男「いってえぇぇぇぇぇ!!!!」女「ぎぼぢいいよおお゛ぉぉぉ」(373)

ある暑い夏の朝、起きて便所に向かうと突如、時間にしては一瞬だが、信じられない程の激痛が股間に走った。
自慰をして、そのまま寝た翌日、放尿と同時に痛みを感じる事があるが、今回はその比では無い。
あまりの事態にそのまま近くの泌尿器科へと来たわけである。

男「病気?……自分、まだ童貞ですよ?」

医者「そういう類のものではありません……が、この病気にかかったとなれば、その懸念についても考えなければなりませんな」

男(寸止めオナニーがやばかったのか……? あれで病気になったっていう奴もいるし……)

男「あ、あの、それはどんな病気なのでしょうか?」

医者「……『快楽病』ってしってますか?」

どこか優しげで真剣な顔をするおっさんはそう発言した。

男「『快楽病』?…………いや、聞いた事ないです」

医者「……男さん、小便の時に、股間に激痛を感じたと言いましたよね? まるで小人に内側から攻撃されたように……精子自体が意志を持ったようにと」

男「えぇ、まぁ」

医者「それが特徴なんですよ。この病気の」

男「は、はぁ…………え? って事は……射精する度にあの痛みを感じるって事ですか!?」

医者「まぁ……そうなりますな」

男「ち、治療法はあるんですか?」

医者……痛みだけを取り除くものはありません」

男「……ということは」

医者「まぁ、去勢でしょうな」

男「そ、そんな……」

医者「そう落ち込まないでください。何も悪い事だけではありません。

良い方向に考えれば、その分の時間を他の事に使えるわけですから堕落しないで済む」

男「……そんなの精神論じゃないですか」

医者「それともう一つ。あなたと性交する女性はそれまで以上の快楽を覚えます」

男「……え? ど、どういう事ですか?」

医者「つまり、快楽病を持った男性とする行為は、通常の男性よりも遥かに強いオーガニズムに達する事が出来るという事です」

男「……」ゴクリ

医者「まぁ、その分、あなたは激痛を味わう事になりますが」

男「うっ」

医者「女性にとっては天国のような病気ですよ……女性にとってはね」

――

男「快楽病か……」

男「まぁ、モテるには違いないんだろうな……やった後には」

男「オナニーもできないんだもんなぁ……」

男「取り合えずそのまま過ごしてみるか」

――

男「あれから一週間……流石に限界だ……」

男「……寸止めなら……ぎりぎりまで我慢して寸止めなら大丈夫だ……」

――

男「FC2で動画探して……」

男「今日はこれでいいか……」

男「ハァハァ」シュッシュ 

男「うっ!」グッ

男「……っと、これで」シュッシュ

男「!!!!???? いってぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!!!!!」

男「ううぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

――

男「はぁはぁはぁ」

男「何だこれ……あの時と全然違うぞ……」

男「射精の量で痛みが変わるってのかよ……」

男「……もう射精できないのか……」

――

学校

友「ういっす」

男「……おう」

友「? 元気ねぇな。何かあったのか?」

男「いや、何でもねぇよ」

友「?」

――

一カ月後

友「お前さー、最近、変わったよな」

男「ん? そうか?」

友「何か真面目になったつーか? 勉強ばっかしてんじゃん」

男「はは、そう見えるだけだって。教師に対する体裁保ってるだけだよ」

友「それによ、浮ついた話しとかも全くしなくなったし」

男「うーん、たまたまだろ。偶々その時がそんな気分じゃ無かっただけなんだよ」

友「うーん」

――

半年後

先生「おぉ、前回とはえらい違いようだな。平均して9割越えてるじゃないか」

男「有難うございます」

友「お前やっぱ変わったよな」

男「そうか?」

友「テストの点数だって、これまでだったら俺と変わんなかったじゃん」

男「うーん。偶々だろ」

友「偶々であんな点数取れるかよ」

男「偶々勉強した所がテストに出ただけだって」

友「……」

――

放課後

男「やっべ、流石に残りすぎたか。もう8時回ってるし」

ガラっ

ギャル「ん?」

男「お、おう」

ギャル「……こんな時間まで何してんだよ」

男「何って、勉強だけど……」

ギャル「はっ、こんな時間まで勉強かよ。頭良い奴は違うねぇ」

男「そういうお前は何しに来たんだよ」

ギャル「携帯忘れただけだよ。てか、あんま喋った事ねぇのに馴れ馴れしくすんなよ」

男「そっちから話しかけてきたんだろうが……まぁ、いいよ。俺鍵閉めるからさっさと帰れよ」

ギャル「…………」ジー

男「……何だよ」

ギャル「……お前って、最近カッコよくなったよな」

男「お、おう。サンキュ」

男(快楽病になってからずっとしてなかったけど……やっぱオナ禁って効果あるんだな…・・・)

ギャル「…・・・なぁ」

男「ん? 何?」

ギャル「…・・・今からセックスしね?」

男「はあぁぁぁ!??」

ギャル「馬鹿っ!!! 声でけぇーんだよ!!」

男「む、無理に決まってんだろっっ!!」

ギャル「いいじゃん。お前とするのも悪くないし、夜の学校でやるのも興奮するし」

男「彼氏とやればいいだろ! 俺じゃなくても!」

ギャル「あいつとはこの前別れたよ。思い返せばあんま良い男じゃなかったし」

男「無理っ! 絶対無理!! 俺はやらねーからなっ!!」

ギャル「いいじゃん。お前も彼女いねーんだろ? お互い似た者同士でやろーぜ」

男「一緒にすんなっ!!」

ギャル「へぇ、彼女居たんだ?」

男「か、彼女は居ないけど」

ギャル「一緒じゃねーか」

男「ど、どこでもセックスする奴とは一緒にすんなって言ってんだよっ!!」

ギャル「どこでもじゃねーよ。路上で出来ねーもん」

男「揚げ足取んなっ!!」

ギャル「別に取ってねーよ」

男「と、とにかくセックスだけは無理っ!! 絶対にしねーからな!!」

ギャル「根性ねぇなぁ。女じゃねーんだし、据え膳は食っとけよ、な? この先こんな事はねーぞ?」

男「うるせー!! とにかく俺は先帰るからなっ!!」

ギャル「ったく、しょーがねーなぁ」ドンっ

男「うおっ!!」

ギャル「ひょれーもんなぁ。お前。女の私にも負けるくらいに。まっ、私は鍛えてっけど」

ギャル「それによ……無理矢理にってのも興味あったんだよなぁ」

男「お、おい、止めろ……」

ギャル「そんな事言ってよー。ここは…・・・あれ? 立ってねーし」

ギャル「まぁ、いいか。ゆっくり楽しも―ぜ?」

男「た、頼む。それだけは止めてくれ」

ギャル「もう無理だっつーの。分かってんだろ?」

男(く、糞っ! こうなったら先生よんで…・・・いや、この状況だと俺が……)

ギャル「はーい。下脱がせまーす」ズルズル

男「頼む!! 金払うから止めてくれ!!」

ギャル「え? 金くれんの?」

男「あぁ、金払うからやめてくれよ」

ギャル「でも、今日はいらねー」ズルズル

ギャル「あれ? ほんとに立ってねーの。つまんねー」

男「うぅ。頼むよ……やめてくれよ」

ギャル「ふふーん。パンツもずらして」ずるずる

ギャル「!??? お、大きい……」

ギャル「お、お前、凄いもん持ってんな……」

男「うぅぅぅぅ」

ギャル「んっ」チロチロ

男(耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ)

ギャル「んふぅ」ジュルジュル

男(!? っっ!!)

ギャル「じゅぽじゅぽ、うっん、ちゅるちゅる。ぷはぁ」

男「はぁはぁはぁ」

ギャル「…・・・やっぱでけーなお前の……そろそろいいか」

男「た、頼むってもうこれ以上は……」

ギャル「まだそんな事言ってんのか。もう入るって…・・・っっ!??」にゅる

男「うっ!!」

ギャル「きゃあぁぁぁぁぁ!!!!!!」プシャー

ギャル「あぁぁぁぁぁ」ガクガク

男「はぁはぁはぁはぁ」

ギャル「な、何だこれ……い、入れただけなのに……」

男「も、もうこれで……」

ギャル「も、もっと」ズポズポ

男「っっっっ!!! も、もう無理」

ギャル「いやあぁぁぁぁぁ!!!」プッシャー

男「いってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」ドクンドクン

ギャル「はぁはぁ……気持ちよかったぁ……」ぬるっ

男「ぐぁぁぁぁぁぁ!!! いってぇぇぇ!!!」

ギャル「はぁはぁ……? おめー何騒いでんだよ」

男「っっっっ!!!!」

ギャル「何抑えてんだよ。痛いのか?」

男「ぐぅぅぅぅぅ!!!……っっすーはー……はあはあ」

ギャル「お、おい、ちょっと見せてみろよ」

男「触るなっ!!」

ギャル「っっ」ビクッ

男「つぅーー……もう帰る。鍵閉め頼むわ」スタスタ

ギャル「な、何だよ」

男「……」ガラガラ

――

翌朝

ガラガラ

男(まだ誰も来てないのか……)

男「昨日は予習出来なかったからな。今の内に少しでもやっておこう」

ガラガラ

男「んっ?」

ギャル「よ、よう」

男「……」

ギャル「む、無視はねーだろ!!」

男「……」

ギャル「確かに昨日は私が悪かったよ。ごめん」

男「……もういい」

ギャル「ほ、本当か!?」

男「あぁ。その代わり、もうあんな事すんなよ」

ギャル「そ、それにしてもよ……お、おめーすげーな。私あんなの初めてだよ」

男「……俺も初めてだよ」

ギャル「お、おめーがよかったらよ!! また今度」

男「俺はもうしないって言っただろ!」

ギャル「っっ! そ、そんな事いわねーでよ」

男「反省してるなら話しかけないでくれ」

ギャル「な、何だよ」

ガラガラ

友「ういーっす」

ギャル「っち」

男「……」

友「?」

――

数日後

チャラ男「なぁ、頼むよ。やらせてくれよ」

ギャル「毎日毎日、口を開けたらやらせろやらせろって、猿かてめーは」

チャラ男「お前じゃないと満足できないんだって。なっ! 頼むよ」

ギャル「しつけーなー。やらねーっつてんだろ」

チャラ男「頼むって!! 一回してくれたらこれ以上は付きまとわねーからさ!」

ギャル「…………分かった。一回だけだぞ」

チャラ男「マジマジ! 約束するって!」

ギャル「おら、さっさとしろよ」

チャラ男「へへっ、じゃあ、まずはその胸をっと」モミモミ

ギャル「……」

チャラ男(あれ? 感じてねーのか? 以前は胸だけでも声だしてたのに)

チャラ男「じゃあ、ちょっとはえーけど、ここを」クリクリ

ギャル「……」

キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

チャラ男(あ、あれ? 何でだよ……)

チャラ男「へ、へへ。我慢してるつもりなら、これで」チュプチュプ

ギャル「……はぁ」

ギャル(やっぱ全然気持ちよくねーわ。あの日からずっと)

チャラ男(ぬ、濡れてねぇ? くっそ)

チャラ男「おい、何で感じてねーんだよ」

ギャル「……知るかよ」ボソッ

ギャル(自分でやっても全然きもちよくねーし。やっぱあいつのせいかなぁ)

チャラ男(くそっ)ジュルジュル

ギャル「……おい」

チャラ男「何だよ」

ギャル「あそこ出せ」

チャラ男「……へへ。やっとその気になってきたか」ポロン

ギャル(小っせ)

ギャル「んふぅ」チロチロ

男のがデカいとはいえ
チャラ男短小なのか……(´;ω;`)

チャラ男「んお。や、やっぱお前最高だわ」

ギャル「んっ」じゅぽじゅぽ

チャラ男「っっ、だ、出すぞ」びゅるびゅる

ギャル「っっっんー……ぷはっ、はぁはぁ」

チャラ男「へへっ、気持ち良かったぜ。今度は俺がお前を」

ギャル「……」ガタ

チャラ男「お、おい。何してんだよ」

ギャル「すっきりしたんなら私は帰るぞ……約束忘れんなよ」

チャラ男「ま、待てよ!」

ギャル「何だよ」

チャラ男「お、お前まだいってねぇんだろ? だったら俺が気持ちよく」

ギャル「はっ、たとえ一生やっていようが、お前が相手ならいけねぇんだよ」

チャラ男「っっっ!」

ギャル「じゃあな」スタスタ

――

翌日

ギャル(やっぱあいつじゃねーとなぁ……)

ガラガラ

男「……」

ギャル「よ、よう」

男「……あぁ」

ギャル「あ、相変わらずはえーな」

男「毎日、早起きしてるからな」

ギャル「ふ、ふーん……な、なぁ、お前って頭良いんだろ?」

男「……別に良くねぇよ。毎日予習復習してたら誰でも取れる」

ギャル「わ、私にさ、べ、勉強教えてくれないかな?」

男「はぁ? 何で?」

ギャル「何でって……い、いいだろっ! 私だって良い大学行きたいんだよっ!!」

男「……分かった。放課後だけならいい」

そういえばまだスレタイにたどり着いてないのね

ギャル「や、やった!」

男「でもな、次にあんな事したら、その時は許さねぇからな」

ギャル「わ、分かってるよ……ご、ごめん。反省してるから……」

男「……ならいい……?」

男(あれ? 今ドアの向こうに……)

女「……」

ホモ1「あぁぁあああああああぁああ」

ホモ2「んほぉおおおおおおっ!!!」

――

放課後

先生「おっ! 今日も居残りで勉強か」

男「ははは、帰ってもやる事ないんで」

先生「はっはっは、皆がお前みたいに勤勉だったらなぁ。まぁ、あまり遅くならないようにな。後、鍵閉めは頼んだぞ」

男「はい。分かりました」

先生「じゃあ、後は頼んだぞ」ガラガラ

男「おい、やるぞ。起きろ」

ギャル「ん……ふわーあ」

男「ったく。お前が教えてって言ったんだろ。何で寝てんだよ」

ギャル「いやぁ、学校の授業って何かつまんなくてなー」

男「……はぁ、まぁ、いいよ。さっさと始めるぞ」

ギャル「おう! 始めてくれ!」

男(? あれ? 今確かに……)

女「……」

淫魔「あれは・・・ジュルリ」

帰ってくるまで残ってますように……

――

男「おい、向かい側に座れよ」

ギャル「何で?」

男「近いんだよ」

ギャル「いや、だって向こうからだと見づれーじゃん」

男「それはまぁ……そうだけど……」

ギャル「何? もしかして、警戒してんの?」

男「……違うけど」

ギャル「じゃ、いいじゃん。さっさとやろーぜ」

女「……」ギリッ

ギャル「なぁ、ここ解らねーんだけど」

男「あぁ、ここはこうして」

ギャル「んっ」ぎゅむ

男「おい、くっ付くな」

ギャル「私、目悪くてさぁ、あんまり遠いとぼやけんだよ」

男「はぁ……。ここは、このxを左辺に移動させて」

ギャル「成る程なぁ」

ギャル(やっぱ、反応しねーか)

――――ガン

ギャル「? 何か今、音しなかったか?」

男「? いや、聞こえなかったけど」

ギャル(気のせいか?)

――

女「糞っ!! 糞っ!! 糞ッ!!!」

ガンガンガンガンガンガン

――

ギャル「流石にすぐには無理か」

女「……」スタスタ

ギャル「まぁ、ゆっくりいけば」

がんっ!!

ギャル「っ!!」

女「うふふ」

――

下駄箱

男「8時か。すっかり遅くなっちまったな。早く帰らねぇと」

女「あ、あのっ!」

男「うわっ!!」ドタッ

女「ご、ごめんなさい」

男「だ、大丈夫……。えーっと……確か女さんだよね? 同じクラスの」

女「は、はいっ!!」

男「こんな時間まで何って、俺も人の事言えないか……勉強?」

女「は、はい。と、図書室で残ってやっていたんです」

男「ふーん。じゃ、今から帰るんだ?」

女「はい。お、男さんは帰らないんですか?」

男「いや、ちょっと、待ち合わせしてて、先に来てるはずなんだけど……居ないな」

女「もしかして……ギャルさんですか?」

男「ん? そうそう。何処かに居るか分かる?」

女「……ギャルさんなら先に帰るそうです。何か用事があるからって。男さんに伝えてくれって」

男「えっ? 先帰ったの?」

女「……はい」

男「うーん……まぁ、いいか。それなら俺も帰るわ。じゃ、女さん。また学校で」

女「……ちょっと待ってもらえませんか?」

男「ん? どうかした?」

女「私、男さんと前々から話してみたかったんです。少し、お話ししませんか?」

男「俺と? 別にいいけど、ここでないと駄目? 出来ればどこか店にでも入って」

女「……あまり長くはならないと思いますので」

男「あー……まぁ、それなら」

女「それなら、部室に行きましょう」

男「いや、ここでいいよ。そんなに長くないんでしょ?」

女「……立ち話もなんですから」

男「……じゃあ、そうしようか」

女「うふふ。有難うございます」

――

部室

男「へぇー、女さんって茶道部だったんだね。てか、茶道部なんてあったんだ」

女「ふふ。部と言っても、来てるのは私くらいですよ。他の人は名義だけです」

男「ふーん。じゃあ、女さんは何で来てるの? 1人でやってても面白くないでしょ?」

女「まぁ、そういう家柄なので。来た人には教えてあげたいじゃないですか」

男「へぇ、優しいんだね」

女「い、いえっ!! 全然私なんか……」

男「? それより、話しって? 俺に聞きたい事でもあるの?」

女「……そう……ですね」

男「? どうしたの?」

女「……そういえば、明日から休みですね」

男「あー、そういえば、4連休だっけ?」

女「……知ってます? この学校って、休みの日には殆ど人が来ないんですよ。教師も部活動の人達も」

尿道開発出来なくなるのか

男「そうなんだ」

女「特にここには誰も近づかないみたいで」

男「ふぅん」

女「……男さんって、最近、ギャルさんと仲良いですよね」

男「……別にそんなんじゃないよ」

女「……まぁ、いいです。そういえば、女子の間で男さんの株が急上昇しているんですよ」

男「そうなの?」

女「はい。頭もいいし、最近、カッコよくなったって言う女の子がちらほらと」

男「へぇー。そいつは有難いな」

女「私もそう思います。男さん、変わりましたよね?」

男「んー、あんまり実感ないけど、友にもそう言われたな」

女「変わりましたよ。それこそ人が変わるくらいに」

男「まぁ、勉強はするようにはなったかな?」

女「……勉強だけですか?」

男「えっ?」

オナ禁でかっこよくなると思っていた時期が僕にもありました

>>177
ジョギングしろよ、今の時期風が気持ちいいぜ

女「いえ……あっ、お茶飲みませんか? これでも茶道部なので、玉露とかも置いてるんですよ」

男「あ、あぁ。有難う」

女「うふふ」ガサガサ

男「……んっ? そういえば、女さんって中学も一緒じゃ無かったっけ?」

女「覚えててくれました? といっても、中学では一緒のクラスになった事はありませんでしたけど」こぽこぽ

男「やっぱり。何かひっかかってたんだよ」

女「……ついでに言うと小学校も一緒でしたよ?」

男「えっ?」

女「男さんは覚えていないと思いますが、小学校では一緒のクラスにもなった事があったんです」

男「そ、そうなの?」

女「はい。できましたよ?」

男「あ……どうも」ずずっ

女「美味しいですか?」

男「う、うん。美味しい? と思う」

女「うふふ」

女「覚えてますか?」

男「え、何を?」

女「小学校の時、クラスの端っこで一人ぼっちだった私をドッチボールに誘ってくれましたよね?」

男「そ、そんな事あったっけ?」

女「とろくさくて、何もできなかったですけど……本当に嬉しかったんです」

男(全然覚えてない)

女「1人ぼっちで居る時、いつも気にかけてもらって……あの出来事が無かったら私今でも、根暗なままでした」

女「私、男さんに救われたんです。有難うございます」

男「お、大袈裟だって。た」

女「偶々、ですか?」

男「うっ」

女「理由はどうあれ、こうして今を過ごしているんですから……私はあなたに感謝しているんです」

男「ま、まぁ、感謝なんてしなくてもいいからさ。別に感謝されたくてやった事じゃないし」

女「うふふ。優しいですね。じゃあ、他の話しをしましょう」

男(ほっ)

女「男さんって、今……彼女とか欲しいですか?」

男「彼女かー。いや、今は要らないな」

女「……それは何でですか?」

男「何でって……うーん、勉強もあるし……単純に忙しいから?」

女「……忙しいからですか」

男「まぁ、そうなるかな」

女「……なら、忙しくなくなったらどうですか?」

男「……それでも……やっぱり要らないかな」

女「そうですか、分かりました」

男「……」

女「ところで、最近、調子はどうですか?」

男「調子? 体調ならいいと思うけど」

女「夢精とかしてますか?」

男「!? い、いきなり何言って」

女「快楽病でしたっけ? 大変ですよね、射精できないなんて」

男「!! な、何でその事を」

女「偶々、って言ったらどうしますか?」

男「た、偶々?」

女「それとも……盗聴器が仕掛けてあると言ったらどうしますか?」

男「!!!」

女「なーんて、冗談ですよ」

男「じ、じゃあ何で」

女「一週間くらい前でしたか、ギャルさんとセックスしてましたよね?」

男「!? み、見てたのか」

女「はい、それはばっちりと。まぁ、あれは殆どレイプみたいなものでしたけど」

女「でも、様子がおかしかったんです。私はそういう経験は無いですけど、知識はあります。歳も歳ですし。

でも、ギャルさんは正常……ではないですね。過剰でしたが、まぁ、正しく反応はしていました。でも、男さんは

痛ってただけ、それも尋常じゃないくらいに。初めは、私もどこか打ったのかと思いましたが、男さんは違う様子でした」

女「だから調べたんです」

男「……鎌をかけたのか」

女「すいません。でも、私もショックだったんですよ? 違っていたら希望が見えたんです。

でも、そうじゃなかった。忙しいから要らないんじゃないですよね? 痛いから要らないんですよね?

どうせ付き合っても最後までやれないなら意味が無い。だから、付き合いたくないんですよね?」

男「……違う。俺は」

女「何が違うんですかっっ!!! 男さんは自分が気持ちよくなれないからセックスしたくないんでしょっ!??」

性欲が満たされないからセックスしたくないんでしょ!??」

男「……話しを聞いてくれ」

女「いえ、もう聞きたくありません。どうせ手に入らないなら短い間だけでも……無理矢理にでも愛してもらいます」ドンっ

男「っっっ!! な、何だこれ。力が」

女「あっ、効いてきました? 筋弛緩剤」

男「ぐぅぅ」バタン

女「軽い物だし、量も対して入れてないので効き目はあんまりないんですけど、縛るくらいの事はできますね」



――

男「うっ」

男(動かねぇ)

女「どうですか? 動くようでしたらさらにきつくしばってもいいんですけど」

男「は、はは、動く気配すらねぇよ馬鹿野郎」

女「それはよかったです」ニコッ

男「……お前は俺の事が好きなのか?」

女「えぇ、勿論。でなければこんな事するわけないじゃないですか」

男「……俺が苦しむ姿をみたいのか」

女「いいえ。私はあなたを感じたいだけです」

男「……俺が嫌がってもか」

女「だって、手に入らないんですから。しょうがないじゃないですか」

男「……」

女「まぁ、ギャルさんに男さんの童貞奪われてしまったのは残念ですけど。これからいっぱい愛してあげますからね」

男「……なぁ、考え直してくれないか?」

女「もう無理ですよ」

男「……その、付き合うくらいなら出来るかもしれないからさ」

女「セックスしてくれます?」

男「……それは」

女「出来ませんよね? 痛いから。付き合うだけじゃ満足できないんですよ。あなたを身体で感じたい」

男「……」

女「さて、そろそろ始めましょうか」

男「……嫌だ」

女「男さんは動かなくて……って、動けませんか。ふふ。私が全部してあげますからね」

男「頼む。もう嫌なんだよ。あんな思いするのは」

女「駄目でーす」ズルズル

女「わっ!! 大きい!! マジかで見るとやっぱり大きいですねぇ」

男「頼む。頼むよ」

女「可愛いですね。声、震えてますよ? じゃあ、始めますね?……んぅ」チュル

男「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ」

女「んふふ。んはぁ。んぅ、ふぅん」ジュルジュル

女「ぷはぁ。顎が疲れちゃいました……そろそろいいかな? んっ」ぬるっ

男「はぁはぁはぁうぅぅぅぅぅ」ビクビク

女「あぁぁぁぁあんん!!!!」プシャー

男「ふぅふぅふぅ」ガクガクガク

女「あはははははは気持ちぃぃ」プシャー

男「ふぅふぅふぅふぅ」グッ

女「あははは、射精しないように力入れてるんですかぁ? いつまで持ちますかねぇ」

女「んっぅぅぅぅ!!! あははははぎもぢいいよぉぉぉ」ガクガクガクガク

男「ッッ! く、糞……ッッッッ!!!!!」ビュルビュル

女「あははははぁぁ!!! 射精だぁ!! 精子一杯だぁははは!!!」プシャー

男「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!!!!」

女「ああああああん!! ぎもぢよすぎて死んじゃうよぉぉ!!!」ガクガクガクガクガクガク

男「ッッッッッッッーーー!!」

女「あははははあぁぁぁぁぁあぁあ!!! これからいっばいじばじょうねぇぇぇぇ!!!」

ちょっと飯と風呂行ってきます。ごめんなさい。

ところで、筋弛緩剤はまぁいわゆる名前通り筋肉を緩和して動きを弱くするんだけど、
呼吸を助ける横隔膜も筋肉でできていて、いくら少量だからって筋弛緩剤なんて飲んだら
息できなくて結構くるしいはず。

>>258
それ言ったらPC筋が使えないんじゃね

男「っが…ぁ・・・」ビクンビクン

女「あら男さん?…失神してる」シュッシュッ

女「でもまだまだ時間はいっぱいあるし…」ニタァ

男(もういっそ殺してくれ…)

女「一人で勝手に倒れちゃう男さんにはお仕置きです」

(胸元からリボンを外し男の男根の根元にきつく巻きつける)

女「これで出したくても出せなくなるから一緒に気持ちよくなれますよね?」ニコッ

>>1早く帰ってこーい

――

少し前

ギャル「……っぅ」

ギャル「あれ……私……! ってぇ」

ギャル「何で頭から血が……そうか……あん時、誰かにやられて」

ギャル「……頭いてぇ」よろよろ

――

下駄箱

ギャル「あれ? いねぇ……帰ったのか?」よろよろ

ギャル「……いや、流石に様子見に来るだろ……って事は……」

ギャル「…………」よろよろ

淫魔1「んむ…っはぁ、おいし…」ジュポジュポ

男1「もう勘弁しイギャァアッ!!!」ビュルッ

淫魔2「…ごくっ…あーあ、もう壊れちゃったよ」

男2「」ピクッ

淫魔1「新しいペット拾いにいかないとね」

淫魔2「うわ、だるぅー 若くて元気なのいないかなー」

男1「もう…!出ないってァアアァアガァアアアアアアアアア!!!!」ミシッ

――

女「あははははははははぁあぁああ!!!!」ガクガクガク

男「はぁはぁはぁはぁ」

女「あはははははぁぁああ!! ぎぼぢいいねぇ!!???」

男「はぁはぁはぁやばいまじでやばい」

男「本当に死んじまう」

女「でぇ? もっどうごいでいいがなああ゛ぁぁ?」だらだら

男「お、お願いだ。本当に止めてくれぇ。じゃ、じゃないと」

女「もうむ゛り゛だよぉぉぉぉぉぉ!!! あはははははあぁぁぁ!!!!」だらだら

ガラガラ!!

ギャル「はぁはぁ。や、やっと見つけた」

女「あでへぇぇ? ギャルざんだぁぁ」

ギャル「……てめぇだったのか」

男「た、助けに来てくれたのか?」

ギャル「……あぁ。お前には悪い事したしな」

女「ギャルざんもいっじょにやろ゛う゛よお゛お゛ぉぉぉぉ!! ぎもぢいいよお゛お゛ぉぉ?」

男「すまん。早く助けてくれ。こいつおかしくなっちまってる」

女「おどごぐんがわ゛るいんだからぁぁあ!! でぇ、ギャルざん、おどごぐんのおぢんぽきぼぢいいよおぉ?」

ギャル「……」

男「お、おい。何してんだよ」

ギャル「……悪いな。私も欲望には逆らえないんだ」

男「う、嘘だろ……」

女「やっだあ゛ぁぁ。いっじょにぎもぢよぐな゛ろうねぇ?」

ギャル「……」よろよろ

男「お、おい。やめろよ……止めてくれよ……」

ギャル「……でもよ」ガシッ

女「でぇ?」

ギャル「欲望には逆らえないけど……一線越えるつもりもねぇんだよっ!!」ぐいっ

女「きゃっっ!!」バタン

ギャル「ふんっ。猿じゃねぇんだ。いくら気持ちよくても、最低限の線は超えちゃいけねぇだろうが」

女「うぅぅぅぅ」

男「お、お前……」

ギャル「ま、私も言えた義理じゃねぇけどさ」

ギャル「おい、大丈夫か?」

男「……有難う」

ギャル「へっ」

――

女「うううううう」

ギャル「さて、これからどうすんだ?」

男「まぁ、流石にこのままってわけにもいかないしな」

ギャル「私がやろうか?」

男「大丈夫。自分でできるから」

ギャル「……そうか。じゃ、私は外で待ってから」よろよろ

男「あぁ、有難う」

ガラガラ 

女「ううううううーーー!!」

男「……なぁ」

女「ううううううーー!!」

男「……」ガシッ

女「ううううー??」

男「ちょっと話そう」

――

男「落ち着いたか?」

女「は、はい……」

男「そうか。じゃあ、話そう」

女「あ、あの……」

男「ん? 何?」

女「ごめんなさい……本当にすいませんでした」

男「……分かったから、取り合えず、頭あげてくれよ」

女「……はい」

男「別に、今日の出来事を誰かに言ったりしないし、そこは安心してくれていい。あいつにも言っておくから」

女「……はい」

男「あんたは感情の表現の仕方が下手なだけだったと思うから」

女「……はい」

男「だからといって」

男「俺は今日の出来事を許したりはしない」

女「……は……い」グスッ

男「……頼むから泣いたりしないでくれ。泣かれたら本当に許せなくなるから」

女「す……すいません……」ゴシゴシ

男「まぁ、これからは今日の出来事を反省して、ちゃんと人を好きになってくれ。相手のためにも、自分のためにも」

女「……そうですね」

男「……」

男「……なぁ」

女「……はい」

男「……まだ……俺の事、好きなのか?」

女「!?……す、好きです」

男「……俺はあんたの事を許したりはしない。幸い、俺が男だったからよかったものの、逆だったら本当に死んでるかもしれない」

女「……すいません」

男「だけど、まだ、俺の事を好きでいたいなら……俺に許してほしいなら……努力してくれよ。俺に許してもらえるようにさ。

こんな目にあったんだから……このくらいは言ってもいいだろ?」

女「!!! は、はいっ!!」

―― 

あれから一カ月後、俺は以前と変わらない生活を送っている。相変わらず自慰行為もしてないしセックスもしてない。
『快楽病』が俺に対して良かったどうかは今の所は分からない。だってあの痛みは本当に死ぬほどのものだから。

友「……やっぱお前変わったよな」

男「ん? いや、そんな事無いって」

女「男さん!!」

男「んっ、女さんか」

女「あ、あのっ! お菓子作ったのでよかったら……!!」

男「あぁ、有難う。ほら、友もどうだ?」

友「……あぁ」

ギャル「おい、男ぉ。ここ教えてくれよ」

男「んーー。っておい。ここ、昨日やっただろ」

ギャル「え? そ、そうだっけ?」

男「ったく。しょーがねーな」

ガラガラ

先生「おーい、授業始めるぞー」

ギャル「っち。おい、また放課後教えろよっ!」

男「分かったよ」

女「じゃ、じゃあ! 私、また作ってくるから!」

男「ああ、待ってるよ」

友「……やっぱり、お前変わったよ」

男「うーん……まぁ、偶々だろ」

終わり

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