小鞠「あれ？どしたの、そんなに急いで戻ってきて。今日はれんげ達と早く帰ったんじゃなかったの？」

蛍「それが、色々とありまして、センパイを連れてくるように言われてるんです」

小鞠「何かあったの？」

蛍「えっと、センパイが駄菓子屋さんに行くとジュースを貰えると思います！」

小鞠「なんだそりゃ？でも、タダでジュースが貰えるんなら行ってみようかな」

蛍「はい♪」

小鞠「それじゃ、一緒に行こっか」

れんげ「とりあえずなっつんの家に来たのん」
夏海「兄ちゃんいるかー？」

卓「……」ﾋｮｺｯ

夏海「実はさー、色々と事情があって、兄ちゃんの持ってる可愛い服貸してくんない？」
れんげ「なんと、兄にぃは女の子の可愛い服を持ってるん！？」ｶﾞｰﾝ

夏海「そだよ。っていうか、手先が器用だからうちも洋服作ってもらってるし」
れんげ「さすがなのん」

卓「……」
夏海「な、何だこの服は……。さすがのな通海ちゃんでも着るのを躊躇っちゃうくらい少女趣味丸出しな服だぜ……」

蛍「じゃあうちが着るん」
夏海「れんちょんにはちょっとサイズがあわないと思うなー」

れんげ「ぐぬぬ……」
卓「……」ｺﾞｿｺﾞｿ

夏海「こ、この服は！？……これなられんちょんにぴったりだ！」
れんげ「それを着たらうち、可愛くなるん？ジュースもらえるん？」

夏海「ああ、もちろんだって」