花陽「ねえ、真姫ちゃん」真姫「ん?」 (18)

内容のあまりないまきぱな。
書き溜まったので投稿。

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~練習後~

花陽「今日はこのあと、真姫ちゃんの家に行ってもいい?」

真姫「別にいいけど、何か用事?」

花陽「あ、特に用事じゃないんだけど、その…久しぶりに行きたいなぁって思ったから…」

真姫「あぁ、そうなの…じゃあ、一緒に帰る?」

花陽「うん!」

~帰り道~

花陽「だんだん練習が辛くなくなってきたね」

真姫「そうね、最初は拷問かと思った絵里のメニューにももう慣れたわ」

花陽「私たちが上達してるってことだよね」

?「あ、あの、すみません」

まきぱな「はい?」

女子中学生「もしかして、μ'sの小泉花陽さんと、西木野真姫さんですか?」

(女子中学生、以下"JC"と表記)

花陽「えっ、あ…」チラッ

真姫「…」コク

まきぱな「はい、そうです」ニコッ

JC「ほ、本物ぉ!?」パアァ

JC「あのあの、しゃ、写真撮ってもらえませんか?」ドキドキ

まきぱな「!」

花陽「私で良ければ…」モジモジ

真姫「か、かまわないわよ…」

JC「ホントですかぁ!お願いしまぁす!」

パシャ

JC「あの、小泉さん…」コソコソ

花陽「はい?」

JC「私、小泉さんの大ファンなんです!」

花陽「!?」

JC「だから、あの、これからもずっと…お、応援してます!」

花陽「…ありがとう、嬉しいよ!///」

真姫「…」

真姫「ちょっとカメラを貸してもらえる?」

JC「え?あ、はい…」

花陽「?」

真姫「はいはい、もっと寄って」

JC「!?」

真姫「花陽、もっと笑って」

花陽「あ、うん」ニコッ

真姫「もう思いきってぎゅーってしちゃったら?」

花陽「えっ」

JC「えっ…あの…///」

花陽「い、いいよ…///」

JC(かわいい…///)

真姫「よかったわね~花陽」ニヤニヤ

花陽「う、うん…///」

花陽「まさか学校の帰り道で声をかけられるとは思わなかったよ」

真姫「え、私なんかまだメンバーが揃う前から学校の前で出待ちされてたわよ」

花陽「真姫ちゃんは人気あるもんね…」

真姫「いや、そんなことは…」

花陽「でも私は真姫ちゃんがまだμ'sに加入する前から、ピアノの演奏と歌をずっと聴いてたもん!真姫ちゃん推しの一号だもん!」

真姫「誰と張り合ってるのよ…っていうかそれ、初耳なんだけど…。聴いてたの?」

花陽「うん、いつも音楽室の前から…」

花陽(ハッ!言っちゃった…)

真姫「前からって…別に中で聴いてくれれば良かったのに…」ボソッ

花陽「え…いや、まだ私たちってお話したことなかったし…」

真姫「でも同じクラスじゃない」

花陽「あ、うん、でもそれで、私が真姫ちゃんのことを穂乃果ちゃんに教えたから、私たちは知り合えたんじゃないかな?」

真姫「あー、確かに」

花陽「穂乃果ちゃんは偉大だね」

真姫「そうね」

~西木野家~

真姫「ただいま」

花陽「おじゃまします…」

真姫ママ「おかえりなさい…あら、あなたは確か…」

花陽「小泉です、お久しぶりです」

真姫ママ「小泉さんね、いらっしゃい。久しぶりね」

真姫「今日は私の部屋で遊んでくことになったから」

真姫ママ「そうだったの、ゆっくりしていってね」

花陽「はい、失礼します」

~真姫の部屋~

真姫「お茶を入れてくるからちょっと待っててね」

花陽「そんな、いいよ」

真姫「遠慮はいらないわ」

花陽「私から来たいって言ったんだし…」

真姫「花陽は大切な友達なんだから、おもてなしさせてよ」ニコッ

花陽「…う、うん…お願いします…///」

真姫「そんなにかしこまらなくてもいいわよ」ガチャッ

花陽「…」

花陽(真姫ちゃんは優しいな)

花陽(最初は怖い人かと思ったけど、友達想いのとってもいい子だったし)

花陽(こんなことなら、やっぱりもっと早く仲良くなりたかったなぁ)

花陽(でも、一緒にμ'sに入ったからお友達になれたんだよね)

花陽(それは良かったなぁ)

花陽「…」キョロキョロ

花陽(…これは?)

ゴソゴソ

花陽(真姫ちゃんのアルバムだ…)

パラパラ

花陽(わぁー、可愛い!小さい頃の真姫ちゃんだぁ!)

真姫「…ふぅ」

真姫(そういえば、未だに花陽以外の子を家に連れてきたことはないわね)

真姫(まぁ、別にいいけど…)

真姫(花陽だけが…)

真姫「…」

真姫(って私ったらちょっと意識し過ぎじゃない?)

真姫(確かに大事な友達だけど…)

真姫(あんまり意識し過ぎると、恥ずかしくて顔を合わせられなくなっちゃうわ///)

真姫(そもそも私がμ'sに入ったきっかけは、花陽なのよね)

真姫(私にとってμ'sは大事、そんなμ'sに入るきっかけをつくってくれた花陽は…)

真姫(考え過ぎはダメね)

真姫「花陽、お待た…!?」

花陽「あ!?」ビクッ

真姫「あ、あなた!な、ななな何を観てるの!?」

花陽「あ、あのあの!これはその!?」

真姫「そ、それは、わ、わ私の…あ、ある…アルバ…」

花陽「う、うん、アルバ…ま、ままま真姫ちゃんがいっぱ…」

真姫「み、観たのね!しっかり観ちゃったのね!」

花陽「観た…観ちゃった!」

真姫「あぁぁぁぁぁっ!!」

花陽「……ごめんなさい」

真姫「…はぁ」

花陽「…はぁ」

真姫「落ち着いたわね」

花陽「うん…」

花陽「あの、お部屋のものを勝手に見ちゃってごめんなさい」

真姫「まぁ、別にいいわよ。びっくりしたけど、見られて困るものじゃないし…」

花陽「…」ホッ

真姫「それに、花陽になら見られても…」ゴニョゴニョ

花陽「え?」

真姫「な、なんでもないわ!」

花陽「今、私にならって…」

真姫「今度は花陽の家に連れてってよ、花陽の写真をいっぱい見せてもらうからね」

花陽「えぇーっ!?」

真姫「ふふふ」


END

以上になります。
読んで下さったみなさん、ありがとうございました。

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