面接官「そして知ることが出来ないのだということすらも、知ることが出来ないということも含めてです」
就活生「???」
面接官「例をあげましょうか・・・例えば、去勢された飼い猫です」
就活生「飼い猫・・・ですか・・・」
面接官「はい。彼等は人間のエゴで去勢され、生殖能力という、生物の根源的権利を剥奪されているわけです。」
面接官「しかし、当の猫はそれを知りませんし理解も出来ません。幸・不幸を判断することすら出来ないのです」
面接官「どうですか?」
就活生「・・・・・・・・・」
お前等「はっ!だらしねぇなぁ~就活生!」
以下お前等の意見
男が好き
面接官「では>>3さん、貴方は自分が認知することがなければ一生騙され続けていても構わないということなのですか?」
面接官「知ることが出来ない、知ることがないのであれば不幸でないとはそういうことになりますが?」
お前等「んなもん簡単じゃねぇか!幸も不幸もわからねぇんだろ?ならそれは無いに等しいことってことだろう?」
お前等「本人にとってはな!」
面接官「つまり、主観的にそのような事柄であれば、例え客観的、俯瞰的に見てどうであっても、全く関係ない、と?」
お前等「そうだろうよ!そいつの世界にとってそれは認知出来ねぇ成分の事柄なんだろ?周りが勝手にああだこうだ言う話じゃねーさ!」
就活生「お前等さん・・・」
面接官「お前等さん・・・去勢猫はあくまで質問の概念を分かりやすく例えただけの話ですよ?」
面接官「本当に猫の話を聞いてるわけでも、猫についてお話していただきたいわけでもありません」
面接官「我々人間同士の、この社会生活の中でも起こりうるそのような事柄について聞いていますが」
面接官「分かっていますか?」
お前等「な・・・何が違うってんだ?」
面接官「貴方の主張のままですと、"当人に判断能力、認知能力がなければ""客観的にみて明らかに不幸であると判断できる事象も問題とはならない"ことになりますが?」
僕「おちんちん」
面接官「採用!」
面接官「あなたの強みは何ですか?」
俺「私は天才DJです。2秒で箱揺らします」
面接官「いえ、あの具体的にお願いします」
俺「本物の才能を見た時ってそういう反応になりますよね。まぁしょうがないですよ。忘年会でリアルなテクノ魅せてさしあげますよ」
なんで内定出たのか
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