妹「今日保健体育で習いましたよ…男性のちんちんから出る精子とかいうのを使うそうじゃないですか…」
兄「あ、ああ。まあ、うん」
妹「全然知りませんでした」
兄「そりゃあね」
妹「おしっことは違うんですか?」
兄「はい?」
妹「精子」
兄「ごめん、俺にはよく分からないんだ。なんせ子作りしたことないから」
妹「それもそうですね」
妹「でも赤ちゃん作るのに随分回りくどいことするんですね」
兄「まあ自然の摂理じゃないかな」
妹「男性のちんちんっておしっこ以外にも使い道あったんですね…」
兄「ちょ、もうやめろって」
妹「へ?」
兄「もうこの話やめようぜ。はい!やめやめー!」
妹「兄さんちんちん大きくなってません?」
兄「…おい、今日の晩飯唐揚げだそうだぞ」
妹「やたー!」
妹「本当ですか!」
兄「や、うん。あ、ごめん嘘」
妹「えー!」
兄「あ、ほら…俺が作ってやるよ」
妹「赤ちゃんですか?」
兄「意味分かんねーよ!」
妹「ちんちんをあのー…あれです。女性の股間に入れて作るんですよね」
兄「まあそうなるな」
妹「なんか変ですねえ」
兄「そうだねえ」
妹「兄さんちんちんふくらんで…」
兄「アイス食いたくないか?」
妹「食べたーい!」
兄「よっしゃ買ってきちゃる」
妹「パピコ!パピコ!」
兄「うん。ついでに唐揚げの具材も買ってこような」
妹「楽しみにしてます」
兄「じゃ」バタン
妹「いってらっしゃいです。…あれ?兄さんスマホ忘れてますね…」
妹「ん?lineの通知が…」
『おい!この前話したAV手に入ったぞ!今晩渡しにいくわ』
妹「うわぁ…」
兄「ただいまー、パピコなかったからチェリオにしたけど…」
妹「…」ジトー
兄「ん?あ、ごめん。ホントに無かったんだってば」
妹「え!?パピコ無かったんですか?」
兄「ああ、いつもはあるのにな」
妹「えー…ショックです」
兄「チェリオも美味いぞ」
妹「ください!食べたい!」
兄「ご飯の後でな」
妹「えー…」
妹「…」
妹「あ!AV!忘れてた!」
兄「な、なんだよ。どうしたんだよ」
妹「兄さんAV観るんですか!?」
兄「え?な、は?うー…あー」
妹「アダルトビデオ??」
兄「…ほら俺アダルトだし?普通に観ても許されるじゃん?」
妹「不潔です…死んでください…」
兄「ご、ごめん…つかなんで知ってるんだよ…というかどうしたんだよ急に」
妹「lineの通知できてました」
兄「あー!」
兄「えー!」
妹「はい」
兄「えー!ということは手に入ったのかなー!?伝説のアレ…」
妹「どうでもいいですが…早くチェリオください」
兄「うん!ちょっと食ってて!」ポチポチ
兄「おおお!手に入ったかぁ!よくやった!アイツマジでよくやった!」
妹「そんなに嬉しいんですか?他人の子作り観て…」
兄「違う!違うんだよ!俺の趣味はちょっと違う!スカトロなんだよ!俺の趣味は!」
妹「ちょっと!今チェリオ食べてるんだからやめてください!」
兄「あ!すまんすまん、配慮が足りんかったな」
妹「まったく…困ったものです」
兄「ははは…」
妹「ふふふ…まったくもう」
兄「…」
妹「…おいちっ」
兄「…お前なんでスカトロは知ってるんだよ」
妹「ん?」チュー
兄「え?なに?偶然?」
妹「あの…スカトロの話題を引っ張らないでください。汚いです」
兄「あ、偶然じゃねえか。スカトロ汚いって認識してるもんな」
妹「スカトロスカトロうるさいです。そんなにうんちが食べたいんですか…変態さんですねえ」
兄「すげえ完璧に理解してるじゃねえか」
妹「…あっ」
兄「…」
妹「…」カアア
兄「…あのさ」
妹「…」
兄「マジで疑問なんだけど…子作り知らなかったんだよね?」
妹「え…はい」
兄「それでなぜスカトロについては理解してるんだよ…」
妹「普通じゃないですか?」
兄「ねーよ!」
兄「え?なに?そういうもんなの?原始的な性欲を満たす行為より先に排出物を咀嚼するという行為の方を先に覚えるもんなの?今の教育では!」
妹「な、なにを言っているのか理解できませんね…」
兄「いや俺確かにスカトロ好きだけどさ…お前の糞とかすげえ頂きたいし」
妹「ひい!」
兄「えー…ちょっと…ひくわ…」
妹「なんでひかれなきゃならないんですか!」
兄「つか高2にもなってセックスについて知らんかった時点でやや引いてたが…」
妹「セックス…?」
兄「セックスだよセックス。…あ、もしかしてセックスもしらないとか…」
妹「しりませんね」
兄「スカトロは?」
妹「うんち食べる」
兄「フェラチオ」
妹「靴のメーカー」
兄「そりゃフェラガモだ」
兄「パイズリ」
妹「なんかマックの新商品にありそうですね」
兄「クンニリングス」
妹「ドイツを初めて統一した人でしょう?知ってますよ」
兄「浣腸」
妹「肛門およびその内部を洗い流す行為。SMプレイなどでもよく使われますね」
兄「どーなってんだお前の性知識!」
兄「どーなってんだ!」
妹「兄さん早く唐揚げ作ってくださいお腹すきました」
兄「こんな精神状態で作ったら火傷しちゃうよぉ…」
妹「死ぬ…餓死する…」グルルルル
兄「わ、わーったから!話は後だ!飯の時に詳しく聞く!」スタタ
妹「ご飯の時にスカトロの話とかしたくないです」
妹「…」
妹「…」
妹「どーしよ…」
妹(ひゃああ…!!マズい…マズいよぉ…!私の性癖バレたよね…?スカトロに反応するんじゃなかったよぉ…)
妹(ていうかお兄ちゃんもスカトロ好きなんだぁ…///兄弟そろってなんて…)
妹(どうしよ…今日習ったばっかりの子作りも興味あるけど…私の隠れた性癖がお兄ちゃんと共有できるんなら…)
兄「おーい!味付けは濃い目?薄め?」
妹「濃い目でお願いします」
兄「できたぞー」コトッ
妹「おいしそうですね、流石です」
兄「いやあ…さ、食べようか。うんちも唐揚げも熱いうちがいいってな」ハハハ
妹「…」
兄「…あれ?流石に笑えない洒落だった…?」
妹「…まったくです」
兄「いや、すまんすまん。ちょっと下品過ぎたな。反省反省」
妹「確かにうんちは熱いうち、ですね」
兄「わお!」
兄「わお!妹が壊れた!」
妹「…兄さん、正直な所…私はその子作りとやら、兄さんに見せてもらおうと思ってたんですよ」
兄「俺一人で子作りってつまるところマスタベーションかよ!」
妹「マスタベーション…?」
兄「それは知らんのかーい!」
妹「ともかくです、子作りを兄さんで試してみたかったんです」
兄「試すって…あのなあ。子作りってのはホントに好きな人としかしちゃいけないんだ。夫婦になるんだぞ?赤ちゃん産まれるんだぞ?試しにやるもんじゃないんだ」
妹「わたし好きですよ」
兄「ん?」
妹「兄さんのこと」
兄「…」
妹「…だから、うんちだって食べれます」
兄「なんでだよ」
妹「というかですね…食べさせてください」
兄「わけがわからないよ」
妹「嫌なんですか…?スカトロ好きって言ってた癖に」
兄「好きだけど…」
妹「じゃあ…!」
兄「ダメだ!」
妹「どうして!」
兄「ダメなんだ!」
妹「なぜ!」
兄「俺は食べさせるより食べる方が好きだから!」
兄「食べる方が…好きだから!」
妹「二回言わなくていいです。かっこよくないです」
兄「食べる方が…好きだから!」
妹「かっこよくないですって」
兄「お前がスカトロに興味を持っていたこと…正直に言えば嬉しいよ」
妹「兄さん…」
兄「でもお前は大切な妹だから…汚したくない。本当に本当に大事だから」
妹「…兄さん、私間違ってました」
兄「だからうんち食べるなんて言うな…!頼むから…!」
妹「…」グスッ
兄「俺に食べさせろ…!」
妹「ああそういう」
兄「…いい、かな」
妹「やっ!ちょっ…なに脱がせて…」
兄「へ?お前うんちするとき服脱ぐだろ…?」
妹「やっ!なっ、もう兄さんの中でスカることは確定事項なんですか!?」
兄「あたりまえだ!やらない理由はない!」
妹(目がマジだ…)
兄「さあ!早く!脱いでくれ!そして出してくれ!脱糞だ!ダップンだ!ブーリブリ!ブリブーリ!」パンパン
妹「心の準備が…それにこんなとこじゃ汚いです…」
兄「大丈夫だ!直飲みすっから!」
妹「兄さん…!」
妹「ん゛んっ…!」
兄「おおおおおお!!!!」
~略~
兄「ふぅ…結構なお手前だったな…昨晩のオカズのシャ」
妹「解説しないでください…」
兄「不味かったぞ!」
妹「へ…?」
兄「不味かった!」
妹「え…?兄さんスカトロ好きなんですよね?」
兄「うん!でもうんちは不味いに決まってるじゃん。味どうこうより好きな人のうんちを食ったって所に興奮するんだよ!」
妹「好きなっ…!」
兄「ああ、お前のうんち、不味いけど最高だった」
妹「…兄さんは私のこと、好きなんですか…?」
兄「世界で2番目に、な」
妹「えー!1番は…?」
兄「お前の…う・ん・ち!」
妹「もー!バカですねえ!」
兄「ははは」
妹「うふふ」
兄「ははは」
妹「あーっはっはっはっは!」
兄「なんだこれ」
ごめん完
このSSまとめへのコメント
何故だか涙が出てきた