考えても〝良い人”の部類だからいいんですよ」

ケイ「そっちの世界にも良い人はいただろうに……」

ヴァロール「ああ、僕魔神なんで関係ないっすよ」アハハ

ケイ(やっぱ軽いな!)

ケイ「一応、この世界にいる間は能力を制限させてもらうよ」

ヴァロール「はーい」


※召喚者は召喚した者の能力を制限することができるのだ!


ケイ「ヴァロールは魔族なの?」

ヴァロール「そっすね」

ケイ「じゃあ、どういう所に住みたい?」

ヴァロール「うーん、光の弱い所がいっすねー。全身に目があるせいか日差しに弱くて」エヘヘ

ケイ「そうなんだ」

ヴァロール「でもできれば人並みの生活環境が欲しいッス!」

ケイ「……大体分かったよ」

古城

ミナ「何? この少年も一緒にとな?」

ケイ「うん、男でもあった方がいいでしょ?」

ヴァロール「お願いしますー!」

つくも「よろしくねー」

ミナ「……ふふっ、たーっぷり可愛がってあげるわよ」ニヤリ

ヴァロール「はぁ、望むところっすね」





ケイ「今月はこれで三人目か……」

ケイ(だいぶ慣れてきたけど、皆はどうなんだろ?)

極小惑星「」プカプカ

ケイ「よし、今度聞いてまわろっかな」

登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:種族:格好:その他

女性陣
プルトー:巨人:ゴスロリ:あうあうあー
エリス:魔法使い:セミロングのストレート:奴隷?
セレネ:メイドロイド:白金色のロングヘアー:美人グラマー
ウィンデッド:ゾンビ植物娘:手足からツタージャ:ふぇぇ
ジャガ:竜に変身できる娘:グラマラス姉さん:美人
ミナ:高位な吸血鬼:ロリババア:寂しがり屋
つくも:幼き九尾:天然:簡単に抱きつく

男性陣
ジャマー:獣人:ネコミミおっさん:おっさん
アンデル:エルフ:狡猾な魔術師:危ない奴
ヴァロール:ビホルダー:全身に目がある:めっちゃ強いけど封印中。


???
ディモス:恐竜の骨:なんかすごい:『』
ノモス:神?:皮肉屋お兄さん:ツンデレ
極小惑星:プカプカ

続きは夕方か夜になります!

一応安価だけだしておきます!

1、召喚する
2、誰かと遊ぶ


召喚するなら

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:


安価下1~3

あー、こっちはもう少しまってねー。

風呂から出て、もうひとつのss終わらせたら、こっちやりますー。

これです。

八幡「どうも~チャラ男八幡でーす♪」雪乃「」
八幡「どうも~チャラ男八幡でーす♪」雪乃「」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388632272/)

なんかお昼に思いついて突っ走ってしまったぜぃ。

まぁ暇つぶしに読んでください。

ある日。

ケイ『  召 喚 !!  』

ケイ(あ、そう言えばチャゲチャって打ちきりだったっけ……)




コミー「プルコギプルコギ」プルプル




ケイ「それはボーボボのほうだーーー!」

コミー「お願いします。完結させてください」ドゲザ

ケイ「い、いや、俺漫画好きだけど、書けないし……」

ケイ(なんだよこれ、二次元をそのまま引き抜いたようなぺらっぺらな身体は……)

コミー「じゃあ、俺はどうすれば……」

ケイ「うーん……」

ケイ「そうだ! 打ち切りに一番多い展開って何?」

コミー「そりゃぁ……」ボンッ




コミー「俺達の戦いはこれからだぜっ!」ビシッ




ケイ「……確かに良く見る。主にジャンプで……」

コミー「それがどうしたんですか?」

ケイ「その先があるとしたら?」

コミー「!!」

コミー「こ、これは……」

ケイ「その名も、“果てなき戦いセット”!!」

コミー「あそこに見えるのは……」

ケイ「もちろん魔王城だよ」

コミー「お、俺は物語を紡いでも良いのか?」

ケイ「ああ! だって、



俺達の物語はこれからだろ!」



コミー「行ってくるぜぇええええ!!」ダダダッ




ケイ「なんとか言いくるめた……」フゥ…

ケイ(思考がそのまま召喚術に絡んでくる術式なんとかならないかな……)

ある日、ケイの家。


ケイ「セレネ、おいで」

セレネ「はい、ご主人様」

ケイ(今日はセレネと遊ぼうと思ったけど、何をしようか……)



何をする?



安価↓1


たまには行動安価でも。

ケイ「セレネ、エリスを呼んで来て」

セレネ「はい」タタタッ

ケイ(そういえばセレネって見た目完全に人間だよな。背中から最終兵器彼女みたいな機械出てくるところも見たことないし……)





エリス「え、何? なんで急に呼びだしたの?」

ケイ「いや、セレネとエリスと三人で遊ぼうと思って」

セレネ「はい」

エリス「ふ、ふーん……」


ケイ「何する?」


安価↓1

ケイ「はい、青の4」パサッ

エリス「……赤の4♪」パサッ

セレネ「赤の5です」





ケイ「うわああああ! また負けたぁあああ!」

エリス「これ楽しいねぇ♪」

セレネ「私は配った瞬間に全てのパターンを算出できますので」

ケイ「えっ」

エリス「私は魔法で相手の持ってるカード全部分かるよー」

ケイ「えっ」

ケイ(それって面白いのか?)

セレネ「お茶を入れてきます」

ケイ「はい、マジックポッド」

セレネ「これはなんですかマスター?」

ケイ「なんか念じただけで好きな飲み物が出せるそうです」

セレネ「それは便利ですね」グイッ

エリス「……?」

セレネ「?」グイグイ

ケイ「出ないね」

セレネ「………どういうことでしょう」

エリス「ちょっと貸して」

セレネ「はい」

エリス「………」クイッ


――ジョボボボッ


エリス「うわっ、ティーポットからオレンジジュースが出て来た!?」

ケイ「使える……」

セレネ「どうやら、私は使えないみたいですね」

ケイ「そうか、セレネは思考している訳じゃないからか」

セレネ「………」

エリス「色んな人がいるんだね」

ケイ「うん。見た目だけでなく、身体の成り立ちから魂の有無まで、ね」

セレネ「マスター……」

ケイ「ん?」

セレネ「セレネは……人形なのでしょうか?」

ケイ「……セレネは」



1、人形だよ
2、違うよ



安価↓1

ケイ「違うよ」

セレネ「では、なんでしょうか」

ケイ「セレネはセレネだよ」

セレネ「………分かりません」

ケイ「俺と一緒だ」

セレネ「マスターと?」

ケイ「ああ、俺も自分のことが分からない」

セレネ「マスターと……」ニヘラ///

エリス「!! セレネが笑った!」

ケイ「あ、ああ」

セレネ「………///」

エリス「照れた! 照れたよケイ!」

ケイ(まさか、“学習機能”が? って、カッコつけたけどそんくらいあっても不思議じゃないか)

セレネ「……マスター、私、笑えました」ニコッ

ケイ(性人形としてではなく、セレネとしての笑顔……)



セレネ『………』



ケイ(あの時、死にかけていたセレネの目は確かに誰かを守ろうと……でも俺はそれを…)

エリス「それじゃ、またあそぼーねー!」バイバイ

ケイ「ああ、また」

セレネ「………」バイバイ





ケイの部屋

ケイ「一応24時間設定にしたけど、やっぱ異世界によって違うのかなぁ」

セレネ「マスター良いですか?」

ケイ「ん?」

セレネ「あの……一緒に寝たいのですか」

ケイ「!?」ビクッ

セレネ「あ、いえ、そういう行為は致しませんので」モジモジ

ケイ「ま、まぁそういうことなら」

セレネ「……失礼します」モゾモゾ

ケイ「………」///

セレネ「体温が上昇しています」ピタッ

ケイ「!!」ビクッ

セレネ「………」ギューッ

ケイ「ちょ、な、何もしな……」

ケイ(震えてる?)

セレネ「マスター……最近、セレネは妙なノイズを取得するのです」

ケイ「?」

セレネ「はい、その映像で私は……死ぬのです」

ケイ「!!」

ケイ(おそらく以前のセレネの記憶……でもなぜ…)

翌朝。


ケイ「………」ボーッ

セレネ「おはようございますマスター」

ケイ「ああ、おはよう」

セレネ「昨日はありがとうございました」

ケイ「?」

セレネ「……またあんなすごい体験…したいです」モジモジ///




ケイ「え?」




 謎は深まるばかりだ。

ある日。

ボーア「………」ガンジガラメ

ケイ「はぁはぁはぁ……」

ボーア「坊や、それが趣味か?」

ケイ「んな訳あるか! このホモ!」

ボーア「何を言う、俺はEDだ!」フンッ

ケイ「なんか余計に嫌だ!」

ボーア「俺は強い人間と戦うこと生きがいとしてる」フフンッ

ケイ「えっ」

ボーア「お前と戦いたい! 全裸で!」ヌルンッ

ケイ「げっ、脱皮した!?」

ボーア(全裸)「さぁ! 俺と戦え!」

ケイ「……くっ…」





ケイ「」ボロボロ

ボーア「………?」

ボーア(弱い……何故だ? 何故俺はこの青年に反応したんだ?)

ボーア「……興味が失せた。殺すか」チャキッ

ケイ(どっから刀を!?)

ボーア「さぁ!」ブンッ

ケイ「っ!!」

ケイ(殺される訳にはいかない!)ブゥンッ



ボーア「ぐぁ!?」ドサッ




ケイ「!?」

ボーア「ほ、骨が……きし…」グググググッ

ケイ「と、とまれっ!」ブゥンッ

ボーア「……はぁはぁ…」

ボーア(なんだ…今の……)

ケイ「はぁっはぁっ……」

ボーア「今の力は何だ?」

ケイ「………」

ボーア「そういうことか」

ケイ「なんか申し訳ないです」

ボーア(だが、俺は“そういうのには反応しない”タイプなのだが……)

ケイ「俺なんて平和な国のただの学生だったから、戦闘とかしたことなくて」

ボーア「……ふむ」ジロジロ

ケイ「……や、やめてください変な目で見ないで…」

ボーア「確かに鍛えられてない身体だな」サワサワ

ケイ「!!」ゾワゾワ

ボーア「……だが、



その力で“変質”すればいいんじゃないか?」



ケイ「あ……」

ケイ(考えたこともなかった。自分を変えるなんて……)

ボーア「俺としては“戦闘に特化した”お前がみたいなぁ」

ケイ「………」

ケイ「……自分を…変える…」プルプル

ケイ(弱い……自分を…)



ノモス「やめなさい“戻れなくなる”」




ケイ「ノモス……」

ボーア「うほっ、良い男!」ビョイーン

ノモス「死になさい!」ブゥン

ボーア「あばばばばばっ」ビリビリ

ケイ「………」



ボーア「」ブスブス



ケイ「ノモス……俺…」

ノモス「ああ、人間の考えることなどお見通しだ」

ケイ「……はい…」

ノモス「まぁ、しかし、時間はたっぷりあるでしょう。自分の力で鍛えたらどうだ?」

ケイ「自分の力で……」

カズヤマ「指南? 拙者が?」

ボーア「なんで俺じゃないんだよぉおおお!」

ケイ「おねがいします。カズヤマさん」

カズヤマ「なぜ拙者なのだ?」

ケイ「俺も……侍の末裔だからです」

カズヤマ「……ふむ、まぁその見た目はそうなのだろうな」

ケイ「………」

ボーア「おい、そこのおっさん!」

カズヤマ「……?」

ボーア「俺と戦え、勝った方がケイを鍛える!」

カズヤマ「………」

ケイ「いや、俺は……」

ボーア「行くぞ!」ダッ

カズヤマ「………」チャキッ

ボーア「たぁああああ!」

カズヤマ「ふっ!」ザンッ

ボーア「ふんっ!」ダンッ

カズヤマ「跳んだ!?」

ボーア「蛇だからってなめるなぁ!」

カズヤマ「………」スゥ

ボーア(すり足? だがっ!)くねっ

カズヤマ(人の身体をしながら、蛇のようにクネクネと!?)グググッ

ボーア「………はっ!」ダッ

カズヤマ「今度は地を這うように!?」ブンッ

ボーア「遅い!」ガシッ

カズヤマ「ちぃ!!」パッ

ボーア(刀を放した!?)

カズヤマ「てぇえええい!」ドンッ

ボーア「がっ」ドサッ

カズヤマ「……武士は心に刀を持っている。だから何もなくてもたたか――」

ボーア「まだだっ!」グネッ

カズヤマ「脱皮だと!?」

ボーア「へへっ、俺を人間だと思うなよ」シャーッ

カズヤマ「蛇がぁ!」

ボーア「このまま絞め殺してやるよ」

ケイ(雰囲気が変わった…)

カズヤマ「………」スゥ

ボーア「お前も本気出したみたいだなっ!」パッ

カズヤマ「離れていいのか?」

ボーア「俺は勝ちたいんじゃない。強い奴と戦いたいんだ!」ダッ

カズヤマ「こぉぉぉぉおおおおおお!」ゴゴゴゴゴ

ボーア「!?」ビクッ




カズヤマ「斬っ!!」ブンッ




ボーア「ぐあぁあああ!」ドサッ

ケイ(刀もなく、距離も離れてるのに!?)

カズヤマ「……これぞ、我が人生の全てをかけて生みだした技“空閃”…」

ボーア「ちっ、やるじゃ……ねぇか」

カズヤマ「いや、お主が離れなければ負けていたよ」

ボーア「………ちっ」

そして、


カズヤマ「………」ポチャン

ケイ「………」クッ

カズヤマ「動くな」バシッ

ケイ(カズヤマを師匠に決めて早くも一か月の時が過ぎた。……と言っても、この一ヶ月森や山を駆け回って、疲れたら座禅を続ける。それの繰り返しだった)

ケイ「ぐはっ」

カズヤマ「……身体はだいぶしっかりしてきたが、心が伴っていない」

ケイ「あう……」

カズヤマ「命を削れ、青年」

ケイ「はい……」クッ

さらに数ヵ月後。


ケイ「………」ピタッ

カズヤマ「……ふむ」

ケイ「………」

カズヤマ「身体作りはできた。後は……」






魔物達「「ぐぎゃぁああああ」」

ケイ「………」


カズヤマ「実戦あるのみだな」


ケイ「そ、そんなぁ!!」


カズヤマ「武器は好きなのを選べ。刀を選ぶのが武士じゃない。おの――」

ケイ「己が心に刀を納めよ。ですね」

カズヤマ「ああ」

魔物「ぐぎゃぁあああ!」ブンッ

ケイ「ぐぎゃっ」ドサッ

カズヤマ「………」ブンッ

魔物「」ドサッ

ケイ「」キゼツ…

カズヤマ「先が思いやられるな……」

魔物は召喚したのか?

さらに数ヵ月後。



ケイ「………」バンッ

魔物「」ドサッ

カズヤマ「……銃、か」

ケイ「はい、一番扱いなれてるので(ゲームの中で)」

カズヤマ「悪くはないんじゃないか?」

ケイ「ありがとうございます」

カズヤマ「……どうだ。何かが変わったか?」




ケイ「………いや、何も…」




カズヤマ「それが答えだ」フッ

ケイ「………」

ケイ(結局、筋肉がついて、技術を身につけて、戦う力を得たとしても、……それでも俺は俺なんだよな)

カズヤマ「後は自分で考え、行動しろ」

ケイ「………




 ありがとうございました!!」




>>168 そうです! でもまぁ、もしくは“生産”? あまりそこんとこは考えてなかったです。

ルカは明日やります!


おやすみんさい!

主人公と他のキャラの絡みだけじゃなくて、主人公以外の住人同士がどんな感じで生活してるのか見たいなあ。

おはようございます!

ちょっとだけ時間ができたので、ルカの前に>>178のリクエストで他住民の生活をお届けします!


誰の生活がみたいか。

安価下1~3(この三人が一緒かどうかは分かりません)

ある日。どこかの森。

ジャガ「………」

ディモス『………』

ジャガ「あなた、ドラゴンなの?」

ディモス『ドラゴン……ああ、違うな。あれは爬虫類ではない。私も正確には爬虫類ではないが』

ジャガ「ドラゴンの骨に似ていたのだが……」

ディモス『人間とゴブリンだって骨は似たようなものだ。貴様だってその余計な脂肪が無ければ男と変わらないんだぞ。ってやめろいくら我を殴ったとしても痛くもかゆくもない』

ジャガ「///////」バキッドカッバキッ

ディモス『だが脂肪は悪い事だけではあるまい。ケイは、



巨乳好きだ』



ジャガ「なん……だと…」

ディモス『だが、ケイは思春期の中でもトップクラスに性に対して誤解を招きやすい〝高校生”というカテゴリに分類される。その巨乳をただ見せつければ良いという物でもない』

ジャガ「じゃあ、どうすれば良いというのだ」

ディモス『ふむ、我も知的好奇心の塊ではあるが、人間というものは好きなものに対して物凄く好奇心が強い』

ジャガ「……つまり?」



ディモス『開拓精神だ』



ジャガ「開拓?」

ディモス『まだ見ぬ大陸、まだ知らない知識、まだ使った事がない道具。人というものは初めてに対して貪欲……いや前向きな姿勢を見せる』

ジャガ「つまりどうすれば良いのだ?」



ディモス『具体的にはヒートテックにセーターだ』



ジャガ「は?」

ディモス『練習してみろ』

ジャガ「……あ、ああ」

ディモス『シーン1、ケイの部屋二人きりよーいはじめ』



ジャガ「んーっ」ノビーッ

ディモス『そうだ。セーターからでも自分の胸はでかいことを相手に知らしめろ。そうすることで相手の気持ちを揺さぶることができる。〝形はどんなのだろうか”〝柔らかさは”〝触らせてもらえないだろうか”とな』

ジャガ「……ぬごっかな」パタパタ

ディモス『その通りだ。焦らせ。自分から飛び込んでくるものに人間は強い好奇心を抱かない。征服欲を刺激しろ』

ジャガ「………」チラッ

ディモス『いいぞ。その相手を意識しているという可愛らしさが相手の好奇心を強く刺激する』ハァハァ

ジャガ「……よい、しょ」プルンッ

ディモス『そうだぁああああ! もちろん脱ぐときはクロス脱ぎ! 腕を交差させそのまま上げることで、自分の顔は隠れると同時に、持ち上げられたおっぱいは重力に従いプルンプルンと揺れる!! これぞ究極の技だぁあああ!』

ジャガ「……あ、汗かいてるな…///」

ディモス『なん……だと……』





ディモス『そ、そうか……我はぴっちりした服で相手に形だけ知らしめることで好奇心を膨らませようとしていたが、まさか汗をかくことで服の濃淡が生まれ、そこに対しても興味が湧くようになるとは……。しかも、しかもに、匂いに対してまで好奇心をくすぐるとはお前は天然の好奇心発生装置かぁああああ!!』クンカクンカスーハースーハー



ちょっと離れます。

ジャガ「いやぁあああああああ!!」バキィッ

ディモス『我を止めることは誰にもできぬっ』クンカクンカ

ジャガ「 変身! 」グォオオオオオッ

ディモス『……交配か、なるほど。我は様々な種族と交配を試してみたがやはり人間の姿が一番気持ちいい。しかし、この姿もまた一興』ブゥン

ジャガ「……ぐぉ?」ゾクッ

ディモス『さぁ、肉と性器をつけた。レッツこうは――』

ジャガ「うぎゃぁあああああ!」ダダダッ

ディモス『………』クイクイッ




ディモス『………』クイクイッ




つくも「~~~♪」フリフリ

ジャマー「!!」

ジャマー「か、可愛い///」

ジャマー(何万年と童貞を貫いてきたあっしにとうとう春が!)ハァハァ

つくも「あっ、おっきぃにゃんにゃん!」ギューッ

ジャマー「なん……だと……」

つくも「もふもふ♪ もふもふ♪」ギュッギュ

ジャマー「し……しあわせぇ!」クネクネ

つくも「ん~?」

ジャマー「さ、さぁおじちゃんと一緒に……」ハァハァ






ミナ「死にさらせ! クソ猫が!」トビゲリ

ジャマー「にゃふんっ!!」ドゴーンッ




つくも「にゃんにゃん……」アウーッ

ミナ「これつくも。あれに近づいてはならん」

つくも「なんでー?」キョトン

ミナ「見ろあの悪意に満ちた瞳を」

ジャマー「………(か、可愛い子が二人も!)」ハァハァ///

つくも「にゃんにゃん~♪」ギューッ

ミナ「こ、これ!」

ジャマー「にゃふぅん!」ボヨンッ

つくも「もふもふー♪」ギュッギュ




ミナ「………」




ケイ「どうしたの?」

ミナ「ケイ……。あれを見て欲しい」

ケイ「ん……!?」

ケイ「じゃ、ジャマー!! お前とうとう犯罪に手を染めたのか!!」バンッバンッ

ジャマー「にゃふんっ!」サッサッ

つくも「だめーーーーっ!」ピョンっ

ケイ「むぐっ」

つくも「にゃんにゃんいじめちゃだめーーー!」グリグリ

ケイ(つ、つくものパンツが顔を圧迫……)フラフラ

ミナ「これつくも」ヒョイ

つくも「んー?」

ケイ「ぷはっ……はぁはぁ…」

ミナ「淑女は簡単に男子に抱きついてはならぬ」

つくも「えー?」

ミナ「まぁ……ケイにはよかろう/// わしも抱きつきたいし」ゴニョゴニョ

つくも「わーい♪」ギューッ

ケイ「ははっ……」

ジャマー「………」

ジャマー(やっぱりあっしのことを好きになる女の子なんて……)トボトボ

ミナ「………」

箱庭南部


ジャマー「………」ハァ

エリス「あれ? えっと……ジャマーさんだっけ?」

ジャマー「ああ、エリスお嬢様、今日もお美しいですね」

エリス(なんだか様子が……)

プルトー「あうー?」ナデナデ

ジャマー「あっしのこと慰めてくれるので?」

プルトー「あうー♪」ニコッ

ジャマー「くっ……プルトー様ぁああああ!」ギューッ

エリス「ちょっ、アンタ何胸に飛び込んで!!」

プルトー「あうあうー」ギュッギュ

ジャマー「し、しあわせぇ!!」

エリス「………」

プルトー「~~~♪」ニコニコ

エリス(そっか、プルトーも寂しかったんだ。自分が力加減を知らないから近づいてもらえなくて……)

エリス「ちょっとケイの所へ遊びに行ってくるから二人で遊んでて」

プルトー「あうー♪」

ジャマー「もふもふ! もふもふ!」モミモミ

プルトー「あうー♪」ナデナデ

古城

エリス(魔力探索でここって出たけど……)


<お、おい、やめろっって

<いいじゃろ。わしは大人じゃ。別に小さくても笑ったりはせん。

<おっふろーちゃぷちゃぷー♪


エリス「………」ゴゴゴゴゴ




―――ガラッ!!




エリス「ちょっとケイ!?」




ケイ「あ………」チンチーン



エリス「………可愛い…」

エリス(オークのに比べたらまるで小指くらいね。……まぁ結局私は何もされなかったんだけど)

ケイ「………」ズーン

ミナ「これこれ、落ち込むでない。わしはむしろ小さくないと入らないからのぉ」ツルペター

エリス「ちょっ……」

エリス(よ、よく考えたらこれって相当危ない景色じゃ……で、でも、オークの性奴隷環境見て来たから良く分からない!!)コンラン

つくも「さわさわー」モミモミ

ケイ「どうせ触ったって、大きくなったって一緒だよ……」ズーン

ミナ「お主のせいじゃぞ」ジトーッ

エリス「わ、私の!?」

つくも「あ、おっきくなった!」

ミナ「どれ? ほう、まぁまぁじゃな」

ケイ「……まぁまぁ…」ズーン

エリス「………」

湯船。

ケイ「あ、あのさぁエリス」

エリス「何……」チャプチャプ

ミナ「ふー、良いお湯じゃのう」

つくも「わーい皆でお風呂ー」ジャバジャバ

ケイ「お、怒らないの?」

エリス「何を?」

ケイ「いや……その…」

エリス「……私はね、小さいころからオークにタネ付けされている仲間を見て来た」

ケイ「!!」

エリス「だから、その……よくわかんないの」エヘヘ

ケイ「……そっか」

ミナ「まぁ、世界によって文化も違うからの。この世界はこの世界のルールを造ればよい」

つくも「じゃばじゃばー♪」

ケイ「うん、そうだね。お風呂は楽しければ良し!」

エリス「……うんっ」

その頃ジャマー達。



ジャマー「ようやく寝たか」

プルトー「すぅ……」zzz

ジャマー(あっしは、こんなにも無邪気な好意を向けられたのは初めてな気がします……)

プルトー「あう……あうー」ギュッ

ジャマー「………!?」

プルトー「あうぅ……」ツーッ

ジャマー(泣いてる……。この子にも色々…)ナデナデ




 ジャマーは決意した。

 この世界にいる限り、プルトーに寂しい想いをさせまいと。

 それは、元の世界にいた時の奴隷のプルトーからは想像もできないほどの変化だった。




翌朝。

ジャマー「……寝るときは離れて寝よう」ボロボロ

プルトー「あうーzzz」ドシンバタン

お風呂入ってきます!

ディモスに関しては備考の生命を辿るルーツという部分を見てなぜか『好奇心旺盛』という設定を組みこんでしまった>>1に責任があります! たぶんディモスはブレブレだと思います!


戻ってきたらルカをやろうと思います!では!

ああ、ごめんちゃい、奴隷のジャマーです。

同じ奴隷設定なので間違えました!

ある日。

ケイ「そう言えば色んな種族召喚したけど、妖精って召喚してないな」

ケイ(妖精と言えばやっぱベルセルクだなぁ。この力でベルセルクの続き分からないかなぁ)

ケイ(でも、やっぱり可愛い女の子がいいなぁ)



ケイ『  召 喚 !!  』



ルカ「やぁあああああああ!!」ガクガク

ケイ「!?」

ルカ「あ、あぁ……」ポロポロ

ケイ「だ、大丈夫!?」

ルカ「えっ……ど、どこ!?」

ケイ「ここは俺の世界だよ」

ルカ「……た、助かったんだぁ…」ヘナヘナ

ケイ「助かった?」

ケイ(やっぱり何か危険な目に…)

ルカ「あ、あの……」ジーッ

ケイ「?」




ルカ「私のご主人様になってくれませんか!?」




ケイ「えっ、あ、うん」

ルカ「よか……った」パタリ

ケイ「なっ、ど、どうしたの!?」

ルカ「う、うぅん……」

ケイ「あ、起きた」

ジャガ「ほう、可愛らしいな」

ルカ「………」キョロキョロ

ケイ「大丈夫?」




ルカ「ご主人様ーーー!」ギューッ




ケイ「おわっ、だ、大丈夫そうだね」ナデナデ

ルカ「ご主人様~♪」スリスリ

ジャガ「………」ムズムズ

ジャガ(うぅ……私も抱きつきたいがキャラじゃない…)

ルカ「? あなたも抱きつきたいの?」

ジャガ「ぬぁ!?」ビクッ

ケイ「ジャガ?」

ジャガ「……うぅ…」

ケイ「……おいで」ニコッ



ジャガ「ケイ~♪」ギューッ



ケイ「それで、君の名前は?」

ルカ「ルカ!」ニコッ

ケイ「ルカ、君は何か危険な目に遭ってたのか?」

ルカ「……うん、本当に危なかったの」

ジャガ「何があったのだ?」

ルカ「……妖精狩りが最近流行ってて、私も捕まっちゃったの」

ケイ「妖精狩り……」

ケイ(でも、俺がしたことも狩りみたいなものじゃ……)

ルカ「違うよ! ご主人は私を助けてくれたんだよ!」ギューッ

ケイ「なんで思ったことが……?」

ルカ「えっ、あ、そっか。あのね、私達はある程度なら心を読めるんだよ」ニコッ

ケイ&ジャガ「えっ……」

ジャガ(それじゃあ私がケイを好きなことも……)

ルカ「あのね、お姉さまがご主人様のことを「わぁあああああ!!」カァ///

ケイ「?」

ジャガ「な、なな、何でもない!」

ルカ「???」

ルカ「あ、そうなんだ! この世界の人は本音で喋らないんだね!」

ケイ「ルカの世界の人は皆本音で喋るの?」

ルカ「うん! だって私たちが心を読んじゃうからね!」

ケイ「もしかして妖精狩りって……」

ルカ「……うん、妖精を持ってないと自分だけ周りの人の本音が分からないからね」

ケイ「それで……」

ルカ「もう少しで私も“契約”を結ばれるとこだったの……」

ケイ「契約?」

ルカ「うん。女神様が決めたことで、人間と契約を結んだ妖精は人間に従わなきゃいけないの」

ケイ「そんな、酷い…」

ケイ(許せない……)

ルカ「………///」プルプル

ケイ「ルカ?」




ルカ「ケイ~~~♪」ギューッ///





ケイ「わわっ///」

ケイ「ど、どうしたの!?」

ルカ「だって、ご主人様は私の事を心から考えてくれてるからー!!」ギューッ///

ケイ「あ、あはは、なんか恥ずかしいな」

ルカ「あうーーっ///」

ジャガ「ご、ごほんっ、そ、それよりも続きを聞かせて欲しい」

ジャガ(そんなに近寄っちゃだめーーーっ)

ルカ「はーい」

ケイ「??」

ルカ「あのね、それでね。私を捕まえた人は、



すごく……悪い人だったの」



ケイ「……そっか」ナデナデ

ルカ「もし契約を結んでたら、異世界に行っても呼びだされてた……本当に、ありがとう」ギューッ

ケイ「………」ギューッ

ジャガ「………」ウズウズ

ルカ「ご主人様、これからよろしくお願いします」

ケイ「うん、よろしく」ニコッ

ルカ「ご主人様にルカのお役立ち情報を教えてあげるね!」

ケイ「?」



ルカ「ルカはねぇ、エッチなことできるよ」ボソボソ




ケイ「えっ?」

ルカ「なんかね、そういうのが流行ってるみたい」

ケイ「ど、どういう?」

ルカ「ルカがね、こうやって腕で輪っか作るでしょ。それでご主人様のおちん「わぁあああ///」

ジャガ「////」

ケイ「そ、そんなこと言ったりやったりしちゃだめ!」

ケイ(妖精は綺麗な存在なんだから!!)

ルカ「………///」ポーッ

ケイ「ん?」

ルカ「ご主人たまぁ……もうらめですぅ///」ポーッ

ケイ「る、ルカ!?」

ルカ「ルカのお役立ちじょーほー、ルカをどきどきさせるとぉ、ごしゅじんたまがお酒を飲んだよーなじょうたいになるでしゅー」フラフラ///

ケイ「あ、あぶない!」サッ

ルカ「ぺろぺろ///」

ケイ「っ///」

ルカ「あるぇ? ごしゅじんたまこうふんしてましゅか?」ペロペロ

ジャガ「!?」

ケイ「る、ルカっ、どうすれば治るの!?」

ルカ「あのねぇ、ルカのねぇ、ちゅってすればなおるよぉ」

ケイ「ど、どこを!?」

ルカ「このへんだよぉ」グイッ

ケイ「わっ///」

ルカ「らいじょーぶ♪ ルカおっぱいちっちゃいからー///」フラフラ

ケイ「……はやくなんとかしないと…」スッ




―――ちゅっ




ルカ「………」

ケイ「………」

ジャガ「………」








ルカ「はずかぴーーーーーーっ!!」ドヒューーーンッ










 翌日、モジモジしながら帰ってきたルカを再び酔っ払い状態にしてしまったのは言うまでもない。


ルカ「ごしゅじんたまぁ」ギューッ///

ケイ「あはは、もうこのままでいいや」ナデナデ



今日はここまで!

お付き合いして頂いた特典に安価残して寝ます!

1、召喚する
2、誰かと遊ぶ


召喚するなら

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:


安価下1~3

おやすみなさい!

ケイ「……寝不足だ…」

ケイ(昨日ジャガとエリスとルカでマリカーしすぎた……なんだよあいつら一日で俺より上手くなるなんてずるい)グスッ

ケイ「うぅ……なんだか集中できない」

ケイ(魔法使い……)



ケイ『 召 喚 !! 』



4号「………」

ケイ「魔法使いぽい……?」

4号「……シネ…」ヒュッ

ケイ「消えた!?」

4号「モロイ……」ザッ

ケイ(やばっ、死―――)



―――ギィンッ!!



4号「?」ズザザザッ

カズヤマ「やれやれ、世話のかかる弟子だ」ザッ

ケイ「師匠!」

4号「………」ユラッ


4号「コロス」ダッ

カズヤマ(……さっきはケイに意識が向いていたから受け止めることもできたが…)

カズヤマ「ケイ! 遠慮するな! やれ!」

ケイ「あ、えーっと……」ボーッ

ケイ(あれ……意識が…)

カズヤマ「くっ……」ギィンッ

4号「コロスブッコロス」ヒュッヒュッヒュッ

カズヤマ「ぐぅっ……」ブシュッ!!

ケイ「………」フラッ

ケイ(たすけ……なきゃ…)

4号「………」グググッ

カズヤマ(この殺気……まずいな…)

4号『 影 障 り 』ゴォォォ

カズヤマ「……その黒いのは触るとまずそうだな…」ゴクリ

4号「キンジュキンジュキンジュ」ケタケタケタ

カズヤマ(さっきからケイは何してるだ!?)

ケイ「………」





―― 使 役 召 喚 。





マスター『………』ゴォォォォ

4号「!?」ビクッ

カズヤマ「な、んだ……これは…」ゴクリ

ケイ「……あいつを…なんとか……して…」ドサッ

マスター『了解』ピピピピピッ

カズヤマ(まるでお伽噺に出てくる鬼のような……いや、この鉄のような身体…異形すぎる!?)

4号「フウインフウインフウインフウイン!!」ブゥンッ

マスター『解析、照合、完了、〝対消滅魔法”始動』




―――ジュッ。




「」ケシズミ

カズヤマ「……(い、一瞬で〝消しちまいやがった”)」

ケイ「」キゼツ

マスター『任務完了、帰還する』ブゥン

ケイ「………」グッタリ

エリス「………」

ジャガ「………」

ルカ「………」

その他大勢「………」


ノモス「……ふむ」



エリス「先生! どうなんですか!?」

ノモス「誰が先生だ。……まぁ、理由は一つしか考えられないね」

一同「「なんですかっ!!」」ズズイっ

ノモス「……説明はするが、君たちには少し〝酷”な話だよ?」

一同「「??」」

ノモス「君達の中には気づいているものもいるだろうが、召喚される者達にはある共通点がある」

つくも「きょーつーてん?」キョtン

ノモス「ああ、それは〝召喚される前の世界から離れたい”という願望を持っていたことだ」

一同「「!!」」

ジャガ「ディモス……貴様もなのか?」

ディモス『どうだろうな。確かにあの世界には飽きていたが…』

ノモス「離れたいと言っても理由は様々だろう。……だが、多くの者は〝負の感情”を伴ってその思考に至っている」

エリス「………」

エリス(私は、あの世界で恐怖以外の感情を持ったことがない……もし〝タネ付け”に選ばれたら死んでしまおうとさえ思っていた)

ジャガ(魔術師共に追い詰められる日々は苦痛以外の何物でもなかった。……そうか、私は逃げたかったのか)

ルカ「ルカもあの世界から逃げ出したかったのー」

つくも「つくももー!」

ジャマー「あっしも!」

カズヤマ「それで、それとケイの今の状況と何が関係あるんで?」

ノモス「召喚した際、急に胸がスッとするような感情に襲われなかったか?」

一同「……あ…」





ノモス「召喚者はそれら負の感情を全て受け止めることで召喚を完遂する」




エリス「ということは……」

ジャガ「私たちの痛みや苦しみを……」

ジャマー「旦那がすべて……受け止めてくれた…」


ケイ「……その話………ほんと…です…か?」グググッ


一同「!!」

ノモス「ああ、もちろんだ。どうだ嫌に「よかった」

ノモス「?」




ケイ「ということは……みんな、〝苦しくないんだね”」ニコッ




一同「………っ!!」ウルッ

ルカ「ご主人たまー!」ギューッ

つくも「うわーん、お兄たんーーー」コンコン

ミナ「ふ、ふんっ、そんなことでワシが喜ぶとでも思うたか///」モジモジ

ジャガ「……すまん、気が付いてやれなくて」

エリス「ケイ……」



セレネ「……い、いや…」フラッ




一同「!?」

セレネ(マスターが壊れていく)

『せれ……ね…』

セレネ「い、いや……」

『ぐっ……私は…もう、だめみたい…』

セレネ(私はマスターを救うために作られた…それなのに)

『………』

セレネ「ます…たぁ…」ガガッ

ケイ「セレネ……こっち…おいで」

セレネ「!!」

『セレネ、あなたは戦わなくていいの』

セレネ「ますた……」



ノモス「やれやれ、〝案外早かったみたいだ”」



ケイ「のもす…?」

ノモス「今回だけだぞ」ブゥン

ケイ「!!」ムクッ

一同「!?」

ケイ「体が……軽い」

ノモス「一時的ではあるが、ケイの身体の負担になっているものを取り除いた。これでいつも通り動けるはずだ」

ケイ「……はい」グッグッ

ノモス「それじゃあ、〝第二段階”に入るぞ」

ケイ「第二……?」



ノモス「ああ、ケイには誰かの世界にいってもらう」



ケイ「えっ……」

ノモス「そして、その者が世界から離れたいと思った原因を取り除いてもらう」

ケイ「そんな……」

ノモス「問答無用だ。さもないと死ぬのはお前だからな」ブゥン

ケイ「あ……」シュンッ

一同「「ケイ!!」」





誰の世界に行きますか?



安価下1~3 コンマ下一桁大きい安価採用

開幕直後で退場キャラって今回で初めてじゃないかしら?(4号とかマスターとか…)

>>251 今の所で数レス以内に死んだキャラは初めてです、が、まだこれ4号の話の延長線なのです!

ケイ「……ここは…」キョロキョロ

 そこは荒廃した世界。

 かつて世界を見下ろしたであろうビルというビルが根元から崩れ落ち、文化の終焉を演出していた。

ケイ「………力が使えない」

ケイ(いや、これは……)



ケイ『 召 喚 !! 』ブゥン



 ケイの叫びに呼応するように、目の前に一本の刀が現れる。

ケイ「これは……師匠?」

 どう見ても刀なのだが、ケイにはそれが師匠に見える。

カズヤマ(刀)『ふむ、存外刀になるというのも楽なものだな』

ケイ「わわっ!」

カズヤマ『それで、どうするつもりだケイ』

ケイ「いや、どうするもこうするも……」

カズヤマ『ノモス殿の言葉を信じるなら、召喚された者が逃げたいと思った原因があるはずだ』

ケイ「……探してみる」

カズヤマ『くれぐれも気を抜いて後悔するなよ』

ケイ「はい!!」

機械兵士『ニンゲン……?』ピピッ

ケイ「あれは……ロボット?」

機械兵士『アリエナイ。ニンゲンハホロビタ』

ケイ「なんかすごい敵意を向けてるんだけど……」

カズヤマ『気合を入れていけ。相手は本気だぞ』

ケイ「はい!」チャキッ

機械兵士『タイショウヲホカクスル!』ババッ




―――  斬 ッ ! !



機械/ /兵士「」グシャッ

ケイ「………今のは…」

ケイ(まるで、師匠の動きみたいだった…)



セレネ「マスター……?」



ケイ「セレ「セレネ!!」ダッ

ケイ「えっ?」

リニア「セレネーーー!」ギュッ

セレネ「マスター……」ギュッ

中途半端ですがいったん離れます!

ケイ「あ、あのぉ……」

リニア「あなたは……人間!?」ビクッ

ケイ「えっ……」

セレネ「マスター……照合…完了。重複。混乱……」フラフラ

リニア「あなた……セレネに何をしたの?」ジトーッ

ケイ(セレネによく似た姿……白金の髪に蒼い瞳…)

セレネ「マスター……セレネはこの世界に戻ってきたのですね」

ケイ「記憶も残ってるんだね」

セレネ「はい。そして、この世界でのセレネの記憶もあります」

ケイ「そうなんだ……」

リニア「……あーもう、とにかくここから逃げるよ!」

ケイ「あ、はいっ」タッ

リニアの隠れ家

ケイ「ここは……」

リニア「機械兵士はここを襲えないの。ちょっとした仕掛けがあってね」

ケイ「そうなんですか……」

セレネ「マスター、どうしてこの世界に来たのですか?」

ケイ「……それは…」

リニア「えっと、マスター君?」

ケイ「いえ、ケイです」

リニア「ケイ君、申し訳ないんだけど、この世界に人間が摂取できる食料がないの」

ケイ「そうなんですか?」

リニア「ええ、水と栄養剤でなんとかしのいで頂戴」

ケイ「はい」





リニア「それで、あなたのことを聞かせて欲しいわね」

ケイ「あ、はい」


 ケイは箱庭について、そしてセレネを召喚したことについて説明した。


リニア「そう……そんな世界が…」

ケイ「召喚されるということは、元いた世界にいたくないと思ったということなんです」

リニア「……セレネが?」

ケイ「?」

リニア「その話はにわかには信じられないわね。セレネに個人的な感情はインプットされてないわ」

ケイ「……うーん」

リニア「それじゃあ、今度はこの世界について説明するわね」

ケイ「はい」

リニア「この世界……というよりこの星はね。“すでに死んでいる”の」

ケイ「えっ」

リニア「正確には“生物学的に滅びている状態”。つまり有機生命体が0の状態ね」

ケイ「虫とか植物とかも?」

リニア「ええ、微生物でさえも滅びたわ」

ケイ「…じゃああなたは?」

リニア「ふふっ、人間に見えた?」

ケイ「はい……」




リニア「私も【この世界で言うアンドロイドを意味する言葉】よ」クイッ




ケイ「胸が……透けて…」


 リニアの心臓は見たこともない鉱石のようなものが埋め込まれていた。


ケイ「セレネも?」

セレネ「……は、恥ずかしいです///」プイッ

リニア「」

リニア「本当に感情を持ったなんて……」オドロキ

リニア(まさか……私たちも“進化”することができる?)

ケイ「なんで同じアンドロイドで主人と従者に分かれてるんですか?」

リニア「それは簡単なことよ。ロボット新三原則って知ってる?」

ケイ「人間に危害を加えないとかですか?」

リニア「それは旧三原則のほうね。新三原則って言うのは、



“人間のように”“自分のために”“生き残るために”よ」



ケイ「………」

リニア「私の存在は人間のように主人として存在しているわ。セレネは私が生き残るために存在している」

ケイ(一個体に適合されてる訳じゃないのか……)

リニア「そして、



機械兵士たちは自分のために存在している」




ケイ「つまり、自分が生き残るために敵を排除しようと?」

リニア「ええ、そして彼らの使命は完遂しようとしている」

ケイ「………えっ」





リニア「私とセレネが機械兵士にとって最後の敵よ」





ケイ「………」

セレネ「マスター……私は…」

リニア「セレネ、少し外を偵察してきてちょうだい」

セレネ「………はい、マスター…」トボトボ

リニア(本当に“感情”を……)





リニア「ケイ。お願いがあるの」

ケイ「はい、俺に出来ることなら」





リニア「私を破壊して頂戴」





ケイ「……えっ」


リニア「あなたはセレネの心の闇を払いにきたのでしょう?」

ケイ「はい」

リニア「なら、あの子にとって気がかりになることがあるとしたら、私の存在以外にないわ」

ケイ「でも……」

リニア「私はこの世界を離れる訳にはいかないの」

ケイ「……なぜですか?」




リニア「私が機械兵士たちの産みの親だからよ」




ケイ「!?」

リニア「あの子たちを設計したのは私。そして、人間のように考えた私は彼らに“自分のことを優先”するようにインプットした」

ケイ「まさか……」



リニア「ええ、この世界を滅ぼしたのは私よ」



ケイ「!!」

リニア「次々と滅んでいく文明を前に、私は後悔した。……そして、セレネ達を造った」

ケイ「………」

リニア「だから……私はここを離れられない」

ケイ「……っ」

リニア「大丈夫。セレネなら許してくれるわ」

ケイ「そんなことっ……」



ケイはどうしますか?

1、分かりました。
2、無理……です。


安価↓1

ケイ「無理……です」

リニア「……それが人間と言うことなの?」

ケイ「えっ?」

リニア「あなたはセレネのマスターなんでしょ? それなのになぜセレネを一番に考えてあげないの?」プルプル

ケイ「リニアさん……」



 ケイにはリニアが強がっていることをすぐに見抜いた。小さな身体を小刻みに震わせ、瞳を潤ませるその姿は、



 人間そのものだった。



リニア「……仕方ないわね」ピッ

ケイ「なんですか今のボタン」




リニア「この場所を機械兵士に教えたの」

ケイ「!?」

セレネ「マスター! 機械兵士たち……」

リニア「……うん、私が呼んだの」

セレネ「………」

中途半端ですがいったんここまで!

続きは日付のむこう側にしたい!

エリスとウィン描いてたら遅くなっちゃった!

続きー

リニア「セレネ、私、気付いたの」ポロポロ

セレネ「マスター、涙をおふきください」

リニア「うん……ありがと」




セレネ「セレネはどこにも行きませんよ」ギュッ





リニア「セレネ……あなたの原則は生き残るためよ」

セレネ「そうです。だからセレネは



セレネであるためにマスターと一緒にいるんです」ニコッ



リニア「………」グスッ

ケイ「……どうすれば…」

セレネ「マスターはお逃げください」

ケイ「……嫌だ」

セレネ「私も嫌です」

二人「………」ムーッ



リニア「……ぷっ、あははっ!」



二人「………?」

リニア「本当にあなたセレネなの!?」アハハハハ

セレネ「……恥ずかしいです///」モジモジ

リニア「うん、決めた。



 私を連れて行って」カチッ



セレネ「マスター!?」

ケイ「えっ?」

リニア「私、もっともっとあなたと一緒にいたい。セレネが変わっていくところもっと見たい!」ウィィィン

ケイ(その機械は……?)

セレネ「でも、それは感情の拡張パック……マスターは…」

リニア「うん、これはね、“私の心”。だから例え知識を、記憶を、過去を渡せなくてもあなたと繋がっている」

セレネ「……まずだぁ…」ポロポロ

リニア「あなたにはもう感情の拡張は必要ないかもしれないけれど、それでも、



“娘に何かしてあげたいっていうのが、母親なんでしょうね”」フフッ



セレネ「………お母ざん…」ギューッ

リニア「……もっと早くこうしていればよかったね」

セレネ「うんっ、うんっ!」

リニア「ケイと仲良くやるのよ」ナデナデ

セレネ「うんっ!」

リニア「エッチする機能使ってないみたいだけど、もっと積極的にならなくちゃね」ボソッ

セレネ「……うんっ!」

ケイ「???」

リニア「……あーあ、行っちゃったな…」

リニア(もう寂しいなんて感情はないけど……この行動プログラムの遅れはなんだろう)



機械兵士改『発見! 発見!』

機械兵士強『破壊を開始する!』



リニア「いいわ、子供は親を越えていくものだもんね」スッ





『撃てぇえええええええ!!』





リニア「」ゴトッ





『攻撃を中止せよ!』




機械兵士『………死んだか?』ポロポロ

機械兵士改『機械兵士、目から水がこぼれてるぞ』ポロポロ

機械兵士『改も』

機械兵士強『ぐぉおおおおおお!』

機械兵士改『どうした強!?』ポロポロ





 その日、一つの世界が終着点へとたどり着いた。

 それは、どの世界でも起きる一つの可能性。

 しかし、終着はまた始まりでもある。




機械兵士『……母さん…』ポロポロ




 この世界もまた、新しく始めるのだろう。




機械兵士『……笑ってる?』

リニア「」

機械兵士改『たまたまだろう。いくぞっ』グイッ

機械兵士『………』タッ




―――頑張りなさい。息子達。




機械兵士『……はい、お母さん』

機械兵士改『ん? なんか言ったか?』

機械兵士『いや、何も……』

機械兵士改『………?』

箱庭


ケイ「………」シュンッ

一同「ケイ!」

ケイ「戻って来たのか……」

セレネ「はい、マスター!」ギューッ///

ケイ「お、おわっ、セレネ!?」

ケイ(満面の笑みで抱きつかれた!?)

セレネ「セレネはマスターのために一生頑張ります!」スリスリ

ケイ「あ、ああ、ありがとう」

女性陣「………」ムーッ



ノモス「どうやら、課題はこなせたようだな」



ケイ「……そうなんですか?」

ケイ(正直、失敗と言ってもおかしくない部類じゃ……)

ノモス「それじゃあ、セレネの顔を見て失敗したと言ってみろ」

ケイ「………」

セレネ「………」ニコニコ

ケイ「……成功、したんですね」

ノモス「そういうことだ」フンッ

ルカ「ご主人たまー!!」ギューッ

セレネ「あ、ずるい!!」ギューッ

女性陣(いいなぁ……)

ノモス「またいつか、同じように倒れる時が来る」

ケイ「どうすれば……」

ノモス「召喚、使役召喚の他に、もうひとつの力を与える」ブゥン

ケイ「………」




ノモス「その力に名前はない。召喚した者の負のエネルギーを吸い込むなどという情けない現象は人間である貴様にしか起こり得ないことだからな」




ケイ「……これで、召喚した者の所へ行けるんですか?」

ノモス「ああ、自分で力の名前を付けるがよい」

ケイ「………それじゃあ、




 絆魔法。と、名付けます」




ノモス「ふんっ、好きにしろ」シュンッ

ケイ「あ、そうだ……」ブゥン




4号『……ここは!?』ビクッ




ケイ「ここは俺の世界だ」

4号『貴様…さっきの!?』バッ

ケイ「お前がどんな理由で戦いを続けるか。それは俺には分からない」

4号「………」

ケイ「けど、この世界にいる限り、俺以外を狙うのはやめてもらう」

4号『!! ……ナラバキサマハイイノカ?』ブゥン

ケイ「ああ、だけど……」

4号『?』




ケイ「今日はお腹空いて死にそうだから、また今度でもいいかな」ニコッ




4号『………』

ケイの家 食後


セレネ「結局、あのまま何もせず帰りましたね」

ケイ「ああ、やっぱりあの人にも何か事情があるんだろ」

ルカ「ルカはすこーしだけ心が読めたけど、苦しいって気持ちでいっぱいだったから良く分かんなかった」

ケイ「苦しい……」

ルカ「苦しい気持ちを読みとるとね、ルカすごーく落ち込むの……」

ケイ「………」ヨシヨシ

ルカ「だからね……



エッチなことしよーーー!」ピョーーーンッ




ケイ「またいつかね」サッ

ルカ「なんで避けるのーーーぎゃんっ」ゴンッ

ケイ「あはは、ルカは相変わらず可愛いなぁ」

セレネ「マスター何を飲まれますか?」

ケイ「じゃあ、カフェオレで」

セレネ「かしこまりました」ドポポポポポッ

ルカ「うーーっ、ご主人様の意地悪大好きーーーー!」ギューッ

ケイ「わわっ、おっぱいが鼻に当たってるよ!」カァ///

ルカ「ぱふぱふだよ!」

ケイ「……あれ?」








ケイ「セレネ、今のってマジックポットじゃ……」

セレネ「……セレネの美味しくなぁれがいっぱい入ってますよ、ますたぁ♪」ニコッ///







第一章  セレネの闇  完





よし、良い感じにマジックポットを伏線にしてやったぜ!

ちょっとコンビニ行ってきますー!

ただいまー。ファミチキとエリスです。エリスはもっときつめな感じかなぁ。

http://www.joukyou.com/up/tera/img/2260.jpg


飯食ったら再開します!

次はガルディアだね!

そのあと募集欲しいかな?

ただいまー。

ガルディアの話考える間に安価先に出しますー


1、召喚する
2、誰かと遊ぶ


召喚するなら

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:


安価下1~3


今回は絆魔法はなしですー。

了解! 

それじゃあガルディアいきますー。

ある日。

ケイ(今まではざっくばらんに召喚していた。そうすると苦しんでいる人が召喚されてしまう)

ケイ「なら、“苦しむことのない人”なら?」

ケイ(例えば、王様……いや、国を担う人なんて苦労の塊か……)

ケイ「それじゃあ、子供?」

ケイ(そんなの誘拐じゃないか!)

ケイ「………あ」



ケイ(そうだいるじゃないか。“絶対的存在”であり、“象徴的存在”である種族……いや職業が…)



ケイ「魔王……これを召喚した場合どうなるんだ?」

ケイ(しかし、もし召喚できたら……)ゴクリ

ケイ「……俺は、知らなくちゃいけないことがたくさんある」





ケイ『  召 喚 !!  』





―――バチンッ!!




ケイ「!?」

ケイ(召喚……できた?)

ガルディア「………」

ガルディア「……貴様か? 我を呼びだしたのは……」ゴゴゴゴゴ

ケイ「………っ」

ケイ(なんて“圧力”だ。魔力とか体力とかそんなレベルじゃない……“存在”が圧倒的だ!)

ガルディア「……そうか。これが“会話”というものか…」

ケイ「えっ?」

ケイ(会話をしたことがない……?)




ガルディア「とりあえず、“壊すぞ”」ゴォォォオオオッ




 地面まで伸びた黒いマントを手で払うと、その右手にはバチバチと目で見て分かるほどの魔力が溢れていた。




ケイ「やめろ!」ブゥン

ガルディア「ぬ?」

ガルディア(我の魔力を……消した?)

ケイ「………」




 ケイはすぐに察した。





ケイ(この人は……本当に危険だ!!)

ガルディア「だが、所詮人間か」

ケイ「えっ?」

ガルディア「ふむ、あっちには何がある?」



 ガルディアの視線の先にはこの箱庭で最も大きな建物――プルトーの家があった。



ケイ「えっ―――」




―――       。




ケイ「プルトーーーー!!」



 巨大な熱のうねりと共に、一瞬にして灰塵と化す建築物。



ガルディア「そうか、知り合いがいたか!」ハハハッ

ガルディア(愉快だ! 誰かの苦しんでいる顔を見ると言うことがこれほど楽しかったとは!!)ハハハッ

ケイ「もうやめろ!!」ゴォッ

ガルディア「ん?」

ガルディア(ほう、“地盤にも結界を張った”のか。これで遠距離攻撃はできない……か)ニヤリ



 楽しい。

 誰かと戦うのが楽しい。

 誰かを苦しめるのが楽しい。

 誰かを痛めつけるのが楽しい。



 ―――なにより、“独りじゃない”ことが、



ガルディア「愉快だぞぉおおおお!!」ゴォォォォォォッ!!

ケイ「くっ!?」

ケイ(そんな! この世界において俺の力は絶対のはずじゃ!!)



 先ほどから、何度も活動を停止するように命令を送っていた、が―――、


ケイ(そんなっ! 効かない!?)


 これは、ケイの責任と言うよりも、?の説明責任が大きいところにある。

 そもそも、ケイの力は箱庭を管理することにおいて“絶対的な力”を発揮する。

 例えば、この箱庭を破壊することに対してだったり、箱庭の住人に対して危害を加える場合だったり。


 が、ガルディアは最初のプルトーの家を破壊して以降は、意識を変えていた。


ガルディア(くくくっ、もっともっとお前らに痛みと苦痛と屈辱を!!)


 ケイはガルディアがただ単純に“破壊を楽しんでいる”と認識している。それ故“破壊を止めるために管理者権限を施行”した。

 しかし、ガルディアはこの世界の人間を“苦しめること”を目的としている。




 故に、ケイの力はわずかばかりガルディアより劣っていたのである。




ケイ「……っ」

ケイ(どうする……やっぱり俺には分からないことだらけだ…)

ガルディア「……ふむ、貴様、混乱しているな?」

ケイ「……だったらやめてくれ「無理だな」ニマァ



 ガルディアは両手を空に掲げると、空を突き破るような低い声で、呪文を唱えた。



ガルディア『 絶対 絶望 魔法 』ゴォォォォォッ



 透き通るような蒼い空が一転して暗く深い闇にのまれ、大地を飲み込むようなおぞましい雲がガルディアの上空に集まる。



ケイ「なんだよっ……これ…」

ガルディア「そうだ! その顔だ!! その顔が見たかったのだ!!」








ケイ『 使 役 召 喚 !! 』







マスター『任務を遂行する』ゴォォォォッ

ガルディア「むっ?」

ガルディア(これは……)

マスター『解析魔法』ピィィィィィィィン

ケイ「な、何この耳鳴り!?」

マスター『解析完了。第二種生命体に分類。続いて、第一種拘束魔法を発動する』

ケイ(だ、第一種とか二種とか何!?)



マスター(第二種とは、有機生命体の中で最強に分類される生命体。魔王や神の一部はそれに分類される)



ケイ(え、この声は君が?)

マスター(私は久しく魔法を使うことを禁じられていたため、このような場を提供していただき感謝する)

ケイ(あ、うん、でも、殺すのはかわいそうだからやめてあげてね)

マスター(今回使用するのは第一種拘束魔法と第零種呪術。死ぬことはないだろう)

ケイ(そうなんだ……)ホッ

マスター(ただし、人によっては死にたくはなるかもしれないが)

ケイ「えっ」



マスター『第一種拘束魔法“鎖”』ギャラララララララッ!!



ケイ(地面から巨大な鎖が!!)

ガルディア「なっ!?」


 ここで誤解されないように解説をしておくが、魔王であるガルディアがこの第一種拘束魔法に成すすべもなく捕まったのは、何も魔法より弱かったからではない。

 長年、孤独と戦い続けた彼にとって、戦闘は初めての体験であり、彼の世界の書物にはこういった拘束魔法はなかったからである。

 ただし、それでも魔王が拘束されたことには変わりはなく、ガルディアは屈辱のあまり怒りで顔をゆがませた。




 ――が、本当の屈辱はこれから訪れる。




マスター『第零種呪術“封印”』ズオッ

ガルディア「なんだその煙は!!」






チビガルディア「おいこら何をする!」ピギャーッ

ケイ(ぬいぐるみになった……しかも可愛い…)

マスター『任務完了。帰還する』シュンッ

ケイ「あ、ありがとう」

マスター『いつでも呼んでくれ』

チビガルディア「お、おいっ、これを解け! どこへ行く!」プニップニッ

ケイ(……ぷっ、歩くたびにプニプニ言ってる)プルプル///

チビディア「おいきたま、何を笑っている……?」

ケイ「きたま?」

マスター(言い忘れていたが封印の効果は能力の低下だけではない。おそらく言語にも障害が出ているはずだ)

ケイ「何でも言語に障害が出るんだって」

チビディア「おいっ、なんとしろ人間!」ギャーギャー

ケイ「って言ってもなぁ……」





4号「………」サッ





ケイ「!?」

4号「頂いて行く」シュンッ

チビディア「?」

ケイ「あっ!」



ケイ「行っちゃった……」



マスター(さらに言い忘れていたが、あの呪術には追加効果がある)

ケイ「追加効果?」

4号の隠れている森。


よんごう「なんだこれはっ」プニプニ

チビディア「きたまもそんな姿に!?」プニプニ

よんごう「……おのれゆるさぬゆるさぬじょー!」ウオーッ

チビディア「おぼえてりょーーーー!」




 二人の叫びは森を何度もざわつかせた。




ケイ「プルトー!!」ダッ

プルトー「あう?」ボロボロ

ケイ「あ…い、生きてた……」

プルトー「あうー♪」ギューッ

ケイ「は、ははっ、よかった…」ナデナデ

プルトー「あうーあうー」

ケイ「今元に戻すよ」パッ





プルトー「あうー♪」ワーイ

ケイ「……ふぅ」

エリス「プルトー!! ……って、あれ? 建物が戻ってる…」

ケイ「ああ、戻したんだ」

エリス「よかった……」



プルトー「……あう…」ドサッ



二人「「プルトー!?」」

プルトー「………」ガタガタブルブル

ケイ(す、すごい熱だ!!)

エリス「ど、どうしよう!!」オロオロ

ケイ「……な、治せない!!」

ケイ(何故だ!? 病気じゃないのか!?)

エリス「ミナなら分かるかな!?」

ケイ「呼びだしてみる!」パッ



ミナ「ん? なんじゃ?」ツルペター



ケイ「ご、ごめん、お風呂中だったんだね」///

エリス「ケイのバカ!」

ケイ「そんなメイのバカみたいに言わないで可愛いから!」

エリス「えっ///」

ミナ「なんじゃ、いちゃつくところを見せつけるために呼んだのか腹立たしいのぉ」ツルツルマンマン

ケイ「い、いや、そうじゃなくて、プルトーが!!」

ミナ「……ああ、巨人か。我は巨人のことは知らぬ」

ケイ「えっ、なんで!?」

ミナ「そんなもの“巨人はゴブリンの奴隷”だからに決まっておろう」

ケイ「奴隷……」

ケイ(最初にあの姿だったからうすうすは気付いていた。……でも、まさかこんな幼い子が…)

ミナ「我は帰るぞー」カワイイオシリ

ケイ「あ、ああ……」

エリス「どうしようケイ……」

プルトー「はぁはぁ///」ガクガクブルブル

ケイ「巨人を呼んでみる」

エリス「えっ?」

ケイ(もし巨人が全員奴隷なら、助けて欲しいと思っているはずだ……)

エリス「ま、任せるよ!」

ケイ「ああ」

ケイ(プルトーを治すことのできる巨人よ来たれ!)




ケイ『  召 喚 !!  』




 この時、ケイがプルトーのことを想いすぎていなければ、“知識のある巨人”と思考することができただろう。

 召喚は“願望を糧”にして発動する。

 故に、希望が最善とは限らないのである。



ハディス「がう?」



二人(なんかプルトー二号が出たーーーー!)ガーン



ハディス「がうぅぅ……」グルルルルルッ

ケイ(警戒されてる……)

エリス「………」

ケイ「大丈夫! 俺達は君に危害は加えない!」

ハディス「がうっ!」ブンッ

エリス「きゃっ!」フラッ

ケイ「大丈夫か!?」ギュッ

エリス「あ、ありがと……///」

ケイ「少し下がってて」

エリス「う、うん……」

ケイ(おそらく異世界の服が怪しいんだろう。ならば)ブゥン




エリス「!?」

ハディス「がう!?」



ケイ(全裸)「俺は危害を加えるつもりはない!」ドンッ!

エリス「………」チラッ

ハディス「//////」クルッ

エリス(あ、意外に乙女だ……)

ケイ「頼む! プルトーを! あの子を助ける方法を教えてくれ!」

ハディス「?」チラッ

プルトー「………」

ハディス「………」バッ

ケイ「えっ、なんでハディスまで服を……」

ハディス「がう……」ツルペター

ケイ(プルトーと違って幼女みたいな体型だ……)



エリス「あ、プルトーの服を掴んだ」



ハディス「がうっ!!」ヌガセヌガセッ

プルトー(全裸)「………」



ケイ「」

エリス「」



ハディス「………」イソイソ

ハディス「がうーーー♪」マンゾク///

ケイ「プルトー!」パチンッ

プルトー(可愛い服)「………」ハァハァ

ハディス「………」ジーッ


ケイ「え……」

エリス「あ……」





ハディス「がうーーー♪」マンゾク///

プルトー(全裸)「………」ハァハァ


ケイ「………」

エリス「………」



二人((今呼ぶんじゃなかった!!))




ディモス『ふむ、これはおそらく“成長”だな』

ケイ「成長?」

ディモス『そうだ。元々体格の大きい巨人は成長期というものが存在しない。だが、巨人も大人にはなる。生殖行動をとらねばならぬからな』

エリス「タネ付けですね」

ディモス『ずいぶん下品な言い回しをする女だな。もっと言ってもらっていいか?』ハァハァ///

エリス「」

ケイ「そ、それで、成長とは具体的に……」




ディモス「そりゃあ股間に毛が生えたり下半身が安産型になったり胸が大きくなったりするのだ」




ケイ「なん……だと……」

ケイ(巨人族のあそこの毛を見られるのか……?)

エリス「今絶対殴った方が良いと思う…」ゴゴゴゴゴ

ケイ「じゃあ、放っておいても大丈夫なの?」

ディモス『ああ、だが、生き物が成長する時と言うのは寂しくなって誰かを求めたりするものだ。今日は誰かが一緒についてやれ』

ケイ「……はい」





ケイ「……で」

ハディス「がうー♪」

ケイ(エリスにプルトーの面倒を見てもらったけど、この子は俺が見なきゃだよなぁ……)ハァ…

ハディス「がうがう♪」

ケイ(なんだか楽しそうだな……)

ルカ「それはですねぇご主人様」

ケイ「ルカ!」

ケイ(そうか、ルカなら心を読めるから!)





ルカ「がうがうがーー♪ って言ってますよご主人様(はぁと)」

ケイ「」

ハディス「がうがうがー♪」

ハディスの家。

ハディス「がう?」

ケイ(プルトーの家のコピーだけど、気にいってくれるかな?)

ハディス「がうがう!」



ルカ「こんな所に閉じ込めてどうする気だ! って言ってるよ!」



ケイ「やっぱ分かるんかい!」

ルカ「さっきのはフェアリージョークってやつだよご主人様ー♪」ギューッ

ケイ「……じゃあ、ハディスにどんな所に住みたいか聞いてくれ」

ルカ「はーい♪」

ハディスの家改。

ケイ(天井をとっぱらったドーム状の家。コロッセオみたいだな。こんなところでいいのか?)

ハディス「……がう」シュン

ケイ「……?」

ルカ「あのね、たぶん家族と離れ離れになって寂しいって言ってる」

ケイ「えっ?」

ケイ(ハディスは帰りたいのか!?)

ルカ「聞いてくるね!」





ルカ「うーん、どうやらハディスちゃんの家族はこういう闘技場みたいなところで殺されたみたいです」

ケイ「………」

ケイ(分かっていた。奴隷っていうのが日本人の俺が考えるような甘い立場にないことくらい……けど)

ケイ「……くそっ」ガンッ

ハディス「?」

ルカ「あのねぇ、マスターはハディスのことを考えて怒ってるんだよ」ニコッ

ハディス「がう……?」

ケイ「……ハディス!」

ハディス「がう!?」ビクッ





ケイ「これからは、俺がハディスの家族だ」ニコッ





ハディス「……がうぅ?」モジモジ///

ルカ「照れてるみたい!」

ケイ「……おいで」

ハディス「………がう///」スッ

ケイ「さぁ、疲れただろ? ゆっくり眠ろう」ナデナデ

ハディス「………」ウトウト

ルカ(とても気持ちいいって言ってる!)

ケイ「………」ナデナデ

ハディス「が……う………」zzz





チビディア「はーーーはっはっはっは! 騒音だ騒音だ!」ガシャンガシャン

よんごう「ねかちてたまるかー」バシンバシン




ケイ「なっ!? 何しに……って、横にいるの四号?」




よんごう「……う、うるさい!」

ルカ「かわいーーー!」ギューッ

チビディア「さ、触るな! 我は魔王ぞ!」

ルカ「我は妖精ぞー♪」スリスリ



ハディス「がうーーーー!」ウェェェン!!



ケイ「ハディス!」

チビディア「はーはっは! お前の邪魔をすることがこれからの我の生きがいなのだ!」

よんごう「いつか元に戻って復讐することもな!」

ケイ「……はた迷惑な…」

ハディス「がうーーー……」ギロリ

チビディア「ぐっ!」ビクッ

よんごう「……嫌な予感」







ハディス「がうーーーーーっ!」ダイヤモンドダストーーー!


チビディア「うわーーーーー!」ピューーーン

よんごう「さいあくのてんかいーーーー!」ピューーーン



―――きらりん☆



ケイ「おやすみ、ハディス」ナデナデ

ハディス「がうーーー……」zzz

けい「さてと、プルトーの様子でも見に行くか……」

中途半端ですが急に眠気の訪問販売がきました!

おやすみなさい! 明日は休みなので多めに投下できたらいいなと思ってます!

では!

>>1
名前:ナイア=ホテプ
種族:(元)邪神
性別:どっちでも
容姿:色々(男女とも傾国レベルの麗人)
備考:本来は人を騙し混乱に陥れもがき苦しむ様を楽しむ邪神であるが、この個体はそれに嫌気が差している。
そのため彼?の好意には一切の裏が無い。


今日こんなニャル様と組む奇妙な共闘やったんだ。
なんか良さげだったからブッコんどくの

おはようござまーす!

そうだねー。>>1も安価にはずいぶん泣かされてるからねー。(去年は安価ssの一年でした)

安価だした時にあぶれてるのを拾ってるのは優しさと言うより、良いキャラを埋もれさせたくないという気持ちだからこれからも入れるときは入れると思うけど、キャラ出しを安価外だと明らかに分かるレスの場合は外させていただきます!

ただ、深夜に安価出してるのは>>1の活動時間の関係だから、皆はちゃんと寝ようね。嬉しいけどね。


ご飯食べてからやるので19:00くらいからになると思います!いってきまーす!

ある日。

プルトー(大人)「………」

ケイ「えっ?」

プルトー「ケイ?」

ケイ「しゃ、



喋ったぁあああ!?」




プルトー「?」

エリス「ケイ! 聞いて聞いて! プルトーが喋ったの!」

ケイ「あ、ああ、今聞いたけど……」

エリス「可愛い声だねー」

プルトー「あうあう……恥ずかしいです///」

ケイ(あの巨体でくぅるえ・くるぅえるとか言いそうな声だなんて……)

ケイ「あ、そ、それよりもさ……」///

プルトー「?」

エリス「!!」ハッ!!





ケイ「……そんな股開いて座ったら……見えてるから///」プイッ///





プルトー「………恥ずかしいです///」バッ///

ケイ(生えてた生えてた生えてた生えてた………)ブツブツブツ

※生えてたって男性器じゃないですよ!!



ケイ「もうしんどくないの?」

プルトー「はい……大丈夫ですぅ///」モジモジ

ケイ「? どうしたの?」

プルトー「あのあの……あうー」モジモジ///

エリス「………ふふっ、頑張れプルトー!」

プルトー「は、はいっ///」

ケイ「???」




プルトー「プルトーを救ってくださってありがとうございました!」ペコリ



ケイ「うわっ!」バタリ

エリス(すごい風圧……)

プルトー「あわわ、大丈夫ですかー!?」

ケイ「あ、だ、大丈夫……」テテテ

プルトー「あうー、ずっと迷惑かけてばっかですぅ……」

ケイ「そんなことないよ」スクッ

プルトー「えっ?」

ケイ「プルトーには笑顔を沢山貰ってるからね」ニコッ

プルトー「あうー///」

エリス(ほんとケイはオーク族の異端王子みたいっ!)プンッ///

翌日

ハディス「がうーっ」ゲシゲシッ

プルトー「あうー、ローキックはやめてくださいー」

エリス「仲悪いんだ……」

プルトー「たぶん、この子は南大陸の子だからですー」

ケイ「南大陸?」

プルトー「南大陸は戦争中で、人間達は巨人を戦の道具に使うんですー」ウゥ…

エリス「ひどい…」

プルトー「だから子供の時から生き物を殺したり、物を壊したりする訓練ばかりさせられるそうです……」グスッ

ケイ「プルトーって物知りだね……」

プルトー「見た目からよく誤解されますけど、巨人は頭いいんですよ」

ハディス「がうっ」ゲシゲシ

ケイの家


セレネ「………」ギューッ

ケイ「結局、プルトーとハディスが住むために家を大きくしたら、なんかとんでもなく大きな建造物になっちゃった」

ルカ「ご主人様優しいですーーー♪」ギューッ

セレネ「優しいです……」ギューッ

ケイ「仲良くすると良いけど……」



プルトーハディスの家


ハディス「がうがう」カミカミ

プルトー「あうー、噛まないでぇ」

ハディス「………がう…」カミカミ

プルトー「………今まで怖かったんだね」ナデナデ

ハディス「が……がう…」ポロポロ

プルトー「おいで」ギュッ

ハディス「がうーーーっ」ギューッ

プルトー「ほんと……争いや差別なんて起きなければ良いのに…」


登場人物

□主人公□

名前:ケイ
容姿:日本人の高校生(イケメン?)
趣味:未定

備考:?に選ばれた高校生。箱庭と呼ばれる世界にブックを使って召喚術を行うことができる。


■召喚されし者達■

名前:種族:格好:その他

女性陣
プルトー:巨人:ゴスロリ:あうあうあー
エリス:魔法使い:セミロングのストレート:奴隷?
セレネ:メイドロイド:白金色のロングヘアー:美人グラマー
ウィンデッド:ゾンビ植物娘:手足からツタージャ:ふぇぇ
ジャガ:竜に変身できる娘:グラマラス姉さん:美人
ミナ:高位な吸血鬼:ロリババア:寂しがり屋
つくも:幼き九尾:天然:簡単に抱きつく
ルカ:フェアリー:むっつりスケベ:ケイ大好き
ハディス:巨人:いじめっこ:がうー


男性陣
ジャマー:獣人:ネコミミおっさん:おっさん
アンデル:エルフ:狡猾な魔術師:危ない奴
ヴァロール:ビホルダー:全身に目がある:めっちゃ強いけど封印中。
ボーア:蛇男:あっーーー!:総合格闘技
カズヤマ:侍:心に刀を:クール
4号(よんごう):人造魔術師:改造人間、めちゃくちゃ強い
ガルディア(ちびでぃあ):孤独の魔王:絶対悪を目指す:かなり強い



???
ディモス:恐竜の骨:なんかすごい:『』
ノモス:神?:皮肉屋お兄さん:ツンデレ
極小惑星:プカプカ


アイテム
マジックポット:マジックポット:念じて傾ければ好きな飲み物が出る
ハリセン:ハリセン:ベストツッコミ

◇使役召喚◆

マスター:超古代兵器:様々な魔法、魔術、呪術、禁術を使える

ごめん、シャドーやろうと思ったけど、獣王の残りくれるって言われたから九時から行ってきます!!キラリン☆

それまでに誰か描いて欲しいキャラいたら(描けるとは言っていない)レスくださいー

男あんま描いたことないけど頑張ってみる!


マジックポットから飲み物でなかったセレネ
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4787001.jpg


魔王様。上の二つは失敗です。やっぱ男は難しいや(女が描ける訳でもないけど)
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4787049.jpg

いってきまーす。アンデル描きかけなので帰ったら描きますー( ´_ゝ`)/~~

ただいまー。やっぱ持つべきはギャンブラー社会人やね(にっこり)

アンデル無理でしたorz

おわびにケイの天然たらしっぷりに怒ってるエリスで

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org4787562.jpg

では、続きー。

ある日。

シャドー「」フヨフヨ

ケイ「えっ、何これ?」

ケイ(これってあれだよね……トランプの…)

エリス「ケイ~、次はトランプするって言ったのに、なんでそんな紙みたいなの出してるのー?」

ケイ「いや、なんだろ?」

ケイ(もしかしてコミーみたいな何かの怨念かなぁ?)

シャドー「」フワフワ



シャドーは誰にとりつきますか?



安価↓1

シャドー「」シュンッ

ケイ「あ、消えた…」

エリス「えっ?」

ケイ(まぁ、存在を感知することができるから放っておこう……)





アンデルの隠れ家


アンデル「ふむ、この理論で行けばあと100年後には究極完全魔法が……」

シャドー「」フワフワ

アンデル「……ん? ……ふむ、とても興味深いな」ジロジロ

シャドー「」フワフワ

アンデル(魔力ではない……だが、生命体でも物体でもない…)

シャドー「」フワフワ

アンデル「………」スッ




シャドー「       」ガパッ





アンデル「!?」

シャドー「」バクンッ

アンデルの意識。



 暗い。

 ここは……私が幼少時代に閉じ込められていた…館か。

 本当にあのような下劣な女に何十年も閉じ込められていたかと思うと……虫唾が走る。

 だが、エルフだろうが人間だろうが、弱い者は何もできない。

 そして、何かをする権利もない。



 私は、権利が欲しい。



 生きる権利。

 死ぬ権利。

 なにより、



アンデル「世界を滅ぼすような、絶対無二の権利を」ギンッ



 

ケイ「がはっ!!」ドサッ

ジャガ「ケイ!?」

エリス「ケイ!!」

ケイ(なんだ……今の…)



ノモス「緊急事態だ。全員にその場から動かぬように命令をかけろ」



ケイ「えっ」

ノモス「早くしろ! 消されたいのか!!」

ケイ(ノモスが焦ってる……)クッ




―――ブゥン!!




ジャガ「なっ」ピタッ

エリス「うごけ……ない?」

ノモス「……ふむ」バッ


 ノモスが両手を広げると、ジャガとエリスは青白い光に包まれた。


ノモス「これでこの世界には存在していないこととなった。だが、直接攻撃を叩きこまれれば……」

ケイ「一体何が……」

ノモス「まさか君程度の人間が“禁忌”を呼びだすとはな」フンッ

ケイ「禁忌?」

ノモス「禁忌と呼ばれる存在は、共通して単体では何もできない。だから、神々も対策はとらない。が、多くの禁忌は負の感情と結びつき、強大な力を発揮する」

ケイ「……すると、どうなるんですか?」

ノモス「………アンデルというエルフの存在を感知してみろ」

ケイ「……?」スッ





―――死。破壊。無。虚。殺意。滅亡。………





ケイ「なっ!?」

ノモス「それがあの男が心から求めたものだ」

ケイ「そんな……」

ノモス「だが勘違いするな。心から求めるといってもそれは本質ではない。あくまで思ったことの殻を破り続けて中心にある感情の事だ。あのエルフ自身の善悪はまた別の所にある」

ケイ「ということはそれを想う理由があるってことですか?」

ノモス「今はそんなことよりも、奴から禁忌を引きはがすぞ」

ケイ「………はい」

アンデル「分かる! 分かるぞ!!」ブォンブォン

アンデル(この術式は私が一万年かけても発動できそうになかった理論! これなら世界どころか運命まで破壊できる!!)



―――アンデル、ここを舐めなさい。



アンデル「ぐっ……」イラッ



―――アンデル、これを食べなさい。



アンデル「………」イライラ



―――アンデル、そう、もっと気持ちよさそうな顔をしなさい。



アンデル「ぁああああああああああああああ!!」ゴォォォオオオォオオォオォオッ!!



ノモス「調子に乗るなよ。エルフ風情が」サッ




アンデル「なっ!?」ピタッ

アンデル(術式が……消えた?)

ケイ「たぁああああああ!!」ピタッ

アンデル「お前は!!」

ノモス「愚かな! いま奴は禁忌に犯されているのだぞ! それを直接触れるなんて!!」


ケイ「分かってます!! でも! おれは!!」

ケイ(俺はこの人を悪だとは思わない!!)ブゥン



ケイ「だぁああああああ!」ブチッ



シャドー「GYAAAAAAAAAAA!!!」ビリビリ



アンデル「や、やめろぉおおおおお!!」



―――アンデル、あなたに必要なものは私以外になにもない。なにもないのよ。



アンデル(私から奪うな! 奪うなぁあああああああ!!)ゴォオオオオオ!!

ケイ「くっ!!?」グググッ

ケイ(吹き飛ばされ……)



ノモス「やれやれ、これだから人間は……」ペタッ



ケイ「ノモス!!」

ノモス「私が支えてやる。だから早く引きはがせ!」

ケイ「はい!!」ブチブチブチ!!

アンデル「………あ…」

~アンデルの回想~

兵士「なぜこのお方を殺した! 奴隷!!」グイッ

アンデル「ぐっ……」

兵士2「このお方はこの大陸で飢える子供たちのために寄付し続けた善人! それをお前ごときが!!」ガッ

アンデル「がっ、は……」

アンデル(ふざけるな……)

メイド「うぅ……奥様……」ポロポロ

メイド2「なんでこんなことに……」


アンデル「貴様ら!! 貴様らは私が何度も苦しめられるのを見て来たではないか!!」


メイド「……そんなの、




“エルフなんだから当然じゃない”」




アンデル「なっ………」

アンデル(エルフだから……当然?)

兵士3「ほんと、エルフは変に知識付けるから厄介だよな!」バキッ

兵士4「自分らは魔力がねーと何もできないカスの癖によ!」ドカッ

アンデル「………」

アンデル(この大陸はすでに魔力が枯渇していて魔術師というものが存在しない。……つまり私がいくら理論的に魔術をつかえようとも何の意味を持たない)ゴポッ

メイド「それ以上殴ったらここで死んでしまいます!」

兵士1「ああ、そうだった。すまん」

アンデル「………」ゼェゼェ

兵士2「エルフはほんと人間様のために存在してるよなー。なんせ―――」








兵士2「食べても美味いんだからよ」








アンデル「………」

ノモス「ケイ、禁忌は別空間へ送った」

ケイ「はい……」

ノモス「あれに意識はない。気にするな」

ケイ「ノモスでもフォロー入れたりするんだね」

ノモス「ふんっ、勘違いするな。お前が落ち込んで倒れれば余計な仕事が増えるだけだ」

ケイ「はいはい」



アンデル「私は……」



ケイ「アンデル?」

アンデル「私には権利はないのだろうか」

ケイ「権利?」

ノモス「………」

アンデル「人間よ。なぜ生き物を殺す」

ケイ「それは食べるためってこと?」

アンデル「違う。快楽のために、だ」

ケイ「………」

アンデル「私を食うことに栄養的価値はほとんどない。血肉から知識を得られると言うのも迷信だ。だが、なぜ食らう?」

ケイ(だれか違う人と会話している?)

ノモス「愚問だな。それは―――」

ケイ「俺が答えます」

ノモス「………ふむ、良いだろう」

ノモス(どうせそんな人ばかりではないという願望混じった答えだろうがな)




ケイ「それは、楽しいからです」




アンデル「!?」

ノモス「なっ……」

※なぜか上のレスがケイが敬語なのは気にしないでください。



ケイ「俺たちはお互いを思いやる心以上に、自身の快楽のために生きる欲望がある」

アンデル「ならば、私が美味しいと知ると貴様も食うのか?」

ケイ「いや食べない」

アンデル「何故だ」

ケイ「俺とあなたは繋がっているからだ」

アンデル「繋がっている?」

ケイ「そう、初めて召喚した瞬間、俺達は繋がった。悪い未来かもしれないし良い未来かもしれない。けど、確かに繋がったんだ」

アンデル「……ならば、なぜ鳥や牛、豚は食う?」

ケイ「……それは、単純に罪悪感が薄いからとしか答えられない」

アンデル「……つまり、見下している、と?」

ケイ「………」コクリ

ノモス(それを認められるとは……やはり??様がこの青年を選んだ理由は……)

アンデル「……やはり人間は愚かだ」

ケイ「ああ、分かっている。だけど、それはどんな生物にもある一面だ」

アンデル「一面!? 一面で私は数十年間も光当たらぬ場所に幽閉されたのか!?」

ケイ「!?」

アンデル「一面だから私があのクソのケツを舐めさせられ、排泄物で食事をし、無理やり勃起させられた性器をあの汚く醜悪なものに突っ込まされたのか!?」

ケイ「………」

アンデル「ならばエルフはなぜ生まれた! 人間がおもちゃにするためか!?」

ケイ「……分からない」クッ

アンデル「………そうか…」フラッ

ケイ「どこに行く!?」




アンデル「お前も私を……“管理するのか”?」ポロポロ




ケイ「………っ」

ケイ(何も……言えない…)



 アンデルの深く悲しい闇に対し、ケイは何一つ光を与えられなかった。

 ノモスはケイの肩を優しく叩くと、ゆっくり口を開く。


ノモス「悪くない答えだった」

ケイ「ノモス……」

ノモス「私はケイが人間の善き所をただ淡々と説明するだけだと予想していた。が、ケイは己の醜き部分から目をそむけず、エルフの闇に立ち向かおうとした」

ケイ「……俺はただ、アンデルと対等に…」

ノモス「ああ、そうだ。そうだな。まぁ、あのエルフはあまりに虐げられすぎた。それを理解するまで時間がかかるだろう」

ケイ「……本当にエルフを食べる人間がいるのかな…」

ノモス「ああ、いる」

ケイ「……っ」

ノモス「だが、それがどうした?」

ケイ「だって……そんなことをする理由が…」

ノモス「あったとしたら?」

ケイ「えっ?」

ノモス「もちろん、結果論的にいえば、それは必要ないことだったかもしれない。善悪で言えば局地的な悪だったかもしれない。……だが、あの当時の人間はエルフに虐げられすぎた。身体を食す程度なら稚児の遊びに等しいと言えよう」

ケイ「元々は……エルフが?」

ノモス「いや、それをさらにたどればまた別の視点ができる。だが、短い人生。そうだな、たとえ1000年を生きるエルフにしても我々から見れば蝋燭のような人生だ。狭い視野の中で善悪を判断しなければならない」

ケイ「……正しい事ってなんなんだろうな」

ノモス「聞きたいか?」

ケイ「いや……今の俺が正しくない。それさえ分かっていれば十分だ」



ノモス「良い答えだ」フッ



ケイ「ノモス、今笑って……」

ノモス「笑ってなどおらん。じゃあな」シュンッ

ケイ「………」

ケイの家の前。

ウィン「ケイ! 久しぶりーーー!」ギューッ

ケイ「ウィン! 久しぶりだね!」ナデナデ

ウィン「ディモスがね! 自立歩行できるようにって、人間の姿をとれるようにしてくれたんだよ!」ピョンピョン

ケイ「本当だ! 良かったね!」

ウィン「うん!


 人間に造られて“一つも良い事なかった”けど、この世界にきてから楽しい!」


ケイ「………っ」ズキッ

ケイ(俺達は……なぜこんなにも愚かな…)

ウィン「ケイ?」

ケイ「……ウィンは、人間を憎んでる?」

ウィン「んー、どうだろ? ウィンは過去を振り返らないタイプだから」エヘヘ///

ケイ「……そっか」ギュッ

ウィン「ふぇぇ/// は、恥ずかしいよぉ///」

ケイ「これから……幸せになろうな」ギューッ

ウィン「ふぇぇ/// それはプロポーズぅ?」モジモジ///

ケイ「あっ、いやちが……「聞こえたぞ」ポキポキ

ケイ「」

ジャガ「ほほお、なかなか戻ってこないと思ったら求婚してたとはな」ニコニコ

ウィン「ウィン球根だせるよーほらほらー」ポンポンッ

エリス「ウィンちゃんはちょっと部屋に入っててー」ニコニコ

ウィン「はーい」タタタッ

ケイ「」

ウィン「あ、そうだ!」タタタッ




―――ちゅっ。




ジャガ「」

エリス「」

ケイ「」

ウィン「ウィンはね、例えどんな人間を嫌いになったとしても、



ケイの事は大好きだよっ」ニコッ



ケイ「ウィン……」






その日、ケイは一晩中野山を逃げ回った。

明け方セレネは家の前で倒れたケイを見つけたが、その顔は笑っていたと言う。





※アンデルは


幼少期から数十年間有名な貴族の女に幽閉されていて、貴族の女を殺した後に処刑されるところを人間達を滅ぼしにきたオークに助けられます(正確に言えば捕まります)。

オークがアンデルを東大陸へ連れて行った瞬間、アンデルは魔術を使って逃走。以後数年間行方をくらませます。

その後、オークが世界中で暴れまわってる所にアンデルが現れ顧問魔術師になり、オークは世界を支配します。

ちなみに人間をオークの子を産むための道具にするように仕掛けたのもアンデルです。

それはアンデルの人間に対する復讐心だったのかもしれませんね!


エリスは王宮奴隷だったため、アンデルとよく顔を合わせます。


そしてその世界の価値基準で相当不細工に分類されてしまったエリスは実は召喚される日に――(ここからはエリスネタばれなので割愛)


しかし、歴史は繰り返し、一人の人間がオークの王を倒します。

オーク王討伐を聞いた世界中の人間は立ちあがります。

そして再び人間の世界へと戻り、戦犯であるアンデルは処刑されることとなりました。

その処刑当日、再び(ここからはアンデルネタばれのため割愛)。

この世界へと召喚されることとなったのです。

ある日。

ケイ「今日は久しぶりに可愛い女の子にしよう!」

ケイ(……でも、それは俺のエゴ…。可愛い女の子は助かって可愛くない女の子は助からない……)

ケイ「……迷っちゃ駄目だ。迷ったらまた変なのが召喚されちゃう…」




ケイ『  召 喚 !! 』




ヒリン「………?」キョロキョロ

ケイ「普通の女の子だ……」

ケイ(良かった……)ホッ

ヒリン「ここは……」

ケイ「ここは俺の世界なんだ」

ヒリン「えっ……」

ケイ「あ、今から説明するね」


 召喚について説明中。。。


ヒリン「………」

ケイ「あ、嫌なら元の世界に帰れるけど?」

ヒリン「いえ……ここに居させてください」

ヒリン(ここなら……もしかしたら…)

ケイ「うん、大歓迎だよ」ニコッ

ヒリン「よろしくお願いします!」



??「………」ニヤッ








誰の悪面が現れますか?




安価↓1~3(コンマ下一桁大きい人)

※姿はヒリンと同じになります。行動はたとえばディモスの悪意なら変態エロ親父だったり、エリスだったらケイにちょっかいかけたりするのかな?


ノモスには通用しないので対象外です。

つくもで行きます!


……つくもの悪面かぁ、まぁイタズラは好きそうかな?


1週間後。。。


セレネ「マスター……セレネの服を知りませか」バインバイーン

ケイ「ぶっ……」

ルカ「ルカの服もないよー?」ポヨンポヨン

ケイ「ちょっ、二人ともお風呂場に戻って! 服は出すから!」

二人「「どこ行ったんだろう……?」」



ミナ「ケイ!」ダダダッ



ケイ「ミナ……って、え?」

ミナ「我の服を返せぇえええええ!」バキッ

ケイ「ぐはっ!!」ドサッ

女性陣「「ケイ!!」」

ケイ「は、はい……」

ジャガ「これはどういうことだ?」バッ



【ぐはははっ、お前の服でクンカクンカスーハースーハー BYケイ】



ケイ「なっ!?」

ウィン「ウィンは別にケイが匂いたいなら良いんだけど、……やっぱもっと良い匂いつけてから渡したいなぁ…」モジモジ///

プルトー「は、恥ずかしいですぅ……」

ハディス「がうがうっ!!」ウゥ///




ケイ「ご、誤解だ……」




ケイは説明した。自分の字ではないことを。




エリス「んーっ、でもケイの力ならなんとでもなりそうだしなぁ」

ケイ「……うぅ…不幸だぁ…」

一同「………」

ヒリン「………」アワワ

ヒリン(絶対あれだ……)

ちょっとお風呂いってきまーす。

なんだかんだでスレも400突破しましたね!

シアマゼから合わせたら相当数のキャラです! もし皆の創作意欲を少しでも満たせたなら嬉しいです!

では少し離れますー。

ただいまー。去年の1月にどんなss書いてたか覚えてない。。。

3月には社畜シンジ書いて、6月から安価ssやり始めたのは覚えてるんだけどなぁ。安価ssやり始めて半年経ちました!!

個人的な話でした。続きー。




 それからも悪戯は続いた。



「家のドアが開かない!」

「ふぇぇ、植物たちに枯葉剤まぜたの誰ぇ~」

『我の盗撮コレクションを燃やしたのは誰だ!』

「……釣り道具…」




 そんな中よんごうとちびでぃあのアジト。


ちびでぃあ「聞いたか」

よんごう「ああ」

あんでる「ふざけている」


三人「「この世界で我々より悪い奴がいるなんて!」」


ちびでぃあ「なんとかして懲らしめたい」

よんごう「だが我らは力を失っている」

あんでる「ふざけている」

ちびでぃあ「……こういうときは…」ニヤリ

よんごう「?」

あんでる「ふざけている」

ハディス「………がう…」

プルトー「ハディスのおもちゃがなくなってる……」

ハディス「がうがうがーーー!」ドスンドスン


ちびでぃあ(なるほど、小さな悪事からコツコツと……ということか)メモメモ


プルトー「ちょ、ちょっとケイに頼んでくるね?」

ハディス「がうーーーっ!」プンスカッ



ちびでぃあ「くやしいかむすめ」

ハディス「がう?」ピタッ

ちびでぃあ「われとともにこぬか?」

ハディス「……うぅ?」

ちびでぃあ「われとくれば……たいせつなおもちゃをなくしたはんにんをつかまえられるぞ」ニヤリ

ハディス「……がうぅ」ニヤリ

ちびでぃあ「いけーーー! わがしもべよーーー!」

はでぃす「………」

ちびでぃあ「……あれ?」

ちびでぃあ(しまったぁああ! このむすめにも悪意があったのかーーー!)

はでぃす「がう?」

プルトー「ハディス?」

はでぃす「がうっ!」

プルトー「可愛いーーーー///」ギューッ

プルトー(ハディスが人間の大きさでぬいぐるみみたいな姿になってるーーー!)ギューッ

はでぃす「がうがう!」アムアム

ちびでぃあ「……くそっ」タタタッ

プルトー「??」

はでぃす「うぅ……」アムアム

ちびでぃあ「しっぱいした……」

あんでる「ふざけている」

よんごう「くそ、このままではわれわれなどただのマスコットだ!」ポフッ

三人「………」




リリン「ふんっ、お悩みのようね」ニヤリ




三人「「お、おまえは!!」」

ケイ「……そっか、そんな力が…」

ケイ(多分俺が善悪のことばっか考えたせいだな…)

ヒリン「私のいた世界でテロリストに影響されたリリンが……」ウゥ

ケイ「……そっか、大変だったね」ナデナデ

ヒリン「怒らないの?」

ケイ「なんで?」

ヒリン「だって、いっぱい悪い事したよ?」

ケイ「まぁ、でも、面白いことって悪戯から生まれることが多いし、悪い事イコール必要ない事とは限らないからね」

ヒリン「下着盗んだことも?」

ケイ「それはうらやま……まぁあんまり必要あることじゃないけど、とにかくそういうこともあるってことだよ」ニコッ

ヒリン「お兄ちゃん……」

ケイ「………」ナデナデ

ヒリン「??」

ケイ「いや、妹に似てるなぁって」ナデナデ

ヒリン「えへへ、お兄ちゃんの妹なら絶対可愛いから比べないでね?」

ケイ「ヒリンも可愛いよ。もちろん妹も可愛かったけど」

ヒリン「///」





『出てこいケイーーーー!』





ケイ「えっ?」

ケイ(今の声、ガルディア?)

ケイ「……あれ?」

ちびでぃあ「きょうこそもとのすがたに戻してもらうぞ」

よんごう「もらうぞ!」

あんでる「ふざけてる」

りりん「ふざけんなぁーーーー!」



ノモス「すまん、呪いが伝播するように設定していた」



三人「「ふざけんなーーーっ!」」

ちびでぃあ「元にもどせーーー!」



ノモス「ふむ、愛らしい姿ではないか」



ヒリン「リリン……」

りりん「ふんっ、ざまぁみろっておもってるでしょ」

ヒリン「えっ……」

りりん「あんた、わたしのせいでくろうしたもんね」

ヒリン「そんな……」

りりん「でも、わたしは反省しないからね」ニマァ

ヒリン「っ……」




りりん「私はあんたが生まれるせいで殺されたんだから!!」




ヒリン「えっ……」

ノモス「まぁよくある話だな。文化レベルの低い世界では双子は忌み嫌われる場合がある」

ケイ「……だから、殺された?」

ヒリン「そんな……」

りりん「あんたが周囲の人間から嫌われまくって処刑される寸前にネタばれしようと思ったけど、良いタイミングだったね」

ヒリン「………」




―――パチンッ!!




りりん「えっ……」ジンジン

ケイ「………」

ちびでぃあ(お、今のタイミングで触れれば呪いを移せるのでは?)ペタッ

ケイ「………」

ちびでぃあ「あれ?」ペタペタ



ノモス「あ、すまん。もう伝播しないように設定した」



ちびでぃあ「くっそぉおおおおおおお!!」ペタペタ!

ケイ「己の運命を呪うのは仕方ない。ヒリンを恨むのも八つ当たりだけど分からないことじゃない」

りりん「なら―――「だけど」




ケイ「もっと早く、誰かに助けを求めればよかったんだ……」ギュッ




りりん「……ぐすっ、助けて…ほしくなんか…ないもんっ」ポロポロ

ケイ「そっか」ナデナデ

りりん「ふぇぇえぇぇえええん」

ヒリン(人形だけど……私が抱っこされてるみたい…)ウラヤマシイ…

ちびでぃあ「……かえるか」

よんごう「……くそっ」

あんでる「ふざけている……」

翌日。夜。


ケイ「………」zzz


??「………」モゾモゾ


ケイ「んっ……?」


??「………」ギューッ


ケイ「えっ……だ、だれ?」


??「ひ、ヒリンです……」モジモジ


ケイ「ヒリン!? ど、どうしたの裸で!?」

??「……あの…私…ケイさんとエッチなことがしたくて…」

ケイ「?」

ケイ(ヒリンはお兄ちゃんって呼んでたよな…。でもリリンは人形みたいになってたし…)




1、ヒリン?
2、リリン?




安価↓1

ケイ「リリン?」

リリン「!?」ビクッ///

リリン(ば、ばれた!! なんで!?)

ケイ(そうか、意識体だから元に戻るのか……)

リリン「ば、ばかぁ!! 見るなぁあああ!」バチンッ///

ケイ「あぶしっ」




 後日、リリンを襲ったと言う噂を流されたケイは、いつものように女性陣から追いかけ回されるはめになった。




フレン「ケイ、何してんの? 勉強するって言ったじゃない」

ケイ「あ、……はい」

フレン「全く、幼馴染の身にもなってよね」プイッ

ケイ(………)

フレン「………」ジーッ

ケイ「………?」

フレン「ふふっ、頑張ってるケイはかっこいいなぁって」ニコッ

ケイ「………っ///」

フレン「そこ、手を止めない!」

ケイ「は、はいっ」ペラッ

フレン「………」

数日前。


ケイ(俺ももっと成長しなくちゃ……。うん、俺の成長を助けてくれるような…)

ケイ『 召 喚 !! 』

フレン「………」

ケイ(関節が機械的だ……。ロボットかな…)

フレン「あなたが私を?」

ケイ「う、うん……」

フレン「………」ピピピ

ケイ「?」

フレン「幼馴染に設定したね」ニコッ

ケイ「えっ?」

フレン「今日からあなたが成長できるようにお手伝いするから!」

ケイ「……はい」

フレン「さ、今日はこれくらいにしましょ」

ケイ「うん」

ケイ(一応時間の進みを止めてるから、勉強時間で皆とのコミュニケーションがとれなくなることはないけど……これは疲れるなぁ)

フレン「……やっぱ嫌だよね…」シュン…

ケイ「そんなことはっ!」

フレン「……分かった。私も一肌脱ぐよ。幼馴染として」

ケイ「一肌?」

フレン「もし、一週間以内に目標をクリアできたら……、



 おっぱい、見せてあげる」チラッ



ケイ「よーし! 頑張るぞーーーー!」

フレン「ふふっ」

一週間後。


ケイ「クリアできたーーーー!」

フレン「すごいすごい!」パチパチ

ケイ「………」チラッ

フレン「えっ///」モジモジ

ケイ「あ、あの……約束…」

フレン「……ばか…///」ヌギッ

ケイ「!!」

ケイ(そういえばいつの間にか関節も人間的になってるし……おっぱいもまるで人間…)ゴクリ

フレン「……見過ぎだよ…///」

ケイ「ご、ごめんっ!」

フレン「……でも、ケイになら…いいよ」ニコッ

ケイ「!!」ドキッ

フレン「ふふっ、これからも頑張ろうね」ニコッ

ケイ「うんっ!」

数週間後。

ケイ「………」ゲッソリ

フレン「もー、何してるの! もっと頑張ってよ!」

ケイ「………」

フレン「………」





ケイの家

ケイ「………」ドサッ

セレネ「大丈夫ですか、マスター」

ケイ「………うん」

セレネ「……?」

ケイ「明日も……頑張らなくちゃ…」

セレネ(生体エネルギーが弱っています……)

さらに数週間後。

ケイ「………」フラフラ

エリス「ケイ!?」

ジャガ「どうした!?」

プルトー「ケイ!」

ケイ「………」ボーッ

セレネ「ゆゆしき事態ですね」



フレン「ケイ! ちょっと今日の勉強は!?」



ケイ「あ、うん……今行く…」フラフラ

女性達「!!」

セレネ「あなたですか。マスターをこんな状態にしたのは」

フレン「こんな状態? ああ、すごいでしょ? ケイの目標通り第一級魔術の理論は覚えたの。これから第零級を勉強するのよ?」

エリス「えっ! ダメだよ! 第一級はその知識だけで人によっては狂っちゃうのに!」

フレン「……ケイならできる。私、信じてるもん」




セレネ「これ以上はマスターの生命に危機が。破壊します」ブゥンッ




フレン「………」

セレネ(セレネも本気を出せば機械兵士改レベルの実力があります…)ブゥゥゥン

フレン「そう、あなたも“邪魔”をするのね」

フレン(あの世界の人と同じように……)

セレネ「ロックオン。対象を破壊しま――」

ケイ「………」バッ

セレネ「マスター……」シュゥゥンッ

ケイ「だめだ……」

フレン「ケイ!」ギュッ

ケイ「……フレンも、ここまでだ」

フレン「………」

ケイ「君の苦しみは俺じゃあどうにもできなかったんだね」

フレン「………」

エリス「どういうこと?」

ケイ「途中で気付いたんだ。フレンが“壊れてる”って」

セレネ「マスターもお気づきでしたか」

セレネ(しかも、その部位はとても大事な部分。私の技術ではとてもじゃないですが……)

フレン「フレンは壊れてません!」

ケイ「……いや、壊れてる」

フレン「なんで……何でそんなこというの?」

ケイ「………」

ケイ「……第一級の魔法に、物体を常に“最善の状態”に保つものがあるんだ」ブゥン

フレン「いや……違うの。私は……」

ケイ「……今、苦しみから解き放つよ」シュゥゥンッ

フレン「あ………」ガクッ

ケイ「……っ」ガシッ

フレン「……ここは…」

ケイ「大丈夫?」

フレン「………記録を照合。…どうやら、ご迷惑をかけたようですね」

ケイ「いや、大丈夫だよ」ニコッ

セレネ「魔法で機械を治す。……素晴らしい発想ですマスター」

ケイ「この世界は様々な世界の文化が集合してる。……俺はそこの管理者としてもっともっと知らなくちゃいけないんだ」

セレネ「マスター……大好きです」ギュッ///



女性陣「あーーーっ!」



ルカ「ルカもご主人様大好きーーーっ!」

ケイ「い、いや、俺は……」

セレネ「ちゅーしましょうマスター///」ハァハァ

ルカ「ルカもルカも!」ハァハァ

ケイ「ど、どうしたん!?」




リリン(ふひひっ、パワーアップしたリリンは他人の欲望を引き出すことができるのだっ!)




ケイ「幸せだけど後ろからの視線が怖いぃぃぃ」



 こうして、通常の機能をもったフレンは、住民の善き友人としてその地位を確立したのだった。



ちょっとお腹空いたので間食してきます!



ここで恒例の安価でも!

五分後に出しますからねー。準備しておいてくださいねー。

聖女はやりますよー。

それでは安価。


1、召喚する
2、誰かと遊ぶ


召喚するなら

名前:
種族:
性別:
容姿:
備考:


安価下1~3


名前:タネル
種族:究極邪神
性別:無
容姿:頭部は山羊のような形状の頭蓋骨に骨翼や尾椎も生やしており、全身が骨の形をした結晶で作り上げられ、神々しく・禍々しい姿をした存在。

備考:某異世界で退治された【タブー】と某異世界で退治された【エネル】が合体し誕生した【究極邪神】である。
八本の伸縮自在の鋭利な腕を持ち【タブー】の瞬時に再生・強化される力と【エネル】の無尽蔵にエネルギーを生み出す・吸収する力を併せ持つことで、無限に強くなることを実現可能にした。
【タブー】の特性:『進化』『再生』・【エネル】の特性:『無限』『吸収』を得ることで【如何なる攻撃にも適応し吸収する】究極完全に近い特性を新たに得た。

パラレルワールドの、某異世界の神も英雄も万物の命あるモノ全てを消すことに成功、究極の真理を得た。
その真理は「虚しい」らしい。

ある日。


ケイ(そう言えば、今までは何かしらの種族や物を呼びだしてたけど、逆に“自分の世界から逃げ出したい”と思ってる者を呼びだしたらどうなるんだろうか……)

ケイ「何事も経験……だな」




ケイ『  召 喚 !! 』




アメリア「………?」キョロキョロ

ケイ(桜色の髪の……女の子?)

アメリア「……あなたは?」

ケイ「俺はケイ。実は―――」





アメリア「……そう…だったんですか」

ケイ「もし帰りたかったら送るけど」

アメリア「……はい、そうしていただけると…」

ケイ「えっ」

アメリア「えっ?」

ケイ(条件は“自分の世界から逃げ出したい”なんだけどな……)

ケイ「……それじゃあ、送り返すね」

アメリア「あ…はい」

ケイ「………?」

アメリア「……戻らなくちゃ…」ブツブツ

ケイ「………」




ケイはどうする?



1、帰ってもらう
2、返さない


安価下1~3多数決

そう言えば全く関係ないけど、>>1がネットゲームしてた頃に初めて友達になった雨宮さんは元気にしてるだろうか。。。

と、関係ないですね。続きー。

ケイ「……ごめん」

アメリア「えっ?」

ケイ「やっぱり君を返すことはできない」

アメリア「……やっぱり…ですか」

ケイ「やっぱり?」

アメリア「あなたも“私の力が目当て”なんですよね」

ケイ「えっ、力?」

アメリア「私の“癒しの力”が目当てじゃないんですか?」

ケイ「……いや、それは初耳だけど」

アメリア「えっ、それじゃあどうして……」

ケイ「それは、



君のことが本当に心配だから」



アメリア「………っ///」ドキッ

アメリア「//////」ポーッ

ケイ「アメリア?」

アメリア「あ、は、はいっ///」

ケイ「どうしたの?」

アメリア「い、いえ……何でもないです!」

ケイ「……ごめんね。帰りたいのだろうけど…」

アメリア「でも、どうして心配なんですか?」


 ケイは説明した。

 今回の召喚が“自分の世界にいたくない人間”を対象にされていることを。


アメリア「……そうだったんですか…」

ケイ「アメリア?」

アメリア「……ちょっと自分が嫌いになりそうです」

ケイ「えっ、なんで?」

アメリア「………」

アメリア「私は、癒しの聖女として皆さんから良くしてもらっていました」

ケイ「………」

アメリア「もちろん、色んな人を癒しました。少し体力を使いますが、デメリットのないこの力は皆さんのために使用するべきだと私も思ったからです」

ケイ「うん、良いことだと思う」

アメリア「ですが、ある時、王様が不慮の事故で亡くなられた息子さんを連れて来たのです」

ケイ「!」

アメリア「……治りました」

ケイ「えっ」

アメリア「理由は分かりません。死人を生きかえらせることはできなかったのですが、なぜかその方は生きかえりました」

ケイ(そんな力があるのか……)

アメリア「しかし、それはやってはならないことだったのです」

ケイ「というと?」




アメリア「死人を治せるということは、私を魔女だと言いだす人たちが現れたのです」




ケイ「………」

アメリア「それでも、力を求める人はたくさんいます。だから私は噂は無視して人々を癒し続けました」

アメリア「そんなある日……私の癒した人々が次々と亡くなったのです」

ケイ「えっ?」

アメリア「……人々は私が殺したと言ってきました。でも、私にはそんなことをする力はありません」

ケイ(癒しの反動? いや、急に来るか? なら誰かが人為的に?)

アメリア「……私は今日、魔女裁判にかけられるはずだったんです」

ケイ「えっ……それならなぜ帰ろうと…」

アメリア「だって、私が急にいなくなったら、それこそ魔女だって思うじゃないですか」ニコッ

ケイ(自分の名誉のため……いや、この顔は…)




アメリア「今まで治した人が不安になったら困りますからね」エヘヘ




ケイ「………っ」ドキッ///

ケイ(ここまで献身的に……)

マスター『照合完了。該当の魔法は癒しの最上級』

ケイ「それに反動や呪いはあるのか?」

マスター『ない。最上級の魔法はデメリットがないのが特徴』

ケイ「ありがと」

マスター『失礼する』

アメリア「ほわぁ……すごい大きかったです…」

ケイ「やっぱりないみたいだ」

アメリア「そうですか…良かった」

ケイ(その良かったは治した人々に向けてるんだろうなぁ…)

アメリア「では、なぜ……」

ケイ「あのさ……良かったら調べようか?」

アメリア「えっ?」

ケイ「あんまり使いたくないんだけど……真実の魔法ってのがあってさ。それをすれば分かる時があるんだ」

アメリア「ほんとですか!」ギュッ

ケイ「うん」

アメリア「あ/// で、でもどうして使いたくないんですか?」

ケイ「……すこしデメリットがあって…」

アメリア「?」

ケイの部屋。


アメリア(全裸)「………」モジモジ///

ケイ(全裸)「………」モジモジ///

二人「………」モジモジ///



二人(は、恥ずかしい!!)カァ///



今日はここまで!!眠気でロケみつも見れそうにないぜ!

おやすみなさい!!!

聖人てのはとばっちりを食わされるもんだからな。仕方ない
まぁそれにしたって、このスレの女性裸にさせられ率は異常だと思うがww

ユウ君とやらの分岐はまた安価になるのかな?

これ以上安価に対応できるなんてみんなのネタの深さはマリアナ海溝かっ(小並感?)

>>486
それは>>1の趣味です……。本当はシアンも脱がせ魔にしたかったんだ……

>>487 全くの未定です。というより、基本的に先のレスは読んでないです。楽しみは後にとっておくタイプなので。

続きやりたいけど忙しいので、できたらやりますー

ケイ「ごめんな。真実の魔法に隠す物は厳禁なんだ」

アメリア「いえ……大丈夫です」

ケイ「……それで、どの真実を知りたいんだ?」

アメリア「……?」




ケイ「王様の息子が生きかえった理由か、それとも治療した人々が死んだ理由か……どっち?」




アメリア「私は……」

ケイ(やっぱ治療した人が死んだ理由の方が気になるよな……)





アメリア「私は、自分の力が人々を幸せにしたのかどうか、知りたいです」





ケイ「それはっ……」

アメリア「おねがいします」ジッ

ケイ「……分かった」ブゥン





真実の光『真実は“否”』シュンッ




アメリア「………」

ケイ(分かってたことだ。人々を幸せにしたのかどうかと言う質問は、逆に言えば一人でも不幸せにしたのか、という質問だ。死人が出た時点で……)

アメリア「………」ポロポロ

ケイ「アメリア……」ギュッ

アメリア「……あ…うぅ……」グスッ

ケイ(今の俺にアメリアを癒す言葉を出すことはできない……なら、落ち着くまで…)ギュッ

アメリア「ぁあああぁあああああぁああ!!」ポロポロ

ケイ「………っ」

アメリア「……ケイ…もう、大丈夫です」グスッ

ケイ「………俺が離したくない」ギュッ

アメリア「……ふふっ、もう…」ギューッ

ケイ「あのさ……アメリア、聞いてくれるかな」

アメリア「……はい」




ケイ「俺の妹は、さ。“俺を助けるために死んだ”んだ」




アメリア「……はい」ギュッ

ケイ「死んだ妹は幸せだったかな」

アメリア「はい、幸せだったと思います」

ケイ「じゃあ、生き残った俺は幸せになれるかな?」

アメリア「それはケイ次第じゃないですか?」

ケイ「……そう、だね」

アメリア「……ねぇ、ケイ」

ケイ「……ん?」




アメリア「あ、あの……入りそう…///」モジモジ




ケイ「わわっ、ご、ごめんっ!!」バッ///

アメリア「……ふふっ、もう少しで結婚しなくちゃいけませんでしたね」ニコッ

ケイ「えっ?」

アメリア「私たちの世界では、交わった者と永遠の誓いを結ばなければならないんですよ?」

ケイ「そ、そうなんだ……」

アメリア「もし破ったら……死刑です」ニコッ

ケイ「……肝に銘じます」




 ケイは思った。

 どんな世界でも、女性は怖い。そして、

 どんな世界でも、男はスケベだ、と。



ある日。


エリス「……なにこれ」

ケイ「えっと……子犬…?」

ケルベロス「グォォオオオンッ!!」ビリビリ

エリス「ぷ、ぷるとーよりでかいじゃない! 私は子犬が飼いたいなぁって言ったのよ!」

ケイ「あ、ああ……、確かに子犬を出そうとしたんだけどな…」

プルトー「子犬じゃないんですか?」



ケイ&エリス「「えっ?」」



ケルベロス「………」クシクシ

ケイ「これが……」

エリス「こい……ぬ?」

ディモス『ふむ、ケルベロスの一種だな。我は何度か研究対象にしたことがあるが、これの首が三つある理由はいまだに分からん』

ケイ「ほんとにケルベロスなんだ……」

エリス「おどろき……」

プルトー「子犬だからポチですね!」

ケイ「えっ?」

エリス「ぽ……ち?」



ポチ「ぐぉぉぉおおん♪」



ケイ「喜んでる……」

エリス「ポチ……が良いみたいね」

ディモス『時にプルトー。我と交配を「がうーーーーっ!」バキッ

ディモス『ふむ、お主でも良いが、まだはいら――』

ケイ「それ以上言うと追放するよー」

ディモス『ぬぅ……』

数日後。



ケイ「……君は?」

ユウ「こ、ここはどこ!? 魔王の罠!?」ハワワ

ケイ(同い年くらいかな……)

ユウ「シノブさーん! ルルさーん!」オーイオーイ

ケイ「あの、さ。多分君の知り合いはこの世界にはいないよ」

ユウ「え……」

ケイ「ここは俺の世界。君はこの世界に召喚されたんだ」

ユウ「召喚……ま…また?」

ケイ「えっ……」

ケイ「そうか、異世界へ勇者として……」

ユウ「はい……ただの広島県民なんですけど…」

ケイ「まじ!? 俺岡山県じゃけど!」

ユウ「そ、そうなん!?」

ケイ「すげぇ偶然じゃなぁ」

ユウ「う、うん!」





ケイ「まぁそれは良いとして、それじゃあ勇者として戦ってる途中だったってこと?」

ユウ「………」コクリ

ケイ「じゃあ、なぜ世界から逃げたいと?」

ユウ「うっ……」ギクッ

ケイ「ユウ?」

ユウ「……うぅ…」ガクッ

ケイ「どうしたん?」

ユウ「ぼ、僕なんか! 僕なんかぁ!!」

ケイ「………?」

ケイの家。

セレネ「落ち着きましたか?」

ユウ(綺麗な人だなー……)ポーッ

エリス「セレネに見惚れてるよ?」

ケイ「まぁセレネは可愛いからな」アハハ

セレネ「ごめんなさい。私はマスターの所有物です」ギュッ

ユウ「……そ、そんなっ、ぼ、僕まだ何も!!」アワアワ

ジャガ「ふむ、勇者か。そんなものはおとぎ話にしか出てこないと思っていたが…」

つくも「つくもの世界にもいなかったよー」

ミナ「そういえば我の世界にはいたな。まぁ、我が完膚なきまでに叩きのめしてやったが…」ククク

ウィン「私は対勇者用の魔物でもあるんだよー!」ワーイ




ユウ「……皆さん、ケイさんの所有物なんですか?」




ケイ「え、いや……」

一同「………」ジーッ

ケイ(こ、ここで答えを間違えると大変なことに!!)




1、そうだよ。
2、違うよ。
3、その他(個人の名前を出しても良いです)



安価↓3番目 ちょっと風呂入ってきますー。

ちょっと可愛い女の子書いてから風呂入ろうとしたら可愛い女の子でもなかったし風呂へ行くタイミングも見失ったのでとりあえずもう少し続きー。

>>1はこの世界は歪みまくってると思います。本当は主人公は人間じゃなくて神様みたいな人間より上位の存在にして、人間を一つの駒みたいな扱いにしようとしてたくらいですからね。


でもまぁ、この場合は所有物=俺の女みたいなノリで答えて欲しかったです続きー

ケイ「も、物じゃない。皆俺の大事な家族だ!」

女性陣「………」ハァ…

ケイ「えっ、えぇ!?」

ユウ「なんでため息つくのでしょう。すごく良い答えだと思いますが…」

エリス(きっとケイの世界の男は鈍感スキルを鍛える所から人生が始まるんだろうね)



ケイ「そ、それより、ユウはどうして世界から逃げ出したいと?」



女性陣(誤魔化したな……)ジトーッ

ユウ「じ、実は……」

ケイ「やることやることうまくいかない?」

ユウ「そ、そうなんです。僕が魔法を使うと敵は急に魔力無効化状態になるし、街では犯罪者と間違われるし、道を歩けば棒にあたるし……」シュン…

エリス(それってどんくさいって言うんじゃ……)

ジャガ「それはどんくさいだけじゃないのか?」

エリス(言っちゃった……)

ユウ「あうぅ……」シュン


ケイ「それじゃあ、しばらくの間、あの人の世話になるしかないね」


ユウ「えっ?」

一週間後。ケイの家。


セレネ「そう言えば、マスターと同じ世界の勇者さんはどうしてるんですか?」

ケイ「んー、たぶん今頃頑張ってるんじゃないかなぁ……」ニコニコ

セレネ「?」





とある森。

ユウ「ひーーーーん! た、たすけてぇええ!」

フレン「私は鬼教官だ! 貴様を鍛えるために心を鬼にしてる!!」ピシャッ

ユウ「ひぇえええ!!」ダダダッ



ウィン「ちょっともーうるさいよー」



 ユウが一人前の勇者になる時は来るのか!

 それは誰にもわからない。。。



ちょっと離れますー。

風呂入ってて急に気付いたんだけど、>>1は8割くらいの確率で2月~4月は転勤による引っ越しや新天地でバタバタだから、ssできねーんだった。。。


本当にいきなりの暴走行為なんだけど、このスレこっから一気に方向転換してもいいですか?

※基本安価であること、キャラ募集があること(一部制限有)は一緒です。

>>1は失敗しやすいので、もしミスったらごめんだけど、これやってみてーってのがあって。



ジャンル的には“SAO”とか“ログホライズン”とかのMMOだっけ、あれみたいな話です。


ルール

まず募集をかけます。

選べる人種は、

【人間】【エルフ】【獣人】【妖怪】などの基本人間のような姿をした種族。意思疎通がとれるなら動物や魔物でもおk。

選べる職業は何でもあり(>>1が表現できるかどうかは別の話)

強さはコンマ下二桁で決まります。

00……オンラインゲームとして参加していない特殊な例(異世界人など)

01~30…初心者
31~50…中級者
51~70…上級者
71~90…廃人
91~95…天才
96~98…主人公?



99……“オンリーワン”と呼ばれる最強の戦士


募集は>>1が1時間~3時間くらいまとまってできる時間にかけます。その時に参加できなかったらごめんちゃい。


例:

524:>>1 2014/01/07(火) 03:41:57. 02←初心者

名前:シアン
種族:異世界人
職業:魔銃士
見た目:優しそうな青年
口調:普通?(ちょっと距離感がある?)


説明続きます。

え、システムとかストーリーじゃなくて世界観とか全部一新?

造ったキャラは毎日一回、作った本人がコテかもしくは名前欄にキャラ名を入れることで、チャンスが生まれます。

ゾロ目で特典が選べます。

特典

1、レベルアップ 称号が一つ上がります。
2、レアアイテム 何かレアアイテムをゲットできます。
3、その他(まだ未定です)


後は、募集かけた時に参加した人は、コテか名前欄にキャラ名を入れてレスすることで、安価が優先されます。

例:

この後どこに行く?

1、ダンジョン
2、平原
3、海

安価↓1(これは例です)

と、した時に、

募集に参加していない人もレスで選べますが、募集に参加した人は後からレスしても優先されます。

もちろん会話中の安価や戦闘中の安価などもあります(たぶん)



と、ながなが説明してもあれなので、もし今から20分ほどβテストに参加してくれるなら、



名前:
性別:
種族:
職業:
見た目:
口調:

現実の性別:


を埋めてください。



今回は参加者3名まで募集します。

4:07に物語を開始します。


安価↓1~3 4:07まで

>>524 システムは今までのシアンマゼンダと箱庭を踏襲してます! ストーリーと世界観は一新します!


一人目:デス13(レベル12:初心者)

ちょっと時間近すぎたと思うので、4:10に開始します!

ほんと、突然でごめんね! その代わり頑張る!

一人目:デス13(レベル12:初心者)
二人目:アンデル(レベル22:初心者)


ちなみに、>>1が主人公を設定しますが、それもコンマ判定で決まります。(コンマ高ければSAOやログホラの主人公みたいに、低ければドットハックみたいになるかと)

いないかな? 途中参加もありですからねー(残り一名)


それじゃあ、β開始します!


箱庭オンラインβ START...

青年「……宝くじが当たってしまった…」

青年(しかも人生三回やり直せるくらいの額……)

青年「こんなの人生自滅しちゃうよー!」ウワーン





青年「オンラインゲームか……。お金かからないし、しばらくやってみようかな…」ピッ





【箱庭オンライン】

青年「へー、世界中の人と遊べるのかー」

青年(どんなキャラにしようかな……)


 青年は脳を電脳世界とリンクする装置を頭につけると、ゆっくりと目を閉じた。

 少しばかりカチャカチャという音が鳴って、意識がゆっくりと闇に沈む。。。


ガイド「ようこそ箱庭オンラインへ!」

青年「はぁ……」

ガイド「あなたのプロフィールを入れてね!」

青年「……えっと」

青年「こんな感じかな?」

名前:シアン
性別:男
種族:人間
職業:魔法剣士
見た目:普通の青年

ガイド「承りました」



※これのコンマが青年の強さになります。

強ければ、数年後の世界になります。

箱庭オンライン 初心者の街


シアン「……ここがオンラインの世界かぁ。技術向上ってすごいな。これ本物の世界みたいだ…」



 青年はしばらく色んな場所を訪れた。

 初心者の館。

 初心者のアイテム屋。

 初心者の武器屋。

 初心者の防具屋。

 初心者の酒場。

 ギルド。

 そして、ルイダーの酒場。



ルイダー「あら、あなた初心者ね? 今日は何をしにきたの?」

シアン「えっと、仲間を探してるんだけど……」

ルイダー「そう、仲間ね。仲間と旅するのは楽しいよ」ニコッ

シアン(綺麗な人だなー……って、ゲームの住人だって馬鹿……)///

ルイダー「ユーザーとコンピューターどっちにする?」

シアン「せっかくなのでユーザーで」

ルイダー「おっけー。少し待ってね」ニコッ

シアン「はい!」

ルイダー「仲間を呼んだわよ! もっと条件を絞ることもできるからね!」ニコッ

シアン「はいっ!」

デス13「………」

アンデル「貴様が我を呼んだのか」

シアン「あ、はい……」

シアン(なんか怖い人たちだな……ゲームの住人になり切ってるのかな……)

アンデル「貴様のレベルは?」

シアン「あ、えっと、チュートリアルをクリアしたので12です」

アンデル「そうか、私は22だ。貴様は?」

デス13「12」

アンデル「貴様も初心者か。ふん、私についてくるがよい」

シアン「あ、ちょっと待って、四人までパーティ組めるし、もう一人検索してみるね!」

アンデル「ふん、あんまり待たせると抜けさせてもらうぞ」

シアン「ちょっとだけだから!」



参加募集中

安価↓1 4:28まで

シアン「来ないね」

アンデル「初心者の募集に集まる方が馬鹿だ」

シアン(アンデルさんは来たじゃないか……)ブーッ

シアン「仕方ない。今回はコンピューターにするか」


セレネ「よろしくお願いします」


シアン「よろしくー」

アンデル「ふんっ、コンピューターに挨拶するとは愚かな」

デス13「クキキキキ」

シアン(デスさん怖いよう……)

初心者の森。


シアン「たぁ!!」ブンッ

魔物「」グギャァ

アンデル「……炎よ!」ボッ

魔物「」ジュッ

デス13「クキキキッ!」ブンッ

魔物「」ドサッ

シアン「けっこう弱いですねー」

アンデル「初心者の森だからな。これが初心者の平原だと上手くいかないぞ」

シアン「そうなんですか?」

アンデル「なにせ、私が何度も負けているからな」フフンッ

シアン(自慢できることなの…?)

デス13「この場所飽きた」

シアン「ボスのいる場所行ってみます?」

アンデル「そうだな。ここのボスは簡単に倒せるしな」

※本編ではもう少し安価で行動を選べればいいなと思ってます!


アンデル「時にシアンは現実では何をしているのだ?」

シアン「えっ?」

シアン(急に現実の話!?)

シアン「え、えっと……ニート?」

シアン(う、嘘じゃないよな……)

アンデル「そうか……我は【本編はここで安価入れたりするかも?】」

シアン「へー、そうなんですかぁ。デス13さんは?」

デス13「クキキキキッ」

シアン「答えたくないってことですね……」

アンデル「この時間帯で日本人が参加するのは珍しいので嬉しい限りだ」

シアン「そうですね。もう明け方ですもんね」

アンデル「デス13は日本人かどうか分からないがな」

シアン「日本人じゃないんですかね」

アンデル「何故だ?」

シアン「年齢の時すぐに答えてたので」

アンデル「ふむ……ニートのくせにやるのだな」

シアン「えへへ」

アンデル(誉めてないぞ)

ボスを倒した! (本編では安価で倒すかも?)





アンデル「楽しかったぞ。我とフレンドにしてやろう」


アンデルからフレンド申請が送られてきた!


シアン「あ……」


シアンはどうする?


下一桁コンマ奇数でイエス。偶数でノー。(これは例です)




という感じにやってみようかと。

もし面白くなかったらまた箱庭に戻しますので、明日以降少し>>1にお付き合いくだされー。

今日はおやすみなさいー。

おはようございます!

皆さんの愛のある意見を読んで改正すると、



全体の意見について

・遅速でも良いから箱庭

オンラインの方について

・強さ(レベル、技術、廃人度)は任意が良い。




ちゃんと準備できてから言おうと思ったんですが、喫茶店と箱庭はブログの方でやろうかなぁと思って。
意外にキャラの管理が大変で……。まぁ絶対こっちの方が参加者は多いと思いますが。

なんで新スレを建てなかったかというと、単純に>>1がスレ建てすぎに反省したからです。なんか前みたいに一定数越えても建てれたので建てまくってしまった。反省。

でも、最後くらい立ててもいいかな?(すっとぼけ?)

なんてブログ?

>>559 今はまだ喫茶店シアンマゼンダで放置してるブログのままです。それをいろいろ改造して見やすくしようかと。
まぁ、ブログならもしかしたら読んでくれた人の中からキャラの絵を描いてもらえるのではないかとか下心もありますが。

だから今のうちにここでいろんなパターンをやってみとこうかと。参加して下さってる皆さんには迷惑かけますが。

それじゃあ、本番行きます。

やっぱりシステムはそのままなので、主人公はケイで、オンラインを取り寄せた設定にします!


まずはケイの強さ。

安価下1【下二桁が>>523に対応】

適当にレス頼むべ!


名前:ケイ
性別:男
種族:人間
職業:カウンセラー
見た目:医者っぽい姿(見た目はケイ)

中級者



今から参加者を三名募集します!


名前:
性別:
種族:
職業:
見た目:
口調:

現実の性別:


今回は時間の関係上、安価少なめでレス多めにいくかもしれないです!


安価下1~3

あー、ごめんさい。

オンライン歴(このゲームのやり込み)

歴:(何年とかでも廃人とかでもいいです)
強さ:(レベルなら1~99、表現なら技術がすごいとかキャラが強いとかお願いします)

もお願いします!

安価下

名前:ジレーザ
性別:男
種族:悪魔
職業:魔法騎兵
見た目:鉄色の髪をした青年。眼は黒地に金の虹彩(よくある魔族のアレ)
口調:皮肉屋

現実の性別:男

レア武器コレクター。特に槍と防具(主に鎧と盾)に眼がない。
自力で手に入れてこその蒐集家だという信念を持っている

歴:上級者と廃人の間くらい
強さ:レベル66



ちなみに、レベルは60からぐんと上がりにくくなっており、

現在、世界中で3兆人(宇宙、他世界含む)いる中で、60は1億人、70以上は一万人、80以上は1000人、90以上は100人、99は三人しかいないです。


残り二名募集します。

ジレーザさんは現実の男のスペックとかもあったら加えてもいいですよ!


名前:
性別:
種族:
職業:
見た目:
口調:

現実の性別:
現実のスペック(あれば):

歴:
強さ:


安価下残り2名

悪魔と戦闘兵器が両脇……ものすごく避けられそうなパーティ…

後一名募集してます!(女の子がいいなっ)


じゃあ、プロトのレベルは68位にしときます!



了解!

ジレーザ、プロト、ケイ、タケル、トゼの五人パーティで行きます!

すごいメンバーだ……。


次にケイ達が所属してるギルドの順位


安価下1 下二桁が順位00だと伝説のギルド

適当にレス頼むべ!

PK軍団

ギルド登録数 現一億(うち3割近くが名前だけの中身なしギルド)

ケイのギルド

9200万位【できたてほやほやギルド】

>>578 どんだけ恐ろしい集団にする気だ……良かった安価外れて……


このギルドの主な趣旨

1、冒険
2、収集
3、コミュニケーション
4、旅行しみゅ
5、出会い系
6、PK
7、PK潰し
8、その他


安価下1、2


6、7は同居できないので、重なったら後の方は無効にします!

※今回はあぶれた安価はギルドのメンバーに組み込まれます!


安価なら↓

読み始めて追いついたと思ったら違うものが始まっていたでござる

期待
安価↓

>>586 適当くんと自称する所以でござる(すっとぼけ)


それじゃあ、ついでだから

このギルドの趣旨

1冒険
7PK潰し
8レアハント&コレクト

でいきます!

まぁ一応この順位の裏付けとして、7と8を行うときはギルドから外れることで、仲間の安全を守っているという設定にします!



それじゃあ今回の目的

上の178のどれにするか。


安価下1

※目的を達成すると再び冒険者募集します。

目的は具体的に入れてくれると尚ありがたいです。

7だと、最近巷を賑わせているPK(名前)を倒す任務、とか。

了解です!

冒険(タケルは服の素材を手に入れたい)でいきます!

開始は日付の向こう側になるとおもうのでよろしくです!

キャラをレスして、次の募集時にレス番入れると楽ですよ?


では!(今回は恋愛あります!!たぶん!)

ただいまー。
つづきー。

箱庭オンライン

ギルド【雨宿り】


ケイがログインしました。


ケイ「こんにちわー」

ジレーザ「こんにちわ」

プロト「うむ」

タケル「こんにちわ!」

カリン「ケイこんにちわ(´▽`*)」

トゼ「こんにちわ」

ケイ「今日は冒険の約束だよね!」

プロト「うむ」

タケル「そ、そのことなんだけどさ……」モジモジ

ケイ「?」

カリン「タケルったら、トゼに服装の事言われて凹んでるんですよー(*´∀`)」

タケル「そうなんだーーーっ、だから途中で服の素材を集めるの手伝ってー!」

トゼ「そうですね。素材さえ用意してくれれば特別に私が作ってあげましょう」

タケル「やったー!」

ケイ「それじゃあ、行きましょうか」

ジレーザ(レアアイテムもあるかな……)

プロト(まぁ、たまにはよかろう……)

箱庭オンライン 緑の宇宙 暁の星(世界難易度80/100)


ケイ(LV33)「うわー、ここめっちゃ難しいとこですねー」

タケル(LV42)「だってジレーザが……」

ジレーザ(LV66)「俺はレアアイテムがある所しか行かない」

プロト(LV68)「いざという時はワシに任せておけ」

トゼ(LV45)「前衛は皆さんにお任せしますわ」

ケイ「それじゃあ、行こう!」





暁の星 中央大陸 中央帝国 中央都市

ケイ「うわー、栄えてますねー」

タケル「魔族から妖怪から人間から色んな種族がいますね!」

トゼ「この星の服飾センスはなかなかですわ」

ジレーザ「コンピューター管理って言っても、生物と同じだけの機能をシミュレーションしてるんだから、もはや本物だよな……」

ケイ「そうですね」

プロト「トゼよ。この国で服を買ったら早いんじゃないのか?」

トゼ「そうですね」

タケル「だだ、だめですよ! 僕はトゼさんに作ってもらうんですから!」アワアワ

ジレーザ(そんなのよりレア防具手に入れた方が良いと思うんだが……)

トゼ「プロとして頑張ります」

タケル「………」

プロト(ワシも後40年若ければのう……)

ケイ「でも、せっかく冒険しに来たんだし、どこかの遺跡に入るとか、ボスを倒すとかしたいですね」

ジレーザ「この世界には人間のボスがいる」

プロト「ほう……」

ジレーザ「なんでも、ここだけ特殊で、プレイヤーがボスをしているらしい」

トゼ「珍しいですね」

ジレーザ「負けても何のデメリットもないから記念戦闘する人もいるとか……」

タケル「勝つと何か貰えるの?」

ジレーザ「いや、勝った奴がいないから分からない」

全員「………」





喫茶店シアンマゼンダ

全員(喫茶店……?)




シアン(LV99)「いらっしゃいませー……って、プレイヤーですか…」ハァ…




トゼ(あら、なかなか良いデザインしてるわね…)

出たな魔翌力お化け

ケイ「あの、あなたがボスですか?」

シアン「まぁ、そうですけど……その前に僕の仲間を倒してからにしてください」

プロト「面白い。ワシが行こう」ズドンッ

シアン「機械の身体ですか。だったら……」ブゥン




百『呼んだか、シアン』ズドドドドドドドンッ!!




ケイ達「」



 説明しよう!

 百とはただでさえ最強の一とただでさえ最強の九十九が合体した、シアンマゼンダの世界でも最高クラスの生物兵器なのである!



プロト「そんな……ワシが負けるなど……」ガクッ

百『もう帰っていいか?』

シアン「はい、今日は身体の何割を持ってきたんですか?」

百『1%だ』

プロト「!!」

シアン(たまに渡航者が間違って上陸するらしいですね……)アハハ…



ジレーザ「次は俺が行こう」



シアン「悪魔……ベルデさーん」

ベルデ「えー、何~? ってまた異世界人~?」ヤレヤレ

シアン「おねがいします」

ベルデ「その代わり、夜の相手は?」

シアン「……分かりました」

ベルデ「よーし、張り切っちゃうぞーーー!」

ケイ(え、NPCとエッチなことしてるのか!?)

シアン「あ、誤解しては困りますけど、この世界だけちょっと特殊でネット上と現実世界がリンクしてますから」

ケイ達「」

ジレーザ「俺が難易度90の世界で見つけたこの蒼き聖剣でお前をぶった切ってやる……」ゴゴゴゴ

ベルデ「本物の悪魔なんて久しぶりに見るわー」

ジレーザ「喰らえっ!」ゴォッ


 ジレーザの右腕から放たれる黒い瘴気。


ベルデ「ふーん、なんかすごそう」カツッ


 ベルデは前方を赤のハイヒールで踏み込むと、少し前かがみになって投げキッスをした。


ケイ&タケル&プロト「//////」ポーッ

トゼ(練習しようかしら……)



ジレーザ「ふん、俺に色仕掛けは通用しな――」ピタッ



ベルデ「色仕掛けなんてシアン以外にする訳ないでしょ」

ジレーザ「な、動けない……」

ベルデ「あんたらってどっかで通信してんでしょ? だったらそれを一部遮断すれば良いだけじゃない」

シアン(それってオンライン的にはかなりアウトだけどベルデさんは現実の人だし……)ハハハ……

鈍感属性はゴミ箱にポイしました。シアンマゼンダのシアンに好意を向けてる女の子は皆シアンのものです(ここでの設定はね☆)



ジレーザ「すまん……」

ケイ「まぁ、今のは向こうがずるいですよね」

タケル「次は僕が行く!」

シアン「えーと君のその格好は……スーパーマンかな?」




ベルデ「だっさ」




タケル「」ズーン

トゼ「だから言ったんです」

タケル「くっそーっ! これに勝って最高の服をトゼさんに作ってもらうんだい!」

シアン「服? 服を探してるの?」

タケル「正確には素材だけど」

シアン「それじゃあ、頑張ったら良いところ紹介してあげる」

タケル「ほんと!!」

シアン「それじゃあ、ヒーローは怪物を倒さなくちゃね。空間移動魔法!」ブゥン


ケイ達「!?」ブゥン


西の大陸


タブー「………ふむ、貴様たちは…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

タケル「」

ケイ(ポチくらいでかくて……悪魔みたいな姿……)

シアン「さ、頑張って」ニコッ

タケル「」ボロボロ

ケイ「タケルーーーーーッ!!」

タブー「強きものを出せ」

シアン「あー、また今度ね」シュンッ


喫茶店シアンマゼンダ


ケイ(なんかさっきからおちょくられてないか?)

シアン「次は? ケイさん? それともトゼさん?」

ケイ「え、名前言ったっけ?」

シアン「ああ、僕の得意技は名前当てなんです」ニコッ

トゼ「それじゃあ、私はパスで」

トゼ(どうせ負けるでしょうし)

シアン「おっけー。じゃあ、ケイさんはどうする?」




ケイ(なんか無性に腹立ってきたぞ……)



ケイ「シアンさん。あなたとやらせてください」

シアン「え、でも……」

ケイ「ただし、こちらの指定する場所でお願いします」

シアン「……いいよ」ニコッ

ケイの世界


ケイ(本当に連れてこれた……)

トゼ「ここは?」

ケイ「あ、ちょっとしたフィールドだよ」

シアン「さぁ、さっそくやりましょうか」ブゥン

ケイ「……いいですよ」





ケイ「負けた」ガクッ

シアン「あー、そういうことでしたか」

プロト「何が起きた?」

ジレーザ「ケイが何かポーズをとって、シアンがそれをなぎ払ったらケイが負けを認めた」

タケル「よく分からなかった……」




シアン「ケイさん、ズルはダメですよ」




ケイ「……あう」

シアンマゼンダ

シアン「まぁ、さっきのことは忘れて、タケル君にぴったりの場所を教えてあげます」

タケル「ほんとですか!」

ケイ(なんで俺の世界でも強制力が効かなかったんだろう……)

シアン(って悩んでるんだろうなぁ……可愛そうなことしたかな。僕はこの世界全ての魔力を内包してるから一個人の神様レベルじゃ相手にならないのに……)



シアン「赤の宇宙の白き森の星にいる悪魔竜の皮はすごく丈夫ですよ」



ジレーザ「赤の宇宙……レベル80以上の星しかない場所……」ゴクリ

プロト「ふむ、面白い」

トゼ「私は怖いです……」

タケル「僕が守ります!」

トゼ「ふふっ、期待しています」ニコッ

ケイ「よし、それじゃあ行ってみよう!」



シアン「あー。ケイ、これをあげます」



ケイ「これは?」

シアン「通信石。これがあれば箱庭とこの世界をリンクさせることができます」ボソボソ

ケイ「えっ、なんでそんなのを?」

シアン「ケイの魔力、かなり穢れてますよ。そろそろ暴発するんじゃないですか?」

ケイ「!!」

ケイ(なぜそれを!!)

シアン「そ唸る前にここに来てください。何とかしてあげますから」ニコッ

ケイ「……ありがとう」

シアン「いえ、その代わり喫茶店に寄ってくださいね」

※ケイは挑戦者なのでズルはダメですってことです! 一応シアンは箱庭オンラインのGMからボスをするようにお願いを受けてるので!


赤の宇宙 白き森の星(難易度91/100)


白き森南部



プロト「くっ!」ガションッ

プロト『レーザー!』ブゥン



魔物「ぐるるるるっ」バチンッ



プロト「レーザーが効かない!!」

ジレーザ「たぁあああ!」ブンッ

魔物「ぐぅぅぅ……がぁああ!」ドゴォッ

ジレーザ「ぐぉおおおおっ!」



レア防具:永久の鎧が破壊されました。



ジレーザ「ぎゃぁああああ! 永久シリーズがぁあああ!!」

ケイ「永久シリーズって壊れるんだ」

トゼ「偽物じゃないですか?」

ジレーザ「そうだったぁああ! 難易度90以上の場所にいる魔物は無限耐久の装備を破壊する攻撃を出すんだったぁああ!」


一同「どうする……」


1、逃げる
2、戦う


安価↓1

ギルド『雨宿り』


ケイ「怖かった……」

ジレーザ「永久ェ……」

プロト(ワシもまだまだ行きたい場所がある。死ぬわけにはいかんのぉ)

トゼ「残念ですがまた今度ですね」

タケル「そんなぁ……」




 こうして、タケルはスーパーマンっぽい格好のままとなった。

 ケイは宇宙人(地球人ではない、の意)が造ったこのオンラインゲームの奥深さにますます興味を持ったのだった。



よし、本番の本番行きます!



箱庭オンライン主人公

性別安価↓1

名前安価↓2

性格安価↓3




風呂入ってくるので、第三の主人公を造ってください。

名前:ルピン
性別:男
種族:クラッズ
職業:トリックスター(盗賊の上位職的な)
見た目:身長子供サイズで頭にバンダナ。要はととモノのクラッズ
口調:間延び口調、一人称僕、基本タメ口

現実の性別:男
現実のスペック:人間で言う高校生にあたる。可愛い子好きなお調子者。肝がかなり据わっている

歴:6年(ただし飽きてやめたりやっぱり再開したりを繰り返しているため総プレイ時間は4年ほど)
強さ:ステータス的には中の上。ただアイテムに精通しているアイテムマスターでそれを含めると結構上位に

入る。

やばいミスった!!

安価下ァ!

ごめんなさい、上のは無視してください

おはようござます!

天然ジゴロか……要は今までの主人公にヒモ要素を足せばいいんじゃな!

三代目主人公 リュウイチロウ了解!

オンライン上はリュウにしますね!



それでは、冒険の参加者を三名募集します!

安価下1~3


名前:
性別:
種族:
職業:
見た目:
口調:

現実の性別:
現実のスペック(あれば):

歴:
強さ:

エラー出たのでアゲ安価下

? 上がらない……安価下。これで上がらなければそのまま置いておきます。

三人ともいい感じです! 創作意欲がわきます!

それでは少しだけ更新できたら更新しますー。




「リュウちゃんもやろうよー」



 それが、彼女の最後の言葉だった。

 彼女と言ってもただの幼馴染だけど、男子よりも仲が良くて、いつも一緒に遊んでいた。

 最近は何かオンラインゲームにはまっていた所為でお互い疎遠になっていたけど、彼女の誘いを受けて俺はまた一緒に遊べるんだとうれしくなった。

 異性として好きかと聞かれると正直返答に困る。

 どっちかというと喧嘩の方が好きだし、彼女は喧嘩が嫌いだ。

 ストリートファイトのリュウと言えばこの界隈では俺の事を指す。断じてファイターのリュウではない。

 だから、オンラインゲームなんてする気がなかったけど、植物状態の彼女を見て俺の中の何か黒くて燻った物がぶすぶすと煙を上げていた。



【箱庭オンライン START】



 なんでも、異世界人だか宇宙人だかが作った超リアルバーチャルゲームらしく、その情報量は地球を構成している原子や分子よりも複雑らしい。それってもう、生き物みたいなもんじゃないのか。


 地球人用に作られたフルフェイスのマスクをかぶる。


 それが脳波や筋肉を読み取って、ゲームの素体が造られるらしい。

 ただし、あくまでも素体であり、ゲーム内の強さは装備やスキルという能力がモノを言うらしいが。




「なんだよこれ、俺じゃねぇか」


 見た目や姿は完全に俺だ。

 これで良いですか、という質問の下に〝はい”と〝いいえ”の項目があるが、自分の姿を見ていいえと答えられるほど俺はプライドの低い人間じゃない。


【特別スキル付与】


「特別スキル?」

 目の前で、グルグルとルーレットが回り始める。

 ルーレットの下には円いボタンがあり、色んな言語で押せと書かれている。……たぶん。

「………」

 舐めている。

 俺はこういうのが一番嫌いだ。

 プレイヤー本人の姿を見せて、これで良いですかと聞いたり、特別なスキルやるから押せと命令したり、上から目線なところがかなーり気に喰わない。


「嫌だね」


 俺はそっぽを向いた。どうせ勝手に止まるだろ。


『ふーん、君、面白いね』


 機械的な、いや、〝宇宙人的な”声が頭に響く。


「あんたは?」


 内心かなり驚いてるけど、外には出さない。喧嘩の鉄則だ。


『僕はGM。ああ、管理者と言った方がいいかな。よろしくね』


 口調からすればかなり子供に聞こえる。けど、宇宙人だか異世界人だかの管理者ってことは相当年上なんだろうなきっと。




「で、管理者が俺に何のようだ?」


 特別スキルの〝ありがたーい”付与を断ったから怒ってんのか。

 それならこのゲームの程度が知れるな。


『いや、特別スキル自体が一億人に1人しか与えられない設定なんだけどさ、今まで一万人以上いた中でボタンを押さなかったのは君だけだったから』


 は?

 一億人の一万人?

 そんな参加してんの、これ。


『だから、君にはすごーーいスキルを与えようかと思って』


 ………。

 だから、そういうのすごーく大嫌いなんですけど。


「いいよ。俺別にこのゲームに興味ないし」


『えっ、今や地球人口の何百倍も参加してるこのゲームが興味ない!?』


 今の反応は嫌いじゃない。

 やっぱり相手を手玉に取るっていうのは楽しい。それはゲーム管理者だし向こうも同じか。


「ないよ。俺はただ、知り合いを探してるだけなんだ」


『………』


 何を考え込んでいる。

 まぁ、彼女を探す手伝いをしてくれるなら、俺はプライドも捨てるが。


『よし、分かった。君にはとっておきのスキルをプレゼントしよう』


「は?」


 こいつ人の話聞いてなかったのか。俺はスキルなんて―――。







『ゲーム内と現実をリンクするスキルだ』





離れます。

プロローグは地の文ですが、本編はいつも通りです。

では!

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